JPH11201358A - バルブを有するカプラー - Google Patents

バルブを有するカプラー

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JPH11201358A
JPH11201358A JP10003070A JP307098A JPH11201358A JP H11201358 A JPH11201358 A JP H11201358A JP 10003070 A JP10003070 A JP 10003070A JP 307098 A JP307098 A JP 307098A JP H11201358 A JPH11201358 A JP H11201358A
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valve
coupler
spring
plug
outer peripheral
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Yusuke Nagase
祐助 長瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カプラーのバルブによる圧力損失を低減する
とともに流体の詰まりを防止し、かつ、バルブの開閉時
におけるバルブの軸方向の動きが安定するカプラーを提
供する 【解決手段】 カプラー内のポペットバルブ6の先端側
はテーパー部8とされ、そのテーパー部8の先端には小
径の円柱部9が形成されている。前記ポペットバルブ6
の後端側もテーパー部12とされ、そのテーパー部12
には、後方に延びる断面十字状の突起部13が設けられ
ている。この突起部13の前部外周部14は、ソケット
本体1およびプラグ2の内周部にそって軸方向にスライ
ドするときガタがない寸法とされている。突起部13の
後部外周部15は、前部外周部14より小径とされ、こ
の後部外周部15にバネ7が挿入されている。バネ7の
外径はソケット本体1の内周部によってガイドされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管用カプラーに
係るものであり、特に、内部にバルブを有するカプラー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバルブを有するカプラー
としては、例えば、図3に示す構成のものが採用されて
いる。同図において、カプラーのカプラー部分は、ソケ
ット本体31と、このソケット本体31に装着されるプ
ラグ32と、ソケット本体31の外周部に摺動可能に設
けられバネによって軸方向に押圧されているスリーブ3
3と、前記ソケット本体31に形成されているボールミ
ゾ部34a内に装着され前記スリーブ33の移動によっ
て出入り可能とされている複数のボール34とから構成
されている。なお、ソケット本体31とプラグ32には
継手等を介して配管が接続される。
【0003】また、カプラーのバルブ35は、図4に示
すように前記ソケット本体31およびプラグ32の内周
部にそれぞれ固定されているバルブツメ38と、バルブ
ツメ38によって位置決めされているバネ37と、先端
部がテーパー部とされたポペットバルブ36と、このポ
ペットバルブ36に環状のバルブパッキン39を介して
螺合され前記バネ37をガイドするバルブカラー40と
から構成されている。なお、ポペットバルブ36の軸端
は、バルブツメ38の中央部に形成された穴によって摺
動自在に保持されている。
【0004】ソケット本体31とプラグ32が外されて
いる時は、前記ポペットバルブ36のテーパー部が、バ
ネ力によりソケット本体31およびプラグ32の内周テ
ーパー部に当り、流路を密閉する。
【0005】次に、上記カプラーの動作について説明す
る。
【0006】ソケット本体31の外周部に摺動可能に設
けられバネによって軸方向に押圧されているスリーブ3
3を、バネに抗して後退させ、ボールミゾ部34a内の
ボール34を出入り可能とする。次にプラグ32をソケ
ット本体31内に挿入し、プラグ32の先端部をソケッ
ト本体31の端面に当てる。その際、ポペットバルブ3
6の端面41が互いに当り、バネ37が圧縮されてポペ
ットバルブ36が後退する。これにより、ポペットバル
ブ36のテーパー部が、ソケット本体31およびプラグ
32の内周部に形成された内周テーパー部から離れ、流
路が開かれる。次に、スリーブ33をバネによって前進
させ、ボール34をプラグ32の外周部に形成された溝
に押圧して、ソケット本体31とプラグ32を接続す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のカプラーバルブ
を有するカプラーは、以上のように構成されているた
め、次のような問題点が存在していた。すなわち、カプ
ラー内に設けられているバルブが流体の流れの妨げとな
り、圧力および流量を制限し、さらに流体が詰まること
がある。また、バルブの開閉時にバルブの動きが軸方向
に安定しないため、バルブ部分が片寄り、ソケット本体
からプラグを外したとき流体の密閉が不十分となること
がある。
【0008】そこで、本発明は、カプラーのバルブによ
る圧力損失を低減するとともに流体の詰まりを防止し、
かつ、バルブの開閉時におけるバルブの軸方向の動きが
安定するカプラーを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を次
のようにして解決した。すなわち、本発明によるカプラ
ーのポペットバルブの先端側はテーパー部とされ、その
テーパー部の先端には小径の円柱部が形成されている。
前記テーパー部には、環状パッキンが取り付けられてい
る。
【0010】前記ポペットバルブの後端側もテーパー部
とされ、そのテーパー部には、後方に延びるミゾを有す
る突起部が設けられている。この突起部の前部外周部
は、ソケット本体およびプラグの内周部にそって軸方向
にスライドするときガタがない寸法とされている。突起
部の後部外周部は、前部外周部より小径とされ、この後
部外周部にバネが挿入される。バネの内径は突起部の後
部外周部によってガイドされ、バネの外径はソケット本
体の内周部によってガイドされ、バネの片寄りと曲がり
を押さえる構造とされている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるカプラーを実施例と
共に図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明によるバルブを有するカプ
ラーの軸方向要部断面図である。
【0013】同図において、カプラーのカプラー部分
は、ソケット本体1と、このソケット本体1に装着され
るプラグ2と、ソケット本体1の外周部に摺動可能に設
けられバネによって軸方向に押圧されているスリーブ3
と、前記ソケット本体1に形成されているボールミゾ部
4a内に設けられ前記スリーブ3の移動によって出入り
が可能とされている複数のボール4とから構成されてい
る。なお、ソケット本体1とプラグ2には、くい込み継
手51の継手本体52がねじ込まれ、この本体52にフ
ェルール53を介してナット54により配管が接続され
る。
【0014】また、カプラー内のバルブ5は、ポペット
バルブ6と、このポペットバルブ6の後端側に挿入され
前記くい込み継手51の継手本体52の端面によって位
置決めされるバネ7とから構成されている。なお、上記
バルブ5は、ソケット本体1とプラグ2の内部にそれぞ
れ設けられている。
【0015】図2に示すように、前記ポペットバルブ6
の先端側はテーパー部8とされ、そのテーパー部8の先
端には小径の円柱部9が形成されている。前記テーパー
部8には、Oリング10などの環状パッキンを取り付け
るミゾ11が形成されている。
【0016】前記ポペットバルブ6の後端側もテーパー
部12とされ、そのテーパー部12には、後方に延びる
断面十字状の突起部13が設けられている。この突起部
13の前部外周部14は、ソケット本体1の内周部19
にそって軸方向にスライドするときガタがない寸法とさ
れている。突起部13の後部外周部15は、前部外周部
14より小径とされ、この後部外周部15にバネ7が挿
入される。バネ7の内径は突起部13の後部外周部15
によってガイドされ、バネ7の外径はソケット本体1の
内周部19によってガイドされ、バネ7の片寄りと曲が
りを押さえる構造とされている。前記先端側と後端側の
テーパー部8,12の接合部は短い円柱部17とされ、
この円柱部17は前記突起部13の前部外周部14より
小径とされている。なお、前記断面十字状の突起部13
の4つの板の板厚は薄くされ、各板間にミゾ16が形成
されている。また、バネ7の先端は、突起部13の前部
外周部14によって形成される当たり面に当接し、バネ
7の後端は、前記くい込み継手51の継手本体52の端
面によって位置決めされる。なお、バネ7の長さは、前
記突起部13の後部外周部15の長さより長くされてい
る。
【0017】次に、上記カプラーの動作について説明す
る。
【0018】ソケット本体1の外周部に摺動可能に設け
られたバネによって軸方向に押圧されているスリーブ3
を、バネに抗して後退させ、ボールミゾ部4a内のボー
ル4を出入り可能とする。次にプラグ2をソケット本体
1に挿入し、プラグ2の先端部をプラグ本体1の端面に
当てる。その際、ポペットバルブ6の先端に形成されて
いる円柱部9の端面18が互いに当り、バネ7が圧縮さ
れてポペットバルブ6が後退する。これにより、ポペッ
トバルブ6の先端側のテーパー部8が、ソケット本体1
およびプラグ2の内周部に形成された内周テーパー部2
0から離れ、流路が開かれる。上述したように、ポペッ
トバルブ6の先端側のテーパー部8にOリング10を設
け、テーパー部8の先端に小径の円柱部9を設けている
ので流路の流体穴開口部21を広くとることができる。
【0019】次に、スリーブ3をバネによって前進させ
ると、スリーブ3の内周部がボール4をプラグ2の外周
部に形成された溝に押圧して、ソケット本体1とプラグ
2が接合される。
【0020】前記ポペットバルブ6の先端に形成されて
いる円柱部9の端面18が互いにバネ7を圧縮し、バル
ブ5が開いていく状態において、ポペットバルブ6の突
起部13の前部外周部14が、ソケット本体1の内周部
19にガイドされて軸方向にガタなくスライドする。ま
た、前記バネ7は、その内径がポペットバルブ6の後部
外周部15に接触しているので軸方向に平行に移動す
る。
【0021】流体は、ポペットバルブ6の先端に形成さ
れている小径の円柱部9によって形成される流体穴開口
部21を通り、ソケット本体1の内周テーパー部20に
沿い、環状のOリング周辺を通り、突起部13の4つの
ミゾ16をテーパー部12に沿って流れる。バルブ5を
通過した流体は、くい込み継手51の流体通路22に向
って流れる。
【0022】逆に、ソケット本体1とプラグ2を外す
と、前記ポペットバルブ6の先端側のテーパー部8がバ
ネ力によりOリング10を介して、ソケット本体1およ
びプラグ2の内周テーパー部20に当り流路を密閉す
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述したように構成されてい
るので、次のような効果を得ることができる。 (a)本発明によるカプラーによると、流体は、流体穴
開口部を通り、ポペットバルブの突起部に形成された溝
をテーパー部に沿って流れるので、バルブによる圧力損
失および流体の詰まりが少なくなる。 (b)本発明によるカプラー内のバルブは、ソケット本
体の内周部でガイドされているので、バルブの軸方向の
動きが安定する。 (c)本発明によるカプラー内のバルブは、パッキンと
一体化されたポペットバルブと、バネだけで構成されて
いるので、コストダウンとなり、またメインテナンスが
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバルブを有するカプラーの軸方向
要部断面図である。
【図2】本発明によるバルブのポペットバルブの斜視図
である。
【図3】従来のバルブを有するカプラーの軸方向要部断
面図である。
【図4】従来のバルブの分解図である。
【符号の説明】
1 ソケット本体 2 プラグ 3 スリーブ 4 ボール 4a ボールミゾ部 5 バルブ 6 ポペットバルブ 7 バネ 8 テーパー部(先端側) 9、17 円柱部 10 Oリング 11、16 ミゾ 12 テーパー部(後端側) 13 突起部 14 前部外周部 15 後部外周部 18 端面 19 内周部 20 内周テーパー部 21 流体穴開口部 22 流体流路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体(1)に装着されているボ
    ール(4)の出入りをスリーブ(3)の移動により行
    い、ソケット本体(1)に挿入されるプラグ(2)を着
    脱可能としたバルブ(5)を有するカプラーにおいて、 前記カプラー内のバルブ(5)が、ポペットバルブ
    (6)と、その外周部に摺動可能に設けられているバネ
    (7)とからなり、 前記ポペットバルブ(5)の先端側と後端側は、テーパ
    ー部(8,12)とされ、後端側のテーパー部(12)
    には、後方に延びるミゾ(16)を有する突起部(1
    3)が設けられていることを特徴とするバルブを有する
    カプラー。
  2. 【請求項2】 前記ポペットバルブ(5)の先端側のテ
    ーパー部(8)の先端には小径の円柱部(9)が設けら
    れていることを特徴とするバルブを有するカプラー。
  3. 【請求項3】 前記突起部(13)の断面形状は、十字
    状であることを特徴とする請求項1または2記載のバル
    ブを有するカプラー。
  4. 【請求項4】 前記突起部(13)の前部外周部(1
    4)は、ソケット本体(1)およびプラグ(2)の内周
    部にそって軸方向にスライドするときガタがない寸法と
    され、前記突起部(13)の後部外周部(15)は前部
    外周部(14)より小径とされ、前記後部外周部(1
    5)にバネ(7)が摺動可能に挿入されていることを特
    徴とする請求項1、2または3記載のバルブを有するカ
    プラー。
  5. 【請求項5】 前記ポペットバルブ(6)の両テーパー
    部(8,12)には、環状パッキン取り付け用のミゾ
    (11)が形成されていることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載のバルブを有するカプラー。
  6. 【請求項6】 前記バネ(7)は、ソケット本体(1)
    およびプラグ(2)に螺合されるくい込み継手(51)
    の継手本体(52)の端面によって位置決めされている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    バルブを有するカプラー。
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