JPH11201824A - 温度記録装置 - Google Patents
温度記録装置Info
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- JPH11201824A JPH11201824A JP10004942A JP494298A JPH11201824A JP H11201824 A JPH11201824 A JP H11201824A JP 10004942 A JP10004942 A JP 10004942A JP 494298 A JP494298 A JP 494298A JP H11201824 A JPH11201824 A JP H11201824A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/02—Sensors detecting door opening
Landscapes
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
に要する時間内での温度異常の無意味な警報の発生に起
因した煩雑さや、その停止操作の繁雑さあるいは車両運
転への悪影響などの問題を解決し、しかも荷室温度が適
正な設定温度にまで復帰しないで積荷品質に対して損失
を与える状態となる可能性が高くなった場合、つまり警
報が本当に必要となった場合にのみ、それを確実に警報
する。 【解決手段】 荷室の温度が異常値であると判定された
際に温度復帰予定時間カウント手段202が前記カウン
トを継続中である場合には警報を発生せず、前記温度が
異常値であると判定された際に前記温度復帰予定時間カ
ウント手段202が前記カウントを継続していない場合
には前記警報を発生する警報発生手段300をその主要
部に備えている。
Description
どの温度記録および温度異常発生の警報を行なう温度記
録装置に関する。
て、多種類に亙る物資の冷凍運送が盛んに行なわれてお
り、そのような冷凍運送の鍵を握るものと言っても過言
ではない冷凍室などの温度管理に対して、さらなる精確
な管理が要請されるようになって来ている。
は、運転費用の低減や環境保全に対する配慮等から、冷
凍庫の温度管理を精確に行なうことによって、少ない燃
料やエネルギ消費で効果的な冷凍庫の温度調節を実現す
る技術に対する要請なども強くなってきている。そして
このような精確で効果的な冷凍庫の温度調節を実現する
ためにも、冷凍庫の温度管理を、単独に冷凍庫の温度管
理の観点だけでなく、その運送車両自体の運行状態も含
めて管理あるいは解析することの必要性が、さらに増大
して来ている。つまり温度データだけでなく、その車両
自体の運行状態のデータ(例えば荷積や荷卸状態か走行
状態かといった運行モード情報等)も併せてさらに詳細
な温度解析を行なうことが強く要請されている。
の冷凍庫など温度管理対象の温度データを計測し、これ
を記録し、さらには車両に搭載された液晶表示パネルの
ような表示装置の画面上などに、温度−時間グラフのよ
うなグラフとして表示していた。
間分の温度データをはじめとして、車両自体の走行速度
やエンジンON/OFFのような運行状態に関するデー
タなど各種データが記録されたICカードのような記録
媒体を運送車両から取り外し、そのICカードを、車両
外部の運送会社本部などに設置されている温度管理解析
専用の温度記録解析装置に装着して、その内部に記録さ
れた前記各種データを読み出すことにより、運送車両自
体の運行記録と、それが運搬していた冷凍庫内の温度状
態の記録とをデータとして対比させつつ、その温度管理
や運行管理の解析を行なっていた。
記録装置は、上記のような車両が運搬している冷凍庫内
の温度状態の記録をその運行後に解析するという目的の
みならず、その車両が運行されている時点でリアルタイ
ムにその運搬中の冷凍庫の温度状態などをモニタリング
し、庫内の温度が異常値となった場合にはそれを即座に
検知してそれへの対策を施すことによって、積荷に支障
が生じることを防ぐということも、極めて重要な目的の
一つとして用いられるようになって来ている。
な上昇が発生し、これに起因して冷凍生鮮物に不用意な
解凍が発生したような場合、その積荷である冷凍生鮮物
は直ちに変質してその品質が大きく損なわれてしまい、
そのような積荷に対する大損害を招くことにもなってし
まう。
荷積あるいは荷卸を行なう際には、荷室のドアを必ず開
けなければ、そのような荷積や荷卸は不可能であるか
ら、そのような荷積や荷卸の際には必ず荷室のドアが開
けられることになる。ところが、このように荷室のドア
を開けると、その開いたドアからの外気の流入や荷室内
気の流失などの影響を大きく受けて、それまで設定温度
に保たれていた冷凍庫内など荷室内の温度は大幅に変化
して、その設定温度から大きくはずれてしまう。
の設定温度からの逸脱の現象をできるだけ最小限に止め
るためには、荷物の物理的な意味での積み降ろしをでき
るだけ迅速に行なうことが必要になるが、そのような荷
物の迅速な積み降ろしを行なうためには荷室のドア開口
を大きく取ることが必要となる。すると、今度はそのよ
うな大きな開口を開くと、その大きな開口から短時間で
荷室内の適温の雰囲気が流失したり外気と混じり合うな
どして、その荷室内の温度は短時間のうちに適正な設定
温度から外れてしまうことになる。
適正な設定温度から外れる時間を、上記のような実用上
の不都合が生じない程度の短時間に済ませることを可能
とする手法も案出される。それは、上記のような荷室の
ドアを開いて荷積/荷卸を行なった際に設定温度範囲か
ら逸脱した荷室内温度を、十分な出力の冷凍装置で急速
に再び元の設定温度範囲に復帰させるといった手法であ
る。
等の要請から、そのような冷凍装置の出力は出来るだけ
必要十分なものに抑えることも要請されており、またそ
のような冷凍装置の出力の設定自体も変更可能な場合が
多いので、それらの条件をうまく満たすような設定が採
用されていない限りは、上記のようにドア開閉時の荷室
温度の逸脱状態がいつまでも長時間に亙って解消されな
いままとなってしまい、その結果、上記の冷凍生鮮物の
ような荷物は直ちに変質し、甚だしくはその品質が大き
く劣化して損害を招く場合さえあるという問題がある。
力値に設定されていた場合でも、例えばその冷凍装置が
機械的あるいは電気的に不調であった場合などには、十
分な冷凍効果が得られないので、これに起因して荷室内
の温度を正常な設定温度範囲へ迅速に復帰することがで
きなくなる。その結果、上記の冷凍生鮮物のような荷物
が変質して甚だしくは品質劣化などの損害を招くという
問題がある。
は、その冷凍生鮮物の温度が急に上昇してその冷凍生鮮
物に不用意な解凍が発生し、その冷凍生鮮物に変質が発
生して甚だしくは商品として使い物にならなくなること
もある。そこで、このような荷室のドア開閉時の荷室温
度変化に起因して積荷に支障が発生することを防ぐため
に、温度記録装置によって荷室の温度をモニタリングし
たら、その温度計測値に基づいて温度異常の発生を検知
し、これを警告するための警報を発生する警報装置を付
設することが案出される。
前記の如く一定時間ごとに荷室の温度を計測して、その
計測された温度が前記の適正温度範囲を逸脱した温度と
なった場合には警報を発する、といった機能を備えた装
置が好適なものとして案出される。そしてその警報の発
生手法としては、車両運行中にその車両のドライバに対
して出来るだけ察知されやすいような警報であることが
要請されるので、一般に警報ブザーの鳴動音のような
音、つまり聴覚情報で、その警報を発生することが有効
である。
終了し荷室ドアを閉じて後、ある程度の時間は、どのよ
うに大出力の冷凍装置を用いたとしても、それまで逸脱
していた荷室温度を再び設定温度にまで復帰させるため
の時間は必要である。従って、そのような逸脱していた
荷室温度を設定温度まで復帰させるために要する時間の
間は、荷室の温度は予め設定しておいた適正な設定温度
範囲から外れた温度になったままであることが不可避で
ある。
アを閉めた後には、上記のような一時的な異常温度状態
を前記の警報装置が異常と判定して警報を発するが、そ
のような警報は殆ど無意味であり、むしろその車両のド
ライバにとっては煩雑なものでしかない警報音というこ
とになる。つまり、ドライバにとってはドアを開閉して
間もなくであるから実際上問題の無い程度の一時的に荷
室温度が変化しているだけと思われるが、それを警報装
置が誤認的に検知して警報音を発すると、その警報音は
ドライバにとって当然すぎてむしろ予期しなかったもの
だけに、その警報音自体がドライバにとって不安感を与
え、また極めて煩雑なものとなる。
品のような荷物の品質劣化や損害の重大な原因となる温
度異常を警報するものであるから、本来はドライバに対
して確実に警告を促すようなものでなければならない。
従ってその警報音はドライバに明確かつ顕著に意識され
るものであることが必要である。このため、上記のよう
な温度復帰時間中にもその警報音が発せられると、実質
的には無意味な警報であるにもかかわらず、それが本当
の温度異常発生時と同様にドライバにとっては顕著に意
識されることになり、それが無意味で不用意な警報であ
るだけに一層煩雑なものとなるという問題がある。
中の不可避な一時的(過渡的)な荷室温度の正常値から
の逸脱に対して警報が発生される場合、その警報音の煩
雑さを避けるためには、警報発生を停止させるような操
作スイッチ等を配設しておいてドライバがその警報をオ
フにする操作を行なうようにすれば良いとも考えられ
る。
って車両を運転しながらの予期せぬ警報の発生を聞いた
際の気の焦りや、それに続いてのスイッチ操作等の繁雑
さに気を取られることなどに起因して、そのときの車両
運転に対する注意力が散漫になって運転ミスを誘発する
可能性さえ有り得る。つまり、全く無意味な警報に起因
した無意味な運転ミスを誘発する可能性さえ有るという
問題がある。
暫くの間の荷室の異常温度発生時における警報音の発生
に起因した煩雑さやその警報音の停止操作の繁雑さなど
を回避するために、荷室の異常温度発生の警報を、警報
音という聴覚媒体による聴覚情報として現示するのでは
なく、例えば液晶表示パネルのような視覚媒体による視
覚情報として現示することも案出される。あるいは、折
角、従来の温度記録装置が荷室の温度を記録紙等に記録
しているのだから、そのような視覚媒体による視覚情報
をドライバに提示すればよいのではないかとも考えられ
る。
視覚情報はいずれも、それらをドライバは目視で確認し
なければならないので、前記の如く重要性の高い積荷の
温度異常を正確にチェックするためには、ドライバは車
両の運転中に視覚的に表示される荷室温度の情報を頻繁
に見てチェックしなければならなくなり、わき見運転や
前方不注意等を誘発する確率が極めて高くなって、ドラ
イバにとって煩雑なばかりでなく車両運行上も危険であ
るという問題があり、また逆にそのような視覚情報によ
る警報をチェックする回数を減らすと、温度異常の発生
を見逃してしまう確率が高くなるので、やはり警報は音
つまり聴覚情報で発することが好ましいことになり、上
記の煩雑さ等の問題は解決が容易ではないものと考えら
れる。
に成されたもので、保冷車や冷凍車あるいはその他一般
に荷物の運輸用等に用いられる温度記録装置において、
温度異常発生時にその警報を目視確認を要しない警報ブ
ザーのような聴覚情報として発する温度記録装置であっ
て、荷室のドア開閉時直後から設定温度復帰までに要す
る時間内での温度異常の無意味な警報の発生に起因した
煩雑さや、その停止操作の煩雑さなどの問題を解決する
ことができ、しかも荷室のドア開閉の終了後に荷室温度
が適正な設定温度にまで復帰しないで積荷品質に対して
損失を与える状態となる可能性が高くなった場合、つま
り警報が本当に必要となった場合にのみ、それを確実に
警報することのできる温度記録装置を提供することを課
題としている。
録装置は、温度制御が行なわれる荷室に荷物を積載する
車両に搭載される温度記録装置であって、前記荷室の内
部の温度を一定時間間隔ごとに計測する温度計測手段
と、前記温度のデータを該温度の計測が為された際の時
刻データと対応付けて記録する温度記録手段とを有する
温度記録装置において、前記温度計測手段によって計測
された前記荷室の内部の温度のデータを、前記荷物に対
応して予め設定された適正範囲の値と比較して、該適正
範囲内の値であるか否かを判定する温度異常判定手段
と、前記荷室の荷物出入口に設けられた荷室ドアの開閉
を検知する荷室ドア開閉検知手段と、前記荷室ドア開閉
検知手段によって前記荷室ドアが開状態から閉状態とな
ったことが検知された時点から、予め定められた温度復
帰予定時間のカウントを開始し、該カウントが前記温度
復帰予定時間に到達するまでの間は前記カウントを継続
し、前記カウントが前記温度復帰予定時間に到達した後
には前記カウントをリセットする温度復帰予定時間カウ
ント手段と、前記温度のデータが前記適正範囲から外れ
た異常値であることが前記温度異常判定手段によって判
定された場合に聴覚情報として警報を発生する警報発生
手段であって、前記温度が異常値であると判定された際
に前記温度復帰予定時間カウント手段が前記カウントを
継続中である場合には前記警報を発生しない又は抑制
し、前記温度が異常値であると判定された際に前記温度
復帰予定時間カウント手段が前記カウントを継続してい
ない場合には前記警報を発生する警報発生手段と、を備
えたことを特徴としている。
脱した場合、それを前記温度異常判定手段が異常と判定
し、警報発生手段はユーザーに確実に認知されるような
警報音のような聴覚情報を発するが、このとき、荷室の
ドアが一旦開いてから閉じられた後の、荷室温度が適正
温度に復帰する予定の時間以前である場合には、不可避
的に適正範囲外の温度となっているのであるから、それ
を異常発生として前記のように警報することは無意味で
あって、むしろ煩雑なものであり、またわき見運転等の
危険性にもつながるものであることは既述の通りであっ
た。
温度が適正温度に復帰する予定の時間より以前には、荷
室の温度が適正値を逸脱した異常値と判定されても、そ
の異常発生を知らせる警報は発しない(あるいは抑制す
る)。これは、さらに具体的手法としては、荷室温度が
適正温度に復帰する予定の時間を温度復帰予定時間カウ
ント手段がカウントし、そのカウント継続中に温度異常
判定手段が温度異常の発生を判定しても、その場合には
警報発生手段は警報を発生しない(あるいは抑制す
る)。
閉時直後から設定温度復帰までに要する時間内での温度
異常の無意味な警報の発生に起因した煩雑さや、その停
止操作の煩雑さなどの問題を解決することができ、しか
も荷物の積み降ろし即ち荷室のドア開閉の終了後である
にもかかわらず、荷室温度が適正な設定温度にまで復帰
できないで積荷品質に対して損失を与える状態となる可
能性が高くなった場合に、つまり警報が本当に必要とな
った場合に、それを確実に警報することができる。
中は発生しないようにすることのみには限定されず、そ
の発生を抑制するようにしても良いことは言うまでもな
い。即ち、警報を全く発生しないのではなく、例えば警
報を低い音量に抑制して短時間だけ発するようにしても
良い。
を短時間だけ、しかもそれほど気にならない程度の低い
音量の警報を発することで、ドライバにとってはその警
報は明らかにそれほど重大な警報ではないことが認識さ
れ、しかも前記の温度復帰予定時間中での警報を本来警
報が必要な状態とは明確に区別して認識することができ
る。また、たとえ温度復帰予定時間中と言えども荷室温
度が適正値から逸脱している状態には変わりないのであ
るから、その意味では警報を敢えて発した方が良い場合
もあり得る。例えば積荷の積み降ろし作業が通常想定さ
れる所用時間よりも長引いた場合などには、荷室ドアを
閉じた後に温度制御が開始されて荷室の温度復帰が開始
されたとしても、荷室の温度が完全にその適正温度にま
で復帰する前に、既にその荷物に品質劣化が発生するよ
うな時間が経過してしまう場合なども考えられる。そこ
でこのような場合に対しても、上記のように温度復帰予
定時間中であってもその他の場合とは明確に区別できし
かもそれほど煩雑とはならないような範囲での抑制され
た警報を発することで対応することができるわけであ
る。
1記載の温度記録装置において、前記温度復帰予定時間
カウント手段はさらに、前記カウントを一旦開始した後
は、前記カウントを終了するまでの間に前記荷室ドアが
前記閉状態から開状態となって再び閉状態となっても、
該閉状態からの新たなカウントは開始せずに、該閉状態
以前から継続中の前記カウントをリセットすることなく
最後まで継続してカウントすることを特徴としている。
定時間が完全には経過しないうちに再び荷室ドアが開け
られて荷物の積み降ろしが行なわれた場合などには、そ
の再度の積み降ろし後の荷室ドアが閉じられた時点から
また新たに(つまりそれ以前に継続中だったカウントは
リセットして)温度復帰予定時間のカウントを初期値か
らカウント開始すると、結局はその荷室に積載された荷
物が適正範囲外の温度にさらされている時間は、実質的
には前記の温度復帰予定時間よりもかなり長い時間にず
れてカウントされてしまい、そのカウントが終了して警
報が発生可能となった頃には既にその荷物は異常温度に
起因して品質劣化が発生してしまっている、といった不
都合が生じる可能性もある。
間に頻繁に荷物の積み降ろしが行なわれるような場合に
は、それらの連続した頻繁な荷物の積み降ろし作業のう
ち最初の作業の終了時点から前記の温度復帰予定時間を
完全に終了するまでリセットすることなく完全に継続し
てカウントする。より具体的には、前記の荷物の積み降
ろし作業の終了時点の検知は、荷室ドアの閉状態を検出
することで検知することができる。これにより、上記の
ような連続した頻繁な荷物の積み降ろし作業に起因した
警報発生可能時間の遅延(あるいは警報停止時間の長期
化)の不都合を回避することができる。
1又は第2記載の温度記録装置において、前記温度復帰
予定時間カウント手段は、前記予め定められた温度復帰
予定時間として、前記温度制御手段が正常に機能する場
合の、前記荷室の温度が前記適正範囲から外れた異常値
から前記適正範囲に復帰するまでに要する時間に対応し
た時間に設定してなることを特徴としている。
定められた温度復帰予定時間としては、荷室ドアが閉じ
られてからその荷室内温度が適正温度範囲に復帰するま
での時間として想定される時間を好適に採用することが
できる。従って、そのような温度復帰予定時間として
は、温度制御手段が正常に機能する場合の、前記荷室の
温度が前記適正範囲から外れた異常値から前記適正範囲
に復帰するまでに要する時間そのもの、あるいはそれに
若干の補正値として例えば外気温に対応して変化する補
正値や、荷物の積み降ろしの際の荷室ドア開状態のとき
に変化した荷室内温度の変化量に対応した補正値などを
加味した値を、好適に用いることができる。
御が行なわれる荷室に荷物を積載する車両に搭載される
温度記録装置であって、前記荷室の内部の温度を一定時
間間隔ごとに計測する温度計測手段と、前記温度のデー
タを該温度の計測が為された際の時刻データと対応付け
て記録する温度記録手段とを有する温度記録装置におい
て、前記温度計測手段によって計測された前記荷室の内
部の温度のデータを、前記荷物に対応して予め設定され
た適正範囲の値と比較して、該適正範囲内の値であるか
否かを判定する温度異常判定手段と、前記荷室の荷物出
入口に設けられた荷室ドアの開閉を検知する荷室ドア開
閉検知手段と、前記荷室ドア開閉検知手段によって前記
荷室ドアが閉状態から開状態となったことが検知された
時点から、予め定められた温度復帰予定時間のカウント
を開始して、該カウントが前記温度復帰予定時間に到達
するまでの間は前記カウントを継続し、前記カウントが
前記温度復帰予定時間に到達した後には次回の前記荷室
ドア開閉検知待ちに戻る温度復帰予定時間カウント手段
と、前記温度のデータが前記適正範囲から外れた値であ
ることが前記温度異常判定手段によって判定された場合
に聴覚媒体を用いて聴覚情報として警報を発生する警報
発生手段であって、前記温度が異常値であると判定され
た際に前記温度復帰予定時間カウント手段が前記カウン
トを継続中である場合には、前記警報を発生しない又は
抑制し、前記温度が異常値であると判定された際に前記
温度復帰予定時間カウント手段が前記カウントを継続し
ていなかった場合には前記警報を発生する警報発生手段
と、を備えたことを特徴としている。
温度復帰予定時間のカウントは荷室ドアが閉じられた時
点からカウントを開始するが、この第4記載の温度記録
装置の場合には、温度復帰予定時間のカウントは荷室ド
アが開けられた時点からカウントを開始する。
ては、荷室ドアが開けられて荷室温度が適正範囲から逸
脱する条件下に入った段階から、前記の温度復帰予定時
間をカウントする。つまり、聴覚情報での警報を発生さ
せない(抑止する)あるいはそれを抑制して発生する時
間としては、荷室ドアが開けられて荷物の積み降ろし作
業が行なわれている間の時間をも含めた上での時間とし
てカウントすることができるので、そのような積み降ろ
し作業中の時間における適正範囲外の温度雰囲気にさら
される荷物の品質劣化の問題も考慮に入れた上での警報
停止(あるいは抑制)および警報表示の現示を実行する
ことができる。
室温度が適正範囲から逸脱する条件下に入った段階から
温度復帰予定時間をカウントする場合には、そのときの
温度復帰予定時間としては、特に積荷の品質劣化の点に
着目して、その積荷の品質が適正範囲外の温度雰囲気に
さらされても劣化しないような範囲内の時間に設定する
ことが望ましいことになる。
上記第4記載の温度記録装置において、前記温度復帰予
定時間カウント手段は、前記予め定められた温度復帰予
定時間として、前記荷物が前記適正範囲外の温度の室内
雰囲気にさらされても品質を劣化しない範囲内の時間に
設定してなることを特徴としている。
4又は第5記載の温度記録装置において、前記温度復帰
予定時間カウント手段はさらに、前記カウントを一旦開
始した後は、前記カウントを終了するまでの間に前記荷
室ドアが前記開状態から閉状態となって再び開状態とな
っても、該開状態からの新たなカウントは開始せずに、
該閉状態以前から継続中の前記カウントをリセットする
ことなく最後まで継続してカウントすることを特徴とす
る温度記録装置である。
定時間が完全には経過しないうちに再び荷室ドアが開け
られて荷物の積み降ろしが行なわれた場合などには、そ
の再度の積み降ろしの荷室ドアが開けられた時点からま
た新たに(つまりそれ以前に継続中だったカウントはリ
セットして)温度復帰予定時間のカウントを初期値から
カウント開始すると、結局はその荷室に積載された荷物
が適正範囲外の温度にさらされている時間は、実質的に
は前記の温度復帰予定時間よりもさらにかなり長い時間
にずれてカウントされてしまい、そのカウントが終了し
て警報が発生可能となった頃には既にその荷物は異常温
度に起因して品質劣化が発生してしまっている、といっ
た不都合が生じる可能性もある。
間の間に頻繁に荷物の積み降ろしが行なわれて何度も荷
室ドアが開閉されるような場合には、それらの連続した
頻繁な荷物の積み降ろし作業のうち最初の作業の開始時
点から前記の温度復帰予定時間を完全に終了するまでリ
セットすることなく完全に継続してカウントする。より
具体的には、前記の荷物の積み降ろし作業の開始時点の
検知は、荷室ドアの開状態を検出することで検知するこ
とができる。これにより、上記のような連続した頻繁な
荷物の積み降ろし作業に起因した警報発生可能時間の遅
延(あるいは警報停止時間の長期化)の不都合を回避す
ることができる。
の温度記録装置において、前記警報発生手段は、前記温
度復帰予定時間カウント手段が前記カウントを継続中で
ある場合には、前記警報を前記聴覚情報ではなく視覚情
報として現示する警報発生手段であることを特徴として
いる。
の如く温度復帰予定時間中には温度異常が検知されても
それを警報音のようなドライバにとっては煩雑な聴覚情
報として発しない(あるいは抑制する)ようにしている
が、この他にも、ドライバにとって煩雑な聴覚情報では
なく、見れば目立つような視覚情報として、例えば液晶
表示パネルにそのときの警報を表示しても良い。そして
この場合でも、温度復帰予定時間中以外の時間に異常温
度が検知された場合には、上記同様の聴覚情報でその警
報を発することに変わりないことは言うまでもない。
とが検知された場合、それが温度復帰予定時間中におけ
る温度異常の発生であっても、それをその重要度に適切
に対応した程度の感覚で知覚されるように、前記の警報
音ではなく警報表示という視覚的な手法で警報を発して
いるので、その警報自体が煩雑であることを避けながら
も温度異常を警報することができる。
の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は
その主要部の構成の概要を示す図である。本発明に係る
温度記録装置は、温度制御が行なわれる荷室に荷物を積
載する車両に搭載され、前記荷室(図示省略)の内部の
温度を一定時間間隔ごとに計測する温度計測手段100
と、前記温度のデータを該温度の計測が為された際の時
刻データと対応付けて記録する温度記録手段201とを
有している。そしてさらには、前記荷室の荷物出入口に
設けられた荷室ドア(図示省略)の開閉を検知する荷室
ドア開閉検知手段205と、前記温度計測手段100に
よって計測された前記荷室の内部の温度のデータを前記
荷物に対応して予め設定された適正範囲の値と比較し
て、その適正範囲内の値であるか否かを判定する温度異
常判定手段203と、前記荷室ドア開閉検知手段205
によって前記荷室ドアが開状態から閉状態となったこと
が検知された時点から、予め定められた温度復帰予定時
間のカウントを開始して、そのカウントが前記温度復帰
予定時間に到達するまでの間は前記カウントを継続し、
そのカウントが前記温度復帰予定時間に到達した後には
そのカウントをリセットする温度復帰予定時間カウント
手段202と、前記温度のデータが前記適正範囲から外
れた異常値であることが前記温度異常判定手段203に
よって判定された場合に聴覚情報として警報を発生する
警報発生手段300であって、前記温度が異常値である
と判定された際に前記温度復帰予定時間カウント手段2
02が前記カウントを継続中である場合には前記警報を
発生せず(あるいは設定を変更すれば警報音の音量と鳴
動継続時間を抑制して警報発生も可能)、前記温度が異
常値であると判定された際に前記温度復帰予定時間カウ
ント手段202が前記カウントを継続していない場合に
は、前記警報を発生する警報発生手段300とを、その
主要部に備えている。
ント手段202は、前記カウントを一旦開始した後は、
前記カウントを終了するまでの間に前記荷室ドアが前記
閉状態から開状態となって再び閉状態となっても、その
新たな閉状態からの新たなカウントは開始せずに、その
閉状態の以前から継続中のカウントをリセットすること
なく、一旦カウント開始したら継続中のカウントは最後
までカウントを継続する。
ント手段202は、前記予め定められた温度復帰予定時
間として、車両の荷室の温度を制御するために設置され
ている前記の温度制御手段(図示省略)が正常に機能す
る場合の、その荷室の温度が前記適正範囲から外れた異
常値から前記適正範囲に復帰するまでに要する時間に対
応した時間が用いられている。
記温度復帰予定時間カウント手段202が前記カウント
を継続中である場合には、前記警報を警報ブザーのよう
な聴覚情報ではなく視覚情報として、温度グラフ表示手
段400の液晶表示パネル画面上に現示する。
ンサ駆動回路101で駆動される温度センサ102によ
って、一定時間間隔ごとに前記の荷室の温度を計測す
る。また警報発生手段300は、温度復帰予定時間以外
の場合における前記室内の温度異常の発生を警告する警
報音をブザー鳴動部301によって発生し、また温度復
帰予定時間中における温度異常の発生を視覚的に警告す
る警報表示を警報表示部302によって表示する。
用いられている温度記録装置と同様にモニタリングされ
た温度データをその計測時刻ごとに記録して行く、いわ
ゆる温度記録機能を果たす各種構成を有していることは
言うまでもない。即ち、前記一定時間間隔ごとに荷室の
温度を計測したその時刻を、グラフの時間軸に取った時
間軸上にプロットし、その時間軸に対応した前記温度デ
ータの時系列的な推移を縦軸に取り、その時刻ごとに変
化する温度を温度グラフとして表示するための表示デー
タを生成する温度グラフ表示データ生成手段204と、
前記温度グラフを表示画面に表示する温度グラフ表示手
段400と、この温度記録装置全体の動作を操作するた
めの入力操作等が行なわれる操作手段500と、前記の
温度記録手段201に記録される情報と同じ情報を着脱
自在のICカード601にも記録するICカード記録手
段600とを具備している。
間カウント手段202、温度異常判定手段203、温度
グラフ表示データ生成手段204、および警報発生手段
300の特に制御回路部分、あるいはさらにセンサ駆動
回路101の各部位については、図2に示すように、マ
イコン(マイクロコンピュータ)のような演算部(CP
U)200やメモリ部700を用いてその演算システム
内に構築することも可能である。なお、温度センサ10
2のようなリニア素子とCPUの間は、図2に示したよ
うなI/F(インターフェース)206を介するなどし
て結べば良いことは言うまでもない。
手段100、温度記録手段201、温度グラフ表示デー
タ生成手段204、温度グラフ表示手段400、ICカ
ード記録手段600、ICカード601については、そ
れぞれ従来と同様の機能を果たすものを用いれば良いこ
とは言うまでもない。
特に温度復帰予定時間カウント手段202、温度異常判
定手段203、操作手段500、警報発生手段300お
よびそのブザー鳴動部301、警報表示部302につい
てを中心として、その構成の概要および動作を以下に説
明する。図5は、そのような本発明に係る温度記録装置
の主要部の動作を示す概要フローチャートである。
がその稼働を開始すると、ユーザー(ドライバあるいは
荷積作業者など)による手入力で操作手段500を介し
て温度復帰予定時間カウント手段202に温度復帰予定
時間の設定の有無および設定有りの場合にはその温度復
帰予定時間の値t0 が入力される(ステップ1;以下s
1と略称)。
02は、その入力された情報を保持する(s2)。この
ような温度復帰予定時間の設定の有無、つまり温度復帰
予定時間中の温度異常警報音の抑止(又は抑制)を行な
うか否かについてを選択する操作、およびそれを実行す
ることを選択した場合にその温度復帰予定時間の設定値
を入力する操作は、例えば車両がその稼働を開始して間
もなくでICカード601等も装着されておらずまた運
行モードも走行モードに切り替えられていない時点など
に、自動的に警報表示部302の画面上に、例えば図6
(a)に示すような温度異常警報の停止を実行するか否
かの選択用画面と、図6(b)に示すような温度復帰予
定時間の設定用画面とを、この順で順次に表示して、そ
れとタイミングを合わせてそれぞれ設定情報が入力操作
されると、その設定情報を本発明に係る温度記録装置の
内部で受け付けて温度復帰予定時間カウント手段202
が記憶する。
の温度異常警報音の抑止は必ず行なうものとし、またそ
の温度復帰予定時間の設定値も予め特定の好適値に固定
的に設定しておき、それを常に実行するようにしても良
いことは言うまでもない。あるいは、温度異常警報音の
抑止は必ず行なうものとし、温度復帰予定時間の設定に
ついては上記のようにしてそのつど設定値を変更可能と
しても良い。本実施形態においては、そのような設定値
のみを変更可能とした場合についてを示した。例えば、
図6(a)においては警報時間設定つまり警報を抑止す
るか否かのうち「する」が選択されている状態を、また
図6(b)においてはその設定時間として20分が設定
されている状態を、それぞれ一例として示してある。
間の設定入力作業等が完了すると、温度記録装置はその
全体的な動作を開始する。まずここで、車両が運送業務
を開始するにあたって、その荷室に荷物を積み込んだ
り、あるいはそれまで積載されていた荷物を降ろしたり
する作業が行なわれる。このとき、荷物の積み降ろしを
行なうためには、必ず荷室のドアを一旦開かなくてはな
らない。従って、このような荷物の積み降ろしを行なう
際に必ず不可避的に荷室の温度は外気の影響を受けるの
で、それまで温度制御装置で適正温度に保たれていたも
のが、その適正温度から逸脱する方向へと変化しはじめ
る。
了すると、車両の荷室ドアが閉じられる。するとこのと
き、その荷室ドアに付設されている荷室ドア開閉検知手
段205はその荷室ドアが閉じられたことを検知する
(s3のY)。この荷室ドアが閉じられた直後から、そ
の荷室の温度は冷凍装置のような温度制御手段によって
再び所定の適正温度へと復帰しはじめる。
知されると(s3のY)、温度復帰予定時間カウント手
段202は、その温度復帰予定時間tのカウントをt=
0から開始してt=t0 まで継続する(s4)。この温
度復帰予定時間tのカウントが、t=0から開始されて
t=t0 までの継続されている間は(s5のY)、カウ
ントが継続中であることを判別する情報としてD=Lが
継続的に出力される(s6)。
ても、そのときの荷室ドアの閉状態検知に基づいた新た
なカウントは開始されない。つまり、tのカウント継続
中である間は、荷室ドアが新たに閉状態となったことが
検知されても、温度復帰予定時間カウント手段202
は、その継続中のカウントの中止やリセットは一切行な
わず、その継続中のカウントを最後のt0 まで継続す
る。
を実行するために用いられる時計機能としては、例えば
上記のマイコンの演算部(CPU)200内部に通常配
設されている時計機能などを好適に用いることができ
る。あるいはそれ専用の時計機能を別に付設して用いて
も良いことは言うまでもない。
されていない場合(t=0)、又は温度復帰予定時間t
のカウントがt=t0 までカウントアップ完了した場合
には(s5のN)、温度復帰予定時間外つまりtのカウ
ントが停止あるいは終了していることを判別する情報と
して、D=Hが出力される(s7)。
ントがt=t0 まで既にカウントアップ完了の場合には
(s8のY)、その温度復帰予定時間tのカウント値を
t=0にリセットする(s9)。一方、温度計測手段1
00および温度異常判定手段203は、温度計測手段1
00が前記荷室内の温度データTを一定の時間間隔Δt
ごとに計測(モニタリング)すると(s10)、その温
度データTを温度異常判定手段203は予め設定された
適正範囲の値(Tl≦T≦Th)と比較し(s11)、
その範囲を前記の温度データが逸脱していた場合、つま
りT<TlまたはTh<Tの場合には(s11のN)、
温度に異常値が発生したものと判定して、その異常値が
発生したことを示す情報;F=Hを出力し、その情報を
警報発生手段300に伝送する(s13)。
囲内の値(Tl≦T≦Th)である場合には(s11の
Y)、その温度データTを正常な値として判定し前記の
情報FとしてはHではなくF=Lを出力して、その情報
を警報発生手段300に伝送する(s12)。そして次
回の荷室温度のモニタリング結果の温度データが伝送さ
れて来るタイミングまでの間は待状態に入り(図示省
略)、その次回のモニタリングのタイミングまでの荷室
の温度データTが伝送されて来ると、再びこのTを適正
範囲内の値(Tl≦T≦Th)と比較して前記のs10
〜s13で述べた一連の動作と同様の動作を繰り返す。
なお、この図5の概要フローチャートにおいては、本発
明に係る温度記録装置の動作のうち特に警報発生/抑止
の動作を中心として示すことを目的としているため、s
10〜s13およびs18の各動作はs1〜s9の動作
と連続して行なわれているような形に描かれているが、
実際にはs1〜s9の動作つまりドア閉めからのtのカ
ウント動作と、s10〜s13およびs18の動作つま
り温度異常発生検知の動作とは、基本的に並列してそれ
ぞれ別個に行なわれているものであることは言うまでも
ない。
異常値が発生したことを示す情報F=Hが伝送されて来
ると(s18のY)、警報発生手段300はこれを受け
て、その時点で前記の温度復帰予定時間カウント手段2
02から出力されている情報がD=Lである場合、つま
り温度復帰予定時間中である場合には(s14のY)、
温度復帰予定時間中であるためその警報自体が無意味な
ものとなる確率が高いので、その煩雑さやそれを停止さ
せる操作の煩雑さを避けるために警報音の発生を抑止す
ると共に、その一方で警報を全くキャンセルすること
も、その間に本当に警報が必要な事態が生じた場合に不
都合であることも考えられるのでそれを回避するため
に、警報表示部302によってその温度異常値発生を警
告する警報を温度グラフ表示手段400の画面内の一部
分に現示する(s15)。あるいはこの警告の表示は、
それを専用に表示する表示手段を前記の温度グラフ表示
手段400とは別に設けてそれに表示しても良いことは
言うまでもない。そして次に警報手入力停止や警報リセ
ットといった何らかの入力操作が為されるまで待ち状態
に入る(s16のN)。そして例えば警報リセット入力
が入力されると(s16のY)、一連の警報に関する動
作は強制終了(リセット;s19)されて、再びs3に
戻って既述した通りのs3〜s18の動作を繰り返す。
ら前記の異常値が発生したことを示す情報F=Hが伝送
されて来たときに(s18のY)、その時点で前記の温
度復帰予定時間カウント手段202から出力されている
情報がD=Hであった場合、つまり温度復帰予定時間外
であった場合には(s14のN)、温度復帰予定時間外
であるため温度異常の発生を警告する必要性が極めて高
いことになるから、警報音(例えばブザー音のような)
をブザー鳴動部301によって発生する(s17)。
の温度が異常値ではなかった場合には情報FとしてはF
=Lが出力されていて(前記のs12)、Δtごとに温
度を計測する動作つまりs10〜s13およびs18の
動作が繰り返される。ここで、上記のような動作のう
ち、特に警報音の発生/抑止やを決定付ける機能を警報
発生手段300で実現するためには、例えば図3(a)
に示すように、温度異常判定手段203から出力されて
いる情報つまり温度異常発生の有無の情報F(前記の如
く温度異常が発生の場合はF=H,温度が正常の場合は
F=L)と、温度復帰予定時間カウント手段202から
出力される情報つまり温度復帰予定時間中か否かの情報
(前記の如く温度復帰予定時間中ならばD=L、温度復
帰予定時間外ならばD=H)との、論理和を演算し、そ
のときの結果がHとなった場合にのみ(つまりF=Hか
つD=Hの場合にのみ)前記の警報音を発生させる命令
の信号を出力するような論理和回路素子303を用い
て、この論理和回路素子303から前記の信号が出力さ
れたときにのみ、前記の警報音(例えばブザー音のよう
な)をブザー鳴動部301によって発生するようにすれ
ば良い。
で、本発明の技術における中心部を簡易に構築すること
ができ、しかもその効果も上記のような十分に実効的な
ものとなるので好ましい。また、前記の温度に異常値が
発生したときに温度復帰予定時間中であった場合に前記
の警報表示部302に警報を表示させるためには、例え
ば図3(b)に示すように、温度復帰予定時間カウント
手段202から出力される情報D(=L)なる判別情報
Dと、温度異常判定手段203から出力される異常値が
発生したことを示す情報F=Hとを受けて、判別情報D
=Lの論理を反転して出力する否定回路素子304と前
記の論理和回路素子303と同様の論理和回路素子30
3´とを用いてその論理和を演算し、そのときの結果が
Hとなった場合(つまりD=LかつF=Hのとき)にの
み信号を出力して、これを前記の警報表示を表示する命
令として用いてその警報表示を警報表示部302に実行
させるようにすれば良い。なお、これら図3(a),
(b)に示した回路はそれぞれ別個に形成しても良く、
あるいは論理和回路素子303を共用してさらに簡易な
構造に形成しても良いことは言うまでもない。
込みモードとして前記の警報の強制終了の動作あるいは
この温度記録装置自体の動作の強制終了の命令が入力さ
れると(s20のY)、その動作を強制停止される。な
お、本実施形態の説明においては、説明全体の簡潔化を
図るために、このような割り込みモードを用いた強制終
了や温度記録装置全体の電源スイッチのオフといった本
発明の技術の主要部とは直接関係性の少ない事項に関し
ての詳述を簡潔に省略して述べるに止めた。
表示を発生する動作とそのときのシチュエーション(温
度復帰予定時間中/外や荷室の温度状態)との関係を、
特に温度状態を温度グラフ表示手段400に表示させた
ときの時間−温度グラフと共に図4に模式的に示す。こ
こで、図中、グラフの横軸は時間、縦軸は温度(℃表
記)を示している。そしてそのグラフの下には、上から
順に、温度復帰予定時間中/外の判別情報D、そのとき
のブザーの鳴動の(ON/OFF)を、それぞれタイミ
ングチャートの形式で示している。なお、この図4にお
いては時間−温度グラフに示した横軸の時間軸はタイミ
ングチャートの時間軸としても共通のものである。ま
た、この図4においては、上記のような構成および機能
の本発明に係る温度記録装置が同図に示したような温度
の時刻的変化および荷室ドアの開閉および設定値t0 と
いうシチュエーションで実際に動作した際の、警報音の
実際の発生動作をシミュレートして示していることは言
うまでもない。例えば、図4において第3回目の荷室ド
ア開閉時に荷室ドアが開状態から閉状態に変化しても、
tのカウント動作はリセットされることなくそれ以前か
らのカウントが継続されている。
温度異常が発生した場合には、それを知らせる警報音を
発してそれをドライバ等に確実に警告することができ
る。そしてドライバは、その警報を聞いて温度異常の発
生に気付くと、それに対処して例えば温度調節用エンジ
ンのスイッチを再確認する、あるいはその温度設定を再
確認するなどの、通常の適切な処置を講じることができ
る。また一方、温度復帰予定時間中に温度異常が発生し
た場合には、それをその重要度に適切に対応した程度の
重要度として知覚されるように、前記の警報音ではなく
警報表示という視覚的な手法で警告しているので、その
警報自体が煩雑であることを避けながらも、車両が運行
されている状態における本当に必要な際の温度異常の警
報を隔日かつ正確に発することができる。
温度復帰予定時間tのカウントを、荷室ドアが開状態か
ら閉状態へと変化した時点から、そのときのドアの状態
変化をトリガとして開始する場合について述べたが、温
度復帰予定時間tのカウント開始のタイミングとしては
この他にも、荷室ドアが閉状態から開状態に変化した時
点から開始しても良い。
間としては荷室ドアが開けられて荷物の積み降ろし作業
が行なわれている間の時間をも含めた上での時間として
カウントすれば、そのような積み降ろし作業中の時間に
おける適正範囲外の温度雰囲気にさらされる荷物の品質
劣化の問題も考慮に入れた上での警報抑止(あるいは抑
制)および警報表示の現示を実現することができる。つ
まり、このような荷室ドアが開いた時点からの温度復帰
予定時間としては、特に前記の積荷の品質劣化の点に着
目して、その積荷の品質が適正範囲外の温度雰囲気にさ
らされても劣化しないような範囲内の時間に設定するこ
とが望ましいことになる。
02が用いる温度復帰予定時間t0としては、荷物がそ
の適正範囲外の温度の室内雰囲気にさらされても品質を
劣化しない範囲内の時間を採用することが好適である。
あるいは、そのような荷物の品質を劣化しない範囲内の
時間という観点に加えて、本実施形態で用いたような温
度制御手段の出力特性に対応した温度復帰に要すると予
定される時間という観点をも加味した上で、前記の温度
復帰予定時間t0 の値を決定付けるようにしても良い。
温度制御手段の出力特性に対応した温度復帰に要すると
予定される時間という観点に、荷物の品質を劣化しない
範囲内の時間という観点をも加味して、上記実施形態の
ようにドア閉めから時間tのカウントを開始する場合
の、温度復帰予定時間t0 として用いられるその設定デ
ータt0 の値を決定付けるようにしても良い。
鮮食品などを運搬する保冷車のような貨物運送用車両に
本発明の温度記録装置の技術を適用する場合について述
べたが、本発明の適用はこの他にも、厳しい温度管理が
要求される特殊な化学物質や、冷温とは逆に高温側での
厳しい温度管理が必要な積荷などを運搬する場合にも好
適に用いることができる。
としては、例えば厳しい温度管理が要請される生鮮食品
や一部の化学物質などを貯蔵する倉庫などの荷室内の温
度管理にも適用可能であることは言うまでもない。そし
てそのような場合には、警報を知らせる対象であるユー
ザは上記のドライバ等の代りにその倉庫の管理者あるい
は温度管理責任者ということになるから、本発明に係る
警報発生手段300の特にブザー鳴動部301や警報表
示部302等については、そのような管理者などユーザ
が常駐している管理者控室などに設置すれば良く、その
ような種々の使用条件を考慮してその利用の最適化を図
れば良いことは言うまでもない。
発明によれば、保冷車や冷凍車あるいはその他の運輸用
車両等に用いられる温度記録装置において、温度復帰予
定時間における温度異常の無意味な警報が発せられるこ
とに起因したドライバにとっての煩雑さや車両運転業務
上の危険性等の問題を解決して、温度復帰予定時間中で
警報が不要である時には警報音を発せず、本当に必要な
時にのみ、しかも確実にそのときの必要な警報を発する
ことのできる警報発生手段を具備した、温度記録装置を
提供することができる。
す図である。
CPUを中心として構築した場合の概要構成の一例を示
す図である。
300内部の構成の主要部の好適な一例を示す図であ
る。
動作とそのときのシチュエーション(温度復帰予定時間
中/外や荷室の温度状態)との関係の実際上の一例を、
特に温度状態を温度グラフ表示手段400に表示させた
ときの時間−温度グラフと共に模式的に示す図である。
要フローチャートである。
常警報の停止を実行するか否かの選択用画面(a)およ
び温度復帰予定時間の設定用画面(b)の一例を示す図
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 温度制御が行なわれる荷室に荷物を積載
する車両に搭載される温度記録装置であって、前記荷室
の内部の温度を一定時間間隔ごとに計測する温度計測手
段と、前記温度のデータを該温度の計測が為された際の
時刻データと対応付けて記録する温度記録手段とを有す
る温度記録装置において、 前記温度計測手段によって計測された前記荷室の内部の
温度のデータを、前記荷物に対応して予め設定された適
正範囲の値と比較して、該適正範囲内の値であるか否か
を判定する温度異常判定手段と、 前記荷室の荷物出入口に設けられた荷室ドアの開閉を検
知する荷室ドア開閉検知手段と、 前記荷室ドア開閉検知手段によって前記荷室ドアが開状
態から閉状態となったことが検知された時点から、予め
定められた温度復帰予定時間のカウントを開始し、該カ
ウントが前記温度復帰予定時間に到達するまでの間は前
記カウントを継続し、前記カウントが前記温度復帰予定
時間に到達した後には前記カウントをリセットする温度
復帰予定時間カウント手段と、 前記温度のデータが前記適正範囲から外れた異常値であ
ることが前記温度異常判定手段によって判定された場合
に聴覚情報として警報を発生する警報発生手段であっ
て、前記温度が異常値であると判定された際に前記温度
復帰予定時間カウント手段が前記カウントを継続中であ
る場合には前記警報を発生しない又は抑制し、前記温度
が異常値であると判定された際に前記温度復帰予定時間
カウント手段が前記カウントを継続していない場合には
前記警報を発生する警報発生手段とを備えたことを特徴
とする温度記録装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の温度記録装置において、 前記温度復帰予定時間カウント手段はさらに、前記カウ
ントを一旦開始した後は、前記カウントを終了するまで
の間に前記荷室ドアが前記閉状態から開状態となって再
び閉状態となっても、該閉状態からの新たなカウントは
開始せずに、該閉状態以前から継続中の前記カウントを
リセットすることなく最後まで継続してカウントするこ
とを特徴とする温度記録装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の温度記録装置にお
いて、 前記温度復帰予定時間カウント手段はさらに、前記予め
定められた温度復帰予定時間として、前記温度制御手段
が正常に機能する場合の、前記荷室の温度が前記適正範
囲から外れた異常値から前記適正範囲に復帰するまでに
要する時間に対応した時間に設定してなることを特徴と
する温度記録装置。 - 【請求項4】 温度制御が行なわれる荷室に荷物を積載
する車両に搭載される温度記録装置であって、前記荷室
の内部の温度を一定時間間隔ごとに計測する温度計測手
段と、前記温度のデータを該温度の計測が為された際の
時刻データと対応付けて記録する温度記録手段とを有す
る温度記録装置において、 前記温度計測手段によって計測された前記荷室の内部の
温度のデータを、前記荷物に対応して予め設定された適
正範囲の値と比較して、該適正範囲内の値であるか否か
を判定する温度異常判定手段と、 前記荷室の荷物出入口に設けられた荷室ドアの開閉を検
知する荷室ドア開閉検知手段と、 前記荷室ドア開閉検知手段によって前記荷室ドアが閉状
態から開状態となったことが検知された時点から、予め
定められた温度復帰予定時間のカウントを開始して、該
カウントが前記温度復帰予定時間に到達するまでの間は
前記カウントを継続し、前記カウントが前記温度復帰予
定時間に到達した後には次回の前記荷室ドア開閉検知待
ちに戻る温度復帰予定時間カウント手段と、 前記温度のデータが前記適正範囲から外れた値であるこ
とが前記温度異常判定手段によって判定された場合に聴
覚媒体を用いて聴覚情報として警報を発生する警報発生
手段であって、前記温度が異常値であると判定された際
に前記温度復帰予定時間カウント手段が前記カウントを
継続中である場合には、前記警報を発生しない又は抑制
し、前記温度が異常値であると判定された際に前記温度
復帰予定時間カウント手段が前記カウントを継続してい
なかった場合には、前記警報を発生する警報発生手段と
を備えたことを特徴とする温度記録装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の温度記録装置において、 前記温度復帰予定時間カウント手段はさらに、前記予め
定められた温度復帰予定時間として、前記荷物が前記適
正範囲外の温度の室内雰囲気にさらされても品質を劣化
しない範囲内の時間に設定してなることを特徴とする温
度記録装置。 - 【請求項6】 請求項4又は5記載の温度記録装置にお
いて、 前記温度復帰予定時間カウント手段はさらに、前記カウ
ントを一旦開始した後は、前記カウントを終了するまで
の間に前記荷室ドアが前記開状態から閉状態となって再
び開状態となっても、該開状態からの新たなカウントは
開始せずに、該閉状態以前から継続中の前記カウントを
リセットすることなく最後まで継続してカウントするこ
とを特徴とする温度記録装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6いずれかに記載の温度記
録装置において、 前記警報発生手段は、前記温度復帰予定時間カウント手
段が前記カウントを継続中である場合には、前記警報を
前記聴覚情報ではなく視覚情報として現示する警報発生
手段であることを特徴とする温度記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00494298A JP3407794B2 (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 温度記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00494298A JP3407794B2 (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 温度記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201824A true JPH11201824A (ja) | 1999-07-30 |
| JP3407794B2 JP3407794B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=11597639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00494298A Expired - Lifetime JP3407794B2 (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 温度記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| CN107806936A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-03-16 | 广东芬尼克兹节能设备有限公司 | 一种室内温度检测方法与装置 |
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| Publication number | Publication date |
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