JPH11201825A - 温度記録装置 - Google Patents
温度記録装置Info
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- JPH11201825A JPH11201825A JP10004943A JP494398A JPH11201825A JP H11201825 A JPH11201825 A JP H11201825A JP 10004943 A JP10004943 A JP 10004943A JP 494398 A JP494398 A JP 494398A JP H11201825 A JPH11201825 A JP H11201825A
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Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の荷室に荷物を荷積みや荷卸しを行なっ
ている状態で荷室温度が適正設定値から逸脱した場合
に、その温度異常の警報音が発生することに起因した、
その警報音自体の煩雑さや、その警報音を停止するため
の操作の煩雑さの問題を解消することができ、しかも荷
積/荷卸の作業が終了して警報が本当に必要となった場
合にのみ、しかもこのとき警報停止解除等の作業を要せ
ずして、温度異常発生の警報を確実に発することのでき
る温度記録装置を提供する。 【解決手段】 荷室の温度が異常値であると判定された
際に荷物の積み降ろし作業が行なわれている場合つまり
荷室ドアが開いた状態の場合には、警報音を発生しな
い、あるいは例えば小さな音量で短時間のみ発するなど
警報音を抑制しながら発する警報発生手段300をその
主要部に備えている。
ている状態で荷室温度が適正設定値から逸脱した場合
に、その温度異常の警報音が発生することに起因した、
その警報音自体の煩雑さや、その警報音を停止するため
の操作の煩雑さの問題を解消することができ、しかも荷
積/荷卸の作業が終了して警報が本当に必要となった場
合にのみ、しかもこのとき警報停止解除等の作業を要せ
ずして、温度異常発生の警報を確実に発することのでき
る温度記録装置を提供する。 【解決手段】 荷室の温度が異常値であると判定された
際に荷物の積み降ろし作業が行なわれている場合つまり
荷室ドアが開いた状態の場合には、警報音を発生しな
い、あるいは例えば小さな音量で短時間のみ発するなど
警報音を抑制しながら発する警報発生手段300をその
主要部に備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運送車両の冷凍室な
どの温度記録および温度異常発生の警報を行なう温度記
録装置に関する。
どの温度記録および温度異常発生の警報を行なう温度記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、食料品の運送をはじめとし
て、多種類に亙る物資の冷凍運送が盛んに行なわれてお
り、そのような冷凍運送の鍵を握るものと言っても過言
ではない冷凍室などの温度管理に対して、さらなる精確
な管理が要請されるようになって来ている。
て、多種類に亙る物資の冷凍運送が盛んに行なわれてお
り、そのような冷凍運送の鍵を握るものと言っても過言
ではない冷凍室などの温度管理に対して、さらなる精確
な管理が要請されるようになって来ている。
【0003】また、近年の冷凍庫付き運送車両等におい
ては、運転費用の低減や環境保全に対する配慮等から、
冷凍庫の温度管理を精確に行なうことによって、少ない
燃料やエネルギ消費で効果的な冷凍庫の温度調節を実現
する技術に対する要請なども強くなってきている。
ては、運転費用の低減や環境保全に対する配慮等から、
冷凍庫の温度管理を精確に行なうことによって、少ない
燃料やエネルギ消費で効果的な冷凍庫の温度調節を実現
する技術に対する要請なども強くなってきている。
【0004】そしてこのような精確で効果的な冷凍庫の
温度調節を実現するためにも、冷凍庫の温度管理を、単
独に冷凍庫の温度管理の観点だけでなく、その運送車両
自体の運行状態も含めて管理あるいは解析することの必
要性が、さらに増大して来ている。つまり温度データだ
けでなく、その車両自体の運行状態のデータ(例えば荷
積や荷卸状態か走行状態かといった運行モード情報等)
も併せてさらに詳細な温度解析を行なうことが強く要請
されている。
温度調節を実現するためにも、冷凍庫の温度管理を、単
独に冷凍庫の温度管理の観点だけでなく、その運送車両
自体の運行状態も含めて管理あるいは解析することの必
要性が、さらに増大して来ている。つまり温度データだ
けでなく、その車両自体の運行状態のデータ(例えば荷
積や荷卸状態か走行状態かといった運行モード情報等)
も併せてさらに詳細な温度解析を行なうことが強く要請
されている。
【0005】そこで従来の温度記録装置では、運送車両
の冷凍庫など温度管理対象の温度データを計測し、これ
を記録し、さらには車両に搭載された液晶表示パネルの
ような表示装置の画面上などに、温度−時間グラフのよ
うなグラフとして表示していた。
の冷凍庫など温度管理対象の温度データを計測し、これ
を記録し、さらには車両に搭載された液晶表示パネルの
ような表示装置の画面上などに、温度−時間グラフのよ
うなグラフとして表示していた。
【0006】そしてその一方で、例えば24時間〜数日
間分の温度データをはじめとして、車両自体の走行速度
やエンジンON/OFFのような運行状態に関するデー
タなど各種データが記録されたICカードのような記録
媒体を運送車両から取り外し、そのICカードを、車両
外部の運送会社本部などに設置されている温度管理解析
専用の温度記録解析装置に装着して、その内部に記録さ
れた前記各種データを読み出すことにより、運送車両自
体の運行記録と、それが運搬していた冷凍庫内の温度状
態の記録とをデータとして対比させつつ、その温度管理
や運行管理の解析を行なっていた。
間分の温度データをはじめとして、車両自体の走行速度
やエンジンON/OFFのような運行状態に関するデー
タなど各種データが記録されたICカードのような記録
媒体を運送車両から取り外し、そのICカードを、車両
外部の運送会社本部などに設置されている温度管理解析
専用の温度記録解析装置に装着して、その内部に記録さ
れた前記各種データを読み出すことにより、運送車両自
体の運行記録と、それが運搬していた冷凍庫内の温度状
態の記録とをデータとして対比させつつ、その温度管理
や運行管理の解析を行なっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、温度記録装
置は一般に、上記のような車両が運搬している冷凍庫内
の温度状態の記録をその運行後に解析するという目的の
みならず、その車両が運行されている時点でリアルタイ
ムにその運搬中の冷凍庫の温度状態などをモニタリング
し、庫内の温度が異常値となった場合にはそれを即座に
検知してそれへの対策を促すことによって、積荷に支障
が生じることを防ぐということも、極めて重要な目的の
一つになって来ている。
置は一般に、上記のような車両が運搬している冷凍庫内
の温度状態の記録をその運行後に解析するという目的の
みならず、その車両が運行されている時点でリアルタイ
ムにその運搬中の冷凍庫の温度状態などをモニタリング
し、庫内の温度が異常値となった場合にはそれを即座に
検知してそれへの対策を促すことによって、積荷に支障
が生じることを防ぐということも、極めて重要な目的の
一つになって来ている。
【0008】例えば、冷凍生鮮物を運搬中に温度の異常
な上昇が発生し、これに起因して冷凍生鮮物に不用意な
解凍が発生したような場合、その積荷である冷凍生鮮物
は直ちに変質してその品質が大きく損なわれてしまい、
そのような積荷に対する大損害を招くことにもなってし
まう。
な上昇が発生し、これに起因して冷凍生鮮物に不用意な
解凍が発生したような場合、その積荷である冷凍生鮮物
は直ちに変質してその品質が大きく損なわれてしまい、
そのような積荷に対する大損害を招くことにもなってし
まう。
【0009】特に、冷凍生鮮物のような荷物の荷室への
荷積あるいは荷卸を行なう際には、荷室のドアを必ず開
けなければ、そのような荷積や荷卸は不可能であるか
ら、そのような荷積や荷卸の際には必ず荷室のドアが開
けられることになる。ところが、このように荷室のドア
を開けると、その開いたドアからの外気の流入や荷室内
気の流失などの影響を大きく受けて、それまで設定温度
に保たれていた冷凍庫内など荷室内の温度は大幅に変化
して、その設定温度から大きくはずれてしまう。
荷積あるいは荷卸を行なう際には、荷室のドアを必ず開
けなければ、そのような荷積や荷卸は不可能であるか
ら、そのような荷積や荷卸の際には必ず荷室のドアが開
けられることになる。ところが、このように荷室のドア
を開けると、その開いたドアからの外気の流入や荷室内
気の流失などの影響を大きく受けて、それまで設定温度
に保たれていた冷凍庫内など荷室内の温度は大幅に変化
して、その設定温度から大きくはずれてしまう。
【0010】そして、このような荷室のドアを開けた際
の設定温度からの逸脱の現象をできるだけ最小限に止め
るためには、荷物の物理的な意味での積み降ろしをでき
るだけ迅速に行なうことが必要になるが、そのような荷
物の迅速な積み降ろしを行なうためには、荷室のドア開
口を大きく取ることが必要となることは言うまでもな
い。すると、その大きな開口から短時間で荷室内の適温
の雰囲気が流失したり外気と混じり合うなどして、荷室
内の温度は短時間のうちに適正な設定温度から外れてし
まうことになる。
の設定温度からの逸脱の現象をできるだけ最小限に止め
るためには、荷物の物理的な意味での積み降ろしをでき
るだけ迅速に行なうことが必要になるが、そのような荷
物の迅速な積み降ろしを行なうためには、荷室のドア開
口を大きく取ることが必要となることは言うまでもな
い。すると、その大きな開口から短時間で荷室内の適温
の雰囲気が流失したり外気と混じり合うなどして、荷室
内の温度は短時間のうちに適正な設定温度から外れてし
まうことになる。
【0011】しかしここで、上記のように荷室の温度が
適正な設定温度から外れる時間を、上記のような実用上
の不都合が生じない程度の短時間のみに止めるといった
対策も案出される。それは、上記のような荷室のドアを
開いて荷積/荷卸を行なった際に設定温度範囲から逸脱
した荷室内温度を、十分な出力の冷凍装置で急速に再び
元の設定温度範囲に復帰させるといった手法である。
適正な設定温度から外れる時間を、上記のような実用上
の不都合が生じない程度の短時間のみに止めるといった
対策も案出される。それは、上記のような荷室のドアを
開いて荷積/荷卸を行なった際に設定温度範囲から逸脱
した荷室内温度を、十分な出力の冷凍装置で急速に再び
元の設定温度範囲に復帰させるといった手法である。
【0012】しかしながら、冷凍装置に対する低燃費化
等の要請から、そのような冷凍装置の出力は出来るだけ
必要十分なものに抑えることも要請されており、またそ
のような冷凍装置の出力の設定自体も変更可能な場合が
多いので、それらの条件をいずれも同時にうまく満たす
ような設定が採用されていない限りは、上記のようにド
ア開閉時の荷室温度の逸脱状態がいつまでも長時間に亙
って解消されないままとなってしまい、その結果、例え
ば上記の冷凍生鮮物のような荷物は直ちに変質し、甚だ
しくはその品質が大きく劣化して損害を生じる場合さえ
あるという問題がある。
等の要請から、そのような冷凍装置の出力は出来るだけ
必要十分なものに抑えることも要請されており、またそ
のような冷凍装置の出力の設定自体も変更可能な場合が
多いので、それらの条件をいずれも同時にうまく満たす
ような設定が採用されていない限りは、上記のようにド
ア開閉時の荷室温度の逸脱状態がいつまでも長時間に亙
って解消されないままとなってしまい、その結果、例え
ば上記の冷凍生鮮物のような荷物は直ちに変質し、甚だ
しくはその品質が大きく劣化して損害を生じる場合さえ
あるという問題がある。
【0013】あるいは、冷凍装置の出力は常に十分な出
力値に設定されていた場合でも、例えばその冷凍装置が
機械的あるいは電気的に不調であった場合などには十分
な冷凍効果が得られないので、これに起因して荷室内の
温度を正常な設定温度範囲へ迅速に復帰することができ
なくなる。そしてその結果、上記の冷凍生鮮物のような
荷物が変質して甚だしくは品質劣化などの損害を招くこ
とになるという問題がある。
力値に設定されていた場合でも、例えばその冷凍装置が
機械的あるいは電気的に不調であった場合などには十分
な冷凍効果が得られないので、これに起因して荷室内の
温度を正常な設定温度範囲へ迅速に復帰することができ
なくなる。そしてその結果、上記の冷凍生鮮物のような
荷物が変質して甚だしくは品質劣化などの損害を招くこ
とになるという問題がある。
【0014】例えば、上記の冷凍生鮮物の例の場合で
は、その冷凍生鮮物の温度が急に上昇してその冷凍生鮮
物に不用意な解凍が発生し、その冷凍生鮮物に変質が発
生して甚だしくは商品として使い物にならなくなること
もある。そこで、このような荷室のドア開閉時の荷室温
度変化に起因して積荷に支障が発生することを防ぐため
に、温度記録装置によって荷室の温度をモニタリングし
たら、その温度計測値に基づいて温度異常の発生を検知
してそれを警告するための警報を発生する警報装置等を
付設することが案出される。
は、その冷凍生鮮物の温度が急に上昇してその冷凍生鮮
物に不用意な解凍が発生し、その冷凍生鮮物に変質が発
生して甚だしくは商品として使い物にならなくなること
もある。そこで、このような荷室のドア開閉時の荷室温
度変化に起因して積荷に支障が発生することを防ぐため
に、温度記録装置によって荷室の温度をモニタリングし
たら、その温度計測値に基づいて温度異常の発生を検知
してそれを警告するための警報を発生する警報装置等を
付設することが案出される。
【0015】即ち、適正温度範囲を予め設定しておき、
前記の如く一定時間ごとに荷室の温度を計測し、その計
測された温度が前記の適正温度範囲を逸脱した温度とな
った場合にはその旨を警告する警報を発する、といった
機能を備えた装置が好適なものとして案出される。
前記の如く一定時間ごとに荷室の温度を計測し、その計
測された温度が前記の適正温度範囲を逸脱した温度とな
った場合にはその旨を警告する警報を発する、といった
機能を備えた装置が好適なものとして案出される。
【0016】そしてその警報の発生手法としては、車両
運行中にその車両のドライバに対して出来るだけ察知さ
れやすいような警報であることが要請されるので、一般
に警報ブザーの鳴動音のような音つまり聴覚情報とし
て、その警報を発することが有効である。
運行中にその車両のドライバに対して出来るだけ察知さ
れやすいような警報であることが要請されるので、一般
に警報ブザーの鳴動音のような音つまり聴覚情報とし
て、その警報を発することが有効である。
【0017】しかしながら、上記のように温度異常とな
った際にそれを警報装置が異常と判定して警報音を発す
る技術を用いた場合、車両の荷室に荷積/荷卸の作業を
行なう度に警報音が発せられることになってしまい、そ
のような警報音はその車両のドライバや荷積/荷卸の作
業者にとっては殆ど無意味であるだけでなく、むしろ煩
雑なものでしかないことになる。そしてこの警報音は、
生鮮食品のような荷物の品質劣化や損害の重大な原因と
なる温度異常を警報するものであるから、本来はドライ
バなどユーザーに対して確実に警告を促すようなもので
なければならないので、その警報音はドライバに明確か
つ顕著に意識されるものであることが必要である。この
ため、上記のような温度復帰時間中にもその警報音が発
せられると、実質的には無意味な警報であるにもかかわ
らず、それが本当の温度異常発生時と同様にドライバな
どユーザーにとっては顕著に意識されることになって、
それが無意味で不用意な警報であるだけに一層煩雑なも
のとして感じられるという問題がある。
った際にそれを警報装置が異常と判定して警報音を発す
る技術を用いた場合、車両の荷室に荷積/荷卸の作業を
行なう度に警報音が発せられることになってしまい、そ
のような警報音はその車両のドライバや荷積/荷卸の作
業者にとっては殆ど無意味であるだけでなく、むしろ煩
雑なものでしかないことになる。そしてこの警報音は、
生鮮食品のような荷物の品質劣化や損害の重大な原因と
なる温度異常を警報するものであるから、本来はドライ
バなどユーザーに対して確実に警告を促すようなもので
なければならないので、その警報音はドライバに明確か
つ顕著に意識されるものであることが必要である。この
ため、上記のような温度復帰時間中にもその警報音が発
せられると、実質的には無意味な警報であるにもかかわ
らず、それが本当の温度異常発生時と同様にドライバな
どユーザーにとっては顕著に意識されることになって、
それが無意味で不用意な警報であるだけに一層煩雑なも
のとして感じられるという問題がある。
【0018】つまり、その車両のドライバや荷積/荷卸
の作業者名度のユーザーにとっては、荷積みや荷卸しの
際にはドアを開いた状態にしているのでその間は荷室の
温度制御がドア閉状態よりも十分にはできないことは先
刻承知の事柄であって、実際上問題の無い程度の一時的
な荷室温度の変化があるだけと予め了解しているにもか
かわらず、それを警報装置が誤認的に検知して警報音を
発すると、その警報音はドライバにとって当然すぎて極
めて煩雑なものでしかないという問題がある。
の作業者名度のユーザーにとっては、荷積みや荷卸しの
際にはドアを開いた状態にしているのでその間は荷室の
温度制御がドア閉状態よりも十分にはできないことは先
刻承知の事柄であって、実際上問題の無い程度の一時的
な荷室温度の変化があるだけと予め了解しているにもか
かわらず、それを警報装置が誤認的に検知して警報音を
発すると、その警報音はドライバにとって当然すぎて極
めて煩雑なものでしかないという問題がある。
【0019】そしてさらには、そのような煩雑な警報音
を停止するためにはそれを停止する命令の入力操作等が
必要となるが、その車両のドライバあるいは荷積/荷卸
の作業者はそのときの荷積/荷卸の作業を一時中断し
て、わざわざ車両の運転席に戻って警報音を停止する入
力操作を行なわなければならず、さらに煩雑であるとい
う問題がある。
を停止するためにはそれを停止する命令の入力操作等が
必要となるが、その車両のドライバあるいは荷積/荷卸
の作業者はそのときの荷積/荷卸の作業を一時中断し
て、わざわざ車両の運転席に戻って警報音を停止する入
力操作を行なわなければならず、さらに煩雑であるとい
う問題がある。
【0020】つまり、温度記録装置の操作パネルなどは
一般に車両の運転席周りに配置されているので、前記の
警報音を停止するためにはその操作パネルを用いて停止
命令を入力するために、一般に車両の最後部に配置され
ている荷室ドア付近で行なっていた荷積/荷卸の作業を
一旦中止して車両前部の運転席周りに行かなくてはなら
なくなって、それもまたさらに煩雑なものであるという
問題があった。
一般に車両の運転席周りに配置されているので、前記の
警報音を停止するためにはその操作パネルを用いて停止
命令を入力するために、一般に車両の最後部に配置され
ている荷室ドア付近で行なっていた荷積/荷卸の作業を
一旦中止して車両前部の運転席周りに行かなくてはなら
なくなって、それもまたさらに煩雑なものであるという
問題があった。
【0021】またさらには、わざわざそのような警報音
を停止するための操作を行なって、警報音を停止させて
も、荷積/荷卸の作業が終了するとそれまで停止してい
ても構わなかった警報音は、本当に温度以上が発生した
際には今度は正確に必ず発せられなければならないもの
となる。つまり、荷積/荷卸の作業が終了してから後に
はそれまで停止されていた警報音を発生可能状態に復帰
させなければならないが、そのためには前記の警報音発
生停止を解除するための命令を入力することが必要とな
る。そしてこのような警報音発生停止を解除するための
命令入力は、前記のドライバや荷積/荷卸の作業者が、
その荷積/荷卸の作業を終了した際に、忘れることなく
必ず入力することが必要である。
を停止するための操作を行なって、警報音を停止させて
も、荷積/荷卸の作業が終了するとそれまで停止してい
ても構わなかった警報音は、本当に温度以上が発生した
際には今度は正確に必ず発せられなければならないもの
となる。つまり、荷積/荷卸の作業が終了してから後に
はそれまで停止されていた警報音を発生可能状態に復帰
させなければならないが、そのためには前記の警報音発
生停止を解除するための命令を入力することが必要とな
る。そしてこのような警報音発生停止を解除するための
命令入力は、前記のドライバや荷積/荷卸の作業者が、
その荷積/荷卸の作業を終了した際に、忘れることなく
必ず入力することが必要である。
【0022】もしそれを忘れると、その荷積/荷卸の作
業終了後の荷物の運送時間中ずっと警報音は発生停止の
状態が継続されるので、荷室の温度に異常が発生しても
それを警告する警報が発せられないことになって、例え
ば生鮮食料品のような厳しい温度管理が要請される荷物
を運送する場合などには、甚だしくはその荷物の品質が
深刻な損失を受けてしまうという問題がある。
業終了後の荷物の運送時間中ずっと警報音は発生停止の
状態が継続されるので、荷室の温度に異常が発生しても
それを警告する警報が発せられないことになって、例え
ば生鮮食料品のような厳しい温度管理が要請される荷物
を運送する場合などには、甚だしくはその荷物の品質が
深刻な損失を受けてしまうという問題がある。
【0023】あるいは、上記のような荷室の異常温度発
生時における警報の具体的媒体として警報音を用いるこ
とに起因した煩雑さやその警報音の停止操作の煩雑さな
どを回避するためには、荷室の異常温度発生の警報を、
警報音という聴覚媒体による聴覚情報として現示するの
ではなく、例えば液晶表示パネルのような視覚媒体によ
る視覚情報を用いて現示するればよいのではないかとも
案出される。あるいは折角従来の温度記録装置が荷室の
温度を記録紙等に記録しているのだから、そのような視
覚媒体による視覚情報をドライバに提示するだけで構わ
ないのではないかとも考えられる。
生時における警報の具体的媒体として警報音を用いるこ
とに起因した煩雑さやその警報音の停止操作の煩雑さな
どを回避するためには、荷室の異常温度発生の警報を、
警報音という聴覚媒体による聴覚情報として現示するの
ではなく、例えば液晶表示パネルのような視覚媒体によ
る視覚情報を用いて現示するればよいのではないかとも
案出される。あるいは折角従来の温度記録装置が荷室の
温度を記録紙等に記録しているのだから、そのような視
覚媒体による視覚情報をドライバに提示するだけで構わ
ないのではないかとも考えられる。
【0024】しかしながら、そのような視覚媒体による
視覚情報はいずれもユーザーが目視で確認しなければな
らないのであるから、前記の如く重要性の高い積荷の温
度異常を正確にチェックするためには、ユーザーは車両
の運転中にも視覚的に表示されている荷室温度の情報を
頻繁に見てチェックしなければならなくなる。このた
め、わき見運転や前方不注意等を誘発する確率が極めて
高くなって、ドライバにとって煩雑なばかりでなく車両
運行上も危険であるという問題がある。
視覚情報はいずれもユーザーが目視で確認しなければな
らないのであるから、前記の如く重要性の高い積荷の温
度異常を正確にチェックするためには、ユーザーは車両
の運転中にも視覚的に表示されている荷室温度の情報を
頻繁に見てチェックしなければならなくなる。このた
め、わき見運転や前方不注意等を誘発する確率が極めて
高くなって、ドライバにとって煩雑なばかりでなく車両
運行上も危険であるという問題がある。
【0025】また逆に、運転中にそのような視覚情報に
よる警報表示をチェックする回数を減らすと、温度異常
の発生を見逃してしまう確率が高くなる。従って、運送
中における荷室の温度異常発生の警報という本来の機能
から考えると、警報は音つまり聴覚情報で発することが
好ましいことになり、上記の煩雑さ等の問題は解決が容
易ではないものと考えられる。
よる警報表示をチェックする回数を減らすと、温度異常
の発生を見逃してしまう確率が高くなる。従って、運送
中における荷室の温度異常発生の警報という本来の機能
から考えると、警報は音つまり聴覚情報で発することが
好ましいことになり、上記の煩雑さ等の問題は解決が容
易ではないものと考えられる。
【0026】本発明は、このように問題を解決するため
に成されたものである。本発明は、保冷車や冷凍車ある
いはその他一般に荷物の運輸用等に用いられる温度記録
装置において、車両の荷室に荷物を荷積みや荷卸しを行
なっている状態で荷室温度が適正設定値から逸脱した場
合に、その温度異常の警報音が発生することに起因し
た、その警報音自体の煩雑さや、その警報音を停止する
ための操作の煩雑さの問題を解消することができ、しか
も荷積/荷卸の作業が終了して警報が本当に必要となっ
た場合にのみ、しかもこのとき警報停止解除等の作業を
要せずして、温度異常発生の警報を確実に発することの
できる温度記録装置を提供することを課題としている。
に成されたものである。本発明は、保冷車や冷凍車ある
いはその他一般に荷物の運輸用等に用いられる温度記録
装置において、車両の荷室に荷物を荷積みや荷卸しを行
なっている状態で荷室温度が適正設定値から逸脱した場
合に、その温度異常の警報音が発生することに起因し
た、その警報音自体の煩雑さや、その警報音を停止する
ための操作の煩雑さの問題を解消することができ、しか
も荷積/荷卸の作業が終了して警報が本当に必要となっ
た場合にのみ、しかもこのとき警報停止解除等の作業を
要せずして、温度異常発生の警報を確実に発することの
できる温度記録装置を提供することを課題としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】第1に、本発明の温度記
録装置は、温度制御が行なわれる荷室に荷物を積載する
車両に搭載される温度記録装置であって、前記荷室の内
部の温度を一定時間間隔ごとに計測する温度計測手段
と、前記温度のデータを該温度の計測が為された際の時
刻データと対応付けて記録する温度記録手段とを有する
温度記録装置において、前記温度計測手段によって計測
された前記荷室の内部の温度のデータを、前記荷物に対
応して予め設定された適正範囲の値と比較して、該適正
範囲内の値であるか否かを判定する温度異常判定手段
と、前記荷室の荷物出入口に設けられた荷室ドアの開閉
を検知する荷室ドア開閉検知手段と、前記検知された温
度のデータが前記適正範囲から外れた値となって前記温
度異常判定手段によって温度異常の発生と判定される
と、該温度異常の発生を警告するための警報を聴覚情報
として発する警報発生手段であって、前記温度が異常値
であると判定された際に前記荷室ドアが開状態であるこ
とが前記荷室ドア開閉検知手段によって検知されている
場合には前記警報を発しない又は抑制し、前記温度が異
常値であると判定された際に前記荷室ドアが閉状態であ
ることが前記荷室ドア開閉検知手段によって検知されて
いる場合には前記警報を発する警報発生手段と、を備え
たことを特徴とする温度記録装置である。
録装置は、温度制御が行なわれる荷室に荷物を積載する
車両に搭載される温度記録装置であって、前記荷室の内
部の温度を一定時間間隔ごとに計測する温度計測手段
と、前記温度のデータを該温度の計測が為された際の時
刻データと対応付けて記録する温度記録手段とを有する
温度記録装置において、前記温度計測手段によって計測
された前記荷室の内部の温度のデータを、前記荷物に対
応して予め設定された適正範囲の値と比較して、該適正
範囲内の値であるか否かを判定する温度異常判定手段
と、前記荷室の荷物出入口に設けられた荷室ドアの開閉
を検知する荷室ドア開閉検知手段と、前記検知された温
度のデータが前記適正範囲から外れた値となって前記温
度異常判定手段によって温度異常の発生と判定される
と、該温度異常の発生を警告するための警報を聴覚情報
として発する警報発生手段であって、前記温度が異常値
であると判定された際に前記荷室ドアが開状態であるこ
とが前記荷室ドア開閉検知手段によって検知されている
場合には前記警報を発しない又は抑制し、前記温度が異
常値であると判定された際に前記荷室ドアが閉状態であ
ることが前記荷室ドア開閉検知手段によって検知されて
いる場合には前記警報を発する警報発生手段と、を備え
たことを特徴とする温度記録装置である。
【0028】即ち、本発明によれば、荷積や荷卸(荷物
の積み込みや積み降ろし)の作業中には、荷室の温度が
適正値を逸脱した異常値と判定されても、その異常発生
を知らせる警報は発しない(あるいは抑制する)。この
とき、荷積や荷卸の作業中の間は、車両の荷室と外部と
の間で荷物の積み降ろしが行なわれるのだから荷室ドア
が必ず開状態となっている筈である。そしてこのように
荷積/荷卸の作業中に荷室ドアが必ず開状態とならざる
を得なかったために、上記のように荷積/荷卸の作業中
は荷室温度が適正設定値から逸脱することにもなってい
た。
の積み込みや積み降ろし)の作業中には、荷室の温度が
適正値を逸脱した異常値と判定されても、その異常発生
を知らせる警報は発しない(あるいは抑制する)。この
とき、荷積や荷卸の作業中の間は、車両の荷室と外部と
の間で荷物の積み降ろしが行なわれるのだから荷室ドア
が必ず開状態となっている筈である。そしてこのように
荷積/荷卸の作業中に荷室ドアが必ず開状態とならざる
を得なかったために、上記のように荷積/荷卸の作業中
は荷室温度が適正設定値から逸脱することにもなってい
た。
【0029】そこで本発明においては、そのような荷積
/荷卸の作業中に荷室ドアが必ず開状態となることを逆
手に取ってむしろそれを積極的に利用し、この荷室ドア
が開状態であることを前記荷室ドア開閉検知手段によっ
て検知して、その荷室ドアが開状態である場合には荷積
/荷卸の作業中であるものとして荷室温度の異常発生の
警報音を抑止(停止)あるいは抑制(警報音の抑止、あ
るいはその音量や鳴動継続時間の短縮等)する。
/荷卸の作業中に荷室ドアが必ず開状態となることを逆
手に取ってむしろそれを積極的に利用し、この荷室ドア
が開状態であることを前記荷室ドア開閉検知手段によっ
て検知して、その荷室ドアが開状態である場合には荷積
/荷卸の作業中であるものとして荷室温度の異常発生の
警報音を抑止(停止)あるいは抑制(警報音の抑止、あ
るいはその音量や鳴動継続時間の短縮等)する。
【0030】このようにして、本発明によれば、荷積/
荷卸の作業中における温度異常の無意味な警報の発生に
起因した煩雑さや、その停止操作の煩雑さなどの問題を
解決することができ、しかも荷物の積み降ろしの終了
後、即ち荷室のドア開状態の終了後に、荷室温度が適正
な設定温度にまで復帰できないで積荷品質に対して損失
を与える状態となる可能性が高くなった場合つまり警報
が本当に必要となった場合に、それを確実に警報するこ
とができる。
荷卸の作業中における温度異常の無意味な警報の発生に
起因した煩雑さや、その停止操作の煩雑さなどの問題を
解決することができ、しかも荷物の積み降ろしの終了
後、即ち荷室のドア開状態の終了後に、荷室温度が適正
な設定温度にまで復帰できないで積荷品質に対して損失
を与える状態となる可能性が高くなった場合つまり警報
が本当に必要となった場合に、それを確実に警報するこ
とができる。
【0031】ここで、前記の警報音は荷室ドア開状態中
には発生しないようにする(つまりその時点では自動停
止する)ことのみには限定されず、その発生の音量や継
続時間を抑制するようにしても良いことは言うまでもな
い。即ち、荷室ドア開状態の場合には、警報音を全く発
生しないのではなく、例えば警報音を低い音量でしかも
短時間にのみ抑制して発するようにしても良い。
には発生しないようにする(つまりその時点では自動停
止する)ことのみには限定されず、その発生の音量や継
続時間を抑制するようにしても良いことは言うまでもな
い。即ち、荷室ドア開状態の場合には、警報音を全く発
生しないのではなく、例えば警報音を低い音量でしかも
短時間にのみ抑制して発するようにしても良い。
【0032】このように、荷室ドア開状態の間中は警報
音をそれほど気にならない程度の低い音量でしかも短時
間だけ継続して発することで、ドライバにとってはその
警報は明らかにそれほど重大な警報ではないことが認識
され、しかもその警報は本来警報が必要な状態つまり荷
室ドアが閉状態の場合の温度異常の警報とは明確に区別
して認識することができる。
音をそれほど気にならない程度の低い音量でしかも短時
間だけ継続して発することで、ドライバにとってはその
警報は明らかにそれほど重大な警報ではないことが認識
され、しかもその警報は本来警報が必要な状態つまり荷
室ドアが閉状態の場合の温度異常の警報とは明確に区別
して認識することができる。
【0033】そしてまた、荷積や荷卸の作業が終了し荷
室ドアが閉状態となって、荷室内の温度が冷凍装置のよ
うな温度制御装置によって再び適正温度へと復帰し始め
た際に、それまでの荷室ドア開状態で荷室の温度が適性
温度の設定範囲から逸脱してしまっていたときには、荷
室ドアが閉状態となっていることが荷室ドア開閉検知手
段によって検知されているので警報音の発生抑止が自動
的に解除されているため、そのときの温度異常を警報音
によって明らかにドライバに警告することができる。そ
してこの警報音に基づいて、ドライバなどユーザーはそ
の荷室の温度異常に迅速に対応して例えば冷凍装置のよ
うな温度制御装置の出力をさらに上げるなどの対策を施
すことができ、その結果、前記の荷物の積み降ろしを行
なっていた間に生じていた温度異常を迅速かつ確実に解
消することができる。
室ドアが閉状態となって、荷室内の温度が冷凍装置のよ
うな温度制御装置によって再び適正温度へと復帰し始め
た際に、それまでの荷室ドア開状態で荷室の温度が適性
温度の設定範囲から逸脱してしまっていたときには、荷
室ドアが閉状態となっていることが荷室ドア開閉検知手
段によって検知されているので警報音の発生抑止が自動
的に解除されているため、そのときの温度異常を警報音
によって明らかにドライバに警告することができる。そ
してこの警報音に基づいて、ドライバなどユーザーはそ
の荷室の温度異常に迅速に対応して例えば冷凍装置のよ
うな温度制御装置の出力をさらに上げるなどの対策を施
すことができ、その結果、前記の荷物の積み降ろしを行
なっていた間に生じていた温度異常を迅速かつ確実に解
消することができる。
【0034】第2に、本発明の温度記録装置は、上記第
1記載の温度記録装置において、前記警報発生手段はさ
らに、前記温度が異常値であると判定された際に前記荷
室ドアが開状態であることが前記荷室ドア開閉検知手段
によって検知されている場合には、前記温度異常の発生
を警告するための前記聴覚情報としての警報を発せずに
抑止する一方、前記温度異常の発生を警告する情報を視
覚情報として現示することを特徴としている。
1記載の温度記録装置において、前記警報発生手段はさ
らに、前記温度が異常値であると判定された際に前記荷
室ドアが開状態であることが前記荷室ドア開閉検知手段
によって検知されている場合には、前記温度異常の発生
を警告するための前記聴覚情報としての警報を発せずに
抑止する一方、前記温度異常の発生を警告する情報を視
覚情報として現示することを特徴としている。
【0035】本発明に係る警報発生手段は、上記の如く
荷室ドアが開いた状態のときには、温度異常が検知され
てもそれを警報音のようなドライバにとっては煩雑な聴
覚情報として発しない(あるいは抑制する)ようにして
いるが、この場合に警報を全く発しないことのみには限
定しない。即ち、ドライバにとって煩雑な聴覚情報では
なく、見れば目立つような視覚情報として、例えば液晶
表示パネルにそのときの警報を表示しても良い。ただし
この場合でも、温度復帰予定時間中以外の時間に異常温
度が検知された場合には上記同様の聴覚情報でその警報
を発することに変わりないことは言うまでもない。
荷室ドアが開いた状態のときには、温度異常が検知され
てもそれを警報音のようなドライバにとっては煩雑な聴
覚情報として発しない(あるいは抑制する)ようにして
いるが、この場合に警報を全く発しないことのみには限
定しない。即ち、ドライバにとって煩雑な聴覚情報では
なく、見れば目立つような視覚情報として、例えば液晶
表示パネルにそのときの警報を表示しても良い。ただし
この場合でも、温度復帰予定時間中以外の時間に異常温
度が検知された場合には上記同様の聴覚情報でその警報
を発することに変わりないことは言うまでもない。
【0036】このようにして、本発明によれば、荷室の
温度異常が発生したことが検知され、しかもそのときが
荷積や荷卸の作業中つまり荷室ドア開状態であった場合
には、そのときの温度異常という事象を警報することの
重要度に適切に対応した程度の感覚で知覚されるよう
に、その温度異常の発生の警報を前記の警報音ではなく
警報表示という視覚的な手法で警報し、また本来の警報
が必要な運送中(車両走行中など)には目視によらずと
も明確に認識できる警報音を用いて警報するので、従来
の警報音自体が煩雑であるという問題を解消でき、しか
も積荷運送中の荷室の温度異常を確実に警報することが
できる。
温度異常が発生したことが検知され、しかもそのときが
荷積や荷卸の作業中つまり荷室ドア開状態であった場合
には、そのときの温度異常という事象を警報することの
重要度に適切に対応した程度の感覚で知覚されるよう
に、その温度異常の発生の警報を前記の警報音ではなく
警報表示という視覚的な手法で警報し、また本来の警報
が必要な運送中(車両走行中など)には目視によらずと
も明確に認識できる警報音を用いて警報するので、従来
の警報音自体が煩雑であるという問題を解消でき、しか
も積荷運送中の荷室の温度異常を確実に警報することが
できる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る温度記録装置
の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は
その主要部の構成の概要を示す図である。本発明に係る
温度記録装置は、温度制御が行なわれる荷室(図示省
略)に荷物を積載する車両に搭載され、前記荷室の内部
の温度を一定時間間隔ごとに計測する温度計測手段10
0と、前記温度のデータを該温度の計測が為された際の
時刻データと対応付けて記録する温度記録手段201と
を有している。
の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は
その主要部の構成の概要を示す図である。本発明に係る
温度記録装置は、温度制御が行なわれる荷室(図示省
略)に荷物を積載する車両に搭載され、前記荷室の内部
の温度を一定時間間隔ごとに計測する温度計測手段10
0と、前記温度のデータを該温度の計測が為された際の
時刻データと対応付けて記録する温度記録手段201と
を有している。
【0038】そしてさらには、前記荷室の荷物出入口に
設けられた荷室ドア(図示省略)の開閉を検知する荷室
ドア開閉検知手段205と、前記温度計測手段100に
よって計測された前記荷室の内部の温度のデータを前記
荷物に対応して予め設定された適正範囲の値と比較し
て、その適正範囲内の値であるか否かを判定する温度異
常判定手段203と、前記検知された温度のデータが前
記適正範囲から外れた値となってこれが前記温度異常判
定手段203によって温度異常の発生と判定されると、
該温度異常の発生を警告するための警報を聴覚情報とし
て発する警報発生手段300であって、前記温度が異常
値であると判定された際に前記荷室ドアが開状態である
ことが前記荷室ドア開閉検知手段205によって検知さ
れている場合には前記警報を発しないで抑止し(または
その音量および鳴動継続時間を抑制して発し)、前記温
度が異常値であると判定された際に前記荷室ドアが閉状
態であることが前記荷室ドア開閉検知手段205によっ
て検知されている場合には前記警報音を発する警報発生
手段300とを、その主要部に備えている。
設けられた荷室ドア(図示省略)の開閉を検知する荷室
ドア開閉検知手段205と、前記温度計測手段100に
よって計測された前記荷室の内部の温度のデータを前記
荷物に対応して予め設定された適正範囲の値と比較し
て、その適正範囲内の値であるか否かを判定する温度異
常判定手段203と、前記検知された温度のデータが前
記適正範囲から外れた値となってこれが前記温度異常判
定手段203によって温度異常の発生と判定されると、
該温度異常の発生を警告するための警報を聴覚情報とし
て発する警報発生手段300であって、前記温度が異常
値であると判定された際に前記荷室ドアが開状態である
ことが前記荷室ドア開閉検知手段205によって検知さ
れている場合には前記警報を発しないで抑止し(または
その音量および鳴動継続時間を抑制して発し)、前記温
度が異常値であると判定された際に前記荷室ドアが閉状
態であることが前記荷室ドア開閉検知手段205によっ
て検知されている場合には前記警報音を発する警報発生
手段300とを、その主要部に備えている。
【0039】そしてさらに、この警報発生手段300
は、前記温度が異常値であると判定された際に前記荷室
ドアが開状態であることが前記荷室ドア開閉検知手段2
05によって検知されている場合には、前記温度異常の
発生を警告するための警報として、前記聴覚情報である
警報ブザーのような警報音ではなしに、液晶表示パネル
のような表示デバイスを用いた警報表示部302によっ
て視覚情報として表示する。
は、前記温度が異常値であると判定された際に前記荷室
ドアが開状態であることが前記荷室ドア開閉検知手段2
05によって検知されている場合には、前記温度異常の
発生を警告するための警報として、前記聴覚情報である
警報ブザーのような警報音ではなしに、液晶表示パネル
のような表示デバイスを用いた警報表示部302によっ
て視覚情報として表示する。
【0040】ここで、上記の温度計測手段100は、セ
ンサ駆動回路101で駆動される温度センサ102によ
って、一定時間間隔ごとに前記の荷室の温度を計測す
る。また警報発生手段300は、荷室ドアが閉状態の場
合における前記室内の温度異常の発生を警告する警報音
をブザー鳴動部301によって発生し、また荷室ドアが
開状態の場合における前記室内の温度異常の発生を視覚
的に警告する警報表示を警報表示部302によって表示
する。
ンサ駆動回路101で駆動される温度センサ102によ
って、一定時間間隔ごとに前記の荷室の温度を計測す
る。また警報発生手段300は、荷室ドアが閉状態の場
合における前記室内の温度異常の発生を警告する警報音
をブザー鳴動部301によって発生し、また荷室ドアが
開状態の場合における前記室内の温度異常の発生を視覚
的に警告する警報表示を警報表示部302によって表示
する。
【0041】またさらに、この温度記録装置は、従来か
ら用いられている温度記録装置と同様にモニタリングさ
れた温度データをその計測時刻ごとに記録して行く、い
わゆる温度記録機能を果たす各種構成を有していること
は言うまでもない。即ち、前記一定時間間隔ごとに荷室
の温度を計測したその時刻を、グラフの時間軸に取った
時間軸上にプロットし、その時間軸に対応した前記温度
データの時系列的な推移を縦軸に取り、その時刻ごとに
変化する温度を温度グラフとして表示するための表示デ
ータを生成する温度グラフ表示データ生成手段204
と、前記温度グラフを表示画面に表示する温度グラフ表
示手段400と、この温度記録装置全体の動作を操作す
るための入力操作等が行なわれる操作手段500と、前
記の温度記録手段201に記録される情報と同じ情報を
着脱自在のICカード601にも記録するICカード記
録手段600とを具備しているものであることは言うま
でもない。
ら用いられている温度記録装置と同様にモニタリングさ
れた温度データをその計測時刻ごとに記録して行く、い
わゆる温度記録機能を果たす各種構成を有していること
は言うまでもない。即ち、前記一定時間間隔ごとに荷室
の温度を計測したその時刻を、グラフの時間軸に取った
時間軸上にプロットし、その時間軸に対応した前記温度
データの時系列的な推移を縦軸に取り、その時刻ごとに
変化する温度を温度グラフとして表示するための表示デ
ータを生成する温度グラフ表示データ生成手段204
と、前記温度グラフを表示画面に表示する温度グラフ表
示手段400と、この温度記録装置全体の動作を操作す
るための入力操作等が行なわれる操作手段500と、前
記の温度記録手段201に記録される情報と同じ情報を
着脱自在のICカード601にも記録するICカード記
録手段600とを具備しているものであることは言うま
でもない。
【0042】上記主要部の構成のうち、温度異常判定手
段203、温度グラフ表示データ生成手段204、およ
び警報発生手段300の特に制御回路部分、あるいはさ
らにセンサ駆動回路101の各部位については、図2に
示すように、マイコン(マイクロコンピュータ)のよう
な演算部(CPU)200やメモリ部700を用いてそ
の演算システム内に構築することも可能である。なお、
温度センサ102のようなリニア素子や、荷室ドア開閉
検知手段205としてリニア素子を用いた場合には、そ
れらとCPUとの間を図2に示したようなI/F(イン
ターフェース)206、202をそれぞれ介するなどし
て結べば良いことは言うまでもない。あるいは、特に荷
室ドア開閉検知手段205については、例えば荷室ドア
の開閉動作に対応した機械的なスイッチ開閉の動作によ
ってその荷室ドアの開閉を検知するような方式の検知手
段を用いればその出力は0/1のデジタル的な信号とし
て出力できるから、前記のようなI/F202を不要と
することができる。即ち、本発明の技術をさらに簡易な
構造で構築することができるので好ましい。
段203、温度グラフ表示データ生成手段204、およ
び警報発生手段300の特に制御回路部分、あるいはさ
らにセンサ駆動回路101の各部位については、図2に
示すように、マイコン(マイクロコンピュータ)のよう
な演算部(CPU)200やメモリ部700を用いてそ
の演算システム内に構築することも可能である。なお、
温度センサ102のようなリニア素子や、荷室ドア開閉
検知手段205としてリニア素子を用いた場合には、そ
れらとCPUとの間を図2に示したようなI/F(イン
ターフェース)206、202をそれぞれ介するなどし
て結べば良いことは言うまでもない。あるいは、特に荷
室ドア開閉検知手段205については、例えば荷室ドア
の開閉動作に対応した機械的なスイッチ開閉の動作によ
ってその荷室ドアの開閉を検知するような方式の検知手
段を用いればその出力は0/1のデジタル的な信号とし
て出力できるから、前記のようなI/F202を不要と
することができる。即ち、本発明の技術をさらに簡易な
構造で構築することができるので好ましい。
【0043】また、上記主要部の構成のうち、温度計測
手段100、温度記録手段201、温度グラフ表示デー
タ生成手段204、温度グラフ表示手段400、ICカ
ード記録手段600、ICカード601については、そ
れぞれ従来と同様の機能を果たすものを用いれば良いこ
とは言うまでもない。
手段100、温度記録手段201、温度グラフ表示デー
タ生成手段204、温度グラフ表示手段400、ICカ
ード記録手段600、ICカード601については、そ
れぞれ従来と同様の機能を果たすものを用いれば良いこ
とは言うまでもない。
【0044】次に、本発明に係る温度記録装置における
主要部のうち、特に温度異常判定手段203、荷室ドア
開閉検知手段205、警報発生手段300およびそのブ
ザー鳴動部301、警報表示部302、操作手段500
についてを中心として、その構成の概要および動作を以
下に説明する。図5は、そのような本発明に係る温度記
録装置の主要部の動作を示す概要フローチャートであ
る。
主要部のうち、特に温度異常判定手段203、荷室ドア
開閉検知手段205、警報発生手段300およびそのブ
ザー鳴動部301、警報表示部302、操作手段500
についてを中心として、その構成の概要および動作を以
下に説明する。図5は、そのような本発明に係る温度記
録装置の主要部の動作を示す概要フローチャートであ
る。
【0045】本発明に係る温度記録装置を搭載した車両
がその稼働を開始すると、ユーザー(ドライバあるいは
荷積作業者など)による手入力で操作手段500を介し
て通常の温度記録装置としての動作に関する通常の初期
設定(ステップ1;以下s1と略称)、通常の出庫時の
諸情報の画面表示(s2)、前記の通常の初期設定の画
面表示(s3)が行なわれた後、適正温度の設定値変更
の有無(s4)、および変更ありの場合には(s4の
Y,なお、以降はYESはY,NOはNと略称)、その
操作用の画面が表示され(s5)、続いて適正温度の設
定温度範囲の数値が入力操作される(s6)。このよう
な温度復帰予定時間の設定の有無、つまり温度復帰予定
時間中の温度異常警報音の抑止(又は抑制)を行なうか
否かについてを選択する操作、およびそれを実行するこ
とを選択した場合にその温度復帰予定時間の設定値を入
力する操作は、例えば車両がその稼働を開始して間もな
くでICカード601等も装着されておらずまた運行モ
ードも走行モードに切り替えられていない時点(つまり
図5のs7以前)などに、自動的に警報表示部302の
画面上に例えば図6(a)に示すような荷室ドア開時の
温度異常警報の停止(抑止)を実行するか否かの選択用
画面と、図6(b)に示すような適正温度範囲の設定用
画面とを、この順で順次に表示して、それとタイミング
を合わせてそれぞれ設定情報が入力操作されると、その
設定情報を本発明に係る温度記録装置が受け付けてそれ
を記憶する。例えば、図6(a)においては警報自動停
止つまり荷室ドア開時の警報を抑止するか否かのうち
「する」が選択されている状態を、また図6(b)にお
いてはその際の荷室温度が異常温度であるか否かを判定
するための基準となる適正温度範囲の設定値として−1
0℃〜+10℃が設定されている状態を、それぞれ一例
として示してある。
がその稼働を開始すると、ユーザー(ドライバあるいは
荷積作業者など)による手入力で操作手段500を介し
て通常の温度記録装置としての動作に関する通常の初期
設定(ステップ1;以下s1と略称)、通常の出庫時の
諸情報の画面表示(s2)、前記の通常の初期設定の画
面表示(s3)が行なわれた後、適正温度の設定値変更
の有無(s4)、および変更ありの場合には(s4の
Y,なお、以降はYESはY,NOはNと略称)、その
操作用の画面が表示され(s5)、続いて適正温度の設
定温度範囲の数値が入力操作される(s6)。このよう
な温度復帰予定時間の設定の有無、つまり温度復帰予定
時間中の温度異常警報音の抑止(又は抑制)を行なうか
否かについてを選択する操作、およびそれを実行するこ
とを選択した場合にその温度復帰予定時間の設定値を入
力する操作は、例えば車両がその稼働を開始して間もな
くでICカード601等も装着されておらずまた運行モ
ードも走行モードに切り替えられていない時点(つまり
図5のs7以前)などに、自動的に警報表示部302の
画面上に例えば図6(a)に示すような荷室ドア開時の
温度異常警報の停止(抑止)を実行するか否かの選択用
画面と、図6(b)に示すような適正温度範囲の設定用
画面とを、この順で順次に表示して、それとタイミング
を合わせてそれぞれ設定情報が入力操作されると、その
設定情報を本発明に係る温度記録装置が受け付けてそれ
を記憶する。例えば、図6(a)においては警報自動停
止つまり荷室ドア開時の警報を抑止するか否かのうち
「する」が選択されている状態を、また図6(b)にお
いてはその際の荷室温度が異常温度であるか否かを判定
するための基準となる適正温度範囲の設定値として−1
0℃〜+10℃が設定されている状態を、それぞれ一例
として示してある。
【0046】あるいは、そのような荷室ドア開時の温度
異常警報音の抑止は必ず行なうものとし、またその際の
適正温度の設定値も予め特定の好適値に固定的に設定し
ておき、それを常に実行するようにしても良いことは言
うまでもない。あるいは、荷室ドア開時の温度異常警報
音の抑止は必ず行なうものとし、適正温度範囲の設定に
ついてのみ上記のようにしてそのつど設定値を変更可能
としても良い。
異常警報音の抑止は必ず行なうものとし、またその際の
適正温度の設定値も予め特定の好適値に固定的に設定し
ておき、それを常に実行するようにしても良いことは言
うまでもない。あるいは、荷室ドア開時の温度異常警報
音の抑止は必ず行なうものとし、適正温度範囲の設定に
ついてのみ上記のようにしてそのつど設定値を変更可能
としても良い。
【0047】続いて、上記のようにして温度復帰予定時
間の設定入力作業等が完了すると、ICカード601等
が挿入あるいは装着されて(s7)、温度記録装置はそ
の全体的な動作を開始する。まず温度−時刻グラフのフ
ォーマットの画像を、液晶表示パネルのようなフラット
パネルディスプレイデバイスを用いてなる温度グラフ表
示手段400の画面上に表示する。続いて、温度計測手
段100が前記荷室内の温度データTを一定の時間間隔
Δtごとに計測(モニタリング)すると、その温度デー
タTに基づいて温度グラフ表示データ生成手段204は
その時刻における温度Tを温度グラフ表示手段400の
画面上の前記温度−時刻グラフのフォーマット中にプロ
ットして表示するための表示データを生成し、それを温
度グラフ表示手段400の画面上に表示する(s8)。
またその一方、前記の温度データTを、それが計測され
た時刻データと共に温度記録手段201に記録する(s
9)。
間の設定入力作業等が完了すると、ICカード601等
が挿入あるいは装着されて(s7)、温度記録装置はそ
の全体的な動作を開始する。まず温度−時刻グラフのフ
ォーマットの画像を、液晶表示パネルのようなフラット
パネルディスプレイデバイスを用いてなる温度グラフ表
示手段400の画面上に表示する。続いて、温度計測手
段100が前記荷室内の温度データTを一定の時間間隔
Δtごとに計測(モニタリング)すると、その温度デー
タTに基づいて温度グラフ表示データ生成手段204は
その時刻における温度Tを温度グラフ表示手段400の
画面上の前記温度−時刻グラフのフォーマット中にプロ
ットして表示するための表示データを生成し、それを温
度グラフ表示手段400の画面上に表示する(s8)。
またその一方、前記の温度データTを、それが計測され
た時刻データと共に温度記録手段201に記録する(s
9)。
【0048】続いて、温度異常判定手段203は前記の
計測された温度データTを、予め設定された適正範囲の
値(Tl≦T≦Th)と比較して(s10)、その範囲
を前記の温度データTが逸脱していた場合、つまりT<
TlまたはTh<Tの場合には(s10のY)、温度に
異常値が発生したものと判定して、その異常値が発生し
たことを示す情報;F=Hを出力し、その情報を警報発
生手段300に伝送する。
計測された温度データTを、予め設定された適正範囲の
値(Tl≦T≦Th)と比較して(s10)、その範囲
を前記の温度データTが逸脱していた場合、つまりT<
TlまたはTh<Tの場合には(s10のY)、温度に
異常値が発生したものと判定して、その異常値が発生し
たことを示す情報;F=Hを出力し、その情報を警報発
生手段300に伝送する。
【0049】これとは逆に前記の温度データTが適正範
囲内の値(Tl≦T≦Th)である場合には(s10の
N)、その温度データTを正常な値として判定し前記の
情報FとしてはHではなくF=Lを出力して、その情報
を警報発生手段300に伝送する。そして次回の荷室温
度のモニタリング結果の温度データが伝送されて来るタ
イミングまでの間は待状態に入り、その次回のモニタリ
ングのタイミングまでの荷室の温度データTが伝送され
て来ると、再びこのTを適正範囲内の値(Tl≦T≦T
h)と比較して前記のs9〜s10の一連の動作と同様
の動作を繰り返す。
囲内の値(Tl≦T≦Th)である場合には(s10の
N)、その温度データTを正常な値として判定し前記の
情報FとしてはHではなくF=Lを出力して、その情報
を警報発生手段300に伝送する。そして次回の荷室温
度のモニタリング結果の温度データが伝送されて来るタ
イミングまでの間は待状態に入り、その次回のモニタリ
ングのタイミングまでの荷室の温度データTが伝送され
て来ると、再びこのTを適正範囲内の値(Tl≦T≦T
h)と比較して前記のs9〜s10の一連の動作と同様
の動作を繰り返す。
【0050】続いて、前記のs10で適正範囲の値(T
l≦T≦Th)と比較してその範囲を前記の温度データ
Tが逸脱していた場合、つまりT<TlまたはTh<T
の場合(s10のY)、さらにそのときの荷室ドアが閉
状態であるか否かを、警報発生手段300は荷室ドア開
閉検知手段205から出力されて来る前記の情報Dに基
づいて判定する(s11)。即ち、荷室ドア閉状態が検
知されると(s11のY)、荷室ドア開閉検知手段20
5からD=Hが出力されて、これが警報発生手段300
へと送出される。
l≦T≦Th)と比較してその範囲を前記の温度データ
Tが逸脱していた場合、つまりT<TlまたはTh<T
の場合(s10のY)、さらにそのときの荷室ドアが閉
状態であるか否かを、警報発生手段300は荷室ドア開
閉検知手段205から出力されて来る前記の情報Dに基
づいて判定する(s11)。即ち、荷室ドア閉状態が検
知されると(s11のY)、荷室ドア開閉検知手段20
5からD=Hが出力されて、これが警報発生手段300
へと送出される。
【0051】しかしここで荷室ドアが開状態である場合
には(s11のN)、それを判別する情報として荷室ド
ア開閉検知手段205からD=Lが継続的に出力され
て、これが警報発生手段300へと送出される。そし
て、温度異常判定手段203から前記の異常値が発生し
たことを示す情報F=Hが前述のように伝送されて来た
場合(前記s10のY)、警報発生手段300はこれを
受けて、その時点で前記の情報DがD=Lである場合、
つまり荷室ドアが開状態である場合には(s11の
N)、荷物の荷積/荷卸の作業中であるためその警報自
体が無意味なものである場合がほとんどなので、その煩
雑さやそれを停止させる操作の煩雑さを避けるために、
その場合の警報ブザーのような警報音の発生を抑止(停
止)する(s12)。
には(s11のN)、それを判別する情報として荷室ド
ア開閉検知手段205からD=Lが継続的に出力され
て、これが警報発生手段300へと送出される。そし
て、温度異常判定手段203から前記の異常値が発生し
たことを示す情報F=Hが前述のように伝送されて来た
場合(前記s10のY)、警報発生手段300はこれを
受けて、その時点で前記の情報DがD=Lである場合、
つまり荷室ドアが開状態である場合には(s11の
N)、荷物の荷積/荷卸の作業中であるためその警報自
体が無意味なものである場合がほとんどなので、その煩
雑さやそれを停止させる操作の煩雑さを避けるために、
その場合の警報ブザーのような警報音の発生を抑止(停
止)する(s12)。
【0052】そしてその一方で、警報を全くキャンセル
するとその間に本当に警報が必要な事態が生じた場合に
不都合であることも考えられるのでそれを回避するため
に、警報表示部302によってその温度異常値発生を警
告する警報を警報表示部302の画面内の一部分に表示
する(s13)。あるいはこの警報の表示は、前記の温
度グラフ表示手段400の余白部分などに表示しても良
いことは言うまでもない。
するとその間に本当に警報が必要な事態が生じた場合に
不都合であることも考えられるのでそれを回避するため
に、警報表示部302によってその温度異常値発生を警
告する警報を警報表示部302の画面内の一部分に表示
する(s13)。あるいはこの警報の表示は、前記の温
度グラフ表示手段400の余白部分などに表示しても良
いことは言うまでもない。
【0053】しかしここで、温度異常判定手段203か
ら前記の荷室温度の異常値が発生したことを示す情報F
=Hが伝送されて来たときに(前記s10のY)、その
時点で前記の情報DがD=Hであった場合、つまり荷室
ドアが閉状態であった場合には(s11のY)、荷室ド
アが閉められて荷積/荷卸の作業が終了して車両運行モ
ードになったものと判定しても殆どの場合に正しいた
め、温度異常の発生を警告する必要性が極めて高いこと
になるから、警報ブザーのような明確に認識可能な警報
音の鳴動をブザー鳴動部301によって発する(s1
4)。
ら前記の荷室温度の異常値が発生したことを示す情報F
=Hが伝送されて来たときに(前記s10のY)、その
時点で前記の情報DがD=Hであった場合、つまり荷室
ドアが閉状態であった場合には(s11のY)、荷室ド
アが閉められて荷積/荷卸の作業が終了して車両運行モ
ードになったものと判定しても殆どの場合に正しいた
め、温度異常の発生を警告する必要性が極めて高いこと
になるから、警報ブザーのような明確に認識可能な警報
音の鳴動をブザー鳴動部301によって発する(s1
4)。
【0054】あるいは、前記のs10で計測された荷室
の温度が異常値ではなかった場合には(s10のN)、
情報FとしてはF=Lが出力され、またその一方でΔt
ごとに温度を計測する動作つまりs8〜s10の動作が
繰り返される。そして、前記の警報音をブザー鳴動部3
01によって発生開始すると、これ続いて警報手入力停
止や警報リセットといった何らかの入力操作が為される
までの間は(s14のN)継続的にこの警報音を発し続
ける。そして例えば警報リセット入力が入力されると
(s15のY)、一連の警報に関する動作は強制終了つ
まりリセットされて(図示省略)、再びs8に戻って既
述した通りのs8〜s16の動作を繰り返す。そして最
後に、上記の各動作の途中で割り込みモードとして前記
の警報の強制終了の動作あるいはこの温度記録装置自体
の動作の強制終了の命令が入力されると(s16の
Y)、その動作を強制停止される。なお、本実施形態の
説明においては、説明全体の簡潔化を図るために、この
ような割り込みモードを用いた強制終了や温度記録装置
全体の電源スイッチのオフといった本発明の技術の主要
部とは直接関係性の少ない事項に関しての詳述を簡潔に
省略して述べるに止めた。
の温度が異常値ではなかった場合には(s10のN)、
情報FとしてはF=Lが出力され、またその一方でΔt
ごとに温度を計測する動作つまりs8〜s10の動作が
繰り返される。そして、前記の警報音をブザー鳴動部3
01によって発生開始すると、これ続いて警報手入力停
止や警報リセットといった何らかの入力操作が為される
までの間は(s14のN)継続的にこの警報音を発し続
ける。そして例えば警報リセット入力が入力されると
(s15のY)、一連の警報に関する動作は強制終了つ
まりリセットされて(図示省略)、再びs8に戻って既
述した通りのs8〜s16の動作を繰り返す。そして最
後に、上記の各動作の途中で割り込みモードとして前記
の警報の強制終了の動作あるいはこの温度記録装置自体
の動作の強制終了の命令が入力されると(s16の
Y)、その動作を強制停止される。なお、本実施形態の
説明においては、説明全体の簡潔化を図るために、この
ような割り込みモードを用いた強制終了や温度記録装置
全体の電源スイッチのオフといった本発明の技術の主要
部とは直接関係性の少ない事項に関しての詳述を簡潔に
省略して述べるに止めた。
【0055】なお、この図5に示した概要フローチャー
トにおいては、本発明に係る温度記録装置の動作のうち
特に警報発生/抑止の動作を中心として示すことを目的
としているため、温度データの計測の動作と、温度異常
の判定動作と、荷室ドアの開閉検知動作とが、全く一連
の動作として直列的に連続して行なわれているような形
で表現されているが、実際にはその各々の動作は基本的
に並列してそれぞれ別個のループを形成しつつ行なわれ
ていて、前記の如く警報発生/抑止の動作を中心として
それらをまとめて概要フローチャートで表現するとこの
図5のようになるものであることは言うまでもない。
トにおいては、本発明に係る温度記録装置の動作のうち
特に警報発生/抑止の動作を中心として示すことを目的
としているため、温度データの計測の動作と、温度異常
の判定動作と、荷室ドアの開閉検知動作とが、全く一連
の動作として直列的に連続して行なわれているような形
で表現されているが、実際にはその各々の動作は基本的
に並列してそれぞれ別個のループを形成しつつ行なわれ
ていて、前記の如く警報発生/抑止の動作を中心として
それらをまとめて概要フローチャートで表現するとこの
図5のようになるものであることは言うまでもない。
【0056】ここで、上記のような動作のうち特に警報
音の発生/抑止を決定付ける機能を警報発生手段300
で実現するためには、例えば図3(a)に示すように、
温度異常判定手段203から出力されている情報つまり
温度異常発生の有無の情報F(前記の如く温度異常が発
生の場合はF=H,温度が正常の場合はF=L)と、荷
室ドア開閉検知手段205から出力される情報Dつまり
荷室ドアが閉状態であるか否かの情報(前記の如く開状
態ならばD=L、閉状態ならばD=H)との、論理和を
演算し、そのときの結果がHとなった場合にのみ(つま
りF=HかつD=Hの場合にのみ)、前記の警報音を発
生させる命令の信号を出力するような論理和回路素子3
03を用いて、この論理和回路素子303から前記の信
号が出力されたときにのみ、前記の警報音(例えばブザ
ー音のような)をブザー鳴動部301によって発生する
ようにすれば良い。
音の発生/抑止を決定付ける機能を警報発生手段300
で実現するためには、例えば図3(a)に示すように、
温度異常判定手段203から出力されている情報つまり
温度異常発生の有無の情報F(前記の如く温度異常が発
生の場合はF=H,温度が正常の場合はF=L)と、荷
室ドア開閉検知手段205から出力される情報Dつまり
荷室ドアが閉状態であるか否かの情報(前記の如く開状
態ならばD=L、閉状態ならばD=H)との、論理和を
演算し、そのときの結果がHとなった場合にのみ(つま
りF=HかつD=Hの場合にのみ)、前記の警報音を発
生させる命令の信号を出力するような論理和回路素子3
03を用いて、この論理和回路素子303から前記の信
号が出力されたときにのみ、前記の警報音(例えばブザ
ー音のような)をブザー鳴動部301によって発生する
ようにすれば良い。
【0057】このような極めて簡易な構成を用いること
で、本発明の技術における中心部を簡易に構築すること
ができ、しかもその効果も上記のような十分に実効的な
ものとなるので好ましい。また、前記の荷室の温度に異
常値が発生したときに荷室ドアが開状態であった場合に
のみ前記の警報表示部302にその警報を表示させるた
めには、例えば図3(b)に示すように、前記の情報D
と、温度異常判定手段203から出力される異常値が発
生したことを示す情報Fとを受けて、情報D=Lの論理
を反転して出力する否定回路素子304と前記の論理和
回路素子303と同様の論理和回路素子303´とを用
いてその論理和を演算し、そのときの結果がHとなった
場合(つまりD=LかつF=Hのとき)にのみ信号を出
力して、これを前記の警報表示を表示する命令として用
いてその警報表示を警報表示部302に実行させるよう
にすれば良い。なお、これら図3(a),(b)に示し
た回路はそれぞれ別個に形成しても良く、あるいは論理
和回路素子303を共用してさらに簡易な構造に形成し
ても良いことは言うまでもない。
で、本発明の技術における中心部を簡易に構築すること
ができ、しかもその効果も上記のような十分に実効的な
ものとなるので好ましい。また、前記の荷室の温度に異
常値が発生したときに荷室ドアが開状態であった場合に
のみ前記の警報表示部302にその警報を表示させるた
めには、例えば図3(b)に示すように、前記の情報D
と、温度異常判定手段203から出力される異常値が発
生したことを示す情報Fとを受けて、情報D=Lの論理
を反転して出力する否定回路素子304と前記の論理和
回路素子303と同様の論理和回路素子303´とを用
いてその論理和を演算し、そのときの結果がHとなった
場合(つまりD=LかつF=Hのとき)にのみ信号を出
力して、これを前記の警報表示を表示する命令として用
いてその警報表示を警報表示部302に実行させるよう
にすれば良い。なお、これら図3(a),(b)に示し
た回路はそれぞれ別個に形成しても良く、あるいは論理
和回路素子303を共用してさらに簡易な構造に形成し
ても良いことは言うまでもない。
【0058】このような本発明に係る警報音および警報
表示を発生する動作と、そのときのシチュエーション
(荷室ドア開閉状態や荷室の温度状態)との関係を、特
に温度状態を温度グラフ表示手段400に表示させたと
きの時間−温度グラフとともに、図4に模式的に示す。
ここで、図中、グラフの横軸は時間、縦軸は温度(℃表
記)を示している。またそのグラフの下には、上から順
に、温度復帰予定時間中/外の判別情報Dおよびそのと
きのブザーの鳴動の(ON/OFF)を、タイミングチ
ャートの形式で示している。図4においては時間−温度
グラフに示した横軸の時間軸はタイミングチャートの時
間軸としても共通のものである。なお、この図4におい
ては、上記のような構成および機能の本発明に係る温度
記録装置が同図に示したような温度の時刻的変化および
荷室ドアの開閉および適正温度範囲の設定値というシチ
ュエーションで実際に動作した際の、警報音の実際の発
生動作をシミュレートして示していることは言うまでも
ない。例えば、図4において第2回目の荷室ドア開状態
のときに荷室温度が異常値となっても、そのときの警報
音は抑止されているが、荷室ドアが閉状態になった時点
から警報音が発生されていることが、この図4からも明
らかに見て取れる。
表示を発生する動作と、そのときのシチュエーション
(荷室ドア開閉状態や荷室の温度状態)との関係を、特
に温度状態を温度グラフ表示手段400に表示させたと
きの時間−温度グラフとともに、図4に模式的に示す。
ここで、図中、グラフの横軸は時間、縦軸は温度(℃表
記)を示している。またそのグラフの下には、上から順
に、温度復帰予定時間中/外の判別情報Dおよびそのと
きのブザーの鳴動の(ON/OFF)を、タイミングチ
ャートの形式で示している。図4においては時間−温度
グラフに示した横軸の時間軸はタイミングチャートの時
間軸としても共通のものである。なお、この図4におい
ては、上記のような構成および機能の本発明に係る温度
記録装置が同図に示したような温度の時刻的変化および
荷室ドアの開閉および適正温度範囲の設定値というシチ
ュエーションで実際に動作した際の、警報音の実際の発
生動作をシミュレートして示していることは言うまでも
ない。例えば、図4において第2回目の荷室ドア開状態
のときに荷室温度が異常値となっても、そのときの警報
音は抑止されているが、荷室ドアが閉状態になった時点
から警報音が発生されていることが、この図4からも明
らかに見て取れる。
【0059】上記のようにして、車両の運行モード中以
外の荷積や荷卸の作業時に荷室の温度異常が発生した場
合には、その警報音は停止(抑止)し、その作業が終了
して荷室ドアが閉じられて車両が運行モードになると、
温度異常が発生したら、そのときにはそれ警告する警報
を発して、その温度異常の発生をドライバなどユーザー
に対して確実に警告することができる。そしてドライバ
は、その警報を聞いて温度異常の発生に気付くと、それ
に対処して例えば温度調節用エンジンのスイッチを再確
認する、あるいはその温度設定を再確認するなどの、通
常の適切な処置を講じることができる。あるいはそのよ
うな処置を施したにもかかわらず、荷室の温度が適正温
度の設定範囲に復帰しない場合には、例えば温度センサ
102の故障や異常、または冷凍装置など温度制御装置
の故障や異常や電源入れ忘れ等がその原因として考えら
れることになり、車両自体のコンディションの異常等も
含めてその早急な異常発見が可能となるという利点もあ
る。また、荷積や荷卸の作業時に荷室の温度異常が発生
した場合には、それをその重要度に適切に対応した程度
の重要度として知覚されるように、前記の警報音ではな
く警報表示という視覚的な手法で警告することもできる
るので、その警報自体が煩雑であることを避けながらも
温度異常を警報することができる。しかもこのとき、前
記の荷積や荷卸の作業時には車両は停車中なのであるか
ら、警報の表示を頻繁に目視しても車両の事故等を誘発
する危惧は全くないので、例えば荷積/荷卸の作業者が
作業している間に車両運行専任のドライバが運転席にて
常時待機しているような場合などには特に、そのドライ
バによって頻繁に荷室の温度をチェックすることが可能
となり、そのような荷積/荷卸の作業中での荷室の温度
チェックも頻繁に行なうことができる。しかも車両運行
中には荷室ドアは閉じられているのであるから、車両運
行中には荷室の温度が異常となったらそれを警報音とい
う聴覚情報によってその車両のドライバなどユーザーに
確実に警告することができるので、運転に最も重要な視
覚的な注意の散漫化を防ぎつつも確実に荷室の温度異常
の発生を警報することができる。
外の荷積や荷卸の作業時に荷室の温度異常が発生した場
合には、その警報音は停止(抑止)し、その作業が終了
して荷室ドアが閉じられて車両が運行モードになると、
温度異常が発生したら、そのときにはそれ警告する警報
を発して、その温度異常の発生をドライバなどユーザー
に対して確実に警告することができる。そしてドライバ
は、その警報を聞いて温度異常の発生に気付くと、それ
に対処して例えば温度調節用エンジンのスイッチを再確
認する、あるいはその温度設定を再確認するなどの、通
常の適切な処置を講じることができる。あるいはそのよ
うな処置を施したにもかかわらず、荷室の温度が適正温
度の設定範囲に復帰しない場合には、例えば温度センサ
102の故障や異常、または冷凍装置など温度制御装置
の故障や異常や電源入れ忘れ等がその原因として考えら
れることになり、車両自体のコンディションの異常等も
含めてその早急な異常発見が可能となるという利点もあ
る。また、荷積や荷卸の作業時に荷室の温度異常が発生
した場合には、それをその重要度に適切に対応した程度
の重要度として知覚されるように、前記の警報音ではな
く警報表示という視覚的な手法で警告することもできる
るので、その警報自体が煩雑であることを避けながらも
温度異常を警報することができる。しかもこのとき、前
記の荷積や荷卸の作業時には車両は停車中なのであるか
ら、警報の表示を頻繁に目視しても車両の事故等を誘発
する危惧は全くないので、例えば荷積/荷卸の作業者が
作業している間に車両運行専任のドライバが運転席にて
常時待機しているような場合などには特に、そのドライ
バによって頻繁に荷室の温度をチェックすることが可能
となり、そのような荷積/荷卸の作業中での荷室の温度
チェックも頻繁に行なうことができる。しかも車両運行
中には荷室ドアは閉じられているのであるから、車両運
行中には荷室の温度が異常となったらそれを警報音とい
う聴覚情報によってその車両のドライバなどユーザーに
確実に警告することができるので、運転に最も重要な視
覚的な注意の散漫化を防ぎつつも確実に荷室の温度異常
の発生を警報することができる。
【0060】なお、上記実施形態においては、例えば生
鮮食品などを運搬する保冷車のような貨物運送用車両に
本発明の温度記録装置の技術を適用する場合について述
べたが、本発明の適用はこの他にも、厳しい温度管理が
要求される特殊な化学物質や、冷温とは逆に高温側での
厳しい温度管理が必要な積荷などを運搬する場合にも好
適に用いることができる。
鮮食品などを運搬する保冷車のような貨物運送用車両に
本発明の温度記録装置の技術を適用する場合について述
べたが、本発明の適用はこの他にも、厳しい温度管理が
要求される特殊な化学物質や、冷温とは逆に高温側での
厳しい温度管理が必要な積荷などを運搬する場合にも好
適に用いることができる。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、保冷車や冷凍車あるいはその他の運輸用
車両等に用いられる温度記録装置において、荷室の温度
異常が発生したことが検知され、しかもそのときが荷積
や荷卸の作業中つまり荷室ドア開状態であった場合に
は、煩雑な警報音は抑止(あるいは抑制)することがで
きる。また、その荷積や荷卸の作業中の状況下での温度
異常という事象を警報することの重要度に適切に対応し
た程度の感覚で知覚されるように、その温度異常の発生
の警報を前記の警報音ではなく警報表示という視覚的な
手法で警報することができる。そして、本来の警報が必
要な運送中(車両走行中など)には目視によらずとも明
確に認識できる警報音を用いて警報するので、荷積/荷
卸の作業中には従来の警報音自体が煩雑であるという問
題を解消でき、しかも車両運行中つまり積荷運送中に
は、荷室の温度異常を確実かつ正確に警報することがで
きる。
発明によれば、保冷車や冷凍車あるいはその他の運輸用
車両等に用いられる温度記録装置において、荷室の温度
異常が発生したことが検知され、しかもそのときが荷積
や荷卸の作業中つまり荷室ドア開状態であった場合に
は、煩雑な警報音は抑止(あるいは抑制)することがで
きる。また、その荷積や荷卸の作業中の状況下での温度
異常という事象を警報することの重要度に適切に対応し
た程度の感覚で知覚されるように、その温度異常の発生
の警報を前記の警報音ではなく警報表示という視覚的な
手法で警報することができる。そして、本来の警報が必
要な運送中(車両走行中など)には目視によらずとも明
確に認識できる警報音を用いて警報するので、荷積/荷
卸の作業中には従来の警報音自体が煩雑であるという問
題を解消でき、しかも車両運行中つまり積荷運送中に
は、荷室の温度異常を確実かつ正確に警報することがで
きる。
【図1】本発明に係る温度記録装置の主要部の構成を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明に係る温度記録装置の主要部の構成を、
CPUを中心として構築した場合の概要構成の一例を示
す図である。
CPUを中心として構築した場合の概要構成の一例を示
す図である。
【図3】論理和回路素子303等を用いた警報発生手段
300内部の構成の主要部の好適な一例を示す図であ
る。
300内部の構成の主要部の好適な一例を示す図であ
る。
【図4】本発明に係る警報音および警報表示を発生する
動作とそのときのシチュエーション(温度復帰予定時間
中/外や荷室の温度状態)との関係の実際上の一例を、
特に温度状態を温度グラフ表示手段400に表示させた
ときの時間−温度グラフと共に模式的に示す図である。
動作とそのときのシチュエーション(温度復帰予定時間
中/外や荷室の温度状態)との関係の実際上の一例を、
特に温度状態を温度グラフ表示手段400に表示させた
ときの時間−温度グラフと共に模式的に示す図である。
【図5】本発明に係る温度記録装置の主要動作を示す概
要フローチャートである。
要フローチャートである。
【図6】警報表示部302の画面上に表示される温度異
常警報の停止を実行するか否かの選択用画面(a)、お
よび適正温度範囲の設定用画面(b)の一例をそれぞれ
示す図である。
常警報の停止を実行するか否かの選択用画面(a)、お
よび適正温度範囲の設定用画面(b)の一例をそれぞれ
示す図である。
100…温度計測手段 201…温度記録手段 202…I/F 203…温度異常判定手段 204…温度グラフ表示データ生成手段 205…荷室ドア開閉検知手段 206…I/F 300…警報発生手段 400…温度グラフ表示手段 500…操作手段 600…ICカード記録手段 601…ICカード
Claims (2)
- 【請求項1】 温度制御が行なわれる荷室に荷物を積載
する車両に搭載される温度記録装置であって、前記荷室
の内部の温度を一定時間間隔ごとに計測する温度計測手
段と、前記温度のデータを該温度の計測が為された際の
時刻データと対応付けて記録する温度記録手段とを有す
る温度記録装置において、 前記温度計測手段によって計測された前記荷室の内部の
温度のデータを、前記荷物に対応して予め設定された適
正範囲の値と比較して、該適正範囲内の値であるか否か
を判定する温度異常判定手段と、 前記荷室の荷物出入口に設けられた荷室ドアの開閉を検
知する荷室ドア開閉検知手段と、 前記検知された温度のデータが前記適正範囲から外れた
値となって前記温度異常判定手段によって温度異常の発
生と判定されると、該温度異常の発生を警告するための
警報を聴覚情報として発する警報発生手段であって、前
記温度が異常値であると判定された際に前記荷室ドアが
開状態であることが前記荷室ドア開閉検知手段によって
検知されている場合には前記警報を発しない又は抑制
し、前記温度が異常値であると判定された際に前記荷室
ドアが閉状態であることが前記荷室ドア開閉検知手段に
よって検知されている場合には前記警報を発する警報発
生手段とを備えたことを特徴とする温度記録装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の温度記録装置において、 前記警報発生手段はさらに、前記温度が異常値であると
判定された際に前記荷室ドアが開状態であることが前記
荷室ドア開閉検知手段によって検知されている場合に
は、前記温度異常の発生を警告するための前記聴覚情報
としての警報を発せずに抑止する一方、前記温度異常の
発生を警告する情報を視覚情報として現示することを特
徴とする温度記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10004943A JPH11201825A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 温度記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10004943A JPH11201825A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 温度記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201825A true JPH11201825A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11597665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10004943A Pending JPH11201825A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 温度記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11201825A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2434019A (en) * | 2006-12-12 | 2007-07-11 | Mervyn Porter | Temperature alarm with time delay able to warn of open widows or doors |
| JP2017078967A (ja) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | グローリー株式会社 | 物品保管システム及び物品保管装置 |
| WO2021161670A1 (ja) * | 2020-02-12 | 2021-08-19 | 株式会社デンソー | 空調システム、空調制御方法および空調制御プログラム |
| CN114399244A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-04-26 | 胜斗士(上海)科技技术发展有限公司 | 用于食品冷链运输的监控方法和系统 |
-
1998
- 1998-01-13 JP JP10004943A patent/JPH11201825A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2434019A (en) * | 2006-12-12 | 2007-07-11 | Mervyn Porter | Temperature alarm with time delay able to warn of open widows or doors |
| GB2434019B (en) * | 2006-12-12 | 2008-02-27 | Mervyn Porter | Temperature sensitive alarm system |
| WO2008071942A1 (en) * | 2006-12-12 | 2008-06-19 | Mervyn Alfred Porter | Temperature sensitive alarm system |
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| US12305873B2 (en) | 2020-02-12 | 2025-05-20 | Denso Corporation | Air-conditioning system, air-conditioning control method, and air-conditioning control program |
| CN114399244A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-04-26 | 胜斗士(上海)科技技术发展有限公司 | 用于食品冷链运输的监控方法和系统 |
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