JPH11201898A - 水分率測定装置 - Google Patents
水分率測定装置Info
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- JPH11201898A JPH11201898A JP1798698A JP1798698A JPH11201898A JP H11201898 A JPH11201898 A JP H11201898A JP 1798698 A JP1798698 A JP 1798698A JP 1798698 A JP1798698 A JP 1798698A JP H11201898 A JPH11201898 A JP H11201898A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被測定物の表面濃度の影響を受けずに含水率
の測定を行なうことが可能な水分率測定装置を提供す
る。 【解決手段】 発光駆動回路6により、被測定物5の水
分率と表面濃度に光学的影響を受ける第1波長の光源1
a、水分率変化の光学的影響が第1波長より強く、表面
濃度変化の光学的影響が第1波長より弱い第2波長の光
源1b、水分率変化の光学的影響も表面濃度変化の光学
的影響も第2波長より強い第3波長光の光源1cが順次
発光され、第1波長光、第2波長光、第3波長光が順次
被測定物5に照射され、ホトダイオード3から出力され
る光源1aの反射光信号P1、光源1bの反射光信号P
2、光源1cの反射光信号P3から、含水分率MOが、
{(P1+P3)/(2P2)}(P1/P2)で演算
され、表面濃度の影響が適確に補償され、その都度表面
濃度の違いに対応する回帰式を設定せずに、被測定物5
の水分率を高精度で測定することが可能になる。
の測定を行なうことが可能な水分率測定装置を提供す
る。 【解決手段】 発光駆動回路6により、被測定物5の水
分率と表面濃度に光学的影響を受ける第1波長の光源1
a、水分率変化の光学的影響が第1波長より強く、表面
濃度変化の光学的影響が第1波長より弱い第2波長の光
源1b、水分率変化の光学的影響も表面濃度変化の光学
的影響も第2波長より強い第3波長光の光源1cが順次
発光され、第1波長光、第2波長光、第3波長光が順次
被測定物5に照射され、ホトダイオード3から出力され
る光源1aの反射光信号P1、光源1bの反射光信号P
2、光源1cの反射光信号P3から、含水分率MOが、
{(P1+P3)/(2P2)}(P1/P2)で演算
され、表面濃度の影響が適確に補償され、その都度表面
濃度の違いに対応する回帰式を設定せずに、被測定物5
の水分率を高精度で測定することが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物の含水率
を測定する水分率測定装置に関する。
を測定する水分率測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている赤外線を利用して、
紙や木材チップなどの被測定物の水分率を測定する水分
率計では、水分の吸収波長帯での被測定物からの反射光
信号と、水分の非吸収帯における反射光信号との比演算
により、予め設定された基準値に基づいて被測定物の水
分率を測定していた。
紙や木材チップなどの被測定物の水分率を測定する水分
率計では、水分の吸収波長帯での被測定物からの反射光
信号と、水分の非吸収帯における反射光信号との比演算
により、予め設定された基準値に基づいて被測定物の水
分率を測定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の被測定物
の水分率の測定では、被測定物の表面濃度によって、照
射光の分光吸収特性に差が生じ、水分の吸収波長帯での
被測定物からの反射光信号と、水分の非吸収帯における
反射光信号との比演算を行なっても、表面濃度による誤
差が発生していた。
の水分率の測定では、被測定物の表面濃度によって、照
射光の分光吸収特性に差が生じ、水分の吸収波長帯での
被測定物からの反射光信号と、水分の非吸収帯における
反射光信号との比演算を行なっても、表面濃度による誤
差が発生していた。
【0004】本発明は、前述したような被測定物の含水
率の測定の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
は、被測定物の表面濃度の影響を受けずに含水率の測定
を行なうことが可能な水分率測定装置を提供することに
ある。
率の測定の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
は、被測定物の表面濃度の影響を受けずに含水率の測定
を行なうことが可能な水分率測定装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、被測定物が含有する水分率
と前記被測定物の表面濃度とに光学的影響を受ける第1
の波長の光を発する第1の光源と、前記水分率の変化に
対して、光学的影響を前記第1の波長よりも強く受け、
前記表面濃度の変化に対して、光学的影響を前記第1の
波長よりも弱く受ける第2の波長の光を発する第2の光
源と、前記水分率の変化に対して、光学的影響を前記第
2の波長よりも強く受け、前記表面濃度の変化に対し
て、光学的影響を前記第2の波長よりも強く受ける第3
の波長の光を発する第3の光源と、前記第1の光源、前
記第2の光源及び前記第3の光源を順次発光させ、前記
被測定物に順次光を照射する発光制御手段と、前記被測
定物からの前記第1の光源の反射光信号P1、前記第2
の光源の反射光信号P2、及び前記第3の光源の反射光
信号P3を順次受信する受光制御手段と、該受光制御手
段が受信する反射光信号に基づいて、含水分率MOをM
O={(P1+P3)/(2P2)}(P1/P2)に
より演算する含水分率演算手段とを有することを特徴と
するものである。
に、請求項1記載の発明は、被測定物が含有する水分率
と前記被測定物の表面濃度とに光学的影響を受ける第1
の波長の光を発する第1の光源と、前記水分率の変化に
対して、光学的影響を前記第1の波長よりも強く受け、
前記表面濃度の変化に対して、光学的影響を前記第1の
波長よりも弱く受ける第2の波長の光を発する第2の光
源と、前記水分率の変化に対して、光学的影響を前記第
2の波長よりも強く受け、前記表面濃度の変化に対し
て、光学的影響を前記第2の波長よりも強く受ける第3
の波長の光を発する第3の光源と、前記第1の光源、前
記第2の光源及び前記第3の光源を順次発光させ、前記
被測定物に順次光を照射する発光制御手段と、前記被測
定物からの前記第1の光源の反射光信号P1、前記第2
の光源の反射光信号P2、及び前記第3の光源の反射光
信号P3を順次受信する受光制御手段と、該受光制御手
段が受信する反射光信号に基づいて、含水分率MOをM
O={(P1+P3)/(2P2)}(P1/P2)に
より演算する含水分率演算手段とを有することを特徴と
するものである。
【0006】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記被
測定物の表面濃度ODをOD={(P1+P2)/(2
P3)}(P1/P3)により演算する表面濃度演算手
段が設けられていることを特徴とするものである。
2記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記被
測定物の表面濃度ODをOD={(P1+P2)/(2
P3)}(P1/P3)により演算する表面濃度演算手
段が設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態
を、図1ないし図3を参照して説明する。図1は本実施
の形態の構成を示すブロック図、図2は図1のセンサの
出力特性を示す特性図、図3は本実施の形態の動作を示
す特性図である。
を、図1ないし図3を参照して説明する。図1は本実施
の形態の構成を示すブロック図、図2は図1のセンサの
出力特性を示す特性図、図3は本実施の形態の動作を示
す特性図である。
【0008】本実施の形態では、図1に示すように、被
測定物5に近接対向して、光学検出部13が配設されて
おり、この光学検出部13には、水分の吸収波長域の短
波長側の0.9μmの波長の光L1を発する光源1a、
水分の吸収波長域の1.45μmの波長の光L2を発す
る光源1b、水分の吸収波長域の長波長側の1.55μ
mの波長の光L3を発する光源1c、及び被測定物5か
らの反射光を受光し、受光信号を出力するInGaAs
材のホトダイオード3が設けられている。
測定物5に近接対向して、光学検出部13が配設されて
おり、この光学検出部13には、水分の吸収波長域の短
波長側の0.9μmの波長の光L1を発する光源1a、
水分の吸収波長域の1.45μmの波長の光L2を発す
る光源1b、水分の吸収波長域の長波長側の1.55μ
mの波長の光L3を発する光源1c、及び被測定物5か
らの反射光を受光し、受光信号を出力するInGaAs
材のホトダイオード3が設けられている。
【0009】一方、本実施の形態には、全体の動作を制
御する制御部8が設けられ、この制御部8には、光源1
a〜1cの発光動作を駆動する発光駆動回路6の入力端
子と、受光信号を増幅する受光増幅回路7の出力端子と
が接続されており、発光駆動回路6の出力端子には光源
1a〜1cが接続され、ホトダイオード3の出力端子
が、発光増幅回路7の入力端子に接続されている。ま
た、制御部8には、測定データが表示される表示部1
0、各種の指令信号が入力される入力部11、及び測定
データが出力される出力部12が接続されている。さら
に、制御部8には、ホトダイオード3からの受光信号を
格納するメモリ、受光信号に基づいて、含水分率を演算
する含水分率演算手段、及び受光信号に基づいて、表面
濃度を演算する表面濃度演算手段が設けられている。
御する制御部8が設けられ、この制御部8には、光源1
a〜1cの発光動作を駆動する発光駆動回路6の入力端
子と、受光信号を増幅する受光増幅回路7の出力端子と
が接続されており、発光駆動回路6の出力端子には光源
1a〜1cが接続され、ホトダイオード3の出力端子
が、発光増幅回路7の入力端子に接続されている。ま
た、制御部8には、測定データが表示される表示部1
0、各種の指令信号が入力される入力部11、及び測定
データが出力される出力部12が接続されている。さら
に、制御部8には、ホトダイオード3からの受光信号を
格納するメモリ、受光信号に基づいて、含水分率を演算
する含水分率演算手段、及び受光信号に基づいて、表面
濃度を演算する表面濃度演算手段が設けられている。
【0010】本実施の形態においては、ホトダイオード
3から出力される受光信号を、被測定物5の表面濃度を
変化させて測定すると、それぞれ光源1aの0.9μm
の波長の光L1の被測定物5からの反射光の受光信号V
L1、光源1bの1.45μmの波長の光L2の被測定
物5からの反射光の受光信号VL2、光源1cの1.5
5μmの波長の光L3の被測定物5からの反射光の受光
信号VL3と、被測定物5の表面濃度との間には図2
(a)に示すような特性が得られる。
3から出力される受光信号を、被測定物5の表面濃度を
変化させて測定すると、それぞれ光源1aの0.9μm
の波長の光L1の被測定物5からの反射光の受光信号V
L1、光源1bの1.45μmの波長の光L2の被測定
物5からの反射光の受光信号VL2、光源1cの1.5
5μmの波長の光L3の被測定物5からの反射光の受光
信号VL3と、被測定物5の表面濃度との間には図2
(a)に示すような特性が得られる。
【0011】同様に、ホトダイオード3から出力される
受光信号を、被測定物5の含水分率を変化させて測定す
ると、それぞれ光源1aの0.9μmの波長の光L1の
被測定物5からの反射光の受光信号VL1、光源1bの
1.45μmの波長の光L2の被測定物5からの反射光
の受光信号VL2、光源1cの1.55μmの波長の光
L3の被測定物5からの反射光の受光信号VL3と、被
測定物5の含水分率との間には図2(b)に示すような
特性が得られる。
受光信号を、被測定物5の含水分率を変化させて測定す
ると、それぞれ光源1aの0.9μmの波長の光L1の
被測定物5からの反射光の受光信号VL1、光源1bの
1.45μmの波長の光L2の被測定物5からの反射光
の受光信号VL2、光源1cの1.55μmの波長の光
L3の被測定物5からの反射光の受光信号VL3と、被
測定物5の含水分率との間には図2(b)に示すような
特性が得られる。
【0012】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。入力部11から測定指令信号が入力されると、
制御部8から発光駆動回路6に起動信号が入力されて発
光駆動回路6が作動し、発光駆動回路6からは、先ず光
源1aに光源1aを所定時間発光させる発光信号が入力
され、この発光信号によって、光源1aから発せられた
波長が0.9μmの光L1が、被測定物5に照射され
る。このようにして、光源1aから発せられた波長が
0.9μmの光L1は、被測定物5で反射し、波長が
0.9μmの反射光L1は、ホトダイオード3で受光さ
れ、ホトダイオード3からは、波長が0.9μmの反射
光L1に対応する受光信号VL1が出力され、この受光
信号VL1は、受光増幅回路7で増幅され、制御部8の
メモリに受光信号VL1のデータとして格納される。
明する。入力部11から測定指令信号が入力されると、
制御部8から発光駆動回路6に起動信号が入力されて発
光駆動回路6が作動し、発光駆動回路6からは、先ず光
源1aに光源1aを所定時間発光させる発光信号が入力
され、この発光信号によって、光源1aから発せられた
波長が0.9μmの光L1が、被測定物5に照射され
る。このようにして、光源1aから発せられた波長が
0.9μmの光L1は、被測定物5で反射し、波長が
0.9μmの反射光L1は、ホトダイオード3で受光さ
れ、ホトダイオード3からは、波長が0.9μmの反射
光L1に対応する受光信号VL1が出力され、この受光
信号VL1は、受光増幅回路7で増幅され、制御部8の
メモリに受光信号VL1のデータとして格納される。
【0013】次いで、発光駆動回路6からは、光源1b
に光源1bを所定時間発光させる発光信号が入力され、
この発光信号によって、光源1bから発せられた波長が
1.45μmの光L2が被測定物5に照射される。そし
て、この光L2の被測定物5からの反射光L2は、ホト
ダイオード3で受光され、ホトダイオード3からは、波
長が1.45μmの反射光L2に対応する受光信号VL
2が出力され、この受光信号VL2は、受光増幅回路7
で増幅され、制御部8のメモリに受光信号VL2のデー
タとして格納される。
に光源1bを所定時間発光させる発光信号が入力され、
この発光信号によって、光源1bから発せられた波長が
1.45μmの光L2が被測定物5に照射される。そし
て、この光L2の被測定物5からの反射光L2は、ホト
ダイオード3で受光され、ホトダイオード3からは、波
長が1.45μmの反射光L2に対応する受光信号VL
2が出力され、この受光信号VL2は、受光増幅回路7
で増幅され、制御部8のメモリに受光信号VL2のデー
タとして格納される。
【0014】最後に、発光駆動回路6からは、光源1c
に光源1cを所定時間発光させる発光信号が入力され、
この発光信号によって、光源1cから発せられた波長が
1.55μmの光L3が被測定物5に照射される。そし
て、この光L2の被測定物5からの反射光L2は、ホト
ダイオード3で受光され、ホトダイオード3からは、波
長が1.55μmの反射光L3に対応する受光信号VL
3が出力され、この受光信号VL3は、受光増幅回路7
で増幅され、制御部8のメモリに受光信号のデータとし
て格納される。
に光源1cを所定時間発光させる発光信号が入力され、
この発光信号によって、光源1cから発せられた波長が
1.55μmの光L3が被測定物5に照射される。そし
て、この光L2の被測定物5からの反射光L2は、ホト
ダイオード3で受光され、ホトダイオード3からは、波
長が1.55μmの反射光L3に対応する受光信号VL
3が出力され、この受光信号VL3は、受光増幅回路7
で増幅され、制御部8のメモリに受光信号のデータとし
て格納される。
【0015】このような光源1a〜1cの順次の発光
と、光L1〜L3による被測定物5の照射、被測定物5
からの光L1〜L3の反射光の受光に基づく、ホトダイ
オード3からの受光信号VL1、VL2、VL3の出力
はn回繰り返して行なわれる。そして、メモリに格納さ
れたn個の受光信号VL1のデータ、n個の受光信号V
L2のデータ、及びn個の受光信号VL3のデータはそ
れぞれ平均値演算され、得られた受信信号VL1の平均
値データP1、受信信号VL2の平均値データP2、及
び受信信号VL3の平均値データP3が、制御部8のメ
モリに更新格納される。
と、光L1〜L3による被測定物5の照射、被測定物5
からの光L1〜L3の反射光の受光に基づく、ホトダイ
オード3からの受光信号VL1、VL2、VL3の出力
はn回繰り返して行なわれる。そして、メモリに格納さ
れたn個の受光信号VL1のデータ、n個の受光信号V
L2のデータ、及びn個の受光信号VL3のデータはそ
れぞれ平均値演算され、得られた受信信号VL1の平均
値データP1、受信信号VL2の平均値データP2、及
び受信信号VL3の平均値データP3が、制御部8のメ
モリに更新格納される。
【0016】次いで、制御部8の含水分率演算手段によ
って、受光信号VL1の平均値データP1、受光信号V
L2の平均値データP2、及び受光信号VL3の平均値
データP3に基づいて、(1)式によつて被測定物5の
含水率MOが演算される。
って、受光信号VL1の平均値データP1、受光信号V
L2の平均値データP2、及び受光信号VL3の平均値
データP3に基づいて、(1)式によつて被測定物5の
含水率MOが演算される。
【0017】 MO={(P1+P3)/(2P2)}(P1/P2) (1)
【0018】さらに、本実施の形態では、制御部8の表
面濃度演算手段によって、受光信号VL1の平均値デー
タP1、受光信号VL2の平均値データP2、及び受光
信号VL3の平均値データP3に基づいて、(2)式に
よつて被測定物5の表面濃度ODが演算される。
面濃度演算手段によって、受光信号VL1の平均値デー
タP1、受光信号VL2の平均値データP2、及び受光
信号VL3の平均値データP3に基づいて、(2)式に
よつて被測定物5の表面濃度ODが演算される。
【0019】 OD={(P1+P2)/(2P3)}(P1/P3) (2)
【0020】本実施の形態では、(1)式に示すよう
に、被測定物5の水分率の変化に対する受光信号の変化
率が、比較的小さい受光信号VL1の平均値データP1
と、水分率の変化に対する受光信号の変化率が、比較的
大きい受光信号VL3の平均値データP3との和が、水
分率の変化に対する受光信号の変化率が、中間の値にあ
る受光信号VL2の平均値データP3の2倍の値2P3
で除されて基本的な水分率が得られる。そして、このよ
うにして得られた基本的な水分率に、被測定物5の表面
濃度の変化に対する受光信号の変化率が中間の値で、水
分率の変化に対する受光信号の変化率が比較的小さい受
光信号VL1の平均値データP1を、被測定物5の表面
濃度の変化に対する受光信号の変化率が比較的小さく、
水分率の変化に対する受光信号の変化率が中間の値の受
光信号VL2の平均値データP2で除した値を乗ずるこ
とにより、得られた水分率の表面濃度の影響を適確に補
償して、表面濃度に変化があっても、その都度表面濃度
の違いに対応する回帰式を設定せずに、被測定物5の水
分率を高精度で測定することが可能になる。
に、被測定物5の水分率の変化に対する受光信号の変化
率が、比較的小さい受光信号VL1の平均値データP1
と、水分率の変化に対する受光信号の変化率が、比較的
大きい受光信号VL3の平均値データP3との和が、水
分率の変化に対する受光信号の変化率が、中間の値にあ
る受光信号VL2の平均値データP3の2倍の値2P3
で除されて基本的な水分率が得られる。そして、このよ
うにして得られた基本的な水分率に、被測定物5の表面
濃度の変化に対する受光信号の変化率が中間の値で、水
分率の変化に対する受光信号の変化率が比較的小さい受
光信号VL1の平均値データP1を、被測定物5の表面
濃度の変化に対する受光信号の変化率が比較的小さく、
水分率の変化に対する受光信号の変化率が中間の値の受
光信号VL2の平均値データP2で除した値を乗ずるこ
とにより、得られた水分率の表面濃度の影響を適確に補
償して、表面濃度に変化があっても、その都度表面濃度
の違いに対応する回帰式を設定せずに、被測定物5の水
分率を高精度で測定することが可能になる。
【0021】発明者等の実測の結果では、被測定物5の
表面濃度ODが0.05〜1.0の範囲において、本実
施の形態により被測定物5の含水分率を測定すると、図
3(a)に示すようになり、表面濃度による補正を行な
わない場合に存在した±(2〜4)%の誤差を、±0.
04%と大幅に削減することが可能になる。
表面濃度ODが0.05〜1.0の範囲において、本実
施の形態により被測定物5の含水分率を測定すると、図
3(a)に示すようになり、表面濃度による補正を行な
わない場合に存在した±(2〜4)%の誤差を、±0.
04%と大幅に削減することが可能になる。
【0022】また、本実施の形態では、(2)式に示す
ように、被測定物5の表面濃度に対する受光信号の変化
率が、中間の値である受光信号VL1の平均値データP
1と、水分率の変化に対する受光信号の変化率が、比較
的大きい受信信号VL2の平均値データP2との和が、
水分率の変化と表面濃度との何れの変化に対する受光信
号の変化率が比較的大きい受光信号VL3の平均値デー
タP3の2倍の値で除されて基本的な表面濃度が得られ
る。そして、このようにして得られた基本的な表面濃度
に、被測定物5の表面濃度の変化に対する受光信号の変
化率が中間の値で、水分率の変化に対する受光信号の変
化率が比較的小さい受光信号VL1の平均値データP1
を、被測定物5の表面濃度の変化に対する受光信号の変
化率が比較的小さく、水分率の変化に対する受光信号の
変化率も比較的小さい受光信号VL3の平均値データP
3で除した値を乗ずることにより、得られた表面濃度に
対する水分率の影響が適確に補償される。発明者等の本
実施の形態による被測定物5の表面濃度の測定による
と、広い濃度範囲にわたって、図3(b)に示すよう
に、水分率の変化に影響されずに被測定物5の表面濃度
を高精度で測定し、被測定物5の表面濃度の選別や、直
射日光の照射での表面濃度の変化の測定を行なうことが
可能になる。
ように、被測定物5の表面濃度に対する受光信号の変化
率が、中間の値である受光信号VL1の平均値データP
1と、水分率の変化に対する受光信号の変化率が、比較
的大きい受信信号VL2の平均値データP2との和が、
水分率の変化と表面濃度との何れの変化に対する受光信
号の変化率が比較的大きい受光信号VL3の平均値デー
タP3の2倍の値で除されて基本的な表面濃度が得られ
る。そして、このようにして得られた基本的な表面濃度
に、被測定物5の表面濃度の変化に対する受光信号の変
化率が中間の値で、水分率の変化に対する受光信号の変
化率が比較的小さい受光信号VL1の平均値データP1
を、被測定物5の表面濃度の変化に対する受光信号の変
化率が比較的小さく、水分率の変化に対する受光信号の
変化率も比較的小さい受光信号VL3の平均値データP
3で除した値を乗ずることにより、得られた表面濃度に
対する水分率の影響が適確に補償される。発明者等の本
実施の形態による被測定物5の表面濃度の測定による
と、広い濃度範囲にわたって、図3(b)に示すよう
に、水分率の変化に影響されずに被測定物5の表面濃度
を高精度で測定し、被測定物5の表面濃度の選別や、直
射日光の照射での表面濃度の変化の測定を行なうことが
可能になる。
【0023】以上に説明したように、本実施の形態によ
ると、被測定物5からの反射光を受光するホトダイード
3から出力される受光信号について、被測定物5の含水
分率の変化に対する変化率と、被測定物5の表面濃度の
変化に対する変化率とが、それぞれ比較的大きい波長、
中間的な波長、及び比較的小さい波長に3分類される波
長が0.9μm、1.45μm、1.55μmの3種の
光を被測定物5に照射し、反射光を受光するホトダイオ
ード3から得られるそれぞれの波長の受光信号のデータ
P1、P2、P3により、{(P1+P3)/(2P
2)}(P1/P2)に基づいて、被測定物5の含水分
率が演算されるので、得られた水分率の表面濃度の影響
が適確に補償され、表面濃度に変化があっても、その都
度表面濃度の違いに対応する回帰式を設定せずに、被測
定物5の水分率を高精度で測定することが可能になる。
ると、被測定物5からの反射光を受光するホトダイード
3から出力される受光信号について、被測定物5の含水
分率の変化に対する変化率と、被測定物5の表面濃度の
変化に対する変化率とが、それぞれ比較的大きい波長、
中間的な波長、及び比較的小さい波長に3分類される波
長が0.9μm、1.45μm、1.55μmの3種の
光を被測定物5に照射し、反射光を受光するホトダイオ
ード3から得られるそれぞれの波長の受光信号のデータ
P1、P2、P3により、{(P1+P3)/(2P
2)}(P1/P2)に基づいて、被測定物5の含水分
率が演算されるので、得られた水分率の表面濃度の影響
が適確に補償され、表面濃度に変化があっても、その都
度表面濃度の違いに対応する回帰式を設定せずに、被測
定物5の水分率を高精度で測定することが可能になる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、発光制御
手段によって、被測定物が含有する水分率と被測定物の
表面濃度とに光学的影響を受ける第1の波長の光を発す
る第1の光源と、水分率の変化に対して、光学的影響を
第1の波長よりも強く受け、表面濃度の変化に対して、
光学的影響を第1の波長よりも弱く受ける第2の波長の
光を発する第2の光源と、水分率の変化に対して、光学
的影響を第2の波長よりも強く受け、表面濃度の変化に
対して、光学的影響を第2の波長よりも強く受ける第3
の波長の光を発する第3の光源とが順次発光され、発光
された第1の波長の光、第2の波長の光及び第3の波長
の光が、順次被測定物に照射される。そして、受光制御
手段によって、被測定物から反射する第1の光源の反射
光信号P1、第2の光源の反射光信号P2、及び第3の
光源の反射光信号P3が順次受光格納され、含水分率演
算手段によって、含水分率MOが、MO={(P1+P
3)/(2P2)}(P1/P2)の演算式により演算
されるので、得られた水分率の表面濃度の影響を適確に
補償して、表面濃度に変化があっても、その都度表面濃
度の違いに対応する回帰式を設定せずに、被測定物5の
水分率を高精度で測定することが可能になる。
手段によって、被測定物が含有する水分率と被測定物の
表面濃度とに光学的影響を受ける第1の波長の光を発す
る第1の光源と、水分率の変化に対して、光学的影響を
第1の波長よりも強く受け、表面濃度の変化に対して、
光学的影響を第1の波長よりも弱く受ける第2の波長の
光を発する第2の光源と、水分率の変化に対して、光学
的影響を第2の波長よりも強く受け、表面濃度の変化に
対して、光学的影響を第2の波長よりも強く受ける第3
の波長の光を発する第3の光源とが順次発光され、発光
された第1の波長の光、第2の波長の光及び第3の波長
の光が、順次被測定物に照射される。そして、受光制御
手段によって、被測定物から反射する第1の光源の反射
光信号P1、第2の光源の反射光信号P2、及び第3の
光源の反射光信号P3が順次受光格納され、含水分率演
算手段によって、含水分率MOが、MO={(P1+P
3)/(2P2)}(P1/P2)の演算式により演算
されるので、得られた水分率の表面濃度の影響を適確に
補償して、表面濃度に変化があっても、その都度表面濃
度の違いに対応する回帰式を設定せずに、被測定物5の
水分率を高精度で測定することが可能になる。
【0025】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、表面濃度演算手段に
よって、被測定物の表面濃度ODがOD={(P1+P
2)/(2P3)}(P1/P3)の演算式により演算
されるので、被測定物の表面濃度を水分率の影響を適確
に補償して測定することが可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、表面濃度演算手段に
よって、被測定物の表面濃度ODがOD={(P1+P
2)/(2P3)}(P1/P3)の演算式により演算
されるので、被測定物の表面濃度を水分率の影響を適確
に補償して測定することが可能になる。
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】図1のセンサの出力特性を示す特性図である。
【図3】同実施の形態の動作を示す特性図である。
1a、1b、1c 光源 3 ホトダイオード 5 被測定物 6 発光駆動回路 7 受光増幅回路 8 制御部 10 表示部 11 入力部 12 出力部 13 光学検出部
Claims (2)
- 【請求項1】 被測定物が含有する水分率と前記被測定
物の表面濃度とに光学的影響を受ける第1の波長の光を
発する第1の光源と、 前記水分率の変化に対して、光学的影響を前記第1の波
長よりも強く受け、前記表面濃度の変化に対して、光学
的影響を前記第1の波長よりも弱く受ける第2の波長の
光を発する第2の光源と、 前記水分率の変化に対して、光学的影響を前記第2の波
長よりも強く受け、前記表面濃度の変化に対して、光学
的影響を前記第2の波長よりも強く受ける第3の波長の
光を発する第3の光源と、 前記第1の光源、前記第2の光源及び前記第3の光源を
順次発光させ、前記被測定物に順次光を照射する発光制
御手段と、 前記被測定物からの前記第1の光源の反射光信号P1、
前記第2の光源の反射光信号P2、及び前記第3の光源
の反射光信号P3を順次受信する受光制御手段と、 該受光制御手段が受信する反射光信号に基づいて、含水
分率MOをMO={(P1+P3)/(2P2)}(P
1/P2)により演算する含水分率演算手段とを有する
ことを特徴とする水分率測定装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の水分率測定装置に対し
て、前記被測定物の表面濃度ODをOD={(P1+P
2)/(2P3)}(P1/P3)により演算する表面
濃度演算手段が設けられていることを特徴とする水分率
測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1798698A JPH11201898A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 水分率測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1798698A JPH11201898A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 水分率測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201898A true JPH11201898A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11959057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1798698A Pending JPH11201898A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | 水分率測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11201898A (ja) |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP1798698A patent/JPH11201898A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040426 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040506 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040922 |