JPH11203204A - 読出しおよび/または書込み保護可能領域を含む電気的に消去再書込み可能な不揮発性メモリ、ならびにこのメモリを内蔵した電子システム - Google Patents
読出しおよび/または書込み保護可能領域を含む電気的に消去再書込み可能な不揮発性メモリ、ならびにこのメモリを内蔵した電子システムInfo
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- JPH11203204A JPH11203204A JP10304597A JP30459798A JPH11203204A JP H11203204 A JPH11203204 A JP H11203204A JP 10304597 A JP10304597 A JP 10304597A JP 30459798 A JP30459798 A JP 30459798A JP H11203204 A JPH11203204 A JP H11203204A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 個別に、あるいはブロックごとにアドレ
ス可能なメモリレジスタを備える電気的に消去再書込み
可能な不揮発性メモリ。このメモリは、さらに、保護ワ
ードを書き込むことのできる保護レジスタを含む。この
保護ワードは、未指定のメモリレジスタまたはメモリレ
ジスタブロックのアドレスをコード化する所定数のビッ
トを含む。このアドレスは、境界アドレスと呼ばれ、メ
モリ空間を上位および下位領域に分割する。保護ワード
はまた、ゾーンビットを含む、その値が、メモリのこれ
ら二つの領域のうち、どちらを書込み保護可能とすべき
かを決定する。
ス可能なメモリレジスタを備える電気的に消去再書込み
可能な不揮発性メモリ。このメモリは、さらに、保護ワ
ードを書き込むことのできる保護レジスタを含む。この
保護ワードは、未指定のメモリレジスタまたはメモリレ
ジスタブロックのアドレスをコード化する所定数のビッ
トを含む。このアドレスは、境界アドレスと呼ばれ、メ
モリ空間を上位および下位領域に分割する。保護ワード
はまた、ゾーンビットを含む、その値が、メモリのこれ
ら二つの領域のうち、どちらを書込み保護可能とすべき
かを決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、「保護可能な」
(すなわち、保護されることができる)読出しおよび/
または書込み領域を備える電気的に消去再書込み可能な
不揮発性メモリ、ならびにこのようなメモリを内蔵した
電子システムに関する。
(すなわち、保護されることができる)読出しおよび/
または書込み領域を備える電気的に消去再書込み可能な
不揮発性メモリ、ならびにこのようなメモリを内蔵した
電子システムに関する。
【0002】本発明は、集積回路として設計された、特
にEEPROMタイプの電気的に消去再書込み可能な不揮発性
メモリの分野に関する。本発明はまた、例えば、ビット
ブロックによって消去することのできるブロック消去可
能フラッシュEPROMのようなその他のタイプのメモリに
も関する。
にEEPROMタイプの電気的に消去再書込み可能な不揮発性
メモリの分野に関する。本発明はまた、例えば、ビット
ブロックによって消去することのできるブロック消去可
能フラッシュEPROMのようなその他のタイプのメモリに
も関する。
【0003】
【従来の技術】以下に、本発明の原理について、書込み
保護に関してさらに詳しく説明する。しかし、本発明
は、このタイプの保護に限定されるわけではなく、読出
し保護、あるいは、読出し・書込み保護にも適用するこ
とができる。
保護に関してさらに詳しく説明する。しかし、本発明
は、このタイプの保護に限定されるわけではなく、読出
し保護、あるいは、読出し・書込み保護にも適用するこ
とができる。
【0004】特に、本発明は、大量消費用に設計される
ビデオ機器(テレビ、ビデオテープレコーダ等)に一般
に使用されるI2C型通信プロトコルを用いたシリアル
アクセスの上記タイプのメモリに適用することができ
る。
ビデオ機器(テレビ、ビデオテープレコーダ等)に一般
に使用されるI2C型通信プロトコルを用いたシリアル
アクセスの上記タイプのメモリに適用することができ
る。
【0005】電気的に消去再書込み可能な不揮発性メモ
リは、機械への電源が切断されたとしても、機械の寿命
中に、本来変化する各種情報を保存することができるた
め、特に、上記タイプの用途に広く使用されている。こ
れら各種情報とは、例えば、ビデオテープレコーダにプ
ログラムされたテレビ放送番組の日付、起動時刻、録画
時間である。これらの各種データは、変更することがで
きるように、読出しアクセス可能で、しかも書込みアク
セス可能なレジスタに保存される。しかし、これらレジ
スタへの書込みアクセスは、ソフトウエア手段によって
ロックするが、ロックの解除は、指定されたプログラム
シーケンスでしか実施できない場合もある(この場合、
レジスタは書込み保護されたといえる)。従って、事故
によるデータ要素の変更(従って損失)の恐れが軽減さ
れる。このタイプの変更は、ユーザによる取扱いミス、
あるいは、機器における電気障害(データの「改ざん」
として知られる)によって起こる可能性がある。保護レ
ジスタの内容をソフトウエア手段のみで変更可能にすべ
きではなく、メモリのハードウエア構成(ピン構成)の
変更も実施すべきことが望ましい場合もある。
リは、機械への電源が切断されたとしても、機械の寿命
中に、本来変化する各種情報を保存することができるた
め、特に、上記タイプの用途に広く使用されている。こ
れら各種情報とは、例えば、ビデオテープレコーダにプ
ログラムされたテレビ放送番組の日付、起動時刻、録画
時間である。これらの各種データは、変更することがで
きるように、読出しアクセス可能で、しかも書込みアク
セス可能なレジスタに保存される。しかし、これらレジ
スタへの書込みアクセスは、ソフトウエア手段によって
ロックするが、ロックの解除は、指定されたプログラム
シーケンスでしか実施できない場合もある(この場合、
レジスタは書込み保護されたといえる)。従って、事故
によるデータ要素の変更(従って損失)の恐れが軽減さ
れる。このタイプの変更は、ユーザによる取扱いミス、
あるいは、機器における電気障害(データの「改ざん」
として知られる)によって起こる可能性がある。保護レ
ジスタの内容をソフトウエア手段のみで変更可能にすべ
きではなく、メモリのハードウエア構成(ピン構成)の
変更も実施すべきことが望ましい場合もある。
【0006】さらに、ほとんどの用途では、非常駐デー
タを保存するために、同一のメモリが常に書込みアクセ
ス可能なレジスタも含んでいなければならない。
タを保存するために、同一のメモリが常に書込みアクセ
ス可能なレジスタも含んでいなければならない。
【0007】従って、少なくとも一つの領域(すなわ
ち、一組のメモリレジスタ)が書込み保護可能である不
揮発性メモリの必要性が認められている。
ち、一組のメモリレジスタ)が書込み保護可能である不
揮発性メモリの必要性が認められている。
【0008】メモリは、費用を削減するために、等し
く、かつ、大きなバッチで製造される電子部品であるこ
とから、多くの場合、これらのメモリをカスタム化する
ための手段が提供され、これらメモリを内蔵する電子シ
ステムまたは機械の設計者が、書込み保護された、ある
いはされていないサイズの変更ができる複数の領域に、
利用可能なメモリ空間を用意することを可能にする。
く、かつ、大きなバッチで製造される電子部品であるこ
とから、多くの場合、これらのメモリをカスタム化する
ための手段が提供され、これらメモリを内蔵する電子シ
ステムまたは機械の設計者が、書込み保護された、ある
いはされていないサイズの変更ができる複数の領域に、
利用可能なメモリ空間を用意することを可能にする。
【0009】以上のことから、従来の技術では、EEPROM
タイプのメモリがすでに提案されてきた。このメモリ
は、大まかに言えば、二つのメモリ領域に分割されたメ
モリレジスタのスタックから成り、一方の領域は書込み
保護可能であるのに対し、他方は書込み保護可能ではな
い。レジスタは、アドレスによって識別され、このアド
レスの指定によってアクセス可能となる。最も一般的な
場合では(以後本文では、慣例的にこの例を参照にす
る)、メモリの第1レジスタ(概略図では、スタックの
最下位に位置する)は、ゼロ値のアドレスによって識別
され、最後のレジスタ(概略図では、スタックの最上位
に位置する)は、値が、メモリが備えるレジスタの合計
数によって表現されるメモリサイズに対応するアドレス
によって識別される。慣例によって、以後本文および図
面では、桁0から9および/または文字AからFから成
るメモリアドレスに続く文字h(小文字)の使用によっ
て示すように、アドレスレジスタの値は16進記数法で表
す。
タイプのメモリがすでに提案されてきた。このメモリ
は、大まかに言えば、二つのメモリ領域に分割されたメ
モリレジスタのスタックから成り、一方の領域は書込み
保護可能であるのに対し、他方は書込み保護可能ではな
い。レジスタは、アドレスによって識別され、このアド
レスの指定によってアクセス可能となる。最も一般的な
場合では(以後本文では、慣例的にこの例を参照にす
る)、メモリの第1レジスタ(概略図では、スタックの
最下位に位置する)は、ゼロ値のアドレスによって識別
され、最後のレジスタ(概略図では、スタックの最上位
に位置する)は、値が、メモリが備えるレジスタの合計
数によって表現されるメモリサイズに対応するアドレス
によって識別される。慣例によって、以後本文および図
面では、桁0から9および/または文字AからFから成
るメモリアドレスに続く文字h(小文字)の使用によっ
て示すように、アドレスレジスタの値は16進記数法で表
す。
【0010】従って、図1で、従来のメモリは、それぞ
れ8ビットの256個のレジスタR1からR256を備えてい
る。これらのレジスタは、おおまかには、スタック状に
配置されている。従って、メモリの容量は、256バイト
であり、2048ビット(すなわち2Kビット)を与える。
図1では、各レジスタのアドレスは、このレジスタの左
側に与えられる。
れ8ビットの256個のレジスタR1からR256を備えてい
る。これらのレジスタは、おおまかには、スタック状に
配置されている。従って、メモリの容量は、256バイト
であり、2048ビット(すなわち2Kビット)を与える。
図1では、各レジスタのアドレスは、このレジスタの左
側に与えられる。
【0011】最後のレジスタR256は、アドレスFFhに位
置するが、特別なレジスタである。というのは、このレ
ジスタに含まれるワードが、二重の機能:一つは書込み
保護メモリのサイズを決定する機能、もう一つは、書込
み保護を有効にする機能を備えるからである。現実に
は、メモリの一領域の保護は、二つの条件が適う場合に
限って、有効である。第一に、論理1状態にしたメモリ
の特定のピンがなければならない。第二に、メモリの最
後のレジスタに含まれる保護ワードの特定ビット、この
場合ではビットb2(図1)が、論理1状態でなければ
ならない。保護ワードのビットb0およびb1は関係が
ない。保護ワードの上位5ビットb3からb7は、書込
み保護されたメモリ領域の境界アドレスの最上位ビット
を定め、境界アドレスの下位3ビットは、任意に論理値
0を有する。「境界アドレス」という用語は、本文で
は、該当するメモリ領域の境界を構成するメモリレジス
タのアドレス、すなわち、この領域の最初または最後の
レジスタのアドレスを意味する。
置するが、特別なレジスタである。というのは、このレ
ジスタに含まれるワードが、二重の機能:一つは書込み
保護メモリのサイズを決定する機能、もう一つは、書込
み保護を有効にする機能を備えるからである。現実に
は、メモリの一領域の保護は、二つの条件が適う場合に
限って、有効である。第一に、論理1状態にしたメモリ
の特定のピンがなければならない。第二に、メモリの最
後のレジスタに含まれる保護ワードの特定ビット、この
場合ではビットb2(図1)が、論理1状態でなければ
ならない。保護ワードのビットb0およびb1は関係が
ない。保護ワードの上位5ビットb3からb7は、書込
み保護されたメモリ領域の境界アドレスの最上位ビット
を定め、境界アドレスの下位3ビットは、任意に論理値
0を有する。「境界アドレス」という用語は、本文で
は、該当するメモリ領域の境界を構成するメモリレジス
タのアドレス、すなわち、この領域の最初または最後の
レジスタのアドレスを意味する。
【0012】次に、最後のレジスタR256のアドレスFFh
と、上記のように規定した境界レジスタとの間のメモリ
領域は、例えば書込みモードで保護される。メモリ書込
み回路は、実際に、メモリ領域の保護の状態、すなわ
ち、レジスタR256中に、アドレスFFhにおいて含まれる
ワードのビットb2の状態と、メモリの上記ピンの状態
とを確認し、書込み操作用に指定されたアドレスの上位
5ビットの値と、保護ワードのビットb3からb7の値
とを比較する。指定アドレスの値が、境界アドレスの値
より大きい場合には、書込み操作は実施されない。従っ
て、8つのレジスタのステップ数でサイズを変更するこ
とができるメモリの一領域に対する書込み保護を達成す
ることができる。言い換えれば、保護ワードの上位5ビ
ットが、隣接するレジスタ(起こるとすれば、8つのレ
ジスタ)のブロックを規定し、このブロックのレジスタ
と、これより上のレジスタは、保護ワードのビットb2
が論理1状態のとき、書込み保護される。次に、メモリ
は、二つの領域:書込み保護されていない下位領域と、
上記条件が満たされていれば、書込み保護された上位領
域に分割される。
と、上記のように規定した境界レジスタとの間のメモリ
領域は、例えば書込みモードで保護される。メモリ書込
み回路は、実際に、メモリ領域の保護の状態、すなわ
ち、レジスタR256中に、アドレスFFhにおいて含まれる
ワードのビットb2の状態と、メモリの上記ピンの状態
とを確認し、書込み操作用に指定されたアドレスの上位
5ビットの値と、保護ワードのビットb3からb7の値
とを比較する。指定アドレスの値が、境界アドレスの値
より大きい場合には、書込み操作は実施されない。従っ
て、8つのレジスタのステップ数でサイズを変更するこ
とができるメモリの一領域に対する書込み保護を達成す
ることができる。言い換えれば、保護ワードの上位5ビ
ットが、隣接するレジスタ(起こるとすれば、8つのレ
ジスタ)のブロックを規定し、このブロックのレジスタ
と、これより上のレジスタは、保護ワードのビットb2
が論理1状態のとき、書込み保護される。次に、メモリ
は、二つの領域:書込み保護されていない下位領域と、
上記条件が満たされていれば、書込み保護された上位領
域に分割される。
【0013】この保護は、次のようにして実施される。
初め、ビット全部、特に、ビットb2が論理0状態(従
って、メモリ全体が書込み保護されていない)である最
後のレジスタR256に含まれるワードを用いて、書込み
保護の状態で保存すべき各種データをメモリの上位に位
置するレジスタ(ただし、最後のレジスタは除く)に書
き込む。ここで、必要なレジスタは5個を超えないもの
とする(合計5バイトに保存される)。従って、少なく
とも5個のレジスタ(これに、保護レジスタを加えて、
計6個になる)を含む書込み保護メモリ領域を取ってお
く必要がある。次に、2進ワード111111xxbを最後のレ
ジスタR256に書き込む。この2進ワード111111xxbで
は、最後の文字b(小文字)は、ワードの値が二進記数
法によって表されることを意味し、符号xは、該当する
ビット(この場合、ビットb0およびb1)の値は重要では
ないことを意味する。次に、アドレスの最上位ビットが
同じ値を有し、メモリの上位領域を形成するメモリの最
後の8個のレジスタR249からR256のブロックが、書込
み保護される。図1では、これらのレジスタに灰色の影
をつけた。メモリの下位領域を形成するその他のレジス
タは、書込み保護されていない。
初め、ビット全部、特に、ビットb2が論理0状態(従
って、メモリ全体が書込み保護されていない)である最
後のレジスタR256に含まれるワードを用いて、書込み
保護の状態で保存すべき各種データをメモリの上位に位
置するレジスタ(ただし、最後のレジスタは除く)に書
き込む。ここで、必要なレジスタは5個を超えないもの
とする(合計5バイトに保存される)。従って、少なく
とも5個のレジスタ(これに、保護レジスタを加えて、
計6個になる)を含む書込み保護メモリ領域を取ってお
く必要がある。次に、2進ワード111111xxbを最後のレ
ジスタR256に書き込む。この2進ワード111111xxbで
は、最後の文字b(小文字)は、ワードの値が二進記数
法によって表されることを意味し、符号xは、該当する
ビット(この場合、ビットb0およびb1)の値は重要では
ないことを意味する。次に、アドレスの最上位ビットが
同じ値を有し、メモリの上位領域を形成するメモリの最
後の8個のレジスタR249からR256のブロックが、書込
み保護される。図1では、これらのレジスタに灰色の影
をつけた。メモリの下位領域を形成するその他のレジス
タは、書込み保護されていない。
【0014】前述のメモリの一領域の保護の公知の原理
について、本文では、8ビットワードによってアドレス
可能な2Kビットを持つメモリを参考にしながら説明し
てきた。しかし、この原理は、容量および/または構成
が異なるメモリへの適用にも容易に拡大することができ
る。
について、本文では、8ビットワードによってアドレス
可能な2Kビットを持つメモリを参考にしながら説明し
てきた。しかし、この原理は、容量および/または構成
が異なるメモリへの適用にも容易に拡大することができ
る。
【0015】しかし、すべての場合において、ユーザに
適した方式で保護可能なメモリ領域は、プログラミング
によって決定される可変のサイズであるが、メモリの上
位に必ず位置していることに留意されたい。これは、保
護ワードを受信するために取っておかれた特定レジスタ
が、メモリの最後のレジスタであり、メモリの最初のレ
ジスタは、実際に、このメモリを内蔵するシステムを初
期化するのに必要なデータの保存用に取っておかれるこ
とが多く(これら最初のレジスタは、従って、プログラ
ミングでは変更できない方式でそれ自体が書込み保護さ
れている)、残りのレジスタはすべて、ユーザ(このメ
モリを内蔵する電子システムまたは機械の設計者)の自
由に任せられる。ユーザの自由に任せられたこのメモリ
領域、すなわち、書込み保護できないこの領域は、隣接
するレジスタ(そのアドレスは、連続的である)のブロ
ックの形態をしており、従って、プログラムによる管理
が簡略化されるという利点がある。
適した方式で保護可能なメモリ領域は、プログラミング
によって決定される可変のサイズであるが、メモリの上
位に必ず位置していることに留意されたい。これは、保
護ワードを受信するために取っておかれた特定レジスタ
が、メモリの最後のレジスタであり、メモリの最初のレ
ジスタは、実際に、このメモリを内蔵するシステムを初
期化するのに必要なデータの保存用に取っておかれるこ
とが多く(これら最初のレジスタは、従って、プログラ
ミングでは変更できない方式でそれ自体が書込み保護さ
れている)、残りのレジスタはすべて、ユーザ(このメ
モリを内蔵する電子システムまたは機械の設計者)の自
由に任せられる。ユーザの自由に任せられたこのメモリ
領域、すなわち、書込み保護できないこの領域は、隣接
するレジスタ(そのアドレスは、連続的である)のブロ
ックの形態をしており、従って、プログラムによる管理
が簡略化されるという利点がある。
【0016】この方法の別の利点としては、保護された
領域を規定することが、そのサイズに関しては、単一の
境界アドレスを指定することによってなされ、他方の境
界アドレスが、必ず最後のレジスタとなることである。
これによって、メモリ中のあらゆる書込み操作に先立っ
て行われる保護の確認が、簡略化されるという利点がも
たらされる。
領域を規定することが、そのサイズに関しては、単一の
境界アドレスを指定することによってなされ、他方の境
界アドレスが、必ず最後のレジスタとなることである。
これによって、メモリ中のあらゆる書込み操作に先立っ
て行われる保護の確認が、簡略化されるという利点がも
たらされる。
【0017】さらに、保護された領域を、境界アドレス
と、最後のレジスタR256のアドレス(これらのアドレス
を含む)との間のメモリの上位に規定することは、保護
ワードが保存されているレジスタR256自体が、保護領
域の一部であることを意味する。その結果、メモリの前
述のピンに存在する論理値が変更されない限り、保護領
域のサイズは、それ以上変更することはできず、保護自
体を解除することができなくなる。サイズおよび保護
が、最後のレジスタR256に保存された2進ワードの値
によって決定され、この最後のレジスタが、もはや変更
不可能であるためである。
と、最後のレジスタR256のアドレス(これらのアドレス
を含む)との間のメモリの上位に規定することは、保護
ワードが保存されているレジスタR256自体が、保護領
域の一部であることを意味する。その結果、メモリの前
述のピンに存在する論理値が変更されない限り、保護領
域のサイズは、それ以上変更することはできず、保護自
体を解除することができなくなる。サイズおよび保護
が、最後のレジスタR256に保存された2進ワードの値
によって決定され、この最後のレジスタが、もはや変更
不可能であるためである。
【0018】以上のことから、保護領域を規定するこの
方法にはいくつかの利点があることがわかる。それでも
尚、一つの問題点がある。実際、このメモリを内蔵する
システムを駆動するプログラムが、指定されたサイズの
保護メモリ領域を規定しなければならい場合には、プロ
グラムは、メモリの容量を知り、そこから、プログラミ
ングワードの最上位ビットを構成する最上位ビットを持
つ境界アドレスを導き出させるようにしなければならな
い。言い換えれば、指定サイズの書込み保護可能メモリ
領域を規定するために考慮しなければならない境界アド
レスは、相対アドレスである。これは、メモリの最後の
レジスタのアドレスに左右される。また、このアドレス
は、メモリのサイズ、すなわち、容量に左右される。と
ころで、システムを指揮し、この役割によって、各種リ
ソースを管理し、特に、メモリ読出しおよび書込み操作
を調整するソフトウエアは、必ずしもシステムに含まれ
るメモリのサイズを知っているとは限らない。実際、同
一の電子システムが、数個のバージョンに由来すること
は多く、基本バージョンは、小さいメモリ容量を、また
さらに高性能のバージョンは、これより大きいメモリ容
量を必要とする。そのため、電子システムのこれら各種
バージョンは、一般に同一の構成要素グループに属する
メモリ(従って、その接続およびアドレス指定モードは
同一である)を含むが、容量が異なる。
方法にはいくつかの利点があることがわかる。それでも
尚、一つの問題点がある。実際、このメモリを内蔵する
システムを駆動するプログラムが、指定されたサイズの
保護メモリ領域を規定しなければならい場合には、プロ
グラムは、メモリの容量を知り、そこから、プログラミ
ングワードの最上位ビットを構成する最上位ビットを持
つ境界アドレスを導き出させるようにしなければならな
い。言い換えれば、指定サイズの書込み保護可能メモリ
領域を規定するために考慮しなければならない境界アド
レスは、相対アドレスである。これは、メモリの最後の
レジスタのアドレスに左右される。また、このアドレス
は、メモリのサイズ、すなわち、容量に左右される。と
ころで、システムを指揮し、この役割によって、各種リ
ソースを管理し、特に、メモリ読出しおよび書込み操作
を調整するソフトウエアは、必ずしもシステムに含まれ
るメモリのサイズを知っているとは限らない。実際、同
一の電子システムが、数個のバージョンに由来すること
は多く、基本バージョンは、小さいメモリ容量を、また
さらに高性能のバージョンは、これより大きいメモリ容
量を必要とする。そのため、電子システムのこれら各種
バージョンは、一般に同一の構成要素グループに属する
メモリ(従って、その接続およびアドレス指定モードは
同一である)を含むが、容量が異なる。
【0019】このような手順は、システムに存在するメ
モリの容量の認識のために提案されている。これらの手
順は、システムを作動させるたびに開始する。メモリ空
間のアドレス指定は依然として相対アドレス指定手順で
あるが、今度は、システムの設計者が、それを実現する
ために使用されるメモリの容量を考慮する必要はない。
しかし、これらの方法は、複雑で、しかもかなり処理時
間を必要とする。その上、方法自体が、初期化プログラ
ムの保護を必要とする場合もあり、その結果、メモリ空
間に関するシステムの要求事項が増える。
モリの容量の認識のために提案されている。これらの手
順は、システムを作動させるたびに開始する。メモリ空
間のアドレス指定は依然として相対アドレス指定手順で
あるが、今度は、システムの設計者が、それを実現する
ために使用されるメモリの容量を考慮する必要はない。
しかし、これらの方法は、複雑で、しかもかなり処理時
間を必要とする。その上、方法自体が、初期化プログラ
ムの保護を必要とする場合もあり、その結果、メモリ空
間に関するシステムの要求事項が増える。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した従
来の技術の利点のすべてを必ずしも、あるいは、まった
く放棄することなく、従来の技術の問題点を解決するこ
とを課題とする。特に、本発明は、一つまたは複数の電
気的に消去および再書込み可能な不揮発性メモリを用い
た電子システムまたは機械の設計者が、メモリ空間の書
込み保護可能領域を取っておくことができるようにする
ことを課題とする。この書込み保護可能領域は、そのサ
イズに対して、絶対アドレス、すなわち、この領域の境
界アドレスによって規定され、この領域のサイズは、特
に、メモリの容量とは無関係の明確な関係によって関係
付けられている。
来の技術の利点のすべてを必ずしも、あるいは、まった
く放棄することなく、従来の技術の問題点を解決するこ
とを課題とする。特に、本発明は、一つまたは複数の電
気的に消去および再書込み可能な不揮発性メモリを用い
た電子システムまたは機械の設計者が、メモリ空間の書
込み保護可能領域を取っておくことができるようにする
ことを課題とする。この書込み保護可能領域は、そのサ
イズに対して、絶対アドレス、すなわち、この領域の境
界アドレスによって規定され、この領域のサイズは、特
に、メモリの容量とは無関係の明確な関係によって関係
付けられている。
【0021】
【課題を解決するための手段】このために、本発明は、
個別に、あるいはブロックごとにアドレス可能なメモリ
レジスタおよび保護レジスタを含み、この保護レジスタ
は書込み保護可能メモリ領域のサイズと、メモリの上位
もしくは下位の全ての位置にこの領域を規定する保護ワ
ードを書き込むことのできる上記タイプのメモリを提供
する。
個別に、あるいはブロックごとにアドレス可能なメモリ
レジスタおよび保護レジスタを含み、この保護レジスタ
は書込み保護可能メモリ領域のサイズと、メモリの上位
もしくは下位の全ての位置にこの領域を規定する保護ワ
ードを書き込むことのできる上記タイプのメモリを提供
する。
【0022】このようにして、ユーザは、所望する通り
に、書込み保護可能領域を、メモリの下位もしくは上位
領域に規定することができる。この選択は、保護レジス
タのプログラミングによって異なる。
に、書込み保護可能領域を、メモリの下位もしくは上位
領域に規定することができる。この選択は、保護レジス
タのプログラミングによって異なる。
【0023】書込み保護可能領域が、最初のレジスタの
アドレス(0アドレス)と、境界アドレスとの間で規定
されたメモリの下位領域である場合には、保護可能メモ
リ領域のサイズは、境界アドレスの値そのものである。
書込み保護しなければならないメモリ領域のサイズの値
から境界アドレスを規定することは、従って、絶対アド
レス指定操作である。尚、保護ワードを含む境界アドレ
スは、メモリの容量とは無関係である。
アドレス(0アドレス)と、境界アドレスとの間で規定
されたメモリの下位領域である場合には、保護可能メモ
リ領域のサイズは、境界アドレスの値そのものである。
書込み保護しなければならないメモリ領域のサイズの値
から境界アドレスを規定することは、従って、絶対アド
レス指定操作である。尚、保護ワードを含む境界アドレ
スは、メモリの容量とは無関係である。
【0024】しかし、メモリを内蔵するシステムの開発
に伴う制約によって、メモリの最初のレジスタを書込み
アクセス可能のままに維持するか、あるいは、その他の
タイプのデータの保存用に取っておくことが必要である
際には、ユーザは、書込み保護可能領域をメモリの上位
領域として規定するよう選択することができる。このと
き、アドレス指定は、相対アドレス指定であり、メモリ
は従来のメモリと同一となる。
に伴う制約によって、メモリの最初のレジスタを書込み
アクセス可能のままに維持するか、あるいは、その他の
タイプのデータの保存用に取っておくことが必要である
際には、ユーザは、書込み保護可能領域をメモリの上位
領域として規定するよう選択することができる。このと
き、アドレス指定は、相対アドレス指定であり、メモリ
は従来のメモリと同一となる。
【0025】従って、本発明の利点は、ユーザが、保護
可能領域が規定されるメモリの上位もしくは下位を選択
できる可能性をもたらしたことにある。特に、システム
が、本発明に従う数個の同一メモリを内蔵している場合
には、書込み可能領域は、いくつかのメモリについては
上位に、またその他のメモリについては、別々に、下位
に規定することができる。
可能領域が規定されるメモリの上位もしくは下位を選択
できる可能性をもたらしたことにある。特に、システム
が、本発明に従う数個の同一メモリを内蔵している場合
には、書込み可能領域は、いくつかのメモリについては
上位に、またその他のメモリについては、別々に、下位
に規定することができる。
【0026】本発明のその他の特徴および利点は、以下
の説明から明らかにされるであろう。尚、この説明は、
純粋に、例として示すものであり、添付の図面を参照に
して行う。
の説明から明らかにされるであろう。尚、この説明は、
純粋に、例として示すものであり、添付の図面を参照に
して行う。
【0027】
【実施例】図2は、本発明に従うメモリのメモリ空間の
構成を示す概略図である。これは、8ビットレジスタで
構成される2キロビット(2Kビット)メモリである。
従って、256個のレジスタR1からR256を備えている。
これら256個のレジスタは、16行と16列から成るマトリ
クスEMで構成される。慣例によって、最初の行は、図
2の一番下の行であり、最初の列は、最も左側の列とす
る。従って、第1レジスタR1は、行列EMの一番下の
最も左側に位置する。第16レジスタR16は、一番下の最
も右側に示されている。第17レジスタR17は、レジスタ
R1の上に示されている。レジスタR241は、行列EM
の一番上の最も左側に示されており、最後のレジスタR
256は、行列EMの一番上の最も右側に示されている。
構成を示す概略図である。これは、8ビットレジスタで
構成される2キロビット(2Kビット)メモリである。
従って、256個のレジスタR1からR256を備えている。
これら256個のレジスタは、16行と16列から成るマトリ
クスEMで構成される。慣例によって、最初の行は、図
2の一番下の行であり、最初の列は、最も左側の列とす
る。従って、第1レジスタR1は、行列EMの一番下の
最も左側に位置する。第16レジスタR16は、一番下の最
も右側に示されている。第17レジスタR17は、レジスタ
R1の上に示されている。レジスタR241は、行列EM
の一番上の最も左側に示されており、最後のレジスタR
256は、行列EMの一番上の最も右側に示されている。
【0028】各レジスタは、16進記数法で表したアドレ
スによって識別される。図2では、行列EMの左側部分
は、第1列のレジスタR1、R17、・・・、R241のレジ
スタのアドレスがある。また、行列EMの右側には、最
後の列のレジスタR16、R32、・・・、R256のアドレ
スがある。レジスタは、それぞれのアドレスを示すこと
によって、書込みモード、ならびに読出しモードでアク
セス可能である。
スによって識別される。図2では、行列EMの左側部分
は、第1列のレジスタR1、R17、・・・、R241のレジ
スタのアドレスがある。また、行列EMの右側には、最
後の列のレジスタR16、R32、・・・、R256のアドレ
スがある。レジスタは、それぞれのアドレスを示すこと
によって、書込みモード、ならびに読出しモードでアク
セス可能である。
【0029】メモリセルは、例えば、EEPROMタイプのセ
ルであるが、異なるタイプ、例えば、フラッシュEPROM
タイプのセルでもよい。
ルであるが、異なるタイプ、例えば、フラッシュEPROM
タイプのセルでもよい。
【0030】また、図2のメモリのメモリ空間は、本発
明に従い、行列EMのレジスタR16の下に概略的に示し
た保護レジスタPRを備えている。この保護レジスタ
は、行列EMのメモリレジスタとは物理的に別のもので
あるのが好ましい。これは、特定のモードでアクセス可
能であり、その一例を以下に示す。本発明には、メモリ
のユーザ、すなわち、このメモリを内蔵する電子システ
ムの設計者にとって、その用途に利用可能なメモリ空間
が、合計256個のレジスタR1からR256を備えるという
利点がある。図1を参照して説明した従来のものと比較
して、メモリ空間自体のレジスタのいずれも保護レジス
タとして特別に取り扱う必要がないことから、利用可能
なメモリ空間の管理が容易になる。その結果、メモリの
使用がさらに容易になる。これは、対応する技術文書作
成がはるかに簡単になり、ユーザによる解釈を容易にす
ることを意味する。
明に従い、行列EMのレジスタR16の下に概略的に示し
た保護レジスタPRを備えている。この保護レジスタ
は、行列EMのメモリレジスタとは物理的に別のもので
あるのが好ましい。これは、特定のモードでアクセス可
能であり、その一例を以下に示す。本発明には、メモリ
のユーザ、すなわち、このメモリを内蔵する電子システ
ムの設計者にとって、その用途に利用可能なメモリ空間
が、合計256個のレジスタR1からR256を備えるという
利点がある。図1を参照して説明した従来のものと比較
して、メモリ空間自体のレジスタのいずれも保護レジス
タとして特別に取り扱う必要がないことから、利用可能
なメモリ空間の管理が容易になる。その結果、メモリの
使用がさらに容易になる。これは、対応する技術文書作
成がはるかに簡単になり、ユーザによる解釈を容易にす
ることを意味する。
【0031】必須条件ではないが、保護レジスタが、メ
モリレジスタのセルと同じタイプのメモリセルによって
形成されるのが好ましい。そうすれば、集積回路の製造
方法が単一になる。従って、メモリの製造がさらに速
く、低コストとなる。
モリレジスタのセルと同じタイプのメモリセルによって
形成されるのが好ましい。そうすれば、集積回路の製造
方法が単一になる。従って、メモリの製造がさらに速
く、低コストとなる。
【0032】図3は、本発明に従う一つまたは複数のメ
モリを内蔵する電子システムの実施例の概略図である。
実施例では、このシステムは、8個のメモリM1からM
8を備え、これらメモリは、バスB1によってマイクロ
プロセッサのような中央処理装置CPUに接続されてい
る。クロックHおよび電源回路AもバスB1に接続され
ている。用途の要求に応じて、図示されていないその他
の要素をこのバスに接続することもできる。これらは、
例えば、マイクロプロセッサCPUによって管理される
周辺回路として知られる回路や、マイクロプロセッサに
よって制御される外部要素を備えたインターフェース回
路でよい。
モリを内蔵する電子システムの実施例の概略図である。
実施例では、このシステムは、8個のメモリM1からM
8を備え、これらメモリは、バスB1によってマイクロ
プロセッサのような中央処理装置CPUに接続されてい
る。クロックHおよび電源回路AもバスB1に接続され
ている。用途の要求に応じて、図示されていないその他
の要素をこのバスに接続することもできる。これらは、
例えば、マイクロプロセッサCPUによって管理される
周辺回路として知られる回路や、マイクロプロセッサに
よって制御される外部要素を備えたインターフェース回
路でよい。
【0033】図4は、本発明のメモリM1のチップを示
す。すでに述べたように、これはEEPROMであるのが好ま
しいが、必ずしもEEPROMである必要はない。また、フラ
ッシュEPROMと呼ばれるタイプのメモリでもよい。
す。すでに述べたように、これはEEPROMであるのが好ま
しいが、必ずしもEEPROMである必要はない。また、フラ
ッシュEPROMと呼ばれるタイプのメモリでもよい。
【0034】説明したメモリは、I2C標準規格を満た
す通信プロトコルに従って、システムの他の構成要素と
通信するように設計されたメモリである。従って、I2
Cバスを用いた多重化システムでの使用に適している。
勿論、本発明は、この種のプロトコルを用いたメモリに
制限されるわけではない。本発明は、その他の通信プロ
トコルを用いたメモリや、特定のプロトコルを用いない
いわゆる並列メモリにも区別なく適用することができ
る。I2Cバスは、特に、ビデオ装置(テレビ、ビデオ
テープレコーダ等)、あるいは自動車(カーラジオ、A
BS装置、またはエアバッグを作動させる装置等)のよ
うな大量精算の民生品の電子システムの製造に使用され
る。I2Cバス使用のその他の例として、マイクロプロ
セッサによるカード読取り装置(チップカード読取り装
置)を用いたシステムが挙げられる。
す通信プロトコルに従って、システムの他の構成要素と
通信するように設計されたメモリである。従って、I2
Cバスを用いた多重化システムでの使用に適している。
勿論、本発明は、この種のプロトコルを用いたメモリに
制限されるわけではない。本発明は、その他の通信プロ
トコルを用いたメモリや、特定のプロトコルを用いない
いわゆる並列メモリにも区別なく適用することができ
る。I2Cバスは、特に、ビデオ装置(テレビ、ビデオ
テープレコーダ等)、あるいは自動車(カーラジオ、A
BS装置、またはエアバッグを作動させる装置等)のよ
うな大量精算の民生品の電子システムの製造に使用され
る。I2Cバス使用のその他の例として、マイクロプロ
セッサによるカード読取り装置(チップカード読取り装
置)を用いたシステムが挙げられる。
【0035】この種のI2Cバスは、下記二つの回線を
備える:から制御信号、アドレスおよびデータ要素の双
方向シリアル伝送用のSDA回線と;から図3のクロッ
ク回路Hにより発生されるクロック信号の伝送用のSC
L回線。
備える:から制御信号、アドレスおよびデータ要素の双
方向シリアル伝送用のSDA回線と;から図3のクロッ
ク回路Hにより発生されるクロック信号の伝送用のSC
L回線。
【0036】従って、図4に示したメモリM1のチップ
は、図3のI2C型バスB1に接続されるよう設計され
た4本のピンまたは入力端子を備え、信号SDA、SC
L、VssおよびVccを受信する。これはまた、一定
値5ボルトのDC電圧、もしくはアースに接続されるよ
う設計された三つの入力端子E1、E2、E3も備えて
いる。入力E1、E2、E3に加えられる電圧のレベル
は、同一のバスに接続される複数のメモリチップを識別
するために用いられる。偶然だが、これは、図3のシス
テム例に示したようなバスB1に接続することのできる
8個の同一メモリである。最後に、図4のメモリM1の
チップは、保護入力と呼ばれる入力端子WCを持ってい
るが、その役割および用途については、図7(a)から7
(c)を参照にして後に説明する。
は、図3のI2C型バスB1に接続されるよう設計され
た4本のピンまたは入力端子を備え、信号SDA、SC
L、VssおよびVccを受信する。これはまた、一定
値5ボルトのDC電圧、もしくはアースに接続されるよ
う設計された三つの入力端子E1、E2、E3も備えて
いる。入力E1、E2、E3に加えられる電圧のレベル
は、同一のバスに接続される複数のメモリチップを識別
するために用いられる。偶然だが、これは、図3のシス
テム例に示したようなバスB1に接続することのできる
8個の同一メモリである。最後に、図4のメモリM1の
チップは、保護入力と呼ばれる入力端子WCを持ってい
るが、その役割および用途については、図7(a)から7
(c)を参照にして後に説明する。
【0037】図5(a)および5(b)は、メモリM1への
アクセスのためにバスI2Cを介して送信された信号の
シーケンスを示す。偶然だが、これは、メモリの単一レ
ジスタへの直接アクセスである。この直接アクセスは、
該当するレジスタのアドレスの指示を必要とする。いう
までもなく、メモリへの他のモードのアクセスも可能で
あることがわかるだろう。これら他のモードには、例え
ば、シーケンシャルモードや「ページ毎」のアクセスモ
ードがある。メモリへのこれら他のモードのアクセスに
ついての詳細は、I2C型バスに関する技術文献を参照
することができる。図5(a)は、回線SCLによって送
信されたクロック信号の時間的な展開を示す。図5(b)
は、回線SDAに送信された信号の時間的な展開を示
す。アクセスシーケンスは、送信開始に対応する状態で
開始する。この状態は、図面ではSTARTで示されている
が、これは、立下り区間が回線SDAで起こると共に、
回線SCLが論理1状態にあるとき、達成される。次
に、回線SCLでのクロック信号の各パルスに、回線S
DAにシリアルに送信された情報が対応する。回線SC
Lが論理状態0にあるとき、回線SDAに送信されたビ
ットの値が変化する(場合による)ことに留意された
い。シーケンスは、8ビットのチップ選択ワードDEVSEL
を続いて送信する。このワードの上位4ビットは、シー
ケンスに関するバスに接続された構成要素の識別のため
のコードに対応する。例えば、メモリについては、この
識別コードは、I2C標準に従い、値1010bに対応する。
次の3ビットは、バスに接続された同じタイプの複数の
チップから一つを選択するためのコードに対応する。こ
れらの3ビットの値を、各メモリの入力E1、E2、E
3に送られた電圧レベルと比較して、8個のメモリM1
からM8のうちどれがアクセスシーケンスに関連するか
を決定しなければならない。最後に、選択ワードDEVSEL
の最後のビットR/Wは、書込みアクセスと読出しアク
セスとを識別する機能を持っている。書込みアクセスの
際には、このビットは値0(R/W=0)である。読出
しアクセスについては、これは値1(R/W=1)であ
る。チップ選択コードの受信後に、該当するチップが、
受信確認ビットACKを回線SDAに発信する。これ
は、論理値0を持つビットである。マイクロプロセッサ
CPUは、次に、アクセスシーケンスに関連するメモリ
レジスタのアドレスに対応するバスに、8ビットワード
BYTADDを送信する。このワードの受信後、メモリは再び
ビットACKを発信する。書込みアクセス(R/W=
0)では、マイクロプロセッサCPUは、書き込むべき
データ要素に対応するデータワードDATAINを8ビットで
バスに送信する。メモリチップによるデータワードDATA
INの受信は、このメモリチップによる新しいビットAC
Kの送信により確認される。読出しアクセス(R/W=
1)では、メモリが、データワードDATAINをバスに送信
し、このワードの受信後に、マイクロプロセッサCPU
が、ビットACKを発する。アクセスシーケンスは、最
後に、送信終了状態で終わる。この状態は、図面では、
STOPで示されているが、回線SDAに立上りエッジが発
生し、回線SCLが論理1状態にあるとき、達成され
る。
アクセスのためにバスI2Cを介して送信された信号の
シーケンスを示す。偶然だが、これは、メモリの単一レ
ジスタへの直接アクセスである。この直接アクセスは、
該当するレジスタのアドレスの指示を必要とする。いう
までもなく、メモリへの他のモードのアクセスも可能で
あることがわかるだろう。これら他のモードには、例え
ば、シーケンシャルモードや「ページ毎」のアクセスモ
ードがある。メモリへのこれら他のモードのアクセスに
ついての詳細は、I2C型バスに関する技術文献を参照
することができる。図5(a)は、回線SCLによって送
信されたクロック信号の時間的な展開を示す。図5(b)
は、回線SDAに送信された信号の時間的な展開を示
す。アクセスシーケンスは、送信開始に対応する状態で
開始する。この状態は、図面ではSTARTで示されている
が、これは、立下り区間が回線SDAで起こると共に、
回線SCLが論理1状態にあるとき、達成される。次
に、回線SCLでのクロック信号の各パルスに、回線S
DAにシリアルに送信された情報が対応する。回線SC
Lが論理状態0にあるとき、回線SDAに送信されたビ
ットの値が変化する(場合による)ことに留意された
い。シーケンスは、8ビットのチップ選択ワードDEVSEL
を続いて送信する。このワードの上位4ビットは、シー
ケンスに関するバスに接続された構成要素の識別のため
のコードに対応する。例えば、メモリについては、この
識別コードは、I2C標準に従い、値1010bに対応する。
次の3ビットは、バスに接続された同じタイプの複数の
チップから一つを選択するためのコードに対応する。こ
れらの3ビットの値を、各メモリの入力E1、E2、E
3に送られた電圧レベルと比較して、8個のメモリM1
からM8のうちどれがアクセスシーケンスに関連するか
を決定しなければならない。最後に、選択ワードDEVSEL
の最後のビットR/Wは、書込みアクセスと読出しアク
セスとを識別する機能を持っている。書込みアクセスの
際には、このビットは値0(R/W=0)である。読出
しアクセスについては、これは値1(R/W=1)であ
る。チップ選択コードの受信後に、該当するチップが、
受信確認ビットACKを回線SDAに発信する。これ
は、論理値0を持つビットである。マイクロプロセッサ
CPUは、次に、アクセスシーケンスに関連するメモリ
レジスタのアドレスに対応するバスに、8ビットワード
BYTADDを送信する。このワードの受信後、メモリは再び
ビットACKを発信する。書込みアクセス(R/W=
0)では、マイクロプロセッサCPUは、書き込むべき
データ要素に対応するデータワードDATAINを8ビットで
バスに送信する。メモリチップによるデータワードDATA
INの受信は、このメモリチップによる新しいビットAC
Kの送信により確認される。読出しアクセス(R/W=
1)では、メモリが、データワードDATAINをバスに送信
し、このワードの受信後に、マイクロプロセッサCPU
が、ビットACKを発する。アクセスシーケンスは、最
後に、送信終了状態で終わる。この状態は、図面では、
STOPで示されているが、回線SDAに立上りエッジが発
生し、回線SCLが論理1状態にあるとき、達成され
る。
【0038】通常モードでのアクセスについて以上説明
したI2Cプロトコルによるメモリへのアクセスシーケ
ンスは、本発明に従って調整され、以下に説明するよう
に、各メモリチップの保護レジスタPRへのアクセスに
備える。前述のように、アクセスが1個のメモリに関す
るとき、チップ選択ワードDEVSELの上位4ビットは、特
定値、すなわち、値1010bを持つことがわかった。この
値は、I2C標準規格そのものによって決定される。本
発明の基本的構成によれば、指定されたメモリチップの
保護レジスタPRには、選択ワードDEVSELの上位4ビッ
トに、上記とは異なる所定の値を与えることによって、
アクセスがなされ、この所定の値は、アクセスシーケン
スが、保護レジスタPRに関するという意味として、メ
モリが解釈できるものである。この値は、例えば、値01
10bである。その結果、I2Cバスを介してチップ選択ワ
ードDEVSELの後で送信されたアドレスワードBYTADDは、
このアクセスシーケンスにとってはまったく重要性がな
い。
したI2Cプロトコルによるメモリへのアクセスシーケ
ンスは、本発明に従って調整され、以下に説明するよう
に、各メモリチップの保護レジスタPRへのアクセスに
備える。前述のように、アクセスが1個のメモリに関す
るとき、チップ選択ワードDEVSELの上位4ビットは、特
定値、すなわち、値1010bを持つことがわかった。この
値は、I2C標準規格そのものによって決定される。本
発明の基本的構成によれば、指定されたメモリチップの
保護レジスタPRには、選択ワードDEVSELの上位4ビッ
トに、上記とは異なる所定の値を与えることによって、
アクセスがなされ、この所定の値は、アクセスシーケン
スが、保護レジスタPRに関するという意味として、メ
モリが解釈できるものである。この値は、例えば、値01
10bである。その結果、I2Cバスを介してチップ選択ワ
ードDEVSELの後で送信されたアドレスワードBYTADDは、
このアクセスシーケンスにとってはまったく重要性がな
い。
【0039】このように、まるで、保護レジスタPR
が、実際に、バスに接続された独立チップに含まれ、こ
れら三つの入力E1、E2、E3に存在する電圧レベル
によって類似チップから識別されるかのように、すべて
が起こる。
が、実際に、バスに接続された独立チップに含まれ、こ
れら三つの入力E1、E2、E3に存在する電圧レベル
によって類似チップから識別されるかのように、すべて
が起こる。
【0040】以上説明した保護レジスタPRへのアクセ
ス手順は、I2C標準に従うプロトコルを用いたメモリ
通信の場合におけるほんの一例にすぎない。本発明の特
徴に従うメモリにおける書込み保護可能領域の規定原理
が、その他のタイプのメモリにも適用でき、従って、本
発明の原理を変えることなく、保護レジスタPRへの他
のタイプのアクセスが当然可能であることはいうまでも
ない。保護レジスタは、例えば、特定の値のアドレスの
指定によってアクセス可能であってもよい。これは、例
えば、保護レジスタが、実際に特定のメモリレジスタで
ある場合にあてはまる。以下に、メモリの領域を規定す
るのに使用される本発明の原理について説明することに
する。
ス手順は、I2C標準に従うプロトコルを用いたメモリ
通信の場合におけるほんの一例にすぎない。本発明の特
徴に従うメモリにおける書込み保護可能領域の規定原理
が、その他のタイプのメモリにも適用でき、従って、本
発明の原理を変えることなく、保護レジスタPRへの他
のタイプのアクセスが当然可能であることはいうまでも
ない。保護レジスタは、例えば、特定の値のアドレスの
指定によってアクセス可能であってもよい。これは、例
えば、保護レジスタが、実際に特定のメモリレジスタで
ある場合にあてはまる。以下に、メモリの領域を規定す
るのに使用される本発明の原理について説明することに
する。
【0041】図6は、保護レジスタPRの詳細な図であ
る。好ましい態様では、これは8ビットレジスタであ
る。しかし、いうまでもなく、これとは異なるサイズ、
特に、メモリが、7より大きいビット数によるアドレス
指定を必要とするさらに大きな容量を持つ場合には、こ
れより大きいレジスタでもよい。
る。好ましい態様では、これは8ビットレジスタであ
る。しかし、いうまでもなく、これとは異なるサイズ、
特に、メモリが、7より大きいビット数によるアドレス
指定を必要とするさらに大きな容量を持つ場合には、こ
れより大きいレジスタでもよい。
【0042】保護レジスタPRは、1個の8ビット保護
ワードを保存するよう設計されている。この保護ワード
は、二重の機能を備える。第一に、そのビットのいくつ
かには、メモリ空間を下位領域と上位領域に分割する特
定メモリレジスタ、あるいは一組の特定メモリレジスタ
のアドレスを規定する機能がある。下位領域は、第1レ
ジスタのアドレス00hと、この境界アドレスとの間で識
別される領域であるのに対し、上位領域は、上記境界ア
ドレス(境界アドレスを含む)と、最後のレジスタR25
6のアドレスFFhとの間の領域である。ゾーンビットと呼
ばれ、レジスタPRに保存された保護ワードの特定ビッ
トはまた、上位および下位領域のどちらが書込み保護可
能であるかを決定する機能を持っている。ゾーンビット
は、例えば、保護ワードの最上位ビットB7である。従
って、一つの8ビット保護ワードで、保護ワードの7ビ
ットB0からB6が、境界アドレスをコード化するのに
利用可能である。本発明が提案する態様では、メモリレ
ジスタR1からR256は、数が256であり、従って、保護
ワード(8ビットの)の下位7ビットB0からB6は、
特定メモリレジスタの完全なアドレスを決定するには十
分ではない。実際には、レジスタブロックのアドレスを
コード化するためには、下位4ビットB0からB3しか
用いられない。「レジスタのブロック」という表現は、
アドレスが連続的(「隣接レジスタ」という用ワードを
使用することもできる)で、従って、同一の値の最上位
ビットを有する一組のレジスタを意味する。このよう
に、図2を参照して説明したように、メモリは、各々16
個のレジスタの行として物理的に組織されているため、
保護ワードの下位4ビットB0からB3は、物理的に同
一列のレジスタからなるブロックのレジスタの共通アド
レスを規定する。従って、本文では以後、本発明の好ま
しい態様によれば、レジスタブロックは、メモリのシリ
コン上に配列されたレジスタの物理的行によって識別さ
れるものとする。以後、「メモリの物理ページ」という
表現もまた、それが実際にシリコン上に形成された物理
的ページであることから、この種のブロックを指すのに
用いることにする。物理的ページが、指定された回数だ
け再現されて、指定容量のメモリを構成するメモリアレ
イの基本パターンとして定義されることは知られてい
る。これは、メモリの容量は、メモリの物理的ページに
対応するセル(またはビット)数の倍数として表すこと
ができることを意味する。この実施例では、メモリアレ
イの各行が、16個の8ビットレジスタ、すなわち、128
個のメモリセルに対応することから、このメモリは128
に等しい。
ワードを保存するよう設計されている。この保護ワード
は、二重の機能を備える。第一に、そのビットのいくつ
かには、メモリ空間を下位領域と上位領域に分割する特
定メモリレジスタ、あるいは一組の特定メモリレジスタ
のアドレスを規定する機能がある。下位領域は、第1レ
ジスタのアドレス00hと、この境界アドレスとの間で識
別される領域であるのに対し、上位領域は、上記境界ア
ドレス(境界アドレスを含む)と、最後のレジスタR25
6のアドレスFFhとの間の領域である。ゾーンビットと呼
ばれ、レジスタPRに保存された保護ワードの特定ビッ
トはまた、上位および下位領域のどちらが書込み保護可
能であるかを決定する機能を持っている。ゾーンビット
は、例えば、保護ワードの最上位ビットB7である。従
って、一つの8ビット保護ワードで、保護ワードの7ビ
ットB0からB6が、境界アドレスをコード化するのに
利用可能である。本発明が提案する態様では、メモリレ
ジスタR1からR256は、数が256であり、従って、保護
ワード(8ビットの)の下位7ビットB0からB6は、
特定メモリレジスタの完全なアドレスを決定するには十
分ではない。実際には、レジスタブロックのアドレスを
コード化するためには、下位4ビットB0からB3しか
用いられない。「レジスタのブロック」という表現は、
アドレスが連続的(「隣接レジスタ」という用ワードを
使用することもできる)で、従って、同一の値の最上位
ビットを有する一組のレジスタを意味する。このよう
に、図2を参照して説明したように、メモリは、各々16
個のレジスタの行として物理的に組織されているため、
保護ワードの下位4ビットB0からB3は、物理的に同
一列のレジスタからなるブロックのレジスタの共通アド
レスを規定する。従って、本文では以後、本発明の好ま
しい態様によれば、レジスタブロックは、メモリのシリ
コン上に配列されたレジスタの物理的行によって識別さ
れるものとする。以後、「メモリの物理ページ」という
表現もまた、それが実際にシリコン上に形成された物理
的ページであることから、この種のブロックを指すのに
用いることにする。物理的ページが、指定された回数だ
け再現されて、指定容量のメモリを構成するメモリアレ
イの基本パターンとして定義されることは知られてい
る。これは、メモリの容量は、メモリの物理的ページに
対応するセル(またはビット)数の倍数として表すこと
ができることを意味する。この実施例では、メモリアレ
イの各行が、16個の8ビットレジスタ、すなわち、128
個のメモリセルに対応することから、このメモリは128
に等しい。
【0043】本発明の有利な態様によれば、メモリの上
位および下位領域を規定する境界アドレスは、この種の
レジスタのブロックのアドレスである。従って、保護可
能領域のサイズもまた物理的ページに対応するセル数の
倍数である。特に、これは、書込み保護可能領域の最小
のサイズが物理的ページに対応するサイズであることを
意味する。これは、メモリが、従来から、同一の物理的
ページの全セルへの同時アクセス(すなわち、「ページ
モード」として知られるアクセスモード)を可能にする
目的で、同一の物理的ページの全セルの選択のための手
段を備えていただけに、特に有利である。図7(a)、7
(b)、7(c)は、メモリ空間EMおよび保護レジスタPR
の三つの概略図を示す。図では、メモリ空間は、メモリ
の物理的ページの数に対応する16行の単一列によって表
されている。行は、L1からL16で示す。保護レジスタ
PRは、第1行L1の先に示されている。すでにみてき
たように、保護レジスタに記録された保護ワードは、保
護可能なメモリ領域、すなわち保護されることができ
る、あるいは保護されない領域のサイズと位置を指定す
るという二重の機能を備えている。事実、この領域は、
メモリのチップの入力保護端子WC(図4)に存在する
電圧に応じて、実際に保護されている(ここでは、書込
みモードだが、本発明の原理を変えることなく、読出し
および/または書込み保護を設計することも可能であ
る)か、あるいは保護されていない。この入力は、従っ
て、メモリの保護を可能にする、あるいは可能にしない
機能を備えている。これは、状態が、電子システム(プ
ログラミングまたはいわゆる「ワイヤード」ロジックに
より)によって決定される論理信号を受信することもで
きるが、正の電源もしくはアースに接続してもよい(+
5電圧またはアースとの物理的接続)ことに留意された
い。
位および下位領域を規定する境界アドレスは、この種の
レジスタのブロックのアドレスである。従って、保護可
能領域のサイズもまた物理的ページに対応するセル数の
倍数である。特に、これは、書込み保護可能領域の最小
のサイズが物理的ページに対応するサイズであることを
意味する。これは、メモリが、従来から、同一の物理的
ページの全セルへの同時アクセス(すなわち、「ページ
モード」として知られるアクセスモード)を可能にする
目的で、同一の物理的ページの全セルの選択のための手
段を備えていただけに、特に有利である。図7(a)、7
(b)、7(c)は、メモリ空間EMおよび保護レジスタPR
の三つの概略図を示す。図では、メモリ空間は、メモリ
の物理的ページの数に対応する16行の単一列によって表
されている。行は、L1からL16で示す。保護レジスタ
PRは、第1行L1の先に示されている。すでにみてき
たように、保護レジスタに記録された保護ワードは、保
護可能なメモリ領域、すなわち保護されることができ
る、あるいは保護されない領域のサイズと位置を指定す
るという二重の機能を備えている。事実、この領域は、
メモリのチップの入力保護端子WC(図4)に存在する
電圧に応じて、実際に保護されている(ここでは、書込
みモードだが、本発明の原理を変えることなく、読出し
および/または書込み保護を設計することも可能であ
る)か、あるいは保護されていない。この入力は、従っ
て、メモリの保護を可能にする、あるいは可能にしない
機能を備えている。これは、状態が、電子システム(プ
ログラミングまたはいわゆる「ワイヤード」ロジックに
より)によって決定される論理信号を受信することもで
きるが、正の電源もしくはアースに接続してもよい(+
5電圧またはアースとの物理的接続)ことに留意された
い。
【0044】図7(a)は、この入力端子がアースに接続
された(WC=0)場合のメモリを示す。このとき、メ
モリの保護は可能にならず、従って、メモリレジスタは
すべて書込みアクセス可能である。これは、保護レジス
タに含まれるワードの値が何であれ、メモリは、書込み
保護されないことを意味する。また、保護レジスタも書
込み保護されていない。
された(WC=0)場合のメモリを示す。このとき、メ
モリの保護は可能にならず、従って、メモリレジスタは
すべて書込みアクセス可能である。これは、保護レジス
タに含まれるワードの値が何であれ、メモリは、書込み
保護されないことを意味する。また、保護レジスタも書
込み保護されていない。
【0045】反対に、図7(b)および7(c)では、保護入
力WCが、正の電源電圧に接続され、論理1状態に対応
するレベルとなっている(WC=1)。このとき、メモ
リの保護は可能になる。これは、保護可能なメモリ領域
が実際に保護されていることを意味する。また、保護レ
ジスタは書込み保護されている。従って、保護レジスタ
PRは、読出しおよび/または書込み保護可能メモリ領
域と同じ時間、かつ同じ条件下で書込み保護されてい
る。この構成は、保護レジスタが含む保護ワードが、上
記領域のサイズおよび位置を指定することによって調整
される。保護レジスタが保護領域と同時に保護されない
場合には、その内容を変更したり、従って、メモリ保護
から実質的効果を奪うことが容易になる。
力WCが、正の電源電圧に接続され、論理1状態に対応
するレベルとなっている(WC=1)。このとき、メモ
リの保護は可能になる。これは、保護可能なメモリ領域
が実際に保護されていることを意味する。また、保護レ
ジスタは書込み保護されている。従って、保護レジスタ
PRは、読出しおよび/または書込み保護可能メモリ領
域と同じ時間、かつ同じ条件下で書込み保護されてい
る。この構成は、保護レジスタが含む保護ワードが、上
記領域のサイズおよび位置を指定することによって調整
される。保護レジスタが保護領域と同時に保護されない
場合には、その内容を変更したり、従って、メモリ保護
から実質的効果を奪うことが容易になる。
【0046】図7(b)に示したメモリの状態は、図7(c)
に示したものとは、保護レジスタPRに保存された保護
ワードのゾーンビットB7の値が異なる。
に示したものとは、保護レジスタPRに保存された保護
ワードのゾーンビットB7の値が異なる。
【0047】図7(b)では、このビットは、論理0状態
(B7=0)にある。保護されるメモリ領域は、このと
き下位領域であり、Z1で示され、例えば、行L1から
L3のレジスタを含む。この領域は、灰色の影をつけて
示した。Z2で示される上位領域は、書込み保護されて
いない。従って、ここにデータを書込むために、この領
域に含まれるメモリレジスタにアクセスすることができ
る。
(B7=0)にある。保護されるメモリ領域は、このと
き下位領域であり、Z1で示され、例えば、行L1から
L3のレジスタを含む。この領域は、灰色の影をつけて
示した。Z2で示される上位領域は、書込み保護されて
いない。従って、ここにデータを書込むために、この領
域に含まれるメモリレジスタにアクセスすることができ
る。
【0048】図7(c)は、保護ワードのゾーンビットが
論理1状態にあるとき(B7=1)のメモリの状態の概
略を示す。このとき、書込み保護されているのは上位領
域Z2であり、下位領域Z1は書込みアクセス可能であ
る。
論理1状態にあるとき(B7=1)のメモリの状態の概
略を示す。このとき、書込み保護されているのは上位領
域Z2であり、下位領域Z1は書込みアクセス可能であ
る。
【0049】保護レジスタPRはこの部分が、すでに述
べたように、保護ワードのビットb7の状態が何であ
れ、入力保護端子WCが論理1状態(WC=1)になれ
ば、書込み保護される。特定の用途では、メモリチップ
のこの端子WCは、電子システム内部の接続によって送
信された論理信号を受信する。しかし、I2C型バスに
より、それ以外の論理接続をまったく使用せずに、外部
に向けて通信するメモリを用いたここでの好ましい使用
の態様では、端子WCは、直接接続によって正の電源に
永久的に接続され、メモリの保護が常にアクティブであ
るようにするのが好ましい。メモリの保護入力端子WC
がこのように永久的に論理1状態にされたときでも、メ
モリ空間全体を書込みモードにすることが可能である。
保護レジスタPRにワード00000000bを書込むだけでよ
い。しかし、レジスタPRの内容に少なくとも一回アク
セスし、そこに、保護領域のサイズと位置を規定する保
護ワードを保存するために、メモリを初めて使用する際
に、特定の問題が発生する。この問題は、本発明に従
い、保護レジスタが空白のとき、保護を禁止する手段を
メモリが備えていることによって解決される。このよう
な手段によって、保護は、保護レジスタに保護ワードが
書込まれたときだけアクティブになる。実際、メモリチ
ップのユーザへの引渡しまでは、保護レジスタは、プロ
グラムされたことがないかのように、空白であり、値00
000000bを含んでいる。ユーザは、少なくとも一回、各
自選択した保護ワードを書込み、メモリをカスタム化す
る、すなわち、各自の用途の必要事項にメモリを合わせ
ることができる。従って、前述の手段は、入力保護端子
WCが論理1状態にあるにも拘わらず、保護レジスタP
Rの書込み保護を禁止するよう設計されている。これら
手段について、図8を参照にして以下に説明する。
べたように、保護ワードのビットb7の状態が何であ
れ、入力保護端子WCが論理1状態(WC=1)になれ
ば、書込み保護される。特定の用途では、メモリチップ
のこの端子WCは、電子システム内部の接続によって送
信された論理信号を受信する。しかし、I2C型バスに
より、それ以外の論理接続をまったく使用せずに、外部
に向けて通信するメモリを用いたここでの好ましい使用
の態様では、端子WCは、直接接続によって正の電源に
永久的に接続され、メモリの保護が常にアクティブであ
るようにするのが好ましい。メモリの保護入力端子WC
がこのように永久的に論理1状態にされたときでも、メ
モリ空間全体を書込みモードにすることが可能である。
保護レジスタPRにワード00000000bを書込むだけでよ
い。しかし、レジスタPRの内容に少なくとも一回アク
セスし、そこに、保護領域のサイズと位置を規定する保
護ワードを保存するために、メモリを初めて使用する際
に、特定の問題が発生する。この問題は、本発明に従
い、保護レジスタが空白のとき、保護を禁止する手段を
メモリが備えていることによって解決される。このよう
な手段によって、保護は、保護レジスタに保護ワードが
書込まれたときだけアクティブになる。実際、メモリチ
ップのユーザへの引渡しまでは、保護レジスタは、プロ
グラムされたことがないかのように、空白であり、値00
000000bを含んでいる。ユーザは、少なくとも一回、各
自選択した保護ワードを書込み、メモリをカスタム化す
る、すなわち、各自の用途の必要事項にメモリを合わせ
ることができる。従って、前述の手段は、入力保護端子
WCが論理1状態にあるにも拘わらず、保護レジスタP
Rの書込み保護を禁止するよう設計されている。これら
手段について、図8を参照にして以下に説明する。
【0050】本発明のメモリの内部構成の概略を図8に
示す。メモリアレイMMは、第一に行デコーダDL、第
二に列デコーダDCを用いて、アドレスレジスタRAに
接続されている。アドレスレジスタRAの下位4ビット
A0、A1、A2、A3が、列デコーダDCに送信され
る。同様に、アドレスレジスタRAの上位4ビットA
4、A5、A6、A7が、行デコーダDCに送信され
る。読出しまたは書込み操作中のメモリの動作は、シー
ケンサSEQによって誘導される。このシーケンサSE
Qは、アドレスレジスタRAの8ビットに接続される。
保護される領域のサイズが、16レジスタブロックによっ
てのみ定められる本発明の好ましい態様によれば、この
シーケンサSEQは、実際に、レジスタRAの上位4ビ
ットA4、A5、A6、A7にしか接続することができ
ない。シーケンサSEQはまた、メモリが接続されてい
るデータバスの回線SCLにより、クロック信号を受信
する。行デコーダDLおよび列デコーダDCは、進行中
の読出しまたは書込み操作に関するセルもしくはメモリ
セルのブロックを選択するデマルチプレクサの役割を果
たす。従って、行デコーダは、16ワード回線によりメモ
リアレイに接続される。同様に、列デコーダDCは、各
々が選択トランジスタを制御する16回線を介してメモリ
アレイMMに接続される。この選択トランジスタによっ
て、メモリレジスタを構成する8個のメモリセルを選択
することができる。
示す。メモリアレイMMは、第一に行デコーダDL、第
二に列デコーダDCを用いて、アドレスレジスタRAに
接続されている。アドレスレジスタRAの下位4ビット
A0、A1、A2、A3が、列デコーダDCに送信され
る。同様に、アドレスレジスタRAの上位4ビットA
4、A5、A6、A7が、行デコーダDCに送信され
る。読出しまたは書込み操作中のメモリの動作は、シー
ケンサSEQによって誘導される。このシーケンサSE
Qは、アドレスレジスタRAの8ビットに接続される。
保護される領域のサイズが、16レジスタブロックによっ
てのみ定められる本発明の好ましい態様によれば、この
シーケンサSEQは、実際に、レジスタRAの上位4ビ
ットA4、A5、A6、A7にしか接続することができ
ない。シーケンサSEQはまた、メモリが接続されてい
るデータバスの回線SCLにより、クロック信号を受信
する。行デコーダDLおよび列デコーダDCは、進行中
の読出しまたは書込み操作に関するセルもしくはメモリ
セルのブロックを選択するデマルチプレクサの役割を果
たす。従って、行デコーダは、16ワード回線によりメモ
リアレイに接続される。同様に、列デコーダDCは、各
々が選択トランジスタを制御する16回線を介してメモリ
アレイMMに接続される。この選択トランジスタによっ
て、メモリレジスタを構成する8個のメモリセルを選択
することができる。
【0051】読取りおよび書込み回路CLEも、8ビッ
ト回線を介してメモリアレイに接続されており、この8
ビット回線で、進行中の操作が読出しまたは書込み操作
のいずれであるかに応じて、メモリアレイMMからまた
はメモリアレイMMへ、データ要素が送信される。この
読取り回路CLEは、従って、8ビットレジスタである
データレジスタRDに接続されている。読取り回路CL
Eは、シーケンサSEQから制御信号を受信し、操作を
許可する。
ト回線を介してメモリアレイに接続されており、この8
ビット回線で、進行中の操作が読出しまたは書込み操作
のいずれであるかに応じて、メモリアレイMMからまた
はメモリアレイMMへ、データ要素が送信される。この
読取り回路CLEは、従って、8ビットレジスタである
データレジスタRDに接続されている。読取り回路CL
Eは、シーケンサSEQから制御信号を受信し、操作を
許可する。
【0052】本発明に従い、例えば、8ビットレジスタ
である保護レジスタPRは、シーケンサ回路SEQに接
続されている。このシーケンサは、保護レジスタのビッ
トB0からB7の状態を永久的に検査する。さらに具体
的には、すでに述べたように、好ましい態様では、この
シーケンサは、書込み保護されるメモリ領域のサイズお
よび位置をそれぞれ規定する下位4ビットB0からB3
と、最上位ビットB7を制御する。シーケンサ回路SE
Qは、レジスタPRに含まれる保護ワードの4ビットB
0、B1、B2、B3の各値において、アドレスレジス
タRAに含まれるアドレスの上位4ビットA4、A5、
A6、A7の比較のための手段を備えている。これはビ
ット毎の比較である。
である保護レジスタPRは、シーケンサ回路SEQに接
続されている。このシーケンサは、保護レジスタのビッ
トB0からB7の状態を永久的に検査する。さらに具体
的には、すでに述べたように、好ましい態様では、この
シーケンサは、書込み保護されるメモリ領域のサイズお
よび位置をそれぞれ規定する下位4ビットB0からB3
と、最上位ビットB7を制御する。シーケンサ回路SE
Qは、レジスタPRに含まれる保護ワードの4ビットB
0、B1、B2、B3の各値において、アドレスレジス
タRAに含まれるアドレスの上位4ビットA4、A5、
A6、A7の比較のための手段を備えている。これはビ
ット毎の比較である。
【0053】本発明に従うメモリは、さらに、保護信号
PROTを発生する保護手段PMを含む。この保護信号は、
読出し/書込み回路CLEの入力に送信され、読出しま
たは書込み操作を許可、あるいは許可しない。これら手
段は、第1のNANDゲートN1を含む。このNANDゲートN
1の第1の入力は、シーケンサSEQによって発生され
る信号PROT1を受信し、その第2の入力は、インバータ
I1を介して送信されるビットB7の相補論理信号を受
信する。これらの手段は、第2のNANDゲートN2を備
え、このNANDゲートN2は第1の入力で、シーケンサS
EQによって発生される信号PROT2を受信し、第2の入
力で、保護レジスタPRのビットB7によって決定され
る論理状態を受信する。信号PROT1は、ワードA7A6A5A4
がワードb3b2b1b0より小さい(A7A6A5A4<b3b2b1b0)と
き論理1状態で、それ以外の場合には、論理0状態にあ
る。信号PROT2は、ワードA7A6A5A4がワードb3b2b1b0よ
り大きい(A7A6A5A4>b3b2b1b0)とき、論理1状態で、
それ以外の場合には、論理0状態にある。NANDゲートN
1およびN2の出力は、第3NANDゲートN3の2つの入
力に送信される。このゲートN3の出力は、3入力NAND
ゲートN4の第1の入力に送信され、その第2の入力
は、メモリの保護入力WCに存在する信号を受信し、そ
の第3の入力は、信号BURNPRを受信する。信号BURNPRの
役割について、以下に説明する。この論理信号は、セル
SPRの状態によって決定される。このセルは、例え
ば、メモリアレイMMおよび保護レジスタPRのそれと
は別のEEPROMセルである。セルSPRの機能は、保護レ
ジスタPRが空白か否かを示すことである。NANDゲート
N4の出力は、第2インバータI2の入力に送信され、
第2インバータI2の出力は保護信号PROTを送信する。
この信号は、メモリ読取り/書込み回路CLEの適切な
入力に送信される。
PROTを発生する保護手段PMを含む。この保護信号は、
読出し/書込み回路CLEの入力に送信され、読出しま
たは書込み操作を許可、あるいは許可しない。これら手
段は、第1のNANDゲートN1を含む。このNANDゲートN
1の第1の入力は、シーケンサSEQによって発生され
る信号PROT1を受信し、その第2の入力は、インバータ
I1を介して送信されるビットB7の相補論理信号を受
信する。これらの手段は、第2のNANDゲートN2を備
え、このNANDゲートN2は第1の入力で、シーケンサS
EQによって発生される信号PROT2を受信し、第2の入
力で、保護レジスタPRのビットB7によって決定され
る論理状態を受信する。信号PROT1は、ワードA7A6A5A4
がワードb3b2b1b0より小さい(A7A6A5A4<b3b2b1b0)と
き論理1状態で、それ以外の場合には、論理0状態にあ
る。信号PROT2は、ワードA7A6A5A4がワードb3b2b1b0よ
り大きい(A7A6A5A4>b3b2b1b0)とき、論理1状態で、
それ以外の場合には、論理0状態にある。NANDゲートN
1およびN2の出力は、第3NANDゲートN3の2つの入
力に送信される。このゲートN3の出力は、3入力NAND
ゲートN4の第1の入力に送信され、その第2の入力
は、メモリの保護入力WCに存在する信号を受信し、そ
の第3の入力は、信号BURNPRを受信する。信号BURNPRの
役割について、以下に説明する。この論理信号は、セル
SPRの状態によって決定される。このセルは、例え
ば、メモリアレイMMおよび保護レジスタPRのそれと
は別のEEPROMセルである。セルSPRの機能は、保護レ
ジスタPRが空白か否かを示すことである。NANDゲート
N4の出力は、第2インバータI2の入力に送信され、
第2インバータI2の出力は保護信号PROTを送信する。
この信号は、メモリ読取り/書込み回路CLEの適切な
入力に送信される。
【0054】保護手段PMは、次のように動作する。メ
モリがユーザに引き渡されるとき、セルSPRは、論理
0状態にある。これは、保護レジスタPRが一度もプロ
グラムされていない、すなわち、空白であることを意味
する。従って、保護信号WCでの論理状態と、信号PROT
1、PROT2およびビットb7の論理状態が何であれ、信号
PROTは論理0状態にある。その結果、読取り/書込み回
路CLEは、シーケンサSEQによって送信された命令
の受信時に、書込み操作を実行する。言い換えれば、メ
モリのレジスタはすべて、保護レジスタが空白である限
り、書込みアクセス可能である。
モリがユーザに引き渡されるとき、セルSPRは、論理
0状態にある。これは、保護レジスタPRが一度もプロ
グラムされていない、すなわち、空白であることを意味
する。従って、保護信号WCでの論理状態と、信号PROT
1、PROT2およびビットb7の論理状態が何であれ、信号
PROTは論理0状態にある。その結果、読取り/書込み回
路CLEは、シーケンサSEQによって送信された命令
の受信時に、書込み操作を実行する。言い換えれば、メ
モリのレジスタはすべて、保護レジスタが空白である限
り、書込みアクセス可能である。
【0055】メモリが受信した制御シーケンスが、保護
レジスタPRへの書込みシーケンス(構成要素の識別コ
ードが0110bに等しい)のとき、レジスタPRへの書込
み(このレジスタが、書込みアクセス可能のとき)は、
同時に、セルSPRへの論理1値の書込みを行う。これ
は、特に、レジスタPRへの最初の書込み操作の際に起
こる。従って、この最初の操作の後、セルSPRは論理
1状態になるが、これは、保護レジスタPRがもはや空
白ではないことを意味する。このとき、ゲートN4の入
力に送信された信号BURNPRは、論理1状態にある。後に
わかるだろうが、保護レジスタPRが空白のとき、入力
保護端子WCは例えば正の電源に物理的に接続されてい
るので、入力保護端子WCが論理1状態にあるときで
も、セルSPRを使用して、メモリの保護を禁止する。
この禁止機能は、3-入力NANDゲートN4と組み合わせた
保護手段PM内で実現される。勿論、同様の手段を考慮
することもできる。保護レジスタは、もはや空白ではな
く(SPR=1)、信号PROTは、二つの条件:第一に、
保護入力WCが論理1状態にあること、第二に、A7A6A5
A4<b3b2b1b0かつb7=0、またはA7A6A5A4>b3b2b1b0
かつb7=1を満たしている限りにおいて、論理1状態
にある。
レジスタPRへの書込みシーケンス(構成要素の識別コ
ードが0110bに等しい)のとき、レジスタPRへの書込
み(このレジスタが、書込みアクセス可能のとき)は、
同時に、セルSPRへの論理1値の書込みを行う。これ
は、特に、レジスタPRへの最初の書込み操作の際に起
こる。従って、この最初の操作の後、セルSPRは論理
1状態になるが、これは、保護レジスタPRがもはや空
白ではないことを意味する。このとき、ゲートN4の入
力に送信された信号BURNPRは、論理1状態にある。後に
わかるだろうが、保護レジスタPRが空白のとき、入力
保護端子WCは例えば正の電源に物理的に接続されてい
るので、入力保護端子WCが論理1状態にあるときで
も、セルSPRを使用して、メモリの保護を禁止する。
この禁止機能は、3-入力NANDゲートN4と組み合わせた
保護手段PM内で実現される。勿論、同様の手段を考慮
することもできる。保護レジスタは、もはや空白ではな
く(SPR=1)、信号PROTは、二つの条件:第一に、
保護入力WCが論理1状態にあること、第二に、A7A6A5
A4<b3b2b1b0かつb7=0、またはA7A6A5A4>b3b2b1b0
かつb7=1を満たしている限りにおいて、論理1状態
にある。
【0056】読取り/書込み回路CLEの入力に送信さ
れた信号PROTは、例えば、チャージポンプに作用する。
このポンプの役割は、あらゆる書込み操作に必要なメモ
リアレイMMのEEPROM用の高プログラミング電圧を発生
することである。従って、信号PROTが論理1状態にある
とき、チャージポンプの動作が禁止され、回路CLEに
よる書込み操作が、実施できないようにする。保護信号
のその他のモードの作用は、例えば、適切な組合せ論理
回路を通じて、書込み操作の実施を防止するための、シ
ーケンサSEQへの作用等と考えることができる。
れた信号PROTは、例えば、チャージポンプに作用する。
このポンプの役割は、あらゆる書込み操作に必要なメモ
リアレイMMのEEPROM用の高プログラミング電圧を発生
することである。従って、信号PROTが論理1状態にある
とき、チャージポンプの動作が禁止され、回路CLEに
よる書込み操作が、実施できないようにする。保護信号
のその他のモードの作用は、例えば、適切な組合せ論理
回路を通じて、書込み操作の実施を防止するための、シ
ーケンサSEQへの作用等と考えることができる。
【0057】保護レジスタPRへの書込みが、好ましく
は、回路CLEおよびシーケンサSEQによって行われ
ることに留意されたい。しかし、このレジスタへの書込
みを実施するために、当業者には公知の特定の手段を使
用することも可能である。
は、回路CLEおよびシーケンサSEQによって行われ
ることに留意されたい。しかし、このレジスタへの書込
みを実施するために、当業者には公知の特定の手段を使
用することも可能である。
【0058】結論として、本発明により、ユーザは、保
護可能領域の位置、すなわち、この領域がメモリの上位
もしくは下位のいずれであるべきかを決定することがで
きる。特に、同一の電子システムが、保護可能領域が上
位にあることが決定された本発明に従う少なくとも一つ
のメモリと、保護可能領域が下位にあることが決定され
た少なくとも一つの別のメモリとを内蔵することもでき
る。言い換えれば、これらメモリの各々について、メモ
リの上位および下位における保護可能領域の位置が、他
のメモリ(一つまたは複数の)とは関係なく決定され
る。従って、これは、ユーザに極めて大きな可能性をも
たらし、ユーザは、両方の位置決定の形態における利点
を得ることができる。
護可能領域の位置、すなわち、この領域がメモリの上位
もしくは下位のいずれであるべきかを決定することがで
きる。特に、同一の電子システムが、保護可能領域が上
位にあることが決定された本発明に従う少なくとも一つ
のメモリと、保護可能領域が下位にあることが決定され
た少なくとも一つの別のメモリとを内蔵することもでき
る。言い換えれば、これらメモリの各々について、メモ
リの上位および下位における保護可能領域の位置が、他
のメモリ(一つまたは複数の)とは関係なく決定され
る。従って、これは、ユーザに極めて大きな可能性をも
たらし、ユーザは、両方の位置決定の形態における利点
を得ることができる。
【0059】さらに、特定のレジスタあるいはレジスタ
ブロック(メモリレジスタのサイズおよびアドレスをコ
ード化するのに保護レジスタ中で利用可能なビット数に
応じて)の単一の境界アドレスを用いて、本発明に従う
保護可能領域のサイズが決定された状態に維持されるこ
とがわかるであろう。しかも、非保護レジスタのブロッ
クは、隣接するレジスタのブロックのままである。
ブロック(メモリレジスタのサイズおよびアドレスをコ
ード化するのに保護レジスタ中で利用可能なビット数に
応じて)の単一の境界アドレスを用いて、本発明に従う
保護可能領域のサイズが決定された状態に維持されるこ
とがわかるであろう。しかも、非保護レジスタのブロッ
クは、隣接するレジスタのブロックのままである。
【0060】以上、各々が256個の8ビットレジスタを
備えるメモリへの適用に関して本発明を説明してきた
が、このように組織されたメモリにその原理が限定され
るわけではないことはいうまでもない。また、I2C標
準規格に従う通信プロトコルを用いたシリアルアクセス
メモリへの適用は純粋に例をして示したにすぎず、本発
明の範囲を何ら制限するものではない。
備えるメモリへの適用に関して本発明を説明してきた
が、このように組織されたメモリにその原理が限定され
るわけではないことはいうまでもない。また、I2C標
準規格に従う通信プロトコルを用いたシリアルアクセス
メモリへの適用は純粋に例をして示したにすぎず、本発
明の範囲を何ら制限するものではない。
【図1】従来のメモリのメモリ空間の組織を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明のメモリのメモリ空間の組織を示す図で
ある。
ある。
【図3】メモリを内蔵する電子システムの一態様を示す
図である。
図である。
【図4】I2C通信プロトコルを用いた本発明のメモリ
チップの接続を示す図である。
チップの接続を示す図である。
【図5】(a)および(b)は、I2C通信プロトコルを用い
たメモリへの書込みシーケンスを示すタイミング図であ
る。
たメモリへの書込みシーケンスを示すタイミング図であ
る。
【図6】保護レジスタのビットを示す図である。
【図7】(a)から(c)は、レジスタブロックにより組織さ
れるメモリの三つの構成を示す概略図である。
れるメモリの三つの構成を示す概略図である。
【図8】本発明のメモリの内部組織を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モハマド シェハディ フランス国 13100 エクサン プロヴァ ンス リュ デ ククス レジダンス ロ マリン ベー 71
Claims (10)
- 【請求項1】 個別に、あるいはブロックごとにアドレ
ス可能なメモリレジスタを備える電気的に消去再書込み
可能な不揮発性メモリであって、このメモリが、さら
に、書込み保護可能メモリ領域のサイズと、メモリの上
位もしくは下位におけるこのメモリ領域の位置とを規定
するために、保護ワードを書き込むことのできる保護レ
ジスタを含むことを特徴とするメモリ。 - 【請求項2】 境界アドレスと呼ばれ、上位および下位
領域にメモリ空間を分割する未指定のメモリレジスタま
たはメモリレジスタブロックのアドレスをコード化する
所定数のビットと、上記二つのメモリ領域のうちどちら
が保護可能かを決定する値を持つビット領域とを上記保
護ワードが含む請求項1に記載のメモリ。 - 【請求項3】 境界アドレスが、メモリの物理的ページ
に対応するレジスタブロックのアドレスである請求項2
に記載のメモリ。 - 【請求項4】 保護レジスタが、メモリレジスタとは物
理的に異なる請求項1から3のいずれか一項に記載のメ
モリ。 - 【請求項5】 保護レジスタが、読出し保護可能および
/または書込み保護可能であるメモリ領域と同じ時間、
同じ条件で、書込み保護される請求項1から4のいずれ
か一項に記載のメモリ。 - 【請求項6】 メモリの指定入力端子が論理1レベルに
なったとき、保護可能なメモリ領域が実際に保護される
請求項1から5のいずれか一項にに記載のメモリ。 - 【請求項7】 上記メモリが、I2C型プロトコルを用
いた直列アクセスメモリであり、書込みまたは読出しシ
ーケンスの開始時に受信した選択ワードの四つの最上位
ビットが、メモリレジスタの内容へのアクセスのための
第1の値と、保護レジスタの内容へのアクセスのための
第2の値を示す請求項1から6のいずれか一項に記載の
メモリ。 - 【請求項8】 保護レジスタが空白のとき、保護を禁止
する手段を含む保護信号を発生する保護手段を備える請
求項1から7のいずれか一項に記載のメモリ。 - 【請求項9】 請求項1から8のいずれか一項に記載の
メモリを内蔵することを特徴とする電子システム。 - 【請求項10】 請求項1から9のいずれか一項に記載の
少なくとも二つのメモリを内蔵する電子システムにおい
て、これらメモリの各々について、メモリの上位または
下位における保護可能な領域の位置が、他方のメモリと
は無関係に規定されることを特徴とする電子システム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9713359A FR2770327B1 (fr) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | Memoire non volatile programmable et effacable electriquement comprenant une zone protegeable en lecture et/ou en ecriture et systeme electronique l'incorporant |
| FR9713359 | 1997-10-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11203204A true JPH11203204A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=9512612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10304597A Withdrawn JPH11203204A (ja) | 1997-10-24 | 1998-10-26 | 読出しおよび/または書込み保護可能領域を含む電気的に消去再書込み可能な不揮発性メモリ、ならびにこのメモリを内蔵した電子システム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6034889A (ja) |
| EP (1) | EP0918336B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11203204A (ja) |
| DE (1) | DE69815258T2 (ja) |
| FR (1) | FR2770327B1 (ja) |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |