JPH11204946A - 部品内蔵形セラミック回路基板 - Google Patents
部品内蔵形セラミック回路基板Info
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- JPH11204946A JPH11204946A JP10021461A JP2146198A JPH11204946A JP H11204946 A JPH11204946 A JP H11204946A JP 10021461 A JP10021461 A JP 10021461A JP 2146198 A JP2146198 A JP 2146198A JP H11204946 A JPH11204946 A JP H11204946A
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Links
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Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内層間に電気回路素子を形成し焼成した部品
内蔵形セラミック回路基板において、内蔵回路素子の特
性を安定化させ、回路基板の信頼性を向上させる。 【解決手段】 電気回路素子を形成する内層の素子領域
を少なくとも1つの連結部を残して囲む空隙が内層に形
成されている。内蔵する電気回路素子をコンデンサとす
る場合には、素子領域を含む内層を誘電体層で形成し、
この素子領域の両面に一対の電極を形成する。連結部に
は電極に接続される導体回路パターンが通るように構成
できる。
内蔵形セラミック回路基板において、内蔵回路素子の特
性を安定化させ、回路基板の信頼性を向上させる。 【解決手段】 電気回路素子を形成する内層の素子領域
を少なくとも1つの連結部を残して囲む空隙が内層に形
成されている。内蔵する電気回路素子をコンデンサとす
る場合には、素子領域を含む内層を誘電体層で形成し、
この素子領域の両面に一対の電極を形成する。連結部に
は電極に接続される導体回路パターンが通るように構成
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内層間にコンデ
ンサや抵抗器などの電気回路素子を一体的に形成し焼成
したセラミック回路基板に関するものである。
ンサや抵抗器などの電気回路素子を一体的に形成し焼成
したセラミック回路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICやLSL、ハイブリッドICの発展
に伴って、これらを搭載する回路基板も小型化が図られ
ている。特に小型化が必要とされる回路基板では、セラ
ミック基板内部に薄膜法あるいは厚膜法によって、コン
デンサ、抵抗器などの電気回路素子を内蔵させている。
に伴って、これらを搭載する回路基板も小型化が図られ
ている。特に小型化が必要とされる回路基板では、セラ
ミック基板内部に薄膜法あるいは厚膜法によって、コン
デンサ、抵抗器などの電気回路素子を内蔵させている。
【0003】ここに従来の回路基板では、誘電体層とな
るセラミックグリーンシートに配線回路パターンや電極
となる導体材料ペーストを印刷し、積層した後焼成する
ことにより、回路パターンやコンデンサを形成する。ま
たグリーンシートに印刷した回路パターンの電極上に抵
抗材料ペーストを印刷し、焼成することにより抵抗器を
形成している。
るセラミックグリーンシートに配線回路パターンや電極
となる導体材料ペーストを印刷し、積層した後焼成する
ことにより、回路パターンやコンデンサを形成する。ま
たグリーンシートに印刷した回路パターンの電極上に抵
抗材料ペーストを印刷し、焼成することにより抵抗器を
形成している。
【0004】
【従来技術の問題点】従来の回路基板においては、温度
変化に伴う基板の熱膨張により、コンデンサや抵抗器な
どの内蔵回路素子に応力が加わる。また回路基板に機械
的曲げ応力が加わると、同様に内蔵回路素子に応力が加
わる。
変化に伴う基板の熱膨張により、コンデンサや抵抗器な
どの内蔵回路素子に応力が加わる。また回路基板に機械
的曲げ応力が加わると、同様に内蔵回路素子に応力が加
わる。
【0005】このように内蔵回路素子に応力が加わる
と、電気的特性が変化する。例えばコンデンサではその
容量が変化し、抵抗器ではその抵抗値が変化する。この
ため回路基板の特性が不安定となったり、信頼性が低下
するという問題があった。
と、電気的特性が変化する。例えばコンデンサではその
容量が変化し、抵抗器ではその抵抗値が変化する。この
ため回路基板の特性が不安定となったり、信頼性が低下
するという問題があった。
【0006】
【発明の目的】この発明はこのような事情に鑑みなされ
たものであり、内蔵回路素子の特性を安定化させ、回路
基板の信頼性を向上させることができる部品内蔵形セラ
ミック回路基板を提供することを目的とする。
たものであり、内蔵回路素子の特性を安定化させ、回路
基板の信頼性を向上させることができる部品内蔵形セラ
ミック回路基板を提供することを目的とする。
【0007】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、内層間に電
気回路素子を形成し焼成した部品内蔵形セラミック回路
基板において、電気回路素子を形成する内層の素子領域
を少なくとも1つの連結部を残して囲む空隙が前記内層
に形成されていることを特徴とする部品内蔵形セラミッ
ク回路基板、により達成される。
気回路素子を形成し焼成した部品内蔵形セラミック回路
基板において、電気回路素子を形成する内層の素子領域
を少なくとも1つの連結部を残して囲む空隙が前記内層
に形成されていることを特徴とする部品内蔵形セラミッ
ク回路基板、により達成される。
【0008】ここに内蔵する電気回路素子をコンデンサ
とすることができ、この場合素子領域を含む内層を誘電
体層で形成し、この素子領域の両面に一対の電極を形成
することによりコンデンサとすることができる。電気回
路素子を抵抗器とする場合には、素子領域の片面に形成
された一対の電極間に抵抗材料を架け渡すことにより形
成できる。
とすることができ、この場合素子領域を含む内層を誘電
体層で形成し、この素子領域の両面に一対の電極を形成
することによりコンデンサとすることができる。電気回
路素子を抵抗器とする場合には、素子領域の片面に形成
された一対の電極間に抵抗材料を架け渡すことにより形
成できる。
【0009】連結部には電極に接続される導体回路パタ
ーンが通るように構成することができる。この導体回路
パターンに代えて隣接する内層に形成したビアホールが
これらの電極に接続されるようにしてもよい。連結部は
素子領域を形成する内層から互いに独立した複数の空隙
となる部分をプレス型抜きなどにより除去する時に残し
た部分によって形成することができる。
ーンが通るように構成することができる。この導体回路
パターンに代えて隣接する内層に形成したビアホールが
これらの電極に接続されるようにしてもよい。連結部は
素子領域を形成する内層から互いに独立した複数の空隙
となる部分をプレス型抜きなどにより除去する時に残し
た部分によって形成することができる。
【0010】この連結部は空隙の間隔変化を吸収する緩
衝材で形成することができる。この緩衝材は内層と同一
材料で形成した連結部を折曲させたものとすることがで
きる。この緩衝材は内層と異なる材料としてもよい。例
えば緩衝性能に優れ焼成に耐える耐熱性の樹脂やコバー
ルなどの金属を空隙を横断するように取付け、この緩衝
材からなる連結部によって素子領域の内層材を保持する
ことが可能である。連結部を省き素子領域の全周を囲む
ように形成した空隙全体またはこの空隙の一部に別の緩
衝材を充填しておいてもよい。例えば焼成に耐える耐熱
性の樹脂を充填しておく。
衝材で形成することができる。この緩衝材は内層と同一
材料で形成した連結部を折曲させたものとすることがで
きる。この緩衝材は内層と異なる材料としてもよい。例
えば緩衝性能に優れ焼成に耐える耐熱性の樹脂やコバー
ルなどの金属を空隙を横断するように取付け、この緩衝
材からなる連結部によって素子領域の内層材を保持する
ことが可能である。連結部を省き素子領域の全周を囲む
ように形成した空隙全体またはこの空隙の一部に別の緩
衝材を充填しておいてもよい。例えば焼成に耐える耐熱
性の樹脂を充填しておく。
【0011】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様を示す分解斜視
図、図2はその平面図、図3は積層前(A)と積層後
(B)を示すための図2におけるIII−III線断面図であ
る。この実施態様は、コンデンサを内層に形成したもの
である。
図、図2はその平面図、図3は積層前(A)と積層後
(B)を示すための図2におけるIII−III線断面図であ
る。この実施態様は、コンデンサを内層に形成したもの
である。
【0012】これらの図において符号10,12,14
はそれぞれセラミック内層であり、焼成前のグリーンシ
ートである。ここで用いるグリーンシートは、900°
C程度の低温で焼成できるセラミック材料(低温焼成セ
ラミック)が適する。下の内層10には、電極16およ
び導体回路パターン18となる領域に導体材料ペースト
を印刷する。
はそれぞれセラミック内層であり、焼成前のグリーンシ
ートである。ここで用いるグリーンシートは、900°
C程度の低温で焼成できるセラミック材料(低温焼成セ
ラミック)が適する。下の内層10には、電極16およ
び導体回路パターン18となる領域に導体材料ペースト
を印刷する。
【0013】中間の内層12にはコンデンサの素子領域
20を囲む空隙22,24がプレス型抜きなどによって
形成される。この空隙22,24は一対の連結部26,
28を残して素子領域20のほぼ全周を囲む。ここに連
結部26,28は素子領域20の外周の対称位置に形成
しておき、素子領域20が内層12から脱落しないよう
にするのがよい。
20を囲む空隙22,24がプレス型抜きなどによって
形成される。この空隙22,24は一対の連結部26,
28を残して素子領域20のほぼ全周を囲む。ここに連
結部26,28は素子領域20の外周の対称位置に形成
しておき、素子領域20が内層12から脱落しないよう
にするのがよい。
【0014】この内層12の上面には電極30および導
体回路パターン32となる領域に導体材料ペーストを印
刷する。この内層12を下の内層10と上の内層14と
重ね、さらに他の層(図示せず)と重ねて全体を一度に
焼成する。この結果多層セラミック回路基板ができ上が
る。内層10,12,14に低温焼成セラミックのグリ
ーンシートを用いる場合には、導体材料ペーストとして
抵抗が小さい金、銀−パラジウム、銀などの一般的に厚
膜ペーストとして使用される導体材料が使用できる。ま
た内層12に使用するグリーンシートは、コンデンサの
誘電体となるから、誘電率が大きいものとしてコンデン
サの小型化を図るのが望ましい。
体回路パターン32となる領域に導体材料ペーストを印
刷する。この内層12を下の内層10と上の内層14と
重ね、さらに他の層(図示せず)と重ねて全体を一度に
焼成する。この結果多層セラミック回路基板ができ上が
る。内層10,12,14に低温焼成セラミックのグリ
ーンシートを用いる場合には、導体材料ペーストとして
抵抗が小さい金、銀−パラジウム、銀などの一般的に厚
膜ペーストとして使用される導体材料が使用できる。ま
た内層12に使用するグリーンシートは、コンデンサの
誘電体となるから、誘電率が大きいものとしてコンデン
サの小型化を図るのが望ましい。
【0015】この実施態様において、多層回路基板の温
度変化があったり、ここに曲げ応力などが加わると、内
層10,12,14に応力が加わる。しかし素子領域2
0の周囲には空隙22,24があるため、基板に加わる
応力はこの空隙で吸収され、この素子領域には大きな応
力が加わることがない。このためコンデンサの特性変化
が小さくなり、基板の特性が安定化する。
度変化があったり、ここに曲げ応力などが加わると、内
層10,12,14に応力が加わる。しかし素子領域2
0の周囲には空隙22,24があるため、基板に加わる
応力はこの空隙で吸収され、この素子領域には大きな応
力が加わることがない。このためコンデンサの特性変化
が小さくなり、基板の特性が安定化する。
【0016】図4は内蔵する電気回路素子を抵抗器とし
た実施態様を一部省いて示す分解斜視図、図5はその分
解側断面図であり図4におけるV−V線で断面したもの
である。図5で50,52,54は内層であり、中間の
内層52には、素子領域56を囲む空隙58,60が形
成され、素子領域56は一対の連結部62,64によっ
て保持されている。
た実施態様を一部省いて示す分解斜視図、図5はその分
解側断面図であり図4におけるV−V線で断面したもの
である。図5で50,52,54は内層であり、中間の
内層52には、素子領域56を囲む空隙58,60が形
成され、素子領域56は一対の連結部62,64によっ
て保持されている。
【0017】この内層52の上面には、一対の電極6
6,68と、これらの電極66,68に接続され連結部
62,64の上面を通る導体回路パターン70,72と
なる導体材料ペーストが印刷される。素子領域56上に
は、両電極66,68をつなぐように抵抗74となる材
料が印刷される。ここに内層50,52,54に低温焼
成セラミックを用いる場合には、抵抗74の材料は、一
般に厚膜抵抗ペーストとして使用される酸化ルテニウム
系抵抗ペーストが使用できる。この内層52の上下面に
は他の内層50,54が積層され、全体が一度に焼成さ
れる。
6,68と、これらの電極66,68に接続され連結部
62,64の上面を通る導体回路パターン70,72と
なる導体材料ペーストが印刷される。素子領域56上に
は、両電極66,68をつなぐように抵抗74となる材
料が印刷される。ここに内層50,52,54に低温焼
成セラミックを用いる場合には、抵抗74の材料は、一
般に厚膜抵抗ペーストとして使用される酸化ルテニウム
系抵抗ペーストが使用できる。この内層52の上下面に
は他の内層50,54が積層され、全体が一度に焼成さ
れる。
【0018】この実施態様によれば、内層50,52,
54に加わる応力が空隙58,60で吸収され、素子領
域56にほとんど加わらなくなる。このため抵抗74の
特性変化が小さくなり、回路基板の特性が安定する。
54に加わる応力が空隙58,60で吸収され、素子領
域56にほとんど加わらなくなる。このため抵抗74の
特性変化が小さくなり、回路基板の特性が安定する。
【0019】図6は素子領域20Aを形成した内層12
Aの他の実施態様を示す斜視図である。この素子領域2
0Aは四角形であり、その対向する2辺に空隙22A、
24Aを形成し、他の2辺の全長に沿って連結部26
A、28Aを形成したものである。この実施態様によれ
ば、空隙22A、24Aの幅方向に加わる応力をこれら
の空隙22A、24Aで十分に吸収する一方、素子領域
20Aをこの内層12Aにしっかりと保持することがで
き、焼成前の内層52となるグリーンシートの取扱いが
容易になる。
Aの他の実施態様を示す斜視図である。この素子領域2
0Aは四角形であり、その対向する2辺に空隙22A、
24Aを形成し、他の2辺の全長に沿って連結部26
A、28Aを形成したものである。この実施態様によれ
ば、空隙22A、24Aの幅方向に加わる応力をこれら
の空隙22A、24Aで十分に吸収する一方、素子領域
20Aをこの内層12Aにしっかりと保持することがで
き、焼成前の内層52となるグリーンシートの取扱いが
容易になる。
【0020】図7は素子領域20Bを形成した内層12
Bの他の実施態様を示す斜視図である。この素子領域2
0Bはその周囲に空隙22B、24Bが形成され、一対
の連結部26、28Bは平面視波状に折曲された緩衝部
となっている。このため2つの連結部26B、28Bを
通る方向(図7で矢印A方向)の応力はこれら連結部2
6B、28Bの伸縮で吸収され、これに直交する方向
(図7で矢印B方向)の応力は空隙22B、24Bで吸
収され、全ての方向の応力から回路素子を十分に保護す
ることができる。
Bの他の実施態様を示す斜視図である。この素子領域2
0Bはその周囲に空隙22B、24Bが形成され、一対
の連結部26、28Bは平面視波状に折曲された緩衝部
となっている。このため2つの連結部26B、28Bを
通る方向(図7で矢印A方向)の応力はこれら連結部2
6B、28Bの伸縮で吸収され、これに直交する方向
(図7で矢印B方向)の応力は空隙22B、24Bで吸
収され、全ての方向の応力から回路素子を十分に保護す
ることができる。
【0021】図8は素子領域20Cを形成した内層12
Cの他の実施態様を示す斜視図である。この素子領域2
0Cは、複数の連結部26Cを等間隔に形成し、これら
連結部26Cを素子領域20Cの中心側から見て同方向
に傾けて緩衝部とし、またこれら連結部26Cの間にそ
れぞれ空隙22Cを形成したものである。ここに示した
素子領域20Cは四角形であるため連結部26Cや各辺
に対応して合計4個形成したものである。
Cの他の実施態様を示す斜視図である。この素子領域2
0Cは、複数の連結部26Cを等間隔に形成し、これら
連結部26Cを素子領域20Cの中心側から見て同方向
に傾けて緩衝部とし、またこれら連結部26Cの間にそ
れぞれ空隙22Cを形成したものである。ここに示した
素子領域20Cは四角形であるため連結部26Cや各辺
に対応して合計4個形成したものである。
【0022】この実施態様によれば、或る方向(例えば
矢印C方向)の応力が加わると連結部26Cは倒れなが
らこの応力を吸収する。このため素子領域20Cを連結
部26Cの傾き方向すなわち矢印C1方向に回転させな
がら応力を吸収することができる。
矢印C方向)の応力が加わると連結部26Cは倒れなが
らこの応力を吸収する。このため素子領域20Cを連結
部26Cの傾き方向すなわち矢印C1方向に回転させな
がら応力を吸収することができる。
【0023】図9は素子領域20Dを設けた内層12D
の他の実施態様を示す斜視図、図10はそのX−X線断
面図である。この実施態様は内層12Dと一体の連結部
に代えて素子領域20Dの全周を囲む空隙に別の緩衝材
26Dを充填したものである。ここに用いる緩衝材26
Dは、焼成時の高温に耐える耐熱性を有する樹脂や緩衝
作用を持つ金属などが適する。
の他の実施態様を示す斜視図、図10はそのX−X線断
面図である。この実施態様は内層12Dと一体の連結部
に代えて素子領域20Dの全周を囲む空隙に別の緩衝材
26Dを充填したものである。ここに用いる緩衝材26
Dは、焼成時の高温に耐える耐熱性を有する樹脂や緩衝
作用を持つ金属などが適する。
【0024】図6〜10に示した素子領域20A〜20
Dには、前記図1〜3に示したコンデンサを形成しても
よいし、図4,5に示した抵抗器を形成してもよい。こ
れらコンデンサや抵抗器の導体回路パターンは連結部2
6A〜26Cに通すことができるが、これら電気回路素
子の上下の内層10,12などに形成したビアホールを
用いてもよい。すなわち素子領域に形成した電極にその
上または下に積層する内層のビアホールが接続されるよ
うに、立体的に形成してもよい。
Dには、前記図1〜3に示したコンデンサを形成しても
よいし、図4,5に示した抵抗器を形成してもよい。こ
れらコンデンサや抵抗器の導体回路パターンは連結部2
6A〜26Cに通すことができるが、これら電気回路素
子の上下の内層10,12などに形成したビアホールを
用いてもよい。すなわち素子領域に形成した電極にその
上または下に積層する内層のビアホールが接続されるよ
うに、立体的に形成してもよい。
【0025】なお図1〜8に示したように空隙22,2
2A〜C、24,24A〜Cを形成した場合には、その
上下に別のセラミック内層10,12が積層されるた
め、これらの空隙が密封されることになる。このため焼
成時に積層基板に熱変形を発生させるおそれが生じ得
る。このような不都合を防ぐためには、空隙に連通する
小孔H(図3仮想線参照)を他の内層14に形成してお
き、空隙22,22A〜C、24,24A〜Cを基板表
面に連通させておけばよい。また小孔Hを設けるのに代
えて、減圧雰囲気の下で各内層10,12,14を積層
した後、焼成してもよい。
2A〜C、24,24A〜Cを形成した場合には、その
上下に別のセラミック内層10,12が積層されるた
め、これらの空隙が密封されることになる。このため焼
成時に積層基板に熱変形を発生させるおそれが生じ得
る。このような不都合を防ぐためには、空隙に連通する
小孔H(図3仮想線参照)を他の内層14に形成してお
き、空隙22,22A〜C、24,24A〜Cを基板表
面に連通させておけばよい。また小孔Hを設けるのに代
えて、減圧雰囲気の下で各内層10,12,14を積層
した後、焼成してもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、少くと
も1つの連結部を残して素子領域を囲む空隙を形成した
ものであるから、温度変化や外力により基板に加わる応
力が素子領域に直接加わらなくなる。このため内層に形
成される電気回路素子の特性が安定し、基板の信頼性が
向上する。
も1つの連結部を残して素子領域を囲む空隙を形成した
ものであるから、温度変化や外力により基板に加わる応
力が素子領域に直接加わらなくなる。このため内層に形
成される電気回路素子の特性が安定し、基板の信頼性が
向上する。
【0027】内層に形成する電気回路素子はコンデンサ
や抵抗器とすることができ(請求項2,3)、コンデン
サとする場合は素子領域をコンデンサの誘電体層として
その両面に電極を形成する。抵抗器とする場合には素子
領域の片面に一対の電極を形成し、両電極間に抵抗材料
を架け渡せばよい。これらの電気回路素子の接続回路パ
ターンは連結部に形成することができる(請求項4)。
や抵抗器とすることができ(請求項2,3)、コンデン
サとする場合は素子領域をコンデンサの誘電体層として
その両面に電極を形成する。抵抗器とする場合には素子
領域の片面に一対の電極を形成し、両電極間に抵抗材料
を架け渡せばよい。これらの電気回路素子の接続回路パ
ターンは連結部に形成することができる(請求項4)。
【0028】連結部は内層材と同一の材料あるいは別の
材料で作られた緩衝材で形成してもよい(請求項5)。
例えば内層材と同一材料で板ばね状に折曲した形状とし
たり、別の材料を供給してもよい。いずれにしても素子
領域は、その対称位置に少くとも一対設けた複数の連結
部で内層に連結しておけば、複数の内層を積層する際に
素子領域が脱落せず都合がよい(請求項6)。
材料で作られた緩衝材で形成してもよい(請求項5)。
例えば内層材と同一材料で板ばね状に折曲した形状とし
たり、別の材料を供給してもよい。いずれにしても素子
領域は、その対称位置に少くとも一対設けた複数の連結
部で内層に連結しておけば、複数の内層を積層する際に
素子領域が脱落せず都合がよい(請求項6)。
【0029】連結部に代え、素子領域の全周を囲む空隙
を形成してこの空隙全体に緩衝材を充填し、この緩衝材
によって素子領域を内層に保持してもよい(請求項
7)。
を形成してこの空隙全体に緩衝材を充填し、この緩衝材
によって素子領域を内層に保持してもよい(請求項
7)。
【図1】本発明の一実施態様を示す分解斜視図
【図2】同じく電気回路素子を形成した内層を示す平面
図
図
【図3】同じく基板の分解状態と積層状態を示す側断面
図
図
【図4】他の実施態様を示す斜視図
【図5】同じくその分解側断面図
【図6】素子領域を有する内層の他の実施態様を示す斜
視図
視図
【図7】素子領域を有する内層の他の実施態様を示す斜
視図
視図
【図8】素子領域を有する内層の他の実施態様を示す斜
視図
視図
【図9】素子領域を有する内層の他の実施態様を示す斜
視図
視図
【図10】図9におけるX−X線断面図
12、12A、12B、12C、12D、52 素子領
域を持つ内層 16、30、66、68 電極 18、32、70、72 導体回路パターン 20、20A、20B、20C、20D、56 素子領
域 22、22A〜C、24、24A〜C、58、60 空
隙 26、26A、28、28A、62、64 連結部 26B、28B、26C 緩衝部となる連結部 26D 緩衝材
域を持つ内層 16、30、66、68 電極 18、32、70、72 導体回路パターン 20、20A、20B、20C、20D、56 素子領
域 22、22A〜C、24、24A〜C、58、60 空
隙 26、26A、28、28A、62、64 連結部 26B、28B、26C 緩衝部となる連結部 26D 緩衝材
Claims (7)
- 【請求項1】 内層間に電気回路素子を形成し焼成した
部品内蔵形セラミック回路基板において、 電気回路素子を形成する内層の素子領域を少なくとも1
つの連結部を残して囲む空隙が前記内層に形成されてい
ることを特徴とする部品内蔵形セラミック回路基板。 - 【請求項2】 電気回路素子はコンデンサであり、この
コンデンサの前記素子領域を含む内層は誘電体層で形成
され、この素子領域を両面から挟む一対の電極を有する
請求項1の部品内蔵形セラミック回路基板。 - 【請求項3】 電気回路素子は抵抗器であり、この抵抗
器は前記素子領域の片面に形成された一対の電極と、両
電極間に架け渡された抵抗材料とを有する請求項1の部
品内蔵形セラミック回路基板。 - 【請求項4】 前記電極に接続された導体回路パターン
が前記連結部を通る請求項1または2または3の部品内
蔵形セラミック回路基板。 - 【請求項5】 連結部は間隙の間隔変化を吸収する緩衝
材で形成されている請求項1〜4のいずれかの部品内蔵
形セラミック回路基板。 - 【請求項6】 連結部は素子領域の対称位置に少なくと
も一対設けられ、焼成前の内層に素子領域を保持してい
る請求項1〜5のいずれかの部品内蔵形セラミック回路
基板。 - 【請求項7】 内層間に電気回路素子を形成し焼成した
部品内蔵形セラミック回路基板において、 電気回路素子を形成する内層の素子領域の全周を囲む空
隙が前記内層に形成され、この空隙に緩衝材が充填され
ていることを特徴とする部品内蔵形セラミック回路基
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10021461A JPH11204946A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 部品内蔵形セラミック回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10021461A JPH11204946A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 部品内蔵形セラミック回路基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11204946A true JPH11204946A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=12055630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10021461A Pending JPH11204946A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 部品内蔵形セラミック回路基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11204946A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017134761A1 (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | 富士通株式会社 | キャパシタ内蔵多層配線基板及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP10021461A patent/JPH11204946A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017134761A1 (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | 富士通株式会社 | キャパシタ内蔵多層配線基板及びその製造方法 |
| JPWO2017134761A1 (ja) * | 2016-02-03 | 2018-11-22 | 富士通株式会社 | キャパシタ内蔵多層配線基板及びその製造方法 |
| US10362677B2 (en) | 2016-02-03 | 2019-07-23 | Fujitsu Limited | Capacitor built-in multilayer wiring substrate and manufacturing method thereof |
| US10701808B2 (en) | 2016-02-03 | 2020-06-30 | Fujitsu Limited | Capacitor built-in multilayer wiring substrate and manufacturing method thereof |
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