JPH1120633A - リターダ - Google Patents

リターダ

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JPH1120633A
JPH1120633A JP17839497A JP17839497A JPH1120633A JP H1120633 A JPH1120633 A JP H1120633A JP 17839497 A JP17839497 A JP 17839497A JP 17839497 A JP17839497 A JP 17839497A JP H1120633 A JPH1120633 A JP H1120633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retarder
clutch
fluid coupling
viscous fluid
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP17839497A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Teraoka
正夫 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication of JPH1120633A publication Critical patent/JPH1120633A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速から高速までほぼ一定の大きなブレーキ
トルクを得ると共に、作動時のレスポンスを改善する。 【解決手段】 車体側部材3とエンジン側の回転部材1
3との間に直列配置された粘性流体カップリング5及び
クラッチ7と、このクラッチ7を断続するアクチュエー
タ9とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型車両などに
用いられるリターダに関する。
【0002】
【従来の技術】公開実用 平成3−107531号公報
に図3のようなリターダ201が記載されている。
【0003】リターダ201はステータ203とロータ
205からなる流体カップリングである。このリターダ
201はトランスミッションに組み込まれており、ステ
ータ203はフライホイールハウジング207側に形成
されている。又、エンジンのクランク軸209に連結さ
れたフライホイール211とロータ205との間にはク
ラッチ213が配置されている。又、クランク軸209
とトランスミション入力軸215はクラッチ217で連
結されている。
【0004】リターダ201の作動油は、リターダ20
1の作動時に供給され、非作動時に排出される。
【0005】クラッチ213を連結した後、作動油を供
給してリターダ201を作動させると、各軸209、2
15(車輪)の回転はリターダ201のロータ205を
介して制動され、このリターダ201の制動力によって
制動力が強化されると共に、メインブレーキは負担が軽
減され耐久性が向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2は縦軸にブレーキ
トルクをとり、横軸に車両の速度、あるいは、車輪の回
転数をとった制動特性のグラフであり、破線のグラフ2
19はリターダ201の制動特性である。
【0007】上記のように、リターダ201は流体カッ
プリングであるから、グラフ219が示すように、低速
時のブレーキトルクが小さい。又、作動の度に作動油を
供給するように構成されているから、ブレーキトルクが
発生するまでにタイムラグがあり、レスポンスが悪く、
使いにくい。
【0008】そこで、この発明は、低速から高速までほ
ぼ一定の大きなブレーキトルクが得られると共に、作動
時のレスポンスに優れたリターダの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のリターダ
は、車体側部材とエンジンに回転駆動される回転部材と
の間に直列配置された粘性流体カップリング及びクラッ
チと、このクラッチを断続するアクチュエータとを備え
たことを特徴とする。
【0010】このように、請求項1記載のリターダは、
車体側部材とエンジン側の回転部材との間に粘性流体カ
ップリングとクラッチとを直列に配置して構成されてい
る。
【0011】従って、流体カップリングを用いた従来例
と異なり、僅かな差動回転でも大きな制動力が生じる粘
性流体カップリングの特性によって、低速走行時でも充
分なブレーキトルクが得られて制動特性が大きく向上す
る。
【0012】又、差動回転が大きくなると制動力の上昇
が小さくなる粘性流体カップリングの特性によって、低
速時から高速時にわたってほぼ一定のブレーキトルクが
得られるから、高速時には、例えば、車輪ロックなどの
危険が避けられる。
【0013】又、シリコンオイルのような粘性流体を用
いた粘性流体カップリングは、温度に対する耐性に優れ
ており、高温時でも正常に作動する。
【0014】又、作動の度に作動油を供給する従来例と
異なって、粘性流体カップリングを用いたこのリターダ
は作動時のレスポンスに優れており、瞬間的に大きな制
動力が得られる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載のリ
ターダであって、車体側部材が、連結部を介して車体側
に連結されたハウジングであり、回転部材が、このハウ
ジングを貫通し、車輪側にエンジンの駆動力を伝達する
駆動軸であることを特徴とし、請求項1の構成と同等の
効果を得る。
【0016】これに加えて、回転部材である駆動軸が車
体側部材であるハウジングを貫通するように構成したか
ら、ハウジングをシャシーに連結し、駆動軸をプロペラ
シャフトに連結することにより、リターダをプロペラシ
ャフト上に容易に配置することができる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のリターダであって、粘性流体カップリング
が、車体側部材とクラッチハブとの間に配置され、クラ
ッチがこのクラッチハブと回転部材との間に配置され、
アクチュエータが車体側部材の内部に配置されているこ
とを特徴とし、請求項1又は請求項2の構成と同等の効
果を得る。
【0018】又、リターダは、このような構成によって
ユニット化されるから、組付けや取り外しなどの扱いが
容易である。
【0019】
【発明の実施の形態】図1と図2によって本発明の一実
施形態の説明をする。この実施形態は請求項1、2、3
の特徴を備えている。図1はこの実施形態のリターダ1
を示している。なお、符号を与えていない部材等は図示
されていない。
【0020】リターダ1はトラックのプロペラシャフト
上に配置されている。
【0021】図1のように、リターダ1は、ハウジング
3(車体側部材)と、粘性流体カップリング5と、多板
クラッチ7(クラッチ)と、アクチュエータ9などから
構成されている。
【0022】ハウジング3は、外周にスプライン連結さ
れたリングギヤ11(連結部)を介してシャシーに連結
されている。
【0023】駆動軸13(回転部材)はプロペラシャフ
トに連結されていると共に、ハウジング3を貫通し、各
ベアリング15によってハウジング3に支承されてい
る。
【0024】粘性流体カップリング5は、ハウジング3
とクラッチハブ17との間に設けられている。クラッチ
ハブ17はベアリング19によって駆動軸13に支承さ
れている。
【0025】ハウジング3とクラッチハブ17には同心
円状の凸部21、22と、凹部25、27とが設けられ
ており、凸部21、23は凹部25、27にそれぞれ貫
入している。各凸部21、23と凹部25、27との間
には、圧力室29が形成されており、この圧力室29に
はシリコンオイル(粘性流体)が封入されている。又、
ハウジング3とクラッチハブ17との間にはシリコンオ
イルの洩れを防止するシール31、33が配置されてい
る。
【0026】多板クラッチ7は、クラッチハブ17と駆
動軸13との間に配置されている。
【0027】アクチュエータ9は、ハウジング3の内周
に移動自在に配置されたピストン35と、このピストン
35とハウジング3との間に形成されたシリンダ部37
とから構成されている。又、ピストン35と多板クラッ
チ7との間にはベアリング39と押圧部材41とが配置
されている。又、ピストン35とハウジング3との間に
は回り止め手段38が施されている。
【0028】ハウジング3にはエア圧の供給路43が形
成されており、シリンダ部37には外部のエアポンプか
らこの供給路43を介してエア圧が送られる。ピストン
35とハウジング3との間にはシリンダ部37からのエ
ア洩れを防止するシール45、47が配置されている。
【0029】シリンダ部37にエア圧が送られると、多
板クラッチ7はベアリング39と押圧部材41とを介し
てピストン35に押圧され締結される。このとき多板ク
ラッチ7とピストン35との相対回転はベアリング39
が吸収する。
【0030】車両の制動時に多板クラッチ7を締結する
と、駆動軸13(車輪)の回転は多板クラッチ7を介し
て粘性流体カップリング5によって吸収され、車両の制
動力が強化される。
【0031】こうして、リターダ1が構成されている。
【0032】リターダ1には、従来例と異なって、流体
カップリングではなく、粘性流体カップリング5が用い
られている。
【0033】周知のように、粘性流体カップリングは、
差動回転が小さくても(車両の低速走行時)大きな伝達
トルク(制動力)が生じると共に、差動回転が大きくな
ると(車両の高速走行時)伝達トルクは上昇が鈍ってほ
ぼ一定になる。
【0034】図2のグラフ49はリターダ1の制動特性
を示しており、粘性流体カップリング5の上記のような
特性によって、車両の低速走行時でも矢印51のように
充分なブレーキトルクが得られ、制動特性が大きく向上
する。
【0035】又、低速走行時から高速走行時にわたっ
て、ブレーキトルクがほぼ一定になり、高速走行時に
は、例えば、車輪ロックなどの危険が避けられる。
【0036】又、シリコンオイルを用いた粘性流体カッ
プリング5は、温度に対する耐性に優れており、高温時
でも正常に作動する。
【0037】又、作動の度に作動油を供給する従来例と
異なって、粘性流体カップリング5を用いたリターダ1
は作動時のレスポンスがよく、瞬間的に大きな制動力が
得られる。
【0038】これに加えて、駆動軸13がハウジング3
を貫通するように構成したから、ハウジング3をシャシ
ーに連結し、駆動軸13をプロペラシャフトに連結する
ことにより、リターダ1はプロペラシャフト上に容易に
配置することができる。
【0039】又、粘性流体カップリング5と多板クラッ
チ7とアクチュエータ9とをハウジング3の内部に配置
し、ユニット化したから、リターダ1は組付けや取り外
しなどの扱いが容易である。
【0040】なお、本発明のリターダは、例えば、車体
側部材をトランスファケース側に連結し、回転部材をク
ランクシャフト側に連結することにより、トランスファ
に組み込むことができる。
【0041】又、車体側部材としてのハウジング3又は
連結部としてのリングギヤ11を発電機やフライホィー
ルを介してシャーシ側に固定すれば粘性流体カップリン
グ5への伝達エネルギーを回生させることができる。こ
の場合には図1符号44で示すエア圧の供給路に相対回
転可能なスリップリング機構を設ける必要がある。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載のリターダは、車体側部材
とエンジン側の回転部材との間に粘性流体カップリング
とクラッチとを直列に配置したことにより、流体カップ
リングを用いた従来例と異なって、粘性流体カップリン
グの特性により、低速時でも充分なブレーキトルクが得
られて制動特性が大きく向上すると共に、低速時から高
速時にわたってブレーキトルクがほぼ一定になり、高速
時には車輪ロックなどの危険が避けられる。
【0043】又、従来例と異なって、粘性流体カップリ
ングを用いたこのリターダは作動時のレスポンスがよ
く、瞬間的に大きな制動力が得られると共に、高温時で
も正常に作動する。
【0044】請求項2記載の発明は、請求項1の構成と
同等の効果を得ると共に、駆動軸がハウジングを貫通す
るように構成したから、ハウジングをシャシーに連結
し、駆動軸をプロペラシャフトに連結することにより、
プロペラシャフト上に容易に配置することができる。
【0045】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2の構成と同等の効果を得ると共に、ユニット化され
たリターダは組付けや取り外しなどが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の実施形態と従来例の各制動特性を比較す
るグラフである。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 リターダ 3 ハウジング(車体側部材) 5 粘性流体カップリング 7 多板クラッチ(クラッチ) 9 アクチュエータ 11 リングギヤ(連結部) 13 駆動軸(回転部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側部材とエンジンに回転駆動される
    回転部材との間に直列配置された粘性流体カップリング
    及びクラッチと、このクラッチを断続するアクチュエー
    タとを備えたことを特徴とするリターダ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、車体側部
    材が、連結部を介して車体側に連結されたハウジングで
    あり、回転部材が、このハウジングを貫通し、車輪側に
    エンジンの駆動力を伝達する駆動軸であることを特徴と
    するリターダ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、粘性流体カップリングが、車体側部材とクラッチハ
    ブとの間に配置され、クラッチがこのクラッチハブと回
    転部材との間に配置され、アクチュエータが車体側部材
    の内部に配置されていることを特徴とするリターダ。
JP17839497A 1997-07-03 1997-07-03 リターダ Pending JPH1120633A (ja)

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JP17839497A JPH1120633A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 リターダ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100655326B1 (ko) * 2000-12-29 2006-12-07 두산인프라코어 주식회사 산업용 차량의 브레이크장치
KR100930117B1 (ko) 2009-07-23 2009-12-07 (주)엠에스정밀 건설장비 차량의 차축 주차브레이크 장치
KR100940005B1 (ko) 2009-07-23 2010-02-03 (주)엠에스정밀 건설장비 차량용 주차브레이크 장치
CN105848973A (zh) * 2013-11-18 2016-08-10 斯堪尼亚商用车有限公司 用于减速器的离合器装置

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