JPH11206572A - 加熱容器及び加熱容器用フィン - Google Patents
加熱容器及び加熱容器用フィンInfo
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- JPH11206572A JPH11206572A JP1365798A JP1365798A JPH11206572A JP H11206572 A JPH11206572 A JP H11206572A JP 1365798 A JP1365798 A JP 1365798A JP 1365798 A JP1365798 A JP 1365798A JP H11206572 A JPH11206572 A JP H11206572A
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- Japan
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- heating
- container
- water
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- fins
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱容器の熱損失を低減する。
【構成】 薬罐(加熱容器)10の容器本体14の底部
20付近の外面に12枚のフィン24を放射線状に設
け、フィン24にコンロ22の火を当てるように構成し
た。また、容器本体14の底部20付近の内面に、12
枚のフィン26を放射線状に設け、水12を入れた時に
水12内にフィン26が入り込むように構成した。
20付近の外面に12枚のフィン24を放射線状に設
け、フィン24にコンロ22の火を当てるように構成し
た。また、容器本体14の底部20付近の内面に、12
枚のフィン26を放射線状に設け、水12を入れた時に
水12内にフィン26が入り込むように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湯等を加熱するた
めの加熱容器及び加熱容器用フィンに関する。
めの加熱容器及び加熱容器用フィンに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から、水を加熱し
て湯を沸かすためには、やかん又は鍋等の加熱容器が使
用されている。この加熱容器は、中に水を入れておき、
コンロ等の上に置いて下から火を当てることにより湯を
沸かすことができる。
て湯を沸かすためには、やかん又は鍋等の加熱容器が使
用されている。この加熱容器は、中に水を入れておき、
コンロ等の上に置いて下から火を当てることにより湯を
沸かすことができる。
【0003】この加熱容器の一例として、薬罐(加熱容
器)を図10に符号1で示す。この薬罐1は、水(流
体)2を溜める容器本体3と、容器本体3内へ水2を入
れる注入口4と、容器本体3から湯を外へ出す注出口5
とから構成されている。この薬罐1は、コンロ6等の上
に置き、容器本体3に下から火を当てることにより水2
の温度を上昇させて沸騰させることができる。
器)を図10に符号1で示す。この薬罐1は、水(流
体)2を溜める容器本体3と、容器本体3内へ水2を入
れる注入口4と、容器本体3から湯を外へ出す注出口5
とから構成されている。この薬罐1は、コンロ6等の上
に置き、容器本体3に下から火を当てることにより水2
の温度を上昇させて沸騰させることができる。
【0004】ここで、大気中において、このような薬罐
1による水2の加熱は、非可逆等圧変化であり、熱損失
を無くすことは不可能である。この熱損失の要因として
は、コンロ6の火を容器本体3に当てる時の加熱による
エクセルギ損失、容器本体3から大気への放熱によるエ
クセルギ損失、水2から大気への放熱によるエクセルギ
損失等が考えられる。
1による水2の加熱は、非可逆等圧変化であり、熱損失
を無くすことは不可能である。この熱損失の要因として
は、コンロ6の火を容器本体3に当てる時の加熱による
エクセルギ損失、容器本体3から大気への放熱によるエ
クセルギ損失、水2から大気への放熱によるエクセルギ
損失等が考えられる。
【0005】このため、このような加熱器容器1によれ
ば、加熱した熱量の全てが水の温度上昇に生かされるこ
とはなく、湯を沸かすために余分な時間がかかってい
た。また、余分なエネルギーを消化する結果を招き、環
境保護、地球温暖化防止の観点からも好ましくはなかっ
た。
ば、加熱した熱量の全てが水の温度上昇に生かされるこ
とはなく、湯を沸かすために余分な時間がかかってい
た。また、余分なエネルギーを消化する結果を招き、環
境保護、地球温暖化防止の観点からも好ましくはなかっ
た。
【0006】そこで、本発明者は、このような課題を解
決し、火による加熱量を、より効果的に、水の温度上昇
に生かすことのできる加熱容器を提供するべく、鋭意研
究を重ねた結果、本発明に至った。
決し、火による加熱量を、より効果的に、水の温度上昇
に生かすことのできる加熱容器を提供するべく、鋭意研
究を重ねた結果、本発明に至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る加熱容器の
要旨とするところは、流体を溜める容器本体を備え、該
容器本体の底部付近を外部から加熱することにより該容
器本体内の流体の温度を上昇させる加熱容器において、
前記容器本体の少なくとも底部付近の外面及び/又は内
面に1又は2以上のフィンが設けられたことにある。
要旨とするところは、流体を溜める容器本体を備え、該
容器本体の底部付近を外部から加熱することにより該容
器本体内の流体の温度を上昇させる加熱容器において、
前記容器本体の少なくとも底部付近の外面及び/又は内
面に1又は2以上のフィンが設けられたことにある。
【0008】このような加熱容器は、例えば、少なくと
も容器本体の底部付近の外面に1又は2以上のフィンが
設けられている場合には、湯を沸かす時について説明す
ると、まず、容器本体内に水(流体)が入れられて溜め
られた状態で、コンロの火が、容器本体の底部に当てら
れ、容器本体が加熱されることとなる。
も容器本体の底部付近の外面に1又は2以上のフィンが
設けられている場合には、湯を沸かす時について説明す
ると、まず、容器本体内に水(流体)が入れられて溜め
られた状態で、コンロの火が、容器本体の底部に当てら
れ、容器本体が加熱されることとなる。
【0009】ここで、コンロの火は、容器本体の底部だ
けでなく、フィンにも当たるように構成されている。フ
ィンにも火が当たることにより、火の当たる面積が、従
来の薬罐よりも広くなる。火の当たる面積が広くなるた
め、周囲の空気を加熱することに消費される火の熱量が
少なくなる。周囲の空気を加熱することに消費される火
の熱量が少なくなるため、容器本体をコンロの火によっ
て加熱する時の熱損失が最低限に押さえられ、コンロの
火の熱エネルギーが、容器本体の加熱のために最大限に
活用される。
けでなく、フィンにも当たるように構成されている。フ
ィンにも火が当たることにより、火の当たる面積が、従
来の薬罐よりも広くなる。火の当たる面積が広くなるた
め、周囲の空気を加熱することに消費される火の熱量が
少なくなる。周囲の空気を加熱することに消費される火
の熱量が少なくなるため、容器本体をコンロの火によっ
て加熱する時の熱損失が最低限に押さえられ、コンロの
火の熱エネルギーが、容器本体の加熱のために最大限に
活用される。
【0010】このようにして容器本体が加熱させられる
と、容器本体から水に熱が伝導し、水が加熱させられる
こととなる。加熱させられた水は、大気圧下で等圧変化
し、温度が上昇していく。
と、容器本体から水に熱が伝導し、水が加熱させられる
こととなる。加熱させられた水は、大気圧下で等圧変化
し、温度が上昇していく。
【0011】一方、容器本体の底部付近の内面に1又は
2以上のフィンが設けられている場合には、容器本体か
ら溜められている水への熱の伝導は、容器本体の底部だ
けでなく、フィンからも行われる。容器本体から水への
熱の伝導がフィンからも行われることにより、容器本体
から水へ熱が伝導する面積が広くなる。水へ熱が伝導す
る面積が広くなるため、容器本体から水へ伝導する熱量
が多くなり、容器本体から大気へ放熱される熱量が少な
くなる。
2以上のフィンが設けられている場合には、容器本体か
ら溜められている水への熱の伝導は、容器本体の底部だ
けでなく、フィンからも行われる。容器本体から水への
熱の伝導がフィンからも行われることにより、容器本体
から水へ熱が伝導する面積が広くなる。水へ熱が伝導す
る面積が広くなるため、容器本体から水へ伝導する熱量
が多くなり、容器本体から大気へ放熱される熱量が少な
くなる。
【0012】また、本発明に係る加熱容器の要旨とする
ところは、流体を溜める容器本体を備え、該容器本体の
底部付近に外部から所定の火を当てることにより該流体
の温度を上昇させる加熱容器において、前記容器本体の
少なくとも底部付近の外面に1又は2以上のフィンが設
けられ、少なくとも該フィンに前記火を当てることにあ
る。すなわち、この加熱容器は、フィンに炎を当てるこ
とに限定したものである。
ところは、流体を溜める容器本体を備え、該容器本体の
底部付近に外部から所定の火を当てることにより該流体
の温度を上昇させる加熱容器において、前記容器本体の
少なくとも底部付近の外面に1又は2以上のフィンが設
けられ、少なくとも該フィンに前記火を当てることにあ
る。すなわち、この加熱容器は、フィンに炎を当てるこ
とに限定したものである。
【0013】このような加熱容器は、容器本体の少なく
とも底部付近の外面に1又は2以上のフィンを設けてお
き、そのフィンに火を当てる構成であるため、炎がフィ
ンに沿って伝っていく。炎がフィンに沿って伝っていく
ため、炎が周囲の空気に触れて周囲の空気を加熱するこ
とに消費される火の熱量が少なくなる。周囲の空気を加
熱することに消費される火の熱量が少なくなるため、容
器本体を火によって加熱する時の熱損失が最低限に押さ
えられ、火の熱エネルギーが、容器本体の加熱のために
最大限に活用される。また、フィンが容器本体の底部の
外面から側部の外面にまで渡って設けた場合には、火に
よって加熱されて容器本体の周囲に沿って上昇する空気
によっても、容器本体を加熱することとなる。
とも底部付近の外面に1又は2以上のフィンを設けてお
き、そのフィンに火を当てる構成であるため、炎がフィ
ンに沿って伝っていく。炎がフィンに沿って伝っていく
ため、炎が周囲の空気に触れて周囲の空気を加熱するこ
とに消費される火の熱量が少なくなる。周囲の空気を加
熱することに消費される火の熱量が少なくなるため、容
器本体を火によって加熱する時の熱損失が最低限に押さ
えられ、火の熱エネルギーが、容器本体の加熱のために
最大限に活用される。また、フィンが容器本体の底部の
外面から側部の外面にまで渡って設けた場合には、火に
よって加熱されて容器本体の周囲に沿って上昇する空気
によっても、容器本体を加熱することとなる。
【0014】次に、本発明に係る加熱容器の要旨とする
ところは、流体を溜める容器本体を備え、該容器本体の
底部付近を外部から加熱することにより該容器本体内の
流体の温度を上昇させる加熱容器において、前記容器本
体に、該容器本体内の所定部分から他の部分までの経路
を形成し、少なくとも該容器本体の底部の外側を通るパ
イプが1又は2以上備えられたことにある。
ところは、流体を溜める容器本体を備え、該容器本体の
底部付近を外部から加熱することにより該容器本体内の
流体の温度を上昇させる加熱容器において、前記容器本
体に、該容器本体内の所定部分から他の部分までの経路
を形成し、少なくとも該容器本体の底部の外側を通るパ
イプが1又は2以上備えられたことにある。
【0015】このような加熱容器は、コンロの火によっ
て加熱する場合には、コンロの火は、容器本体の底部だ
けでなく、パイプにも当たることとなる。コンロの火が
パイプにも当たるため、火の当たる面積が、従来の薬罐
よりも広くなり、周囲の空気を加熱することに消費され
る火の熱量が少なくなる。また、パイプ内の流体は周囲
から加熱されることにより、早急に温度が上昇させら
れ、この早急に温度の上昇させられた流体が容器本体内
へ循環することにより、容器本体内の流体の温度上昇す
る時間が短くなる。
て加熱する場合には、コンロの火は、容器本体の底部だ
けでなく、パイプにも当たることとなる。コンロの火が
パイプにも当たるため、火の当たる面積が、従来の薬罐
よりも広くなり、周囲の空気を加熱することに消費され
る火の熱量が少なくなる。また、パイプ内の流体は周囲
から加熱されることにより、早急に温度が上昇させら
れ、この早急に温度の上昇させられた流体が容器本体内
へ循環することにより、容器本体内の流体の温度上昇す
る時間が短くなる。
【0016】また、本発明に係る加熱容器の要旨とする
ところは、前記加熱容器において、前記パイプの一端が
他端よりも高い位置になる状態で、該パイプが前記容器
本体に備えられたことにある。
ところは、前記加熱容器において、前記パイプの一端が
他端よりも高い位置になる状態で、該パイプが前記容器
本体に備えられたことにある。
【0017】このような加熱容器は、パイプに火が当た
ることにより、パイプ内の流体は、周囲から加熱され、
容器本体内の流体よりも早く温度が上昇することとな
る。パイプ内の流体が容器本体内の流体よりも早く温度
が上昇すると、パイプの一端及び他端内の流体の温度
は、容器本体内の流体よりも高くなり、パイプの一端及
び他端内の流体は、パイプの外へ対流し、容器本体の流
体内へ流れ込もうとすると考えられる。
ることにより、パイプ内の流体は、周囲から加熱され、
容器本体内の流体よりも早く温度が上昇することとな
る。パイプ内の流体が容器本体内の流体よりも早く温度
が上昇すると、パイプの一端及び他端内の流体の温度
は、容器本体内の流体よりも高くなり、パイプの一端及
び他端内の流体は、パイプの外へ対流し、容器本体の流
体内へ流れ込もうとすると考えられる。
【0018】ここで、一端が他端よりも高く設けられて
いるため、一端の周辺の流体の圧力は他端の周辺の圧力
よりも低くなり、一端内の流体が容器本体の流体内へ流
れ込む一方で、他端内の流体がパイプ内を引っ張られて
一端の方向へ流れこみ、パイプ内及び容器本体内を通し
て流体が循環するものと考えられる。
いるため、一端の周辺の流体の圧力は他端の周辺の圧力
よりも低くなり、一端内の流体が容器本体の流体内へ流
れ込む一方で、他端内の流体がパイプ内を引っ張られて
一端の方向へ流れこみ、パイプ内及び容器本体内を通し
て流体が循環するものと考えられる。
【0019】このようにして、流体が容器本体内及びパ
イプ内で循環するため、流体がパイプ内で急速に加熱さ
れつつ、一端から容器本体内へ循環していく。一方、パ
イプ内よりも温度の低い容器本体内の流体は、パイプ内
へ他端から流れ込み、パイプ内で急速に加熱されてい
く。このようにして、流体が容器本体内及びパイプ内で
循環しつつ効率的に加熱されていく。
イプ内で循環するため、流体がパイプ内で急速に加熱さ
れつつ、一端から容器本体内へ循環していく。一方、パ
イプ内よりも温度の低い容器本体内の流体は、パイプ内
へ他端から流れ込み、パイプ内で急速に加熱されてい
く。このようにして、流体が容器本体内及びパイプ内で
循環しつつ効率的に加熱されていく。
【0020】次に、本発明に係る加熱容器用フィンの要
旨とするところは、流体を溜めて底部付近を外部から加
熱することにより該流体の温度を上昇させる加熱容器の
熱損失を少なくするための加熱容器用フィンであり、該
加熱容器の少なくとも底部付近の外面又は内面に密着さ
せて固定し得ることにある。
旨とするところは、流体を溜めて底部付近を外部から加
熱することにより該流体の温度を上昇させる加熱容器の
熱損失を少なくするための加熱容器用フィンであり、該
加熱容器の少なくとも底部付近の外面又は内面に密着さ
せて固定し得ることにある。
【0021】このような加熱容器用フィンは、従来の加
熱容器の底部付近の外面又は内面に密着させて固定し
て、従来の加熱容器に取り付けることが可能である。従
来の加熱容器に取り付けることにより、従来の加熱容器
をフィン付きの加熱容器として、その熱損失を低減する
ことが可能となる。
熱容器の底部付近の外面又は内面に密着させて固定し
て、従来の加熱容器に取り付けることが可能である。従
来の加熱容器に取り付けることにより、従来の加熱容器
をフィン付きの加熱容器として、その熱損失を低減する
ことが可能となる。
【0022】また、本発明に係る加熱容器の要旨とする
ところは、前記加熱容器において、薬罐又は鍋であり、
容器本体内に入れる流体が水、水溶液、又は水との混合
液であることにある。このような加熱容器は、薬罐又は
鍋に限定しており、通常、火を下から当てて加熱するも
のであるため、火をフィン又はパイプに沿って伝うよう
に当てて、本発明の効果をより高めることができる。ま
た、このような加熱容器によれば、家庭内で湯を沸かす
という日常の作業において環境保護又は地球温暖化防止
に寄与することができる。
ところは、前記加熱容器において、薬罐又は鍋であり、
容器本体内に入れる流体が水、水溶液、又は水との混合
液であることにある。このような加熱容器は、薬罐又は
鍋に限定しており、通常、火を下から当てて加熱するも
のであるため、火をフィン又はパイプに沿って伝うよう
に当てて、本発明の効果をより高めることができる。ま
た、このような加熱容器によれば、家庭内で湯を沸かす
という日常の作業において環境保護又は地球温暖化防止
に寄与することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る加熱容器及び
加熱容器用フィンの実施形態について、図面に基づき詳
しく説明する。
加熱容器用フィンの実施形態について、図面に基づき詳
しく説明する。
【0024】図1及び図2において符号10は本発明に
係る薬罐(加熱容器)である。この薬罐10は、水(流
体)12を溜める耐熱性の容器本体14と、容器本体1
4内へ水12を入れる注入口16と、容器本体16から
水12を外へ出す注出口18とから構成され、容器本体
16の底部20付近に外部からコンロ22の火を当てて
加熱することにより容器本体16内の水12の温度を上
昇させ、沸騰させる加熱容器である。なお、注入口16
は、蓋23によって覆われる。
係る薬罐(加熱容器)である。この薬罐10は、水(流
体)12を溜める耐熱性の容器本体14と、容器本体1
4内へ水12を入れる注入口16と、容器本体16から
水12を外へ出す注出口18とから構成され、容器本体
16の底部20付近に外部からコンロ22の火を当てて
加熱することにより容器本体16内の水12の温度を上
昇させ、沸騰させる加熱容器である。なお、注入口16
は、蓋23によって覆われる。
【0025】この薬罐10は、容器本体14の底部20
付近の外面に12枚のフィン24が放射線状に設けられ
ており、フィン24にコンロ22の火を当てるように構
成されている。また、容器本体14の底部20付近の内
面に、12枚のフィン26が放射線状に設けられてお
り、水12を入れた時に水12内にフィン26が入り込
むように構成されている。なお、フィン24及び26
は、溶接によって底部20に固定される。また、コンロ
22やテーブル上に置きやすいように、複数のフィン2
4の底部が平面を形成することが望ましい。
付近の外面に12枚のフィン24が放射線状に設けられ
ており、フィン24にコンロ22の火を当てるように構
成されている。また、容器本体14の底部20付近の内
面に、12枚のフィン26が放射線状に設けられてお
り、水12を入れた時に水12内にフィン26が入り込
むように構成されている。なお、フィン24及び26
は、溶接によって底部20に固定される。また、コンロ
22やテーブル上に置きやすいように、複数のフィン2
4の底部が平面を形成することが望ましい。
【0026】このような薬罐10によって湯を沸かす時
には、まず、薬罐10の蓋23が開けられ、注入口16
に水12が注がれ、容器本体14内に水12が溜められ
る。次に、蓋23が閉められた後、コンロ22の上に置
かれ、コンロ22が点火される。このコンロ22の火
は、容器本体14の底部20に当たり、容器本体14が
加熱されることとなる。
には、まず、薬罐10の蓋23が開けられ、注入口16
に水12が注がれ、容器本体14内に水12が溜められ
る。次に、蓋23が閉められた後、コンロ22の上に置
かれ、コンロ22が点火される。このコンロ22の火
は、容器本体14の底部20に当たり、容器本体14が
加熱されることとなる。
【0027】ここで、コンロ22の火は、容器本体14
の底部20だけでなく、フィン24にも当たるように構
成されている。フィン24にも火が当たることにより、
火の当たる面積が、従来の薬罐よりも広くなる。火の当
たる面積が広くなるため、周囲の空気を加熱することに
消費される火の熱量が少なくなる。すなわち、加熱時の
エネルギーのエクセルギ損失が少なくなり、コンロ22
の火の熱エネルギーが、容器本体14の加熱のために最
大限に活用される。また、フィン24が容器本体14の
底部20の外面から側部の外面に渡って設けられている
ため、火によって加熱され、容器本体14の周囲に沿っ
て上昇する空気によっても、容器本体14を加熱するこ
ととなる。
の底部20だけでなく、フィン24にも当たるように構
成されている。フィン24にも火が当たることにより、
火の当たる面積が、従来の薬罐よりも広くなる。火の当
たる面積が広くなるため、周囲の空気を加熱することに
消費される火の熱量が少なくなる。すなわち、加熱時の
エネルギーのエクセルギ損失が少なくなり、コンロ22
の火の熱エネルギーが、容器本体14の加熱のために最
大限に活用される。また、フィン24が容器本体14の
底部20の外面から側部の外面に渡って設けられている
ため、火によって加熱され、容器本体14の周囲に沿っ
て上昇する空気によっても、容器本体14を加熱するこ
ととなる。
【0028】このようにして容器本体14が加熱させら
れると、容器本体14から水12に熱が伝導し、水12
が加熱させられることとなる。加熱させられた水12
は、大気圧下で等圧変化し、温度が上昇していく。
れると、容器本体14から水12に熱が伝導し、水12
が加熱させられることとなる。加熱させられた水12
は、大気圧下で等圧変化し、温度が上昇していく。
【0029】ここで、容器本体14から水12への熱の
伝導は、容器本体14の底部20だけでなく、フィン2
6からも行われる。容器本体14から水12への熱の伝
導がフィン26からも行われることにより、容器本体1
4から水12へ熱が伝導する面積が広くなる。水12へ
熱が伝導する面積が広くなるため、容器本体14から水
12へ伝導する熱量が多くなり、容器本体14から大気
へ放熱される熱量が少なくなる。すなわち、放熱による
エネルギーのエクセルギ損失が少なくなり、容器本体1
4に吸熱された熱量が、水12の加熱のために最大限に
活用される。
伝導は、容器本体14の底部20だけでなく、フィン2
6からも行われる。容器本体14から水12への熱の伝
導がフィン26からも行われることにより、容器本体1
4から水12へ熱が伝導する面積が広くなる。水12へ
熱が伝導する面積が広くなるため、容器本体14から水
12へ伝導する熱量が多くなり、容器本体14から大気
へ放熱される熱量が少なくなる。すなわち、放熱による
エネルギーのエクセルギ損失が少なくなり、容器本体1
4に吸熱された熱量が、水12の加熱のために最大限に
活用される。
【0030】このようにして、火による容器本体14の
加熱と、容器本体14から水12への熱伝導とが、同時
に行われることにより、容器本体14内の水12の温度
が次第に上昇し、沸騰することとなる。
加熱と、容器本体14から水12への熱伝導とが、同時
に行われることにより、容器本体14内の水12の温度
が次第に上昇し、沸騰することとなる。
【0031】このような薬罐10によれば、容器本体1
4の底部20の外面にフィン24が備えられているた
め、コンロ22による加熱の熱損失を最小にすることが
できる。また、容器本体14の底部20の内面にフィン
26が備えられているため、容器本体14から水12へ
の熱伝導の熱損失を最小にすることができる。このた
め、コンロ22の火の熱エネルギーを最大限に活用し
て、湯を沸かす時間を短くすることができる。また、余
分なエネルギーを消化するのを防止して、環境保護、地
球温暖化防止に寄与することができる。特に、家庭内に
おいても地球温暖化防止を考慮する必要のある現代にお
いては、日常の湯を沸かす作業において地球温暖化防止
に寄与できるという点で優れた発明である。
4の底部20の外面にフィン24が備えられているた
め、コンロ22による加熱の熱損失を最小にすることが
できる。また、容器本体14の底部20の内面にフィン
26が備えられているため、容器本体14から水12へ
の熱伝導の熱損失を最小にすることができる。このた
め、コンロ22の火の熱エネルギーを最大限に活用し
て、湯を沸かす時間を短くすることができる。また、余
分なエネルギーを消化するのを防止して、環境保護、地
球温暖化防止に寄与することができる。特に、家庭内に
おいても地球温暖化防止を考慮する必要のある現代にお
いては、日常の湯を沸かす作業において地球温暖化防止
に寄与できるという点で優れた発明である。
【0032】ここで、実際に、外面のみに24枚のフィ
ン24を設けた薬罐を使用して湯を沸かしたところ、従
来の薬罐と比べて、湯を沸かす時間を30%程度低減す
ることができた。このため、沸騰に必要な熱エネルギー
を70%に低減できたものと考えられる。
ン24を設けた薬罐を使用して湯を沸かしたところ、従
来の薬罐と比べて、湯を沸かす時間を30%程度低減す
ることができた。このため、沸騰に必要な熱エネルギー
を70%に低減できたものと考えられる。
【0033】ここで、100°Cに沸騰するのに必要な
熱エネルギーを、本発明の薬罐の場合をE1 、従来の薬
罐の場合をE2 とし、等圧比熱をCp、加熱前の水の温
度をT°Kとし、さらに、熱損失を、本発明の薬罐の場
合をe1 、従来の薬罐の場合をe2 とすれば、E1 =C
p(373−T)+e1 、及び、E2 =Cp(373−
T)+e2 なる式が成立する。ここに、E1 =0.7E
2 であるから、これを両式に代入して、両式を引き算す
れば、0.3E2 =e2 −e1 となる。よって、熱損失
が、E2 に対して30%程度低減されたものと考えられ
る。なお、e1及びe2 は、加熱及び放熱の両者の熱損
失の総和である。
熱エネルギーを、本発明の薬罐の場合をE1 、従来の薬
罐の場合をE2 とし、等圧比熱をCp、加熱前の水の温
度をT°Kとし、さらに、熱損失を、本発明の薬罐の場
合をe1 、従来の薬罐の場合をe2 とすれば、E1 =C
p(373−T)+e1 、及び、E2 =Cp(373−
T)+e2 なる式が成立する。ここに、E1 =0.7E
2 であるから、これを両式に代入して、両式を引き算す
れば、0.3E2 =e2 −e1 となる。よって、熱損失
が、E2 に対して30%程度低減されたものと考えられ
る。なお、e1及びe2 は、加熱及び放熱の両者の熱損
失の総和である。
【0034】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものでは
ない。
たが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものでは
ない。
【0035】例えば、薬罐10において、図3に示すよ
うに、底部20のフィン24の間に、フィン24と略垂
直方向であり、底部20に垂設されて固定されるフィン
28及び30を備えても良い。このようなフィン28及
び30を備えることにより、底部20に沿う火が、フィ
ン28及び30に当たるため、火から容器本体14への
吸熱の効率を更に高めることができる。
うに、底部20のフィン24の間に、フィン24と略垂
直方向であり、底部20に垂設されて固定されるフィン
28及び30を備えても良い。このようなフィン28及
び30を備えることにより、底部20に沿う火が、フィ
ン28及び30に当たるため、火から容器本体14への
吸熱の効率を更に高めることができる。
【0036】また、本発明の薬罐(加熱容器)は図4に
示すような薬罐30であっても良い。この薬罐30は、
容器本体32の底部34付近の外面に4枚のフィン36
が、容器本体32放射線状に設けられている。ここで、
このフィン36は、容器本体32との一体成型により、
外側へ突出させられて構成されている。このような薬罐
30によれば、フィン36を容器本体32と一体的に成
型できるため、製造コストを低減することができる。
示すような薬罐30であっても良い。この薬罐30は、
容器本体32の底部34付近の外面に4枚のフィン36
が、容器本体32放射線状に設けられている。ここで、
このフィン36は、容器本体32との一体成型により、
外側へ突出させられて構成されている。このような薬罐
30によれば、フィン36を容器本体32と一体的に成
型できるため、製造コストを低減することができる。
【0037】次に、本発明の加熱容器用フィンについて
説明する。図5において、符号40は、本発明の加熱容
器用フィンである。この加熱容器用フィン40は、従来
の薬罐(加熱容器)42の熱損失を少なくするための加
熱容器用フィンであり、取り付け具52によって加熱容
器42の容器本体44の底部付近の外面に密着させて固
定し得るように構成されている。
説明する。図5において、符号40は、本発明の加熱容
器用フィンである。この加熱容器用フィン40は、従来
の薬罐(加熱容器)42の熱損失を少なくするための加
熱容器用フィンであり、取り付け具52によって加熱容
器42の容器本体44の底部付近の外面に密着させて固
定し得るように構成されている。
【0038】ここで、加熱容器用フィン40は、円盤部
46と、十字翼部48と、円筒翼部50とから構成され
ている。円盤部46は、容器本体44の底部付近の外面
に密着し得る面を備え、薬罐42の容器本体43への熱
伝導を有効に行えるように構成されている。
46と、十字翼部48と、円筒翼部50とから構成され
ている。円盤部46は、容器本体44の底部付近の外面
に密着し得る面を備え、薬罐42の容器本体43への熱
伝導を有効に行えるように構成されている。
【0039】また、取り付け具52は、固定部46の外
周の突起部54に固定されるバネ部56と、薬罐42の
容器本体43の外周に沿わされるワイヤー部58と、バ
ネ部56とワイヤー部58とを連結するフック部60と
から構成されており、加熱容器用フィン40を取り外し
可能に固定できるように構成されている。
周の突起部54に固定されるバネ部56と、薬罐42の
容器本体43の外周に沿わされるワイヤー部58と、バ
ネ部56とワイヤー部58とを連結するフック部60と
から構成されており、加熱容器用フィン40を取り外し
可能に固定できるように構成されている。
【0040】このような加熱容器用フィン40によれ
ば、取り付け具52によって薬罐42への取り付け又は
取り外しが可能となるため、従来の薬罐42の熱損失を
低減することができる。また、取り外しが可能であるた
め、洗浄する時、又は収納しておく時等に便利である。
なお、加熱容器用フィン40を容器本体43内に沈めて
自重によって底部の内面に密着させる構成であっても良
い。この場合には、加熱容器用フィン40を耐熱性の高
い樹脂から構成しても良い。
ば、取り付け具52によって薬罐42への取り付け又は
取り外しが可能となるため、従来の薬罐42の熱損失を
低減することができる。また、取り外しが可能であるた
め、洗浄する時、又は収納しておく時等に便利である。
なお、加熱容器用フィン40を容器本体43内に沈めて
自重によって底部の内面に密着させる構成であっても良
い。この場合には、加熱容器用フィン40を耐熱性の高
い樹脂から構成しても良い。
【0041】次に、本発明に係る薬罐(加熱容器)は、
図6及び図7に示すような薬罐(加熱容器)62であっ
ても良い。この薬罐62は、水(流体)12を溜める耐
熱性の容器本体64と、容器本体64内へ水12を入れ
る注入口66と、容器本体64から水12を外へ出す注
出口68とから構成され、容器本体64の底部70付近
を外部から加熱することにより容器本体64内の水12
の温度を上昇させる薬罐であり、容器本体64に、容器
本体64内の所定部分から他の部分までの経路を形成
し、少なくとも容器本体64の底部70の外側を通るパ
イプ72が2本備えられている。
図6及び図7に示すような薬罐(加熱容器)62であっ
ても良い。この薬罐62は、水(流体)12を溜める耐
熱性の容器本体64と、容器本体64内へ水12を入れ
る注入口66と、容器本体64から水12を外へ出す注
出口68とから構成され、容器本体64の底部70付近
を外部から加熱することにより容器本体64内の水12
の温度を上昇させる薬罐であり、容器本体64に、容器
本体64内の所定部分から他の部分までの経路を形成
し、少なくとも容器本体64の底部70の外側を通るパ
イプ72が2本備えられている。
【0042】ここで、パイプ72は、その一端74が他
端76よりも高い位置になる状態で、容器本体64の底
部70に貫通されて固定されている。すなわち、一端7
4及び他端76が水12の中に沈む状態で、かつ、両者
の高さに差が設けられて構成されている。また、コンロ
22やテーブル上に置きやすいように、複数のパイプ7
2の底部が平面を形成することが望ましい。
端76よりも高い位置になる状態で、容器本体64の底
部70に貫通されて固定されている。すなわち、一端7
4及び他端76が水12の中に沈む状態で、かつ、両者
の高さに差が設けられて構成されている。また、コンロ
22やテーブル上に置きやすいように、複数のパイプ7
2の底部が平面を形成することが望ましい。
【0043】このような薬罐62によって湯を沸かす時
には、容器本体64内に水12が溜められ、コンロ22
の火によって容器本体64が加熱されることとなる。
には、容器本体64内に水12が溜められ、コンロ22
の火によって容器本体64が加熱されることとなる。
【0044】ここで、コンロ22の火は、容器本体64
の底部70だけでなく、パイプ72にも当たることとな
る。コンロ22の火がパイプ72にも当たるため、火の
当たる面積が、従来の薬罐よりも広くなる。火の当たる
面積が広くなるため、周囲の空気を加熱することに消費
される火の熱量が少なくなる。すなわち、加熱時のエネ
ルギーのエクセルギ損失が少なくなり、コンロ22の火
の熱エネルギーが水の加熱のために最大限に活用され
る。
の底部70だけでなく、パイプ72にも当たることとな
る。コンロ22の火がパイプ72にも当たるため、火の
当たる面積が、従来の薬罐よりも広くなる。火の当たる
面積が広くなるため、周囲の空気を加熱することに消費
される火の熱量が少なくなる。すなわち、加熱時のエネ
ルギーのエクセルギ損失が少なくなり、コンロ22の火
の熱エネルギーが水の加熱のために最大限に活用され
る。
【0045】また、パイプ72に火が当たることによ
り、パイプ72内の水は、周囲から加熱され、容器本体
64内の水12よりも早く温度が上昇することとなる。
パイプ72内の水が容器本体64内の水12よりも早く
温度が上昇すると、パイプ72の一端74及び他端76
内の水の温度は、容器本体64内の水12よりも高くな
り、パイプ72の一端74及び他端76内の水は、パイ
プ72の外へ対流し、容器本体64の水12内へ流れ込
もうとすると考えられる。
り、パイプ72内の水は、周囲から加熱され、容器本体
64内の水12よりも早く温度が上昇することとなる。
パイプ72内の水が容器本体64内の水12よりも早く
温度が上昇すると、パイプ72の一端74及び他端76
内の水の温度は、容器本体64内の水12よりも高くな
り、パイプ72の一端74及び他端76内の水は、パイ
プ72の外へ対流し、容器本体64の水12内へ流れ込
もうとすると考えられる。
【0046】しかし、実際に本発明者が試験を行った結
果、一端74内の水は容器本体64の水12内へ流れ込
む一方で、他端76内には容器本体64の水12が入り
込み、水が容器本体64内及びパイプ72内で循環する
ことが確認された。これは、一端74は他端76よりも
高く設けられており、一端74の周辺の水12の圧力P
2 は他端76の周辺の圧力P1 よりも低いため、一端7
4内の水が容器本体64の水12内へ流れ込む一方で、
他端76内の水がパイプ72内を引っ張られて一端74
の方向へ流れこみ、パイプ72内及び容器本体64内を
通して水が循環したものと考えられる。
果、一端74内の水は容器本体64の水12内へ流れ込
む一方で、他端76内には容器本体64の水12が入り
込み、水が容器本体64内及びパイプ72内で循環する
ことが確認された。これは、一端74は他端76よりも
高く設けられており、一端74の周辺の水12の圧力P
2 は他端76の周辺の圧力P1 よりも低いため、一端7
4内の水が容器本体64の水12内へ流れ込む一方で、
他端76内の水がパイプ72内を引っ張られて一端74
の方向へ流れこみ、パイプ72内及び容器本体64内を
通して水が循環したものと考えられる。
【0047】なお、実際に本発明者が試験を行った結
果、このような水の循環は、パイプ72の直径が8mm
の時であり、パイプ72の直径が4mmの時には、パイ
プ72内の水が気化し、水の循環は行われなかった。こ
れは、パイプ72内の水が一定圧力下で、急激に温度が
上昇して、飽和水から湿り蒸気に変化したものと考えら
れる。このため、パイプ72の直径は8mm前後である
ことが望ましい。但し、パイプ72内の水が飽和水から
湿り蒸気に変化する場合のパイプ72の直径は、パイプ
72内の水の圧力等によって異なるものと考えられるた
め、パイプ72の直径は特に限定されない。
果、このような水の循環は、パイプ72の直径が8mm
の時であり、パイプ72の直径が4mmの時には、パイ
プ72内の水が気化し、水の循環は行われなかった。こ
れは、パイプ72内の水が一定圧力下で、急激に温度が
上昇して、飽和水から湿り蒸気に変化したものと考えら
れる。このため、パイプ72の直径は8mm前後である
ことが望ましい。但し、パイプ72内の水が飽和水から
湿り蒸気に変化する場合のパイプ72の直径は、パイプ
72内の水の圧力等によって異なるものと考えられるた
め、パイプ72の直径は特に限定されない。
【0048】このようにして、水が容器本体64内及び
パイプ72内で循環するため、水がパイプ72内で急速
に加熱されつつ、一端74から容器本体64内へ循環し
ていく。一方、パイプ72内よりも温度の低い容器本体
64内の水は、パイプ72内へ他端76から流れ込み、
パイプ72内で急速に加熱されていく。このようにし
て、水が循環しつつ効率的に加熱されていく。
パイプ72内で循環するため、水がパイプ72内で急速
に加熱されつつ、一端74から容器本体64内へ循環し
ていく。一方、パイプ72内よりも温度の低い容器本体
64内の水は、パイプ72内へ他端76から流れ込み、
パイプ72内で急速に加熱されていく。このようにし
て、水が循環しつつ効率的に加熱されていく。
【0049】このような本発明の薬罐62によれば、パ
イプ72が備えられているため、コンロ22による加熱
の熱損失を最小にすることができる。また、パイプ72
内の水を、周囲から加熱することにより、水の温度をよ
り早急に上昇させることができる。このため、コンロ2
2の火の熱エネルギーを最大限に活用して、湯を沸かす
時間を短くすることができる。また、余分なエネルギー
を消化するのを防止して、環境保護、地球温暖化防止に
寄与することができる。特に、家庭内においても地球温
暖化防止を考慮する必要のある現代においては、日常の
湯を沸かす作業において地球温暖化防止に寄与できると
いう点で優れた発明である。
イプ72が備えられているため、コンロ22による加熱
の熱損失を最小にすることができる。また、パイプ72
内の水を、周囲から加熱することにより、水の温度をよ
り早急に上昇させることができる。このため、コンロ2
2の火の熱エネルギーを最大限に活用して、湯を沸かす
時間を短くすることができる。また、余分なエネルギー
を消化するのを防止して、環境保護、地球温暖化防止に
寄与することができる。特に、家庭内においても地球温
暖化防止を考慮する必要のある現代においては、日常の
湯を沸かす作業において地球温暖化防止に寄与できると
いう点で優れた発明である。
【0050】また、本発明の薬罐62によれば、パイプ
72の一端74を他端76よりも高く設けることによ
り、水を容器本体64内及びパイプ72内で循環させる
ことができる。また、水が容器本体64内及びパイプ7
2内で循環するため、水12全体が沸騰する前に、容器
本体64内の底部70付近の水12が気化して泡が生じ
ることがない。このため、水をパイプ72内で早急に温
度を上昇させつつ循環させて、効率的に水を加熱し、短
時間で沸騰させることができる。
72の一端74を他端76よりも高く設けることによ
り、水を容器本体64内及びパイプ72内で循環させる
ことができる。また、水が容器本体64内及びパイプ7
2内で循環するため、水12全体が沸騰する前に、容器
本体64内の底部70付近の水12が気化して泡が生じ
ることがない。このため、水をパイプ72内で早急に温
度を上昇させつつ循環させて、効率的に水を加熱し、短
時間で沸騰させることができる。
【0051】なお、実際に薬罐62を使用して湯を沸か
したところ、従来の薬罐と比べて、湯を沸かす時間を3
0%程度低減することができた。このため、沸騰に必要
な熱エネルギーを70%に低減できたものと考えられ
る。よって、この場合も、熱損失が、E2 に対して30
%程度低減されたものと考えられる。
したところ、従来の薬罐と比べて、湯を沸かす時間を3
0%程度低減することができた。このため、沸騰に必要
な熱エネルギーを70%に低減できたものと考えられ
る。よって、この場合も、熱損失が、E2 に対して30
%程度低減されたものと考えられる。
【0052】また、本発明に係る薬罐(加熱容器)は、
図8及び図9に示すような薬罐(加熱容器)80であっ
ても良い。この薬罐80は、パイプ82がドラム84を
介して備えられている。このような薬罐80によれば、
ドラム84に火を当てて水を加熱できるため、火を当て
る面積がより広くなり、熱損失を少なくすることができ
る。また、このような薬罐80によっても、パイプ82
の一端86を他端88よりも高く設けているため、水を
循環させて効率的に加熱することができる。
図8及び図9に示すような薬罐(加熱容器)80であっ
ても良い。この薬罐80は、パイプ82がドラム84を
介して備えられている。このような薬罐80によれば、
ドラム84に火を当てて水を加熱できるため、火を当て
る面積がより広くなり、熱損失を少なくすることができ
る。また、このような薬罐80によっても、パイプ82
の一端86を他端88よりも高く設けているため、水を
循環させて効率的に加熱することができる。
【0053】ここで、容器本体81内の水12は、加熱
されることにより、通常、容器本体81内のうち温度の
高い中心付近で上昇する一方で、その周辺の温度のより
低い部分で下降して、容器本体内で循環すると考えられ
る。このため、一端86を容器本体81の底部83の中
心部に設け、他端88をその周囲に設けることにより、
通常の水12の循環に対応させてパイプ82による循環
をさせることができ、より効率的に水12を循環させる
ことができる。なお、図6に示す薬罐62においても、
同様の理由から、一端74を容器本体64の底部70の
中心部に設け、他端76をその周囲に設けることが望ま
しい。
されることにより、通常、容器本体81内のうち温度の
高い中心付近で上昇する一方で、その周辺の温度のより
低い部分で下降して、容器本体内で循環すると考えられ
る。このため、一端86を容器本体81の底部83の中
心部に設け、他端88をその周囲に設けることにより、
通常の水12の循環に対応させてパイプ82による循環
をさせることができ、より効率的に水12を循環させる
ことができる。なお、図6に示す薬罐62においても、
同様の理由から、一端74を容器本体64の底部70の
中心部に設け、他端76をその周囲に設けることが望ま
しい。
【0054】以上、本発明に係る加熱容器及び加熱容器
用フィンの実施形態について、図面に基づいて種々説明
したが、本発明に係る加熱容器及び加熱容器用フィンは
図示したものに限定されるものではない。例えば、本発
明に係る加熱容器及び加熱容器用フィンの用途は、湯を
沸かすことに限定されず、他の流体を加熱することに使
用しても良い。
用フィンの実施形態について、図面に基づいて種々説明
したが、本発明に係る加熱容器及び加熱容器用フィンは
図示したものに限定されるものではない。例えば、本発
明に係る加熱容器及び加熱容器用フィンの用途は、湯を
沸かすことに限定されず、他の流体を加熱することに使
用しても良い。
【0055】また、本発明の加熱容器を湯等を冷やすた
めに使用しても良い。例えば、フィンを設けた本発明の
加熱容器に麦茶を入れて空中又は水中で麦茶を冷やすこ
とにより、容器本体の外面又は内面のフィンからの放熱
によって、より早期に麦茶を冷やすことができる。
めに使用しても良い。例えば、フィンを設けた本発明の
加熱容器に麦茶を入れて空中又は水中で麦茶を冷やすこ
とにより、容器本体の外面又は内面のフィンからの放熱
によって、より早期に麦茶を冷やすことができる。
【0056】また、容器本体の形態は特に限定されず、
底部付近を加熱することにより、中に入れた流体の温度
を上昇させることができる程度の耐熱性を有するもので
あれば良い。例えば、薬罐に限定されず、通常の鍋又は
圧力鍋等であっても良い。また、金属製の容器本体に限
定されず、硝子製の容器本体であっても良い。また、容
器本体を加熱する手段は、コンロに限定されず、電熱器
やストーブ等であっても良い。
底部付近を加熱することにより、中に入れた流体の温度
を上昇させることができる程度の耐熱性を有するもので
あれば良い。例えば、薬罐に限定されず、通常の鍋又は
圧力鍋等であっても良い。また、金属製の容器本体に限
定されず、硝子製の容器本体であっても良い。また、容
器本体を加熱する手段は、コンロに限定されず、電熱器
やストーブ等であっても良い。
【0057】また、フィンの数量、寸法又は形状は特に
限定されず、耐熱性を有し、熱を吸収して容器本体へ伝
導できるものであれば良い。また、パイプの数量、寸法
又は形状も特に限定されず、耐熱性を有するものであれ
ば良い。また、容器本体の内面に設けるフィンであれ
ば、耐熱性を有する樹脂製であっても良い。
限定されず、耐熱性を有し、熱を吸収して容器本体へ伝
導できるものであれば良い。また、パイプの数量、寸法
又は形状も特に限定されず、耐熱性を有するものであれ
ば良い。また、容器本体の内面に設けるフィンであれ
ば、耐熱性を有する樹脂製であっても良い。
【0058】その他、本発明の技術的範囲には、その趣
旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき種々な
る改良、修正、変形を加えた加熱容器及び加熱容器用フ
ィンも含むものである。
旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき種々な
る改良、修正、変形を加えた加熱容器及び加熱容器用フ
ィンも含むものである。
【0059】
【発明の効果】本発明の加熱容器によれば、容器本体の
底部付近の外面に1又は2以上のフィンが設けられてい
る場合には、コンロ等による加熱の熱損失を最小にする
ことができる。また、容器本体の底部付近の内面又に1
又は2以上のフィンが設けられている場合には、容器本
体から流体への熱伝導の熱損失を最小にすることができ
る。このため、コンロ等の熱エネルギーを最大限に活用
して、流体の温度を上昇させる時間を短くすることがで
きる。また、余分なエネルギーを消化するのを防止し
て、環境保護、地球温暖化防止に寄与することができ
る。
底部付近の外面に1又は2以上のフィンが設けられてい
る場合には、コンロ等による加熱の熱損失を最小にする
ことができる。また、容器本体の底部付近の内面又に1
又は2以上のフィンが設けられている場合には、容器本
体から流体への熱伝導の熱損失を最小にすることができ
る。このため、コンロ等の熱エネルギーを最大限に活用
して、流体の温度を上昇させる時間を短くすることがで
きる。また、余分なエネルギーを消化するのを防止し
て、環境保護、地球温暖化防止に寄与することができ
る。
【0060】また、容器本体の底部付近の外面に1又は
2以上のフィンが設けられ、フィンに火を当てることを
特徴とする本発明の加熱容器によれば、容器本体の底部
付近の外面に1又は2以上のフィンを設けておき、その
フィンに火を当てる構成であるため、炎をフィンに沿っ
て伝わせることにより、火の熱エネルギーを、容器本体
の加熱のために最大限に活用することができる。
2以上のフィンが設けられ、フィンに火を当てることを
特徴とする本発明の加熱容器によれば、容器本体の底部
付近の外面に1又は2以上のフィンを設けておき、その
フィンに火を当てる構成であるため、炎をフィンに沿っ
て伝わせることにより、火の熱エネルギーを、容器本体
の加熱のために最大限に活用することができる。
【0061】次に、容器本体に、容器本体内の所定部分
から他の部分までの経路を形成し、少なくとも容器本体
の底部の外側を通るパイプが1又は2以上備えられたこ
とを特徴とする本発明の加熱容器によれば、パイプが備
えられているため、コンロ等による加熱の熱損失を最小
にすることができる。また、パイプ内の流体を、周囲か
ら加熱することにより、流体の温度をより早急に上昇さ
せることができる。このため、コンロ等の火の熱エネル
ギーを最大限に活用して、流体の温度を上昇させる時間
を短くすることができる。また、余分なエネルギーを消
化するのを防止して、環境保護、地球温暖化防止に寄与
することができる。
から他の部分までの経路を形成し、少なくとも容器本体
の底部の外側を通るパイプが1又は2以上備えられたこ
とを特徴とする本発明の加熱容器によれば、パイプが備
えられているため、コンロ等による加熱の熱損失を最小
にすることができる。また、パイプ内の流体を、周囲か
ら加熱することにより、流体の温度をより早急に上昇さ
せることができる。このため、コンロ等の火の熱エネル
ギーを最大限に活用して、流体の温度を上昇させる時間
を短くすることができる。また、余分なエネルギーを消
化するのを防止して、環境保護、地球温暖化防止に寄与
することができる。
【0062】また、前記加熱容器において、パイプの一
端が他端よりも高い位置になる状態で、パイプが容器本
体に備えられたことを特徴とする本発明の加熱容器によ
れば、パイプの一端を他端よりも高く設けることによ
り、流体を容器本体内及びパイプ内で循環させることが
できる。このため、流体をパイプ内で早急に温度を上昇
させつつ循環させて、効率的に流体を加熱し、短時間で
温度を上昇させることができる。
端が他端よりも高い位置になる状態で、パイプが容器本
体に備えられたことを特徴とする本発明の加熱容器によ
れば、パイプの一端を他端よりも高く設けることによ
り、流体を容器本体内及びパイプ内で循環させることが
できる。このため、流体をパイプ内で早急に温度を上昇
させつつ循環させて、効率的に流体を加熱し、短時間で
温度を上昇させることができる。
【0063】次に、本発明に係る加熱容器用フィンによ
れば、従来の加熱容器の底部付近の外面又は内面に密着
させて固定して、従来の加熱容器に取り付けることがで
きる。このため、従来の加熱容器をフィン付きの加熱容
器として、その熱損失を低減することができる。
れば、従来の加熱容器の底部付近の外面又は内面に密着
させて固定して、従来の加熱容器に取り付けることがで
きる。このため、従来の加熱容器をフィン付きの加熱容
器として、その熱損失を低減することができる。
【図1】本発明に係る加熱容器を示す側面断面図であ
る。
る。
【図2】図1に示す加熱容器を示す図であり、同図
(a)は底面図、同図(b)はA−A線切断部断面図で
ある。
(a)は底面図、同図(b)はA−A線切断部断面図で
ある。
【図3】本発明に係る加熱容器の他の実施形態を示す底
面図である。
面図である。
【図4】本発明に係る加熱容器の更に他の実施形態を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図5】本発明に係る加熱容器用フィンを示す図であ
り、同図(a)は使用状態を示す側面図であり、同図
(b)は底面図である。
り、同図(a)は使用状態を示す側面図であり、同図
(b)は底面図である。
【図6】本発明に係る加熱容器の更に他の実施形態を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図7】図6に示す加熱容器を示す底面図である。
【図8】本発明に係る加熱容器の更に他の実施形態を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図9】図8に示す加熱容器を示す底面図である。
【図10】従来の加熱容器を示す側面断面図である。
10,30,42,62,80;加熱容器 12;水(流体) 14,32,44,64;容器本体 20,34,70;底部 24,26,28,30,36;フィン 72,82;パイプ 74,86;一端 76,88;他端
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の流体を溜める容器本体を備え、該
容器本体の底部付近を外部から加熱することにより該容
器本体内の流体の温度を上昇させる加熱容器において、 前記容器本体の少なくとも底部付近の外面及び/又は内
面に1又は2以上のフィンが設けられたことを特徴とす
る加熱容器。 - 【請求項2】 所定の流体を溜める容器本体を備え、該
容器本体の底部付近に外部から所定の火を当てることに
より該流体の温度を上昇させる加熱容器において、 前記容器本体の少なくとも底部付近の外面に1又は2以
上のフィンが設けられ、少なくとも該フィンに前記火を
当てることを特徴とする加熱容器。 - 【請求項3】 所定の流体を溜める容器本体を備え、該
容器本体の底部付近を外部から加熱することにより該容
器本体内の流体の温度を上昇させる加熱容器において、 前記容器本体に、該容器本体内の所定部分から他の部分
までの経路を形成し、少なくとも該容器本体の底部の外
側を通るパイプが1又は2以上備えられたことを特徴と
する加熱容器。 - 【請求項4】 前記パイプの一端が他端よりも高い位置
になる状態で、該パイプが前記容器本体に備えられたこ
とを特徴とする請求項3に記載する加熱容器。 - 【請求項5】 所定の流体を溜めて底部付近を外部から
加熱することにより該流体の温度を上昇させる加熱容器
の熱損失を少なくするための加熱容器用フィンであり、
該加熱容器の少なくとも底部付近の外面又は内面に密着
させて固定し得ることを特徴とする加熱容器用フィン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1365798A JPH11206572A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 加熱容器及び加熱容器用フィン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1365798A JPH11206572A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 加熱容器及び加熱容器用フィン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11206572A true JPH11206572A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11839289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1365798A Pending JPH11206572A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 加熱容器及び加熱容器用フィン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11206572A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004000082A3 (en) * | 2002-06-25 | 2004-10-07 | Jetboil Inc | Heating vessel |
| USD522797S1 (en) | 2003-06-25 | 2006-06-13 | Jetboil, Inc. | Heating vessel |
| US8037602B2 (en) | 2009-03-27 | 2011-10-18 | Eneron, Inc. | Methods of making energy efficient cookware |
| EP2974629A1 (en) | 2014-07-14 | 2016-01-20 | Norman & Jensen IVS | A cooking vessel and a method of producing a cooking vessel |
-
1998
- 1998-01-27 JP JP1365798A patent/JPH11206572A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004000082A3 (en) * | 2002-06-25 | 2004-10-07 | Jetboil Inc | Heating vessel |
| USD522797S1 (en) | 2003-06-25 | 2006-06-13 | Jetboil, Inc. | Heating vessel |
| USD523281S1 (en) | 2003-06-25 | 2006-06-20 | Jetboil, Inc. | Support for heating vessel |
| USD523684S1 (en) | 2003-06-25 | 2006-06-27 | Jetboil, Inc. | Heating vessel with support |
| US8037602B2 (en) | 2009-03-27 | 2011-10-18 | Eneron, Inc. | Methods of making energy efficient cookware |
| EP2974629A1 (en) | 2014-07-14 | 2016-01-20 | Norman & Jensen IVS | A cooking vessel and a method of producing a cooking vessel |
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