JPH11206904A - 消火栓 - Google Patents

消火栓

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JPH11206904A
JPH11206904A JP10010440A JP1044098A JPH11206904A JP H11206904 A JPH11206904 A JP H11206904A JP 10010440 A JP10010440 A JP 10010440A JP 1044098 A JP1044098 A JP 1044098A JP H11206904 A JPH11206904 A JP H11206904A
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fire
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Akira Horimoto
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホースが無加圧状態ではホース横断面形状が略
楕円形状であるため、巻き径が小さくなり、格納箱を小
形化できる消火栓を提供することにある。 【解決手段】前面に開口部4を有する格納箱3と、この
格納箱3の内部に設けられ前記開口部4から前方に突出
可能なホース巻取リール7と、このホース巻取リール7
に巻回され巻き内側が給水源に接続され、巻き外側に放
水ノズル11を有する消防ホース8とからなり、この消
防ホース8は、ホースの内部への無加圧状態ではホース
横断面形状が略楕円形状で、軸方向が渦巻状にプリフォ
ームされていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工場、事務所等
の壁面に設置される消火栓に関する。
【0002】
【従来の技術】工場、事務所等においては、消火栓の設
置が義務付けられており、ビルの壁面等に消火栓が設置
されている。この消火栓は、格納箱の内部に消防ホース
を巻取リールに巻回した状態で保管されたり、ハンガー
等に蛇行状に屈曲されて保管されている。消防ホースに
は開閉弁、放水ノズルまたは開閉弁付きノズルが設けら
れている。
【0003】そして、火災発生時に格納箱の扉を開けて
巻取リールやハンガー等から消防ホースを引き出し、開
閉弁を開弁することにより、これと連動する加圧送水装
置が作動して消防ホースに加圧送水され、放水ノズルか
ら水が噴出して消火活動ができるようになっている。
【0004】したがって、巻取リールに巻回された消防
ホースは、消火時にはホースの先端部を持って引き出す
ことにより、巻取リールが回転して消防ホースを必要な
長さだけ引き出すことができ、またハンガー等に蛇行状
に屈曲された消防ホースはハンガーから外してホースを
必要な長さだけ引き出すことができる。
【0005】この種のホースは、繊維を筒状に織成した
ジャケットの内面にゴムまたは合成樹脂のライニング層
を施したジャケットホースが用いられている。すなわ
ち、繊維よりなる縦糸と横糸とを筒状に織成し、このジ
ャケットの内側にゴムまたは合成樹脂のライニング層を
施している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホース
は、不使用時にはリールに巻回されたり、折り畳まれて
格納されているため、ホースの横断面形状は偏平に押し
潰され、ライニング層が貼り付いた状態にある。したが
って、消火に際してホースを全て巻取リールから繰り出
したり、ハンガーに掛けられたホースを全て引き伸ばし
てから通水する必要があった。完全に巻取リールから繰
り出さなかったり、ハンガーから完全に引き伸ばさなか
った場合は、水圧によって貼り付いたライニング層を押
し離しながら通水するため、通水抵抗が極端に大きく、
通水できたとしても時間が長くかかり、火災発生時の緊
急時に支障を来すという問題がある。
【0007】また、従来、前述のような問題を解決する
ために、保形ホースが開発され、実用化されているが、
高価であるとともに、保形ホースは格納スペースを広く
必要とすることから、消火栓等に採用される保形ホース
は、内径が26mm程度で、20mが限度である。
【0008】また、保形性を付与するために横糸にモノ
フィラメント糸を使用する必要があり、このため、ホー
ス内面の凹凸が大きくなり、圧力損失が大きくなるとい
う問題もあった。
【0009】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、大径で長尺のホース
に採用しても、格納スペースを広く必要とすることな
く、また緊急時に格納箱から消防ホースを迅速に引き出
して消火活動が行える消火栓を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、請求項1は、前面に開口部を有す
る格納箱と、この格納箱の内部に設けられ前記開口部か
ら前方に突出可能なホース巻取リールと、このホース巻
取リールに巻回され巻き内側が給水源に接続され、巻き
外側に放水ノズルを有する消防ホースとからなり、消防
ホースは、ホースの内部への無加圧状態ではホース横断
面形状が略楕円形状で、軸方向が渦巻状にプリフォーム
されていることを特徴とする消火栓にある。
【0011】請求項2は、前面に開口部を有する格納箱
と、この格納箱の内部に設けられ前記開口部から前方に
突出可能なホース巻取バブ及びホース保持枠と、前記ホ
ース巻取ハブに巻回され巻き外側が給水源に接続され、
巻き内側に放水ノズルを有する消防ホースとからなり、
前記消防ホースは、ホースの内部への無加圧状態ではホ
ース横断面形状が略楕円形状で、軸方向が渦巻状にプリ
フォームされていることを特徴とする消火栓にある。
【0012】請求項3は、請求項2の前記格納箱は、そ
の内周面が開口部に向かって拡開するテーパ面を有し、
前記ホース巻取バブは、外周面が開口部に向かって先細
のテーパ面を有し、消防ホースの膨張に伴って消防ホー
スがホース保持枠とともに開口部から突出することを特
徴とする。
【0013】請求項4は、請求項1〜3のいずれかに記
載の前記消防ホースは、あらかじめホースの使用時にお
ける捩じれに相当する捩じれをホース成形加工中に加え
て加工し、このホースに横断面形状と軸方向形状のプリ
フォームがなされていることを特徴とする。
【0014】請求項1によれば、ホースが無加圧状態で
はホース横断面形状が略楕円形状であるため、巻き径が
小さくなり、格納箱を小形化できる。請求項2,3によ
れば、ホースが無加圧状態ではホース横断面形状が略楕
円形状であるため、巻き径が小さくなり、格納箱を小形
化できるとともに、ホースに内圧が加わると、格納箱か
らホースが飛び出して迅速に消火活動に移れる。請求項
4によれば、使用時にホースに水圧が加わっても、放水
ノズルに回転力、振れが加わることはなく、消火作業者
の労力を軽減できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1及び図2は第1の実施形態
を示し、図1は消火栓の横断平面図である。図1に示す
ように、建物の壁面1には凹陥部2が設けられ、この凹
陥部2には格納箱3が埋め込み状態に取り付けられてい
る。格納箱3の前面には開口部4が設けられ、この格納
箱3には開口部4を開閉する扉5が設けられている。
【0016】格納箱3の背面の略中央部には支持軸6が
開口部4に向かって突出しており、この支持軸6には巻
取リール7が回転及び前後方向に移動自在に設けられて
いる。つまり、支持軸6をガイドとして巻取リール7を
格納箱3に押し込んだ時にはその全体が格納箱3に収納
され、手前側に引き出した時にはその全体が開口部4か
ら外側に突出するようになっている。
【0017】この巻取リール7には後述する消防ホース
8が渦巻状に巻回されている。消防ホース8の巻き内側
のワンタッチ口金(図示しない)は格納箱3の背面に設
けられた元バルブ(図示しない)に着脱可能に接続され
ている。消防ホース8の巻き外側には放水ノズル11が
設けられ、巻取リール7の外周縁部に支持されている。
【0018】前記消防ホース8は、図2(c)に示すよ
うに、縦糸12aと横糸12bとを筒状に織成してジャ
ケット12とこのジャケット12に内層されたライニン
グ層としてのチューブ13とからなり、チューブ13は
エラストマーによって筒状に成形され、その外面の接着
層を介して一体的に接着されて消防ホース8が形成され
ている。
【0019】次に、消防ホース8の製造方法を図2に基
づいて説明する。まず、筒状に織成したジャケット12
の内部にエラストマーによって筒状に成形したチューブ
13を引き込んでジャケット12とチューブ13とから
なる二重構造の消防ホース8を形成し、この消防ホース
8の両端部を図2に示すように、封止金具14,15に
よって封止する。
【0020】次に、消防ホース8を円柱状のマンドレル
16に略一定の強さで渦巻き状に巻回するとともに、消
防ホース8の一方の封止金具14からチューブ13の内
部にスチーム等の加熱流体を供給して加圧しつつ加熱す
ると、チューブ13が軟化状態となり、チューブ13が
加圧によって膨張してジャケット12の内面に接着され
る。チューブ13の外面には接着層が施されているた
め、接着層を介してチューブ13がジャケット12の内
面に一体的に接着される。
【0021】続いて加熱流体に代って冷却流体を一方の
封止金具14から供給しつつ、他方の封止金具15から
加熱流体を抜くと、チューブ13の内部は冷却流体に置
換され熱可塑性エラストマーからなるチューブ13は冷
却固化される。したがって、消防ホース8は加熱流体の
内圧によって横断面形状が偏平状に近い略楕円形状にな
り、また軸方向は渦巻状にプリフォームされる。
【0022】すなわち、チューブ13が内挿されたジャ
ケット12をマンドレル16に渦巻き状に巻回すると、
巻き内側17の縦糸12aは圧縮され、巻き外側18の
縦糸12aは緊張された状態となり、同時にチューブ1
3の巻き内側17は圧縮されて巻き外側18は伸長され
る。この状態で、加圧しつつ加熱すると、巻き内側17
においては、縦糸12aが熱収縮するとともに、嵩高い
状態でチューブ13に接着される。また、巻き外側18
においては、縦糸12aが緊張され、チューブ13が伸
長された状態で、両者が接着固定される。
【0023】得られた渦巻き状の消防ホース8は、巻取
リール7に巻回しても、巻き内側17,巻き外側18に
しわが発生することがなく、フラットな状態となる。こ
の消防ホース8は、直線状に引き伸ばした時に、巻き内
側17が伸び、巻き外側18が圧縮されることから、巻
き外側18に僅かなしわ或いは波が発生する。しかし、
直線状態の消防ホース8は巻回状態の時より圧力損失が
小さいので、しわや波の影響が相殺され、圧力損失は無
視できる程度に小さく、真っ直ぐな状態、巻いた状態で
も通水抵抗が少ない消防ホース8が得られる。
【0024】前述のように構成された消防ホース8は、
ジャケット12を渦巻き状に巻回した状態で、このジャ
ケット12の内面にエラストマーのチューブ13によっ
てライニング層を施して成形加工していることから、消
防ホース8に渦巻き状の曲り癖が付いている。このた
め、消火栓のリール7に巻回されている渦巻き状の消防
ホース8を引き出して使用する際に、消防ホース8と床
面との接触面積が少なくなり、消防ホース8の引き出し
抵抗が小さく、軽い力量で引き出すことができるととも
に、使用後にリール7に消防ホース8を巻き取って格納
する際の抵抗も少ないという効果もある。
【0025】なお、本実施形態においては、消防ホース
8をマンドレル16に渦巻き状に巻回したが、渦巻き状
型枠に設けた渦巻き状溝に沿って消防ホース8をセット
してもよく、要は消防ホース8が加熱流体の内圧によっ
て横断面形状が偏平状に近い略楕円形状になり、また軸
方向は渦巻状にプリフォームされればよい。
【0026】次に、前述のように構成された消火栓の作
用について説明する。消防ホース8は格納箱3の巻取リ
ール7に無加圧状態に巻回された状態においては、ホー
ス横断面形状が偏平状に近い略楕円形状で、また軸方向
は渦巻状にプリフォームされているため、図1の2点鎖
線で示すように、格納箱3の内部にコンパクトに収納さ
れる。
【0027】火災の発生時に消火活動を行う場合には、
まず、扉5を開放し、格納箱3の開口部4から巻取リー
ル7を手前側に引き出すと、図1の実線で示すように、
消防ホース8が巻回された巻取リール7の全体が格納箱
3の前方に突出する。次に、元バルブを開弁すると、給
水源から水圧が消防ホース8に加わり、消防ホース8の
全体が円形に膨張するとともに、ホースが伸びて巻き径
が大きくなるとともに、消防ホース8の巻き外側が巻取
リール7から自動的に外れた状態となる。
【0028】このときの状態は保形ホースに通水したと
きと同じであるので、保形ホースを使用しなくても同様
の操作性を得られることになる。消防ホース8の巻き外
側には放水ノズル11が設けられているため、この放水
ノズル11を持って消防ホース8を引き出すと、巻取リ
ール7は回転して消防ホース8をさらに必要な長さだけ
引き出して消火活動を行うことができる。
【0029】したがって、本実施形態によれば、ホース
横断面形状が偏平状に近い略楕円形状になり、また軸方
向は渦巻状にプリフォームされているため、消防ホース
8の不使用時には消防ホース8を巻取リール7に巻き取
ることができ、また格納箱3にコンパクトに格納でき
る。さらに使用時には巻取リール7が格納箱3から突出
するため消防ホース8が絡み付くことはなく、巻取リー
ル7から消防ホース8を迅速に引き出して消火活動を行
うことができる。
【0030】図3〜図5は第2の実施形態を示し、図3
〜図5に示すように建物の壁面21には内周面が手前に
向かって拡開するテーパ面を有した凹陥部22が設けら
れ、この凹陥部22には内周面が手前に向かって拡開す
るテーパ面23aを有した格納箱23が埋め込み状態に
取り付けられている。格納箱23の前面には開口部24
が設けられ、この格納箱23には開口部24を開閉する
扉25が設けられている。
【0031】格納箱23の背面の略中央部には支持軸2
6が開口部24に向かって突出しており、この支持軸2
6には外周面が開口部24に向かって先細のテーパ面を
有したホース巻取バブ27が回転及び前後方向に移動自
在に設けられている。
【0032】また、格納箱23の背面における四隅には
ガイドシャフト28が開口部24に向かって突出してお
り、各ガイドシャフト28にはパイプ29が前後方向に
移動自在に嵌合されている。そして、4本のパイプ29
にはホース保持枠30の四隅部が取り付けられ、ホース
保持枠30は格納箱23に押し込んだ時にはその全体が
格納箱23に収納され、手前側に引き出した時にはその
全体が開口部24から外側に突出するようになってい
る。
【0033】ホース保持枠30は、格納箱23の形状に
倣って四角形の前板31と後板32とからなり、前板3
1と後板32との間にホース収納部33が設けられてい
る。前板31にはホース巻取バブ27の小径部に嵌合す
る嵌合穴31aが設けられ、後板32にはホース巻取バ
ブ27の大径部に嵌合する嵌合穴32aが設けられてい
る。そして、ホース保持枠30を格納箱23に押し込ん
だ時にはホース巻取バブ27が嵌合穴31a、32aに
嵌合し、手前側に引き出した時にはホース巻取バブ27
と引き離されてその全体が開口部24から外側に突出す
るようになっている。
【0034】また、ホース巻取バブ27には第1の実施
形態と同様の消防ホース8が渦巻状に巻回されている。
この消防ホース8の巻き外側にはワンタッチ口金9が設
けられ、このワンタッチ口金9は格納箱23の背面に設
けられた元バルブ10に着脱可能に接続されている。消
防ホース8の巻き内側には放水ノズル11が設けられて
いる。さらに、ホース保持枠30の前板31の前面には
開口穴31aを閉塞する円板34が設置され、この円板
34は支持軸26の先端部にねじ込まれたストッパ部材
35によって固定され、消防ホース8とともにホース保
持枠30を格納箱23の内部に保持している。
【0035】次に、前述のように構成された消火栓の作
用について説明する。図3に示すように、消防ホース8
は格納箱23のホース巻取バブ27に無加圧状態に巻回
された状態においては、第1の実施形態と同様にホース
横断面形状が偏平状に近い略楕円形状で、また軸方向は
渦巻状にプリフォームされているため、格納箱23の内
部にコンパクトに収納される。
【0036】火災の発生時に消火活動を行う場合には、
まず、扉25を開放し、ストッパ部材35によって円板
34を取り外した後、元バルブ10を自動または手動で
開弁すると、図4に示すように、給水源から水圧が消防
ホース8に加わり、消防ホース8の全体が円形に膨張す
るとともにホースが伸びて巻き径が大きくなる。
【0037】このとき、格納箱23の内周面が手前に向
かって拡開するテーパ面23aを有しているとともに、
ホース巻取バブ27の外周面が開口部24に向かって先
細のテーパ面に形成されているため、消防ホース8の全
体が膨張し、巻き径が大きくなるにつれてテーパ面23
aにガイドされて消防ホース8がホース保持枠30とと
もに格納箱23の開口部24から手前側に自動的に突出
する。このようにホースを操作するときは、ホース内に
水圧が加わり、横断面形状が円形に保たれるので、保形
ホースと同じ操作性能で使用することができる。
【0038】消防ホース8の巻き内側には放水ノズル1
1が設けられているため、この放水ノズル11を持って
消防ホース8を引き出すと、ホース保持枠30から消防
ホース8を必要な長さだけ引き出して消火活動を行うこ
とができる。
【0039】また、消防ホース8の使用後、格納箱23
に格納する際には、図5に示すように、ワンタッチ口金
11を元バルブ10から取り外し、ストッパ部材35を
取り外してホース巻取ハブ27を手前側に引き出し、ホ
ース保持枠30の内部に収納する。この状態で、放水ノ
ズル11をホース巻取ハブ27に押し当てた状態で、ホ
ース巻取ハブ27を回転させて消防ホース8をホース巻
取ハブ27に巻き付ける。
【0040】次に、消防ホース8を巻回したホース巻取
ハブ27とホース保持枠30を格納箱23に押し込む
と、全体が格納箱23に収納され、この状態で、ワンタ
ッチ口金11を元バルブ10に接続し、ホース保持枠3
0の前板31の前面に開口穴31aを閉塞する円板34
を設置し、ストッパ部材35を支持軸26の先端部にね
じ込むことにより、消防ホース8を巻回したホース巻取
ハブ27とホース保持枠30は格納箱23に固定的に格
納される。
【0041】したがって、本実施形態によれば、ホース
横断面形状が偏平状に近い略楕円形状になり、また軸方
向は渦巻状にプリフォームされているため、消防ホース
8の不使用時には消防ホース8をホース巻取ハブ27に
巻き取ることができ、また格納箱3にコンパクトに格納
できる。さらに使用時には消防ホース8とホース保持枠
30が格納箱23から突出するためホース巻取ハブ27
から消防ホース8を迅速に引き出して消火活動を行うこ
とができる。
【0042】なお、前記実施形態の消防ホース8は、完
成された消防ホース8に使用圧力を加えたときに捩じれ
る量に相当する捩じれをホース製造工程中に加え、その
後、消防ホース8を加圧加熱したのち冷却してプリフォ
ームした消防ホース8を用いてもよい。
【0043】すなわち,消防ホース8の製造方法を説明
すると、縦糸12aと横糸12bとを筒状に織成してジ
ャケット12を形成する。一方、熱可塑性エラストマー
によって筒状に成形してチューブ13を形成し、このチ
ューブ13の外面に接着層を施す。そして、チューブ1
3をジャケット12の内部に引き込んでジャケット12
とチューブ13とからなる二重構造のホースを形成す
る。
【0044】ホースの両端部を封止金具に固定し、他端
部に封止金具を固定して封止する。この状態で、一方の
封止金具を機械的にまたは作業者の手動によって消防ホ
ース8の使用時における捩じれに相当する捩じれを加え
た状態で固定的に保持する。なお、このとき、チューブ
13に内圧を加えながら、捩じれを加えてもよい。
【0045】次に、両封止金具を固定的に保持した状態
で、一方の封止金具からチューブ13の内部にスチーム
またはホットエア等の加熱流体を供給しつつ加圧する
と、チューブ13が膨張してチューブ13が接着層を介
してジャケット12の内面に接着される。
【0046】続いてスチームまたはホットエア等の加熱
流体に代って冷却流体を一方の封止金具からチューブ1
3に供給しつつ加圧すると、加熱流体は他方の封止金具
のから抜けてチューブ13の内部は冷却流体に置換さ
れ、熱可塑性エラストマーからなるチューブ13が冷却
固化され、消防ホース8の使用時における捩じれに相当
する捩じれが加えられた状態でプリフォームされる。
【0047】加圧して捩れた状態でプリフオームされた
消防ホース8の内圧がなくなると、内圧により伸びた横
糸12bが元に戻って内径が小さくなるが、内圧によっ
てコイルスプリングが捩れるようにして捩れたことに関
しては元に戻すための力が横糸12b自身から発生しな
い。一方、内圧によって軸方向に伸ばされた縦糸12a
は元に戻って消防ホース8の伸びが戻るとともに、消防
ホース8が捩れて縦糸12aが斜めになった事による縦
糸12aの伸びも戻ろうとするので、この力が唯一ホー
スの捩れを元に戻そうという力になる。
【0048】捩じれについて考えると、使用圧力の13
kgf/cm2 の内圧を加えた時の捩れは48゜/mで
あり、伸びは3.3%であった。つまり、内圧によって
軸方向に伸ばされたのは3.3%であり、ホースが捩れ
て縦糸13が斜めになったことによる縦糸12aの伸び
は65mmの円周の48/360よりlm当たり27m
m(65*3.14*48/360=27.21)とな
るので,その伸びは0.036%((√(10002
272 ))/1000=1.00036)であり、1m
当たり0.36mmにしかならない事が解る。これで
は、プリフオームした捩れが内圧のない状態でも元に戻
らないので、この状態から加圧しても変化がない(=捩
れない)と云うことになる。このように、得られた消防
ホース8に捩じれが加わたため、使用時に消防ホース8
に内圧が加わっても消防ホース8の捩じれをほとんどな
くすことができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、ホースが無加圧状態ではホース横断面形状が略楕円
形状であるため、ホースの巻き径が小さくなり、格納箱
を小形化できる。また、ホースに水圧が加わると全体が
円形に膨張するため、高価な保形ホースが不要となり、
経済的である。
【0050】請求項2,3によれば、ホースが無加圧状
態ではホース横断面形状が略楕円形状であるため、巻き
径が小さくなり、格納箱を小形化できるとともに、ホー
スに内圧が加わると、格納箱からホースが飛び出して迅
速に消火活動に移れるという効果がある。請求項4によ
れば、使用時にホースに水圧が加わっても、放水ノズル
に回転力、振れが加わることはなく、消火作業者の労力
を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の消火栓を示す横断
平面図。
【図2】同実施形態の消防ホースのプリフォーム状態を
示し、(a)は正面図、(b)はX−X線に沿う断面
図、(c)はY部を拡大した断面図。
【図3】この発明の第2の実施形態の消火栓の示し、消
防ホースが格納された状態の横断平面図及び平面図。
【図4】同実施形態を示し、消防ホースが格納箱から突
出した状態の横断平面図及び平面図。
【図5】同実施形態を示し、消防ホースが格納箱から格
納する状態の横断平面図。の成形型の縦断正面図。
【符号の説明】
3…格納箱 4…開口部 7…ホース巻取リール 8…消防ホース 11…放水ホース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口部を有する格納箱と、この格
    納箱の内部に設けられ前記開口部から前方に突出可能な
    ホース巻取リールと、このホース巻取リールに巻回され
    巻き内側が給水源に接続され、巻き外側に放水ノズルを
    有する消防ホースとからなり、 前記消防ホースは、ホースの内部への無加圧状態ではホ
    ース横断面形状が略楕円形状で、軸方向が渦巻状にプリ
    フォームされていることを特徴とする消火栓。
  2. 【請求項2】 前面に開口部を有する格納箱と、この格
    納箱の内部に設けられ前記開口部から前方に突出可能な
    ホース巻取バブ及びホース保持枠と、前記ホース巻取ハ
    ブに巻回され巻き外側が給水源に接続され、巻き内側に
    放水ノズルを有する消防ホースとからなり、 前記消防ホースは、ホースの内部への無加圧状態ではホ
    ース横断面形状が略楕円形状で、軸方向が渦巻状にプリ
    フォームされていることを特徴とする消火栓。
  3. 【請求項3】 前記格納箱は、その内周面が開口部に向
    かって拡開するテーパ面を有し、前記ホース巻取バブの
    外周面は、開口部に向かって先細のテーパ面を有し、消
    防ホースの膨張に伴って消防ホースがホース保持枠とと
    もに開口部から突出することを特徴とする請求項2記載
    の消火栓。
  4. 【請求項4】 前記消防ホースは、あらかじめホースの
    使用時における捩じれに相当する捩じれをホース成形加
    工中に加えて加工し、このホースに横断面形状と軸方向
    形状のプリフォームがなされていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の消火栓。
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