JPH11208256A - 自動車用空調制御装置 - Google Patents
自動車用空調制御装置Info
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- JPH11208256A JPH11208256A JP10013866A JP1386698A JPH11208256A JP H11208256 A JPH11208256 A JP H11208256A JP 10013866 A JP10013866 A JP 10013866A JP 1386698 A JP1386698 A JP 1386698A JP H11208256 A JPH11208256 A JP H11208256A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温水式暖房装置において液体を加熱する加熱
器の異常運転を確実に防止する電気自動車またはハイブ
リッド自動車に好適な自動車用空調制御装置を提供す
る。 【解決手段】 通電されることにより発熱し、液体を加
熱する電気ヒータH1と、液体の温度を検出する温度検
出器T1と、温度検出器T1による検出結果に基づい
て、液体の温度が第1の所定温度になったときに電気ヒ
ータH1への通電を遮断する第1の加熱停止回路11
と、温度検出器T1による検出結果に基づいて、液体の
温度が第2の所定温度になったときに電気ヒータH1へ
の通電を遮断する第2の加熱停止回路13とを備える。
器の異常運転を確実に防止する電気自動車またはハイブ
リッド自動車に好適な自動車用空調制御装置を提供す
る。 【解決手段】 通電されることにより発熱し、液体を加
熱する電気ヒータH1と、液体の温度を検出する温度検
出器T1と、温度検出器T1による検出結果に基づい
て、液体の温度が第1の所定温度になったときに電気ヒ
ータH1への通電を遮断する第1の加熱停止回路11
と、温度検出器T1による検出結果に基づいて、液体の
温度が第2の所定温度になったときに電気ヒータH1へ
の通電を遮断する第2の加熱停止回路13とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空調制御装置、特
に、液体を用いて暖房を行う温水式暖房装置に対して液
体の温度を制御する自動車用空調制御装置に関する。
に、液体を用いて暖房を行う温水式暖房装置に対して液
体の温度を制御する自動車用空調制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車用の空調装置におい
て、液体を加熱し、加熱した液体(例えば、温水)を循
環し、循環した液体と車室内の空気とを熱交換させるこ
とにより、車室内の暖房を行う温水式暖房装置がよく利
用されている。温水式暖房装置において、液体は電気ヒ
ータを備えた加熱器にて加熱される。温水式暖房装置に
対しては一般に液体の過熱を防止するために制御回路が
設けられている。図2にこの制御回路の一例を示す。図
2において、液体の温度はサーミスタ等からなる温度検
出器T1により電気信号として検出され、加熱停止回路
23に入力される。加熱停止回路23は通常マイクロコ
ンピュータI1から構成される。マイクロコンピュータ
I1は温度検出器T1による液体温度の検出値に基づ
き、液体温度が所定温度より高くなったときに電気ヒー
タH1への通電を遮断するような制御信号を出力する。
図2においては加熱停止回路23は液体の過熱を検出す
るとトランジスタTrをオフするように制御信号を出力
し、それによりリレーL1をオフさせ、電源V1からの
電気ヒータH1への通電を遮断する。このようにして、
加熱器21における液体の過熱を防止している。
て、液体を加熱し、加熱した液体(例えば、温水)を循
環し、循環した液体と車室内の空気とを熱交換させるこ
とにより、車室内の暖房を行う温水式暖房装置がよく利
用されている。温水式暖房装置において、液体は電気ヒ
ータを備えた加熱器にて加熱される。温水式暖房装置に
対しては一般に液体の過熱を防止するために制御回路が
設けられている。図2にこの制御回路の一例を示す。図
2において、液体の温度はサーミスタ等からなる温度検
出器T1により電気信号として検出され、加熱停止回路
23に入力される。加熱停止回路23は通常マイクロコ
ンピュータI1から構成される。マイクロコンピュータ
I1は温度検出器T1による液体温度の検出値に基づ
き、液体温度が所定温度より高くなったときに電気ヒー
タH1への通電を遮断するような制御信号を出力する。
図2においては加熱停止回路23は液体の過熱を検出す
るとトランジスタTrをオフするように制御信号を出力
し、それによりリレーL1をオフさせ、電源V1からの
電気ヒータH1への通電を遮断する。このようにして、
加熱器21における液体の過熱を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
制御回路では、加熱停止回路23において予期せぬ故
障、例えば、それを構成するマイクロコンピュータI1
のソフトウェアまたはハードウェアの異常等が発生した
場合、液体の温度が異常高温になっても、電気ヒータH
1への通電が遮断されず、液体が異常過熱状態となる恐
れがある。かかる液体の過熱状態を防止すべく、液体温
度が高温になった時には液体の加熱を確実に停止する制
御回路が要望される。
制御回路では、加熱停止回路23において予期せぬ故
障、例えば、それを構成するマイクロコンピュータI1
のソフトウェアまたはハードウェアの異常等が発生した
場合、液体の温度が異常高温になっても、電気ヒータH
1への通電が遮断されず、液体が異常過熱状態となる恐
れがある。かかる液体の過熱状態を防止すべく、液体温
度が高温になった時には液体の加熱を確実に停止する制
御回路が要望される。
【0004】本発明は上記問題点を解決すべくなされた
ものであり、その目的とするところは、温水式暖房装置
において加熱停止回路の異常時に加熱器を確実に停止で
きる電気自動車またはハイブリッド自動車に好適な自動
車用空調制御装置を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、温水式暖房装置
において加熱停止回路の異常時に加熱器を確実に停止で
きる電気自動車またはハイブリッド自動車に好適な自動
車用空調制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車用空
調制御装置は、通電されることにより発熱し、暖房に用
いる液体を加熱する加熱手段と、前記液体の温度を検出
する温度検出手段と、該温度検出手段による検出結果に
基づいて、前記液体の温度が第1の所定温度になったと
きに、前記加熱手段への通電を遮断する第1の加熱停止
手段と、前記温度検出手段による検出結果に基づいて、
前記液体の温度が第2の所定温度になったときに、前記
加熱手段への通電を遮断する第2の加熱停止手段とを備
える。
調制御装置は、通電されることにより発熱し、暖房に用
いる液体を加熱する加熱手段と、前記液体の温度を検出
する温度検出手段と、該温度検出手段による検出結果に
基づいて、前記液体の温度が第1の所定温度になったと
きに、前記加熱手段への通電を遮断する第1の加熱停止
手段と、前記温度検出手段による検出結果に基づいて、
前記液体の温度が第2の所定温度になったときに、前記
加熱手段への通電を遮断する第2の加熱停止手段とを備
える。
【0006】また、前記自動車用空調制御装置におい
て、前記第1の所定温度と前記第2の所定温度とを同一
温度に設定してもよい。
て、前記第1の所定温度と前記第2の所定温度とを同一
温度に設定してもよい。
【0007】もしくは、前記自動車用空調制御装置にお
いて、前記第1の所定温度を前記第2の所定温度よりも
低い温度に設定してもよい。
いて、前記第1の所定温度を前記第2の所定温度よりも
低い温度に設定してもよい。
【0008】また、前記自動車用空調制御装置におい
て、前記第1及び第2の加熱停止手段の一方をマイクロ
コンピュータから構成し、他方を比較器又は演算増幅器
により構成してもよい。
て、前記第1及び第2の加熱停止手段の一方をマイクロ
コンピュータから構成し、他方を比較器又は演算増幅器
により構成してもよい。
【0009】また、前記自動車用空調制御装置におい
て、前記液体の温度が第1の所定温度または前記第2の
所定温度になったときに、乗員に異常を知らせる異常報
知手段を設けてもよい。
て、前記液体の温度が第1の所定温度または前記第2の
所定温度になったときに、乗員に異常を知らせる異常報
知手段を設けてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明に係る空調制御装置の実施の形態を説明する。
明に係る空調制御装置の実施の形態を説明する。
【0011】図1は空調制御装置の温度制御に係る回路
部の回路図である。本実施形態の空調制御装置は、通電
することにより発熱する電気ヒータH1を内部に備え、
暖房用液体を加熱する加熱器21に対して、液体の温度
を検出し、この液体の過熱が検出された時に電気ヒータ
H1への通電を遮断することにより液体の過熱を防止す
るものである。その構成は、液体の温度を検出する温度
検出器T1と、液体温度が第1の所定温度(例えば、1
00℃)になったときに電気ヒータH1への通電の遮断
を制御する第1の加熱停止回路11と、液体温度が第2
の所定温度(例えば、100℃)になったときに電気ヒ
ータH1への通電の遮断を制御する第2の加熱停止回路
13と、第1及び第2の加熱停止回路11、13の制御
に基づき電気ヒータH1への通電を遮断する遮断回路1
5と、液体の過熱が検出されたときに光により異常を報
知するための異常表示回路17とからなる。
部の回路図である。本実施形態の空調制御装置は、通電
することにより発熱する電気ヒータH1を内部に備え、
暖房用液体を加熱する加熱器21に対して、液体の温度
を検出し、この液体の過熱が検出された時に電気ヒータ
H1への通電を遮断することにより液体の過熱を防止す
るものである。その構成は、液体の温度を検出する温度
検出器T1と、液体温度が第1の所定温度(例えば、1
00℃)になったときに電気ヒータH1への通電の遮断
を制御する第1の加熱停止回路11と、液体温度が第2
の所定温度(例えば、100℃)になったときに電気ヒ
ータH1への通電の遮断を制御する第2の加熱停止回路
13と、第1及び第2の加熱停止回路11、13の制御
に基づき電気ヒータH1への通電を遮断する遮断回路1
5と、液体の過熱が検出されたときに光により異常を報
知するための異常表示回路17とからなる。
【0012】温度検出器T1はサーミスタにより構成さ
れ、温度上昇に伴いその抵抗値が減少する特性を有す
る。したがって、温度検出器T1による液体温度の検出
値は図中のノードCの電圧により得られる。すなわち、
液体温度の上昇とともにノードCの電圧は下降する。第
1の加熱停止回路11はマイクロコンピュータI1から
構成され、温度検出器T1からの出力に基づき、液体温
度が第1の所定温度より高くなったとき(ノードCの電
圧が所定値より小さくなったとき)に、電気ヒータH1
への通電を遮断するための制御出力を出力するように構
成されている。
れ、温度上昇に伴いその抵抗値が減少する特性を有す
る。したがって、温度検出器T1による液体温度の検出
値は図中のノードCの電圧により得られる。すなわち、
液体温度の上昇とともにノードCの電圧は下降する。第
1の加熱停止回路11はマイクロコンピュータI1から
構成され、温度検出器T1からの出力に基づき、液体温
度が第1の所定温度より高くなったとき(ノードCの電
圧が所定値より小さくなったとき)に、電気ヒータH1
への通電を遮断するための制御出力を出力するように構
成されている。
【0013】第2の加熱停止回路13は、温度検出器T
1からの出力に基づき液体温度が第2の所定温度より高
くなったときに電気ヒータH1への通電を遮断するため
の制御出力を出力するものであり、比較器C1、C2
と、状態保持回路14と、リセットICI2とを備え
る。比較器C1において、正入力には抵抗R2と抵抗R
3により基準電圧が与えられ、また、負入力には温度検
出器T1から液体温度に応じた電圧が与えられる。比較
器C2においては、正入力には抵抗R6と抵抗R7によ
り基準電圧が与えられ、負入力には比較器C1からの出
力が抵抗R5を介して与えられる。さらに、比較器C2
の負入力に対して、状態保持回路14及びリセットIC
I2から出力が与えられ、比較器C2の出力は状態保持
回路14の入力に与えられる。ここで、比較器C1、C
2においては、正入力に入力された電圧が負入力に入力
された電圧よりも高いときは、その出力はオープン(開
放)となり、逆に負入力に入力された電圧が正入力に入
力された電圧よりも高いときはLowレベルの電圧を出
力する。抵抗R1〜R3、温度検出器(サーミスタ)T
1の値は、液体温度が第2の所定温度より低いときに比
較器C1がLowレベル電圧を出力するように、すなわ
ち、抵抗R2と抵抗R3で与えらる基準電圧が、抵抗R
1と温度検出器(サーミスタ)T1とで与えられる電圧
よりも低くなるように設定される。また、抵抗R4〜R
7の値は、比較器C1においてその出力がLowレベル
電圧からオープンになったとき(液体の検出温度が第2
の所定温度を越えたとき)に、比較器C2の出力がオー
プンからLowレベル電圧となるように設定される。す
なわち、5V電源を抵抗R6、R7で分圧した基準電圧
が、抵抗R4、R5を介して5V電源から与えられる電
圧よりも低い値になるようにそれらの値が設定される。
1からの出力に基づき液体温度が第2の所定温度より高
くなったときに電気ヒータH1への通電を遮断するため
の制御出力を出力するものであり、比較器C1、C2
と、状態保持回路14と、リセットICI2とを備え
る。比較器C1において、正入力には抵抗R2と抵抗R
3により基準電圧が与えられ、また、負入力には温度検
出器T1から液体温度に応じた電圧が与えられる。比較
器C2においては、正入力には抵抗R6と抵抗R7によ
り基準電圧が与えられ、負入力には比較器C1からの出
力が抵抗R5を介して与えられる。さらに、比較器C2
の負入力に対して、状態保持回路14及びリセットIC
I2から出力が与えられ、比較器C2の出力は状態保持
回路14の入力に与えられる。ここで、比較器C1、C
2においては、正入力に入力された電圧が負入力に入力
された電圧よりも高いときは、その出力はオープン(開
放)となり、逆に負入力に入力された電圧が正入力に入
力された電圧よりも高いときはLowレベルの電圧を出
力する。抵抗R1〜R3、温度検出器(サーミスタ)T
1の値は、液体温度が第2の所定温度より低いときに比
較器C1がLowレベル電圧を出力するように、すなわ
ち、抵抗R2と抵抗R3で与えらる基準電圧が、抵抗R
1と温度検出器(サーミスタ)T1とで与えられる電圧
よりも低くなるように設定される。また、抵抗R4〜R
7の値は、比較器C1においてその出力がLowレベル
電圧からオープンになったとき(液体の検出温度が第2
の所定温度を越えたとき)に、比較器C2の出力がオー
プンからLowレベル電圧となるように設定される。す
なわち、5V電源を抵抗R6、R7で分圧した基準電圧
が、抵抗R4、R5を介して5V電源から与えられる電
圧よりも低い値になるようにそれらの値が設定される。
【0014】遮断回路15は、NPNバイポーラトラン
ジスタTr1とMOSFET(M1)とを有する。遮断
回路15の入力(抵抗R11の一端)には第1の加熱停
止回路11及び第2の加熱停止回路13からの出力が入
力される。遮断回路15の出力(MOSFET(M1)
のソース)はリレーL1のコイル側に接続される。遮断
回路15は第1の加熱停止回路11又は第2の加熱停止
回路13からの出力に基づき、リレーL1のオン・オフ
を制御することにより電気ヒータH1への通電を制御す
る。異常表示回路17はNPNバイポーラトランジスタ
Tr3と発光ダイオードD2とを有する。
ジスタTr1とMOSFET(M1)とを有する。遮断
回路15の入力(抵抗R11の一端)には第1の加熱停
止回路11及び第2の加熱停止回路13からの出力が入
力される。遮断回路15の出力(MOSFET(M1)
のソース)はリレーL1のコイル側に接続される。遮断
回路15は第1の加熱停止回路11又は第2の加熱停止
回路13からの出力に基づき、リレーL1のオン・オフ
を制御することにより電気ヒータH1への通電を制御す
る。異常表示回路17はNPNバイポーラトランジスタ
Tr3と発光ダイオードD2とを有する。
【0015】以下に空調制御装置の動作を説明する。最
初に液体温度が正常範囲にある場合の動作を説明する。
液体温度が正常範囲にある場合、第1の加熱停止回路1
1(マイクロコンピュータI1)は遮断回路15に対し
てHighレベルの電圧を出力する。このため、ダイオ
ードD1のアノード側にあるノードBの電圧はHigh
レベルの電圧になる。
初に液体温度が正常範囲にある場合の動作を説明する。
液体温度が正常範囲にある場合、第1の加熱停止回路1
1(マイクロコンピュータI1)は遮断回路15に対し
てHighレベルの電圧を出力する。このため、ダイオ
ードD1のアノード側にあるノードBの電圧はHigh
レベルの電圧になる。
【0016】一方、第2の加熱停止回路13において
は、液体温度が正常範囲にある場合、比較器C1の正入
力に入力される基準電圧は、温度検出器T1により負入
力に入力される電圧よりも低くなるよう設定されている
ため、比較器C1はLowレベルの電圧を出力する。比
較器C2は、比較器C1からの出力(Lowレベル電
圧)を正入力に入力し、負入力に抵抗R6、R7による
基準電圧を入力する。このとき、比較器C2の出力はオ
ープンになり、ダイオードD1のカソード側にあるノー
ドAの電圧はHighレベルの電圧となり、ダイオード
D1は導通しない。このため、第1の加熱停止回路11
からの出力により遮断回路15中のトランジスタTr1
のベースに電流が流れ、トランジスタTr1がオンし、
MOSFET(M1)がオンする。これにより、リレー
L1はオンし、電気ヒータH1に電源V1から電圧が供
給されるため、加熱器21において液体が加熱される。
また、このとき、ノードAの電圧はHighレベルであ
るため状態保持回路14のトランジスタTr2はオンせ
ず、その出力はオープンとなり、他の回路への影響はな
い。このように、液体温度が正常範囲にあるときは電気
ヒータH1には電源V1から電圧が供給される。
は、液体温度が正常範囲にある場合、比較器C1の正入
力に入力される基準電圧は、温度検出器T1により負入
力に入力される電圧よりも低くなるよう設定されている
ため、比較器C1はLowレベルの電圧を出力する。比
較器C2は、比較器C1からの出力(Lowレベル電
圧)を正入力に入力し、負入力に抵抗R6、R7による
基準電圧を入力する。このとき、比較器C2の出力はオ
ープンになり、ダイオードD1のカソード側にあるノー
ドAの電圧はHighレベルの電圧となり、ダイオード
D1は導通しない。このため、第1の加熱停止回路11
からの出力により遮断回路15中のトランジスタTr1
のベースに電流が流れ、トランジスタTr1がオンし、
MOSFET(M1)がオンする。これにより、リレー
L1はオンし、電気ヒータH1に電源V1から電圧が供
給されるため、加熱器21において液体が加熱される。
また、このとき、ノードAの電圧はHighレベルであ
るため状態保持回路14のトランジスタTr2はオンせ
ず、その出力はオープンとなり、他の回路への影響はな
い。このように、液体温度が正常範囲にあるときは電気
ヒータH1には電源V1から電圧が供給される。
【0017】次に、液体の過熱が検出された場合の動作
について説明する。第1の加熱停止回路11は、温度検
出器T1からの出力に基づき、液体温度が第1の所定温
度より高くなったときはLowレベル電圧を出力する。
このとき、ダイオードD1の存在のため、第2の加熱停
止回路13の出力にかかわらずノードBの電圧はLow
レベルとなる。したがって、遮断回路15においてトラ
ンジスタTr1はオフし、MOSFET(M1)がオフ
し、これにより、リレーL1がオフし、電気ヒータH1
への通電が遮断される。このとき、異常表示回路17に
おいて、12V電源からトランジスタTr3にベース電
流が供給されるため、トランジスタTr3がオンし、発
光ダイオードD2が通電し、発光ダイオードD2が発光
する。これにより、乗員に異常を知らせることができ
る。以上のように第1の加熱停止回路11が正常に動作
した場合は、液体の過熱検出時に電気ヒータH1への通
電を遮断することができる。しかし、第1の加熱停止回
路11において、例えば、マイクロコンピュータI1に
何らかの障害が発生した場合、第1の加熱停止回路11
は液体の過熱を検出したにもかかわらず、ノードBに対
してLowレベルの電圧を出力しない場合がある。本実
施形態の空調制御装置は、このような場合でも、第2の
加熱停止回路13により電気ヒータH1への通電を確実
に遮断することにより液体の過熱を防止する。以下に、
このときの第2の加熱停止回路13の動作を説明する。
について説明する。第1の加熱停止回路11は、温度検
出器T1からの出力に基づき、液体温度が第1の所定温
度より高くなったときはLowレベル電圧を出力する。
このとき、ダイオードD1の存在のため、第2の加熱停
止回路13の出力にかかわらずノードBの電圧はLow
レベルとなる。したがって、遮断回路15においてトラ
ンジスタTr1はオフし、MOSFET(M1)がオフ
し、これにより、リレーL1がオフし、電気ヒータH1
への通電が遮断される。このとき、異常表示回路17に
おいて、12V電源からトランジスタTr3にベース電
流が供給されるため、トランジスタTr3がオンし、発
光ダイオードD2が通電し、発光ダイオードD2が発光
する。これにより、乗員に異常を知らせることができ
る。以上のように第1の加熱停止回路11が正常に動作
した場合は、液体の過熱検出時に電気ヒータH1への通
電を遮断することができる。しかし、第1の加熱停止回
路11において、例えば、マイクロコンピュータI1に
何らかの障害が発生した場合、第1の加熱停止回路11
は液体の過熱を検出したにもかかわらず、ノードBに対
してLowレベルの電圧を出力しない場合がある。本実
施形態の空調制御装置は、このような場合でも、第2の
加熱停止回路13により電気ヒータH1への通電を確実
に遮断することにより液体の過熱を防止する。以下に、
このときの第2の加熱停止回路13の動作を説明する。
【0018】第2の加熱停止回路13において、液体の
温度が上昇すると、温度検出器T1により比較器C1の
負入力に入力される電圧が下降する。やがて、液体温度
が第2の所定温度を越えると、すなわち、比較器C1の
負入力に入力される電圧が比較器C1の正入力に入力さ
れる基準電圧よりも低くなると、比較器C1の出力はオ
ープンになり、比較器C2の負入力には抵抗R4、R5
を介して5V電源からHighレベルの電圧が入力され
る。このとき、比較器C2の負入力に入力される電圧
は、正入力に入力される基準電圧よりも大きくなるた
め、比較器C2はLowレベルの電圧を出力し、ノード
Aの電圧はLowレベルとなる。
温度が上昇すると、温度検出器T1により比較器C1の
負入力に入力される電圧が下降する。やがて、液体温度
が第2の所定温度を越えると、すなわち、比較器C1の
負入力に入力される電圧が比較器C1の正入力に入力さ
れる基準電圧よりも低くなると、比較器C1の出力はオ
ープンになり、比較器C2の負入力には抵抗R4、R5
を介して5V電源からHighレベルの電圧が入力され
る。このとき、比較器C2の負入力に入力される電圧
は、正入力に入力される基準電圧よりも大きくなるた
め、比較器C2はLowレベルの電圧を出力し、ノード
Aの電圧はLowレベルとなる。
【0019】前述のように、第1の加熱停止回路13に
よりノードBの電圧はHighレベルであるため、ダイ
オードD1に順方向電圧が印加されることになり、ダイ
オードD1が導通する。これにより、第1の加熱停止回
路11からの出力電流は第2の加熱停止回路13により
掃引されるため、遮断回路15のトランジスタTr1の
ベースには電流が流れないようになる。このため、トラ
ンジスタTr1はオフし、MOSFET(M1)がオフ
し、電気ヒータH1への通電が遮断される。
よりノードBの電圧はHighレベルであるため、ダイ
オードD1に順方向電圧が印加されることになり、ダイ
オードD1が導通する。これにより、第1の加熱停止回
路11からの出力電流は第2の加熱停止回路13により
掃引されるため、遮断回路15のトランジスタTr1の
ベースには電流が流れないようになる。このため、トラ
ンジスタTr1はオフし、MOSFET(M1)がオフ
し、電気ヒータH1への通電が遮断される。
【0020】また、このとき、状態保持回路14により
液体過熱の検出状態が保持される。すなわち、ノードA
の電圧はLowレベルであるため、状態保持回路14の
トランジスタTr2がオンし、比較器C2の負入力にH
ighレベルの電圧が供給される。比較器C2はこれを
受けてLowレベルの電圧を出力し、状態保持回路14
はこの出力を受けて比較器C2の負入力にHighレベ
ルの電圧を出力する。このように状態保持回路14が比
較器C2への負入力を固定することにより過熱検出状態
が保持される。
液体過熱の検出状態が保持される。すなわち、ノードA
の電圧はLowレベルであるため、状態保持回路14の
トランジスタTr2がオンし、比較器C2の負入力にH
ighレベルの電圧が供給される。比較器C2はこれを
受けてLowレベルの電圧を出力し、状態保持回路14
はこの出力を受けて比較器C2の負入力にHighレベ
ルの電圧を出力する。このように状態保持回路14が比
較器C2への負入力を固定することにより過熱検出状態
が保持される。
【0021】状態保持回路14のリセットは、リセット
IC(I2)により行われる。具体的には、リセットI
C(I2)は12V電源がオンされたとき(例えば、イ
グニッションスイッチがオンされたとき)に約0.5秒
間、Lowレベル電圧を出力し、その後、リセットIC
(I2)の出力はオープンになる。リセットIC(I
2)がLowレベル電圧を出力すると、比較器C2の出
力はオープンとなり、状態保持回路14のトランジスタ
Tr2はオフする。これにより状態保持回路14はリセ
ットされる。
IC(I2)により行われる。具体的には、リセットI
C(I2)は12V電源がオンされたとき(例えば、イ
グニッションスイッチがオンされたとき)に約0.5秒
間、Lowレベル電圧を出力し、その後、リセットIC
(I2)の出力はオープンになる。リセットIC(I
2)がLowレベル電圧を出力すると、比較器C2の出
力はオープンとなり、状態保持回路14のトランジスタ
Tr2はオフする。これにより状態保持回路14はリセ
ットされる。
【0022】以上のようにして、本実施形態の空調制御
装置は、第1の加熱停止回路11に障害が発生し、正常
に動作しなくなった場合でも、液体の過熱検出時におい
て第2の加熱停止回路13により加熱器21の電気ヒー
タH1の通電を確実に遮断することができ、安全性を向
上させることができる。
装置は、第1の加熱停止回路11に障害が発生し、正常
に動作しなくなった場合でも、液体の過熱検出時におい
て第2の加熱停止回路13により加熱器21の電気ヒー
タH1の通電を確実に遮断することができ、安全性を向
上させることができる。
【0023】なお、上記説明においては、第1の加熱停
止回路11と第2の加熱停止回路13において、第1の
所定温度と第2の所定温度とを同じ温度(ともに100
℃)として説明したが、第1の所定温度と第2の所定温
度とを異なる温度(例えば、第1の所定温度を95℃、
第2の所定温度を100℃)に設定してもよい。また、
比較器C1、C2を演算増幅器を用いて構成することも
できる。さらに、異常表示回路17に代えて音声による
報知手段や、異常をディスプレイ等に表示する等の報知
手段を用いてもよい。
止回路11と第2の加熱停止回路13において、第1の
所定温度と第2の所定温度とを同じ温度(ともに100
℃)として説明したが、第1の所定温度と第2の所定温
度とを異なる温度(例えば、第1の所定温度を95℃、
第2の所定温度を100℃)に設定してもよい。また、
比較器C1、C2を演算増幅器を用いて構成することも
できる。さらに、異常表示回路17に代えて音声による
報知手段や、異常をディスプレイ等に表示する等の報知
手段を用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る自動車用空調制御装置によ
れば、第1の加熱停止手段に加え、第2の加熱停止手段
を備えているため、第1の加熱停止手段に異常が発生し
た場合でも、異常時に第2の加熱停止手段により加熱手
段への通電を遮断できるため、加熱手段の異常運転を確
実に防止することができ、安全性を向上できる。
れば、第1の加熱停止手段に加え、第2の加熱停止手段
を備えているため、第1の加熱停止手段に異常が発生し
た場合でも、異常時に第2の加熱停止手段により加熱手
段への通電を遮断できるため、加熱手段の異常運転を確
実に防止することができ、安全性を向上できる。
【0025】また、前記自動車用空調制御装置におい
て、第1の所定温度と第2の所定温度とを同一温度に設
定することで、異常検出時に、より確実に液体の過熱を
停止することができ、安全性が向上できる。
て、第1の所定温度と第2の所定温度とを同一温度に設
定することで、異常検出時に、より確実に液体の過熱を
停止することができ、安全性が向上できる。
【0026】また、前記自動車用空調制御装置におい
て、前記第1の所定温度を前記第2の所定温度よりも低
い温度に設定することで、通常は第1の加熱停止手段の
みで液体の過熱を防止し、第1の加熱停止手段の異常時
に第2の加熱停止手段を作動させ、過熱を防止できる。
て、前記第1の所定温度を前記第2の所定温度よりも低
い温度に設定することで、通常は第1の加熱停止手段の
みで液体の過熱を防止し、第1の加熱停止手段の異常時
に第2の加熱停止手段を作動させ、過熱を防止できる。
【0027】また、前記自動車用空調制御装置におい
て、前記第1及び第2の加熱停止手段の一方をマイクロ
コンピュータから構成し、他方を比較器又は演算増幅器
により構成してもよく、加熱停止手段を比較的安価に実
現できる。
て、前記第1及び第2の加熱停止手段の一方をマイクロ
コンピュータから構成し、他方を比較器又は演算増幅器
により構成してもよく、加熱停止手段を比較的安価に実
現できる。
【0028】また、前記自動車用空調制御装置におい
て、乗員に異常を知らせる異常報知手段を設けてもよ
く、これにより、乗員は異常発生時にその異常を知るこ
とができ、迅速な対応が可能となる。
て、乗員に異常を知らせる異常報知手段を設けてもよ
く、これにより、乗員は異常発生時にその異常を知るこ
とができ、迅速な対応が可能となる。
【図1】 本発明に係る空調制御装置の温度制御を行う
回路部の回路図。
回路部の回路図。
【図2】 従来の液体(温水)温度の制御回路の回路
図。
図。
【符号の説明】 11 第1の加熱停止回路 13 第2の加熱停止回路 15 遮断回路 17 異常表示回路 21 加熱器 C1,C2 比較器 H1 電気ヒータ I1 マイクロコンピュータ L1 リレー T1 温度検出器(サーミスタ)。
Claims (5)
- 【請求項1】 通電されることにより発熱し、暖房に用
いる液体を加熱する加熱手段と、 前記液体の温度を検出する温度検出手段と、 該温度検出手段による検出結果に基づいて、前記液体の
温度が第1の所定温度になったときに、前記加熱手段へ
の通電を遮断する第1の加熱停止手段と、 前記温度検出手段による検出結果に基づいて、前記液体
の温度が第2の所定温度になったときに、前記加熱手段
への通電を遮断する第2の加熱停止手段とを備えたこと
を特徴とする自動車用空調制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用空調制御装置
において、 前記第1の所定温度と、前記第2の所定温度とを同一温
度に設定したことを特徴とする自動車用空調制御装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の自動車用空調制御装置
において、 前記第1の所定温度を、前記第2の所定温度よりも低い
温度に設定したことを特徴とする自動車用空調制御装
置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1つ
に記載の自動車用空調制御装置において、 前記第1及び第2の加熱停止手段の一方はマイクロコン
ピュータから構成され、他方は比較器または演算増幅器
により構成されることを特徴とする自動車用空調制御装
置。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1つ
に記載の自動車用空調制御装置において、 前記液体の温度が第1の所定温度または前記第2の所定
温度になったときに、乗員に異常を知らせる異常報知手
段を設けたことを特徴とする自動車用空調制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10013866A JPH11208256A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 自動車用空調制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10013866A JPH11208256A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 自動車用空調制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11208256A true JPH11208256A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11845177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10013866A Pending JPH11208256A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 自動車用空調制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11208256A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105904975A (zh) * | 2015-02-23 | 2016-08-31 | 福特全球技术公司 | 使用电网电力调节电动车辆 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6118467U (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-03 | 株式会社山武 | ボイラ用温度調節器 |
| JPH01112689A (ja) * | 1987-10-27 | 1989-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器の過熱防止装置 |
| JPH09295508A (ja) * | 1996-05-07 | 1997-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動車用空調制御装置 |
-
1998
- 1998-01-27 JP JP10013866A patent/JPH11208256A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6118467U (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-03 | 株式会社山武 | ボイラ用温度調節器 |
| JPH01112689A (ja) * | 1987-10-27 | 1989-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器の過熱防止装置 |
| JPH09295508A (ja) * | 1996-05-07 | 1997-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動車用空調制御装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105904975A (zh) * | 2015-02-23 | 2016-08-31 | 福特全球技术公司 | 使用电网电力调节电动车辆 |
| CN105904975B (zh) * | 2015-02-23 | 2021-02-26 | 福特全球技术公司 | 使用电网电力调节电动车辆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040526 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |