JPH11208512A - 車両フードのはね上げ制御装置 - Google Patents

車両フードのはね上げ制御装置

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JPH11208512A
JPH11208512A JP10013064A JP1306498A JPH11208512A JP H11208512 A JPH11208512 A JP H11208512A JP 10013064 A JP10013064 A JP 10013064A JP 1306498 A JP1306498 A JP 1306498A JP H11208512 A JPH11208512 A JP H11208512A
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hood
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清孝 尾崎
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正次 大和田
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    • B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/34—Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
    • B60R21/38—Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians using means for lifting bonnets

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両フードに衝突物が片寄って衝突した場合
にも車両フードを均等にはね上げる等を可能とする。 【解決手段】 車両フード1を車体3側からアクチュエ
ータ31a,31bによりはね上げるはね上げ機構19
a、19bと、車速検出手段21と、歩行者等の衝突物
との衝突の有無及び衝突位置を検出する衝突検出手段2
3と、衝突物が車両フード1へ及ぼす負荷を検出する負
荷検出手段27と、車両フード1のはね上げを判別しア
クチュエータ31a,31bに作動指令を出力するコン
トローラ29とを備え、コントローラ29は、衝突検出
手段23が衝突物の衝突位置が車幅方向中央側ではなく
車幅方向左右いずれかに片寄っているとの信号を出力し
ているとき、衝突位置に応じた左右両側のいずれかのは
ね上げ機構19a、19bのアクチュエータ31a,3
1bに作動指令を出力することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行中の車両が歩
行者に衝突後、歩行者がはね上げられて車両フード上に
倒れ込む場合、歩行者の頭部が車両フード上面に二次衝
突する際の衝撃を吸収、緩和して歩行者を保護する車両
フードのはね上げ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両フードのはね上げ制御装置と
しては、図13(実開照49ー110432)や図14
(特開平7ー108902)に示すものがある。
【0003】図13に示す装置は、車両フード1の車幅
方向左右両側の後部側と車体3側との間にはね上げ機構
5が設けられており、歩行者がバンパー7に衝突したと
き、リンク9及びケーブル11を介し機械的にはね上げ
機構5を連動させ、車両フード1の後端をはね上げ、車
両フード1とエンジンルーム内蔵物とのクリアランスを
確保し、歩行者の頭部が車両フード1に当たっても衝撃
を吸収緩和できるようにしたものである。
【0004】また、図14に示す装置は、バンパーセン
サ13と、車両フード1に加わる下方向の入力に反応す
るフードセンサ15の双方の出力により歩行者との衝突
を判断し、車両フード1に内蔵されたエアバッグ17が
車両フード1上に展開し、歩行者を保護するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
の装置では、歩行者がバンパー7の車幅方向ほぼ中央付
近に衝突した場合、左右のはね上げ機構5が作動して車
両フード1のはね上げが行われ、歩行者が車両フード1
上に受けられて荷重が発生したとき、左右のはね上げ機
構5に均等に負荷が作用し、その負荷に打ち勝ちながら
車両フード1の左右を均等に上昇させることができる。
しかしながら、歩行者が車幅方向中央付近からずれ左右
いずれかに片寄って衝突した場合には、車両フード1上
に歩行者が受けられたとき負荷が片寄るため、片寄った
側と他方側とを左右同時に上昇させようとするには、大
型のはね上げ機構が必要となり大きなスペースをしめる
という問題がある。
【0006】また、図14の装置では、車両フード1が
はね上がるのではなく、車両フード1上にエアバッグ1
7を拡げるので上記のような問題はないが、各種信号に
より歩行者衝突を検出し、設定車速以下ではエアバッグ
17を作動させないが、それ以上では作動させるため、
中、高速走行中に前方走行車などからの落下物がバンパ
ー7及び車両フード1に当たった場合、エアバッグ17
が展開する可能性があるという問題があった。
【0007】そこで本発明は、歩行者が片寄って衝突
し、車両フードに働く負荷が片寄った場合でも、左右ほ
ぼ同時にはね上げ、或いは、片寄った側を他方側よりも
跳ね上げることのできる車輌フードのはね上げ制御装置
の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車体
前部に備えられた車両フードと車体側との間の複数箇所
に設けられ、該車両フードを車体側からはね上げる複数
のはね上げ機構と車両の車速を検出する車速検出手段
と、歩行者等の衝突物との衝突の有無及び衝突位置を検
出する衝突検出手段と、前記衝突物が前記車両フードへ
及ぼす負荷を検出する負荷検出手段と、前記車速検出手
段と衝突検出手段と負荷検出手段との信号から前記車両
フードのはね上げを判別し前記はね上げ機構に作動指令
を出力するコントローラとを備え、該コントローラは、
衝突物の衝突位置が前記車両フードに対して片寄ってい
るとき、衝突位置に応じて前記はね上げ機構に作動指令
を出力することを特徴とする。
【0009】従って、コントローラは、車速と歩行者等
の衝突の有無及び衝突位置と衝突物が車輌フードへ及ぼ
す負荷とによって車両フードのはね上げを判別し、はね
上げ機構へ作動指令を出力することができる。しかも、
衝突物の衝突位置が、車両フードに対して片寄っている
とき、衝突位置に応じたはね上げ機構へ作動指令を出力
することができる。これによって、衝突位置に応じて車
両フードをはね上げることができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の車両フ
ードのはね上げ制御装置であって、前記はね上げ機構
は、前記車両フードの車幅方向左右両側と車体側との間
に設けられていることを特徴とする。
【0011】従って、請求項1の発明の作用に加え、衝
突位置に応じた左右いずれかのはね上げ機構へ作動指令
を出力することができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1記載の車両フ
ードのはね上げ制御装置であって、前記はね上げ機構
は、前記車両フードの車幅方向左右両側及び前後両側と
車体側との間に設けられていることを特徴とする。
【0013】従って、請求項1の発明の作用に加え、衝
突位置に応じた前後左右いずれかのはね上げ機構へ作動
指令を出力することができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の車両フードのはね上げ制御装置であって、前
記コントローラは、前記衝突位置に応じて各はね上げ機
構に時間差を持って作動指令を出力することを特徴とす
る。
【0015】従って、請求項1〜3のいずれかの発明に
作用に加え、衝突位置に応じて、まず、いずれかのはね
上げ機構を作動させ、次に、時間差を持って他のはね上
げ機構を作動させるようにして車両フードをはね上げる
ことができる。
【0016】請求項5の発明は、請求項4記載の車両フ
ードのはね上げ制御装置であって、前記コントローラ
は、前記衝突物の衝突位置が前記車両フードに対して片
寄っているとき、衝突位置側のはね上げ機構へ先に作動
指令を出力し、時間差を設け、遅れて他のはね上げ機構
へ作動指令を出力することを特徴とする。
【0017】従って、請求項4の発明の作用に加え、衝
突位置側のはね上げ機構を作動させ、時間差をおいて他
のはね上げ機構を作動させるようにして車両フードをは
ね上げることができる。
【0018】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載の車両フードのはね上げ制御装置であって、前
記コントローラは、前記各はね上げ機構へ作動指令を出
力し、前記車両フードを均等にはね上げることを特徴と
する。
【0019】従って、請求項1〜5のいずれかの発明の
作用に加え、車両フードを衝突位置にかかわらず均等に
はね上げることができる。
【0020】請求項7の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の車両フードのはね上げ制御装置であって、前
記コントローラは、前記衝突物の衝突位置が片寄ってい
るとき、衝突位置に応じて前記はね上げ機構へ作動指令
を出力し、前記車両フードを傾斜させることを特徴とす
る。
【0021】従って、請求項1〜3のいずれかの発明の
作用に加え、衝突位置に応じてはね上げ機構を作動させ
車両フードを傾斜させてはね上げることができる。
【0022】請求項8の発明は、請求項3記載の車両フ
ードのはね上げ制御装置であって、前記コントローラ
は、前側のはね上げ機構へ作動指令を出力し、前記車両
フードを後傾斜させることを特徴とする。
【0023】従って、請求項3記載の発明の作用に加
え、車両フードを後傾斜させてはね上げることができ
る。
【0024】請求項9の発明は、請求項3記載の車両フ
ードのはね上げ制御装置であって、前記コントローラ
は、前後両アクチュエータへ作動指令を出力するとき、
前後のはね上げ機構に時間差を持って作動指令を出力す
ることを特徴とする。
【0025】従って、請求項3の発明の作用に加え、衝
突位置に応じて、時間差をおいて前後のはね上げ機構を
作動させるようにして車両フードをはね上げることがで
きる。
【0026】請求項10の発明は、請求項9記載の車両
フードのはね上げ制御装置であって、前記コントローラ
は、前記前側のはね上げ機構へ先に作動指令を出力する
ことを特徴とする。
【0027】従って、請求項9の発明の作用に加え、前
側のはね上げ機構を先に作動させるようにして車両フー
ドをはね上げることができる。
【0028】請求項11の発明は、請求項1〜10のい
ずれかに記載の車両フードのはね上げ制御装置であっ
て、前記はね上げ機構は、一端が車両もフード側に回転
自在に結合され、他端が車体側に回転自在に結合されて
作動指令によって伸長するアクチェータを備えたことを
特徴とする。
【0029】従って、請求項1〜10のいずれかの発明
の作用に加えアクチュエータの伸長により車両フードを
はね上げることができる。
【0030】請求項12の発明は、請求項1〜11のい
ずれかに記載の車両フードのはね上げ制御装置であっ
て、前記衝突検出手段は、車両前部のバンパーの車幅方
向中央と左右両側との3ヶ所に検出部が設けられている
ことを特徴とする。
【0031】従って、請求項1〜11のいずれかの発明
の作用に加え、歩行者等の衝突物の衝突位置を車幅方向
中央と左右両側の3ヶ所の検出によって正確に検出する
ことができる。
【0032】請求項13の発明は,請求項1〜12のい
ずれかに記載の車両フードのはね上げ制御装置であっ
て、前記負荷検出手段は、車両の加速度を検出する加速
度センサであることを特徴とする。
【0033】従って、請求項1〜12のいずれかの発明
の作用に加え、車両の加速度検出により、負荷を検出す
ることができる。
【0034】請求項14の発明は、請求項1〜13のい
ずれかに記載の車両フードのはね上げ制御装置であっ
て、前記コントローラは、前記車速検出手段が検出する
車速に上限及び下限を設定し、該設定範囲で前記アクチ
ュエータへ作動指令を出力することを特徴とする。
【0035】従って、請求項1〜13のいずれかの発明
の作用に加え、車速の上限と下限の設定範囲でのみアク
チュエータを作動させることができる。
【0036】請求項15の発明は、請求項4又は5又は
9又は10に記載の車両フードのはね上げ制御装置であ
って、前記コントローラは、前記時間差を、前記検出車
速が大きいほど、前記検出負荷が大きいほど、大きくす
ることを特徴とする。
【0037】従って、請求項4又は5又は9又は10の
発明の作用に加え、車速が大きいほど検出負荷が大きい
ほど一方側と他方側とのアクチュエータの時間差を大き
くすることができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明では、車速検出によって
車両が停止しているときにははね上げ機構が作動しない
ようにすることができ。また、走行中前方車両などから
の落下物などが車両フードへ衝突しても、はね上げ機構
が作動しないようにすることができる。更に、衝突位置
に応じたはね上げ機構の作動により、車両フードを衝突
位置に応じて的確にはね上げ、エネルギー吸収を行うこ
とができる。しかも、衝突位置からずれている側のはね
上げ機構は、作動しないか遅れて作動するため車両フー
ドを負荷が作用している衝突位置側と、負荷が直接的に
は作用しない反衝突位置側とをほぼ同等にはね上げるこ
と等ができるか、或いは、車両フードを衝突位置側から
反衝突位置側へ下降傾斜するように傾けることができ、
衝突物の衝突エネルギーを確実に吸収することができ
る。また、車両フードの衝突位置に応じたはね上げによ
りはね上げ機構の小型化を図ることもできる。
【0039】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、車幅方向左右側において車両フードの衝突位
置に応じたはね上げを行なうことができる。
【0040】請求項3の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、前後左右において車両フードの衝突位置に応
じたはね上げを行なうことができる。
【0041】請求項4の発明では、請求項1〜3のいず
れかの発明の効果に加え、各はね上げ機構が時間差を持
って作動することにより、衝突位置に応じて車両フード
を的確にはね上げることができる。従って、はね上げ機
構のねじれによって生じるかじり等による車両フードの
はね上げ不良を防止でき、車両フードに歩行者の頭部が
衝突したときのエネルギーを吸収緩和することができ
る。
【0042】請求項5の発明では、請求項4の発明の効
果に加え、衝突位置に応じて衝突物からの負荷が作用し
ている側と、衝突位置からずれ衝突物からの負荷が直接
は作用しない反衝突位置側との双方において、車両フー
ドを的確にはね上げることができる。
【0043】請求項6の発明では、請求項1〜5のいず
れかの発明の効果に加え、衝突位置に応じて衝突物から
の負荷が作用している側と、衝突位置からずれ負荷が直
接は作用しない側との双方において、車両フードを同等
にはね上げ、的確なエネルギー吸収を行なうことができ
る。
【0044】請求項7の発明では、請求項1〜3のいず
れかの発明の効果に加え、衝突位置に応じて車両フード
を傾斜させてはね上げることができ、車両フードを衝突
位置側から反衝突位置側へ下降傾斜するように傾けるこ
とができ、衝突物を車両フードで確実にとらえエネルギ
ー吸収を行うことができる。
【0045】請求項8の発明では、請求項3の発明の作
用に加え、車両フードを後傾斜させてはね上げることが
でき、衝突物を車両フードで確実にとらえエネルギー吸
収を行なうことができる。
【0046】請求項9の発明では、請求項3の発明の作
用に加え、車両フードを衝突位置に応じ、前後時間差を
もってはね上げることができ、確実なはね上げにより十
分なエネルギー吸収を行なうことができる。
【0047】請求項10の発明では、請求項9の発明の
効果に加え、衝突位置側において、まず、負荷が直接作
用する前側をはね上げ、次いで、時間差を持って後ろ側
をはね上げることによって前後同等にはね上げることが
でき、エンジンルーム内の内蔵物との十分なクリアラン
スを保つことができる。従って、車両フードで十分なエ
ネルギー吸収を行うことができる。
【0048】請求項11の発明では、請求項1〜10の
いずれかの発明の作用に加え、アクチュエータにより車
両フードを確実にはね上げ、十分なエネルギー吸収を行
なうことができる。
【0049】請求項12の発明では、請求項1〜11の
発明の効果に加え、3ヶ所の検出部によって衝突物が車
幅方向中央側、或いは、左右両側のいずれかに衝突して
いるのかを判別することができ、車両フードを的確には
ね上げることができる。
【0050】請求項13の発明では、請求項1〜12の
いずれかの発明の効果に加え、確実な負荷の検出により
確実なはね上げを行なわせることができる。
【0051】請求項14の発明では、請求項1〜13の
いずれかの発明の効果に加え、車速の設定範囲以外で
は、アクチュエータが作動せず、例えば、車両が停止し
ているときには、車両フードに荷重が作用しても車両フ
ードをはね上げないようにすることができる。また、高
速道路などを走行しているときにも車両フードをはね上
げないようにすることができる。
【0052】請求項15の発明では、請求項4又は5又
は9又は10のいずれかの発明の効果に加え、車速が大
きいほど検出負荷が大きいほど車両フードの衝突位置に
応じた側の負荷は大きく、衝突位置に応じた側のはね上
げ機構の作動スピードが遅くなるため、反衝突位置側の
はね上げ機構の作動をより大きく遅らせることによっ
て、衝突位置側と反衝突位置側をほぼ同等はね上げるこ
とができる。したがって、設定車速内では、子供から大
人まで車両フードに頭部が衝突した時のエネルギーを吸
収緩和することができる。
【0053】
【発明の実施の形態】(第一実施形態)図1は、本発明
の一実施形態にかかる自動車の斜視図である。図1にお
いて車両フード1は、エンジンルーム上部に設けられ、
エンジンルーム内にはエンジンなど内蔵物が配置されて
いる。車両フード1は、エンジンルームの点検などの為
に通常は後ろ側を支点にして前開きの構成となっている
が、歩行者保護のために車両フード1をはね上げる場合
には、後ろ側がはね上がる構造となっている。すなわ
ち、車両フード1の車幅方向左右後部両側と車体側との
間にはね上げ機構19a、19bが設けられている。
【0054】また、車両の車速を検出する車速検出手段
として車速センサ21が設けられ、歩行者等の衝突物と
の衝突の有無及び衝突位置を検出する衝突検出手段とし
てバンパースイッチ23がバンパー7内に配置されてい
る。更に、車両前後方向の加速度を計測して車両フード
1への負荷検出を行う加速度センサ27が設けられてい
る。
【0055】これら車速センサ21、バンパースイッチ
23、及び加速度センサ27の信号は、コントローラ2
9に入力されるようになっている。コントローラ29
は、これらの信号から車両フード1のはね上げを判別
し、前記はね上げ機構19a、19bに作動指令を出力
するようになっている。
【0056】前記バンパースイッチ23は、図2、図3
のようにバンパー7の車幅方向中央と左右両側との3ヶ
所に検出部としてスイッチ部23a、23b、23cが
設けられている。
【0057】前記はね上げ機構19a、19bは、それ
ぞれ同一構造に形成され、図4、図5のようにアクチュ
エータ31a、31bを備えている。アクチュエータ3
1a、bは、例えば、油圧シリンダ装置によって構成さ
れ、シリンダ33の下端の円筒部35が車体3側のブラ
ケット37に回転自在に軸支されている。また、ピスト
ンロッド39の上端の円筒部41が、車両フード1の左
右両側の後部下面に設けられたブラケット43に回転自
在に軸支されている。
【0058】図6は、第一実施形態の制御ブロック図で
ある。コントローラ29には、車速センサ21、バンパ
ースイッチ23、加速度センサ27の信号が入力され、
該コントローラ29は、後述する制御フローチャートに
基づきはね上げ機構19a、19bの各アクチュエータ
31a、31bを作動させ、車両フード1をはね上げ
る。
【0059】次に、図7の制御フローチャートを用いて
作用を説明する。
【0060】<歩行者が右側のバンパーに衝突した場合
>まず、ステップS1では、車速信号(例えば、トラン
スミッション出力軸やアクスルからの回転パルス信号)
を読み込む。
【0061】ステップS2では、車速Vが一定車速V
1、V2の範囲にあるか否かを判断する。車速Vが一定
値V1を下回る低速走行、例えば、車庫入れ、停止時等
の場合は、バンパー7に歩行者を含む障害物が当たる可
能性が比較的あり、且つ、車両フード1をはね上げる必
要のない状況であるのでスタートに戻る。この車速V1
は、目安として15〜20km/hである。従って、コ
ントローラ29は、検出する車速に下限を設けている。
【0062】更に、車速V2を上回る中高速走行、例え
ば、幹線道路や高速道路等の場合は、前走車からの落下
物等がバンパー7に当たって車両フード1がはね上がる
誤作動を防止する必要がある。また、車速V2を上回る
ときは、歩行者がバンパー7に衝突したとしても歩行者
はフードを飛び越え大きくはね上げられてフード1に衝
突しないため、いわゆるフード1をはね上げる必要のな
い状況であり、スタートに戻る。この車速V2は、目安
として50km/h以上である。従って、コントローラ
29は、検出する車速に上限を設けているステップS3
では、バンパー7への衝突の有無を判断する。バンパー
7に衝突していない場合はスタートに戻る。
【0063】ステップS4では、車両の前後加速度又は
衝突荷重を読み込む。
【0064】ステップS5でバンパー7の右側のスイッ
チ部23cがONと判断された場合、ステップS6で歩
行者がバンパー7の右側に衝突したと判断し、ステップ
S7でステップS4の結果である車速Vと前後加速度又
は衝撃荷重によりフード1の負荷を推定し、左後ろ側の
アクチュエータ31aの遅れ時間を算出する。
【0065】これは、歩行者衝突後、フード1に歩行者
の腰部が乗り始め、右側のアクチュエータ31bへの負
荷が同左31aよりも相対的に増大するためで、車速V
が早いほど、いわゆる車両フード1への負荷が大きいほ
ど、遅れ時間を長く設定し、ほぼ均等にフード1がはね
上がるようにしてある。
【0066】更に、同じ車速Vでも子供や大人のように
重量の異なる場合も車両フード1に歩行者の腰部が乗っ
たときの右のアクチュエータ31bへの負荷が同左31
aよりも増大するため、車両前後方向の加速度が大きい
ほど、いわゆるフード1への負荷が大きいほど、遅れ時
間を長く設定し、左右ほぼ均等に車両フード1がはね上
がるようにしてある。
【0067】なお、車両フード1への負荷検出は、車両
フード1又はバンパー7に設定され、歩行者の衝突位置
の検出を兼ねると共に、衝突荷重や変位を直接計測する
荷重又は変位計測センサなどで行うことも可能である。
【0068】次に、ステップS8では、右後ろ側のアク
チュエータ31bへ作動指令を出力する。
【0069】ステップS9では、ステップS7で求めた
作動遅れ時間左後ろ側のアクチュエータ31aへ作動指
令を出力する。
【0070】これにより車両フード1は、はね上げ機構
19a、19bの可動部である円筒部35、ブラケット
37、円筒部41、ブラケット43や、ピストンロッド
39等にねじり等を発生することなく、左右ほぼ同時に
設定高さまではね上がる。これにより、車両フード1と
エンジンルーム内蔵物とのクリアランスが確保され、そ
の後、歩行者の頭部が車両フード1上面に衝突したとき
のエネルギーを吸収緩和することができる。
【0071】このアクチュエータ31a,31bの発生
力、車両フード1の上昇高さ、及び車両フード1への負
荷変動の時系列変化を図8に示す。
【0072】上記作動によるアクチュエータ31a、3
1bの発生力、車両フード1の上昇高さ、及び、車両フ
ード1への時系列変化を図8に示している。
【0073】図8(a)は、歩行者をある車速ではねた
ときに歩行者に加わる衝撃力を示している。図8(b)
は、左後ろ側のアクチュエータ31aの発生力の変化を
示している。図8(c)は、車両フード1の左後ろ側の
上昇高さの変化を示している。図8(d)は、車両フー
ド1の左側の負荷の変化を示している。図8(e)は、
右後ろ側のアクチュエータ31bの発生力の変化を示し
ている。図8(f)は、車両フード1の右後ろ側の上昇
高さの変化を示している。図8(g)は、車両フード1
の右側の負荷の変化を示している。
【0074】図8(a)のように、歩行者をある車速で
はねたときに歩行者に加わる衝撃力のピークは3つ存在
している。最初のピークは、バンパー7に腰部が当たる
際の衝撃力である。次に、腰部が車両フード1前端に当
たり、更に、頭部が車両フード1に衝突したときの衝撃
力が発生する。衝撃力の発生のタイミングは、腰部から
頭部が当たるまでの時間t1が、約70msec、腰部
から頭部が当たるまでの時間t2は、約50msecで
ある。
【0075】歩行者は、右側位置に衝突しているため、
図8(e)のように、バンパー7に脚部が当たってから
腰部が車両フード1の前端に当たるまでに右後ろ側のア
クチュエータ31bに作動指令が出力される。車両フー
ド1の右側の負荷の変化は、同(g)のように上昇す
る。これによって、車両フード1の右後ろ側は同(f)
のように上昇高さを増し、腰部が車両フード1前端に当
たり、更に頭部が車両フード1に衝突するまでの間には
ね上げが完了する。
【0076】そして、遅れ時間t3後に左側後ろのアク
チュエータ31aに作動指令が出力され、アクチュエー
タ31aの発生力が同(b)のように変化する。車両フ
ード1の左側の負荷の変化は、同(d)のようにほとん
ど上昇しない。車両フード1の左後ろ側の高さは同
(c)ように上昇する。従って、車両フード1の左後ろ
側は、同右後ろ側と均等にはね上げが完了する。
【0077】〈歩行者が左側のバンパー7に衝突した場
合〉図7のフローチャートにおいて、ステップS10で
バンパー7の左側のスイッチ部23aがONした場合、
ステップS11で歩行者がバンパー7の左側に衝突した
と判断し、ステップS12でステップS4の結果である
車速Vと前後加速度、又は、衝撃荷重より車両フード1
の負荷を推定し、右後ろ側のアクチュエータ31bの遅
れ時間を算出する。
【0078】ステップS13では、左後ろ側のアクチュ
エータ31aに作動指令を出す。ステップS14では、
ステップS12で求めた作動遅れ時間後に右後ろ側のア
クチュエータ31bに作動指令を出力する。これによ
り、車両フード1は左右ほぼ均等にはね上がり、車両フ
ード1とエンジンルーム内の内蔵物とのクリアランスを
確保することができ、その後、歩行者の頭部が車両フー
ド1の上面に衝突したときのエネルギーを吸収、緩和す
ることができる。
【0079】〈歩行者がバンパー7の中央付近に衝突し
た場合〉図7のフローチャートのステップS5、及びス
テップS10において左右スイッチ部23b、23cが
ON、OFFにかかわらず中央のスイッチ部23aがO
Nした場合、ステップS15で歩行者がバンパー7の中
央付近に衝突したと判断し、ステップS16で左右両側
のアクチュエータ31a、31bに作動指令を出力す
る。これにより、車両フード1は左右ほぼ均等にはね上
がり、車両フード1とエンジンルーム内蔵物とのクリア
ランスを確保することができ、その後歩行者の頭部が車
両フード1の上面に衝突したときのエネルギーを吸収緩
和することアクチュエータの作動の時間差は、車両の速
度が速いほど、フードへの荷重が大きいほど大きくし、
フードがほぼ均等はね上がり所定の高さになるようにし
たことにより、子供から大人まで設定車速内では、車両
フード1に歩行者の頭部が衝突した時のエネルギーを吸
収、緩和することができる。
【0080】ができる。
【0081】また、衝突した側のアクチュエータのみ作
動させることにより歩行者の頭部が衝突するフード上面
を設定高さとすることによりはね上げ機構のかじり等に
よる車両フード1のはね上げ不良を防止でき車両フード
1に歩行者の頭部が衝突したときのエネルギーを吸収、
緩和することができる。
【0082】(第二実施形態)図9、図10は、本発明
の第二実施形態にかかり、図9は制御ブロック図、図1
0はフローチャートである。なお、第一実施形態と対応
する構成部分には同符号を付して説明し、重複した説明
は省略する。
【0083】本実施形態では、衝突が左右に片寄った場
合、左右いずれかのアクチュエータのみ作動するように
しているので、負荷を検出し遅れ時間を設定する必要が
なく、図6の制御ブロック図と比較して加速度センサ2
7を省略した構成となっている。
【0084】そして、図10のようにステップS1〜S
6、及びステップS10、S11、ステップS15にお
いて、バンパー7の左右側、或いは、中央側のいずれか
に衝突したかが判断され、右側に衝突したと判断されれ
ばステップS9により右側のアクチュエータ31bに作
動指令が出力される。左側に衝突したと判断されれば、
ステップS14により左側のアクチュエータ31bに作
動指令が出力される。中央側に衝突したと判断されれば
ステップS16で左右のアクチュエータ31a、31b
に作動指令が出力される。
【0085】すなわち、バンパー7の左右いずれかに片
寄って衝突した場合、左右いずれかのアクチュエータ3
1a、31bが作動し、車両フード1は、衝突位置側か
ら反衝突位置側へ下降傾斜するようにはね上げられるこ
とになる。この状態で、歩行者の頭部は、車両フード1
に衝突し、車両フード1とはね上げ機構19a又は19
bとによってエネルギーを吸収緩和するが、その後、歩
行者は、車両フード1の傾斜に沿って車幅方向中央側に
移動しやすくなる。これにより、車両フード1によって
歩行者を確実に受け止めることができ、確実にエネルギ
ーの吸収緩和を行うことができる。
【0086】(第三実施形態)図11、図12は、第三
実施形態にかかり、図11は制御ブロック図、図12は
フローチャートである。なお、第一実施形態と対応する
構成部分には同符号を付して説明し、また、重複した説
明は省略する。
【0087】本実施形態においては、車両フード1の車
幅方向左右両側の前後部側と車体側との間に各はね上げ
機構が設けられ、左後ろ側アクチュエータ31a、右後
ろ側アクチュエータ31bの他に、左前側アクチュエー
タ31c、右前側アクチュエータ31dが備えられてい
る。
【0088】そして、図12のようにステップS1〜ス
テップS6により歩行者がバンパー7の右側に衝突した
と判断された場合、ステップS7において遅れ時間の算
出が行われ、ステップS21において、まず、右前側ア
クチュエータ31dに作動指令が出力される。このとき
歩行者の腰部は、既に車両フード1に当たり始めてい
る。次に、ステップS22において、時間差を持たせ遅
れて右後ろ側アクチュエータ31bに作動指令を出力
し、車両フード1を右側から左側へ下降傾斜するように
はね上げる。
【0089】これによって、歩行者の頭部が車両フード
1と衝突したとき、車両フード1とはね上げ機構19b
とでエネルギーを吸収緩和するが、その後、歩行者は、
車両フード1の傾斜に沿って中央側へ移動し易くなり、
歩行者を車両フード1によって確実に捕らえ、エネルギ
ー吸収を行うことができる。
【0090】また、右側前後のアクチュエータ31d、
31bに時間差を持って作動指令を出力しているため、
歩行者の腰部が既に車両フード1に当たり初め、負荷が
作用している右前側のアクチュエータ31dによるはね
上げが遅れ、負荷の作用してない右後ろ側アクチュエー
タ31bによるはね上げが先行するというようなことが
なくなり、右側において前後均等にはね上げることがで
き、より確実なエネルギー吸収を行うことができる。
【0091】次に、ステップS1、S2、S3、S4、
S5、S10、S20により歩行者がバンパー7の左側
に衝突したと判断された場合に、ステップS12におい
て遅れ時間が算出され、ステップS23において左前側
アクチュエータ31cに作動指令が出力され、その後、
ステップS24において算出遅れ時間後、左後ろ側アク
チュエータ31aに作動指令が出力される。従って、左
側に片寄って歩行者が衝突した場合も、前記右側と同様
にエネルギーの吸収緩和を的確に行うことができる。
【0092】更に、ステップS1、S2、S3、S4、
S5、S10、S15により歩行者がバンパー7の中央
付近に衝突したと判断された場合は、ステップS16に
おいて左右後ろ側アクチュエータ31a、31bに作動
指令が出力され、車両フード1の後ろ側が均等にはね上
げられ、エネルギーを吸収緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を適用した自動車の斜視
図である。
【図2】本発明の第一実施形態にかかり、バンパースイ
ッチの車両前部配置状況の側面図である。
【図3】本発明の第一実施形態にかかり、バンパースイ
ッチの車両前部配置状況の正面図である。
【図4】本発明の第一実施形態にかかり、はね上げ機構
が作動した状態を示す側面図である。
【図5】本発明の第一実施形態にかかり、はね上げ機構
の要部側面図である。
【図6】本発明の第一実施形態にかかり、制御ブロック
図である。
【図7】本発明の第一実施形態にかかり、フローチャー
トである。
【図8】本発明の第一実施形態にかかり、車両フードの
上昇状況を説明するもので、(a)は、歩行者の衝撃力
変化のグラフ、(b)は、左後ろ側のアクチュエータ発
生力のグラフ、(c)は、車両フードの左後ろ側の上昇
高さのグラフ、(d)は、車両フードの左側の負荷のグ
ラフ、(e)は、右後ろ側のアクチュエータ発生力のグ
ラフ、(f)は、車両フードの右後ろ側の上昇高さのグ
ラフ、(g)は、車両フードの右側の負荷のグラフであ
る。
【図9】本発明の第二実施形態にかかる制御ブロック図
である。
【図10】本発明の第二実施形態にかかるフローチャー
トである。
【図11】本発明の第三実施形態にかかる制御ブロック
図である。
【図12】本発明の第三実施形態にかかるフローチャー
トである。
【図13】従来例にかかるはね上げ機構の説明図であ
る。
【図14】他の従来例にかかるはね上げ機構の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 車両フード 3 車体 7 バンパー 19a、19b はね上げ機構 21 車速センサ(車速検出手段) 23 バンパースイッチ(衝突検出手段) 23a,23b,23c スイッチ部(検出部) 27 加速センサ(負荷検出手段) 29 コントローラ 31a、31b、31c、31d アクチュエータ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部に備えられた車両フードと車体
    側との間の複数箇所に設けられ、該車両フードを車体側
    からはね上げる複数のはね上げ機構と、 車両の車速を検出する車速検出手段と、 歩行者等の衝突物との衝突の有無及び衝突位置を検出す
    る衝突検出手段と、 前記衝突物が前記車両フードへ及ぼす負荷を検出する負
    荷検出手段と、 前記車速検出手段と衝突検出手段と負荷検出手段との信
    号から前記車両フードのはね上げを判別し前記はね上げ
    機構に作動指令を出力するコントローラとを備え、 該コントローラは、衝突物の衝突位置が前記車両フード
    に対して片寄っているとき、衝突位置に応じて前記はね
    上げ機構に作動指令を出力することを特徴とする車両フ
    ードのはね上げ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両フードのはね上げ制
    御装置であって、 前記はね上げ機構は、前記車両フードの車幅方向左右両
    側と車体側との間に設けられていることを特徴とする車
    両フードのはね上げ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車両フードのはね上げ制
    御装置であって、 前記はね上げ機構は、前記車両フードの車幅方向左右両
    側及び前後両側と車体側との間に設けられていることを
    特徴とする車両フードのはね上げ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両フ
    ードのはね上げ制御装置であって、 前記コントローラは、前記衝突位置に応じて各はね上げ
    機構に時間差を持って作動指令を出力することを特徴と
    する車両フードのはね上げ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車両フードのはね上げ制
    御装置であって、 前記コントローラは、前記衝突物の衝突位置が前記車両
    フードに対して片寄っているとき、衝突位置側のはね上
    げ機構へ先に作動指令を出力し、時間差を設け、遅れて
    他のはね上げ機構へ作動指令を出力することを特徴とす
    る車両フードのはね上げ制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の車両フ
    ードのはね上げ制御装置であって、 前記コントローラは、前記各はね上げ機構へ作動指令を
    出力し、前記車両フードを均等にはね上げることを特徴
    とする車両フードのはね上げ制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両フ
    ードのはね上げ制御装置であって、 前記コントローラは、前記衝突物の衝突位置が片寄って
    いるとき、衝突位置に応じて前記はね上げ機構へ作動指
    令を出力し、前記車両フードを傾斜させることを特徴と
    する車両フードのはね上げ制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の車両フードのはね上げ制
    御装置であって、 前記コントローラは、前側のはね上げ機構へ作動指令を
    出力し、前記車両フードを後傾斜させることを特徴とす
    る車両フードのはね上げ制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項3記載の車両フードのはね上げ制
    御装置であって、 前記コントローラは、前後両アクチュエータへ作動指令
    を出力するとき、前後のはね上げ機構に時間差を持って
    作動指令を出力することを特徴とする車両フードのはね
    上げ制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の車両フードのはね上げ
    制御装置であって、 前記コントローラは、前記前側のはね上げ機構へ先に作
    動指令を出力することを特徴とする車両フードのはね上
    げ制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の車
    両フードのはね上げ制御装置であって、 前記はね上げ機構は、一端が車両フード側に回転自在に
    結合され、他端が車体側に回転自在に結合されて作動指
    令によって伸長するアクチェータを備えたことを特徴と
    する車両フードのはね上げ制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の車
    両フードのはね上げ制御装置であって、 前記衝突検出手段は、車両前部のバンパーの車幅方向中
    央と左右両側との3ヶ所に検出部が設けられていること
    を特徴とする車両フードのはね上げ制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載の車
    両フードのはね上げ制御装置であって、 前記負荷検出手段は、車両の加速度を検出する加速度セ
    ンサであることを特徴とする車両フードのはね上げ制御
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれかに記載の車
    両フードのはね上げ制御装置であって、 前記コントローラは、前記車速検出手段が検出する車速
    に上限及び下限を設定し、該設定範囲で前記アクチュエ
    ータへ作動指令を出力することを特徴とする車両フード
    のはね上げ制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項4又は5又は9又は10に記載
    の車両フードのはね上げ制御装置であって、 前記コントローラは、前記時間差を、前記検出車速が大
    きいほど、前記検出負荷が大きいほど、大きくすること
    を特徴とする車両フードのはね上げ制御装置。
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