JPH11208741A - クーラーボックス - Google Patents

クーラーボックス

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JPH11208741A
JPH11208741A JP1413898A JP1413898A JPH11208741A JP H11208741 A JPH11208741 A JP H11208741A JP 1413898 A JP1413898 A JP 1413898A JP 1413898 A JP1413898 A JP 1413898A JP H11208741 A JPH11208741 A JP H11208741A
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雅也 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手を汚すことなく容易に排水可能なクーラー
ボックスを提供する。 【解決手段】 このクーラーボックスの水抜部10は、
本体部2の貫通孔6に挿通された筒体11と、筒体11
に対して一操作で閉塞可能な栓部12と、背板13と、
背板13の状部に上端が揺動可能に連結された支持部1
4とを有している。排水時に、栓部12を筒体11から
取り外すと、支持部14が栓部12を上方に揺動し、排
水溝100から排出される排水が栓部12にかかってし
まうのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚等を収納し保冷
するクーラーボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクーラーボックスは、従来のクー
ラーボックスは、箱形の本体部と、本体部状部に開閉可
能に設けられた蓋部とを有している。本体部は、例え
ば、発砲ポリウレタン製断熱素材を含むポリプロピレン
で形成され、側壁面下部に貫通孔を有している。また、
蓋部は、本体部同様に発砲ポリウレタン製断熱材を含む
ポリプロピレン製部材で形成されている。そして、本体
部の貫通孔には、水抜部が設けられており、この水抜部
は、貫通孔に貫通されて固定され内周面に雌ネジ部が形
成された筒体と、筒体の雌ネジ部に螺合可能な栓部材と
を有している。
【0003】このクーラーボックスは、氷と共に魚等を
入れて使用される。この際、本体部及び蓋部が有する断
熱効果により、内部の温度を低く保つことができ、内部
に収納した魚等が保冷される。また、本体内に収納した
氷が溶けてできた水は、水抜部から排出可能になってい
る。この水抜き部は、栓部材を筒体にネジ込んで筒体を
閉塞させるものである。また、この栓部材にはT字型に
形成され湾曲可能な脱落防止部材が連結されている。そ
して、脱落防止部材は筒体内を通ってT字部分が本体部
に引っかけられている。
【0004】このクーラーボックスでは、本体内に溜ま
った水を抜き取る際には、栓部材を回転させてはずし
て、筒体から水を外部に放出する。この際、脱落防止部
材が筒体から取り外した栓部材が脱落して紛失してしま
うのを防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のクーラーボック
スでは、栓部材を筒体から取り外して排水する際、栓部
材は脱落防止部材により筒体の排水溝からぶら下がった
状態になる。このため、排水が栓部材にかかり、栓部材
が汚れてしまう場合がある。また、目的の場所に排水を
導けない場合がある。さらに、この栓部材はユーザが手
で回して筒体に取り付けたり取り外したりするものであ
り、栓部材に排水がかかって汚れてしまうと、ユーザの
手も汚れてしまう。特に、魚とともにクーラー本体部に
入れた氷が溶けだした水は魚臭が激しい。
【0006】本発明の課題は、手を汚すことなく容易に
排水可能なクーラーボックスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1にかかるクーラー
ボックスは、保冷のためのクーラーボックスであって、
側壁下部に設けられた貫通孔を有する本体部と、貫通孔
に配置され、貫通孔を塞いで本体部内に溜まった水等の
流出を抑える閉塞姿勢と、上方に回動して本体部内に溜
まった水等の流出を可能にする開放姿勢との二つの姿勢
をとり得る水抜栓とを備えている。
【0008】この場合には、通常の使用時では、水抜栓
が貫通孔を塞いた塞閉姿勢をとり、クーラーボックス本
体内の水の流出を抑えている。そして、排水時には、水
抜栓が閉塞姿勢から上方に回動し、貫通孔から排水可能
な開放姿勢をとる。排水時に水抜栓が、上方に回動する
ので、貫通孔からの排水が水抜栓にひかかってしまうこ
となく水抜栓は汚れない。
【0009】発明2にかかるクーラーボックスは、発明
1のクーラーボックスであって、水抜栓は、貫通孔に挿
通された筒体と上方に回動可能でかつ筒体にロック可能
な栓部とを有している。この場合には、通常の使用時に
は、栓部が貫通孔に挿通された筒体を閉塞した姿勢をと
るとともに、栓部は筒体にロックされる。この結果、例
えば、運搬時などにおいて、栓部が誤って開放姿勢にな
り、本体部内の水が流出してしまうのを防止できる。ま
た、排水時には、栓部が閉塞姿勢から上方に回動して開
放姿勢をとり、栓部に排水がかかってしまうのを防止す
る。
【0010】発明3にかかるクーラーボックスは、発明
1または発明2のクーラーボックスであって、水抜部は
下方に伸びた延出板をさらに有している。この場合に
は、排水時において、水抜部の延出板が排水の上方に位
置して、排水が上方に跳ね上がるのを抑える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。図1に示すように、クーラーボックス1
は、箱形の本体部2と、蝶番(図示せず)によって開閉
可能なように本体部2の上部に設けられている蓋部3
と、蓋部3を本体部2に密閉し固定するフック4と、本
体部2に回動可能に装着されているハンドル5とを有し
ている。
【0012】ハンドル5は、本体部2の左側面2bと右
側面2dにビス(図示せず)等を用いて固定され、本体
部2の前側面2aから背側面2c方向に回動可能となっ
ている。このハンドル5はユーザがクーラーボックスを
持ち運ぶ場合に把持する部分である。本体部2は、内部
に空間を有し魚等を保存するものであり、断熱効果を必
要とするので、表面壁となる1対のポリプロピレン製の
部材の間に発砲ポリウレタン製断熱材(図示せず)を内
包する3層構造である。また、本体部2の側壁面下部に
は、貫通孔6が設けられおり、この貫通孔6には水抜部
10が設けられている。
【0013】図2に示すように、水抜部10は、本体部
2の貫通孔6に挿通された筒体11と、筒体11に対し
て一操作で閉塞可能な栓部12と、クーラーボックス本
体部2の貫通孔6付近の側面に固定された背板13と、
背板13の上部に上端部が揺動可能に連結された支持部
14とを有している。そして、栓部12はこの支持部1
4に回転可能に支持されており、支持部14とともに上
方に揺動可能になっている。
【0014】筒体11は、図2及び図3に示すように、
内部に排水路100を有する筒状部材であり、本体部2
の貫通孔6を貫通するようにはめ込まれている。筒体1
1は、軸方向中央付近からクーラーボックス内面側(図
2の左側;以下、ボックス内方向という)にかけて外径
がやや小径に形成されており、小径に形成された部分と
他の部分との間に係止段11bが形成されている。ま
た、筒体11のボックス内方向端部の外周面には雄ネジ
部11aが形成されており、クーラーボックス外方側
(図2の右側;以下、ボックス外方向という)端部付近
には他の部分より径の大きいフランジ11cが形成され
ている。このフランジ11cには、図4に示すように、
一対の切欠き11dが設けられている。
【0015】なお、図4は、図3に示す筒体11をボッ
クス内方向(図3の右方)から見た図である。さらに、
筒体11の外周部の一部には、軸方向に所定の長さを有
する1対の係止部11eが突出して形成されている。こ
の係止部11eは、本体部2の貫通孔6に係止された係
止用の切欠き(図示せず)及び背板13に形成された係
止用の切欠き13b(図5を参照)に係止しており、こ
れにより、筒体11の回止めを実現している。
【0016】また、筒体11のフランジ11cにおける
ボックス内方向の面には、切欠き11dから反時計回り
に所定の角度で傾斜面11f(図4の斜線で示す部分)
が形成されている。この傾斜面11fは、時計回りに徐
々にその厚みが薄くなっている。この筒体11は、雄ネ
ジ部11aがボックス内方向に位置するように雄ネジ部
11a側から貫通孔6に差し込まれる。そして、雄ネジ
部11aと螺合可能なナット15がクーラーボックス内
部に配置され、これらを締め込めこんで、本体2の側壁
2b及び背板13を挟むようにして固定されている。こ
の際、ナット15とクーラーボックスの本体部2との間
には、ゴム製のパッキン16が配置される。
【0017】背板13は、図2及び図5に示すように、
中央に孔41が形成された矩形の板状部材であって、上
部の左右には一対の揺動支持部40が軸方向に突出して
設けられている。孔41の周縁は孔41に沿って所定の
深さに切り欠かれており、この切り欠かれた部分が筒体
11の係止段11bと係止する係止部13aとなってい
る。また、孔41の内周面には、対向するように形成さ
れた1対の係止用の切欠き13bが形成されており、こ
の切欠き13bに筒体11の係止部11eが係止してい
る。揺動支持部40は、内支持部40aと外支持部40
bとを有しており、それぞれシャフト20が貫通可能な
軸穴40cが形成されている。この揺動支持部40は、
後に詳しく説明する支持部14の上端部が揺動可能に連
結される。そして、この背板13は、孔41に筒体11
が挿通され係止部13aが筒体11の係止段11bに係
止した状態で、クーラーボックス本体部2の側壁2bに
固定されている。
【0018】栓部12は、図2及び図7に示すように、
筒体11のボックス外方向端部に係止可能な蓋付き円筒
形部材である。なお、図7は栓部12をボックス内方向
から見た図である。栓部12のボックス内方向端部に
は、中心方向に突出した一対の突出部60が設けられて
おり、突出部60と軸方向において所定の間隔をあけた
ボックス外方向の内周面には複数の小突起部61が設け
られている。ここでは、突出部60が筒体11のフラン
ジ11cに係止し、パッキン17が筒体11の排水路1
00の開口部に密着することで、排水路100が閉じら
れる。また、小突起部61と栓部12のボックス外方向
の内底面との間には、円盤状のゴム製パッキン17が配
置されている。
【0019】また、栓部12は、ボックス外方向底面に
設けられボックス外方向に突出した複数の突起12a
と、ボックス外方向底面の中央付近に設けられた貫通孔
12bと、ボックス外方向底面に設けられ筒体11のボ
ックス外方向端面と合致するようにボックス内方向に突
出した環状の凸部12cとを有している。この凸部12
cが栓部12を筒体11に固定した際に、パッキン17
を筒体11のボックス外方向端面に押し付けて、密着性
を向上させる。
【0020】支持部14は、図2及び図6に示すよう
に、矩形の板状の部材であって、中央部に孔51を有す
るとともに、上部の左右には1対の揺動支持部50が軸
方向に沿ってボックス内方向に突出して設けられてい
る。また、その(株)は背板13の下端よりも下方に延
びて設けられている。揺動支持部50は、一対の内支持
部50aと、各内支持部50aの左右両側に所定の間隔
を隔てて設けられた一対の外支持部50bとからなる。
この揺動支持部50にはそれぞれシャフト20が貫通可
能な軸穴50cが形成されており、各支持部50a,5
0bは背板13の各支持部40a,40bと交互になる
ように組み合わされて、シャフト20が貫通している。
【0021】ここで、シャフト20と各揺動支持部4
0,50の孔40c,50cとの間には、隙間が空くよ
うに形成されており、支持部14及びこの支持部14に
装着された栓部12とツマミ部19とが筒体11に対し
て軸方向に移動可能になっている。また、栓部12は支
持部14の孔51に対して、所定の角度範囲で回転可能
に装着されている。詳しくは、栓部12がボックス内方
向から挿入された状態で支持部14の孔51に配置され
る。この栓部12の孔12bにはビス18が貫通してボ
ックス外方向に突出している。そして、このビス18の
先端部がツマミ部19のボックス内方向側の面の中央部
に形成されたネジ穴19aに螺合し、栓部12とツマミ
部19とが固定されている。従って、このツマミ部19
の回転とともに、栓部12が支持部14に対して回転可
能になっている。
【0022】このように構成されたクーラーボックスで
は、栓部12を筒体11に締め込んで排水路100を閉
じる場合、図8に示すように、栓部12の突出部60を
筒体11のフランジ11cの切欠部11dに合わせてボ
ックス内方向に押し込んだ後、ツマミ部19を時計回り
方向に回転させ、突出部60をフランジ11cに係止さ
せる。このとき、突出部60はフランジ11cの傾斜面
11f(図8に波線で示す領域)に沿って回転する。傾
斜面11fは、時計回りに回転するに従って厚みが厚く
なっており、回転に従って栓部12及びツマミ部19は
支持部14とともにボックス内方向に移動する。これに
より、パッキン17が栓部12の凸部12cにより筒体
11の外側端面に圧接され、筒体11と栓部12との隙
間からクーラーボックス本体2内の水が液漏れするのを
抑えている。
【0023】なお、前述のように、各揺動支持部40,
50の孔40c,50cとシャフト20との間には隙間
が設けられているので、栓部12,ツマミ部19及び支
持部14は、栓部12の突出部60が筒体11のフラン
ジ11cに係止した後も、筒体11に対して軸方向に移
動可能である。また、栓部12を取り外して排水路10
0を開放する場合は、排水路100を閉じる場合と逆
に、ツマミ部19を半時計回りに回転させて、突出部6
0をフランジ11cの切欠部11dへ移動させ、栓部1
2を筒体11から取り外す。
【0024】排水時にクーラーボックス本体を排水路1
00側へ傾けると、栓部12及びツマミ部19は支持部
材14とともに、図2の2点鎖線で示すように、上方に
揺動する。この際、支持部14の下端は下方に長く延伸
しているので、排水路100から流出する水等が跳ね上
がるのを抑える。以上のように、このクーラーボックス
では、支持部14が取り外された栓部12を支持しつつ
上方へ揺動させるので、取り外した排水が栓部12に直
接かからず、手を汚すことなくクーラーボックス内に溜
まった水を排水できる。また、取り外した栓部12を紛
失してしまうこともない。
【0025】また、栓部12は筒体11にロック可能で
あり、運搬時に誤ってはずれてしまうこともない。さら
に、支持部14の下端が下方に延伸しているので、排水
が跳ね上がって栓部12が汚れてしまうのも防止でき
る。 [他の実施形態](a)背板13と支持部材14との間
に支持部材14を上方に回動させる方向に付勢するバネ
等の付勢手段を設けてもよい。
【0026】この付勢手段を設けることで、栓部12を
筒体11から取り外した場合、栓材12が自動的に上方
に回動し、手を汚すことなく排水作業がより容易にな
る。
【0027】
【発明の効果】本発明にかかるクーラーボックスによれ
ば、取り外した栓部が上方に回動するので、栓部に排水
がかかることなく、手を汚さずに排水作業を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用したクーラボック
スの全体図。
【図2】図1の水抜部10付近の拡大断面図。
【図3】筒体11の側面図。
【図4】筒体11の正面図。
【図5】背板13の正面図。
【図6】支持部14の正面図。
【図7】栓部12の正面図。
【図8】筒体11の正面図における、突出部60の移動
を示した図。
【符号の説明】
2 本体部 10 水抜部 11 筒体 12 栓部 13 背板 14 支持部 19 ツマミ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保冷のためのクーラーボックスであって、 側壁下部に設けられた貫通孔を有する本体部と、 前記貫通孔に配置され、前記貫通孔を塞いで前記本体部
    内に溜まった水等の流出を抑える閉塞姿勢と、上方に回
    動して前記本体部内に溜まった水等の流出を可能にする
    開放姿勢との二つの姿勢をとり得る水抜栓とを備えたク
    ーラーボックス。
  2. 【請求項2】前記水抜栓は、前記貫通孔に挿通された筒
    体と上方に回動可能でかつ前記筒体にロック可能な栓部
    とを有している、請求項1に記載のクーラーボックス。
  3. 【請求項3】前記水抜栓は下方に伸びた延出板をさらに
    有している、請求項1または2に記載のクーラーボック
    ス。
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