JPH11210665A - 液化ガス用ポンプ装置 - Google Patents
液化ガス用ポンプ装置Info
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- JPH11210665A JPH11210665A JP1660198A JP1660198A JPH11210665A JP H11210665 A JPH11210665 A JP H11210665A JP 1660198 A JP1660198 A JP 1660198A JP 1660198 A JP1660198 A JP 1660198A JP H11210665 A JPH11210665 A JP H11210665A
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
により、軸受摩耗量を監視できる構造とし、点検作業の
簡略化によるコスト低減、及び異常摩耗等による運転中
の突発的な玉軸受の故障を検知する等、信頼性の向上を
図れる液化ガス用ポンプ装置を提供すること。 【解決手段】液化ガスを吸い込み吐出する液化ガス用ポ
ンプ装置は、ポンプ軸5Aと、該ポンプ軸5Aを回転駆
動する駆動部と、ポンプ軸5Aに沿って駆動部よりも下
方の位置に設けられ吸い込んだ液化ガスを昇圧する羽根
車5Cと、羽根車5Cで昇圧した液化ガスを吐出する吐
出穴と、ポンプ軸5Aを支持する軸受等からなり、この
前記ポンプ装置における前記軸受部近傍等に、軸受摩耗
センサー5Jを設置したものである。
Description
装置に係わり、特に液化天然ガス等の液化ガスを貯蔵す
る液化ガス用ポンプ装置に関する。
化ガス用ポンプ装置には、例えば、液化ガスタンク内で
用いられる、タンク内蔵式の液化ガスタンク用潜没ポン
プ装置があり、このような液化ガス用ポンプ装置では、
従来、例えば特開平8−296586に示されるよう
に、静圧軸受および補助用の玉軸受が採用されている。
置について、液化ガスタンク用潜没ポンプ装置を例とし
て、図8を用いて説明する。
ンク1の天井板、そして、2は前記液化ガスタンク1内
に垂下された揚液管である。この液化ガスタンク1内に
垂下された揚液管2の下端には、吸込弁3が取り付けら
れ、この揚液管2の座面4には、前記の液化ガスタンク
用潜没ポンプ本体5が設置されており、6は、前記潜没
ポンプ本体5の外周に設けられた複数の吐出口である。
また、揚液管2の頂部には、ポンプ吊上機構を備えたヘ
ッドプレート7が設けられ、8は吊り上げ用ワイヤであ
り、9は給電ケーブルであり、10は巻き上げ機であ
る。
は、前記液化ガスタンク1の天井板1Aから鉛直に垂下
された揚液管2の内部に、前記ヘッドプレート7から、
前記吊り上げ用ワイヤ8によって、例えば深さ50m程
度にまで吊り下げられて、前記揚液管2の下部の前記座
面4に着座して設置される。
体5には、給電ケーブル9によって電源が供給されてお
り、ポンプの運転が開始されると、液化ガスは吸込弁3
から吸い込まれ、昇圧されてポンプ吐出口6から吐出さ
れ、図中に矢印で示すように、前記揚液管2内を上昇し
て吐出管11に送り出される。
して、図9に示す液化ガスタンク用潜没ポンプ本体図に
より説明する。
は、ポンプ回転軸5Aに、吸込性能向上のために取り付
けられたインデューサ5B、複数の羽根車5C及びサブ
マージドモータロータ5Dが固定され、これらは一体型
構造であり、一体となって回転するようになっている。
また、このポンプ回転軸5A、インデューサ5B、複数
の羽根車5C、サブマージドモータロータ5Dは、軸受
寿命が長く、制振性に優れた自液潤滑される静圧軸受
(上静圧軸受5E、中静圧軸受5F、下静圧軸受5G)
によって、半径方向に支持されている。また、上静圧軸
受5Eと中静圧軸受5Fには、ポンプ起動・停止時の補
助用軸受として、玉軸受(上玉軸受5H、中玉軸受5
I)を設けている。この上玉軸受5Hは、内輪5H1を
ポンプ回転軸5Aに固定し外輪5H2側にギャップをも
たせる設置方法と、外輪5H2をハウジング5L1に固
定し内輪5H1側にギャップをもたせる設置方法があ
る。また、中玉軸受は、内輪5I1をポンプ回転軸5A
に固定し外輪5I2側にギャップをもたせる設置方法
と、外輪5I2をハウジング5L2に固定し内輪5I1
側にギャップをもたせる設置方法がある。図9は上、中
玉軸受共に、内輪をポンプ回転軸5Aに固定した場合で
ある。
に固定する方法を取った場合、ポンプが通常運転の状態
(揚液管2がポンプ吐出液で満たされている状態)で
は、玉軸受5H、5Iの代わりに静圧軸受5E、5F、
5Gが働くように、例えば特公昭61−5558号公報
に示されるようなバランスディスク等からなる軸スラス
ト平衡装置5Mが構成されている。これにより、ポンプ
通常運転状態では軸スラスト平衡装置5Mの機能によ
り、ポンプ回転軸5Aが軸方向へ遊動し、中玉軸受5I
はハウジング5L2から離脱浮上し、中玉軸受5Iに負
荷されるスラスト荷重はゼロとなる。しかし、ポンプ5
を起動した場合、吐出液で揚液管2内が満たされるまで
の数分間は、ポンプ5は、所定の吐出圧力よりかなり低
い吐出圧力で運転される。この数分間は、液を押し上げ
るだけのわずかな吐出圧力だけで充分なためである。こ
のため、軸スラスト平衡装置5Mは機能せず、ポンプ回
転体の重量や、羽根車5Cの下向きの推力といった大き
なスラスト荷重が中玉軸受5Iに負荷される。特に、ポ
ンプの大容量化等によって、揚液管2の大口径化がなさ
れた場合、ポンプ5を起動してから液が揚液管2を満た
すまでに要する時間がさらに延長し、それに伴い、スラ
スト荷重が中玉軸受5Iに加わる時間も長くなり中玉軸
受5Iの寿命も短くなる。また、前記の起動時の数分間
は、ポンプ5の吐出圧力が小さいために、静圧軸受5
E、5F、5Gの軸受効果が小さく、回転軸5Aは静圧
軸受と回転軸との隙間一杯に振れ廻る。これらの状態が
組み合わさると、回転軸5Aは、中軸受部を中心として
振れ廻るような歳差運動を行う。この歳差運動の状態で
は、多大なスラスト荷重を回転軸が傾いた状態で受ける
ため、中玉軸受5Iに不安定な荷重がかかる状態とな
り、前記中玉軸受5Iの摩耗をさらに増加させ、軸受寿
命が低下する。従来は、軸受状態及び寿命を判断するた
め、定期点検等を行い、分解確認する方法を取ってお
り、異常摩耗等による運転中の突発的な玉軸受の故障等
が発生する場合があった。
プ装置における軸受状態、軸受寿命は判断されていた
が、点検作業の簡略化によるコスト低減等を図るため、
ポンプ装置軸受部の状態管理を容易にすることが要求さ
れる。
するセンサー(以下“軸受摩耗センサー”とする)を設
けることで、ポンプ装置の状態管理を容易にし、異常摩
耗等による運転中の突発的な玉軸受の故障を検知する
等、信頼性の高い、安定運転が可能なポンプ装置を提供
することを目的とする。
吸い込み吐出する、ポンプ軸と、該ポンプ軸を回転駆動
する駆動部と、ポンプ軸に沿って駆動部よりも下方の位
置に設けられ吸い込んだ液化ガスを昇圧する羽根車と、
羽根車で昇圧した液化ガスを吐出する吐出穴と、ポンプ
軸を支持する軸受等を有する液化ガス用ポンプ装置にお
いて、該ポンプ装置回転体、固定体間の、軸受の摩耗に
よる距離の変化を検出するセンサーを設置する、ことに
よって達成される。
動時、液化ガスが揚液管を満たし所定の吐出圧力とな
り、スラスト平衡装置が作用するまでの数分間補助軸受
に負荷される、スラスト荷重による玉軸受の摩耗量を検
知し、軸受の状態を監視することで、異常摩耗等による
運転中の突発的な玉軸受の故障を検知し、信頼性の向上
を図ると共に、点検作業の簡略化によるコスト低減を図
ることができる。
面を参照しながら、詳細に説明する。
9で説明した液化ガスタンク用潜没ポンプ装置に本発明
を適用した場合のポンプ本体断面図である。また、図2
は図1に示すポンプ本体の中軸受部分の拡大図であり、
図3から図7は、本発明の各種の実施例として、図8、
図9で説明した液化ガスタンク用潜没ポンプ装置に本発
明を適用した場合の図であり、図3、図4はポンプの中
軸受部の断面図、図5はポンプの上軸受部の断面図、図
6は回転軸の上端部の断面図、図7は回転軸の下端部の
断面図である。図中、図8及び図9と同一符号のもの
は、従来技術と同等部分であり、図1には示していない
が、図8と同じように液化ガスタンク、吐出管等が存在
することは云うまでもない。
没ポンプ装置は、液化ガスタンク内に垂下された揚液管
2と、揚液管2の底部座面4に設置されたポンプ本体5
からなる。揚液管の底部には、吸込弁3が取り付けら
れ、ここより液化ガスを吸い込み、前記ポンプ本体5の
外周に設けられた複数の吐出口6から溶液管2内部に吐
出される。ポンプ本体5の構造は、ポンプ回転軸5A
に、インデューサ5B、複数の羽根車5C及びサブマー
ジドモータロータ5Dが固定され、これらは一体型構造
であり、一体となって回転するようになっている。ま
た、このポンプ回転軸5Aは、自液潤滑される静圧軸受
(上静圧軸受5E、中静圧軸受5F、下静圧軸受5G)
によって、半径方向に支持されている。また、上静圧軸
受5Eと中静圧軸受5Fには、ポンプ起動・停止時の補
助用軸受として、玉軸受(上玉軸受5H、中玉軸受5
I)を設けている。中軸受付近の拡大図を図2に示す。
軸5Aと固定する方法を取った場合、ポンプが通常運転
の状態では、軸スラスト平衡装置5Mによるポンプ回転
軸5Aの軸方向への遊動により、中玉軸受5Iはハウジ
ング5L2から離脱(浮上)し、中玉軸受5Iに負荷さ
れるスラスト荷重はゼロとなる。しかし、ポンプ5を起
動した場合、吐出液で揚液管2内が満たされるまでの数
分間は、ポンプ5は、所定の吐出圧力よりかなり低い吐
出圧力で運転されるため、軸スラスト平衡装置5Mは機
能せず、ポンプ回転体の重量や、羽根車5Cの下向きの
推力といった大きなスラスト荷重が中玉軸受5Iに負荷
される。
明する。図2に、中軸受部に軸受摩耗センサー5Jを設
置した例を示す。尚、図2は中玉軸受5Iの内輪5I1
を、ポンプ回転軸5Aと固定する方法を取った場合であ
る。軸受摩耗センサー5Jは、飛散防止カラー5Mとセ
ンサー5Jとの距離を測定し、これより軸受の摩耗量を
算出する。軸受摩耗が進むと、ポンプ停止時、回転軸5
Aに固定されている玉軸受内輪5I1には、ポンプ回転
体の重量等が加わるため、図3に示すように、外輪5I
2よりも玉の摩耗量に応じて低く沈み込む。これにより
カラー5M、センサー5J間の距離も狭まり、この変化
量から軸受の摩耗量を知ることができる。
をハウジング5L2と固定する方法を取った場合であ
る。同様に内輪5I1の沈み込む量、すなわちカラー5
Mとセンサー5Jとの距離の変化を測定することで、軸
受摩耗量を知ることができる。
5I1をポンプ回転軸5Aと固定する設置方法及び、外
輪5I2をハウジング5L2に固定する設置方法のどち
らにも適用可能である。
めに飛散防止カラー5Mを利用しているが、前記実施例
における軸受摩耗量測定の考え方であれば、平板等を利
用しても良い。また、これらのカラー、平板等は、設置
すべき箇所にボルト等で固定しても良いし、設置すべき
部品と一体として製作しても良い。図2に示す例に沿っ
て言えば、カラー5Mは、玉軸受内輪5I1や回転軸5
Aに設置しても良いし、玉軸受内輪5I1や回転軸5A
と一体として製作しても良い。
に、ポンプ回転体と固定体の軸方向の距離が測定できる
所であれば良い。図5に軸受摩耗センサー5Jを上軸受
部に設置した例を示す。摩耗が進むと、ポンプ停止時、
回転体は摩耗量に応じて沈降する。このため、図5にお
けるカラー5Kとセンサー5Jの距離が広がり、この変
化量から軸受の摩耗量を知ることができる。尚、先に述
べたように、上玉軸受5Hは、内輪5H1をポンプ回転
軸5Aに固定する設置方法と外輪5H2をハウジング5
L1に固定する設置方法がある。図5はこの前者である
が、前記の中玉軸受5Iの例と同様、本発明はどちらの
設置方法にも適用可能である。
端部に設置した例を示す。前記のように回転体が沈降す
ると、図6における回転軸5Aとセンサー5Jの距離が
広がり、この変化量から軸受の摩耗量を知ることができ
る。
端部に設置した例を示す。前記のように回転体が沈降す
ると、図7における回転軸5Aとセンサー5Jの距離が
狭まり、この変化量から軸受の摩耗量を知ることができ
る。
下端部における測定も、前記実施例における軸受摩耗量
測定の考え方であれば、カラー、平板等を使用しても良
い。また、上軸受部、軸上端部、軸下端部等においても
カラー、平板等は、設置すべき箇所にボルト等で固定し
ても良いし、設置すべき部品と一体として製作しても良
い。
センサー5Jを設置し、玉軸受の摩耗量をこれにより監
視することで、点検作業の簡略化によるコスト低減、及
び異常摩耗等による運転中の突発的な玉軸受の故障を検
知する等、ポンプ装置の信頼性向上に寄与できるもので
ある。
ンプ装置の場合、サクションケーシング内にポンプを収
納するポット式液化ガス用ポンプ)にも当然適用でき
る。また、液化ガスに限らず、低温液体等を取り扱うポ
ンプにも有効である。
ンプ装置に軸受摩耗センサーを設置し、軸受の摩耗量を
検知することで、ポンプ装置軸受部の状態管理を容易に
し、信頼性の向上を図ることができる。また、点検作業
の簡略化によるコスト低減を図ることができる。これに
よって、液化ガス用ポンプ装置の安定運転を図れる。
断面図。
大図。
受部拡大図。
受部拡大図。
受部拡大図。
図。
Claims (6)
- 【請求項1】液化ガスを吸い込み吐出する、ポンプ軸
と、該ポンプ軸を回転駆動する駆動部と、ポンプ軸に沿
って駆動部よりも下方の位置に設けられ吸い込んだ液化
ガスを昇圧する羽根車と、羽根車で昇圧した液化ガスを
吐出する吐出穴と、ポンプ軸を支持する軸受等を有する
液化ガス用ポンプ装置において、該ポンプ装置回転体、
固定体間の、軸受の摩耗による距離の変化を検出するセ
ンサーを設置することを特徴とする液化ガス用ポンプ装
置。 - 【請求項2】請求項1記載の液化ガス用ポンプ装置にお
いて、前記センサーを軸受部近傍に設置することを特徴
とする液化ガス用ポンプ装置。 - 【請求項3】請求項1記載の液化ガス用ポンプ装置にお
いて、前記センサーを軸上端部に設置することを特徴と
する液化ガス用ポンプ装置。 - 【請求項4】請求項1記載の液化ガス用ポンプ装置にお
いて、前記センサーを軸下端部に設置することを特徴と
する液化ガス用ポンプ装置。 - 【請求項5】請求項1記載の液化ガス用ポンプ装置にお
いて、前記センサー近傍にカラーを設置することを特徴
とする液化ガス用ポンプ装置。 - 【請求項6】請求項1記載の液化ガス用ポンプ装置にお
いて、カラーを回転軸、玉軸受内輪等と一体とすること
を特徴とする液化ガス用ポンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01660198A JP4126744B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 液化ガス用ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01660198A JP4126744B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 液化ガス用ポンプ装置 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11210665A true JPH11210665A (ja) | 1999-08-03 |
| JPH11210665A5 JPH11210665A5 (ja) | 2005-08-11 |
| JP4126744B2 JP4126744B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=11920828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01660198A Expired - Fee Related JP4126744B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 液化ガス用ポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4126744B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017082205A1 (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-18 | Ntn株式会社 | 極低温環境用転がり軸受 |
| JP2018178864A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 株式会社荏原製作所 | 横軸ポンプ |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP01660198A patent/JP4126744B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017082205A1 (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-18 | Ntn株式会社 | 極低温環境用転がり軸受 |
| JP2018178864A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 株式会社荏原製作所 | 横軸ポンプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4126744B2 (ja) | 2008-07-30 |
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