JPH112111A - エンジンの潤滑構造 - Google Patents
エンジンの潤滑構造Info
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- JPH112111A JPH112111A JP15402897A JP15402897A JPH112111A JP H112111 A JPH112111 A JP H112111A JP 15402897 A JP15402897 A JP 15402897A JP 15402897 A JP15402897 A JP 15402897A JP H112111 A JPH112111 A JP H112111A
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- lubricating oil
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 51
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 37
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 abstract 2
- 241000602850 Cinclidae Species 0.000 abstract 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 17
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンが大きく傾いても、潤滑油を十分か
き上げることのできるエンジンの潤滑構造を提供するこ
とにある。 【解決手段】 コネクティングロッド26に設けられた
油かき26aによって、クランクケース23内の潤滑油
Aをかき上げ飛散させることにより潤滑を行なうエンジ
ンの潤滑構造であって、エンジン20が傾くことによっ
て、前記クランクケース23内の潤滑油Aの位置が変化
しても、前記油かき26aが潤滑油Aをかき上げること
が可能なように、同油かき26aを複数設けたことを特
徴としている。
き上げることのできるエンジンの潤滑構造を提供するこ
とにある。 【解決手段】 コネクティングロッド26に設けられた
油かき26aによって、クランクケース23内の潤滑油
Aをかき上げ飛散させることにより潤滑を行なうエンジ
ンの潤滑構造であって、エンジン20が傾くことによっ
て、前記クランクケース23内の潤滑油Aの位置が変化
しても、前記油かき26aが潤滑油Aをかき上げること
が可能なように、同油かき26aを複数設けたことを特
徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飛沫式潤滑方式
のエンジンの潤滑構造に関する。
のエンジンの潤滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエンジンの潤滑構造としては、
潤滑油をかき上げるための油かきを、コネクティングロ
ッドに一つ設けたものが知られている。
潤滑油をかき上げるための油かきを、コネクティングロ
ッドに一つ設けたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のエン
ジンの潤滑構造においては、油かきがコネクティングロ
ッドに一つだけしか設けられていないから、エンジンが
傾いた場合には油かきで潤滑油をかき上げることができ
なくなる危険がある。特に、エンジンを携帯用の動力源
として用いた場合には、エンジンが大きく傾くことにな
るから、かき上げ不足による潤滑不良を起こしかねな
い。
ジンの潤滑構造においては、油かきがコネクティングロ
ッドに一つだけしか設けられていないから、エンジンが
傾いた場合には油かきで潤滑油をかき上げることができ
なくなる危険がある。特に、エンジンを携帯用の動力源
として用いた場合には、エンジンが大きく傾くことにな
るから、かき上げ不足による潤滑不良を起こしかねな
い。
【0004】この発明は上記問題を解決するためになさ
れたものであり、その目的はエンジンが大きく傾いて
も、潤滑油を十分かき上げることのできるエンジンの潤
滑構造を提供することにある。
れたものであり、その目的はエンジンが大きく傾いて
も、潤滑油を十分かき上げることのできるエンジンの潤
滑構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、コネクティングロッド(2
6)に設けられた油かき(26a)によって、クランク
ケース(23)内の潤滑油(A)をかき上げ飛散させる
ことにより潤滑を行なうエンジンの潤滑構造であって、
エンジン(20)が傾くことによって、前記クランクケ
ース(23)内の潤滑油(A)の位置が変化しても、前
記油かき(26a)が潤滑油(A)をかき上げることが
可能なように、同油かき(26a)を複数設けたことを
特徴としている。
に、請求項1に係る発明は、コネクティングロッド(2
6)に設けられた油かき(26a)によって、クランク
ケース(23)内の潤滑油(A)をかき上げ飛散させる
ことにより潤滑を行なうエンジンの潤滑構造であって、
エンジン(20)が傾くことによって、前記クランクケ
ース(23)内の潤滑油(A)の位置が変化しても、前
記油かき(26a)が潤滑油(A)をかき上げることが
可能なように、同油かき(26a)を複数設けたことを
特徴としている。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、クランクケース(23)における潤滑油貯
留部(23a)は、クランクシャフト(25)の出力回
転軸(25a)に対して、同心円状に形成されているこ
とを特徴としている。
明において、クランクケース(23)における潤滑油貯
留部(23a)は、クランクシャフト(25)の出力回
転軸(25a)に対して、同心円状に形成されているこ
とを特徴としている。
【0007】そして、上記のように構成された請求項1
に係る発明においては、エンジン(20)が傾くことに
よって、潤滑油(A)が移動しても、複数の油かき(2
6a)のうちのいずれかによって、潤滑油(A)をかき
上げることができる。したがって、エンジン(20)を
携帯用の動力源として使用した場合でも、潤滑不足を防
止することができる。
に係る発明においては、エンジン(20)が傾くことに
よって、潤滑油(A)が移動しても、複数の油かき(2
6a)のうちのいずれかによって、潤滑油(A)をかき
上げることができる。したがって、エンジン(20)を
携帯用の動力源として使用した場合でも、潤滑不足を防
止することができる。
【0008】請求項2に係る発明においては、クランク
ケース(23)における潤滑油貯留部(23a)を、ク
ランクシャフト(25)の出力回転軸(25a)に対し
て同心円状に形成したから、エンジン(20)が傾い
て、潤滑油(A)の位置が移動しても、出力回転軸(2
5a)と潤滑油(A)の液面との間隔をほぼ一定にする
ことができる。このため、エンジン(20)が傾くこと
により、潤滑油(A)の液面の位置がクランクシャフト
(25)に近づき、例えばクランクシャフト(25)の
バランスウエイト(25b)が潤滑油(A)内に入っ
て、同潤滑油(A)を異常に撹拌するようなことを防止
することができる。したがって、エンジン(20)が傾
くことによって、クランクシャフト(25)の回転抵抗
が増大したり、潤滑油(A)の温度が異常に上昇したり
するのを防止することができる。
ケース(23)における潤滑油貯留部(23a)を、ク
ランクシャフト(25)の出力回転軸(25a)に対し
て同心円状に形成したから、エンジン(20)が傾い
て、潤滑油(A)の位置が移動しても、出力回転軸(2
5a)と潤滑油(A)の液面との間隔をほぼ一定にする
ことができる。このため、エンジン(20)が傾くこと
により、潤滑油(A)の液面の位置がクランクシャフト
(25)に近づき、例えばクランクシャフト(25)の
バランスウエイト(25b)が潤滑油(A)内に入っ
て、同潤滑油(A)を異常に撹拌するようなことを防止
することができる。したがって、エンジン(20)が傾
くことによって、クランクシャフト(25)の回転抵抗
が増大したり、潤滑油(A)の温度が異常に上昇したり
するのを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例に基づき図1〜図6を参照して説明する。ただし、
図1〜図4は第1実施例、図5は第2実施例、図6は第
3実施例を示している。
施例に基づき図1〜図6を参照して説明する。ただし、
図1〜図4は第1実施例、図5は第2実施例、図6は第
3実施例を示している。
【0010】まず、図1〜図4を参照して、第1実施例
を説明する。この実施例で示すエンジンの潤滑構造にお
いて、エンジン20は、図1に示すように、4サイクル
エンジンであって、シリンダ21と、このシリンダ21
の上部に配置されたシリンダヘッド22と、シリンダ2
1の下部に配置され、シリンダ21より幅広のクランク
ケース23とによって、外観上の概略の構成がなされて
いる。
を説明する。この実施例で示すエンジンの潤滑構造にお
いて、エンジン20は、図1に示すように、4サイクル
エンジンであって、シリンダ21と、このシリンダ21
の上部に配置されたシリンダヘッド22と、シリンダ2
1の下部に配置され、シリンダ21より幅広のクランク
ケース23とによって、外観上の概略の構成がなされて
いる。
【0011】シリンダ21には、ピストン24が摺動自
在に設けられており、クランクケース23には、クラン
クシャフト25が配置されている。クランクシャフト2
5は、出力回転軸25aを中心に回転するようになって
おり、偏心位置に設けられたクランクピン25bがコネ
クティングロッド26を介してピストン24に連結され
ている。
在に設けられており、クランクケース23には、クラン
クシャフト25が配置されている。クランクシャフト2
5は、出力回転軸25aを中心に回転するようになって
おり、偏心位置に設けられたクランクピン25bがコネ
クティングロッド26を介してピストン24に連結され
ている。
【0012】コネクティングロッド26には、その下側
の大端部に油かき26aが2つ設けられている。これら
の油かき26aは、コネクティングロッド26の中心線
に対して左右に45度の角度で振り分けた位置に設けら
れている。クランクシャフト25が回転した際の、各油
かき26aの先端の軌跡Lは、図1に示す通りである。
の大端部に油かき26aが2つ設けられている。これら
の油かき26aは、コネクティングロッド26の中心線
に対して左右に45度の角度で振り分けた位置に設けら
れている。クランクシャフト25が回転した際の、各油
かき26aの先端の軌跡Lは、図1に示す通りである。
【0013】すなわち、シリンダ21が図1に示すよう
に、垂直に保持された状態では、潤滑油Aの液面A1が
水平になっており、上記軌跡Lは潤滑油Aの中に入るよ
うになっている。また、シリンダ21が一方の側に90
度傾くと、潤滑油Aは、液面A2で示す位置に移動す
る。この場合は、一方の油かき26aの軌跡Lが潤滑油
Aの中に入るようになっている。さらに、シリンダ21
が他方の側に90度傾くと、潤滑油Aは、液面A3で示
す位置に移動する。この場合は、他方の油かき26aの
軌跡Lが潤滑油Aの中に入るようになっている。よっ
て、2つの油かき26aは、エンジン20がプラス・マ
イナス90度の範囲で傾き、これによって潤滑油Aの位
置が変化しても、潤滑油Aを十分にかき上げることが可
能なように設けられている。
に、垂直に保持された状態では、潤滑油Aの液面A1が
水平になっており、上記軌跡Lは潤滑油Aの中に入るよ
うになっている。また、シリンダ21が一方の側に90
度傾くと、潤滑油Aは、液面A2で示す位置に移動す
る。この場合は、一方の油かき26aの軌跡Lが潤滑油
Aの中に入るようになっている。さらに、シリンダ21
が他方の側に90度傾くと、潤滑油Aは、液面A3で示
す位置に移動する。この場合は、他方の油かき26aの
軌跡Lが潤滑油Aの中に入るようになっている。よっ
て、2つの油かき26aは、エンジン20がプラス・マ
イナス90度の範囲で傾き、これによって潤滑油Aの位
置が変化しても、潤滑油Aを十分にかき上げることが可
能なように設けられている。
【0014】また、クランクケース23は、出力回転軸
25aの中心を通り、かつシリンダ21の軸心に直交す
る方向の線23Aより下側の部分がオイルパン(潤滑油
貯留部)23aになっている。このオイルパン23a
は、出力回転軸25aに対して同心円状に形成されてい
る。すなわち、オイルパン23aは、エンジン20が傾
いても潤滑油Aの液面A1と出力回転軸25aとの距離
が一定になるようになっており、クランクシャフト25
における例えばバランスウエイト25bが潤滑油A内に
浸るようなことがないようになっている。
25aの中心を通り、かつシリンダ21の軸心に直交す
る方向の線23Aより下側の部分がオイルパン(潤滑油
貯留部)23aになっている。このオイルパン23a
は、出力回転軸25aに対して同心円状に形成されてい
る。すなわち、オイルパン23aは、エンジン20が傾
いても潤滑油Aの液面A1と出力回転軸25aとの距離
が一定になるようになっており、クランクシャフト25
における例えばバランスウエイト25bが潤滑油A内に
浸るようなことがないようになっている。
【0015】さらに、この実施例のクランクケース23
は、オイルパン23aを超えて、潤滑油Aが移動した場
合、例えば上述したように90度程度までエンジン20
が傾いても、液面A2あるいは液面A3と出力回転軸2
5aとの距離が一定になるようになっている。
は、オイルパン23aを超えて、潤滑油Aが移動した場
合、例えば上述したように90度程度までエンジン20
が傾いても、液面A2あるいは液面A3と出力回転軸2
5aとの距離が一定になるようになっている。
【0016】一方、この第1実施例においては、キャブ
レタ取付構造が特徴を有する構造になっている。すなわ
ち、キャブレタ取付構造は、図1〜図4に示すように、
インシュレータ11を介して、キャブレタ2をエンジン
20に取り付けるように構成したものであり、インシュ
レータ11における一方の端面であるエンジン20への
取付面S1に対して、同インシュレータ11における他
方の端面であるキャブレタ2の取付面S2が所定角度K
で傾斜していることを特徴とするものである。
レタ取付構造が特徴を有する構造になっている。すなわ
ち、キャブレタ取付構造は、図1〜図4に示すように、
インシュレータ11を介して、キャブレタ2をエンジン
20に取り付けるように構成したものであり、インシュ
レータ11における一方の端面であるエンジン20への
取付面S1に対して、同インシュレータ11における他
方の端面であるキャブレタ2の取付面S2が所定角度K
で傾斜していることを特徴とするものである。
【0017】インシュレータ11は、インシュレータ固
定ネジ5によって、取付面S1をシリンダヘッド22の
吸気フランジ面22aに密着させるようにして、エンジ
ン20に固定されるようになっている。また、キャブレ
タ2は、キャブレタ固定ネジ6によって、接続面2aを
インシュレータ1の取付面S2に密着させるようにし
て、同インシュレータ1に固定されるようになってい
る。
定ネジ5によって、取付面S1をシリンダヘッド22の
吸気フランジ面22aに密着させるようにして、エンジ
ン20に固定されるようになっている。また、キャブレ
タ2は、キャブレタ固定ネジ6によって、接続面2aを
インシュレータ1の取付面S2に密着させるようにし
て、同インシュレータ1に固定されるようになってい
る。
【0018】上記インシュレータ固定ネジ5は、取付面
S1に垂直に延在し、キャブレタ固定ネジBは、取付面
S2に垂直に延在している。そして、上記角度Kは、キ
ャブレタ2が取付面S2に取り付けられた状態におい
て、インシュレータ固定ネジ5がキャブレタ2やエアー
クリーナ7に当たらずに抜き差しできるような角度に設
定されている。
S1に垂直に延在し、キャブレタ固定ネジBは、取付面
S2に垂直に延在している。そして、上記角度Kは、キ
ャブレタ2が取付面S2に取り付けられた状態におい
て、インシュレータ固定ネジ5がキャブレタ2やエアー
クリーナ7に当たらずに抜き差しできるような角度に設
定されている。
【0019】また、図4において、11aはインシュレ
ータ固定ネジ5を通すための貫通孔であり、11bはキ
ャブレタ固定ネジ6を固定するための溝である。溝11
bには、図2に示すように、ナット11cがインサート
成形によって、埋め込まれており、このナット11cに
キャブレタ固定ネジ6が螺合するようになっている。ま
た、シリンダヘッド22には、吸気フランジ面22aに
直交するようにしてインシュレータ固定ネジ5が螺合す
るネジ孔22bが形成されている。さらに、図3及び図
4において、11dは吸気流路である。
ータ固定ネジ5を通すための貫通孔であり、11bはキ
ャブレタ固定ネジ6を固定するための溝である。溝11
bには、図2に示すように、ナット11cがインサート
成形によって、埋め込まれており、このナット11cに
キャブレタ固定ネジ6が螺合するようになっている。ま
た、シリンダヘッド22には、吸気フランジ面22aに
直交するようにしてインシュレータ固定ネジ5が螺合す
るネジ孔22bが形成されている。さらに、図3及び図
4において、11dは吸気流路である。
【0020】上記のように構成されたエンジンの潤滑構
造においては、エンジン20が傾くことによって、潤滑
油Aが移動しても、2つの油かき26aのうちの少なく
とも一方によって、潤滑油Aをかき上げることができ
る。したがって、エンジン20を携帯用の動力源として
使用した場合でも、潤滑不足を防止することができる。
造においては、エンジン20が傾くことによって、潤滑
油Aが移動しても、2つの油かき26aのうちの少なく
とも一方によって、潤滑油Aをかき上げることができ
る。したがって、エンジン20を携帯用の動力源として
使用した場合でも、潤滑不足を防止することができる。
【0021】また、クランクケース23におけるオイル
パン23aを出力回転軸25aに対して同心円状に形成
したから、エンジン20が傾いて、潤滑油Aの位置が移
動しても、出力回転軸25aと潤滑油Aの液面A1、A
2、A3との間隔をほぼ一定にすることができる。この
ため、エンジン20が傾いた際に、例えばクランクシャ
フト25のバランスウエイト25bが潤滑油A内に入っ
て、潤滑油Aを異常に撹拌し、クランクシャフト25の
回転抵抗を増大させたり、潤滑油Aの温度を異常に上昇
させたりするのを防止することができる。
パン23aを出力回転軸25aに対して同心円状に形成
したから、エンジン20が傾いて、潤滑油Aの位置が移
動しても、出力回転軸25aと潤滑油Aの液面A1、A
2、A3との間隔をほぼ一定にすることができる。この
ため、エンジン20が傾いた際に、例えばクランクシャ
フト25のバランスウエイト25bが潤滑油A内に入っ
て、潤滑油Aを異常に撹拌し、クランクシャフト25の
回転抵抗を増大させたり、潤滑油Aの温度を異常に上昇
させたりするのを防止することができる。
【0022】また、上記のように構成されたキャブレタ
取付構造においては、インシュレータ11における取付
面S1と取付面S2とが所定の角度Kで傾斜しているか
ら、エンジン20におけるシリンダヘッド22の周面か
ら、キャブレタ2やエアークリーナ7が法線方向に突出
するのを防止することができる。そして、取付面S1と
取付面S2とが所定の角度Kで傾斜していることから、
キャブレタ2及びエアークリーナ7をエンジン20にお
けるシリンダ21の周面に沿うように配置することがで
きる。しかも、この実施例では、キャブレタ2及びエア
ークリーナ7を、シリンダ21の外周面と、クランクケ
ース23の外周面とでなす凹状の部分に配置することが
できる。したがって、エアークリーナ7やキャブレタ2
を含めたエンジン全体をコンパクトに構成することがで
きる。
取付構造においては、インシュレータ11における取付
面S1と取付面S2とが所定の角度Kで傾斜しているか
ら、エンジン20におけるシリンダヘッド22の周面か
ら、キャブレタ2やエアークリーナ7が法線方向に突出
するのを防止することができる。そして、取付面S1と
取付面S2とが所定の角度Kで傾斜していることから、
キャブレタ2及びエアークリーナ7をエンジン20にお
けるシリンダ21の周面に沿うように配置することがで
きる。しかも、この実施例では、キャブレタ2及びエア
ークリーナ7を、シリンダ21の外周面と、クランクケ
ース23の外周面とでなす凹状の部分に配置することが
できる。したがって、エアークリーナ7やキャブレタ2
を含めたエンジン全体をコンパクトに構成することがで
きる。
【0023】さらに、取付面S1と取付面S2とが所定
の角度Kで傾斜しているから、インシュレータ固定ネジ
5の抜き差しに邪魔にならない位置に、キャブレタ2及
びエアークリーナ7を配置することができる。したがっ
て、キャブレタ2及びエアークリーナ7をインシュレー
タ11に取り付けたまま、このインシュレータ11をエ
ンジン20から取り外したり、同エンジン20に取り付
けたりすることができる。すなわち、メンテナンス性の
向上を図ることができる。
の角度Kで傾斜しているから、インシュレータ固定ネジ
5の抜き差しに邪魔にならない位置に、キャブレタ2及
びエアークリーナ7を配置することができる。したがっ
て、キャブレタ2及びエアークリーナ7をインシュレー
タ11に取り付けたまま、このインシュレータ11をエ
ンジン20から取り外したり、同エンジン20に取り付
けたりすることができる。すなわち、メンテナンス性の
向上を図ることができる。
【0024】次に、この発明の第2実施例を図5を参照
して説明する。ただし図1〜図4に示す第1実施例の構
成要素と共通する要素には同一の符号を付しその説明を
簡略化する。この第2実施例が第1実施例と異なる点
は、第1実施例で示した2つの油かき26a間の中央の
位置に3つ目の油かき26aを設けた点である。
して説明する。ただし図1〜図4に示す第1実施例の構
成要素と共通する要素には同一の符号を付しその説明を
簡略化する。この第2実施例が第1実施例と異なる点
は、第1実施例で示した2つの油かき26a間の中央の
位置に3つ目の油かき26aを設けた点である。
【0025】すなわち、3つ目の油かき26aは、コネ
クティングロッド26の中心線上に配置され、他の2つ
の油かき26aに対してそれぞれ45度傾いた位置に配
置されている。
クティングロッド26の中心線上に配置され、他の2つ
の油かき26aに対してそれぞれ45度傾いた位置に配
置されている。
【0026】上記のように構成されたエンジンの潤滑構
造においては、コネクティングロッド26の中心線上に
3つめの油かき26aが追加されているので、シリンダ
21の軸線が垂直方向を向いた状態、すなわちエンジン
20が傾いていない状態における潤滑油Aのかき上げ性
能を向上させることができる。したがって、潤滑油Aが
少なくなっても、十分な潤滑性能を維持することができ
る。
造においては、コネクティングロッド26の中心線上に
3つめの油かき26aが追加されているので、シリンダ
21の軸線が垂直方向を向いた状態、すなわちエンジン
20が傾いていない状態における潤滑油Aのかき上げ性
能を向上させることができる。したがって、潤滑油Aが
少なくなっても、十分な潤滑性能を維持することができ
る。
【0027】次に、この発明の第3実施例を図6を参照
して説明する。ただし図5に示す第2実施例の構成要素
と共通する要素には同一の符号を付しその説明を簡略化
する。この第3実施例が第2実施例と異なる点は、第2
実施例で示した3つの油かき26aの外側に4つ目及び
5つ目の油かき26aを設けた点である。
して説明する。ただし図5に示す第2実施例の構成要素
と共通する要素には同一の符号を付しその説明を簡略化
する。この第3実施例が第2実施例と異なる点は、第2
実施例で示した3つの油かき26aの外側に4つ目及び
5つ目の油かき26aを設けた点である。
【0028】すなわち、4つ目及び5つ目の油かき26
aは、コネクティングロッド26の中心線に対して直交
する方向に配置されており、第1実施例で示した2つの
各油かき26a(1つ目及び2つ目の油かき26a)に
対してそれぞれ45度傾いた位置に配置されている。
aは、コネクティングロッド26の中心線に対して直交
する方向に配置されており、第1実施例で示した2つの
各油かき26a(1つ目及び2つ目の油かき26a)に
対してそれぞれ45度傾いた位置に配置されている。
【0029】上記のように構成されたエンジンの潤滑構
造においては、コネクティングロッド26の中心線に直
交する方向に4つ目及び5つ目の油かき26aが追加さ
れているので、シリンダ21の軸線が垂直方向に対して
プラス・マイナス90の方向に傾いた状態になっても、
潤滑油Aを十分かき上げることができる。したがって、
潤滑油Aが少なくなり、しかもエンジン20が傾いて
も、十分な潤滑性能を維持することができる。
造においては、コネクティングロッド26の中心線に直
交する方向に4つ目及び5つ目の油かき26aが追加さ
れているので、シリンダ21の軸線が垂直方向に対して
プラス・マイナス90の方向に傾いた状態になっても、
潤滑油Aを十分かき上げることができる。したがって、
潤滑油Aが少なくなり、しかもエンジン20が傾いて
も、十分な潤滑性能を維持することができる。
【0030】なお、上記各実施例においては、エンジン
20がプラス・マイナス90度の範囲でも十分な潤滑性
能が得られるように構成したが、オイル上がり等を防止
する上で、プラス・マイナス45度〜60度の範囲で使
用することが好ましい。したがって、プラス・マイナス
45度〜60度の範囲で潤滑が十分に行えるように油か
き26aを設置するように構成してもよい。
20がプラス・マイナス90度の範囲でも十分な潤滑性
能が得られるように構成したが、オイル上がり等を防止
する上で、プラス・マイナス45度〜60度の範囲で使
用することが好ましい。したがって、プラス・マイナス
45度〜60度の範囲で潤滑が十分に行えるように油か
き26aを設置するように構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、エンジ
ン(20)が傾くことによって、潤滑油(A)が移動し
ても、複数の油かき(26a)のうちのいずれかによっ
て、潤滑油(A)をかき上げることができる。したがっ
て、エンジン(20)を携帯用の動力源として使用した
場合でも、潤滑不足を防止することができる。
ン(20)が傾くことによって、潤滑油(A)が移動し
ても、複数の油かき(26a)のうちのいずれかによっ
て、潤滑油(A)をかき上げることができる。したがっ
て、エンジン(20)を携帯用の動力源として使用した
場合でも、潤滑不足を防止することができる。
【0032】請求項2に係る発明においては、クランク
ケース(23)における潤滑油貯留部(23a)を、ク
ランクシャフト(25)の出力回転軸(25a)に対し
て同心円状に形成したから、エンジン(20)が傾い
て、潤滑油(A)の位置が移動しても、出力回転軸(2
5a)と潤滑油(A)の液面との間隔をほぼ一定にする
ことができる。このため、エンジン(20)が傾くこと
により、潤滑油(A)の液面の位置がクランクシャフト
(25)に近づき、例えばクランクシャフト(25)の
バランスウエイト(25b)が潤滑油(A)内に入っ
て、同潤滑油(A)を異常に撹拌するようなことを防止
することができる。したがって、エンジン(20)が傾
くことによって、クランクシャフト(25)の回転抵抗
が増大したり、潤滑油(A)の温度が異常に上昇したり
するのを防止することができる。
ケース(23)における潤滑油貯留部(23a)を、ク
ランクシャフト(25)の出力回転軸(25a)に対し
て同心円状に形成したから、エンジン(20)が傾い
て、潤滑油(A)の位置が移動しても、出力回転軸(2
5a)と潤滑油(A)の液面との間隔をほぼ一定にする
ことができる。このため、エンジン(20)が傾くこと
により、潤滑油(A)の液面の位置がクランクシャフト
(25)に近づき、例えばクランクシャフト(25)の
バランスウエイト(25b)が潤滑油(A)内に入っ
て、同潤滑油(A)を異常に撹拌するようなことを防止
することができる。したがって、エンジン(20)が傾
くことによって、クランクシャフト(25)の回転抵抗
が増大したり、潤滑油(A)の温度が異常に上昇したり
するのを防止することができる。
【図1】この発明の第1実施例として示したエンジンの
潤滑構造の断面図である。
潤滑構造の断面図である。
【図2】同エンジンの潤滑構造で示したエンジンのキャ
ブレタ取付構造について示す側面図である。
ブレタ取付構造について示す側面図である。
【図3】同キャブレタ取付構造のインシュレータを示す
図であって、図2のII矢視図である。
図であって、図2のII矢視図である。
【図4】同キャブレタ取付構造のインシュレータを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】この発明の第2実施例として示したエンジンの
潤滑構造の断面図である。
潤滑構造の断面図である。
【図6】この発明の第3実施例として示したエンジンの
潤滑構造の断面図である。
潤滑構造の断面図である。
20 エンジン 23 クランクケース 23a 潤滑油貯留部(オイルパン) 25 クランクシャフト 25a 出力回転軸 26 コネクティングロッド 26a 油かき A 潤滑油
Claims (2)
- 【請求項1】 コネクティングロッド(26)に設けら
れた油かき(26a)によって、クランクケース(2
3)内の潤滑油(A)をかき上げ飛散させることにより
潤滑を行なうエンジンの潤滑構造であって、 エンジン(20)が傾くことによって、前記クランクケ
ース(23)内の潤滑油(A)の位置が変化しても、前
記油かき(26a)が潤滑油(A)をかき上げることが
可能なように、同油かき(26a)を複数設けたことを
特徴とするエンジンの潤滑構造。 - 【請求項2】 クランクケース(23)における潤滑油
貯留部(23a)は、クランクシャフト(25)の出力
回転軸(25a)に対して、同心円状に形成されている
ことを特徴とする請求項1記載のエンジンの潤滑構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15402897A JPH112111A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | エンジンの潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15402897A JPH112111A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | エンジンの潤滑構造 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7335998A Division JPH112112A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 携帯型4サイクルエンジンのクランクケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH112111A true JPH112111A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15575337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15402897A Pending JPH112111A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | エンジンの潤滑構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH112111A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6283084B1 (en) * | 1999-04-19 | 2001-09-04 | Kioritz Corporation | Four-stroke cycle internal combustion engine |
| WO2009135400A1 (zh) * | 2008-05-06 | 2009-11-12 | Sun Heming | 任意翻转四冲程发动机 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP15402897A patent/JPH112111A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6283084B1 (en) * | 1999-04-19 | 2001-09-04 | Kioritz Corporation | Four-stroke cycle internal combustion engine |
| WO2009135400A1 (zh) * | 2008-05-06 | 2009-11-12 | Sun Heming | 任意翻转四冲程发动机 |
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