JPH0622097Y2 - バツフルプレ−ト - Google Patents
バツフルプレ−トInfo
- Publication number
- JPH0622097Y2 JPH0622097Y2 JP19673086U JP19673086U JPH0622097Y2 JP H0622097 Y2 JPH0622097 Y2 JP H0622097Y2 JP 19673086 U JP19673086 U JP 19673086U JP 19673086 U JP19673086 U JP 19673086U JP H0622097 Y2 JPH0622097 Y2 JP H0622097Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- baffle plate
- plate body
- oil return
- return hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンのオイルパンとクランクシャフト回
転空間とを隔てるように設けられ、オイルの振動を防止
しかつクランクシャフトのオイルパン内オイルの攪拌を
防止するバッフルプレートに関し、とくに、バッフルプ
レート上にたまるオイルのオイルパン内への戻りをよく
するためのバッフルプレートの構造に関する。
転空間とを隔てるように設けられ、オイルの振動を防止
しかつクランクシャフトのオイルパン内オイルの攪拌を
防止するバッフルプレートに関し、とくに、バッフルプ
レート上にたまるオイルのオイルパン内への戻りをよく
するためのバッフルプレートの構造に関する。
〔従来の技術〕 オイルパンはバッフルプレートによって上方を覆われ、
オイル液面の揺動を抑えれる。このバッフルプレート
は、オイルパン内のオイルの液面の揺動を抑えると同時
に、上方から落下してくるオイルをオイルパン内に円滑
に戻すことができなければならない。何となれば、バッ
フルプレートを設けたことによって、上方から落下して
くるオイルが過剰にバッフルプレート上にたまると、該
バッフルプレート上にたまったオイルが高速で回転する
クランクシャフトによって掻き上げられ、ブローバイガ
ス還元装置のオイル消費を増加させたり、クランクシャ
フトの回転摩擦損失を増加させたりするからである。
オイル液面の揺動を抑えれる。このバッフルプレート
は、オイルパン内のオイルの液面の揺動を抑えると同時
に、上方から落下してくるオイルをオイルパン内に円滑
に戻すことができなければならない。何となれば、バッ
フルプレートを設けたことによって、上方から落下して
くるオイルが過剰にバッフルプレート上にたまると、該
バッフルプレート上にたまったオイルが高速で回転する
クランクシャフトによって掻き上げられ、ブローバイガ
ス還元装置のオイル消費を増加させたり、クランクシャ
フトの回転摩擦損失を増加させたりするからである。
オイルパンへ落下するオイルは、ピストン、コネクティ
ングロッド等に給油されそこから落下してくるオイル
と、シリンダヘッド上面からシリンダヘッドのオイル戻
し通路を通って落下してくるオイルとの2系統がある。
ングロッド等に給油されそこから落下してくるオイル
と、シリンダヘッド上面からシリンダヘッドのオイル戻
し通路を通って落下してくるオイルとの2系統がある。
従来の、オイル戻しに対して最も改良されたバッフルプ
レートは実開昭59-157514号公報、実開昭59-159711号公
報に開示されている。そこでは、バッフルプレート本体
の幅方向両側近傍に、バッフルプレート本体の長手方向
に断続して延びるオイル戻し穴が穿設され、このうち、
クランクシャフトの掻き寄せ側に位置するオイル戻し穴
には、該オイル戻し穴のバッフルプレート本体幅方向端
部側の縁に沿って上方に突出するリブが設けられてい
る。オイル戻し穴はシリンダヘッド上面からオイルパン
にオイルを戻すオイル戻し通路のほぼ真直下方に設けら
れ、該オイル戻し通路から落下してくるオイルをオイル
パンに戻す。リブは、ピストン、コネクティングロッド
を潤滑してそこから落下してバッフルプレート本体上面
にたまったオイルが、回転するクランクシャフトによっ
て掻き寄せられてバッフルプレート本体幅方向一端に流
れてきたときに、該オイルをせきとめてオイル戻し穴か
らオイルパン内へと戻す。
レートは実開昭59-157514号公報、実開昭59-159711号公
報に開示されている。そこでは、バッフルプレート本体
の幅方向両側近傍に、バッフルプレート本体の長手方向
に断続して延びるオイル戻し穴が穿設され、このうち、
クランクシャフトの掻き寄せ側に位置するオイル戻し穴
には、該オイル戻し穴のバッフルプレート本体幅方向端
部側の縁に沿って上方に突出するリブが設けられてい
る。オイル戻し穴はシリンダヘッド上面からオイルパン
にオイルを戻すオイル戻し通路のほぼ真直下方に設けら
れ、該オイル戻し通路から落下してくるオイルをオイル
パンに戻す。リブは、ピストン、コネクティングロッド
を潤滑してそこから落下してバッフルプレート本体上面
にたまったオイルが、回転するクランクシャフトによっ
て掻き寄せられてバッフルプレート本体幅方向一端に流
れてきたときに、該オイルをせきとめてオイル戻し穴か
らオイルパン内へと戻す。
しかしながら、上記従来装置は、ピストン、コネクティ
ングロッドから落下してきてバッフルプレート本体上面
にたまるオイルのオイルパン内への戻しに対しては、十
分に対策されたものであったが、シリンダヘッド上面か
らシリンダブロックのオイル戻し通路を経てオイルパン
へと戻るオイルのバッフルプレート本体上面へのたまり
防止に対しては、つぎの理由により、十分に対策された
ものとは云えなかった。
ングロッドから落下してきてバッフルプレート本体上面
にたまるオイルのオイルパン内への戻しに対しては、十
分に対策されたものであったが、シリンダヘッド上面か
らシリンダブロックのオイル戻し通路を経てオイルパン
へと戻るオイルのバッフルプレート本体上面へのたまり
防止に対しては、つぎの理由により、十分に対策された
ものとは云えなかった。
何となれば、シリンダヘッド上面からオイルパンへとオ
イルを戻すための、シリンダブロックに設けられたオイ
ル戻し通路下端は、バッフルプレート本体よりかなり高
い位置にあり、オイル戻し通路から落下するオイルは、
一部は該オイル戻し通路からそのまま落下してバッフル
プレート本体に配設されたオイル戻し穴を通過してオイ
ルパンへと戻るが、他の部分は、シリンダブロックの壁
のほぼ全体を伝わって下方に流れ、バッフルプレート本
体上面に至る。シリンダブロック壁を伝わったオイル
が、バッフルプレート本体上面からバッフルプレート本
体に穿設されたオイル戻し穴に至ろうとしても、穿設オ
イル戻し穴のバッフルプレート本体幅方向端部側に上方
に向って延びるリブがあるので、このリブにさえぎられ
て円滑にオイル戻し穴に流れることができず、リブとリ
ブとの間を通ってバッフルプレート本体の幅方向中央部
に流れ込んでしまい、かなりの量のオイルがバッフルプ
レート上面にたまってしまう。すなわち、リブは、ピス
トン、コネクティングロッド部位から落下したオイルの
オイルパンへの戻りに対しては効果的に作用するが、シ
リンダブロックのオイル戻し通路を通ってオイルパンへ
戻るオイルの一部に対してはその戻りを妨害するように
作用してしまう。
イルを戻すための、シリンダブロックに設けられたオイ
ル戻し通路下端は、バッフルプレート本体よりかなり高
い位置にあり、オイル戻し通路から落下するオイルは、
一部は該オイル戻し通路からそのまま落下してバッフル
プレート本体に配設されたオイル戻し穴を通過してオイ
ルパンへと戻るが、他の部分は、シリンダブロックの壁
のほぼ全体を伝わって下方に流れ、バッフルプレート本
体上面に至る。シリンダブロック壁を伝わったオイル
が、バッフルプレート本体上面からバッフルプレート本
体に穿設されたオイル戻し穴に至ろうとしても、穿設オ
イル戻し穴のバッフルプレート本体幅方向端部側に上方
に向って延びるリブがあるので、このリブにさえぎられ
て円滑にオイル戻し穴に流れることができず、リブとリ
ブとの間を通ってバッフルプレート本体の幅方向中央部
に流れ込んでしまい、かなりの量のオイルがバッフルプ
レート上面にたまってしまう。すなわち、リブは、ピス
トン、コネクティングロッド部位から落下したオイルの
オイルパンへの戻りに対しては効果的に作用するが、シ
リンダブロックのオイル戻し通路を通ってオイルパンへ
戻るオイルの一部に対してはその戻りを妨害するように
作用してしまう。
本考案は、前記2系統のオイル戻り、すなわち、ピスト
ン、コネクティングロッド部位から落下してくるオイル
のオイルパンへの戻りと、シリンダヘッド上面からシリ
ンダブロックへオイル戻し通路を経てオイルパンへ戻る
オイルの戻りとの、両方を同時に良好に満足させる対策
手段を提供することを目的とするものである。
ン、コネクティングロッド部位から落下してくるオイル
のオイルパンへの戻りと、シリンダヘッド上面からシリ
ンダブロックへオイル戻し通路を経てオイルパンへ戻る
オイルの戻りとの、両方を同時に良好に満足させる対策
手段を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本考案に係るバッフルプレー
トは、 (イ)オイルパン内のオイルがためられるスペースとシ
リンダブロック内のクランクシャフトが回転自在に配設
されるペースとを隔てるようにオイルパンとシリンダブ
ロックとの間に介装される板状部材からなるバッフルプ
レート本体と、 (ロ)シリンダブロックに設けられた、シリンダヘッド
上部室からオイルパンへオイルを戻すオイル戻し通路の
下方に位置し、バッフルプレート本体の幅方向端部近傍
に穿設された第1のオイル戻し穴と、 (ハ)第1のオイル戻し穴の近傍でかつ第1のオイル戻
し穴よりバッフルプレート本体の幅方向中央部側で、上
方に向って突出しかつバッフルプレート本体の長手方向
に延びる、バッフルプレート本体に形成されたリブと、 (ニ)リブの近傍で、リブよりバッフルプレート本体の
幅方向中央部側で、かつバッフルプレート本体上のオイ
ルがクランクシャフトの回転によって掻き寄せられる側
で、バッフルプレート本体に穿設され、バッフルプレー
ト本体の長手方向に断続的に設けられた第2のオイル戻
し穴と、 から成る。
トは、 (イ)オイルパン内のオイルがためられるスペースとシ
リンダブロック内のクランクシャフトが回転自在に配設
されるペースとを隔てるようにオイルパンとシリンダブ
ロックとの間に介装される板状部材からなるバッフルプ
レート本体と、 (ロ)シリンダブロックに設けられた、シリンダヘッド
上部室からオイルパンへオイルを戻すオイル戻し通路の
下方に位置し、バッフルプレート本体の幅方向端部近傍
に穿設された第1のオイル戻し穴と、 (ハ)第1のオイル戻し穴の近傍でかつ第1のオイル戻
し穴よりバッフルプレート本体の幅方向中央部側で、上
方に向って突出しかつバッフルプレート本体の長手方向
に延びる、バッフルプレート本体に形成されたリブと、 (ニ)リブの近傍で、リブよりバッフルプレート本体の
幅方向中央部側で、かつバッフルプレート本体上のオイ
ルがクランクシャフトの回転によって掻き寄せられる側
で、バッフルプレート本体に穿設され、バッフルプレー
ト本体の長手方向に断続的に設けられた第2のオイル戻
し穴と、 から成る。
本考案のバッフルプレートが従来のバッフルプレートと
異なる点は、リブがバッフルプレート本体の長手方向に
延びていること、そしてこのリブよりバッフルプレート
本体の幅方向端部側に、シリンダヘッド上面からシリン
ダブロックのオイル戻し通路を通ってオイルパンへと戻
るオイルの専用のオイル戻し穴(第1のオイル戻し穴)
を設けたこと、にある。第2のオイル戻し穴は、ピスト
ン、コネクティングロッド部位らバッフルプレート本体
上面に落下してくるオイルをオイルパンへと戻す専用オ
イル戻し穴として機能する。
異なる点は、リブがバッフルプレート本体の長手方向に
延びていること、そしてこのリブよりバッフルプレート
本体の幅方向端部側に、シリンダヘッド上面からシリン
ダブロックのオイル戻し通路を通ってオイルパンへと戻
るオイルの専用のオイル戻し穴(第1のオイル戻し穴)
を設けたこと、にある。第2のオイル戻し穴は、ピスト
ン、コネクティングロッド部位らバッフルプレート本体
上面に落下してくるオイルをオイルパンへと戻す専用オ
イル戻し穴として機能する。
上記構成によって、オイルは2系統のオイルが別々にオ
イルパン内に良好に戻される。このため、従来、リブに
よってオイルパンへのオイル戻りが阻害されていたシリ
ンダヘッド上面からのオイルも、良好にオイルパンへと
戻される。
イルパン内に良好に戻される。このため、従来、リブに
よってオイルパンへのオイル戻りが阻害されていたシリ
ンダヘッド上面からのオイルも、良好にオイルパンへと
戻される。
以下に、本考案に係るバッフルプレートの望ましい実施
例を、図面を参照して説明する。
例を、図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図は本考案実施例のバッフルプレート
を示し、第4図および第5図は該バッフルプレートをエ
ンジンに装着した状態を示す。
を示し、第4図および第5図は該バッフルプレートをエ
ンジンに装着した状態を示す。
バッフルプレート10は、バッフルプレート本体12と、該
バッフルプレート本体12に固着された一対のリブ14とを
有しバッフルプレート本体12には、第1のオイル戻し穴
16と、第2のオイル戻し穴18が穿設されている。
バッフルプレート本体12に固着された一対のリブ14とを
有しバッフルプレート本体12には、第1のオイル戻し穴
16と、第2のオイル戻し穴18が穿設されている。
バッフルプレート本体12は、オイルパン20内のオイル22
がためられるスペースとシリンダブロック24内のクラン
クシャフト26が回転自在に配設されるスペースとを隔て
るように、オイルパン20とシリンダブロック24との間に
介装される板状部材から成る。バッフルプレート本体12
は、オイルパン20の上方を全域にわたって覆うように拡
がり、オイルパン20内のオイル22液面の車両走行中にお
ける揺動を抑え、揺動した場合にオイルがクランクシャ
フト26によって掻かれて泡立つのを防止する。
がためられるスペースとシリンダブロック24内のクラン
クシャフト26が回転自在に配設されるスペースとを隔て
るように、オイルパン20とシリンダブロック24との間に
介装される板状部材から成る。バッフルプレート本体12
は、オイルパン20の上方を全域にわたって覆うように拡
がり、オイルパン20内のオイル22液面の車両走行中にお
ける揺動を抑え、揺動した場合にオイルがクランクシャ
フト26によって掻かれて泡立つのを防止する。
第1のオイル戻し穴16は、シリンダブロック24に設けら
れ、シリンダヘッド上部室(図示せず)からオイルパン
20へオイルを戻すオイル戻し通路28の下方(直下が望ま
しい)に位置し、バッフルプレート本体12の幅方向端部
近傍に穿設されている。第1のオイル戻し穴16は、バッ
フルプレート本体12の長手方向に断続しており、たとえ
ば丸穴から成る。オイル戻し通路28は、シリンダブロッ
ク24の長手方向に、通常複数個設けられるので、第1の
オイル戻し穴16も、バッフルプレート本体12の長手方向
に、オイル戻し通路28の数だけ複数個設けられる。ただ
し、必ずしも同じ数に限られるものではない。また、オ
イル戻し通路28は、通常シリンダブロック24の幅方向両
側に設けられるので、第1のオイル戻し穴16も、バッフ
ルプレート本体12の幅方向両側に設けられる。
れ、シリンダヘッド上部室(図示せず)からオイルパン
20へオイルを戻すオイル戻し通路28の下方(直下が望ま
しい)に位置し、バッフルプレート本体12の幅方向端部
近傍に穿設されている。第1のオイル戻し穴16は、バッ
フルプレート本体12の長手方向に断続しており、たとえ
ば丸穴から成る。オイル戻し通路28は、シリンダブロッ
ク24の長手方向に、通常複数個設けられるので、第1の
オイル戻し穴16も、バッフルプレート本体12の長手方向
に、オイル戻し通路28の数だけ複数個設けられる。ただ
し、必ずしも同じ数に限られるものではない。また、オ
イル戻し通路28は、通常シリンダブロック24の幅方向両
側に設けられるので、第1のオイル戻し穴16も、バッフ
ルプレート本体12の幅方向両側に設けられる。
リブ14は、第1のオイル戻し穴16の近傍で、かつ第1の
オイル戻し穴16よりバッフルプレート本体12の幅方向中
央部側で、バッフルプレート本体12に、たとえば溶接等
により、取付けられている。リブ14はバッフルプレート
本体12の上面より上方に向って突出しており、かつバッ
フルプレート本体12に長手方向に延びている。リブ14の
長手方向両端は、シリンダブロック24の長手方向側壁の
内面迄か該内面近傍迄延びている。リブ14は、バッフル
プレート本体12の幅方向両側に設けられている。
オイル戻し穴16よりバッフルプレート本体12の幅方向中
央部側で、バッフルプレート本体12に、たとえば溶接等
により、取付けられている。リブ14はバッフルプレート
本体12の上面より上方に向って突出しており、かつバッ
フルプレート本体12に長手方向に延びている。リブ14の
長手方向両端は、シリンダブロック24の長手方向側壁の
内面迄か該内面近傍迄延びている。リブ14は、バッフル
プレート本体12の幅方向両側に設けられている。
第2のオイル戻し穴18は、リブ14の近傍で、リブ14より
バッフルプレート本体12の幅方向中央部側に設けられ
る。第2のオイル戻し穴18は、バッフルプレート本体12
上にオイルがたたったときに該たまったオイルがクラン
クシャフト26の回転によって掻き寄せられる側にのみ設
けられる。したがって、第2のオイル戻し穴18は、バッ
フルプレート本体22の幅方向に一側にのみ設けられる。
第2のオイル戻し穴18は、第1のオイル戻し穴16とリブ
14によって隔てられている。したがって、バッフルプレ
ート本体12上にたまるオイルは、リブ14によって隔てら
れた第1のオイル戻し穴16と第2のオイル戻し穴18とか
ら、互いに独立に、オイルパン20内に戻る。第2のオイ
ル戻し穴18は、バッフルプレート本体12の長手方向に断
続的に設けられる。第2のオイル戻し穴18があけられて
いない部分は、クランクシャフト26のクランクジャーナ
ル部に対応する。すなわち、クランクシャフト26の回転
によってバッフルプレート本体12上のオイルが掻き寄せ
られるのは、クランクピンおよびカウンタウエイト部分
であるから、その部分に対応する位置には、第2のオイ
ル戻し穴18が穿設される。
バッフルプレート本体12の幅方向中央部側に設けられ
る。第2のオイル戻し穴18は、バッフルプレート本体12
上にオイルがたたったときに該たまったオイルがクラン
クシャフト26の回転によって掻き寄せられる側にのみ設
けられる。したがって、第2のオイル戻し穴18は、バッ
フルプレート本体22の幅方向に一側にのみ設けられる。
第2のオイル戻し穴18は、第1のオイル戻し穴16とリブ
14によって隔てられている。したがって、バッフルプレ
ート本体12上にたまるオイルは、リブ14によって隔てら
れた第1のオイル戻し穴16と第2のオイル戻し穴18とか
ら、互いに独立に、オイルパン20内に戻る。第2のオイ
ル戻し穴18は、バッフルプレート本体12の長手方向に断
続的に設けられる。第2のオイル戻し穴18があけられて
いない部分は、クランクシャフト26のクランクジャーナ
ル部に対応する。すなわち、クランクシャフト26の回転
によってバッフルプレート本体12上のオイルが掻き寄せ
られるのは、クランクピンおよびカウンタウエイト部分
であるから、その部分に対応する位置には、第2のオイ
ル戻し穴18が穿設される。
バッフルプレート本体12の、一対のリブ14の間に位置す
るバッフルプレート本体中央部は、回転するクランクシ
ャフト26との干渉を避けかつエンジン高さをできるだけ
低くするために、下方に滑らかに若干湾曲されている。
したがって、ピストンおよびコネクティングロッドから
バッフルプレート本体中央部上面に落下してきたオイル
は、前記湾曲の中央にたまろうとし、クランクシャフト
の回転によって、第2のオイル戻し穴18側へと掻き寄せ
られ、第2のオイル戻し穴18からオイルパン20内に戻さ
れる。
るバッフルプレート本体中央部は、回転するクランクシ
ャフト26との干渉を避けかつエンジン高さをできるだけ
低くするために、下方に滑らかに若干湾曲されている。
したがって、ピストンおよびコネクティングロッドから
バッフルプレート本体中央部上面に落下してきたオイル
は、前記湾曲の中央にたまろうとし、クランクシャフト
の回転によって、第2のオイル戻し穴18側へと掻き寄せ
られ、第2のオイル戻し穴18からオイルパン20内に戻さ
れる。
バッフルプレート本体12には、第2のオイル戻し穴18が
穿設されていない部位に、バッフルプレート本体幅方向
に長く延び、かつ一対のリブ14間で延びる、下方に向っ
て突出し上方に向って凹状の溝30が、複数本形成され
る。溝30はバッフルプレート本体12自体のプレス成形で
形成され、バッフルプレート12の剛性を高めて騒音低減
機能を果たすとともに、バッフルプレート本体中央部上
面にたまろうとするオイルを溝30内に迎入してバッフル
プレート本体中央部上面に過剰のオイルがたまることを
抑制する。バッフルプレート本体12は、オイルポンプ挿
通用穴32およびストレーナ挿通用穴34が、それぞれ設け
られるが、これらの穴32,34は、従来の穴と同構成、同
機能である。なお穴36は、オイルパン20、バッフルプレ
ート10をシリンダブロック24に締結するボルトを挿通さ
せる穴である。
穿設されていない部位に、バッフルプレート本体幅方向
に長く延び、かつ一対のリブ14間で延びる、下方に向っ
て突出し上方に向って凹状の溝30が、複数本形成され
る。溝30はバッフルプレート本体12自体のプレス成形で
形成され、バッフルプレート12の剛性を高めて騒音低減
機能を果たすとともに、バッフルプレート本体中央部上
面にたまろうとするオイルを溝30内に迎入してバッフル
プレート本体中央部上面に過剰のオイルがたまることを
抑制する。バッフルプレート本体12は、オイルポンプ挿
通用穴32およびストレーナ挿通用穴34が、それぞれ設け
られるが、これらの穴32,34は、従来の穴と同構成、同
機能である。なお穴36は、オイルパン20、バッフルプレ
ート10をシリンダブロック24に締結するボルトを挿通さ
せる穴である。
バッフルプレート10は、シリンダブロック24とオイルパ
ン20との間に介装されて固定され、その固定部からのオ
イルの洩れを防止するために、液体ガスケット38(装着
時は液状であるが、エンジン運転の熱を受けて固化しシ
ールするガスケット)によってシールされる。
ン20との間に介装されて固定され、その固定部からのオ
イルの洩れを防止するために、液体ガスケット38(装着
時は液状であるが、エンジン運転の熱を受けて固化しシ
ールするガスケット)によってシールされる。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
オイルパン20に戻るオイルの戻り系統は、従来と同様、
ピストン、コネクティングロッド部位からバッフルプレ
ート本体中央部に落下するオイル22Aと、シリンダヘッ
ド上面からオイル戻し通路28を経てバッフルプレート本
体幅方向端部に落下するオイル22Bとの、両系統があ
る。
ピストン、コネクティングロッド部位からバッフルプレ
ート本体中央部に落下するオイル22Aと、シリンダヘッ
ド上面からオイル戻し通路28を経てバッフルプレート本
体幅方向端部に落下するオイル22Bとの、両系統があ
る。
このうち、前者のオイル22Aは、クランクシャフト26に
よって回転方向のバッフルプレート本体幅方向一側に掻
き寄せられ、そこに穿設されている第2のオイル戻し穴
18を通してオイルパン20内に戻される。このオイル22A
はリブ14にさえぎられて、第2のオイル戻し穴18をとび
こえることはなく、確実に第2のオイル戻し穴18のみか
らオイルパン20内に戻る。リブ14はオイルAのオイルパ
ン20内への戻りを良好にしている。
よって回転方向のバッフルプレート本体幅方向一側に掻
き寄せられ、そこに穿設されている第2のオイル戻し穴
18を通してオイルパン20内に戻される。このオイル22A
はリブ14にさえぎられて、第2のオイル戻し穴18をとび
こえることはなく、確実に第2のオイル戻し穴18のみか
らオイルパン20内に戻る。リブ14はオイルAのオイルパ
ン20内への戻りを良好にしている。
後者のオイル22Bは、一部はオイル戻し通路28から真直
下方に落下して、第1のオイル戻し穴16を通り抜けてオ
イルパン20内に戻る。オイル22Bの他の部分はシリンダ
ブロック24の内壁面に沿って壁を伝わって流下し、バッ
フルプレート本体12の幅方向端部上面に流下する。該オ
イル22Bは、バッフルプレート本体12の幅方向中央部に
流れようとしても、リブ14によってさえぎられるので、
バッフルプレート本体12の幅方向中央部に流れることは
なく、第1のオイル戻し穴16からオイルパン20内へと戻
る。したがって、オイル22Bがバッフルプレート本体12
の幅方向中央部迄流れてきて、クランクシャフト26によ
って掻き上げられることはなく、ブローバイガス還元シ
ステムにオイルが流れてオイル消費が増大することはな
く、オイル消費増加防止が果たされる。
下方に落下して、第1のオイル戻し穴16を通り抜けてオ
イルパン20内に戻る。オイル22Bの他の部分はシリンダ
ブロック24の内壁面に沿って壁を伝わって流下し、バッ
フルプレート本体12の幅方向端部上面に流下する。該オ
イル22Bは、バッフルプレート本体12の幅方向中央部に
流れようとしても、リブ14によってさえぎられるので、
バッフルプレート本体12の幅方向中央部に流れることは
なく、第1のオイル戻し穴16からオイルパン20内へと戻
る。したがって、オイル22Bがバッフルプレート本体12
の幅方向中央部迄流れてきて、クランクシャフト26によ
って掻き上げられることはなく、ブローバイガス還元シ
ステムにオイルが流れてオイル消費が増大することはな
く、オイル消費増加防止が果たされる。
このように、本考案におけるオイル戻りは、オリルAと
オイルBとの戻りが互いに別々であり、従来に比べてオ
イルBの戻りが改善される。
オイルBとの戻りが互いに別々であり、従来に比べてオ
イルBの戻りが改善される。
この改善によって、バッフルプレート10上面のオイルた
まり量は低減される。このため、クランクシャフト26が
オイルを掻くことによる摩擦トルクが低減され、かつ掻
き上げによって飛散するオイルがブローバイガスに混入
して持ち去られる量も低減する。第6図は、このうち摩
擦トルクの低減を定量的に示しており、曲線Pが本考案
における摩擦トルクを、曲線Qが従来の摩擦トルクを示
している。曲線PとQとの間の斜線領域が摩擦トルクの
低減量を示している。本考案の摩擦トルク低減は主にエ
ンジンの高回転域で効果があることがわかる。
まり量は低減される。このため、クランクシャフト26が
オイルを掻くことによる摩擦トルクが低減され、かつ掻
き上げによって飛散するオイルがブローバイガスに混入
して持ち去られる量も低減する。第6図は、このうち摩
擦トルクの低減を定量的に示しており、曲線Pが本考案
における摩擦トルクを、曲線Qが従来の摩擦トルクを示
している。曲線PとQとの間の斜線領域が摩擦トルクの
低減量を示している。本考案の摩擦トルク低減は主にエ
ンジンの高回転域で効果があることがわかる。
本考案によれば、バッフルプレート本体幅方向端部側に
シリンダブロックのオイル戻し通路からのオイルを戻す
ための第1のオイル戻し穴を設け、第1のオイル戻し穴
よりバッフルプレート本体巾方向中央部側にバッフルプ
レート本体長手方向に延びるリブ14を設けたので、ピス
トン、コネクティングロッド部位から落下してくるオイ
ルのオイルパンへのオイル戻りを従来同様良好に保った
まま、シリンダヘッド上面からシリンダブロックのオイ
ル戻し通路を通ってオイルのオイルパンへの戻りを従来
より円滑にでき、これらの総合として、バッフルプレー
ト上面からオイルパンへのオイル戻りを従来に比べて良
くし、クランクシャフトによるバッフルプレート上オイ
ルの攪拌を抑制することができる。したがって、該攪拌
による摩擦損失、ブローバイガス還元システムのオイル
持ち去り量、をそれぞれ低減できる。
シリンダブロックのオイル戻し通路からのオイルを戻す
ための第1のオイル戻し穴を設け、第1のオイル戻し穴
よりバッフルプレート本体巾方向中央部側にバッフルプ
レート本体長手方向に延びるリブ14を設けたので、ピス
トン、コネクティングロッド部位から落下してくるオイ
ルのオイルパンへのオイル戻りを従来同様良好に保った
まま、シリンダヘッド上面からシリンダブロックのオイ
ル戻し通路を通ってオイルのオイルパンへの戻りを従来
より円滑にでき、これらの総合として、バッフルプレー
ト上面からオイルパンへのオイル戻りを従来に比べて良
くし、クランクシャフトによるバッフルプレート上オイ
ルの攪拌を抑制することができる。したがって、該攪拌
による摩擦損失、ブローバイガス還元システムのオイル
持ち去り量、をそれぞれ低減できる。
第1図は、本考案の一実施例に係るバッフルプレートの
平面図、 第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、 第3図は第1図のIII−III線に沿う断面図、 第4図は第1図のバッフルプレートをエンジンに装着し
たときのエンジン下端近傍の断面図、 第5図は第4図と直角方向の断面図、 第6図はエンジン回転数−摩擦トルク図、 である。 10……バッフルプレート 12……バッフルプレート本体 14……リブ 16……第1のオイル戻し穴 18……第2のオイル戻し穴 20……オイルパン 22……オイル 22A……ピストン、コネクティングロッド部位からのオ
イル 22B……シリンダヘッド上面からのオイル 24……シリンダブロック 26……クランクシャフト 28……オイル戻し通路
平面図、 第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、 第3図は第1図のIII−III線に沿う断面図、 第4図は第1図のバッフルプレートをエンジンに装着し
たときのエンジン下端近傍の断面図、 第5図は第4図と直角方向の断面図、 第6図はエンジン回転数−摩擦トルク図、 である。 10……バッフルプレート 12……バッフルプレート本体 14……リブ 16……第1のオイル戻し穴 18……第2のオイル戻し穴 20……オイルパン 22……オイル 22A……ピストン、コネクティングロッド部位からのオ
イル 22B……シリンダヘッド上面からのオイル 24……シリンダブロック 26……クランクシャフト 28……オイル戻し通路
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)オイルパン内のオイルがためられる
スペースとシリンダブロック内のクランクシャフトが回
転自在に配設されるスペースとを隔てるようにオイルパ
ンとシリンダブロックとの間に介装される板状部材から
なるバッフルプレート本体と、 (ロ)シリンダブロックに設けられた、シリンダヘッド
上部室からオイルパンへオイルを戻すオイル戻し通路の
下方に位置し、バッフルプレート本体の幅方向端部近傍
に穿設された第1のオイル戻し穴と、 (ハ)第1のオイル戻し穴の近傍でかつ第1のオイル戻
し穴よりバッフルプレート本体の幅方向中央部側で、上
方に向って突出しかつバッフルプレート本体の長手方向
に延びる、バッフルプレート本体に形成されたリブと、 (ニ)リブの近傍で、リブよりバッフルプレート本体の
幅方向中央部側で、かつバッフルプレート本体上のオイ
ルがクランクシャフトの回転によって掻き寄せられる側
で、バッフルプレート本体に穿設され、バッフルプレー
ト本体の長手方向に断続的に設けられた第2のオイル戻
し穴と、 から成るバッフルプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19673086U JPH0622097Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | バツフルプレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19673086U JPH0622097Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | バツフルプレ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63102916U JPS63102916U (ja) | 1988-07-04 |
| JPH0622097Y2 true JPH0622097Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31155815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19673086U Expired - Lifetime JPH0622097Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | バツフルプレ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622097Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004353561A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Petroliam Nasional Bhd | エンジンにおけるオイルスクラッバー |
| JP7337465B2 (ja) * | 2021-09-06 | 2023-09-04 | ダイハツ工業株式会社 | バッフルプレート |
-
1986
- 1986-12-23 JP JP19673086U patent/JPH0622097Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63102916U (ja) | 1988-07-04 |
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