JPH11212189A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11212189A
JPH11212189A JP2776098A JP2776098A JPH11212189A JP H11212189 A JPH11212189 A JP H11212189A JP 2776098 A JP2776098 A JP 2776098A JP 2776098 A JP2776098 A JP 2776098A JP H11212189 A JPH11212189 A JP H11212189A
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platen
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Takehiro Ogawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラテンの上面にカバーを開閉可能に設ける
に際して、プラテンカバーを支持するヒンジ部の構成を
簡素化し、プラテンカバーを直立状態に支持する作用
と、厚手の原稿の押圧とを良好に行い得るようにする。 【解決手段】 スキャナー1の上にヒンジ部10を介し
てプラテンカバー5を配置するに際して、スキャナーに
はスタッド11を介してヒンジピン12を配置し、プラ
テンカバー5にはL字状案内溝16を設ける。前記L字
状案内溝16には水平溝部17と直立溝部18とを組み
合わせて構成し、プラテンカバーを直立させる際には水
平溝部17を介してヒンジピンに案内させ、厚手の原稿
に対しては直立溝部18を介してプラテンカバーにより
原稿の押圧作用を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナーにセットす
る原稿を押圧保持するためのプラテンカバーに関し、特
に、プラテンカバーをヒンジピンと長孔を介して支持
し、厚手の原稿に対しても押圧作用を確実に行い得る画
像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりスキャナー(FBS)等の画像
読取装置においては、装置本体の上面にプラテンガラス
を配置しており、原稿の画像面を前記ガラスに向けてセ
ットして、上面からプラテンカバーにより押圧して固定
するように構成している。そして、前記プラテンの下面
に沿って移動する読取り装置により原稿の画像を読み取
って、その読取り画像の情報をスキャナーに接続した他
の装置に向けて出力させる。前記スキャナーに接続され
る装置としては、例えば、パーソナルコンピュータやフ
ァクシミリ装置等の他に、複写機等の画像形成装置が用
いられるもので、任意の画像形成装置等に接続して使用
することができる。そして、読み取った原稿の画像情報
を用いてコピーを作成したり、ファクシミリ送信を行う
ことや、パーソナルコンピュータ画面上で画像を加工し
て出力することができる。
【0003】前記スキャナーは、例えば、図6に示すよ
うな構成のもので、スキャナー1の上面に設けているプ
ラテン2を覆うように、弾性体6を配置したプラテンカ
バー5を設けており、前記プラテンカバー5は装置本体
に対して端部を固定部8を介して取り付け、そのプラテ
ンカバーの開閉に際しては、ヒンジ部8を屈曲させるよ
うにしている。前記プラテンカバー5の本体は硬質のプ
ラスチックで一体構成されており、ヒンジ部に屈曲性と
弾性を持たせることによって、図7に示すように、本等
のような厚い原稿を読み取る際には、ヒンジ部7が屈曲
することにより、プラテンカバー5の本体の重量により
原稿の画面をプラテン2上に押圧保持できるようにされ
る。また、プラテン上に本等を開いてセットする際に
は、図の鎖線で示すように、ヒンジ部7を介してプラテ
ンカバーを直立状態にまで開くことができるようにされ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記プラテ
ンカバーのヒンジ部は、プラスチック製のプラテンカバ
ー本体と一体成型されているものであり、繰り返して折
り曲げたりする力が加えられると、破損しやすいという
問題がある。また、前記ヒンジ部を軟質のプラスチック
により補強することも考えられるが、プラテンカバー本
体の重量が比較的重いもであることから、プラテンカバ
ーの開閉に際の応力がヒンジ部に集中して加えられるた
めに、耐久性に欠けるという問題もある。さらに、本等
のような厚手の原稿をプラテン上にセットする場合に
は、プラテンカバーを直立状態にまで立てて、両手を使
って読取り画像面をプラテンに位置決めする必要がある
が、そのような動作を行うに際して、プラテンカバーの
位置決めが良好に行われ得ないという欠点がある。前記
問題に加えて、従来のプラテンカバーにおいては、本等
の厚手の原稿を読み取る場合には、前記ヒンジ部が本の
厚さに追従できずに、本等をプラテンカバーの重量のみ
で押圧する作用が良好に行い得ないという問題も発生す
る。
【0005】本発明は、前述したような従来のプラテン
カバーの開閉の問題を解消するもので、プラテンカバー
を自立させた状態で開閉可能であるとともに、ヒンジ部
の耐久性を向上させ得る画像読取装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は画像読取装置に
関するもので、請求項1の発明は、装置本体の両側にプ
ラテンカバーの支点部材を配置し、前記プラテンカバー
には前記支点部材に係合する長孔を設けるとともに、装
置本体の支点部材に対応する位置には凹部を配置し、プ
ラテンカバーの端部を前記凹部に挿入して直立状態を保
持させることを特徴とする。請求項2の発明は、前記長
孔がL字状であることを特徴とする。請求項3の発明
は、前記長孔がL字状部と傾斜部とを組み合わせたもの
であることを特徴とする。
【0007】前述したように構成したことにより、本発
明の画像読取装置においては、プラテンカバーを装置本
体に開閉可能に保持できるとともに、ヒンジ部の耐久性
を向上させることができる。また、プラテンカバーの開
閉の動作をスムーズに行うことができ、薄手の原稿の場
合はもちろんのこと、厚手の原稿であっても、プラテン
カバーによる押圧保持の作用を確実に行うことができ
る。さらに、厚手の原稿に対しては、プラテンカバーに
対する支持支点を上側に設定することにより、押圧の動
作を正確に行うことが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明の画像読取装置を説明する。図1に示す例は、本発明
の装置の基本的な構成を示すもので、ファクシミリ装置
や複写機等の画像形成装置に組み合わせて使用される画
像読取装置、または、パーソナルコンピュータ等に組み
合わせて使用されるスキャナーとして構成され、スキャ
ナー1の上面に設けたプラテン2の下面に沿って、読取
装置が移動可能に配置される。前記読取り装置として
は、一般的な機構を用いることができるものであり、フ
ルレートキャリッジとハーフレートキャリッジとを組み
合わせて構成する装置等の従来より公知の読取り装置を
使用して、原稿の画像を走査してその画像情報をCCD
を介して電気信号として出力可能なものとして構成可能
である。前記スキャナー1の上には、プラテン2を覆う
ようにプラテンカバー5を配置しており、硬質のプラス
チック等により1枚の板状のものとして構成したプラテ
ンカバー5に対して、その下面に設けた弾性体6によ
り、プラテンカバーの重量によって原稿をプラテンに対
して均一な圧力で押圧する。
【0009】前記プラテンカバー5は、装置本体の端部
にヒンジ部10を介して揺動可能に支持されており、装
置本体には、前記ヒンジ部10に対応させてスタッド1
1を直立させて設け、前記スタッドにヒンジピン12を
設けている。また、前記ヒンジ10に対応させて凹部3
を設けて、プラテンカバー5の端部5aを前記凹部3に
挿入して、前記プラテンカバー5を直立状態に固定保持
させ得るように構成している。前記プラテンカバー5に
はヒンジピン12を挿入する長孔状案内溝13を設けて
おり、プラテンカバー5を図の仮想線で示すように直立
させる際と、実線で示すように原稿を押圧する際には、
前記長孔状案内溝13に対してヒンジピン12が異なる
位置で支持される。つまり、本実施例では、プラテン2
にセットする原稿を交換する際には、ヒンジ部10を介
してプラテンカバー5を開くが、そのプラテンカバーを
直立状態に位置決めする際には、プラテンカバー5の端
部5aを凹部3に挿入して固定する。その際に、ヒンジ
部10に設けているヒンジピン12に対する長孔状案内
溝13の位置が変化するので、プラテンカバー5の開閉
の動作を容易に行うことができる。
【0010】前記スキャナー1に対して厚手の原稿をプ
ラテン上にセットする場合には、その原稿の厚さに対応
させて、長孔状案内溝13にヒンジピン12を係止する
位置を移動させて、原稿を押圧できる位置を選択する
が、プラテンカバー5をヒンジピンを介して前後に摺動
させることによって対処させるようにする。また、前記
スキャナーに対してシートものの原稿のように、薄い原
稿をセットして読取りを行う場合には、プラテンカバー
を大きく開閉する必要がない場合が多くあり、その際に
は、ヒンジピン12を介して原稿の交換が可能な程度の
隙間を形成することにより容易に対処が可能な場合があ
る。
【0011】これに対して、前記図1に示す例におい
て、プラテンカバー5を直立させる状態で原稿の交換を
行う際には、プラテンカバーの先端部のハンドルを手で
持って図の左側に向けて移動させる。そして、長孔状案
内溝11に係合しているヒンジピン12を水平な長孔状
案内溝の後端部(図の右側の端部)にまで移動させた状
態で、プラテンカバー5を直立状態になるまで開き、プ
ラテンカバーの端部5aを凹部3に落とし込むことによ
り直立状態に保持させる。前記直立状態のプラテンカバ
ー5をプラテン上に倒す場合には、プラテンカバー5を
持ち上げてヒンジピン12を長孔状案内溝13に摺動さ
せる状態で凹部3から端部を外し、その後にプラテン上
に倒すことにより、原稿を押圧する状態にする。
【0012】図2、3に示す例は、ヒンジ部15に対し
てプラテンカバー5を開閉するために、L字状案内溝1
6を配置する例を示しているもので、前記L字状案内溝
16は水平溝部17と直立溝部18とを直角に組み合わ
せて構成している。この実施例において、プラテンカバ
ー5を直立させる際には、ヒンジピン12を水平溝部1
7に沿って移動させることができる。また、厚手の原稿
をセットする際には、直立溝部18に対してヒンジピン
12を移動させることにより、図3に示すように、原稿
Dの厚さに対応する位置に停止される。前述したよう
に、ヒンジ部15にL字状案内溝16を配置する例にお
いては、水平溝部と直立溝部とを任意の長さに設定する
ことが可能であり、水平溝部17の長さは、プラテンカ
バー5を直立状態とする際に、凹部3にプラテンカバー
の端部を着脱可能な遊びを持たせるような長さに構成す
ることができる。さらに、前記直立溝部18を長く形成
する場合には、非常に厚い本等の頁を開いてプラテン上
にセットして、読取りを行うことが可能になる。
【0013】図4に示す例では、ヒンジ部20に配置す
るヒンジピン12に対して、略直角三角形状の大径案内
孔21を設けて構成しており、ヒンジピン12に対する
遊びを大きく設定している。前記大径案内孔21には、
鋭角の頂部と上の端部とに凹部22、23をそれぞれ設
けており、プラテンカバー5を閉じた状態ではヒンジピ
ン12を凹部23に係合させ、プラテンカバーを直立さ
せた状態では凹部22にヒンジピン12が位置して、プ
ラテンカバー5を安定した状態で支持できるように構成
する。また、前記大径案内孔21の中でヒンジピン12
が移動する範囲を大きく設定していることにより、本実
施例では、プラテンカバー5を開閉する際に、ヒンジピ
ン12を大径案内孔の斜面部に沿わせて摺動させる。
【0014】図5に示す例において、ヒンジ部25に配
置するクランク状案内溝26は、水平部27と上部28
および傾斜溝部29を、略クランク状に組み合わせて構
成している。前記クランク状案内溝26を設けたプラテ
ンカバー5において、プラテンカバーをヒンジピン12
に対して前後に移動させることにより、クランク状案内
溝の各部分に対するヒンジピンの位置決めを行うことが
できるもので、水平部27はプラテンカバーを直立状態
にする場合と、薄手の原稿を押圧する際に使用する。ま
た、上部28は厚手の原稿の押圧に使用が可能であり、
水平部27から上部28に至る立上り部で、プラテンカ
バーの上下動位置を任意に設定できるようにしている。
さらに、傾斜溝部29は任意の厚さの原稿に対して対応
させることができるもので、プラテンカバー5を前後方
向に移動させることによって、ヒンジピン12のクラン
ク状案内溝に対する位置が設定され、ヒンジピン12を
介してプラテンカバーの揺動を行わせるようにする。
【0015】前述したように、プラテンカバー5をスキ
ャナーの上部で開閉可能に支持するヒンジ部において
は、前記各実施例に示すような構成を有する長孔状案内
溝13、L字状案内溝16、大径案内孔21、またはク
ランク状案内溝26を、プラテンカバーの側部に一体に
形成することができる。また、前記プラテンカバー側の
ヒンジ部材としては、金属板等のような板状の部材を、
プラテンカバーの両側側部に取り付けて構成することが
できる。前記ヒンジ部において、装置本体の両側に突出
させて設けたスタッドに対して長い軸部材を取り付けて
ヒンジピンを構成し、前記ヒンジピンによりプラテンカ
バーを串刺し状に支持させて構成することが可能である
が、その他に、スタッド11に対してヒンジピン12を
片持ち状に固定しておき、プラテンカバーの側面に固定
した金属板等に設けた孔に、ヒンジピンを挿入して支持
させる機構を用いることが可能である。前記プラテンカ
バーは、硬質のプラスチック材料を一体成形して構成
し、剛性の大きな板状のもののプラテン側にスポンジ等
の弾性体を取り付けたものを用いることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の画像読取装置は、前述したよう
に構成しているものであるから、プラテンカバーを装置
本体に開閉可能に保持できるとともに、ヒンジ部の耐久
性を向上させることができる。また、プラテンカバーの
開閉の動作をスムーズに行うことができ、薄手の原稿の
場合はもちろんのこと、厚手の原稿であっても、プラテ
ンカバーによる押圧保持の作用を確実に行うことができ
る。さらに、厚手の原稿に対しては、プラテンカバーに
対するヒンジピンの支持支点を、縦案内溝の上側に設定
することにより、押圧の動作を正確に行うことが可能に
なる。そして、前記プラテンカバーを硬質の板状のもの
で構成して、プラテンカバーの重量により原稿を押圧さ
せる手段を用いることにより、プラテンカバーの構成と
ヒンジ部の機構を簡素化して、原稿を押圧保持する作用
を良好に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプラテンカバーの支持部の構成の説
明図である。
【図2】 本発明の第2の実施例のヒンジ部の説明図で
ある。
【図3】 図2に示すプラテンカバーにより、厚手の原
稿の押圧を行う場合の説明図である。
【図4】 本発明の第3の実施例のヒンジ部の説明図で
ある。
【図5】 本発明の第4の実施例のヒンジ部の説明図で
ある。
【図6】 従来のプラテンカバーの支持部の構成を示す
説明図である。
【図7】 図6のプラテンカバーの開閉状態の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 スキャナー、 2 プラテン、 3 凹部、
5 プラテンカバー、 6 弾性体、 7 ヒン
ジ部、8 固定部、 10 ヒンジ部、 11 ス
タッド、12 ヒンジピン、 13 長孔状案内
溝、 15 ヒンジ部、16 L字状案内溝、 1
7 水平溝部、 18 直立溝部、20 ヒンジ
部、 21 大径案内孔、 22・23 凹部、2
5 ヒンジ部、 26 クランク状案内溝、 27
水平部、28 上部、 29 傾斜溝部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナーの装置本体の両側にプラテン
    カバーの支点部材を配置し、 前記プラテンカバーには前記支点部材に係合する長孔を
    設けるとともに、 装置本体の支点部材に対応する位置には凹部を配置し、
    プラテンカバーの端部を前記凹部に挿入して直立状態を
    保持させることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記長孔がL字状であることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記長孔がL字状部と傾斜部とを組み合
    わせたものであることを特徴とする請求項1に記載の画
    像読取装置。
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