JPH11213606A - 磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープカセットInfo
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- JPH11213606A JPH11213606A JP910698A JP910698A JPH11213606A JP H11213606 A JPH11213606 A JP H11213606A JP 910698 A JP910698 A JP 910698A JP 910698 A JP910698 A JP 910698A JP H11213606 A JPH11213606 A JP H11213606A
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- prism
- upper half
- brake
- winding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】摺動ガイドとブレーキアームとの摺動性を向上
させ、形成金型の構造を簡単化するとともに、摺動受け
面の位置精度を向上させる。 【解決手段】磁気テープを巻装した一対の巻取ハブを収
容する上下ハーフ10,12内を移動して、前記巻取り
ハブの回転を禁止及び許容するブレーキ部材のブレーキ
アームの摺動ガイド30を、磁気テープの終端を光学的
に検出するための部材であるプリズム26と一体化して
形成し、上ハーフ10のリブ32から孔の部分をなく
す。
させ、形成金型の構造を簡単化するとともに、摺動受け
面の位置精度を向上させる。 【解決手段】磁気テープを巻装した一対の巻取ハブを収
容する上下ハーフ10,12内を移動して、前記巻取り
ハブの回転を禁止及び許容するブレーキ部材のブレーキ
アームの摺動ガイド30を、磁気テープの終端を光学的
に検出するための部材であるプリズム26と一体化して
形成し、上ハーフ10のリブ32から孔の部分をなく
す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープカセッ
トに係り、特に磁気テープカセットに収容された磁気テ
ープの搬送時のたるみを防止するために設けられている
ブレーキ装置の改良に関するものである。
トに係り、特に磁気テープカセットに収容された磁気テ
ープの搬送時のたるみを防止するために設けられている
ブレーキ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように磁気テープカセットは、長
尺の磁気テープのそれぞれの端部を固定したうえでこの
磁気テープを巻き掛けた一対の巻取ハブあるいは巻取リ
ールを、この2つのハブの間に張架された磁気テープ部
分のみを露出するケース(ハーフ)に収容しており、さ
らに磁気テープの磁性層面を保護するためこのハーフよ
り露出された部分の磁気テープを覆う閉位置とこの磁気
テープを露出させる開位置との間を移動可能に軸支さ
れ、閉位置にばね付勢されている前ふた(リッド)を備
えている。また、前記磁気テープの始端および終端等を
光学的に検出し、また媒体の用途を識別するための部材
であるプリズムが、前記ハーフに固定して設けられてい
る。
尺の磁気テープのそれぞれの端部を固定したうえでこの
磁気テープを巻き掛けた一対の巻取ハブあるいは巻取リ
ールを、この2つのハブの間に張架された磁気テープ部
分のみを露出するケース(ハーフ)に収容しており、さ
らに磁気テープの磁性層面を保護するためこのハーフよ
り露出された部分の磁気テープを覆う閉位置とこの磁気
テープを露出させる開位置との間を移動可能に軸支さ
れ、閉位置にばね付勢されている前ふた(リッド)を備
えている。また、前記磁気テープの始端および終端等を
光学的に検出し、また媒体の用途を識別するための部材
であるプリズムが、前記ハーフに固定して設けられてい
る。
【0003】そして、この磁気テープカセットは記録再
生装置への装填に連動して上記前ふたを開位置に移動
し、一方の巻取ハブ等が回転されることによって他方の
巻取ハブ等から磁気テープが送り出され、上記露出され
たテープに記録再生装置の磁気ヘッド等を当接させるな
どの操作により、磁気テープに情報を記録し、あるいは
磁気テープより情報を再生するようになっている。
生装置への装填に連動して上記前ふたを開位置に移動
し、一方の巻取ハブ等が回転されることによって他方の
巻取ハブ等から磁気テープが送り出され、上記露出され
たテープに記録再生装置の磁気ヘッド等を当接させるな
どの操作により、磁気テープに情報を記録し、あるいは
磁気テープより情報を再生するようになっている。
【0004】ところで上記巻取ハブに巻き掛けられた磁
気テープは搬送中の振動、衝撃等によって巻き緩みが生
じ、カセットより少しずつはみ出して2つの巻取ハブ間
でたるみを生ずることがある。そしてこのたるみの生じ
たテープをそのままの状態で記録再生装置に装填した場
合、たるんだテープが記録再生装置のピンチローラやそ
の他のテープ懸架部材に絡み付き、記録再生装置の故障
やテープの伸びを発生させることもある。
気テープは搬送中の振動、衝撃等によって巻き緩みが生
じ、カセットより少しずつはみ出して2つの巻取ハブ間
でたるみを生ずることがある。そしてこのたるみの生じ
たテープをそのままの状態で記録再生装置に装填した場
合、たるんだテープが記録再生装置のピンチローラやそ
の他のテープ懸架部材に絡み付き、記録再生装置の故障
やテープの伸びを発生させることもある。
【0005】そこでテープの非使用時に確実に巻取ハブ
の回転を止めるブレーキ装置(ブレーキ部材)を備えた
磁気テープカセットが開発され、例えばDDSカセット
やDATカセット等に用いられているブレーキ装置は、
磁気テープの一つの巻取ハブと同軸にこの巻取ハブの上
端面にそれぞれ一体的に形成された歯車と、この各歯車
に係合して巻取ハブの巻き緩み方向への回転を禁止する
制動位置と、歯車より離脱して前記巻取ハブの回転を許
容する解除位置との間を移動可能にされ、制動位置にば
ね付勢されるとともに、記録再生装置への装填に連動し
て前ふたが開位置に回動され、この前ふたの内側の一部
に突設された突起によって解除位置に移動されるブレー
キ部材とを備えた構成を採用している。
の回転を止めるブレーキ装置(ブレーキ部材)を備えた
磁気テープカセットが開発され、例えばDDSカセット
やDATカセット等に用いられているブレーキ装置は、
磁気テープの一つの巻取ハブと同軸にこの巻取ハブの上
端面にそれぞれ一体的に形成された歯車と、この各歯車
に係合して巻取ハブの巻き緩み方向への回転を禁止する
制動位置と、歯車より離脱して前記巻取ハブの回転を許
容する解除位置との間を移動可能にされ、制動位置にば
ね付勢されるとともに、記録再生装置への装填に連動し
て前ふたが開位置に回動され、この前ふたの内側の一部
に突設された突起によって解除位置に移動されるブレー
キ部材とを備えた構成を採用している。
【0006】このブレーキ部材は、両端に略水平方向に
細長く伸びたブレーキアームを有しており、ブレーキ部
材が移動するとき、ブレーキアームも同じように移動す
るが、ブレーキアームは細長く伸びた部材であるため、
安定した動きができるように、摺動ガイドを設けて、こ
れに沿ってブレーキアームを摺動させるようにしてい
る。
細長く伸びたブレーキアームを有しており、ブレーキ部
材が移動するとき、ブレーキアームも同じように移動す
るが、ブレーキアームは細長く伸びた部材であるため、
安定した動きができるように、摺動ガイドを設けて、こ
れに沿ってブレーキアームを摺動させるようにしてい
る。
【0007】従来、この摺動ガイドは、前記ハーフを構
成する一方の部材である上ハーフの一部として、直接上
ハーフに設けられていた。例えば、特公平6−8251
0号公報においては、上ハーフの左右側面の前端部を、
ハーフ中央側に偏するよう段付き状に形成して、摺動ガ
イドとしたものが開示されている。
成する一方の部材である上ハーフの一部として、直接上
ハーフに設けられていた。例えば、特公平6−8251
0号公報においては、上ハーフの左右側面の前端部を、
ハーフ中央側に偏するよう段付き状に形成して、摺動ガ
イドとしたものが開示されている。
【0008】また、図11(a)に示すように、上ハー
フ90の前端部にリブ92を立てて、その上部を段付き
形状にして摺動ガイド94を設けたものも考えられてい
る。図11(a)は、上ハーフ90の右前端部を表した
ものであるが、左前端部も同様である。すなわち、図1
1(a)において、矢印Aの示す方向がハーフの正面で
あり、符号90aは上ハーフ90の右側面を表してい
る。上ハーフ90の上面90bに垂直にリブ92を立
て、その上部を段付き形状に形成する。このとき、リブ
92の上部側面92aと段付き形状の水平面92bとで
摺動ガイド94が形成される。なお、符号92cは、前
ふたの支軸(ピン)を挿入するための軸孔であり、リブ
92は、この他に、プリズムが磁気テープの終端を検出
する光を取入れるため投・受光用の2つの孔92d及び
92eを有している。
フ90の前端部にリブ92を立てて、その上部を段付き
形状にして摺動ガイド94を設けたものも考えられてい
る。図11(a)は、上ハーフ90の右前端部を表した
ものであるが、左前端部も同様である。すなわち、図1
1(a)において、矢印Aの示す方向がハーフの正面で
あり、符号90aは上ハーフ90の右側面を表してい
る。上ハーフ90の上面90bに垂直にリブ92を立
て、その上部を段付き形状に形成する。このとき、リブ
92の上部側面92aと段付き形状の水平面92bとで
摺動ガイド94が形成される。なお、符号92cは、前
ふたの支軸(ピン)を挿入するための軸孔であり、リブ
92は、この他に、プリズムが磁気テープの終端を検出
する光を取入れるため投・受光用の2つの孔92d及び
92eを有している。
【0009】このとき、図11(b)に示すように、ブ
レーキアーム96は、摺動ガイド94に沿って、矢印で
示す方向に摺動する。
レーキアーム96は、摺動ガイド94に沿って、矢印で
示す方向に摺動する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のように摺動ガイドを、上ハーフの左右側面の先端部
に設けたり、上ハーフの左右前端部にリブを立てて設け
たりして、上ハーフと一体化して設ける方法では、上ハ
ーフと摺動ガイドを同じ材質で作らねばならない。前述
した従来の摺動ガイドは、上ハーフの左右側面の外面及
び上面で、あるいはリブの側面及び水平面で、ブレーキ
アームと摺動している。従って、通常上ハーフはABS
樹脂で作られるが、摺動ガイドはこれより摺動性の良い
材料を使用するのが望ましい。しかし、上ハーフ自体は
摺動性の良い材料を用いる必要はないため、上ハーフ全
体を摺動ガイドに合わせた材料で作成することはコスト
上問題となる。
来のように摺動ガイドを、上ハーフの左右側面の先端部
に設けたり、上ハーフの左右前端部にリブを立てて設け
たりして、上ハーフと一体化して設ける方法では、上ハ
ーフと摺動ガイドを同じ材質で作らねばならない。前述
した従来の摺動ガイドは、上ハーフの左右側面の外面及
び上面で、あるいはリブの側面及び水平面で、ブレーキ
アームと摺動している。従って、通常上ハーフはABS
樹脂で作られるが、摺動ガイドはこれより摺動性の良い
材料を使用するのが望ましい。しかし、上ハーフ自体は
摺動性の良い材料を用いる必要はないため、上ハーフ全
体を摺動ガイドに合わせた材料で作成することはコスト
上問題となる。
【0011】また、前述した従来の摺動ガイドでは、1
個ないし2個のプリズムの投・受光用の孔を設ける必要
があり、成形用金型でこれを形成するためには複雑なス
ライドコア構造が必要になるとともに、スライドコア
が、先端を細くしなければならないため、破損しやすい
という問題がある。
個ないし2個のプリズムの投・受光用の孔を設ける必要
があり、成形用金型でこれを形成するためには複雑なス
ライドコア構造が必要になるとともに、スライドコア
が、先端を細くしなければならないため、破損しやすい
という問題がある。
【0012】さらに、従来のように摺動ガイドを上ハー
フと一体化して設ける場合には、摺動ガイドを上ハーフ
の左右両端に設けなければならず、左右の寸法が大きく
なるため摺動ガイドの摺動受け面の位置精度が出しにく
いという問題もある。
フと一体化して設ける場合には、摺動ガイドを上ハーフ
の左右両端に設けなければならず、左右の寸法が大きく
なるため摺動ガイドの摺動受け面の位置精度が出しにく
いという問題もある。
【0013】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、摺動ガイドの、ブレーキアームとの摺動
性を向上させ、摺動ガイドを形成する際の金型の構造を
簡単化するとともに、摺動ガイドのブレーキアームが摺
動する摺動受け面の位置精度を上げることのできるブレ
ーキアームの摺動ガイドを備えた磁気テープカセットを
提供することを課題とする。
たものであり、摺動ガイドの、ブレーキアームとの摺動
性を向上させ、摺動ガイドを形成する際の金型の構造を
簡単化するとともに、摺動ガイドのブレーキアームが摺
動する摺動受け面の位置精度を上げることのできるブレ
ーキアームの摺動ガイドを備えた磁気テープカセットを
提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、磁気テープを巻装した一対の巻取ハブを
収容し、前記一対の巻取ハブの間に張架された磁気テー
プのみを露出するハーフと、該ハーフに、前記ハーフよ
り露出された部分の磁気テープを覆う閉位置と、前記磁
気テープを露出させる開位置との間を移動可能に軸支さ
れ、前記閉位置にばね付勢された前ふたと、前記ハーフ
に固定され、前述の如く前記磁気テープの始端終端を光
学的に検出する等のための部材であるプリズムと、前記
巻取ハブと係合して前記巻取ハブの巻き緩み方向への回
転を禁止する制動位置と、前記前ふたの開位置において
該前ふたにより前記巻取ハブより離脱させられ該巻取ハ
ブの回転を許容する解除位置との間を移動可能にされ、
前記制動位置にばね付勢されたブレーキ部材とを備え、
前記ブレーキ部材が移動する際、該ブレーキ部材のブレ
ーキアームが摺動する摺動ガイドを前記プリズムと一体
化して形成したことを特徴とする磁気テープカセットを
提供する。
に、本発明は、磁気テープを巻装した一対の巻取ハブを
収容し、前記一対の巻取ハブの間に張架された磁気テー
プのみを露出するハーフと、該ハーフに、前記ハーフよ
り露出された部分の磁気テープを覆う閉位置と、前記磁
気テープを露出させる開位置との間を移動可能に軸支さ
れ、前記閉位置にばね付勢された前ふたと、前記ハーフ
に固定され、前述の如く前記磁気テープの始端終端を光
学的に検出する等のための部材であるプリズムと、前記
巻取ハブと係合して前記巻取ハブの巻き緩み方向への回
転を禁止する制動位置と、前記前ふたの開位置において
該前ふたにより前記巻取ハブより離脱させられ該巻取ハ
ブの回転を許容する解除位置との間を移動可能にされ、
前記制動位置にばね付勢されたブレーキ部材とを備え、
前記ブレーキ部材が移動する際、該ブレーキ部材のブレ
ーキアームが摺動する摺動ガイドを前記プリズムと一体
化して形成したことを特徴とする磁気テープカセットを
提供する。
【0015】また、前記摺動ガイドを、前記ハーフの上
面に対し垂直な柱状とし、かつ、その先端を該ハーフ中
央側に偏するよう段付き形状に形成したことが好まし
い。
面に対し垂直な柱状とし、かつ、その先端を該ハーフ中
央側に偏するよう段付き形状に形成したことが好まし
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気テープカセッ
トについて、添付の図面に示される好適実施例を基に、
詳細に説明する。
トについて、添付の図面に示される好適実施例を基に、
詳細に説明する。
【0017】図1は本発明にかかる磁気テープカセット
の概略構成を示す斜視分解図、図2は図1に示した磁気
テープカセットの透視平面図、図3は図1に示した前ふ
た単体の詳細を示す斜視図である。図示の磁気テープカ
セットは上ハーフ10と下ハーフ12とが磁気テープ1
4の巻装された一対のハブ体16を収容し、この磁気テ
ープ14のハブ体16の間に張架された部分は上下ハー
フ10,12より露出されている。上ハーフ10には上
記露出された磁気テープ14を覆う閉位置と露出せしめ
る開位置との間を移動可能に、前記閉位置にバネ付勢さ
れた前ふた18がピン18aにより軸支され、閉位置に
おいては、その前板18bにより磁気テープ14を覆っ
ている。一方、下ハーフ12の外側下面には上記ハブ1
6の間に張架された部分の磁気テープ14の背面側の空
間を覆う位置と解放する位置との間を摺動自在にスライ
ダ20が設けられている。
の概略構成を示す斜視分解図、図2は図1に示した磁気
テープカセットの透視平面図、図3は図1に示した前ふ
た単体の詳細を示す斜視図である。図示の磁気テープカ
セットは上ハーフ10と下ハーフ12とが磁気テープ1
4の巻装された一対のハブ体16を収容し、この磁気テ
ープ14のハブ体16の間に張架された部分は上下ハー
フ10,12より露出されている。上ハーフ10には上
記露出された磁気テープ14を覆う閉位置と露出せしめ
る開位置との間を移動可能に、前記閉位置にバネ付勢さ
れた前ふた18がピン18aにより軸支され、閉位置に
おいては、その前板18bにより磁気テープ14を覆っ
ている。一方、下ハーフ12の外側下面には上記ハブ1
6の間に張架された部分の磁気テープ14の背面側の空
間を覆う位置と解放する位置との間を摺動自在にスライ
ダ20が設けられている。
【0018】ハブ体16は詳しくはテープ14を巻装す
るハブ16aと、このハブ16aと同軸にハブ16aの
上端面に一体的に形成された歯車16bとからなる。さ
らにこの磁気テープカセットは、上記各ハブ体16の歯
車16bとそれぞれ係合する2つの制動片22aを有す
るブレーキ部材22を備え、このブレーキ部材22は磁
気テープカセットが図示しない記録再生装置に非装填時
には、その一対の制動片22aがそれぞれ対向する歯車
16bと係合してハブ体16の回転を禁止する制動位置
にブレーキばね24によってバネ付勢され、一方記録再
生装置に装填時には、上記前ふた18が記録再生装置に
よって矢印K方向に回動せしめられることにより、ブレ
ーキ部材22の左右両端から垂直に前方へ細長く伸びた
ブレーキアーム22bの先端に設けられたフック部22
cが前ふた18の側板18cに設けられた突起18dに
引っ掛けられて前ふた18の方向に引かれ、制動片22
aが歯車16bより離脱してハブ体16の回転を許容す
る解除位置に移動される構成である。
るハブ16aと、このハブ16aと同軸にハブ16aの
上端面に一体的に形成された歯車16bとからなる。さ
らにこの磁気テープカセットは、上記各ハブ体16の歯
車16bとそれぞれ係合する2つの制動片22aを有す
るブレーキ部材22を備え、このブレーキ部材22は磁
気テープカセットが図示しない記録再生装置に非装填時
には、その一対の制動片22aがそれぞれ対向する歯車
16bと係合してハブ体16の回転を禁止する制動位置
にブレーキばね24によってバネ付勢され、一方記録再
生装置に装填時には、上記前ふた18が記録再生装置に
よって矢印K方向に回動せしめられることにより、ブレ
ーキ部材22の左右両端から垂直に前方へ細長く伸びた
ブレーキアーム22bの先端に設けられたフック部22
cが前ふた18の側板18cに設けられた突起18dに
引っ掛けられて前ふた18の方向に引かれ、制動片22
aが歯車16bより離脱してハブ体16の回転を許容す
る解除位置に移動される構成である。
【0019】前記前ふた18の側板18cに設けられた
突起18dはL字形をしており、その一方の辺が、前ふ
た18の閉位置において、ブレーキ部材22のブレーキ
アーム22bの途中に設けられた当接部22dと当接す
るようになっており、これによりカセットの落下等によ
る衝撃によっても、ブレーキ部材22が制動位置に保持
されるようになっている。また、上ハーフ10には、前
述の如く磁気テープ14の始端終端を光学的に検出する
等の機能を有するプリズム26が設置されているが、こ
のプリズム26については後に詳述する。
突起18dはL字形をしており、その一方の辺が、前ふ
た18の閉位置において、ブレーキ部材22のブレーキ
アーム22bの途中に設けられた当接部22dと当接す
るようになっており、これによりカセットの落下等によ
る衝撃によっても、ブレーキ部材22が制動位置に保持
されるようになっている。また、上ハーフ10には、前
述の如く磁気テープ14の始端終端を光学的に検出する
等の機能を有するプリズム26が設置されているが、こ
のプリズム26については後に詳述する。
【0020】次にブレーキ部材22の動きについて図4
を用いて説明する。図4は図1に示した前ふた18とブ
レーキ部材22の作用を説明するための透視側面図であ
る。本実施形態の磁気テープカセットは図示しない記録
再生装置に非装填時には、ブレーキ部材22がブレーキ
ばね24によって矢印L′方向に付勢されブレーキ部材
22の制動片22aの先端部がハブ体16の歯車16b
に係合してハブ16の回動を阻止する(図4(a)参
照)とともに、前ふた18が閉位置において前ふた18
の側板18cに設けられた突起18dの端面がブレーキ
部材22のブレーキアーム22bの途中に設けられた当
接部22dに当接するようになっており、衝撃等により
該ブレーキ部材22が解除位置に移動するのを防止す
る。なお、この当接部22dは、磁気テープ14の巻装
状態を光学的に検出するための光の進路を遮らないよう
に、L字形に形成されるのが望ましいが、略透明な材料
を用いて形成されるのであれば必ずしもL字形にする必
要はなく、種々の形状を採用することができる。
を用いて説明する。図4は図1に示した前ふた18とブ
レーキ部材22の作用を説明するための透視側面図であ
る。本実施形態の磁気テープカセットは図示しない記録
再生装置に非装填時には、ブレーキ部材22がブレーキ
ばね24によって矢印L′方向に付勢されブレーキ部材
22の制動片22aの先端部がハブ体16の歯車16b
に係合してハブ16の回動を阻止する(図4(a)参
照)とともに、前ふた18が閉位置において前ふた18
の側板18cに設けられた突起18dの端面がブレーキ
部材22のブレーキアーム22bの途中に設けられた当
接部22dに当接するようになっており、衝撃等により
該ブレーキ部材22が解除位置に移動するのを防止す
る。なお、この当接部22dは、磁気テープ14の巻装
状態を光学的に検出するための光の進路を遮らないよう
に、L字形に形成されるのが望ましいが、略透明な材料
を用いて形成されるのであれば必ずしもL字形にする必
要はなく、種々の形状を採用することができる。
【0021】一方、記録再生装置への装填時には、前ふ
た18が矢印K方向へ回動され、前ふた18が閉位置と
は異なる位置に移動することによって前ふた18の側板
18cに設けられた突起18dはブレーキ部材22の当
接部22dより遠ざかり、ブレーキ部材22はブレーキ
ばね24のばね力によってのみハブ体16の歯車16b
に係合した状態となる。さらに前ふた18の回動が進
み、その回動角度が所定の角度に達すると前ふた18の
突起18dがブレーキ部材22のブレーキアーム22b
の先端のフック部22cに当接する(図4(b)参
照)。前ふた18がさらに回動するのに従い、突起18
dがブレーキ部材22のフック部22cを引っ掛けつつ
矢印L方向に引き出し、ブレーキ部材22を解除位置に
移動せしめる(図4(c)参照)。これによりハブ体1
6の制動は解除される。本磁気テープカセットを記録再
生装置より取り出すときは、上記動作と逆の動作によっ
て前記非装填状態すなわち前ふた18は閉状態、ブレー
キ部材22は制動状態に戻りハブ体16の回動が阻止さ
れる。
た18が矢印K方向へ回動され、前ふた18が閉位置と
は異なる位置に移動することによって前ふた18の側板
18cに設けられた突起18dはブレーキ部材22の当
接部22dより遠ざかり、ブレーキ部材22はブレーキ
ばね24のばね力によってのみハブ体16の歯車16b
に係合した状態となる。さらに前ふた18の回動が進
み、その回動角度が所定の角度に達すると前ふた18の
突起18dがブレーキ部材22のブレーキアーム22b
の先端のフック部22cに当接する(図4(b)参
照)。前ふた18がさらに回動するのに従い、突起18
dがブレーキ部材22のフック部22cを引っ掛けつつ
矢印L方向に引き出し、ブレーキ部材22を解除位置に
移動せしめる(図4(c)参照)。これによりハブ体1
6の制動は解除される。本磁気テープカセットを記録再
生装置より取り出すときは、上記動作と逆の動作によっ
て前記非装填状態すなわち前ふた18は閉状態、ブレー
キ部材22は制動状態に戻りハブ体16の回動が阻止さ
れる。
【0022】このように、ブレーキ部材22は、ブレー
キアーム22bのフック部22cに前ふた18の突起1
8dを係合させ、前ふた18の回動に合わせて、上ハー
フ10に沿って摺動する。このとき、前ふた18がブレ
ーキアーム22bを引く力は、ブレーキアーム22bの
摺動方向(前後方向)だけでなく、上下方向にも働くた
め、この力を受けて、ブレーキアーム22bを支持する
とともに、円滑にブレーキアーム22bを摺動させる部
材(摺動ガイド)が必要となる。このブレーキアーム2
2bは細長く、剛性の小さい部材であるため、安定した
確実な動きを確保する必要がある。すでに述べたよう
に、従来はこの摺動ガイドを上ハーフ10と一体化して
設けていたものを、本実施形態は図5に示すように、摺
動ガイドをプリズム26と一体化して設けるようにした
ものである。
キアーム22bのフック部22cに前ふた18の突起1
8dを係合させ、前ふた18の回動に合わせて、上ハー
フ10に沿って摺動する。このとき、前ふた18がブレ
ーキアーム22bを引く力は、ブレーキアーム22bの
摺動方向(前後方向)だけでなく、上下方向にも働くた
め、この力を受けて、ブレーキアーム22bを支持する
とともに、円滑にブレーキアーム22bを摺動させる部
材(摺動ガイド)が必要となる。このブレーキアーム2
2bは細長く、剛性の小さい部材であるため、安定した
確実な動きを確保する必要がある。すでに述べたよう
に、従来はこの摺動ガイドを上ハーフ10と一体化して
設けていたものを、本実施形態は図5に示すように、摺
動ガイドをプリズム26と一体化して設けるようにした
ものである。
【0023】図5は、本実施形態におけるプリズム26
の詳細を示す斜視図である。図5(a)に示すように、
プリズム26は、磁気テープ14の終端を検出する検出
部26aとプリズム26を上ハーフ10に取付けるため
に平板部26bとから成っている。平板部26bには、
プリズム26を上ハーフ10に取付けるためのボス孔2
6cが2つ開けられており、このボス孔26cを上ハー
フ10に設けられた位置決めを兼ねた突起と係合させて
位置決めをした後に、プリズム26を上ハーフ10に超
音波溶着する。このとき、上ハーフ10の出来上がりの
寸法にばらつきがあっても、このプリズム26の取付位
置を調整することにより、次に述べる摺動ガイドの摺動
受け面の位置精度を上げることができる。
の詳細を示す斜視図である。図5(a)に示すように、
プリズム26は、磁気テープ14の終端を検出する検出
部26aとプリズム26を上ハーフ10に取付けるため
に平板部26bとから成っている。平板部26bには、
プリズム26を上ハーフ10に取付けるためのボス孔2
6cが2つ開けられており、このボス孔26cを上ハー
フ10に設けられた位置決めを兼ねた突起と係合させて
位置決めをした後に、プリズム26を上ハーフ10に超
音波溶着する。このとき、上ハーフ10の出来上がりの
寸法にばらつきがあっても、このプリズム26の取付位
置を調整することにより、次に述べる摺動ガイドの摺動
受け面の位置精度を上げることができる。
【0024】検出部26aのすぐ横に柱状のリブ28を
平板部26bに垂直に立て、リブ28の先端部ほど細く
なるような台形状とし、先端の外側の一部を切欠いて図
5(a)に示すような段付き形状とする。そして、この
段付き形状の部分のリブの側面28aと水平面28bと
を摺動受け面として摺動ガイド30を形成する。前記リ
ブ28の側面28aおよび水平面28bは、それぞれブ
レーキアーム22bの左右方向および上下方向の動きを
規制する。検出部26aとリブ28との間を磁気テープ
14が走行する。また図5(a)の水平面28bは図5
(b)に示すようにその一部のみが段差、あるいは全体
がテーパ形状となっていてもよい。
平板部26bに垂直に立て、リブ28の先端部ほど細く
なるような台形状とし、先端の外側の一部を切欠いて図
5(a)に示すような段付き形状とする。そして、この
段付き形状の部分のリブの側面28aと水平面28bと
を摺動受け面として摺動ガイド30を形成する。前記リ
ブ28の側面28aおよび水平面28bは、それぞれブ
レーキアーム22bの左右方向および上下方向の動きを
規制する。検出部26aとリブ28との間を磁気テープ
14が走行する。また図5(a)の水平面28bは図5
(b)に示すようにその一部のみが段差、あるいは全体
がテーパ形状となっていてもよい。
【0025】次に、図6を用いて、磁気テープ14の終
端の検出方法を説明する。図6は、図5(a)におい
て、矢印B方向からプリズム26を見た側面図である。
ただし、図5(a)には磁気テープ14は示されていな
かったが、図6に磁気テープ14の断面を示したよう
に、磁気テープ14は図面に垂直な方向(すなわち図面
の表−裏の方向)に走行する。
端の検出方法を説明する。図6は、図5(a)におい
て、矢印B方向からプリズム26を見た側面図である。
ただし、図5(a)には磁気テープ14は示されていな
かったが、図6に磁気テープ14の断面を示したよう
に、磁気テープ14は図面に垂直な方向(すなわち図面
の表−裏の方向)に走行する。
【0026】通常、磁気テープ14は光を通さないが、
磁気テープ14の終端部は透明になっており、光を通
す。すると、光は、図に矢印で示したように進み、検出
部26a内で2回垂直に反射され、上から出て行く。こ
の光を、図示しない記録再生装置内の受光器で検出する
ことにより磁気テープ14の終端が検出される。従っ
て、この光の進路を確保しておく必要がある。
磁気テープ14の終端部は透明になっており、光を通
す。すると、光は、図に矢印で示したように進み、検出
部26a内で2回垂直に反射され、上から出て行く。こ
の光を、図示しない記録再生装置内の受光器で検出する
ことにより磁気テープ14の終端が検出される。従っ
て、この光の進路を確保しておく必要がある。
【0027】図7(a)に、プリズム26を上ハーフ1
0に取付けた様子を示す。上ハーフ10には、その上面
10aに垂直にリブ32が立てられている。リブ32
は、左右に張り出し32a及び32bを有し、それぞ
れ、前ふた18のピン18aを挿入するための軸孔32
c及び磁気テープ14の終端を検出するための光が通る
孔32dを形成している。また、リブ32の張り出し3
2bの上部32eも検出部26aに入る光を遮ぎらない
ように位置されている。
0に取付けた様子を示す。上ハーフ10には、その上面
10aに垂直にリブ32が立てられている。リブ32
は、左右に張り出し32a及び32bを有し、それぞ
れ、前ふた18のピン18aを挿入するための軸孔32
c及び磁気テープ14の終端を検出するための光が通る
孔32dを形成している。また、リブ32の張り出し3
2bの上部32eも検出部26aに入る光を遮ぎらない
ように位置されている。
【0028】図7(b)に、摺動ガイド30に沿って、
ブレーキアーム22が摺動する様子を示す。ブレーキア
ーム22は、その先端にフック部22cを有し、図に矢
印で示す方向に摺動する。また、図8に、図7(b)に
示す摺動ガイド30等を矢印C方向から見た図を示す。
図8に示すように、プリズム26に立設するリブ28
は、先端へ行くほど細くなる台形状をしており、その根
元には、C面(面とり)加工を処して、プリズム26を
ハーフに超音波溶着する際の変形クラック発生の防止等
を図ることが望ましい。
ブレーキアーム22が摺動する様子を示す。ブレーキア
ーム22は、その先端にフック部22cを有し、図に矢
印で示す方向に摺動する。また、図8に、図7(b)に
示す摺動ガイド30等を矢印C方向から見た図を示す。
図8に示すように、プリズム26に立設するリブ28
は、先端へ行くほど細くなる台形状をしており、その根
元には、C面(面とり)加工を処して、プリズム26を
ハーフに超音波溶着する際の変形クラック発生の防止等
を図ることが望ましい。
【0029】このように、摺動ガイド30をプリズム2
6と一体化して設けることにより、摺動ガイド30を上
ハーフ10とは別のより摺動性のよい材料で作ることが
できる。また、プリズム26は検出部26aにおいて光
の検出を行うため透明な材料でなければならないが、透
明で摺動性の良い材料として、例えばAS樹脂、ポリカ
ーボネイト、アクリル樹脂等を使用することによりブレ
ーキアーム22bと摺動ガイド30との摩擦抵抗が減少
し、前ふた18の開閉が容易となる。
6と一体化して設けることにより、摺動ガイド30を上
ハーフ10とは別のより摺動性のよい材料で作ることが
できる。また、プリズム26は検出部26aにおいて光
の検出を行うため透明な材料でなければならないが、透
明で摺動性の良い材料として、例えばAS樹脂、ポリカ
ーボネイト、アクリル樹脂等を使用することによりブレ
ーキアーム22bと摺動ガイド30との摩擦抵抗が減少
し、前ふた18の開閉が容易となる。
【0030】図9は、上ハーフ10と下ハーフ12を組
合わせた状態の側面図である。図9では、上ハーフ10
を上に、下ハーフ12を下に配置しているため図7とは
上ハーフ10の向きが逆になっている。下ハーフ12に
もリブ34が立設されて、上ハーフ10のリブ32に対
応した形状をしており、リブ34とリブ32が当接して
上下方向の力に対向してカセットを保護するとともに、
前ふた18のピン18aを挿入する軸孔32c及び光の
通路32eを確保している。また、2点鎖線はブレーキ
アーム22bが摺動する軌跡を表しており、ブレーキア
ーム22bは、プリズム26に設けられた摺動ガイド3
0に沿って、図の矢印で示す方向に摺動する。
合わせた状態の側面図である。図9では、上ハーフ10
を上に、下ハーフ12を下に配置しているため図7とは
上ハーフ10の向きが逆になっている。下ハーフ12に
もリブ34が立設されて、上ハーフ10のリブ32に対
応した形状をしており、リブ34とリブ32が当接して
上下方向の力に対向してカセットを保護するとともに、
前ふた18のピン18aを挿入する軸孔32c及び光の
通路32eを確保している。また、2点鎖線はブレーキ
アーム22bが摺動する軌跡を表しており、ブレーキア
ーム22bは、プリズム26に設けられた摺動ガイド3
0に沿って、図の矢印で示す方向に摺動する。
【0031】これと、比較するために、図11に示した
従来の摺動ガイド94を有する上ハーフ90を下ハーフ
96と組合わせた側面図を図12に示す。図12に示す
ように、リブ92は、プリズム98に光を通すための2
つの孔92d,92eを有しており、これを金型で成形
するためには、複雑な金型の構造が必要となる。これに
対して、図9に示す、本実施形態のリブ32を有する上
ハーフ10及び、摺動ガイド30を有するプリズム26
は、いずれも孔の部分を有しておらず簡単な構成の金型
で作成することが可能となる。
従来の摺動ガイド94を有する上ハーフ90を下ハーフ
96と組合わせた側面図を図12に示す。図12に示す
ように、リブ92は、プリズム98に光を通すための2
つの孔92d,92eを有しており、これを金型で成形
するためには、複雑な金型の構造が必要となる。これに
対して、図9に示す、本実施形態のリブ32を有する上
ハーフ10及び、摺動ガイド30を有するプリズム26
は、いずれも孔の部分を有しておらず簡単な構成の金型
で作成することが可能となる。
【0032】また、本実施形態の変形例として、図10
に示すように、リブ132の張り出しをなくし、そのか
わりにプリズム126のリブ128に張り出し128a
を設けるようにすると、金型の構成はより一層簡単にな
る。なお、図10において、符号110は上ハーフ、1
12は下ハーフ、126aはプリズム126の検出部で
ある。
に示すように、リブ132の張り出しをなくし、そのか
わりにプリズム126のリブ128に張り出し128a
を設けるようにすると、金型の構成はより一層簡単にな
る。なお、図10において、符号110は上ハーフ、1
12は下ハーフ、126aはプリズム126の検出部で
ある。
【0033】このように本実施形態によれば、摺動ガイ
ドを上ハーフとは別部材であるプリズムと一体化したた
め、上ハーフより摺動性の良い材料で作成することによ
り、摺動性を向上させ、前ふたの開閉を容易化すること
ができる。また、摺動ガイドをプリズムと一体化したた
め、上ハーフのリブから孔の部分をなくし、成形金型の
構造を簡単にすることができる。さらに、上ハーフの出
来上りの寸法に合わせて、摺動受け面(プリズムのリブ
の段付き形状部の側面及び水平面)の位置をプリズムで
調整することにより、摺動受け面の位置精度を上げるこ
とが可能となる。
ドを上ハーフとは別部材であるプリズムと一体化したた
め、上ハーフより摺動性の良い材料で作成することによ
り、摺動性を向上させ、前ふたの開閉を容易化すること
ができる。また、摺動ガイドをプリズムと一体化したた
め、上ハーフのリブから孔の部分をなくし、成形金型の
構造を簡単にすることができる。さらに、上ハーフの出
来上りの寸法に合わせて、摺動受け面(プリズムのリブ
の段付き形状部の側面及び水平面)の位置をプリズムで
調整することにより、摺動受け面の位置精度を上げるこ
とが可能となる。
【0034】なお、摺動ガイドの段付き形状部のリブの
側面は、ブレーキアームを摺動させるだけでなく、カセ
ット組立ての際、剛性の小さいブレーキアームが内側
(ハーフ中央側)に逃げてしまうのを防止する役割をも
果している。また、該段付き形状部のリブの水平面は同
じくカセット組立ての際、ブレーキアームが持ち上がる
のを防止する役割をも果している。
側面は、ブレーキアームを摺動させるだけでなく、カセ
ット組立ての際、剛性の小さいブレーキアームが内側
(ハーフ中央側)に逃げてしまうのを防止する役割をも
果している。また、該段付き形状部のリブの水平面は同
じくカセット組立ての際、ブレーキアームが持ち上がる
のを防止する役割をも果している。
【0035】以上、本発明の磁気テープカセットについ
て詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろん
である。
て詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろん
である。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、上
ハーフとは別部材のプリズムに一体化して摺動ガイドを
設けたため、摺動ガイドに上ハーフとは別の摺動性の良
い材料を使用することにより、摩擦抵抗が減少し、前ふ
たの開閉がスムーズになる。また、プリズムに摺動ガイ
ドを設けたため、上ハーフ側の投・受光部の形状がコの
字状の1ヶ所の開口となり、成形金型において、スライ
ドコアは必要だが構造が比較的単純で、スライドコアの
先端も堅牢になる。さらに、プリズムに摺動ガイドを設
けたため、プリズムの寸法が小さく寸法精度を出しやす
いので、上ハーフの出来上がりの寸法に合わせて、摺動
受け面の位置をプリズムの位置で調整し、摺動受け面の
位置精度を上げることが可能となる。
ハーフとは別部材のプリズムに一体化して摺動ガイドを
設けたため、摺動ガイドに上ハーフとは別の摺動性の良
い材料を使用することにより、摩擦抵抗が減少し、前ふ
たの開閉がスムーズになる。また、プリズムに摺動ガイ
ドを設けたため、上ハーフ側の投・受光部の形状がコの
字状の1ヶ所の開口となり、成形金型において、スライ
ドコアは必要だが構造が比較的単純で、スライドコアの
先端も堅牢になる。さらに、プリズムに摺動ガイドを設
けたため、プリズムの寸法が小さく寸法精度を出しやす
いので、上ハーフの出来上がりの寸法に合わせて、摺動
受け面の位置をプリズムの位置で調整し、摺動受け面の
位置精度を上げることが可能となる。
【図1】 本発明の一実施形態に係る磁気テープカセッ
トの概略構成を示す斜視分解図である。
トの概略構成を示す斜視分解図である。
【図2】 図1に示される磁気テープカセットの透視平
面図である。
面図である。
【図3】 図1に示される磁気テープカセットの前ふた
単体の詳細を示す斜視図である。
単体の詳細を示す斜視図である。
【図4】 (a)、(b)および(c)は図1に示した
前ふたとブレーキ部材の作用を説明するための透視側面
図である。
前ふたとブレーキ部材の作用を説明するための透視側面
図である。
【図5】 (a)は図1に示したプリズムを図1とは上
下を逆にして詳細を示した斜視図であり、(b)は水平
面の例を示す摺動ガイドの拡大図である。
下を逆にして詳細を示した斜視図であり、(b)は水平
面の例を示す摺動ガイドの拡大図である。
【図6】 プリズムにより磁気テープ終端を検出する方
法を説明するための図5のプリズムをB方向から見た側
面図である。
法を説明するための図5のプリズムをB方向から見た側
面図である。
【図7】 (a)および(b)は図5のプリズムを上ハ
ーフに取付けた状態を示す斜視図である。
ーフに取付けた状態を示す斜視図である。
【図8】 図7(b)の摺動ガイド等を矢印C方向から
見た斜視図である。
見た斜視図である。
【図9】 図1に示した上ハーフと下ハーフと組合わせ
た状態を示す側面図である。
た状態を示す側面図である。
【図10】 本実施形態の変形例である上ハーフと下ハ
ーフを組合わせた状態を示す側面図である。
ーフを組合わせた状態を示す側面図である。
【図11】 (a)および(b)は従来の上ハーフに設
けられた摺動ガイドを示す斜視図である。
けられた摺動ガイドを示す斜視図である。
【図12】 従来の上ハーフと下ハーフを組合わせた状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
10 上ハーフ 12 下ハーフ 14 磁気テープ 16 ハブ体 16a ハブ 16b 歯車 18 前ふた 18d 突起 20 スライダ 22 ブレーキ部材 22a 制動片 22b ブレーキアーム 22c フック部 22d 当接部 24 ブレーキばね 26 プリズム 26a 検出部 28 リブ 28a (リブの)側面 28b 水平面 30 摺動ガイド 32a,32b 張り出し 32c 軸孔 34 リブ
Claims (1)
- 【請求項1】磁気テープを巻装した一対の巻取ハブを収
容し、前記一対の巻取ハブの間に張架された磁気テープ
のみを露出するハーフと、 該ハーフに、前記ハーフより露出された部分の磁気テー
プを覆う閉位置と、前記磁気テープを露出させる開位置
との間を移動可能に軸支され、前記閉位置にばね付勢さ
れた前ふたと、 前記ハーフに固定され、前記磁気テープの始端および終
端等を光学的に検出するための部材であるプリズムと、 前記巻取ハブと係合して前記巻取ハブの巻き緩み方向へ
の回転を禁止する制動位置と、前記前ふたの開位置にお
いて該前ふたにより前記巻取ハブより離脱させられ該巻
取ハブの回転を許容する解除位置との間を移動可能にさ
れ、前記制動位置にばね付勢されたブレーキ部材とを備
え、 前記ブレーキ部材が移動する際、該ブレーキ部材のブレ
ーキアームが摺動する摺動ガイドを前記プリズムと一体
化して形成したことを特徴とする磁気テープカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP910698A JPH11213606A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 磁気テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP910698A JPH11213606A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 磁気テープカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11213606A true JPH11213606A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11711388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP910698A Withdrawn JPH11213606A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 磁気テープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11213606A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100423171B1 (ko) * | 2000-09-28 | 2004-03-16 | 닛뽕빅터 가부시키가이샤 | 자기 테이프 카세트 |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP910698A patent/JPH11213606A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100423171B1 (ko) * | 2000-09-28 | 2004-03-16 | 닛뽕빅터 가부시키가이샤 | 자기 테이프 카세트 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |