JPH1121407A - テトラフルオロエチレン樹脂組成物 - Google Patents
テトラフルオロエチレン樹脂組成物Info
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- JPH1121407A JPH1121407A JP18786497A JP18786497A JPH1121407A JP H1121407 A JPH1121407 A JP H1121407A JP 18786497 A JP18786497 A JP 18786497A JP 18786497 A JP18786497 A JP 18786497A JP H1121407 A JPH1121407 A JP H1121407A
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- Japan
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- tetrafluoroethylene resin
- resin composition
- carbon filler
- surface area
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 テトラフルオロエチレン樹脂約60〜95容
積%および比表面積が3m2/g以下のカーボン充填材約40〜
5容積%よりなるテトラフルオロエチレン樹脂組成物。 【効果】 本発明に係るテトラフルオロエチレン樹脂組
成物は、それが予備成形され、焼成されたとき、低摩耗
性と高い伸び性とを両立させることができ、そのため摩
耗低減による製品寿命の延長および信頼性の向上を図る
ことができる。また、組込み性の安定も図られるので、
加工時や組込み時に伸ばす部位に用いられる摺動部材、
例えばカットなしシールリングの成形材料などとして有
効に用いられる。
積%および比表面積が3m2/g以下のカーボン充填材約40〜
5容積%よりなるテトラフルオロエチレン樹脂組成物。 【効果】 本発明に係るテトラフルオロエチレン樹脂組
成物は、それが予備成形され、焼成されたとき、低摩耗
性と高い伸び性とを両立させることができ、そのため摩
耗低減による製品寿命の延長および信頼性の向上を図る
ことができる。また、組込み性の安定も図られるので、
加工時や組込み時に伸ばす部位に用いられる摺動部材、
例えばカットなしシールリングの成形材料などとして有
効に用いられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テトラフルオロエ
チレン樹脂組成物に関する。更に詳しくは、摺動部材成
形材料などとして有効に用いられるテトラフルオロエチ
レン樹脂組成物に関する。
チレン樹脂組成物に関する。更に詳しくは、摺動部材成
形材料などとして有効に用いられるテトラフルオロエチ
レン樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば治具を用いてシーリングを伸ばし
(拡張させ)、軸へ組込むカットなしシールリングのよ
うな、加工時あるいは組込み時に伸ばす部位に用いられ
る摺動部材にあっては、それの成形に用いられるテトラ
フルオロエチレン樹脂の摩耗低減のためにカーボン充填
材の種類を種々変更するという形での検討がなされてい
るが、比表面積が5m2/g以上のカーボン充填材を用いた
場合には摩耗低減効果が少ないので、充填材の量を増や
すことで対応している。
(拡張させ)、軸へ組込むカットなしシールリングのよ
うな、加工時あるいは組込み時に伸ばす部位に用いられ
る摺動部材にあっては、それの成形に用いられるテトラ
フルオロエチレン樹脂の摩耗低減のためにカーボン充填
材の種類を種々変更するという形での検討がなされてい
るが、比表面積が5m2/g以上のカーボン充填材を用いた
場合には摩耗低減効果が少ないので、充填材の量を増や
すことで対応している。
【0003】しかしながら、充填材の量を増やすと摩耗
量は低減するが、今度は伸びが低下し、従って機能性に
伸びを要求するような用途には用いることができなかっ
た。このように、テトラフルオロエチレン樹脂にカーボ
ン充填材を添加し、摺動部材を成形せんとする場合に
は、低摩耗性と高い伸びとを両立させることが困難であ
った。
量は低減するが、今度は伸びが低下し、従って機能性に
伸びを要求するような用途には用いることができなかっ
た。このように、テトラフルオロエチレン樹脂にカーボ
ン充填材を添加し、摺動部材を成形せんとする場合に
は、低摩耗性と高い伸びとを両立させることが困難であ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、テト
ラフルオロエチレン樹脂にカーボン充填材を添加し、摺
動部材を成形した場合にあっても、低摩耗性と高い伸び
とを両立させることを可能とするテトラフルオロエチレ
ン樹脂組成物を提供することにある。
ラフルオロエチレン樹脂にカーボン充填材を添加し、摺
動部材を成形した場合にあっても、低摩耗性と高い伸び
とを両立させることを可能とするテトラフルオロエチレ
ン樹脂組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
テトラフルオロエチレン樹脂約60〜95容積%および比表
面積が3m2/g以下のカーボン充填材約40〜5容積%よりな
るテトラフルオロエチレン樹脂組成物によって達成され
る。
テトラフルオロエチレン樹脂約60〜95容積%および比表
面積が3m2/g以下のカーボン充填材約40〜5容積%よりな
るテトラフルオロエチレン樹脂組成物によって達成され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】テトラフルオロエチレン樹脂に添
加されるカーボン充填材は、その比表面積が小さい程摩
耗低減効果が大きく、その効果は特に5m2/g以下におい
て顕著である。一方、伸びについては、その比表面積が
3m2/gよりも大きい場合には全く効果がみられず、比表
面積の低下と共にわずかながら伸びも低下するが、3m2/
g以下とすると、こうした傾向とは全く逆に、伸びは著
しく向上することが新たに見出された。
加されるカーボン充填材は、その比表面積が小さい程摩
耗低減効果が大きく、その効果は特に5m2/g以下におい
て顕著である。一方、伸びについては、その比表面積が
3m2/gよりも大きい場合には全く効果がみられず、比表
面積の低下と共にわずかながら伸びも低下するが、3m2/
g以下とすると、こうした傾向とは全く逆に、伸びは著
しく向上することが新たに見出された。
【0007】カーボン充填材のテトラフルオロエチレン
樹脂との合計量中に占める割合は、約5〜40容積%、好ま
しくは約20〜30容積%であり、これ以上では補強効果が
なく、一方これ以上の割合で用いられると強度等が低下
し、実際上の使用には適さなくなる。
樹脂との合計量中に占める割合は、約5〜40容積%、好ま
しくは約20〜30容積%であり、これ以上では補強効果が
なく、一方これ以上の割合で用いられると強度等が低下
し、実際上の使用には適さなくなる。
【0008】組成物の調製は、ヘンシェルミキサ等を用
いて行われ、混合された組成物は所定の成形用金型内に
投入し、圧縮成形機を用いて、49〜88MPaの成形圧に約6
0〜150秒間保持することにより予備成形される。予備成
形物は、テトラフルオロエチレン樹脂の融点(327℃)以
上の温度、一般には約350〜390℃で約1〜6時間焼成され
た後、所望の形状に切削加工される。
いて行われ、混合された組成物は所定の成形用金型内に
投入し、圧縮成形機を用いて、49〜88MPaの成形圧に約6
0〜150秒間保持することにより予備成形される。予備成
形物は、テトラフルオロエチレン樹脂の融点(327℃)以
上の温度、一般には約350〜390℃で約1〜6時間焼成され
た後、所望の形状に切削加工される。
【0009】
【発明の効果】本発明に係るテトラフルオロエチレン樹
脂組成物は、それが予備成形され、焼成されたとき、低
摩耗性と高い伸び性とを両立させることができ、そのた
め摩耗低減による製品寿命の延長および信頼性の向上を
図ることができる。また、組込み性の安定も図られるの
で、加工時や組込み時に伸ばす部位に用いられる摺動部
材、例えばカットなしシールリングの成形材料などとし
て有効に用いられる。
脂組成物は、それが予備成形され、焼成されたとき、低
摩耗性と高い伸び性とを両立させることができ、そのた
め摩耗低減による製品寿命の延長および信頼性の向上を
図ることができる。また、組込み性の安定も図られるの
で、加工時や組込み時に伸ばす部位に用いられる摺動部
材、例えばカットなしシールリングの成形材料などとし
て有効に用いられる。
【0010】
【実施例】次に、実施例について本発明を説明する。
【0011】実施例、比較例1〜3 ポリテトラフルオロエチレン(ダイキン製品ポリフロン
M-12)70容積%および比表面積が2.3m2/g(オリエンタル産
業製品AT No.2C;実施例)、3.5m2/g(中越黒鉛製品CMW250
-350;比較例1)、7.5m2/g(日本黒鉛製品C5A)または10.3m
2/g(同社製品C5B)のカーボン30容積%を、ヘンシェルミ
キサで混合した後成形用金型に投入し、圧縮成形機を用
いて、54〜78MPaの成形圧に100〜120秒間保持すること
により、円筒状の予備成形物を得、これを360〜370℃で
2〜4時間焼成した後切削し、JISK-6251 3号ダンベル形
状の試験片を得た。
M-12)70容積%および比表面積が2.3m2/g(オリエンタル産
業製品AT No.2C;実施例)、3.5m2/g(中越黒鉛製品CMW250
-350;比較例1)、7.5m2/g(日本黒鉛製品C5A)または10.3m
2/g(同社製品C5B)のカーボン30容積%を、ヘンシェルミ
キサで混合した後成形用金型に投入し、圧縮成形機を用
いて、54〜78MPaの成形圧に100〜120秒間保持すること
により、円筒状の予備成形物を得、これを360〜370℃で
2〜4時間焼成した後切削し、JISK-6251 3号ダンベル形
状の試験片を得た。
【0012】この試験片について、次の条件下での摩耗
試験を行ない、 面圧:0.8MPa 周速:0.5m/秒 時間:24時間 相手材:S45C 環境:無潤滑、室温 またJIS K-6891に従って伸びの値を測定した。
試験を行ない、 面圧:0.8MPa 周速:0.5m/秒 時間:24時間 相手材:S45C 環境:無潤滑、室温 またJIS K-6891に従って伸びの値を測定した。
【0013】得られた結果は、次の表に示される。 摩耗係数 伸び 例 〔×10-5cm・秒/(MPa・m・時間)〕 (%) 実施例 46 164 比較例1 47 113 〃 2 88 116 〃 3 151 118
Claims (2)
- 【請求項1】 テトラフルオロエチレン樹脂約60〜95容
積%および比表面積が3m2/g以下のカーボン充填材約40〜
5容積%よりなるテトラフルオロエチレン樹脂組成物。 - 【請求項2】 摺動部材成形材料として用いられる請求
項1記載のテトラフルオロエチレン樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18786497A JPH1121407A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | テトラフルオロエチレン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18786497A JPH1121407A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | テトラフルオロエチレン樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1121407A true JPH1121407A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16213560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18786497A Pending JPH1121407A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | テトラフルオロエチレン樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1121407A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1344791A1 (en) * | 2002-03-01 | 2003-09-17 | Minebea Co., Ltd. | Low noise synthetic resin composition and method |
| US6846355B2 (en) | 2002-06-19 | 2005-01-25 | Minebea Co., Ltd. | Road paving material and method |
| US6887288B2 (en) | 2002-06-05 | 2005-05-03 | Minebea Co., Ltd. | Superfinishing grindstone |
| US7160622B2 (en) | 2003-01-07 | 2007-01-09 | Minebea Co., Ltd. | Oil repelling agent |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP18786497A patent/JPH1121407A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1344791A1 (en) * | 2002-03-01 | 2003-09-17 | Minebea Co., Ltd. | Low noise synthetic resin composition and method |
| US7140778B2 (en) | 2002-03-01 | 2006-11-28 | Minebea Co., Ltd. | Synthetic resin composites and bearings formed therefrom and method |
| US6887288B2 (en) | 2002-06-05 | 2005-05-03 | Minebea Co., Ltd. | Superfinishing grindstone |
| US6846355B2 (en) | 2002-06-19 | 2005-01-25 | Minebea Co., Ltd. | Road paving material and method |
| US7160622B2 (en) | 2003-01-07 | 2007-01-09 | Minebea Co., Ltd. | Oil repelling agent |
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