JPH11214391A - 酸化窒化チタン膜評価法と配線形成法 - Google Patents

酸化窒化チタン膜評価法と配線形成法

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JPH11214391A
JPH11214391A JP2385898A JP2385898A JPH11214391A JP H11214391 A JPH11214391 A JP H11214391A JP 2385898 A JP2385898 A JP 2385898A JP 2385898 A JP2385898 A JP 2385898A JP H11214391 A JPH11214391 A JP H11214391A
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oxynitride film
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TiON膜の酸化度判定を非破壊で正確に行
なう。 【解決手段】 反応性スパッタ法等によりTiON膜2
4a又は30aを形成した後、TiON膜24a又は3
0aの屈折率等の光学定数を測定する。波長700[n
m]の光に対する屈折率Nが1.5≦N≦2.5の範囲
内にあると、抵抗率、反射率、バリア性及びWとの密着
性がいずれも十分となる。従って、屈折率が上記範囲内
になる条件でTiON膜24a又は30aを形成するか
又はTiON膜24a又は30aを形成した後屈折率が
上記範囲内にあるものを選択すると、Wプラグ26aの
ための密着膜として好適なTiON膜24aが得られる
と共に、Al系金属層28aからの光反射を抑制するた
めの反射防止膜として好適なTiON膜30aが得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、TiON(酸化
窒化チタン)膜評価法及び配線形成法に関し、特にTi
ON膜の屈折率等の光学定数を測定することによりTi
ON膜の酸化度又は組成を非破壊で正確に判定可能とし
たものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LSI等の配線形成の分野にあっ
ては、TiN(窒化チタン)膜を反射防止膜、W(タン
グステン)密着膜又はバリア膜として用いることが知ら
れている。
【0003】図12は、TiN膜を反射防止膜及びW密
着膜として用いた多層配線構造の一例を示すものであ
る。半導体基板1の表面には、不純物ドープ領域1aを
覆って絶縁膜2が形成され、絶縁膜2には、不純物ドー
プ領域1aに達する接続孔2aが形成される。接続孔2
aの内面及び絶縁膜2を覆ってTiN膜3が形成され、
TiN膜3の上には、接続孔2aを埋めるようにW層が
ブランケットCVD(ケミカル・ベーパー・デポジショ
ン)法により形成される。TiN膜3は、W層との密着
性を改善するための密着膜として形成されるものであ
る。TiN膜3が露呈するまでW層をエッチバックする
ことによりW層の残存部からなる接続プラグ4が接続孔
2a内に形成される。
【0004】接続プラグ4及びTiN膜3の露呈部を覆
ってAl(アルミニウム)合金層5及びTiN膜6を順
次に形成した後、層5及び膜6を含む積層をホトリソグ
ラフィ及び選択エッチング処理によりパターニングする
ことにより残存するAl合金層5及びTiN膜6からな
る配線層W1 が接続プラグ4につながるように形成され
る。ホトリソグラフィ処理においては、エッチングマス
クとしてのレジスト層を形成する際にTiN層6が反射
防止膜として作用するので、寸法精度よくレジスト層を
パターニングすることができる。
【0005】基板上面には、配線層W1 及び絶縁膜2を
覆って絶縁膜7が形成され、絶縁膜7には、配線層W1
の一部に達する接続孔7aが形成される。接続孔7a内
には、上記したと同様にしてTiN膜8を介してWから
なる接続プラグ9が形成される。絶縁膜7の上には、上
記したと同様にAl合金層10及びTiN膜11からな
る配線層W2 が接続プラグ9につながるように形成され
る。
【0006】TiN膜8は、TiN膜3と同様にW密着
膜として役立つものであり、TiN膜11は、TiN膜
6と同様に反射防止膜として役立つものである。TiN
膜3,6,8,11は、通常、反応性スパッタ法により
形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
ると、反応性スパッタ法で形成したTiN膜3,8のバ
リア性能が十分でないため、Wの堆積時にWのしみ出し
4a,9aが生じ、Wのしみ出し4aにより不純物ドー
プ領域1aと基板1との間のPN接合が破壊されたり、
Wのしみ出し9aにより層間接続部の抵抗(ビア抵抗)
が増大したりする不都合があった。
【0008】このような不都合に対処するため、発明者
は、TiN膜3,6,8,11の代りにTiON膜を用
いる配線プロセスについて研究した。このような配線プ
ロセスにあっては、反応性スパッタ法によりTiON膜
を形成する際にTiON膜のシート抵抗を測定し、シー
ト抵抗の測定値に基づいて良品か否か判定した。しか
し、このような判定方法では、シート抵抗の変動が大き
いため、歩留りの低下を免れなかった。
【0009】図13は、反応性スパッタ処理においてT
iON膜のシート抵抗が処理回数に依存する様子を示し
たものである。処理は、1回毎にバッチ処理で行なわれ
た。「max」はバッチ内の最大値を、「min」はバ
ッチ内の最小値を、「ave」はバッチ内の平均値をそ
れぞれ示す。シート抵抗の測定は、処理回数が6回まで
可能であったが、7回目以降はシート抵抗が高すぎて測
定不能であった。図13によれば、シート抵抗値が処理
回数の増大に伴って大きく変動することがわかる。
【0010】この発明の目的は、第1にTiON膜の酸
化度又は組成を非破壊で正確に判定することができる新
規なTiON膜評価法を提供することにあり、第2にか
ようなTiON膜評価法の応用により高い歩留りを得る
ことができる新規な配線形成法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るTiON
膜評価法は、基板を覆って酸化窒化チタン膜を形成する
ステップと、前記酸化窒化チタン膜の光学定数を測定す
るステップと、前記光学定数の測定結果に基づいて前記
酸化窒化チタン膜の酸化度を判定するステップとを含む
ものである。
【0012】発明者の研究によれば、図13に関して前
述したと同様の反応性スパッタ処理において、TiON
膜の屈折率は、図1に示すように処理回数の増大に伴っ
て変動幅が小さくなると共に25回目の処理でも測定可
能であることが判明した。図1において、「屈折率」は
波長700nmの光に対する屈折率を示し、「Max」
はバッチ内の最大値を、「Min」はバッチ内の最小値
を、「Ave」はバッチ内の平均値をそれぞれ示す。ま
た、詳しくは後述するようにTiON膜の屈折率Nが
1.5≦N≦2.5の範囲内にあるとき、抵抗率、反射
率、バリア性及びW密着性がいずれも配線プロセスにと
って十分となることが判明した。
【0013】従って、上記したTiON膜評価法を配線
形成に応用する際には、TiON膜の屈折率Nが1.5
≦N≦2.5の範囲に入るようなTiON膜形成条件を
予め決定し、該TiON膜形成条件に従ってTiON膜
を形成すると、反射防止膜、バリア膜又はW密着膜とし
て好適なTiON膜が得られる。また、別の方法として
は、TiON膜を形成した後、TiON膜の屈折率Nを
測定し、測定値が1.5≦N≦2.5の範囲内にあるも
のを選択すると、反射防止膜、バリア膜又はW密着膜と
して好適なTiON膜が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態では、一例と
して反応性スパッタ処理によりTiON膜を形成する。
成膜条件は、 ガス流量比:Ar/N2 /O2 =35〜25/60/5
〜15% 圧力:4mTorr 基板温度:200℃ 電力:6kW とすることができる。
【0015】TiON膜を形成した後、TiON膜の屈
折率を測定する。一例として、分光型エリプソメータに
より波長700nmの光に対する屈折率を測定した。
【0016】図2は、TiON膜形成時のO2 (酸素)
流量比[%]とTiON膜の成分含有率[atm%]と
の関係を示すものである。O2 流量比は、次の数1の式
で表わされる。
【0017】
【数1】 Ti,N,Oの各成分含有率は、形成したTiON膜を
RBS(ラザフォード後方散乱スペクトロスコピー)に
より組成分析した結果を示すものである。
【0018】図3は、O2 流量比とTiON膜の屈折率
及び抵抗率との関係を示すものである。屈折率は、70
0nmの波長の光に対する屈折率である。抵抗率は、シ
ート抵抗をRs 、膜厚をtとすると、Rs ×tなる式に
従って算出された。
【0019】図2,3によれば、O2 流量比が5%を越
えると、組成の変化と共に抵抗率が急激に上昇するのに
対し、屈折率はリニアに上昇することがわかる。従っ
て、屈折率を測定すると、その測定値からTiON膜の
酸化度(O成分含有率)又は組成、抵抗率等を判定可能
となる。
【0020】次の表1は、屈折率を異にして形成された
5つのTiON膜サンプルについて密着強度、コンタク
ト抵抗、バリア性能、反射率を調査した結果を示すもの
である。
【0021】
【表1】 ここで、屈折率は、波長700nmの光に対する屈折率
である。密着強度は、W層との密着力の強さを表わす。
コンタクト抵抗は、直径0.35μmの接続孔において
測定されたものである。バリア性能は、図12の4a,
9aのようなWのしみ出しの有無を表わす。反射率は、
波長365nmの光(i線)に対する反射率である。
【0022】表1のデータによれば、屈折率が高くなる
と(酸化度が高くなると)、密着強度が低下することが
わかる。経験上、200kgf/cm2 以上の密着強度
があれば、配線プロセスにおいてTiON膜形成後の熱
処理でW層がTiON膜から剥れないことがわかってお
り、屈折率2.6のサンプルで200kgf/cm2
密着強度が得られることを考慮すると、屈折率が2.5
以下のTiON膜であれば十分なW密着性が得られる。
【0023】表1のデータによれば、屈折率が高くなる
と、コンタクト抵抗が上昇することがわかる。これは、
図2,3に示したようにTiON膜中の酸素濃度の上昇
に伴ってTiON膜の抵抗率が上昇することによるもの
である。図3によれば、屈折率2.5のTiON膜は、
抵抗率が約3000μΩcmであり、屈折率2.6のT
iON膜のコンタクト抵抗155Ωより低いコンタクト
抵抗が得られる。
【0024】表1のデータによれば、屈折率が低くなる
と、バリア性能が低下することがわかる。屈折率が1.
5以上のTiON膜であれば十分なバリア性能が得られ
る。
【0025】表1のデータによれば、屈折率が低くなる
と、反射率が上昇することがわかる。屈折率が1.5以
上のTiON膜であればi線(365nm)又はKrF
エキシマレーザ波長領域において十分な反射防止効果が
得られる。
【0026】表1に関して上記した事項を要約すると、
次の表2に示すようになる。
【0027】
【表2】 TiON膜をW密着膜として用いる場合、密着強度が強
く、コンタクト抵抗が低く、バリア性能が良好であるこ
とが要求される。このような要求に応えるためには、屈
折率Nが1.5≦N≦2.5の範囲にあるTiON膜を
用いればよい。
【0028】TiON膜をバリア膜として用いる場合、
コンタクト抵抗が低く、バリア性能が良好であることが
要求される。このような要求に応えるためには、屈折率
Nが1.5≦N≦2.5の範囲にあるTiON膜を用い
ればよい。
【0029】通常、反射防止膜は、配線パターニングの
終了後も残され、配線層の一部として使用される。従っ
て、TiON膜を反射防止膜として用いる場合は、反射
率が低いことは勿論、抵抗率が低いことも要求される。
このような要求に応えるためには、屈折率Nが1.5≦
N≦2.5の範囲にあるTiON膜を用いればよい。
【0030】図4〜10は、この発明の一実施形態に係
る多層配線形成法を示すもので、各々の図に対応する工
程を順次に説明する。
【0031】図4の工程では、例えばシリコンからなる
半導体基板20の表面に不純物ドープ領域20aを覆っ
てシリコンオキサイド等の絶縁膜22をCVD法等によ
り形成する。そして、絶縁膜22には、周知のホトリソ
グラフィ及び選択的ドライエッチング処理により不純物
ドープ領域20aに達する接続孔22aを形成する。
【0032】図5の工程では、接続孔22aの内面及び
絶縁膜22を覆って反応性スパッタ処理によりW密着膜
としてのTiON膜24を形成する。TiON膜24
は、一例として100nmの厚さに形成することができ
る。TiON膜24を形成する前に接続孔22aの内面
及び絶縁膜22を覆って例えば10〜20nmの厚さの
Ti膜(抵抗低減膜)をスパッタ法等により形成しても
よい。
【0033】TiON膜24を形成する際には、屈折率
が1.5〜2.5の範囲に入るような処理条件を予め決
定し、その処理条件に従ってTiON膜24を形成す
る。一例として、 ガス流量比:Ar/N2 /O2 =30/60/10% 圧力:4mTorr 基板温度:200℃ 電力:6kW の条件でTiON膜24を形成した。
【0034】この後、前述した方法により波長700n
mの光に対するTiON膜24の屈折率Nを測定し、測
定値が1.5≦N≦2.5の範囲内か判定する。この判
定の結果が肯定的であることを条件として次のW層形成
工程に移る。判定結果が否定的となった基板は、次のW
層形成工程には進めない。また、判定結果が否定的とな
ったときは、O2 流量を調整するなどして次のロットの
処理を行なう。
【0035】上記した説明では、反応性スパッタ処理の
前に1.5≦N≦2.5となる処理条件を定め、該処理
条件に従ってTiON膜24を形成した後、TiON膜
24の屈折率を測定するようにしたが、TiON膜24
の形成後の屈折率測定を省略してもよい。また、反応性
スパッタ処理を所定の条件で行なった後、TiON膜2
4の屈折率Nを測定し、測定値が1.5≦N≦2.5の
範囲にある基板を選択して次のW層形成工程に進めるよ
うにしてもよい。
【0036】次に、接続孔22aを埋めるようにTiO
N膜24の上にW層26をブランケットCVD法により
形成する。W層26は、一例として500nmの厚さに
形成することができる。成膜条件は、 WF6 流量:50sccm 圧力:40Torr 基板温度:400℃ とすることができる。
【0037】図6の工程では、絶縁膜22の上面側でT
iON膜24が露呈するまでW層26をエッチバックす
ることにより接続孔22a内にW層26の残存部からな
る接続プラグ26aを形成する。W層26を平坦状に除
去する方法としては、エッチバック処理の代りにCMP
(化学機械研磨)処理を用いてもよい。また、TiON
膜24は、絶縁膜22の上面側で除去し、接続孔22a
内にのみ残存させるようにしてもよく、この場合には接
続プラグ26a及びTiON膜24の残存部を覆ってT
i等の配線下地膜を形成してもよい。
【0038】図7の工程では、接続プラグ26a及びT
iON膜24の露呈部を覆ってAl系金属(Al又はA
l合金)層28をスパッタ法等により形成する。Al系
金属層28としては、例えば350〜400nmの厚さ
のAl−Si−Cu合金層をスパッタ法で形成すること
ができる。
【0039】次に、Al系金属層28の上に反射防止膜
としてのTiON膜30を反応性スパッタ処理により形
成する。TiON膜30は、一例として50nmの厚さ
に形成することができる。TiON膜30を形成する前
にAl系金属層28を覆って例えば10nmの厚さのT
i膜(Al系金属表面の酸化を防止する膜)をスパッタ
法等により形成してもよい。
【0040】TiON膜30を形成する際には、TiO
N膜24に関して前述したと同様に屈折率Nが1.5≦
N≦2.5の範囲に入るような処理条件を予め決定し、
その処理条件に従ってTiON膜30を形成する。そし
て、波長700nmの光に対するTiON膜30の屈折
率Nを測定し、測定値が1.5≦N≦2.5の範囲内に
ある基板だけを次の配線パターニング工程に進める。
【0041】図8の工程では、ホトリソグラフィ処理に
より所望の配線パターニングに従ってエッチングマスク
としてのレジスト層(図示せず)をTiON膜30の上
に形成する。このとき、Al系金属層28の表面からの
光反射がTiON膜30により抑制されるので、寸法精
度よくレジスト層をパターニングすることができる。
【0042】次に、形成したレジスト層をマスクとする
選択的ドライエッチング処理によりTiON膜24、A
l系金属層28及びTiON膜30を含む積層をパター
ニングして接続プラグ26aにつながる配線層32を形
成する。配線層32は、TiON膜24の残存部からな
るTiON膜24aと、Al系金属層28の残存部から
なるAl系金属層28aと、TiON膜30の残存部か
らなるTiON膜30aとを含むもので、接続プラグ2
6a及び接続孔底部のTiON膜24bを介して不純物
ドープ領域20aに接続される。
【0043】図9の工程では、絶縁膜22の上に配線層
32を覆って層間絶縁膜34を形成する。絶縁膜34
は、配線段差を緩和するように平坦状に形成するのが好
ましい。このためには、例えばプラズマCVD法により
シリコンオキサイド膜を形成した後、水素シルセスキオ
キサン樹脂膜を回転塗布し、塗布膜に熱処理を施してセ
ラミック状のシリコンオキサイド膜とし、更にその上に
プラズマCVD法によりシリコンオキサイド膜を形成す
ることができる。
【0044】次に、絶縁膜34には、ホトリソグラフィ
及び選択的ドライエッチング処理により配線層32の一
部に達する接続孔34aを形成する。
【0045】図10の工程では、図5〜8に関して前述
したのと同様の処理により接続孔34aを介して配線層
32につながる上層配線を形成する。上層配線は、W密
着膜としてのTiON膜36aと、Wからなる接続プラ
グ38aと、Al系金属層40aと、反射防止膜として
のTiON膜42aとにより構成される。接続プラグ3
8aにつながる配線層44は、配線パターニングの結果
として残存するTiON膜36a、Al系金属層40a
及びTiON膜42aを含んでいる。
【0046】図4〜10の実施形態によれば、TiON
膜24(24a),30(30a),36a,42a
は、いずれも屈折率Nが1.5≦N≦2.5の範囲に入
るように形成されるので、W密着膜としての密着強度、
コンタクト抵抗及びバリア性能が十分であると共に反射
防止膜としての抵抗率及び反射率が十分であり、配線形
成歩留りが大幅に向上する。
【0047】図11は、この発明の他の実施形態に係る
配線形成法により得られた配線構造を示すものであり、
図4〜10と同様の部分には同様の符号を付してある。
【0048】半導体基板20の表面に形成された不純物
ドープ領域20aに達する接続孔22aを絶縁膜22に
形成した後、接続孔22aの内面及び絶縁膜22を覆っ
て抵抗低減膜としてのTi膜50aをスパッタ法等によ
り形成する。Ti膜50aは、例えば10nmの厚さに
形成することができる。
【0049】次に、Ti膜50aに重ねてバリア膜とし
てのTiON膜52aを反応性スパッタ処理により形成
する。TiON膜52aは、一例として100nmの厚
さに形成することができる。TiON膜52aを形成す
る際には、TiON膜24に関して前述したと同様に屈
折率Nが1.5≦N≦2.5の範囲に入るような処理条
件を予め決定し、その処理条件に従ってTiON膜52
aを形成する。そして、波長700nmの光に対するT
iON膜52aの屈折率Nを測定し、測定値が1.5≦
N≦2.5の範囲内にある基板だけを次のAl系金属層
形成工程に進める。
【0050】次に、接続孔22aを埋めるようにTiO
N膜52aの上にAl系金属層54aを形成する。Al
系金属層54aとしては、例えば400nmの厚さのA
l−Si−Cu合金属層を形成することができる。接続
孔22aを埋めるようにAl系金属層54aを形成する
には、スパッタ中に基板を加熱するリフロースパッタ法
又はスパッタ後に基板を加熱するリフロー法等を用いる
ことができる。
【0051】次に、Al系金属層54aに重ねて酸化防
止膜としてのTi膜56aをスパッタ法等により形成す
る。Ti膜56aは、例えば10nmの厚さに形成する
ことができる。そして、Ti膜56aに重ねて反射防止
膜としてのTiON膜58aを反応性スパッタ処理によ
り形成する。
【0052】TiON膜58aを形成する際には、Ti
ON膜24に関して前述したと同様に屈折率Nが1.5
≦N≦2.5の範囲に入るような処理条件を予め決定
し、その処理条件に従ってTiON膜58aを形成す
る。そして、波長700nmの光に対するTiON膜5
8aの屈折率Nを測定し、測定値が1.5≦N≦2.5
の範囲内にある基板だけを次の配線パターニング工程に
進める。
【0053】次に、Ti膜50a、TiON膜52a、
Al系金属層54a、Ti膜56a及びTiON膜58
aを含む積層をホトリソグラフィ及び選択的ドライエッ
チング処理によりパターニングして配線層60を形成す
る。配線層60は、配線パターニングの結果として残存
するTi膜50a、TiON膜52a、Al系金属層5
4a、Ti膜56a及びTiON膜58aを含むもの
で、接続孔22aを介して不純物ドープ領域20aに接
続される。
【0054】図11の実施形態によれば、TiON膜5
2a,58aは、いずれも屈折率Nが1.5≦N≦2.
5の範囲に入るように形成されるので、バリア膜として
のバリア性能及びコンタクト抵抗が十分であると共に反
射防止膜としての抵抗率及び反射率が十分であり、配線
形成歩留りが大幅に向上する。
【0055】この発明は、上記した実施形態に限定され
るものではなく、種々の改変形態で実施可能なものであ
る。例えば、TiON膜は、反応性スパッタ法に限ら
ず、CVD法で形成してもよく、あるいはスパッタ法で
形成したTi膜に窒素雰囲気中でアニール処理を施す熱
窒化法で形成してもよい。また、屈折率の測定は、基板
がスパッタ装置の処理室内にある状態で行なってもよ
く、干渉式膜厚計等を用いて行なってもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、Ti
ON膜の屈折率等の光学定数を測定し、その測定値に基
づいてTiON膜の酸化度又は組成を判定するようにし
たので、非破壊での正確な判定が可能になる効果が得ら
れる。
【0057】また、TiON膜の屈折率等の光学定数が
所定の範囲に入るようなTiON膜形成条件を決定した
後、該TiON膜形成条件に従ってTiON膜を形成す
るか又はTiON膜を形成した後、TiON膜の屈折率
等の光学定数を測定し、その測定値が所定の範囲に入る
ものを選択するようにしたので、反射防止膜、W密着膜
又はバリア膜として好適なTiON膜を得ることがで
き、配線形成歩留りが向上する効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 反応性スパッタ処理においてTiON膜の屈
折率が処理回数に依存する様子を示すグラフである。
【図2】 反応性スパッタ処理においてTiON膜の成
分含有率がO2 流量比に依存する様子を示すグラフであ
る。
【図3】 反応性スパッタ処理においてTiON膜の抵
抗率及び屈折率がO2 流量比に依存する様子を示すグラ
フである。
【図4】 この発明の一実施形態に係る多層配線形成法
における接続孔形成工程を示す基板断面図である。
【図5】 図4の工程に続くTiON膜形成及びW層形
成工程を示す基板断面図である。
【図6】 図5の工程に続くエッチバック工程を示す基
板断面図である。
【図7】 図6の工程に続くAl系金属層形成及びTi
ON膜形成工程を示す基板断面図である。
【図8】 図7の工程に続く配線パターニング工程を示
す基板断面図である。
【図9】 図8の工程に続く層間絶縁膜形成及び接続孔
形成工程を示す基板断面図である。
【図10】 図9の工程に続く上層配線形成工程を示す
基板断面図である。
【図11】 この発明の他の実施形態に係る配線形成法
を説明するための基板断面図である。
【図12】 従来の多層配線形成法を説明するための基
板断面図である。
【図13】 反応性スパッタ処理においてTiON膜の
シート抵抗が処理回数に依存する様子を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
20:半導体基板、20a:不純物ドープ領域、22,
34:絶縁膜、22a,34a:接続孔、24,24
a,30,30a,36a,42a,52a,58a:
TiON膜、26:W層、26a,38a:接続プラ
グ、28,28a,40a,54a:Al系金属層、3
2,44,60:配線層、50a,56a:Ti膜。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を覆って酸化窒化チタン膜を形成する
    ステップと、 前記酸化窒化チタン膜の光学定数を測定するステップ
    と、 前記光学定数の測定結果に基づいて前記酸化窒化チタン
    膜の酸化度を判定するステップとを含む酸化窒化チタン
    膜評価法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の酸化窒化チタン膜評価法を
    用いて酸化窒化チタン膜の酸化度が所定の範囲に入るの
    を可能にする酸化窒化チタン膜形成条件を決定するステ
    ップと、 基板を覆う絶縁膜の上に配線材層を形成するステップ
    と、 前記配線材層を覆って前記酸化窒化チタン膜形成条件に
    従って反射防止膜としての酸化窒化チタン膜を形成する
    ステップと、 ホトリソグラフィ及び選択エッチング処理により前記配
    線材層と前記酸化窒化チタン膜とを含む積層をパターニ
    ングして該積層の残存部からなる配線層を形成するステ
    ップとを含む配線形成法。
  3. 【請求項3】基板を覆う絶縁膜の上に配線材層を形成す
    るステップと、 前記配線材層を覆って反射防止膜としての酸化窒化チタ
    ン膜を形成するステップと、 前記酸化窒化チタン膜の光学定数を測定するステップ
    と、 前記光学定数の測定結果に基づいて前記酸化窒化チタン
    膜の酸化度が所定の範囲内にあるか判定するステップと
    このステップでの判定結果が肯定的になることを条件と
    してホトリソグラフィ及び選択エッチング処理により前
    記配線材層と前記酸化窒化チタン膜とを含む積層をパタ
    ーニングして該積層の残存部からなる配線層を形成する
    ステップとを含む配線形成法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の酸化窒化チタン膜評価法を
    用いて酸化窒化チタン膜の酸化度が所定の範囲に入るの
    を可能にする酸化窒化チタン膜形成条件を決定するステ
    ップと、 基板上に被接続部を覆って絶縁膜を形成した後、該絶縁
    膜に前記被接続部に達する接続孔を形成するステップ
    と、 前記接続孔の内面及び前記絶縁膜を覆って前記酸化窒化
    チタン膜形成条件に従って密着膜としての酸化窒化チタ
    ン膜を形成するステップと、 前記接続孔を埋めるように前記酸化窒化チタン膜の上に
    導電材層を形成するステップと、 前記導電材層を平坦状に除去して少なくとも前記接続孔
    の内部に前記酸化窒化チタン膜の一部及び前記導電材層
    の一部を接続プラグとして残存させるステップと、 前記絶縁膜の上に前記接続プラグにつながるように配線
    層を形成するステップとを含む配線形成法。
  5. 【請求項5】基板上に被接続部を覆って絶縁膜を形成し
    た後、該絶縁膜に前記被接続部に達する接続孔を形成す
    るステップと、 前記接続孔の内面及び前記絶縁膜を覆って密着膜として
    の酸化窒化チタン膜を形成するステップと、 前記酸化窒化チタン膜の光学定数を測定するステップ
    と、 前記光学定数の測定結果に基づいて前記酸化窒化チタン
    膜の酸化度が所定の範囲内にあるか判定するステップと
    このステップでの判定結果が肯定的になることを条件と
    して前記接続孔を埋めるように前記酸化窒化チタン膜の
    上に導電材層を形成するステップと、 前記導電材層を平坦状に除去して少なくとも前記接続孔
    の内部に前記酸化窒化チタン膜の一部及び前記導電材層
    の一部を接続プラグとして残存させるステップと、 前記絶縁膜の上に前記接続プラグにつながるように配線
    層を形成するステップとを含む配線形成法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の酸化窒化チタン膜評価法を
    用いて酸化窒化チタン膜の酸化度が所定の範囲に入るの
    を可能にする酸化窒化チタン膜形成条件を決定するステ
    ップと、 基板上に被接続部を覆って絶縁膜を形成した後、該絶縁
    膜に前記被接続部に達する接続孔を形成するステップ
    と、 前記接続孔の内面及び前記絶縁膜を覆って前記酸化窒化
    チタン膜形成条件に従ってバリア膜としての酸化窒化チ
    タン膜を形成するステップと、 前記接続孔を埋めるように前記酸化窒化チタン膜を覆っ
    て配線材層を形成するステップと、 前記酸化窒化チタン膜と前記配線材層とを含む積層をパ
    ターニングして該積層の残存部からなる配線層を形成す
    るステップとを含む配線形成法。
  7. 【請求項7】基板上に被接続部を覆って絶縁膜を形成し
    た後、該絶縁膜に前記被接続部に達する接続孔を形成す
    るステップと、 前記接続孔の内面及び前記絶縁膜を覆ってバリア膜とし
    ての酸化窒化チタン膜を形成するステップと、 前記酸化窒化チタン膜の光学定数を測定するステップ
    と、 前記光学定数の測定結果に基づいて前記酸化窒化チタン
    膜の酸化度が所定の範囲内にあるか判定するステップ
    と、 このステップでの判定結果が肯定的になることを条件と
    して前記接続孔を埋めるように前記酸化窒化チタン膜を
    覆って配線材層を形成するステップと、 前記酸化窒化チタン膜と前記配線材層とを含む積層をパ
    ターニングして該積層の残存部からなる配線層を形成す
    るステップとを含む配線形成法。
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