JPH11214525A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH11214525A JPH11214525A JP10013897A JP1389798A JPH11214525A JP H11214525 A JPH11214525 A JP H11214525A JP 10013897 A JP10013897 A JP 10013897A JP 1389798 A JP1389798 A JP 1389798A JP H11214525 A JPH11214525 A JP H11214525A
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- diffusion layer
- transistor region
- gate electrode
- semiconductor device
- region
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体装置の製造工程数の追加をできるだけ
抑えて、1チップ上に標準(高速)MOSトランジスタ
と高耐圧MOSトランジスタを混載させることを目的と
する。 【解決手段】 標準耐圧MOSトランジスタ領域Aと高
耐圧MOSトランジスタ領域Bの異なる耐圧を有するト
ランジスタ領域が混載する半導体装置の製造方法におい
て、半導体基板のウエル拡散層1上の高耐圧トランジス
タ領域Bに選択的に酸化促進物質7を注入し、半導体基
板のトランジスタ領域上全面にゲート酸化を行い、高耐
圧MOSトランジスタ領域Bのゲート酸化膜を標準耐圧
MOSトランジスタ領域のゲート酸化膜より厚く形成す
る。
抑えて、1チップ上に標準(高速)MOSトランジスタ
と高耐圧MOSトランジスタを混載させることを目的と
する。 【解決手段】 標準耐圧MOSトランジスタ領域Aと高
耐圧MOSトランジスタ領域Bの異なる耐圧を有するト
ランジスタ領域が混載する半導体装置の製造方法におい
て、半導体基板のウエル拡散層1上の高耐圧トランジス
タ領域Bに選択的に酸化促進物質7を注入し、半導体基
板のトランジスタ領域上全面にゲート酸化を行い、高耐
圧MOSトランジスタ領域Bのゲート酸化膜を標準耐圧
MOSトランジスタ領域のゲート酸化膜より厚く形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばMOS型
トランジスタ又はBiCMOS型トランジスタのデバイ
スの構造とその製造方法に関し、ゲート電極に加わる動
作電圧の異なる2種類以上のトランジスタ領域を同一半
導体基板上に形成する半導体装置及びその製造方法に係
るものである。
トランジスタ又はBiCMOS型トランジスタのデバイ
スの構造とその製造方法に関し、ゲート電極に加わる動
作電圧の異なる2種類以上のトランジスタ領域を同一半
導体基板上に形成する半導体装置及びその製造方法に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は複数の電源を使用す
るタイプが多く、例えば不揮発性メモリはデータの書き
込み又は消去動作時に、通常のデータ読み出し時より高
い12V程度の電源が使用される。このため、データの
書き込み、消去動作に関わる回路は高電圧に耐え得る高
耐圧領域が要求される。これに対し、通常のデータ読み
出しは5Vの電圧が使用されるため、読み出しに係わる
回路は高耐圧領域である必要はなく、標準(低)耐圧領
域で良い。そして、これら標準(高速)トランジスタ領
域と高耐圧トランジスタ領域を同一半導体基板(同一チ
ップ)上に混載させることは、回路構成上において自由
度が上がり、その結果、集積度が向上する利点があり、
ひいてはチップ面積の縮小化になり、コスト低減につな
がる。
るタイプが多く、例えば不揮発性メモリはデータの書き
込み又は消去動作時に、通常のデータ読み出し時より高
い12V程度の電源が使用される。このため、データの
書き込み、消去動作に関わる回路は高電圧に耐え得る高
耐圧領域が要求される。これに対し、通常のデータ読み
出しは5Vの電圧が使用されるため、読み出しに係わる
回路は高耐圧領域である必要はなく、標準(低)耐圧領
域で良い。そして、これら標準(高速)トランジスタ領
域と高耐圧トランジスタ領域を同一半導体基板(同一チ
ップ)上に混載させることは、回路構成上において自由
度が上がり、その結果、集積度が向上する利点があり、
ひいてはチップ面積の縮小化になり、コスト低減につな
がる。
【0003】従来、ゲート電極にかかる動作電圧の異な
る2種類以上のトランジスタ領域を同一の半導体基板に
形成するには、標準耐圧のトランジスタ領域と高耐圧の
トランジスタ領域にそれぞれ最適なゲート酸化膜を2度
の酸化処理により形成している。
る2種類以上のトランジスタ領域を同一の半導体基板に
形成するには、標準耐圧のトランジスタ領域と高耐圧の
トランジスタ領域にそれぞれ最適なゲート酸化膜を2度
の酸化処理により形成している。
【0004】図7(a)〜(c)は前記従来の半導体装
置の製造フローを示す断面図であり、図において、1は
半導体基板のウエル拡散層、2は素子分離用のフィール
ド酸化膜、Aは標準(高速)MOSトランジスタ領域、
Bは高耐圧MOSトランジスタ領域、6はレジスト膜、
8a,bはゲート酸化膜である。なお、ウエル拡散層1
は、PチャンネルMOSトランジスタの場合はN型、N
チャンネルMOSトランジスタの場合はP型である。
置の製造フローを示す断面図であり、図において、1は
半導体基板のウエル拡散層、2は素子分離用のフィール
ド酸化膜、Aは標準(高速)MOSトランジスタ領域、
Bは高耐圧MOSトランジスタ領域、6はレジスト膜、
8a,bはゲート酸化膜である。なお、ウエル拡散層1
は、PチャンネルMOSトランジスタの場合はN型、N
チャンネルMOSトランジスタの場合はP型である。
【0005】次に、従来の半導体装置の製造方法につい
て説明する。まず、図7(a)に示すように、半導体基
板のウエル拡散層1上に素子分離用のフィールド酸化膜
2を形成し、トランジスタ活性領域上の酸化膜(熱酸化
膜)を除去した後、第1回目のゲート酸化膜8を形成す
る。なお、図において、A領域は標準(高速)MOSト
ランジスタが形成される予定領域、B領域は高耐圧MO
Sトランジスタが形成される予定領域を示す。
て説明する。まず、図7(a)に示すように、半導体基
板のウエル拡散層1上に素子分離用のフィールド酸化膜
2を形成し、トランジスタ活性領域上の酸化膜(熱酸化
膜)を除去した後、第1回目のゲート酸化膜8を形成す
る。なお、図において、A領域は標準(高速)MOSト
ランジスタが形成される予定領域、B領域は高耐圧MO
Sトランジスタが形成される予定領域を示す。
【0006】次に、図7(b)に示すように、高耐圧M
OSトランジスタ領域B上にレジスト膜6を形成し、こ
のレジスト膜6をマスクにして標準(高速)MOSトラ
ンジスタ領域A上のゲート酸化膜8を除去する。
OSトランジスタ領域B上にレジスト膜6を形成し、こ
のレジスト膜6をマスクにして標準(高速)MOSトラ
ンジスタ領域A上のゲート酸化膜8を除去する。
【0007】そして、図7(c)に示すように、レジス
ト膜6を除去した後、第2回目のゲート酸化を行い、標
準(高速)MOSトランジスタ領域A上にゲート酸化膜
8aを形成する。この時、高耐圧MOSトランジスタ領
域Bのゲート酸化膜8bは、すでに1回目の酸化で形成
したゲート酸化膜8に2回目の酸化により更に酸化膜を
増加した膜厚になる。
ト膜6を除去した後、第2回目のゲート酸化を行い、標
準(高速)MOSトランジスタ領域A上にゲート酸化膜
8aを形成する。この時、高耐圧MOSトランジスタ領
域Bのゲート酸化膜8bは、すでに1回目の酸化で形成
したゲート酸化膜8に2回目の酸化により更に酸化膜を
増加した膜厚になる。
【0008】以上のように、従来のMOS型半導体装置
の製造工程は、2回のゲート酸化工程により、標準(高
速)MOSトランジスタ領域A及び高耐圧MOSトラン
ジスタ領域Bの作り分けを行っていた。
の製造工程は、2回のゲート酸化工程により、標準(高
速)MOSトランジスタ領域A及び高耐圧MOSトラン
ジスタ領域Bの作り分けを行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置の製
造方法は以上のように構成されており、ゲート酸化工程
を2度行わなければならないため、工程数が増加するば
かりでなく第2回目の酸化直前の酸洗浄工程で第1回目
に形成されたゲート酸化膜の膜厚が目減りするため、ゲ
ート酸化膜の膜厚の制御が困難となる。
造方法は以上のように構成されており、ゲート酸化工程
を2度行わなければならないため、工程数が増加するば
かりでなく第2回目の酸化直前の酸洗浄工程で第1回目
に形成されたゲート酸化膜の膜厚が目減りするため、ゲ
ート酸化膜の膜厚の制御が困難となる。
【0010】この発明は、前記のような問題点を解消す
るためになされたもので、プロセス工程数の追加をでき
るだけ抑えて、1チップ上に標準(高速)MOSトラン
ジスタと高耐圧MOSトランジスタを混載させることを
目的とする。
るためになされたもので、プロセス工程数の追加をでき
るだけ抑えて、1チップ上に標準(高速)MOSトラン
ジスタと高耐圧MOSトランジスタを混載させることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
2種以上の異なる耐圧を有するトランジスタ領域が混載
する半導体装置の製造方法において、半導体基板上の高
耐圧トランジスタ領域に選択的に酸化促進物質を注入す
る工程と、前記2種以上の耐圧を有するトランジスタ領
域上にゲート酸化を行い、高耐圧トランジスタ領域のゲ
ート酸化膜を標準耐圧トランジスタ領域のゲート酸化膜
より厚く形成する工程からなる。
2種以上の異なる耐圧を有するトランジスタ領域が混載
する半導体装置の製造方法において、半導体基板上の高
耐圧トランジスタ領域に選択的に酸化促進物質を注入す
る工程と、前記2種以上の耐圧を有するトランジスタ領
域上にゲート酸化を行い、高耐圧トランジスタ領域のゲ
ート酸化膜を標準耐圧トランジスタ領域のゲート酸化膜
より厚く形成する工程からなる。
【0012】請求項2記載の発明は、2種以上の異なる
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置の
製造方法において、半導体基板上に、素子分離用のフィ
ールド酸化膜と、トランジスタ領域上にゲート酸化膜
と、ゲート電極形成予定領域にゲート電極を形成する工
程と、前記ゲート電極をマスクとしてトランジスタ領域
に低濃度の不純物イオンを注入する工程と、前記ゲート
電極の側壁にサイドウォール膜を形成した後、高耐圧ト
ランジスタ領域を被覆するようにレジスト膜を形成し、
標準耐圧トランジスタ領域に高濃度の不純物イオンを注
入する工程と、少なくとも高耐圧トランジスタ領域のソ
ースドレイン拡散層に高濃度の不純物を注入し、その上
に配線層を形成する工程とからなる半導体装置の製造方
法。
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置の
製造方法において、半導体基板上に、素子分離用のフィ
ールド酸化膜と、トランジスタ領域上にゲート酸化膜
と、ゲート電極形成予定領域にゲート電極を形成する工
程と、前記ゲート電極をマスクとしてトランジスタ領域
に低濃度の不純物イオンを注入する工程と、前記ゲート
電極の側壁にサイドウォール膜を形成した後、高耐圧ト
ランジスタ領域を被覆するようにレジスト膜を形成し、
標準耐圧トランジスタ領域に高濃度の不純物イオンを注
入する工程と、少なくとも高耐圧トランジスタ領域のソ
ースドレイン拡散層に高濃度の不純物を注入し、その上
に配線層を形成する工程とからなる半導体装置の製造方
法。
【0013】請求項3記載の発明は、高耐圧トランジス
タ領域のソースドレイン拡散層に高濃度の不純物を自己
整合的に注入することを特徴とする請求項2記載の半導
体装置の製造方法である。
タ領域のソースドレイン拡散層に高濃度の不純物を自己
整合的に注入することを特徴とする請求項2記載の半導
体装置の製造方法である。
【0014】請求項4記載の発明は、2種以上の異なる
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置に
おいて、高耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡散
層は、そのフィールドエッジ部において低濃度の拡散層
で形成されていることを特徴とする。
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置に
おいて、高耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡散
層は、そのフィールドエッジ部において低濃度の拡散層
で形成されていることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、2種以上の異なる
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置に
おいて、標準耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡
散層は、高濃度の拡散層で形成され、ゲート電極の一部
に重なるように低濃度の拡散層が広がっており、高耐圧
トランジスタ領域のソースドレイン拡散層は、低濃度の
拡散層で形成され、この低濃度の拡散層がゲート電極の
一部にかけて広がっているとともに、少なくとも高耐圧
トランジスタ領域のソースドレイン拡散層には、高濃度
の不純物が注入されてその上に配線層が形成されている
ことを特徴とする。
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置に
おいて、標準耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡
散層は、高濃度の拡散層で形成され、ゲート電極の一部
に重なるように低濃度の拡散層が広がっており、高耐圧
トランジスタ領域のソースドレイン拡散層は、低濃度の
拡散層で形成され、この低濃度の拡散層がゲート電極の
一部にかけて広がっているとともに、少なくとも高耐圧
トランジスタ領域のソースドレイン拡散層には、高濃度
の不純物が注入されてその上に配線層が形成されている
ことを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、2種以上の異なる
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置に
おいて、高耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡散
層は、ゲート電極とトランジスタ活性領域の交わる近傍
には形成されていないことを特徴とする。
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置に
おいて、高耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡散
層は、ゲート電極とトランジスタ活性領域の交わる近傍
には形成されていないことを特徴とする。
【0017】請求項7記載の発明は、2種以上の異なる
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置の
製造方法において、半導体基板上に、素子分離用のフィ
ールド酸化膜と、トランジスタ領域上にゲート酸化膜
と、ゲート電極形成予定領域にゲート電極を形成する工
程と、前記ゲート電極をマスクとしてトランジスタ領域
に低濃度の不純物イオンを注入する工程と、前記ゲート
電極の側壁にサイドウォール膜を形成した後、高耐圧ト
ランジスタ領域のフィールドエッジ部を被覆するように
レジスト膜を形成し、高濃度の不純物イオンを注入する
工程とからなる。
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置の
製造方法において、半導体基板上に、素子分離用のフィ
ールド酸化膜と、トランジスタ領域上にゲート酸化膜
と、ゲート電極形成予定領域にゲート電極を形成する工
程と、前記ゲート電極をマスクとしてトランジスタ領域
に低濃度の不純物イオンを注入する工程と、前記ゲート
電極の側壁にサイドウォール膜を形成した後、高耐圧ト
ランジスタ領域のフィールドエッジ部を被覆するように
レジスト膜を形成し、高濃度の不純物イオンを注入する
工程とからなる。
【0018】請求項8記載の発明は、2種以上の異なる
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置に
おいて、標準耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡
散層は、高濃度の拡散層で形成され、ゲート電極の一部
に重なるように低濃度の拡散層が広がっており、高耐圧
トランジスタ領域のソースドレイン拡散層は、高濃度の
拡散層が主として形成され、低濃度の拡散層がフィール
ドエッジ部に形成されるとともに、ゲート電極の一部に
かけて広がっている。
耐圧を有するトランジスタ領域が混載する半導体装置に
おいて、標準耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡
散層は、高濃度の拡散層で形成され、ゲート電極の一部
に重なるように低濃度の拡散層が広がっており、高耐圧
トランジスタ領域のソースドレイン拡散層は、高濃度の
拡散層が主として形成され、低濃度の拡散層がフィール
ドエッジ部に形成されるとともに、ゲート電極の一部に
かけて広がっている。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1(a)〜
(c)及び図2(a)〜(b)はこの発明の実施の形態
1による半導体装置の製造フローを示す断面図である。
(c)及び図2(a)〜(b)はこの発明の実施の形態
1による半導体装置の製造フローを示す断面図である。
【0020】図において、1は半導体基板のウエル拡散
層、2は素子分離用のフィールド酸化膜、3は熱酸化
膜、Aは標準(高速)MOSトランジスタ領域、Bは高
耐圧MOSトランジスタ領域、6はレジスト膜、7は酸
素(O)又はフッ素(F+)イオン、8a,bはゲート
酸化膜、9,10はゲート電極用のポリシリコン膜及び
シリサイド膜、11はソースドレイン拡散層である。な
お、ソースドレイン拡散層11は、PチャンネルMOS
トランジスタの場合はN型、NチャンネルMOSトラン
ジスタの場合はP型である。
層、2は素子分離用のフィールド酸化膜、3は熱酸化
膜、Aは標準(高速)MOSトランジスタ領域、Bは高
耐圧MOSトランジスタ領域、6はレジスト膜、7は酸
素(O)又はフッ素(F+)イオン、8a,bはゲート
酸化膜、9,10はゲート電極用のポリシリコン膜及び
シリサイド膜、11はソースドレイン拡散層である。な
お、ソースドレイン拡散層11は、PチャンネルMOS
トランジスタの場合はN型、NチャンネルMOSトラン
ジスタの場合はP型である。
【0021】次に、実施の形態1のプロセスフローにつ
いて説明する。まず、図1(a)に示すように、半導体
基板上のウエル拡散層1上に素子分離用のフィールド酸
化膜2を形成する。なお、MOSトランジスタ活性領域
上は熱酸化膜3が存在しており、図において、A領域は
標準(高速)MOSトランジスタが形成される予定領域
を、B領域は高耐圧MOSトランジスタが形成される予
定領域を示している。
いて説明する。まず、図1(a)に示すように、半導体
基板上のウエル拡散層1上に素子分離用のフィールド酸
化膜2を形成する。なお、MOSトランジスタ活性領域
上は熱酸化膜3が存在しており、図において、A領域は
標準(高速)MOSトランジスタが形成される予定領域
を、B領域は高耐圧MOSトランジスタが形成される予
定領域を示している。
【0022】次に、図1(b)に示すように、標準MO
Sトランジスタ領域A上にレジスト膜6を形成し、この
レジスト膜6をマスクにして、酸素(O)又はフッ素
(F+)イオン7を高耐圧MOSトランジスタ領域Bの
活性領域に注入する。
Sトランジスタ領域A上にレジスト膜6を形成し、この
レジスト膜6をマスクにして、酸素(O)又はフッ素
(F+)イオン7を高耐圧MOSトランジスタ領域Bの
活性領域に注入する。
【0023】そして、図1(c)に示すように、レジス
ト膜6を除去した後、トランジスタ活性領域上の酸化膜
3を除去する。
ト膜6を除去した後、トランジスタ活性領域上の酸化膜
3を除去する。
【0024】次に、ゲート酸化(熱酸化)を行うと、図
2(a)に示すようにゲート酸化膜8a,8bが形成さ
れる。このとき、酸素(O)又はフッ素(F+)イオン
7を注入した高耐圧MOSトランジスタ領域Bのゲート
酸化膜8bの膜厚h2は、標準(高速)MOSトランジ
スタ領域Aのゲート酸化膜8aの膜厚h1よりも厚く形
成され、MOSトランジスタ領域Bの高耐圧化が図れ
る。これは、酸素(O)又はフッ素(F+)イオン7に
よる増速酸化の効果を利用しているものである。なお、
ゲート酸化膜8bの膜厚h2は、注入する酸素(O)又
はフッ素(F+)イオン7の量により最適に制御するこ
とができる。
2(a)に示すようにゲート酸化膜8a,8bが形成さ
れる。このとき、酸素(O)又はフッ素(F+)イオン
7を注入した高耐圧MOSトランジスタ領域Bのゲート
酸化膜8bの膜厚h2は、標準(高速)MOSトランジ
スタ領域Aのゲート酸化膜8aの膜厚h1よりも厚く形
成され、MOSトランジスタ領域Bの高耐圧化が図れ
る。これは、酸素(O)又はフッ素(F+)イオン7に
よる増速酸化の効果を利用しているものである。なお、
ゲート酸化膜8bの膜厚h2は、注入する酸素(O)又
はフッ素(F+)イオン7の量により最適に制御するこ
とができる。
【0025】最後に、図2(b)に示すように、ゲート
酸化膜8a,8bの上にゲート電極となるポリシリコン
膜9及びシリサイド10を形成した後、ゲート酸化膜8
a,bとポリシリコン膜9,シリサイド10を選択的に
除去し、ウエル拡散層1の導電性と反対の導電性を有す
る不純物をウエル拡散層1に拡散して、A領域とB領域
にそれぞれソースドレイン拡散層11を形成する。
酸化膜8a,8bの上にゲート電極となるポリシリコン
膜9及びシリサイド10を形成した後、ゲート酸化膜8
a,bとポリシリコン膜9,シリサイド10を選択的に
除去し、ウエル拡散層1の導電性と反対の導電性を有す
る不純物をウエル拡散層1に拡散して、A領域とB領域
にそれぞれソースドレイン拡散層11を形成する。
【0026】以上のように実施の形態1によれば、高耐
圧MOSトランジスタ領域に、酸素(O)又はフッ素
(F+)イオン等の酸化促進物質を注入し、注入した酸
化促進物質の量によりゲート酸化時の酸化速度を増速制
御することにより、高耐圧MOSトランジスタ領域上に
は厚いゲート酸化膜が、標準MOSトランジスタ領域上
にはそれより薄いゲート酸化膜が同時に形成される。す
なわち、1の半導体基板(1チップ)上に標準トランジ
スタ領域と高耐圧トランジスタ領域を混載させることが
でき、かつプロセス工程としては、1回のゲート酸化に
より形成でき、従来のようにゲート酸化を2回行わなく
ても良い効果がある。
圧MOSトランジスタ領域に、酸素(O)又はフッ素
(F+)イオン等の酸化促進物質を注入し、注入した酸
化促進物質の量によりゲート酸化時の酸化速度を増速制
御することにより、高耐圧MOSトランジスタ領域上に
は厚いゲート酸化膜が、標準MOSトランジスタ領域上
にはそれより薄いゲート酸化膜が同時に形成される。す
なわち、1の半導体基板(1チップ)上に標準トランジ
スタ領域と高耐圧トランジスタ領域を混載させることが
でき、かつプロセス工程としては、1回のゲート酸化に
より形成でき、従来のようにゲート酸化を2回行わなく
ても良い効果がある。
【0027】実施の形態2.図3(a)〜(c)及び図
4(a)はこの発明の実施の形態2による半導体装置の
製造フローを示す断面図である。
4(a)はこの発明の実施の形態2による半導体装置の
製造フローを示す断面図である。
【0028】図において、1は半導体基板のウエル拡散
層であり、このウエル拡散層1上には、素子分離用のフ
ィールド酸化膜2と、MOSトランジスタ領域(標準及
び高耐圧MOSトランジスタ領域A、B)上にはゲート
酸化膜8aが形成される。また、ゲート酸化膜8a上に
はゲート電極用のポリシリコン膜9及びシリサイド膜1
0が形成される。12はLDD(Lightly doped drai
n)の低濃度拡散層を形成するために注入される低濃度
の不純物イオン、13はLDD(Lightly dopeddrain)
の高濃度拡散層を形成するため注入される高濃度の不純
物イオン、14はゲート電極の側壁に形成されるサイド
ウォール酸化膜、15aは低濃度のソースドレイン拡散
層、15bは高濃度のソースドレイン拡散層、16はS
AC(Self Aligned Contact)用の高濃度の不純物イオ
ン、17は層間絶縁膜、18はシリサイド、19はアル
ミ配線、23はコンタクト用開口である。
層であり、このウエル拡散層1上には、素子分離用のフ
ィールド酸化膜2と、MOSトランジスタ領域(標準及
び高耐圧MOSトランジスタ領域A、B)上にはゲート
酸化膜8aが形成される。また、ゲート酸化膜8a上に
はゲート電極用のポリシリコン膜9及びシリサイド膜1
0が形成される。12はLDD(Lightly doped drai
n)の低濃度拡散層を形成するために注入される低濃度
の不純物イオン、13はLDD(Lightly dopeddrain)
の高濃度拡散層を形成するため注入される高濃度の不純
物イオン、14はゲート電極の側壁に形成されるサイド
ウォール酸化膜、15aは低濃度のソースドレイン拡散
層、15bは高濃度のソースドレイン拡散層、16はS
AC(Self Aligned Contact)用の高濃度の不純物イオ
ン、17は層間絶縁膜、18はシリサイド、19はアル
ミ配線、23はコンタクト用開口である。
【0029】次に、実施の形態2の半導体装置のプロセ
スフローについて説明する。まず、図3(a)に示すよ
うに、半導体基板のウエル拡散層1上に素子分離用のフ
ィールド酸化膜2を形成し、標準(高速)MOSトラン
ジスタ領域A及び高耐圧MOSトランジスタ領域B上に
ゲート酸化膜8aを形成する。そして、ゲート電極形成
予定領域にゲート電極用のポリシリコン膜9およびシリ
サイド膜10を形成した後、このゲート電極をマスクと
してトランジスタ領域にLDD(Lightly doped drai
n)の低濃度拡散層を形成するために、低濃度の不純物
イオン12を注入する。
スフローについて説明する。まず、図3(a)に示すよ
うに、半導体基板のウエル拡散層1上に素子分離用のフ
ィールド酸化膜2を形成し、標準(高速)MOSトラン
ジスタ領域A及び高耐圧MOSトランジスタ領域B上に
ゲート酸化膜8aを形成する。そして、ゲート電極形成
予定領域にゲート電極用のポリシリコン膜9およびシリ
サイド膜10を形成した後、このゲート電極をマスクと
してトランジスタ領域にLDD(Lightly doped drai
n)の低濃度拡散層を形成するために、低濃度の不純物
イオン12を注入する。
【0030】次に、図3(b)に示すように、ゲート電
極の両側壁にサイドウォール膜14を形成した後、少な
くとも高耐圧MOSトランジスタ領域Bを被覆するよう
にレジスト膜6を形成し、このレジスト膜6をマスクに
して標準(高速)MOSトランジスタ領域A上にのみ、
LDD(Lightly doped drain)の高濃度拡散層を形成
するために、高濃度の不純物イオン13を注入する。
極の両側壁にサイドウォール膜14を形成した後、少な
くとも高耐圧MOSトランジスタ領域Bを被覆するよう
にレジスト膜6を形成し、このレジスト膜6をマスクに
して標準(高速)MOSトランジスタ領域A上にのみ、
LDD(Lightly doped drain)の高濃度拡散層を形成
するために、高濃度の不純物イオン13を注入する。
【0031】次に、図3(c)に示すように、半導体基
板上に層間絶縁膜17を形成した後、配線形成予定領域
の層間絶縁膜17及びゲート酸化膜8aを選択的にエッ
チングしてコンタクト用開口部23を形成する。なおこ
の時、コンタクト用開口部23の位置は、少なくともト
ランジスタのソース・ドレイン拡散層のフィールドエッ
ジ部に重ならないようにする。その後、コンタクト用開
口部23を介して各トランジスタ領域上にSAC(Self
Aligned Contact;自己整合接続)用の高濃度の不純物
イオン50を注入し、ソース・ドレイン拡散層とのコン
タクト抵抗の低減を図る。
板上に層間絶縁膜17を形成した後、配線形成予定領域
の層間絶縁膜17及びゲート酸化膜8aを選択的にエッ
チングしてコンタクト用開口部23を形成する。なおこ
の時、コンタクト用開口部23の位置は、少なくともト
ランジスタのソース・ドレイン拡散層のフィールドエッ
ジ部に重ならないようにする。その後、コンタクト用開
口部23を介して各トランジスタ領域上にSAC(Self
Aligned Contact;自己整合接続)用の高濃度の不純物
イオン50を注入し、ソース・ドレイン拡散層とのコン
タクト抵抗の低減を図る。
【0032】その後、図4(a)に示すように、コンタ
クト用開口部23内に、配線のためのシリサイド18及
びアルミ配線19の形成を行う。
クト用開口部23内に、配線のためのシリサイド18及
びアルミ配線19の形成を行う。
【0033】以上のように、実施の形態2によれば、高
耐圧MOSトランジスタ領域Bのソースドレイン拡散層
は、そのフィールドエッジ部で低濃度拡散層15aとな
る。この構造により、ソース・ドレイン拡散層とウエル
間の耐圧は向上するため、MOSトランジスタの高耐圧
化が可能となる。
耐圧MOSトランジスタ領域Bのソースドレイン拡散層
は、そのフィールドエッジ部で低濃度拡散層15aとな
る。この構造により、ソース・ドレイン拡散層とウエル
間の耐圧は向上するため、MOSトランジスタの高耐圧
化が可能となる。
【0034】実施の形態3.図5(a)はこの発明の実
施の形態3による半導体装置を示す平面図、図5(b)
は図5(a)の半導体装置を示す側面断面図である。
施の形態3による半導体装置を示す平面図、図5(b)
は図5(a)の半導体装置を示す側面断面図である。
【0035】図において、1は半導体基板上のウエル拡
散層、2は素子分離用のフィールド酸化膜、Aは標準
(高速)MOSトランジスタ領域、Bは高耐圧MOSト
ランジスタ領域、8aはゲート酸化膜、9,10はゲー
ト電極用のポリシリコン膜及びシリサイド膜、14はサ
イドウォール酸化膜、15aは低濃度のソースドレイン
拡散層、15bは高濃度のソースドレイン拡散層、20
はトランジスタ活性領域、21はゲート電極、22はソ
ース・ドレイン形成用のレジスト膜である。
散層、2は素子分離用のフィールド酸化膜、Aは標準
(高速)MOSトランジスタ領域、Bは高耐圧MOSト
ランジスタ領域、8aはゲート酸化膜、9,10はゲー
ト電極用のポリシリコン膜及びシリサイド膜、14はサ
イドウォール酸化膜、15aは低濃度のソースドレイン
拡散層、15bは高濃度のソースドレイン拡散層、20
はトランジスタ活性領域、21はゲート電極、22はソ
ース・ドレイン形成用のレジスト膜である。
【0036】次に、実施の形態3の半導体装置のプロセ
スフローについて説明する。まず、半導体基板のウエル
拡散層1上に素子分離用のフィールド酸化膜2を形成
し、標準(高速)MOSトランジスタ領域A及び高耐圧
MOSトランジスタ領域B上にゲート酸化膜8aを形成
する。そして、ゲート電極用のポリシリコン膜9および
シリサイド膜10を形成した後、このゲート電極をマス
クとしてトランジスタ領域にLDD(Lightly doped dr
ain)の低濃度ソースドレイン拡散層15aを形成する
ために、低濃度の不純物イオンを注入する。このとき、
高耐圧MOSトランジスタ領域Bにおいては、トランジ
スタ活性領域20のエッジ部とゲート電極の交わる部分
の近傍にレジスト膜22を形成し、このレジスト膜22
をマスクとして前記低濃度の不純物イオンの注入を行
う。
スフローについて説明する。まず、半導体基板のウエル
拡散層1上に素子分離用のフィールド酸化膜2を形成
し、標準(高速)MOSトランジスタ領域A及び高耐圧
MOSトランジスタ領域B上にゲート酸化膜8aを形成
する。そして、ゲート電極用のポリシリコン膜9および
シリサイド膜10を形成した後、このゲート電極をマス
クとしてトランジスタ領域にLDD(Lightly doped dr
ain)の低濃度ソースドレイン拡散層15aを形成する
ために、低濃度の不純物イオンを注入する。このとき、
高耐圧MOSトランジスタ領域Bにおいては、トランジ
スタ活性領域20のエッジ部とゲート電極の交わる部分
の近傍にレジスト膜22を形成し、このレジスト膜22
をマスクとして前記低濃度の不純物イオンの注入を行
う。
【0037】次に、ゲート電極の両側壁にサイドウォー
ル膜14を形成した後、LDD(Lightly doped drai
n)の高濃度拡散層を形成するために、高濃度の不純物
イオンを注入する。このとき、高耐圧MOSトランジス
タ領域Bにおいては、トランジスタ活性領域20のエッ
ジ部とゲート電極の交わる部分の近傍にレジスト膜22
を形成し、このレジスト膜22をマスクとして前記高濃
度の不純物イオンの注入を行う。
ル膜14を形成した後、LDD(Lightly doped drai
n)の高濃度拡散層を形成するために、高濃度の不純物
イオンを注入する。このとき、高耐圧MOSトランジス
タ領域Bにおいては、トランジスタ活性領域20のエッ
ジ部とゲート電極の交わる部分の近傍にレジスト膜22
を形成し、このレジスト膜22をマスクとして前記高濃
度の不純物イオンの注入を行う。
【0038】図5(b)は図5(a)のCーC線断面図
を示しており、高耐圧MOSトランジスタ領域Bにおい
ては、トランジスタ活性領域20のエッジ部とゲート電
極21(ポリシリコン膜9及びシリサイド膜10)の交
わる部分近傍には、ソースドレイン拡散層15a及び1
5bは存在しないため、高耐圧化が図れる。なぜなら、
トランジスタ活性領域のエッジ部とゲート電極の交わる
部分には、電界が集中しやすく、耐圧が低下する原因と
なるからである。
を示しており、高耐圧MOSトランジスタ領域Bにおい
ては、トランジスタ活性領域20のエッジ部とゲート電
極21(ポリシリコン膜9及びシリサイド膜10)の交
わる部分近傍には、ソースドレイン拡散層15a及び1
5bは存在しないため、高耐圧化が図れる。なぜなら、
トランジスタ活性領域のエッジ部とゲート電極の交わる
部分には、電界が集中しやすく、耐圧が低下する原因と
なるからである。
【0039】実施の形態4.図6(a)〜(c)はこの
発明の実施の形態4による半導体装置の製造フローを示
す断面図である。
発明の実施の形態4による半導体装置の製造フローを示
す断面図である。
【0040】図において、1は半導体基板のウエル拡散
層、2はフィールド酸化膜、Aは標準(高速)MOSト
ランジスタ領域、Bは高耐圧MOSトランジスタ領域、
6はレジスト膜、8aはゲート酸化膜、9,10はゲー
ト電極用のポリシリコン膜及びシリサイド膜、12は低
濃度の不純物イオン、13は高濃度の不純物イオン、1
4はサイドウォール酸化膜、15aは低濃度のソースド
レイン拡散層、15bは高濃度のソースドレイン拡散層
である。
層、2はフィールド酸化膜、Aは標準(高速)MOSト
ランジスタ領域、Bは高耐圧MOSトランジスタ領域、
6はレジスト膜、8aはゲート酸化膜、9,10はゲー
ト電極用のポリシリコン膜及びシリサイド膜、12は低
濃度の不純物イオン、13は高濃度の不純物イオン、1
4はサイドウォール酸化膜、15aは低濃度のソースド
レイン拡散層、15bは高濃度のソースドレイン拡散層
である。
【0041】次に、実施の形態4の半導体装置のプロセ
スフローについて説明する。まず、図6(a)に示すよ
うに、半導体基板上のウエル拡散層1上に素子分離用の
フィールド酸化膜2を形成し、ゲート酸化膜8a、ゲー
ト電極用のポリシリコン膜9及びシリサイド膜10を形
成した後、ゲート電極をマスクとして、LDD(Lightl
y doped drain)の低濃度拡散層を形成するために低濃
度の不純物イオン12を注入する。
スフローについて説明する。まず、図6(a)に示すよ
うに、半導体基板上のウエル拡散層1上に素子分離用の
フィールド酸化膜2を形成し、ゲート酸化膜8a、ゲー
ト電極用のポリシリコン膜9及びシリサイド膜10を形
成した後、ゲート電極をマスクとして、LDD(Lightl
y doped drain)の低濃度拡散層を形成するために低濃
度の不純物イオン12を注入する。
【0042】次に、図6(b)に示すように、ゲート電
極の側壁にサイドウォール膜14を形成すると共に、高
耐圧MOSトランジスタ領域Bの活性領域のエッジ部に
フォトレジスト膜6を形成する。そして、サイドウォー
ル膜14及びレジスト膜6をマスクにして、LDD(Li
ghtly doped drain)の高濃度拡散層を形成するため
に、高濃度の不純物イオン13を注入する。
極の側壁にサイドウォール膜14を形成すると共に、高
耐圧MOSトランジスタ領域Bの活性領域のエッジ部に
フォトレジスト膜6を形成する。そして、サイドウォー
ル膜14及びレジスト膜6をマスクにして、LDD(Li
ghtly doped drain)の高濃度拡散層を形成するため
に、高濃度の不純物イオン13を注入する。
【0043】その後、図6(c)に示すように、レジス
ト膜6を除去すると、標準耐圧トランジスタ領域Aのソ
ースドレイン拡散層は、高濃度の拡散層15bで形成さ
れ、ゲート電極9,10の一部に重なるように低濃度の
拡散層15aが広がっており、高耐圧トランジスタ領域
Bのソースドレイン拡散層は、高濃度の拡散層15bが
主として形成され、低濃度の拡散層15aがフィールド
エッジ部に形成されるとともに、ゲート電極9,10の
一部にかけても広がるようになる。
ト膜6を除去すると、標準耐圧トランジスタ領域Aのソ
ースドレイン拡散層は、高濃度の拡散層15bで形成さ
れ、ゲート電極9,10の一部に重なるように低濃度の
拡散層15aが広がっており、高耐圧トランジスタ領域
Bのソースドレイン拡散層は、高濃度の拡散層15bが
主として形成され、低濃度の拡散層15aがフィールド
エッジ部に形成されるとともに、ゲート電極9,10の
一部にかけても広がるようになる。
【0044】以上のように、実施の形態4によれば、高
耐圧MOSトランジスタ領域Bのソースドレイン拡散層
は、そのフィールドエッジ部で低濃度拡散層15aとな
る。この構造により、ソース・ドレイン拡散層とウエル
間の耐圧は向上するため、MOSトランジスタの高耐圧
化が可能となる。
耐圧MOSトランジスタ領域Bのソースドレイン拡散層
は、そのフィールドエッジ部で低濃度拡散層15aとな
る。この構造により、ソース・ドレイン拡散層とウエル
間の耐圧は向上するため、MOSトランジスタの高耐圧
化が可能となる。
【0045】なお、前記実施の形態では、MOSデバイ
スの場合について説明しているが、MOSデバイスのみ
ならずBiCMOSデバイスへの適用も可能である。
スの場合について説明しているが、MOSデバイスのみ
ならずBiCMOSデバイスへの適用も可能である。
【0046】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、高耐圧トランジスタ領域に、酸化促進物質を注入
し、注入した酸化促進物質の量によりゲート酸化時の酸
化速度を増速制御することにより、高耐圧トランジスタ
領域上には厚いゲート酸化膜が、標準トランジスタ領域
上には薄いゲート酸化膜が同時に形成される。その結
果、1の半導体基板(1チップ)上に標準トランジスタ
領域と高耐圧トランジスタ領域を混載させることがで
き、かつプロセス工程としては、1回のゲート酸化によ
り形成でき、従来のようにゲート酸化を2回行わなくて
も良い効果がある。
ば、高耐圧トランジスタ領域に、酸化促進物質を注入
し、注入した酸化促進物質の量によりゲート酸化時の酸
化速度を増速制御することにより、高耐圧トランジスタ
領域上には厚いゲート酸化膜が、標準トランジスタ領域
上には薄いゲート酸化膜が同時に形成される。その結
果、1の半導体基板(1チップ)上に標準トランジスタ
領域と高耐圧トランジスタ領域を混載させることがで
き、かつプロセス工程としては、1回のゲート酸化によ
り形成でき、従来のようにゲート酸化を2回行わなくて
も良い効果がある。
【0047】請求項2〜4,7,8記載の発明によれ
ば、高耐圧MOSトランジスタ領域のソースドレイン拡
散層は、そのフィールドエッジ部で低濃度拡散層となる
ので、ソース・ドレイン拡散層とウエル間の耐圧は向上
し、トランジスタの高耐圧化が可能となる。
ば、高耐圧MOSトランジスタ領域のソースドレイン拡
散層は、そのフィールドエッジ部で低濃度拡散層となる
ので、ソース・ドレイン拡散層とウエル間の耐圧は向上
し、トランジスタの高耐圧化が可能となる。
【0048】請求項6記載の発明によれば、高耐圧MO
Sトランジスタ領域において、トランジスタ活性領域の
エッジ部とゲート電極の交わる部分近傍に、ソースドレ
イン拡散層が存在しないので、その部分での電界の集中
が防止でき、高耐圧化が図れる効果がある。
Sトランジスタ領域において、トランジスタ活性領域の
エッジ部とゲート電極の交わる部分近傍に、ソースドレ
イン拡散層が存在しないので、その部分での電界の集中
が防止でき、高耐圧化が図れる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造フローを示す断面図である。
製造フローを示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造フローを示す断面図である。
製造フローを示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による半導体装置の
製造フローを示す断面図である。
製造フローを示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による半導体装置の
製造フローを示す断面図である。
製造フローを示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による半導体装置を
示す平面図及び側面断面図である。
示す平面図及び側面断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による半導体装置の
製造フローを示す断面図である。
製造フローを示す断面図である。
【図7】 従来の半導体装置の製造フローを示す断面図
である。
である。
1 ウエル拡散層、2 フィールド酸化膜、6 レジス
ト膜、7 酸化促進物質、8a,b ゲート酸化膜、9
ポリシリコン膜、10 シリサイド膜、11ソースド
レイン拡散層、12 低濃度の不純物イオン、13 高
濃度の不純物イオン、14 サイドウォール酸化膜、1
5a 低濃度のソースドレイン拡散層、15b 高濃度
のソースドレイン拡散層、16 SAC(Self Aligned
Contact)用の高濃度不純物イオン、17 層間絶縁
膜、18 シリサイド、19 アルミ配線、20 トラ
ンジスタ活性領域、21 ゲート電極、22 ソース・
ドレイン形成用のレジスト膜、23 コンタクト用開
口、A 標準MOSトランジスタ領域、B 高耐圧MO
Sトランジスタ領域。
ト膜、7 酸化促進物質、8a,b ゲート酸化膜、9
ポリシリコン膜、10 シリサイド膜、11ソースド
レイン拡散層、12 低濃度の不純物イオン、13 高
濃度の不純物イオン、14 サイドウォール酸化膜、1
5a 低濃度のソースドレイン拡散層、15b 高濃度
のソースドレイン拡散層、16 SAC(Self Aligned
Contact)用の高濃度不純物イオン、17 層間絶縁
膜、18 シリサイド、19 アルミ配線、20 トラ
ンジスタ活性領域、21 ゲート電極、22 ソース・
ドレイン形成用のレジスト膜、23 コンタクト用開
口、A 標準MOSトランジスタ領域、B 高耐圧MO
Sトランジスタ領域。
Claims (8)
- 【請求項1】 2種以上の異なる耐圧を有するトランジ
スタ領域が混載する半導体装置の製造方法において、 半導体基板上の高耐圧トランジスタ領域に選択的に酸化
促進物質を注入する工程と、前記2種以上の耐圧を有す
るトランジスタ領域上にゲート酸化を行い、高耐圧トラ
ンジスタ領域のゲート酸化膜を標準耐圧トランジスタ領
域のゲート酸化膜より厚く形成する工程からなる半導体
装置の製造方法。 - 【請求項2】 2種以上の異なる耐圧を有するトランジ
スタ領域が混載する半導体装置の製造方法において、 半導体基板上に、素子分離用のフィールド酸化膜と、ト
ランジスタ領域上にゲート酸化膜と、ゲート電極形成予
定領域にゲート電極を形成する工程と、 前記ゲート電極をマスクとしてトランジスタ領域に低濃
度の不純物イオンを注入する工程と、 前記ゲート電極の側壁にサイドウォール膜を形成した
後、高耐圧トランジスタ領域を被覆するようにレジスト
膜を形成し、標準耐圧トランジスタ領域に高濃度の不純
物イオンを注入する工程と、 少なくとも高耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡
散層に高濃度の不純物を注入し、その上に配線層を形成
する工程とからなる半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2において、高耐圧トランジスタ
領域のソースドレイン拡散層に高濃度の不純物を自己整
合的に注入することを特徴とする請求項2記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項4】 2種以上の異なる耐圧を有するトランジ
スタ領域が混載する半導体装置において、 高耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡散層は、そ
のフィールドエッジ部において低濃度の拡散層で形成さ
れていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 2種以上の異なる耐圧を有するトランジ
スタ領域が混載する半導体装置において、 標準耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡散層は、
高濃度の拡散層で形成され、ゲート電極の一部に重なる
ように低濃度の拡散層が広がっており、 高耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡散層は、低
濃度の拡散層で形成され、この低濃度の拡散層がゲート
電極の一部にかけて広がっているとともに、 少なくとも高耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡
散層には、高濃度の不純物が注入されてその上に配線層
が形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】 2種以上の異なる耐圧を有するトランジ
スタ領域が混載する半導体装置において、 高耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡散層は、ゲ
ート電極とトランジスタ活性領域の交わる近傍には形成
されていないことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】 2種以上の異なる耐圧を有するトランジ
スタ領域が混載する半導体装置の製造方法において、 半導体基板上に、素子分離用のフィールド酸化膜と、ト
ランジスタ領域上にゲート酸化膜と、ゲート電極形成予
定領域にゲート電極を形成する工程と、 前記ゲート電極をマスクとしてトランジスタ領域に低濃
度の不純物イオンを注入する工程と、 前記ゲート電極の側壁にサイドウォール膜を形成した
後、高耐圧トランジスタ領域のフィールドエッジ部を被
覆するようにレジスト膜を形成し、高濃度の不純物イオ
ンを注入する工程とからなる半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 2種以上の異なる耐圧を有するトランジ
スタ領域が混載する半導体装置において、 標準耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡散層は、
高濃度の拡散層で形成され、ゲート電極の一部に重なる
ように低濃度の拡散層が広がっており、 高耐圧トランジスタ領域のソースドレイン拡散層は、高
濃度の拡散層が主として形成され、低濃度の拡散層がフ
ィールドエッジ部に形成されるとともに、ゲート電極の
一部にかけて広がっていることを特徴とする半導体装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10013897A JPH11214525A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10013897A JPH11214525A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11214525A true JPH11214525A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11845971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10013897A Pending JPH11214525A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11214525A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001351989A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-21 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
| JP2007335784A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Renesas Technology Corp | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
-
1998
- 1998-01-27 JP JP10013897A patent/JPH11214525A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001351989A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-21 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
| JP2007335784A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Renesas Technology Corp | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
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