JPH10163338A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents
半導体装置とその製造方法Info
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- JPH10163338A JPH10163338A JP8334786A JP33478696A JPH10163338A JP H10163338 A JPH10163338 A JP H10163338A JP 8334786 A JP8334786 A JP 8334786A JP 33478696 A JP33478696 A JP 33478696A JP H10163338 A JPH10163338 A JP H10163338A
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- silicon oxide
- oxide film
- mos transistor
- film
- voltage mos
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- Formation Of Insulating Films (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低電圧用MOSトランジスタと高電圧用MO
Sトランジスタをともに最適化し、かつホットキャリア
耐圧を高める。 【解決手段】 低電圧用MOSトランジスタでは、ゲー
ト絶縁膜が50〜200Åのシリコン酸化膜6である。
高電圧用MOSトランジスタでは、ゲート絶縁膜が50
〜200Åのシリコン酸化膜4、その上の50〜200
Åのシリコン窒化膜5、及びさらその上の50〜200
Åのシリコン酸化膜6からなる3層構造のONO膜であ
り、ソース・ドレインは埋込みLDD構造である。
Sトランジスタをともに最適化し、かつホットキャリア
耐圧を高める。 【解決手段】 低電圧用MOSトランジスタでは、ゲー
ト絶縁膜が50〜200Åのシリコン酸化膜6である。
高電圧用MOSトランジスタでは、ゲート絶縁膜が50
〜200Åのシリコン酸化膜4、その上の50〜200
Åのシリコン窒化膜5、及びさらその上の50〜200
Åのシリコン酸化膜6からなる3層構造のONO膜であ
り、ソース・ドレインは埋込みLDD構造である。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同一チップ内に低電
圧が印加される低電圧用MOSトランジスタと高電圧が
印加される高電圧用MOSトランジスタとが形成されて
いる半導体装置に関するものである。
圧が印加される低電圧用MOSトランジスタと高電圧が
印加される高電圧用MOSトランジスタとが形成されて
いる半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、半導体集積回路装置(以下、
LSIという)の電源電圧として5Vの単一電源が用い
られてきた。しかし、近年のLSIの高集積化に伴な
い、素子が微細化されるにつれて5Vでは素子の信頼性
が確保できなくなり、電源電圧が3.3Vに下げられて
きている。一方、特定のLSIだけが電源電圧を3.3
Vに下げても、他のLSIが5V系であれば、そのまま
では両者を接続することができない。そのため、3.3
V系のLSIでも5V系のLSIと接続するために5V
用のI/Oセルが3.3V系のLSIに用意され、同一
チップ内で複数の電源電圧が使われている。
LSIという)の電源電圧として5Vの単一電源が用い
られてきた。しかし、近年のLSIの高集積化に伴な
い、素子が微細化されるにつれて5Vでは素子の信頼性
が確保できなくなり、電源電圧が3.3Vに下げられて
きている。一方、特定のLSIだけが電源電圧を3.3
Vに下げても、他のLSIが5V系であれば、そのまま
では両者を接続することができない。そのため、3.3
V系のLSIでも5V系のLSIと接続するために5V
用のI/Oセルが3.3V系のLSIに用意され、同一
チップ内で複数の電源電圧が使われている。
【0003】5V系I/Oセルと3.3V系MOSトラ
ンジスタとを同一のLSIチップ内に形成する場合、
3.3V系をベースにして5V系のMOSトランジスタ
を形成すると、ゲート耐圧やホットキャリア耐圧が低下
する。逆に5V系をベースに3.3V系MOSトランジ
スタを形成すると、3.3V系トランジスタの駆動能力
が低下し、LSIの性能が低くなる。
ンジスタとを同一のLSIチップ内に形成する場合、
3.3V系をベースにして5V系のMOSトランジスタ
を形成すると、ゲート耐圧やホットキャリア耐圧が低下
する。逆に5V系をベースに3.3V系MOSトランジ
スタを形成すると、3.3V系トランジスタの駆動能力
が低下し、LSIの性能が低くなる。
【0004】低電圧用MOSトランジスタと高電圧用M
OSトランジスタとを同一チップに形成する方法とし
て、高電圧用MOSトランジスタのゲート酸化膜の膜厚
を厚くする(特開平3−196677号公報や特開平6
−302813号公報を参照)のが一般的な方法であ
る。また、高電圧用では低電圧用と同じゲート絶縁膜の
第1のゲート部と、それに連続して形成された酸化膜と
窒化膜の積層膜からなるゲート絶縁膜を有する第2のゲ
ート部とを備えたものも報告されている(特開平3−2
7572号公報参照)。
OSトランジスタとを同一チップに形成する方法とし
て、高電圧用MOSトランジスタのゲート酸化膜の膜厚
を厚くする(特開平3−196677号公報や特開平6
−302813号公報を参照)のが一般的な方法であ
る。また、高電圧用では低電圧用と同じゲート絶縁膜の
第1のゲート部と、それに連続して形成された酸化膜と
窒化膜の積層膜からなるゲート絶縁膜を有する第2のゲ
ート部とを備えたものも報告されている(特開平3−2
7572号公報参照)。
【0005】一方、同一チップ内に低電圧用と高電圧用
を備えたものではないが、寄生容量の発生を抑え、ホッ
トキャリア信頼性を維持するために、LDD(Lightly
doped drain)構造のソース・ドレインのうち、低濃度
ソース・ドレイン拡散層を基板表面から離れた深い位置
に形成する埋込みLDDが提案されている(特開平7−
131004号公報参照)。
を備えたものではないが、寄生容量の発生を抑え、ホッ
トキャリア信頼性を維持するために、LDD(Lightly
doped drain)構造のソース・ドレインのうち、低濃度
ソース・ドレイン拡散層を基板表面から離れた深い位置
に形成する埋込みLDDが提案されている(特開平7−
131004号公報参照)。
【0006】本発明は同一チップ内に低電圧が印加され
る低電圧用MOSトランジスタと高電圧が印加される高
電圧用MOSトランジスタとが形成されている半導体装
置において、両MOSトランジスタを最適化し、かつホ
ットキャリア耐圧を高めることを目的とするものであ
る。本発明は、またそのような半導体装置を少ない工程
数で実現することを目的とするものである。
る低電圧用MOSトランジスタと高電圧が印加される高
電圧用MOSトランジスタとが形成されている半導体装
置において、両MOSトランジスタを最適化し、かつホ
ットキャリア耐圧を高めることを目的とするものであ
る。本発明は、またそのような半導体装置を少ない工程
数で実現することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置で
は、低電圧用MOSトランジスタは単一層のシリコン酸
化膜にてなるゲート絶縁膜を有するLDD構造であり、
高電圧用MOSトランジスタはシリコン酸化膜、シリコ
ン窒化膜及びシリコン酸化膜からなる3層構造のONO
膜で低電圧用MOSトランジスタのゲート絶縁膜より厚
いゲート絶縁膜を有し、ソース・ドレイン構造が高濃度
ソース・ドレインのチャネル側で基板表面から離れた深
い位置に低濃度ソース・ドレインを有する埋込みLDD
構造である。
は、低電圧用MOSトランジスタは単一層のシリコン酸
化膜にてなるゲート絶縁膜を有するLDD構造であり、
高電圧用MOSトランジスタはシリコン酸化膜、シリコ
ン窒化膜及びシリコン酸化膜からなる3層構造のONO
膜で低電圧用MOSトランジスタのゲート絶縁膜より厚
いゲート絶縁膜を有し、ソース・ドレイン構造が高濃度
ソース・ドレインのチャネル側で基板表面から離れた深
い位置に低濃度ソース・ドレインを有する埋込みLDD
構造である。
【0008】低電圧用MOSトランジスタでは一層の薄
いゲート酸化膜により駆動能力を高め、高電圧用MOS
トランジスタでは低電圧用MOSトランジスタのゲート
酸化膜よりも厚いONO膜をゲート絶縁膜とすることに
より耐圧を高めている。また、高電圧用MOSトランジ
スタのLDD構造を埋込み型とすることにより、ゲート
絶縁膜中へのホットキャリア注入を低減でき、ホットキ
ャリア耐圧を改善している。
いゲート酸化膜により駆動能力を高め、高電圧用MOS
トランジスタでは低電圧用MOSトランジスタのゲート
酸化膜よりも厚いONO膜をゲート絶縁膜とすることに
より耐圧を高めている。また、高電圧用MOSトランジ
スタのLDD構造を埋込み型とすることにより、ゲート
絶縁膜中へのホットキャリア注入を低減でき、ホットキ
ャリア耐圧を改善している。
【0009】本発明の製造方法は、以下の工程(A)か
ら(H)を備えている。 (A)素子分離領域の形成された半導体基板表面に第1
のシリコン酸化膜を形成し、その上にシリコン窒化膜を
形成する工程、(B)高電圧用MOSトランジスタ形成
予定領域をレジスト層で被い、低電圧用MOSトランジ
スタ形成予定領域のシリコン窒化膜と第1のシリコン酸
化膜をエッチングにより除去する工程、(C)レジスト
層を除去した後、第2のシリコン酸化膜を形成すること
により、低電圧用MOSトランジスタ形成予定領域のゲ
ート絶縁膜を単一層の第2のシリコン酸化膜にてなるゲ
ート絶縁膜とし、高電圧用MOSトランジスタ形成予定
領域のゲート絶縁膜を第1のシリコン酸化膜、シリコン
窒化膜及び第2のシリコン酸化膜からなる3層構造のゲ
ート絶縁膜とする工程、(D)ゲート電極用導電体膜を
形成し、パターン化を施してゲート電極を形成する工
程、(E)ゲート電極の外側に露出している第2のシリ
コン酸化膜を除去した後、酸化処理により基板上の膜厚
が第1のシリコン酸化膜よりも厚くなるように第3のシ
リコン酸化膜を形成する工程、(F)ゲート電極の外側
に露出しているシリコン窒化膜を除去し、続いてその下
の第1のシリコン酸化膜を除去するエッチング工程、
(G)LDD構造の低濃度ソース・ドレインを形成する
ための不純物のイオン注入を、低電圧用MOSトランジ
スタ形成予定領域では第3のシリコン酸化膜を通して、
高電圧用MOSトランジスタ形成予定領域では露出した
基板に直接に、両MOSトランジスタ形成予定領域で同
時に行なう工程、(H)第3のシリコン酸化膜を除去し
た後、ゲート電極の側面に絶縁物のサイドウォールスペ
ーサを形成し、LDD構造の高濃度ソース・ドレインを
形成するための不純物のイオン注入を行なう工程。
ら(H)を備えている。 (A)素子分離領域の形成された半導体基板表面に第1
のシリコン酸化膜を形成し、その上にシリコン窒化膜を
形成する工程、(B)高電圧用MOSトランジスタ形成
予定領域をレジスト層で被い、低電圧用MOSトランジ
スタ形成予定領域のシリコン窒化膜と第1のシリコン酸
化膜をエッチングにより除去する工程、(C)レジスト
層を除去した後、第2のシリコン酸化膜を形成すること
により、低電圧用MOSトランジスタ形成予定領域のゲ
ート絶縁膜を単一層の第2のシリコン酸化膜にてなるゲ
ート絶縁膜とし、高電圧用MOSトランジスタ形成予定
領域のゲート絶縁膜を第1のシリコン酸化膜、シリコン
窒化膜及び第2のシリコン酸化膜からなる3層構造のゲ
ート絶縁膜とする工程、(D)ゲート電極用導電体膜を
形成し、パターン化を施してゲート電極を形成する工
程、(E)ゲート電極の外側に露出している第2のシリ
コン酸化膜を除去した後、酸化処理により基板上の膜厚
が第1のシリコン酸化膜よりも厚くなるように第3のシ
リコン酸化膜を形成する工程、(F)ゲート電極の外側
に露出しているシリコン窒化膜を除去し、続いてその下
の第1のシリコン酸化膜を除去するエッチング工程、
(G)LDD構造の低濃度ソース・ドレインを形成する
ための不純物のイオン注入を、低電圧用MOSトランジ
スタ形成予定領域では第3のシリコン酸化膜を通して、
高電圧用MOSトランジスタ形成予定領域では露出した
基板に直接に、両MOSトランジスタ形成予定領域で同
時に行なう工程、(H)第3のシリコン酸化膜を除去し
た後、ゲート電極の側面に絶縁物のサイドウォールスペ
ーサを形成し、LDD構造の高濃度ソース・ドレインを
形成するための不純物のイオン注入を行なう工程。
【0010】工程(G)では、LDD構造の低濃度ソー
ス・ドレインを形成するための不純物のイオン注入を両
MOSトランジスタ形成予定領域で同じに行なうが、低
電圧用MOSトランジスタ形成予定領域では第3のシリ
コン酸化膜を通して、高電圧用MOSトランジスタ形成
予定領域では露出した基板に直接に行なうので、注入深
さの異なるLDD構造を同時に実現することができ、プ
ロセスが簡単になる。
ス・ドレインを形成するための不純物のイオン注入を両
MOSトランジスタ形成予定領域で同じに行なうが、低
電圧用MOSトランジスタ形成予定領域では第3のシリ
コン酸化膜を通して、高電圧用MOSトランジスタ形成
予定領域では露出した基板に直接に行なうので、注入深
さの異なるLDD構造を同時に実現することができ、プ
ロセスが簡単になる。
【0011】
【実施例】図1は一実施例を表わしたものである。図の
左側が低電圧用MOSトランジスタ、右側が高電圧用M
OSトランジスタである。P型シリコン基板1の表面に
素子分離用のフィールド酸化膜2とチャネルストッパー
層3が形成されて素子分離がなされている。低電圧用M
OSトランジスタでは、基板上に50〜200Åのシリ
コン酸化膜6からなるゲート酸化膜を介してポリシリコ
ンのゲート電極7が形成され、ソース・ドレインはLD
D構造であり、高濃度N型拡散層14,14と、それに
つながってチャネル領域側に形成された低濃度N型拡散
層15,15とを備えている。
左側が低電圧用MOSトランジスタ、右側が高電圧用M
OSトランジスタである。P型シリコン基板1の表面に
素子分離用のフィールド酸化膜2とチャネルストッパー
層3が形成されて素子分離がなされている。低電圧用M
OSトランジスタでは、基板上に50〜200Åのシリ
コン酸化膜6からなるゲート酸化膜を介してポリシリコ
ンのゲート電極7が形成され、ソース・ドレインはLD
D構造であり、高濃度N型拡散層14,14と、それに
つながってチャネル領域側に形成された低濃度N型拡散
層15,15とを備えている。
【0012】一方、高電圧用MOSトランジスタでは、
基板上に、下から50〜200Åのシリコン酸化膜4、
その上の50〜200Åのシリコン窒化膜5、及びさら
その上の50〜200Åのシリコン酸化膜6からなる3
層構造のゲート絶縁膜を介してポリシリコンのゲート電
極7が形成されている。ソース・ドレインは埋込みLD
D構造であり、高濃度N型拡散層14,14と、それに
つながりチャネル側に設けられて、基板表面から離れて
深い位置に形成された低濃度N型拡散層16,16とを
備えている。半導体装置としては、絶縁膜、コンタクト
ホール及び配線が形成され、さらに必要があれば配線が
多層に形成されているが、それらの図示は省略してい
る。
基板上に、下から50〜200Åのシリコン酸化膜4、
その上の50〜200Åのシリコン窒化膜5、及びさら
その上の50〜200Åのシリコン酸化膜6からなる3
層構造のゲート絶縁膜を介してポリシリコンのゲート電
極7が形成されている。ソース・ドレインは埋込みLD
D構造であり、高濃度N型拡散層14,14と、それに
つながりチャネル側に設けられて、基板表面から離れて
深い位置に形成された低濃度N型拡散層16,16とを
備えている。半導体装置としては、絶縁膜、コンタクト
ホール及び配線が形成され、さらに必要があれば配線が
多層に形成されているが、それらの図示は省略してい
る。
【0013】次に、図2と図3によりこの実施例を製造
する方法について説明する。 (A)P型シリコン基板1上に既知のプロセスにより素
子分離のためのフィールド酸化膜2とチャネルストッパ
ー層3を形成する。基板には、しきい値電圧を制御する
ためのチャネルドープを行なった後、シリコン酸化膜4
を50〜200Åの厚さに形成し、その上にシリコン窒
化膜5を50〜200Åの厚さに堆積する。シリコン酸
化膜4は電子が直接トンネリングしないように、できる
だけ厚い方が望ましい。
する方法について説明する。 (A)P型シリコン基板1上に既知のプロセスにより素
子分離のためのフィールド酸化膜2とチャネルストッパ
ー層3を形成する。基板には、しきい値電圧を制御する
ためのチャネルドープを行なった後、シリコン酸化膜4
を50〜200Åの厚さに形成し、その上にシリコン窒
化膜5を50〜200Åの厚さに堆積する。シリコン酸
化膜4は電子が直接トンネリングしないように、できる
だけ厚い方が望ましい。
【0014】(B)写真製版によりレジストで高電圧用
MOSトランジスタ側のシリコン窒化膜5を覆い、エッ
チングにより低電圧用MOSトランジスタ側のシリコン
窒化膜5とシリコン酸化膜4を除去する。そのレジスト
を除去した後、シリコン酸化膜4及びシリコン窒化膜5
上からシリコン酸化膜6を50〜200Åの厚さに堆積
する。低電圧用MOSトランジスタ側ではシリコン酸化
膜6がゲート絶縁膜となり、高電圧用MOSトランジス
タ側ではシリコン酸化膜4、シリコン窒化膜5及びシリ
コン酸化膜6の3層構造のONO膜がゲート絶縁膜とな
る。
MOSトランジスタ側のシリコン窒化膜5を覆い、エッ
チングにより低電圧用MOSトランジスタ側のシリコン
窒化膜5とシリコン酸化膜4を除去する。そのレジスト
を除去した後、シリコン酸化膜4及びシリコン窒化膜5
上からシリコン酸化膜6を50〜200Åの厚さに堆積
する。低電圧用MOSトランジスタ側ではシリコン酸化
膜6がゲート絶縁膜となり、高電圧用MOSトランジス
タ側ではシリコン酸化膜4、シリコン窒化膜5及びシリ
コン酸化膜6の3層構造のONO膜がゲート絶縁膜とな
る。
【0015】(C)シリコン酸化膜6上からポリシリコ
ン膜を堆積した後、写真製版とエッチングによりパター
ン化を施してゲート電極7を形成する。ゲート電極7の
外側に露出しているシリコン酸化膜6をエッチングによ
り除去する。
ン膜を堆積した後、写真製版とエッチングによりパター
ン化を施してゲート電極7を形成する。ゲート電極7の
外側に露出しているシリコン酸化膜6をエッチングによ
り除去する。
【0016】(D)次に、酸化を行なう。その酸化の条
件は、低電圧用MOSトランジスタ側ではゲート電極7
のポリシリコンの表面とシリコン基板上には100〜5
00Åのシリコン酸化膜8が形成されるように設定す
る。高電圧用MOSトランジスタ側ではゲート電極7の
ポリシリコンの表面にのみシリコン酸化膜8が形成さ
れ、ゲ−ト電極7の外側にあるシリコン窒化膜5上には
シリコン酸化膜は形成されない。このシリコン酸化膜8
は高電圧用MOSトランジスタ側の基板上に残っている
1層目のシリコン酸化膜4よりも厚くなるように酸化条
件を設定する。
件は、低電圧用MOSトランジスタ側ではゲート電極7
のポリシリコンの表面とシリコン基板上には100〜5
00Åのシリコン酸化膜8が形成されるように設定す
る。高電圧用MOSトランジスタ側ではゲート電極7の
ポリシリコンの表面にのみシリコン酸化膜8が形成さ
れ、ゲ−ト電極7の外側にあるシリコン窒化膜5上には
シリコン酸化膜は形成されない。このシリコン酸化膜8
は高電圧用MOSトランジスタ側の基板上に残っている
1層目のシリコン酸化膜4よりも厚くなるように酸化条
件を設定する。
【0017】(E)シリコン窒化膜5をドライエッチン
グにより除去し、続いてその下のシリコン酸化膜4もド
ライエッチングにより除去する。低電圧用MOSトラン
ジスタ側のシリコン酸化膜8も一部はエッチングされる
が、シリコン酸化膜8はシリコン酸化膜4よりも厚く形
成されているため、このエッチングによっても低電圧用
MOSトランジスタ側の基板上にはシリコン酸化膜8が
残る。LDD構造ソース・ドレインの低濃度拡散層を形
成するために、N型不純物の砒素又はリンの注入を行な
う。このときの注入条件は、注入エネルギーが10〜1
00KeV、ドーズ量が1×1012〜1×1014/cm
2である。低電圧用MOSトランジスタ側と高電圧用M
OSトランジスタ側で同じ条件でイオン注入されるが、
下地のシリコン酸化膜8の有無によりプロファイルが異
なり、低電圧用MOSトランジスタ側では浅く、高電圧
用MOSトランジスタ側では深く注入される。この注入
は基板を面内で回転させながら基板面に対する斜め方向
からの注入でもよいし、垂直方向からの注入でもよい。
グにより除去し、続いてその下のシリコン酸化膜4もド
ライエッチングにより除去する。低電圧用MOSトラン
ジスタ側のシリコン酸化膜8も一部はエッチングされる
が、シリコン酸化膜8はシリコン酸化膜4よりも厚く形
成されているため、このエッチングによっても低電圧用
MOSトランジスタ側の基板上にはシリコン酸化膜8が
残る。LDD構造ソース・ドレインの低濃度拡散層を形
成するために、N型不純物の砒素又はリンの注入を行な
う。このときの注入条件は、注入エネルギーが10〜1
00KeV、ドーズ量が1×1012〜1×1014/cm
2である。低電圧用MOSトランジスタ側と高電圧用M
OSトランジスタ側で同じ条件でイオン注入されるが、
下地のシリコン酸化膜8の有無によりプロファイルが異
なり、低電圧用MOSトランジスタ側では浅く、高電圧
用MOSトランジスタ側では深く注入される。この注入
は基板を面内で回転させながら基板面に対する斜め方向
からの注入でもよいし、垂直方向からの注入でもよい。
【0018】(F)シリコン酸化膜8を除去した後、別
のシリコン酸化膜を堆積し、エッチバックを行なってゲ
ート電極7の側面にサイドウォール13を形成する。こ
のシリコン酸化膜堆積時の熱により、先に注入された不
純物が活性化されて深さの異なる低濃度拡散層15,1
6が形成される。次に、LDD構造ソース・ドレインの
高濃度拡散層を形成するための砒素又はリンのN型不純
物イオン注入を行なう。このときの注入条件は、基板面
に対して垂直方向からの注入で、注入エネルギーが20
〜100KeV,ドーズ量が1×1014〜1×1016/
cm2である。その後、熱処理を施すことにより図1に
示されたLDD構造のソース・ドレインが完成する。そ
の後、既知の方法により絶縁膜を形成し、コンタクトホ
ールを開け、配線を形成する。
のシリコン酸化膜を堆積し、エッチバックを行なってゲ
ート電極7の側面にサイドウォール13を形成する。こ
のシリコン酸化膜堆積時の熱により、先に注入された不
純物が活性化されて深さの異なる低濃度拡散層15,1
6が形成される。次に、LDD構造ソース・ドレインの
高濃度拡散層を形成するための砒素又はリンのN型不純
物イオン注入を行なう。このときの注入条件は、基板面
に対して垂直方向からの注入で、注入エネルギーが20
〜100KeV,ドーズ量が1×1014〜1×1016/
cm2である。その後、熱処理を施すことにより図1に
示されたLDD構造のソース・ドレインが完成する。そ
の後、既知の方法により絶縁膜を形成し、コンタクトホ
ールを開け、配線を形成する。
【0019】低電圧用MOSトランジスタとしては例え
ば3.3V系、高電圧用MOSトランジスタとしては5
V系とすることができるが、それ以外の電源電圧系の組
み合わせであってもよい。例えば5V系と12V系の組
合わせ、2V系と3.3V系の組合わせなど、種々の電
源電圧系のものを同一チップ内に形成することができ
る。実施例はNチャネルMOSトランジスタを例示して
いるが、本発明はPチャネルMOSトランジスタにも同
様に適用することができる。
ば3.3V系、高電圧用MOSトランジスタとしては5
V系とすることができるが、それ以外の電源電圧系の組
み合わせであってもよい。例えば5V系と12V系の組
合わせ、2V系と3.3V系の組合わせなど、種々の電
源電圧系のものを同一チップ内に形成することができ
る。実施例はNチャネルMOSトランジスタを例示して
いるが、本発明はPチャネルMOSトランジスタにも同
様に適用することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の半導体装置では、低電圧用MO
Sトランジスタは単一層のシリコン酸化膜にてなるゲー
ト絶縁膜、高電圧用MOSトランジスタはONO膜で低
電圧用MOSトランジスタのゲート絶縁膜より厚いゲー
ト絶縁膜を有するようにしたので、低電圧用MOSトラ
ンジスタの駆動能力を維持しつつ、高電圧用MOSトラ
ンジスタのゲート絶縁膜の信頼性を確保することができ
る。また、高電圧用MOSトランジスタのソース・ドレ
インのLDD構造を埋込みLDD構造としたので、ホッ
トキャリアが発生する点を内部にすることができ、ホッ
トキャリア耐性を向上させることができる。このよう
に、低電圧用MOSトランジスタと高電圧用MOSトラ
ンジスタをそれぞれ最適な構造にして同一チップ内に形
成することにより、高性能で信頼性が高く、複数の電源
電圧を持つMOSトランジスタを同一チップ内に備えた
半導体装置を実現することができる。本発明の製造方法
では、高電圧用MOSトランジスタのゲート絶縁膜にO
NO膜を用い、その窒化膜を利用してLDD構造の低濃
度ソース・ドレインを形成するための不純物のイオン注
入工程では、低電圧用MOSトランジスタ形成予定領域
の基板上にはシリコン酸化膜が残り、高電圧用MOSト
ランジスタ形成予定領域の基板が露出した状態にするの
で、両MOSトランジスタ形成予定領域で同時にイオン
注入を行なうが、両MOSトランジスタ形成予定領域で
注入深さの異なるLDD構造を同時に実現することがで
き、プロセスが簡単になる。
Sトランジスタは単一層のシリコン酸化膜にてなるゲー
ト絶縁膜、高電圧用MOSトランジスタはONO膜で低
電圧用MOSトランジスタのゲート絶縁膜より厚いゲー
ト絶縁膜を有するようにしたので、低電圧用MOSトラ
ンジスタの駆動能力を維持しつつ、高電圧用MOSトラ
ンジスタのゲート絶縁膜の信頼性を確保することができ
る。また、高電圧用MOSトランジスタのソース・ドレ
インのLDD構造を埋込みLDD構造としたので、ホッ
トキャリアが発生する点を内部にすることができ、ホッ
トキャリア耐性を向上させることができる。このよう
に、低電圧用MOSトランジスタと高電圧用MOSトラ
ンジスタをそれぞれ最適な構造にして同一チップ内に形
成することにより、高性能で信頼性が高く、複数の電源
電圧を持つMOSトランジスタを同一チップ内に備えた
半導体装置を実現することができる。本発明の製造方法
では、高電圧用MOSトランジスタのゲート絶縁膜にO
NO膜を用い、その窒化膜を利用してLDD構造の低濃
度ソース・ドレインを形成するための不純物のイオン注
入工程では、低電圧用MOSトランジスタ形成予定領域
の基板上にはシリコン酸化膜が残り、高電圧用MOSト
ランジスタ形成予定領域の基板が露出した状態にするの
で、両MOSトランジスタ形成予定領域で同時にイオン
注入を行なうが、両MOSトランジスタ形成予定領域で
注入深さの異なるLDD構造を同時に実現することがで
き、プロセスが簡単になる。
【図1】一実施例を示す要部断面図である。
【図2】本発明の製造方法の一実施例の前半部を示す工
程断面図である。
程断面図である。
【図3】製造方法の同実施例の後半部を示す工程断面図
である。
である。
4,6 シリコン酸化膜 5 シリコン窒化膜 7 ポリシリコンゲート電極 14 高濃度ソース・ドレイン 15,16 低濃度ソース・ドレイン
Claims (2)
- 【請求項1】 同一チップ内に低電圧が印加される低電
圧用MOSトランジスタと高電圧が印加される高電圧用
MOSトランジスタとが形成されている半導体装置にお
いて、 前記低電圧用MOSトランジスタは単一層のシリコン酸
化膜にてなるゲート絶縁膜を有するLDD構造であり、 前記高電圧用MOSトランジスタはシリコン酸化膜、シ
リコン窒化膜及びシリコン酸化膜からなる3層構造で前
記低電圧用MOSトランジスタのゲート絶縁膜より厚い
ゲート絶縁膜を有し、ソース・ドレイン構造が高濃度ソ
ース・ドレインのチャネル側で基板表面から離れた深い
位置に低濃度ソース・ドレインを有する埋込みLDD構
造であることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 以下の工程(A)から(H)を備えた半
導体装置の製造方法。 (A)素子分離領域の形成された半導体基板表面に第1
のシリコン酸化膜を形成し、その上にシリコン窒化膜を
形成する工程、 (B)高電圧用MOSトランジスタ形成予定領域をレジ
スト層で被い、低電圧用MOSトランジスタ形成予定領
域の前記シリコン窒化膜と第1のシリコン酸化膜をエッ
チングにより除去する工程、 (C)前記レジスト層を除去した後、第2のシリコン酸
化膜を形成することにより、低電圧用MOSトランジス
タ形成予定領域のゲート絶縁膜を単一層の第2のシリコ
ン酸化膜にてなるゲート絶縁膜とし、高電圧用MOSト
ランジスタ形成予定領域のゲート絶縁膜を第1のシリコ
ン酸化膜、シリコン窒化膜及び第2のシリコン酸化膜か
らなる3層構造のゲート絶縁膜とする工程、 (D)ゲート電極用導電体膜を形成し、パターン化を施
してゲート電極を形成する工程、 (E)ゲート電極の外側に露出している第2のシリコン
酸化膜を除去した後、酸化処理により基板上の膜厚が第
1のシリコン酸化膜よりも厚くなるように第3のシリコ
ン酸化膜を形成する工程、 (F)ゲート電極の外側に露出しているシリコン窒化膜
を除去し、続いてその下の第1のシリコン酸化膜を除去
するエッチング工程、 (G)LDD構造の低濃度ソース・ドレインを形成する
ための不純物のイオン注入を、低電圧用MOSトランジ
スタ形成予定領域では第3のシリコン酸化膜を通して、
高電圧用MOSトランジスタ形成予定領域では露出した
基板に直接に、両MOSトランジスタ形成予定領域で同
時に行なう工程、 (H)第3のシリコン酸化膜を除去した後、ゲート電極
の側面に絶縁物のサイドウォールスペーサを形成し、L
DD構造の高濃度ソース・ドレインを形成するための不
純物のイオン注入を行なう工程。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8334786A JPH10163338A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 半導体装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8334786A JPH10163338A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 半導体装置とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10163338A true JPH10163338A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18281227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8334786A Pending JPH10163338A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 半導体装置とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10163338A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002524860A (ja) * | 1998-08-28 | 2002-08-06 | クリー インコーポレイテッド | 炭化珪素半導体構造における積層誘電体 |
| US6586293B1 (en) | 2000-01-17 | 2003-07-01 | Nec Corporation | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
| JPWO2003047000A1 (ja) * | 2001-11-30 | 2005-04-14 | 松下電器産業株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
| JP2005159266A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Macronix Internatl Co Ltd | Ono構造上に酸化物を形成するための方法 |
| US7618868B2 (en) | 2006-05-03 | 2009-11-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of manufacturing field effect transistors using sacrificial blocking layers |
| KR20130058402A (ko) * | 2011-11-25 | 2013-06-04 | 삼성전자주식회사 | 반도체 소자 및 그 제조 방법 |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP8334786A patent/JPH10163338A/ja active Pending
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