JPH11214762A - 圧電体素子及びそれを用いたインクジェット式記録ヘッド - Google Patents
圧電体素子及びそれを用いたインクジェット式記録ヘッドInfo
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- JPH11214762A JPH11214762A JP1061198A JP1061198A JPH11214762A JP H11214762 A JPH11214762 A JP H11214762A JP 1061198 A JP1061198 A JP 1061198A JP 1061198 A JP1061198 A JP 1061198A JP H11214762 A JPH11214762 A JP H11214762A
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Abstract
ともに、圧電特性の向上を図る圧電体素子を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明に係わる圧電体素子は、圧電体膜(4
0A、40B)と、上記圧電体膜を挟む上部電極及び下
部電極と、を備え、上記圧電体膜は、転位密度が10
13乃至1014/cm2で、厚さが約10nmの格子
欠陥である転位層40Cを備える。
Description
に係わる。特に、インクジェット式記録ヘッドのインク
吐出の駆動源として機能する圧電体素子の構造に関す
る。
インク吐出の駆動源として機能する圧電体素子を備えて
いる。この圧電体素子は、圧電体膜と、この圧電体膜を
挟む上部電極及び下部電極を備えている。
酸鉛(以下、「PZT」という場合がある。)を主成分
とする二成分系、又は、この二成分系にPZTの第三成
分を加えた三成分系の組成を有する。この圧電体膜の成
膜法として、ゾル・ゲル法、CVD法、スパッタ法、レ
ーザアブレーション法等が知られている。
ル法では、PZT系圧電体膜の金属成分の水酸化物の水
和錯体(ゾル)を脱水処理してゲルとし、このゲルを加
熱焼成して無機酸化物(圧電体膜)を調整する。この方
法によれば、PZT系圧電体膜の前駆体を所定の厚みと
なるまで数回の塗工/乾燥/脱脂を繰り返すことにより
成膜できるため、組成制御に優れている。
を有するPZT膜をゾル・ゲル法で成膜する場合、PZ
T膜のゾルをスピンコートし、乾燥/脱脂を行う工程を
数工程(例えば、4工程)行い、その後、RTA(Rapi
d Thermal Annealing)熱処理(プレアニール)し、
さらにゾルをスピンコートして、乾燥/脱脂を行う工程
を数工程(例えば、4工程)行い、その後、RTA熱処
理(ファイナルアニール)する工程を経ている。
・ゲル法で圧電体膜を成膜する場合、脱脂工程やRTA
工程で結晶粒を成長させる際に、圧電体膜内部に応力が
作用し、クラックが発生するおそれがあった。
ックの発生を防止する構造的特徴を備える圧電体素子を
提供することを目的とする。より具体的には、圧電体膜
に格子欠陥のある層(転位層)を形成することにより、
製造過程における内部応力を緩和し、クラック等の発生
を防止する圧電体素子を提供することを目的とする。さ
らには、本発明に係わる圧電体素子を備えるインクジェ
ット式記録ヘッドを提供することを目的とする。
く、本発明に係わる圧電体素子は、圧電体膜と、上記圧
電体膜を挟む上部電極及び下部電極と、を備える圧電体
素子において、上記圧電体膜は、格子欠陥である転位層
を備えることを特徴とする。圧電体膜に格子欠陥である
転位層を形成することで、圧電体膜の成膜過程における
応力を緩和し、クラックの発生を防止するとともに、圧
電特性の向上を図ることができる。また、内部応力を緩
和することで、厚膜化を可能にすることができる。
13乃至1014/cm2の範囲であることが好まし
い。転位密度が1014/cm2以上であると圧電体膜
の構造的強度が低下し、転位密度が1013/cm2以
下であると膜内に生じる応力を緩和することができない
からである。
の厚み方向に5nm乃至15nmの厚さで存在すること
が好ましく、特に、10nmであることが好ましい。厚
みが5nm以下であると膜内に生じる応力を緩和するこ
とができず、15nm以上であると圧電体膜の構造的強
度が低下するからである。
法で形成することができる。この成膜法において、格子
欠陥である転位層は、圧電体膜前駆体を形成するための
ゾルをN(Nは自然数)回塗布してなる第1の膜を熱処
理(プレアニール)した後、該第1の膜上に上記ゾルを
M(Mは自然数)回塗布してなる第2の膜を熱処理(フ
ァイナルアニール)することで、上記第2の膜中におけ
る上記第1及び第2の膜の界面近傍に形成することがで
きる。即ち、第1の膜をプレアニールすることで、N回
目に塗布されたゾルの結晶粒子が成長する際に結晶粒子
の表面における格子配列が適度に乱れるため、N+1回
目に塗布されるゾルに格子欠陥である転位層を形成する
ことができる。この場合、第1の膜は、N回目に塗布さ
れるゾルの鉛の含有量が1回目乃至N−1(Nは2以上
の自然数)回目に塗布されるゾルの鉛の含有量より多
く、上記第2の膜は、N+M回目に塗布されるゾルの鉛
の含有量がN+1回目乃至N+M−1(Mは2以上の自
然数)回目に塗布されるゾルの鉛の含有量より多いこと
が好ましい。
ゾルのPbの含有量は、1.2mol%であり、1回目乃至N
−1回目及びN+1回目乃至N+M−1回目に塗布する
ゾルのPbの含有量は、1.05mol%であることが好まし
い。これは、第1の膜をプレアニールするとき、又は、
第2の膜をアニールするときに、最上層から鉛が蒸発
し、この層に存在する鉛量が少なくなるのを防止するた
めである。また、鉛量が減ると、その層は低誘電性とな
り、圧電特性を低下させるが、これを防止する効果もあ
る。
の鉛含有量を多くしなくとも、上述したように第1の層
をプレアニールすることで格子欠陥を得ることができ
る。
ドは、加圧室と、この加圧室を加圧可能な位置に配置さ
れた本発明に係わる圧電体素子と、を備える。この構成
により、圧電特性及び耐圧特性に優れたインクジェット
式記録ヘッドを提供することができる。
形態1を、図1乃至図5を参照して説明する。本実施の
形態は、圧電体膜に構造的特徴(格子欠陥である転位
層)を有する圧電体素子に係わるものである。
体素子を基板上に形成した状態を示す断面図、図2は図
1に示す圧電体素子の製造工程断面図、図3は図2
(B)に示す製造工程をより詳細に示した製造工程断面
図、図4は格子欠陥の説明図、図5は格子欠陥である転
位層の説明図である。
る圧電体素子は、シリコン単結晶基板10(厚さ:22
0μm)上に二酸化珪素から成る酸化膜20(膜厚:
1.0μm)、下部電極30(膜厚:0.58μm)、
圧電体膜40(膜厚:0.8μm)及び上部電極50
(膜厚:0.1μm)が順次形成されている。
10側からチタン層(膜厚:20nm)、酸化チタン層
(膜厚:20nm)、チタン層(膜厚:5nm)、白金
層(膜厚:500nm)、チタン層(膜厚:5nm)か
らなる多層構造を具備している。
程により製造される。
単結晶基板10上に熱酸化法により膜厚1.0μmの二
酸化珪素から成る酸化膜20を形成する。この工程で
は、酸素或いは水蒸気を含む酸化性雰囲気中で高温処理
する。この酸化膜20は振動板として機能するものであ
るが、二酸化珪素膜に限られず、酸化ジルコニウム膜、
酸化タンタル膜、窒化シリコン膜、酸化アルミニウム膜
でもよく、さらに、振動板自体をなくして後述する下部
電極に振動板の役割を兼ねてもよい。また、酸化膜20
の形成は、熱酸化法に限らず、CVD法でもよい。この
酸化膜20の表面上にスパッタ成膜法等の薄膜形成法に
より下部電極30となるチタン層(膜厚:20nm)、
酸化チタン層(膜厚:20nm)、チタン層(膜厚:5
nm)、白金層(膜厚:500nm)、チタン層(膜
厚:5nm)を順次形成する。これらチタン層は下部電
極30と酸化膜20の密着力を向上させるためのもので
ある。
40を成膜する。本実施の形態では、ゾル・ゲル法で圧
電体膜40を成膜する。この圧電体膜40の組成は、P
b(Zr0.56Ti0.44)0.9(Mg1/3Nb
2/3)0.1O3である。圧電体膜40は0.8μm
の厚みとするため、圧電体膜40を形成するためのゾル
を8回に分けてスピンコートし、乾燥・脱脂工程を行
う。
部電極30上に圧電体膜40を成膜するためのゾルを1
500rpmで30秒間スピンコーティングし、膜厚
0.1μmとし、180℃10分で乾燥した後、400
℃30分で脱脂して圧電体層41を形成する。更に、同
様の工程を2回繰り返して圧電体層42、43を形成す
る。この場合、圧電体層41、42及び43を形成する
ゾルのPbの含有量は、1.05mol%とすることが好ま
しい。
るゾルを圧電体層43上に1500rpmで30秒間ス
ピンコーティングし、180℃10分で乾燥した後、4
00℃30分で脱脂して圧電体層44を形成する。この
とき、圧電体層44を形成する際にゾルのPbの含有量
を多くしたのは、後述するRTAによるプレアニール時
においてPbが蒸発し、圧電体層44が低誘電性とな
り、圧電特性が低下するのを防止するためである。但
し、圧電体層44を形成するゾルにおけるPbの含有量
は圧電体層41、42及び43を形成するゾルのPbの
含有量と同じにしてもよい。この場合は、圧電体層44
に生じる低誘電性層により、圧電体膜内部に生じる応力
を緩和することになる。
を用いて酸素雰囲気中で550℃で5分間、続けて67
5℃1分間の連続熱処理(プレアニール)を行い、圧電
体膜40Aを形成する。このプレアニールにより、圧電
体膜40Aの表面近傍の格子配列は乱れた状態で焼結
し、結晶化する。
同様の工程により、圧電体膜40A上に圧電体層45乃
至48を形成する。圧電体層45乃至47を形成するゾ
ルのPbの含有量は、1.05mol%とすることが好まし
く、圧電体層48を形成するゾルのPbの含有量は、
1.2mol%とすることが好ましい。また、圧電体層48
を形成後、RTAを用いて酸素雰囲気中で600℃で5
分間、続けて850℃で1分間の連続熱処理(ファイナ
ルアニール)を行い、圧電体膜40Bを形成する。この
ようにして、図3(C)に示すように、下部電極30上
に圧電体膜40を成膜する。
子配列は乱れた状態で焼結し、結晶化しているため、圧
電体膜40Bの格子配列は圧電体膜40Aの表面近傍の
格子配列の影響を受け、格子欠陥が生じた状態で焼結
し、結晶化する。このため、図4に示すように、圧電体
膜40Bには、圧電体膜40Aと圧電体膜40Bの界面
近傍に格子欠陥である転位層40Cが形成される。この
格子欠陥である転位層40Cは、圧電体膜40を成膜す
る際に生じる内部応力を緩和するため、圧電体膜の成膜
時のクラック発生を防止することができる。
形成された格子欠陥層40Cを1000万倍に拡大して
みると、図5のようになる。この図は、高分解能断面T
EM(XHRTEM)写真をスケッチしたものである。
同図中、△は格子欠陥(格子の転位)を示し、実線は圧
電体膜40Aと圧電体膜40Bの界面である。この実線
を境に、上側に圧電体膜40B、下側に圧電体膜40A
が位置する。同図から、界面近傍において格子欠陥が多
く存在することがわかる。この格子欠陥である転位層の
転位密度を測定したところ、1013乃至1014/c
m2の範囲であり、格子欠陥である転位層40Cの厚み
は、約10nmであることが確認された。格子欠陥であ
る転位層40Cの無い圧電体膜の転位密度は1011乃
至1012/cm2であるから、格子欠陥である転位層
40C内における格子欠陥は約100倍多いことにな
る。
電体膜40上に上部電極50を形成する。この工程は、
厚さ0.1μmの白金を直流スパッタ法で成膜する。そ
の後、パターニング等の所望の工程を行い、圧電体素子
を得る。
するためにゾルを8回に分けてコーティングしたが、成
膜時における応力に耐えられるならば、8回に限られな
い。同様に、プレアニールする場合も、4層目に限ら
ず、2層目、3層目等の任意の層で行ってもよい。
層目と8層目の鉛含有量を多くする場合)で得られた本
実施の形態に係わる圧電体素子の圧電定数d31は15
0pC/N、電圧出力係数g31が11.0mV・m/
N、誘電率eが1550であった。また、上述の製造方
法(全ての層の圧電体膜の鉛含有量を等しくする場合)
で得られた本実施の形態に係わる圧電体素子の圧電定数
d31は110pC/N、電圧出力係数g31が9.5
mV・m/N、誘電率eが1350であった。
レアニール処理をしなかった比較例では、圧電定数d
31が120pC/N、電圧出力係数g31が11.0
mV・m/N、誘電率eが1250であった。この結果
から、上述の製造方法(全ての層の圧電体膜の鉛含有量
を等しくする場合)で得られた本実施の形態に係わる圧
電体素子は、鉛の蒸発等による低誘電率層の存在によ
り、圧電定数d31及び誘電率eの値は低下するもの
の、この低誘電率層が格子欠陥を含むため、圧電体膜内
部に生じる応力を緩和し、クラックの発生を防止するこ
とができる。一方、比較例では、圧電体膜の成膜時にお
けるプレアニール処理をしていないため、格子欠陥層が
形成されず、圧電体膜内部に生じる応力を緩和すること
ができないので、厚い圧電体膜内部にクラックが発生し
やすい構造となる。また、圧電定数d31及び誘電率e
の値は低下し、圧電特性が低下していることがわかる。
によれば、格子欠陥を含む構成であるため、圧電体膜の
信頼性を向上させることができるとともに、圧電特性を
向上させることができる。
態2について、図6乃至図8を参照して説明する。本実
施の形態は、圧電体膜に構造的特徴(格子欠陥である転
位層)を有するインクジェット式記録ヘッドに係わるも
のである。
ドの分解斜視図、図7及び図8はインクジェット式記録
ヘッドの主要部の製造工程断面図である。尚、図1乃至
図5と同一符号については同一部であり、その詳細な説
明を省略する。
録ヘッドの構成を説明した後、図7及び図8を参照して
インクジェット式記録ヘッドの主要部の製造工程を説明
する。
6に示すインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図は、
インクの供給流路が加圧室基板内に形成されるタイプを
示す。同図に示すように、インクジェット式記録ヘッド
は主に加圧室基板1、ノズルユニット2及び基体4から
構成される。
成された後、各々に分離される。加圧室基板1は複数の
短冊状の加圧室11が設けられ、全ての加圧室11にイ
ンクを供給するための共通流路13を備える。加圧室1
1の間は側壁12により隔てられている。加圧室基板1
の基体4側には振動板膜及び圧電体薄膜素子が形成され
ている(製造工程については後述する)。また、各圧電
体薄膜素子からの配線はフレキシブルケーブルである配
線基板3に収束され、基体4の外部回路(図示せず)と
接続される。
れる。ノズルプレート2における加圧室11に対応する
位置にはインク滴を吐出するためのノズル21が形成さ
れている。
1の取付台となる。
おける製造工程)次に、本実施の形態に係わるインクジ
ェット式記録ヘッドの製造工程について図7、図8を参
照して説明する。
のa−a矢視断面図に相当する。
ば、直径102mm、厚さ220μm)のシリコン単結
晶基板10に対してその全面に熱酸化法により二酸化シ
リコンからなるエッチング保護層(熱酸化膜)20を形
成する。
(圧電体膜が形成される側)に、下部電極30、圧電体
膜40及び上部電極50からなる圧電体素子を形成す
る。圧電体素子の形成法については上述した実施の形態
1と同様であるため、その説明を省略する。この圧電体
素子は圧電体膜40に格子欠陥である転位層を含む構造
であるため、圧電体素子の製造工程における応力を緩和
し、クラックの発生等を防止することができる。
40に対して、加圧室11が形成されるべき位置に合わ
せて適当なエッチング(図示せず)を施し、イオンミリ
ングを用いて所定の分離形状に形成する。さらに、下部
電極に対しても同様に適当なエッチング(図示せず)を
施し、イオンミリングを用いて所定の形状に形成する。
侵される種々の薬品に対する保護膜(図示せず)を施
し、基板10の加圧室側の面の少なくとも加圧室或いは
側壁を含む面領域の熱酸化膜20を弗化水素によりエッ
チングし、エッチング用の窓14を形成する。
例えば、80℃に保温された濃度10%の水酸化カリウ
ム水溶液を用いて窓14のシリコン単結晶基板10を所
定の深さまでエッチングし、凹部15を形成する。
エッチング等の活性気体を用いた乾式異方性エッチング
で行ってもよい。
基板10に対してCVD法等の化学的氣相成長法により
二酸化珪素膜20をエッチング保護層として1μm形成
した後、加圧室を形成するべき位置に合わせてエッチン
グマスクを施し、弗化水素によりエッチングする。
して、ゾル・ゲル法を用いてもよいが、能動素子側の面
には既に圧電体素子が形成されているため、1000℃
以上の高温加熱が必要とされるゾル・ゲル法は、圧電体
膜の結晶性を阻害するので好ましくない。
例えば、80℃に保温された濃度10%の水酸化カリウ
ム水溶液を用いて基板10を加圧室側から能動素子側に
向けて異方性エッチングし、加圧室11及び側壁12を
形成する。
圧室基板に、別体のノズルユニット2を接合する(図6
参照)。このノズルユニット2には、各加圧室11に対
応してノズル21が形成されている。
わるインクジェット式記録ヘッドによれば、圧電体膜の
構造上、格子欠陥である転位層を有するため、インクジ
ェット式記録ヘッドの製造工程における圧電体膜に生じ
るクラックの発生を防止することができ、歩留りの向上
を図ることができる。従って、コストの低下を図ること
ができる。
に、圧電体膜の圧電特性の向上を図ることができるた
め、インクの吐出量が増加し、鮮明な印字を行うことが
できる。
の含有量を他の層のゾルの鉛の含有量より多くすること
で、圧電体膜の厚み方向における鉛の存在量の差異を少
なくすることができ、圧電特性の劣化を防止することが
できる。
電体膜に格子欠陥である転位層を含むため、圧電体素子
の製造工程における応力を緩和し、クラックの発生等を
防止することができる。この構成により、圧電体膜を厚
膜化することができるとともに、圧電特性の向上を図る
ことができる。
録ヘッドによれば、圧電体膜の圧電特性の向上により、
インクの吐出量が増加し、鮮明な印字を行うことができ
る。また、製造過程におけるクラックの発生を抑えるこ
とができるため、コストを下げることができる。
成した状態を示す断面図である。
る。
製造工程断面図である。
である転位層の説明図である。
る。
程断面図である。
程断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 圧電体膜と、上記圧電体膜を挟む上部電
極及び下部電極と、を備える圧電体素子において、上記
圧電体膜は、格子欠陥である転位層を備えることを特徴
とする圧電体素子。 - 【請求項2】 上記格子欠陥である転位層における転位
密度は1013乃至1014/cm2の範囲であること
を特徴とする請求項1に記載の圧電体素子。 - 【請求項3】 上記格子欠陥である転位層は、圧電体膜
の厚み方向に5nm乃至15nmの厚さで存在すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧電体素
子。 - 【請求項4】 上記格子欠陥は、圧電体膜前駆体を形成
するためのゾルをN(Nは自然数)回塗布してなる第1
の膜を熱処理した後、該第1の膜上に上記ゾルをM(M
は自然数)回塗布してなる第2の膜を熱処理すること
で、上記第2の膜中における上記第1及び第2の膜の界
面近傍に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求
項3のうち何れか1項に記載の圧電体素子。 - 【請求項5】 上記第1の膜は、N回目に塗布されるゾ
ルの鉛の含有量が1回目乃至N−1(Nは2以上の自然
数)回目に塗布されるゾルの鉛の含有量より多く、上記
第2の膜は、N+M回目に塗布されるゾルの鉛の含有量
がN+1回目乃至N+M−1(Mは2以上の自然数)回
目に塗布されるゾルの鉛の含有量より多いことを特徴と
する請求項4に記載の圧電体素子。 - 【請求項6】 上記N回目及びN+M回目に塗布するゾ
ルのPbの含有量は、1.2mol%であり、1回目乃至N−
1(Nは2以上の自然数)回目及びN+1回目乃至N+
M−1(Mは2以上の自然数)回目に塗布するゾルのP
bの含有量は、1.05mol%であることを特徴とする請求
項4又は請求項5に記載の圧電体素子。 - 【請求項7】 加圧室と、この加圧室を加圧可能な位置
に配置された請求項1乃至請求項6のうち何れか1項に
記載の圧電体素子と、を備えるインクジェット式記録ヘ
ッド。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1061198A JP3948089B2 (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 圧電体素子及びそれを用いたインクジェット式記録ヘッド |
| EP99101223A EP0932210B1 (en) | 1998-01-22 | 1999-01-22 | Piezoelectric film element and ink-jet recording head using the same |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1061198A JP3948089B2 (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 圧電体素子及びそれを用いたインクジェット式記録ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11214762A true JPH11214762A (ja) | 1999-08-06 |
| JP3948089B2 JP3948089B2 (ja) | 2007-07-25 |
Family
ID=11755048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1061198A Expired - Lifetime JP3948089B2 (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 圧電体素子及びそれを用いたインクジェット式記録ヘッド |
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