JPH1121482A - 塗膜剥離剤組成物 - Google Patents
塗膜剥離剤組成物Info
- Publication number
- JPH1121482A JPH1121482A JP9174080A JP17408097A JPH1121482A JP H1121482 A JPH1121482 A JP H1121482A JP 9174080 A JP9174080 A JP 9174080A JP 17408097 A JP17408097 A JP 17408097A JP H1121482 A JPH1121482 A JP H1121482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- composition
- coating
- release agent
- aqueous solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】アルミニウムを素材とする塗装品に対して適し
た塗膜剥離剤であって、優れた塗膜剥離力を有すると共
に、安全性が高く、作業環境への悪影響が少なく、しか
も剥離性能が長期間安定に持続する新規な塗膜剥離剤組
成物を提供する。 【解決手段】(A)有機酸類、芳香族アルコール類、グ
リコールエーテル類、及びグリコール類の各分類に属す
る化合物から選ばれた異なる分類に属する二種以上の化
合物、並びに(B)無機酸類を含有する水溶液からなる
塗膜剥離剤組成物、並びに該塗膜剥離剤組成物を塗膜に
接触させることを特徴とする塗膜剥離方法。
た塗膜剥離剤であって、優れた塗膜剥離力を有すると共
に、安全性が高く、作業環境への悪影響が少なく、しか
も剥離性能が長期間安定に持続する新規な塗膜剥離剤組
成物を提供する。 【解決手段】(A)有機酸類、芳香族アルコール類、グ
リコールエーテル類、及びグリコール類の各分類に属す
る化合物から選ばれた異なる分類に属する二種以上の化
合物、並びに(B)無機酸類を含有する水溶液からなる
塗膜剥離剤組成物、並びに該塗膜剥離剤組成物を塗膜に
接触させることを特徴とする塗膜剥離方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗膜剥離剤組成物
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装用の各種用具、例えば、治具類、ハ
ンガー、網、スノコ、マスキング治具等には、塗装時に
多量の塗料が付着するために、再使用の際に付着した塗
膜を除去する必要がある。又、被塗装物についても、不
要部分の塗膜や塗装不良品の塗膜等の除去が必要とな
る。
ンガー、網、スノコ、マスキング治具等には、塗装時に
多量の塗料が付着するために、再使用の際に付着した塗
膜を除去する必要がある。又、被塗装物についても、不
要部分の塗膜や塗装不良品の塗膜等の除去が必要とな
る。
【0003】アルミニウム又はアルミニウム系合金を素
材とする製品について、素材を腐食させることなく塗膜
を剥離できる塗膜剥離剤としては、従来から塩化メチレ
ンを主成分とする剥離剤が多く用いられている。例え
ば、塩化メチレンに硝酸、界面活性剤等を添加した剥離
剤、塩化メチレン89〜75重量部にギ酸10〜20重
量部程度を添加し、更に、ラウリン酸等の固体カルボン
酸、ラウリルアルコール等の固体アルコール、これらの
エステル類等を1〜5重量部程度添加した剥離剤(特公
昭62−59749号)、塩化メチレン70〜95重量
部程度に非プロトン性極性溶剤1〜15重量部程度、飽
和又は不飽和一価アルコール1〜15重量部程度、及び
アルコラート1〜15重量部程度を添加した剥離剤(特
開平5ー171076号)等が知られている。
材とする製品について、素材を腐食させることなく塗膜
を剥離できる塗膜剥離剤としては、従来から塩化メチレ
ンを主成分とする剥離剤が多く用いられている。例え
ば、塩化メチレンに硝酸、界面活性剤等を添加した剥離
剤、塩化メチレン89〜75重量部にギ酸10〜20重
量部程度を添加し、更に、ラウリン酸等の固体カルボン
酸、ラウリルアルコール等の固体アルコール、これらの
エステル類等を1〜5重量部程度添加した剥離剤(特公
昭62−59749号)、塩化メチレン70〜95重量
部程度に非プロトン性極性溶剤1〜15重量部程度、飽
和又は不飽和一価アルコール1〜15重量部程度、及び
アルコラート1〜15重量部程度を添加した剥離剤(特
開平5ー171076号)等が知られている。
【0004】しかしながら、これらの剥離剤では、主成
分である塩化メチレンの沸点が40℃と低いために蒸発
損失が大きく、固形パラフィンを溶解させるなどの方法
で蒸発損失を抑制しているが、数日間程度の放置によっ
ても多量に蒸発するという問題点がある。また、塩化メ
チレンが労働安全衛生法に抵触する物質であることから
作業環境を保持する為の諸設備が必要であり、しかも、
塩化メチレンは排水中の濃度が0.2mg/リットル以
下と厳しく規制されており、これを満足するために蒸留
設備による処理や爆気処理等を行う必要があり、多大な
費用をかけた排水処理設備が必要となる。更に、大気中
に発散する塩化メチレンを回収する設備も必要となる
等、経済的に大きな問題点がある。
分である塩化メチレンの沸点が40℃と低いために蒸発
損失が大きく、固形パラフィンを溶解させるなどの方法
で蒸発損失を抑制しているが、数日間程度の放置によっ
ても多量に蒸発するという問題点がある。また、塩化メ
チレンが労働安全衛生法に抵触する物質であることから
作業環境を保持する為の諸設備が必要であり、しかも、
塩化メチレンは排水中の濃度が0.2mg/リットル以
下と厳しく規制されており、これを満足するために蒸留
設備による処理や爆気処理等を行う必要があり、多大な
費用をかけた排水処理設備が必要となる。更に、大気中
に発散する塩化メチレンを回収する設備も必要となる
等、経済的に大きな問題点がある。
【0005】このため、塩化メチレンを使用することに
起因する上記問題点を改善するために、塩化メチレンを
使用しない新規な剥離剤の開発が切望されている。
起因する上記問題点を改善するために、塩化メチレンを
使用しない新規な剥離剤の開発が切望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
アルミニウム系材料を素材とする塗装品に対して用いた
場合にも素材をほとんど腐食させることのない塗膜剥離
剤であって、優れた塗膜剥離力を有すると共に、安全性
が高く、作業環境への悪影響が少なく、しかも剥離性能
が長期間安定に持続する新規な塗膜剥離剤組成物を提供
することである。
アルミニウム系材料を素材とする塗装品に対して用いた
場合にも素材をほとんど腐食させることのない塗膜剥離
剤であって、優れた塗膜剥離力を有すると共に、安全性
が高く、作業環境への悪影響が少なく、しかも剥離性能
が長期間安定に持続する新規な塗膜剥離剤組成物を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した如
き従来技術の課題に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、有機
酸類、芳香族アルコール類、グリコールエーテル類、及
びグリコール類の各分類に属する化合物から選ばれた異
なる分類に属する二種以上の化合物と、無機酸類とを必
須成分として含有する水溶液からなる組成物は、優れた
塗膜剥離性能を有し、しかも、使用する成分が低揮発性
であるために、安全性が高く、組成変動が少なく良好な
剥離性能を長期間発揮でき、更に、アルミニウム系材料
を素材とする塗装品の塗膜剥離剤として用いた場合にも
素材の腐食が少なく、特に無機酸類として硝酸を用いる
場合には、アルミニウム系材料の表面を不動態化して素
材の腐食がほとんど生じないことを見出した。そして、
この剥離剤中の水分含有量を一定範囲に保持しつつ剥離
を行う場合には、特に優れた剥離性能を発揮できること
を見出し、ここに本発明を完成するに至った。
き従来技術の課題に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、有機
酸類、芳香族アルコール類、グリコールエーテル類、及
びグリコール類の各分類に属する化合物から選ばれた異
なる分類に属する二種以上の化合物と、無機酸類とを必
須成分として含有する水溶液からなる組成物は、優れた
塗膜剥離性能を有し、しかも、使用する成分が低揮発性
であるために、安全性が高く、組成変動が少なく良好な
剥離性能を長期間発揮でき、更に、アルミニウム系材料
を素材とする塗装品の塗膜剥離剤として用いた場合にも
素材の腐食が少なく、特に無機酸類として硝酸を用いる
場合には、アルミニウム系材料の表面を不動態化して素
材の腐食がほとんど生じないことを見出した。そして、
この剥離剤中の水分含有量を一定範囲に保持しつつ剥離
を行う場合には、特に優れた剥離性能を発揮できること
を見出し、ここに本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、下記の塗膜剥離剤組成物
及び塗膜剥離方法を提供するものである。
及び塗膜剥離方法を提供するものである。
【0009】1.(A)有機酸類、芳香族アルコール
類、グリコールエーテル類、及びグリコール類の各分類
に属する化合物から選ばれた異なる分類に属する二種以
上の化合物、並びに(B)無機酸類を含有する水溶液か
らなる塗膜剥離剤組成物。
類、グリコールエーテル類、及びグリコール類の各分類
に属する化合物から選ばれた異なる分類に属する二種以
上の化合物、並びに(B)無機酸類を含有する水溶液か
らなる塗膜剥離剤組成物。
【0010】2.(A)成分10〜96重量%、(B)
成分1〜50重量%、及び水3〜70重量%を含有する
上記1項に記載の塗膜剥離剤組成物。
成分1〜50重量%、及び水3〜70重量%を含有する
上記1項に記載の塗膜剥離剤組成物。
【0011】3.無機酸が硝酸である上記1項又は2項
に記載の塗膜剥離剤組成物。
に記載の塗膜剥離剤組成物。
【0012】4.有機酸類がギ酸、芳香族アルコール類
がベンジルアルコール、グリコールエーテル類がエチレ
ングリコールモノブチルエ−テル及びジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルの少なくとも一種、グリコール
類がプロピレングリコールである上記1〜3項のいずれ
かに記載の塗膜剥離剤組成物。
がベンジルアルコール、グリコールエーテル類がエチレ
ングリコールモノブチルエ−テル及びジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルの少なくとも一種、グリコール
類がプロピレングリコールである上記1〜3項のいずれ
かに記載の塗膜剥離剤組成物。
【0013】5.上記1〜4項のいずれかに記載の塗膜
剥離剤組成物を塗膜に接触させることを特徴とする塗膜
剥離方法。
剥離剤組成物を塗膜に接触させることを特徴とする塗膜
剥離方法。
【0014】6.塗膜剥離剤組成物中の水分量を3〜7
0重量%に保持して塗膜を剥離する上記5項に記載の塗
膜剥離方法。
0重量%に保持して塗膜を剥離する上記5項に記載の塗
膜剥離方法。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の剥離剤組成物は、有機酸
類、芳香族アルコール類、グリコールエーテル類、及び
グリコール類の各分類に属する化合物から選ばれた異な
る分類に属する二種以上の化合物(以下、(A)成分と
いう場合がある)、並びに無機酸類を含有する水溶液か
らなるものである。ここで、(A)成分としては、有機
酸類、芳香族アルコール類、グリコールエーテル類、及
びグリコール類の各分類に属する化合物の内から、異な
る分類に属する少なくとも二種の分類の化合物を用いる
ことが必要である。この際、同一分類に属する化合物に
ついては、一種単独又は二種以上用いることができる。
類、芳香族アルコール類、グリコールエーテル類、及び
グリコール類の各分類に属する化合物から選ばれた異な
る分類に属する二種以上の化合物(以下、(A)成分と
いう場合がある)、並びに無機酸類を含有する水溶液か
らなるものである。ここで、(A)成分としては、有機
酸類、芳香族アルコール類、グリコールエーテル類、及
びグリコール類の各分類に属する化合物の内から、異な
る分類に属する少なくとも二種の分類の化合物を用いる
ことが必要である。この際、同一分類に属する化合物に
ついては、一種単独又は二種以上用いることができる。
【0016】(A)成分の内で、有機酸類の具体例とし
ては、ギ酸、酢酸、シュウ酸、マレイン酸、乳酸等を挙
げることができ、これらを一種単独又は二種以上混合し
て配合することができる。これらの内で、ギ酸は酸性が
強く、安価であることから好適である。
ては、ギ酸、酢酸、シュウ酸、マレイン酸、乳酸等を挙
げることができ、これらを一種単独又は二種以上混合し
て配合することができる。これらの内で、ギ酸は酸性が
強く、安価であることから好適である。
【0017】芳香族アルコール類の具体例としては、ベ
ンジルアルコール、4−メチルベンジルアルコール、2
−エチルベンジルアルコール、フェネチルアルコール等
を挙げることができ、これらを一種単独又は二種以上混
合して配合することができる。これらの内で、ベンジル
アルコールが安価であることから好適である。
ンジルアルコール、4−メチルベンジルアルコール、2
−エチルベンジルアルコール、フェネチルアルコール等
を挙げることができ、これらを一種単独又は二種以上混
合して配合することができる。これらの内で、ベンジル
アルコールが安価であることから好適である。
【0018】グリコールエーテル類の具体例としては、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプ
ロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエ−テ
ル、2−(メトキシメトキシ)エタノール、2−(ヘキ
シルオキシ)エタノール、2−フェノキシエタノール等
のエチレングリコールエーテル類;ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノフェニルエーテル等のジエチレング
リコールエーテル類;トリエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノプロピルエーテル、ト
リエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノフェニルエーテル等のトリエチレング
リコールエーテル類;プロピレングリコールモノメチル
エーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、
プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレ
ングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノフェニルエーテル等のプロピレングリコールエー
テル類;ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレング
リコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコール
モノフェニルエーテル等のジプロピレングリコールエー
テル類;ブチレングリコールモノメチルエーテル、ブチ
レングリコールモノエチルエーテル、ブチレングリコー
ルモノプロピルエーテル、ブチレングリコールモノブチ
ルエーテル、ブチレングリコールモノフェニルエーテル
等のブチレングリコ−ルエーテル類等を用いることがで
き、これらを一種単独又は二種以上混合して配合するこ
とができる。これらの内で、エチレングリコールモノブ
チルエ−テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル等が、剥離性能や安定性が高く、安価であることから
好適である。
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプ
ロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエ−テ
ル、2−(メトキシメトキシ)エタノール、2−(ヘキ
シルオキシ)エタノール、2−フェノキシエタノール等
のエチレングリコールエーテル類;ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノフェニルエーテル等のジエチレング
リコールエーテル類;トリエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノプロピルエーテル、ト
リエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノフェニルエーテル等のトリエチレング
リコールエーテル類;プロピレングリコールモノメチル
エーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、
プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレ
ングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノフェニルエーテル等のプロピレングリコールエー
テル類;ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレング
リコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコール
モノフェニルエーテル等のジプロピレングリコールエー
テル類;ブチレングリコールモノメチルエーテル、ブチ
レングリコールモノエチルエーテル、ブチレングリコー
ルモノプロピルエーテル、ブチレングリコールモノブチ
ルエーテル、ブチレングリコールモノフェニルエーテル
等のブチレングリコ−ルエーテル類等を用いることがで
き、これらを一種単独又は二種以上混合して配合するこ
とができる。これらの内で、エチレングリコールモノブ
チルエ−テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル等が、剥離性能や安定性が高く、安価であることから
好適である。
【0019】グリコール類の具体例としては、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル類、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、グリセリン等を挙げるこ
とができ、これらを一種単独又は二種以上混合して配合
することができる。これらの内で、環境衛生上の観点か
らプロピレングリコールが好適である。
グリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル類、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、グリセリン等を挙げるこ
とができ、これらを一種単独又は二種以上混合して配合
することができる。これらの内で、環境衛生上の観点か
らプロピレングリコールが好適である。
【0020】本発明の塗膜剥離剤組成物において、
(A)成分と組み合わせて用いる無機酸類の具体例とし
ては、硝酸、塩酸、リン酸、硫酸等を挙げることがで
き、これらを一種単独又は二種以上混合して配合するこ
とができる。これらの内で、特にアルミニウム系材料を
素材とする塗装物に対して用いる場合には、硝酸がアル
ミニウム系素材の表面を安定化できる点で好適である。
(A)成分と組み合わせて用いる無機酸類の具体例とし
ては、硝酸、塩酸、リン酸、硫酸等を挙げることがで
き、これらを一種単独又は二種以上混合して配合するこ
とができる。これらの内で、特にアルミニウム系材料を
素材とする塗装物に対して用いる場合には、硝酸がアル
ミニウム系素材の表面を安定化できる点で好適である。
【0021】上記した成分の内で、(A)成分の芳香族
アルコール類、グリコールエーテル類及びグリコール類
については、各成分を配合した場合に水溶液中で有機酸
類、無機酸類等と一部エステルを形成してもよい。又、
これらの成分は、有機酸類、無機酸類等と予めエステル
を形成した状態で配合してもよい。
アルコール類、グリコールエーテル類及びグリコール類
については、各成分を配合した場合に水溶液中で有機酸
類、無機酸類等と一部エステルを形成してもよい。又、
これらの成分は、有機酸類、無機酸類等と予めエステル
を形成した状態で配合してもよい。
【0022】本発明組成物は、(A)成分である有機酸
類、芳香族アルコール類、グリコールエーテル類、及び
グリコール類から選ばれた異なる分類の二種以上の化合
物と、無機酸類を含有する水溶液であり、各成分の割合
は、組成物全体を基準として、(A)成分10〜96重
量%(以下、単に%と記す)程度、好ましくは40〜9
3%程度、無機酸類1〜50%程度、好ましくは2〜2
0%程度、水3〜70%程度、好ましくは5〜40%程
度とすればよい。
類、芳香族アルコール類、グリコールエーテル類、及び
グリコール類から選ばれた異なる分類の二種以上の化合
物と、無機酸類を含有する水溶液であり、各成分の割合
は、組成物全体を基準として、(A)成分10〜96重
量%(以下、単に%と記す)程度、好ましくは40〜9
3%程度、無機酸類1〜50%程度、好ましくは2〜2
0%程度、水3〜70%程度、好ましくは5〜40%程
度とすればよい。
【0023】(A)成分については、合計量が上記した
範囲内であればよいが、各分類に属する化合物について
の好ましい配合量は、有機酸類1〜50%、より好まし
くは2〜30%、芳香族アルコール類2〜80%程度、
より好ましくは5〜60%程度、グリコールエーテル類
1〜90%程度、より好ましくは2〜70%程度、及び
グリコール類0.1〜80%程度、より好ましくは1〜
70%程度である。
範囲内であればよいが、各分類に属する化合物について
の好ましい配合量は、有機酸類1〜50%、より好まし
くは2〜30%、芳香族アルコール類2〜80%程度、
より好ましくは5〜60%程度、グリコールエーテル類
1〜90%程度、より好ましくは2〜70%程度、及び
グリコール類0.1〜80%程度、より好ましくは1〜
70%程度である。
【0024】本発明組成物は、上記した配合割合の範囲
内で、各成分量を調整することによって、引火点をある
程度制御することが可能であり、工業上取扱いが容易な
非危険物とすることもできる。
内で、各成分量を調整することによって、引火点をある
程度制御することが可能であり、工業上取扱いが容易な
非危険物とすることもできる。
【0025】本発明の塗膜剥離剤組成物には、更に必要
に応じて、従来の塗膜剥離剤組成物に配合されている各
種のキレート剤、界面活性剤、防食剤、粘度調節剤、着
色剤等を適宜添加することができる。又、剥離操作の
際、蒸発や空気中の酸素での酸化反応による剥離剤組成
物の組成変化を最小限に抑えるために、パラフィン等を
使用して剥離剤組成物の表面をシールすることもでき
る。
に応じて、従来の塗膜剥離剤組成物に配合されている各
種のキレート剤、界面活性剤、防食剤、粘度調節剤、着
色剤等を適宜添加することができる。又、剥離操作の
際、蒸発や空気中の酸素での酸化反応による剥離剤組成
物の組成変化を最小限に抑えるために、パラフィン等を
使用して剥離剤組成物の表面をシールすることもでき
る。
【0026】本発明組成物は、上記各成分を含有する水
溶液である。該組成物において、各成分を混合する順序
は任意であり、例えば、無機酸類を除く各成分を予め混
合して水溶液とし、これに無機酸類を加えて用いる他、
水と無機酸類を除く成分を予め混合し、これに無機酸類
を水で希釈したものを混合して水溶液として用いること
によって混合時の発熱を抑制することもできる。また、
各成分を予め混合した水溶液として用いるほかに、使用
直前に、上記した方法で各成分を混合して水溶液として
用いてもよい。これらの水溶液は一般的には均一溶液と
して使用されるが、粘度を高めたり、乳濁液や不均一な
状態でも使用できる。
溶液である。該組成物において、各成分を混合する順序
は任意であり、例えば、無機酸類を除く各成分を予め混
合して水溶液とし、これに無機酸類を加えて用いる他、
水と無機酸類を除く成分を予め混合し、これに無機酸類
を水で希釈したものを混合して水溶液として用いること
によって混合時の発熱を抑制することもできる。また、
各成分を予め混合した水溶液として用いるほかに、使用
直前に、上記した方法で各成分を混合して水溶液として
用いてもよい。これらの水溶液は一般的には均一溶液と
して使用されるが、粘度を高めたり、乳濁液や不均一な
状態でも使用できる。
【0027】本発明組成物では、使用する成分が比較的
高沸点で揮発性が低いために、組成変動が少なく長期間
良好な剥離量を発揮できる。また、蒸発損失が少ないた
めに経済的に有利であり、安全性も高く作業環境の悪化
も少ない。
高沸点で揮発性が低いために、組成変動が少なく長期間
良好な剥離量を発揮できる。また、蒸発損失が少ないた
めに経済的に有利であり、安全性も高く作業環境の悪化
も少ない。
【0028】本発明の組成物を用いて塗膜を剥離するに
は、剥離対象とする塗膜に本発明組成物を接触させた
後、塗膜が自然に剥離するか、或いは、ブラッシング等
によって、簡単に剥離除去できる状態になるまで放置す
ればよい。本発明組成物を塗膜に接触させる方法につい
ては特に限定はなく、通常、浸漬、塗布、スプレー、シ
ャワー等の方法によって、剥離対象とする塗膜に本発明
組成物を接触させればよい。処理条件としては、大気中
で、常温乃至加熱下で接触させれば良く、加熱すること
によって剥離を促進させることができる。加熱温度は、
本発明組成物の沸点以下の温度とすれば良く、通常は、
60℃程度以下の温度とすればよい。接触時間は、各成
分の濃度、処理温度、塗膜の厚さ、種類、履歴、塗装方
法等により一様ではないが、通常、5分間〜2時間程度
とすればよい。剥離時間をより短縮するには、撹拌等の
方法で本発明組成物を物理的に移動させるか、被剥離物
を該組成物中で揺動すればよい。
は、剥離対象とする塗膜に本発明組成物を接触させた
後、塗膜が自然に剥離するか、或いは、ブラッシング等
によって、簡単に剥離除去できる状態になるまで放置す
ればよい。本発明組成物を塗膜に接触させる方法につい
ては特に限定はなく、通常、浸漬、塗布、スプレー、シ
ャワー等の方法によって、剥離対象とする塗膜に本発明
組成物を接触させればよい。処理条件としては、大気中
で、常温乃至加熱下で接触させれば良く、加熱すること
によって剥離を促進させることができる。加熱温度は、
本発明組成物の沸点以下の温度とすれば良く、通常は、
60℃程度以下の温度とすればよい。接触時間は、各成
分の濃度、処理温度、塗膜の厚さ、種類、履歴、塗装方
法等により一様ではないが、通常、5分間〜2時間程度
とすればよい。剥離時間をより短縮するには、撹拌等の
方法で本発明組成物を物理的に移動させるか、被剥離物
を該組成物中で揺動すればよい。
【0029】本発明では、特に、剥離剤組成物中の水分
含有量を3〜70%程度、好ましくは5〜40%程度に
保持した状態で該剥離剤組成物を塗膜と接触させること
が好ましく、これによって、特に優れた剥離性能を発揮
することができる。これは、該剥離剤組成物が上記範囲
の水分を含有することによって、該組成物中に含まれる
無機酸類、有機酸類などから適度な量の水素イオンが解
離して、良好な剥離性能が発揮されることによるものと
思われる。剥離作業中に剥離剤組成物から水分が蒸発し
て水分量が上記範囲を下回る場合には、上記範囲の水分
量となるように、連続的又は断続的に水を補給すればよ
い。
含有量を3〜70%程度、好ましくは5〜40%程度に
保持した状態で該剥離剤組成物を塗膜と接触させること
が好ましく、これによって、特に優れた剥離性能を発揮
することができる。これは、該剥離剤組成物が上記範囲
の水分を含有することによって、該組成物中に含まれる
無機酸類、有機酸類などから適度な量の水素イオンが解
離して、良好な剥離性能が発揮されることによるものと
思われる。剥離作業中に剥離剤組成物から水分が蒸発し
て水分量が上記範囲を下回る場合には、上記範囲の水分
量となるように、連続的又は断続的に水を補給すればよ
い。
【0030】上記した各種方法で本発明組成物を塗膜に
接触させて放置することにより、塗膜の種類に応じて、
溶解、膨潤、劣化等の現象が生じて、塗膜が自然に剥離
するか、或いはブラッシング等によって簡単に剥離除去
できる状態となる。
接触させて放置することにより、塗膜の種類に応じて、
溶解、膨潤、劣化等の現象が生じて、塗膜が自然に剥離
するか、或いはブラッシング等によって簡単に剥離除去
できる状態となる。
【0031】次いで、必要に応じて、ブラッシング等に
よって塗膜を除去した後、水洗などによって洗浄すれば
よい。
よって塗膜を除去した後、水洗などによって洗浄すれば
よい。
【0032】本発明組成物による剥離対象となる塗膜の
種類は、特に限定的ではなく、例えば、アクリル塗料、
エポキシ塗料、ポリエステル塗料、メラミン塗料、ウレ
タン塗料、アルキッド塗料、尿素塗料、ケイ素樹脂塗
料、ラッカー塗料等や、これらの混合物からなる塗料等
の通常広く用いられている各種塗料から形成された塗膜
を処理対象とすることができる。又、プライマーやプラ
ズマ処理した塗膜でもよく、複数の塗膜を重ねた塗膜で
もよい。更に、塗膜には亜鉛、すず、チタン、その他の
金属等が含まれていてもよい。
種類は、特に限定的ではなく、例えば、アクリル塗料、
エポキシ塗料、ポリエステル塗料、メラミン塗料、ウレ
タン塗料、アルキッド塗料、尿素塗料、ケイ素樹脂塗
料、ラッカー塗料等や、これらの混合物からなる塗料等
の通常広く用いられている各種塗料から形成された塗膜
を処理対象とすることができる。又、プライマーやプラ
ズマ処理した塗膜でもよく、複数の塗膜を重ねた塗膜で
もよい。更に、塗膜には亜鉛、すず、チタン、その他の
金属等が含まれていてもよい。
【0033】本発明の剥離剤組成物を使用し得る被剥離
物は、本発明組成物により素材が腐食されないものであ
れば特に限定はない。特に、本発明の組成物は、アルミ
ニウム又はアルミニウム系合金からなるアルミニウム系
素材上に形成した塗膜を剥離する際に、素材をほとんど
腐食させないないので、アルミニウム系材料を素材とす
る塗装品に対する塗膜剥離剤として有効に用いることが
できる。更に、本発明組成物は、アルミニウム系素材以
外にも、各種金属素材、プラスチックス、セラミック
ス、木材等、本発明組成物により腐食されないか、又は
腐食が許容される程度の材料を素材とする塗装品を処理
対象物とすることができる。本発明組成物による塗膜剥
離を行う対象となる塗装物の例を挙げると、例えば、住
宅や健在などのアルミサッシ部品、電子、時計などの精
密部品、電気製品、自動車部品、飛行機部品、高分子部
品等の各種分野の材料を対象物とすることができる。更
に、塗装時に使用する治具類、ハンガー、網、スノコ等
の塗装用具も処理対象とすることができる。
物は、本発明組成物により素材が腐食されないものであ
れば特に限定はない。特に、本発明の組成物は、アルミ
ニウム又はアルミニウム系合金からなるアルミニウム系
素材上に形成した塗膜を剥離する際に、素材をほとんど
腐食させないないので、アルミニウム系材料を素材とす
る塗装品に対する塗膜剥離剤として有効に用いることが
できる。更に、本発明組成物は、アルミニウム系素材以
外にも、各種金属素材、プラスチックス、セラミック
ス、木材等、本発明組成物により腐食されないか、又は
腐食が許容される程度の材料を素材とする塗装品を処理
対象物とすることができる。本発明組成物による塗膜剥
離を行う対象となる塗装物の例を挙げると、例えば、住
宅や健在などのアルミサッシ部品、電子、時計などの精
密部品、電気製品、自動車部品、飛行機部品、高分子部
品等の各種分野の材料を対象物とすることができる。更
に、塗装時に使用する治具類、ハンガー、網、スノコ等
の塗装用具も処理対象とすることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の塗膜剥離剤組成物は、非常に優
れた塗膜剥離作用を有するものであり、特に、アルミニ
ウム系素材をほとんど腐食しないため、アルミニウム系
材料を素材とする塗装品の塗膜剥離剤として非常に有用
性が高い。また、使用する成分が低揮発性であることか
ら、安全性が高く作業環境の悪化が少なく、更に、組成
変動が少ないために長期間良好な剥離性能を発揮でき
る。
れた塗膜剥離作用を有するものであり、特に、アルミニ
ウム系素材をほとんど腐食しないため、アルミニウム系
材料を素材とする塗装品の塗膜剥離剤として非常に有用
性が高い。また、使用する成分が低揮発性であることか
ら、安全性が高く作業環境の悪化が少なく、更に、組成
変動が少ないために長期間良好な剥離性能を発揮でき
る。
【0035】特に、本発明組成物中の水分含有量を一定
範囲に保持しつつ剥離を行う場合には、優れた剥離性能
を長期間発揮できる。
範囲に保持しつつ剥離を行う場合には、優れた剥離性能
を長期間発揮できる。
【0036】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に
説明する。
説明する。
【0037】実施例1 下記の各処方に従って、各成分を水に溶解することによ
って各剥離剤組成物を調製した。
って各剥離剤組成物を調製した。
【0038】本発明品1 ギ酸(88%水溶液) 11% ベンジルアルコール 10% エチレングリコールモノブチルエーテル 51.5% プロピレングリコール 1% 非イオン系界面活性剤 0.5% 水 20% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 本発明品2 ギ酸(88%水溶液) 11% ベンジルアルコール 10% エチレングリコールモノブチルエーテル 16.5% ジエチレングリコールモノブチルエーテル 25% プロピレングリコール 1% 非イオン系界面活性剤 0.5% 水 30% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 本発明品3 ギ酸(88%水溶液) 11% エチレングリコールモノブチルエーテル 62.5% 非イオン系界面活性剤 0.5% 水 20% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 本発明品4 ギ酸(88%水溶液) 11% ジエチレングリコールモノブチルエーテル 62.5% 非イオン系界面活性剤 0.5% 水 20% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 本発明品5 ギ酸(88%水溶液) 13.3% ベンジルアルコール 13.3% プロピレングリコール 36.2% 非イオン系界面活性剤 0.5% 水 30% 硝酸(67.5%水溶液) 6.7% 本発明品6 ベンジルアルコール 10% エチレングリコールモノブチルエーテル 63.5% 非イオン系界面活性剤 0.5% 水 20% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 比較品1 エチレングリコールモノブチルエーテル 73.5% 非イオン系界面活性剤 0.5% 水 20% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 比較品2 プロピレングリコール 73.5% 非イオン系界面活性剤 0.5% 水 20% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 比較品3 ギ酸 11% 非イオン系界面活性剤 0.5% 水 82.5% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 比較品4 ベンジルアルコール 93.5% 非イオン系界面活性剤 0.5% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 比較品5 エチレングリコールモノブチルエーテル 93.5% 非イオン系界面活性剤 0.5% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 比較品6 プロピレングリコール 93.5% 非イオン系界面活性剤 0.5% 硝酸(67.5%水溶液) 6% 試験片として、アルミニウム板上に透明アクリル樹脂を
厚さ12μmに電着塗装した試料を用い、液温40℃に
保持した上記各剥離剤組成物中に試験片を浸漬し、1分
毎に試験片の塗膜の状態を目視で観察した。各剥離剤組
成物は、調製後2〜3時間後に使用した。下記表1に塗
膜が剥離するまでの時間を示す。
厚さ12μmに電着塗装した試料を用い、液温40℃に
保持した上記各剥離剤組成物中に試験片を浸漬し、1分
毎に試験片の塗膜の状態を目視で観察した。各剥離剤組
成物は、調製後2〜3時間後に使用した。下記表1に塗
膜が剥離するまでの時間を示す。
【0039】表1剥離剤組成物 塗膜が剥離するまでの時間(分) 本発明品1 7 本発明品2 7 本発明品3 18 本発明品4 19 本発明品5 11本発明品6 18 比較品1 40以上 比較品2 140以上 比較品3 140以上 比較品4 40以上 比較品5 140以上 比較品6 140以上 以上の結果から明かな様に、本発明組成物を用いた場合
には、20分以下で塗膜が剥離したのに対して、(A)
成分を一種類のみ配合した比較品1〜6を用いた場合に
は、40分経過後にも塗膜が剥離しなかった。
には、20分以下で塗膜が剥離したのに対して、(A)
成分を一種類のみ配合した比較品1〜6を用いた場合に
は、40分経過後にも塗膜が剥離しなかった。
【0040】実施例2 実施例1で用いた本発明品1の組成物を大気中40℃で
38時間放置して水分量を2%に低下させ、この組成物
を用いて実施例1と同様にして塗膜剥離試験を行った。
38時間放置して水分量を2%に低下させ、この組成物
を用いて実施例1と同様にして塗膜剥離試験を行った。
【0041】更に、これと同一組成の組成物について、
大気中40℃で放置して水分量を減少させた後、水を添
加して、10%、15%、20%及び30%の各水分量
とした後2時間経過後の各組成物を用いて、実施例1と
同様にして塗膜剥離試験を行った。結果を下記表2に示
す。
大気中40℃で放置して水分量を減少させた後、水を添
加して、10%、15%、20%及び30%の各水分量
とした後2時間経過後の各組成物を用いて、実施例1と
同様にして塗膜剥離試験を行った。結果を下記表2に示
す。
【0042】 表 2 水分量(%) 塗膜が剥離するまでの時間(分) 2 60以上 10 7 15 7 20 7 30 7 以上の結果から明かな様に、本発明組成物は、水分量が
低下すると剥離性能が低下するが、水分量を一定範囲と
することによって、良好な剥離性能を発揮できる。
低下すると剥離性能が低下するが、水分量を一定範囲と
することによって、良好な剥離性能を発揮できる。
Claims (6)
- 【請求項1】(A)有機酸類、芳香族アルコール類、グ
リコールエーテル類、及びグリコール類の各分類に属す
る化合物から選ばれた異なる分類に属する二種以上の化
合物、並びに(B)無機酸類を含有する水溶液からなる
塗膜剥離剤組成物。 - 【請求項2】(A)成分10〜96重量%、(B)成分
1〜50重量%、及び水3〜70重量%を含有する請求
項1に記載の塗膜剥離剤組成物。 - 【請求項3】無機酸が硝酸である請求項1又は2に記載
の塗膜剥離剤組成物。 - 【請求項4】有機酸類がギ酸、芳香族アルコール類がベ
ンジルアルコール、グリコールエーテル類がエチレング
リコールモノブチルエ−テル及びジエチレングリコール
モノブチルエーテルの少なくとも一種、グリコール類が
プロピレングリコールである請求項1〜3のいずれかに
記載の塗膜剥離剤組成物。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の塗膜剥離
剤組成物を塗膜に接触させることを特徴とする塗膜剥離
方法。 - 【請求項6】塗膜剥離剤組成物中の水分量を3〜70重
量%に保持して塗膜を剥離する請求項5に記載の塗膜剥
離方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9174080A JPH1121482A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 塗膜剥離剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9174080A JPH1121482A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 塗膜剥離剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1121482A true JPH1121482A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15972309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9174080A Pending JPH1121482A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 塗膜剥離剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1121482A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001081360A (ja) * | 1999-09-17 | 2001-03-27 | Shimizu:Kk | 塗装剥離剤 |
| JP2011056333A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Kensetsu Toso Kogyo Kk | 塗装の剥離方法 |
| JP2013035205A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Nicca Chemical Co Ltd | 再生ポリプロピレン系樹脂成形体の製造方法 |
| JP2013237719A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Nicca Chemical Co Ltd | 再生ポリプロピレン系樹脂成形体の製造方法 |
| JP2014503642A (ja) * | 2010-12-17 | 2014-02-13 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 酸性マイクロエマルジョン剥離調合物 |
| JP2017513988A (ja) * | 2014-04-16 | 2017-06-01 | エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド | 錠剤コーティングを除去するために有用な組成物及び方法 |
| JP2021035974A (ja) * | 2016-07-11 | 2021-03-04 | スパータン・ケミカル・カンパニー・インコーポレーテツド | 抗菌性犠牲的フロアコーティング材システム |
| US11286393B2 (en) | 2016-07-11 | 2022-03-29 | Spartan Chemical Company, Inc. | Antimicrobial sacrificial floor coating systems |
| JPWO2024013802A1 (ja) * | 2022-07-11 | 2024-01-18 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP9174080A patent/JPH1121482A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001081360A (ja) * | 1999-09-17 | 2001-03-27 | Shimizu:Kk | 塗装剥離剤 |
| JP2011056333A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Kensetsu Toso Kogyo Kk | 塗装の剥離方法 |
| JP2014503642A (ja) * | 2010-12-17 | 2014-02-13 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 酸性マイクロエマルジョン剥離調合物 |
| JP2013035205A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Nicca Chemical Co Ltd | 再生ポリプロピレン系樹脂成形体の製造方法 |
| JP2013237719A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Nicca Chemical Co Ltd | 再生ポリプロピレン系樹脂成形体の製造方法 |
| US10711224B2 (en) | 2014-04-16 | 2020-07-14 | Ecolab Usa Inc. | Compositions and methods useful for removing tablet coatings |
| JP2017513988A (ja) * | 2014-04-16 | 2017-06-01 | エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド | 錠剤コーティングを除去するために有用な組成物及び方法 |
| JP2021035974A (ja) * | 2016-07-11 | 2021-03-04 | スパータン・ケミカル・カンパニー・インコーポレーテツド | 抗菌性犠牲的フロアコーティング材システム |
| US11274215B2 (en) | 2016-07-11 | 2022-03-15 | Spartan Chemical Company, Inc. | Antimicrobial sacrificial floor coating systems |
| US11286393B2 (en) | 2016-07-11 | 2022-03-29 | Spartan Chemical Company, Inc. | Antimicrobial sacrificial floor coating systems |
| US12264261B2 (en) | 2016-07-11 | 2025-04-01 | Spartan Chemical Company, Inc. | Antimicrobial sacrificial floor coating system comprising a nonionic/cationic wax mixture |
| US12312496B2 (en) | 2016-07-11 | 2025-05-27 | Spartan Chemical Company, Inc. | Antimicrobial sacrificial floor coating systems |
| JPWO2024013802A1 (ja) * | 2022-07-11 | 2024-01-18 | ||
| WO2024013802A1 (ja) * | 2022-07-11 | 2024-01-18 | 共栄社化学株式会社 | 中性剥離剤組成物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0355763B1 (en) | Water-based coating removers | |
| US5565136A (en) | Water based wood stripping compositions | |
| US3743542A (en) | Paint removing method | |
| JP3273555B2 (ja) | ペイント、ワニスまたはラッカー用剥離組成物 | |
| WO1993018865A1 (en) | Aqueous stripping composition containing a peroxide and butyrolactone, ethylene carbonate or a water soluble ester | |
| US5049314A (en) | Paint stripping composition consisting essentially of NMP and ethyl-3-ethoxy propionate | |
| US5035829A (en) | Paint removing compositions | |
| CN104059425B (zh) | 一种脱漆剂及其制备与使用方法 | |
| JP2919435B2 (ja) | 非プロトン性極性溶媒とエーテルと水とをベースにした剥離用組成物 | |
| US8865636B2 (en) | Paint stripping compositions | |
| JPH1121482A (ja) | 塗膜剥離剤組成物 | |
| EP0595881A1 (de) | Reinigungsmittel für elektronische und elektrische baugruppen. | |
| CN114656830A (zh) | 一种通用长效型水性环保脱漆剂及其制备方法和使用方法 | |
| US3391084A (en) | Organic stripper, radiation decontaminant, passivator and rust remover | |
| CN111892840A (zh) | 一种水基型脱漆剂及其制备方法和应用 | |
| CN101412863A (zh) | 低挥发低毒脱漆剂 | |
| JPH10292138A (ja) | 塗膜剥離用組成物 | |
| CN1056167C (zh) | 一种气雾剂型含高分子组分的去污上光保护剂 | |
| JP2919436B2 (ja) | 水とアニソールとをベースにした剥離用組成物 | |
| EP0891399B1 (en) | Neutral removers of paint from essentially metallic surfaces | |
| JP2903012B2 (ja) | ペイント、ワニスまたはラッカー剥離用組成物 | |
| DK169079B1 (da) | I det væsentlige vandfrit middel til aflakering af emner af let korroderbare materialer, hvilket middel indeholder N-methyl-pyrrolidon, kaliumhydroxyd og en alkohol med 2-3 karbonatomer samt fremgangsmåde til dets fremstilling og anvendelse af dette | |
| JP7487920B2 (ja) | 塗膜剥離剤及び塗膜の剥離方法 | |
| CA1320675C (en) | Paint stripping composition containing five membered ring lactone | |
| EP0172939A1 (en) | Paint stripper compositions |