JPH11214935A - 差動増幅回路 - Google Patents

差動増幅回路

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JPH11214935A
JPH11214935A JP10307850A JP30785098A JPH11214935A JP H11214935 A JPH11214935 A JP H11214935A JP 10307850 A JP10307850 A JP 10307850A JP 30785098 A JP30785098 A JP 30785098A JP H11214935 A JPH11214935 A JP H11214935A
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differential
transistor
differential pair
pair
amplifier circuit
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JP10307850A
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Katsuharu Kimura
克治 木村
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NEC Corp
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NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3211Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion in differential amplifiers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を増大させない簡単な構成でトラン
スコンダクタンスの改善と電流効率の向上を図れる差動
増幅回路を提供する。 【解決手段】 定電流源I0 でそれぞれ駆動される2つ
のMOSトランジスタ差動対(M1、M2)、(M3、
M4)を備え、各トランジスタのゲート幅Wとゲート長
Lの比(W/L)の比をM1:M2=M4:M3=1:
K とし、2つの差動対の相互間では、比(W/L)が
等しくないMOSトランジスタ(M1とM3)、(M2
とM4)同士のゲート同士をそれぞれ共通接続し、差動
入力端とし、また同じくドレイン同士をそれぞれ共通接
続して差動出力端とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CMOS集積回路
上またはバイポーラ集積回路上に構成される差動増幅回
路に係り、特にトランスコンダクタンスの直線性を改善
した差動増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】トランスコンダクタンスを改善したCM
OS差動増幅回路としては、従来、例えば図12に示す
ものが知られている。この差動増幅回路は、定電流源I
0 で駆動される差動対(M1、M2)と定電流源aI0
で駆動される差動対(M3、M4)とで構成され、両差
動対はそれぞれゲートWとゲート長の比(W/L)が等
しいMOSトランジスタで構成されるが、差動対(M
1、M2)のトランスコンダクタンスパラメータをβと
したとき差動対(M3、M4)ではbβとなっている。
【0003】なお、トランスコンダクタンスパラメータ
βは、モビリティμ、単位面積当たりのゲート酸化膜容
量COX、ゲート幅W、ゲート長Lを用いて数式1のよう
に表されるものである。
【0004】
【数1】β=μ(COX/2)(W/L)
【0005】図12において、M1とM4のゲート同士
及びM2とM3のゲート同士はそれぞれ共通接続されて
差動入力端を構成し、入力電圧Vinが印加される。ま
た、M1とM3のドレイン同士及びM2とM4のドレイ
ン同士はそれぞれ共通接続されて差動出力端を構成して
いる。
【0006】各トランジスタが飽和領域で動作している
とすると、M1とM2のドレイン電流Id1、同Id2は、
トランスコンダクタンスパラメータβ、スレッショルド
電圧VT 、ゲート・ソース間電圧VGSi を用いて数式2
と表せる。また、両ドレイン電流の和は、Id1+Id2
0 である。従って、両ドレイン電流の差は数式3と求
まる。なお、数式3において、Vinは、Vin=VGS1
GS2 である。
【0007】
【数2】 Id1=β(VGS1 −VT)2d2=β(VGS2 −VT)2
【0008】
【数3】
【0009】M3とM4のドレイン電流Id3、同Id4
数式2と同様に表わすことができ、Id3+Id4=aI0
であるので、a<a/b<1として、両ドレイン電流の
差は数式4と求まる。
【0010】
【数4】
【0011】従って、差動出力電流ΔIは数式5とな
る。
【0012】
【数5】
【0013】数式5において、トランスコンダクタンス
をほぼ一定とするためには、数式5を入力電圧Vinで微
分し、Vin=0、│Vin│=√{aI 0/(bβ)}を
代入して値が等しいとすれば良い。従って、一定にする
条件は数式6で与えられる。
【0014】
【数6】1=b√b/√a
【0015】図13は、図12に示す従来の差動増幅回
路のトランスコンダクタンス特性をa、bをパラメータ
として示したものである。│Vin│≦0.7 √(I0
β)の入力電圧範囲においてトランスコンダクタンスは
凡そ3%以内の値に入ることが示されている。
【0016】また、トランスコンダクタンスの直線性は
入力電圧範囲を規定する重要なものであることに鑑み、
A.Nedungadi とT.R.Viswanathan は、CMOS差動増幅
回路において、この直線性の改善方法について種々検討
し優れた方法を提案している(“Design of Linear CMO
S Transconductance Elements,”IEEE TRANSACTIONSON
CIRCUITS and Systems,VOL.CAS-31,NO.10,pp.891-894,O
CTOBER 1984)。
【0017】上記論文によれば、トランスコンダクタン
スは差動対を構成する2つのMOSトランジスタのゲー
ト長を等しくした場合にゲート幅を拡げていけば直線に
近づくと考え、ゲート幅を10倍に拡げた場合と20倍
に拡げた場合とでSPICEシミュレーションをし、そ
の結果ゲート幅は10倍以上にする必要があるとの知見
を得たが、これではチップ面積が大きくなるので実用的
でないと論じてこの考えを捨て、新たに図14に示す差
動増幅回路を提案している。この差動増幅回路は、M1
〜M4の“The Cross-Coupled Quad Cell ”を2乗回路
として用いて比(W/L)の等しい2つのトランジスタ
からなる整合差動対(M6、M7)の直線性を改善しよ
うとするものである。
【0018】図14において、M1とM4及びM2とM
3は、それぞれ値の等しい定電流源(n+1)Iで駆動
される差動対であるが、M1(M2)のトランスコンダ
クタンスパラメータをkとすると、M3(M4)のそれ
はnkとなっている。要するに、M3(M4)はM1
(M2)をn個並設したものである。M6とM7は定電
流源aIで駆動される差動対でり、トランスコンダクタ
ンスパラメータはそれぞれkである。M6とM1とM3
のゲートは共通接続されて一方の電圧V1 が印加され、
M7とM2とM4のゲートは共通接続されて他方の電圧
2 が印加される。また、M3とM4のドレインは共通
に電源V+ に接続されるが、M1とM2のドレイン同士
は共通接続され、この共通接続ドレインと電源V+ との
間に定電流源aIが、M6とM7の共通接続ソースとの
間にダイオード接続のトランシスタM5がそれぞれ設定
される。M5は点Aの電流レベルを点Bの電流レベルに
シフトする機能を有する。
【0019】以上の構成において、V1 −V2 =vとお
いてx=v/√(I/k)と定義したxが、│x│≦√
(n+1)の範囲では、M1〜M4のドレイン電流IDi
は、数式7となる。なお、数式7において、α、β、γ
は数式8であり、またドレイン電流IDiと定電流源(n
+1)Iとの関係は数式9である。
【0020】
【数7】 ID1=I[1+γx2 +(α/2)x√(1−βx2 )] ID2=I[1+γx2 −(α/2)x√(1−βx2 )] ID3=I[n−γx2 +(α/2)x√(1−βx2 )] ID4=I[n−γx2 −(α/2)x√(1−βx2 )]
【0021】
【数8】 α=4n/(n+1) β=n/(n+1)2 γ=n(n−1)/(n+1)2
【0022】
【数9】ID1+ID4=ID2+ID3=(n+1)I
【0023】従って、ID1+ID2は数式10、ID5は数
式11となる。
【0024】
【数10】 ID1+ID2=2I[1+γx2 ] =2I+{2n(n−1)/(n+1)2 }Ix2
【0025】
【数11】ID5=aI−(ID1+ID2
【0026】そして、整合差動対(M6、M7)のカレ
ントソースをI0 とおくと、出力電流iは数式12とな
るが、I0 は数式13となるので、数式13を数式12
に代入すると、出力電流iは数式14となり、k′とk
の関係を数式15のように選定すれば、出力電流iは数
式16と求まり、トランスコンダクタンスが直線となる
ことが分かる。
【0027】
【数12】 i=ID6−ID7=k′v√{(2I0 /k′)−v2 } (但し、│v│≦√(I0 /k′))
【0028】
【数13】I0 =aI−ID5=ID1+ID2=2I+{2
kn(n−1)/(n+1)2 }v2
【0029】
【数14】
【0030】
【数15】k′={2n(n−1)/(n+1)2 }k
【0031】
【数16】
【0032】上記文献に示された方法(図14)は、非
常に優れたトランスコンダクタンスの直線性の改善方法
となっているのである。
【0033】次にバイポーラ集積回路上に形成されるト
ランスコンダクタンスの直線性を改善した差動増幅回路
としては、従来、例えば図15に示すものが知られてい
る。この差動増幅回路は、文献「M.Koyama,H.Tanimoto
and S.Mizoguchi “10.7MHzContinuous-Time Bandpass
Filter Bipolar IC, ”Proc.CICC,May,1987,pp.25.2.1-
25.2.4 」に記載のものである。
【0034】図15において、この差動増幅回路は、定
電流源I0 でそれぞれ駆動される2つの差動対{(Q
1、Q2)(Q3、Q4)}を備え、Q1とQ3のコレ
クタ同士及びQ2とQ4のコレクタ同士がそれぞれ共通
接続されて差動出力端を構成している。そして、Q1と
Q4のベース同士が差動入力端を構成し入力電圧Vin
印加されるが、Q1とQ3のベース間に、またQ4とQ
2のベース間に、それぞれQ1(Q4)側を負極とする
直流電圧VK が印加されている。
【0035】以上の構成において、バイポーラトランジ
スタを構成する接合ダイオードの電流は、IE をエミッ
タ電流、IS を飽和電流、kをボルツマン定数、Tを絶
対温度、qを単位電子電荷、VBEをベース・エミッタ間
電圧とすると、数式17で示される。
【0036】
【数17】 IE =IS [ exp{qVBE/(kT)}−1]
【0037】今、熱電圧VT をVT =kT/qとおく
と、VBE》VT であるので、数式17は、exp(VBE
/VT )》1として、次の数式18で近似できる。
【0038】
【数18】
【0039】従って、差動対(Q1、Q2)の各トラン
ジスタのコレクタ電流ICiは次のようにして求まる。即
ち、各トランジスタのベース・エミッタ間電圧VBEi
数式19で示されるが、両電圧の差(VBE1 −VBE2
をV1 と置く。またαF を電流増幅率とすると、各トラ
ンジスタのコレクタ電流の和はIC1+IC2=αFE
ある。従って、差動対(Q1、Q2)の各トランジスタ
のコレクタ電流ICiは数式20となり、各トランジスタ
のコレクタ電流の差電流ΔI1 は数式21と求まる。
【0040】
【数19】 VBE1 =VT ln (IC1/Is) VBE2 =VT ln (IC2/Is)
【0041】
【数20】 IC1=αF0 /{1+ exp(−V1 /VT)} IC2=αF0 /{1+ exp(V1 /VT)}
【0042】
【数21】 ΔI1 =IC1−IC2 =αF0 tanh(V1 /2VT)
【0043】そして、トランスコンダクタンスGm1は、
差電流ΔI1 を入力電圧V1 で微分して数式22とな
る。
【0044】
【数22】 Gm1=d(ΔI1)/dV1 =(αF0 /2VT )[1/{cosh2 (V1 /2VT)}]
【0045】数式22において、V1 =Vin−VK とお
くことができる。VK は前記直流電圧であり、オフセッ
トバイアス電圧である。
【0046】差動対(Q3、Q4)についても同様に求
めることができ、両コレクタ電流の差電流ΔI2 は数式
23となり、数式23においてV2 =Vin−VK とおけ
るので、両差電流の和は数式24、両差動対のトランス
コンダクタンスの和Gm は数式25となる。
【0047】
【数23】 ΔI2 =IC3−IC4 =αF0 tanh(V2 /2VT)
【0048】
【数24】 ΔI=ΔI1 +ΔI2 =αF0 [tanh{(Vin−VK)/2VT }+tanh
{(Vin+VK)/2VT }]
【0049】
【数25】 Gm =Gm1+Gm2 =d(ΔI1)/dVin+d(ΔI2)/dVin =(αF0 /2VT )[1/ cosh2{(Vin−VK)/2VT } +1/ cosh2{(Vin+VK)/2VT }]
【0050】数式22のGm1は、VK =1.3137V
T とおいた場合に最大平坦(maximally flat)特性を示
す。また図16にトランスコンダクタンス特性を示す
が、入力電圧範囲が±VT までは−1%以内のトランス
コンダクタンスとなっていることが示されている。
【0051】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の差動増
幅回路では、次のような問題がある。まず図12に示す
差動増幅回路では、トランスコンダクタンスが3%程度
変動するので、それ以上の直線性を要求される用途には
使用できず、適用範囲が狭いという問題と、差動出力電
流が2つの差動対の各差電流の差として表されるので、
駆動電流に対する電流効率が悪くなるという問題とがあ
る。
【0052】図14に示す差動増幅回路では、2乗回路
を構成する差動対をトランスコンダクタンスパラメータ
がkのトランジスタの1個とn個並設したものとで構成
しているので、トランジスタの占有面積が大きくなると
いう問題と素子数が増え消費電流が増加するという問題
とがある。
【0053】また図15に示す差動増幅回路では、入力
電圧範囲が狭いという問題がある。
【0054】本発明の目的は、回路規模を増大させない
簡単な構成でトランスコンダクタンスの一層の改善と電
流効率の向上が図れる差動増幅回路を提供することにあ
る。
【0055】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の差動増幅回路は次の如き構成を有する。即
ち、第1発明の差動増幅回路は、値の等しい定電流源で
それぞれ駆動される2個の差動対を備え、各差動対がそ
れぞれゲート幅Wとゲート長Lの比(W/L)の比が
1:K(K≠1)の2個のトランジスタで構成され;
2個の差動対の相互間では比(W/L)が等しくないト
ランジスタのゲート同士をそれぞれ共通接続して差動入
力端を構成し、かつ、比(W/L)が等しくないトラン
ジスタのドレイン同士をそれぞれ共通接続して差動出力
端を構成した差動増幅回路において; 各差動対におけ
る2つのトランジスタの比(W/L)の比は、1:9.
5である; ことを特徴とするものである。
【0056】第2発明の差動増幅回路は、値の等しい定
電流源でそれぞれ駆動される第1及び第2の差動対と、
前記定電流源とは値が異なる定電流源で駆動される第3
の差動対と; を備え、第1の差動対の一方のトランジ
スタと第3の差動対の一方のトランジスタとのベース同
士及び第2の差動対の一方のトランジスタと第3の差動
対の他方のトランジスタとのベース同士がそれぞれ共通
接続されて差動入力端を構成し; 第1の差動対の一方
のトランジスタと第2の差動対の他方のトランジスタと
のベース間に、また第2の差動対の一方のトランジスタ
と第1の差動対の他方のトランジスタとのベース間に、
それぞれ一方のトランジスタのベースに対する極性を同
一にする直流電圧が印加され; 第1の差動対の一方の
トランジスタと第2の差動対の他方のトランジスタと第
3の差動対の一方のトランジスタとのコレクタ同士及び
第1の差動対の他方のトランジスタと第2の差動対の一
方のトランジスタと第3の差動対の他方のトランジスタ
とのコレクタ同士がそれぞれ共通接続されて差動出力端
を構成している; ことを特徴とするものである。
【0057】第3発明の差動増幅回路は、第2発明の差
動増幅回路において; 前記直流電圧は2.634VT
(VT は熱電圧であり、VT =kT/q)であり; 第
1及び第2の差動対をそれぞれ駆動する定電流源の電流
値は第3の差動対を駆動する定電流源の電流値の4/3
倍である; ことを特徴とするものである。
【0058】第4発明の差動増幅回路は、第2発明の差
動増幅回路において; 前記直流電圧は2.06344
T であり; 第1及び第2の差動対をそれぞれ駆動す
る定電流源の電流値は第3の差動対を駆動する定電流源
の電流値の1.5625倍である; ことを特徴とする
ものである。
【0059】第5発明の差動増幅回路は、値の等しい定
電流源でそれぞれ駆動される第1及び第2の差動対と、
前記定電流源とは値が異なる定電流源でそれぞれ駆動さ
れる第3及び第4の差動対と; を備え、第1の差動対
の一方のトランジスタと第3の差動対の一方のトランジ
スタとのベース同士及び第2の差動対の一方のトランジ
スタと第4の差動対の一方のトランジスタとのベース同
士がそれぞれ共通接続されて差動入力端を構成し; 第
1の差動対の一方のトランジスタと第2の差動対の他方
のトランジスタとのベース間に、また第2の差動対の一
方のトランジスタと第1の差動対の他方のトランジスタ
とのベース間に、それぞれ一方のトランジスタのベース
に対する極性を同一にする第1の直流電圧が印加され;
第3の差動対の一方のトランジスタと第4の差動対の
他方のトランジスタとのベース間に、また第4の差動対
の一方のトランジスタと第3の差動対の他方のトランジ
スタとのベース間に、それぞれ一方のトランジスタのベ
ースに対する極性を同一にする第2の直流電圧が印加さ
れ; 第1の差動対の一方のトランジスタと第2の差動
対の他方のトランジスタと第3の差動対の一方のトラン
ジスタと第4の差動対の他方のトランジスタとのコレク
タ同士及び第1の差動対の他方のトランジスタと第2の
差動対の一方のトランジスタと第3の差動対の他方のト
ランジスタと第4の差動対の一方のトランジスタとのコ
レクタ同士がそれぞれ共通接続されて差動出力端を構成
している; ことを特徴とするものである。
【0060】第6発明の差動増幅回路は、第5発明の差
動増幅回路において; 前記第1の直流電圧は1.2V
T 、前記第2の直流電圧は3.834VT であり; 第
3及び第4の差動対をそれぞれ駆動する定電流源の電流
値は第1及び第2の差動対をそれぞれ駆動する定電流源
の電流値の1.3倍である; ことを特徴とするもので
ある。
【0061】第7発明の差動増幅回路は、第5発明の差
動増幅回路において; 前記第1の直流電圧は0.70
814VT 、前記第2の直流電圧は2.59546VT
であり; 第3及び第4の差動対をそれぞれ駆動する定
電流源の電流値は第1及び第2の差動対をそれぞれ駆動
する定電流源の電流値の1.82532倍である;こと
を特徴とするものである。
【0062】
【発明の実施の形態】次に、前記の如く構成される本発
明の差動増幅回路の実施の形態を説明する。第1発明で
は、2個の不平衡差動対の比(W/L)が異なるトラン
ジスタのドレイン同士をそれぞれ共通接続して差動出力
端を構成し、また比(W/L)が異なるトランジスタの
ゲート同士を共通接続して差動入力端を構成するように
した差動増幅回路において、各差動対における2つのト
ランジスタの比(W/L)の比を1:9.5に設定して
あるので、トランジスタの面積を数倍程度の増加に抑え
ることができる。従って、広い入力電圧範囲に亙って比
較的直線性の良いトランスコンダクタンスを持つ差動増
幅回路を小さな回路規模で実現できる。
【0063】また、第2発明と第5発明では、3個また
は4個の差動対のそれぞれに入力信号が直接または直流
電圧(オフセット電圧)に重畳されて印加されるように
したので、トランスコンダクタンスの直線性を改善で
き、従って入力電圧範囲を従来よりも広くすることがで
きる。しかも、各差動対は最小構成単位のトランジスタ
で構成できるので、高周波特性も改善できる。
【0064】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の参考例を示す差動増幅回路を示
す。この差動増幅回路は、定電流源I0 で駆動される第
1の差動対(M1、M2)と、定電流源I0 で駆動され
る第2の差動対(M3、M4)と、定電流源aI0 で駆
動される第3の差動対(M5、M6)とを備える。な
お、各差動対の構成MOSトランジスタは比(W/L)
の等しいものからなり、トランスコンダクタンスパラメ
ータは、第1及び第2の差動対がβとすると、第3の差
動対ではb倍となっている。
【0065】第1の差動対(M1、M2)の一方のMO
SトランジスタM1と第3の差動対(M5、M6)の一
方のMOSトランジスタM5のゲート同士及び第2の差
動対(M3、M4)の一方のトランジスタM4と第3の
差動対(M5、M6)の他方のMOSトランジスタM6
のゲート同士がそれぞれ共通接続されて差動入力端を構
成し、入力電圧Vinが印加される。
【0066】また、第1の差動対の一方のMOSトラン
ジスタM1と第2の差動対の他方のMOSトランジスタ
M3と第3の差動対の他方のMOSトランジスタM6の
ドレイン同士及び第1の差動対の他方のMOSトランジ
スタM2と第2の差動対の一方のMOSトランジスタM
4と第3の差動対の一方のMOSトランジスタM5のド
レイン同士がそれぞれ共通接続されて差動出力端を構成
する。
【0067】そして、第1の差動対の一方のMOSトラ
ンジスタM1と第2の差動対の他方のMOSトランジス
タM3とのゲート間に、また第2の差動対の一方のM0
SトランジスタM4と第1の差動対の他方のMOSトラ
ンジスタM2とのゲート間に、それぞれ、他方のMOS
トランジスタ(M2、M3)のゲートを高電位とする直
流電圧VK が印加されている。要するに、第1及び第2
の差動対では出力端が共通接続されるMOSトランジタ
のゲート間に値の等しい直流電圧VK をバイアスオフセ
ットとして与えてあるのである。
【0068】以上の構成において、第1の差動対の差動
出力電流ΔI1 は数式26、第2の差動対の差動出力電
流ΔI2 は数式27、第3の差動対の差動出力電流ΔI
3 は数式28となるので、図1に示す差動増幅回路の差
動出力電流ΔIは数式29、これを入力電圧Vinで微分
したトランスコンダクタンスは数式30と求められる。
【0069】
【数26】
【0070】
【数27】
【0071】
【数28】
【0072】
【数29】ΔI=ΔI1 +ΔI2 −ΔI3
【0073】
【数30】d(ΔI)/dVin=d(ΔI1)/dVin
d(ΔI2)/dVin−d(ΔI3)/dVin
【0074】図2は、VK =√(I0 /β)/2、ab
=0.364333と置いて算出したトランスコンダク
タンス特性を示す。図2から、トランスコンダクタンス
は、入力電圧範囲が、0.7√(I0 /β)≦│Vin
において従来と同様に3%以内の値に入ることが分か
る。
【0075】一方、駆動電流の総和は(2+a)I0
あり、従来例(図12)で示した(1+a)I0 よりも
大きくなるが、差動出力電流は(2−a)I0 となる。
従来例では(1−a)I0 である。つまり、電流効率
は、(2−a)/(2+a)となり、従来例回路の電流
効率(1−a)/(1+a)よりも大きくなるのであ
る。例えば、a=0.364,b=1として電流効率を
計算してみると、本発明では0.692となるのに対
し、従来例回路(図12)では0.3423となり、ほ
ぼ2倍程度向上している。
【0076】次に、図3は、本発明の第1実施例に係る
差動増幅回路を示す。この差動増幅回路は、定電流源I
0 でそれぞれ駆動される2つの差動対(M1、M2)
(M3、M4)を備え、各差動対を構成する2つのMO
Sトランジスタは、ゲート幅Wとゲート長Lの比(W/
L)の比が、M1:M2=M4:M3=1:K(K≠
1)のものからなる。なお、トランスコンダクタンスパ
ラメータは共にβである。
【0077】2つの差動対の相互間では、比(W/L)
が等しくないMOSトランジスタ{(M1とM3)(M
2とM4)}のゲート同士をそれぞれ共通接続して差動
入力端を構成し、入力電圧Vinが印加される。また比
(W/L)の等しくないMOSトランジスタ{(M1と
M3)(M2とM4)}のドレイン同士をそれぞれ共通
接続して差動出力端を構成している。
【0078】かかる構成の差動増幅回路において、各差
動対における2つのMOSトランジスタの比(W/L)
の比は、1:9.5に設定される。以下、その根拠を説
明する。
【0079】各差動対を構成する2つのMOSトランジ
スタの比(W/L)の比は上述したように、M1:M2
=M4:M3=1:K(K≠1)であるとし、各MOS
トランジスタが飽和領域で動作しているとすると、各M
OSトランジスタのドレイン電流Idiは数式31で示さ
れる。
【0080】
【数31】 Id1=β(VGS1 −VT)2d2=Kβ(VGS2 −VT)2d3=Kβ(VGS3 −VT)2d4=β(VGS4 −VT)2
【0081】またId1+Id2=Id3+Id4=I0 、V
GS1 −VGS2 =VGS4 −VGS3 =Vinであるので、Id1
−Id2は数式32、Id3−Id4は数式33となる。
【0082】
【数32】
【0083】
【数33】
【0084】従って、差動出力電流ΔI1 は数式34と
求まり、これを入力電圧Vinで微分したトランスコンダ
クタンスは数式35となる。
【0085】
【数34】
【0086】
【数35】
【0087】数式35において、K=9.5と設定すれ
ば、トランスコンダクタンスは等リップル特性となり、
直線性が最も改善される。これが、K=9.5と設定す
る根拠である。従来例(図14)の文献では、K=10
以上必要であると記載されているが、この見解は正しく
なくK=10以上ではむしろ直線性は悪くなることが判
明し、K=9.5が最適値であることが研究の結果判明
したのである。図4に出力特性を、図5にトランスコン
ダクタンス特性をそれぞれ示してある。
【0088】入力電圧Vinが、│Vin│≦0.85Vu
の範囲では、トランスコンダクタンスが−15%以内に
納まり、比較的直線性の良い範囲が十分広く取れる。比
(W/L)の等しい2個のトランジスタで構成される通
常の整合差動対においては、│Vin│≦Vu の入力範囲
においてトランスコンダクタンスが−30%まで低下し
ているので、入力範囲を15%狭めることで直線性を2
倍改善できる。なお、Vu は、Vu =√(I0 /β)で
ある。
【0089】次いで小さいゲートサイズで、つまり、ト
ランジスタサイズを大きくせずにK=9.5を実現する
方法を説明する。従来例(図14)で説明したように、
不平衡差動対を構成する2つのMOSトランジスタのゲ
ート長を同じくして一方のトランジスタのゲート幅をK
倍すると、各ゲート面積の和は数式36となる。
【0090】
【数36】SG =SG1+SG2=L11(1+K)
【0091】本発明では、比(W/L)の比が1:Kで
ある点に着目し、この比(W/L)を数式37とおい
て、各ゲート面積の和を数式38とし、最小値を求め
る。
【0092】
【数37】 W1 /L1 =1/√K W2 /L2 =√K
【0093】
【数38】SG =SG1+SG2=L11 +L22
【0094】例えば、L1 ,W1 の最小寸法を3μmに
できるとすると、従来方式の数式36ではSG =94.
5μm2 となるのに対し、本発明方式の数式38では、
1=L2 =3μmとおいてSG =55.5μm2 とな
り、ゲート面積は58.7%減少させ得ることが分か
る。これは、単にゲート長Lを等しくしてゲート幅Wを
K倍する従来の方法ではK=5.2に相当し、従来の方
法でK=9.5を得るのに比してトランジスタサイズを
小さくできるのである。
【0095】一般にトランジスタのゲート長Lの製造偏
差は大きいので、K=9.5程度まで不平衡度を大きく
すると、Kの値は多少ばらつくが、対でパターンを設定
するので、デバイスの整合性が確保されれば特性上の変
化は少ないことが知られている。即ち、図5に示すよう
に、K=9.5(実線)に設定したとしても、K=9
(破線)やK=10(一点鎖線)のようにばらつくが、
その変化は少ないのである。
【0096】次に、図6は、本発明の第2実施例に係る
差動増幅回路を示す。この差動増幅回路は、図15に示
す従来の回路に、定電流源aI0 で駆動される第3の差
動対(Q5、Q6)を追加したものである。
【0097】即ち、この差動増幅回路は、定電流源I0
でそれぞれ駆動される第1の差動対(Q1、Q2)及び
第2の差動対(Q3、Q4)と、前記定電流源I0 とは
値が異なる定電流源aI0 で駆動される第3の差動対
(Q5、Q6)とを備える。
【0098】第1の差動対の一方のトランジスタQ1と
第3の差動対の一方のトランジスタQ5とのベース同士
及び第2の差動対の一方のトランジスタQ4と第3の差
動対の他方のトランジスタQ6とのベース同士がそれぞ
れ共通接続されて差動入力端を構成しそこに入力電圧V
inが印加されるが、第1の差動対の一方のトランジスタ
Q1と第2の差動対の他方のトランジスタQ3とのベー
ス間に、また第2の差動対の一方のトランジスタQ4と
第1の差動対の他方のトランジスタQ2とのベース間
に、それぞれ一方のトランジスタQ1(Q4)のベース
に対する極性を同一にする直流電圧VK が印加されてい
る。
【0099】また、第1の差動対の一方のトランジスタ
Q1と第2の差動対の他方のトランジスタQ3と第3の
差動対の一方のトランジスタQ5とのコレクタ同士及び
第1の差動対の他方のトランジスタQ2と第2の差動対
の一方のトランジスタQ4と第3の差動対の他方のトラ
ンジスタQ6とのコレクタ同士がそれぞれ共通接続され
て差動出力端を構成している。
【0100】以上の構成において、第1の差動対(Q
1、Q2)と第2の差動対(Q3、Q4)の動作につい
ては前述したが(数式17〜同25)、第3の差動対
(Q5、Q6)については、両コレクタ電流の差電流Δ
3 は数式39、トランスコンダクタンスGm3は数式4
0となる。
【0101】
【数39】 ΔI3 =IC5−IC6 =αF aI0 tanh(Vin/2VT)
【0102】
【数40】 Gm3=d(ΔI3)/dVin =(αF aI0 /2VT)・[1/{ cosh2(Vin/2VT)}]
【0103】従って、図6に示す差動増幅回路の差動出
力電流ΔIは数式41、トランスコンダクタンスGm
数式42と求まる。
【0104】
【数41】 ΔI=ΔI1 +ΔI2 +ΔI3 =αF0 [tanh{(Vin−VK)/2VT } +tanh{(Vin+VK)/2VT }+atanh(Vin/2VT)]
【0105】
【数42】
【0106】ここで、数式42において、VK =2.6
34VT 、1/a=4/3とした場合のトランスコンダ
クタンス特性は図7に示すようになる。即ち、±1%以
内の等リップル特性を持つトランスコンダクタンス特性
が得られ、入力電圧範囲が±2.4VT まで−1%以内
であるトランスコンダクタンスとなっていることが示さ
れている。
【0107】また、数式42において、VK =2.06
344VT 、1/a=1.5625とした場合のトラン
スコンダクタンス特性は図8に示すようになる。即ち、
最大平坦特性を持つトランスコンダクタンス特性が得ら
れ、入力電圧範囲が±1.3VT まで−1%以内である
トランスコンダクタンスとなっていることが示されてい
る。
【0108】次いで図9は、本発明の第3実施例に係る
差動増幅回路を示す。この差動増幅回路は、図15に示
す回路の2個を横一列に配置したものに相当する。即
ち、この差動増幅回路は、定電流源I0 でそれぞれ駆動
される第1の差動対(Q1、Q2)及び第2の差動対
(Q3、Q4)と、前記定電流源とは値が異なる定電流
源aI0 でそれぞれ駆動される第3の差動対(Q5、Q
6)及び第4の差動対(Q7、Q8)とを備える。
【0109】第1の差動対の一方のトランジスタQ1と
第3の差動対の一方のトランジスタとQ5のベース同士
及び第2の差動対の一方のトランジスタQ4と第4の差
動対の一方のトランジスタQ8とのベース同士がそれぞ
れ共通接続されて差動入力端を構成し、入力電圧Vin
印加される。
【0110】そして、第1の差動対の一方のトランジス
タQ1と第2の差動対の他方のトランジスタQ3とのベ
ース間に、また第2の差動対の一方のトランジスタQ4
と第1の差動対の他方のトランジスタQ2とのベース間
に、それぞれ一方のトランジスタQ1(Q4)のベース
に対する極性を同一にする第1の直流電圧VK1が印加さ
れる。第3の差動対の一方のトランジスタQ5と第4の
差動対の他方のトランジスタQ7とのベース間に、また
第4の差動対の一方のトランジスタQ8と第3の差動対
の他方のトランジスタQ6とのベース間に、それぞれ一
方のトランジスタQ5(Q8)のベースに対する極性を
同一にする第2の直流電圧VK2が印加される。
【0111】また、第1の差動対の一方のトランジスタ
Q1と第2の差動対の他方のトランジスタQ3と第3の
差動対の一方のトランジスタQ5と第4の差動対の他方
のトランジスタQ7とのコレクタ同士及び第1の差動対
の他方のトランジスタQ2と第2の差動対の一方のトラ
ンジスタQ4と第3の差動対の他方のトランジスタQ6
と第4の差動対の一方のトランジスタQ8とのコレクタ
同士がそれぞれ共通接続されて差動出力端を構成してい
る。
【0112】以上の構成において、各差動対の差電流Δ
i は数式43となるので、図9に示す差動増幅回路の
差動出力電流ΔIは数式44となり、トランスコンダク
タンスGm は数式45となる。
【0113】
【数43】 ΔI1 =IC1−IC2 =αF0 tanh{(Vin−VK1)/2VT } ΔI2 =IC3−IC4 =αF0 tanh{(Vin+VK1)/2VT } ΔI3 =IC5−IC6 =aαF0 tanh{(Vin−VK2)/2VT } ΔI4 =IC7−IC8 =aαF0 tanh{(Vin+VK2)/2VT
【0114】
【数44】
【0115】
【数45】
【0116】ここで、数式44において、VK1=1.2
T ,VK2=3.834VT ,a=1.3とした場合の
トランスコンダクタンス特性は図10に示すようにな
る。即ち、入力電圧範囲が±3.5VT まで−1%以内
であるトランスコンダクタンスとなっていることが示さ
れている。
【0117】また、数式44において、VK1=0.70
814VT 、VK2=2.59546VT 、a=1.82
532とした場合のトランスコンダクタンス特性を図1
1に示す。即ち、最大平坦(maximally flat)特性を持つ
トランスコンダクタンス特性が得られ、入力電圧範囲が
±1.9VT まで−1%以内であるトランスコンダクタ
ンスとなっていることが示されている。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の差動増幅
回路によれば、第1発明では、2個の不平衡差動対の比
(W/L)が異なるトランジスタのドレイン同士をそれ
ぞれ共通接続して差動出力端を構成し、また比(W/
L)が異なるトランジスタのゲート同士を共通接続して
差動入力端を構成するようにした差動増幅回路におい
て、各差動対における2つのトランジスタの比(W/
L)の比を1:9.5に設定してあるので、トランジス
タの面積を数倍程度の増加に抑えることができる。従っ
て、広い入力電圧範囲に亙って比較的直線性の良いトラ
ンスコンダクタンスを持つ差動増幅回路を小さな回路規
模で実現できる効果がある。
【0119】また、第2発明と第5発明では、3個また
は4個の差動対のそれぞれに入力信号が直接または直流
電圧(オフセット電圧)に重畳されて印加されるように
したので、トランスコンダクタンスの直線性を改善で
き、従って入力電圧範囲を従来よりも広くすることがで
きる効果がある。しかも、各差動対は最小構成単位のト
ランジスタで構成できるので、高周波特性も改善できる
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例を示す差動増幅回路の回路図で
ある。
【図2】図1に示した参考例の差動増幅回路のトランス
コンダクタンス特性図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る差動増幅回路の回路
図である。
【図4】第1実施例の差動増幅回路の出力特性図であ
る。
【図5】第1実施例の差動増幅回路のトランスコンダク
タンス特性図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る差動増幅回路の回路
図である。
【図7】第2実施例の差動増幅回路においてVK =2.
634VT 、1/a=4/3とした場合のトランスコン
ダクタンス特性図である。
【図8】第2実施例の差動増幅回路においてVK =2.
06344VT 、1/a=1.5625とした場合のト
ランスコンダクタンス特性図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る差動増幅回路の回路
図である。
【図10】第3実施例の差動増幅回路においてVK1
1.2VT 、VK2=3.834VT、a=1.3とした
場合のトランスコンダクタンス特性図である。
【図11】第3実施例の差動増幅回路においてVK1
0.70814VT 、VK2=2.59546VT 、1/
a=1.82532とした場合のトランスコンダクタン
ス特性図である。
【図12】従来の差動増幅回路の回路図である。
【図13】従来の差動増幅回路(図12)のトランスコ
ンダクタンス特性図である。
【図14】従来の差動増幅回路の回路図である。
【図15】従来の差動増幅回路の回路図である。
【図16】従来の差動増幅回路(図15)のトランスコ
ンダクタンス特性図である。
【符号の説明】
M1〜M8 MOSトランジスタ Q1〜Q8 バイポーラトランジスタ Vin 入力電圧 VK ,VK1,VK2 直流電圧

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 値の等しい定電流源でそれぞれ駆動され
    る2個の差動対を備え、各差動対がそれぞれゲート幅W
    とゲート長Lの比(W/L)の比が1:K(K≠1)の
    2個のトランジスタで構成され; 2個の差動対の相互
    間では比(W/L)が等しくないトランジスタのゲート
    同士をそれぞれ共通接続して差動入力端を構成し、か
    つ、比(W/L)が等しくないトランジスタのドレイン
    同士をそれぞれ共通接続して差動出力端を構成した差動
    増幅回路において; 各差動対における2つのトランジ
    スタの比(W/L)の比は、1:9.5である; こと
    を特徴とする差動増幅回路。
  2. 【請求項2】 値の等しい定電流源でそれぞれ駆動され
    る第1及び第2の差動対と、前記定電流源とは値が異な
    る定電流源で駆動される第3の差動対と;を備え、第1
    の差動対の一方のトランジスタと第3の差動対の一方の
    トランジスタとのベース同士及び第2の差動対の一方の
    トランジスタと第3の差動対の他方のトランジスタとの
    ベース同士がそれぞれ共通接続されて差動入力端を構成
    し;第1の差動対の一方のトランジスタと第2の差動対
    の他方のトランジスタとのベース間に、また第2の差動
    対の一方のトランジスタと第1の差動対の他方のトラン
    ジスタとのベース間に、それぞれ一方のトランジスタの
    ベースに対する極性を同一にする直流電圧が印加され;
    第1の差動対の一方のトランジスタと第2の差動対の
    他方のトランジスタと第3の差動対の一方のトランジス
    タとのコレクタ同士及び第1の差動対の他方のトランジ
    スタと第2の差動対の一方のトランジスタと第3の差動
    対の他方のトランジスタとのコレクタ同士がそれぞれ共
    通接続されて差動出力端を構成している; ことを特徴
    とする差動増幅回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の差動増幅回路におい
    て; 前記直流電圧は2.634VT (VT は熱電圧で
    あり、VT =kT/q)であり; 第1及び第2の差動
    対をそれぞれ駆動する定電流源の電流値は第3の差動対
    を駆動する定電流源の電流値の4/3倍である; こと
    を特徴とする差動増幅回路。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の差動増幅回路におい
    て; 前記直流電圧は2.06344VT であり; 第
    1及び第2の差動対をそれぞれ駆動する定電流源の電流
    値は第3の差動対を駆動する定電流源の電流値の1.5
    625倍である; ことを特徴とする差動増幅回路。
  5. 【請求項5】 値の等しい定電流源でそれぞれ駆動され
    る第1及び第2の差動対と、前記定電流源とは値が異な
    る定電流源でそれぞれ駆動される第3及び第4の差動対
    と; を備え、第1の差動対の一方のトランジスタと第
    3の差動対の一方のトランジスタとのベース同士及び第
    2の差動対の一方のトランジスタと第4の差動対の一方
    のトランジスタとのベース同士がそれぞれ共通接続され
    て差動入力端を構成し; 第1の差動対の一方のトラン
    ジスタと第2の差動対の他方のトランジスタとのベース
    間に、また第2の差動対の一方のトランジスタと第1の
    差動対の他方のトランジスタとのベース間に、それぞれ
    一方のトランジスタのベースに対する極性を同一にする
    第1の直流電圧が印加され; 第3の差動対の一方のト
    ランジスタと第4の差動対の他方のトランジスタとのベ
    ース間に、また第4の差動対の一方のトランジスタと第
    3の差動対の他方のトランジスタとのベース間に、それ
    ぞれ一方のトランジスタのベースに対する極性を同一に
    する第2の直流電圧が印加され; 第1の差動対の一方
    のトランジスタと第2の差動対の他方のトランジスタと
    第3の差動対の一方のトランジスタと第4の差動対の他
    方のトランジスタとのコレクタ同士及び第1の差動対の
    他方のトランジスタと第2の差動対の一方のトランジス
    タと第3の差動対の他方のトランジスタと第4の差動対
    の一方のトランジスタとのコレクタ同士がそれぞれ共通
    接続されて差動出力端を構成している; ことを特徴と
    する差動増幅回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の差動増幅回路におい
    て; 前記第1の直流電圧は1.2VT 、前記第2の直
    流電圧は3.834VT であり; 第3及び第4の差動
    対をそれぞれ駆動する定電流源の電流値は第1及び第2
    の差動対をそれぞれ駆動する定電流源の電流値の1.3
    倍である; ことを特徴とする差動増幅回路。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の差動増幅回路におい
    て; 前記第1の直流電圧は0.70814VT 、前記
    第2の直流電圧は2.59546VT であり;第3及び
    第4の差動対をそれぞれ駆動する定電流源の電流値は第
    1及び第2の差動対をそれぞれ駆動する定電流源の電流
    値の1.82532倍である; ことを特徴とする差動
    増幅回路。
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