JPH11215930A - 養殖貝類の耳吊り装置 - Google Patents

養殖貝類の耳吊り装置

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JPH11215930A
JPH11215930A JP10032323A JP3232398A JPH11215930A JP H11215930 A JPH11215930 A JP H11215930A JP 10032323 A JP10032323 A JP 10032323A JP 3232398 A JP3232398 A JP 3232398A JP H11215930 A JPH11215930 A JP H11215930A
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JP
Japan
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rope
shell
juvenile
shellfish
conveyor
Prior art date
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Withdrawn
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JP10032323A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yamamoto
利秋 山本
Hiroshi Hasegawa
広 長谷川
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Eagle Industry Co Ltd
Original Assignee
Eagle Industry Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロープ4および養殖貝類の稚貝の耳部を重ね
て配置し、前記ロープ4および耳部に貫通孔を形成する
とともに前記貫通孔に係止具を刺し通す養殖貝類の耳吊
り装置について、稚貝を一つずつ装置の貝座の上に正確
に載せる必要がなく、もって処理能力を向上させること
が可能な耳吊り装置を提供する。 【解決手段】耳吊りする稚貝を載せる貝ストッカ3と、
前記稚貝を前記貝ストッカ3からコンベヤ8で貝供給部
9に搬送する搬送部10と、前記搬送部10で搬送した
稚貝をチャック11で掴んで穿孔部7の正面に供給する
貝供給部9と、ロープ4を穿孔部7の正面に供給するロ
ープ供給部12と、前記チャック11で掴まれた状態の
稚貝およびこの稚貝に重ねられたロープ4にドリル5で
貫通孔を形成する穿孔部7と、前記貫通孔に係止具を刺
し通す係止具供給部14とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロープおよび養殖
貝類の稚貝の耳部を重ねて配置し、前記ロープおよび耳
部に貫通孔を形成するとともに前記貫通孔に係止具を刺
し通す養殖貝類の耳吊り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公知のこの種の耳吊り装置は半自動化さ
れているとは言え、作業者が稚貝を一つずつ装置の貝座
の上に正確に載せなければならない。したがって一人の
作業者が一日に一万ないし二万という数の稚貝を耳吊り
する際の処理能力の向上が求められている。
【0003】また稚貝を略垂直状態にセットする類の装
置においては、作業者が、装置のテーブルの上に略水平
に置かれた稚貝を一つずつ垂直に立てて装置にセットし
なければならない。したがって一人の作業者が一日に一
万ないし二万回も手首を大きく捻ることになり、よって
これを原因として腱鞘炎等の職業病が発生する虞があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、稚貝を一つずつ装置の貝座の上に正確に載せる必要
がなく、もってこの場合よりも処理能力を向上させるこ
とが可能な養殖貝類の耳吊り装置を提供することを目的
とする。またこれに加えて、装置のテーブルの上に略水
平に置かれた稚貝を一つずつ垂直に立てて装置にセット
する必要がなく、よって手首を大きく捻ることがなく、
もって腱鞘炎等に罹りにくい養殖貝類の耳吊り装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1による養殖貝類の耳吊り装置は、
ロープおよび養殖貝類の稚貝の耳部を重ねて配置し、前
記ロープおよび耳部に貫通孔を形成するとともに前記貫
通孔に係止具を刺し通す養殖貝類の耳吊り装置であっ
て、耳吊りする稚貝を載せる貝ストッカと、前記稚貝を
前記貝ストッカからコンベヤで貝供給部に搬送する搬送
部と、前記搬送部で搬送した稚貝をチャックで掴んで穿
孔部の正面に供給する貝供給部と、ロープを穿孔部の正
面に供給するロープ供給部と、前記チャックで掴まれた
状態の稚貝およびこの稚貝に重ねられたロープにドリル
で貫通孔を形成する穿孔部と、前記貫通孔に係止具を刺
し通す係止具供給部とを備えることにした。
【0006】また本発明の請求項2による養殖貝類の耳
吊り装置は、ロープおよび養殖貝類の稚貝の耳部を重ね
て配置し、前記ロープおよび耳部に貫通孔を形成すると
ともに前記貫通孔に係止具を刺し通す養殖貝類の耳吊り
装置であって、耳吊りする稚貝を載せる貝ストッカと、
前記稚貝を前記貝ストッカからコンベヤで耳吊り作業部
に搬送する搬送部とを備え、稚貝を一つずつ収容するポ
ケット部が前記コンベヤの回転に伴ってその開口角度を
変化させるように前記コンベヤに所要数取り付けられて
おり、前記ポケット部の開口角度が比較的小さいときに
このポケット部に作業者が前記貝ストックから稚貝を移
し替えることにした。
【0007】また本発明の請求項3による養殖貝類の耳
吊り装置は、ロープおよび養殖貝類の稚貝の耳部を重ね
て配置し、前記ロープおよび耳部に貫通孔を形成すると
ともに前記貫通孔に係止具を刺し通す養殖貝類の耳吊り
装置であって、耳吊りする稚貝を貝ストッカからコンベ
ヤで耳吊り作業部に搬送する搬送部を備え、稚貝を一つ
ずつ収容するポケット部が前記コンベヤの回転に伴って
その開口角度を変化させるように前記コンベヤに所要数
取り付けられており、更に前記ポケット部に収容された
稚貝を前記ポケット部内で振動させて正確に位置決めす
るバイブレーション機構が設けられていることにした。
【0008】上記構成を備えた本発明の請求項1による
養殖貝類の耳吊り装置によると、耳吊り作業が以下のよ
うにして行なわれる。当該耳吊り装置は電気作動の半自
動機である。
【0009】作業者が、これから耳吊りする多数の稚貝
をテーブル状の貝ストッカ上に載せて装置のスイッチを
入れると、搬送部のコンベヤが回転作動し、引き続き作
業者が貝ストッカ上の稚貝をコンベヤに移し替えると、
コンベヤが稚貝を貝供給部の方へ搬送する。コンベヤの
末端近傍に稚貝が達すると、貝供給部が作動してチャッ
クが稚貝を掴み、ハンドアクションして稚貝を穿孔部の
正面に持ってゆく。一方、ロープ供給部が作動してロー
プを同じく穿孔部の正面に順送りに供給し、これにより
穿孔部の正面で稚貝の耳部とロープが重ね合わせに配置
される。後記する実施形態のように搬送部および貝供給
部が左右対称に二経路ある場合は、稚貝が各経路から一
つずつ同時に供給され、一方の稚貝の耳部と他方の稚貝
の耳部の間にロープが挟まれる状態の積層構造が実現さ
れる。次いで穿孔部が作動してドリルが稚貝およびロー
プに同軸状の貫通孔を形成し、次いで係止具供給部が作
動して貫通孔に係止具を刺し通す。穿孔および係止具の
刺通しは、チャックが稚貝を掴んだ状態のままで行なわ
れ、よってチャックの他に専用の貝押さえ手段を必要と
しないものである。ドリルは、稚貝およびロープによる
積層方向の一方に配置され、係止具およびその供給部は
同じ積層構造の反対側に配置され、かつドリルと同軸上
に配置される。したがって穿孔したドリルが後退動作す
るときにこれを追いかけるようにして、またはドリルの
先端に係止具の先端が触れるようにして同速で、係止具
が貫通孔に刺し通される。係止具には、樹脂製の、端部
に抜止めを備えたピン状のものが適している。作業者
は、直前にコンベヤに載せた稚貝が耳吊りされるのを待
つことなく次の稚貝をコンベヤに載せることになり、貝
ストッカ上の稚貝を次々とコンベヤに移し替えることに
なる。
【0010】請求項2による耳吊り装置においては、稚
貝を一つずつ収容するポケット部がコンベヤの回転に伴
ってその開口角度を変化させるようにコンベヤに所要数
取り付けられており、このポケット部の開口角度が比較
的小さいときにこのポケット部に作業者が貝ストッカか
ら稚貝を移し替える。帆立貝等の稚貝はテーブル状の貝
ストッカ上に略水平に置かれている。したがってこのよ
うに貝ストッカ上で略水平状態にある稚貝を、開口角度
が比較的小さな状態のポケット部に移し替えるものであ
るために、移替えに際して、稚貝の向きを大きく変える
必要がない。稚貝はこれを貝ストッカ上で滑らせてポケ
ット部に移し替えるのが好適であり、また貝ストッカ上
で滑らせ、ポケット部に斜めに落とし込むようにして移
し替えるのが作業上便利である。
【0011】請求項3による耳吊り装置においては、稚
貝を一つずつ収容するポケット部がコンベヤの回転に伴
ってその開口角度を変化させるようにコンベヤに所要数
取り付けられており、更にポケット部に収容された稚貝
をポケット部内で振動させて正確に位置決めするバイブ
レーション機構が設けられている。したがって稚貝がポ
ケット部に収容されて搬送されている途中で、バイブレ
ーション機構の作動によって稚貝に振動が加えられ、ポ
ケット部内での稚貝の位置が徐々に変化し、搬送が終わ
るときには正確に位置決めされている。ポケット部内で
稚貝が正確に位置決めされれば、その後の耳吊り作業が
極めてやり易くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
【0013】図1に示すように、当該実施形態に係る耳
吊り装置は、所要数のキャスタ(図示せず)を備えた台
座部(架台とも称する)1の上に先ず、耳吊りする多数
の稚貝2を載せるテーブル状の貝ストッカ(貝ストッカ
ユニットとも称する)3を備えており、左右に拡がった
この貝ストッカ3の図上向う側に、稚貝2およびロープ
4にドリル5で貫通孔6(図25参照)を形成する穿孔
部(ドリルユニットとも称する)7がドリル5を向う側
に向けて設けられており、同じく貝ストッカ3の向う側
であって穿孔部7の左右両側にそれぞれ、稚貝2を貝ス
トッカ3からコンベヤ(整列コンベヤとも称する)8で
貝供給部9に搬送する搬送部(搬送ユニット、搬送装置
または整列コンベヤユニットとも称する)10が対称的
に設けられている。コンベヤ8はその作動によって手前
側から向う側に稚貝2を搬送するもので、図2に示すよ
うに左右一対のコンベヤ8が互いに平行に設けられてい
る。
【0014】図1に戻って、各コンベヤ8の向う側の末
端部近傍に、搬送部10で搬送した稚貝2をチャック1
1で掴み、この稚貝2を穿孔部7のドリル5の正面(向
う側)に供給する貝供給部(チャックユニットとも称す
る)9が設けられており、左右対称に設けられたこの一
対の貝供給部9の間に、ロープ4を同じくドリル5の正
面に供給するロープ供給部12が設けられており、この
ロープ供給部12および一対の貝供給部9の更に向う側
に、前記貫通孔6に係止具13(図25参照)を刺し通
す係止具供給部14が穿孔部7と対面するようにこちら
側に向けて設けられており、ロープ供給部12の下方
に、耳吊りを終了して繰り下げられたロープ4を順次送
り出す排出コンベヤ15(図27参照)を備えた排出部
(排出ユニットとも称する)16が設けられている。符
号17は、当該装置の操作盤ボックスである。作業者
は、当該耳吊り装置の手前側に図示しない椅子を持って
来て装置に正対して座り、作業のサイクルに合わせて手
作業で、貝ストッカ3上の稚貝2を順次、左右一対のコ
ンベヤ8に移し替えることになる。
【0015】図3に示すように、搬送部10のコンベヤ
8にそれぞれ、モータ18(図1参照)の駆動によって
回転作動するチェーン式またはベルト式の無限軌道帯1
9(図ではチェーン式を想定している)が設けられてお
り、この無限軌道帯19の外周に、図4および図5に拡
大して示すような、稚貝2を一つずつ収容するポケット
部20がコンベヤ8の回転に伴ってその開口角度を変化
させるように所要数取り付けられている。ポケット部2
0がコンベヤ8の回転に伴ってその開口角度を変化させ
るのは、以下の構造による。
【0016】すなわち図5および図6に示すように、無
限軌道帯19の特定のリンク21に正面略コ字形を呈す
る台座部22が無限軌道帯19の回転を妨げないように
取り付けられており、この台座部22の平面に切欠部2
3が設けられ、切欠部23にポケット本体24の差込み
部25が上方から差し込まれ、差込み部25がその一部
であるアーム部26によって一方のリンク軸27に回転
自在に枢着され、差込み部25の下端部に所定の重量を
備えた重り28が取り付けられるとともに差込み部25
にスプリング29が組み付けられている。また台座部2
2上におけるポケット本体24の前後両側にそれぞれ、
ポケット本体24の揺動角度を所定角度までに制限する
ストッパ部30が設けられている。したがって図6
(C)に示すように台座部22が水平位置にあるとき、
ポケット本体24は重り28とスプリング29の作用に
よって垂直に立ち、その上部に設けた開口部を真上に向
けている。そして図6(A)および(B)に示すように
コンベヤ8の回転に伴って重り28が、コンベヤ8の脇
に設けられたプレート状のカム31の上に乗り上げたと
きにポケット本体24がリンク軸27を中心に台座部2
2に対して揺動し、これにより開口部の向き、すなわち
ポケット部20の開口角度が変化する。ポケット部20
の開口角度は、ポケット本体24が真横に倒れてその開
口部が真横を向いた時が角度零である。
【0017】カム31の設置箇所および形状は、以下の
ように設定されている。
【0018】すなわち先ず、コンベヤ8で搬送される稚
貝2の向きでこれを説明すると、図7に示すように稚貝
2が貝ストッカ3からポケット部20に移し替えられる
第一ポジション(図では「」で示されている、以下、
第七ポジションまで同じ)において、稚貝2は水平状態
から僅かに傾いた向きとされており、この状態からコン
ベヤ8で搬送されて第二、第三ポジションに移るに連れ
て徐々に縦向きとされる。したがって第一ポジション
が、稚貝2が水平に最も近い状態である。第四ポジショ
ンで稚貝2は完全に縦向きとされ、この状態のまま第
五、第六ポジションを経て、チャック11で把持されて
コンベヤ8上から持ち上げられるコンベヤ末端近傍の第
七ポジションまで至る。完全な縦向きの第五ポジション
で、稚貝2はその上から貝押さえ部32で押さえられ、
バイブレーション機構(バイブレータとも称する)33
で振動を与えられてポケット部20内で横手に移動し、
これによりポケット部20内に設けられた位置決め部
(耳当て部とも称する)34に当接して正確に位置決め
される。ポケット部20内で稚貝2を正確に位置決めす
るのは、チャック11が稚貝2を正しく掴み、稚貝2の
耳部を正確にドリル5の正面に持ってゆくためである。
図7の第一ポジションが図3および図6におけるBポジ
ションに略合致しており、図7の第四ポジションが図3
および図6におけるCポジションに略合致している。図
3、図6および図7は何れも、左右一対のコンベヤ8の
うちの左側のコンベヤ8を表わしている。また図7の上
列は稚貝2を横(左側)から見た状態、下列は稚貝2を
進行方向の後ろ側から見た状態を表わしている。そして
稚貝2がこのようにその向きを変えるように上記カム3
1の設置箇所および形状を設定する。稚貝2はこれを、
ポケット部20内で立てられたときに、耳部が下で、か
つ貫通孔6を形成される耳部の一方の縁部が装置の中心
線(装置の左右対称構造部分の中心線)側に配置される
向きにポケット部20に収容する。したがって左側のコ
ンベヤ8で搬送される稚貝2は耳部の右側の縁部に貫通
孔6が形成され、右側のコンベヤ8で搬送される稚貝2
は耳部の左側の縁部に貫通孔6が形成される。位置決め
部34もその設置目的からして同様の側に設けられてい
る。
【0019】図7の第一ポジションで、貝ストッカ3上
にある稚貝2を作業者が手で滑らせながらポケット部2
0に入れる。このとき稚貝2は上記したように僅かに傾
斜している。貝ストッカ3には、稚貝2を滑らせてポケ
ット部20に入れることができるように、繋ぎの部分に
傾斜面が設けられている。第二ポジションで、傾斜を少
し立てる役目を持たせ、第一ポジションで稚貝2を入れ
損ねた場合に補充ができるようにしている。第三および
第四ボジションで、垂直に立てながら稚貝2の大きさと
稚貝2の有無の検出を行なう。第五および第六ポジショ
ンで、稚貝2の耳部を位置決め部34に当てて耳部の位
置を揃える。このとき稚貝2がポケット部20の底面と
の摩擦抵抗でひっくり返るのを防止するために、稚貝2
を上から押さえる貝押さえ部32が設けられており、更
にバイブレーション機構33で稚貝2がポケット部20
の底面を滑り易くする。そして第七ポジションで、稚貝
2をチャック11で掴んでポケット部20から上方に取
り出す。
【0020】図8に示すように、貝押さえ部32は、モ
ータ35の駆動によってアーム部36を揺動させ、この
アーム部36によって稚貝2を上方から押さえるもので
ある。また同図に示したようにバイブレーション機構3
3は、エアシリンダ37またはスプリング(図示せず)
の作動によって振動部材38を所定の周波数で振動さ
せ、この振動部材38を稚貝2またはポケット部20に
当接させて稚貝2に振動を与えるものである。尚、機構
としては、その設置目的からしてポケット部20内で稚
貝2が横手に移動すれば良いので、このバイブレーショ
ン機構33に代えて、またはこれと併用してエアシリン
ダ等で稚貝2を横手方向に押圧するようにしても良い。
また図2および図9に示すようにコンベヤ8の脇にレー
ルプレート状の貝ガイド部39を設け、稚貝2をこの貝
ガイド部39に摺動させることにより横手に移動させる
ようにしても良い。図10に示すように、稚貝2の大き
さを検出する貝サイズ過大検出部40は、棒状のセンサ
41を所定の高さ位置に水平に設置し、このセンサ41
によって稚貝の大きさを検出するものである。また図1
1に示すように、稚貝2の有無を検出する貝有無検出部
42は貝押さえ部32に設けられている。すなわち貝押
さえ部32のアーム部36の反対側に短めのアーム部4
3が取り付けられており、ポケット部20に稚貝2が収
容されておらず、よってアーム部43の揺動角度が大き
いときにこのアーム部43がセンサ44を作動させるも
のである。
【0021】上記したように、左右一対の貝供給部9に
それぞれ二又状のチャック11が設けられており、図1
2に示すように、このチャック11がそれぞれ作動して
稚貝2を把持し、ハンドアクションして稚貝2を穿孔部
7のドリル5の正面に持ってゆく。一方、ロープ供給部
12が作動してロープ4を同じく穿孔部7のドリル5の
正面に順送りに供給し、これによりドリル5の正面で稚
貝2の耳部とロープ4とが重ね合わせに配置される。
【0022】ポケット部20に収容された稚貝2をチャ
ック11が把持するときに、ポケット部20の周壁45
がこれを妨げないようにポケット部20の周壁45に切
欠部46が設けられており、この切欠部46に丁度入り
込むような形状のチャック11が上方から移動して来て
稚貝2を掴む。図13に示すように稚貝2を掴んだチャ
ック11は、図14に示すようにポケット部20から稚
貝2を引き抜くために上方に移動する。上方に移動しな
いでチャック11を回転させると、チャック11がポケ
ット部20の側面47に当たってしまうので、必ず上方
に移動させる必要がある。次いでチャック11は約50
度中心方向に回転し、図15に示すように稚貝2の耳部
をドリル5の中心5’に合わせる。このとき図16に示
すように右側の稚貝2はガイドブッシュ48とロープ4
の間に入り込み、左側の稚貝2がロープ4の手前側に位
置する。すなわち装置の向う側から手前側にかけて、ガ
イドブッシュ48、右側の稚貝2、ロープ4および左側
の稚貝2の順に並ぶ。ガイドブッシュ48は係止具供給
部14に固定的に取り付けられており、ドリル5の先端
部を刺込み可能としてこれを案内するとともに、係止具
13をその供給部14から突き出すときの係止具13の
出口となるものである。チャック11の回転方向は、コ
ンベヤ8で耳当て部34に揃えた方の耳部がドリル5の
中心に向かう方向である。次いでチャック11は水平方
向に移動して右側の稚貝2をガイドブッシュ48に直接
当接させるとともに左側の稚貝2をロープ4に押し付
け、これが結果的に右側の稚貝2を押すことにもなる。
すなわち稚貝2とロープ4がガイドブッシュ48に密着
し、結果として貝座が不要となる。次いで図17に示す
ようにドリル5で稚貝2とロープ4に貫通孔6を形成
し、この貫通孔6に係止具13を刺し通して、稚貝2を
ロープ4に結束(耳吊り)する。結束が終るとチャック
11はその場で稚貝2を離し、水平方向に戻った後、約
50度中心と反対方向に回転して最初の位置に戻る。
【0023】上記したように穿孔部7には、先端部を水
平に向けたドリル5が設けられており、このドリル5が
高速回転しながら装置の向う側に向けて移動して、稚貝
2およびロープ4に貫通孔6を形成する。形成後は、装
置の手前側に向けて復帰移動し、最初の位置に戻る。
【0024】図17に示したように、ロープ供給部12
は、上方の図示しないロープ供給源からロープ4を垂直
に垂らし、このロープ4を下方に向けて所定のピッチで
順送りに供給するものである。このロープ供給部12に
は、ロープ4を挾む一対の回転駆動ローラ(プーリとも
称する)49を備えて、このローラ49の回転によりロ
ープ4を下方に向けて所定のピッチで順送りに供給する
ロープ送り部(ロープ送りユニットとも称する)50
と、図18および図19に示すようにロープ4を挾む二
又状のチャック51を備えて、このチャック51の作動
によりロープ4を左右の正確な位置に位置決めするロー
プ寄せ部52と、図17に示したようにロープ4を押さ
える押さえ部材53を備えて、この押さえ部材53の作
動により穿孔時および係止具13の刺通し時にロープ4
に張りを持たせるロープ押さえ部54とが設けられてい
る。
【0025】図20または図21に示すように、係止具
13は合成樹脂製のピンであって、略棒状を呈する係止
具本体55の両端にそれぞれ稚貝係止部(抜止め部とも
称する)56を一体に備えており、図上右側の一方の稚
貝係止部56が貫通孔6に刺し通されることを予定して
銛状に成形され、図上左側の他方の稚貝係止部56は係
止具本体55より大径の円柱形に成形されている。図2
0の係止具13は一枚開け用、図21の係止具13は二
枚開け用であり、図20の一枚開け用の係止具13の係
止具本体55の図上左端部には二面幅部が設けられてい
る。またこれらの係止具13は、図22に示すようにシ
ート状のカートリッジ57として多数纏めて係止具供給
部14に装填されるものであり、カートリッジ57は多
数の係止具13を平面的にかつ互いに平行に並べ、更に
多数の係止具13を各係止具13の両端部に一体に繋っ
たランナ58をもって一連に接続したものとして成形さ
れている。
【0026】図23に示すように、係止具供給部14に
は、多数のカートリッジ57を収容する係止具ストッカ
部(係止具ストッカユニットとも称する)59と、カー
トリッジ57を一枚ずつ係止具ストッカ部59からロー
タ部60に受け渡す係止具上下移送部(係止具上下ユニ
ットとも称する)61と、係止具13を一本ずつ突出し
位置に供給するロータ部(ロータユニットとも称する)
60と、係止具13を稚貝2およびロープ4に向けて突
き出す係止具突出し部(突出しユニットとも称する)6
2とが設けられている。
【0027】このうち先ず、係止具ストッカ部59に
は、多数のカートリッジ57を上下方向に積層した状態
で収容する収容箱63(図1参照)が設けられており、
またこの収容箱63と組み合わされて、最も下側のカー
トリッジ57を水平方向に押圧して収容箱63から押し
出し、係止具上下移送部61に移動させるプレート状の
押圧部材64が設けられている。カートリッジ57の装
填に際しては、収容箱63の上蓋65(図1参照)を開
けて収容箱63内に多数のカートリッジ57を上下方向
に重なるように収容し、カートリッジ57の上に重り6
6を直接載せて上蓋65を閉じることになり、図示しな
い駆動源の作動によって押圧部材64が往復すると、そ
の度に、収容箱63の側面下部に設けられた開口部から
カートリッジ57が一枚ずつ押し出されてくる。
【0028】係止具上下移送部61には、上下シリンダ
67の作動によって上下動するプレート状の支持部材6
8が設けられており、この支持部材68の上面にカート
リッジ57をスライド自在に案内する断面略鉤形の一対
のランナガイド部69が設けられている。また押圧部材
64による押圧に代わってカートリッジ57を移動させ
ることができるように、カートリッジ57に圧縮空気を
吹き付けるエアパージ機構70が設けられている。
【0029】ロータ部60には、回転軸を水平に向けた
供給ロータ71が設けられており、この供給ロータの外
周面に、係止具13を一本ずつ係合する送りピッチ凹部
72が多数等配形成されている。またこの供給ロータ7
1の回りの一部に位置して、係止具13が送りピッチ凹
部72から外れるのを防止するロータガイド部73が設
けられており、またランナ58から係止具13を切断す
る円形カッタを備えた切断部(図示せず)が供給ロータ
71の周辺に設けられている。
【0030】図23(A)の状態から押圧部材64が右
方向に移動すると、この押圧部材64が最も下側のカー
トリッジ57一枚を押し出し、図24に示すようにこの
カートリッジ57を支持部材68の上に移動させる。カ
ートリッジ57はランナガイド部69に案内されてスラ
イドし、図23(B)に示すようにカートリッジ57の
スライド方向先端部がロータガイド部73の端面に当接
すると、押圧およびスライドが停止する。次いで上下シ
リンダ67が駆動して支持部材68がカートリッジ57
を載せた状態で下降し、スライド方向先端の一本の係止
具13を送りピッチ凹部72の一つに係合させる。次い
でエアパージ機構70が圧縮空気を吹き付けてカートリ
ッジ57をスライド可能とし、供給ロータ71がピッチ
毎の間欠回転を開始し、カートリッジ57が再びスライ
ドを開始し、円形カッタが次々とランナ58から係止具
13を切り放す。したがって係止具13が次々と送りピ
ッチ凹部72に送り込まれてゆく。供給ロータ71の間
欠回転に伴う送りピッチ凹部72の回転停止位置の一つ
が係止具13の突出し位置とされており、この突出し位
置の前方(装置の手前側)に上記ガイドブッシュ48が
配置されている。またこの突出し位置の後方(装置の向
う側)に係止具突出し部62(図26参照)が設けられ
ており、この係止具突出し部62に棒状の突出し部材7
4(図26参照)が設けられている。そしてこの棒状の
突出し部材74が係止具13をその長手方向に押圧して
ガイドブッシュ48から突き出し、チャック11に把持
されてガイドブッシュ48に押し当てられている稚貝2
およびロープ4の貫通孔6にこの係止具13を突き入れ
る。これで図25に示すような耳吊り状態が完成する。
尚、係止具13は、図26に示すように、これをロール
状に纏めて取り扱うことも考えられる。
【0031】図27に示すように、排出部16には、耳
吊りを終了して繰り下げられたロープ4を順次送り出す
排出コンベヤ15が設けられており、ロープ4およびこ
れに耳吊りされた稚貝2がこの排出コンベヤ15から受
け箱75に移される。排出コンベヤ15の上方には、ロ
ープ4をコンベヤ15の左右中央に位置させるための一
対のガイト部76が設けられている。またこの排出コン
ベヤ15には、一時的にロープ送り部50の回転駆動ロ
ーラ49が作動しなくてもロープ4を順送りに引き下ろ
すロープ供給機能がある。
【0032】上記構成の耳吊り装置によって耳吊り作業
を行なうに際しては、係止具13のカートリッジ57と
ロープ4をそれぞれ装填し、多数の稚貝2をテーブル状
の貝ストッカ3上に載せて装置のスイッチを入れる。す
ると先ず、搬送部10の左右のコンベヤ8が回転作動
し、引き続き作業者が貝ストッカ3上の稚貝2を滑らせ
て各コンベヤ8のポケット部20に移し替えると、コン
ベヤ8およびポケット部20が稚貝2の向きを変えなが
らこの稚貝2を貝供給部9の方へ搬送し、その途中で、
稚貝2の大きさが検出され、稚貝2の有無が検出され、
また稚貝2が自動的に正確に位置決めされる。コンベヤ
8の末端近傍に稚貝2が達すると、貝供給部9が作動し
て左右のチャック11がそれぞれ稚貝2を掴み、ハンド
アクションして稚貝2を穿孔部7の正面に持ってゆく。
一方、ロープ供給部12が作動してロープ4を同じく穿
孔部7の正面に順送りに供給し、これにより穿孔部7の
正面で稚貝2の耳部とロープ4が三層構造で重ね合わせ
に配置され、ガイドブッシュ48に押し付けられる。次
いで穿孔部7が作動してドリル5が稚貝2およびロープ
4に同軸状の貫通孔6を形成し、係止具供給部14が作
動して貫通孔6に係止具13を刺し通し、排出部16が
作動してロープ4およびこれに耳吊りされた稚貝2を1
サイクル分、排出し、爾後、これが繰り返される。した
がって上記装置によれば、以下の効果が奏される。
【0033】 装置のスイッチを入れた後、作業者が
なすべき作業は、貝ストッカ3上の稚貝2を一つずつ滑
らせて、後(のち)に耳部がポケット部20内で下向き
となるように稚貝2の向きを凡そ定めつつ、ポケット部
20に移し替えるだけである。したがって従来のように
稚貝2を一つずつ装置の貝座の上に正確に載せる必要が
なく、作業が単純化される。また稚貝2のポケット部2
0への移替えは、作業者自らがそのタイミングを設定す
るのではなく、コンベヤ8の回転に従ってポケット部2
0が第一ポジションに来たときに、このポケット部20
に稚貝2を移し替えるものである。したがって作業が装
置の作動速度に従って、これより遅れることなく効率良
く行なわれる。したがってこれにより作業者の作業を単
純化させて装置の高速作動に対応させることができ、処
理能力を向上させることができる。
【0034】 テーブル状の貝ストッカ3上に略水平
に置かれた稚貝2を略水平のまま貝ストッカ3上で滑ら
せてポケット部20に斜めに落とし込むものであるため
に、従来のように稚貝2のセット時に稚貝2の向きを大
きく変える必要がなく、作業者がこのために手首を大き
く捻る必要がない。したがって作業者が腱鞘炎等に罹る
のを防止することができる。
【0035】 バイブレーション機構33等の作動に
よってポケット部20内で稚貝2が正確に位置決めされ
るものであるために、チャック11によって稚貝2を正
確に把持する等して、その後の耳吊り作業を正確に行な
うことができる。
【0036】 チャック11が稚貝2を把持した状態
のままで穿孔および係止具13の刺通しが行なわれるも
のであるために、チャック11の他に専用の貝押さえ手
段を必要としない。チャック11の把持力は一般に十分
に強く、よって穿孔に際してぐらつく虞のないものであ
る。また穿孔時に稚貝2およびロープ4をチャック11
でガイドブッシュ48に押し付けるようにしたために尚
更である。
【0037】 ガイドブッシュ48の開口部(穴)が
水平に向けられているために、この開口部から装置内
(係止具供給部側)に海水が浸入しにくい。海水が装置
内に浸入すると、これに混ざって穿孔による貝2の切り
粉が装置内に侵入し、この切り粉によって係止具13が
円滑に供給ロータ71を通過しなくなる虞があり、また
海水が係止具13にかかると、係止具13が必要以上に
柔らかくなって結束率が低下する原因となることがある
が、これらの不都合の発生を未然に防止することができ
る。
【0038】 平らな稚貝2に対して穿孔のための位
置決めを行なうには、位置決めを二次元的に行なう必要
があるが、ポケット部20内で垂直に立てた状態の稚貝
2を横手に移動させて位置決めするものであるために、
縦方向に位置決めについては、稚貝2の重さ(重力)を
利用することができる。したがって縦方向の位置決め機
構が不要であって、位置決め機構の構造を簡略化するこ
とができる。
【0039】 係止具13のカートリッジ57を上下
に積層して下側のものから使用するようにしたために、
カートリッジ57を補給する際に、重り66を外して補
給分を上積みすれば良い。したがってカートリッジ57
が倒れることもなく、補給作業が容易である。
【0040】 ロープ4を挾む二又のチャック51を
備えて、このチャック51の作動によりロープ4を左右
の正確な位置に位置決めするロープ寄せ部52が設けら
れているために、ロープ4を垂らす構造でありながら、
ロープ4を常時、左右の正確な位置に位置決めすること
ができる。
【0041】 図28(B)に示すように、稚貝2を
結束したロープ4を直接受け箱75に入れるようにする
と、その量が多くなったときにロープ4に弛みが出て、
ロープ4がチャック51から外れることがあるが、結束
を終了して繰り下げられたロープ4を順次送り出す排出
コンベヤ15を備えた排出部16が設けられているため
に、同図(A)に示すようにロープ4がチャック51か
ら外れることがない。
【0042】図29に示すように、複数のロープ4を連
続的に供給する場合には、ロープ4同士の継ぎ目部分に
連結金具81を配置して、この連結金具81に各ロープ
4の端部を玉結びで結び付けるが、この連結金具81や
ロープ4の結び目4’がロープ4の径より大きいと、こ
れらがロープ送り部50の一対のローラ49の間を通過
することができない。これに対しては、上記したように
排出コンベヤ15がロープ供給機能を備えているため
に、以下のように対処することが可能である。すなわち
一対のローラ49の上方に金属センサ82を配置すると
ともに一対のローラ49を一時的に間隔を拡大すること
ができるように構成し、同図(A)に示すようにロープ
4の継ぎ目部分が来たことを金属センサ82が連結金具
81を検知することで検出し、これにより同図(B)に
示すように一対のローラ49の間隔を一時的に拡大して
継ぎ目部分(連結金具81やロープ4の結び目4’)を
通過させる。この間のロープ供給機能は、これをこのと
きに限って排出コンベヤ15に代行させる。またこのと
きローラ49の間隔を拡げている時間を制御することに
より、排出コンベヤ15で引っ張られるロープ4長さを
一定にできる。一定時間、空転してからローラ49の間
隔を元に戻す。
【0043】またポケット部20の構造に関しては、図
1および図2等に示したように、一対の壁部をその間に
稚貝2を挟むようにしてこれらをコンベヤ8上に立設
し、このポケット部20が壁部ごとにコンベヤ8に対し
て揺動するようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0045】すなわち先ず第一に、本発明の耳吊り装置
によれば、装置のスイッチを入れた後、作業者がなすべ
き作業は、貝ストッカ上の稚貝を一つずつ、後に耳部が
ポケット部内で下向きとなるように稚貝の向きを凡そ定
めつつ、ポケット部に移し替えるだけである。したがっ
て従来のように稚貝を一つずつ装置の貝座の上に正確に
載せる必要がなく、作業が単純化される。また稚貝のポ
ケット部への移替えは作業者自らがそのタイミングを設
定するのではなく、コンベヤの回転に従ってポケット部
が所定位置に来たときに、このポケット部に稚貝を移し
替えるものである。したがって作業が装置の作動速度に
従って、これより遅れることなく効率良く行なわれる。
したがってこれにより作業者の作業を単純化させて装置
の高速作動に対応させることができ、処理能力を向上さ
せることができる。
【0046】またテーブル状の貝ストッカ上に略水平に
置かれた稚貝を略水平のままポケット部に移し替えるも
のであるために、従来のように稚貝のセット時に稚貝の
向きを大きく変える必要がなく、作業者がこのために手
首を大きく捻る必要がない。したがって作業者が腱鞘炎
等に罹るのを防止することができる。
【0047】またバイブレーション機構の作動によって
ポケット部内で稚貝が正確に位置決めされるものである
ために、チャックによって稚貝を正確に把持する等し
て、その後の耳吊り作業を正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る養殖貝類の耳吊り装置
の斜視図
【図2】同装置の平面図
【図3】搬送部の側面図
【図4】ポケット部の平面図
【図5】ポケット部の正面図
【図6】ポケット部の作動説明図
【図7】貝の向きおよび位置の変化順序を示す説明図
【図8】貝押さえ部およびバイブレーション機構の説明
【図9】貝ガイド部の説明図
【図10】貝サイズ過大検出部の説明図
【図11】貝押さえ部および貝有無検出部の説明図
【図12】貝供給部およびロープ供給部の説明図
【図13】チャックの作動説明図
【図14】チャックの作動説明図
【図15】チャックの作動説明図
【図16】チャックの作動説明図
【図17】ロープ供給部の説明図
【図18】ロープ寄せ部の説明図
【図19】ロープ寄せ部の作動説明図
【図20】係止具の平面図、正面図、左側面図および右
側面図
【図21】係止具の他の例を示す平面図、正面図、左側
面図および右側面図
【図22】カートリッジの正面図
【図23】係止具供給部の作動説明図
【図24】係止具供給部の説明図
【図25】耳吊り状態の説明図
【図26】係止具供給部の他の例を示す説明図
【図27】排出部の説明図
【図28】排出部の作動説明図
【図29】ロープ送り部の作動説明図
【符号の説明】
2 稚貝 3 貝ストッカ 4 ロープ 5 ドリル 6 貫通孔 7 穿孔部 8 コンベヤ 9 貝供給部 10 搬送部 11 チャック 12 ロープ供給部 13 係止具 14 係止具供給部 20 ポケット部 33 バイブレーション機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープ(4)および養殖貝類の稚貝
    (2)の耳部を重ねて配置し、前記ロープ(4)および
    耳部に貫通孔(6)を形成するとともに前記貫通孔
    (6)に係止具(13)を刺し通す養殖貝類の耳吊り装
    置であって、 耳吊りする稚貝(2)を載せる貝ストッカ(3)と、前
    記稚貝(2)を前記貝ストッカ(3)からコンベヤ
    (8)で貝供給部(9)に搬送する搬送部(10)と、
    前記搬送部(10)で搬送した稚貝(2)をチャック
    (11)で掴んで穿孔部(7)の正面に供給する貝供給
    部(9)と、ロープ(4)を穿孔部(7)の正面に供給
    するロープ供給部(12)と、前記チャック(11)で
    掴まれた状態の稚貝(2)およびこの稚貝(2)に重ね
    られたロープ(4)にドリル(5)で貫通孔(6)を形
    成する穿孔部(7)と、前記貫通孔(6)に係止具(1
    3)を刺し通す係止具供給部(14)とを備えたことを
    特徴とする養殖貝類の耳吊り装置。
  2. 【請求項2】 ロープ(4)および養殖貝類の稚貝
    (2)の耳部を重ねて配置し、前記ロープ(4)および
    耳部に貫通孔(6)を形成するとともに前記貫通孔
    (6)に係止具(13)を刺し通す養殖貝類の耳吊り装
    置であって、 耳吊りする稚貝(2)を載せる貝ストッカ(3)と、前
    記稚貝(2)を前記貝ストッカ(3)からコンベヤ
    (8)で耳吊り作業部に搬送する搬送部(10)とを備
    え、 稚貝(2)を一つずつ収容するポケット部(20)が前
    記コンベヤ(8)の回転に伴ってその開口角度を変化さ
    せるように前記コンベヤ(8)に所要数取り付けられて
    おり、 前記ポケット部(20)の開口角度が比較的小さいとき
    にこのポケット部(20)に作業者が前記貝ストック
    (3)から稚貝(2)を移し替えることを特徴とする養
    殖貝類の耳吊り装置。
  3. 【請求項3】 ロープ(4)および養殖貝類の稚貝
    (2)の耳部を重ねて配置し、前記ロープ(4)および
    耳部に貫通孔(6)を形成するとともに前記貫通孔
    (6)に係止具(13)を刺し通す養殖貝類の耳吊り装
    置であって、 耳吊りする稚貝(2)を貝ストッカ(3)からコンベヤ
    (8)で耳吊り作業部に搬送する搬送部(10)を備
    え、 稚貝(2)を一つずつ収容するポケット部(20)が前
    記コンベヤ(8)の回転に伴ってその開口角度を変化さ
    せるように前記コンベヤ(8)に所要数取り付けられて
    おり、 更に前記ポケット部(20)に収容された稚貝(2)を
    前記ポケット部(20)内で振動させて正確に位置決め
    するバイブレーション機構(33)が設けられているこ
    とを特徴とする養殖貝類の耳吊り装置。
JP10032323A 1998-01-30 1998-01-30 養殖貝類の耳吊り装置 Withdrawn JPH11215930A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000094A (ja) * 2001-06-21 2003-01-07 Sakai Ovex Co Ltd 培養餌料生物選別装置
JP2010512785A (ja) * 2006-12-20 2010-04-30 タガム リミテッド 動物用タグ付けアプリケータおよびアプリケータ用タグ
JP2016068222A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社むつ家電特機 帆立貝孔あけ装置
JP2017070262A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 株式会社ムラキ 二枚貝穿孔機
JP2017140009A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 株式会社むつ家電特機 貝位置合わせ方法及び貝位置合わせ装置、差込み孔形成方法及び差込み孔形成装置、並びに、貝係止具検出方法及び貝係止具検出装置

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