JPH1121699A - 核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成する装置 - Google Patents

核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成する装置

Info

Publication number
JPH1121699A
JPH1121699A JP9193290A JP19329097A JPH1121699A JP H1121699 A JPH1121699 A JP H1121699A JP 9193290 A JP9193290 A JP 9193290A JP 19329097 A JP19329097 A JP 19329097A JP H1121699 A JPH1121699 A JP H1121699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding contact
electrolytic solution
outlet
inlet
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9193290A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Takeda
透 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuclear Fuel Industries Ltd
Original Assignee
Nuclear Fuel Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuclear Fuel Industries Ltd filed Critical Nuclear Fuel Industries Ltd
Priority to JP9193290A priority Critical patent/JPH1121699A/ja
Publication of JPH1121699A publication Critical patent/JPH1121699A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 核燃料被覆管等の長尺被処理材を電解処理し
て耐摩耗性の表面酸化膜を生成するための装置で、長尺
被処理材全体を電解液に浸漬することなく、少量の電解
液内を走行通過させながら電解処理を可能として、設備
の大幅な小型化を図る。 【解決手段】 電気絶縁性外槽体1の入口側壁部3aと
出口側壁部3bおよび直流電源部6の陰極側Nと接続の
陰極板2により、電解液Eの供与される電解液供給槽4
を内設する。直流電源部6の陽極側Pと導通の長尺被処
理材Mを、入口側壁部3aの入口側摺接口4aから電解
液E中を介して、出口側壁部3bの出口側摺接口4bへ
液封状態にて嵌入可能とする。この長尺被処理材Mを移
送装置部5の稼動により、矢印A方向へ所定走行速度で
移送させながら、全長にわたり連続的に表面酸化膜の生
成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種の金属製である
長尺被処理材、例えば、ジルコニウム合金からなる核燃
料被覆管を、電解槽の電解液中に浸漬して、直流電源の
陰極側を電解液中の陰極板に接続し、陽極側を上記長尺
被処理材に接続することで電流を流し、このことにより
長尺被処理材の全長にわたって、耐摩耗性や高耐食性を
有する表面酸化膜を生成することのできる小型化された
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既知の如く軽水炉に使用される核燃料要
素にあって、その核燃料被覆管を形成するには、ジルカ
ロイ−2とかジルカロイ−4等のジルコニウム合金によ
る素材が採択されている。そして上記のジルコニウム合
金は、いずれも耐食性に優れた材料であるが、それでも
原子炉の内部で長時間にわたり高温高圧の水蒸気に晒さ
れると、ノージュラーコロージョンと呼ばれている斑点
状の望ましくない酸化物が生成されることとなる。
【0003】上記のノージュラーコロージョンなる酸化
物は、燃料集合体の組立作業に際して、他部材であるス
ペーサ、スプリング等との不本意な接触により、核燃料
被覆管の外表面に傷がつき、当該摩耗痕に発生すること
が知られている。そこで、このようなノージュラーコロ
ージョンの発生を抑制するために、当該核燃料被覆管の
外表面に、高耐食性の表面酸化膜を生成することが既に
実施されている。そして、核燃料被覆管の場合には、そ
れ自体比較的軟質であることから、上記の組立作業によ
る摩耗痕が生じ易く、このため核燃料被覆管の取扱いに
は可成りの気配りが必要となって、この種の作業に難渋
することとなる。従って、核燃料被覆管の外表面には、
前記のように耐食性だけでなく、耐摩耗性にも優れた表
面酸化物の生成が要求されている。
【0004】そこで、上記の如き表面酸化膜の生成手段
としては、核燃料被覆管等の長尺被処理材に対し、オー
トクレーブ処理を施すようにしたり、上記核燃料被覆管
を陽極として電解液に電流を流す陽極酸化処理によっ
て、表面酸化物を形成することが知られており、後者に
よる生成手段を実施するには、可成り長尺である核燃料
被覆管を、これが収納可能である大きな電解槽内の電解
液に浸漬して、当該長尺被処理材を全面にわたり同時に
処理するようにしており、この結果非常に大形な表面処
理膜の生成装置が設置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術による
表面酸化膜の生成装置によるときは、電解液内に長尺被
処理材を、完成に浸漬しなければならないため、核燃料
被覆管等の外表面に高耐食性で耐摩耗性に優れた表面酸
化膜を付与しようとすれば、可成り大形の電解槽を含む
設備を必要とし、従って、大きな設備敷地を要するだけ
でなく、当該設備に可成りの投資が強いられるなど、重
大な欠陥を内包していることとなる。
【0006】本発明は上記従来技術の問題点を解消しよ
うとするもので、請求項1によるときは、核燃料被覆管
等の長尺被処理材の長さに対し、可成り小形の電解液供
給槽を設置する。そして、これに収納された電解液中
を、長尺被処理材が、液封状態にて移送装置部の稼動に
より浸漬通過するようにして、当該通過の過程にあっ
て、連続的に長尺被処理材に表面酸化膜を生成して行く
ようにし、かくして極めて小形化された設備により、表
面酸化膜の生成を実施可能とし、設備敷地や設備投資の
問題を解消しようとしている。
【0007】次に請求項2にあっては、上記請求項1の
構成に加えて、前掲電解液供給槽の電解液出口と電解液
入口との間に、電解液を回流させて電解液中の酸素や水
素による気泡を除去する電解液循環流路を付設し、この
ことで良好なる表面酸化物の生成を実現可能にしてい
る。
【0008】さらに、請求項3の場合には、上記請求項
1または請求項2において、長尺被処理材を直流電源部
の陽極側と接続するのに、適切さ太さと長さを有する陽
極コネクタを用いるようにして、当該接続作業を簡易迅
速に行い得るようにすると共に、長尺被処理材の電解液
中における走行を円滑に実施でき、しかも、当該長尺被
処理材の全長にわたって、表面酸化膜の形成が跡絶える
ことなしに、全面的に生成できるようにしている。
【0009】そして請求項4によるときは、前記請求項
1の構成に対して、洗浄水槽を隣設し、これに入口側嵌
摺口と出口側嵌摺口を開設することで、移送装置部によ
って電解液中を通過して来た長尺被処理材につき、これ
を、そのまま洗浄水槽へ供給し、ここで蒸留水などによ
り洗浄した後排出できるようにして、表面酸化膜を生成
した長尺被処理材の効率的な生産を可能にしている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、請求項1では電気絶縁性外槽体と、当該電
気絶縁性外槽体と陰極体とによって形成された電解液供
給槽と、当該電解液供給槽の電解液出口と電解液入口と
の間にあって、電解液を回流させることで、当該電解液
中の気泡を除去するために連設した電解液循環流路と、
この電解液供給槽を画成する電気絶縁性外槽体の入口側
壁部と出口側壁部とに、夫々長尺被処理材が液封状態に
て嵌合する入口側摺接口と出口側摺接口とが貫設されて
いると共に、上記の入口側摺接口から電解液供給槽内を
介して出口側摺接口に嵌装された長尺被処理材を、所定
速度にて出口側摺接口側へ向けて走行させる移送装置部
と、前記の陰極体に陰極側が接続され、陽極側が長尺被
処理材に導通される直流電源部とからなることを特徴と
する核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成
する装置を提供しようとしている。
【0011】請求項2にあっては電気絶縁性外槽体と、
当該電気絶縁性外槽体と陰極体とによって形成された電
解液供給槽と、当該電解液供給槽の電解液出口と電解液
入口との間にあって、電解液を回流させることで、当該
電解液中の気泡を除去するために連設した電解液循環流
路と、この電解液供給槽を画成する電気絶縁性外槽体の
入口側壁部と出口側壁部とに、夫々長尺被処理材が液封
状態にて嵌合する入口側摺接口と出口側摺接口とが貫設
されていると共に、上記の入口側摺接口から電解液供給
槽内を介して出口側摺接口に嵌装された長尺被処理材
を、所定速度にて出口側摺接口側へ向けて走行させる移
送装置部と、前記の陰極体に陰極側が接続され、陽極側
が長尺被処理材に導通される直流電源部とからなること
を特徴とする核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化
膜を生成する装置を提供しようとしている。
【0012】さらに、請求項3では前記請求項1または
請求項2において、直流電源部の陽極側と長尺被処理材
との導通が、当該長尺材の一方または双方の細成端部に
着脱自在なるよう被着される陽極コネクタにあって、こ
の細成端部と当接する接触子と、当該接触子から導出さ
れて前記陽極側に導通の陽極リード線とからなり、かつ
上記陽極コネクタの電気絶縁性外筒が、電解液供給槽の
前記入口側摺接口と出口側摺接口に内嵌自在な外径を有
すると共に、当該入口側摺接口と出口側摺接口の摺接長
以上の長さ寸法に形成されていることを、その内容とし
ている。
【0013】そして、請求項4に係る核燃料被覆管等の
長尺被処理材に表面酸化膜を生成する装置は、電気絶縁
性外槽体と、当該電気絶縁性外槽体と陰極体とによって
形成された電解液供給槽と、この電解液供給槽を画成す
る電気絶縁性外槽体の入口側壁部と出口側壁部とに、夫
々長尺被処理材が液封状態にて嵌合する入口側摺接口と
出口側摺接口とが貫設されていると共に、上記の入口側
摺接口から電解液供給槽内を介して出口側摺接口に嵌装
され、さらに電気絶縁性外槽体に隣設の洗浄水槽におけ
る入口側嵌摺口に進入して、上記洗浄水槽内を介し出口
側嵌摺口に嵌挿される長尺被処理材を、所定速度にて走
行させる移送装置部と、前記の陰極体に陰極側が接続さ
れ、陽極側が長尺被処理材に導通される直流電源部とか
らなることを、その内容としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1ないし請求項3
につき、図1ないし図3によって以下順次説示すると、
図1と図2(A)によって理解できる通り、図示例では
円筒状とか角筒状に形成された電気絶縁性外槽体1に、
これまた円筒状とか角筒状の陰極体2が、図示例では横
向きに内設されることで、当該陰極体2と、電気絶縁性
外槽体1の相対向して立装された入口側壁部3aと出口
側壁部3bとによって、電解液供給槽4が画成されてい
る。
【0015】上記の入口側壁部3aには入口側摺接口4
aを、出口側壁部3bには出口側摺接口4bとが、夫々
相対向する位置にあって開設されており、入口側摺接口
4aから液封状態にて進入させた前記核燃料被覆管等、
端面が円形等で金属製である長尺被処理材Mは、これま
た液封状態にて出口側摺接口4bへ嵌入されるよう構成
されており、従って、当然ながらこの電解液供給槽4
は、長尺被処理材Mの長さに対し、可成り小形に形成さ
れている。
【0016】ここで、上記の如く入口側摺接口4aと出
口側摺接口4bとを液封状態で、長尺被処理材Mを摺動
させながら矢印A方向へ走行させようとするには、図示
例の如くゴムとか合成樹脂製のリング状とした入口側パ
ッキン4A、出口側パッキン4Bを、夫々入口側壁部3
aと出口側壁部3bに嵌着するのが望ましい。そして、
上記の長尺被処理材Mを矢印A方向へ走行させるため、
移送装置部5が設けられていると共に、もちろん当該長
尺被処理材Mに陽極側Pを、前記陰極体2に陰極側Nを
夫々導通させるための直流電源部6が設けられている。
【0017】上記の移送装置部5には各種構成のものを
採択できるが、図示例では図1と図3に示されているよ
うに、長尺被処理材Mの走行速度を制御できるようにし
た移送用動力源5aにより、回転駆動自在とした受承駆
動ローラ5bと、その対向上位に配設した遊動抑えロー
ラ5cとを、例えば入口側壁部3aの手前側に設け、出
口側壁部3bの走行後続側には、受承遊動ローラ5dと
遊動抑えローラ5eとによって、長尺被処理材Mを回転
自在なるよう挟装するといったものを用いることができ
る。そしてこれらのローラ群については、図3の如くこ
鼓形のものを使用するのがよい。
【0018】次に前掲直流電源部6の電気的接続手段に
つき説示すると、陰極側Nは、陰極リード線N1を電気
絶縁性外槽体1の貫設により陰極体2に接続すればよ
く、これに対し陽極側Pについても、図示の陽極リード
線P1を、長尺被処理材Mの一端部等に適宜の手段によ
り接続すればよい。
【0019】しかし、請求項3に明示の如き接続手段に
よるときは、図2に開示したように、長尺被処理材Mの
一端または要すれば両側にあって、陽極コネクタ6Aを
被着するようにしている。すなわち、この場合、長尺被
処理材Mにおける長手方向の双方にあって設けられた細
成端部M1のうち、その一方または双方に陽極コネクタ
6Aを着脱自在なるよう被嵌するのである。
【0020】この陽極コネクタ6Aは、細成端部M1と
当接する図2(B)では、発条板による接触子6aと、
これから導出されて陽極側Pに導通の陽極リード線P1
と、上記接触子6aが被嵌内設されている電気絶縁性外
筒6bとにより構成されており、図中6cは電気絶縁性
外筒6bの被嵌口を示している。尚陽極コネクタ6A
は、上記の如く接触子6aの弾力によって細成端部M1
等に圧接するだけでなく、別途図示しない止め螺子の締
着で押圧するようにしてもよい。
【0021】さらに、上記の陽極コネクタ6Aは、その
電気絶縁性外筒6bの外径が、電解液供給槽4における
入口側摺接口4aと出口側摺接口4bに内嵌して、液密
状態で摺接自在な寸法に形成されていると共に、さら
に、当該電気絶縁性外筒6bの長さL1が、入口側摺接
口4aと出口側摺接口4bの摺接長L2との同等以上に
形成されている。
【0022】従って、このように構成すれば図2(B)
により明示の如く、長尺被処理材Mを、電解液供給槽4
内へ矢印A方向へ進入させることで、陽極コネクタ6A
が入口側摺接口4aに嵌入したような際、当該陽極コネ
クタ6Aの先端部が、電解液供給槽4内に進入するまで
長尺被処理材Mを走行させることができ、この結果、細
成端部M1を除く端末部M2まで、完全に電解処理を行
うことが可能となる。
【0023】尚、上記の如き陽極コネクタ6Aを、他方
側の細成端部M1にも被嵌すれば、当該端末部M2につ
いても上記の如く完全な電解表面処理が可能となるが、
この場合には陽極コネクタ6Aではなく、図1、図2
(A)に示す如く同様の寸法に形成したキャップ6Bを
被嵌するようにしてもよい。
【0024】従って、上記請求項1と請求項2に係る表
面酸化膜を生成する装置によるときは、上記の電解液供
給槽4における入口側摺接口4aと出口側摺接口4bと
に、長尺被処理材Mの先端側を嵌装後、図示例では電解
液供給槽4の上部に設けられた電解液入口1aなどか
ら、1wt%のNaOH水溶液などによる電解液Eを充
満するまで供給し、陽極コネクタ6Aを細成端部M1に
被嵌することで、長尺被処理材Mと陰極体2との間に、
直流電源部6により40〜60V程度の電圧を印加す
る。
【0025】次いで移送装置部5を稼動することで、移
送用動力源5aにより、予め調整しておいた走行速度に
て長尺被処理材Mを、矢印A方向へ移送することにな
る。この際長尺被処理材Mが、電解液と接触している時
間を10〜30秒程度となるようにしておけば、当該長
尺被処理材Mは全長にわたって、連続的に均一な表面酸
化膜を生成することができる。実際上、当該表面酸化膜
の膜圧は約500nm程度となることが確認され、また
当該膜厚は前記した直流電源部6による印加電圧と、長
尺被処理材Mの走行速度を調節することで、変化させ得
ることも知見された。
【0026】ここで、請求項2につき説示すると、図1
にあって明示の如く上記した請求項1の構成に、電解液
循環流路7を付設するようにしている。すなわち、電気
絶縁性外槽体1の上部には、既述の電解液入口1aだけ
でなく、電解液出口1bを立設するようにし、これら両
口の間に、電解液Eを回流させることで、当該電解液E
中の気泡、すなわち前記のNaOH水溶液が電解液であ
れば、陰極板2では水素、陽極である長尺被処理材Mで
は酸素である気泡が夫々発生することになるが、当該気
泡を除去するための上記電解液循環流路7を連設するの
である。このようにすることで、当該請求項2によると
きは、長尺被処理材Mの表面に酸化膜を、効率的にして
かつ充分量だけ生成することができることになる。ここ
で図1に例示の電解液循環流路7には、電解液タンク7
aと送液ポンプ7bが連結されており、7cは気泡排出
口を示している。
【0027】さらに、請求項4について、その技術内容
を図4により説示すると、これまた基本的構成について
は請求項1と同じであるが、相違するところは、前掲電
解液供給槽4の内設された電気絶縁性外槽体1に、洗浄
水槽8を隣装配設することである。この洗浄水槽8で
は、前段において電解液E内で表面酸化膜が生成された
当該長尺被処理材Mにつき、これを洗浄するのである
が、当該洗浄を、前記の移送装置部5の稼動による一連
の移送行程において実施してしまうようにしている。
【0028】このため請求項4にあっては、前記の電気
絶縁性外槽体1の前記した出口側摺接口4bから送出さ
れてきた長尺被処理材Mを、そのまま走行させて前記し
た洗浄水槽8における入口槽壁部8aの入口側嵌摺口8
bに先ず進入させる。そして、さらに当該洗浄水槽8の
上壁に貫設した洗浄水噴出口8eから、走行する長尺被
処理材Mへ蒸留水Wを噴当させた後、出口槽壁部8cの
出口側嵌摺口8dに嵌入して走行が続行されるようにし
てあり、図4にあって、8fは下壁に設けた洗浄水排出
口を示し、5f、5gは出口側嵌摺口8dの近くに設け
られた移送装置部5における最終段の夫々受承遊動ロー
ラと遊動抑えローラである。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のようにして構成されてい
るから、請求項1によるときは、長尺被処理材を大きな
電解槽内に浸漬することなく、単に電解液供給槽内の電
解液中を通過させながら電解による表面酸化膜の生成を
可能としたので、従来技術に比し大幅にその設備敷地や
装置規模を小形化でき、この種の表面酸化膜の生成を必
要とする産業界に益するところ大である。
【0030】請求項2では、請求項1の構成に電解液循
環流路を付加するようにしたので、電解表面処理により
生ずる気泡を積極的に除去することができ、これによ
り、長尺被処理材を可成りの走行速度で移送しても、望
ましい表面酸化膜を生成でき、生成効率を向上させるこ
とが可能となる。
【0031】請求項3では、請求項1または請求項2に
おいて、適切な寸法と構成による陽極コネクタにより、
直流電源部の陽極側を接離自在なるよう長尺被処理材に
導通させるようにしたことから、この種装置を用いる際
の作業処理が迅速に行い得ると共に、円滑なる長尺被処
理材の走行を確保することができ、かつ長尺被処理材の
全長にわたる全面的な表面酸化膜の生成を保証すること
ができる。
【0032】請求項4によるときは、前記請求項1の構
成に加えて、洗浄水槽を適切に配設するようにしたか
ら、表面酸化膜の生成だけでなく、その後の洗浄処理に
ついても、一連の行程で実施できることになり、表面酸
化膜の生成された最終処理製品を、迅速に提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1ないし請求項3に係る一実施
態様による一部切欠の全体構成を示した正面略示図であ
る。
【図2】(A)は図1における電気絶縁性外槽体を示し
た斜視図で、(B)は長尺被処理材と陽極コネクタとの
接続状態を示した要部縦断正面図である。
【図3】(A)は図1における移送装置部を示す拡大正
面図で、(B)は(A)のB−B線矢視断面図である。
【図4】本発明に係る請求項4の一実施態様を示した一
部切欠の全体構成を示す正面略示図である。
【符号の説明】
1 電気絶縁性外槽体 1a 電解液入口 1b 電解液出口 2 陰極体 3a 入口側壁部 3b 出口側壁部 4 電解液供給槽 4a 入口側摺接口 4b 出口側摺接口 5 移送装置部 6 直流電源部 6A 陽極コネクタ 6a 接触子 6b 電気絶縁性外筒 7 電解液循環流路 8 洗浄水槽 8b 入口側嵌摺口 8d 出口側嵌摺口 E 電解液 L2 摺接長 M 長尺被処理材 M1 細成端部 N 陰極側 P 陽極側 P1 陽極リード線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性外槽体と、当該電気絶縁性外
    槽体と陰極体とによって形成された電解液供給槽と、こ
    の電解液供給槽を画成する電気絶縁性外槽体の入口側壁
    部と出口側壁部とに、夫々長尺被処理材が液封状態にて
    嵌合する入口側摺接口と出口側摺接口とが貫設されてい
    ると共に、上記の入口側摺接口から電解液供給槽内を介
    して出口側摺接口に嵌装された長尺被処理材を、所定速
    度にて出口側摺接口側へ向けて走行させる移送装置部
    と、前記の陰極体に陰極側が接続され、陽極側が長尺被
    処理材に導通される直流電源部とからなることを特徴と
    する核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成
    する装置。
  2. 【請求項2】 電気絶縁性外槽体と、当該電気絶縁性外
    槽体と陰極体とによって形成された電解液供給槽と、当
    該電解液供給槽の電解液出口と電解液入口との間にあっ
    て、電解液を回流させることで、当該電解液中の気泡を
    除去するために連設した電解液循環流路と、この電解液
    供給槽を画成する電気絶縁性外槽体の入口側壁部と出口
    側壁部とに、夫々長尺被処理材が液封状態にて嵌合する
    入口側摺接口と出口側摺接口とが貫設されていると共
    に、上記の入口側摺接口から電解液供給槽内を介して出
    口側摺接口に嵌装された長尺被処理材を、所定速度にて
    出口側摺接口側へ向けて走行させる移送装置部と、前記
    の陰極体に陰極側が接続され、陽極側が長尺被処理材に
    導通される直流電源部とからなることを特徴とする核燃
    料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成する装
    置。
  3. 【請求項3】 直流電源部の陽極側と長尺被処理材との
    導通が、当該長尺材の一方または双方の細成端部に着脱
    自在なるよう被着される陽極コネクタにあって、この細
    成端部と当接する接触子と、当該接触子から導出されて
    前記陽極側に導通の陽極リード線とからなり、かつ上記
    陽極コネクタの電気絶縁性外筒が、電解液供給槽の前記
    入口側摺接口と出口側摺接口に内嵌自在な外径を有する
    と共に、当該入口側摺接口と出口側摺接口の摺接長以上
    の長さ寸法に形成されている請求項1または請求項2に
    記載の核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生
    成する装置。
  4. 【請求項4】 電気絶縁性外槽体と、当該電気絶縁性外
    槽体と陰極体とによって形成された電解液供給槽と、こ
    の電解液供給槽を画成する電気絶縁性外槽体の入口側壁
    部と出口側壁部とに、夫々長尺被処理材が液封状態にて
    嵌合する入口側摺接口と出口側摺接口とが貫設されてい
    ると共に、上記の入口側摺接口から電解液供給槽内を介
    して出口側摺接口に嵌装され、さらに電気絶縁性外槽体
    に隣設の洗浄水槽における入口側嵌摺口に進入して、上
    記洗浄水槽内を介し出口側嵌摺口に嵌挿される長尺被処
    理材を、所定速度にて走行させる移送装置部と、前記の
    陰極体に陰極側が接続され、陽極側が長尺被処理材に導
    通される直流電源部とからなることを特徴とする核燃料
    被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成する装置。
JP9193290A 1997-07-03 1997-07-03 核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成する装置 Pending JPH1121699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9193290A JPH1121699A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成する装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9193290A JPH1121699A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成する装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1121699A true JPH1121699A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16305465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9193290A Pending JPH1121699A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成する装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1121699A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051720A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 陽極酸化処理時の気泡除去方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051720A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 陽極酸化処理時の気泡除去方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003193293A (ja) スライドファスナーチェーンの務歯列における陽極酸化皮膜の形成方法とその装置
US3720595A (en) Apparatus for electrolytic polishing of rod-shaped workpieces
JPH083155B2 (ja) ストリップの電解被覆装置及びその方法
CN107250441A (zh) 用于对棒进行连续镀铬的生态学方法及相关装置
US4502933A (en) Apparatus for electrolytic treatment to metal web
TW200533788A (en) Electrolytic treatment method and device
JPH1121699A (ja) 核燃料被覆管等の長尺被処理材に表面酸化膜を生成する装置
KR20080079799A (ko) 금속관의 전해연마 장치 및 방법
CN101052752A (zh) 用于对金属进行酸洗的方法和装置
KR101472425B1 (ko) 전해 재생 처리 유닛 및 이것을 구비한 전해 재생 처리 장치
JP2678346B2 (ja) 電解研磨装置及びその電解液並びに電解研磨方法
CN101210344A (zh) 滚筒式电化学反应装置
JP2006175384A (ja) ラジカル酸素水生成装置及びラジカル酸素水生成システム
JPS6156319B2 (ja)
JP2801710B2 (ja) 水平型電気めっき装置
KR100234156B1 (ko) 리드프레임의 전해 탈지방법 및 그 장치
CN223752948U (zh) 钢帘线无接触交替电解酸洗去除氧化皮的系统
JPS5915997B2 (ja) ストリツプの近接電解装置
CN213086157U (zh) 一种引线接头加工用电镀槽
JPH06297245A (ja) 長尺材の電解バリ取り方法
JPH0356699A (ja) ストリップのディスケーリング方法及び装置
KR910004971B1 (ko) 금속스트립 전기처리 장치
JPS59136494A (ja) 中空物の内面メツキ方法
JPH06220699A (ja) 鉄鋼材料の電解酸洗装置
JPH036395A (ja) 水平型めっき槽

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000711