JPH11220094A - 入力保護回路 - Google Patents

入力保護回路

Info

Publication number
JPH11220094A
JPH11220094A JP1955998A JP1955998A JPH11220094A JP H11220094 A JPH11220094 A JP H11220094A JP 1955998 A JP1955998 A JP 1955998A JP 1955998 A JP1955998 A JP 1955998A JP H11220094 A JPH11220094 A JP H11220094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal wiring
input
wiring layer
protection circuit
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1955998A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Usuki
秀樹 臼木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP1955998A priority Critical patent/JPH11220094A/ja
Publication of JPH11220094A publication Critical patent/JPH11220094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路のレイアウト面積を縮小でき、保護能力
を低下させることなく入力容量の増加を抑制できる入力
保護回路を提供するを実現する。 【解決手段】 抵抗部20aにおいて抵抗素子R1と寄
生容量からなるローパスフィルタによって、静電気など
により入力パッド10aに発生した高電圧パルス信号の
ピークレベルを抑制する。抑制したパルス信号のピーク
レベルが電源電圧VCCを越えた場合、或いはピークレベ
ルが接地電位GNDより低い場合に、電圧制限回路30
aにより、パルス信号のピークレベルがクランプされ、
ほぼ接地電位GNDレベルと電源電圧VCCレベルとの間
に制限されるので、入力バッファ40の入力端子に印加
された信号のレベルがこの範囲内に限定され、静電気に
よる入力バッファ40および内部回路の破壊が防止され
る。また、入力パッドの寄生容量を低減でき、入力保護
回路のレイアウト面積の縮小を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップの入力
パッドと内部回路の入力端子との間に形成され、静電気
により入力パッドに発生した高電圧のパルスのピーク電
圧を抑制し、ICチップの静電耐圧の向上を図り、静電
気によるICチップの破壊を防ぐ入力保護回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年半導体集積回路(IC回路)の高速
化が進むにつれて、入力容量を増加させることなく、ま
た信号遅延を発生させることなくICチップの静電耐圧
を確保し、静電気に起因するICチップの破壊を防止す
ることが益々重要となってきている。この目的を達成す
るために、一般的にICチップの入力パッドと内部回路
の入力端子との間に入力保護回路が設けられている。
【0003】図6は一般的にICチップに形成されてい
る入力保護回路の一例を示している。図示のように、本
例の入力保護回路は、入力パッド10、抵抗部20、電
圧制限回路30および入力バッファ40により構成され
ている。入力パッド10は、例えば、アルミニウム(A
l)からなる金属配線層において形成される。抵抗部2
0は、入力パッド10と電圧制限回路30との間に形成
された抵抗素子R1からなり、抵抗素子R1は通常配線
による寄生抵抗素子、或いは拡散層によって挿入された
抵抗素子である。電圧制限回路30は、pMOSトラン
ジスタ31とnMOSトランジスタ32とにより構成さ
れている。pMOSトランジスタ31のゲート電極とソ
ース拡散層はともに電源電圧VCCに接続され、nMOS
トランジスタ32のゲート電極とソース拡散層はともに
共通電位、例えば接地電位GNDに接続されている。抵
抗部20と入力バッファ40の入力端子との間に、例え
ば金属配線33からなる信号線が形成され、pMOSト
ランジスタ31とnMOSトランジスタ32のドレイン
拡散層は、ともに金属配線33に接続されている。
【0004】図7は、上述した入力保護回路の等価回路
を示している。図示のように、当該等価回路において、
入力パッド10と接地電位GNDとの間に、寄生容量C
p1が存在し、抵抗素子R1と接地電位GNDとの間
に、寄生容量Cp2が存在する。また、電圧制限回路3
0において、pMOSトランジスタ31は、金属配線3
3から電源電圧VCCに向かって順方向となるダイオード
D1を構成し、nMOSトランジスタ32は、接地電位
GNDから金属配線33に向かって順方向となるダイオ
ードD2を構成している。金属配線33と電源電圧VCC
との間に、pMOSトランジスタ31のドレイン拡散ジ
ャンクション容量からなる寄生容量Cp3が存在し、金
属配線33と接地電位GNDとの間に、nMOSトラン
ジスタ32のドレイン拡散ジャンクション容量からなる
寄生容量Cp4が存在する。入力バッファ40は、pM
OSトランジスタ41とnMOSトランジスタ42によ
り構成されている。pMOSトランジスタ41のゲート
はnMOSトランジスタ42のゲートとともに金属配線
33に接続されている。pMOSトランジスタ41のソ
ース拡散層は電源電圧VCCに接続され、nMOSトラン
ジスタ42のソース拡散層は接地電位GNDに接続され
ている。さらに、pMOSトランジスタ41とnMOS
トランジスタ42のドレイン同士が共通に接続され、そ
の接続点は図示していない内部回路の入力端子に接続さ
れている。
【0005】図8および図9は、図7に示す等価回路の
各部の信号波形を示し、本例の入力保護回路の原理を示
している。図8に示すように、例えば静電気などによ
り、入力パッド10に瞬間的に高電圧を持つ正のパルス
信号が発生される。抵抗素子R1と電圧制限回路30の
寄生容量Cp3,Cp4によりローパスフィルタが形成
されるので、入力パッドに現れたパルスの高周波成分が
抑制され、パルスのピーク電圧が抑えられる。
【0006】ローパスフィルタにより抑制されたパルス
のピーク電圧が電源電圧VCCより高い場合に、電圧制限
回路30においてダイオードD1が導通状態にあり、パ
ルスにより金属配線33に蓄積した電荷はダイオードD
1を通り電源側へ抜けるため、金属配線33の電位は電
源電圧VCCレベルにクランプされる。
【0007】さらに、図9に示すように、例えば静電気
により入力パッド10に高電圧を持つ負のパルスが現れ
た場合に、抵抗素子R1と電圧制限回路30の寄生容量
Cp3,Cp4によりローパスフィルタが形成されるの
で、入力パッドに発生したパルスの高周波成分が抑制さ
れ、パルスのピーク電圧が抑えられる。さらに、ローパ
スフィルタにより抑制された負のパルスの電位が接地電
位GNDより低い場合に、ダイオードD2が導通状態に
あり、接地線側に蓄積した電荷がダイオードD2を通り
金属配線33に抜けるため、金属配線33の電位は接地
電位GNDレベルにクランプされる。
【0008】上述したように、静電気などにより入力パ
ッド10に高電圧の正または負のパルスが発生した場合
に、抵抗素子R1と寄生容量Cp3,Cp4とにより構
成されたローパスフィルタにより、発生したパルスのピ
ーク電圧が抑制される。さらに、抑制されたパルスのピ
ーク電圧が電源電圧VCCを越えたとき、ダイオードD1
が導通し、入力信号線である金属配線33の電位が電源
電圧VCCレベルにクランプされる。またはローパスフィ
ルタにより抑制されたパルスのピーク電圧が接地電位G
NDより低いとき、ダイオードD2が導通し、入力信号
線の電位が接地電位GNDレベルにクランプされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の入力保護回路の保護能力を上げるために、電圧制限
回路30につく寄生容量Cp3,Cp4の容量値を上げ
ること、即ち、pMOSトランジスタ31とnMOSト
ランジスタ32のサイズを大きくすることと、抵抗素子
R1の抵抗値を上げることとが有効である。しかし、抵
抗素子R1の抵抗値を大きくとることは、抵抗自体の焼
損を招いたり、または入力信号の遅延を大きくさせる結
果となり、抵抗値の増加には限度があるので、電圧制限
回路30のトランジスタのサイズを大きくすることが必
要である。一方、入力パッド10からみた回路の入力容
量は、寄生容量Cp1〜Cp5の容量の和である。入力
容量は外部回路がICチップを駆動する際の負荷容量と
なるため、可能な限り小さくすることが望ましい。従っ
て、従来の入力保護回路においては、入力保護回路のサ
イズは、希望の入力保護能力と入力容量の許容値とのト
レードオフによって決定しなければならないという不利
益がある。
【0010】さらに、入力パッド10は、ボンディン
グ、プロービングなどを行うため大面積が必要であり、
金属配線と基板との間に大きな寄生容量が発生する。こ
の寄生容量が無駄な容量として入力容量に付加され、I
Cチップの入力容量の増加を招く。
【0011】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、従来の入力保護回路に無駄であ
った入力パッドの寄生容量を入力保護機能に寄与させる
ことにより、レイアウト面積を縮小でき、入力容量の増
加を抑制できる入力保護回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の入力保護回路は、半導体基板表面に少なく
とも当該半導体基板と電気的に分離して成層された第1
金属配線層と、上記第1金属配線層の表面に上記第1金
属配線層と電気的に分離して成層された第2金属配線層
とを有する入力保護回路であって、上記第2金属配線層
に形成された入力パッドと、上記入力パッドの下部に、
上記第1金属配線層に上記入力パッドに応じて形成され
た金属配線領域と、上記第1金属配線層に形成された上
記金属配線領域と上記第2金属配線層に形成された上記
入力パッドとの間に形成された抵抗素子とを有する。
【0013】また、本発明の入力保護回路は、半導体基
板表面に少なくとも当該半導体基板と電気的に分離して
成層された第1金属配線層と、上記第1金属配線層の表
面に上記第1金属配線層と電気的に分離して成層された
第2金属配線層とを有する入力保護回路であって、上記
第2金属配線層に形成された入力パッドと、上記入力パ
ッドの下部に、上記第1金属配線層に上記入力パッドに
応じて形成された金属配線領域と、上記第1金属配線層
に形成された上記金属配線領域と上記第2金属配線層に
形成された上記入力パッドとの間に形成された抵抗素子
と、入力端子が上記金属配線領域に接続されている入力
バッファとを有する。
【0014】また、本発明では、好適には、上記第1金
属配線層に形成された上記金属配線領域は、上記入力パ
ッドとほぼ同じサイズ、または上記入力パッドより大き
く形成される。
【0015】さらに、本発明では、好適には、上記第1
金属配線層において、上記金属配線領域と上記入力バッ
ファの入力端子との間に形成された金属配線を有し、ア
ノードが上記金属配線に接続され、カソードが上記電源
電圧に接続されている第1のダイオードと、アノードが
共通電位に接続され、カソードが上記金属配線に接続さ
れている第2のダイオードとを有し、さらにまた、上記
入力バッファは、ゲート電極が上記金属配線に接続さ
れ、ソース拡散層が電源電圧に接続されている第1導電
型絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ゲート電極が
上記金属配線に接続され、ソース拡散層が共通電位に接
続され、ドレインが上記第1導電型絶縁ゲート型電界効
果トランジスタのドレインとともに内部回路の入力端子
に接続されている第2導電型絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタとを有する。
【0016】本発明によれば、半導体基板の表面に第1
金属配線層が形成され、さらにその表面に第2金属配線
層が形成され、当該第2金属配線層に入力パッドが形成
され、その下部の第1金属配線層に入力パッドとほぼ同
じサイズまたは入力パッドより大きい金属配線領域が形
成される。当該金属配線領域と入力パッドとの間に抵抗
素子が形成され、さらに金属領域と入力バッファの入力
端子との間に金属配線からなる信号線が形成され、当該
信号線と電源電圧または当該信号線と共通電位との間
に、それぞれダイオードが形成される。第1金属配線層
と基板間にまたは第1金属配線層と第2金属配線層との
間にそれぞれ寄生容量が存在し、上記抵抗素子および上
記第1金属配線層と上記基板間の寄生容量によりローパ
スフィルタが形成され、入力パッドに静電気などにより
高電圧のパルスが発生した場合に、当該ローパスフィル
タによりパルスの高周波数成分が減衰され、パルスのピ
ーク電圧が抑制される。さらに抑制されたパルスのピー
クレベルが電源電圧より高いまたは共通電位より低い場
合に、ダイオードによりパルスのピークレベルがほぼ電
源電圧または共通電位にクランプされる。
【0017】この結果、静電気破壊を防止する保護能力
を低下させることなく、ICチップの入力容量が低減で
きるので、外部駆動回路の負荷を小さく確保でき、動作
速度の向上を実現できる。また、ダイオードを構成する
MOSトランジスタのサイズを小さくでき、回路レイア
ウト面積の縮小が図れる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る入力保護回路
の一実施形態を示す簡略平面図である。図示のように、
本実施形態の入力保護回路は、半導体基板1の表面に成
層されている第1金属配線層(1層目金属配線層)の表
面に第2金属配線層(2層目金属配線層)が形成され、
当該2層目金属配線層に入力パッド10aが形成され、
さらに入力パッド10aの下部1層目金属配線層に、入
力パッド10aと同サイズ或いは入力パッド10aより
大きい金属配線領域5が形成される。なお、入力パッド
10aの表面に入力パッド窓9が形成されており、ボン
ディングの際、当該入力パッド窓9を通して、図示しな
い、例えばリードフレームと入力パッド10aとの間に
銅(Au)またはアルミニウム(Al)で形成された金
属線(ワイヤー)が接続される。金属配線領域5は、同
じく1層目金属配線層に形成されている信号線6を介し
て、例えば、入力バッファの入力端子に接続されてい
る。
【0019】図2は、本実施形態の入力保護回路の構成
を示す簡略断面図である。以下、図1および図2を参照
しながら、本実施形態の入力保護回路の構成について説
明する。入力パッド10aは、2層目金属配線層と1層
目金属配線層との間に形成されたコンタクト8を介し
て、1層目金属配線層に形成された微小な配線領域7b
と接続されている。図示のように、1層目金属配線層と
基板1との間に、例えば、ポリシリコンからなるポリシ
リコン層2が成層されている。なお、図示していない
が、基板1とポリシリコン層2との間に、例えば酸化シ
リコン(SiO2 )からなる絶縁層が形成され、また、
1層目金属配線層と基板1との間に、同様に酸化シリコ
ンからなる絶縁層が成層され、さらに1層目金属配線層
と2層目金属配線層との間にも、例えば、酸化シリコン
からなる絶縁層が成層される。このため、ポリシリコン
層2と基板1また1層目金属配線層とは絶縁されてお
り、同様に、1層目金属配線層と基板1または2層目金
属配線層とは絶縁されている。絶縁されているこれらの
層間にコンタクトが形成されるので、これらのコンタク
トを通して異なる層の間に信号転送が行われる。
【0020】例えば、図2に示すように、1層目金属配
線層に形成された微小配線領域7bとポリシリコン層2
との間に、コンタクト4が形成され、さらにポリシリコ
ン層2と1層目金属配線層に形成された微小配線領域7
aとの間にコンタクト3が形成されている。なお、1層
目金属配線層に形成された微小配線領域7aは、金属配
線領域5と接続されている。
【0021】入力パッド10aに入力された信号は、コ
ンタクト8を介して2層目金属配線層に形成された微小
配線領域7bに転送され、さらにコンタクト4を介して
ポリシリコン層2に転送される。図示のように、コンタ
クト3とコンタクト4との間のポリシリコン層2は、所
定の形状に形成されている。このため、ポリシリコン層
2はコンタクト3とコンタクト4との間に所定の抵抗を
生じる。即ち、本実施形態においては、ポリシリコン層
2により抵抗素子が構成される。なお、本実施形態で
は、一例としてポリシリコン層2に形成された抵抗素子
を挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
入力パッド10aと金属配線領域5との間の抵抗を形成
する素子およびそのレイアウト形状については特に限定
しない。
【0022】微小配線領域7bに伝送されてきた信号
は、ポリシリコン層2に形成された抵抗素子およびコン
タクト3を介して、2層目金属配線層に形成された微小
配線領域7aに転送され、さらに配線領域5に転送され
る。配線領域5に接続する信号線6を介して、例えば、
図1および図2に示していない入力バッファの入力端子
に入力される。
【0023】図3は、入力パッド10a下部に形成され
た配線領域5と入力パッド10aおよび配線領域5と基
板1との間の寄生容量を示す簡略断面図である。以下、
図3を参照しながら、本実施形態の入力保護回路の原理
を説明する。配線領域5を基板1との間に、例えば、寄
生容量Cp21,Cp22,…,Cp2nを有する。配線領域
5と入力パッド10aとの間に、例えば、寄生容量Cp
11,Cp12,…,Cp1mを有する。図3に示すように、
本実施形態の入力パッド10aと基板1との間に、ポリ
シリコン層2および1層目金属配線層がそれぞれ成層さ
れている。このため、入力パッド10aと基板1との間
の寄生容量が抑制され、その容量値がごくわずかであ
り、入力パッド10aからみた入力容量が小さい。入力
パッドの入力容量は、外部回路がICチップを駆動する
際の負荷となるので、本実施形態の入力保護回路によっ
て、負荷容量が抑制され、高速な駆動が実現しやすくな
る。
【0024】ポリシリコン層2により等価的に抵抗素子
R1が形成される。即ち、この抵抗素子R1は、入力パ
ッド10aとその下部に形成された配線領域5との間に
接続されたものである。
【0025】図4は、入力パッド10aおよび配線領域
5の部分における等価回路を示す図である。なお、図4
においては配線領域5は単に信号線の形で表記されてい
る。また、回路構成上に当該信号線は入力バッファの入
力端子に接続される。図示のように、入力パッド10a
と配線領域5との間に、寄生容量Cp6が存在し、さら
に配線領域5と基板1との間に寄生容量Cp7が存在す
る。ここで、寄生容量Cp6は、図3に示す等価回路に
おける寄生容量Cp11,Cp12,…,Cp1mの容量の合
計値を持つ等価容量であり、寄生容量Cp7は図3に示
す等価回路における寄生容量Cp21,Cp22,…,Cp
2nの容量の合計値を持つ等価容量である。基板1は、通
常接地電位GNDに保持されるので、寄生容量Cp7
は、図4の等価回路に示すように、等価的に配線領域5
と接地電位GNDとの間に接続されている。
【0026】静電気などにより、入力パッド10aに瞬
間的に高電圧を持つパルス信号が発生される。このパル
スが信号線6を通して半導体装置の入力側に伝達される
と、半導体装置が破壊されることがある。いわゆる静電
気破壊が起こる。本発明の入力保護回路では、ポリシリ
コン層2により形成された等価抵抗素子R1と寄生容量
Cp7によりローパスフィルタが形成されるので、入力
パッド10aに現れたパルスの高周波成分が抑制され、
パルスのピーク電圧が抑えられる。
【0027】ピークレベルが抑制されたパルス信号が配
線領域5に出力され、さらに、信号線6を介して例え
ば、入力バッファの入力側に印加される。このとき、入
力バッファに印加されるパルス信号のレベルが電源電圧
CCを越える或いは接地電位GNDより低い場合があ
る。これは、入力バッファの入力側に、パルス信号のピ
ークレベルを電源電圧VCCと接地電位GNDとの間に制
限する電圧制限回路を設けることによって対処できる。
【0028】図5は、電圧制限回路が付加された入力保
護回路の一構成例を示している。図示のように、本例の
入力保護回路は、入力パッド10a、抵抗部20a、電
圧制限回路30aおよび入力バッファ40により構成さ
れている。
【0029】入力パッド10aは、図1の平面図および
図2の断面図に示すように、2層目金属配線層に形成さ
れた所定の面積を持つ金属配線領域である。入力パッド
10aは、例えば、ポリシリコン層2で形成された抵抗
素子R1を介して入力パッド10aの下部にある1層目
金属配線層に形成された金属配線領域5に接続されてい
る。また、図示のように入力パッド10aと接地電位G
NDとの間に、寄生容量Cp0が存在するが、前述した
ように本実施形態の入力保護回路においては、入力パッ
ド10aと基板1との間に、ポリシリコン層2および1
層目金属配線層がそれぞれ成層されている。このため、
入力パッド10aと基板1との間の寄生容量Cp0が抑
制される。即ち、入力パッド10aの入力容量Cp0が
小さく、外部回路で駆動する際に、駆動負荷が小さい。
抵抗部20aは、ポリシリコン層2に形成された抵抗素
子R1および配線領域5と入力パッド間に存在する寄生
容量Cp6、配線領域5と接地電位GND間に存在する
寄生容量Cp7により構成されている。
【0030】上述したように、抵抗部20aにおいて、
抵抗素子R1と寄生容量Cp7によりローパスフィルタ
が形成される。当該ローパスフィルタにより、例えば、
静電気などにより入力パッド10aに発生したパルスの
高周波成分が抑制され、パルスのピーク電圧が抑えられ
る。
【0031】電圧制限回路30aは、pMOSトランジ
スタ35とnMOSトランジスタ36とにより構成され
ている。pMOSトランジスタ35のゲート電極とソー
ス拡散層はともに電源電圧VCCに接続され、nMOSト
ランジスタ36のゲート電極とソース拡散層はともに共
通電位、例えば接地電位GNDに接続されている。pM
OSトランジスタ35とnMOSトランジスタ36のド
レイン拡散層は、ともに信号線6に接続されている。
【0032】信号6と電源電圧VCCとの間に、例えば、
pMOSトランジスタ35のドレインソース拡散層のジ
ャンクション容量で形成される寄生容量Cp8が接続さ
れ、同様に、信号線6と接地電位GNDとの間に、nM
OSトランジスタ36のドレインソース拡散層のジャン
クション容量で形成された寄生容量Cp9が接続されて
いる。
【0033】電圧制限回路30aにおいて、pMOSト
ランジスタ35およびnMOSトランジスタ36はそれ
ぞれダイオード接続となっている。即ち、pMOSトラ
ンジスタ35により、等価的に信号線6から電源電圧V
CCに向かって順方向となるダイオードが構成され、nM
OSトランジスタ36により、等価的に接地電位GND
から信号線6に向かって順方向となるダイオードが構成
される。
【0034】これらのダイオードにより、例えば、信号
線6に印加されたパルス信号のピークレベルが電源電圧
CCより高い場合に、トランジスタ35で構成されたダ
イオードがオン状態となり、トランジスタ35のしきい
値電圧を考慮しない場合に、信号線6の電位が電源電圧
CCレベルにクランプされる。トランジスタ35のしき
い値電圧をVth1 とすると、この場合の信号線6の電位
が(VCC+Vth1 )となる。
【0035】また、信号線6に印加されたパルス信号の
ピークレベルが接地電位GNDより低い場合に、トラン
ジスタ36で構成されたダイオードがオン状態となり、
トランジスタ36のしきい値電圧を考慮しない場合に、
信号線6の電位が接地電位GNDにクランプされる。な
お、トランジスタ36のしきい値電圧をVth2 とする
と、この場合の信号線6の電位が(−Vth2 )となる。
【0036】入力バッファ40は、pMOSトランジス
タ41とnMOSトランジスタ42により構成されてい
る。pMOSトランジスタ41のゲートはnMOSトラ
ンジスタ42のゲートとともに信号線6に接続されてい
る。pMOSトランジスタ41のソース拡散層は電源電
圧VCCに接続され、nMOSトランジスタ42のソース
拡散層は接地電位GNDに接続されている。さらに、p
MOSトランジスタ41とnMOSトランジスタ42の
ドレイン同士が共通に接続され、その接続点は、図示し
ていない内部回路の入力端子に接続されている。
【0037】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、抵抗部20aにおいて抵抗素子R1と寄生容量から
なるローパスフィルタによって、静電気などにより入力
パッド10aに発生した高電圧パルス信号のピークレベ
ルが抑制される。抑制されたパルス信号のピークレベル
が電源電圧VCCを越えた場合、或いはピークレベルが接
地電位GNDより低い場合に、電圧制限回路30aによ
り、パルス信号のピークレベルがクランプされ、ほぼ接
地電位GNDレベルと電源電圧VCCレベルとの間に制限
されるので、入力バッファ40の入力端子に印加された
信号のレベルがこの範囲内に限定され、静電気による入
力バッファ40および内部回路の破壊が防止される。
【0038】さらに、本実施形態においては、図2に示
すように入力パッド10aは、2層目金属配線層におい
て形成され、2層目金属配線層と基板1との間に、抵抗
素子R1を形成するためのポリシリコン層2および1層
目金属配線層がそれぞれ成層されているので、入力パッ
ド10aと基板1との間にある寄生容量を従来の入力パ
ッドに較べて大幅に低減させることが可能である。本実
施形態においては、ローパスフィルタを形成する容量素
子は、主に1層目金属配線層に形成された金属配線領域
5と基板1間の寄生容量Cp7からなり、電圧制限回路
30aにあるトランジスタ35と36のドレインソース
拡散のジャンクション容量からなる寄生容量Cp8とC
p9は、ローパスフィルタを形成するための必要構成要
素ではない。このため、本実施形態の電圧制限回路30
aを構成するトランジスタ35と36のサイズは、図7
〜9に示す従来の入力保護回路の電圧制限回路30にあ
るトランジスタ31と32のサイズより小さくすること
ができるので、入力保護回路全体のサイズの縮小を実現
可能である。
【0039】上述した結果、本実施形態の入力保護回路
においては、入力パッド10aの入力容量が従来の入力
保護回路により小さくなり、即ち、外部回路からみた入
力パッド10aの負荷容量が小さくなり、従来の入力保
護回路に較べて、動作速度の向上を実現しやすい。ま
た、入力保護回路の保護機能を低下させることなく、電
圧制限回路を構成するトランジスタのサイズを小さくで
きるので、回路全体のレイアウト面積の縮小を実現でき
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の入力保護
回路によれば、入力パッドにかかる寄生容量を抑制し、
入力負荷を低減することができるので、外部回路による
高速な駆動を容易に実現できる。さらに、入力保護機能
を低下させることがなく、入力保護回路全体のレイアウ
ト面積を縮小でき、半導体装置の高集積度化、ICチッ
プの小型化を実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入力保護回路の一実施形態を示す
簡略平面図である。
【図2】本実施形態の入力保護回路の構成を示す簡略断
面図である。
【図3】本実施形態の入力保護回路の寄生容量を示す簡
略断面図である。
【図4】本実施形態の等価回路である。
【図5】本発明の入力保護回路の一構成例を示す回路図
である。
【図6】従来の入力保護回路の一構成例を示す回路図で
ある。
【図7】図6に示す従来の入力保護回路の等価回路を示
す回路図である。
【図8】従来の入力保護回路の等価回路および各部分の
信号波形を示す図である。
【図9】従来の入力保護回路の等価回路および各部分信
号波形を示し、動作原理を説明するための図である。
【符号の説明】
1…基板、2…ポリシリコン層、3,4…コンタクト、
5…金属配線領域、6…信号線、7a,7b…微小配線
領域、8…コンタクト、9…入力パッド窓、10,10
a…入力パッド、20,20a…抵抗部、30,30a
…電圧制限回路、40…入力バッファ、31,35,4
1…pMOSトランジスタ、32,36,42…nMO
Sトランジスタ、R1…抵抗素子、Cp0,Cp1,C
p2,Cp3,Cp4,Cp5,Cp6,Cp7,Cp
8,Cp9…寄生容量、VCC…電源電圧、GND…接地
電位。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板表面に少なくとも当該半導体基
    板と電気的に分離して成層された第1金属配線層と、上
    記第1金属配線層の表面に上記第1金属配線層と電気的
    に分離して成層された第2金属配線層とを有する入力保
    護回路であって、 上記第2金属配線層に形成された入力パッドと、 上記入力パッドの下部に、上記第1金属配線層に上記入
    力パッドに応じて形成された金属配線領域と、 上記第1金属配線層に形成された上記金属配線領域と上
    記第2金属配線層に形成された上記入力パッドとの間に
    形成された抵抗素子とを有する入力保護回路。
  2. 【請求項2】半導体基板表面に少なくとも当該半導体基
    板と電気的に分離して成層された第1金属配線層と、上
    記第1金属配線層の表面に上記第1金属配線層と電気的
    に分離して成層された第2金属配線層とを有する入力保
    護回路であって、 上記第2金属配線層に形成された入力パッドと、 上記入力パッドの下部に、上記第1金属配線層に上記入
    力パッドに応じて形成された金属配線領域と、 上記第1金属配線層に形成された上記金属配線領域と上
    記第2金属配線層に形成された上記入力パッドとの間に
    形成された抵抗素子と、 入力端子が上記金属配線領域に接続されている入力バッ
    ファとを有する入力保護回路。
  3. 【請求項3】上記第1金属配線層に形成された上記金属
    配線領域は、上記入力パッドとほぼ同じサイズである請
    求項2記載の入力保護回路。
  4. 【請求項4】上記第1金属配線層に形成された上記金属
    配線領域は、上記入力パッドよりサイズが大きく形成さ
    れている請求項2記載の入力保護回路。
  5. 【請求項5】上記抵抗素子は、上記第1金属配線層と上
    記基板との間に形成されたポリシリコン層において形成
    される請求項2記載の入力保護回路。
  6. 【請求項6】アノードが上記金属配線領域に接続され、
    カソードが電源電圧に接続されている第1のダイオード
    と、 アノードが共通電位に接続され、カソードが上記金属配
    線領域に接続されている第2のダイオードとを有する請
    求項2記載の入力保護回路。
  7. 【請求項7】上記第1のダイオードは、ゲート電極とソ
    ース拡散層は上記電源電圧に接続され、ドレインは上記
    金属配線領域に接続されている第1導電型絶縁ゲート型
    電界効果トランジスタにより構成され、 上記第2のダイオードは、ゲート電極とソース拡散層は
    上記共通電位に接続され、ドレインは上記金属配線領域
    に接続されている第2導電型絶縁ゲート型電界効果トラ
    ンジスタにより構成されている請求項6記載の入力保護
    回路。
  8. 【請求項8】上記第1金属配線層において、上記金属配
    線領域と上記入力バッファの入力端子との間に形成され
    た金属配線を有し、 アノードが上記金属配線に接続され、カソードが電源電
    圧に接続されている第1のダイオードと、 アノードが共通電位に接続され、カソードが上記金属配
    線に接続されている第2のダイオードとを有する請求項
    2記載の入力保護回路。
  9. 【請求項9】上記第1のダイオードは、ゲート電極とソ
    ース拡散層は上記電源電圧に接続され、ドレインは上記
    金属配線に接続されている第1導電型絶縁ゲート型電界
    効果トランジスタにより構成され、 上記第2のダイオードは、ゲート電極とソース拡散層は
    上記共通電位に接続され、ドレインは上記金属配線に接
    続されている第2導電型絶縁ゲート型電界効果トランジ
    スタにより構成されている請求項8記載の入力保護回
    路。
  10. 【請求項10】上記入力バッファは、ゲート電極が上記
    金属配線領域に接続され、ソース拡散層が電源電圧に接
    続されている第1導電型絶縁ゲート型電界効果トランジ
    スタと、 ゲート電極が上記金属配線領域に接続され、ソース拡散
    層が共通電位に接続され、ドレインが上記第1導電型絶
    縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインとともに内
    部回路の入力端子に接続されている第2導電型絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタとを有する請求項2記載の入
    力保護回路。
  11. 【請求項11】上記第1金属配線層において、上記金属
    配線領域と上記入力バッファの入力端子との間に形成さ
    れた金属配線を有し、 上記入力バッファは、ゲート電極が上記金属配線に接続
    され、ソース拡散層が電源電圧に接続されている第1導
    電型絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、 ゲート電極が上記金属配線に接続され、ソース拡散層が
    共通電位に接続され、ドレインが上記第1導電型絶縁ゲ
    ート型電界効果トランジスタのドレインとともに内部回
    路の入力端子に接続されている第2導電型絶縁ゲート型
    電界効果トランジスタとを有する請求項2記載の入力保
    護回路。
JP1955998A 1998-01-30 1998-01-30 入力保護回路 Pending JPH11220094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1955998A JPH11220094A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 入力保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1955998A JPH11220094A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 入力保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11220094A true JPH11220094A (ja) 1999-08-10

Family

ID=12002677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1955998A Pending JPH11220094A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 入力保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11220094A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005096370A1 (en) * 2004-03-31 2005-10-13 Ricoh Company, Ltd. A semiconductor apparatus
US7681154B2 (en) 2006-09-14 2010-03-16 Elpida Memory, Inc. Method for designing device, system for aiding to design device, and computer program product therefor
CN116347966A (zh) * 2021-12-10 2023-06-27 乐金显示有限公司 显示装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005096370A1 (en) * 2004-03-31 2005-10-13 Ricoh Company, Ltd. A semiconductor apparatus
JP2005294363A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Ricoh Co Ltd 半導体装置
US7709899B2 (en) 2004-03-31 2010-05-04 Ricoh Company, Ltd. Semiconductor apparatus
US7681154B2 (en) 2006-09-14 2010-03-16 Elpida Memory, Inc. Method for designing device, system for aiding to design device, and computer program product therefor
CN116347966A (zh) * 2021-12-10 2023-06-27 乐金显示有限公司 显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Tsai et al. Smart GaN platform: performance & challenges
US5610425A (en) Input/output electrostatic discharge protection circuit for an integrated circuit
KR0135499B1 (ko) 집적 회로
JP6591220B2 (ja) 半導体装置および電力制御装置
JP3388751B2 (ja) 高速、高電圧回路用静電放電回路
JP2810874B2 (ja) 半導体デバイス
KR0128508B1 (ko) 출력 버퍼의 정전 방전 보호 회로를 구비한 집적 회로
JPH05283618A (ja) Cmos集積回路用静電放電保護
US6411480B1 (en) Substrate pumped ESD network with trench structure
US6256184B1 (en) Method and apparatus for providing electrostatic discharge protection
US6980409B2 (en) Protective circuit for semiconductor device
JP2002324842A (ja) 半導体保護回路
EP0538752A1 (en) Semiconductor input protective device against external surge voltage
JPH11220094A (ja) 入力保護回路
US6181542B1 (en) Method of making a stack-polysilicon capacitor-coupled dual power supply input/output protection circuit
JPS6324656A (ja) Cmosテクノロジイ集積回路用入力保護デバイス
JP2000216673A (ja) 静電破壊保護回路および静電破壊保護回路付きcmos回路
JPH0379120A (ja) 入力保護回路
JP2002353396A (ja) 半導体集積回路装置
JP2884946B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH1168040A (ja) 入力保護回路およびそれを用いた半導体装置
JPH03105968A (ja) 集積回路装置
JP3170853B2 (ja) 半導体装置
JPH0478022B2 (ja)
JP2004079892A (ja) 絶縁ゲート型半導体装置