JPH1122037A - 防水シート及びこれを用いた外壁パネルのシール構造 - Google Patents

防水シート及びこれを用いた外壁パネルのシール構造

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JPH1122037A
JPH1122037A JP17731997A JP17731997A JPH1122037A JP H1122037 A JPH1122037 A JP H1122037A JP 17731997 A JP17731997 A JP 17731997A JP 17731997 A JP17731997 A JP 17731997A JP H1122037 A JPH1122037 A JP H1122037A
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sensitive adhesive
pressure
wall
sheet
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Koji Izumi
孝治 泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部材間の良好な防水性能の維持並びに部材同
士の位置決め作業性の向上の両立を図る。 【解決手段】 外壁パネル28の外壁材30の下端部3
0Aと外壁フレーム32の取付部32Aとの間には、第
1粘着剤層18及びこれよりも厚い発泡材層14並びに
第2粘着剤層22を備えた防水シート10の上端部が挟
持されている。発泡材層14は圧縮された状態で下端部
30Aの裏面に当接しており、又第1粘着剤層18は下
端部30Aの裏面に接着されている。従って、外壁材3
0に経年変化による反りや収縮が生じても、第1粘着剤
層18が追従するため、防水性能は良好に維持される。
また、外壁フレーム32に対する外壁材30の位置決め
時には発泡材層14があるため、第1粘着剤層14は非
接触となり、作業性が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水シート及びこ
れを用いた外壁パネルのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】防水シートを用いた外壁パネルのシール
構造の開示例としては、特開平8−158492号公報
があり、以下に説明する。
【0003】図5に示されるように、この公報に開示さ
れた防水シート100は、狭幅帯状の先付け用防水シー
ト102と、幅広帯状の後付け用防水シート104と、
に分割されている。先付け用防水シート102の表面側
の一方の端縁には、帯状のスポンジテープ106が予め
接着されている。また、先付け用防水シート102の裏
面側の他方の端縁には、帯状の粘着テープ108が予め
接着されている。一方、後付け用防水シート104の裏
面側の他方の端縁には、別の粘着テープ110が予め接
着されている。
【0004】図6に示されるように、工場では、まず、
二階側の外壁パネル112の外壁フレーム114と外壁
材116との間に先付け用防水シート102のスポンジ
テープ106を挟持させ、この状態で図示しないビスで
外壁材116が外壁フレーム114に固定される。この
状態では、先付け用防水シート102の粘着テープ10
8側が外壁材116の下縁からぶら下がった状態になる
が、先付け用防水シート102は狭幅であることから、
不用意に損傷を受けることもない。
【0005】図7に示されるように、上記の如く工場生
産された二階側の外壁パネル112は、一階側の外壁パ
ネル118と共に現場に搬入される。なお、一階側の外
壁パネル118にあっては、図示しないビスによって外
壁材120が外壁フレーム122に直に固定されてい
る。そして、先付け用防水シート102の粘着テープ1
08を後付け用防水シート104の表面側の一方の端縁
に接着させた後、後付け用防水シート104の裏面側の
他方の端縁に予め接着された粘着テープ110を一階側
の外壁材120の表面の上縁側に接着させる。これによ
り、先付け用防水シート102と後付け用防水シート1
04とが接続されて、連続した防水シート100が構成
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成による場合、
施工当時はスポンジテープ106の弾性復元力(反発
力)が有効に作用するため、防水性能に支障を来すこと
はないと思われるが、スポンジテープ106は本来的に
経年変化によってその弾性復元力が低下していくという
性質がある。このため、経年変化により外壁材116に
収縮や反りが生じた場合に、スポンジテープ106の外
壁材116への追従性が低下する可能性がある。
【0007】なお、この問題を解決するために、スポン
ジテープ106の代わりに粘着テープを使用することが
一案として考えられる。しかし、粘着テープは外壁材1
16の収縮や反りに対して追従性があるものの、外壁材
116の外壁フレーム114への位置決め作業の煩雑化
を招くという新たな問題が生じる。つまり、組付手順と
しては、最初に粘着テープ(両面テープ)の一方の裏形
紙を剥がして外壁フレーム114に接着させ、次に粘着
テープの他方の裏形紙を剥がす。そして、この状態で、
外壁材116を外壁フレーム114に対して位置決めし
ながら、外壁材116を粘着テープの他方の面に押し付
けてビス締めすることになる。従って、外壁材116を
外壁フレーム114に対して位置決めする際に、既に裏
形紙が剥がされた粘着テープが露出されているため、外
壁材116に粘着テープが接触するといった煩わしさが
生じる。このため、前述したように、外壁材116の外
壁フレーム114への位置決め作業の煩雑化を招く。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、部材間の良好
な防水性能の維持並びに部材同士の位置決め作業性の向
上の両立を図ることができる防水シート及びこれを用い
た外壁パネルのシール構造を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る防水シートは、防水性を有する帯状のシート本体
と、このシート本体の幅方向の一端部側の表面に設けら
れ、防水性を有する所定厚さの粘着剤層と、シート本体
の幅方向の一端部側の表面に粘着剤層に隣接して設けら
れ、粘着剤層の厚さよりも厚くかつ所定の硬度及び防水
性を有する弾性材層と、を有することを特徴としてい
る。
【0010】請求項2記載の本発明に係る防水シート
は、防水性を有する帯状のシート本体と、このシート本
体の幅方向の一端部側の表面に設けられ、防水性を有す
る所定厚さの裏型紙付きの第1粘着剤層と、シート本体
の幅方向の一端部側の表面に第1粘着剤層に隣接して設
けられ、第1粘着剤層の厚さよりも厚くかつ所定の硬度
及び防水性を有する弾性材層と、シート本体の幅方向の
一端部側の裏面に設けられ、防水性を有する所定厚さの
裏型紙付きの第2粘着剤層と、シート本体の幅方向の他
端部側の裏面に設けられ、防水性を有する所定厚さの裏
型紙付きの第3粘着剤層と、を有することを特徴として
いる。
【0011】請求項3記載の本発明は、室外側に配置さ
れる外壁材とこの外壁材の室内側に配置される外壁フレ
ームとの間に防水シートを介在させた状態で、当該外壁
材を当該外壁フレームに締付具を用いて固定していくこ
とにより、当該外壁材と当該外壁フレームとの間を挟圧
された防水シートによってシールする外壁パネルのシー
ル構造であって、外壁材の裏面に請求項1に記載の弾性
材層及び粘着剤層或いは請求項2に記載の弾性材層及び
裏型紙が剥がされた第1粘着剤層を密着させることによ
り、外壁材と外壁フレームとの間をシールした、ことを
特徴としている。
【0012】請求項1記載の本発明によれば、以下の如
くして、一方の部材と他方の部材との間がシールされ
る。まず、防水シートのシート本体における幅方向の一
端部側の裏面を一方の部材の表面に接着させる。この状
態では、当該一端部側の表面に設けられた粘着剤層に対
して弾性材層が両者の厚さ関係から突出した状態にあ
る。そこで、次に他方の部材を弾性材層に当接させなが
ら、他方の部材の一方の部材に対する位置決めを行う。
この際、粘着剤層は他方の部材に対して非接触となるの
で、他方の部材に粘着剤層が接触する煩わしさはない。
【0013】次に、弾性材層を圧縮しながら、ビス等の
締付具を用いて他方の部材を一方の部材へ固定してい
く。これにより、弾性材層の厚さが粘着剤層の厚さに達
した時点で、他方の部材に粘着剤層が接着等により固着
される。その結果、一方の部材と他方の部材との間が共
に防水性を有する弾性材層及び粘着剤層によってシール
される。さらに、経年変化により他方の部材に反りや収
縮が生じたとしても、粘着剤層がこれに追従していくた
め、長期間に亘ってシール性能が維持される。
【0014】すなわち、本発明は、弾性材層の弾性復元
力及び粘着剤層の部材に対する追従性の双方を利用する
ことにより、部材間の良好な防水性能の維持並びに部材
同士の位置決め作業性の向上の両立を図るものである。
【0015】請求項2記載の本発明によれば、以下の如
くして、一方の部材と他方の部材との間がシールされ
る。まず、防水シートのシート本体における幅方向の一
端部側の裏面に設けられた第2粘着剤層の裏型紙を剥が
してから、当該第2粘着剤層を一方の部材の表面に接着
させる。この状態では、当該一端部側の表面に設けられ
た第1粘着剤層に対して弾性材層が両者の厚さ関係から
突出した状態にある。そこで、次に第1粘着剤層の裏型
紙を剥がしてから、他方の部材を弾性材層に当接させつ
つ、他方の部材の一方の部材に対する位置決めを行う。
この際、第1粘着剤層は他方の部材に対して非接触とな
るので、他方の部材に第1粘着剤層が接触する煩わしさ
はない。
【0016】次に、弾性材層を圧縮しながら、ビス等の
締付具を用いて他方の部材を一方の部材へ固定してい
く。これにより、弾性材層の厚さが第1粘着剤層の厚さ
に達した時点で、他方の部材に第1粘着剤層が接着され
る。その結果、一方の部材と他方の部材との間が共に防
水性を有する弾性材層及び第1粘着剤層によってシール
される。さらに、経年変化により他方の部材に反りや収
縮が生じたとしても、第1粘着剤層がこれに追従してい
くため、長期間に亘ってシール性能が維持される。
【0017】また、本発明では、防水シートの一端部を
用いた一方の部材と他方の部材との間のシールがなされ
た後に、防水シートのシート本体における幅方向の他端
部側の裏面に設けられた第3粘着剤層を、他方の部材に
隣接して配置される別の部材の表面に接着させることに
より、当該他方の部材と別の部材との間のシールもなさ
れる。
【0018】さらに、本発明では、シールするために必
要となる第1粘着剤層乃至第3粘着剤層並びに位置決め
作業性の向上のために必要となる弾性材層といった要素
のすべてを防水シートのシート本体に設けているので、
部材の集約化を図ることができる。
【0019】請求項3記載の本発明によれば、外壁材及
び外壁フレームを含んで構成される外壁パネルにおける
両者の間が請求項1又は請求項2に記載の防水シートに
よってシールされる。すなわち、前述した請求項1及び
請求項2記載の作用における一方の部材が外壁フレーム
に相当し、他方の部材が外壁材に相当するものとして、
更には請求項2記載の発明の作用との関係においては別
の部材が隣接して配置される別の外壁パネルの外壁材に
相当するものとして観た場合、請求項1記載の本発明の
作用並びに請求項2記載の本発明の作用が外壁パネルの
シール構造として発揮される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を用いて、本発
明の一実施形態について説明する。
【0021】図4には、本実施形態に係る防水シート1
0の単品構成が断面視にて示されている。この図に示さ
れるように、防水シート10は、防水性を有する帯状の
軟質シート12を備えている。軟質シート12の幅方向
の一端部の表面には、軟質シート12の上縁に沿って防
水性を有する発泡材層14が接着されている。さらに、
軟質シート12の幅方向の一端部の表面には、発泡材層
14に隣接して裏型紙16付きの防水性を有する第1粘
着剤層18が接着されている。発泡材層14の厚さは、
第1粘着剤層18の厚さよりも所定寸法だけ厚く設定さ
れている。さらに、発泡材層14の硬度は、比較的高い
所定の硬度(後述する外壁材30が載置されても殆ど弾
性変形せず、タッピングビス38による締付力が加わる
と、弾性変形していく程度の硬度)に設定されている。
【0022】また、軟質シート12の幅方向の一端部の
裏面には、その上縁に沿って裏型紙20付きの防水性を
有する第2粘着剤層22が接着されている。なお、第2
粘着剤層22の幅方向寸法は、第1粘着剤層18の幅方
向寸法及び発泡材層14の幅方向寸法を足した寸法に設
定されている。
【0023】さらに、軟質シート12の幅方向の他端部
の裏面には、裏型紙24付きの防水性を有する第3粘着
剤層26が接着されている。なお、第3粘着剤層26の
幅方向寸法は、第2粘着剤層22の幅方向寸法よりも多
少長く設定されている。
【0024】次に、図1〜図3を用いて、上述した防水
シート10を用いた外壁パネル28のシール構造につい
て説明する。なお、図2及び図3において示される一点
鎖線Pはユニット上下境界線を示しており、又一点鎖線
Qはユニット室外側境界線を示しており、更に一点鎖線
Rはユニット左右境界線を示している。
【0025】まず、外壁パネル28の構成並びに目地構
造について簡単に説明する。図1〜図3に示されるよう
に、外壁パネル28は、室外側に配置された矩形平板状
の外壁材(外板或いは外壁ボードと理解してもよい)3
0と、この外壁材30の裏面に配置されると共に金属製
かつ断面L字形とされた外壁フレーム32と、を含んで
構成されている。上記構成の外壁パネル28は、ユニッ
ト住宅の壁面の上下左右に隣接して配置されている。こ
れにより、上階側の外壁材30の下端部30Aと下階側
の外壁材30の上端部30Bとの間に所定幅の横目地3
4が形成され、又左右に隣接する外壁材30の幅方向の
端部30C間に所定幅の縦目地36が形成されている。
【0026】次に、図1及び図2を用いて、外壁パネル
28のシール構造のうち横目地34に関するものについ
て説明する。上階側に配置された外壁パネル28の外壁
材30の下端部30Aは、その室内側に配置された外壁
フレーム32の取付部32Aに、タッピングビス38に
よって固定されている。この外壁材30の下端部30A
と外壁フレーム32の取付部32Aとの間には、防水シ
ート10の幅方向の一端部(本図で観た場合、上端部)
が挟持されている。
【0027】より具体的に説明すると、防水シート10
における軟質シート12の上端部の裏面側に配置された
第2粘着剤層22は、その裏型紙20が剥がされてから
外壁フレーム32の取付部32Aの表面に接着されてい
る。また、軟質シート12の上端部の表面側に配置され
た発泡材層14は、第1粘着剤層18の厚さに達するま
でタッピングビス38の締付力によって圧縮されて弾性
変形されている。さらに、軟質シート12の上端部の表
面側に発泡材層14に隣接して下方に配置された第1粘
着剤層18は、その裏型紙16が剥がされてから外壁材
30の下端部30Aの裏面に接着されている。これによ
り、上階側の外壁パネル28における外壁材30の裏面
と外壁フレーム32の取付部32Aの表面との間が第1
粘着剤層18及び発泡材層14並びに第2粘着剤層22
によってシールされている。
【0028】また、図2に示されるように、下階側の外
壁パネル28の外壁材30の上端部30B及び外壁フレ
ーム32の取付部32Aには、ブチルテープである木口
止水テープ40が両者を被覆するようにして接着されて
いる。なお、木口止水テープ40は、後述する縦目地3
6に嵌着される弾性材料(ゴム)から成るガスケット4
2内の水が水圧で上へ吹き上がるのを防止するためのも
のである。さらに、上述した防水シート10における軟
質シート12の下端部の裏面側に配置された第3粘着剤
層26は、その裏型紙24が剥がされてから外壁材30
の上端部30Bの表面に接着された木口止水テープ40
の表面に接着されている。以上により、上階側の外壁パ
ネル28の外壁材30の下縁及び下階側の外壁パネル2
8の外壁材30の上縁間に形成された横目地34が、防
水シート10によって二次シールされている。
【0029】なお、下階側の外壁材30の上端部30B
の表面には断面略コ字形に形成された樹脂製の固定用ブ
ラケット44が配置されており、外壁材30を外壁フレ
ーム32の取付部32Aに固定するためのタッピングビ
ス38を用いて外壁材30の上端部30Bに共締めされ
ている。この固定用ブラケット44の上下端部には係合
用突起44Aが一体に形成されており、これらの係合用
突起44Aへ断面略C字形に形成された化粧胴差し46
が弾性的に係合されている。さらに、化粧胴差し46の
上端部にはバックアップ材48及びシール材50が配設
されており、化粧胴差し46の上端部と上階側の外壁材
30の下端部30Aの表面との間がシールされている。
以上により、横目地34の一次シールがなされている。
【0030】次に、図3を用いて、外壁パネル28のシ
ール構造のうち縦目地36に関するものについて説明す
る。左右の外壁パネル28の外壁材30の幅方向の端部
(縦目地36側の端部)30Cの室内側には、断面略L
字形の外壁フレーム52が配置されており、外壁材30
はこの外壁フレーム52の取付部52Aにタッピングビ
ス38によって固定されている。なお、外壁フレーム5
2の基部52Bは、組付誤差及び単品製造誤差を吸収す
るためのスペーサ53を間に介して、固定ボルト54及
びウエルドナット56によってユニットの柱58に固定
されている。また、外壁フレーム52が柱58に固定さ
れた状態では、外壁フレーム52の基部52Bから屈曲
された屈曲部52C間に所定の隙間60が形成されてい
る。
【0031】上述した外壁材30の幅方向の端部30C
と外壁フレーム52の取付部52Aとの間には、前述し
た防水シート10の幅方向の一端部(本図で観た場合、
室内側の端部)が挟持されている。
【0032】より具体的に説明すると、防水シート10
における軟質シート12の室内側の端部の裏面側に配置
された第2粘着剤層22は、その裏型紙20が剥がされ
てから外壁フレーム52の取付部52Aに接着されてい
る。また、軟質シート12の室内側の端部の表面側に配
置された発泡材層14は、第1粘着剤層18の厚さに達
するまでタッピングビス38の締付力によって圧縮され
て弾性変形されている。さらに、軟質シート12の室内
側の端部の表面側に発泡材層14に隣接して隙間60側
に配置された第1粘着剤層18は、その裏型紙16が剥
がされてから外壁材30の幅方向の端部30Cの裏面に
接着されている。これにより、ユニット左右基準線Rを
境に隣接して配置された左右の外壁パネル28における
外壁材30の裏面と外壁フレーム52の取付部52Aの
表面との間が第1粘着剤層18及び発泡材層14並びに
第2粘着剤層22によってシールされている。
【0033】また、互いに隣接する一対の防水シート1
0の室外側の端部は、各々の第3粘着剤層26の裏型紙
24が剥がされた後に相互に接着されて両者一体とされ
た後に、前述した外壁フレーム52の屈曲部52C間の
隙間60内へ押し込まれている。以上により、隣接する
外壁材30の幅方向の端部30C間に形成された横目地
34の二次シールがなされている。
【0034】さらに、隣接する外壁材30の幅方向の端
部30C間の横目地34には、乾式シール材であるガス
ケット42が弾性変形した状態で嵌入されている。これ
により、横目地34の一次シールがなされている。
【0035】次に、防水シート10を用いたシール手順
について説明し、その説明を通して本実施形態の作用並
びに効果について説明する。なお、シール手順の説明に
際しては、最初に工場内で行われる作業を説明し、次に
現場で行われる作業を説明することにする。
【0036】まず、縦目地36側及び横目地34側のそ
れぞれにおいて防水シート10の接着作業が行われる。
すなわち、縦目地36側にあっては、防水シート10の
第2粘着剤層22の裏型紙20を剥がしてから、当該第
2粘着剤層22を外壁フレーム32の取付部32Aの室
外側の面に接着させる。同様に、横目地34側にあって
は、防水シート10の第2粘着剤層22の裏型紙20を
剥がしてから、当該第2粘着剤層22を外壁フレーム5
2の取付部52Aの室外側の面に接着させる。この状態
では、防水シート10の発泡材層14には負荷がかかっ
ていないため、自然状態の厚さを有している。従って、
発泡材層14は、第1粘着剤層18よりも突出した状態
にある。
【0037】そこで、次に第1粘着剤層18の裏型紙1
6を剥がし、外壁材30を発泡材層14上に載置させ
る。この場合、発泡材層14は所定の硬度に設定されて
いるため、外壁材30を載置させただけでは、発泡材層
14は殆ど弾性変形しない。次に、発泡材層14上に外
壁材30を載置させた状態で、図1に矢印Aで示される
如く、外壁材30をその面に沿った方向へ移動させつ
つ、外壁フレーム32、52の取付部32A、52Aに
対する外壁材30の位置決め作業を行う。このとき、本
実施形態によれば、裏型紙16が剥がされた第1粘着剤
層18が外壁材30の裏面に接触することはないので、
第1粘着剤層18が外壁材30の裏面に付着するといっ
た煩わしさはない。
【0038】次に、タッピングビス38を用いて、外壁
材30の外壁フレーム32、52の取付部32A、52
Aへの固定作業が行われる。このとき、タッピングビス
38の螺入量が増加するにつれて外壁材30から発泡材
層14への負荷(加圧力)が増加し、これに伴って発泡
材層14が圧縮(弾性変形)されていく。そして、発泡
材層14の圧縮量(弾性変形量)が第1粘着剤層18の
厚さに達した時点で、外壁材30の下端部30Aの裏面
及び幅方向の端部30Cの裏面に第1粘着剤層18が接
着される。ここまでの作業が工場内で行われる作業であ
り、従ってこの状態では第3粘着剤層26の裏型紙24
は未だ剥がされていない。
【0039】その後、上述した外壁パネル28を備えた
居室用ユニットがそれぞれ現場に搬入され、所定の位置
に据え付けられていく。
【0040】現場では、横目地34側にあっては、図2
に示される如く、防水シート10の下端部を下階側の外
壁材30の上端部30Bの表面側へ引っ張りながら(即
ち、軟質シート12に所定の張力を与えながら)、第3
粘着剤層26の裏型紙24が剥がされて、当該外壁材3
0の上端部30Bの表面に接着される。
【0041】次に、タッピングビス38によって外壁材
30の上端部30Bが外壁フレーム32の取付部32A
に固定用ブラケット44と共に固定される。その後、固
定用ブラケット44の係合用突起44Aに化粧胴差し4
6が係合されると共に、バックアップ材48及びシール
材50が配設されることにより、横目地34のシール作
業が終了する。
【0042】一方、縦目地36側にあっては、図3に示
される如く、隣合う防水シート10の室外側の端部が縦
目地36側(矢印B方向側)へ向けて旋回された後、裏
型紙24が剥がされて相互に接着される(二点鎖線参
照)。次に、両者一体となった防水シート10の室外側
の端部は、外壁フレーム52の屈曲部52C間の隙間6
0内へ押し込まれる。その後、左右に隣接する外壁材3
0の幅方向の端部30C間の横目地34に、ガスケット
42が弾性変形させつつ嵌入される。これにより、縦目
地36のシール作業が終了する。
【0043】このように本実施形態では、防水シート1
0の幅方向の一端部(上端部)側の表面に発泡材層14
及び第1粘着剤層18を隣接して配置すると共に、発泡
材層14の厚さを第1粘着剤層18の厚さよりも厚くし
たので、外壁フレーム32、52の取付部32A、52
Aに対する外壁材30の位置決め作業時に、外壁材30
の裏面に第1粘着剤層18が付着するのを防止すること
ができる。従って、外壁フレーム32、52の取付部3
2A、52Aに対する外壁材30の位置決め作業性を向
上させることができる。
【0044】さらに、本実施形態では、防水シート10
の幅方向の一端部(上端部)側の表面に発泡材層14の
みならず、これに隣接して第1粘着剤層18を配置した
ので、経年変化により外壁材30に反りや収縮が生じた
としても、第1粘着剤層18がこの反りや収縮に追従し
ていく。従って、外壁材30及び外壁フレーム32間の
シール性能を長期間に亘って良好に維持することができ
る。
【0045】また、本実施形態では、シールするために
必要となる第1粘着剤層18乃至第3粘着剤層26並び
に位置決め作業性の向上のために必要となる発泡材層1
4といった要素のすべてを防水シート10の軟質シート
12に予め設けているので、部材の集約化を図ることが
できる。従って、防水シート10の生産性の向上を図る
ことができると共に、品質管理の容易化を図ることがで
きる。
【0046】なお、本実施形態では、前記の如く、防水
シート10の軟質シート12にすべての要素を予め設け
たが、請求項1記載の発明との関係においては、第2粘
着剤層22及び第3粘着剤層26を別部品化して、防水
シート10の接着に際して第2粘着剤層22を外壁フレ
ーム32、52の取付部32A、52Aに接着し、又第
3粘着剤層26を下階側の外壁パネル28の外壁材30
の上端部30Bの表面に接着するようにしてもよい。
【0047】また、本実施形態では、外壁パネル28の
シール構造に上記構成の防水シート10を利用したが、
外壁パネル28以外の部位において部材間のシールが必
要とされるところであれば、請求項1記載の本発明並び
に請求項2記載の本発明の適用は可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係る防水シートは、防水性を有する帯状のシート本
体と、このシート本体の幅方向の一端部側の表面に設け
られ、防水性を有する所定厚さの粘着剤層と、シート本
体の幅方向の一端部側の表面に粘着剤層に隣接して設け
られ、粘着剤層の厚さよりも厚くかつ所定の硬度及び防
水性を有する弾性材層と、を有するので、弾性材層の弾
性復元力及び粘着剤層の部材に対する追従性の双方を利
用することにより、部材間の良好な防水性能の維持並び
に部材同士の位置決め作業性の向上の両立を図ることが
できるという優れた効果を有する。
【0049】請求項2記載の本発明に係る防水シート
は、防水性を有する帯状のシート本体と、このシート本
体の幅方向の一端部側の表面に設けられ、防水性を有す
る所定厚さの裏型紙付きの第1粘着剤層と、シート本体
の幅方向の一端部側の表面に第1粘着剤層に隣接して設
けられ、第1粘着剤層の厚さよりも厚くかつ所定の硬度
及び防水性を有する弾性材層と、シート本体の幅方向の
一端部側の裏面に設けられ、防水性を有する所定厚さの
裏型紙付きの第2粘着剤層と、シート本体の幅方向の他
端部側の裏面に設けられ、防水性を有する所定厚さの裏
型紙付きの第3粘着剤層と、を有するので、請求項1記
載の発明と同様の理由により、部材間の良好な防水性能
の維持並びに部材同士の位置決め作業性の向上の両立を
図ることができるという優れた効果を有する。
【0050】また、本発明に係る防水シートによれば、
シール性確保及び位置決め作業性向上のために必要とさ
れる部材の集約化を図ることができるので、生産性の向
上及び品質管理の容易化を図ることができるという優れ
た効果も得られる。
【0051】請求項3記載の本発明に係る防水シートを
用いた外壁パネルのシール構造は、外壁材の裏面に請求
項1に記載の弾性材層及び粘着剤層或いは請求項2に記
載の弾性材層及び裏型紙が剥がされた第1粘着剤層を密
着させることにより、外壁材と外壁フレームとの間をシ
ールしたので、請求項1記載の本発明の作用並びに請求
項2記載の本発明の作用が外壁パネルのシール構造とし
て発揮され、その結果、外壁フレーム及び外壁材間の防
水性能を良好に維持することができ、しかも外壁フレー
ムに対する外壁材の位置決め作業性を向上させることが
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る外壁パネルのシール構造の要
部を拡大して示す断面図である。
【図2】本実施形態に係る外壁パネルの横目地側におけ
るシール構造を示す縦断面図である。
【図3】本実施形態に係る外壁パネルの縦目地側におけ
るシール構造を示す横断面図である。
【図4】図1に示される防水シートを単品状態で示す断
面図である。
【図5】従来例に係り、二分割された防水シートを単品
状態で示す斜視図である。
【図6】図5に示される先付け用防水シートが組み付け
られた状態を示す縦断面図である。
【図7】図5に示される後付け用防水シートが組み付け
られた状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 防水シート 12 軟質シート(シート本体) 14 発泡材層(弾性材層) 16 裏型紙 18 第1粘着剤層(粘着剤層) 20 裏型紙 22 第2粘着剤層 24 裏型紙 26 第3粘着剤層 28 外壁パネル 30 外壁材 32 外壁フレーム 38 タッピングビス(締付具) 52 外壁フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 2/56 611 E04B 2/56 611M 644 644B 644C 644D 1/68 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水性を有する帯状のシート本体と、 このシート本体の幅方向の一端部側の表面に設けられ、
    防水性を有する所定厚さの粘着剤層と、 シート本体の幅方向の一端部側の表面に粘着剤層に隣接
    して設けられ、粘着剤層の厚さよりも厚くかつ所定の硬
    度及び防水性を有する弾性材層と、 を有することを特徴とする防水シート。
  2. 【請求項2】 防水性を有する帯状のシート本体と、 このシート本体の幅方向の一端部側の表面に設けられ、
    防水性を有する所定厚さの裏型紙付きの第1粘着剤層
    と、 シート本体の幅方向の一端部側の表面に第1粘着剤層に
    隣接して設けられ、第1粘着剤層の厚さよりも厚くかつ
    所定の硬度及び防水性を有する弾性材層と、 シート本体の幅方向の一端部側の裏面に設けられ、防水
    性を有する所定厚さの裏型紙付きの第2粘着剤層と、 シート本体の幅方向の他端部側の裏面に設けられ、防水
    性を有する所定厚さの裏型紙付きの第3粘着剤層と、 を有することを特徴とする防水シート。
  3. 【請求項3】 室外側に配置される外壁材とこの外壁材
    の室内側に配置される外壁フレームとの間に防水シート
    を介在させた状態で、当該外壁材を当該外壁フレームに
    締付具を用いて固定していくことにより、当該外壁材と
    当該外壁フレームとの間を挟圧された防水シートによっ
    てシールする外壁パネルのシール構造であって、 外壁材の裏面に請求項1に記載の弾性材層及び粘着剤層
    或いは請求項2に記載の弾性材層及び裏型紙が剥がされ
    た第1粘着剤層を密着させることにより、外壁材と外壁
    フレームとの間をシールした、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防水シ
    ートを用いた外壁パネルのシール構造。
JP17731997A 1997-07-02 1997-07-02 防水シート及びこれを用いた外壁パネルのシール構造 Pending JPH1122037A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001081931A (ja) * 1999-09-16 2001-03-27 Asahi Rubber Kk 建物の目地まわりの防水構造
JP2015094180A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 トヨタホーム株式会社 建物の壁構造

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