JPH11221839A - 2色成形方法および光学コンポーネントの成形用金型 - Google Patents

2色成形方法および光学コンポーネントの成形用金型

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JPH11221839A
JPH11221839A JP2709798A JP2709798A JPH11221839A JP H11221839 A JPH11221839 A JP H11221839A JP 2709798 A JP2709798 A JP 2709798A JP 2709798 A JP2709798 A JP 2709798A JP H11221839 A JPH11221839 A JP H11221839A
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fixed
molding
movable
plate
mold
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JP2709798A
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Inventor
Toshihiro Isohata
敏広 五十畑
Yoshiharu Murase
由春 村瀬
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1次成形工程において充分な保圧時間を確保
することができ、しかも全体の成形時間の短縮が可能な
2色成形用金型を提供する。 【解決手段】 1次成形用金型では固定側入れ子2、固
定側可動プレート3、可動側入れ子12および可動側型
板13により光学素子部成形用キャビティC1 を形成す
るとともに、該キャビティの外周部を入れ子2,12の
外周側に突出させる。2次成形用金型31は、1次成形
用金型における固定側可動プレート3に替えて固定側成
形プレート22を着脱自在に取り付けて可動側型板13
に接合することにより構成し、光学素子部成形用キャビ
ティC1 の外周側に、かつ、これと連通させて支持部成
形用キャビティC2 を形成する。固定側成形プレート2
2の取付けに際しては、固定側入れ子2と可動側入れ子
12とを分離することなく、固定側可動プレート3を後
退させ、この固定側可動プレート3と可動側型板13と
の隙間に固定側成形プレート22を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2色(射出)成形
方法および、光学コンポーネントの2色成形用金型の構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば光学コンポーネントの成形
には、2色成形方法が広く採用されている。その理由
は、光学素子部とその支持部とを一体物として比較的容
易に作製することができ、このため、光学素子部と支持
部とを別個に作製した後、これらを組み付けるという煩
雑な工程が不要になる利点があるからである。
【0003】上記光学コンポーネントを2色成形方法に
より作製する場合、一般には、1次成形用金型に1次成
形用樹脂を射出・充填して光学素子部(または支持部)
を成形し、ついで適宜の操作により2次成形用金型を構
成してこれに2次成形用樹脂を射出・充填することによ
り前記支持部(または光学素子部)を成形すると同時
に、これら光学素子部と支持部とを溶着・一体化させる
方法がとられる。
【0004】ところで、光学コンポーネントの成形技術
に関しては、例えば(1)特開平9−105871号公
報、(2)特開平9−108174号公報に光学コンポ
ーネントの構造、これを成形するための金型構造や成形
方法が提案されている。上記(1)に開示されている成
形方法では、雄金型と1次雌金型とによって形成される
1次キャビティに光学的に透明なPMMA樹脂(メタク
リル樹脂)を射出・充填することにより先端レンズを成
形(1次成形)する。ついで、1次雌金型に替えて2次
雌金型をセットすることにより、雄金型と2次雌金型と
前記先端レンズとで2次キャビティを形成し、これに黒
色のPMMA樹脂を射出・充填して支持部を成形(2次
成形)すると同時に、先端レンズと支持部とを溶着・一
体化させる。
【0005】上記(2)に記載されている成形方法にお
いては、上記(1)とは逆に、雄金型と1次雌金型とに
よって形成される1次キャビティに黒色のPMMA樹脂
を射出・充填して支持部を成形(1次成形)する。つい
で、1次雌金型に替えて2次雌金型をセットすることに
より、雄金型と2次雌金型と支持部とで2次キャビティ
を形成し、これに光学的に透明なPMMAを射出・充填
することにより先端レンズを成形(2次成形)すると同
時に、先端レンズと支持部とを溶着・一体化させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の公報に開示された2色成形用金型にあっては、
1次雌金型に替えて2次雌金型をセットする際に、1次
雌金型の成形面のうち、いままで先端レンズの光透過面
と接触していた部分を該先端レンズと分離する構造にな
っている。このため1次成形では高圧、かつ長時間の保
圧工程が必要であった。
【0007】同様に、上記(2)の公報に記載された2
色成形用金型においては、1次雌金型に替えて2次雌金
型をセットする際に、1次雌金型の成形面のうち、いま
まで支持部と接触していた部分を該支持部と分離する構
造になっているため、同じく1次キャビティにおいて高
圧・長時間の保圧が必要となっていた。このように、従
来の2色成形用金型では、成形に時間がかかるため、高
品質の2色成形品を安価に製造するのが難しいという問
題があった。
【0008】本発明は、従来技術の上記問題点に鑑みな
されたもので、その第1の目的は、1次成形後に1次キ
ャビティを実質的に開放することなく、すなわち1次成
形品から1次成形用金型(の成形面)を殆ど分離するこ
となく、2次キャビティを形成するようにした2色成形
方法を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、上記2色成形方法
を実施するのに好適な、光学コンポーネント成形用の金
型構造を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る2色成形方
法は、固定型と可動型とにより構成される1次成形用金
型のキャビティに第1の溶融樹脂を射出・充填して1次
成形し、該1次成形品の保圧中に固定型の構成部材また
は可動型の構成部材を相手の型から離間させることによ
り、該1次成形品の一部を1次成形用金型から露出さ
せ、前記離間空間に2次成形用の金型構成部材を装着す
ることにより2次成形用金型を構成するとともに、該金
型のキャビティに前記1次成形品の露出部を臨ましめた
後、該キャビティに第2の溶融樹脂を射出・充填するこ
とを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る光学コンポーネントの
成形用金型は、固定側可動プレート3を有する固定型1
と、可動側型板13を有する可動型11と、固定側可動
プレート3と可動側型板13の間に着脱自在の固定側成
形プレート22とを備えてなる、光学素子部102とこ
れを支持する支持部103とを有する光学コンポーネン
ト101を2色成形するための金型であって、固定側可
動プレート3と可動側型板13との接合により光学素子
部成形用キャビティC1 が形成される1次成形用金型2
1と、固定側可動プレート3と可動側型板13の間に固
定側成形プレート22を挿入し、固定側可動プレート3
の移動によって固定側成形プレート22を可動側型板1
3に接合させることにより、支持部成形用キャビティC
2 が形成されると同時に該キャビティC2 が光学素子部
成形用キャビティC1 と連通する2次成形用金型31と
を、切り替えて構成することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明に係る光学コンポーネント
の成形用金型は、例えば図1〜図4に示すように、光学
素子部102とこれを支持する支持部103とを備えた
光学コンポーネント101を2色成形するための金型に
おいて、固定側入れ子2とその外周面に摺動自在の固定
側可動プレート3とを備えた固定型1と、可動側入れ子
12を有する可動側型板13を備えた可動型11とによ
り1次成形用金型21を構成し、この1次成形用金型2
1では、固定側可動プレート3における固定側入れ子2
の外周部位に適宜形状の第1の凹部3aを、可動側型板
13における可動側入れ子12の外周部位に適宜形状の
第2の凹部13aをそれぞれを形成し、固定側可動プレ
ート3と可動側型板13との接合によって、互いに対向
する前記一対の入れ子2,12および第1の凹部3aに
より光学素子部成形用キャビティC1 が形成されるよう
に構成するとともに、固定側入れ子2には1次成形用樹
脂の注入流路を形成し、支持部103を成形するための
第3の凹部22aを形成した固定側成形プレート22
を、固定側入れ子2に対する固定側可動プレート3の摺
動で形成される隙間に挿脱自在に挿入して固定側入れ子
2の外周面に対し摺動自在となし、固定側可動プレート
3の摺動によって固定側成形プレート22を可動側型板
13に接合させることにより、第2の凹部13aと第3
の凹部22aとで支持部成形用キャビティC2 が形成さ
れ、かつ、該キャビティC2 が光学素子部成形用キャビ
ティC1 に連通すると同時に可動側型板13と固定側成
形プレート22との接合界面に支持部成形用キャビティ
2 に連通する2次成形用樹脂の注入流路32が形成さ
れて2次成形用金型31が構成されることを特徴とす
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面をもとに詳細
に説明する。図1は、2色成形用金型(1次成形用金
型)の構造および、これによる光学コンポーネントの1
次成形工程を示す概略断面図である。図2は、図1の金
型を2次成形用金型に切り替える場合の準備工程の第1
段階を示す概略断面図、図3は、図1の金型を2次成形
用金型に切り替える場合の準備工程の第2段階を示す概
略断面図である。図4は、2次成形用金型の構造およ
び、これによる光学コンポーネントの2次成形工程を示
す概略断面図である。図5は、図1〜図4の2色成形用
金型により成形される光学コンポーネントを示す正面
図、図6は図5のA−A線断面図、図7は図5の平面図
である。
【0014】図5〜図7に示す光学コンポーネント10
1は、図1〜図4に示す2色成形用金型による1次成形
品である光学素子部(凸レンズ)102および、これを
囲繞する円環状突出部102aと、互いに対向して前記
突出部102aに設けた2次成形品である断面T字型の
支持部103とを備えたものである。上記1次成形品は
PMMA樹脂からなり、上記2次成形品はABS樹脂か
らなる。104は、光学素子部102と支持部103と
の溶着部である。光学コンポーネント101は支持部1
03を介して、図示されない光学機器に着脱自在に装着
される。
【0015】この場合、光学機器に回転駆動部と、これ
により作動する歯車による動力伝達機構とを設けるとと
もに、図5において例えば上側の支持部103の上面中
心部に歯車(図示せず)を取り付け、該歯車と上記動力
伝達機構の歯車とを噛合させることで、この光学コンポ
ーネント101を図5の中心線lの回りに回転させるよ
うに構成することもできる。また、支持部103を摺動
性(自己潤滑性)に優れたタイプのABS樹脂で成形す
れば、光学コンポーネント101を摺動レンズとするこ
とができる。
【0016】1次成形用金型21は、図1に示すように
構成する。すなわち、中心部に固定側入れ子2を備え、
かつ該固定側入れ子2の外周面に摺動自在の固定側可動
プレート3を備えた固定型1と、中心部に可動側入れ子
12を一体的に有する可動側型板13を備えた可動型1
1とにより1次成形用金型21を構成する。この1次成
形用金型21では、固定側可動プレート3における固定
側入れ子2の外周部位に第1の凹部3aを、可動側型板
13における可動側入れ子12の外周部位に第2の凹部
13aをそれぞれを形成する(図2を参照)。固定側可
動プレート3と可動側型板13とが密着接合するよう
に、これらの接合面を平滑な平坦面に仕上げる。なお、
固定側入れ子2および可動側入れ子12は、光学素子部
102を成形するためのものであるから、これらの表面
は高精度に仕上げておく必要がある。
【0017】この1次成形用金型21では、これを図1
に示すように閉じることによって光学素子部成形用キャ
ビティC1 が形成されるように構成する。すなわち、一
対の入れ子2,3により光学素子部102用のキャビテ
ィおよび、上記円環状突出部102aの内周部用キャビ
ティが形成され、上記固定側可動プレート3の第1の凹
部3aと、可動側型板13の上記平滑平坦面とにより円
環状突出部102aの外周部用キャビティが形成される
構造とする。
【0018】図1において4は可動側取付板、5はエジ
ェクタ板、6はエジェクタピン、7はサポートピラー、
8は可動側受板、9は固定側可動プレートガイドピンで
ある。10は固定側取付板であり、上記入れ子2はこれ
に一体に固着されている。14は1次成形用樹脂
(P1 :PMMA樹脂)の注入流路であり、この注入流
路は入れ子2に形成された注入流路(図示せず)に連な
っている。15はリターンピン、16および17は圧縮
スプリングである。
【0019】一方、2次成形用金型31は図4に示すよ
うに、固定側入れ子2、固定側可動プレート3および、
可動側入れ子12付きの可動側型板13からなる組合わ
せ(1次成形用金型21)における固定側可動プレート
3に替えて、固定側成形プレート22を装着することに
よって構成する。
【0020】この固定側成形プレート22は、形状が互
いに面対称である2つの金型部材で構成し、これらによ
り図4に示すように2次成形用金型31を閉じたとき
に、支持部成形用キャビティC2 が形成され、これと同
時に該キャビティC2 が前記光学素子部成形用キャビテ
ィC1 に連通し、かつ、可動側型板13とこの固定側成
形プレート22との接合界面に、上記支持部成形用キャ
ビティC2 に連通する2次成形用樹脂(P2 :ABS樹
脂)の注入流路32が形成されるようにする。この注入
流路32は、固定側成形プレート22に形成した溝32
a(図3を参照)と、可動側型板13の上記平滑平坦面
との接合により形成されるものとする。
【0021】すなわち、図3に示すように、これらの金
型部材の一方には図5に示す上下の支持部103の右半
部を成形するための第3の凹部22aを、上記第2の凹
部13aと対向する位置に形成し、他方の金型部材には
上下の支持部103の左半部を成形するための第3の凹
部22aを、同じく第2の凹部13aと対向する位置に
形成する。また、これらの金型部材は互いに対向させ
て、かつ図4の紙面に垂直な方向に前後動させることに
より固定側入れ子2に対し着脱自在とする。図4および
上記説明から明らかなように、支持部成形用キャビティ
2 は、上記第2の凹部13aと、上記金型部材の第3
の凹部22aとにより形成される。
【0022】以上のように、上記1次成形金型21で
は、互いに対向する一対の入れ子2,12により光学素
子部102と、上記円環状突出部102aの内周部とを
成形するためのキャビティを形成し、さらに、固定側可
動プレート3と可動側型板13とにより円環状突出部1
02aの外周部を成形するためのキャビティを形成する
と同時に、これらのキャビティ同士を連通させた点に特
徴がある。
【0023】また、2次成形用金型31では、入れ子
2,12を図1の状態に保持したままで、固定側可動プ
レート3を入れ子2に対して摺動後退させ、可動側型板
13と固定側可動プレート3との間に形成される環状隙
間S(図2を参照)に固定側成形プレート22を挿入し
(図3を参照)、これにより上記円環状突出部102a
の外周部成形用キャビティと連通する支持部成形用キャ
ビティC2 が形成されるようにしたことに特徴がある。
【0024】つぎに、この2色成形用金型による図5の
光学コンポーネント101の成形方法について説明す
る。 (1)1次成形工程 1次成形用金型21の準備 図1に示すように、可動側型板13を前進限位置に前進
させるとともに、固定側可動プレート3を圧縮スプリン
グ16の弾性力により前進させて、該可動プレート3の
平滑平坦面と可動側型板13の平滑平坦面とを接合させ
ることにより、図1に示す1次成形用金型21を構成す
る。
【0025】1次成形工程の実施 図1に示すように、常法により射出ユニット41を前進
させて、その先端部を固定側取付板10の後端面に当接
させ、1次成形用樹脂P1 を、注入流路14を介して光
学素子部成形用キャビティC1 に射出・充填する。該充
填後に保圧、ついで金型冷却を行う。保圧中、以下のよ
うに2次成形用金型31を構成する。
【0026】(2)2次成形工程 2次成形用金型31の準備 図2に示すように固定側可動プレート3を、油圧シリン
ダ等のアクチュエータにより、圧縮スプリング16の弾
性力に抗して後退させて上記環状隙間Sを形成する。つ
いで、図3に示すように、この環状隙間Sに固定側成形
プレート22を挿入した後、圧縮スプリング16による
固定側可動プレート3の前進によって固定側成形プレー
ト22先端の平滑平坦面を可動側型板13の平滑平坦面
とを接合させて、図4に示す2次成形用金型31を構成
する。
【0027】2次成形工程の実施 図4に示すように、常法により射出ユニット51を前進
させて、その先端部を可動側型板13と固定側成形プレ
ート22との接合部に当接させ、2次成形用樹脂P
2 を、注入流路32を介して支持部成形用キャビティC
2 に射出・充填する。該充填後に保圧、ついで金型冷却
を行う。上記充填工程では、支持部103の内周面が円
環状突出部102aに溶着する(図6の溶着部10
4)。
【0028】(3)成形品の取出し 固定側可動プレート3を後退させ、固定側成形プレート
22を取り外して図2の状態に戻す。ついで、可動型1
1および可動側型板13を一体的に後退させることによ
り入れ子12を入れ子2から充分に離した後、エジェク
タピン6により、図4および図6に示す光学コンポーネ
ント101を突き出す。
【0029】このように、この2色成形用金型では、従
来の光学コンポーネント成形用金型と違って、1次成形
工程の保圧中に2次成形工程の準備作業を行うことがで
きる。すなわち、1次成形用金型における光学素子部成
形用の入れ子2と12を分離(型開き)することなく、
そのまま2次成形工程に移行することができるうえ、金
型構造を簡単なものにすることができるという利点があ
る。したがって、レンズ本体を成形するための1次成形
工程において充分な保圧時間をとりながら、従来の金型
の場合に比べて全体の成形時間を短くした成形が可能と
なり、このため、光学的特性に優れたレンズを備えた光
学コンポーネントをより安価に製造することができる。
【0030】なお、上記実施例は、光学コンポーネント
用金型に係るものであるが、本発明は、これに限らず、
高精度の成形を行う必要がある1次成形品と、2次成形
品である支持部等の付属部とを一体成形する場合の2色
成形方法または、2色成形用金型に広く適用できるもの
でる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る2色成形方法または2色成形用金型によれば、1次
成形工程の保圧中に2次成形工程の準備作業を行うこと
ができ、1次成形用金型における1次成形品本体用の成
形型の型開きを行うことなく2次成形工程に移行するこ
とができるうえ、金型構造を簡単なものとすることがで
きる。このため、1次成形工程において1次成形品本体
に対する充分な保圧時間を確保しながら、従来技術に比
べて全体の成形時間を短くした成形が可能となる。した
がって本発明によれば、光学的特性に優れたレンズを備
えた光学コンポーネントを、より安価に製造することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2色成形用金型(1次成形用金型)の
構造および、これによる光学コンポーネントの1次成形
工程を示す概略断面図である。
【図2】図1の金型を2次成形用金型に切り替える場合
の準備工程の第1段階を示す概略断面図である。
【図3】図1の金型を2次成形用金型に切り替える場合
の準備工程の第2段階を示す概略断面図である。
【図4】2次成形用金型の構造および、これによる光学
コンポーネントの2次成形工程を示す概略断面図であ
る。
【図5】図1〜図4の2色成形用金型により成形される
光学コンポーネントを示す正面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】図5の平面図である。
【符号の説明】
1…固定型、2…固定側入れ子、3…固定側可動プレー
ト、3a…第1の凹部、4…可動側取付板、5…エジェ
クタ板、6…エジェクタピン、7…サポートピラー、8
…可動側受板、9…固定側可動プレートガイドピン、1
0…固定側取付板、11…可動型、12…可動側入れ
子、13…可動側型板、13a…第2の凹部、14…1
次成形用樹脂の注入流路、15…リターンピン、16,
17…圧縮スプリング、21…1次成形用金型、22…
固定側成形プレート、22a…第3の凹部、31…2次
成形用金型、32…2次成形用樹脂の注入流路、32a
…溝、41,51…射出ユニット、101…光学コンポ
ーネント、102…光学素子部(凸レンズ)、102a
…円環状突出部、103…支持部、104…溶着部、C
1 …光学素子部成形用キャビティ、C2 …支持部成形用
キャビティ、P1 …1次成形用樹脂、P2 …2次成形用
樹脂、S…環状隙間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型と可動型とにより構成される1次
    成形用金型のキャビティに第1の溶融樹脂を射出・充填
    して1次成形し、該1次成形品の保圧中に固定型の構成
    部材または可動型の構成部材を相手の型から離間させる
    ことにより、該1次成形品の一部を1次成形用金型から
    露出させ、前記離間空間に2次成形用の金型構成部材を
    装着することにより2次成形用金型を構成するととも
    に、該金型のキャビティに前記1次成形品の露出部を臨
    ましめた後、該キャビティに第2の溶融樹脂を射出・充
    填することを特徴とする2色成形方法。
  2. 【請求項2】 固定側可動プレートを有する固定型と、
    可動側型板を有する可動型と、固定側可動プレートと可
    動側型板の間に着脱自在の固定側成形プレートとを備え
    てなる、光学素子部とこれを支持する支持部とを有する
    光学コンポーネントを2色成形するための金型であっ
    て、 固定側可動プレートと可動側型板との接合により光学素
    子部成形用キャビティが形成される1次成形用金型と、 固定側可動プレートと可動側型板の間に固定側成形プレ
    ートを挿入し、固定側可動プレートの移動によって固定
    側成形プレートを可動側型板に接合させることにより、
    支持部成形用キャビティが形成されると同時に該キャビ
    ティが光学素子部成形用キャビティと連通する2次成形
    用金型とを、 切り替えて構成することを特徴とする光学コンポーネン
    トの成形用金型。
  3. 【請求項3】 光学素子部とこれを支持する支持部とを
    備えた光学コンポーネントを2色成形するための金型に
    おいて、 固定側入れ子とその外周面に摺動自在の固定側可動プレ
    ートとを備えた固定型と、可動側入れ子を有する可動側
    型板を備えた可動型とにより1次成形用金型を構成し、 この1次成形用金型では、固定側可動プレートにおける
    固定側入れ子の外周部位に適宜形状の第1の凹部を、可
    動側型板における可動側入れ子の外周部位に適宜形状の
    第2の凹部をそれぞれを形成し、 固定側可動プレートと可動側型板との接合によって、互
    いに対向する前記一対の入れ子および第1の凹部により
    光学素子部成形用キャビティが形成されるように構成す
    るとともに、前記固定側入れ子には1次成形用樹脂の注
    入流路を形成し、 前記支持部を成形するための第3の
    凹部を形成した固定側成形プレートを、前記固定側入れ
    子に対する前記固定側可動プレートの摺動で形成される
    隙間に挿脱自在に挿入して前記固定側入れ子の外周面に
    対し摺動自在となし、前記固定側可動プレートの摺動に
    よって前記固定側成形プレートを可動側型板に接合させ
    ることにより、前記第2の凹部と第3の凹部とで支持部
    成形用キャビティが形成され、かつ、該キャビティが前
    記光学素子部成形用キャビティに連通すると同時に前記
    可動側型板と前記固定側成形プレートとの接合界面に前
    記支持部成形用キャビティに連通する2次成形用樹脂の
    注入流路が形成されて2次成形用金型が構成されること
    を特徴とする光学コンポーネントの成形用金型。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012141005A1 (ja) * 2011-04-11 2012-10-18 オリンパス株式会社 多色成形用成形型と多色成形品の成形方法と多色成形品

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