JPH11222150A - 作業車 - Google Patents
作業車Info
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- JPH11222150A JPH11222150A JP2830798A JP2830798A JPH11222150A JP H11222150 A JPH11222150 A JP H11222150A JP 2830798 A JP2830798 A JP 2830798A JP 2830798 A JP2830798 A JP 2830798A JP H11222150 A JPH11222150 A JP H11222150A
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Abstract
側の後車輪を適正な力で制動操作して旋回半径の維持を
図る。 【解決手段】 供給される油圧によって制動力が調節さ
れる摩擦式のサイドブレーキと、供給電流値に比例した
開度を得る電磁比例式のブレーキ弁とを備えると共に、
旋回時に車速センサ38で計測される車速が高速である
ほどブレーキ弁のソレノイド33Sに供給する制御電流
を増大して旋回内側の後車輪の制動力を高めるよう作動
する制御装置40を備えた。
Description
成された駆動型の左右の前車輪と、駆動型の左右の後車
輪と、左右の後車輪を独立して制動操作する摩擦式の制
動装置とを備え、前記前車輪の操向操作と連動して左右
の制動装置のうち旋回内側に対応する制動装置を制御す
る制御手段を備えた作業車の改良に関する。
開平8‐37814号公報に示されるものが存在し、こ
の従来例では油圧式の増速クラッチの入り操作によって
前車輪に対して増速した動力を伝える前輪増速装置と、
後車輪に制動力を作用させる油圧式の後輪操向ブレーキ
とを備えると共に、前車輪が所定角度以上ステアリング
操作されると前車輪増速装置を介して前車輪の増速を行
うと同時に、旋回内側の操向ブレーキを制動操作する油
圧系を備えて構成されている。
内側の制動装置を制動する際の制動力を考えるに、この
制動力を特定の走行速度を基準にして設定した場合に
は、この特定の走行速度より高速での走行時に制動力が
不足して旋回半径が大きくなり、この特定の走行速度よ
り低速での走行時には過大な制動力の作用で旋回半径が
小さくなり過ぎる不都合に繋がる。特に、トラクタのよ
うに圃場の条件、作業形態に対応して圃場での走行速度
を変更することの多い作業車において特定の走行速度を
基準に制動力を設定した場合には変速を行う毎に旋回半
径が変化するものとなり、作業者に対する作業感覚を狂
わせるばかりでなく、例えば、畦から決まった距離の位
置で車体を反転させる際にも走行速度に対応してステア
リング操作のタイミングを調節せねばならず手間の面で
改善の余地がある。
化させても旋回内側の後車輪に適正な制動力を作用させ
て略決まった半径での旋回を可能にする作業車を合理的
に構成する点にある。
求項1)は冒頭に記したように、操向操作自在に構成さ
れた駆動型の左右の前車輪と、駆動型の左右の後車輪
と、左右の後車輪を独立して制動操作する摩擦式の制動
装置とを備え、前記前車輪の操向操作と連動して左右の
制動装置のうち旋回内側に対応する制動装置を制御する
制御手段を備えた作業車において、前記制動装置が、圧
油の供給によって制動力を作用させるよう構成されると
共に、この制動装置に供給する圧油の圧力を制御する制
御弁を備え、又、車体の走行速度を判別する車速判別手
段を備え、この車速判別手段で判別される走行速度が高
速であるほど制動操作時における制御用の油圧力を増大
するよう前記制御手段による前記制御弁の制御動作を設
定してある点にあり、その作用、及び、効果は次の通り
である。
1において、前記制御弁が供給される制御電流値に比例
して弁の開度を拡大する電磁操作型に構成され、前記制
御手段が制御弁に対する間歇信号のデューティ比の設定
で制御弁に供給される制御電流値を変更するよう制御動
作が設定されている点にあり、その作用、及び、効果は
次の通りである。
1又は2において、前記前車輪の操向操作と連動して前
車輪の周速度を後車輪の周速度より増大させる前輪増速
装置を備えている点にあり、その作用、及び、効果は次
の通りである。
別手段で判別される走行速度が高速度であるほど制動用
の油圧力の増大が図られ、前車輪の操向操作時には制動
装置から旋回内側の後車輪に作用する制動力が増大する
ものとなる。つまり、走行速度が高速であるほど強い制
動力を作用させることにより、地面と後車輪のスリッ
プ、あるいは、制動装置内の摩擦板等の部位でのスリッ
プを生じ難くする結果、旋回半径が拡大する現象を抑制
して小半径での旋回を行い、低速走行時のように後車輪
から制動力が作用しやすい状況では旋回内側の制動装置
の制動力を高速走行時より弱くすることで制動装置内の
摩擦板等の部位で適度のスリップを発生させて旋回半径
を極端に小さくする現象を解消するものとなる。
例して開度を変更する制御弁を用い、この制御弁を電気
的に制御可能なデューティ比を変更するよう制御動作を
設定することにより、リンク機構、ワイヤのように機械
的に作動する部材を用いるものと比較して、部品数が少
なくなるばかりでなく、制御弁の開度を調節するにもデ
ューティ比の変更で電流値を決めるだけで済み、高速で
敏感な作動を可能にするものとなる。
作時には旋回内側の後車輪の制動操作とともに前輪増速
装置が前車輪を増速することによって旋回半径を一層小
さくできるものとなる。
の後車輪を自動的に制動操作して小半径での旋回を可能
にする有効性を損なうことなく、走行速度を変化させて
も略決まった半径での旋回を行う作業車が合理的に構成
されたのである(請求項1)。又、制御弁と電気制御の
採用によって走行速度に対応して適正な制動力を作用さ
せて旋回半径を精度高く維持するものとなり(請求項
2)、旋回内側の後車輪だけを制動するものより小半径
での旋回を可能にするものとなった(請求項3)。
に基づいて説明する。図1,図2に示すように、前車輪
1及び後車輪2を備えた車体の前部にエンジン3を配置
すると共に、このエンジン3からの動力が主クラッチハ
ウジング4に内装された主クラッチを介して伝えられる
ミッションケース5を車体の後部に配置し、このミッシ
ョンケース5の後端上部位置にリフトシリンダ6で駆動
昇降される左右一対のリフトアーム7を備え、又、車体
の中央部にメータパネル8とステアリングハンドル9
と、運転座席10とを配置し、更に、この運転座席10
の右側部にリフトアーム6を制御するポジションレバー
11を配置し、この運転座席9の左側部にミッションケ
ース内の変速装置を変速操作する主変速レバー12を配
置して作業車の一例としての農用トラクタを構成する。
3を介して対地作業装置としてのロータリ耕耘装置14
を分離自在に連結してあり、この2点リンク機構13と
前記左右のリフトアーム7との間に左右一対のリフトロ
ッド15を介装することで、リフトシリンダ6の駆動力
でロータリ耕耘装置14の昇降を行えるよう構成してあ
る。又、このロータリ耕耘装置14の後端位置に横向き
姿勢の軸芯P周りで揺動自在に接地型の後カバー14A
を備え、この後カバー14Aの揺動姿勢から該ロータリ
耕耘装置14の対地高さを計測するポテンショメータ型
のカバーセンサ16を備えている。
は踏み操作で前記主クラッチを切り操作する主クラッチ
ペダル18を備えており、ステップ17の右側には左右
の後車輪2,2に対して独立して制動力を作用させる左
右一対のサイドブレーキペダル19,19を備えてい
る。又、ステアリングハンドル9の操作力をパワーステ
アリング機構(図示せず)を介して左右の前車輪1,1
に伝える操向操作系が形成されている。
ションケース5の下部位置には前輪変速装置A(前輪増
速装置の一例)を備え、この前輪変速装置Aは前車輪1
の周速度と後車輪2の周速度とを等しくする等速駆動状
態と、車体を小半径で旋回させるために前車輪1の周速
度を後車輪2の周速度より増速させる増速駆動状態と、
前車輪1に動力を伝えない二輪駆動状態とを現出し得る
よう構成されている。つまり、この前輪変速装置Aは後
車輪2の差動装置2Aに対してミッションケース5の変
速装置5Aからの動力をする入力軸21からの動力がギ
ヤ連動機構22を介して伝えられる中間軸23と、この
中間軸22と平行姿勢で支承された前輪駆動軸24と、
中間軸23からの動力を標準ギヤ機構25を介して前輪
駆動軸24に伝える摩擦多板式の標準クラッチ26と、
中間軸23からの動力を増速ギヤ機構27を介して前輪
駆動軸24に伝える摩擦多板式の増速クラッチ28とを
備えて成り、標準クラッチ26、増速クラッチ28夫々
は圧油の供給によって入り状態に達して動力を伝えるよ
う構成されている。又、この前輪駆動軸24の前端から
の動力を中間伝動軸29を介して前記前車輪1の差動装
置1Aに伝える伝動系が形成されている。
B,2Bに制動力を作用させる制動装置としての摩擦式
のサイドブレーキ31,31を備えており、このサイド
ブレーキ31は圧油の供給により内部のピストンが作動
して摩擦板同士を圧接し、後車輪2に対して圧油の圧力
に比例した制動力を作用させ得るよう構成されている。
そして、前記標準クラッチ26、増速クラッチ27夫々
に対する圧油を制御する電磁操作型の切換弁32、左右
のサイドブレーキ31,31に対する左右の電磁比例型
のブレーキ弁33,33(制御弁の一例)、前記リフト
シリンダ6に対する圧油を制御する電磁操作型の昇降弁
34夫々を備えると共に、これらの弁32,33,3
3,34に対して圧油を供給するようエンジン3で駆動
される油圧ポンプ35が備えられている。尚、前記ブレ
ーキ弁33,33は夫々ともソレノイドに供給される電
流値に比例した開度を得る電磁比例型のものが用いられ
ている。
操作量を計測するポテンショメータ型のステアリングセ
ンサ36を備え、前記左右のサイドブレーキペダル1
9,19の近傍位置にこれらの踏み込み操作を検出する
ブレーキセンサ37,37を備え、後車輪2,2の差動
装置2Aに動力を伝える前記入力軸21に備えたギヤに
近接する位置に車体の走行速度を計測するピックアップ
型の車速センサ38(車速判別手段の一例)を備え、エ
ンジン3の出力軸3Aに備えたギヤに近接する位置にエ
ンジン3の回転速度を計測するピックアップ型のエンジ
ン回転数センサ39を備えてある。更に、前記メータパ
ネル8に対して図5に示すように前車輪1の駆動モード
を設定するダイヤル41を備えており、このダイヤル4
1は後車輪2のみを駆動する状態を維持する「2WD」
位置と、前記等速駆動状態を現出する「4WD」位置
と、前車輪1が設定角度以上操向操作された際に前記前
輪変速装置Aからの増速動力を前車輪1に伝えて前記増
速状態を現出するる「倍速」位置と、前車輪1が設定角
度以上操向操作された際に前記前輪変速装置Aからの増
速動力を前車輪1に伝えると同時に旋回内側の後車輪2
のサイドブレーキ31を制動操作する「倍速/AD」位
置とに設定自在に構成されている。
クロプロセッサを備えた制御手段としての制御装置40
を備えており、この制御装置40に対して、前記ダイヤ
ル41の設定位置を判別するモードスイッチ42と、前
記ステアリングセンサ36と、前記左右のブレーキセン
サ37,37と、前記車速センサ38と、前記エンジン
回転数センサ39と、前記ポジションレバー11の操作
位置を計測するポテンショメータ型のレバーセンサ43
と、前記リフトアームの揺動量を計測するポテンショメ
ータ型のリフトアームセンサ44と、前記ロータリ耕耘
装置14の目標耕深を設定するポテンショメータ型の耕
深設定器45と、前記カバーセンサ16とからの信号が
入力する系が形成されると共に、切換弁32の標準クラ
ッチ26入り操作側の標準ソレノイド32Lと、切換弁
32の増速クラッチ28入り操作側の増速ソレノイド3
2Hと、前記ブレーキ弁33,33夫々のブレーキソレ
ノイド33S,33Sと、前記昇降弁34を上昇側に操
作する上昇ソレノイド34Uと、昇降弁34を下降側に
操作する下降ソレノイド34D夫々に信号を出力する系
が形成されている。
0に対する入力信号系に対して分離自在なカプラー46
を介装してロータリ耕耘装置14の車体からの分離時に
は信号系を分離可能に構成すると共に、このカプラー4
6より制御装置40の側の信号線にプルアップ抵抗47
を備えることでカプラー46を分離した場合には信号線
の電圧を電源電圧まで上昇させてカプラー46が分離状
態にあることを電圧の状態から判別できるよう構成され
ている。
には、レバーセンサ43で計測されるポジションレバー
11の設定位置が対車体目標高さに設定され、この目標
高さを基準に形成される不感帯の領域内にリフトアーム
センサ44で計測される信号値が達するまでロータリ耕
耘装置14の昇降を行うようポジション制御の形態が設
定され、又、ポジションレバー11を最下降位置に設定
した場合には自動耕深制御が開始されると共に、この自
動耕深制御では、耕深設定器45で地面を基準にした目
標耕深が設定されると共に、この目標耕深を基準に形成
される不感帯の領域内にカバーセンサ16で計測される
信号値が達するまでロータリ耕耘装置14の昇降が行わ
れるよう制御の形態が設定されている。
耘装置14の昇降制御の他に前輪変速装置Aの制御とサ
イドブレーキ31の制御とを行うプログラムがセットさ
れている。つまり、図6のフローチャートに示すように
モードスイッチ42からの信号を入力して前車輪1の駆
動モードを判別して「2WD」位置に操作されている場
合には切換弁32を中立位置に操作して前車輪1に対す
る伝動を遮断した状態を維持し(#101〜#103ス
テップ)、次にモードスイッチ42が「4WD」の位置
に操作されている場合には切換弁32の標準ソレノイド
32Lを駆動して4輪駆動状態を維持し(#104,#
105ステップ)、これ以外の場合には、切換弁32の
標準ソレノイド32Lを駆動して4輪駆動状態に設定し
た状態で、車速センサ38からの信号を入力して車体の
走行速度を判別する(#106,#107ステップ)。
下で走行していることが判明した場合、リフトアームセ
ンサ44からの信号に基づいてリフトアーム7が上限に
ないことが判明した場合、カバーセンサ16からの信号
が所定の電圧域内に存在し、ロータリ耕耘装置14が車
体に連結されていることが判明した場合には(#108
〜#112ステップ)、旋回制御ルーチンの処理を行い
(#200ステップ)、これらの条件が成立しない場合
には、切換弁32の標準ソレノイド32Lの駆動状態を
維持して4輪駆動状態を維持し、この制御をリセットさ
れるまで継続するものとなっている(#113ステッ
プ)。
行している際に旋回制御ルーチンの制御を阻止する理由
は、路上走行のように高速度での走行時に前輪の増速
と、旋回内側のサイドブレーキ31の制動操作とを牽制
阻止して小半径での旋回に伴う操作感覚を悪化や車体バ
ランスの悪化を招かないためであり、又、リフトアーム
7が上限にある際に旋回制御ルーチンの制御を阻止する
理由は、ロータリ耕耘装置等の対地作業装置を上限に上
昇させた状態での走行は非作業状態にあるので、小半径
での旋回が不要だからであり、又、カバーセンサ16か
ら入力される信号が所定の電圧域に存在しない際に旋回
制御ルーチンの制御を阻止する理由は、制御装置40に
入力される信号電圧が略電源電圧まで上昇していると、
ロータリ耕耘装置14が車体から分離され非作業状態に
あり、このような非作業時には小半径での旋回が不要と
であるからである。
(図7のAから図8のAへ制御が移行する)旋回制御ル
ーチン(#200ステップ)では、車速センサ38から
の信号を入力して切換弁32の増速ソレノイド32Hを
駆動するタイミング、即ち前車輪1の操向操作角度θを
設定すると共に、サイドブレーキ31を制動する際の目
標圧とブレーキ弁33のソレノイド33Sを駆動する間
歇信号の周波数を設定する。この角度θは図10
(イ),(ロ)に示す如く、直進姿勢の前車輪1を基準
にして、車体の走行速度が高速であるほど小さい値に設
定されるものであり、作業者が標準的な角速度で操向操
作を行った場合に、ステアリングハンドル9の操作を開
始したタイミングから前車輪1の増速が開始されるまで
に車体が走行する距離が一定の値になるよう操向操作角
度θが設定され、又、サイドブレーキ31の目標圧は車
速が高速であるほど高められるよう傾向が設定され、間
歇信号の周波数は図11に示す如く車速が高速であるほ
ど高められるよう傾向が設定されている(#201〜#
203ステップ)。
別して「倍速/AD」位置にある場合にはエンジン回転
センサ39からの信号を入力して補正値を設定し、フラ
グを「1」にセットし、「倍速/AD」位置にない場合
(「倍速」位置にある場合)にはフラグを「0」にセッ
トする(#204〜#209ステップ)。この補正値は
後述するようにサイドブレーキ31の制動力を目標値に
設定する際に用いられるものであり、エンジン回転数セ
ンサ39で計測されるエンジン3の回転速度が大きいほ
ど小さい小さい値に設定されるものとなっている。
を入力して前車輪1が、前記設定角度θ以上操向操作さ
れたかを判別し、操向角度が設定角度θ以上操作されな
かった場合には、ブレーキ弁33を中立位置に保持して
サイドブレーキ31を非制動状態に維持し(ブレーキセ
ンサ37でサイドブレーキペダル19が操作されたこと
を検出した場合にのみ対応するサイドブレーキ31を制
動操作する)、又、切換弁32の標準ソレノイド32L
の駆動状態を維持して4輪駆動状態を維持する(#21
0〜#212ステップ)。
れた場合には、上昇ソレノイド34Uを駆動してリフト
シリンダ6の駆動力によってロータリ耕耘装置14を上
限まで上昇させる制御(リフトアームセンサ44で設定
された高さを検出するまで上昇させる制御)を行うと共
に、フラグが「1」にセットされている場合にのみ、旋
回内側に対応するブレーキ弁33のブレーキソレノイド
33Sを、#203ステップで設定された周波数の間歇
信号で、設定された目標圧を前記補正値で補正して得ら
れるデューティ比でPWM式に電流を調節した状態で駆
動してサイドブレーキ31を制動操作し、かつ、切換弁
32の増速ソレノイド32Hを駆動して前輪変速装置A
の増速クラッチ28を入り操作して前車輪1の増速を行
い、フラグが「0」にセットされている場合には、切換
弁32の増速ソレノイド32Sを駆動して前輪変速装置
Aの増速クラッチ28を入り操作して前車輪1の増速の
みを行い、この小半径での旋回を前車輪1が設定角度θ
未満の値に復元するまで継続するものとなっている(#
213〜#217ステップ)。
駆動信号を図面に表すと、図11に示すように低速走行
時には間歇信号の周波数を低く、高速走行時には間歇信
号の周波数を高くすることで制動時に後車輪2で圃場面
を荒らす程度を低減するものとなっており、更に、制動
開始時にはサイドブレーキ31のピストンが作動を開始
して摩擦板同士が接触して制動を開始するまでの時間を
短縮するよう時間Tだけ直流信号を供給し、高速走行時
には低速走行時と比較してデューティ比(ON時間とO
FF時間の比率)の変更でブレーキ弁33の開度を大き
くして強い制動力を作用させるものとなっている。
スイッチ42の操作で車体旋回時の前車輪1の駆動形態
を設定しておくことにより、操向操作を行うだけで自動
的に前車輪1の増速を行って小半径での旋回と、この旋
回時に前車輪1の増速と同時に旋回内側の後車輪2の制
動操作を自動的に行って一層小さい半径での旋回とを行
う制御に加えて、操向操作と連動してロータリ耕耘装置
14を上限までの上昇させることで作業者がロータリ耕
耘装置14を上昇させる手間を省けるものとなってい
る。特に、車体の走行速度を車速センサ38で計測し
て、車速が高速であるほど、前車輪1の増速と、旋回内
側のサイドブレーキ31の制動とを行うタイミングを早
めることで、ステアリング操作を開始したタイミングか
ら略一定の距離を走行した時点で小半径の旋回を行わせ
ることを可能にして、例えば、畦と直行する方向に車体
を走行させ、畦に対して所定距離まで接近した時点でス
テアリング操作を行って車体を反転させる際にも、走行
速度に拘わらず畦を基準に決まった距離まで接近した位
置で操向操作を開始することで済み決まった操作感覚で
旋回を可能にするものとなっている。
操作する際には車速に比例してサイドブレーキ31の制
動圧を設定することでサイドブレーキ31内部のスリッ
プを調節して設定された半径での旋回を可能にするもの
となっている。
が連結されていない場合、車体にロータリ耕耘装置14
が連結されていても上限位置まで上昇された状態にある
場合、車体が高速で走行している場合には車体を小半径
で旋回させるステアリング操作が行われても前車輪1の
増速を行わないものとなって、非作業時の無駄な小旋回
を牽制阻止するばかりでなく、例えば、路上で高速で走
行している際に作業者の意志に反した小半径での旋回を
阻止してステアリングハンドル9の操作感覚を狂わせ
ず、車体の姿勢を安定さっせた走行を可能にするものと
なっている。特に、作業時にはロータリ耕耘装置14が
接地状態にあって耕起作業を行っている際にはロータリ
耕耘装置14を上昇させる操作を特別に行わずとも操向
操作と連動してロータリ耕耘装置14を上限まで上昇さ
せる制御が行われるので作業者の操作の手間を省いて楽
な作業を可能にするものとなっている。
以外に、例えば、次のように構成して実施することも可
能である。
ャートに示すように、車速センサ38からの信号を入力
して切換弁32の増速ソレノイド32Hを駆動するタイ
ミング、即ち前車輪1の操向操作角度θを設定すると共
に、サイドブレーキ31を制動する際の目標圧を設定
し、エンジン回転数センサ39からの信号を入力して補
正値を設定し(#301〜#305ステップ)、次に、
ステアリングセンサ36からの信号を入力して前車輪1
が、設定角度θ以上操向操作されたかを判別し、操向角
度が設定角度θ以上操作されなかった場合には、ブレー
キ弁33を中立位置に保持してサイドブレーキ31を非
制動状態に維持し(ブレーキセンサ37でサイドブレー
キペダル19が操作されたことを検出した場合にのみ対
応するサイドブレーキ31を制動操作する)、又、切換
弁32の標準ソレノイド32Lの駆動状態を維持して4
輪駆動状態を維持し(#306〜#309ステップ)、
更に、前車輪1が設定角度θ以上操向操作された場合に
は切換弁32の増速ソレノイド32Hを駆動して前輪変
速装置Aの増速クラッチ28を入り操作して前車輪1の
増速を行うと共に、旋回内側に対応するブレーキ弁33
のブレーキソレノイド33Sを、前記#303ステップ
で設定された目標圧を基準にして設定された目標圧を前
記補正値で補正して得られるデューティ比でPWM式に
電流を調節した状態で駆動してサイドブレーキ31を制
動する制御を開始し、かつ、この制御時における操向操
作角θが大きいほど制動力を高め、ステアリング速度が
高速であるほど制動力を高めるよう間歇信号のデューテ
ィ比を調節する制動を行い、この旋回を前車輪1が設定
角度θ未満の値に復元するまで継続させる(#310〜
#314ステップ)。
付勢するバネを備え、このペダルの踏み操作量を計測す
るポテンショメータを備えることで踏み操作力を計測す
るよう構成し、このポテンショメータからの検出結果に
基づいて対応する側のブレーキ弁の開度を設定してサイ
ドブレーキの制動力を調節するよ構成する。
を駆動する間歇信号の周波数を一定に維持し、走行速度
が高まるほどON時間を長くするよう制御動作を設定す
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 操向操作自在に構成された駆動型の左右
の前車輪と、駆動型の左右の後車輪と、左右の後車輪を
独立して制動操作する摩擦式の制動装置とを備え、前記
前車輪の操向操作と連動して左右の制動装置のうち旋回
内側に対応する制動装置を制御する制御手段を備えた作
業車であって、 前記制動装置が、圧油の供給によって制動力を作用させ
るよう構成されると共に、この制動装置に供給する圧油
の圧力を制御する制御弁を備え、又、車体の走行速度を
判別する車速判別手段を備え、この車速判別手段で判別
される走行速度が高速であるほど制動操作時における制
御用の油圧力を増大するよう前記制御手段による前記制
御弁の制御動作を設定してある作業車。 - 【請求項2】 前記制御弁が供給される制御電流値に比
例して弁の開度を拡大する電磁操作型に構成され、前記
制御手段が制御弁に対する間歇信号のデューティ比の設
定で制御弁に供給される制御電流値を変更するよう制御
動作が設定されている請求項1記載の作業車。 - 【請求項3】 前記前車輪の操向操作と連動して前車輪
の周速度を後車輪の周速度より増大させる前輪増速装置
を備えている請求項1又は2記載の作業車。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP02830798A JP3478966B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 作業車 |
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|---|---|---|---|
| JP02830798A JP3478966B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP3478966B2 JP3478966B2 (ja) | 2003-12-15 |
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1998
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