JPH11222686A - 防食金属製品の製造方法 - Google Patents
防食金属製品の製造方法Info
- Publication number
- JPH11222686A JPH11222686A JP10023672A JP2367298A JPH11222686A JP H11222686 A JPH11222686 A JP H11222686A JP 10023672 A JP10023672 A JP 10023672A JP 2367298 A JP2367298 A JP 2367298A JP H11222686 A JPH11222686 A JP H11222686A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anticorrosion
- paint
- metal
- metal member
- metal product
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- Pending
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- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防食塗装を施した金属製品本体側と、犠牲電
極との間の導通を確実できる防食金属製品を提供するこ
と。 【解決手段】 金属製品本体に犠牲電極となる金属部材
を接触させて電気的な導通状態で一体化し、少なくとも
金属製品本体の露出した表面には電気絶縁性の塗料を塗
布し、犠牲電極に塗布された塗料の少なくとも一部を除
去して犠牲電極の表面の少なくとも一部を露出させる。
極との間の導通を確実できる防食金属製品を提供するこ
と。 【解決手段】 金属製品本体に犠牲電極となる金属部材
を接触させて電気的な導通状態で一体化し、少なくとも
金属製品本体の露出した表面には電気絶縁性の塗料を塗
布し、犠牲電極に塗布された塗料の少なくとも一部を除
去して犠牲電極の表面の少なくとも一部を露出させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄製のボルト等のよう
な金属製品が錆びることを防止するために、イオン化傾
向のより大きな金属を犠牲電極として付加した金属製品
の製造方法に関するものである。
な金属製品が錆びることを防止するために、イオン化傾
向のより大きな金属を犠牲電極として付加した金属製品
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設する鉄製のボルト等のような
金属製品本体の表面には、腐食を防止するための電気絶
縁性の防食用の塗料が塗布されている。塗料だけでは不
十分であるので、鉄よりイオン化傾向のより大きな金属
を犠牲電極として付加して、金属製品本体側の鉄の腐食
を抑制することが行われている。特に地中に埋設する製
品等においては外部電源方式は不適切であるので、流電
アノード方式が採用されている。この方式の場合には、
金属製品本体Feに対しては、よりイオン化傾向の大き
い低電位のMg,Znが採用されている。また、長期間
有効な犠牲電極用の合金としては、Mg−Al−Zn合
金、Al−Zn合金(In,Snなどを少量添加)、Z
n−Al合金(Cd,Hg,Inなどを少量添加)等が
使用されている。
金属製品本体の表面には、腐食を防止するための電気絶
縁性の防食用の塗料が塗布されている。塗料だけでは不
十分であるので、鉄よりイオン化傾向のより大きな金属
を犠牲電極として付加して、金属製品本体側の鉄の腐食
を抑制することが行われている。特に地中に埋設する製
品等においては外部電源方式は不適切であるので、流電
アノード方式が採用されている。この方式の場合には、
金属製品本体Feに対しては、よりイオン化傾向の大き
い低電位のMg,Znが採用されている。また、長期間
有効な犠牲電極用の合金としては、Mg−Al−Zn合
金、Al−Zn合金(In,Snなどを少量添加)、Z
n−Al合金(Cd,Hg,Inなどを少量添加)等が
使用されている。
【0003】このとき、流電アノード方式においては、
金属製品本体と犠牲電極との間の電気的導通状態が保証
される必要があるので、塗料は邪魔となる。防食用の塗
料はその目的から電気絶縁性の塗料であるので、犠牲電
極と接触すべき部位に塗料が塗布されていることは好ま
しくない。そこで、犠牲電極と接触すべき部位には塗布
しないことが必要となるが、金属製品本体がボルト等の
小型の製品の場合には、一部分のみを塗装しないという
作業は能率がよくない。その理由は、ボルト等の小型の
製品を塗装するときには、液状の塗料の中に全体を浸け
ることによって塗布するという塗装方法が採用されてい
るからである。
金属製品本体と犠牲電極との間の電気的導通状態が保証
される必要があるので、塗料は邪魔となる。防食用の塗
料はその目的から電気絶縁性の塗料であるので、犠牲電
極と接触すべき部位に塗料が塗布されていることは好ま
しくない。そこで、犠牲電極と接触すべき部位には塗布
しないことが必要となるが、金属製品本体がボルト等の
小型の製品の場合には、一部分のみを塗装しないという
作業は能率がよくない。その理由は、ボルト等の小型の
製品を塗装するときには、液状の塗料の中に全体を浸け
ることによって塗布するという塗装方法が採用されてい
るからである。
【0004】しかし、実用新案登録番号第2534329 号に
は、犠牲電極となる防食用金具を金属製品本体としての
ボルト本体の頭部に装着した際に、該ボルト本体に塗装
された電気絶縁性の塗料を剥離して両者を電気的導通状
態とすべく前記防食用金具には塗料剥離手段が設けられ
ていることを特徴とする防食用ボルトが開示されてい
る。
は、犠牲電極となる防食用金具を金属製品本体としての
ボルト本体の頭部に装着した際に、該ボルト本体に塗装
された電気絶縁性の塗料を剥離して両者を電気的導通状
態とすべく前記防食用金具には塗料剥離手段が設けられ
ていることを特徴とする防食用ボルトが開示されてい
る。
【0005】塗料剥離手段によって塗料を剥離しながら
装着することによって、ボルト本体と防食用金具とが電
気的等導通状態となるのである。
装着することによって、ボルト本体と防食用金具とが電
気的等導通状態となるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した実
用新案登録番号第2534329 号の方式では、塗料剥離手段
の形状のバラツキ等が原因となって、塗料が確実には剥
離されないという心配があった。塗料が確実に剥離され
なければ導通状態にならないので、防食作用が得られな
いという問題が発生する。一旦、地中に埋設した後では
検査が事実用不可能であるので、確実な導通状態が保証
される構造の防食金属製品の製造方法の提供が望まれて
いた。
用新案登録番号第2534329 号の方式では、塗料剥離手段
の形状のバラツキ等が原因となって、塗料が確実には剥
離されないという心配があった。塗料が確実に剥離され
なければ導通状態にならないので、防食作用が得られな
いという問題が発生する。一旦、地中に埋設した後では
検査が事実用不可能であるので、確実な導通状態が保証
される構造の防食金属製品の製造方法の提供が望まれて
いた。
【0007】そこで、本発明は、防食塗装を施した金属
製品本体側と、犠牲電極との間の電気的導通を確実でき
る防食金属製品の製造方法の提供を目的としてなされた
ものである。
製品本体側と、犠牲電極との間の電気的導通を確実でき
る防食金属製品の製造方法の提供を目的としてなされた
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる防食金属
製品の製造方法の請求項1では、金属製品本体に犠牲電
極となる防食金属部材を密着させて電気的な導通状態で
一体化した後に、少なくとも金属製品本体の露出した表
面には電気絶縁性の塗料を塗布することによって、防食
金属部材の表面の少なくとも一部を露出させた。
製品の製造方法の請求項1では、金属製品本体に犠牲電
極となる防食金属部材を密着させて電気的な導通状態で
一体化した後に、少なくとも金属製品本体の露出した表
面には電気絶縁性の塗料を塗布することによって、防食
金属部材の表面の少なくとも一部を露出させた。
【0009】請求項2では、金属製品本体に犠牲電極と
なる防食金属部材を密着させて電気的な導通状態で一体
化した後に、少なくとも金属製品本体の露出した表面に
は電気絶縁性の塗料を塗布し、防食金属部材に塗布され
た塗料の少なくとも一部を除去することによって、防食
金属部材の表面の少なくとも一部を露出させた。
なる防食金属部材を密着させて電気的な導通状態で一体
化した後に、少なくとも金属製品本体の露出した表面に
は電気絶縁性の塗料を塗布し、防食金属部材に塗布され
た塗料の少なくとも一部を除去することによって、防食
金属部材の表面の少なくとも一部を露出させた。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる防食金属
製品の製造方法を、その実施の形態を示した図面に基づ
いて詳細に説明する。
製品の製造方法を、その実施の形態を示した図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0011】図1の(A)において、1は金属製品本体
となる鉄製の金属ボルト、2は亜鉛合金製の犠牲電極用
の防食金属部材である。金属ボルト1の頭部の天面には
凸状部11が形成されている。防食金属部材2の下面に
は前記凸状部11が圧入される蟻溝21が形成されてい
る。金属ボルト1の表面にはまず酸化鉄の皮膜を形成す
る。
となる鉄製の金属ボルト、2は亜鉛合金製の犠牲電極用
の防食金属部材である。金属ボルト1の頭部の天面には
凸状部11が形成されている。防食金属部材2の下面に
は前記凸状部11が圧入される蟻溝21が形成されてい
る。金属ボルト1の表面にはまず酸化鉄の皮膜を形成す
る。
【0012】次に、金属ボルト1の凸状部11を防食金
属部材2の蟻溝21に圧入して電気的な導通状態とし
て、図1の(B)に示したように一体化する。そして、
金属ボルト1と防食金属部材2とが一体化された状態の
まま、図1の(C)に示したように、電気絶縁性の防食
塗料Pの液中に浸けて表面に塗料を付着させる。
属部材2の蟻溝21に圧入して電気的な導通状態とし
て、図1の(B)に示したように一体化する。そして、
金属ボルト1と防食金属部材2とが一体化された状態の
まま、図1の(C)に示したように、電気絶縁性の防食
塗料Pの液中に浸けて表面に塗料を付着させる。
【0013】そして、防食塗料から引き上げた後に、防
食金属部材2の表面に付着した塗料を除去して、防食金
属部材2の表面は塗料が除去された製品10を得る。
(図1の(B)参照。) ここで、塗料を除去する方法としては、種々の方法が考
えられるが、機械的に削り取る方法でもよく、化学的に
溶解等させて除去する方法でもよい。
食金属部材2の表面に付着した塗料を除去して、防食金
属部材2の表面は塗料が除去された製品10を得る。
(図1の(B)参照。) ここで、塗料を除去する方法としては、種々の方法が考
えられるが、機械的に削り取る方法でもよく、化学的に
溶解等させて除去する方法でもよい。
【0014】このようにして、塗料を塗布する前に、防
食金属部材とボルト本体とを確実に電気的導通状態とし
ておき、塗布するときにはボルト本体と一体化した状態
で防食金属部材ごと塗布する。塗布した後で防食金属部
材の表面の塗料だけを除去するのである。塗料を除去す
る装置としては、回転体の表面に研磨材を設けて回転さ
せ、ボルト本体を持って頭部の防食金属部材を回転ヤス
リに当てて、削りとってもよい。また、図1の(D)に
示したように、回転するワイヤーブラシに防食金属部材
を当てて、削りとってもよい。溶剤を含浸させた部材て
拭き取るようにしてもよい。
食金属部材とボルト本体とを確実に電気的導通状態とし
ておき、塗布するときにはボルト本体と一体化した状態
で防食金属部材ごと塗布する。塗布した後で防食金属部
材の表面の塗料だけを除去するのである。塗料を除去す
る装置としては、回転体の表面に研磨材を設けて回転さ
せ、ボルト本体を持って頭部の防食金属部材を回転ヤス
リに当てて、削りとってもよい。また、図1の(D)に
示したように、回転するワイヤーブラシに防食金属部材
を当てて、削りとってもよい。溶剤を含浸させた部材て
拭き取るようにしてもよい。
【0015】防食金属部材の表面には多少の塗料が残存
していてもよいので、塗料の除去作業は簡単な作業でも
よく、能率よく行える。また、塗料に浸ける前に、防食
金属部材の表面の一部にテープ等を貼りつけておき、塗
布した後に、テープ等を剥がすことによって、塗料を除
去するようにしてもよい。
していてもよいので、塗料の除去作業は簡単な作業でも
よく、能率よく行える。また、塗料に浸ける前に、防食
金属部材の表面の一部にテープ等を貼りつけておき、塗
布した後に、テープ等を剥がすことによって、塗料を除
去するようにしてもよい。
【0016】図1の(E)に示したように、防食金属部
材の部分を挟んで吊り下げて、下部のボルト本体側のみ
を塗料に漬けて、防食金属部材に塗料があまり付かない
ようにすれば、塗料を剥離する作業が不要となる。
材の部分を挟んで吊り下げて、下部のボルト本体側のみ
を塗料に漬けて、防食金属部材に塗料があまり付かない
ようにすれば、塗料を剥離する作業が不要となる。
【0017】ボルト本体と防食金属部材とは蟻溝に限ら
ず、種々の構造によって一体化することができる。例え
ば、防食金属部材をコ字状に成形してボルト本体の頭部
に外嵌したり、防食金属部材とボルト本体とを螺合した
り、ビス止めしたりすることによって一体化してもよい
のである。いずれにしても、一体化した後で塗料を塗布
するので電気的な導通状態は確実に確保されるのであ
る。
ず、種々の構造によって一体化することができる。例え
ば、防食金属部材をコ字状に成形してボルト本体の頭部
に外嵌したり、防食金属部材とボルト本体とを螺合した
り、ビス止めしたりすることによって一体化してもよい
のである。いずれにしても、一体化した後で塗料を塗布
するので電気的な導通状態は確実に確保されるのであ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明においては、金属製品本体に犠牲
電極となる金属部材を接触させて電気的な導通状態で一
体化した後で、電気絶縁性の塗料を塗布するので、犠牲
電極と金属部材とは確実に電気的導通状態となる。ま
た、犠牲電極に塗布された塗料の少なくとも一部を除去
して露出させるので、犠牲電極が溶けることによって、
金属部材の腐食が防止されるのである。
電極となる金属部材を接触させて電気的な導通状態で一
体化した後で、電気絶縁性の塗料を塗布するので、犠牲
電極と金属部材とは確実に電気的導通状態となる。ま
た、犠牲電極に塗布された塗料の少なくとも一部を除去
して露出させるので、犠牲電極が溶けることによって、
金属部材の腐食が防止されるのである。
【図1】本発明にかかる防食金属製品の製造方法の実施
の形態としての製造工程を説明する説明図である。
の形態としての製造工程を説明する説明図である。
1 金属ボルト 11 凸状部 2 防食金属部材 21 蟻溝 10 金属製品 P 防食塗料
Claims (2)
- 【請求項1】金属製品本体に犠牲電極となる防食金属部
材を密着させて電気的な導通状態で一体化した後に、少
なくとも金属製品本体の露出した表面には電気絶縁性の
塗料を塗布することによって、防食金属部材の表面の少
なくとも一部を露出させたことを特徴とする防食金属製
品の製造方法。 - 【請求項2】金属製品本体に犠牲電極となる防食金属部
材を密着させて電気的な導通状態で一体化した後に、少
なくとも金属製品本体の露出した表面には電気絶縁性の
塗料を塗布し、防食金属部材に塗布された塗料の少なく
とも一部を除去することによって、防食金属部材の表面
の少なくとも一部を露出させたことを特徴とする防食金
属製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10023672A JPH11222686A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 防食金属製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10023672A JPH11222686A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 防食金属製品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11222686A true JPH11222686A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12116986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10023672A Pending JPH11222686A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 防食金属製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11222686A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101973026B1 (ko) * | 2018-12-21 | 2019-04-26 | 주식회사 삼공사 | 희생양극 조립체 및 희생양극 설치방법 |
| CN115627478A (zh) * | 2022-07-08 | 2023-01-20 | 山东第一医科大学(山东省医学科学院) | 一种医用镁合金种植体及延缓其在体内腐蚀的方法 |
| CN117989214A (zh) * | 2024-04-07 | 2024-05-07 | 广东腐蚀科学与技术创新研究院 | 一种防电偶腐蚀的镀铝连接紧固件及其制造方法 |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP10023672A patent/JPH11222686A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101973026B1 (ko) * | 2018-12-21 | 2019-04-26 | 주식회사 삼공사 | 희생양극 조립체 및 희생양극 설치방법 |
| CN115627478A (zh) * | 2022-07-08 | 2023-01-20 | 山东第一医科大学(山东省医学科学院) | 一种医用镁合金种植体及延缓其在体内腐蚀的方法 |
| CN117989214A (zh) * | 2024-04-07 | 2024-05-07 | 广东腐蚀科学与技术创新研究院 | 一种防电偶腐蚀的镀铝连接紧固件及其制造方法 |
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