JPH11222749A - 扁平糸織物の製造方法及び製造装置 - Google Patents
扁平糸織物の製造方法及び製造装置Info
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- JPH11222749A JPH11222749A JP2054598A JP2054598A JPH11222749A JP H11222749 A JPH11222749 A JP H11222749A JP 2054598 A JP2054598 A JP 2054598A JP 2054598 A JP2054598 A JP 2054598A JP H11222749 A JPH11222749 A JP H11222749A
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Landscapes
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 扁平糸の横糸供給機構を過大にすることな
く、扁平糸に弛みや縒れを生じないように織機に供給可
能にした扁平糸織物の製造方法及び製造装置を提供す
る。 【解決手段】 扁平糸Fが扁平面を周方向に沿わせて綾
巻きされたボビン1から、扁平糸Fを横糸として解舒し
てレピア織機40に供給し扁平糸織物を製織するに際
し、ボビン1に制動力が調整可能なブレーキ4を連結し
て回動自在に支持し、ボビン1をトラバース機構3によ
って軸方向に往復トラバースさせることにより、ボビン
1から扁平糸Fをフィードローラ10に対して一定位置
を維持するように解舒し、次いでテンショナー20で一
時的保留させたのち、レピア織機40で間欠的に往復動
するレピア41に供給する。
く、扁平糸に弛みや縒れを生じないように織機に供給可
能にした扁平糸織物の製造方法及び製造装置を提供す
る。 【解決手段】 扁平糸Fが扁平面を周方向に沿わせて綾
巻きされたボビン1から、扁平糸Fを横糸として解舒し
てレピア織機40に供給し扁平糸織物を製織するに際
し、ボビン1に制動力が調整可能なブレーキ4を連結し
て回動自在に支持し、ボビン1をトラバース機構3によ
って軸方向に往復トラバースさせることにより、ボビン
1から扁平糸Fをフィードローラ10に対して一定位置
を維持するように解舒し、次いでテンショナー20で一
時的保留させたのち、レピア織機40で間欠的に往復動
するレピア41に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扁平糸織物の製造
方法及び製造装置に関し、さらに詳しくは、扁平糸の横
糸供給機構をコンパクト化しながら、ボビンから扁平糸
を弛みや縒れを生じることなくレピア織機に横糸として
供給可能にした扁平糸織物の製造方法及び製造装置に関
する。
方法及び製造装置に関し、さらに詳しくは、扁平糸の横
糸供給機構をコンパクト化しながら、ボビンから扁平糸
を弛みや縒れを生じることなくレピア織機に横糸として
供給可能にした扁平糸織物の製造方法及び製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】扁平糸とは、幅に比べて厚さが大幅に小
さいリボン状の糸条をいい、扁平糸織物はこのような扁
平糸を少なくとも横糸に使用して織り上げられた織物を
いう。この扁平糸織物は通常の織物に比べて目付(単位
面積当たりの重量)が低いにもかかわらず開口率が低い
という相反する機能を同時に満たす目的で製造されるも
のである。
さいリボン状の糸条をいい、扁平糸織物はこのような扁
平糸を少なくとも横糸に使用して織り上げられた織物を
いう。この扁平糸織物は通常の織物に比べて目付(単位
面積当たりの重量)が低いにもかかわらず開口率が低い
という相反する機能を同時に満たす目的で製造されるも
のである。
【0003】このように扁平糸織物は低目付かつ低開口
率であるため、扁平糸として炭素繊維やアラミド等の高
強度繊維を使用し、エポキシ樹脂やフェノール樹脂等の
樹脂との複合材にした場合、その複合材を薄くすること
ができ、しかも補強繊維のクリンプが小さいため強度発
現率を大きく、強度むらを少なくし、かつ製品の表面平
滑性を向上するという利点がある。
率であるため、扁平糸として炭素繊維やアラミド等の高
強度繊維を使用し、エポキシ樹脂やフェノール樹脂等の
樹脂との複合材にした場合、その複合材を薄くすること
ができ、しかも補強繊維のクリンプが小さいため強度発
現率を大きく、強度むらを少なくし、かつ製品の表面平
滑性を向上するという利点がある。
【0004】上記扁平糸織物の製織は、扁平糸を横糸と
して打ち込むときに変形しないようにしなければなら
ず、そのため織機としてはレピア織機を使うことが好ま
しい。このレピア織機では、横糸がレピアの往復動によ
って間欠的に供給されるようになっている。一方、扁平
糸はボビンに対して、その扁平状態を保つようにボビン
軸方向に螺旋状に巻き付けられながら往復するように綾
巻きされている。従って、これをボビン周方向に解舒す
るときは、ボビンが軸方向に左右に振られながら解舒さ
れる。また、扁平糸をボビン軸方向に引き出すように解
舒すると、1周解舒される毎に1回当たりの縒りが掛か
ることになる。
して打ち込むときに変形しないようにしなければなら
ず、そのため織機としてはレピア織機を使うことが好ま
しい。このレピア織機では、横糸がレピアの往復動によ
って間欠的に供給されるようになっている。一方、扁平
糸はボビンに対して、その扁平状態を保つようにボビン
軸方向に螺旋状に巻き付けられながら往復するように綾
巻きされている。従って、これをボビン周方向に解舒す
るときは、ボビンが軸方向に左右に振られながら解舒さ
れる。また、扁平糸をボビン軸方向に引き出すように解
舒すると、1周解舒される毎に1回当たりの縒りが掛か
ることになる。
【0005】従って、上述のような背景にあるボビンに
巻かれた扁平糸とレピア織機において、ボビン上の扁平
糸をレピア織機まで扁平形状に変形を生じないように導
入するためには、ボビンと織機との距離を長くしたり、
ガイド機構を介在させて糸道の変位による影響を緩和す
ることが必要になり、その結果として横糸供給機構が過
大になりやすいという問題があった。
巻かれた扁平糸とレピア織機において、ボビン上の扁平
糸をレピア織機まで扁平形状に変形を生じないように導
入するためには、ボビンと織機との距離を長くしたり、
ガイド機構を介在させて糸道の変位による影響を緩和す
ることが必要になり、その結果として横糸供給機構が過
大になりやすいという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、扁平
糸の横糸供給機構を過大にすることなく、扁平糸に弛み
や縒れを生じないように織機に供給可能にした扁平糸織
物の製造方法及び製造装置を提供することにある。
糸の横糸供給機構を過大にすることなく、扁平糸に弛み
や縒れを生じないように織機に供給可能にした扁平糸織
物の製造方法及び製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の扁平糸織物の製造方法は、扁平糸が扁平面を
周方向に沿わせて綾巻きされたボビンから、該扁平糸を
横糸として解舒してレピア織機に供給し扁平糸織物を製
織するに際し、前記ボビンに制動力が調整可能なブレー
キを連結して回動自在に支持し、該ボビンを軸方向に往
復トラバースさせることにより、該ボビンから前記扁平
糸をフィードローラに対して一定位置を維持するように
解舒し、次いでテンショナーで一時的保留させたのち、
前記レピア織機で間欠的に往復動するレピアに供給する
ようにすることを特徴とするものである。
の本発明の扁平糸織物の製造方法は、扁平糸が扁平面を
周方向に沿わせて綾巻きされたボビンから、該扁平糸を
横糸として解舒してレピア織機に供給し扁平糸織物を製
織するに際し、前記ボビンに制動力が調整可能なブレー
キを連結して回動自在に支持し、該ボビンを軸方向に往
復トラバースさせることにより、該ボビンから前記扁平
糸をフィードローラに対して一定位置を維持するように
解舒し、次いでテンショナーで一時的保留させたのち、
前記レピア織機で間欠的に往復動するレピアに供給する
ようにすることを特徴とするものである。
【0008】このように扁平糸を綾巻きされたボビンを
往復トラバースさせてボビンから扁平糸をフィードロー
ラに対して一定位置を維持するように解舒することによ
り、ボビンと織機との間の横糸供給機構を短縮しながら
糸道の変位に起因する糸縒れの発生を防止することがで
きる。また、ボビンの回転を該ボビンに連結したブレー
キによって制御することが可能であるので、ボビンの慣
性回転に起因する糸弛みや糸縒れの発生を防止すること
ができる。
往復トラバースさせてボビンから扁平糸をフィードロー
ラに対して一定位置を維持するように解舒することによ
り、ボビンと織機との間の横糸供給機構を短縮しながら
糸道の変位に起因する糸縒れの発生を防止することがで
きる。また、ボビンの回転を該ボビンに連結したブレー
キによって制御することが可能であるので、ボビンの慣
性回転に起因する糸弛みや糸縒れの発生を防止すること
ができる。
【0009】なお、ボビンの回転を制御するに際して扁
平糸の過剰供給又は過少供給を生じる場合があるが、こ
れはテンショナーによって吸収することができる。この
テンショナーは扁平糸の過剰供給量又は過少供給量を保
留するための必要最小限の大きさにすればよいので、横
糸供給機構のコンパクト化を妨げるものではない。
平糸の過剰供給又は過少供給を生じる場合があるが、こ
れはテンショナーによって吸収することができる。この
テンショナーは扁平糸の過剰供給量又は過少供給量を保
留するための必要最小限の大きさにすればよいので、横
糸供給機構のコンパクト化を妨げるものではない。
【0010】上記製造方法において、ボビンの回転を制
御する方法として、前記テンショナーとレピア織機との
間にレピアの横糸引込み動作を検知する検知手段を配置
すると共に、前記扁平糸のボビンからの解舒を前記レピ
アの横糸引込力により行うようにし、前記ブレーキを前
記検知手段がレピアの横糸引込み動作を検知したときフ
リーにし、該横糸引込み動作停止時に制動することが可
能である。また、前記テンショナーとレピア織機との間
にレピアの横糸引込み量を検知する検知手段を配置し、
前記ブレーキを常時緩制動状態に保持すると共に、前記
フィードローラをサーボモータで駆動するようにし、前
記検知手段が検知した横糸引込み量に応じて前記サーボ
モータによるフィードローラの送り量を制御することが
可能である。更に、前記レピアの移動速度を検知する検
知手段を配置し、前記ブレーキを常時緩制動状態に保持
すると共に、前記フィードローラをサーボモータで駆動
するようにし、前記検知手段が検知した移動速度に応じ
て前記サーボモータによるフィードローラの送り量を制
御することが可能である。
御する方法として、前記テンショナーとレピア織機との
間にレピアの横糸引込み動作を検知する検知手段を配置
すると共に、前記扁平糸のボビンからの解舒を前記レピ
アの横糸引込力により行うようにし、前記ブレーキを前
記検知手段がレピアの横糸引込み動作を検知したときフ
リーにし、該横糸引込み動作停止時に制動することが可
能である。また、前記テンショナーとレピア織機との間
にレピアの横糸引込み量を検知する検知手段を配置し、
前記ブレーキを常時緩制動状態に保持すると共に、前記
フィードローラをサーボモータで駆動するようにし、前
記検知手段が検知した横糸引込み量に応じて前記サーボ
モータによるフィードローラの送り量を制御することが
可能である。更に、前記レピアの移動速度を検知する検
知手段を配置し、前記ブレーキを常時緩制動状態に保持
すると共に、前記フィードローラをサーボモータで駆動
するようにし、前記検知手段が検知した移動速度に応じ
て前記サーボモータによるフィードローラの送り量を制
御することが可能である。
【0011】一方、上記目的を達成するための本発明の
扁平糸織物の製造装置は、レピア織機の横糸供給部に扁
平糸が扁平面を周方向に沿わせて綾巻きされたボビンを
該ボビンに制動力の調整可能なブレーキを連結して回動
自在に支持し、該ボビンの支持部に該ボビンを軸方向に
往復トラバースさせるトラバース機構を設け、該ボビン
支持部と前記レピア織機との間に前記扁平糸を一時的保
留するテンショナーを配置したことを特徴とするもので
ある。
扁平糸織物の製造装置は、レピア織機の横糸供給部に扁
平糸が扁平面を周方向に沿わせて綾巻きされたボビンを
該ボビンに制動力の調整可能なブレーキを連結して回動
自在に支持し、該ボビンの支持部に該ボビンを軸方向に
往復トラバースさせるトラバース機構を設け、該ボビン
支持部と前記レピア織機との間に前記扁平糸を一時的保
留するテンショナーを配置したことを特徴とするもので
ある。
【0012】このように扁平糸織物の製造装置を構成す
ることにより、扁平糸に弛みや縒れを生じることを防止
しながら横糸供給機構をコンパクト化することが可能に
なる。上記製造装置において、ボビンの回転を制御する
手段として、前記テンショナーとレピア織機との間にレ
ピアの横糸引込み動作を検知する検知手段を配置すると
共に、前記扁平糸のボビンからの解舒を前記レピアの横
糸引込力により行うようにし、前記ブレーキを前記検知
手段がレピアの横糸引込み動作を検知したときフリーに
し、該横糸引込み動作停止時に制動するように構成する
ことが可能である。また、前記テンショナーとレピア織
機との間にレピアの横糸引込み量を検知する検知手段を
配置し、前記ブレーキを常時緩制動状態に保持すると共
に、前記フィードローラをサーボモータで駆動するよう
にし、前記検知手段が検知した横糸引込み量に応じて前
記サーボモータによるフィードローラの送り量を制御す
るように構成することが可能である。更に、前記レピア
の移動速度を検知する検知手段を配置し、前記ブレーキ
を常時緩制動状態に保持すると共に、前記フィードロー
ラをサーボモータで駆動するようにし、前記検知手段が
検知した移動速度に応じて前記サーボモータによるフィ
ードローラの送り量を制御するように構成することが可
能である。
ることにより、扁平糸に弛みや縒れを生じることを防止
しながら横糸供給機構をコンパクト化することが可能に
なる。上記製造装置において、ボビンの回転を制御する
手段として、前記テンショナーとレピア織機との間にレ
ピアの横糸引込み動作を検知する検知手段を配置すると
共に、前記扁平糸のボビンからの解舒を前記レピアの横
糸引込力により行うようにし、前記ブレーキを前記検知
手段がレピアの横糸引込み動作を検知したときフリーに
し、該横糸引込み動作停止時に制動するように構成する
ことが可能である。また、前記テンショナーとレピア織
機との間にレピアの横糸引込み量を検知する検知手段を
配置し、前記ブレーキを常時緩制動状態に保持すると共
に、前記フィードローラをサーボモータで駆動するよう
にし、前記検知手段が検知した横糸引込み量に応じて前
記サーボモータによるフィードローラの送り量を制御す
るように構成することが可能である。更に、前記レピア
の移動速度を検知する検知手段を配置し、前記ブレーキ
を常時緩制動状態に保持すると共に、前記フィードロー
ラをサーボモータで駆動するようにし、前記検知手段が
検知した移動速度に応じて前記サーボモータによるフィ
ードローラの送り量を制御するように構成することが可
能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1実施形態からなる扁平糸織物の製造装置を例示するも
のである。図2及び図3は、図1を基本として一部を変
形した例である。図において、ボビン1から解舒された
扁平糸Fはフィードローラ10、テンショナー20を通
ってレピア織機40に横糸として供給される。レピア織
機40には、点A−B間の織幅内に多数の縦糸Wが紙面
に直交するように上下に設けられ、この上下の縦糸Wは
レピア41が1往復する毎に上下に入れ替わるようにな
っている。レピア駆動機構は、回転円板42にリンク4
3aを介して揺動レバー43bを連結し、この揺動レバ
ー43bにロッド41aを介してレピア41を設けてい
る。
の図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1実施形態からなる扁平糸織物の製造装置を例示するも
のである。図2及び図3は、図1を基本として一部を変
形した例である。図において、ボビン1から解舒された
扁平糸Fはフィードローラ10、テンショナー20を通
ってレピア織機40に横糸として供給される。レピア織
機40には、点A−B間の織幅内に多数の縦糸Wが紙面
に直交するように上下に設けられ、この上下の縦糸Wは
レピア41が1往復する毎に上下に入れ替わるようにな
っている。レピア駆動機構は、回転円板42にリンク4
3aを介して揺動レバー43bを連結し、この揺動レバ
ー43bにロッド41aを介してレピア41を設けてい
る。
【0014】このレピア駆動機構は、回転円板42が1
回転する毎に揺動レバー43bを左右に1往復揺動し、
レピア41を織幅A−B間に1往復させる。レピア41
は点Aで横糸(扁平糸F)の端部を掴み、それを点Bま
で引っ張るようにする。点A−B間に渡るように引き込
まれた横糸はその点A,Bの箇所でそれぞれカッターに
より切断される。レピア41が横糸を引き込むときの速
度は、回転円板42の等速円運動を直線運動に変換して
いるので、Sin曲線をなすように変化する。そして、
横糸の引込み量(供給量)がエンコーダ30によって検
出されるようになっている。
回転する毎に揺動レバー43bを左右に1往復揺動し、
レピア41を織幅A−B間に1往復させる。レピア41
は点Aで横糸(扁平糸F)の端部を掴み、それを点Bま
で引っ張るようにする。点A−B間に渡るように引き込
まれた横糸はその点A,Bの箇所でそれぞれカッターに
より切断される。レピア41が横糸を引き込むときの速
度は、回転円板42の等速円運動を直線運動に変換して
いるので、Sin曲線をなすように変化する。そして、
横糸の引込み量(供給量)がエンコーダ30によって検
出されるようになっている。
【0015】ボビン1には、扁平糸Fが扁平面を周面に
沿わせながらボビン軸方向に螺旋状に巻き付けられて綾
巻きされている。扁平糸Fとしては、炭素繊維やアラミ
ド繊維などの複数本の繊維の集合体から構成されてお
り、その厚さが0.1〜1.0mm、幅が3.0〜20
mmであり、幅に対する厚さの扁平比が1/3〜1/2
00のものが好ましく使用される。
沿わせながらボビン軸方向に螺旋状に巻き付けられて綾
巻きされている。扁平糸Fとしては、炭素繊維やアラミ
ド繊維などの複数本の繊維の集合体から構成されてお
り、その厚さが0.1〜1.0mm、幅が3.0〜20
mmであり、幅に対する厚さの扁平比が1/3〜1/2
00のものが好ましく使用される。
【0016】扁平糸Fを巻回したボビン1は、パウダー
ブレーキ等の制動力が調整可能なブレーキ4が連結され
て回転可能に支持台2に支持され、その支持台2の下部
ブラケット2aにはトラバース機構3としてスクリュー
ロッド3aがボビン1の回転軸方向と平行に螺合されて
いる。このボビン1は、サーボモータ3bの正逆回動に
より支持台2と共に回転軸方向に往復トラバースするよ
うになっている。
ブレーキ等の制動力が調整可能なブレーキ4が連結され
て回転可能に支持台2に支持され、その支持台2の下部
ブラケット2aにはトラバース機構3としてスクリュー
ロッド3aがボビン1の回転軸方向と平行に螺合されて
いる。このボビン1は、サーボモータ3bの正逆回動に
より支持台2と共に回転軸方向に往復トラバースするよ
うになっている。
【0017】扁平糸Fはボビン1から周方向に引き出さ
れるようにフィードローラ10に解舒されるが、このと
きトラバース機構3の設定に基づいてボビン1が軸方向
に左右にトラバースしながら解舒されることにより、扁
平糸Fの糸道が左右にトラバースされずに一定の範囲に
保持されるようになっている。なお、扁平糸Fの糸道の
ボビン回転軸方向への振れ幅としては、フィードローラ
10側の固定点から臨む振れ角として0°以内に規制す
ることが好ましく、これによって扁平糸Fの捩じれ変形
を防止することができる。
れるようにフィードローラ10に解舒されるが、このと
きトラバース機構3の設定に基づいてボビン1が軸方向
に左右にトラバースしながら解舒されることにより、扁
平糸Fの糸道が左右にトラバースされずに一定の範囲に
保持されるようになっている。なお、扁平糸Fの糸道の
ボビン回転軸方向への振れ幅としては、フィードローラ
10側の固定点から臨む振れ角として0°以内に規制す
ることが好ましく、これによって扁平糸Fの捩じれ変形
を防止することができる。
【0018】フィードローラ10は一対のローラから構
成されており、そのローラ間に扁平糸Fを挟みながら通
過させるようになっている。扁平糸Fは図2のようにロ
ーラ間を直線状に通過するようにしてもよく、或いは図
1のように一対のローラにS字状に巻き付きながらロー
ラ間を通過するようにしてもよい。
成されており、そのローラ間に扁平糸Fを挟みながら通
過させるようになっている。扁平糸Fは図2のようにロ
ーラ間を直線状に通過するようにしてもよく、或いは図
1のように一対のローラにS字状に巻き付きながらロー
ラ間を通過するようにしてもよい。
【0019】テンショナー20はボビン1と織機40と
の間で扁平糸Fに生ずる弛みを吸収して、扁平糸Fの張
力が実質的に一定になるように保留するようになってい
る。このテンショナー20は定位置の固定ローラ21と
上下動する可動ローラ22とから構成され、かつ可動ロ
ーラ22はバネ(図1)又は自重(図2)により付勢さ
れることにより、扁平糸Fの張力を一定にする。扁平糸
Fの張力は織機40のレピア41の把持力よりも小さく
することが必要であり、例えば0.3〜2.0kgfの
範囲に設定することが好ましい。
の間で扁平糸Fに生ずる弛みを吸収して、扁平糸Fの張
力が実質的に一定になるように保留するようになってい
る。このテンショナー20は定位置の固定ローラ21と
上下動する可動ローラ22とから構成され、かつ可動ロ
ーラ22はバネ(図1)又は自重(図2)により付勢さ
れることにより、扁平糸Fの張力を一定にする。扁平糸
Fの張力は織機40のレピア41の把持力よりも小さく
することが必要であり、例えば0.3〜2.0kgfの
範囲に設定することが好ましい。
【0020】上記テンショナー20の構成は特に限定さ
れるものではなく、図2のような複数の固定ローラ21
と複数の可動ローラ22を組み合わせた所謂アキュムレ
ータであってもよく、或いは図1のような片釣り型のロ
スタテンショナーであってもよい。また、図2のように
可動ローラ22に位置表示器23を取り付け、この位置
表示器23をリニアセンサ24に当接させて扁平糸Fの
保留状態を常時監視するようにしてもよい。なお、固定
ローラ21及び可動ローラ22等の各種ローラは、ウレ
タンゴムやナイロン等の樹脂から構成し、かつテーパー
加工などを施して扁平糸Fの蛇行を防止することが好ま
しい。
れるものではなく、図2のような複数の固定ローラ21
と複数の可動ローラ22を組み合わせた所謂アキュムレ
ータであってもよく、或いは図1のような片釣り型のロ
スタテンショナーであってもよい。また、図2のように
可動ローラ22に位置表示器23を取り付け、この位置
表示器23をリニアセンサ24に当接させて扁平糸Fの
保留状態を常時監視するようにしてもよい。なお、固定
ローラ21及び可動ローラ22等の各種ローラは、ウレ
タンゴムやナイロン等の樹脂から構成し、かつテーパー
加工などを施して扁平糸Fの蛇行を防止することが好ま
しい。
【0021】エンコーダ30はテンショナー20の出口
において扁平糸Fが通過する一対の測定用ローラ31の
回転数を計測することによりレピア41への横糸供給量
を検出するようになっている。エンコーダ30の検出結
果はコントローラ32に供給され、このコントローラ3
2の出力に基づいてブレーキ4が作動するようになって
いる。
において扁平糸Fが通過する一対の測定用ローラ31の
回転数を計測することによりレピア41への横糸供給量
を検出するようになっている。エンコーダ30の検出結
果はコントローラ32に供給され、このコントローラ3
2の出力に基づいてブレーキ4が作動するようになって
いる。
【0022】上述のように構成された扁平糸織物の製造
装置は、次のようにして運転される。即ち、扁平糸Fが
綾巻きされたボビン1をトラバース機構3によって回転
軸方向にトラバースさせながら、扁平糸Fをボビン1の
周方向に引き出すように解舒するが、その解舒力はレピ
ア41の往復運動においてレピア41が横糸を把持して
引き込むときの力が利用される。
装置は、次のようにして運転される。即ち、扁平糸Fが
綾巻きされたボビン1をトラバース機構3によって回転
軸方向にトラバースさせながら、扁平糸Fをボビン1の
周方向に引き出すように解舒するが、その解舒力はレピ
ア41の往復運動においてレピア41が横糸を把持して
引き込むときの力が利用される。
【0023】このとき、エンコーダ30がレピア41に
よる横糸引込み量を検出し、エンコーダ30の検出結果
に基づいてコントローラ32がブレーキ4を制御するこ
とにより、レピア41が横糸を点AからBへ引込み中は
ブレーキ4をフリー(OFF)にし、再び点BからAへ
戻るときは制動してボビン1が慣性で過回転しないよう
にする。一方、テンショナー20は、レピア41の引込
速度がSin曲線に従って変化して必ずしも一定でない
ため、この速度変化に拘らず張力が一定になるように扁
平糸Fを一時的に保留する。
よる横糸引込み量を検出し、エンコーダ30の検出結果
に基づいてコントローラ32がブレーキ4を制御するこ
とにより、レピア41が横糸を点AからBへ引込み中は
ブレーキ4をフリー(OFF)にし、再び点BからAへ
戻るときは制動してボビン1が慣性で過回転しないよう
にする。一方、テンショナー20は、レピア41の引込
速度がSin曲線に従って変化して必ずしも一定でない
ため、この速度変化に拘らず張力が一定になるように扁
平糸Fを一時的に保留する。
【0024】上述のように扁平糸Fを巻回したボビン1
を回転軸方向にトラバースさせながら横取り解舒し、扁
平糸Fの糸道を一定に保持することにより、ボビン1と
織機40との間の横糸供給機構を短縮しながら糸道の変
位に起因する糸縒れの発生を防止することができる。ま
た、エンコーダ30の検出結果に基づいてレピア41の
横糸引込み動作を検知し、その横糸引込み動作停止時に
ボビン1の回転をブレーキ4で停止させることにより、
ボビン1が慣性によって過回転することを防止するの
で、ボビン1の慣性回転に起因する糸弛みや糸縒れの発
生を防止することができる。
を回転軸方向にトラバースさせながら横取り解舒し、扁
平糸Fの糸道を一定に保持することにより、ボビン1と
織機40との間の横糸供給機構を短縮しながら糸道の変
位に起因する糸縒れの発生を防止することができる。ま
た、エンコーダ30の検出結果に基づいてレピア41の
横糸引込み動作を検知し、その横糸引込み動作停止時に
ボビン1の回転をブレーキ4で停止させることにより、
ボビン1が慣性によって過回転することを防止するの
で、ボビン1の慣性回転に起因する糸弛みや糸縒れの発
生を防止することができる。
【0025】なお、エンコーダ30の検出結果に基づい
て判断した横糸引込み動作のタイミングと実際の横糸引
込み動作のタイミングとの間には時間的なずれを生じる
場合がある。しかしながら、扁平糸Fが上記タイミング
差によって過剰供給された場合は、その過剰供給量をテ
ンショナー20に保留し、また過少供給された場合は、
その過少供給量をテンショナー20の保留分で補うこと
ができる。このテンショナー20は扁平糸Fの過剰供給
量又は過少供給量を保留するための必要最小限の大きさ
にすればよいので、横糸供給機構のコンパクト化を妨げ
るものではない。
て判断した横糸引込み動作のタイミングと実際の横糸引
込み動作のタイミングとの間には時間的なずれを生じる
場合がある。しかしながら、扁平糸Fが上記タイミング
差によって過剰供給された場合は、その過剰供給量をテ
ンショナー20に保留し、また過少供給された場合は、
その過少供給量をテンショナー20の保留分で補うこと
ができる。このテンショナー20は扁平糸Fの過剰供給
量又は過少供給量を保留するための必要最小限の大きさ
にすればよいので、横糸供給機構のコンパクト化を妨げ
るものではない。
【0026】図4は、本発明の第2実施形態からなる扁
平糸織物の製造装置を例示するものである。図5及び図
6は、図4を基本として一部を変形した例である。な
お、図1〜図3と同一物には同一符号を付してその詳細
な説明は省略する。図において、ボビン1から解舒され
た扁平糸Fはフィードローラ10、テンショナー20を
通ってレピア織機40に横糸として供給され、そのレピ
ア41の横糸の引込み量(供給量)をエンコーダ30に
よって検出するようになっている。
平糸織物の製造装置を例示するものである。図5及び図
6は、図4を基本として一部を変形した例である。な
お、図1〜図3と同一物には同一符号を付してその詳細
な説明は省略する。図において、ボビン1から解舒され
た扁平糸Fはフィードローラ10、テンショナー20を
通ってレピア織機40に横糸として供給され、そのレピ
ア41の横糸の引込み量(供給量)をエンコーダ30に
よって検出するようになっている。
【0027】扁平糸Fを巻回したボビン1は、ブレーキ
4によって常時緩制動状態に保持されながら支持台2に
支持され、サーボモータ3bの正逆回動により支持台2
と共に回転軸方向にトラバースするようになっており、
トラバース機構3の設定に基づいて扁平糸Fの糸道が左
右にトラバースされずに一定の範囲に保持されるように
なっている。
4によって常時緩制動状態に保持されながら支持台2に
支持され、サーボモータ3bの正逆回動により支持台2
と共に回転軸方向にトラバースするようになっており、
トラバース機構3の設定に基づいて扁平糸Fの糸道が左
右にトラバースされずに一定の範囲に保持されるように
なっている。
【0028】フィードローラ10は一対のローラから構
成されており、そのローラ間に扁平糸Fを挟みながら通
過させるようになっている。フィードローラ10の回転
軸にはサーボモータ11が連結されており、このサーボ
モータ11がサーボドライバ12によって制御されてい
る。
成されており、そのローラ間に扁平糸Fを挟みながら通
過させるようになっている。フィードローラ10の回転
軸にはサーボモータ11が連結されており、このサーボ
モータ11がサーボドライバ12によって制御されてい
る。
【0029】テンショナー20はボビン1と織機40と
の間で扁平糸Fに生じる弛みを吸収して、扁平糸Fの張
力が実質的に一定になるように保留するようになってい
る。このテンショナー20は固定ローラ21と可動ロー
ラ22とから構成され、可動ローラ22が固定ローラ2
1から離間するように付勢されることにより、扁平糸F
の張力を一定にする。
の間で扁平糸Fに生じる弛みを吸収して、扁平糸Fの張
力が実質的に一定になるように保留するようになってい
る。このテンショナー20は固定ローラ21と可動ロー
ラ22とから構成され、可動ローラ22が固定ローラ2
1から離間するように付勢されることにより、扁平糸F
の張力を一定にする。
【0030】エンコーダ30はテンショナー20の出口
において扁平糸Fが通過する一対の測定用ローラ31の
回転数を計測することによりレピア41への横糸供給量
を検出するようになっている。エンコーダ30の検出結
果はコントローラ32に供給され、このコントローラ3
2の出力に基づいてサーボドライバ12が作動するよう
になっている。
において扁平糸Fが通過する一対の測定用ローラ31の
回転数を計測することによりレピア41への横糸供給量
を検出するようになっている。エンコーダ30の検出結
果はコントローラ32に供給され、このコントローラ3
2の出力に基づいてサーボドライバ12が作動するよう
になっている。
【0031】上述のように構成された扁平糸織物の製造
装置は、次のようにして運転される。即ち、扁平糸Fが
綾巻きされたボビン1をトラバース機構3によって回転
軸方向にトラバースさせながら、サーボモータ11で駆
動されるフィードローラ10によってボビン1から扁平
糸Fを強制的に横取り解舒し、扁平糸Fの糸道を一定の
範囲に保持する。
装置は、次のようにして運転される。即ち、扁平糸Fが
綾巻きされたボビン1をトラバース機構3によって回転
軸方向にトラバースさせながら、サーボモータ11で駆
動されるフィードローラ10によってボビン1から扁平
糸Fを強制的に横取り解舒し、扁平糸Fの糸道を一定の
範囲に保持する。
【0032】このとき、エンコーダ30がレピア41に
よる横糸引込み量を検出し、エンコーダ30の検出結果
に基づいてコントローラ32が横糸引込み量をサーボモ
ータ11の回転量に変換してサーボドライバ12に伝達
し、それによりサーボドライバ12がサーボモータ11
を横糸引込み量に連動するように回転駆動させる。一
方、テンショナー20は、レピア41の引込速度がSi
n曲線に従って変化して必ずしも一定でないため、この
速度変化に拘らず張力が一定になるように扁平糸Fを一
時的に保留する。
よる横糸引込み量を検出し、エンコーダ30の検出結果
に基づいてコントローラ32が横糸引込み量をサーボモ
ータ11の回転量に変換してサーボドライバ12に伝達
し、それによりサーボドライバ12がサーボモータ11
を横糸引込み量に連動するように回転駆動させる。一
方、テンショナー20は、レピア41の引込速度がSi
n曲線に従って変化して必ずしも一定でないため、この
速度変化に拘らず張力が一定になるように扁平糸Fを一
時的に保留する。
【0033】上述のように扁平糸Fを巻回したボビン1
を回転軸方向にトラバースさせながら横取り解舒し、扁
平糸Fの糸道を一定に保持することにより、ボビン1と
織機40との間の横糸供給機構を短縮しながら糸道の変
位に起因する糸縒れの発生を防止することができる。ま
た、ボビン1に連結したブレーキ4を常時緩制動状態に
保持すると共に、エンコーダ30によってレピア41の
横糸引込み量を検出し、その検出結果に基づいてサーボ
モータ11によるフィードローラ10の送り量を制御す
ることにより、レピア41の横糸引込み量に連動させて
ボビン1の回転を制御ことが可能になり、ボビン1が慣
性によって過回転することを防止するので、ボビン1の
慣性回転に起因する糸弛みや糸縒れの発生を防止するこ
とができる。
を回転軸方向にトラバースさせながら横取り解舒し、扁
平糸Fの糸道を一定に保持することにより、ボビン1と
織機40との間の横糸供給機構を短縮しながら糸道の変
位に起因する糸縒れの発生を防止することができる。ま
た、ボビン1に連結したブレーキ4を常時緩制動状態に
保持すると共に、エンコーダ30によってレピア41の
横糸引込み量を検出し、その検出結果に基づいてサーボ
モータ11によるフィードローラ10の送り量を制御す
ることにより、レピア41の横糸引込み量に連動させて
ボビン1の回転を制御ことが可能になり、ボビン1が慣
性によって過回転することを防止するので、ボビン1の
慣性回転に起因する糸弛みや糸縒れの発生を防止するこ
とができる。
【0034】なお、エンコーダ30の検出タイミングと
フィードローラ10の駆動タイミングとの間には時間的
なずれを生じる場合がある。しかしながら、扁平糸Fが
上記タイミング差によって過剰供給された場合は、その
過剰供給量をテンショナー20に保留し、また過少供給
された場合は、その過少供給量をテンショナー20の保
留分で補うことができる。このテンショナー20は扁平
糸Fの過剰供給量又は過少供給量を保留するための必要
最小限の大きさにすればよいので、横糸供給機構のコン
パクト化を妨げるものではない。
フィードローラ10の駆動タイミングとの間には時間的
なずれを生じる場合がある。しかしながら、扁平糸Fが
上記タイミング差によって過剰供給された場合は、その
過剰供給量をテンショナー20に保留し、また過少供給
された場合は、その過少供給量をテンショナー20の保
留分で補うことができる。このテンショナー20は扁平
糸Fの過剰供給量又は過少供給量を保留するための必要
最小限の大きさにすればよいので、横糸供給機構のコン
パクト化を妨げるものではない。
【0035】図7は、本発明の第3実施形態からなる扁
平糸織物の製造装置を例示するものである。図8及び図
9は、図7を基本として一部を変形した例である。な
お、図1〜図6と同一物には同一符号を付してその詳細
な説明は省略する。図において、ボビン1から解舒され
た扁平糸Fはフィードローラ10、テンショナー20を
通ってレピア織機40に横糸として供給され、そのレピ
ア41の移動速度をエンコーダ30によって検出するよ
うになっている。
平糸織物の製造装置を例示するものである。図8及び図
9は、図7を基本として一部を変形した例である。な
お、図1〜図6と同一物には同一符号を付してその詳細
な説明は省略する。図において、ボビン1から解舒され
た扁平糸Fはフィードローラ10、テンショナー20を
通ってレピア織機40に横糸として供給され、そのレピ
ア41の移動速度をエンコーダ30によって検出するよ
うになっている。
【0036】扁平糸Fを巻回したボビン1は、ブレーキ
4によって常時緩制動状態に保持されながら支持台2に
支持され、サーボモータ3bの正逆回動により支持台2
と共に回転軸方向にトラバースするようになっており、
トラバース機構3の設定に基づいて扁平糸Fの糸道が左
右にトラバースされずに一定の範囲に保持されるように
なっている。
4によって常時緩制動状態に保持されながら支持台2に
支持され、サーボモータ3bの正逆回動により支持台2
と共に回転軸方向にトラバースするようになっており、
トラバース機構3の設定に基づいて扁平糸Fの糸道が左
右にトラバースされずに一定の範囲に保持されるように
なっている。
【0037】フィードローラ10は一対のローラから構
成されており、そのローラ間に扁平糸Fを挟みながら通
過させるようになっている。フィードローラ10の回転
軸にはサーボモータ11が連結されており、このサーボ
モータ11がサーボドライバ12によって制御されてい
る。テンショナー20はボビン1と織機40との間で扁
平糸Fに生じる弛みを吸収して、扁平糸Fの張力が実質
的に一定になるように保留するようになっている。この
テンショナー20は固定ローラ21と可動ローラ22と
から構成され、可動ローラ22が固定ローラ21から離
間するように付勢されることにより、扁平糸Fの張力を
一定にする。
成されており、そのローラ間に扁平糸Fを挟みながら通
過させるようになっている。フィードローラ10の回転
軸にはサーボモータ11が連結されており、このサーボ
モータ11がサーボドライバ12によって制御されてい
る。テンショナー20はボビン1と織機40との間で扁
平糸Fに生じる弛みを吸収して、扁平糸Fの張力が実質
的に一定になるように保留するようになっている。この
テンショナー20は固定ローラ21と可動ローラ22と
から構成され、可動ローラ22が固定ローラ21から離
間するように付勢されることにより、扁平糸Fの張力を
一定にする。
【0038】エンコーダ30は織機40の回転円板42
の回転数を計測することによりレピア41の移動速度を
検出するようになっている。即ち、レピア41は回転円
板42に連動しているため、この回転円板42の回転数
を検出することによりレピア41の移動速度を求めるこ
とができる。エンコーダ30の検出結果はコントローラ
32に供給され、このコントローラ32の出力に基づい
てサーボドライバ12が作動するようになっている。な
お、レピア41の移動速度は、必ずしもエンコーダ30
で回転円板42の回転数を計測することよって検出する
必要はなく、織機40の運転プログラムに基づいて算出
するようにしてもよい。
の回転数を計測することによりレピア41の移動速度を
検出するようになっている。即ち、レピア41は回転円
板42に連動しているため、この回転円板42の回転数
を検出することによりレピア41の移動速度を求めるこ
とができる。エンコーダ30の検出結果はコントローラ
32に供給され、このコントローラ32の出力に基づい
てサーボドライバ12が作動するようになっている。な
お、レピア41の移動速度は、必ずしもエンコーダ30
で回転円板42の回転数を計測することよって検出する
必要はなく、織機40の運転プログラムに基づいて算出
するようにしてもよい。
【0039】上述のように構成された扁平糸織物の製造
装置は、次のようにして運転される。即ち、扁平糸Fが
綾巻きされたボビン1をトラバース機構3によって回転
軸方向にトラバースさせながら、サーボモータ11で駆
動されるフィードローラ10によってボビン1から扁平
糸Fを強制的に横取り解舒し、扁平糸Fの糸道を一定の
範囲に保持する。
装置は、次のようにして運転される。即ち、扁平糸Fが
綾巻きされたボビン1をトラバース機構3によって回転
軸方向にトラバースさせながら、サーボモータ11で駆
動されるフィードローラ10によってボビン1から扁平
糸Fを強制的に横取り解舒し、扁平糸Fの糸道を一定の
範囲に保持する。
【0040】このとき、エンコーダ30がレピア41の
移動速度を検出し、このエンコーダ30の検出結果に基
づいてコントローラ32がレピア41の移動速度をサー
ボモータ11の回転量に変換してサーボドライバ12に
伝達し、それによりサーボドライバ12がサーボモータ
11をレピア41の移動速度に連動するように回転駆動
させる。一方、テンショナー20は、レピア41の引込
速度がSin曲線に従って変化して必ずしも一定でない
ため、この速度変化に拘らず張力が一定になるように扁
平糸Fを一時的に保留する。
移動速度を検出し、このエンコーダ30の検出結果に基
づいてコントローラ32がレピア41の移動速度をサー
ボモータ11の回転量に変換してサーボドライバ12に
伝達し、それによりサーボドライバ12がサーボモータ
11をレピア41の移動速度に連動するように回転駆動
させる。一方、テンショナー20は、レピア41の引込
速度がSin曲線に従って変化して必ずしも一定でない
ため、この速度変化に拘らず張力が一定になるように扁
平糸Fを一時的に保留する。
【0041】上述のように扁平糸Fを巻回したボビン1
を回転軸方向にトラバースさせながら横取り解舒し、扁
平糸Fの糸道を一定に保持することにより、ボビン1と
織機40との間の横糸供給機構を短縮しながら糸道の変
位に起因する糸縒れの発生を防止することができる。ま
た、ボビン1に連結したブレーキ4を常時緩制動状態に
保持すると共に、エンコーダ30によってレピア41の
移動速度を検出し、その検出結果に基づいてサーボモー
タ11によるフィードローラ10の送り量を制御するこ
とにより、レピア41の移動速度に連動させてボビン1
の回転を制御ことが可能になり、ボビン1が慣性によっ
て過回転することを防止するので、ボビン1の慣性回転
に起因する糸弛みや糸縒れの発生を防止することができ
る。
を回転軸方向にトラバースさせながら横取り解舒し、扁
平糸Fの糸道を一定に保持することにより、ボビン1と
織機40との間の横糸供給機構を短縮しながら糸道の変
位に起因する糸縒れの発生を防止することができる。ま
た、ボビン1に連結したブレーキ4を常時緩制動状態に
保持すると共に、エンコーダ30によってレピア41の
移動速度を検出し、その検出結果に基づいてサーボモー
タ11によるフィードローラ10の送り量を制御するこ
とにより、レピア41の移動速度に連動させてボビン1
の回転を制御ことが可能になり、ボビン1が慣性によっ
て過回転することを防止するので、ボビン1の慣性回転
に起因する糸弛みや糸縒れの発生を防止することができ
る。
【0042】なお、エンコーダ30の検出タイミングと
フィードローラ10の駆動タイミングとの間には時間的
なずれを生じる場合がある。しかしながら、扁平糸Fが
上記タイミング差によって過剰供給された場合は、その
過剰供給量をテンショナー20に保留し、また過少供給
された場合は、その過少供給量をテンショナー20の保
留分で補うことができる。このテンショナー20は扁平
糸Fの過剰供給量又は過少供給量を保留するための必要
最小限の大きさにすればよいので、横糸供給機構のコン
パクト化を妨げるものではない。
フィードローラ10の駆動タイミングとの間には時間的
なずれを生じる場合がある。しかしながら、扁平糸Fが
上記タイミング差によって過剰供給された場合は、その
過剰供給量をテンショナー20に保留し、また過少供給
された場合は、その過少供給量をテンショナー20の保
留分で補うことができる。このテンショナー20は扁平
糸Fの過剰供給量又は過少供給量を保留するための必要
最小限の大きさにすればよいので、横糸供給機構のコン
パクト化を妨げるものではない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、扁
平糸が扁平面を周方向に沿わせて綾巻きされたボビンか
ら、該扁平糸を横糸として解舒してレピア織機に供給し
扁平糸織物を製織するに際し、前記ボビンに制動力が調
整可能なブレーキを連結して回動自在に支持し、該ボビ
ンを軸方向に往復トラバースさせることにより、該ボビ
ンから前記扁平糸をフィードローラに対して一定位置を
維持するように解舒し、次いでテンショナーで一時的保
留させたのち、前記レピア織機で間欠的に往復動するレ
ピアに供給することにより、扁平糸に弛みや縒れを生じ
ることを防止しながら、横糸供給機構のコンパクト化を
図ることができる。
平糸が扁平面を周方向に沿わせて綾巻きされたボビンか
ら、該扁平糸を横糸として解舒してレピア織機に供給し
扁平糸織物を製織するに際し、前記ボビンに制動力が調
整可能なブレーキを連結して回動自在に支持し、該ボビ
ンを軸方向に往復トラバースさせることにより、該ボビ
ンから前記扁平糸をフィードローラに対して一定位置を
維持するように解舒し、次いでテンショナーで一時的保
留させたのち、前記レピア織機で間欠的に往復動するレ
ピアに供給することにより、扁平糸に弛みや縒れを生じ
ることを防止しながら、横糸供給機構のコンパクト化を
図ることができる。
【図1】本発明を第1実施形態からなる扁平糸織物の製
造装置を示すシステム構成図である。
造装置を示すシステム構成図である。
【図2】図1を基本として一部を変形した扁平糸織物の
製造装置の横糸供給部を示す側面図である。
製造装置の横糸供給部を示す側面図である。
【図3】図1を基本として一部を変形した扁平糸織物の
製造装置の横糸供給部を示す平面図である。
製造装置の横糸供給部を示す平面図である。
【図4】本発明を第2実施形態からなる扁平糸織物の製
造装置を示すシステム構成図である。
造装置を示すシステム構成図である。
【図5】図4を基本として一部を変形した扁平糸織物の
製造装置の横糸供給部を示す側面図である。
製造装置の横糸供給部を示す側面図である。
【図6】図4を基本として一部を変形した扁平糸織物の
製造装置の横糸供給部を示す平面図である。
製造装置の横糸供給部を示す平面図である。
【図7】本発明を第3実施形態からなる扁平糸織物の製
造装置を示すシステム構成図である。
造装置を示すシステム構成図である。
【図8】図7を基本として一部を変形した扁平糸織物の
製造装置の横糸供給部を示す側面図である。
製造装置の横糸供給部を示す側面図である。
【図9】図7を基本として一部を変形した扁平糸織物の
製造装置の横糸供給部を示す平面図である。
製造装置の横糸供給部を示す平面図である。
1 ボビン 2 支持台 3 トラバース機構 4 ブレーキ 10 フィードローラ 11 サーボモータ 20 テンショナー 30 エンコーダ 40 レピア織機 41 レピア F 扁平糸
Claims (8)
- 【請求項1】 扁平糸が扁平面を周方向に沿わせて綾巻
きされたボビンから、該扁平糸を横糸として解舒してレ
ピア織機に供給し扁平糸織物を製織するに際し、前記ボ
ビンに制動力が調整可能なブレーキを連結して回動自在
に支持し、該ボビンを軸方向に往復トラバースさせるこ
とにより、該ボビンから前記扁平糸をフィードローラに
対して一定位置を維持するように解舒し、次いでテンシ
ョナーで一時的保留させたのち、前記レピア織機で間欠
的に往復動するレピアに供給する扁平糸織物の製造方
法。 - 【請求項2】 前記テンショナーとレピア織機との間に
レピアの横糸引込み動作を検知する検知手段を配置する
と共に、前記扁平糸のボビンからの解舒を前記レピアの
横糸引込力により行うようにし、前記ブレーキを前記検
知手段がレピアの横糸引込み動作を検知したときフリー
にし、該横糸引込み動作停止時に制動する請求項1に記
載の扁平糸織物の製造方法。 - 【請求項3】 前記テンショナーとレピア織機との間に
レピアの横糸引込み量を検知する検知手段を配置し、前
記ブレーキを常時緩制動状態に保持すると共に、前記フ
ィードローラをサーボモータで駆動するようにし、前記
検知手段が検知した横糸引込み量に応じて前記サーボモ
ータによるフィードローラの送り量を制御する請求項1
に記載の扁平糸織物の製造方法。 - 【請求項4】 前記レピアの移動速度を検知する検知手
段を配置し、前記ブレーキを常時緩制動状態に保持する
と共に、前記フィードローラをサーボモータで駆動する
ようにし、前記検知手段が検知した移動速度に応じて前
記サーボモータによるフィードローラの送り量を制御す
る請求項1に記載の扁平糸織物の製造方法。 - 【請求項5】 レピア織機の横糸供給部に扁平糸が扁平
面を周方向に沿わせて綾巻きされたボビンを該ボビンに
制動力の調整可能なブレーキを連結して回動自在に支持
し、該ボビンの支持部に該ボビンを軸方向に往復トラバ
ースさせるトラバース機構を設け、該ボビン支持部と前
記レピア織機との間に前記扁平糸を一時的保留するテン
ショナーを配置した扁平糸織物の製造装置。 - 【請求項6】 前記テンショナーとレピア織機との間に
レピアの横糸引込み動作を検知する検知手段を配置する
と共に、前記扁平糸のボビンからの解舒を前記レピアの
横糸引込力により行うようにし、前記ブレーキを前記検
知手段がレピアの横糸引込み動作を検知したときフリー
にし、該横糸引込み動作停止時に制動する請求項5に記
載の扁平糸織物の製造装置。 - 【請求項7】 前記テンショナーとレピア織機との間に
レピアの横糸引込み量を検知する検知手段を配置し、前
記ブレーキを常時緩制動状態に保持すると共に、前記フ
ィードローラをサーボモータで駆動するようにし、前記
検知手段が検知した横糸引込み量に応じて前記サーボモ
ータによるフィードローラの送り量を制御する請求項5
に記載の扁平糸織物の製造装置。 - 【請求項8】 前記レピアの移動速度を検知する検知手
段を配置し、前記ブレーキを常時緩制動状態に保持する
と共に、前記フィードローラをサーボモータで駆動する
ようにし、前記検知手段が検知した移動速度に応じて前
記サーボモータによるフィードローラの送り量を制御す
る請求項5に記載の扁平糸織物の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2054598A JPH11222749A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 扁平糸織物の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2054598A JPH11222749A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 扁平糸織物の製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11222749A true JPH11222749A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12030134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2054598A Pending JPH11222749A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 扁平糸織物の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11222749A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106087208A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-11-09 | 江苏恒神股份有限公司 | 碳纤维织造用具有展纤功能周向退绕储纬器 |
| WO2018009119A1 (en) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | Iro Aktiebolag | Weft yarn feeding device forming an intermediate yarn buffer and a method for controlling a weft yarn feeding device |
| WO2018013033A1 (en) * | 2016-07-11 | 2018-01-18 | Iro Aktiebolag | Zero-twist yarn feeding device |
| CN108411483A (zh) * | 2018-05-19 | 2018-08-17 | 丹阳市益讯机械有限公司 | 碳纤维恒张力退绕纬纱架 |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP2054598A patent/JPH11222749A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018009119A1 (en) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | Iro Aktiebolag | Weft yarn feeding device forming an intermediate yarn buffer and a method for controlling a weft yarn feeding device |
| WO2018013033A1 (en) * | 2016-07-11 | 2018-01-18 | Iro Aktiebolag | Zero-twist yarn feeding device |
| CN106087208A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-11-09 | 江苏恒神股份有限公司 | 碳纤维织造用具有展纤功能周向退绕储纬器 |
| CN108411483A (zh) * | 2018-05-19 | 2018-08-17 | 丹阳市益讯机械有限公司 | 碳纤维恒张力退绕纬纱架 |
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050201 |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061204 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
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