JPH11224015A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH11224015A JPH11224015A JP4096298A JP4096298A JPH11224015A JP H11224015 A JPH11224015 A JP H11224015A JP 4096298 A JP4096298 A JP 4096298A JP 4096298 A JP4096298 A JP 4096298A JP H11224015 A JPH11224015 A JP H11224015A
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Links
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 搬送途中の記録媒体がどのような湾曲姿勢
(カール状態)にあろうとも、これに担持された未定着
トナーを乱すことなくこれを定着させることの出来る定
着装置を提供する。 【解決手段】 定着ロール28と、加圧ロール30とを
備え、未定着トナーをシート上に定着させる定着装置1
0において、定着ロール28の略上方に隣接して配設さ
れ、内部に発熱源32が配設された加熱ロール34と、
この加熱ロール34と定着ロール28とにエンドレスに
掛け渡され、発熱源32からの熱伝達を受けて転接部を
通過するシート上の未定着トナーを加熱する熱伝達ベル
ト36と、加圧ロール30の一方向に関して上流側に固
定されると共に、転接部を通過する前のシートの下面を
支持するガイド板44とを具備し、熱伝達ベルト36と
ガイド板44との間は、このガイド板44上を搬送され
るシートが転接部以前に熱伝達ベルト36に接触しない
ように離間されている。
(カール状態)にあろうとも、これに担持された未定着
トナーを乱すことなくこれを定着させることの出来る定
着装置を提供する。 【解決手段】 定着ロール28と、加圧ロール30とを
備え、未定着トナーをシート上に定着させる定着装置1
0において、定着ロール28の略上方に隣接して配設さ
れ、内部に発熱源32が配設された加熱ロール34と、
この加熱ロール34と定着ロール28とにエンドレスに
掛け渡され、発熱源32からの熱伝達を受けて転接部を
通過するシート上の未定着トナーを加熱する熱伝達ベル
ト36と、加圧ロール30の一方向に関して上流側に固
定されると共に、転接部を通過する前のシートの下面を
支持するガイド板44とを具備し、熱伝達ベルト36と
ガイド板44との間は、このガイド板44上を搬送され
るシートが転接部以前に熱伝達ベルト36に接触しない
ように離間されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体上の未
定着トナーを溶融圧着し、記録媒体に定着させるために
使用する定着装置に関する。
定着トナーを溶融圧着し、記録媒体に定着させるために
使用する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子画像形成装置用の定着装置に
おいては、従前の加熱ロール定着方式ではなく、例えば
図5に特開平6−318001号公報に記載の技術とし
て示されるように、定着ロールR1と加熱ロールR3と
の間に定着ベルトBを張設し、この定着ベルトBを介し
て下方より定着ロールR1を押圧する加圧ロールR2を
設けたベルト定着方式により、記録媒体Dを予熱するこ
とを組み合わせた技術が開発されている。
おいては、従前の加熱ロール定着方式ではなく、例えば
図5に特開平6−318001号公報に記載の技術とし
て示されるように、定着ロールR1と加熱ロールR3と
の間に定着ベルトBを張設し、この定着ベルトBを介し
て下方より定着ロールR1を押圧する加圧ロールR2を
設けたベルト定着方式により、記録媒体Dを予熱するこ
とを組み合わせた技術が開発されている。
【0003】このような記録媒体Dへの予熱により、加
圧ロールR2と定着ベルトBとのニップ部の温度を低く
設定することができ、熱容量の小さい定着ベルトBを用
いることで、記録媒体Dのニップ部の通過時に、定着ベ
ルトBの温度を急速に冷却させることが可能となる。ま
た、この冷却により、ニップ部の出口での定着ベルトB
と分離するトナーの凝集力を高めることができ、この凝
集力の高まりにより、定着ベルトBとトナーの離型性を
高めて、オイルレス或いは微量のオイルしか塗布しない
状態でも、オフセットのない、鮮明な定着画像が得られ
ることになる。このように、ベルト定着方式は、従来の
加熱ロール方式では解決できなかった離型性とオイル塗
布との両方の問題が一挙に解決した定着装置を提供する
ものである。
圧ロールR2と定着ベルトBとのニップ部の温度を低く
設定することができ、熱容量の小さい定着ベルトBを用
いることで、記録媒体Dのニップ部の通過時に、定着ベ
ルトBの温度を急速に冷却させることが可能となる。ま
た、この冷却により、ニップ部の出口での定着ベルトB
と分離するトナーの凝集力を高めることができ、この凝
集力の高まりにより、定着ベルトBとトナーの離型性を
高めて、オイルレス或いは微量のオイルしか塗布しない
状態でも、オフセットのない、鮮明な定着画像が得られ
ることになる。このように、ベルト定着方式は、従来の
加熱ロール方式では解決できなかった離型性とオイル塗
布との両方の問題が一挙に解決した定着装置を提供する
ものである。
【0004】ここで、図5に示す従来構成のベルト定着
方式の定着装置の構成を概略的に説明すると、定着ロー
ルR1と、加圧ロールR2と、加熱兼テンションロール
R3とを備え、定着ロールR1と加熱兼テンションロー
ルR3との間には、定着ベルトBが張設されている。こ
の定着ベルトBの上部には、オイル塗布ロールR4が配
設されており、定着ベルトBの下部には、隙間をあけて
ガイド板Gが配設されている。この定着ベルトBの下部
とガイド板Gとの間の空間から、記録媒体Dの予熱通路
が規定されている。
方式の定着装置の構成を概略的に説明すると、定着ロー
ルR1と、加圧ロールR2と、加熱兼テンションロール
R3とを備え、定着ロールR1と加熱兼テンションロー
ルR3との間には、定着ベルトBが張設されている。こ
の定着ベルトBの上部には、オイル塗布ロールR4が配
設されており、定着ベルトBの下部には、隙間をあけて
ガイド板Gが配設されている。この定着ベルトBの下部
とガイド板Gとの間の空間から、記録媒体Dの予熱通路
が規定されている。
【0005】一方、加熱兼テンションロールR3の内部
には、加熱源Hが備えられており、更に、補助的に定着
ロールR1や加圧ロールR2の内部に加熱源を設ける場
合もありえる。また、定着ベルトBの温度を制御するた
めに、定着ベルトBの非通紙部に接触する状態で、サー
ミスタSが設けられている。
には、加熱源Hが備えられており、更に、補助的に定着
ロールR1や加圧ロールR2の内部に加熱源を設ける場
合もありえる。また、定着ベルトBの温度を制御するた
めに、定着ベルトBの非通紙部に接触する状態で、サー
ミスタSが設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成を有する従来構成の定着装置においては、上述し
たように記録媒体Dの予熱通路として、定着ベルトBと
ガイド板Gとにより挟まれる空間が規定されているの
で、上面に未定着のトナー像が担持された記録媒体Dが
ガイド板G上を搬送されてくる際に、例えば、用紙にカ
ール癖があったり、搬送途中での記録媒体Dの跳ね上が
りが生じたり、転写部との搬送速度差で記録媒体Dにた
るみが生じたりすると、記録媒体Dが部分的に湾曲した
状態で持ち上がり、この持ち上がった部分が定着ベルト
Bに下方から触れて、ここに担持されていた未定着のト
ナー像が乱されて、画像不良を引き起こす可能性が指摘
されており、改善が要望されている。
た構成を有する従来構成の定着装置においては、上述し
たように記録媒体Dの予熱通路として、定着ベルトBと
ガイド板Gとにより挟まれる空間が規定されているの
で、上面に未定着のトナー像が担持された記録媒体Dが
ガイド板G上を搬送されてくる際に、例えば、用紙にカ
ール癖があったり、搬送途中での記録媒体Dの跳ね上が
りが生じたり、転写部との搬送速度差で記録媒体Dにた
るみが生じたりすると、記録媒体Dが部分的に湾曲した
状態で持ち上がり、この持ち上がった部分が定着ベルト
Bに下方から触れて、ここに担持されていた未定着のト
ナー像が乱されて、画像不良を引き起こす可能性が指摘
されており、改善が要望されている。
【0007】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、この発明の主たる目的は、搬送途中の記録媒
体がどのような湾曲姿勢(カール状態)にあろうとも、
これに担持された未定着トナーを乱すことなくこれを定
着させることの出来る定着装置を提供することである。
たもので、この発明の主たる目的は、搬送途中の記録媒
体がどのような湾曲姿勢(カール状態)にあろうとも、
これに担持された未定着トナーを乱すことなくこれを定
着させることの出来る定着装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる定着装置は、請
求項1の記載によれば、定着ロールと、この定着ロール
に転接するように付勢される加圧ロールとを備え、未定
着トナーが表面上に担持されたシートが、前記定着ロー
ル及び加圧ロールの転接部を一方向に沿って通過するこ
とにより、前記未定着トナーを前記シート上に定着させ
る定着装置において、前記定着ロールの、前記加圧ロー
ルが配設される側とは反対側に隣接して配設され、内部
に発熱手段が配設された加熱ロールと、この加熱ロール
と前記定着ロールとにエンドレスに掛け渡され、前記発
熱手段からの熱伝達を受けて前記転接部を通過する前記
シート上の未定着トナーを加熱する熱伝達ベルトと、こ
の熱伝達ベルトを走行駆動させる駆動手段と、前記加圧
ロールの前記一方向に関して上流側に固定されると共
に、前記転接部を通過する前の前記シートの下面を支持
する支持部材とを具備し、前記熱伝達ベルトと支持部材
との間は、該支持部材上を搬送される前記シートが前記
転接部以前に該熱伝達ベルトに接触しないように離間さ
れていることを特徴としている。
目的を達成するため、この発明に係わる定着装置は、請
求項1の記載によれば、定着ロールと、この定着ロール
に転接するように付勢される加圧ロールとを備え、未定
着トナーが表面上に担持されたシートが、前記定着ロー
ル及び加圧ロールの転接部を一方向に沿って通過するこ
とにより、前記未定着トナーを前記シート上に定着させ
る定着装置において、前記定着ロールの、前記加圧ロー
ルが配設される側とは反対側に隣接して配設され、内部
に発熱手段が配設された加熱ロールと、この加熱ロール
と前記定着ロールとにエンドレスに掛け渡され、前記発
熱手段からの熱伝達を受けて前記転接部を通過する前記
シート上の未定着トナーを加熱する熱伝達ベルトと、こ
の熱伝達ベルトを走行駆動させる駆動手段と、前記加圧
ロールの前記一方向に関して上流側に固定されると共
に、前記転接部を通過する前の前記シートの下面を支持
する支持部材とを具備し、前記熱伝達ベルトと支持部材
との間は、該支持部材上を搬送される前記シートが前記
転接部以前に該熱伝達ベルトに接触しないように離間さ
れていることを特徴としている。
【0009】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項2の記載によれば、定着ロールと、この定着ロールに
転接するように付勢される加圧ロールとを備え、未定着
トナーが表面上に担持されたシートが、前記定着ロール
及び加圧ロールの転接部を一方向に沿って通過すること
により、前記未定着トナーを前記シート上に定着させる
定着装置において、前記定着ロールの、前記加圧ロール
が配設される側とは反対側に隣接して配設され、内部に
発熱手段が配設された加熱ロールと、この加熱ロールと
前記定着ロールとにエンドレスに掛け渡され、前記発熱
手段からの熱伝達を受けて前記転接部を通過する前記シ
ート上の未定着トナーを加熱する熱伝達ベルトと、この
熱伝達ベルトを走行駆動させる駆動手段と、前記加圧ロ
ールの前記一方向に関して上流側に固定されると共に、
前記転接部を通過する前の前記シートの下面を支持する
支持部材とを具備し、前記熱伝達ベルトは、前記支持部
材上を搬送される前記シートが移動する可能性のある領
域を外れた位置に配設されていることを特徴としてい
る。
項2の記載によれば、定着ロールと、この定着ロールに
転接するように付勢される加圧ロールとを備え、未定着
トナーが表面上に担持されたシートが、前記定着ロール
及び加圧ロールの転接部を一方向に沿って通過すること
により、前記未定着トナーを前記シート上に定着させる
定着装置において、前記定着ロールの、前記加圧ロール
が配設される側とは反対側に隣接して配設され、内部に
発熱手段が配設された加熱ロールと、この加熱ロールと
前記定着ロールとにエンドレスに掛け渡され、前記発熱
手段からの熱伝達を受けて前記転接部を通過する前記シ
ート上の未定着トナーを加熱する熱伝達ベルトと、この
熱伝達ベルトを走行駆動させる駆動手段と、前記加圧ロ
ールの前記一方向に関して上流側に固定されると共に、
前記転接部を通過する前の前記シートの下面を支持する
支持部材とを具備し、前記熱伝達ベルトは、前記支持部
材上を搬送される前記シートが移動する可能性のある領
域を外れた位置に配設されていることを特徴としてい
る。
【0010】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項3の記載によれば、前記加圧ロールを回転駆動する駆
動手段を更に具備し、前記熱伝達ベルトは、該加圧ロー
ルと摩擦係合することにより、走行駆動され、該定着ロ
ールは、該熱伝達ベルトを介して、該加圧ロールの回転
により連れ回りにより回転駆動されることを特徴として
いる。
項3の記載によれば、前記加圧ロールを回転駆動する駆
動手段を更に具備し、前記熱伝達ベルトは、該加圧ロー
ルと摩擦係合することにより、走行駆動され、該定着ロ
ールは、該熱伝達ベルトを介して、該加圧ロールの回転
により連れ回りにより回転駆動されることを特徴として
いる。
【0011】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項4の記載によれば、前記熱伝達ベルトは、熱伝達材か
ら形成されたエンドレス状の基材と、この基材の外周面
に被覆された離型層とを備えて形成されていることを特
徴としている。
項4の記載によれば、前記熱伝達ベルトは、熱伝達材か
ら形成されたエンドレス状の基材と、この基材の外周面
に被覆された離型層とを備えて形成されていることを特
徴としている。
【0012】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項5の記載によれば、前記エンドレス状の基材は、ニッ
ケル電鋳ベルトから形成されていることを特徴としてい
る。
項5の記載によれば、前記エンドレス状の基材は、ニッ
ケル電鋳ベルトから形成されていることを特徴としてい
る。
【0013】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項6の記載によれば、前記エンドレス状の基材は、ポリ
イミド樹脂から形成されていることを特徴としている。
項6の記載によれば、前記エンドレス状の基材は、ポリ
イミド樹脂から形成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明を実施する形態】以下に、この発明に係わる定着
装置の一実施例の構成を、添付図面を参照して以下に詳
細に説明する。
装置の一実施例の構成を、添付図面を参照して以下に詳
細に説明する。
【0015】{定着装置10の概略説明}先ず、図1に
示すように、この実施例の定着装置10は、ハウジング
構造として、図示しない電子式画像形成装置、例えば、
電子複写装置のフレームに固定されるハウジング12を
備えており、このハウジング12は、装置フレーム上に
直接的に固定される底板14と、この底板14の左右両
側縁から夫々起立した側板16と、この側板16にこれ
の図中略右上部を覆うように取付けられた上カバー部1
8と、側板16にこれの略左側部を覆うように取付けら
れた左カバー部20とを備えている。
示すように、この実施例の定着装置10は、ハウジング
構造として、図示しない電子式画像形成装置、例えば、
電子複写装置のフレームに固定されるハウジング12を
備えており、このハウジング12は、装置フレーム上に
直接的に固定される底板14と、この底板14の左右両
側縁から夫々起立した側板16と、この側板16にこれ
の図中略右上部を覆うように取付けられた上カバー部1
8と、側板16にこれの略左側部を覆うように取付けら
れた左カバー部20とを備えている。
【0016】ここで、上カバー部18は、側板16に対
して固定された状態で取付けられ、これの右上部には、
揺動レバー22が図中右方に位置する第1の支軸24回
りに図中左方が開放されるように、揺動自在に軸支され
ている。一方、左カバー部20は、下部に位置する第2
の支軸26回りに上方が開放されるように、揺動自在に
側板16に取付けられている。
して固定された状態で取付けられ、これの右上部には、
揺動レバー22が図中右方に位置する第1の支軸24回
りに図中左方が開放されるように、揺動自在に軸支され
ている。一方、左カバー部20は、下部に位置する第2
の支軸26回りに上方が開放されるように、揺動自在に
側板16に取付けられている。
【0017】また、この定着装置10は、ロール構成と
して、側板16に固定軸線回りに回転自在に軸支された
定着ロール28と、定着ロール28の略下方(具体的に
は、斜め下方)でこれに転接する状態で、且つ、定着ロ
ール28の固定軸線と平行に設定された固定軸線回りに
側板16に回転自在に支持された加圧ロール30と、定
着ロール28の略上方(具体的には、斜め上方)に位置
する状態で揺動レバー22に取付けられ、自身の中心軸
線回りに回動自在に支持され、内部に例えばハロゲンラ
ンプ等の発熱源32を内蔵した加熱ロール34とを備え
て構成されている。また、この定着装置10は、定着ロ
ール28と加熱ロール34とに渡りエンドレスに巻回さ
れた定着ベルト(熱伝達ベルト)36を更に備えてい
る。
して、側板16に固定軸線回りに回転自在に軸支された
定着ロール28と、定着ロール28の略下方(具体的に
は、斜め下方)でこれに転接する状態で、且つ、定着ロ
ール28の固定軸線と平行に設定された固定軸線回りに
側板16に回転自在に支持された加圧ロール30と、定
着ロール28の略上方(具体的には、斜め上方)に位置
する状態で揺動レバー22に取付けられ、自身の中心軸
線回りに回動自在に支持され、内部に例えばハロゲンラ
ンプ等の発熱源32を内蔵した加熱ロール34とを備え
て構成されている。また、この定着装置10は、定着ロ
ール28と加熱ロール34とに渡りエンドレスに巻回さ
れた定着ベルト(熱伝達ベルト)36を更に備えてい
る。
【0018】ここで、詳細は後述するが、定着ロール2
8は弾性ロールから構成され、一方、加圧ロール30は
弾性ロールより堅いロール対硬度を有するロールから構
成されている。一方、定着ロール28と加圧ロール30
との互いの回転中心間距離Dは、図2に示すように、定
着ロール28の半径R1及び加圧ロール30R2の半径
の和(R1+R2)より、僅かであるが短く設定されて
いる。この結果、定着ロール28と加圧ロール30との
互いの転接部(ニップ部)においては、両者は互いに所
定の圧接力P1で転接し、これにより、定着ロール28
が転接部で凹んだ状態にもたらされることになる。即
ち、ニップ幅が十分に確保されることになる。
8は弾性ロールから構成され、一方、加圧ロール30は
弾性ロールより堅いロール対硬度を有するロールから構
成されている。一方、定着ロール28と加圧ロール30
との互いの回転中心間距離Dは、図2に示すように、定
着ロール28の半径R1及び加圧ロール30R2の半径
の和(R1+R2)より、僅かであるが短く設定されて
いる。この結果、定着ロール28と加圧ロール30との
互いの転接部(ニップ部)においては、両者は互いに所
定の圧接力P1で転接し、これにより、定着ロール28
が転接部で凹んだ状態にもたらされることになる。即
ち、ニップ幅が十分に確保されることになる。
【0019】また、この定着装置10は、定着ベルト3
6の外表面にシリコーンオイルを塗布すると共に、この
定着ベルト36の外表面をクリーニングするためのオイ
ル塗布ロール38と、このオイル塗布ロール38を定着
ベルト36に直交する状態で圧接させて、定着ベルト3
6に所定のテンションを付与させる第1のコイルバネ4
0と、加熱ロール34を定着ロール28から離間する方
向に付勢して、第1のコイルバネ40と協同して定着ベ
ルト36に所定のテンションを付与させる第2のコイル
スプリング42とを更に備えている。
6の外表面にシリコーンオイルを塗布すると共に、この
定着ベルト36の外表面をクリーニングするためのオイ
ル塗布ロール38と、このオイル塗布ロール38を定着
ベルト36に直交する状態で圧接させて、定着ベルト3
6に所定のテンションを付与させる第1のコイルバネ4
0と、加熱ロール34を定着ロール28から離間する方
向に付勢して、第1のコイルバネ40と協同して定着ベ
ルト36に所定のテンションを付与させる第2のコイル
スプリング42とを更に備えている。
【0020】また、上述した上カバー部18の図中右下
部は、内方に折り曲げられており、この折曲片の下方に
位置すると共に、これから大きく離間した状態で、ガイ
ド板44が側板16に固定されている。この上カバー部
18とガイド板44との間から、未定着トナーが上面に
担持されたシート(以下、単に、未定着シートと呼
ぶ。)が、図中矢印で示す一方向(搬送方向)に沿って
ハウジング12内に取り込まれる入口ポート46が規定
される。
部は、内方に折り曲げられており、この折曲片の下方に
位置すると共に、これから大きく離間した状態で、ガイ
ド板44が側板16に固定されている。この上カバー部
18とガイド板44との間から、未定着トナーが上面に
担持されたシート(以下、単に、未定着シートと呼
ぶ。)が、図中矢印で示す一方向(搬送方向)に沿って
ハウジング12内に取り込まれる入口ポート46が規定
される。
【0021】ここで、このガイド板44は、ハウジング
12内に入るにつれてその高さが高まるように図中左斜
め上方に傾斜した状態で取付けられている。一方、ガイ
ド板44の導入側端部、即ち、図中右下側の端部は、電
子複写装置内であって入口ポート46の図中右側に隣接
した状態で配設されたシート搬送用のエンドレスベルト
EBの出口側端部に対向した状態に位置決めされ、ガイ
ド板44の導出側端部、即ち、図中左上側の端部は、定
着ロール28と加圧ロール30との転接部(ニップ部)
に対向した状態に位置決めされている。
12内に入るにつれてその高さが高まるように図中左斜
め上方に傾斜した状態で取付けられている。一方、ガイ
ド板44の導入側端部、即ち、図中右下側の端部は、電
子複写装置内であって入口ポート46の図中右側に隣接
した状態で配設されたシート搬送用のエンドレスベルト
EBの出口側端部に対向した状態に位置決めされ、ガイ
ド板44の導出側端部、即ち、図中左上側の端部は、定
着ロール28と加圧ロール30との転接部(ニップ部)
に対向した状態に位置決めされている。
【0022】そして、このエンドレスベルトEBを介し
て定着装置10に向けて図中矢印で示す一方向(搬送方
向)に沿って搬送されてきた未定着シートの先端は、先
ず、ガイド板44に触れ、これに案内された状態で、斜
め上向きに搬送されるように設定されている。この結
果、このガイド板44により案内された未定着シート
は、定着ロール28と加圧ロール30との転接部に導か
れることになる。
て定着装置10に向けて図中矢印で示す一方向(搬送方
向)に沿って搬送されてきた未定着シートの先端は、先
ず、ガイド板44に触れ、これに案内された状態で、斜
め上向きに搬送されるように設定されている。この結
果、このガイド板44により案内された未定着シート
は、定着ロール28と加圧ロール30との転接部に導か
れることになる。
【0023】一方、上述した左カバー部20の上部に
は、転接部を通過して定着ロール28と加圧ロール30
とにより熱圧着により未定着トナーを定着されたシート
(以下、定着済みシートと呼ぶ。)が排出される排紙通
路48が形成されており、この実施例においては、この
排紙通路48は、定着済みシートを略直立した状態で上
方に向けて排出するように設定されている。
は、転接部を通過して定着ロール28と加圧ロール30
とにより熱圧着により未定着トナーを定着されたシート
(以下、定着済みシートと呼ぶ。)が排出される排紙通
路48が形成されており、この実施例においては、この
排紙通路48は、定着済みシートを略直立した状態で上
方に向けて排出するように設定されている。
【0024】この排紙通路48と転接部との間に位置し
た状態で、下排紙ロール50が左カバー部20に回転自
在に軸支されており、この下排紙ロール50は、後述す
る駆動機構52からの駆動力を得て、加圧ロール30よ
り同速以上の速さ(例えば、加圧ロール30の速度より
5%早く設定された回転速度)で回転駆動されるように
構成されている。そして、この下排紙ロール50には、
斜め上方から転接する状態で、上排紙ロール54が板バ
ネ56を介して所定の弾性力で圧接した状態で転接して
いる。尚、この上排紙ロール54の配設位置は、これと
下排紙ロール50との互いの中心位置を結ぶ線分が、定
着済みシートの排紙パスに対して、略直交する状態に設
定されている。
た状態で、下排紙ロール50が左カバー部20に回転自
在に軸支されており、この下排紙ロール50は、後述す
る駆動機構52からの駆動力を得て、加圧ロール30よ
り同速以上の速さ(例えば、加圧ロール30の速度より
5%早く設定された回転速度)で回転駆動されるように
構成されている。そして、この下排紙ロール50には、
斜め上方から転接する状態で、上排紙ロール54が板バ
ネ56を介して所定の弾性力で圧接した状態で転接して
いる。尚、この上排紙ロール54の配設位置は、これと
下排紙ロール50との互いの中心位置を結ぶ線分が、定
着済みシートの排紙パスに対して、略直交する状態に設
定されている。
【0025】このように概略構成される定着装置10に
おいては、図示しない搬送機構により、ガイド板44上
に搬送されてきた未定着シートSは、未定着トナーが付
着していない下面をガイド板44に接触・支持されると
共に、定着ベルト36が巻かれた定着ロール28と加圧
ロール30との転接部(ニップ部)に向けて案内され、
両者28、30の間を圧接された状態で挿通されること
により、トナーが熱圧着されてシート上に定着されるよ
うに設定されている。
おいては、図示しない搬送機構により、ガイド板44上
に搬送されてきた未定着シートSは、未定着トナーが付
着していない下面をガイド板44に接触・支持されると
共に、定着ベルト36が巻かれた定着ロール28と加圧
ロール30との転接部(ニップ部)に向けて案内され、
両者28、30の間を圧接された状態で挿通されること
により、トナーが熱圧着されてシート上に定着されるよ
うに設定されている。
【0026】{定着ロール28の説明}上述した定着ロ
ール28は、側板16に図示しないベアリングを介して
回転自在に軸支される芯金部28Aと、この芯金部28
Aの外周に同軸に配設され、定着ベルト36が巻回され
るロール本体28Bとを備えて構成され、ロール外径を
この実施例では38.5mmに設定されている。ここ
で、この実施例において、芯金部28Aは、直径25m
mの鉄製シャフトから形成され、ロール本体28Bは、
芯金部28Aの外周に厚さ6.75mmで取り付けられ
たシリコーンゴム耐熱弾性体(具体的には、アスカーC
硬度で35度のシリコーンゴムスポンジ)からソフトロ
ールとして形成されている。
ール28は、側板16に図示しないベアリングを介して
回転自在に軸支される芯金部28Aと、この芯金部28
Aの外周に同軸に配設され、定着ベルト36が巻回され
るロール本体28Bとを備えて構成され、ロール外径を
この実施例では38.5mmに設定されている。ここ
で、この実施例において、芯金部28Aは、直径25m
mの鉄製シャフトから形成され、ロール本体28Bは、
芯金部28Aの外周に厚さ6.75mmで取り付けられ
たシリコーンゴム耐熱弾性体(具体的には、アスカーC
硬度で35度のシリコーンゴムスポンジ)からソフトロ
ールとして形成されている。
【0027】尚、芯金部28Aの一端に配設された軸部
には、第1の従動ギヤ58がこれと同軸に、詳細を後述
するワンウエイクラッチ60を介して取付けられてお
り、この第1の従動ギヤ58には、詳細は後述する駆動
機構52の一部を構成する伝達ギヤ62が噛合してい
る。このようにして、この伝達ギヤ62を介して駆動機
構52からの駆動力が第1の従動ギヤ58に図中時計方
向の回転力として伝達されて、ワンウェイクラッチ60
を介して定着ロール28にこの回転力が伝達される構成
されている。
には、第1の従動ギヤ58がこれと同軸に、詳細を後述
するワンウエイクラッチ60を介して取付けられてお
り、この第1の従動ギヤ58には、詳細は後述する駆動
機構52の一部を構成する伝達ギヤ62が噛合してい
る。このようにして、この伝達ギヤ62を介して駆動機
構52からの駆動力が第1の従動ギヤ58に図中時計方
向の回転力として伝達されて、ワンウェイクラッチ60
を介して定着ロール28にこの回転力が伝達される構成
されている。
【0028】{加圧ロール30の説明}上述した加圧ロ
ール30は、側板16に図示しないベアリングを介して
回転自在に軸支される芯金部30Aと、この芯金部30
Aの外周に同軸に配設されたロール本体30Bとを備え
て構成され、ロール外径を35mmに設定されている。
ここで、この実施例において、芯金部30Aは、直径3
2mmの鉄製シャフトから形成され、ロール本体30B
は、芯金部30Aの外周に厚さ1.5mmで取り付けら
れたシリコーンゴム耐熱弾性体(具体的には、上述した
定着ロール28よりも硬めのJIS A硬度で20度の
シリコーンゴム)からハードロールとして形成されてい
る。尚、このロール本体30Bの外周には、厚さ50μ
mのフッ素樹脂製チューブが被覆されている。
ール30は、側板16に図示しないベアリングを介して
回転自在に軸支される芯金部30Aと、この芯金部30
Aの外周に同軸に配設されたロール本体30Bとを備え
て構成され、ロール外径を35mmに設定されている。
ここで、この実施例において、芯金部30Aは、直径3
2mmの鉄製シャフトから形成され、ロール本体30B
は、芯金部30Aの外周に厚さ1.5mmで取り付けら
れたシリコーンゴム耐熱弾性体(具体的には、上述した
定着ロール28よりも硬めのJIS A硬度で20度の
シリコーンゴム)からハードロールとして形成されてい
る。尚、このロール本体30Bの外周には、厚さ50μ
mのフッ素樹脂製チューブが被覆されている。
【0029】尚、芯金部30Aの一端に配設された軸部
は、第2の従動ギヤ64が同軸に固定されており、この
第2の従動ギヤ64には、上述した第1の従動ギヤ58
が噛合しており、この第1の従動ギヤ58を介してこれ
からの駆動力が第2の従動ギヤ64に伝達されて、加圧
ロール30が定着ロール28とは反対の反時計方向に沿
って回転駆動されるように構成されている。
は、第2の従動ギヤ64が同軸に固定されており、この
第2の従動ギヤ64には、上述した第1の従動ギヤ58
が噛合しており、この第1の従動ギヤ58を介してこれ
からの駆動力が第2の従動ギヤ64に伝達されて、加圧
ロール30が定着ロール28とは反対の反時計方向に沿
って回転駆動されるように構成されている。
【0030】ここで、この実施例においては、未定着シ
ートの搬送用の主駆動としては、加圧ロール30が設定
されており、定着ロール28はこれの熱膨張時において
も周速が加圧ロール30の周速よりも早くならないよう
に、第1及び第2の従動ギヤ58、64のギヤ比が設定
されている。即ち、定着ロール28が第2の従動ギヤ6
4により回転される際の回転速度は、定着ベルト36を
介して加圧ロール30と摩擦係合して回転される際の回
転速度よりも、僅かに遅くなるように設定されている。
ートの搬送用の主駆動としては、加圧ロール30が設定
されており、定着ロール28はこれの熱膨張時において
も周速が加圧ロール30の周速よりも早くならないよう
に、第1及び第2の従動ギヤ58、64のギヤ比が設定
されている。即ち、定着ロール28が第2の従動ギヤ6
4により回転される際の回転速度は、定着ベルト36を
介して加圧ロール30と摩擦係合して回転される際の回
転速度よりも、僅かに遅くなるように設定されている。
【0031】一方、この実施例においては、加圧ロール
30は、定着ロール28の直下方に位置しているのでは
なく、定着ロール28の直下方位置よりも、未定着シー
トの搬送方向に沿って偏倚した位置に配設されており、
定着ロール28の中心点を通る垂線を基線とした場合
に、この基線と、定着ロール28及び加圧ロール30の
両中心点を通る線分とのなす角度が、所定の鋭角となる
ような位置に配設されている。尚、この加圧ロール30
の中心点を規定する前記線分は、未定着シートの搬送方
向と略直交するように設定されているものである。
30は、定着ロール28の直下方に位置しているのでは
なく、定着ロール28の直下方位置よりも、未定着シー
トの搬送方向に沿って偏倚した位置に配設されており、
定着ロール28の中心点を通る垂線を基線とした場合
に、この基線と、定着ロール28及び加圧ロール30の
両中心点を通る線分とのなす角度が、所定の鋭角となる
ような位置に配設されている。尚、この加圧ロール30
の中心点を規定する前記線分は、未定着シートの搬送方
向と略直交するように設定されているものである。
【0032】{ワンウェイクラッチ60の説明}ここ
で、このワンウェイクラッチ60は、定着ロール28の
第1の従動ギヤ58に対する図中時計方向の相対的な回
転を許容するが、図中反時計方向の相対的な回転を係止
するように、換言すれば、両者が一体回転するように構
成されている。詳細には、冷機状態では、即ち、定着ベ
ルト36が加圧ロール30と摩擦係合して、また、定着
ロール28が定着ベルト36と摩擦係合して、加圧ロー
ル30により定着ロール28及び定着ベルト36が従動
(連れ回り)する状態では、定着ロール28の図中時計
方向に回転する周速は、加圧ロール30の周速と同一と
なり、第1の従動ギヤ58の周速よりも僅かに速くなさ
れることになるが、この速度差は、ワンウェイクラッチ
60により吸収されることになる。
で、このワンウェイクラッチ60は、定着ロール28の
第1の従動ギヤ58に対する図中時計方向の相対的な回
転を許容するが、図中反時計方向の相対的な回転を係止
するように、換言すれば、両者が一体回転するように構
成されている。詳細には、冷機状態では、即ち、定着ベ
ルト36が加圧ロール30と摩擦係合して、また、定着
ロール28が定着ベルト36と摩擦係合して、加圧ロー
ル30により定着ロール28及び定着ベルト36が従動
(連れ回り)する状態では、定着ロール28の図中時計
方向に回転する周速は、加圧ロール30の周速と同一と
なり、第1の従動ギヤ58の周速よりも僅かに速くなさ
れることになるが、この速度差は、ワンウェイクラッチ
60により吸収されることになる。
【0033】尚、加熱ロール34の発熱により定着ロー
ル36が定着ベルト36を介して加熱され暖機状態とな
り、定着ロール36の外径が熱膨張により大きくなって
定着ロール36の周速が早くなったとしても、加圧ロー
ル30の周速より早くはならないように設定されている
ので、この場合でも、この速度差は、ワンウェイクラッ
チ60により確実に吸収されることになる。
ル36が定着ベルト36を介して加熱され暖機状態とな
り、定着ロール36の外径が熱膨張により大きくなって
定着ロール36の周速が早くなったとしても、加圧ロー
ル30の周速より早くはならないように設定されている
ので、この場合でも、この速度差は、ワンウェイクラッ
チ60により確実に吸収されることになる。
【0034】一方、このようなワンウェイクラッチ60
を設けているため、以下のような効果が付随的に達成さ
れることになる。即ち、仮に、このようなワンウェイク
ラッチ60を設けていないとすると、転接部に未定着シ
ートとして例えばコート紙のような表面に光沢のある用
紙が搬送されてきた場合に、未定着シートと定着ベルト
36との間に滑りが発生し、加圧ロール30の駆動力が
定着ベルト36及び定着ロール28に伝達されずに、こ
れらが従動(連れ回り)されない事態が発生することと
なる。このような事態が発生すると、未定着シートが転
接部で止まってジャムすることになるか、又は、例え転
接部を通過出来たとしても、未定着シート上の未定着ト
ナーは、停止中の定着ベルト36により擦られて、画像
が乱されてしまうことになる。
を設けているため、以下のような効果が付随的に達成さ
れることになる。即ち、仮に、このようなワンウェイク
ラッチ60を設けていないとすると、転接部に未定着シ
ートとして例えばコート紙のような表面に光沢のある用
紙が搬送されてきた場合に、未定着シートと定着ベルト
36との間に滑りが発生し、加圧ロール30の駆動力が
定着ベルト36及び定着ロール28に伝達されずに、こ
れらが従動(連れ回り)されない事態が発生することと
なる。このような事態が発生すると、未定着シートが転
接部で止まってジャムすることになるか、又は、例え転
接部を通過出来たとしても、未定着シート上の未定着ト
ナーは、停止中の定着ベルト36により擦られて、画像
が乱されてしまうことになる。
【0035】しかしながら、この実施例では、ワンウェ
イクラッチ60を定着ロール28と第1の従動ギヤ58
との間に設けているため、仮に、加圧ロール30の駆動
力が定着ベルト36に伝達されない事態が発生したとし
ても、定着ロール28の周速が第1の従動ギヤ58の周
速よりも遅く成りはじめた時点で、この第1の従動ギヤ
58により図中時計方向に回転駆動されることになる。
このようにして、未定着シートは転接部を確実に通過さ
せられ、ここでジャムする虞が効果的に防止されること
になると共に、転接部を通過時の未定着トナーの画像の
乱れが抑制されることになる。
イクラッチ60を定着ロール28と第1の従動ギヤ58
との間に設けているため、仮に、加圧ロール30の駆動
力が定着ベルト36に伝達されない事態が発生したとし
ても、定着ロール28の周速が第1の従動ギヤ58の周
速よりも遅く成りはじめた時点で、この第1の従動ギヤ
58により図中時計方向に回転駆動されることになる。
このようにして、未定着シートは転接部を確実に通過さ
せられ、ここでジャムする虞が効果的に防止されること
になると共に、転接部を通過時の未定着トナーの画像の
乱れが抑制されることになる。
【0036】{加熱ロール34の説明}上述した加熱ロ
ール34の内部には、発熱源32として、この一実施例
においては、両端の配光を中央より50%大きく設定し
た800Wのハロゲンランプが備えられている。この加
熱ロール34は、この実施例においては、直径30mm
で、肉厚3.5mmのアルミパイプ芯金に、厚さ20μ
mのPTFEの被覆層をコーティングしたもので、両端
の軸受け部には、耐熱樹脂のポリエーテルエーテルケト
ン(PEEK)製の直径30mmのカラー66が圧入さ
れており、これにより、定着ベルト36の蛇行や片寄り
を防止している。
ール34の内部には、発熱源32として、この一実施例
においては、両端の配光を中央より50%大きく設定し
た800Wのハロゲンランプが備えられている。この加
熱ロール34は、この実施例においては、直径30mm
で、肉厚3.5mmのアルミパイプ芯金に、厚さ20μ
mのPTFEの被覆層をコーティングしたもので、両端
の軸受け部には、耐熱樹脂のポリエーテルエーテルケト
ン(PEEK)製の直径30mmのカラー66が圧入さ
れており、これにより、定着ベルト36の蛇行や片寄り
を防止している。
【0037】{定着ベルト36の説明}上述した定着ベ
ルト36は、未定着シートS上の未定着トナーを定着温
度まで放熱により予熱し、過剰な熱量を与えることなく
定着できるように、その定着ベルト36の1平方cm当
たりの熱容量が、0.002cal/℃〜0.025c
al/℃のものが好ましいものである。このため、この
実施例においては、定着ベルト36は、内径が60m
m、厚さが100μmのポリイミド製の無端状のベルト
本体と、このベルト本体の外周面に厚さ150μmでコ
ーティングされたシリコーンゴムの耐熱弾性離型層とを
備えて構成されている。
ルト36は、未定着シートS上の未定着トナーを定着温
度まで放熱により予熱し、過剰な熱量を与えることなく
定着できるように、その定着ベルト36の1平方cm当
たりの熱容量が、0.002cal/℃〜0.025c
al/℃のものが好ましいものである。このため、この
実施例においては、定着ベルト36は、内径が60m
m、厚さが100μmのポリイミド製の無端状のベルト
本体と、このベルト本体の外周面に厚さ150μmでコ
ーティングされたシリコーンゴムの耐熱弾性離型層とを
備えて構成されている。
【0038】尚、この定着ベルト36は、ポリイミドと
シリコンゴムとから形成されることに限定されることな
く、例えば、40μmのニッケル電鋳等の無端状のベル
ト本体と、このベルト本体の外周面に厚さ150μmで
コーティングされたシリコーンゴムの耐熱弾性離型層と
を備えるように構成してもよい。
シリコンゴムとから形成されることに限定されることな
く、例えば、40μmのニッケル電鋳等の無端状のベル
ト本体と、このベルト本体の外周面に厚さ150μmで
コーティングされたシリコーンゴムの耐熱弾性離型層と
を備えるように構成してもよい。
【0039】{オイル塗布ロール38の説明}この定着
装置10は、定着ベルト36の外周面に、離型用のオイ
ルを微量に塗布するためのオイル塗布ロール38を備え
ている。このオイル塗布ロール38は、ケーシング68
に軸線固定状態で回転自在に軸支された支軸38Aと、
この支軸38Aの外周にシリコーンオイルを含浸させた
耐熱紙層38Bとを備えて構成されており、支軸38A
は、この一実施例においては、直径8mmの鉄製シャフ
トから形成され、耐熱紙層38Bは、その外周に100
μmの多孔質フッ素樹脂フィルム38Cが装着された状
態で、直径22mmのローラ外径を有するように形成さ
れている。このように、オイル塗布ロール38を構成す
ることにより、定着ベルト36の外周面への安定した微
量のオイル塗布が可能となる。
装置10は、定着ベルト36の外周面に、離型用のオイ
ルを微量に塗布するためのオイル塗布ロール38を備え
ている。このオイル塗布ロール38は、ケーシング68
に軸線固定状態で回転自在に軸支された支軸38Aと、
この支軸38Aの外周にシリコーンオイルを含浸させた
耐熱紙層38Bとを備えて構成されており、支軸38A
は、この一実施例においては、直径8mmの鉄製シャフ
トから形成され、耐熱紙層38Bは、その外周に100
μmの多孔質フッ素樹脂フィルム38Cが装着された状
態で、直径22mmのローラ外径を有するように形成さ
れている。このように、オイル塗布ロール38を構成す
ることにより、定着ベルト36の外周面への安定した微
量のオイル塗布が可能となる。
【0040】尚、このオイル塗布ロール38の外周面に
は、定着ベルト36の外周面に付着した汚れ(トナー
等)が転移して付着し、汚されることになる。この為、
このオイル塗布ロール38の外周面には、クリーニング
用ブラシが接触しており、常時、オイル塗布ロール38
の外周面を清掃して、ここに付着した汚れを掻き落とす
ようになされている。
は、定着ベルト36の外周面に付着した汚れ(トナー
等)が転移して付着し、汚されることになる。この為、
このオイル塗布ロール38の外周面には、クリーニング
用ブラシが接触しており、常時、オイル塗布ロール38
の外周面を清掃して、ここに付着した汚れを掻き落とす
ようになされている。
【0041】{定着ベルト36へのテンション付与機構
の説明}上述したように、この実施例では、定着ベルト
36へテンションを付与するための機構として、このオ
イル塗布ロール38を定着ベルト36に直交する状態で
圧接させて、定着ベルト36に所定のテンションを付与
させる第1のコイルバネ40と、加熱ロール34を定着
ロール28から離間する方向に付勢して、第1のコイル
バネ40と協同して定着ベルト36に所定のテンション
を付与させる第2のコイルスプリング42とを備えてい
る。
の説明}上述したように、この実施例では、定着ベルト
36へテンションを付与するための機構として、このオ
イル塗布ロール38を定着ベルト36に直交する状態で
圧接させて、定着ベルト36に所定のテンションを付与
させる第1のコイルバネ40と、加熱ロール34を定着
ロール28から離間する方向に付勢して、第1のコイル
バネ40と協同して定着ベルト36に所定のテンション
を付与させる第2のコイルスプリング42とを備えてい
る。
【0042】ここで、第1のコイルバネ40は、オイル
塗布ロール38を回転自在に支持するケーシング68
を、定着ベルト36に向けて付勢するように、左カバー
部20に取付けられている。即ち、ケーシング68は、
側板16に取り付けられたガイドリブ70により、定着
ベルト36に対して接離自在に支持されている。このよ
うにして、左カバー部20が図中左方に開かれた際に、
ケーシング68を押圧していた第1のコイルバネ40が
ケーシング68から取り外され、これにより、オイル塗
布ロール38の定着ベルト36への押圧状態が解除され
ることになる。また、左カバー部20が図中右方に回動
されて閉じられることにより、第1のコイルバネ40が
ケーシング68を押圧力P2で押圧して、オイル塗布ロ
ール38が定着ベルト36を所定のテンションで押圧す
ることになる。
塗布ロール38を回転自在に支持するケーシング68
を、定着ベルト36に向けて付勢するように、左カバー
部20に取付けられている。即ち、ケーシング68は、
側板16に取り付けられたガイドリブ70により、定着
ベルト36に対して接離自在に支持されている。このよ
うにして、左カバー部20が図中左方に開かれた際に、
ケーシング68を押圧していた第1のコイルバネ40が
ケーシング68から取り外され、これにより、オイル塗
布ロール38の定着ベルト36への押圧状態が解除され
ることになる。また、左カバー部20が図中右方に回動
されて閉じられることにより、第1のコイルバネ40が
ケーシング68を押圧力P2で押圧して、オイル塗布ロ
ール38が定着ベルト36を所定のテンションで押圧す
ることになる。
【0043】一方、第2のコイルバネ42は、揺動レバ
ー22の図中左端と側板16との間に介設され、揺動レ
バー22を図中時計方向に沿って回動するように、換言
すれば、この揺動レバー22に支持された加熱ロール3
4が定着ロール28から離間する方向に第3の押圧力P
3で押圧するように取付けられている。これにより、定
着ベルト36には、所定のテンションが付与されること
になる。
ー22の図中左端と側板16との間に介設され、揺動レ
バー22を図中時計方向に沿って回動するように、換言
すれば、この揺動レバー22に支持された加熱ロール3
4が定着ロール28から離間する方向に第3の押圧力P
3で押圧するように取付けられている。これにより、定
着ベルト36には、所定のテンションが付与されること
になる。
【0044】即ち、この第2のコイルバネ42の付勢力
により揺動レバー22を介して加熱ロール34は、定着
ロール28から離間する方向に偏倚させられ、これによ
り、加熱ロール34と定着ロール28とにエンドレスに
掛け渡された定着ベルト36は、所定のテンションに緊
張された状態で張られることになる。
により揺動レバー22を介して加熱ロール34は、定着
ロール28から離間する方向に偏倚させられ、これによ
り、加熱ロール34と定着ロール28とにエンドレスに
掛け渡された定着ベルト36は、所定のテンションに緊
張された状態で張られることになる。
【0045】このように第1及び第2のコイルバネ4
0、42の作用により、定着ベルト36は、加圧ロール
30と摩擦係合して連れ回りし、且つ、この定着ベルト
36の連れ回りに応じて、定着ロール28は定着ベルト
36に対してスリップや緩みの無い安定した状態で従動
されることになる。
0、42の作用により、定着ベルト36は、加圧ロール
30と摩擦係合して連れ回りし、且つ、この定着ベルト
36の連れ回りに応じて、定着ロール28は定着ベルト
36に対してスリップや緩みの無い安定した状態で従動
されることになる。
【0046】{駆動機構52の説明}上述した加圧ロー
ル30等を回転駆動するための駆動機構52は、図3に
示すように、電子複写装置にこの定着装置10が装着さ
れた状態で、電子複写装置側の駆動源に図示しないギヤ
トレインを介して接続された出力ギヤGEに噛合し、こ
れからの駆動力を受けて回転駆動される伝達ギヤ62
と、この伝達ギヤ62に常時噛合すると共に、ワンウェ
イクラッチ60を介して定着ロール28に連結される第
1の従動ギヤ58と、この第1の従動ギヤに常時噛合す
ると共に、加圧ロール30に同軸に固定される第2の従
動ギヤ64とを備えている。
ル30等を回転駆動するための駆動機構52は、図3に
示すように、電子複写装置にこの定着装置10が装着さ
れた状態で、電子複写装置側の駆動源に図示しないギヤ
トレインを介して接続された出力ギヤGEに噛合し、こ
れからの駆動力を受けて回転駆動される伝達ギヤ62
と、この伝達ギヤ62に常時噛合すると共に、ワンウェ
イクラッチ60を介して定着ロール28に連結される第
1の従動ギヤ58と、この第1の従動ギヤに常時噛合す
ると共に、加圧ロール30に同軸に固定される第2の従
動ギヤ64とを備えている。
【0047】また、この駆動機構52は、上述した伝達
ギヤ62に常時噛合するアイドルギヤ72を更に備え、
このアイドルギヤ72は、下排紙ローラ50に同軸に固
定された第3の従動ギヤ74と常時噛合し、加圧ロール
30の回転と同速以上の速さで下排紙ロール50を回転
駆動するように構成されている。
ギヤ62に常時噛合するアイドルギヤ72を更に備え、
このアイドルギヤ72は、下排紙ローラ50に同軸に固
定された第3の従動ギヤ74と常時噛合し、加圧ロール
30の回転と同速以上の速さで下排紙ロール50を回転
駆動するように構成されている。
【0048】{その他の構成}この実施例の定着装置1
0は、上述した構成の他、再び図1に示すように、加圧
ロール30の外周面に付着した定着済みシートを引き剥
がすための剥離爪76と、上述した下排紙ロール50と
上排紙ロール54との間(転接部)に定着済みシートの
先端が搬送されてきたことを検出する排紙センサ78と
を備えている。
0は、上述した構成の他、再び図1に示すように、加圧
ロール30の外周面に付着した定着済みシートを引き剥
がすための剥離爪76と、上述した下排紙ロール50と
上排紙ロール54との間(転接部)に定着済みシートの
先端が搬送されてきたことを検出する排紙センサ78と
を備えている。
【0049】また、加熱ロール34に内蔵された発熱源
32の温度制御のために、加熱ロール34の外周面に巻
き付いた定着ベルト36の部分の温度を検出する第1の
サーミスタ80と、定着ロール28の外周に巻き付いた
定着ベルト36の部分の外周面の温度を検出する第2の
サーミスタ82と、加圧ロール30の外周面の温度を検
出する第3のサーミスタ84と、図示していないが、こ
れら第1乃至第3のサーミスタ80、82、84からの
検出結果に基づき、発熱源32を発熱制御する制御回路
とを更に備えている。
32の温度制御のために、加熱ロール34の外周面に巻
き付いた定着ベルト36の部分の温度を検出する第1の
サーミスタ80と、定着ロール28の外周に巻き付いた
定着ベルト36の部分の外周面の温度を検出する第2の
サーミスタ82と、加圧ロール30の外周面の温度を検
出する第3のサーミスタ84と、図示していないが、こ
れら第1乃至第3のサーミスタ80、82、84からの
検出結果に基づき、発熱源32を発熱制御する制御回路
とを更に備えている。
【0050】{加熱ロール34の上方配置の説明}上述
したように、この実施例においては、加熱ロール34は
定着ロール28の略上方に配設されており、これによ
り、加熱ロール34と定着ロール28との間にエンドレ
スに巻回された定着ベルト36とガイド板44との間
は、このガイド板44上を搬送される未定着シートが定
着ベルト36に接触しないように離間されることにな
る。換言すれば、この定着ベルト36は、ガイド板44
上を搬送される未定着シートが通過する可能性のある領
域を外れた位置に配設されていることを意味している。
したように、この実施例においては、加熱ロール34は
定着ロール28の略上方に配設されており、これによ
り、加熱ロール34と定着ロール28との間にエンドレ
スに巻回された定着ベルト36とガイド板44との間
は、このガイド板44上を搬送される未定着シートが定
着ベルト36に接触しないように離間されることにな
る。換言すれば、この定着ベルト36は、ガイド板44
上を搬送される未定着シートが通過する可能性のある領
域を外れた位置に配設されていることを意味している。
【0051】このように加熱ロール34を定着ロール2
8の上方に配置することにより、搬送途中の未定着シー
トがどのような湾曲姿勢(カール状態)にあろうとも、
このシートの上面に担持された未定着トナーが定着ベル
ト36に接触することから確実に防止され、未定着トナ
ーを乱すことなく定着ロール28と加圧ロール30との
転接部に導いて、これを定着させることが可能となる。
8の上方に配置することにより、搬送途中の未定着シー
トがどのような湾曲姿勢(カール状態)にあろうとも、
このシートの上面に担持された未定着トナーが定着ベル
ト36に接触することから確実に防止され、未定着トナ
ーを乱すことなく定着ロール28と加圧ロール30との
転接部に導いて、これを定着させることが可能となる。
【0052】{加熱ロール34の構成角度の説明}上述
した構成の定着装置10において、上述したように加熱
ロール34を定着ロール28の略上方に配設することに
より、特有の効果を達成することが出来るものである。
ここで、「略上方」の範囲を明確に規定するために、図
4に示すように、加熱ロール34の構成角度を種々変更
して、その最適範囲を求める実験例を説明する。
した構成の定着装置10において、上述したように加熱
ロール34を定着ロール28の略上方に配設することに
より、特有の効果を達成することが出来るものである。
ここで、「略上方」の範囲を明確に規定するために、図
4に示すように、加熱ロール34の構成角度を種々変更
して、その最適範囲を求める実験例を説明する。
【0053】先ず、この実験例では、定着ロール28の
中心点を通る垂線を基線Bとして定義し、この基線B
と、定着ロール28及び加熱ロール34の両中心点を結
ぶ線分Lとのなす構成角度をθと定義した場合、加熱ロ
ール34の位置を変更して、この構成角度θが90°〜
180°となるようにして、定着ロール28と加圧ロー
ル30との転接部の入口での画像の擦れの発生頻度、及
び、転接部の出口での異常の発生頻度を、片面コピー時
と両面コピー時とで、夫々測定した。
中心点を通る垂線を基線Bとして定義し、この基線B
と、定着ロール28及び加熱ロール34の両中心点を結
ぶ線分Lとのなす構成角度をθと定義した場合、加熱ロ
ール34の位置を変更して、この構成角度θが90°〜
180°となるようにして、定着ロール28と加圧ロー
ル30との転接部の入口での画像の擦れの発生頻度、及
び、転接部の出口での異常の発生頻度を、片面コピー時
と両面コピー時とで、夫々測定した。
【0054】ここで、構成角度θの±は、基線Bから反
時計方向に測定した値を「+」とし、基線Bから図中時
計方向に測定した値を「−」と定義した。従って、+1
80°にある加熱ロール34と、−180°にある加熱
ロール34とは、同一位置を示すことになり、また、+
105°にある加熱ロール34と、−255°にある加
熱ロール34とは、同一位置を示すことになる。一方、
転接部の出口における異常とは、この実施例では、転接
部の出口におけるオフセットの発生又はジャムの発生を
意味するものとする。
時計方向に測定した値を「+」とし、基線Bから図中時
計方向に測定した値を「−」と定義した。従って、+1
80°にある加熱ロール34と、−180°にある加熱
ロール34とは、同一位置を示すことになり、また、+
105°にある加熱ロール34と、−255°にある加
熱ロール34とは、同一位置を示すことになる。一方、
転接部の出口における異常とは、この実施例では、転接
部の出口におけるオフセットの発生又はジャムの発生を
意味するものとする。
【0055】尚、測定条件は、以下の通りである。
【0056】即ち、転接部におけるニップ幅を8mmに
設定し、このための圧接力P1を24kgf/片側に設
定した。一方、定着ロール28に巻回されている定着ベ
ルト36の部分の温度を160℃に、また、加圧ロール
30の表面温度を140℃に設定した。更に、未定着シ
ートの搬送速度を180mm/secに設定し、これに
同期した状態で、加圧ロール30を回転駆動した。そし
て、トナーとしては、富士ゼロックス社製のAカラート
ナーを用い、シートとして、64g/m2の普通紙を採
用した。
設定し、このための圧接力P1を24kgf/片側に設
定した。一方、定着ロール28に巻回されている定着ベ
ルト36の部分の温度を160℃に、また、加圧ロール
30の表面温度を140℃に設定した。更に、未定着シ
ートの搬送速度を180mm/secに設定し、これに
同期した状態で、加圧ロール30を回転駆動した。そし
て、トナーとしては、富士ゼロックス社製のAカラート
ナーを用い、シートとして、64g/m2の普通紙を採
用した。
【0057】このようにして、構成角度θを90°、1
05°、120°、150°、180°、−150°、
−120°、−105°、−90°の9種類に分けて、
上述した測定条件で測定した。
05°、120°、150°、180°、−150°、
−120°、−105°、−90°の9種類に分けて、
上述した測定条件で測定した。
【0058】その測定結果を表1に示す。
【0059】
【表1】
【0060】この表1から明白なように、構成角度θが
105°より大きい場合、及び、−105°よりも小さ
い場合、即ち、構成角度θを反時計方向のみに測定した
場合に、これが105°乃至255°の範囲内にある場
合には、転接部の入口での画像の擦れの発生、及び、転
接部の出口での異常の発生がなく、良好な定着動作が実
行されていることが判明した。一方、構成角度θが10
5°以下の場合には、転接部の入口での画像の擦れ又は
転接部の出口での異常の何れかが発生し、良好な定着動
作が実行されないことが判明した。
105°より大きい場合、及び、−105°よりも小さ
い場合、即ち、構成角度θを反時計方向のみに測定した
場合に、これが105°乃至255°の範囲内にある場
合には、転接部の入口での画像の擦れの発生、及び、転
接部の出口での異常の発生がなく、良好な定着動作が実
行されていることが判明した。一方、構成角度θが10
5°以下の場合には、転接部の入口での画像の擦れ又は
転接部の出口での異常の何れかが発生し、良好な定着動
作が実行されないことが判明した。
【0061】以上詳述したように、この実施例において
は、加熱ロール34を定着ロール28の略上方に配置
し、具体的には、加熱ロール34を、これの中心点と定
着ロール28の中心点とを結ぶ線分Lが、定着ロール2
8と加圧ロール30との互いの中心点を結ぶ線分を基線
Bとした状態で、該基線Bから計測した角度が約105
度乃至約255度の範囲となる位置に配設しているの
で、加熱ロール34と定着ロール28との間にエンドレ
スに巻回された定着ベルト36とガイド板44との間
は、このガイド板44上を搬送される未定着シートが定
着ベルト36に接触しないように離間されることにな
る。換言すれば、この定着ベルト36は、ガイド板44
上を搬送される未定着シートが通過する可能性のある領
域を外れた位置に配設されていることを意味している。
は、加熱ロール34を定着ロール28の略上方に配置
し、具体的には、加熱ロール34を、これの中心点と定
着ロール28の中心点とを結ぶ線分Lが、定着ロール2
8と加圧ロール30との互いの中心点を結ぶ線分を基線
Bとした状態で、該基線Bから計測した角度が約105
度乃至約255度の範囲となる位置に配設しているの
で、加熱ロール34と定着ロール28との間にエンドレ
スに巻回された定着ベルト36とガイド板44との間
は、このガイド板44上を搬送される未定着シートが定
着ベルト36に接触しないように離間されることにな
る。換言すれば、この定着ベルト36は、ガイド板44
上を搬送される未定着シートが通過する可能性のある領
域を外れた位置に配設されていることを意味している。
【0062】この結果、この実施例によれば、搬送途中
の未定着シートが、跳ね上がりや転写部との搬送速度差
に基づくたるみ等により、どのような湾曲姿勢(カール
状態)にあろうとも、このシートの上面に担持された未
定着トナーが定着ベルト36に接触することから確実に
防止され、未定着トナーを乱すことなく定着ロール28
と加圧ロール30との転接部に導いて、これを確実に定
着させることが可能となる。
の未定着シートが、跳ね上がりや転写部との搬送速度差
に基づくたるみ等により、どのような湾曲姿勢(カール
状態)にあろうとも、このシートの上面に担持された未
定着トナーが定着ベルト36に接触することから確実に
防止され、未定着トナーを乱すことなく定着ロール28
と加圧ロール30との転接部に導いて、これを確実に定
着させることが可能となる。
【0063】また、この実施例においては、上方の定着
ロール28をソフトロールから、また、下方の加圧ロー
ル30をハードロールから夫々形成しているので、転接
部におけるニップの形状が、定着ロールをハードロール
から形成する従来構成と比較して、下向きに凹んだ状態
から、上方に凹んだ状態を容易に達成することが出来る
ことになる。この結果、この実施例によれば、転接部に
おけるニップ形状自身から、定着済みシートが定着ベル
ト36から離間する方向の力を得ることとなり、定着ベ
ルト36に接触する側の表面にトナーが担持されていた
としても、定着ベルト36へのオフセット防止用のオイ
ル塗布ロール38によるオイル塗布量を微量に押さえる
ことができると共に、オイルレスとしても、定着ベルト
36側へのオフセットや、ジャムの無い定着動作が達成
されることになる。
ロール28をソフトロールから、また、下方の加圧ロー
ル30をハードロールから夫々形成しているので、転接
部におけるニップの形状が、定着ロールをハードロール
から形成する従来構成と比較して、下向きに凹んだ状態
から、上方に凹んだ状態を容易に達成することが出来る
ことになる。この結果、この実施例によれば、転接部に
おけるニップ形状自身から、定着済みシートが定着ベル
ト36から離間する方向の力を得ることとなり、定着ベ
ルト36に接触する側の表面にトナーが担持されていた
としても、定着ベルト36へのオフセット防止用のオイ
ル塗布ロール38によるオイル塗布量を微量に押さえる
ことができると共に、オイルレスとしても、定着ベルト
36側へのオフセットや、ジャムの無い定着動作が達成
されることになる。
【0064】また、この実施例においては、上方の定着
ロール28をソフトロールから、また、下方の加圧ロー
ル30をハードロールから夫々形成しているので、転接
部におけるニップの向きが、両者をハードロールから形
成する場合と比較して、略水平から、上方に凸状の状態
を容易に達成することが出来ることになる。この結果、
この実施例によれば、オフセット用のオイル塗布ロール
38によるオイル塗布量を微量に押さえることができる
と共に、オイルレスとしても、オフセット、ジャムの無
い定着動作が達成されることになる。
ロール28をソフトロールから、また、下方の加圧ロー
ル30をハードロールから夫々形成しているので、転接
部におけるニップの向きが、両者をハードロールから形
成する場合と比較して、略水平から、上方に凸状の状態
を容易に達成することが出来ることになる。この結果、
この実施例によれば、オフセット用のオイル塗布ロール
38によるオイル塗布量を微量に押さえることができる
と共に、オイルレスとしても、オフセット、ジャムの無
い定着動作が達成されることになる。
【0065】また、この実施例においては、熱伝達ベル
トとしての定着ベルト36として、小熱容量の材質を採
用すると共に、加熱ロール34への定着ベルト36の巻
き付け角度が大きく、且つ、加熱ロール34へ定着ベル
ト36が密着していることになる。この結果、この実施
例によれば、シートを高速で、即ち、単位時間当たりの
通紙枚数を多数枚としても、定着ロール28と加圧ロー
ル30との転接部において、定着動作に必要な温度を確
実に維持することが出来ることになる。
トとしての定着ベルト36として、小熱容量の材質を採
用すると共に、加熱ロール34への定着ベルト36の巻
き付け角度が大きく、且つ、加熱ロール34へ定着ベル
ト36が密着していることになる。この結果、この実施
例によれば、シートを高速で、即ち、単位時間当たりの
通紙枚数を多数枚としても、定着ロール28と加圧ロー
ル30との転接部において、定着動作に必要な温度を確
実に維持することが出来ることになる。
【0066】また、この実施例においては、ソフトロー
ルとして構成される定着ロール28に発熱源を内蔵させ
ずに、定着ロール28から離間した位置に配設された加
熱ロール34に発熱源32を内蔵するようにしたので、
定着ロール28のシリコーンゴム耐熱弾性体28Bの厚
さを十分に厚くすることが可能となり、この結果、この
実施例によれば、転接部におけるニップ幅を、定着ロー
ル28を小径に維持しながら、十分に広く取ることが可
能となる。
ルとして構成される定着ロール28に発熱源を内蔵させ
ずに、定着ロール28から離間した位置に配設された加
熱ロール34に発熱源32を内蔵するようにしたので、
定着ロール28のシリコーンゴム耐熱弾性体28Bの厚
さを十分に厚くすることが可能となり、この結果、この
実施例によれば、転接部におけるニップ幅を、定着ロー
ル28を小径に維持しながら、十分に広く取ることが可
能となる。
【0067】また、この実施例においては、第1の従動
ギヤ58と定着ロール28との間にワンウェイクラッチ
60を介設することにより、シートの搬送のための主駆
動(即ち、シートの搬送速度を規定する駆動ロール)と
して、定着ロール28ではなく、加圧ロール30を設定
している。この為、例え、定着ロール28が定着動作に
伴い加熱され、この結果、熱膨張により定着ロール28
の外径が熱膨張したとしても、この定着ロール28でシ
ートの搬送速度を規定していないので、この熱膨張によ
りシートの搬送速度が変化することなく、常に、一定に
保持することが出来ることになる。この結果、この実施
例によれば、線速を一定に維持して、転写ずれや画像の
擦れ等を確実に防止することが可能になる。
ギヤ58と定着ロール28との間にワンウェイクラッチ
60を介設することにより、シートの搬送のための主駆
動(即ち、シートの搬送速度を規定する駆動ロール)と
して、定着ロール28ではなく、加圧ロール30を設定
している。この為、例え、定着ロール28が定着動作に
伴い加熱され、この結果、熱膨張により定着ロール28
の外径が熱膨張したとしても、この定着ロール28でシ
ートの搬送速度を規定していないので、この熱膨張によ
りシートの搬送速度が変化することなく、常に、一定に
保持することが出来ることになる。この結果、この実施
例によれば、線速を一定に維持して、転写ずれや画像の
擦れ等を確実に防止することが可能になる。
【0068】
【変形例の説明】この発明は、上述した実施例の構成に
限定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形可能であることは言うまでもない。
限定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形可能であることは言うまでもない。
【0069】例えば、上述した実施例においては、定着
装置10は電子式複写装置に適用される場合につき説明
したが、この発明は、このような適用に限定されること
なく、電子式ファクシミリ装置、電子式プリンタ等の電
子画像形成装置に適用され得ることは言うまでもない。
装置10は電子式複写装置に適用される場合につき説明
したが、この発明は、このような適用に限定されること
なく、電子式ファクシミリ装置、電子式プリンタ等の電
子画像形成装置に適用され得ることは言うまでもない。
【0070】また、上述した実施例においては、未定着
シートは横方向から定着装置10に搬送されてくるよう
に説明したが、この発明は、このような構成に限定され
ることなく、未定着シートは上下方向、例えば、下から
上に向けて搬送されるように構成してもよい。この場
合、加圧ロール30は定着ロール28の下方ではなく、
側方に配設されることとなり、一方、加熱ロール34は
定着ロール28の、加圧ロール30が配設された側とは
反対側の側方に配設されることになることは言うまでも
ない。
シートは横方向から定着装置10に搬送されてくるよう
に説明したが、この発明は、このような構成に限定され
ることなく、未定着シートは上下方向、例えば、下から
上に向けて搬送されるように構成してもよい。この場
合、加圧ロール30は定着ロール28の下方ではなく、
側方に配設されることとなり、一方、加熱ロール34は
定着ロール28の、加圧ロール30が配設された側とは
反対側の側方に配設されることになることは言うまでも
ない。
【0071】また、上述した実施例においては、加圧ロ
ール30の外周面の温度を検出する第3のサーミスタ8
4を設けるように説明したが、これを省略して構成する
ことが出来ることは言うまでもない。
ール30の外周面の温度を検出する第3のサーミスタ8
4を設けるように説明したが、これを省略して構成する
ことが出来ることは言うまでもない。
【0072】また、上述した実施例においては、発熱源
32は加熱ロール34の内部に配設されるように説明し
たが、この発明はこのような構成に限定されることな
く、加圧ロール30の内部にも更に配設するように構成
してもよい。この場合、図示するように、加圧ロール3
0の外周面の温度を検出する第3のサーミスタ84は必
須の構成となることは言うまでもない。
32は加熱ロール34の内部に配設されるように説明し
たが、この発明はこのような構成に限定されることな
く、加圧ロール30の内部にも更に配設するように構成
してもよい。この場合、図示するように、加圧ロール3
0の外周面の温度を検出する第3のサーミスタ84は必
須の構成となることは言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、搬送途中の記録媒体がどのような湾曲姿勢(カール
状態)にあろうとも、これに担持された未定着トナーを
乱すことなくこれを定着させることの出来る定着装置が
提供されることになる。
ば、搬送途中の記録媒体がどのような湾曲姿勢(カール
状態)にあろうとも、これに担持された未定着トナーを
乱すことなくこれを定着させることの出来る定着装置が
提供されることになる。
【0074】
【図1】この発明に係わる定着装置の一実施例の構成を
示す正面断面図である。
示す正面断面図である。
【図2】定着ロールと加圧ロールとの転接状態を示す図
である。
である。
【図3】駆動機構の構成を取り出して示す正面図であ
る。
る。
【図4】定着ロールに対する加熱ロールの配設位置の許
容範囲を調べるために行われた実験例における構成角度
を示す図である。
容範囲を調べるために行われた実験例における構成角度
を示す図である。
【図5】従来の定着装置の構成を概略的に示す正面図で
ある。
ある。
10 定着装置 12 ハウジング 14 底板 16 側板 18 上カバー部 20 左カバー部 22 揺動レバー 24 第1の支軸 26 第2の支軸 28 定着ロール 28A 芯金部 28B ロール本体 30 加圧ロール 30A 芯金部 30B ロール本体 32 発熱源 34 加熱ロール 36 定着ベルト 38 オイル塗布ロール 40 第1のコイルバネ 42 第2のコイルバネ 44 ガイド板 46 入口ポート 48 排紙通路 50 下排紙ロール 52 駆動機構 54 上排紙ロール 56 板バネ 58 第1の従動ギヤ 60 ワンウェイクラッチ 62 伝達ギヤ 64 第2の従動ギヤ 66 カラー 68 ケーシング 70 出力ギヤ 72 アイドルギヤ 74 第3の従動ギヤ 76 剥離爪 78 排紙センサ 80 第1のサーミスタ 82 第2のサーミスタ 84 第3のサーミスタ GE 出力ギヤ S 未定着シート
Claims (6)
- 【請求項1】定着ロールと、この定着ロールに転接する
ように付勢される加圧ロールとを備え、未定着トナーが
表面上に担持されたシートが、前記定着ロール及び加圧
ロールの転接部を一方向に沿って通過することにより、
前記未定着トナーを前記シート上に定着させる定着装置
において、 前記定着ロールの、前記加圧ロールが配設される側とは
反対側に隣接して配設され、内部に発熱手段が配設され
た加熱ロールと、 この加熱ロールと前記定着ロールとにエンドレスに掛け
渡され、前記発熱手段からの熱伝達を受けて前記転接部
を通過する前記シート上の未定着トナーを加熱する熱伝
達ベルトと、 前記加圧ロールの前記一方向に関して上流側に固定され
ると共に、前記転接部を通過する前の前記シートの下面
を支持する支持部材とを具備し、 前記熱伝達ベルトと支持部材との間は、該支持部材上を
搬送される前記シートが前記転接部以前に該熱伝達ベル
トに接触しないように離間されていることを特徴とする
定着装置。 - 【請求項2】定着ロールと、この定着ロールに転接する
ように付勢される加圧ロールとを備え、未定着トナーが
表面上に担持されたシートが、前記定着ロール及び加圧
ロールの転接部を一方向に沿って通過することにより、
前記未定着トナーを前記シート上に定着させる定着装置
において、 前記定着ロールの、前記加圧ロールが配設される側とは
反対側に隣接して配設され、内部に発熱手段が配設され
た加熱ロールと、 この加熱ロールと前記定着ロールとにエンドレスに掛け
渡され、前記発熱手段からの熱伝達を受けて前記転接部
を通過する前記シート上の未定着トナーを加熱する熱伝
達ベルトと、 前記加圧ロールの前記一方向に関して上流側に固定され
ると共に、前記転接部を通過する前の前記シートの下面
を支持する支持部材とを具備し、 前記熱伝達ベルトは、前記支持部材上を搬送される前記
シートが通過する可能性のある領域を外れた位置に配設
されていることを特徴とする定着装置。 - 【請求項3】前記加圧ロールを回転駆動する駆動手段を
更に具備し、 前記熱伝達ベルトは、該加圧ロールと摩擦係合すること
により、走行駆動され、 前記定着ロールは、該熱伝達ベルトを介して、該加圧ロ
ールの回転により連れ回りにより回転駆動されることを
特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。 - 【請求項4】前記熱伝達ベルトは、熱伝達材から形成さ
れたエンドレス状の基材と、この基材の外周面に被覆さ
れた離型層とを備えて形成されていることを特徴とする
請求項前記何れか1項に記載の定着装置。 - 【請求項5】前記エンドレス状の基材は、ニッケル電鋳
ベルトから形成されていることを特徴とする請求項4に
記載の定着装置。 - 【請求項6】前記エンドレス状の基材は、ポリイミド樹
脂から形成されていることを特徴とする請求項4に記載
の定着装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4096298A JPH11224015A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 定着装置 |
| CA002259806A CA2259806A1 (en) | 1998-02-09 | 1999-01-19 | Toner image fixing apparatus |
| US09/244,120 US6137984A (en) | 1998-02-09 | 1999-02-04 | Toner image fixing apparatus |
| CN99102128A CN1132067C (zh) | 1998-02-09 | 1999-02-09 | 调色剂定影装置 |
| EP99102464A EP0935175B1 (en) | 1998-02-09 | 1999-02-09 | Toner image fixing apparatus |
| DE69926158T DE69926158T2 (de) | 1998-02-09 | 1999-02-09 | Fixiervorrichtung für Tonerbild |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4096298A JPH11224015A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11224015A true JPH11224015A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=27179235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4096298A Pending JPH11224015A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11224015A (ja) |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP4096298A patent/JPH11224015A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
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