JPH11224156A - 平面入力型ポインティングデバイス - Google Patents

平面入力型ポインティングデバイス

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JPH11224156A
JPH11224156A JP2423798A JP2423798A JPH11224156A JP H11224156 A JPH11224156 A JP H11224156A JP 2423798 A JP2423798 A JP 2423798A JP 2423798 A JP2423798 A JP 2423798A JP H11224156 A JPH11224156 A JP H11224156A
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JP2423798A
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Inventor
Rie Takahashi
理絵 高橋
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1対の検出素子を均一の間隔に保持でき、指
圧入力位置に正確に対応した座標データを指示できる平
面入力型ポインティングデバイスを提供する。 【解決手段】 ポインティングデバイス10は、絶縁基
板12、18の表面に抵抗層14、20をそれぞれ配し
たシート状の第1及び第2検出素子16、22と、両検
出素子16、22の間に配置されて両者の間隔を保持す
るシート状のスペーサ24とを備える。スペーサ24は
多数の矩形貫通穴26を有し、検出素子16、22の変
形時に貫通穴26を介した両抵抗層14、20同士の短
絡を許容する。第1検出素子16の基板12と第2検出
素子22の基板18とスペーサ24とは、1枚のシート
材料から一体的に打抜き形成される。第1検出素子16
の電極対32と第2検出素子22の電極対34とは、両
検出素子16、22を互いに重ね合わせたときに、スペ
ーサ24によって電気的に絶縁される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等のデータ処理装置で使用される座標入力装置に
関し、特に、1対の導電性シートを互いに対向させ、そ
れら導電性シートの押圧変形による短絡位置を検出して
二次元座標データを指示する平面入力型ポインティング
デバイスであって、動作特性に対する信頼度が高く、製
造コストの低減が可能な平面入力型ポインティングデバ
イスに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の、ディスプ
レイ及びキーボードを備えたデジタルデータ処理装置の
うち、特に、ノート型と称する携帯可能な小型データ処
理装置では、オペレータが手指でアナログ的な情報を入
力することによりディスプレイ上の二次元座標データを
指示する筐体組込型ポインティングデバイスが広く利用
されている。従来、この種の筐体組込型ポインティング
デバイスの1つとして、処理装置の筐体上面に組込まれ
たシート状検出素子の表面に沿って指を当接摺動させる
ことにより、指圧点の移動方向及び移動距離を入力する
平面入力型ポインティングデバイスが知られている。
【0003】従来の平面入力型ポインティングデバイス
は、一般に、電気絶縁性の基板と基板表面に設けられる
抵抗層とを各々に有したシート状の1対の検出素子を備
える。それら検出素子は、抵抗層同士を対向させて、間
隔を空けて重ね合わされる。両検出素子の間隔は、一方
の検出素子の抵抗層の表面に分散配置された多数のドッ
トスペーサにより確保される。ドットスペーサは、検出
素子の少なくとも自重による変形を抑制して両検出素子
の間隔を保持する一方で、いずれかの検出素子が押圧力
下で変形したときには両抵抗層の短絡を許容するもので
ある。
【0004】各検出素子はさらに、抵抗層の対向縁部に
沿ってそれぞれ配設される1対の電極すなわち電極対を
備える。重なり合う1対の検出素子において、各々の電
極対は互いに90度異なる位置に配置される。両抵抗層
には交互に、各々の電極対の間に所定電圧が印加され
る。その状態で、一方の検出素子の基板の外面所望位置
を例えば指で押圧すると、押圧部位で両抵抗層が互いに
短絡され、電圧を印加していない側の抵抗層に押圧部位
の位置に対応した分圧が測定される。両抵抗層にこのよ
うにして交互に生じる分圧を測定することにより、押圧
部位の2次元座標が特定される。
【0005】上記したドットスペーサの形成方法として
は、スクリーン印刷やオフセット印刷が一般的である
が、多数のドットスペーサを所望の高さ(一般に数十μ
m )に形成することが困難であり、そのような課題を解
決するためにスペーサ材料として紫外線硬化樹脂を使用
する形成方法が提案されている(例えば特開昭60−2
22918号公報及び特開平1−295322号公報参
照)。この方法では、検出素子の抵抗層の表面に紫外線
硬化樹脂層を被着し、多数の点状透明部分を任意の分散
配置で有したマスクを紫外線硬化樹脂層に被せた上から
紫外線を照射し、点状透明部分に重なった紫外線硬化樹
脂層の各部位を硬化させた後、未硬化部分を除去するこ
とにより、所望高さの多数のドットスペーサが形成され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した各公報記載の
平面入力型ポインティングデバイスでは、検出素子の抵
抗層に被着した紫外線硬化樹脂層を紫外線露光すること
によりドットスペーサを形成したので、指圧位置の検出
に適した所望高さのドットスペーサを得ることができ
る。しかし、このようなスペーサ形成方法では、多数の
ドットスペーサが抵抗層上で個々に独立して形成される
ので、形成されたドットスペーサの高さにばらつきが生
じ易いという課題がある。スクリーン印刷やオフセット
印刷によりドットスペーサを形成する場合も、同様の課
題が生じている。多数のドットスペーサが高さにばらつ
きを有した状態で平面入力型ポインティングデバイスを
形成すると、指圧位置以外の意図しない部位で抵抗層同
士が短絡する不具合が生じ、正確な入力指示を行うこと
が困難になって高い信頼度が得られなくなる課題があ
る。
【0007】また、各検出素子における1対の電極は、
基板表面にパターン形成された導電性ストリップの一部
分であり、重なり合う1対の検出素子の間で各々の導電
性ストリップがそのパターンに起因して互いに重なる部
分を有する場合がある。この場合、電極を含む導電性ス
トリップに電気絶縁性のレジスト被膜が被着され、両検
出素子の導電性ストリップ同士の短絡を確実に防止する
ようになっている。しかしながらこの場合、レジスト被
膜の形成工程が必要となり、平面入力型ポインティング
デバイスの製造工程が複雑になるだけでなく、レジスト
被膜がピンホール等の欠陥を有していた場合には、導電
性ストリップ同士の電気絶縁性が低下する危惧がある。
【0008】したがって本発明の目的は、対向配置され
る1対の検出素子を均一かつ所望の間隔に保持できるス
ペーサを備え、指圧入力位置に正確に対応した座標デー
タを指示できる平面入力型ポインティングデバイスを提
供することにある。本発明の他の目的は、スペーサの形
成工程を簡略化できるとともに、各検出素子の基板表面
にパターン形成された導電性ストリップを電気的絶縁被
覆する工程を簡略化でき、その結果、作動信頼性を高度
に維持しつつ製造コストを削減できる平面入力型ポイン
ティングデバイスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、電気絶縁性の基板と基
板の表面に設けられる抵抗層とを各々に備え、抵抗層同
士が対向配置されるシート状の1対の検出素子と、それ
ら検出素子を相互に離間するとともに基板変形時の両抵
抗層の短絡を許容するスペーサとを具備し、両抵抗層の
短絡位置に対応した座標データを指示する平面入力型ポ
インティングデバイスにおいて、スペーサは、多数の貫
通穴を有した電気絶縁性の板からなり、1対の検出素子
の間に挟持されて、貫通穴を介した両抵抗層の短絡を許
容することを特徴とする平面入力型ポインティングデバ
イスを提供する。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載のポインティングデバイスにおいて、1対の検出素子
の基板が互いに連結されるとともに、一方の検出素子の
基板とスペーサとが互いに連結され、1対の検出素子及
びスペーサが、それらの連結部で折曲することにより積
層されてなる平面入力型ポインティングデバイスを提供
する。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載のポインティングデバイスにおいて、スペーサ
が、検出素子の基板と同一の材料から形成される平面入
力型ポインティングデバイスを提供する。
【0012】請求項4に記載の本発明は、請求項3に記
載のポインティングデバイスにおいて、1対の検出素子
の基板とスペーサとが、1枚のシート材料から打ち抜い
て一体的に形成される平面入力型ポインティングデバイ
スを提供する。
【0013】請求項5に記載の本発明は、請求項4に記
載のポインティングデバイスにおいて、シート材料から
打ち抜かれたブランクの一方の面の外縁領域に接着剤層
が配置され、接着剤層により、1対の検出素子の基板と
スペーサとが互いに接着される平面入力型ポインティン
グデバイスを提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明をその実施形態に基づき詳細に説明する。図面におい
て、同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付
す。図1は、本発明の一実施形態による平面入力型ポイ
ンティングデバイス10(以下、単にポインティングデ
バイス10と称する)を展開した状態で示す平面図、図
2は、図1のポインティングデバイス10を組立てた状
態で示す断面図である。
【0015】ポインティングデバイス10は、電気絶縁
性の基板12及び基板12の表面に設けられる抵抗層1
4を有したシート状の第1検出素子16と、同様に電気
絶縁性の基板18及び基板18の表面に設けられる抵抗
層20を有したシート状の第2検出素子22とを備え
る。第1検出素子16の基板12及び抵抗層14と第2
検出素子22の基板18及び抵抗層20とは、それぞれ
互いに略同一の矩形平面形状を有する。それら検出素子
16、22は、基板12、18同士、及び抵抗層14、
20同士が互いに位置及び外形を整合させた状態で、抵
抗層14、20同士を対向させて、相互に間隔を空けて
重ね合わされる。
【0016】第1検出素子16と第2検出素子22との
間には、両者の間隔を保持するためのシート状のスペー
サ24が配置される。スペーサ24は、多数の矩形貫通
穴26を有した電気絶縁性の板からなり、第1及び第2
検出素子16、22の少なくとも自重による変形を抑制
して両検出素子16、22の間隔を保持する一方で、い
ずれかの検出素子16、22が押圧力下で変形したとき
には、貫通穴26を介した両検出素子16、22の抵抗
層14、20同士の短絡を許容する。
【0017】図示実施形態では、第1検出素子16の基
板12と、第2検出素子22の基板18と、スペーサ2
4とが、1枚のシート材料からプレス機械の打抜き工程
を経て一体的に形成される。その結果、第1検出素子1
6の基板12と第2検出素子22の基板18とは、それ
らの第1短辺12a、18aの略中央位置に同様に打抜
き工程により形成された連結部28を介して互いに一体
に連結され、また、第1検出素子16の基板12とスペ
ーサ24とは、それらの第1長辺12b、24bの略中
央位置に同様に打抜き工程により形成された連結部30
を介して互いに一体に連結される。
【0018】このようにして一体形成された第1検出素
子16の基板12及び第2検出素子22の基板18に関
し、シート材料の同一面上にそれぞれ抵抗層14、20
が設けられる。そして図2に示すように、第1検出素子
16の抵抗層14上にスペーサ24を連結部30で折曲
して重ね合わせ、次いでスペーサ24上に第2検出素子
22を連結部28で折曲して重ね合わせることにより、
ポインティングデバイス10が作製される。
【0019】第1検出素子16はさらに、抵抗層14の
対向短辺14aに沿った縁領域上に、抵抗層14に導通
してそれぞれ配設される1対の電極32すなわち電極対
32を備える。同様に第2検出素子22はさらに、抵抗
層20の対向長辺20bに沿った縁領域上に、抵抗層2
0に導通してそれぞれ配設される1対の電極34すなわ
ち電極対34を備える。したがってそれら検出素子1
6、22を重ね合わせたときに、各々の電極対32、3
4は互いに90度異なる位置に配置される。
【0020】第1検出素子16の電極対32及び第2検
出素子22の電極対34はいずれも、基板12、18及
び抵抗層14、20の表面にパターン形成された導電性
ストリップの一部分からなる。第1検出素子16の各電
極32からの引出線として作用する導電性ストリップの
他部分36は、図1に示すようなパターンに従って基板
12の外縁領域に敷設され、基板12の第2長辺12c
から一体に延設したコネクタ部38に集合配置される。
同様に、第2検出素子22の各電極34からの引出線と
して作用する導電性ストリップの他部分40は、図1に
示すようなパターンに従って、基板18の外縁領域から
連結部28を介して基板12の外縁領域に敷設され、基
板12に設けたコネクタ部38に集合配置される。
【0021】両検出素子16、22を互いに重ね合わせ
たときに、上記したパターンを有するそれぞれの導電性
ストリップは、互いに重畳して配置される部分を有する
(図2参照)。ポインティングデバイス10では、両検
出素子16、22の間隔を保持するためのシート状のス
ペーサ24が、それら重畳する導電性ストリップの間に
も介在し、両導電性ストリップを確実に電気的に絶縁す
る。
【0022】第1検出素子16及び第2検出素子22の
外縁領域には、前述したシート材料から打ち抜かれたブ
ランクの一方の面に、接着剤層42が配置される。図2
に示すように接着剤層42は、各検出素子16、22の
導電性ストリップの部分に積層される。なお図2は、ポ
インティングデバイス10の各構成要素を厚み方向に拡
大して示すものであって、実際には接着剤層42は、導
電性ストリップ以外の基板12、18及び抵抗層14、
20の外縁領域にも配置されると解されるべきである。
このように配置された接着剤層42により、第1検出素
子16とスペーサ24、及びストリップ24と第2検出
素子22とが、互いに固着される。
【0023】上記構成を有するポインティングデバイス
10は、従来周知の平面入力型ポインティングデバイス
と同様に、パーソナルコンピュータ等の小型データ処理
装置の筐体に組み込んで使用される。このとき、第1検
出素子16及び第2検出素子22のいずれか一方の基板
12、18の外面が、処理装置筐体のキーボード近傍に
露出して配置される。両検出素子16、22の抵抗層1
4、20には、コネクタ部38にて電源回路に接続され
た導電性ストリップを介して、各々の電極対32、34
の間に交互に所定電圧が印加される。その状態で、一方
の検出素子16、22の基板12、18の外面所望位置
を例えば指で押圧すると、押圧部位で両抵抗層14、2
0が、スペーサ24の貫通穴26を介して互いに短絡さ
れ、電圧を印加していない側の抵抗層14、20に押圧
部位すなわち短絡位置に対応した分圧が測定される。両
抵抗層14、20にこのようにして交互に生じる分圧を
測定することにより、押圧部位の2次元座標が特定され
る。したがってオペレータは、ポインティングデバイス
10の露出した検出素子外面に沿って手指を当接摺動さ
せることにより、指圧点の移動方向及び移動距離をアナ
ログ情報として入力できる。データ処理装置はこのアナ
ログ情報を直交2軸座標系における座標データ信号に変
換して、ディスプレイ上のキャラクタやカーソルを所望
方向に所望距離だけ移動する。
【0024】なお、ポインティングデバイス10の操作
性を向上させるために、処理装置筐体から露出するいず
れか一方の検出素子16、22の基板12、18(図2
では第2検出素子22の基板18)の外面には、その物
理的損傷を防止するために、接着剤層44を介して電気
絶縁性の保護フィルム46を添着することが好ましい。
また、処理装置筐体内に収納される他方の検出素子1
6、22の基板12、18(図2では第1検出素子16
の基板12)の外面には、ポインティングデバイス10
の機械的強度を向上させるために、接着剤層48を介し
て電気絶縁性の補強板50を添着することが好ましい。
さらに、図示しないが、基板12から延設したコネクタ
部38の外面にも、同様に接着剤層を介して電気絶縁性
の補強板を添着することが好ましい。
【0025】上記構成を有するポインティングデバイス
10の製造工程の一例を、図3を参照してさらに詳細に
説明する。まずステップP1で、電気絶縁性のフィルム
状シート材料の表面所定位置に、多数の矩形平面形状の
抵抗層を例えばスクリーン印刷により配設する。ここで
シート材料としては、ポリエチレンテレフタレートを好
適に使用できる。また抵抗層としては、カーボンペース
トを好適に使用できる。ポリエチレンテレフタレートか
らなるシート材料には、収縮防止のために予めアニール
を施すことが望ましい。次いでステップP2で、シート
材料に配設された抵抗層を乾燥させる。
【0026】ステップP3で、シート材料及び抵抗層の
表面所定位置に、電極を含む導電性ストリップを例えば
スクリーン印刷により所定パターンで配設する。ここで
導電性ストリップとしては、Ag-C(銀カーボン混合物)
を好適に使用できる。次いでステップP4で、導電性ス
トリップを乾燥させる。ステップP5で、シート材料、
抵抗層及び導電性ストリップの表面所定位置に、接着剤
層を例えばスクリーン印刷により配設し、ステップP6
で接着剤層を乾燥させる。次いでステップP7で、シー
ト材料の略全面に、上記接着剤層を介して離型紙を添着
する。
【0027】ステップP8で、第2検出素子の基板に相
当するシート材料の各部分の裏面(抵抗層の反対側の
面)に、接着剤層を介して電気絶縁性の保護フィルムを
添着し、また、第1検出素子の基板から延設したコネク
タ部に相当するシート材料の各部分の裏面に、接着剤層
を介して電気絶縁性の補強板を添着する。ここで保護フ
ィルムとしては、しぼ付きのアクリル板を好適に使用で
きる。
【0028】ステップP9で、1個のポインティングデ
バイスに対応する第1及び第2検出素子並びにスペーサ
を、プレス機械に対して位置決めするためのガイド孔
を、シート材料の外周領域に形成する。次いでステップ
P10で、ガイド孔を用いて位置決めしたシート材料
を、離型紙と共にプレス機械で打ち抜き、相互に一体的
に連結された第1及び第2検出素子並びにスペーサを備
えたポインティングデバイスの1個のブランクを形成す
る。このとき、第1及び第2検出素子並びにスペーサの
外形の打ち抜きと同時に、スペーサに相当するシート材
料の各部分に、多数の貫通穴を打ち抜いて形成すること
が望ましい。
【0029】ステップP11で、離型紙を除去した後、
第1検出素子の抵抗層を被覆するようにスペーサを連結
部で折り曲げて第1検出素子に重ね合わせ、次いでスペ
ーサを被覆するように第2検出素子を連結部で折り曲げ
てスペーサに重ね合わせ、接着剤層を介して第1及び第
2検出素子並びにスペーサを相互に固着する。最後にス
テップP12で、第1検出素子の基板の裏面に、好まし
くはアクリル板からなる補強板を添着する。このように
して、図2に示すポインティングデバイス10が作製さ
れる。
【0030】上記構成を有するポインティングデバイス
10によれば、第1検出素子16と第2検出素子22と
の間隔を保持するために、両検出素子16、22と同一
のシート材料から形成されるスペーサ24を使用したの
で、シート材料の厚みが均一でありさえすれば、両検出
素子16、22の間隔を均一に保持することができる。
しかもこの間隔は、シート材料すなわちスペーサ24の
厚みを選択することにより容易に調整できるので、指圧
位置の検出に適した所望の間隔を容易かつ確実に設定す
ることができる。したがってポインティングデバイス1
0では、指圧入力位置に正確に対応した座標データを指
示することができる。
【0031】さらにポインティングデバイス10によれ
ば、シート状のスペーサ24を使用したことにより、従
来の平面入力型ポインティングデバイスにおけるドット
スペーサ及び絶縁レジスト被膜を排除することができ
る。したがって、ドットスペーサ及び絶縁レジスト被膜
の材料及び形成工程に関するコストを削減でき、また、
また、スペーサ24を第1及び第2検出素子16、22
の形成と同時に形成することにより、製造工程を簡略化
できる。しかも、シート材料から打ち抜かれるスペーサ
24は、絶縁レジスト被膜に生じ得るピンホール等の欠
陥を有しないので、第1及び第2検出素子16、22の
導電性ストリップ間の電気絶縁性を高度に維持すること
ができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、対向配置される1対の検出素子を均一かつ所
望の間隔に保持できるスペーサを備え、指圧入力位置に
正確に対応した座標データを指示できる平面入力型ポイ
ンティングデバイスが提供される。さらに本発明によれ
ば、スペーサの形成工程を簡略化できるとともに、各検
出素子の基板表面にパターン形成された電極を含む導電
性ストリップを電気的絶縁被覆する工程を簡略化でき、
以て平面入力型ポインティングデバイスの作動信頼性を
高度に維持しつつ製造コストを効果的に削減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるポインティングデバ
イスを展開した状態で示す平面図である。
【図2】図1のポインティングデバイスの組立時の断面
図で、右半分は図1の線A−Aに対応し、左半分は図1
の線B−Bに対応する図である。
【図3】図2のポインティングデバイスの製造工程の一
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…ポインティングデバイス 12、18…基板 14、20…抵抗層 16…第1検出素子 22…第2検出素子 24…スペーサ 26…貫通穴 28、30…連結部 32、34…電極 38…コネクタ部 42…接着剤層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性の基板と該基板の表面に設け
    られる抵抗層とを各々に備え、該抵抗層同士が対向配置
    されるシート状の1対の検出素子と、それら検出素子を
    相互に離間するとともに基板変形時の両抵抗層の短絡を
    許容するスペーサとを具備し、両抵抗層の短絡位置に対
    応した座標データを指示する平面入力型ポインティング
    デバイスにおいて、 前記スペーサは、多数の貫通穴を有した電気絶縁性の板
    からなり、前記1対の検出素子の間に挟持されて、該貫
    通穴を介した両抵抗層の短絡を許容することを特徴とす
    る平面入力型ポインティングデバイス。
  2. 【請求項2】 前記1対の検出素子の前記基板が互いに
    連結されるとともに、一方の該検出素子の該基板と前記
    スペーサとが互いに連結され、該1対の検出素子及び該
    スペーサが、それらの連結部で折曲することにより積層
    されてなる請求項1に記載の平面入力型ポインティング
    デバイス。
  3. 【請求項3】 前記スペーサが、前記検出素子の前記基
    板と同一の材料から形成される請求項1又は2に記載の
    平面入力型ポインティングデバイス。
  4. 【請求項4】 前記1対の検出素子の前記基板と前記ス
    ペーサとが、1枚のシート材料から打ち抜いて一体的に
    形成される請求項3に記載の平面入力型ポインティング
    デバイス。
  5. 【請求項5】 前記シート材料から打ち抜かれたブラン
    クの一方の面の外縁領域に接着剤層が配置され、該接着
    剤層により、前記1対の検出素子の前記基板と前記スペ
    ーサとが互いに接着される請求項4に記載の平面入力型
    ポインティングデバイス。
JP2423798A 1998-02-05 1998-02-05 平面入力型ポインティングデバイス Pending JPH11224156A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110187785A (zh) * 2019-06-24 2019-08-30 柔微智能科技(苏州)有限公司 一种指令输入设备
JP2020030087A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 東京特殊印刷工業株式会社 タッチセンサ

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