JPH11224835A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

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JPH11224835A
JPH11224835A JP10025761A JP2576198A JPH11224835A JP H11224835 A JPH11224835 A JP H11224835A JP 10025761 A JP10025761 A JP 10025761A JP 2576198 A JP2576198 A JP 2576198A JP H11224835 A JPH11224835 A JP H11224835A
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JP
Japan
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fuse
capacitor element
package
capacitor
solid electrolytic
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JP10025761A
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English (en)
Inventor
Shinji Nakamura
伸二 中村
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒューズが内蔵されていても、同じパッケー
ジの大きさに対してコンデンサ素子を大きくすることが
できると共に、特別な弾力性のある樹脂によりヒューズ
を被覆しなくても過電流の際に確実に断線させることが
でき、さらにその断線を容易に確認することができる固
体電解コンデンサを提供する。 【解決手段】 コンデンサ素子1と、コンデンサ素子1
の陽極1aと電気的に接続される第1のリード2と、前
記コンデンサ素子1の陰極1bに一端側が接続されるヒ
ューズ4と、そのヒューズ4の他端側が接続される第2
のリード3と、コンデンサ素子1の周囲を被覆する樹脂
製のパッケージ5とからなっている。そして、ヒューズ
4の一部がパッケージ5から外部に露出するように形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパッケージの大きさ
を変えないで内蔵するコンデンサ素子の大きさを大きく
することができると共に、過電流の場合にヒューズの断
線を確実にし、しかもその断線を簡単に確認することが
できる固体電解コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばタンタルコンデンサは、図3に
断面図が示されるように、タンタル粉末の焼結体に化成
処理など各種の処理が施されて形成されたコンデンサ素
子21の陽極がリード25と電気的に接続され、陰極が
ヒューズ22を介して第2のリード24と電気的に接続
され、コンデンサ素子21部分を樹脂でモールド成形し
てパッケージ23が形成されることにより構成されてい
る。
【0003】近年の電子部品の小形化に伴い、タンタル
コンデンサも小形化が要求され、小さくされる方向にあ
るが、コンデンサ素子21を小さくすると、容量などの
コンデンサの電気的特性が低下し、電気的特性を高く維
持するためにはコンデンサ素子21をできるだけ大きく
しなければならない。このコンデンサに短絡事故などが
生じると、このコンデンサが組み込まれる回路での他の
電子部品を破損する虞れがある。そのため、コンデンサ
素子21に短絡事故が発生しても他の電子部品に影響が
及ぼさないようにヒューズ22を内蔵するのが主流にな
っており、このヒューズ22が円弧を描くことにより一
層パッケージ23の大きさに対してコンデンサ素子21
の大きさを小さくしざるを得ないという相反する問題が
ある。
【0004】一方において、ヒューズが内蔵される固体
電解コンデンサは、そのヒューズの周囲もパッケージ用
の樹脂により覆われており、このパッケージは、モール
ド成形により樹脂を金型の空洞に充填することにより形
成される。この樹脂は硬化すると非常に固く弾力性もな
いため、ヒューズに過電流が流れて溶融してもヒューズ
が完全には断線しない場合が生じる。そのため、パッケ
ージ用の樹脂を注入する前に、ヒューズの回りを弾力性
のある樹脂により被覆しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ヒューズ内蔵型の固体電解コンデンサでは、ヒューズの
ためにパッケージの小形化またはコンデンサ素子の大型
化を図れないという問題がある。
【0006】さらに、パッケージを形成する前にヒュー
ズの周囲を弾力性のある樹脂により被覆しなければなら
ず、特殊な樹脂を使用しなければならないと共に、工数
が増加し、コストアップになるという問題もある。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、ヒューズが内蔵されていても、同じパ
ッケージの大きさに対してコンデンサ素子を大きくする
ことができると共に、特別な弾力性のある樹脂によりヒ
ューズを被覆しなくても過電流の際に確実に断線させる
ことができ、さらにその断線を容易に確認することがで
きる固体電解コンデンサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による固体電解コ
ンデンサは、コンデンサ素子と、該コンデンサ素子の陽
極と電気的に接続される第1のリードと、前記コンデン
サ素子の陰極に一端側が接続されるヒューズと、該ヒュ
ーズの他端側が接続される第2のリードと、前記コンデ
ンサ素子の周囲を被覆する樹脂製のパッケージとからな
り、前記ヒューズの一部が前記パッケージから外部に露
出するように形成されている。
【0009】この構造にすることにより、コンデンサ素
子の外周とパッケージの外周との間にヒューズをパッケ
ージ用の樹脂により完全に被覆するスペースを取る必要
がないため、小さなパッケージの外形に大きなコンデン
サ素子を内蔵することができる。さらに、何らかの原因
によりヒューズに過電流が流れた場合、パッケージから
露出するヒューズ部分が断線するため、ヒューズはその
断線部分で完全に分離する。そのため弾力性のある樹脂
によりヒューズを被覆する必要がないと共に、ヒューズ
が断線した場合は外部から即座に確認することができ、
故障の原因を直ちに知ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の固体電解コンデンサについて説明をする。本発明の
固体電解コンデンサは、その一実施形態の断面説明図お
よび平面説明図が図1に示されるように、コンデンサ素
子1の陽極1aが第1のリード2と溶接などにより電気
的に接続され、コンデンサ素子1の陰極(コンデンサ素
子1の外周壁)1bにヒューズ4の一端部が熱圧着など
により接続され、そのヒューズ4の他端部は第2のリー
ド3と熱圧着などにより接続されている。そして、コン
デンサ素子1およびその周囲の接続部が樹脂のモールド
成形により被覆されてパッケージ5が形成されている
が、本発明では図1(b)に平面図でも示されるよう
に、ヒューズ4がパッケージ5から露出して外部から認
識することができるようにヒューズ4およびパッケージ
5が形成されていることに特徴がある。
【0011】コンデンサ素子1は、たとえばタンタル、
アルミニウム、ニオブなどの弁作用金属粉末を直方体な
どの形状に焼結し、リン酸水溶液などに浸漬して陽極酸
化を行うことにより誘電体膜を形成する化成処理工程を
経て、焼結体周囲に二酸化マンガン層、グラファイト
層、銀層などを形成して陰極1bとすることにより形成
されている。なお、焼結体の二酸化マンガン層などが形
成されない一側面にタンタル線などのワイヤが埋め込ま
れて陽極1aが形成されている。
【0012】第1および第2のリード2、3は、製造段
階では鉄系または銅系などからなるリードフレーム上に
組み立てられ、パッケージ5の形成後にリードフレーム
から切断分離されてフォーミングされている。このリー
ド2、3は、リードフレームの状態またはリードフレー
ムから切り離された後に、プリント基板などに組み込む
際にハンダ付けが容易になるようにハンダメッキなどが
なされる場合がある。また、ヒューズ4は、通常ハンダ
線が用いられ、コンデンサ素子1に異常が発生した場合
でもコンデンサが組み込まれた回路の他の電子部品を破
損しないようにするための保護素子である。パッケージ
5は、コンデンサ素子1やその接続部を外気や外力から
保護するためのもので、ICなどと同様にエポキシ樹脂
などのトランスファモールド成形などにより形成されて
いる。
【0013】本発明の固体電解コンデンサは、前述のよ
うに、ヒューズ4の一部がパッケージ5から露出するよ
うに形成されていることに特徴がある。この露出するヒ
ューズ4部分は、その幅Wは使用するヒューズ線4の太
さにより異なるが、0.05〜0.2mm程度、長さLは
1mm程度に形成される。この上面には通常コンデンサ
の陰極側を表すマークや容量、電圧の標印が施される
が、標印を施す場合はこのヒューズ4部分を避けて行う
ことが望ましい。しかし、このヒューズ4の露出部分に
より、陰極側を示す標印の代りにすることもできる。
【0014】本発明者は、ヒューズが露出することによ
り、固体電解コンデンサの信頼性の問題が生じないか否
かについての検討を加えた。すなわち、コンデンサの信
頼性試験である260℃で10秒程度ハンダ槽に浸漬す
るハンダの耐熱試験、ある高さから重りを落す耐衝撃試
験、121℃、2気圧の蒸気中に放置するPCT試験を
従来のヒューズを完全にパッケージより被覆した固体電
解コンデンサと対比して、それぞれ20個づつ行った。
その結果、ハンダ耐熱試験では、コンデンサの特性であ
る容量、リーク電流では共に安定して両者間に殆ど差が
なく、損失角の正接であるDFは従来品が10%程度の
バラツキがあり、抵抗値では、従来品が4%程度のバラ
ツキがあり、本発明によるヒューズの露出品においても
同程度のバラツキであった。また、耐衝撃試験でも、容
量、リーク電流は共に安定して殆ど差がなく、DFおよ
び抵抗値も前述のハンダ耐熱試験と同様に従来品と殆ど
差がなかった。さらに、PCT試験に関しても、容量、
リーク電流、DF、抵抗値全てにおいて、従来品と本発
明品との間において殆ど差がなかった。以上の結果よ
り、ヒューズの一部が露出していても、電気特性上の信
頼性については何等問題がなかった。
【0015】前述のヒューズ4の一部が露出するように
製造する方法について説明をする。まず、図2(a)に
示されるように、リードフレーム(図示せず)の第1の
リード2にコンデンサ素子1の陽極1aを溶接などによ
り接続する。そして、コンデンサ素子1の側壁である陰
極1bにヒューズ4の一端部を熱圧着などにより接続
し、その他端部を第2のリード3と同様に接続すること
により、コンデンサ素子1の陰極1bをヒューズ4を介
して第2のリード3と電気的に接続する。この際、図2
(a)に誇張して書かれているように、コンデンサ素子
1の陰極側が水平よりも上側に向くように、および/ま
たはヒューズ4を上方に大きく孤を描くようにワイヤリ
ングをする。そのため、ヒューズ4の長さは通常の長さ
の1.2〜2倍程度の長さで接続する。
【0016】つぎに、リードフレームに複数個のコンデ
ンサ素子が同様に接続されたリードフレームを、図2
(b)に示されるように、モールド用金型の下金型11
の上にセッティングする。そして、図2(c)に示され
るように、上金型12を下ろしてリードフレーム上に重
ねることにより、上に盛り上がっているヒューズ4が押
されて潰され、上金型12の空洞壁に密着して潰され
る。この状態でモールド用の樹脂を充填することによ
り、ヒューズ4と上金型12との接触部には樹脂が充填
されず、図1(b)に平面図で示されるように、パッケ
ージ5の上面からヒューズ4が露出する。
【0017】本発明によれば、ヒューズが内蔵される固
体電解コンデンサにおいて、そのヒューズの一部がパッ
ケージから露出するように形成されているため、従来の
ように、ヒューズを完全にパッケージ内に埋め込むため
のスペースを必要としなくなり、パッケージの外周壁と
コンデンサ素子の外周壁との間隔を非常に狭くすること
ができる。その結果、同じパッケージの外形の大きさに
対して、コンデンサ素子を大きくすることができるた
め、電気特性を向上させることができ、または同じ特性
に対してパッケージを小形化することができる。
【0018】さらに、ヒューズの一部が露出しているた
め、過電流などにより溶断するときはその露出部で溶断
して分離する。そのため、弾力性のある樹脂によりヒュ
ーズを被覆しなくてもヒューズとして機能させることが
できる。さらに、パッケージ内にコンデンサ素子を入れ
るため、コンデンサ素子の位置や傾きなどが±100μ
m程度以下の精度で行わなければならなかったものが、
高さ方向については少々高すぎても金型により押さえ付
けられるため、作業が非常に楽になる。そのため、部品
の節約になると共に、製造工数を削減することができ
る。
【0019】また、ヒューズが露出しているため、基板
実装後にヒューズが切れた場合でも、基板の動作不良の
原因を目視で容易に特定することができる。また、製造
工程でのエージング(高温負荷)であるスクリーニング
工程でヒューズが切れた場合でも、目視または認識装置
により容易に選別することができる。
【0020】一方において、ヒューズが露出していて
も、ヒューズに使用するハンダは安定であり、前述の信
頼性試験の結果にも見られるように、特性的には何等の
支障を来すことはない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、パッケージの外形を小
さくすることができるか、同じ大きさのパッケージでも
素子特性を向上させることができ、高性能の固体電解コ
ンデンサを安価に得ることができる。しかも、使用に際
してヒューズの溶断不良が発生しても容易にその特定を
することができ、使用上の利便性も非常に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体電解コンデンサの断面説明図およ
び平面説明図である。
【図2】図1の固体電解コンデンサの製造工程を示す図
である。
【図3】従来の固体電解コンデンサの断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2、3 リード 4 ヒューズ 5 パッケージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ素子と、該コンデンサ素子の
    陽極と電気的に接続される第1のリードと、前記コンデ
    ンサ素子の陰極に一端側が接続されるヒューズと、該ヒ
    ューズの他端側が接続される第2のリードと、前記コン
    デンサ素子の周囲を被覆する樹脂製のパッケージとから
    なり、前記ヒューズの一部が前記パッケージから外部に
    露出するように形成されてなる固体電解コンデンサ。
JP10025761A 1998-02-06 1998-02-06 固体電解コンデンサ Pending JPH11224835A (ja)

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JP10025761A JPH11224835A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 固体電解コンデンサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003068588A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Rohm Co Ltd 安全フューズ付き面実装型固体電解コンデンサの構造及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106017A (ja) * 1988-10-15 1990-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd モールドチップタンタル固体電解コンデンサ
JPH08236399A (ja) * 1995-02-22 1996-09-13 Rohm Co Ltd 固体電解コンデンサ

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