JPH1122756A - デュオサーボ式ドラムブレーキ - Google Patents

デュオサーボ式ドラムブレーキ

Info

Publication number
JPH1122756A
JPH1122756A JP9177231A JP17723197A JPH1122756A JP H1122756 A JPH1122756 A JP H1122756A JP 9177231 A JP9177231 A JP 9177231A JP 17723197 A JP17723197 A JP 17723197A JP H1122756 A JPH1122756 A JP H1122756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
brake
brake drum
anchor
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9177231A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3812990B2 (ja
JPH1122756A5 (ja
Inventor
Toshifumi Maehara
利史 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP17723197A priority Critical patent/JP3812990B2/ja
Priority to US09/102,762 priority patent/US6186294B1/en
Priority to DE69817686T priority patent/DE69817686T2/de
Priority to EP98111764A priority patent/EP0887570B1/en
Priority to IDP980920A priority patent/ID20497A/id
Publication of JPH1122756A publication Critical patent/JPH1122756A/ja
Publication of JPH1122756A5 publication Critical patent/JPH1122756A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3812990B2 publication Critical patent/JP3812990B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレーキドラムが前進回転しようとも後退回転
しようとも、安定した制動力を得ることができるデュオ
サーボ式ドラムブレーキを提供する。 【解決手段】セカンダリシュー3若しくはプライマリシ
ュー2からそれぞれ第1若しくは第2のアンカピン1
1,12に入力する制動反力を用い、第1および第2の
コントロールレバー40,50を揺動させて制御ロッド
23を操作し、ホイールシリンダ20の作動を制御して
プライマリシュー2およびセカンダリシュー3をブレー
キドラムに押圧する押圧力を制御する。したがって、制
動力が所定の値を上回った時にはプライマリシュー2お
よびセカンダリシュー3をブレーキドラムに押圧する押
圧力を減少させ、制動力が所定の値を下回ったときには
再び押圧力を増加させて制動力を回復させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載され
るデュオサーボ式ドラムブレーキに関し、より詳しく
は、デュオサーボ式ドラムブレーキの制動力を安定させ
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の走行を制動するために種々
の形式のドラムブレーキが用いられているが、これらの
ドラムブレーキは、ブレーキドラムの内周面に押圧され
るブレーキシューの配置によって、リーディングトレー
リング式やツーリーディング式、若しくはデュオサーボ
式等に分類される。
【0003】デュオサーボ式のドラムブレーキは、一般
に、互いに対向して配置されたプライマリシューとセカ
ンダリシューの二つのブレーキシューを備える。プライ
マリシューは、ブレーキドラムの前進回転方向手前側が
入力部とされるとともに、ブレーキドラムの前進回転方
向前方側は例えばアジャスタを介してセカンダリシュー
の手前側に接続される。一方、セカンダリシューの前方
側はバッキングプレートに取り付けられたアンカに当接
し、プライマリシューおよびセカンダリシューに作用す
る制動反力を前記アンカで受け止めるようになってい
る。
【0004】これにより、プライマリシューおよびセカ
ンダリシューを拡開させてブレーキドラムの内周面に押
し付けると、プライマリシューに作用する制動反力がセ
カンダリシューの手前側に入力してセカンダリシューを
ブレーキドラムに押圧するので、プライマリシューとセ
カンダリシューとは共にリーディングシューとして作用
し、非常にゲインの高い制動力を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したデュオサーボ
式ドラムブレーキは、リーディングトレーリング式やツ
ーリーディング式のドラムブレーキに比較して、極めて
高い制動力を得ることができるばかりでなく、小型化し
易く、かつ駐車ブレーキの組み込みも容易である等の多
くの長所を有している。ところが、このようなデュオサ
ーボ式ドラムブレーキは、ブレーキシューのライニング
の摩擦係数の変化に敏感であるため、制動力を安定させ
にくい傾向にある。
【0006】なお、デュオサーボ式ドラムブレーキは、
ブレーキドラムが前進回転した場合および後退回転した
場合のいずれの場合であっても等しい制動力が得られる
ので、制動力を安定させる機構もまた、ブレーキドラム
の回転方向に拘わらず等しく作動するものであることが
好ましい。
【0007】そこで、本発明の目的は、ブレーキドラム
の前進回転および後退回転に拘わらず、安定した制動力
を得ることができるデュオサーボ式ドラムブレーキを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデュオサーボ式
ドラムブレーキは、ブレーキドラムの内側に対向して配
置されたプライマリシューおよびセカンダリシューを備
えるとともに、前記プライマリシューに作用する制動反
力を用いて前記セカンダリシューを前記ブレーキドラム
に押圧し、かつ前記セカンダリシューよりも前記ブレー
キドラムの前進回転方向前方側に配置されたアンカによ
り制動反力を受け止める構造とされ、かつ前記プライマ
リシューおよび前記セカンダリシューを前記ブレーキド
ラムに押圧する押圧手段と、前記押圧手段の作動を制御
する制御手段と、前記セカンダリシューよりも前記ブレ
ーキドラムの前進回転方向前方側に配置された第1のア
ンカと、前記第1のアンカによって揺動自在に支持され
るとともに、前記セカンダリシューから前記第1のアン
カに作用する制動反力をその基端に受けると揺動する第
1のコントロールレバーと、前記プライマリシューより
も前記ブレーキドラムの前進回転方向手前側に配置され
た第2のアンカと、前記第2のアンカによって揺動自在
に支持されるとともに、前記ブレーキドラムが後退回転
したときに前記プライマリシューから前記第2のアンカ
に作用する制動反力をその基端に受けると揺動する第2
のコントロールレバーと備える。そして、前記第1およ
び第2のコントロールレバーは前記制御手段を操作し、
前記押圧手段が前記プライマリシューおよび前記セカン
ダリシューを前記ブレーキドラムに押圧する押圧力を制
御する。
【0009】このように構成されたデュオサーボ式ドラ
ムブレーキにおいては、前進回転するブレーキドラムを
制動すると、セカンダリシューから第1のアンカに作用
する制動反力により、第1のコントロールレバーは第1
のアンカの周りに揺動する。また、後退回転するブレー
キドラムを制動すると、プライマリシューから第2のア
ンカに作用する制動反力により、第2のコントロールレ
バーは第2のアンカの周りに揺動する。そして、第1お
よび第2のコントロールレバーは制御手段を操作し、押
圧手段がプライマリシューおよびセカンダリシューをブ
レーキドラムに押圧する押圧力を制御する。
【0010】すなわち、本発明のデュオサーボ式ドラム
ブレーキは、ブレーキドラムが前進回転しようとも後退
回転しようとも、セカンダリシュー若しくはプライマリ
シューからそれぞれ第1若しくは第2のアンカに入力す
る制動反力を用い、第1および第2のコントロールレバ
ーを揺動させて制御手段を操作し、押圧手段の作動を制
御してプライマリシューおよびセカンダリシューをブレ
ーキドラムに押圧する押圧力を制御するものである。し
たがって、本発明によれば、制動力が所定の値を上回っ
た時にはプライマリシューおよびセカンダリシューをブ
レーキドラムに押圧する押圧力を減少させるとともに、
制動力が所定の値を下回ったときには再び押圧力を増加
させて制動力を回復させる制御を行うことができるか
ら、安定した制動力を得ることができるデュオサーボ式
ドラムブレーキを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるデュオサーボ
式ドラムブレーキの一実施形態を、図1乃至図6を参照
して詳細に説明する。ここで、図1は本発明に係る一実
施形態のデュオサーボ式ドラムブレーキの全体構造の概
略を示す正面図、図2は図1の要部を拡大して示す正面
図、図3は図2中に示したホイールシリンダと入力レバ
ーおよびストラットの作動を説明する要部拡大正面図、
図4は図2中に示したパーキングレバーの作動を説明す
る要部拡大正面図、図5は図2中に示した第1のコント
ロールレバーの作動を説明する要部拡大正面図、図6は
図2中に示した第2のコントロールレバーと連結リンク
の作動を説明する要部拡大正面図である。なお、以下の
説明においては、ブレーキドラム前進回転方向の前方側
を単に前方側と、またブレーキドラム前進回転方向の手
前側を単に手前側と言う。さらに、バッキングプレート
の中心に向かう方向を半径方向内側と、またバッキング
プレートの外側に向かう方向を半径方向外側と言う。
【0012】図1および図2に示したように、本実施形
態のデュオサーボ式ドラムブレーキ100は、矢印Rで
示すように図示反時計方向に前進回転する、図示されな
いブレーキドラムを備える。そして、バッキングプレー
ト1にフローティングアンカ式に支持されたプライマリ
シュー2およびセカンダリシュー3は、ブレーキドラム
内で互いに対向するように配置されている。
【0013】また、プライマリシュー2の前方側の端部
4とセカンダリシュー3の手前側の端部5との間には、
これらのブレーキシューとブレーキドラムの摺動面との
間のクリアランスを調整するアジャスタ6が介装されて
いる。これにより、プライマリシュー2に作用する制動
反力はアジャスタ6を介してセカンダリシュー3の手前
側に入力し、セカンダリシュー3をブレーキドラムに押
圧する。すなわち、本実施形態のデュオサーボ式ドラム
ブレーキ100においては、プライマリシュー2および
セカンダリシュー3の両方が、リーディングシューとし
て作用する。
【0014】また、プライマリシュー2に設けられた係
合部7とセカンダリシュー3に設けられた係合部8との
間には、厚い金属板から形成されたストラット9が介装
されている。これにより、このストラット9をセカンダ
リシュー3側に押動すると、セカンダリシュー3をブレ
ーキドラムに押圧することができる。また、このストラ
ット9をプライマリシュー2側に押動すると、プライマ
リシュー2をブレーキドラムに押圧することができる。
【0015】一方、プライマリシュー2の手前側の端部
とセカンダリシュー3の前方側の端部との間には、アン
カブロック10がバッキングプレート1に植設されてい
る。そして、このアンカブロック10のセカンダリシュ
ー3側の端部には、ブレーキドラムが前進方向(図示反
時計方向)に回転したときにセカンダリシュー3に作用
する制動反力を受け止める第1のアンカピン11が突設
されている。また、アンカブロック10のプライマリシ
ュー2側の端部には、ブレーキドラムが後退方向(図示
時計方向)に回転したときにプライマリシュー2に作用
する制動反力を受け止める第2のアンカピン12が突設
されている。
【0016】さらに、本実施形態のデュオサーボ式ドラ
ムブレーキ100を駐車ブレーキとして作動させるパー
キングレバー13の先端が、セカンダリシュー3のウェ
ブ3aに支軸14によって揺動自在に支持されている。
【0017】また、バッキングプレート1のアンカブロ
ック10より半径方向内側の部分には、ホイールシリン
ダ20(押圧手段)が植設されている。そして、このホ
イールシリンダ20のピストン21は、例えば本実施形
態のデュオサーボ式ドラムブレーキ100を搭載した車
両の運転者がブレーキペダルを足踏み操作すると、その
足踏み操作力に応じて生じる油圧に応じた押圧力でプラ
イマリシュー2側に突出する。
【0018】また、このホイールシリンダ20のセカン
ダリシュー3側の端部には、ホイールシリンダ20の作
動を制御する制御部22(制御手段)が連設されてい
る。そして、この制御部22からセカンダリシュー3側
に突出する制御ロッド23をプライマリシュー2側に押
動すると、前記ピストン21に負荷される油圧が減少す
るようになっている。また、前記制御ロッド23は、図
示されない付勢ばねによりプライマリシュー3側に突出
するように付勢されている。
【0019】また、プライマリシュー2のウェブ2aに
は、厚い金属板から成形された入力レバー30が支軸3
1によって軸支され、バッキングプレート1の表面に対
して平行な面内で揺動自在とされている。そして、この
入力レバー30は、その半径方向外側の端部32が前記
ピストン21の先端に当接するとともに、その半径方向
内側の端部33は前記ストラット9の端部に当接してい
る。これにより、ホイールシリンダ20のピストン21
がプライマリシュー2側に突出すると、この入力レバー
30は支軸31の周りに図示反時計方向に揺動し、その
半径方向内側の端部33はセカンダリシュー3側に変位
する。
【0020】また、第1のアンカピン11には、金属材
料のブロック材から機械加工された第1のコントロール
レバー40が、バッキングプレート1の表面と平行な面
内で揺動可能に組み付けられている。そして、このコン
トロールレバー40の基端41には、セカンダリシュー
3の前方側の端部が当接している。これにより、ブレー
キドラムが前進回転しているときにセカンダリシュー3
がブレーキドラムに押圧されると、第1のコントロール
レバー40は、セカンダリシュー3から第1のアンカピ
ン11に作用する制動反力によってその基端41が押圧
され、第1のアンカピン11の周りに図示時計方向に揺
動し、その半径方向内側の揺動端42が制御ロッド23
をプライマリシュー2側に押動する。
【0021】同様に、第2のアンカピン12には、厚い
金属板から成形された第2のコントロールレバー50が
バッキングプレート1の表面と平行な面内で揺動可能に
組み付けられている。そして、このコントロールレバー
50の基端51には、プライマリシュー2の手前側の端
部が当接している。これにより、ブレーキドラムが後退
回転しているときにプライマリシュー2がブレーキドラ
ムに押圧されると、第2のコントロールレバー50は、
プライマリシュー3から第2のアンカピン12に作用す
る制動反力によってその基端51が押圧され、第2のア
ンカピン12の周りに図示時計方向に揺動し、その半径
方向内側の揺動端52はプライマリシュー2側に変位す
る。
【0022】また、第1のコントロールレバー40と第
2のコントロールレバー50とは、帯板状の連結リンク
60によって連結されている。すなわち、連結リンク6
0の本体部分61は、アンカブロック10とホイールシ
リンダ20との間の隙間内に延びている。また、そのプ
ライマリシュー2側の端部62は第2のコントロールレ
バー50の揺動端52に軸支されている。また、そのセ
カンダリシュー2側の端部63は、第1のコントロール
レバー40の長手方向の中央部に軸支されている。これ
により、第2のコントロールレバー50が第2のアンカ
ピン12の周りに揺動すると、第1のコントロールレバ
ー40は第1のアンカピン11の周りに同一方向に揺動
する。
【0023】次に、前述のように構成された本実施形態
のデュオサーボ式ドラムブレーキ100の作動につい
て、図3乃至図6を参照して説明する。
【0024】本実施形態のデュオサーボ式ドラムブレー
キ100が搭載された車両の運転者がブレーキペダルを
足踏み操作すると、ホイールシリンダ20には、運転者
のブレーキ操作力に応じた油圧が作用する。すると、図
3に示したように、ホイールシリンダ20のピストン2
1は、作用する油圧に応じた押圧力Aで入力レバー30
の半径方向外側の端部32をプライマリシュー2側に押
動する。これにより、入力レバー30は支軸31の周り
に図示反時計方向に揺動し、その半径方向内側の端部3
3が、押圧力Aにこの入力レバー30のレバー比を乗じ
た押圧力Bでストラット9をセカンダリシュー3側に押
動するので、セカンダリシュー3はブレーキドラムに押
圧される。同時に、入力レバー30の支軸31にはスト
ラット9を押圧力Bで押動した反力Cが作用するので、
支軸31すなわちプライマリシュー2もまたブレーキド
ラムに押圧される。このようにしてプライマリシュー2
およびセカンダリシュー3が共にブレーキドラムに押圧
されると、ブレーキドラムの回転は制動される。そし
て、プライマリシュー2に作用する制動反力がアジャス
タ6を介してセカンダリシュー3の手前側に入力する
と、セカンダリシュー3による制動力はさらに高めら
れ、制動力はさらに大きくなる。
【0025】一方、本実施形態のデュオサーボ式ドラム
ブレーキ100を駐車ブレーキとして作動させる際に
は、図1に示したパーキングレバー13の揺動端15を
プライマリシュー2側に変位させる。すると、図4に示
したように、パーキングレバー13はストラット9のセ
カンダリシュー3側の端部を支点として図示時計方向に
揺動し、支軸14すなわちセカンダリシュー3を矢印D
で示したようにブレーキドラムに押圧する。同時に、パ
ーキングレバー13は矢印Eで示したようにストラット
9をプライマリシュー2側に押動し、プライマリシュー
2をブレーキドラムに押圧する。これによりブレーキド
ラムの回転が制動され、駐車ブレーキが機能する。
【0026】ところで、本実施形態のデュオサーボ式ド
ラムブレーキ100を搭載した車両の運転者がブレーキ
ペダルを足踏み操作することによって、セカンダリシュ
ー2がブレーキドラムに押圧されると、図5に示したよ
うに、セカンダリシュー3から第1のコントロールレバ
ー40の基端41を介し、第1のアンカピン11に制動
反力Fが作用する。すると、第1のコントロールレバー
40は第1のアンカピン11の周りに図示時計方向に揺
動する。これにより、第1のコントロールレバー40の
揺動端42はプライマリシュー2側に変位し、制動反力
Fにこの第1のコントロールレバー40のレバー比を乗
じて得られる押圧力Gにより、図示されない付勢ばねの
付勢力に抗して制御ロッド23をプライマリシュー2側
に押動する。
【0027】制御ロッド23が押動されると、制御部2
2は、その内部に設けられた油圧制御回路によってホイ
ールシリンダ20に作用する油圧を低下させ、ピストン
21が入力レバー30に作用させる押圧力を減少させ
る。すると、ホイールシリンダ20がプライマリシュー
2およびセカンダリシュー3をブレーキドラムに押圧す
る押圧力が低下し、本実施形態のデュオサーボ式ドラム
ブレーキ100による制動力は低下する。これに伴い、
セカンダリシュー3に作用する制動反力Fが低下する
と、第1のコントロールレバー40の揺動端42が制御
ロッド23を押動する押圧力Gもまた低下するから、制
御ロッド23は図示されない付勢ばねによって押し戻さ
れ、ホイールシリンダ20に作用する油圧は回復する。
すなわち、本実施形態のデュオサーボ式ドラムブレーキ
100は、プライマリシュー2およびセカンダリシュー
3による制動力が所定の値を上回ると制動力を自動的に
減少させ、かつ制動力が所定の値を下回ると再び制動力
を増加させる自動調節機能を有する。
【0028】一方、本実施形態のデュオサーボ式ドラム
ブレーキ100を搭載した車両が後退走行すると、図6
中に矢印Sで示したようにブレーキドラムは図示時計方
向に後退回転する。このとき、車両の運転者がブレーキ
ペダルを足踏み操作すると、ブレーキドラムに押圧され
たプライマリシュー2に作用する制動反力がHが、第2
のコントロールレバー50の基端51を介して第2のア
ンカピン12に作用する。これにより、第2のコントロ
ールレバー50は第2のアンカピン12の周りに図示時
計方向に揺動し、制動反力Hにこの第2のコントロール
レバー50のレバー比を乗じて得られる押圧力Iによ
り、連結リンク60をプライマリシュー2側に押動す
る。
【0029】連結リンク60がプライマリシュー2側に
変位すると、連結リンク60によって第2のコントロー
ルレバー50に連結された第1のコントロールレバー4
0は第1のアンカピン11の周りに図示時計方向に揺動
し、制御ロッド23をプライマリシュー2側に押動す
る。すなわち、本実施形態のデュオサーボ式ドラムブレ
ーキ100は、ブレーキドラムが後退回転する場合に
も、プライマリシュー2およびセカンダリシュー3によ
る制動力が所定の値を上回ると制動力を自動的に減少さ
せ、かつ制動力が所定の値を下回ると再び制動力を増加
させる自動調節機能を有する。なお、第2のコントロー
ルレバー50のレバー比、および連結リンク60のセカ
ンダリシュー3側の端部63を第1のコントロールレバ
ー40に接続する位置を適宜設定することにより、第2
のコントロールレバー50の揺動によって制御部22を
制御する制御特性を最適なものとすることができる。
【0030】すなわち、本実施形態のデュオサーボ式ド
ラムブレーキ100によれば、ブレーキドラムが前進回
転しようとも後退回転しようとも、セカンダリシュー2
若しくはプライマリシュー3からそれぞれ第1若しくは
第2のアンカピン11,12に入力する制動反力を用
い、第1および第2のコントロールレバー40,50を
揺動させて制御ロッド23を押動し、プライマリシュー
2およびセカンダリシュー3をブレーキドラムに押圧す
る押圧力を制御することができるから、制動力が所定の
値以上に増加しないように制御して、制動力を安定させ
ることができる。
【0031】以上、本発明に係るデュオサーボ式ドラム
ブレーキの各実施形態ついて詳しく説明したが、本発明
は前述した実施形態によって限定されるものではなく、
種々の変更が可能であることは言うまでもない。例え
ば、前述した実施形態においては、油圧によって作動す
るホイールシリンダ20を用いてプライマリシュー2お
よびセカンダリシュー3をブレーキドラムに押圧する構
造とされているが、例えば空気圧によって作動するアク
チュエータや電動アクチュエータ等を用いることもでき
る。また、前述した実施形態においては、連結リンク6
0を用いることにより、第2のコントロールレバー50
の揺動によって第1のコントロールレバー40を揺動さ
せ、制御ロッド23を押動する構造とされているが、第
2のコントロールレバー50の形状を変更し、制御ロッ
ド23を直接押動するようにすることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のデュオサーボ式ドラムブレーキは、ブレーキドラムが
前進回転しようとも後退回転しようとも、セカンダリシ
ュー若しくはプライマリシューからそれぞれ第1若しく
は第2のアンカに入力する制動反力を用い、第1および
第2のコントロールレバーを揺動させて制御手段を操作
し、押圧手段の作動を制御してプライマリシューおよび
セカンダリシューをブレーキドラムに押圧する押圧力を
制御するものである。したがって、本発明によれば、制
動力が所定の値を上回った時にはプライマリシューおよ
びセカンダリシューをブレーキドラムに押圧する押圧力
を減少させるとともに、制動力が所定の値を下回ったと
きには再び押圧力を増加させて制動力を回復させる制御
を行うことができるから、安定した制動力を得ることが
できるデュオサーボ式ドラムブレーキを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態のデュオサーボ式ドラ
ムブレーキの全体構造の概略を示す正面図。
【図2】図1の要部を拡大して示す正面図。
【図3】図2中に示したホイールシリンダと入力レバー
およびストラットの作動を説明する要部拡大正面図。
【図4】図2中に示したパーキングレバーの作動を説明
する要部拡大正面図。
【図5】図2中に示した第1のコントロールレバーの作
動を説明する要部拡大正面図。
【図6】図2中に示した第2のコントロールレバーと連
結リンクの作動を説明する要部拡大正面図。
【符号の説明】
R ブレーキドラムの前進回転方向 S ブレーキドラムの後退回転方向 1 バッキングプレート 2 プライマリシュー 3 セカンダリシュー 4 プライマリシューの前方側端部 5 セカンダリシューの手前側端部 6 アジャスタ 7,8 係合部 9 ストラット 10 アンカブロック 11 第1のアンカピン 12 第2のアンカピン 13 パーキングレバー 20 ホイールシリンダ 21 ピストン 22 制御部 23 制御ロッド 30 入力レバー 40 第1のコントロールレバー 50 第2のコントロールレバー 60 連結リンク 100 本発明による一実施形態のデュオサーボ式ドラ
ムブレーキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキドラムの内側に対向して配置さ
    れたプライマリシューおよびセカンダリシューを備える
    とともに、前記プライマリシューに作用する制動反力を
    用いて前記セカンダリシューを前記ブレーキドラムに押
    圧し、かつ前記セカンダリシューよりも前記ブレーキド
    ラムの前進回転方向前方側に配置されたアンカにより制
    動反力を受け止めるデュオサーボ式ドラムブレーキであ
    って、 前記プライマリシューおよび前記セカンダリシューを前
    記ブレーキドラムに押圧する押圧手段と、 前記押圧手段の作動を制御する制御手段と、 前記セカンダリシューよりも前記ブレーキドラムの前進
    回転方向前方側に配置された第1のアンカと、 前記第1のアンカによって揺動自在に支持されるととも
    に、前記ブレーキドラムが前進回転したときに前記セカ
    ンダリシューから前記第1のアンカに作用する制動反力
    をその基端に受けると揺動する第1のコントロールレバ
    ーと、 前記プライマリシューよりも前記ブレーキドラムの前進
    回転方向手前側に配置された第2のアンカと、 前記第2のアンカによって揺動自在に支持されるととも
    に、前記ブレーキドラムが後退回転したときに前記プラ
    イマリシューから前記第2のアンカに作用する制動反力
    をその基端に受けると揺動する第2のコントロールレバ
    ーと備え、 前記第1および第2のコントロールレバーは前記制御手
    段を操作し、前記押圧手段が前記プライマリシューおよ
    び前記セカンダリシューを前記ブレーキドラムに押圧す
    る押圧力を制御することを特徴とするデュオサーボ式ド
    ラムブレーキ。
JP17723197A 1997-06-26 1997-07-02 デュオサーボ式ドラムブレーキ Expired - Fee Related JP3812990B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17723197A JP3812990B2 (ja) 1997-07-02 1997-07-02 デュオサーボ式ドラムブレーキ
US09/102,762 US6186294B1 (en) 1997-06-26 1998-06-23 Drum brake
DE69817686T DE69817686T2 (de) 1997-06-26 1998-06-25 Trommelbremse
EP98111764A EP0887570B1 (en) 1997-06-26 1998-06-25 Drum brake
IDP980920A ID20497A (id) 1997-06-26 1998-06-26 Rem teromol

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17723197A JP3812990B2 (ja) 1997-07-02 1997-07-02 デュオサーボ式ドラムブレーキ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPH1122756A true JPH1122756A (ja) 1999-01-26
JPH1122756A5 JPH1122756A5 (ja) 2005-03-10
JP3812990B2 JP3812990B2 (ja) 2006-08-23

Family

ID=16027452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17723197A Expired - Fee Related JP3812990B2 (ja) 1997-06-26 1997-07-02 デュオサーボ式ドラムブレーキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3812990B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6290036B1 (en) * 1998-05-12 2001-09-18 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Drum brake device
US6321889B1 (en) * 1999-09-01 2001-11-27 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Shoe driving mechanism for drum brake

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230095306A (ko) 2021-12-22 2023-06-29 상신브레이크주식회사 드래그 방지수단을 갖는 자동차용 파킹브레이크

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6290036B1 (en) * 1998-05-12 2001-09-18 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Drum brake device
US6321889B1 (en) * 1999-09-01 2001-11-27 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Shoe driving mechanism for drum brake

Also Published As

Publication number Publication date
JP3812990B2 (ja) 2006-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3341147B2 (ja) ドラムブレーキ装置
GB1493831A (en) Brakes
US6186294B1 (en) Drum brake
JPS628652B2 (ja)
JP3812990B2 (ja) デュオサーボ式ドラムブレーキ
JP3341150B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JP3338949B2 (ja) ドラムブレーキ装置
US6119833A (en) Drum brake device having leading/trailing mode and duo servo mode
EP0889256B1 (en) Drum Brake
JP3774036B2 (ja) デュオサーボ式ドラムブレーキ
EP0884495B1 (en) Duo-servo drum brake
US6568513B1 (en) Drum brake
JP2002147506A (ja) シュー間隙自動調節機構付きドラムブレーキ
JPH1151094A (ja) デュオサーボ式ドラムブレーキ
JP2003247571A (ja) ドラムブレーキ装置
JPH11315861A5 (ja)
JP3774034B2 (ja) デュオサーボ式ドラムブレーキ装置
JP3817027B2 (ja) ドラムブレーキ装置
GB2172675A (en) Overrun operated trailer brake with reversing capabilities
JP2000097268A (ja) ドラムブレーキ装置
JP3828989B2 (ja) デュオサーボ式ドラムブレーキ装置
JP3909254B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JP3977074B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JPH0225060B2 (ja)
JPH1163031A (ja) ドラムブレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040408

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060208

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060530

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees