JPH11228823A - 液晶配向膜用組成物、液晶配向膜の製造法、液晶配向膜、液晶挟持基板および液晶表示素子 - Google Patents

液晶配向膜用組成物、液晶配向膜の製造法、液晶配向膜、液晶挟持基板および液晶表示素子

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JPH11228823A
JPH11228823A JP2937398A JP2937398A JPH11228823A JP H11228823 A JPH11228823 A JP H11228823A JP 2937398 A JP2937398 A JP 2937398A JP 2937398 A JP2937398 A JP 2937398A JP H11228823 A JPH11228823 A JP H11228823A
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Naoki Okuda
直紀 奥田
Yuichi Kanetani
雄一 金谷
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘度変化を引き起こしにくい液晶配向膜用組
成物、液晶配向膜の製造法、この組成物より得られる液
晶配向膜、この配向膜を有する液晶挟持基板および液晶
表示素子を提供する。 【解決手段】 液晶配向膜用樹脂及び溶媒を含有する液
晶配向膜用組成物において、溶媒の10重量%〜80重
量%がN,N−ジメチルアセトアミドである液晶配向膜
用組成物、液晶挟持基板の電極を形成した面上に、前記
液晶配向膜用組成物を塗布後、加熱乾燥して樹脂層を形
成し、ついで樹脂層をラビングすることを特徴とする液
晶配向膜の製造法、前記液晶配向膜組成物より形成され
た液晶配向膜、この液晶配向膜を有する液晶挟持基板並
びに液晶挟持基板上の液晶に面する側に電極を設け、該
基板および電極上に前記液晶配向膜用組成物より得られ
る液晶配向膜を形成した液晶表示素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶配向膜用組成
物、液晶配向膜の製造法、液晶配向膜、液晶挟持基板お
よび液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示素子用の配向膜用組成物
の溶媒としてはN−メチル−2−ピロリドン(特開昭6
1−177440号公報など)、γ−ブチロラクトン
(特開平1−295226号公報など)や2−ブトキシ
エタノール(ブチルセロソルブ)(特開平6−3497
9号公報など)などが一般的に用いられている。特に良
好な印刷性を確保するためには2−ブトキシエタノール
が使用されている。
【0003】通常、配向膜の形成は印刷法が用いられて
おり、液晶表示素子の大きさが大きくなるにつれて、印
刷時の濡れ性を良くし、はじきや印刷後の液の収縮を防
止するため、表面張力の低い溶媒を添加し、良好な印刷
性を確保している。
【0004】表面張力の低い溶媒としては液晶配向膜用
組成物に用いられている溶媒であるN−メチル−2−ピ
ロリドン(表面張力41dyn/cm)やγ−ブチロラクトン
(表面張力43.9dyn/cm)より表面張力が低く、これ
らの溶媒と相溶性のある2−ブトキシエタノール(表面
張力27.4dyn/cm)が一般的に用いられている。
【0005】しかし、最近の液晶表示素子の高品位化に
伴い、印刷時の膜厚ムラが表示特性に影響を及ぼすよう
になってきており、良好な印刷性を確保することが必要
になってきている。良好な印刷性確保のために通常使用
されている2−ブトキシエタノールは水酸基を有するた
め、液晶配向膜用組成物に用いられているポリイミドや
ポリアミドを加溶剤分解し、粘度低下を引き起こす。こ
れを防止するためには−5℃以下の低温で冷凍保管する
ことが必要であった。
【0006】また、液晶配向膜の印刷は室温で行われる
ため、使用中に粘度低下が起こる可能性があり、液晶配
向膜用組成物を連続して24時間以上室温に放置して使
用することができなかった。そのため、良好な印刷性確
保のため、液晶配向膜組成物の粘度管理を行い、粘度に
より液晶配向膜用印刷機の条件を頻繁に微調整すること
が必要になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の欠点を解決し、粘度変化を引き起こしにくい液晶配
向膜用組成物、液晶配向膜の製造法、この組成物より得
られる液晶配向膜、この配向膜を有する液晶挟持基板お
よび液晶表示素子を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶配向膜用
樹脂及び溶媒を含有する液晶配向膜用組成物において、
溶媒の10重量%〜80重量%がN,N−ジメチルアセ
トアミドである液晶配向膜用組成物に関する。本発明
は、また、液晶配向膜用樹脂がポリイミド系樹脂である
上記の液晶配向膜用組成物に関する。本発明は、また、
液晶挟持基板の電極を形成した面上に、上記の液晶配向
膜用組成物を塗布後、加熱乾燥して樹脂層を形成し、つ
いで、樹脂層をラビングすることを特徴とする液晶配向
膜の製造法に関する。本発明は、また、上記いずれかの
液晶配向膜組成物より形成された液晶配向膜に関する。
本発明は、また、上記いずれかの液晶配向膜を有する液
晶挟持基板に関する。本発明は、また、液晶挟持基板上
の液晶に面する側に電極を設け、該基板および電極上に
上記いずれかの液晶配向膜用組成物より得られる液晶配
向膜を形成した液晶表示素子に関する。
【0009】本発明は、液晶配向膜用組成物の印刷性を
良好にすることを目的としており、本発明に用いられる
N,N−ジメチルアセトアミドは、表面張力を充分低下
させるため、溶媒の10重量%以上で使用することが好
ましい。また、通常液晶配向膜は180℃以上の温度で
硬化させるため、硬化時の溶媒の急激な揮発による配向
膜表面の荒れを防ぐため、混合溶媒の沸点を170℃以
上とすることが好ましく、低沸点溶媒(沸点166℃)
であるN,N−ジメチルアセトアミドは溶媒の80重量
%以下で使用することが好ましい。
【0010】本発明に用いられるN,N−ジメチルアセ
トアミドは表面張力も32dyn/cmと充分低いため、通常
印刷性改良に用いられている2−ブトキシエタノールの
ようなアルコール性水酸基の末端基がないため、保管時
の粘度低下を押さえることができる。N,N−ジメチル
アセトアミドはポリイミド系樹脂、ポリアミド系樹脂の
良溶媒である。
【0011】その他の溶媒としては、液晶配向膜用組成
物に含まれる樹脂を溶解するものであれば特に制限はな
いが、前記したように沸点の高い極性溶媒、例えば、沸
点が150℃以上が好ましく、例えば、N−メチル−2
−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、スルホランなどの1種または2種以上
が用いられる。これらは、いずれもポリイミド系樹脂及
びポリアミド系樹脂の良溶媒である。
【0012】本発明の液晶配向膜用組成物に含まれる樹
脂としては、液晶配向膜として機能するものであれば特
に制限はないが、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリ
エーテルイミド、ポリイミドシリコン等のポリイミド樹
脂、これらに対応するポリアミド酸等のポリイミド樹脂
前駆体などのポリイミド系樹脂またはポリアミド、ポリ
エーテルアミド等のポリアミド系樹脂が好ましい。
【0013】本発明に用いられる樹脂としては、ポリイ
ミド樹脂又はその前駆体が好ましく、これらはジアミン
化合物及びテトラカルボン酸二無水物を溶媒中で反応さ
せて得られる。ジアミン化合物とテトラカルボン酸二無
水物とはほぼ等モルとして反応させることが望ましい。
【0014】ジアミン化合物としては、1,4−ジアミ
ノベンゼン、1,3−ジアミノベンゼン、1,2−ジア
ミノベンゼン、4,4′−ジアミノジフェニルエーテ
ル、3,4′−ジアミノジフェニルエーテル、3,3′
−ジアミノジフェニルエーテル、1,4−ジアミノ−
2,3,5,6−テトラメチルベンゼン、2,2−ビス
(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパ
ン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、1,3−ジアミ
ノシクロヘキサン、1,8−ジアミノオクタン、1,6
−ジアミノヘキサンなどが挙げられ、これらは2種以上
を併用することもできる。
【0015】ジアミノシリコンとして、下記一般式
(I)
【化1】 (式中、R1及びR2は、それぞれ独立して炭素数1〜3
のアルキル基を置換基として有していてもよいフェニレ
ン基、炭素数1〜3のアルキレン基等の二価の炭化水素
基を示し、それぞれ同一でも異なっていてもよく、R3
及びR4は炭素数1〜3のアルキル基を置換基として有
していてもよいフェニル基、炭素数1〜5のアルキル基
等の一価の炭化水素基を示し、それぞれ同一でも異なっ
ていてもよく、mは1以上の整数である)で表される化
合物を使用してもよい。ジアミノシリコンは、ジアミン
化合物の総量に対して、好ましくは0〜80重量%、特
に好ましくは0〜50重量%使用される。
【0016】また、テトラカルボン酸二無水物として
は、ピロメリット酸二無水物、メチルピロメリット酸二
無水物、ジメチルピロメリット酸二無水物、ジ(トリフ
ルオロメチル)ピロメリット酸二無水物、3,3′,
4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、5,
5′−ジメチル−3,3′,4,4′−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物、p−(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)ベンゼン二無水物、3,3′,4,4′−テト
ラカルボキシジフェニルエーテル二無水物、2,3,
3′,4′−テトラカルボキシジフェニルエーテル二無
水物、3,3′,4,4′−テトラカルボキシベンゾフ
ェノン二無水物、1,4,5,7−テトラカルボキシナ
フタレン二無水物、1,2,5,6−テトラカルボキシ
ナフタレン二無水物、3,3′,4,4′−テトラカル
ボキシジフェニルメタン二無水物、2,2−ビス(3,
4−ジカルボキシフェニル)ブロパン二無水物、2,2
−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)−1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン二無水物、
3,3′,4,4′−テトラカルボキシジフェニルスル
ホン二無水物、3,4,9,10−テトラカルボキシペ
リレン二無水物、3,3′,4,4′−エチレングリコ
ールビス(フェニル)テトラカルボン酸二無水物、1,
2,4,5−シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水
物、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二
無水物、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無
水物などが挙げられ、これらは2種以上を併用すること
もできる。
【0017】また、反応溶媒としては、例えば、N−メ
チル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、γ−ブチロラクト
ン、ジメチルスルホキシド、テトラメチルスルホン、
1,4−ジオキサンなどの1種または2種以上が用いら
れる。これらの溶媒以外に、ガラス基板への塗れ性をよ
くするための溶媒を、反応前または反応終了後に添加す
ることもできる。これらの溶媒としては、ブチルセロソ
ルブ、ブチルセロソルブアセテート、キシレン、トルエ
ンなどが用いられる。
【0018】また、反応は、80℃以下で行うことが好
ましく、0〜50℃で行うことが特に好ましい。これに
よりポリアミド酸が生成する。また、このポリアミド酸
は一部イミド化していてもよく、これらを総称してポリ
イミド樹脂前駆体という。従って、反応温度は250℃
まで昇温してもよい。ポリイミド前駆体は液晶配向膜用
組成物の溶剤に可溶性であることが好ましい。この前駆
体は、基板上に液晶配向膜形成性樹脂の層を形成すると
き、すなわち、液晶配向膜用組成物を塗布し、加熱乾燥
するときに、完全にイミド化されポリイミド樹脂とされ
ることが好ましい。また、前記ポリイミド樹脂前駆体は
液晶配向膜用組成物の溶剤に可溶であるならば、予め、
イミド化しておくことができる。イミド化には、前記の
反応を120〜250℃で行う熱イミド化、脱水剤の存
在下に反応させる化学イミド化がある。脱水剤として
は、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水安息香酸等の酸
無水物、ジシクロヘキシルカルボジイミド等のカルボジ
イミド化合物等が好ましく、テトラカルボン酸二無水物
1モルに対して1〜8モル使用することが好ましい。ま
た、このとき、脱水触媒としてピリジン、イソキノリ
ン、トリメチルアミン、アミノピリジン、イミダゾール
等を必要に応じて使用することができる。脱水触媒はテ
トラカルボン酸二無水物1モルに対して1〜8モル使用
することが好ましい。
【0019】本発明においては、液晶配向膜用組成物に
使用される樹脂の合成時からN,N−ジメチルアセトア
ミドを使用しても良いし、塗布用に液晶配向膜用組成物
の粘度調製を行う際にN,N−ジメチルアセトアミドを
添加しても良い。
【0020】本発明の液晶配向膜用組成物を塗布後、好
ましくは100〜400℃で、加熱乾燥することにより
樹脂層とされる。液晶挟持基板上の液晶に面する側に電
極を設け、該基板および電極上に液晶配向膜組成物より
得られる液晶配向膜を形成して液晶表示素子とされる。
【0021】本発明の液晶配向膜の液晶基板上の形成は
上記の液晶配向膜用組成物を、予め例えばITO(Indi
um Tin Oxide)等の透明電極が形成されたガラス基板等
の基板上に塗布した後、加熱して樹脂層とすることによ
り行われる。加熱温度は100〜400℃の範囲の温度
が好ましく、さらに150〜300℃の範囲の温度が好
ましい。また加熱時間は1分〜6時間が好ましく、さら
に1分〜3時間とされることが好ましい。
【0022】このようにして形成された樹脂層は、表面
をラビングすることによって液晶配向膜として用いられ
る。液晶配向膜を有する液晶表示基板を用いて公知の方
法により液晶表示素子を得ることができる。
【0023】
【作用】本発明の液晶配向膜用組成物は、溶媒成分中に
表面張力に低いN,N−ジメチルアセトアミドを含んで
いるため、塗布時に基板に対する濡れ性が良くなる。ま
た、溶媒中に液晶配向膜用組成物の樹脂成分であるポリ
イミド系樹脂やポリアミド系樹脂の良溶媒しか含まない
ようにすることができるため、樹脂と溶媒のこのような
組合せにおいて粘度安定性が良くなる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。 実施例1 4,4′−ジアミノジフェニルエーテル21.8g
(0.1モル)にN−メチル−2−ピロリドン237g
を添加し、充分撹絆した後、ピロメリット酸二無水物2
1.8g(0.1モル)を加え、20℃で8時間反応さ
せ、淡黄色の粘稠なポリイミド溶液を得た。この溶液を
粘度調整した後、N−メチル−2−ピロリドン160.
1gとN,N−ジメチルアセトアミド397.1gを加
えN,N−ジメチルアセトアミドを溶媒の50重量%含
む樹脂分濃度5%、粘度30mPa・sの液晶配向膜用組成
物を作製した。
【0025】この液晶配向膜用組成物を2枚の640×
200ドットになるようにITO透明電極が形成された
ガラス基板上に塗布し、250℃で30分加熱し、溶媒
の除去およびポリアミド酸の脱水閉環を行い、厚さ60
nmのポリイミド層を形成した。これらの2枚のガラス基
板上のポリイミド層の表面をラビング処理して液晶配向
膜として液晶挟持基板を得、これをラビング方向が直交
するように2枚のポリイミド層を対向させて組み合せ、
周りをエポキシ系シール剤EN−1000(日立化成工
業株式会社商品名)で封止しセルを組み立てて、90度
ツイストになるようにカイラル剤CB−15(メルク社
製商品名)を添加した液晶ZLI−1132(メルク社
製商品名)を封入し、TN型液晶表示素子を作製した。
【0026】この液晶表示素子は目視点灯観察でムラが
無く良好な配向を示した。上記液晶配向膜用組成物を日
立化成工業株式会社製配向膜印刷装置で前記したガラス
基板に塗布したところ、塗膜にハジキがなく、異物もな
く、目視観察で塗布ムラがなく、良好な印刷性を示し
た。また、上記液晶配向膜用組成物を7℃の冷蔵庫で保
管したところ、6ヶ月後の粘度は28mPa・sであり、製
造直後とほぼ同様の粘度を示した。
【0027】比較例1 実施例1のポリイミド溶液を粘度調整した後N−メチル
−2−ピロリドン279.2gと2−ブトキシエタノー
ル278gを加え2−ブトキシエタノールを溶媒の35
重量%含む樹脂分濃度5%、粘度30mPa・sの液晶配向
膜用組成物を作製した。この液晶配向膜用組成物を用い
て実施例1と同様の方法でポリイミド層を形成したが、
このポリイミド層には膜厚のムラは見られなかった。ま
た、実施例1と同様の方法で作成したTN型液晶表示素
子は目視点灯観察でムラが無く良好な配向を示した。こ
の例における液晶配向膜用組成物を日立化成工業株式会
社製配向膜印刷装置で印刷したところ良好な印刷性を示
した。しかし、この例で用いた液晶配向膜用組成物を7
℃の冷蔵庫で保管したところ1ヶ月後に粘度は23mPa・
sと作製直後に比べて低下していた。
【0028】比較例2 実施例1のポリイミド溶液を粘度調整した後、N−メチ
ル−2−ピロリドン557.2gを加えN−メチル−2
−ピロリドン溶媒の35重量%含む樹脂分濃度5%、粘
度30mPa・sの液晶配向膜用組成物を作製した。この液
晶配向膜用組成物を用いて実施例1と同様の方法でポリ
イミド層を形成したが、このポリイミド層には膜厚のム
ラが見られた。また、同様の方法で作成したTN型液晶
表示素子は目視点灯観察でムラが見られた。この例にお
ける液晶配向膜用組成物を日立化成工業株式会社製配向
膜印刷装置で印刷したところ印刷性は良くなかった。ま
た、この例で用いた液晶配向膜用組成物を7℃の冷蔵庫
で保管したところ6ヶ月後の粘度は29mPa・sであり、
作製直後とほぼ同様の粘度を示した。
【0029】実施例2 パラフェニレンジアミン5,4g(0.05モル)にN
−メチル−2−ピロリドン40.2gおよびN,N−ジ
メチルアセトアミド40.2gを添加し、充分撹拌した
後、3,3′、4,4′−ビフェニルテトラカルポン酸
二無水物14.7g(0.05モル)を加え、30℃で
10時間反応させ、淡黄色の粘穐なポリイミド溶液を得
た。この溶液を粘度調整した後、N−メチル−2−ピロ
リドン31.2gとN,N−ジメチルアセトアミド24
5.6gを加えN,N−ジメチルアセトアミドを溶媒の
80重量%含む樹脂分濃度6%、粘度45mPa・sの液晶
配向膜用組成物を作製した。
【0030】この液晶配向膜用組成物を用いて実施例1
と同様の方法でポリイミド層を形成したところ、このポ
リイミド層には膜厚のムラが見られなかった。また、実
施例1と同様の方法で作成したTN型液晶表示素子は目
視点灯観察でムラが無く良好な配向を示した。この例に
おける液晶配向膜用組成物を日立化成工業株式会社製配
向膜印刷装置でガラス基板に塗布したところ、実施例1
と同様に良好な印刷性を示した。また、この例で用いた
液晶配向膜用組成物を−18℃の冷凍庫で保管したとこ
ろ、6ヶ月後の粘度が43mPa・sであり、作製直後とほ
とんど粘度変化が無かった。
【0031】実施例3 2,2−ビス(4−アミノフェノキシフェニル)プロパ
ン20.5g(0.2モル)にN−メチル−2−ピロリ
ドン207.6gを添加し、充分撹拌した後、3,
3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルポン酸二無
水物16.4g(0.2モル)を加え、25℃で6時間
反応させ、淡黄色の粘稠なポリイミド溶液を得た。この
溶液を粘度調整した後N−メチル−2−ピロリドン17
1.2gとN,N−ジメチルアセトアミド42.1gを
加えN,N−ジメチルァセトアミドを溶媒の10重量%
含む樹脂分濃度8%、粘度60mPa・sの液晶配向膜用組
成物を作製した。
【0032】この液晶配向膜用組成物を用いて実施例1
と同様の方法でポリイミド層を形成し、240度ツイス
トになるようにラビングした後ポリイミド層を対向させ
て組み合せセルを組み立てて、240度ツイストになる
ようにカイラル剤CB−15(メルク社製商品名)を添
加した液晶ZLI−2293(メルク社製商品名)を封
入し、STN型液晶表示素子を作製した。この液晶表示
素子は目視点灯観察でムラが無く良好な配向を示した。
この例における液晶配向膜用組成物を日立化成工業株式
会社製配向膜印刷装置でガラス基板に塗布したところ、
実施例1と同様に良好な印刷性を示した。また、この例
で用いた液晶配向膜用組成物を−18℃の冷凍庫で保管
したところ、6ヶ月後の粘度が58mPa・sと作製直後と
ほぼ同様の粘度を示した。
【0033】
【発明の効果】本発明の液晶配向膜用組成物によって液
晶配向膜を形成し、この液晶配向膜を有する液晶表示基
板を使用して液晶表示素子を作製した場合、印刷性、作
業性が良好となり、良好な表示品質の液晶表示素子を得
ることができるため、本発明の液晶配向膜用組成物は、
高表示品質の液晶表示素子に用いることが好ましい。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶配向膜用樹脂及び溶媒を含有する液
    晶配向膜用組成物において、溶媒の10重量%〜80重
    量%がN,N−ジメチルアセトアミドである液晶配向膜
    用組成物。
  2. 【請求項2】 液晶配向膜用樹脂がポリイミド系樹脂で
    ある請求項1記載の液晶配向膜用組成物。
  3. 【請求項3】液晶挟持基板の電極を形成した面上に、請
    求項1記載の液晶配向膜用組成物を塗布後、加熱乾燥し
    て樹脂層を形成し、ついで樹脂層をラビングすることを
    特徴とする液晶配向膜の製造法。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の液晶配向膜組成物よ
    り形成された液晶配向膜。
  5. 【請求項5】請求項4記載の液晶配向膜を有する液晶挟
    持基板。
  6. 【請求項6】液晶挟持基板上の液晶に面する側に電極を
    設け、該基板および電極上に請求項1又は2記載の液晶
    配向膜用組成物より得られる液晶配向膜を形成した液晶
    表示素子。
JP2937398A 1998-02-12 1998-02-12 液晶配向膜用組成物、液晶配向膜の製造法、液晶配向膜、液晶挟持基板および液晶表示素子 Pending JPH11228823A (ja)

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JP2937398A Pending JPH11228823A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 液晶配向膜用組成物、液晶配向膜の製造法、液晶配向膜、液晶挟持基板および液晶表示素子

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JP (1) JPH11228823A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7812917B2 (en) 2007-02-15 2010-10-12 Hitachi Displays, Ltd. Liquid crystal display device and method of manufacturing the same

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