JPH11231202A - レンズ制御装置、レンズ制御方法、記憶媒体 - Google Patents

レンズ制御装置、レンズ制御方法、記憶媒体

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JPH11231202A
JPH11231202A JP10028395A JP2839598A JPH11231202A JP H11231202 A JPH11231202 A JP H11231202A JP 10028395 A JP10028395 A JP 10028395A JP 2839598 A JP2839598 A JP 2839598A JP H11231202 A JPH11231202 A JP H11231202A
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counter
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源を再起動することなく、常に所要のレン
ズの位置を正確に制御できる、レンズ制御装置,レンズ
制御方法,記憶媒体を提供する。 【解決手段】 ズームレンズ102,フォーカスレンズ
105の位置を正確に制御するため、AFマイコン11
5内の、レンズ位置カウンタを、電源投入時の他、各レ
ンズの駆動中にも更正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インタフォーカス
タイプ・レンズシステム等のレンズに関し、特にそのレ
ンズ位置の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11はインナフォーカスタイプ・レン
ズシステムの構成を示すものである。図11において、
1101は固定されている第1のレンズ群、1102は
変倍を行う第2のレンズ群(以下ズームレンズとい
う)、1103は絞り、1104は固定されている第3
のレンズ群、1105は焦点調節機能と変倍による焦点
面の移動を補正する、所謂コンペ機能とを兼ね備えた第
4のレンズ群(以下フォーカスレンズという)、110
6は撮像面である。公知のとおり、図11のように構成
されたレンズシステムでは、1105がコンペ機能と焦
点調節機能を兼ね備えているため、焦点距離が等しくて
も、撮像面1106に合焦するためのフォーカスレンズ
1105の位置は、被写体距離によって異なってしま
う。
【0003】各焦点距離において被写体距離を変化させ
た場合、撮像面上に合焦させるためのフォーカスレンズ
1105の位置を連続してプロットすると、図12のよ
うになる。ズーム中は、被写体距離に応じて図12に示
される一つの軌跡を選択し、該軌跡どおりにフォーカス
レンズ1105を移動させれば、ボケのないズームが可
能になる。そこで、図12に示される複数の軌跡情報を
何らかの形でレンズ制御用マイコンに記憶させておき、
フォーカスレンズ1105とズームレンズ1102の位
置によって一つの軌跡を選択して、該選択した軌跡上を
たどりながらズーミングを行うのが一般的である。
【0004】しかしながら、該追従方法には、各レンズ
位置カウンタの値を特定の値にリセットする必要があ
る。つまり、レンズ位置カウンタの値がずれると、マイ
コン内に記憶したズームレンズ位置とフォーカスレンズ
位置の組合せ座標が得られるカム軌跡情報が正しく読み
取れないため、ズーム動作中に軌跡を正確にトレースす
ることができなくなるためである。
【0005】そこで、電源投入後、通常の動作にはいる
前に、ズームレンズ1102、フォーカスレンズ110
5を所定位置に移動させて、各レンズ位置カウンタをリ
セットすることが多く用いられている。この場合、前記
各所定位置を、レンズ内に組み込まれたフォトダイオー
ドの各取付位置とするのが一般的であり、該各フォトダ
イオードからの出力信号が変化した各レンズ位置を、各
レンズリセット位置として、各レンズ位置カウンタの値
を、光学系のバランス調整によって決まる値にそれぞれ
設定している。レンズリセット動作中は、撮影画像はボ
ケが大きくなるので、出画せず、該動作完了後出画する
方法を取っている。
【0006】また、各レンズ位置カウンタのリセット完
了後も出画を禁止したまま、電源投入前にあったレンズ
位置まで再び各レンズを戻し、レンズリセット動作によ
る画角変化等を生じさせない手法も提案されている。
【0007】また、レンズを駆動させるモータとして
は、歩進パルス数に対する回転角度が一定なために、歩
進パルスをそのままインクリメントして位置検出が行
え、位置検出のためのエンコーダを必要としないパルス
モータの使用が一般的になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例では、電
源立ち上げのときだけレンズリセットを行っているた
め、監視カメラ等で24時間稼働の場合は、衝撃や電源
の瞬断、電気ノイズ、電波ノイズ等で脱調が起こった場
合には電源を立ち上げなおし(電源の再起動)、レンズ
リセットしないとならない。
【0009】しかし、監視カメラなどは監視している間
に、電源を切って画が見えなくなると監視の意味が無く
なるという問題があった。
【0010】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、電源を再起動することなく、常に所要のレン
ズの位置を正確に制御することのできる、レンズ制御装
置,レンズ制御方法,記憶媒体を提供することを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、レンズ制御装置を次の(1)〜(7)
のとおりに、レンズ制御方法を次の(8)のとおりに、
そして記憶媒体を次の(9)のとおりに構成する。
【0012】(1)レンズと、このレンズを駆動する駆
動手段と、前記レンズが所定位置にあることを検出する
位置検出手段と、前記レンズの位置を指示する位置指示
手段と、前記レンズが前記所定位置を通過する都度、前
記位置指示手段の指示する位置を前記所定位置に更正す
る更正手段とを備えたレンズ制御装置。
【0013】(2)前記(1)記載のレンズ制御装置に
おいて、更正手段は、当該レンズ制御装置の電源をオン
にし、前記レンズを前記駆動手段により前記所定位置ま
で駆動したときにも、前記指示手段の指示を更正するも
のであるレンズ制御装置。
【0014】(3)前記(1)記載のレンズ制御装置に
おいて、前記位置検出手段は、その電源が、当該レンズ
制御装置の電源がオンしている間中、オンしているもの
であるレンズ制御装置。
【0015】(4)前記(1)記載のレンズ制御装置に
おいて、前記位置検出手段は、その電源が、前記駆動手
段の動作中のみオンしているものであるレンズ制御装
置。
【0016】(5)前記(1)記載のレンズ制御装置に
おいて、前記更正手段は、前記レンズが前記所定位置を
一つの向きに通過するときのみ、更正を行うものである
レンズ制御装置。
【0017】(6)前記(1)記載のレンズ制御装置に
おいて、前記レンズは、監視カメラのレンズであるレン
ズ制御装置。
【0018】(7)前記(1)記載のレンズ制御装置に
おいて、前記レンズはインナフォーカスタイプ・レンズ
システムにおけるズームレンズおよび/またはフォーカ
スレンズであるレンズ制御装置。
【0019】(8)レンズ制御装置におけるレンズ制御
方法であって、レンズを駆動するステップと、このステ
ップにより前記レンズが所定位置を通過する都度、前記
レンズの位置指示手段の指示を前記所定位置に更正する
ステップとを備えたレンズ制御方法。
【0020】(9)前記(8)記載のレンズ制御方法を
実現するためのプログラムを格納した記憶媒体。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、レン
ズ制御装置の実施例により詳しく説明する。
【0022】なお実施例では、スタンドアロンの装置を
想定しているが、本発明は、これに限らず、AFマイコ
ン,システムコントロールマイコン,ズームスイッチ等
が有線,無線の回線を介して結合された形で同様に実施
することができる。また、本発明は、装置の形に限ら
ず、方法の形で、更に、この方法を実現するためのプロ
グラムを格納した、CD−ROM等の記憶媒体の形で同
様に実施することができる。
【0023】
【実施例】(実施例1)図1は、実施例1である“レン
ズ制御装置”の構成を示すブロック図である。
【0024】図1において、101,102,103,
104,105はそれぞれインナフォーカスタイプのレ
ンズシステムを構成する要素であり、それぞれ固定の前
玉レンズ群、変倍を行うための第2のレンズ群(ズーム
レンズ)、絞り、固定の第3のレンズ群、そしてコンペ
機能とフォーカシングの機能を兼ね備えた第4のレンズ
群(フォーカスレンズ)である。
【0025】123,125はそれぞれズームレンズ1
02とフォーカスレンズ105が基準位置にあることを
検出するためのスイッチであって、それぞれがフォトセ
ンサ124,126と共に各レンズに組み込まれてい
る。なおこれらのスイッチ123,125、フォトセン
サ124,126が請求項の位置検出手段に相当する。
このスイッチ123,125は、それぞれレンズ群10
2,105に固定されており、このレンズ群102,1
05が光軸と平行に移動するのに伴って一体的に移動す
る。そして、各レンズ群の移動可能領域の中間で、鏡筒
に固定されたフォトセンサ124,126の出力光を遮
るか遮らないかの動作を行う。出力光が遮られている
か、または遮られていないかによって、フォトセンサ1
24,126の光検出部はLowからHiの信号を出力
するので、この出力信号の変化するところを基準位置と
して、レンズがそこにあるのかどうかを検出できる。
【0026】図2は、レンズ位置カウンタのリセット動
作を行うリセットスイッチの構成図であって、フォトセ
ンサ124(または126)を構成する発光部201か
ら受光部202への光路を、レンズと共に光軸と平行に
移動する遮蔽板123(または125)が遮ったとき、
受光部202の出力信号はLowレベルに、また遮らな
いときHiレベルになる。
【0027】前記レンズシステムを透過した映像光は撮
像素子106面上で結像され、光電変換により映像信号
に変換される。107は増幅器(またはインピーダンス
変換器)、108はカメラ信号処理回路であり、ここで
処理された映像信号は増幅器109で規定レベルまで増
幅され、LCD表示回路110で処理された後、LCD
111で撮影画像を表示する。
【0028】一方、増幅器107で増幅された映像信号
は、絞り制御回路112、AF評価値処理回路131に
送られる。絞り制御回路112では、映像信号入力レベ
ルに応じて、IGドライバ113,IGメータ114を
駆動して、絞り103を制御し、光量調節を行ってい
る。
【0029】AF評価値処理回路131では測距枠生成
回路116からのゲート信号に応じて測距枠内の映像信
号の高周波成分のみを抽出し、処理を行っている。11
5はAFマイコンであり、AF評価信号強度に応じて、
レンズの駆動制御、及び測距エリアを変更するための測
距枠制御を行っている。
【0030】また、AFマイコン115はシステムコン
トロールマイコン(以下シスコンと称する)121と通
信をしており、シスコン121がA/D変換等により読
み込む、ズームスイッチ122(ユニット化されたズー
ムスイッチで、操作部材の回転角度に応じた電圧が出力
される。この出力電圧に応じて可変速ズームがなされ
る)の情報や、AFマイコン115が制御するズーム時
のズーム方向や焦点距離などのズーム動作情報等を互い
にやりとりしている。
【0031】117,119は、それぞれAFマイコン
115から出力されるズームレンズ102およびフォー
カスレンズ105の駆動命令に従って駆動エネルギをレ
ンズ駆動用モータに出力するための電流波形変更可能な
ドライバ、118,120はそれぞれズームレンズ10
2およびフォーカスレンズ105を駆動するためのモー
タである。
【0032】レンズ駆動用のモータ118,120がス
テッピングモータであるとして、モータの駆動方法を以
下で説明する。
【0033】AFマイコン115は、プログラム処理に
よりズームモータ118、フォーカスモータ120の駆
動速度を決定し、各ステッピングモータ118,120
の回転周波数信号として、ズームモータ118駆動用ド
ライバ117、フォーカスモータ120駆動用ドライバ
119に送る。またモータ118,120の駆動/停止
命令、及び各モータの回転方向命令をドライバ117,
119に送っている。その駆動/停止信号、及び回転方
向信号は、ズームモータ118に関しては主として、ズ
ームスイッチユニット122の状態に応じて、フォーカ
スモータ120に関しては、AF時及びズーム時にマイ
コン115内の処理で決定する駆動命令に応じている。
モータドライバ117,119は、回転方向信号に応じ
て、4相のモータ励磁相の位相を順回転及び逆回転の位
相に設定し、且つ受信した回転周波数信号に応じて、4
つのモータ励磁相の印加電圧(または電流)を変化させ
ながら、出力することにより、モータ118,120の
回転方向と回転周波数とを制御しつつ、駆動/停止命令
に応じて、モータ118,120への出力をON/OF
Fしている。
【0034】図3は、レンズ制御用AFマイコン115
内のレンズ位置カウンタのリセット動作を説明するため
のフローチャートであり、AFマイコン115内で処理
される。なおこのレンズ位置カウンタが請求項の位置指
示手段に相当する。
【0035】図3において、ステップ301(以下S3
01のように示す)で処理の実行が開始されると、S3
02で電源が投入されたかどうかを検出し、電源が投入
されていなければその場で待機し続ける。電源が投入さ
れると、S303でレンズの位置カウンタリセット動作
が終了したかどうかを判断し、終了していればS322
に進む。
【0036】終了していなければS304でズームレン
ズ用位置検出カウンタCzをクリアし、S305でフォ
トセンサ124の出力信号がHiレベルかどうかを確認
する。例えば遮光と透光の境界がレンズ移動可能範囲の
ほぼ中間にある場合、フォトセンサ124の出力信号の
状態から前記境界が現在のレンズ位置よりもテレ側にあ
るのかワイド側にあるのかが判別できる。
【0037】図3を例にとると、フォトセンサ124の
出力信号がLowレベルである場合は遮光されているの
で、ズームレンズ102は前記境界よりもテレ側に位置
しており、ズームレンズ102をワイド側に移動するこ
とによってフォトセンサ124の出力信号のLowから
Highへの変化を得ることができる。始めにフォトセ
ンサ124の出力信号がHighレベルの時にはその逆
になる。
【0038】従って、図3のS305でフォトセンサ1
24の出力信号の状態を確認し、Highレベルであれ
ば、S306でズームレンズ102をテレ方向に移動さ
せて境界点を得ようとする。またこの時、ズームレンズ
用位置検出カウンタCzを、ズームモータ118の歩進
パルスに同期させてS307でインクリメントする。そ
して、S308でフォトセンサ124の出力信号がLo
wに変化したかどうかを検出して、変化していなければ
S306に戻って動作を繰り返す。また、S308で出
力信号がLowに変化したことが確認できればS312
の処理へ進む。
【0039】次に、S305でフォトセンサ124の出
力信号がLowレベルであると判断された場合には、S
309〜S311でそれぞれS306〜S308とは逆
の動作及び判断を行って、S311で、フォトセンサ1
24の出力信号の変化を確認した後、S312の処理へ
進む。
【0040】S312に処理が移行したとき、カウンタ
Czの値は、電源投入直後、リセット動作を行う前のズ
ームレンズ位置とリセットスイッチ位置との間のズーム
モータ118の歩進パルス数を示しており、この値が即
ちズームレンズ102の電源投入前の位置とリセットス
イッチ位置124との距離を表すことになる。そこでS
312では、この時のカウンタCzの値をメモリCoに
一旦格納し、カウンタCzには予め測定、または決めら
れているリセットスイッチの位置を表す数値(例えばズ
ームレンズ移動範囲内にある光学設計上定められた原点
から測定したリセットスイッチ位置を、モータ118の
歩進パルス数に換算した値)を代入する。S313の処
理が完了した時点で、ズームレンズ位置検出カウンタC
zのリセットが完了する。
【0041】次にS314において、S313に新たに
決められたカウンタCzの値からメモリCoの値を減
じ、この結果を改めてメモリCoに代入する。S314
では、ある原点から測定したリセットスイッチの位置を
基準として(そこからリセットスイッチ〜初めのズーム
レンズ位置間の距離を減じて)初めのズームレンズ10
2の絶対位置を求め、メモリCoに代入しているのであ
るから、カウンタCzの値がメモリCoの値になるまで
ズームレンズ102を移動させれば、電源投入前の位置
に戻ることができる。
【0042】なお、本実施例の処理S309,S31
0,S311を通った場合、S312でメモリするCo
の値は負の値となっているが、これをそのままS314
の式に代入すれば、結果はS313のカウンタCzより
大きくなり、初めのレンズ位置がリセットスイッチより
もテレ側にあることを意味するので、何等差し支えな
い。以上のようにして初めのレンズ位置(電源投入前の
レンズ位置)を求め、S315からの処理に移る。
【0043】S315は戻り先位置(初めのレンズ位
置)メモリCoと、リセット完了済のズームレンズ位置
カウンタCzが等しいかの判別で、真ならば、既にズー
ムレンズ位置は戻り先位置にいることになるので、S3
21へ行く。
【0044】S315で偽ならばS316で戻り先位置
Coが現在のズーム位置Czより大きいかを判別する。
大きいならば、戻り方向はテレ方向であるとして、S3
17でテレ方向にズームレンズを駆動して、S318
で、戻り先位置Coに到達したかを確認する。到達が確
認されたら、S321の処理へ行き、まだ到達していな
い場合にはS317からの処理を繰り返す。S316で
偽と判断された場合は、戻り先位置がズームレンズの現
在位置よりもワイド側にある場合で、その時S319,
S320の処理で、S317,S318とは逆の動作,
判別を行う。S320の処理で、ズームレンズが戻り先
位置に到達したと確認したらS321の処理へ行く。
【0045】S321では、ズームレンズの駆動を停止
させる。そしてS322で出画後、通常撮影動作を実行
する。撮影が終了して電源が遮断されたことをS323
で確認して、S302の処理に戻る。S323で電源遮
断が確認できない場合はS303へ戻る。
【0046】図4は、図5の中のS322の通常動作の
部分の詳細を示す図であり、レンズ制御AFマイコン1
15内で処理される。S401はシスコン121との相
互通信ルーチンであり、ここでズームスイッチユニット
情報や、ズームレンズ位置などのズーム動作情報のやり
とりを行っている。S402は、AF評価値処理回路1
31から得られた信号によりAF評価信号の鮮鋭度信号
を加工し、評価信号の変化に応じ自動焦点調節処理を行
うAF処理ルーチンである。S403はズーム処理ルー
チンであり、ズーム動作時において、合焦を維持するた
めのコンペ動作の処理ルーチンであり、カム軌跡をトレ
ースする、フォーカスレンズ105の駆動方向及び駆動
速度を算出する。
【0047】S404は、AF時や、ズーム動作時等に
応じて、S402,S403で算出されるズームやフォ
ーカスの、駆動方向や駆動速度のうち、いずれを使用す
るのかを選択し、レンズのメカ端に当たらないようにソ
フト的に設けているテレ端よりテレ側、ワイド端よりワ
イド側、至近端より至近側、無限端より無限側には駆動
しないように設定するルーチンである。S405では、
S404で定めた、ズーム及びフォーカス用の駆動方
向,駆動速度情報に応じて、モータドライバ118及び
120に制御信号を出力し、レンズ102,105の駆
動/停止を制御する。S405の処理終了後は図3のS
323に戻る。なお、図4の一連の処理は垂直同期期間
に同期して実行される(図3のS323からS303に
戻る処理の中で、次の垂直同期信号が来るまで、wai
tする)。
【0048】S405で設定された、駆動速度,駆動パ
ルスによって、図5に示したような割り込み処理を行
い、ズームレンズを駆動する。
【0049】図5は、割り込み処理の動作フローを示す
図である。この割り込みは、図4のS404で設定され
た駆動速度によって決まるタイミングで割り込みがかか
るもので、速度が速いときは速い周期で、速度が遅いと
きは遅い周期で割り込み駆動パルスを出力するための処
理である。S501は割り込みスタートで、S502で
ズーム中かどうかを判断する。ズーム中でなければS5
11で割り込みを終了させる。ズーム中であればS50
3でズーム駆動のための駆動パルスを出力する。
【0050】次に、S504でワイドからテレへのズー
ムかどうかを判断し、S504でテレ側へのズームであ
れば、S505でズームカウンタの値Czをインクリメ
ントする。S506でズーム駆動パルスの出力により図
1,図2のフォトセンサ124の出力がHiからLow
に変化したかどうか判断し、変化していなければS51
1で割り込みを終了する。変化していたらS507でそ
の時のズームカウンタCz(ズーム位置)がズームリセ
ットSW位置と同じかどうか判断し、同じであればS5
11で割り込みを終了し、同じでなければ、脱調が発生
し、AFマイコン115のズームカウント位置とレンズ
のズーム位置に狂いが生じたと判断して、S508でマ
イコンのズームカウントCzにズームリセットSW位置
数値を代入して、ズームカウントCzをリセットし、割
り込みを終了する。
【0051】S504でワイド側へのズームであれば、
S509でズームカウンタの値Czをデクリメントす
る。S510でズーム駆動パルスの出力によりフォトセ
ンサ124の出力がLowからHiに変化したかどうか
判断し、変化していなければS511で割り込みを終了
する。変化していたらS507,S508とテレ側のズ
ーム時と同様な動作を行い、ズームカウントのリセット
を行う。
【0052】以上説明したように、本実施例によれば、
電源ONの最初だけのズームカウンタリセット動作だけ
でなく、ズーム中に常にフォトセンサスイッチを監視
し、ズームカウンタが狂っていたらズームカウンタをリ
セット(更正)することで、映像の状態を変えることな
く、レンズとマイコンの脱調状態を治すことができる。
【0053】(実施例2)実施例1ではズームレンズ1
02の位置カウンタリセット動作について説明してきた
が、このリセット動作はフォーカスレンズ105のリセ
ットについても同様に用いることができる。本実施例
は、ズームレンズ102とフォーカスレンズ105の位
置カウンタをリセットする例である。なおハードウエア
の構成は実施例1と同様である。
【0054】フォーカスレンズ105のリセット動作に
関して、図6を用いて説明する。
【0055】S601は処理の開始を示し、S602で
電源が投入されるまで待機し、電源が投入されると、S
603でレンズの位置カウンタリセット動作が終了した
かどうか判断し、終了していればS623に進む。終了
していなければS604で図3に示したズームレンズの
リセット動作を行う。S605からS615までの処理
は、図3のS304からS314の処理と同様で、フォ
ーカスレンズのリセットスイッチ位置を検出するための
処理である。
【0056】S605でフォーカスレンズ用位置検出カ
ウンタCfをクリアし、S606でフォトセンサ126
の出力信号がHiレベルかどうかを確認する。例えば遮
光と透光の境界がレンズ移動可能範囲のほぼ中間にある
場合、フォトセンサ126の出力信号の状態から前記境
界が現在のレンズ位置よりも至近側にあるのか無限側に
あるのかが判別できる。図2を例にとると、フォトセン
サ126の出力信号がLowレベルである場合は遮光さ
れているので、フォーカスレンズ105は前記境界より
も至近側に位置しており、フォーカスレンズ105を無
限側に移動することによってフォトセンサ126出力信
号のLowからHighへの変化を得ることができる。
始めにフォトセンサ126の出力信号がHighレベル
の時にはその逆になる。
【0057】従って、S606でフォトセンサ126の
出力信号がHighレベルであれば、S607でフォー
カスレンズ105を至近方向に移動させて境界点を得よ
うとする。またこの時、フォーカスレンズ用位置検出カ
ウンタCfを、フォーカスモータ120の歩進パルスに
同期させてS608でインクリメントする。そして、S
609でフォトセンサ126の出力信号がLowに変化
したかどうかを検出して、変化していなければS607
に戻って動作を繰り返す。また、S609で出力信号が
Lowに変化したことが確認できればS613の処理へ
進む。
【0058】次に、S606でフォトセンサ126の出
力信号がLowレベルであると判断された場合には、S
610〜S612でそれぞれS607〜S609とは逆
の動作及び判断を行って、S612で、フォトセンサ1
26の出力信号の変化を確認した後、S613の処理ヘ
進む。
【0059】S613に処理が移行した時、カウンタC
fの値は電源投入直後、リセット動作を行う前のフォー
カスレンズ位置とリセットスイッチ位置との間のフォー
カスモータ120の歩進パルス数を示しており、この値
が即ちフォーカスレンズ105の電源投入前の位置とリ
セットスイッチ位置との距離を表すことになる。そこで
S613では、この時のカウンタCfの値をメモリCf
0に一旦格納し、S604ではカウンタCfには予め測
定、又は決められているリセットスイッチの位置を表す
数値(例えばフォーカスレンズ移動範囲内にある光学設
計上定められた原点から測定したリセットスイッチ位置
を、モータ120の歩進パルス数に換算した値)を代入
する。S614の処理が完了した時点で、フォーカスレ
ンズ位置検出カウンタCfのリセットが完了する。
【0060】次にS615において、S614で新たに
決められたカウンタCfの値からメモリCf0の値を減
じ、この結果を改めてメモリCf0に代入する。S61
5ではある原点から測定したリセットスイッチの位置を
基準として(そこからリセットスイッチ〜初めのフォー
カスレンズ位置間の距離を減じて)初めのフォーカスレ
ンズ105の絶対位置を求め、メモリCf0に代入して
いるのであるから、カウンタCfの値がメモリCf0の
値になるまでフォーカスレンズ105を移動させれば、
電源投入前の位置に戻ることができる。以上のようにし
て初めのレンズ位置を求め、S616からの処理に移
る。
【0061】S616は戻り先位置メモリCf0と、リ
セット完了済みのフォーカスレンズ位置カウンタCfが
等しいかの判別で、真ならば、既にフォーカスレンズ位
置は戻り先位置にいることになるので、S622へ行
く。S616で偽ならばS617で戻り先位置Cf0が
現在のフォーカス位置Cfより大きいかを判別する。大
きいならば、戻り方向は至近方向であるとして、S61
8で至近方向にフォーカスレンズ105を駆動して、S
619で、戻り先位置Cf0に到達したかを確認する。
到達が確認されたら、S622の処理ヘ行き、まだ到達
していない場合にはS618からの処理を繰り返す。S
617で偽と判断された場合は、戻り先位置がフォーカ
スの現在位置よりも無限側にある場合で、その時S62
0,S621の処理で、S618,S619とは逆の動
作,判別を行う。S621の処理で、フォーカスレンズ
が戻り先位置に到達したと確認したらS622の処理へ
行く。
【0062】S622では、フォーカスレンズ105の
駆動を停止させ、S623で出画後、通常撮影動作を実
行する。撮影が終了して電源が遮断されたことをS62
4で確認して、S602の処理に戻る。
【0063】図7は、フォーカス駆動のための割り込み
処理の動作フローを示す図である。この割り込みは、図
4のS404で設定された駆動速度によって決まるタイ
ミングで割り込みがかかるもので、速度が速い時は速い
周期で、速度が遅い時は遅い周期で割り込み駆動パルス
を出力するための処理である。S701は割り込みスタ
ートで、S702でフォーカス駆動中かどうかを判断す
る。フォーカス駆動中でなければS711で割り込みを
終了させる。フォーカス駆動中であればS703でフォ
ーカスレンズ駆動のための駆動パルスを出力する。
【0064】次に、S704で無限から至近へのフォー
カス駆動かどうか判断し、S704で至近側へのフォー
カス駆動であれば、S705でフォーカスカウンタの値
Cfをインクリメントする。S706でフォーカス駆動
パルスの出力によりフォトセンサ126の出力がHiか
らLowに変化したかどうか判断し、変化していなけれ
ばS711で割り込みを終了する。変化していたらS7
07でその時のフォーカスカウンタCf(フォーカス位
置)がフォーカスリセットスイッチ位置と同じかどうか
判断し、同じであればS711で割り込みを終了し、同
じでなければ脱調が発生し、マイコンのフォーカスカウ
ント位置とレンズのフォーカス位置に狂いが生じたと判
断して、S708でマイコンのフォーカスカウンタCf
にフォーカスリセットスイッチ位置数値を代入して、フ
ォーカスカウンタCfをリセットし、割り込みを終了す
る。
【0065】S704で無限側へのフォーカス駆動であ
れば、S709でフォーカスカウンタの値Cfをデクリ
メントする。S710でフォーカス駆動パルスの出力に
よりフォトセンサ126の出力がLowからHiに変化
したかどうか判断し、変化していなければS711で割
り込みを終了する。変化していたらS707,S708
と至近側へのフォーカス駆動時と同様な動作を行い、フ
ォーカスカウンタのリセットを行う。
【0066】以上説明したように、本実施例によれば、
実施例1の効果に加えて次の効果が得られる。
【0067】電源ONの最初だけのフォーカスカウンタ
リセット動作だけでなく、フォーカスレンズ駆動中に常
にフォトセンサスイッチを監視し、フォーカスカウンタ
が狂っていたらフォーカスカウンタをリセット(更正)
することで、映像の状態を変えることなく、レンズとマ
イコンの脱調状態を治すことができる。
【0068】(実施例3)実施例1,2では、電源ON
の最初だけのカウンタリセット動作だけでなく、レンズ
駆動中に常にフォトセンサスイッチを監視し、カウンタ
が狂っていたらカウンタをリセットすることで、映像の
状態を変えることなく、レンズとマイコンの脱調状態を
治す手法を示したが、前述の手法は常にフォトセンサの
電源をONの状態にして、フォトセンサ出力の監視をし
ていたため、消費電力が多くなるという問題が生じる。
【0069】そこで、レンズを駆動する時だけフォトセ
ンサの電源をONにする例を以下実施例3として説明す
る。
【0070】図8は、本実施例の特徴を表すもので、ズ
ーム駆動のための割り込み処理の動作フローである。S
801は割り込みスタートで、S802でズーム駆動中
かどうかを判断する。ズーム駆動中でなければS803
でフォトセンサの電源をOFFにし、S813で割り込
みを終了させる。ズーム駆動中であれば、S804でフ
ォトセンサの電源をONにし、S805でズーム駆動の
ための駆動パルスを出力する。
【0071】次に、S806からS812までは図5の
S504からS510と同様の動作であり、S806か
らS812までの動作の中で、ズームカウンタの値がず
れていたらカウンタをリセットするようにする。
【0072】以上説明したように、電源ONの最初だけ
のズームカウンタリセット動作だけでなく、ズーム駆動
中にも常にフォトセンサスイッチを監視し、ズームカウ
ンタが狂っていたらズームカウンタをリセットする場合
に、ズーム駆動中だけフォトセンサの電源をONにし、
ズーム停止中はフォトセンサの電源をOFFにすること
で、消費電力の削減を考慮しながら、映像の状態を変え
ることなく、レンズとマイコンの脱調状態を治すことが
できる。
【0073】ここでは、ズームレンズ駆動系に関して説
明したが、フォーカスレンズ駆動系に関しても同様に実
施することができる。
【0074】(実施例4)実施例3では、電源ONの最
初だけのカウンタリセット動作だけでなく、レンズ駆動
中に常にフォトセンサスイッチを監視し、カウンタが狂
っていたらカウンタをリセットする際に、レンズ駆動時
だけフォトセンサの電源をONし、レンズ停止時にはフ
ォトセンサの電源をOFFすることで、映像の状態を変
えることなく、レンズとマイコンの脱調状態を治し、か
つ消費電力を削減した手法を示したが、ここではより消
費電力を削減できる手法を示す。
【0075】ズームカウンタやフォーカスカウンタのエ
ンコーダは簡単にずれるのではなく、メカ的な衝撃や、
電気ノイズが生じた特殊な状態で発生するものである。
従って、常時フォトセンサの監視をしていなくても性能
が悪化することはない。また、フォトセンサのHi→L
owへの変化とLow→Hiへの変化にはヒステリシス
があるので、どちらか一方の状態で監視した方が正確な
情報が得られることになる。この例を実施例4として説
明する。
【0076】すなわち、ズームがテレ側に駆動する時だ
けフォトセンサの電源をONにし、フォトセンサの出力
のHi→Lowだけを監視する手法の動作フローを図9
に示す。
【0077】逆に、ズームがワイド側に駆動する時だけ
フォトセンサの電源をONにし、フォトセンサ出力のL
ow→Hiだけを監視する手法の動作フローを図10に
示す。
【0078】以上説明したように、本実施例によれば、
電源ONの最初だけのズームカウンタリセット動作だけ
でなく、ズーム駆動中にも、フォトセンサ出力のHi→
LowかLow→Hiのどちらかだけの変化を監視し、
ズームカウンタが狂っていたらズームカウンタをリセッ
トするようにし、フォトセンサの電源のON,OFFを
制御することで、消費電力の削減を考慮しながら、映像
の状態を変えることなく、レンズとマイコンの脱調状態
を治すことができる。
【0079】ここでは、ズームレンズ駆動系に関して説
明したが、フォーカスレンズ駆動系に関しても同様に実
施することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源を再起動することなく、常に所要のレンズの位置を
正確に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示すブロック図
【図2】 フォトセンサスイッチの構成を示す図
【図3】 ズームレンズのレンズ位置カウンタのリセッ
ト処理を示すフローチャート
【図4】 通常動作の詳細を示す図
【図5】 割り込み処理を示すフローチャート
【図6】 実施例2におけるレンズ位置カウンタのリセ
ット処理を示すフローチャート
【図7】 割り込み処理を示すフローチャート
【図8】 実施例3における割り込み処理を示すフロー
チャート
【図9】 実施例4における割り込み処理を示すフロー
チャート
【図10】 実施例4における割り込み処理を示すフロ
ーチャート
【図11】 インナフォーカスレンズシステムの構成を
示す図
【図12】 カム軌跡データの概念図
【符号の説明】
102 ズームレンズ 105 フォーカスレンズ 115 AFマイコン 123,125 スイッチ 124,126 フォトセンサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズと、このレンズを駆動する駆動手
    段と、前記レンズが所定位置にあることを検出する位置
    検出手段と、前記レンズの位置を指示する位置指示手段
    と、前記レンズが前記所定位置を通過する都度、前記位
    置指示手段の指示する位置を前記所定位置に更正する更
    正手段とを備えたことを特徴とするレンズ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレンズ制御装置におい
    て、更正手段は、当該レンズ制御装置の電源をオンに
    し、前記レンズを前記駆動手段により前記所定位置まで
    駆動したときにも、前記指示手段の指示を更正するもの
    であることを特徴とするレンズ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレンズ制御装置におい
    て、前記位置検出手段は、その電源が、当該レンズ制御
    装置の電源がオンしている間中、オンしているものであ
    ることを特徴とするレンズ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のレンズ制御装置におい
    て、前記位置検出手段は、その電源が、前記駆動手段の
    動作中のみオンしているものであることを特徴とするレ
    ンズ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のレンズ制御装置におい
    て、前記更正手段は、前記レンズが前記所定位置を一つ
    の向きに通過するときのみ、更正を行うものであること
    を特徴とするレンズ制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のレンズ制御装置におい
    て、前記レンズは、監視カメラのレンズであることを特
    徴とするレンズ制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のレンズ制御装置におい
    て、前記レンズはインナフォーカスタイプ・レンズシス
    テムにおけるズームレンズおよび/またはフォーカスレ
    ンズであることを特徴とするレンズ制御装置。
  8. 【請求項8】 レンズ制御装置におけるレンズ制御方法
    であって、レンズを駆動するステップと、このステップ
    により前記レンズが所定位置を通過する都度、前記レン
    ズの位置指示手段の指示を前記所定位置に更正するステ
    ップとを備えたことを特徴とするレンズ制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のレンズ制御方法を実現す
    るためのプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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