JPH11233106A - アルカリ二次電池およびその製造方法 - Google Patents

アルカリ二次電池およびその製造方法

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JPH11233106A
JPH11233106A JP10048563A JP4856398A JPH11233106A JP H11233106 A JPH11233106 A JP H11233106A JP 10048563 A JP10048563 A JP 10048563A JP 4856398 A JP4856398 A JP 4856398A JP H11233106 A JPH11233106 A JP H11233106A
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alkaline secondary
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Takao Ogura
孝夫 小倉
Atsushi Tani
篤 谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過充電に強くサイクル寿命が長いアルカリ二
次電池を提供する。 【解決手段】 水素吸蔵合金102の表面が、少なくと
も炭酸塩103を含む層により覆われた負極を用いたア
ルカリ二次電池。水素吸蔵合金の表面を炭酸塩を含む層
により覆う方法として、アルカリ金属、アルカリ土類金
属の炭酸塩を、負極、正極、セパレータ、電解液のいず
れに添加してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素吸蔵合金を負
極に用いる二次電池およびその製造方法に関し、特に、
酸素ガスが正極から発生するような充電状態での水素吸
蔵合金の酸化劣化を防ぎ、長寿命化や、連続過充電後の
電池容量の低下を防止することが可能なアルカリ二次電
池およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、二次電池は環境保護の問題や携帯
用機器の普及により、従来にも増して種々検討されてい
る。環境保護の問題に関しては、現行の化石燃料で走る
車から排出される炭酸ガスを、電気自動車に代えること
により、無くそうとする研究が進められている。また、
電力を有効に活用しようという観点から、ロードレベリ
ング用の二次電池についても研究されている。これらの
二次電池に要求される性能は、高容量、軽量、長寿命、
低コストが要求される。一方、携帯用機器としては特に
高容量で小形、軽量であることが要求されている。これ
らの特性を満足するものとして、ニッケル・水素二次電
池とリチウム二次電池が実用化され、また、研究開発が
精力的に行われている。
【0003】水素吸蔵合金を負極に用い.ニッケル・水
素二次電池にするというアイデアはLaNi5 に対して
行われた。しかし、このLaNi5 では水素吸蔵の平衡
圧が高いため、充電時に水素が発生しやすいこと、充電
によってLaNi5 が膨張し微粉化するため導電性が低
下しやすいこと、LaNi5 は腐蝕しやすくLaがアル
カリと反応してLa(0H)3 になりやすいこと等の問
題があり、当初、実用化にはいたらなかった。
【0004】その後、LaNi5 において、LaNi5
の結晶形(AB5 形構造)を維持したまま、Laの一部
やNiの一部を他の元素で置き換えるという方法が発明
された。たとえば、Laの一部あるいは全部をMm(ミ
ッシュメタル、La,Ce、Pr、Nd等ランタノイド
系金属の粗精製物)に置き換える事により、低コスト化
と、充電時の合金の膨張の抑制が可能になった。Niの
一部をAlで置換して水素吸蔵の平衡圧をさげ、Coの
一部置換で耐食性を向上させ、Mnの一部置換で微粉化
を抑制することが出来るようになった。実際の水素吸蔵
合金を用いた負極は、こららの置換元素を適宜組み合わ
せることにより実用化されるに至った。
【0005】一方、ZrMn2 (AB2 形)、TiNi
(AB形)、Mg2 Ni(A2 B形)等上記で述べたよ
うなAB2 形以外の水素吸蔵合金についてもアルカリ電
池用の負極として用いることが可能であることが分か
り、研究が進められている。これらの水素吸蔵合金は水
素をAB形より多く水素を吸蔵できることが知られて
おり、負極として用いるにはより有望であると考えられ
ている。これらの水素吸蔵合金もAB5 形と同様に種々
の金属で置換することにより、負極として用いる事が可
能になった。たとえば、Zrの一部をTiで、Mnの一
部をNi、Co、Cr、Al、Co、Fe等で置換して
実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらのニ
ッケル・水素二次電池は従来のニッケル・カドミウム二
次電池に比べて、ニッケル極が過充電領城になった場合
に発生する酸素ガスによって負極として用いた水素吸蔵
合金が酸化されやすいという欠点を有していた。この欠
点は、充放電サイクルを繰り返した時や連続的に充電さ
れるような使われ方をする場合に水素吸蔵合金が酸化さ
れやすく、電池容量が急激に劣化してしまうというもの
である。
【0007】これらの、欠点を改良するために、AB5
形の水素吸蔵合金では特開平5−135763号公報に
示されているように、特定の組成の水素吸蔵合金を急冷
させることによる方法や単に、組成を規定したものもあ
る。
【0008】AB2 形等も含めた一般的な水素吸蔵合金
に対する方法としては下記のようなものが提案されてい
る。
【0009】その一つとして、特開平8−250099
号公報や特開平9−45331号公報にあるように、負
極あるいは負極側のセパレータの表面に撥水層を設ける
事により、酸素ガス吸収性能を向上させ.水素吸蔵合金
の酸化劣化を防ぐというものである。酸素ガス吸収反応
は水素吸蔵合金の表面で、酸素が水素吸蔵合金中に吸蔵
されている水素と化学的に反応し水となる反応と、酸素
が電気化学的に水酸イオンに還元されることにより起
る。また、集電体であるニッケルの表面でも電気化学的
な還元反応は起るといわれている。酸素ガス吸収反応
は、特に、水素吸蔵合金とアルカリ電解液と酸素ガスが
接する三層界面で起こり、撥水性の付与はこの三層界面
を多くするのに効果があるといわれている。したがっ
て、電池内圧を低下させることに対しては、極めて効果
が高いものの、反面、水素吸蔵合金が酸素ガスと直接接
するので、合金の酸化劣化は起ってしまう。このような
手法で、効果が大きいのは、上述したようなAB5 形で
特定の組成の場合との組み合わせと思われる。
【0010】二つ目の方法として、特開平8−1386
58号公報にあるように、水素吸蔵合金負極に酸化亜鉛
や酸化マグネシウム等を添加する方法、あるいは特開平
5−41210号公報にあるように水素吸蔵合金の負極
に銅やビスマス等の酸化物あるいは水酸化物を添加する
方法がある。これらの方法は添加した酸化物や水酸化物
が触媒作用により酸素ガスを消費するものである。この
方法は、酸素ガスと水素吸蔵合金が直接接触する事はな
いので、水素吸蔵合金が酸素によって劣化する可能性は
少ない。しかし、触媒作用による酸素ガスの吸収では、
完全に酸素ガスを吸収出来ず、電池内圧がかなり上昇し
てしまう。
【0011】三つ目の方法として、特開平8−3141
6号公報にあるように、水素吸蔵合金のまわりに無電解
ニッケルメッキ層を形成するという方法、特開平6−1
63072号公報にあるように水素吸蔵合金の表面にコ
バルトメッキ層を形成するという方法がある。これらの
方法は、酸素ガスの吸収反応がコバルトやニッケルのメ
ッキ層の表面で起る事から、水素吸蔵合金の劣化は起り
にくく、また.酸素ガスの吸収は比較的早いものと思わ
れる。この方法は電池組み立て当初は大きな欠点がなく
上記の方法に比べて、優れているが、充放電サイクルを
繰り返すうちに、水素吸蔵合金が微細化し、新しい表面
が生成するため、その表面は次第に酸化によつて劣化し
ていく。
【0012】もう一つの方法として、充電制御によっ
て、正極からの酸素ガスの発生を抑制し、水素吸蔵合金
の負極に負荷をかけないようにする方法も提案されてい
るが、アルカリ二次電池では、正極から酸素ガスが発生
するような電位領域まで充亀しないと、電池容量が充分
得られないという欠点があり、高容量というニツケル・
水素二次電池の大きな特長を失ってしまう。このよう
に、充放電を繰り返したり、過充電した後では、水素吸
蔵合金の酸化が促進され、電池容量が低下する。
【0013】本発明は、この問題点を解決し、長寿命
で、耐過充電性の大きいアルカリ二次電池およびその製
造方法を提供する事を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第一の発
明は、負極として表面が少なくとも炭酸を含む化合物で
覆われた水素吸蔵合金を用いることを特徴とするアルカ
リ二次電池である。
【0015】炭酸を含む化合物がM1(CO3x・M
2(OH)y(M1、M2は水素吸蔵合金の構成元素の少な
くとも1以上を示し、xは0.1〜4、yは0.1〜4
を示す。)で表される化合物であるのが好ましい。水素
吸蔵合金の結晶構造がAB型、AB型又はAB型で
あるのが好ましい。水素吸蔵合金の粒子径が200メッ
シュ以下であるのが好ましい。炭酸を含む化合物が水素
吸蔵合金の構成元素を含んでいることが好ましい。
【0016】水素吸蔵合金の組成として、少なくともM
n、V、Cr、Al、Co、Ti、Zr、Feを含んで
いることが好ましい。炭酸を含む化合物と、水素吸蔵合
金を形成する元素の酸化物及び水酸化物の少なくとも一
方が、水素吸蔵合金の表面層として存在することが好ま
しい。
【0017】炭酸を含む化合物と水素吸蔵合金を形成す
る元素の酸化物及び水酸化物の少なくともどちらか一方
から形成された層の厚さが0.05〜2μmであるのが
好ましい。炭酸を含む化合物と水素吸蔵合金を形成する
元素の酸化物および水酸化物の少なくともどちらか一方
と、水溶性バインダーが共存することが好ましい。炭酸
を含む化合物と水素吸蔵合金を形成する元素の酸化物お
よび水酸化物の少なくともどちらか一方と撥水性を有す
るバインダーが共存することが好ましい。
【0018】バインダの一部を熱的、電気化学的.化学
的に分解して炭酸化した事が好ましい。水素吸蔵合金を
用いた負極が焼結法により製造されたことが好ましい。
正極がニッケル水酸化物またはマンガン水酸化物である
ことが好ましい。
【0019】本発明の第二の発明は、表面が少なくとも
炭酸を含む化合物で覆われた水素吸蔵合金からなる負
極、正極、セパレータ及び電解液を電池ケース内に収容
したアルカリ二次電池の製造方法であって、負極、正
極、セパレータ、電解液の少なくとも一つに炭酸塩化合
物を添加する工程を具備したことを特徴とするアルカリ
二次電池の製造方法である。
【0020】電解液に炭酸ガスを溶解させたことが好ま
しい。炭酸塩化合物としてアルカリ金属あるいはアルカ
リ土類金属の炭酸塩化合物の少なくとも一種を用いるこ
とが好ましい。アルカリ金属がリチウム、ナトリウム、
カリウムであり、アルカリ土類金属がマグネシウム、カ
ルシウム、バリウムであるのが好ましい。電解液として
34〜40%の水酸化カリウムを主成分とする材料を用
いることが好ましい。
【0021】炭酸塩化合物中の炭酸の重量が電池系内の
水素吸蔵合金の重量に対して0.05〜3重量%である
ことが好ましい。負極に用いる水素吸蔵合金粉末と導電
剤とバインダ溶液とともに炭酸塩化合物の混合物をペー
スト状として、集電体に塗工あるいは充填することで炭
酸塩化合物を添加することが好ましい。水酸化ニッケル
粉末とコバルト化合物と導電剤とバインダ溶液ととに炭
酸化合物の混合物をペースト状として集電体に塗工ある
いは充填し、該集電体にペーストを塗布した構造体を正
極に用いることが好ましい。
【0022】導電剤がカーボン、カーボニルニッケル粉
末の少なくともどちらか一方であることが好ましい。電
解液に炭酸塩化合物として水酸化リチウム(1水和
物)、水酸化ナトリウム、水酸化マグネシウム、水酸化
カルシウム、水酸化バリウムのうち少なくとも一種以上
を添加する工程を有することが好ましい。添加量が0.
3〜3重量%であることが好ましい。
【0023】短繊維の分散溶液中へ炭酸塩化合物を添加
し、該短繊維を抄いてセパレータを得て、該セパレータ
を用いることが好ましい。添加する炭酸塩化合物が粉末
であり、該粉末の平均粒子径が0.1〜5μm以下であ
ることが好ましい。添加する水素吸蔵合金の粒子径が2
00メッシュ以下であることが好ましい。電池を組み立
てた後に、40〜65℃に加熱することが好ましい。
【0024】また、本発明は、炭酸塩化合物を正極、負
極、セパレータ、電解液に添加させずに別途、電池ケー
スの中に充填することを特徴とするアルカリ二次電池の
製造方法である。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明は、上記問題点を解決すべ
く検討した結果、電池内に炭酸塩を添加した場合に、耐
過充電性能が向上したことに起因している。上記の問題
点を解決し、目的を達成するためには、アルカリ電池用
負極として、少なくとも水素吸蔵合金の表面が炭酸を含
む化合物で覆われている事が望ましい。特に、AB5
以外の水素吸蔵合金に用いた場合に効果が大きい。AB
5 形は前述したように組成を適正化する事によつて、か
なり効果があるためである。
【0026】本発明においては、水素吸蔵合金の結晶構
造がAB型、AB型又はAB型のものが好ましく用
いられる。AB型としては、例えばZnMn2、Zr
0.3Ti0.7Mn0.5Ni1.30.2が挙げられる。AB型
としては、例えばTiNi、TiNi0.50.2Mn0.3
が挙げられる。AB型としては、例えばMg2Ni、
Mg1.6Al0.4Ni0.8Mn0.2が挙げられる。
【0027】また、本発明のアルカリ二次電池は、必ず
しも、あらかじめ水素吸蔵合金調製時に、該合金の表面
を炭酸を含む化合物で覆つておく必要はなく、電池を組
み立ててから、あるいは使用中に炭酸を含む化合物で覆
われるようにすることで充分効果はある。この方法とし
ては、電池を作製する際、アルカリ金属やアルカリ土類
金属の炭酸塩を負極の活物質材に添加する方法、正極の
活物質材に添加する方法、セパレータに含ませておく方
法、電解液に溶解させて置く方法が有り、これにより、
電解液に溶解している炭酸イオンが水素吸蔵合金と反応
し、水素吸蔵合金の表面に炭酸を含む化合物の層が形成
される。
【0028】添加するアルカリ金属やアルカリ土類金属
の炭酸塩としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、
マグネシウム、カルシウム、バリウムが好適である。こ
の炭酸塩の粒子の大きさは0.1〜5μmが望ましい。
また、炭酸塩の添加量としては、水素吸蔵合金の重量に
対して、炭酸塩中の炭酸の重量が0.05〜3重量%、
好ましくは0.2〜1.5重量%であることが望まし
い。この範囲より少なすぎると効果が少ないのは当然で
あるが、多すぎると、電解液中の炭酸イオンが水酸イオ
ンの拡散等に影響を与えて、高率放電特性等が低下す
る。
【0029】また、本発明のアルカリ二次電池は電解液
の濃度を通常より高くしておくことが望ましい。水酸化
カリウムの濃度としては34〜40重量%が好ましい。
また、水酸化リチウムや水酸化ナトリウム等の添加も有
効である。これは、炭酸塩を入れることにより、実質的
な水酸イオンの濃度低下を補うためである。
【0030】また、本発明のアルカリ二次電池は正極が
ニッケル水酸化物を主成分としたものばかりでなく、マ
ンガン水酸化物を用いたものにも当然のことながら適用
できる。
【0031】水素吸蔵合金の表面の炭酸を含む化合物
は、具体的にはCO3を含む化合物であり、具体的には
例えばM1(CO3x・M2(OH)y(M1、M2は水素
吸蔵合金の構成元素の少なくとも1以上を示し、xは
0.1〜4、yは0.1〜4を示す。)という形になっ
ている。かかる化合物の層の形成による効果のメカニズ
ムについては明確ではないが、特にAB2 形と呼ばれる
Zr、Ti、Ni、Mn、V、Cr、Fe、Co、Al
のような元素で構成される水素吸蔵合金の表面にかかる
層を形成した場合により効果が見られる。表面では、こ
れらの元素の一部または全部と反応し、単純な炭酸塩と
いう形ではなく、炭酸イオンや水あるいは電解液の組成
であるカリウムイオンを共に取り込んだ塩基性炭酸塩と
いう形態になっている。又、金属元素によっては酸化
物、水酸化物の少なくとも一方が生じている。
【0032】そこで、実際に水素吸蔵合金の組成がZr
0.3 Ti0.7 Mn0.5 Ni1.30.2 を用い、炭酸カリ
ウムの水溶液を添加したものとそうでないものの30重
量%の水酸化カリウム水溶液中に、この水素吸蔵合金を
入れ保存した後、水素吸蔵合金を水洗・乾燥して、水素
吸蔵合金の表面をX線光電子分光法により分析した。炭
酸カリウムを添加したものは、X線光電子分光法では、
炭素のケミカルシフトから炭酸の存在が推測された。一
方、添加しなかったものには、このピークはみられなか
った。カリウムとマンガンとバナジウムは添加の有無に
かかわらず、その存在が確認され、ピークシフトから、
水酸基あるいは酸素と結合したものとみられる。ジルコ
ニウム、チタン、ニッケルのピークも検出されたが、わ
ずかであった。ガスクロマトグラフィーで、水酸化カリ
ウム水溶液に浸漬した上記の二種類の合金を0・lNの
硫酸水溶液に浸漬し、発生したガスを分析したところ、
炭酸カリウムを添加したものからは炭酸ガスのピークが
検出された。
【0033】表面に形成される炭酸を含んだ化合物の層
は、水素吸蔵合金と直接反応して、金属炭酸塩を作ると
は考えられず、アルカリに溶解しやすいような金属、あ
るいは酸化を受けやすい金属が、溶出し、金属の塩基性
炭酸塩を形成すると推定される。ここで生成した金属の
塩基性炭酸塩は、比較的結晶の密度が緻密であって、水
素は透過できるが、酸素は透過できないとみられる。
【0034】そこで、模擬的に水素ガスと酸素ガスの透
過量を調べて見た。上記の組成の水素吸蔵合金中を30
重量%の水酸化カリウム水溶液へ浸漬し、加熱し、マン
ガンやバナジウムを溶解させて、そこへ、炭酸カリウム
の水溶液を添加して、マンガンやバナジウムの塩基性炭
酸塩を生成させた。これをlmmの厚さのタブレットに
して、一方側(入リロ)から酸素ガスと水素ガスの等量
混合ガスを流し、出口でガスクロマトグラフィにより、
ガスの組成を分析したところ99%は水素であった。
【0035】このようにして、水酸化物や酸化物になり
やすい金属の部分では表面が、塩基性の炭酸塩となり、
これは溶解性が極めて低いため、且つ緻密であるため、
酸素によるそれ以上の金属の酸化を防いでいる。酸化し
にくい水素吸蔵合金の金属は酸素ガスがあってもほとん
ど変化しないので、もともと影響はない。
【0036】炭酸塩がない場合には、電解液としてアル
カリ水溶液、たとえば、水酸化カリウム、水酸化ナトリ
ウム等の水溶液中では、水素吸蔵合金中の金属と水酸化
物が生成する。この金属が酸化されて金属酸化物になっ
た場合でも、電解液と反応し、金属水酸化物になるもの
と考えられる。これらの水酸化物は、アルカリ水溶液へ
可溶のものが多く、水素吸蔵合金の溶出しやすい金属の
表面を水酸化物によつて、長期的には保護できない。も
ちろん、溶出しにくい金属や酸化されにくい金属はほと
んど影響を受けない。
【0037】以下、本発明の実施形態例を図1を参照し
て、説明する。図1は本発明のアルカリ二次電池に用い
た負極の一例の断面の概念図である。集電体101とし
て、ここではパンチングメタルを示したが、発泡体、フ
ェルト、エキスパンド、シートなどでも全く問題無い。
材質としては、ニッケルや鉄にニッケルメッキしたもの
が―般的であるが、銅やステンレス、チタン等導電性が
あつて、耐アルカリ性であって、電気化学的に安定であ
れば問題無い。水素吸蔵合金102の表面は水素吸蔵合
金の中のアルカリに溶出しやすい、あるいは酸化しやす
い金属との塩基性炭酸塩103で覆われている。水素吸
蔵合金102どうし、および水素吸蔵合金102と集電
体101の結合には高分子バインダ104を用いてい
る。高分子バインダとしてはセルロース系のもの、ポリ
ビニルアルコールおよびその変性化合物、その他に酢酸
ビニルやポリテトラフルオロエチレン等多くのものを用
いる事が出来る。負極へのその他の添加材としてはカー
ボンやニッケル等導電性の向上を目的として添加する場
合もある。
【0038】負極の作製方法の例を示す。水素吸蔵合金
を約200メッシュ以下に粉砕し、この水素吸蔵合金の
粉末と高分子バインダ溶液を混練し、ぺーストまたはス
ラリーとする。このペーストまたはスラリをドクタブレ
ード法により、パンチングメタルに塗工し、乾燥する。
乾燥温度はバインダの分解や水素吸蔵合金の酸化が起ら
ない温度でなければならず、おおむね200℃以下で行
われる。乾燥後、表面状態を平滑にする目的と、圧密化
を図るためにプレスして負極としている。この方法は集
電体として金属発泡体、エキスパンド、シート、フェル
トにも用いられる。
【0039】バインダとして、ポリテトラフルオロエチ
レンのような、混練中に繊維状になり急激に粘度が上昇
してしまう場合は、ロールによる塗工が望ましい。
【0040】本発明における負極では、アルカリ金属も
しくはアルカリ土類金属の炭酸塩の少なくとも一方を添
加しているが、この方法の場合は、混練する時にペース
トまたはスラリに添加するだけでよく、容易に実施でき
る。添加するアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の
炭酸塩の大きさとしては、0.1〜5μmが適してい
る。これは、水素吸蔵合金の粒子間の隙間に入り込み、
集電体への塗工、充填性に悪影響を及ぼさないためであ
る。
【0041】負極の作製方法には、バインダを用いない
方法もある。これは、集電体に水素吸蔵合金の粉末を圧
着した後、窒素や水素雰囲気中で焼結するというもので
ある。この方法でも集電体として上記と同じようにパン
チングメタルの他いろいろ用いる事が出来る。この場合
には、水素吸蔵合金の粉末と共に炭酸塩を添加しておい
ても焼結中に分解し、炭酸ガスとなってしまい効果が得
られない。
【0042】本発明における正極は、焼結式と呼ばれる
もの、ペースト式と呼ばれるもののどちらでもよい。焼
結式は集電体たとえばパンチングメタルにカーボニルニ
ッケルの粉末をセルロース系の水溶液バインダで混練し
て、ドクターブレード法で塗工して、乾燥させ、多孔質
なニッケル焼結体を得、この焼結体をニッケル塩、たと
えば硝酸ニッケルや硫酸ニッケル等の水溶液中に浸漬す
ることにより、焼結体の孔の中にこれらのニッケル塩を
入れ、次に、水酸化カリウムや水酸化ナトリウムなどの
アルカリ水溶液に浸漬することにより、孔中のニッケル
塩を水酸化ニッケルとして、この孔中に固定化し、水
洗、乾燥する方法である。
【0043】ペースト式は、金属発泡体やフェルトを集
電体とし、この孔のなかへ、水酸化ニッケルを充填する
方法である。充填する際には,水酸化ニッケルをバイン
ダで混練して、スラリもしくはペーストとしドクターブ
レードやロールにより塗工し、乾燥する。この時、ペー
ストまたはスラリに電池性能に有効なCo化合物やその
他の化合物も添加できる。アルカリ金属またはアルカリ
土類金属の炭酸塩はこの時、添加しても充分、効果が得
られる。この時の、炭酸塩の大きさとしては0.1〜5
μmが望ましい。これは、集電体への塗工、充填性に対
して、悪影響を及ぼさないためである。
【0044】本発明におけるセパレータは正極と負極の
短絡を防止する役割がある。また、電解液を保持する役
割を有する場合もある。セパレータは、ヒドロニウムイ
オンや水酸イオンが移動でき、かつ電解液に不溶で安定
である必要がある。したがって、ナイロン、ポリプロピ
レン、ポリエチレン等の短繊維を抄いてシート状にし
た、いわゆる不織布が最も適している。
【0045】特に、本発明において、セパレータヘの炭
酸塩化合物の添加にあたってはセパレータに炭酸塩化合
物の水溶液を含浸させた後、乾燥させる方法、短繊維を
抄く時に炭酸塩化合物を添加して、不織布を作製する方
法がある。
【0046】本発明における電解液は、水酸化カリウム
水溶液を主体とし、ナトリウムやリチウムを一部添加し
たものである。この電解液は上述のセパレータや正極、
負極に含まれて存在する。特に、炭酸塩化合物を多く添
加した場合には、電解液の水酸化カリウム水溶液の濃度
を高くしている。
【0047】特に、本発明において、電解液への炭酸塩
化合物の添加にあたっては、水に水酸化カリウム等を溶
解する際に添加することによって容易に得られる。ま
た、電解液に炭酸ガスを吸収させても、目的とする電解
液が得られる。
【0048】また、本発明において、ペースト式で作製
した負極を加熱することによって、電気化学的に、化学
的に、あるいはこれらの組み合わせによって、炭酸塩と
してもよい。
【0049】また、本発明において、添加した炭酸塩の
炭酸イオンを効率よく、水素吸蔵合金の元素と反応させ
るために、40〜65℃にするとよい。特に、充電した
状態では効果が大きい。
【0050】[電池の形状と構造]本発明の二次電池の
具体的な形状としては、例えば、扁平形、円筒形、直方
体形、シート形などがある。又、電池の構造としては、
例えば、単層式、多層式、スパイラル式などがある。そ
の中でも、スパイラル式円筒形の電池は、負極と正極の
間にセパレータを挟んで巻くことによって、電極面積を
大きくすることができ、充放電時に大電流を流すことが
できるという特徴を有する。また、直方体形やシート形
の電池は、複数の電池を収納して構成する機器の収納ス
ペースを有効に利用することができる特徴を有する。
【0051】以下では、図2を参照して、電池の形状と
構造についてより詳細な説明を行う。図2はスパイラル
式円筒形電池の断面図を示す。かかる電池は、負極、正
極、電解質・セパレータ、電池ハウジング、出力端子を
有する。
【0052】図2において、203は負極、206は正
極、208は負極端子(負極キャップまたは負極缶)、
209は正極端子(正極缶または正極キャップ)、20
7はセパレータ・電解液、210はガスケット、201
は負極集電体、204は正極集電体、211は絶縁板、
212は負極リード、213は正極リード、214は安
全弁である。
【0053】図2に示すスパイラル式円筒形の二次電池
では、正極集電体204上に形成された正極活物質層2
05を有する正極206と、負極集電体201上に形成
された負極活物質層202を有した負極203が、少な
くとも電解液を保持したセパレータ207を介して対向
し、多重に巻回された円筒状構造の積層体を形成してい
る。当該円筒状構造の積層体が、負極端子としての負極
缶208内に収容されている。また、当該負極缶208
の開口部側には正極端子としての正極キャップ209が
設けられており、負極缶内の他の部分においてガスケッ
ト210が配置されている。円筒状構造の電極の積層体
は絶縁板211を介して正極キャップ側と隔てられてい
る。正極206については正極リード213を介して正
極キャップ209に接続されている。又負極203につ
いては負極リード212を介して負極缶208と接続さ
れている。正極キャップ側には電池内部の内圧を調整す
るための安全弁214が設けられている。
【0054】以下、図2の組み立て方法の一例を示す。 (1)負極と203と正極206の間に、セパレータ2
07を挟んで.捲回し、負極缶208に組み込む。 (2)電解液を注入した後、正極キャップ209とガス
ケット210を組み立てる。 (3)上記(2)をかしめることによって、電池は完成
する。
【0055】本発明におけるガスケット210の材料と
しては,たとえば、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ
スルフォン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の各樹脂が使用
できる。電池の封口方法としては、図2のかしめ以外に
も、ガラス封管、接着剤、溶接、半田付けなどの方法が
用いられる。また、図2の絶緑板211の材料として
は、各種有機樹脂材料やセラミックスが用いられてい
る。
【0056】本発明における負極缶208と正極缶20
9はステンレススチールが好適に用いられる。時に、チ
タンクラッドステンレス板や銅クッラドステンレス板、
ニッケルメッキ鋼板などが多用される。負極缶208が
電池ケースを兼用しない場合には、電池ケースの材質と
して、ステンレススチール等以外に、亜鉛などの金属、
ポリプロピレンなどのプラスチック、または、金属若し
くはガラス繊維とプラスチックの複合材が上げられる。
【0057】本発明の電池には、電池の内圧が高まった
時の安全対策として、安全弁214が備えられている。
安全弁としては、たとえば、ゴム、スプリング、金属ボ
ール、破裂箔等が便用できる。
【0058】
【実施例】以下、実験例に基ずき本発明の実施例を詳細
に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
【0059】実施例1 図2に示した断面構造のAAサイズ(14Φ×50)の
ニッケル・水素二次電池を作製した。まず負極の作製か
ら説明する。負極の水素吸蔵合金として、組成がLaN
5(AB5型)のものをアーク溶解炉を用いて作製し
た。作製した水素吸蔵合金は粉砕し、400〜200メ
ッシュの粉末を活物質として用いた。
【0060】この水素吸蔵合金の粉末100重量部に対
して、2重量%のメチルセルロース水溶液40重量部、
炭酸カリウム2重量部を入れ、混練しペースト状とし
た。このペーストを、鉄にニッケルメッキしたパンチン
グメタルにドクターブレード法で塗工し、150℃で乾
燥した。その後、表面を平滑にする目的と、圧密化する
目的でプレスし、所定の寸法に切断し負極とした。
【0061】一方、正極は市販の水酸化ニッケル100
重量部に酸化コバルト10重量部、2重量%のメチルセ
ルロース水溶液40重量部を入れ、混練しペースト状と
した。このペーストを多孔度94%のニッケル発泡体に
充填し、120℃で乾燥した。これをプレスした後、所
定の寸法に切断した。端子部はあらかじめニツケル発泡
体をプレスしておくことにより、水酸化ニッケルのスラ
リが充填されないようにしておき、そこへニッケル端子
を抵抗溶接で付けた。
【0062】電解液には30重量%水酸化カリウム水溶
液へ水酸化リチウム(水和物)を1重量%添加したもの
を用いた。セパレータは厚さ0.15mmのポリプロピ
レン製の不織布を用いた。
【0063】組み立ては正極と負極の間にセパレータを
介して捲回した。電池ケースは鉄にニッケルメッキした
ものを用いた。蓋は安全弁を備えた鉄にニッケルメッキ
を施したものを用いた。パッキンはフッ素樹脂を用い
た。これらのニッケル・水素二次電池はあらかじめ、
0.lCmAで15h充電、0.2CmAで終止電圧
1.0Vまでの放電を2回繰り返して活性化した。
【0064】尚、この電池(充放電後の電池)を解体し
て、負極を水洗・真空乾燥して、粒子の表面を分析し
た。X線光電子分光法による分析は、炭素(Cls)、
酸素(Ols)、金属元素(Ni2p2/3、Lad5
/2)に着目した。炭素に起因するピークは286eV
と289eVに認められ、286eVはメチルセルロー
スに、289eVは金属炭酸塩に帰属するとみられる。
酸素に帰属するピークは53leV付近にブロードに見
られた。炭酸に起因するものと.酸化物や水酸化物に起
因するものとみられる。金属に起因するピークは835
eVに見られLaである事が確認され、炭素の結果とあ
わせると、少なくともLaと炭酸が結合した物質である
とみられる。Niに起因するピークは確認されなかっ
た。
【0065】粒子表面をArエッチングしながら測定し
たところ、約0.15μmエッチングしたところで、炭
素に起因するピークが検出できなくなった。このため、
炭酸塩とセルロースの層は共存しており、その層の厚さ
は、おおよそ0.15μmであろうと推測される。
【0066】次に、粒子表面のOH基の分析をFT−I
Rを用いて行った。測定はKBr法により行った。その
結果、メチルセルロースとは異なる、OHの伸縮振動に
帰属されるピークが検出された。
【0067】さらに、それらの炭酸とOHの定量を行う
ために、窒素雰囲気、5℃/minで昇温させることに
より、昇温熱分析を行った。この結果、約100℃付近
から400℃付近まで、分解による重量減が見られた。
別述、メチルセルロースの熱分析を行い、この結果より
サンプルの重量減を補正し、COとOHの量を求め
た。その結果、COは1.2、OHは1.5であっ
た。
【0068】実施例2 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がMmNi3.5 Co
0.8 Mn0.4 Al0.3(AB型)のものを作製した。
この水素吸蔵合金を用いて、実施例1と同様にニッケル
・水素二次電池を作製し、活性化した。
【0069】尚、実施例1と同様にして、負極を構成す
る粒子表面の分析を行った。金属元素はNi、La、C
o、Mn、Alに着目した。炭素と酸素に起因するピー
クは若干のピークシフトはあるものの、実施例1とほぼ
同様であった。金属に起因するピークはMnが最も多
く、次いでAlとLaに帰属するピークが確認された。
炭素の結果とあわせると、少なくともMnと炭酸が結合
した物質であるとみられる。NiとCoに起因するピー
クは確認できなかった。
【0070】粒子表面をArエッチングしながら測定し
たところ、約0.lμmエッチングしたところで、炭素
に起因するピークが検出できなくなった。このため、炭
酸塩とセルロースの層は共存しており、その層の厚さは
おおよそ0.lμmであろうと推測される。
【0071】次に、粒子表面のOH基の分析をFT−I
Rを用いて行った。測定はKBr法により行った。その
結果、メチルセルロースとは異なる、OHの伸縮振動に
帰属されるピークが検出された。
【0072】さらに、それらの炭酸とOHの定量を行う
ために、窒素雰囲気、5℃/minで昇温させることに
より、昇温熱分析を行った。この結果、約100℃付近
から400℃付近まで分解による重量減が見られた。別
途、メチルセルロースの熱分析を行い、この結果より、
サンプルの重量減を補正し、COとOHの量を求め
た。その結果、COは0.9、OHは1.8であっ
た。
【0073】実施例3 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がZrMn2 (AB
型)のものを作製した。この水素吸蔵合金を用いて、
実施例1と同様にニッケル・水素二次電池を作製し、活
性化した。
【0074】実施例4 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がZr0.3 Ti0.7
Mn0.5 Ni1.30.2 (AB型)のものを作製し
た。この水素吸蔵合金を用いて、実施例1と同様にニッ
ケル・水素二次電池を作製し、活性化した。
【0075】尚、実施例1と同様にして、負極を構成す
る粒子表面の分析を行った。金属元素はZr、Ti、N
i、Mn、Vに着目した。炭素と酸素に起因するピーク
は若干のピークシフトはあるものの、実施例1とほぼ同
様であった。金属に起因するピークはVが最も多く、次
いでMnとTiに帰属するピークが確認された。炭素の
結果とあわせると、少なくともVと炭酸が結合した物質
であるとみられる。ZrとNiに起因するピークは確認
できなかった。
【0076】この粒子をArエッチングしながら、測定
したところ、約0.19μmエッチングしたところで、
炭素に起因するピークが検出できなくなった。このた
め、炭素塩とセルロースの層は共存しており、その層の
厚さはおおよそ、0.19μmであろうとみられる。
【0077】次に、粒子表面のOH基の分析をFT−I
Rを用いて行った。測定はKBr法により行った。その
結果、メチルセルロースとは異なる、OHの伸縮振動に
帰属されるピークが検出された。
【0078】さらに、それらの炭酸とOHの定量を行う
ために、窒素雰囲気、5℃/minで昇温させることに
より、昇温熱分析を行った。この結果、約100℃付近
から400℃付近まで分解による重量減が見られた。別
途、メチルセルロースの熱分折を行い、この結果よりサ
ンプルの重量減を補正し、COとOHの量を求めた。
その結果、COは1.9、OHは0.7であった。
【0079】実施例5 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がTiNi(AB
型)のものを作製した。この水素吸蔵合金を用いて、実
施例1と同様にニッケル・水素二次電池を作製し、活性
化した。
【0080】実施例6 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がTiNi0.5
0.2 Mn0.3 (AB型)のものを作製した。この水素吸
蔵合金を用いて、実施例1と同様にニッケル・水素二次
電池を作製し、活性化した。
【0081】実施例7 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がMg2 Ni(A
B型)のものを作製した。この水素吸蔵合金を用いて、
実施例1と同様にニッケル・水素二次電池を作製し、活
性化した。
【0082】実施例8 炭酸塩の種類を検討するために、炭酸カリウムの変わり
に、炭酸リチウムを添加した。水素吸蔵合金はアーク溶
解炉で組成がZr0.3 Ti0.7 Mn0.5 Ni1.30.2
のものを作製した。その他の製法は、実施例1と同様で
ある。
【0083】実施例9 炭酸塩の種類を検討するために、実施例1の炭酸カリウ
ムの変わりに、炭酸ナトリウムを添加した。水素吸蔵合
金はアーク溶解炉で組成がZr0.3 Ti0.7 Mn0.5
1.30.2 のものを作製した。その他の製法は、実施
例1と同様である。
【0084】実施例10 炭酸塩の種類を検討するために炭酸カリウムの変わり
に、炭酸マグネシウムを添加した。水素吸蔵合金はアー
ク溶解炉で組成がZr0.3 Ti0.7 Mn0.5 Ni1.3
0.2 のものを作製した。その他の製法は、実施例1と同
様である。
【0085】実施例11 炭酸塩の種類を検討するために炭酸カリウムの変わり
に、炭酸カルシウムを添加した。水素吸蔵合金はアーク
溶解炉で組成がZr0.3 Ti0.7 Mn0.5 Ni1.3
0.2 のものを作製した。その他の製法は.実施例1と同
様である。
【0086】実施例12 正極への炭酸カリウムの添加は水酸化ニッケルと酸化コ
バルトと同時に加え、メチルセルロース水溶液で混練し
た。正極への添加量は負極へ添加した場合と電池として
同じになるようにした。水素吸蔵合金はアーク溶解炉で
組成がZr0.3Ti0.7 Mn0.5 Ni1.30.2 のもの
を作製した。負極へは炭酸カリウムを添加せず、実施例
1と同様に作製した。その他、電池作製条件、活性化条
件は実施例1と同様である。
【0087】実施例13 ナイロンセパレータを5重量%の炭酸カリウム水溶液に
浸して、これを60℃で乾燥させ、セパレータとして用
いた。水素吸蔵合金はアーク溶解炉で組成がZr0.3
0.7 Mn0.5 Ni1.30.2 のものを作製した。負極
へは炭酸カリウムを添加せず、実施例1と同様に作製し
た。電池作製条件、活性化条件は実施例1と同様であ
る。
【0088】実施例14 電解液の30重量%の水酸化カリウムと1.0重量%の
水酸化リチウム水溶液へ負極へ添加した量に相当する炭
酸カリウムを溶解して用いた。水素吸蔵合金はアーク溶
解炉で組成がZr0.3 Ti0.7 Mn0.5 Ni1.30.2
のものを作製した。負極へは炭酸カリウムを添加せず、
実施例1と同様に作製した。電池作製条件、活性化条件
は実施例1と同様である。
【0089】実施例15 電解液としての水酸化カリウムの濃度を34重量%(電
池A)、37重量%(電池B)、40重量%(電池
C)、43重量%(電池D)とし、それぞれに、水酸化
リチウムを1重量%ずつ添加した。水素吸蔵合金はアー
ク溶解炉で組成がZr0.3 Ti0.7 Mn0.5 Ni1.3
0.2 のものを作製した。その他は、実施例1にしたがっ
た。
【0090】比較例1 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がLaNi5 (AB
型)ものを作製した。この水素吸蔵合金に炭酸カリウ
ムを添加しないで、実施例1と同様にニッケル・水素二
次電池を作製し、活性化した。
【0091】比較例2 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がMmNi3.5 Co
0.8 Mn0.4 Al0.3(AB型)のものを作製した。
この水素吸蔵合金に炭酸カリウムを添加しないで、実施
例1と同様にニッケル・水素二次電池を作製し、活性化
した。
【0092】比較例3 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の祖成がZrMn2 (AB
型)のものを作製した。この水素吸蔵合金に炭酸カリ
ウムを添加しないで、実施例1と同様にニッケル・水素
二次電池を作製し、活性化した。
【0093】比較例4 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がZr0.3 Ti0.7
Mn0.5 Ni1.30.2 (AB型)のものを作製し
た。この水素吸蔵合金に炭酸カリウムを添加しないで、
実施例1と同様にニッケル・水素二次電池を作製し、活
性化した。
【0094】比較例5 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がTiNi(AB
型)のものを作製した。この水素吸蔵合金に炭酸カリウ
ムを添加しないで、実施例1と同様にニッケル・水素二
次電池を作製し、活性化した。
【0095】比較例6 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がTiNi0.5
0.2 Mn0.3 (AB型)のものを作製した。この水素吸
蔵合金に炭酸カリウムを添加しないで、実施例1と同様
にニッケル・水素二次電池を作製し、活性化した。
【0096】比較例7 アーク溶解炉で水素吸蔵合金の組成がTiNi0.5
0.2 Mn0.3 (AB型)のものを作製した。この水素吸
蔵合金に炭酸カリウムを添加しないで、実施例1と同様
にニッケル・水素二次電池を作製し、活性化した。
【0097】これらの電池の性能を評価するため,以下
の条件で過充電と、充放電サイクルを行い、実施例の電
池と比較例の電池を比較した。過充電は充電状態の電池
を0.lCmAで30日間連続で充電した後、0.2C
mAで放電し、終止電圧を1.0Vとした。その後、
0.lCmAで充電し、0.2CmAで放電し、電池容
量を確認した。この放電容量を活性化充放電2サイクル
目の電池容量と比較した。
【0098】充放電サイクル寿命は充電がlCmAで−
ΔV充電方式で−Δ=5mV、放電がlCmAで終止電
圧lVとした。表1に水素吸蔵合金の種類を変えた時の
過充電後の電池容量(活性化容量に対する比率)と初期
容量の60%になるまでのサイクル数を示した。
【0099】
【表1】
【0100】表1から、炭酸カリウムを添加した電池は
0.lCmAで30日間過充電した後でも、容量低下が
比較的少ないという事が分かつた。特に、AB5 形の水
素吸蔵合金を用いた電池より、AB2 形、AB形、A2
B形の方が過充電後の容量低下が少ない。また、寿命ま
での充放電サイクル数も、炭酸カリウムを添加した電池
の方が長くなっている。AB5 形の比較例2は炭酸カリ
ウム添加がなくても長寿命を達成しているが、これは、
合金の組成を適正化する事によって達せられたものであ
る。しかし、炭酸カリウムの添加効果は見られた。
【0101】本実施例のニッケル・水素二次電池は、比
較例の炭酸カリウムを添加しなかつた場合に比べて、過
充電後の容量低下の防止と、サイクル寿命を向上させる
事が出来た。
【0102】次に、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウムを添加した結果を表2
に示した。
【0103】
【表2】
【0104】この結果、添加した炭酸塩の種類によっ
て、若干の効果の違いはあるものの、過充電特性と、サ
イクル寿命に対して効果のあるのは明らかであった。
【0105】次に、添加方法について検討した結果を表
3に示す。添加の方法により若干の違いはあるものの、
過充電特性やサイクル寿命に対して有効であることが分
かった。
【0106】
【表3】
【0107】次に、表4に電解液の濃度による影響を示
した。電池容量は、電解液の濃度が高くなるにつれてア
ップした。過充電試験に関しては、ほとんど同レベルで
あったが、サイクル寿命に関しては、濃度の影響を受
け、通常用いられている30重量%より高いと、サイク
ル寿命特性が低下する傾向にあった。特に、43重量%
ではその低下が大きい事が分かった。
【0108】
【表4】
【0109】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、水
素吸蔵合金の表面を少なくとも炭酸を含む化合物で覆う
ことにより、酸素ガスとの反応の進行を抑制し、耐過充
電特性やサイクル寿命特性に優れたニッケル・水素二次
電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルカリ二次電池用負極の断面の概略
図である。
【図2】本発明のニッケル・水素二次電池の構成を示す
断面概略図である。
【符号の説明】
101 集電体 102 水素吸蔵合金 103 塩基性炭酸塩 104 高分子バインダ 201 負極集電体 202 負極活物質層(水素吸蔵合金を主成分) 203 負極 204 正極集電体 205 正極活物質層 206 正極 207 セパレータ・電解液 208 負極缶 209 正極キャップ 210 ガスケット 211 絶緑板 212 負極リード 213 正極リード 214 安全弁

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負極として表面が少なくとも炭酸を含む
    化合物で覆われた水素吸蔵合金を用いることを特徴とす
    るアルカリ二次電池。
  2. 【請求項2】 炭酸を含む化合物がM1(CO3x・M2
    (OH)y(M1、M2は水素吸蔵合金の構成元素の少な
    くとも1以上を示し、xは0.1〜4、yは0.1〜4
    を示す。)で表される化合物である請求項1に記載のア
    ルカリ二次電池。
  3. 【請求項3】 水素吸蔵合金の結晶構造がAB2 型、A
    B型又はA2 B型であることを特徴とする請求項1に記
    載のアルカリ二次電池。
  4. 【請求項4】 水素吸蔵合金の粒子径が200メッシュ
    以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    アルカリ二次電池。
  5. 【請求項5】 炭酸を含む化合物が水素吸蔵合金の構成
    元素を含んでいることを特徴とする請求項1または2に
    記載のアルカリ二次電池。
  6. 【請求項6】 水素吸蔵合金の組成として、少なくとも
    Mn、V、Cr、Al、Co、Ti、Zr、Feを含ん
    でいることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項
    に記載のアルカリ二次電池。
  7. 【請求項7】 炭酸を含む化合物と、水素吸蔵合金を形
    成する元素の酸化物及び水酸化物の少なくとも一方が、
    水素吸蔵合金の表面層として存在することを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれかの項に記載のアルカリ二次電
    池。
  8. 【請求項8】 炭酸を含む化合物と水素吸蔵合金を形成
    する元素の酸化物及び水酸化物の少なくともどちらか一
    方から形成された層の厚さが0.05〜2μmであるこ
    とを特徴とする請求項に7記載のアルカリ二次電池。
  9. 【請求項9】 炭酸を含む化合物と水素吸蔵合金を形成
    する元素の酸化物および水酸化物の少なくともどちらか
    一方と、水溶性バインダーが共存することを特徴とする
    請求項5乃至8のいずれかの項に記載のアルカリ二次電
    池。
  10. 【請求項10】 炭酸を含む化合物と水素吸蔵合金を形
    成する元素の酸化物および水酸化物の少なくともどちら
    か一方と撥水性を有するバインダーが共存することを特
    徴とする請求項5乃至8のいずれかの項に記載のアルカ
    リ二次電池。
  11. 【請求項11】 バインダの一部を熱的、電気化学的.
    化学的に分解して炭酸化した事を特徴とする請求項9ま
    たは10に記載のアルカリ二次電池の製造法。
  12. 【請求項12】 水素吸蔵合金を用いた負極が焼結法に
    より製造されたことを特徴とする請求項1に記載のアル
    カリ二次電池。
  13. 【請求項13】 正極がニッケル水酸化物またはマンガ
    ン水酸化物であることを特徴とする請求項1に記載のア
    ルカリ二次電池。
  14. 【請求項14】 表面が少なくとも炭酸を含む化合物で
    覆われた水素吸蔵合金からなる負極、正極、セパレータ
    及び電解液を電池ケース内に収容したアルカリ二次電池
    の製造方法であって、負極、正極、セパレータ、電解液
    の少なくとも一つに炭酸塩化合物を添加する工程を具備
    したことを特徴とするアルカリ二次電池の製造方法。
  15. 【請求項15】 電解液に炭酸ガスを溶解させたことを
    特徴とする請求項14に記載のアルカリ二次電池の製造
    方法。
  16. 【請求項16】 炭酸塩化合物としてアルカリ金属ある
    いはアルカリ土類金属の炭酸塩化合物の少なくとも一種
    を用いることを特徴とする請求項14に記載のアルカリ
    二次電池の製造方法。
  17. 【請求項17】 アルカリ金属がリチウム、ナトリウ
    ム、カリウムであり、アルカリ土類金属がマグネシウ
    ム、カルシウム、バリウムである請求項16に記載のア
    ルカリ二次電池の製造方法。
  18. 【請求項18】 電解液として34〜40%の水酸化カ
    リウムを主成分とする材料を用いることを特徴とする請
    求項14乃至17のいずれかの項に記載のアルカリ二次
    電池の製造方法。
  19. 【請求項19】 炭酸塩化合物中の炭酸の重量が電池系
    内の水素吸蔵合金の重量に対して0.05〜3重量%で
    あることを特徴とする請求項14に記載のアルカリ二次
    電池の製造方法。
  20. 【請求項20】 負極に用いる水素吸蔵合金粉末と導電
    剤とバインダ溶液とともに炭酸塩化合物の混合物をペー
    スト状として、集電体に塗工あるいは充填することで炭
    酸塩化合物を添加することを特徴とする請求項14に記
    載のアルカリ二次電池の製造方法。
  21. 【請求項21】 水酸化ニッケル粉末とコバルト化合物
    と導電剤とバインダ溶液ととに炭酸化合物の混合物をペ
    ースト状として集電体に塗工あるいは充填し、該集電体
    にペーストを塗布した構造体を正極に用いることを特徴
    とする請求項14に記載のアルカリ二次電池の製造方
    法。
  22. 【請求項22】 導電剤がカーボン、カーボニルニッケ
    ル粉末の少なくともどちらか一方であることを特徴とす
    る請求項20に記載のアルカリ二次電池の製造方法。
  23. 【請求項23】 電解液に炭酸塩化合物として水酸化リ
    チウム(1水和物)、水酸化ナトリウム、水酸化マグネ
    シウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムのうち少な
    くとも一種以上を添加する工程を有することを特徴とす
    る請求項14に記載のアルカリ二次電池の製造方法。
  24. 【請求項24】 添加量が0.3〜3重量%であること
    を特徴とする請求項23に記載のアルカリ二次電池の製
    造方法。
  25. 【請求項25】 短繊維の分散溶液中へ炭酸塩化合物を
    添加し、該短繊維を抄いてセパレータを得て、該セパレ
    ータを用いることを特徴とする請求項14に記載のアル
    カリ二次電池の製造法。
  26. 【請求項26】 添加する炭酸塩化合物が粉末であり、
    該粉末の平均粒子径が0.1〜5μm以下であることを
    特徴とする請求項20乃至25のいずれかの項に記載の
    アルカリ二次電池の製造方法。
  27. 【請求項27】 添加する水素吸蔵合金の粒子径が20
    0メッシュ以下であることを特徴とする請求項20に記
    載のアルカリ二次電池の製造方法。
  28. 【請求項28】 電池を組み立てた後に、40〜65℃
    に加熱することを特徴とする請求項14乃至27のいず
    れかの項に記載のアルカリ二次電池の製造方法。
  29. 【請求項29】 炭酸塩化合物を正極、負極、セパレー
    タ、電解液に添加させずに別途、電池ケースの中に充填
    することを特徴とするアルカリ二次電池の製造方法。
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