JPH11234672A5 - - Google Patents
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- JPH11234672A5 JPH11234672A5 JP1998325409A JP32540998A JPH11234672A5 JP H11234672 A5 JPH11234672 A5 JP H11234672A5 JP 1998325409 A JP1998325409 A JP 1998325409A JP 32540998 A JP32540998 A JP 32540998A JP H11234672 A5 JPH11234672 A5 JP H11234672A5
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Description
【書類名】 明細書
【発明の名称】 復号方法及び復号装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号方法において、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有し、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号方法。
【請求項2】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、該入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項1記載の復号方法。
【請求項3】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの係数に適用することを特徴とする請求項1記載の復号方法。
【請求項4】
得られる1/16サイズのブロックは、数1に従って計算される画素値からなり、
【数1】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項1記載の復号方法。
【請求項5】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号方法において、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有し、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号方法。
【請求項6】
得られる1/16サイズのブロックは、数2に従って計算される画素値からなり、
【数2】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項5記載の復号方法。
【請求項7】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号方法において、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有し、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号方法。
【請求項8】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、上記入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項7記載の復号方法。
【請求項9】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの和係数に適用することを特徴とする請求項7記載の復号方法。
【請求項10】
得られる1/16サイズのブロックは、数3に従って計算される画素値からなり、
【数3】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項7記載の復号方法。
【請求項11】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号方法において、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有し、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号方法。
【請求項12】
得られる1/16サイズのブロックは、数4に従って計算される画素値からなり、
【数4】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項11記載の復号方法。
【請求項13】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号装置において、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、該第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して、上記入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備え、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号装置。
【請求項14】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、該入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項13記載の復号装置。
【請求項15】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの係数に適用することを特徴とする請求項13記載の復号装置。
【請求項16】
得られる1/16サイズのブロックは、数5に従って計算される画素値からなり、
【数5】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項13記載の復号装置。
【請求項17】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号装置において、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、該第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して、上記入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備え、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号装置。
【請求項18】
得られる1/16サイズのブロックは、数6に従って計算される画素値からなり、
【数6】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項17記載の復号装置。
【請求項19】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号装置において、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、該第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して、上記入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備え、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号装置。
【請求項20】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、上記入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項19記載の復号装置。
【請求項21】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの和係数に適用することを特徴とする請求項19記載の復号装置。
【請求項22】
得られる1/16サイズのブロックは、数7に従って計算される画素値からなり、
【数7】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項19記載の復号装置。
【請求項23】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号装置において、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、該第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して、上記入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備え、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号装置。
【請求項24】
得られる1/16サイズのブロックは、数8に従って計算される画素値からなり、
【数8】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項23記載の復号装置。
【請求項25】
処理システムで実行されたときに、該処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納したコンピュータで読出可能な媒体において、
上記実行可能な命令は、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含み、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とするコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項26】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、該入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項25記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項27】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの係数に適用することを特徴とする請求項25記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項28】
得られる1/16サイズのブロックは、数9に従って計算される画素値からなり、
【数9】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項25記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項29】
処理システムで実行されたときに、該処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納したコンピュータで読出可能な媒体において、
上記実行可能な命令は、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含み、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とするコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項30】
得られる1/16サイズのブロックは、数10に従って計算される画素値からなり、
【数10】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項29記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項31】
処理システムで実行されたときに、該処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納したコンピュータで読出可能な媒体において、
上記実行可能な命令は、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含み、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とするコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項32】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、上記入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項31記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項33】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの和係数に適用することを特徴とする請求項31記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項34】
得られる1/16サイズのブロックは、数11に従って計算される画素値からなり、
【数11】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項31記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項35】
処理システムで実行されたときに、該処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納したコンピュータで読出可能な媒体において、
上記実行可能な命令は、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含み、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とするコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項36】
得られる1/16サイズのブロックは、数12に従って計算される画素値からなり、
【数12】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項35記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルビデオ画像の復号方法及び復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルフォーマットのビデオ画像は、多くの場合デジタルビデオ(以下、DVという)と呼ばれ、コンピュータをビデオ画像の作成のために使用することが増えるにつれて、用途が増えている。デジタルビデオデータは、多くの場合「DVフォーマット」と呼ばれる符号化された情報圧縮のフォーマットで、蓄積又は伝送される。符号化処理には、通常、離散コサイン変換(以下、DCTという)を用いた画素データのDCT係数への変換と、重み付け関数によるDCT係数への重み付けとを含んでいる。これに関しては、例えば1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」に記載されている。データが復号された後、画像は、例えば画素を間引くことによって、表示ウィンドウに合わせてサイズが設定され、ここでは、画像を表す画素の数を減らすために、特定の空間的に離れた位置の画素を取り除くことによって行われる。したがって、復号された画素の多くは、その後表示されない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
復号処理は、データを復号するために必要な動作の数に起因し、時間がかかる。したがって、高画質を維持しながら、復号にかかる時間を最小にすることが望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る復号方法及び復号装置は、高画質を維持しながら画像の復号に必要な計算時間を短縮する、符号化されたビデオ画像の復号に関する。この復号方法及び復号装置は、表示される画像が、元の画像の解像度の一部のみを利用することがあるという点を考慮して設計されている。したがって、最適化は、逆重み付け(Inverse Weighting:以下、IWという)と逆コサイン変換(Inverse Discrete Cosine Transeform:以下、IDCTという)の処理を変更して、表示に用いられる画像情報のみを処理することによって行われる。
【0005】
本発明に係る復号方法は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有する。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0006】
本発明に係る復号方法は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有する。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0007】
本発明に係る復号方法は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有する。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0008】
本発明に係る復号方法は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有する。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0009】
本発明に係る復号装置は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して、入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備える。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0010】
本発明に係る復号装置は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して、入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備える。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0011】
本発明に係る復号装置は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して、入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備える。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0012】
本発明に係る復号装置は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して、入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備える。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0013】
本発明に係るコンピュータで読出可能な媒体は、処理システムで実行されたときに、処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納し、実行可能な命令は、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含む。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0014】
本発明に係るコンピュータで読出可能な媒体は、処理システムで実行されたときに、処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納し、実行可能な命令は、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含む。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0015】
本発明に係るコンピュータで読出可能な媒体は、処理システムで実行されたときに、処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納し、実行可能な命令は、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含む。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0016】
本発明に係るコンピュータで読出可能な媒体は、処理システムで実行されたときに、処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納し、実行可能な命令は、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含む。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下の説明では、本発明を完全に理解できるように、数多くの詳細を説明する。しかしながら、これらの特定の詳細が、本発明の実施のために必要なわけではないことは、当業者にとって明らかである。また例えば、本発明を不要に分かり難くしないように、周知の電気的構成及び電子回路をブロック図に示す。
【0018】
図1aは、本発明を適用した復号回路の一実施例を示すブロック図である。本発明は、論理回路内の専用のマイクロコントローラ回路、汎用コンピュータ上で実行可能なソフトウェアによっても実現できることは容易に理解される。このような復号回路の用途は、様々である。復号回路は、例えば衛星、放送又はデジタルビデオプレーヤ等の外部入力源からのデジタルビデオ信号を受信するコンピュータ内で実施される。代わりに、復号回路をデジタルビデオプレーヤ及びレコーダ、カメラ、他のデジタルビデオ機器内に設けることもできる。
【0019】
図1aに示すように、圧縮された画像情報は、デフレーミングサブ回路110に入力され、デフレーミング回路110は、可変長符号化された量子化係数の30ブロック毎に挿入さた固定長の5つの同期ブロックを取り出す。これらのブロックは、ビデオ画像のフレームの一部である。一実施例において、各符号化されたブロックは、離散コサイン変換(Discrete Cosine Transeform:以下、DCTという)係数の8×8行列である。別の実施例において、各ブロックは、DCT係数の2つの4×8行列からなり、1つの行列は和係数を含み、他の行列は差係数を含んでいる。VL復号器115は、当業者に知られている手法に基づいて可変長復号処理を実行し、DCT係数のラン−レベル対(run-level pairs)生成する。ラン−レベル復号回路120は、ラン−レベル対を個々のDCT係数に展開する。例えば、ラン−レベル対のシーケンスが(2,1)、(4,1)の場合、展開されたDCT係数は、(0,0,2)、(0,0,0,0,1)となる。逆ジグザグスキャンサブ回路125は、1次元表現の量子化係数が供給され、それを2次元表現の量子化係数に変換する。I/Qサブ回路130は、DCT係数に逆量子化処理を施す。逆重み付け(Inverse Weighting:以下、IWという)サブ回路135は、符号化処理の間に重み付けされた係数の重みを取り除く。重み付けの一具体例は、1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」の28頁に記載されている。
【0020】
逆離散コサイン変換(Inverse Discrete Cosine Transeform:以下、IDCTという)140は、DCT係数を画素値に変換する。一旦画素値が生成されると、デシャッフリング回路145は、画素値をデシャッフリングして、完全な画像を生成する。上述したサブ回路110,115,120,125,130,145は、当業者に知られている様々な方法で実現することができるので、ここでは、これ以上説明しない。これについての詳細は、例えば、1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」に記載されている。
【0021】
後述するように、逆重み付け(IW)と逆離散コサイン変換(IDCT)の革新的な組合せを実行することによって、処理のオーバヘッドを最小にしながら、高画質の縮小された画像を提供することができる。上述したように、本発明は、図1bに示す汎用コンピュータによっても実施することがきる。
【0022】
この実施例において、圧縮された画像情報は、入力回路150に供給され、入力回路150は、供給されたデータをプロセッサ155に供給する。プロセッサ155は、メモリ160からの命令を実行して、上述した処理を実行する。幾つかの実施例においては、復号された画像をディスプレイ165に表示する。
【0023】
図2は、本発明を適用した1/4サイズの画像の復号の一実施例を示すフローチャートである。ここに示す実施例は、逆重み付け(IW)と逆離散コサイン変換(IDCT)のアプリケーションを組み合わせて1つの機能とする。この利点は、必要とされる乗算の数、すなわち計算量を削減することができることである。なお、ここに示す処理の中に含まれるIWとIDCTは、連続的に行うことができる。
【0024】
図2に示すステップ205において、1次元(以下、1Dという)水平4点IW/IDCT処理は、低い周波数に対応する側から1/2列目までの係数、すなわち、この実施例においては行列の4つの係数に対して適用される。これを図3に示す。
【0025】
行列300は、DCT係数の8×8ブロックを表し、このブロックは、画像の一部を表現している。図に示すXは、符号化された係数を表す。行列300の指標は、左から右へ、上から下へ行くに従って増加する。小さい指標の係数は、低い周波数の係数に対応する。大きな指標の係数は、高い周波数の係数に対応する。ブロック305は、ステップ205において水平4点IW/IDCT処理を適用した後のブロックを示す。ここでAは、水平4点IW/IDCT処理を適用した後のDCT係数を示す。なお、この実施例においては、8×8ブロックに関する処理を説明するが、この処理は、n、mが4以上の整数として、任意のn×mブロックにも適用できる。
【0026】
図4aは、図2のステップ205で水平4点IW/IDCT処理を適用した一具体例を表したものである。IN0、IN1,IN2,IN3は、各行306,307,308,309の位置301,302,303,304に対応している。水平4点IW/IDCT処理のこの特定の実施例は、1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」に示された仕様に従って符号化されたデジタルビデオ画像を復号するためのものである。なお、水平4点IW/IDCT処理は、用いられる特定の符号化処理に従って変更されることは容易に理解される。
【0027】
図4aにおいて、水平4点IW/IDCT処理は、バタフライとして知られる形式で表されている。ここで、CSi=cos(iπ/16)であり、対角線は、加算演算を表し、矢線は、−1の乗算演算を表し、線に沿った値は、その値での乗算演算を表す。例えば、図4aに関して、ステージ410においては、入力IN0に変更を施して、IN0+4CS6CS4×IN2とする。ここで、4CS6CS4は、4×CS6×CS4である。ステージ411においては、IN2に変更を施して、IN0−IN2×4CS6CS4にする。このような演算に従って、出力0(OUT0)は、IN0+IN2×4CS6CS4+IN1×4CS7+IN3×4CS5CS2+CS4×(IN1×4CS7−IN3×4CS5CS2)となる。ここで、4CS5CS2は、4×CS5×CS2である。
【0028】
図2のステップ210において、高い周波数に対応する側から1/2、すなわち4行目までの係数を0とする。これを、図3のブロック310に示す。ブロック305,310,315において削除されているように、残りの処理されない係数は、本質的に無視され、余分な処理時間を削減する。ステップ215において、8点IW/IDCT処理が垂直方向に適用される。これは、ブロック315に示され、変数Bによって表される係数は、8点IW/IDCT処理を適用した後の偶数座標の画素データを表す。この実施例における8点IW/IDCTは、図4bのバタフライ図によって表される。なお、これらの処理の順序は可換であり、したがって、水平4点IW/IDCT処理を垂直8点IW/IDCT処理の後に行うこともできる。
【0029】
図3において、8点IW/IDCT処理を適用して、ブロック320に示す4×4の画像が生成され、これは、元の高画質の画像の一部を有する。この画質は、処理のオーバヘッドを最小にしながら生成された。したがって、余分な時間を削減できたことになる。
【0030】
図5に別の実施例を示す。図5は、2つの4×8ブロックによって形成される画像情報の処理に関する。1つの4×8ブロックは、DCTの和係数からなり、もう1つの4×8ブロックは、DCTの差係数からなる。4×8ブロックの使用に関しては、1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」の27頁及び84頁に規定されている。m、nを4以上の整数として、m×n次元のブロックを用いることができる。
【0031】
ステップ505において、各和係数とそれに対応した各差係数との和が生成され、偶数フィールドの係数を得る。図6に示すブロック600,602は、それぞれ元の和係数と差係数である。ブロック605は、和係数とそれに対応した差係数との和を示す。ここで、例えば各列のX0+X4において、0は0行を、4は4行を表す。後に4点IW/IDCT処理を適用することによって時間を削減するためには、低い周波数に対応する側から1/2列目までの和係数と差係数との和をとるのが好ましい。
【0032】
ステップ510において、1次元水平4点IW/IDCT処理を、低い周波数に対応する側から列の半分まで、すなわちこの実施例においては4つの係数に適用する。ブロック610は、上述の和に1次元水平4点IW/IDCTを適用した後に得られる、変数Aによって表される係数を含んでいる。ここで用いる4点IW/IDCT処理は、上述した処理と同じであることが好ましく、図4aのバタフライ図によって表される。
【0033】
ステップ515において、4点IW/IDCT処理を、ブロック610によって表される低い周波数に対応する側から行の半分までの係数に4列分垂直に適用し、ブロック615に示す画素データBを生成する。垂直4点IW/IDCT処理の一具体例を、図7に示す。ここに示すIW/IDCT処理は、重み関数が符号化のフォーマットによって規定されるので、上述したものと異なっている。したがって、2つの4×8ブロックによる復号処理は、上述した8×8ブロックによる復号処理とわずかに異なる。
【0034】
ブロック620は、表示される画像の一部として生成した4×4画素値を表す。なお、ステップ505,510,515の順序は、変更することができる。例えば、ステップ510をステップ505、515よりも前に行うことができる。同様に、ステップ515をステップ505,510よりも前に行うこともできる。更に、ステップ515を、ステップ505の後、ステップ510の前に行うこともできる。したがって、これらの処理は、可換である。処理の順番を代えることは可能であるが、この変更は、必要とされる計算量に影響する。例えば、ステップ510をステップ505よりも前に行うと、水平IW/IDCTを、和係数と差係数、すなわち8行の係数に適用することになり、計算量が2倍になる。
【0035】
なお、図4a、図4b、図7に示すバタフライ図は、様々な形式で表現することができる。図8に例を示す。更に、バタフライ図に従った計算は、換算することができる。換算は、各出力間の関係を維持している限り、計算過程の任意の時点において行うことができる。例えば、換算係数は、各出力の直前の各入力において適用することもでき、また、入力と出力との間の共通の時点においても適用することができる。
【0036】
図2〜図8に示すIW/IDCT処理は、図9a、図9bに示す数学的な式によって表現することができる。例えば、式905は、各ブロックの位置(x,y)における画素値の計算式である。ここで、P(x,y)は、その位置(x,y)における画素値であり、Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けされたDCT係数である。式905は、図2に示す8×8ブロックに適用するIW/IDCT処理に対応する。ここにおいては、図2のステップ205に対応した水平処理906は、図2のステップ210,215に対応した垂直処理907に先行する。式910は、1/4サイズの画像を生成する本発明の別の実施例である。ここでは、垂直処理911は、水平処理912に先行する。ブロック915は、式905,910内で用いられるパラメータを定義する。
【0037】
図5に示す処理において用いられる2次元IW/IDCT処理の実施例を表す式を図9bに示す。式920において、図5のステップ505,515に対応する垂直処理921は、図5のステップ510に対応する水平処理922に先行し、式925においては、ステップ505,510に対応する水平処理926は、ステップ515に対応する垂直処理927に先行する。上述した実施例においては、1次元のIW/IDCT処理を2回、すなわち水平IW/IDCT処理と垂直IW/IDCT処理を各1回適用しているが、図9a、図9bに示すように、IW/IDCT処理は、2次元的に適用することができる。
【0038】
図10は、本発明を適用した1/16サイズの画像の復号の一実施例を示すフローチャートである。ここに示す実施例は、逆重み付け(IW)と逆離散コサイン変換(IDCT)のアプリケーションを組み合わせて1つの機能とする。この利点は、必要とされる乗算の数、すなわち計算量を削減することができることである。なお、ここに示す処理の中に含まれるIWとIDCTは、連続的に行うことができる。
【0039】
図10に、8×8ブロックに適用される処理の一実施例を示すが、m、nを2以上の整数として、ここに示す処理をm×nブロックに適用することもできる。
【0040】
図10に示すステップ1005において、1次元2点IW/IDCT処理は、低い指標に対応する側から2列目までの係数に適用する。
【0041】
図11のブロック1100は、DCT係数の典型的な8×8ブロックを表す。ブロック1100の指標は、左から右へ、上から下へ行くに従い増加する。小さな指標を有する係数は、低い周波数の係数に対応する。大きな指標を有する係数は、高い周波数の係数に対応する。ブロック1105は、ステップ1005に示す2点IW/IDCT処理を適用した後のブロックであり、変換後の係数をAで表す。なお、ここに示さない係数は、ステップ1005のIW/IDCT処理を適用しない係数であるので、これに続く処理において、処理時間を削減するために、これらの係数を無視し、処理しないでおくことが好ましい。単純化のために、処理されない係数を図11から除いてある。
【0042】
図10のステップ1010において、垂直2点IW/IDCTを、低い周波数に対応したものから2つ目までの係数に適用する。図11のブロック1110に、この処理によって生成した画素データBを示す。ブロック1115は、生成した画像の一部を表す。なお、ここで連続して行われる処理は、可換であり、ステップ1010をステップ1005の前に行うこともできる。
【0043】
2点IW/IDCT処理の一具体例は、図12のバタフライ図によって表される。この図の表現は、当業者には既知のものであり、ここでは詳細に説明しない。なお、対角線は、加算演算を、矢線は、−1の乗算演算を表す。更に、入力線に沿った値は、乗算する値を表し、例えばCSm=cos(mπ/16)として、IN1に8CS4CS2CS7が乗算される。また、CSm=cos(mπ/16)として、OUT0=IN0+IN1×8CS4CS2CS7、OUT1=IN0−IN1×8CS4CS2CS7である。なお、この計算結果を導く図の表現は一通りでなく、また、計算過程に換算を加えることもできる。この換算として、例えば入力又は出力を共通の係数で換算することができる。更に、入力と出力との間のライン上の共通の計算過程において、換算することもできる。これらの換算は、各出力間の関係を維持している限り、任意に行うことができる。
【0044】
別の実施例において、係数は、和係数と差係数の2つの4×8行列によって表され、ここで、第1の行列は、和係数を含み、第2の行列は、差係数を含んでいる。4×8ブロックの仕様に関しては、1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」の27頁及び84頁に規定されている。また、ここで用いるブロックを、m、nを2以上の整数として、m×n次元のブロックとすることもできる。
【0045】
このフォーマットによる符号化された1/16サイズの画像の復号は、図13に示されている。ステップ1305において、1次元水平2点IW/IDCT処理が適用される。
【0046】
図14において、ブロック1400,1401は、2つの4×8行列の符号化された和係数と差係数を示す。ブロック1405,1406は、1次元2点IW/IDCT処理を水平方向に適用した後の係数Aの行列を表す。引き続き図13のステップ1310において、1次元垂直2点IW/IDCTを垂直方向の低い周波数に対応するものから2つの和係数に適用する。ブロック1410,1415は、1次元2点IW/IDCT処理を垂直方向に適用して生成した画素データBを示す。4つの画素データは、ディスプレイ165にビデオ画像を表示するための画像の一部である。なお、ステップ1305、1310は、可換であり、ステップ1310をステップ1305の前に行うこともできる。
【0047】
ステップ1305において適用される2点IW/IDCT処理の一具体例は、図12のバタフライ図によって表される。ステップ1310において適用される2点IW/IDCT処理の一具体例は、図15のバタフライ図によって表される。なお、上述したように、バタフライ図は、目的の計算結果を導く何通りもの表現を有する。更に、出力間の関係を維持する限り、計算過程に換算を取り入れることもできる。
【0048】
図10、図13では、1次元IW/IDCT処理を適用した実施例を示した。図10〜図15に示すIW/IDCT処理は、図16a、図16bの数学的な式によって表現することができる。例えば、式1605は、各位置(x,y)における画素値の計算法である。ここで、P(x,y)は、その位置(x,y)における画素値であり、Q(x,y)は、各位置(h,v)における重み付けられたDCT係数である。式1605においては、水平処理1606は、垂直処理1607に先行する。式1610においても同様な計算を行うが、垂直処理1611は、水平処理1612に先行する。ブロック1615における値は、式1605,1610において用いられるパラメータを表す。同様に、図16bは、2つの4×8ブロックのフォーマットのための、1/16サイズの復号の2次元処理に関する計算式を示す。式1625においては、水平処理1626は、垂直処理1627に先行し、式1630においては、垂直処理1631は、水平処理1632に先行する。ブロック1635は、式1625,1630において用いられるパラメータを定義する。
【0049】
上述した実施例は、2つの1次元IW/IDCT処理、すなわち水平IW/IDCT処理と垂直IW/IDCT処理を行うものであるが、IW/IDCT処理は、2次元的に適用することができる。
【0050】
本発明を好ましい実施の形態とともに説明してきたが、多くの別の実施の形態、変更及び変形等は、上述した内容を元にすれば、当業者によって容易に行われることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】
本発明を適用した復号器の一実施例のブロック図である。
【図1b】
本発明を適用したコンピュータのブロック図である。
【図2】
8×8ブロックにIW/IDCT処理を適用する、本発明の一実施例を示すフローチャートである。
【図3】
図2に示す方法に従って処理された係数を示す図である。
【図4a】
図2に示す方法に従った1次元4点IW/IDCT処理の一具体例を示すバタフライ図である。
【図4b】
図2に示す方法に従った1次元4点IW/IDCT処理の一具体例を示すバタフライ図である。
【図5】
和係数を有する4×8行列及び差係数を有する4×8行列にIW/IDCT処理をする、本発明の方法の別の実施例を示すフローチャートである。
【図6】
図5に示す方法に従って処理された係数を示す図である。
【図7】
図5に示す方法に従ったIW/IDCT処理の一具体例を示すバタフライ図である。
【図8】
別の具体例を示すバタフライ図である。
【図9a】
図2に示す処理に用いる数式を示す図である。
【図9b】
図5に示す処理に用いる数式を示す図である。
【図10】
8×8行列にIW/IDCT処理をする、本発明の方法の実施例を示すフローチャートである。
【図11】
図10に示す方法に従って処理された係数を示す図である。
【図12】
図10に示す方法に従った1次元2点IW/IDCT処理の一具体例を表すバタフライ図である。
【図13】
和係数を有する4×8行列及び差係数を有する4×8行列にIW/IDCT処理を適用する本発明の方法に従った別の実施例を示すフローチャートである。
【図14】
図13に示す方法に従って処理された係数を示す図である。
【図15】
図13に示す方法に従ったIW/IDCTの一具体例を示すバタフライ図である。
【図16a】
図10に示す方法に従った処理に用いる数式の一具体例を示す図である。
【図16b】
図13に示す方法に従った処理に用いる数式の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
110 デフレーミングサブ回路、115 VL復号器、120 ラン−レベル復号回路、125 逆ジグザグスキャンサブ回路、130 I/Qサブ回路、135 IWサブ回路、140 IDCT、145 デシャッフリング回路
【発明の名称】 復号方法及び復号装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号方法において、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有し、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号方法。
【請求項2】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、該入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項1記載の復号方法。
【請求項3】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの係数に適用することを特徴とする請求項1記載の復号方法。
【請求項4】
得られる1/16サイズのブロックは、数1に従って計算される画素値からなり、
【数1】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項1記載の復号方法。
【請求項5】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号方法において、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有し、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号方法。
【請求項6】
得られる1/16サイズのブロックは、数2に従って計算される画素値からなり、
【数2】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項5記載の復号方法。
【請求項7】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号方法において、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有し、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号方法。
【請求項8】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、上記入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項7記載の復号方法。
【請求項9】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの和係数に適用することを特徴とする請求項7記載の復号方法。
【請求項10】
得られる1/16サイズのブロックは、数3に従って計算される画素値からなり、
【数3】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項7記載の復号方法。
【請求項11】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号方法において、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有し、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号方法。
【請求項12】
得られる1/16サイズのブロックは、数4に従って計算される画素値からなり、
【数4】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項11記載の復号方法。
【請求項13】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号装置において、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、該第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して、上記入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備え、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号装置。
【請求項14】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、該入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項13記載の復号装置。
【請求項15】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの係数に適用することを特徴とする請求項13記載の復号装置。
【請求項16】
得られる1/16サイズのブロックは、数5に従って計算される画素値からなり、
【数5】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項13記載の復号装置。
【請求項17】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号装置において、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、該第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して、上記入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備え、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号装置。
【請求項18】
得られる1/16サイズのブロックは、数6に従って計算される画素値からなり、
【数6】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項17記載の復号装置。
【請求項19】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号装置において、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、該第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して、上記入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備え、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号装置。
【請求項20】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、上記入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項19記載の復号装置。
【請求項21】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの和係数に適用することを特徴とする請求項19記載の復号装置。
【請求項22】
得られる1/16サイズのブロックは、数7に従って計算される画素値からなり、
【数7】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項19記載の復号装置。
【請求項23】
符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する復号装置において、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、該第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して、上記入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備え、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする復号装置。
【請求項24】
得られる1/16サイズのブロックは、数8に従って計算される画素値からなり、
【数8】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項23記載の復号装置。
【請求項25】
処理システムで実行されたときに、該処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納したコンピュータで読出可能な媒体において、
上記実行可能な命令は、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含み、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とするコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項26】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、該入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項25記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項27】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、m×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの係数に適用することを特徴とする請求項25記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項28】
得られる1/16サイズのブロックは、数9に従って計算される画素値からなり、
【数9】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項25記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項29】
処理システムで実行されたときに、該処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納したコンピュータで読出可能な媒体において、
上記実行可能な命令は、
係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含み、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とするコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項30】
得られる1/16サイズのブロックは、数10に従って計算される画素値からなり、
【数10】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項29記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項31】
処理システムで実行されたときに、該処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納したコンピュータで読出可能な媒体において、
上記実行可能な命令は、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含み、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの行係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの列係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とするコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項32】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を、上記入力ブロックの低い周波数に対応する側から2行目までの係数に適用することを特徴とする請求項31記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項33】
上記入力ブロックは、m、nを2以上の整数として、2つのm×n行列からなり、上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を、上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から2列目までの和係数に適用することを特徴とする請求項31記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項34】
得られる1/16サイズのブロックは、数11に従って計算される画素値からなり、
【数11】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項31記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項35】
処理システムで実行されたときに、該処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納したコンピュータで読出可能な媒体において、
上記実行可能な命令は、
和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、
上記第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含み、
上記垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、
上記水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、
OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、
上記IN0は、上記入力ブロックの列係数を表し、上記IN1は、上記第2のブロックの行係数を表し、上記OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とするコンピュータで読出可能な媒体。
【請求項36】
得られる1/16サイズのブロックは、数12に従って計算される画素値からなり、
【数12】
上記P(x,y)は、位置(x,y)における画素値を表し、上記C’(h)は、h=0のとき1であり、h=1,2,3のとき√2であり、上記Q”(h,v)は、h=0かつv=0のとき2Q(h,v)であり、h≠0又はv≠0のときQ(h,v)であり、該Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けられた離散コサイン変換係数を表し、w(0)=1、w(1)=CS4/(4×CS7×CS2)、w(2)=CS4/(2×CS6)、CSm=cos(mπ/16)であることを特徴とする請求項35記載のコンピュータで読出可能な媒体。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルビデオ画像の復号方法及び復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルフォーマットのビデオ画像は、多くの場合デジタルビデオ(以下、DVという)と呼ばれ、コンピュータをビデオ画像の作成のために使用することが増えるにつれて、用途が増えている。デジタルビデオデータは、多くの場合「DVフォーマット」と呼ばれる符号化された情報圧縮のフォーマットで、蓄積又は伝送される。符号化処理には、通常、離散コサイン変換(以下、DCTという)を用いた画素データのDCT係数への変換と、重み付け関数によるDCT係数への重み付けとを含んでいる。これに関しては、例えば1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」に記載されている。データが復号された後、画像は、例えば画素を間引くことによって、表示ウィンドウに合わせてサイズが設定され、ここでは、画像を表す画素の数を減らすために、特定の空間的に離れた位置の画素を取り除くことによって行われる。したがって、復号された画素の多くは、その後表示されない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
復号処理は、データを復号するために必要な動作の数に起因し、時間がかかる。したがって、高画質を維持しながら、復号にかかる時間を最小にすることが望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る復号方法及び復号装置は、高画質を維持しながら画像の復号に必要な計算時間を短縮する、符号化されたビデオ画像の復号に関する。この復号方法及び復号装置は、表示される画像が、元の画像の解像度の一部のみを利用することがあるという点を考慮して設計されている。したがって、最適化は、逆重み付け(Inverse Weighting:以下、IWという)と逆コサイン変換(Inverse Discrete Cosine Transeform:以下、IDCTという)の処理を変更して、表示に用いられる画像情報のみを処理することによって行われる。
【0005】
本発明に係る復号方法は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有する。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0006】
本発明に係る復号方法は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有する。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0007】
本発明に係る復号方法は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有する。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0008】
本発明に係る復号方法は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを有する。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0009】
本発明に係る復号装置は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して、入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備える。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0010】
本発明に係る復号装置は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して、入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備える。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0011】
本発明に係る復号装置は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して、入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備える。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0012】
本発明に係る復号装置は、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成するものであって、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するとともに、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して、入力ブロックの1/16サイズの画像を生成する逆重み付けサブ回路及び逆離散コサイン変換回路を備える。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0013】
本発明に係るコンピュータで読出可能な媒体は、処理システムで実行されたときに、処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納し、実行可能な命令は、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含む。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換、及び垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0014】
本発明に係るコンピュータで読出可能な媒体は、処理システムで実行されたときに、処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納し、実行可能な命令は、係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含む。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換、及び水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0015】
本発明に係るコンピュータで読出可能な媒体は、処理システムで実行されたときに、処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納し、実行可能な命令は、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含む。水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、IN0は、入力ブロックの行係数を表し、IN1は、第2のブロックの列係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0016】
本発明に係るコンピュータで読出可能な媒体は、処理システムで実行されたときに、処理システムに、符号化されたデジタル画像を復号して、1/16サイズの画像を生成する処理を実行させる実行可能な命令を格納し、実行可能な命令は、和係数及び差係数の入力ブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換を適用して第2のブロックを生成するステップと、第2のブロックの低い周波数に対応する側から1/4の部分に水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換を適用するステップとを含む。垂直2点逆重み付け及び垂直2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×4×CS4×CS6)、OUT1=IN0−(IN1×4×CS4×CS6)からなり、水平2点逆重み付け及び水平2点逆離散コサイン変換は、OUT0=IN0+(IN1×8×CS4×CS2×CS7)、OUT1=IN0−(IN1×8×CS4×CS2×CS7)からなり、IN0は、入力ブロックの列係数を表し、IN1は、第2のブロックの行係数を表し、OUT0及びOUT1は、処理後の係数を表し、CSm=cos(mπ/16)である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下の説明では、本発明を完全に理解できるように、数多くの詳細を説明する。しかしながら、これらの特定の詳細が、本発明の実施のために必要なわけではないことは、当業者にとって明らかである。また例えば、本発明を不要に分かり難くしないように、周知の電気的構成及び電子回路をブロック図に示す。
【0018】
図1aは、本発明を適用した復号回路の一実施例を示すブロック図である。本発明は、論理回路内の専用のマイクロコントローラ回路、汎用コンピュータ上で実行可能なソフトウェアによっても実現できることは容易に理解される。このような復号回路の用途は、様々である。復号回路は、例えば衛星、放送又はデジタルビデオプレーヤ等の外部入力源からのデジタルビデオ信号を受信するコンピュータ内で実施される。代わりに、復号回路をデジタルビデオプレーヤ及びレコーダ、カメラ、他のデジタルビデオ機器内に設けることもできる。
【0019】
図1aに示すように、圧縮された画像情報は、デフレーミングサブ回路110に入力され、デフレーミング回路110は、可変長符号化された量子化係数の30ブロック毎に挿入さた固定長の5つの同期ブロックを取り出す。これらのブロックは、ビデオ画像のフレームの一部である。一実施例において、各符号化されたブロックは、離散コサイン変換(Discrete Cosine Transeform:以下、DCTという)係数の8×8行列である。別の実施例において、各ブロックは、DCT係数の2つの4×8行列からなり、1つの行列は和係数を含み、他の行列は差係数を含んでいる。VL復号器115は、当業者に知られている手法に基づいて可変長復号処理を実行し、DCT係数のラン−レベル対(run-level pairs)生成する。ラン−レベル復号回路120は、ラン−レベル対を個々のDCT係数に展開する。例えば、ラン−レベル対のシーケンスが(2,1)、(4,1)の場合、展開されたDCT係数は、(0,0,2)、(0,0,0,0,1)となる。逆ジグザグスキャンサブ回路125は、1次元表現の量子化係数が供給され、それを2次元表現の量子化係数に変換する。I/Qサブ回路130は、DCT係数に逆量子化処理を施す。逆重み付け(Inverse Weighting:以下、IWという)サブ回路135は、符号化処理の間に重み付けされた係数の重みを取り除く。重み付けの一具体例は、1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」の28頁に記載されている。
【0020】
逆離散コサイン変換(Inverse Discrete Cosine Transeform:以下、IDCTという)140は、DCT係数を画素値に変換する。一旦画素値が生成されると、デシャッフリング回路145は、画素値をデシャッフリングして、完全な画像を生成する。上述したサブ回路110,115,120,125,130,145は、当業者に知られている様々な方法で実現することができるので、ここでは、これ以上説明しない。これについての詳細は、例えば、1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」に記載されている。
【0021】
後述するように、逆重み付け(IW)と逆離散コサイン変換(IDCT)の革新的な組合せを実行することによって、処理のオーバヘッドを最小にしながら、高画質の縮小された画像を提供することができる。上述したように、本発明は、図1bに示す汎用コンピュータによっても実施することがきる。
【0022】
この実施例において、圧縮された画像情報は、入力回路150に供給され、入力回路150は、供給されたデータをプロセッサ155に供給する。プロセッサ155は、メモリ160からの命令を実行して、上述した処理を実行する。幾つかの実施例においては、復号された画像をディスプレイ165に表示する。
【0023】
図2は、本発明を適用した1/4サイズの画像の復号の一実施例を示すフローチャートである。ここに示す実施例は、逆重み付け(IW)と逆離散コサイン変換(IDCT)のアプリケーションを組み合わせて1つの機能とする。この利点は、必要とされる乗算の数、すなわち計算量を削減することができることである。なお、ここに示す処理の中に含まれるIWとIDCTは、連続的に行うことができる。
【0024】
図2に示すステップ205において、1次元(以下、1Dという)水平4点IW/IDCT処理は、低い周波数に対応する側から1/2列目までの係数、すなわち、この実施例においては行列の4つの係数に対して適用される。これを図3に示す。
【0025】
行列300は、DCT係数の8×8ブロックを表し、このブロックは、画像の一部を表現している。図に示すXは、符号化された係数を表す。行列300の指標は、左から右へ、上から下へ行くに従って増加する。小さい指標の係数は、低い周波数の係数に対応する。大きな指標の係数は、高い周波数の係数に対応する。ブロック305は、ステップ205において水平4点IW/IDCT処理を適用した後のブロックを示す。ここでAは、水平4点IW/IDCT処理を適用した後のDCT係数を示す。なお、この実施例においては、8×8ブロックに関する処理を説明するが、この処理は、n、mが4以上の整数として、任意のn×mブロックにも適用できる。
【0026】
図4aは、図2のステップ205で水平4点IW/IDCT処理を適用した一具体例を表したものである。IN0、IN1,IN2,IN3は、各行306,307,308,309の位置301,302,303,304に対応している。水平4点IW/IDCT処理のこの特定の実施例は、1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」に示された仕様に従って符号化されたデジタルビデオ画像を復号するためのものである。なお、水平4点IW/IDCT処理は、用いられる特定の符号化処理に従って変更されることは容易に理解される。
【0027】
図4aにおいて、水平4点IW/IDCT処理は、バタフライとして知られる形式で表されている。ここで、CSi=cos(iπ/16)であり、対角線は、加算演算を表し、矢線は、−1の乗算演算を表し、線に沿った値は、その値での乗算演算を表す。例えば、図4aに関して、ステージ410においては、入力IN0に変更を施して、IN0+4CS6CS4×IN2とする。ここで、4CS6CS4は、4×CS6×CS4である。ステージ411においては、IN2に変更を施して、IN0−IN2×4CS6CS4にする。このような演算に従って、出力0(OUT0)は、IN0+IN2×4CS6CS4+IN1×4CS7+IN3×4CS5CS2+CS4×(IN1×4CS7−IN3×4CS5CS2)となる。ここで、4CS5CS2は、4×CS5×CS2である。
【0028】
図2のステップ210において、高い周波数に対応する側から1/2、すなわち4行目までの係数を0とする。これを、図3のブロック310に示す。ブロック305,310,315において削除されているように、残りの処理されない係数は、本質的に無視され、余分な処理時間を削減する。ステップ215において、8点IW/IDCT処理が垂直方向に適用される。これは、ブロック315に示され、変数Bによって表される係数は、8点IW/IDCT処理を適用した後の偶数座標の画素データを表す。この実施例における8点IW/IDCTは、図4bのバタフライ図によって表される。なお、これらの処理の順序は可換であり、したがって、水平4点IW/IDCT処理を垂直8点IW/IDCT処理の後に行うこともできる。
【0029】
図3において、8点IW/IDCT処理を適用して、ブロック320に示す4×4の画像が生成され、これは、元の高画質の画像の一部を有する。この画質は、処理のオーバヘッドを最小にしながら生成された。したがって、余分な時間を削減できたことになる。
【0030】
図5に別の実施例を示す。図5は、2つの4×8ブロックによって形成される画像情報の処理に関する。1つの4×8ブロックは、DCTの和係数からなり、もう1つの4×8ブロックは、DCTの差係数からなる。4×8ブロックの使用に関しては、1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」の27頁及び84頁に規定されている。m、nを4以上の整数として、m×n次元のブロックを用いることができる。
【0031】
ステップ505において、各和係数とそれに対応した各差係数との和が生成され、偶数フィールドの係数を得る。図6に示すブロック600,602は、それぞれ元の和係数と差係数である。ブロック605は、和係数とそれに対応した差係数との和を示す。ここで、例えば各列のX0+X4において、0は0行を、4は4行を表す。後に4点IW/IDCT処理を適用することによって時間を削減するためには、低い周波数に対応する側から1/2列目までの和係数と差係数との和をとるのが好ましい。
【0032】
ステップ510において、1次元水平4点IW/IDCT処理を、低い周波数に対応する側から列の半分まで、すなわちこの実施例においては4つの係数に適用する。ブロック610は、上述の和に1次元水平4点IW/IDCTを適用した後に得られる、変数Aによって表される係数を含んでいる。ここで用いる4点IW/IDCT処理は、上述した処理と同じであることが好ましく、図4aのバタフライ図によって表される。
【0033】
ステップ515において、4点IW/IDCT処理を、ブロック610によって表される低い周波数に対応する側から行の半分までの係数に4列分垂直に適用し、ブロック615に示す画素データBを生成する。垂直4点IW/IDCT処理の一具体例を、図7に示す。ここに示すIW/IDCT処理は、重み関数が符号化のフォーマットによって規定されるので、上述したものと異なっている。したがって、2つの4×8ブロックによる復号処理は、上述した8×8ブロックによる復号処理とわずかに異なる。
【0034】
ブロック620は、表示される画像の一部として生成した4×4画素値を表す。なお、ステップ505,510,515の順序は、変更することができる。例えば、ステップ510をステップ505、515よりも前に行うことができる。同様に、ステップ515をステップ505,510よりも前に行うこともできる。更に、ステップ515を、ステップ505の後、ステップ510の前に行うこともできる。したがって、これらの処理は、可換である。処理の順番を代えることは可能であるが、この変更は、必要とされる計算量に影響する。例えば、ステップ510をステップ505よりも前に行うと、水平IW/IDCTを、和係数と差係数、すなわち8行の係数に適用することになり、計算量が2倍になる。
【0035】
なお、図4a、図4b、図7に示すバタフライ図は、様々な形式で表現することができる。図8に例を示す。更に、バタフライ図に従った計算は、換算することができる。換算は、各出力間の関係を維持している限り、計算過程の任意の時点において行うことができる。例えば、換算係数は、各出力の直前の各入力において適用することもでき、また、入力と出力との間の共通の時点においても適用することができる。
【0036】
図2〜図8に示すIW/IDCT処理は、図9a、図9bに示す数学的な式によって表現することができる。例えば、式905は、各ブロックの位置(x,y)における画素値の計算式である。ここで、P(x,y)は、その位置(x,y)における画素値であり、Q(h,v)は、各位置(h,v)における重み付けされたDCT係数である。式905は、図2に示す8×8ブロックに適用するIW/IDCT処理に対応する。ここにおいては、図2のステップ205に対応した水平処理906は、図2のステップ210,215に対応した垂直処理907に先行する。式910は、1/4サイズの画像を生成する本発明の別の実施例である。ここでは、垂直処理911は、水平処理912に先行する。ブロック915は、式905,910内で用いられるパラメータを定義する。
【0037】
図5に示す処理において用いられる2次元IW/IDCT処理の実施例を表す式を図9bに示す。式920において、図5のステップ505,515に対応する垂直処理921は、図5のステップ510に対応する水平処理922に先行し、式925においては、ステップ505,510に対応する水平処理926は、ステップ515に対応する垂直処理927に先行する。上述した実施例においては、1次元のIW/IDCT処理を2回、すなわち水平IW/IDCT処理と垂直IW/IDCT処理を各1回適用しているが、図9a、図9bに示すように、IW/IDCT処理は、2次元的に適用することができる。
【0038】
図10は、本発明を適用した1/16サイズの画像の復号の一実施例を示すフローチャートである。ここに示す実施例は、逆重み付け(IW)と逆離散コサイン変換(IDCT)のアプリケーションを組み合わせて1つの機能とする。この利点は、必要とされる乗算の数、すなわち計算量を削減することができることである。なお、ここに示す処理の中に含まれるIWとIDCTは、連続的に行うことができる。
【0039】
図10に、8×8ブロックに適用される処理の一実施例を示すが、m、nを2以上の整数として、ここに示す処理をm×nブロックに適用することもできる。
【0040】
図10に示すステップ1005において、1次元2点IW/IDCT処理は、低い指標に対応する側から2列目までの係数に適用する。
【0041】
図11のブロック1100は、DCT係数の典型的な8×8ブロックを表す。ブロック1100の指標は、左から右へ、上から下へ行くに従い増加する。小さな指標を有する係数は、低い周波数の係数に対応する。大きな指標を有する係数は、高い周波数の係数に対応する。ブロック1105は、ステップ1005に示す2点IW/IDCT処理を適用した後のブロックであり、変換後の係数をAで表す。なお、ここに示さない係数は、ステップ1005のIW/IDCT処理を適用しない係数であるので、これに続く処理において、処理時間を削減するために、これらの係数を無視し、処理しないでおくことが好ましい。単純化のために、処理されない係数を図11から除いてある。
【0042】
図10のステップ1010において、垂直2点IW/IDCTを、低い周波数に対応したものから2つ目までの係数に適用する。図11のブロック1110に、この処理によって生成した画素データBを示す。ブロック1115は、生成した画像の一部を表す。なお、ここで連続して行われる処理は、可換であり、ステップ1010をステップ1005の前に行うこともできる。
【0043】
2点IW/IDCT処理の一具体例は、図12のバタフライ図によって表される。この図の表現は、当業者には既知のものであり、ここでは詳細に説明しない。なお、対角線は、加算演算を、矢線は、−1の乗算演算を表す。更に、入力線に沿った値は、乗算する値を表し、例えばCSm=cos(mπ/16)として、IN1に8CS4CS2CS7が乗算される。また、CSm=cos(mπ/16)として、OUT0=IN0+IN1×8CS4CS2CS7、OUT1=IN0−IN1×8CS4CS2CS7である。なお、この計算結果を導く図の表現は一通りでなく、また、計算過程に換算を加えることもできる。この換算として、例えば入力又は出力を共通の係数で換算することができる。更に、入力と出力との間のライン上の共通の計算過程において、換算することもできる。これらの換算は、各出力間の関係を維持している限り、任意に行うことができる。
【0044】
別の実施例において、係数は、和係数と差係数の2つの4×8行列によって表され、ここで、第1の行列は、和係数を含み、第2の行列は、差係数を含んでいる。4×8ブロックの仕様に関しては、1994年12月に開催されたHDデジタルビデオカセットレコーダに関する会議において決定された「6.3mm磁気テープを用いた民生用デジタルビデオカセットの規格(Specifications of Consumer-Used digital VCRs Using 6.3 mm Magnetic Tape)」の27頁及び84頁に規定されている。また、ここで用いるブロックを、m、nを2以上の整数として、m×n次元のブロックとすることもできる。
【0045】
このフォーマットによる符号化された1/16サイズの画像の復号は、図13に示されている。ステップ1305において、1次元水平2点IW/IDCT処理が適用される。
【0046】
図14において、ブロック1400,1401は、2つの4×8行列の符号化された和係数と差係数を示す。ブロック1405,1406は、1次元2点IW/IDCT処理を水平方向に適用した後の係数Aの行列を表す。引き続き図13のステップ1310において、1次元垂直2点IW/IDCTを垂直方向の低い周波数に対応するものから2つの和係数に適用する。ブロック1410,1415は、1次元2点IW/IDCT処理を垂直方向に適用して生成した画素データBを示す。4つの画素データは、ディスプレイ165にビデオ画像を表示するための画像の一部である。なお、ステップ1305、1310は、可換であり、ステップ1310をステップ1305の前に行うこともできる。
【0047】
ステップ1305において適用される2点IW/IDCT処理の一具体例は、図12のバタフライ図によって表される。ステップ1310において適用される2点IW/IDCT処理の一具体例は、図15のバタフライ図によって表される。なお、上述したように、バタフライ図は、目的の計算結果を導く何通りもの表現を有する。更に、出力間の関係を維持する限り、計算過程に換算を取り入れることもできる。
【0048】
図10、図13では、1次元IW/IDCT処理を適用した実施例を示した。図10〜図15に示すIW/IDCT処理は、図16a、図16bの数学的な式によって表現することができる。例えば、式1605は、各位置(x,y)における画素値の計算法である。ここで、P(x,y)は、その位置(x,y)における画素値であり、Q(x,y)は、各位置(h,v)における重み付けられたDCT係数である。式1605においては、水平処理1606は、垂直処理1607に先行する。式1610においても同様な計算を行うが、垂直処理1611は、水平処理1612に先行する。ブロック1615における値は、式1605,1610において用いられるパラメータを表す。同様に、図16bは、2つの4×8ブロックのフォーマットのための、1/16サイズの復号の2次元処理に関する計算式を示す。式1625においては、水平処理1626は、垂直処理1627に先行し、式1630においては、垂直処理1631は、水平処理1632に先行する。ブロック1635は、式1625,1630において用いられるパラメータを定義する。
【0049】
上述した実施例は、2つの1次元IW/IDCT処理、すなわち水平IW/IDCT処理と垂直IW/IDCT処理を行うものであるが、IW/IDCT処理は、2次元的に適用することができる。
【0050】
本発明を好ましい実施の形態とともに説明してきたが、多くの別の実施の形態、変更及び変形等は、上述した内容を元にすれば、当業者によって容易に行われることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】
本発明を適用した復号器の一実施例のブロック図である。
【図1b】
本発明を適用したコンピュータのブロック図である。
【図2】
8×8ブロックにIW/IDCT処理を適用する、本発明の一実施例を示すフローチャートである。
【図3】
図2に示す方法に従って処理された係数を示す図である。
【図4a】
図2に示す方法に従った1次元4点IW/IDCT処理の一具体例を示すバタフライ図である。
【図4b】
図2に示す方法に従った1次元4点IW/IDCT処理の一具体例を示すバタフライ図である。
【図5】
和係数を有する4×8行列及び差係数を有する4×8行列にIW/IDCT処理をする、本発明の方法の別の実施例を示すフローチャートである。
【図6】
図5に示す方法に従って処理された係数を示す図である。
【図7】
図5に示す方法に従ったIW/IDCT処理の一具体例を示すバタフライ図である。
【図8】
別の具体例を示すバタフライ図である。
【図9a】
図2に示す処理に用いる数式を示す図である。
【図9b】
図5に示す処理に用いる数式を示す図である。
【図10】
8×8行列にIW/IDCT処理をする、本発明の方法の実施例を示すフローチャートである。
【図11】
図10に示す方法に従って処理された係数を示す図である。
【図12】
図10に示す方法に従った1次元2点IW/IDCT処理の一具体例を表すバタフライ図である。
【図13】
和係数を有する4×8行列及び差係数を有する4×8行列にIW/IDCT処理を適用する本発明の方法に従った別の実施例を示すフローチャートである。
【図14】
図13に示す方法に従って処理された係数を示す図である。
【図15】
図13に示す方法に従ったIW/IDCTの一具体例を示すバタフライ図である。
【図16a】
図10に示す方法に従った処理に用いる数式の一具体例を示す図である。
【図16b】
図13に示す方法に従った処理に用いる数式の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
110 デフレーミングサブ回路、115 VL復号器、120 ラン−レベル復号回路、125 逆ジグザグスキャンサブ回路、130 I/Qサブ回路、135 IWサブ回路、140 IDCT、145 デシャッフリング回路
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