JPH11235015A - 電圧駆動型電力用半導体装置およびそのゲート制御方法 - Google Patents
電圧駆動型電力用半導体装置およびそのゲート制御方法Info
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- JPH11235015A JPH11235015A JP10031401A JP3140198A JPH11235015A JP H11235015 A JPH11235015 A JP H11235015A JP 10031401 A JP10031401 A JP 10031401A JP 3140198 A JP3140198 A JP 3140198A JP H11235015 A JPH11235015 A JP H11235015A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数個の電力用半導体素子を並列接続して運転
する場合に素子毎の電流バランスが良好になるように駆
動する。 【解決手段】並列接続された複数個のIGBT素子11、
12と、各素子のゲート電流を対応して制御するためのゲ
ート電流制御回路16、17と、各素子が組み込まれる実機
において予め各素子のオン時の電源電圧値・負荷電流値
・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも1つの
動作条件を変えてスイッチングを行うことによって各条
件におけるオン時の各素子間の電流バランスが良好にな
る各素子のゲート電流値を測定したデータを記憶してお
くROM15と、実機の実際の運転時における各素子のオ
ン時における少なくとも1つの動作条件に応じてROM
の記憶データに基づいて各素子間の電流バランスが良好
になるように各ゲート電流制御回路を制御するゲート駆
動回路182 を具備する。
する場合に素子毎の電流バランスが良好になるように駆
動する。 【解決手段】並列接続された複数個のIGBT素子11、
12と、各素子のゲート電流を対応して制御するためのゲ
ート電流制御回路16、17と、各素子が組み込まれる実機
において予め各素子のオン時の電源電圧値・負荷電流値
・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも1つの
動作条件を変えてスイッチングを行うことによって各条
件におけるオン時の各素子間の電流バランスが良好にな
る各素子のゲート電流値を測定したデータを記憶してお
くROM15と、実機の実際の運転時における各素子のオ
ン時における少なくとも1つの動作条件に応じてROM
の記憶データに基づいて各素子間の電流バランスが良好
になるように各ゲート電流制御回路を制御するゲート駆
動回路182 を具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧駆動型電力用
半導体装置およびそのゲート制御方法に係り、特に複数
個の電圧駆動型電力用半導体素子が並列接続あるいは直
列接続された電圧駆動型電力用半導体装置およびそのゲ
ート制御方法に関するもので、例えば高電力型の絶縁ゲ
ート型バイポーラトランジスタ(IGBT)に適用され
る。
半導体装置およびそのゲート制御方法に係り、特に複数
個の電圧駆動型電力用半導体素子が並列接続あるいは直
列接続された電圧駆動型電力用半導体装置およびそのゲ
ート制御方法に関するもので、例えば高電力型の絶縁ゲ
ート型バイポーラトランジスタ(IGBT)に適用され
る。
【0002】
【従来の技術】電力用半導体素子は、インバータやコン
バータ等の電力変換や電力制御等の用途に多く使われて
おり、近年の電力の大容量化、高周波スイッチング化に
伴い、電力用半導体素子の大容量化、スイッチングの高
速化が求められている。
バータ等の電力変換や電力制御等の用途に多く使われて
おり、近年の電力の大容量化、高周波スイッチング化に
伴い、電力用半導体素子の大容量化、スイッチングの高
速化が求められている。
【0003】従来、大容量の電力用半導体素子として、
GTO(ゲートターンオフ)サイリスタに代表される電
流駆動型素子が使われているが、機器の小型化や高周波
スイッチング等の面で問題があり、IGBTに代表され
る電圧駆動型電力用半導体素子の使用が増加している。
GTO(ゲートターンオフ)サイリスタに代表される電
流駆動型素子が使われているが、機器の小型化や高周波
スイッチング等の面で問題があり、IGBTに代表され
る電圧駆動型電力用半導体素子の使用が増加している。
【0004】近年には、4.5kVクラスのIGBTが
発表され、さらに、モジュールからの平型パッケージ
化、ゲートのトレンチ構造化、エミッタ側のキャリア蓄
積効果を利用したIEGT(Injection Enhanced Gate
Transistor)の開発等、ポストGTOへ向かっての電圧
駆動型電力用半導体素子の進歩は著しい。
発表され、さらに、モジュールからの平型パッケージ
化、ゲートのトレンチ構造化、エミッタ側のキャリア蓄
積効果を利用したIEGT(Injection Enhanced Gate
Transistor)の開発等、ポストGTOへ向かっての電圧
駆動型電力用半導体素子の進歩は著しい。
【0005】図5は、従来の電圧駆動型電力用半導体装
置の一部を示す。図中、51は電圧駆動型電力用半導体
素子(例えばIGBT)、52はパルス発生回路521
およびゲート駆動回路522を含むゲート回路、53は
ゲート抵抗素子である。
置の一部を示す。図中、51は電圧駆動型電力用半導体
素子(例えばIGBT)、52はパルス発生回路521
およびゲート駆動回路522を含むゲート回路、53は
ゲート抵抗素子である。
【0006】この半導体装置においては、パルス発生回
路521でPWM(パルス幅変調)形式のゲート駆動制
御パルス信号を発生し、それを受けてゲート駆動回路5
22がIGBT51のゲートを駆動する。このような構
成によれば、ゲート回路52の構成を簡単化、小型化す
ることができるという利点がある。
路521でPWM(パルス幅変調)形式のゲート駆動制
御パルス信号を発生し、それを受けてゲート駆動回路5
22がIGBT51のゲートを駆動する。このような構
成によれば、ゲート回路52の構成を簡単化、小型化す
ることができるという利点がある。
【0007】一般に、IGBTを用いた電力用半導体装
置は、GTOを用いる場合に比べてスナバ損失を非常に
小さく低減でき、その方法として、電圧クランプ型スナ
バを用いたり、スナバレスで運転する場合もある。さら
に、前記ゲート抵抗素子53の抵抗値を小さくして単位
時間当りの電圧変化dV/dtを大きくすることによ
り、スイッチング損失もGTOを用いる場合に比べて非
常に小さく低減できる。
置は、GTOを用いる場合に比べてスナバ損失を非常に
小さく低減でき、その方法として、電圧クランプ型スナ
バを用いたり、スナバレスで運転する場合もある。さら
に、前記ゲート抵抗素子53の抵抗値を小さくして単位
時間当りの電圧変化dV/dtを大きくすることによ
り、スイッチング損失もGTOを用いる場合に比べて非
常に小さく低減できる。
【0008】しかし、IGBTのスイッチング速度が速
くなることにより、素子毎のスイッチング特性のばらつ
きがスイッチング動作時に大きく影響することになる。
例えば複数個のIGBTを並列接続して運転する場合に
は、素子(IGBT)毎の電流バランスが悪くなり、特
定の1素子に負荷電流が集中して流れるおそれがある。
また、複数個のIGBTを直列接続して運転する場合に
は、素子毎の電圧分担が悪くなり、特定の1素子に電源
電圧が集中して印加されるおそれがある。これらのいず
れの場合も、IGBTが破壊にいたるおそれがある。
くなることにより、素子毎のスイッチング特性のばらつ
きがスイッチング動作時に大きく影響することになる。
例えば複数個のIGBTを並列接続して運転する場合に
は、素子(IGBT)毎の電流バランスが悪くなり、特
定の1素子に負荷電流が集中して流れるおそれがある。
また、複数個のIGBTを直列接続して運転する場合に
は、素子毎の電圧分担が悪くなり、特定の1素子に電源
電圧が集中して印加されるおそれがある。これらのいず
れの場合も、IGBTが破壊にいたるおそれがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
電圧駆動型電力用半導体装置は、複数個の電力用半導体
素子を並列接続して運転する場合には素子毎の電流バラ
ンスが悪くなり、直列接続して運転する場合には素子毎
の電圧分担が悪くなり、IGBTが破壊にいたるおそれ
があるという問題があった。
電圧駆動型電力用半導体装置は、複数個の電力用半導体
素子を並列接続して運転する場合には素子毎の電流バラ
ンスが悪くなり、直列接続して運転する場合には素子毎
の電圧分担が悪くなり、IGBTが破壊にいたるおそれ
があるという問題があった。
【0010】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、複数個の電力用半導体素子を並列接続して運
転する場合に素子毎の電流バランスが良好になるように
駆動し得る電圧駆動型電力用半導体装置およびそのゲー
ト制御方法を提供することを目的とする。
たもので、複数個の電力用半導体素子を並列接続して運
転する場合に素子毎の電流バランスが良好になるように
駆動し得る電圧駆動型電力用半導体装置およびそのゲー
ト制御方法を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、複数個の電力用半導体素
子を直列接続して運転する場合に素子毎の電圧分担が良
好になるように駆動し得る電圧駆動型電力用半導体装置
およびそのゲート制御方法を提供することを目的とす
る。
子を直列接続して運転する場合に素子毎の電圧分担が良
好になるように駆動し得る電圧駆動型電力用半導体装置
およびそのゲート制御方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電圧駆動型電力
用半導体装置は、並列接続された複数個の電圧駆動型電
力用半導体素子と、前記複数個の半導体素子の各ゲート
電流を対応して制御するための複数個のゲート電流制御
回路と、前記複数個の半導体素子が組み込まれる実機に
おいて予め前記複数個の半導体素子のオン時あるいはオ
フ時の電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温
度値のうちの少なくとも1つの条件を変えてスイッチン
グを行うことによって各条件におけるオン時の前記複数
個の半導体素子間の電流バランスが良好になる前記複数
個の半導体素子の各ゲート電流値を測定したデータを記
憶しておく記憶装置と、前記実機の実際の運転時におけ
る前記複数個の半導体素子のオン時あるいはオフ時にお
ける電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度
のうちの少なくとも1つの条件に応じて前記記憶装置の
記憶データに基づいて前記複数個の半導体素子間の電流
バランスが良好になるように前記複数個のゲート電流制
御回路をそれぞれ制御するゲート駆動回路を具備するこ
とを特徴とする。
用半導体装置は、並列接続された複数個の電圧駆動型電
力用半導体素子と、前記複数個の半導体素子の各ゲート
電流を対応して制御するための複数個のゲート電流制御
回路と、前記複数個の半導体素子が組み込まれる実機に
おいて予め前記複数個の半導体素子のオン時あるいはオ
フ時の電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温
度値のうちの少なくとも1つの条件を変えてスイッチン
グを行うことによって各条件におけるオン時の前記複数
個の半導体素子間の電流バランスが良好になる前記複数
個の半導体素子の各ゲート電流値を測定したデータを記
憶しておく記憶装置と、前記実機の実際の運転時におけ
る前記複数個の半導体素子のオン時あるいはオフ時にお
ける電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度
のうちの少なくとも1つの条件に応じて前記記憶装置の
記憶データに基づいて前記複数個の半導体素子間の電流
バランスが良好になるように前記複数個のゲート電流制
御回路をそれぞれ制御するゲート駆動回路を具備するこ
とを特徴とする。
【0013】また、本発明の電圧駆動型電力用半導体装
置は、直列接続された複数個の電圧駆動型電力用半導体
素子と、前記複数個の半導体素子の各ゲート電流を対応
して制御するための複数個のゲート電流制御回路と、前
記複数個の半導体素子が組み込まれる実機において予め
前記複数個の半導体素子のオン時の電源電圧値・負荷電
流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも1
つの条件を変えてスイッチングを行うことによって各条
件におけるオン時あるいはオフ時の前記複数個の半導体
素子間の電圧分担が良好になる前記複数個の半導体素子
の各ゲート電流値を測定したデータを記憶しておく記憶
装置と、前記実機の実際の運転時における前記複数個の
半導体素子のオン時あるいはオフ時における電源電圧値
・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度のうちの少なく
とも1つの条件に応じて前記記憶装置の記憶データに基
づいて前記複数個の半導体素子間の電圧分担が良好にな
るように前記複数個のゲート電流制御回路をそれぞれ制
御するゲート駆動回路を具備することを特徴とする。
置は、直列接続された複数個の電圧駆動型電力用半導体
素子と、前記複数個の半導体素子の各ゲート電流を対応
して制御するための複数個のゲート電流制御回路と、前
記複数個の半導体素子が組み込まれる実機において予め
前記複数個の半導体素子のオン時の電源電圧値・負荷電
流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも1
つの条件を変えてスイッチングを行うことによって各条
件におけるオン時あるいはオフ時の前記複数個の半導体
素子間の電圧分担が良好になる前記複数個の半導体素子
の各ゲート電流値を測定したデータを記憶しておく記憶
装置と、前記実機の実際の運転時における前記複数個の
半導体素子のオン時あるいはオフ時における電源電圧値
・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度のうちの少なく
とも1つの条件に応じて前記記憶装置の記憶データに基
づいて前記複数個の半導体素子間の電圧分担が良好にな
るように前記複数個のゲート電流制御回路をそれぞれ制
御するゲート駆動回路を具備することを特徴とする。
【0014】また、本発明は、並列接続された複数個の
電圧駆動型電力用半導体素子の各ゲート電流を複数個の
ゲート電流制御回路により対応して制御する電圧駆動型
電力用半導体装置のゲート制御方法において、複数個の
半導体素子が組み込まれる実機において予め前記複数個
の半導体素子のオン時あるいはオフ時の電源電圧値・負
荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくと
も1つの条件を変えてスイッチングを行うことによって
各条件におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電
流バランスが良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲ
ート電流値を測定し、測定結果のデータを記憶装置に記
憶しておくステップと、前記実機の実際の運転時におけ
る前記複数個の半導体素子のオン時あるいはオフ時にお
ける電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度
のうちの少なくとも1つの条件を検知し、検知出力に応
じて前記記憶装置の記憶データに基づいて前記複数個の
半導体素子間の電流バランスが良好になるように前記複
数個のゲート電流制御回路をそれぞれ制御するステップ
を具備することを特徴とする。
電圧駆動型電力用半導体素子の各ゲート電流を複数個の
ゲート電流制御回路により対応して制御する電圧駆動型
電力用半導体装置のゲート制御方法において、複数個の
半導体素子が組み込まれる実機において予め前記複数個
の半導体素子のオン時あるいはオフ時の電源電圧値・負
荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくと
も1つの条件を変えてスイッチングを行うことによって
各条件におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電
流バランスが良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲ
ート電流値を測定し、測定結果のデータを記憶装置に記
憶しておくステップと、前記実機の実際の運転時におけ
る前記複数個の半導体素子のオン時あるいはオフ時にお
ける電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度
のうちの少なくとも1つの条件を検知し、検知出力に応
じて前記記憶装置の記憶データに基づいて前記複数個の
半導体素子間の電流バランスが良好になるように前記複
数個のゲート電流制御回路をそれぞれ制御するステップ
を具備することを特徴とする。
【0015】また、本発明は、直列接続された複数個の
電圧駆動型電力用半導体素子の各ゲート電流を複数個の
ゲート電流制御回路により対応して制御する電圧駆動型
電力用半導体装置のゲート制御方法において、複数個の
半導体素子が組み込まれる実機において予め前記複数個
の半導体素子のオン時あるいはオフ時の電源電圧値・負
荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくと
も1つの条件を変えてスイッチングを行うことによって
各条件におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電
圧分担が良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲート
電流値を測定し、測定結果のデータを記憶装置に記憶し
ておくステップと、前記実機の実際の運転時における前
記複数個の半導体素子のオン時あるいはオフ時における
電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度のう
ちの少なくとも1つの条件を検知し、検知出力に応じて
前記記憶装置の記憶データに基づいて前記複数個の半導
体素子間の電圧分担が良好になるように前記複数個のゲ
ート電流制御回路をそれぞれ制御するステップを具備す
ることを特徴とする。
電圧駆動型電力用半導体素子の各ゲート電流を複数個の
ゲート電流制御回路により対応して制御する電圧駆動型
電力用半導体装置のゲート制御方法において、複数個の
半導体素子が組み込まれる実機において予め前記複数個
の半導体素子のオン時あるいはオフ時の電源電圧値・負
荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくと
も1つの条件を変えてスイッチングを行うことによって
各条件におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電
圧分担が良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲート
電流値を測定し、測定結果のデータを記憶装置に記憶し
ておくステップと、前記実機の実際の運転時における前
記複数個の半導体素子のオン時あるいはオフ時における
電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度のう
ちの少なくとも1つの条件を検知し、検知出力に応じて
前記記憶装置の記憶データに基づいて前記複数個の半導
体素子間の電圧分担が良好になるように前記複数個のゲ
ート電流制御回路をそれぞれ制御するステップを具備す
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。まず、本発明の電圧駆動型
電力用半導体装置の第1の実施の形態に係る並列接続型
のIGBT装置を説明する。
施の形態を詳細に説明する。まず、本発明の電圧駆動型
電力用半導体装置の第1の実施の形態に係る並列接続型
のIGBT装置を説明する。
【0017】<第1実施例>図1は、第1実施例に係る
2個のIGBTが並列接続されてなるIGBT装置の一
例を示している。
2個のIGBTが並列接続されてなるIGBT装置の一
例を示している。
【0018】図1において、11および12はそれぞれ
別チップに形成された第1のIGBTおよび第2のIG
BTであり、それぞれのコレクタ電極端子が電源線13
により一括接続されて外部電源(図示せず)に接続され
ている。
別チップに形成された第1のIGBTおよび第2のIG
BTであり、それぞれのコレクタ電極端子が電源線13
により一括接続されて外部電源(図示せず)に接続され
ている。
【0019】15は前記2個のIGBTに対して共通に
設けられた不揮発性の記憶装置、例えばROM(読み出
し専用半導体メモリ)である。16および17は前記2
個のIGBT11、12に対応して設けられた第1のゲ
ート電流制御回路および第2のゲート電流制御回路であ
る。
設けられた不揮発性の記憶装置、例えばROM(読み出
し専用半導体メモリ)である。16および17は前記2
個のIGBT11、12に対応して設けられた第1のゲ
ート電流制御回路および第2のゲート電流制御回路であ
る。
【0020】18は前記2個のIGBT11、12に対
して共通に設けられ、前記ROM15から読み出された
データに基づいて、前記2個のIGBT11、12間の
電流バランスが良好になるように前記2個のゲート電流
制御回路16、17をそれぞれ制御するゲート回路であ
る。
して共通に設けられ、前記ROM15から読み出された
データに基づいて、前記2個のIGBT11、12間の
電流バランスが良好になるように前記2個のゲート電流
制御回路16、17をそれぞれ制御するゲート回路であ
る。
【0021】このゲート回路18は、上記データに応じ
てパルス幅変調されたPWM形式のゲート駆動制御パル
ス信号を発生するパルス発生回路181と、上記制御パ
ルス信号を受けて前記2個のゲート電流制御回路16、
17を介して2個のIGBT11、12のゲートを駆動
するゲート駆動回路182とを具備する。
てパルス幅変調されたPWM形式のゲート駆動制御パル
ス信号を発生するパルス発生回路181と、上記制御パ
ルス信号を受けて前記2個のゲート電流制御回路16、
17を介して2個のIGBT11、12のゲートを駆動
するゲート駆動回路182とを具備する。
【0022】19は前記電源線13に流れる2個のIG
BT11、12のコレクタ電流(負荷電流)Ic を検知
してデータを出力する電流検出器である。前記ROM1
5は、前記2個のIGBT11、12が組み込まれる実
機において予め2個のIGBT11、12のオン時の電
源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のう
ちの少なくとも1つの動作条件(本例では全ての動作条
件)を様々に変えてスイッチングを行うことによって各
条件におけるオン時の前記2個のIGBT間の電流バラ
ンスが良好になる2個のIGBT11、12の各ゲート
電流値を測定したデータを記憶しておく。
BT11、12のコレクタ電流(負荷電流)Ic を検知
してデータを出力する電流検出器である。前記ROM1
5は、前記2個のIGBT11、12が組み込まれる実
機において予め2個のIGBT11、12のオン時の電
源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のう
ちの少なくとも1つの動作条件(本例では全ての動作条
件)を様々に変えてスイッチングを行うことによって各
条件におけるオン時の前記2個のIGBT間の電流バラ
ンスが良好になる2個のIGBT11、12の各ゲート
電流値を測定したデータを記憶しておく。
【0023】そして、前記ROM15は、前記電流検出
器19の検出出力信号(負荷電流値)、前記外部電源の
電源電圧値(図示しない電圧検出器で電源電圧を検出し
て出力したデータ)、前記2個のIGBT11、12の
素子温度値(図示しない温度検出器で2個のIGBTの
それぞれの温度を検出して出力したデータ)、前記2個
のIGBT11、12の各ゲート電圧値のうちの少なく
とも1つの動作条件の検出出力データに応じて(本例で
は全ての動作条件の各検出出力データを内容とするアド
レスを受けて)記憶データが読み出される。
器19の検出出力信号(負荷電流値)、前記外部電源の
電源電圧値(図示しない電圧検出器で電源電圧を検出し
て出力したデータ)、前記2個のIGBT11、12の
素子温度値(図示しない温度検出器で2個のIGBTの
それぞれの温度を検出して出力したデータ)、前記2個
のIGBT11、12の各ゲート電圧値のうちの少なく
とも1つの動作条件の検出出力データに応じて(本例で
は全ての動作条件の各検出出力データを内容とするアド
レスを受けて)記憶データが読み出される。
【0024】なお、前記ROM15は、前記IGBT1
1または12またはゲート回路18と同一チップ上に設
けることができる。図1の電圧駆動型電力用半導体装置
のゲート制御方法は、2個のIGBT11、12が組み
込まれる実機において予め前記2個のIGBT11、1
2のオン時の電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・
素子温度値のうちの少なくとも1つの条件を変えてスイ
ッチングを行うことによって各条件におけるオン時の前
記2個のIGBT間の電流バランスが良好になる前記2
個のIGBTの各ゲート電流値を測定し、測定結果のデ
ータをROM15に記憶しておくステップと、前記実機
の実際の運転時における前記2個のIGBT11、12
のオン時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧
値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件を検知し、
検知出力に応じてROM15の記憶データに基づいて2
個のIGBT間の電流バランスが良好になるように2個
のゲート電流制御回路16、17をそれぞれ制御するス
テップを具備する。
1または12またはゲート回路18と同一チップ上に設
けることができる。図1の電圧駆動型電力用半導体装置
のゲート制御方法は、2個のIGBT11、12が組み
込まれる実機において予め前記2個のIGBT11、1
2のオン時の電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・
素子温度値のうちの少なくとも1つの条件を変えてスイ
ッチングを行うことによって各条件におけるオン時の前
記2個のIGBT間の電流バランスが良好になる前記2
個のIGBTの各ゲート電流値を測定し、測定結果のデ
ータをROM15に記憶しておくステップと、前記実機
の実際の運転時における前記2個のIGBT11、12
のオン時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧
値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件を検知し、
検知出力に応じてROM15の記憶データに基づいて2
個のIGBT間の電流バランスが良好になるように2個
のゲート電流制御回路16、17をそれぞれ制御するス
テップを具備する。
【0025】従って、上記第1実施例のIGBT装置お
よびそのゲート制御方法によれば、実機の実際の運転時
における2個のIGBT11、12のオン時における電
源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度のうち
の少なくとも1つのデータに応じて、そのデータを内容
とするアドレスを指定してROM15の記憶データを読
み出し、この読み出しデータに基づいて2個のIGBT
間の電流バランスが良好になるように駆動することがで
きる。
よびそのゲート制御方法によれば、実機の実際の運転時
における2個のIGBT11、12のオン時における電
源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度のうち
の少なくとも1つのデータに応じて、そのデータを内容
とするアドレスを指定してROM15の記憶データを読
み出し、この読み出しデータに基づいて2個のIGBT
間の電流バランスが良好になるように駆動することがで
きる。
【0026】<第1実施例の変形例>第1実施例の変形
例では、2個のIGBT11、12のオフ時に着目し、
予めオフ時の条件を変えて2個のIGBT間の電流バラ
ンスが良好になる各ゲート電流値を測定したデータをR
OM15に記憶しておき、実際の運転時におけるオフ時
の条件を検知した出力に応じて記憶データを読み出し、
この読み出しデータに基づいて2個のIGBT11、1
2の各ゲート電流を制御するように変更する。これによ
り、実際の運転時におけるオフ時に2個のIGBT間の
電流バランスが良好になるように駆動することができ
る。
例では、2個のIGBT11、12のオフ時に着目し、
予めオフ時の条件を変えて2個のIGBT間の電流バラ
ンスが良好になる各ゲート電流値を測定したデータをR
OM15に記憶しておき、実際の運転時におけるオフ時
の条件を検知した出力に応じて記憶データを読み出し、
この読み出しデータに基づいて2個のIGBT11、1
2の各ゲート電流を制御するように変更する。これによ
り、実際の運転時におけるオフ時に2個のIGBT間の
電流バランスが良好になるように駆動することができ
る。
【0027】<第2実施例>図2は、第2実施例に係る
3個以上の複数個のIGBTが並列接続されてなるIG
BT装置の一例を示している。
3個以上の複数個のIGBTが並列接続されてなるIG
BT装置の一例を示している。
【0028】第2実施例のIGBT装置は、前記第1実
施例のIGBT装置と比べて、(1)3個以上のIGB
T21、…2nが並列接続され、それぞれに対応してゲ
ート電流制御回路161、162が設けられている点、
(2)前記3個以上のIGBTが組み込まれる実機にお
いて予め3個以上のIGBTのオン時の電源電圧値・負
荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくと
も1つの条件を変えてスイッチングを行うことによって
各条件におけるオン時の3個以上のIGBT間の電流バ
ランスが良好になる3個以上のIGBTの各ゲート電流
値を測定したデータをROM15に記憶しておく点、
(3)実機の実際の運転時における3個以上のIGBT
のオン時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧
値・素子温度のうちの少なくとも1つのデータに応じて
ROMの記憶データを読み出し、この読み出しデータに
基づいて3個以上のIGBT間の電流バランスが良好に
なるように駆動する点が異なり、その他は同じであるの
で図1中と同一符号を付している。
施例のIGBT装置と比べて、(1)3個以上のIGB
T21、…2nが並列接続され、それぞれに対応してゲ
ート電流制御回路161、162が設けられている点、
(2)前記3個以上のIGBTが組み込まれる実機にお
いて予め3個以上のIGBTのオン時の電源電圧値・負
荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくと
も1つの条件を変えてスイッチングを行うことによって
各条件におけるオン時の3個以上のIGBT間の電流バ
ランスが良好になる3個以上のIGBTの各ゲート電流
値を測定したデータをROM15に記憶しておく点、
(3)実機の実際の運転時における3個以上のIGBT
のオン時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧
値・素子温度のうちの少なくとも1つのデータに応じて
ROMの記憶データを読み出し、この読み出しデータに
基づいて3個以上のIGBT間の電流バランスが良好に
なるように駆動する点が異なり、その他は同じであるの
で図1中と同一符号を付している。
【0029】この第2実施例によれば、実際の運転時に
おけるオン時に3個以上のIGBT間の電流バランスが
良好になるように駆動することができる。 <第2実施例の変形例>第2実施例の変形例では、前記
3個以上のIGBT21、…2nのオフ時に着目し、予
めオフ時の条件を変えて3個以上のIGBT間の電流バ
ランスが良好になる各ゲート電流値を測定したデータを
記憶しておき、実際の運転時におけるオフ時の条件を検
知した出力に応じて記憶データを読み出し、この読み出
しデータに基づいて各ゲート電流を制御するように変更
する。これにより、実際の運転時におけるオフ時に3個
以上のIGBT間の電流バランスが良好になるように駆
動することができる。
おけるオン時に3個以上のIGBT間の電流バランスが
良好になるように駆動することができる。 <第2実施例の変形例>第2実施例の変形例では、前記
3個以上のIGBT21、…2nのオフ時に着目し、予
めオフ時の条件を変えて3個以上のIGBT間の電流バ
ランスが良好になる各ゲート電流値を測定したデータを
記憶しておき、実際の運転時におけるオフ時の条件を検
知した出力に応じて記憶データを読み出し、この読み出
しデータに基づいて各ゲート電流を制御するように変更
する。これにより、実際の運転時におけるオフ時に3個
以上のIGBT間の電流バランスが良好になるように駆
動することができる。
【0030】次に、本発明の電圧駆動型電力用半導体装
置の第2の実施の形態に係る直列接続型のIGBT装置
を説明する。 <第3実施例>図3は、第3実施例に係る2個のIGB
Tが直列接続されてなるIGBT装置の一例を示してい
る。
置の第2の実施の形態に係る直列接続型のIGBT装置
を説明する。 <第3実施例>図3は、第3実施例に係る2個のIGB
Tが直列接続されてなるIGBT装置の一例を示してい
る。
【0031】図3において、31および32はそれぞれ
別チップに形成された第1のIGBTおよび第2のIG
BTであり、上記第1のIGBT31のエミッタ電極端
子に第2のIGBT32のコレクタ電極端子が接続(両
者は直列接続)されている。そして、第1のIGBT3
1のコレクタ電極端子は電源線33により外部電源に接
続されている。
別チップに形成された第1のIGBTおよび第2のIG
BTであり、上記第1のIGBT31のエミッタ電極端
子に第2のIGBT32のコレクタ電極端子が接続(両
者は直列接続)されている。そして、第1のIGBT3
1のコレクタ電極端子は電源線33により外部電源に接
続されている。
【0032】35は前記2個のIGBTに対して共通に
設けられた不揮発性の記憶装置、例えばROMである。
36および37は前記2個のIGBT31、32に対応
して設けられた第1のゲート電流制御回路および第2の
ゲート電流制御回路である。
設けられた不揮発性の記憶装置、例えばROMである。
36および37は前記2個のIGBT31、32に対応
して設けられた第1のゲート電流制御回路および第2の
ゲート電流制御回路である。
【0033】38は前記2個のIGBT31、32に対
して共通に設けられ、前記ROM35から読み出された
データに基づいて、前記2個のIGBT31、32間の
電圧分担が良好になるように前記2個のゲート電流制御
回路36、37をそれぞれ制御するゲート回路である。
して共通に設けられ、前記ROM35から読み出された
データに基づいて、前記2個のIGBT31、32間の
電圧分担が良好になるように前記2個のゲート電流制御
回路36、37をそれぞれ制御するゲート回路である。
【0034】このゲート回路38は、上記データに応じ
てパルス幅変調されたPWM形式のゲート駆動制御パル
ス信号を発生するパルス発生回路381と、上記制御パ
ルス信号を受けて前記ゲート電流制御回路36を介して
IGBT31のゲートを駆動するとともにゲート電流制
御回路37を介してIGBT32のゲートを駆動するゲ
ート駆動回路382とを具備する。
てパルス幅変調されたPWM形式のゲート駆動制御パル
ス信号を発生するパルス発生回路381と、上記制御パ
ルス信号を受けて前記ゲート電流制御回路36を介して
IGBT31のゲートを駆動するとともにゲート電流制
御回路37を介してIGBT32のゲートを駆動するゲ
ート駆動回路382とを具備する。
【0035】39は前記電源線33に流れるIGBT3
1、32のコレクタ電流(負荷電流)Ic を検知してデ
ータ信号を出力する電流検出器である。前記ROM35
は、前記2個のIGBT31、32が組み込まれる実機
において予め2個のIGBT31、32のオン時の電源
電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうち
の少なくとも1つの条件を変えてスイッチングを行うこ
とによって各条件におけるオン時の前記2個のIGBT
間の電圧分担が良好になる2個のIGBT31、32の
各ゲート電流値を測定したデータを記憶しておく。
1、32のコレクタ電流(負荷電流)Ic を検知してデ
ータ信号を出力する電流検出器である。前記ROM35
は、前記2個のIGBT31、32が組み込まれる実機
において予め2個のIGBT31、32のオン時の電源
電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうち
の少なくとも1つの条件を変えてスイッチングを行うこ
とによって各条件におけるオン時の前記2個のIGBT
間の電圧分担が良好になる2個のIGBT31、32の
各ゲート電流値を測定したデータを記憶しておく。
【0036】そして、前記ROM35は、前記電流検出
器39の検出出力(負荷電流値)、前記外部電源の電源
電圧値(電圧検出器で電源電圧を検出して出力したデー
タ)、前記2個のIGBT31、32の素子温度値(温
度検出器で2個のIGBTのそれぞれの温度を検出して
出力したデータ)、前記2個のIGBT31、32のゲ
ート電圧値のうちの少なくとも1つのデータに応じて、
そのデータを内容とするアドレスが指定されて記憶デー
タが読み出される。
器39の検出出力(負荷電流値)、前記外部電源の電源
電圧値(電圧検出器で電源電圧を検出して出力したデー
タ)、前記2個のIGBT31、32の素子温度値(温
度検出器で2個のIGBTのそれぞれの温度を検出して
出力したデータ)、前記2個のIGBT31、32のゲ
ート電圧値のうちの少なくとも1つのデータに応じて、
そのデータを内容とするアドレスが指定されて記憶デー
タが読み出される。
【0037】図3の電圧駆動型電力用半導体装置のゲー
ト制御方法は、2個のIGBT31、32が組み込まれ
る実機において予め前記2個のIGBT31、32のオ
ン時の電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温
度値のうちの少なくとも1つの条件を変えてスイッチン
グを行うことによって各条件におけるオン時の前記2個
のIGBT間の電圧分担が良好になる前記2個のIGB
T31、32の各ゲート電流値を測定し、測定結果のデ
ータをROM35に記憶しておくステップと、前記実機
の実際の運転時における前記2個のIGBT31、32
のオン時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧
値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件を検知し、
検知出力に応じてROM35の記憶データに基づいて前
記2個のIGBT間の電圧分担が良好になるように前記
2個のゲート電流制御回路36、37をそれぞれ制御す
るステップを具備する。
ト制御方法は、2個のIGBT31、32が組み込まれ
る実機において予め前記2個のIGBT31、32のオ
ン時の電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温
度値のうちの少なくとも1つの条件を変えてスイッチン
グを行うことによって各条件におけるオン時の前記2個
のIGBT間の電圧分担が良好になる前記2個のIGB
T31、32の各ゲート電流値を測定し、測定結果のデ
ータをROM35に記憶しておくステップと、前記実機
の実際の運転時における前記2個のIGBT31、32
のオン時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧
値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件を検知し、
検知出力に応じてROM35の記憶データに基づいて前
記2個のIGBT間の電圧分担が良好になるように前記
2個のゲート電流制御回路36、37をそれぞれ制御す
るステップを具備する。
【0038】従って、上記第1実施例のIGBT装置お
よびそのゲート制御方法によれば、実機の実際の運転時
における2個のIGBT31、32のオン時における電
源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度のうち
の少なくとも1つのデータに応じてROM35の記憶デ
ータを読み出し、この読み出しデータに基づいて2個の
IGBT間の電圧分担が良好になるように駆動すること
ができる。
よびそのゲート制御方法によれば、実機の実際の運転時
における2個のIGBT31、32のオン時における電
源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度のうち
の少なくとも1つのデータに応じてROM35の記憶デ
ータを読み出し、この読み出しデータに基づいて2個の
IGBT間の電圧分担が良好になるように駆動すること
ができる。
【0039】<第3実施例の変形例>第3実施例の変形
例では、2個のIGBT31、32のオフ時に着目し、
予めオフ時の条件を変えて2個のIGBT間の電圧分担
が良好になる各ゲート電流値を測定したデータをROM
35に記憶しておき、実際の運転時におけるオフ時の条
件を検知した出力に応じて記憶データを読み出し、この
読み出しデータに基づいて2個のIGBT31、32の
各ゲート電流を制御するように変更する。
例では、2個のIGBT31、32のオフ時に着目し、
予めオフ時の条件を変えて2個のIGBT間の電圧分担
が良好になる各ゲート電流値を測定したデータをROM
35に記憶しておき、実際の運転時におけるオフ時の条
件を検知した出力に応じて記憶データを読み出し、この
読み出しデータに基づいて2個のIGBT31、32の
各ゲート電流を制御するように変更する。
【0040】これにより、実際の運転時におけるオフ時
に2個のIGBT間の電圧分担が良好になるように駆動
することができる。 <第4実施例>図4は、第4実施例に係る3個以上の複
数個のIGBTが直列接続されてなるIGBT装置の一
例を示している。
に2個のIGBT間の電圧分担が良好になるように駆動
することができる。 <第4実施例>図4は、第4実施例に係る3個以上の複
数個のIGBTが直列接続されてなるIGBT装置の一
例を示している。
【0041】第4実施例のIGBT装置は、前記第3実
施例のIGBT装置と比べて、(1)3個以上のIGB
T41、…4nが直列接続され、それぞれに対応してゲ
ート電流制御回路361、362が設けられている点、
(2)前記3個以上のIGBT41、…4nが組み込ま
れる実機において予め3個以上のIGBTのオン時の電
源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のう
ちの少なくとも1つの条件を変えてスイッチングを行う
ことによって各条件におけるオン時の3個以上のIGB
T間の電圧分担が良好になる3個以上のIGBTの各ゲ
ート電流値を測定したデータをROM35に記憶してお
く点、(3)実機の実際の運転時における3個以上のI
GBT41、…4nのオン時における電源電圧値・負荷
電流値・ゲート電圧値・素子温度のうちの少なくとも1
つのデータに応じてROM35の記憶データを読み出
し、この読み出しデータに基づいて3個以上のIGBT
間の電圧分担が良好になるように駆動する点が異なり、
その他は同じであるので図3中と同一符号を付してい
る。
施例のIGBT装置と比べて、(1)3個以上のIGB
T41、…4nが直列接続され、それぞれに対応してゲ
ート電流制御回路361、362が設けられている点、
(2)前記3個以上のIGBT41、…4nが組み込ま
れる実機において予め3個以上のIGBTのオン時の電
源電圧値・負荷電流値・ゲート電圧値・素子温度値のう
ちの少なくとも1つの条件を変えてスイッチングを行う
ことによって各条件におけるオン時の3個以上のIGB
T間の電圧分担が良好になる3個以上のIGBTの各ゲ
ート電流値を測定したデータをROM35に記憶してお
く点、(3)実機の実際の運転時における3個以上のI
GBT41、…4nのオン時における電源電圧値・負荷
電流値・ゲート電圧値・素子温度のうちの少なくとも1
つのデータに応じてROM35の記憶データを読み出
し、この読み出しデータに基づいて3個以上のIGBT
間の電圧分担が良好になるように駆動する点が異なり、
その他は同じであるので図3中と同一符号を付してい
る。
【0042】この第4実施例によれば、実際の運転時に
おけるオン時に3個以上のIGBT間の電圧分担が良好
になるように駆動することができる。 <第4実施例の変形例>第4実施例の変形例では、前記
3個以上のIGBT41、…4nのオフ時に着目し、予
めオフ時の条件を変えて3個以上のIGBT間の電圧分
担が良好になる各ゲート電流値を測定したデータをRO
M35に記憶しておき、実際の運転時におけるオフ時の
条件を検知した出力に応じて記憶データを読み出し、こ
の読み出しデータに基づいて3個以上のIGBT41、
…4nの各ゲート電流を制御するように変更する。これ
により、実際の運転時におけるオフ時に3個以上のIG
BT間の電圧分担が良好になるように駆動することがで
きる。
おけるオン時に3個以上のIGBT間の電圧分担が良好
になるように駆動することができる。 <第4実施例の変形例>第4実施例の変形例では、前記
3個以上のIGBT41、…4nのオフ時に着目し、予
めオフ時の条件を変えて3個以上のIGBT間の電圧分
担が良好になる各ゲート電流値を測定したデータをRO
M35に記憶しておき、実際の運転時におけるオフ時の
条件を検知した出力に応じて記憶データを読み出し、こ
の読み出しデータに基づいて3個以上のIGBT41、
…4nの各ゲート電流を制御するように変更する。これ
により、実際の運転時におけるオフ時に3個以上のIG
BT間の電圧分担が良好になるように駆動することがで
きる。
【0043】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、複数個
の電力用半導体素子を並列接続して運転する場合に素子
毎の電流バランスが良好になるように駆動し得る電圧駆
動型電力用半導体装置およびそのゲート制御方法を実現
することができる。
の電力用半導体素子を並列接続して運転する場合に素子
毎の電流バランスが良好になるように駆動し得る電圧駆
動型電力用半導体装置およびそのゲート制御方法を実現
することができる。
【0044】また、本発明によれば、複数個の電力用半
導体素子を直列接続して運転する場合に素子毎の電圧分
担が良好になるように駆動し得る電圧駆動型電力用半導
体装置およびそのゲート制御方法を実現することができ
る。
導体素子を直列接続して運転する場合に素子毎の電圧分
担が良好になるように駆動し得る電圧駆動型電力用半導
体装置およびそのゲート制御方法を実現することができ
る。
【図1】本発明の第1実施例に係る2個のIGBTが並
列接続されてなるIGBT装置の一例を示す回路図。
列接続されてなるIGBT装置の一例を示す回路図。
【図2】本発明の第2実施例に係る3個以上の複数個の
IGBTが並列接続されてなるIGBT装置の一例を示
す回路図。
IGBTが並列接続されてなるIGBT装置の一例を示
す回路図。
【図3】本発明の第3実施例に係る2個のIGBTが直
列接続されてなるIGBT装置の一例を示す回路図。
列接続されてなるIGBT装置の一例を示す回路図。
【図4】本発明の第4実施例に係る3個以上の複数個の
IGBTが直列接続されてなるIGBT装置の一例を示
す回路図。
IGBTが直列接続されてなるIGBT装置の一例を示
す回路図。
【図5】従来の電圧駆動型電力用半導体装置の一部を示
す回路図。
す回路図。
11、12…IGBT、 13…電源線、 15…ROM、 16、17…ゲート電流制御回路、 18…ゲート回路、 19…電流検出器。
Claims (8)
- 【請求項1】 並列接続された複数個の電圧駆動型電力
用半導体素子と、 前記複数個の半導体素子の各ゲート電流を対応して制御
するための複数個のゲート電流制御回路と、 前記複数個の半導体素子が組み込まれる実機において予
め前記複数個の半導体素子のオン時の電源電圧値・負荷
電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも
1つの条件を変えてスイッチングを行うことによって各
条件におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電流
バランスが良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲー
ト電流値を測定したデータを記憶しておく記憶装置と、 前記実機の実際の運転時における前記複数個の半導体素
子のオン時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電
圧値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件に応じて
前記記憶装置の記憶データに基づいて前記複数個の半導
体素子間の電流バランスが良好になるように前記複数個
のゲート電流制御回路をそれぞれ制御するゲート駆動回
路を具備することを特徴とする電圧駆動型電力用半導体
装置。 - 【請求項2】 並列接続された複数個の電圧駆動型電力
用半導体素子と、 前記複数個の半導体素子の各ゲート電流を対応して制御
するための複数個のゲート電流制御回路と、 前記複数個の半導体素子が組み込まれる実機において予
め前記複数個の半導体素子のオフ時の電源電圧値・負荷
電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも
1つの条件を変えてスイッチングを行うことによって各
条件におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電流
バランスが良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲー
ト電流値を測定したデータを記憶しておく記憶装置と、 前記実機の実際の運転時における前記複数個の半導体素
子のオフ時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電
圧値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件に応じて
前記記憶装置の記憶データに基づいて前記複数個の半導
体素子間の電流バランスが良好になるように前記複数個
のゲート電流制御回路をそれぞれ制御するゲート駆動回
路を具備することを特徴とする電圧駆動型電力用半導体
装置。 - 【請求項3】 直列接続された複数個の電圧駆動型電力
用半導体素子と、 前記複数個の半導体素子の各ゲート電流を対応して制御
するための複数個のゲート電流制御回路と、 前記複数個の半導体素子が組み込まれる実機において予
め前記複数個の半導体素子のオン時の電源電圧値・負荷
電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも
1つの条件を変えてスイッチングを行うことによって各
条件におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電圧
分担が良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲート電
流値を測定したデータを記憶しておく記憶装置と、 前記実機の実際の運転時における前記複数個の半導体素
子のオン時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電
圧値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件に応じて
前記記憶装置の記憶データに基づいて前記複数個の半導
体素子間の電圧分担が良好になるように前記複数個のゲ
ート電流制御回路をそれぞれ制御するゲート駆動回路を
具備することを特徴とする電圧駆動型電力用半導体装
置。 - 【請求項4】 直列接続された複数個の電圧駆動型電力
用半導体素子と、 前記複数個の半導体素子の各ゲート電流を対応して制御
するための複数個のゲート電流制御回路と、 前記複数個の半導体素子が組み込まれる実機において予
め前記複数個の半導体素子のオフ時の電源電圧値・負荷
電流値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも
1つの条件を変えてスイッチングを行うことによって各
条件におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電圧
分担が良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲート電
流値を測定したデータを記憶しておく記憶装置と、 前記実機の実際の運転時における前記複数個の半導体素
子のオフ時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電
圧値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件に応じて
前記記憶装置の記憶データに基づいて前記複数個の半導
体素子間の電圧分担が良好になるように前記複数個のゲ
ート電流制御回路をそれぞれ制御するゲート駆動回路を
具備することを特徴とする電圧駆動型電力用半導体装
置。 - 【請求項5】 並列接続された複数個の電圧駆動型電力
用半導体素子の各ゲート電流を複数個のゲート電流制御
回路により対応して制御する電圧駆動型電力用半導体装
置のゲート制御方法において、 複数個の半導体素子が組み込まれる実機において予め前
記複数個の半導体素子のオン時の電源電圧値・負荷電流
値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも1つ
の条件を変えてスイッチングを行うことによって各条件
におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電流バラ
ンスが良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲート電
流値を測定し、測定結果のデータを記憶装置に記憶して
おくステップと、 前記実機の実際の運転時における前記複数個の半導体素
子のオン時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電
圧値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件を検知
し、検知出力に応じて前記記憶装置の記憶データに基づ
いて前記複数個の半導体素子間の電流バランスが良好に
なるように前記複数個のゲート電流制御回路をそれぞれ
制御するステップを具備することを特徴とする電圧駆動
型電力用半導体装置のゲート制御方法。 - 【請求項6】 並列接続された複数個の電圧駆動型電力
用半導体素子の各ゲート電流を複数個のゲート電流制御
回路により対応して制御する電圧駆動型電力用半導体装
置のゲート制御方法において、 複数個の半導体素子が組み込まれる実機において予め前
記複数個の半導体素子のオン時の電源電圧値・負荷電流
値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも1つ
の条件を変えてスイッチングを行うことによって各条件
におけるオフ時の前記複数個の半導体素子間の電流バラ
ンスが良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲート電
流値を測定し、測定結果のデータを記憶装置に記憶して
おくステップと、 前記実機の実際の運転時における前記複数個の半導体素
子のオフ時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電
圧値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件を検知
し、検知出力に応じて前記記憶装置の記憶データに基づ
いて前記複数個の半導体素子間の電流バランスが良好に
なるように前記複数個のゲート電流制御回路をそれぞれ
制御するステップを具備することを特徴とする電圧駆動
型電力用半導体装置のゲート制御方法。 - 【請求項7】 直列接続された複数個の電圧駆動型電力
用半導体素子の各ゲート電流を複数個のゲート電流制御
回路により対応して制御する電圧駆動型電力用半導体装
置のゲート制御方法において、 複数個の半導体素子が組み込まれる実機において予め前
記複数個の半導体素子のオン時の電源電圧値・負荷電流
値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも1つ
の条件を変えてスイッチングを行うことによって各条件
におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電圧分担
が良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲート電流値
を測定し、測定結果のデータを記憶装置に記憶しておく
ステップと、 前記実機の実際の運転時における前記複数個の半導体素
子のオン時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電
圧値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件を検知
し、検知出力に応じて前記記憶装置の記憶データに基づ
いて前記複数個の半導体素子間の電圧分担が良好になる
ように前記複数個のゲート電流制御回路をそれぞれ制御
するステップを具備することを特徴とする電圧駆動型電
力用半導体装置のゲート制御方法。 - 【請求項8】 直列接続された複数個の電圧駆動型電力
用半導体素子の各ゲート電流を複数個のゲート電流制御
回路により対応して制御する電圧駆動型電力用半導体装
置のゲート制御方法において、 複数個の半導体素子が組み込まれる実機において予め前
記複数個の半導体素子のオフ時の電源電圧値・負荷電流
値・ゲート電圧値・素子温度値のうちの少なくとも1つ
の条件を変えてスイッチングを行うことによって各条件
におけるオン時の前記複数個の半導体素子間の電圧分担
が良好になる前記複数個の半導体素子の各ゲート電流値
を測定し、測定結果のデータを記憶装置に記憶しておく
ステップと、 前記実機の実際の運転時における前記複数個の半導体素
子のオフ時における電源電圧値・負荷電流値・ゲート電
圧値・素子温度のうちの少なくとも1つの条件を検知
し、検知出力に応じて前記記憶装置の記憶データに基づ
いて前記複数個の半導体素子間の電圧分担が良好になる
ように前記複数個のゲート電流制御回路をそれぞれ制御
するステップを具備することを特徴とする電圧駆動型電
力用半導体装置のゲート制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10031401A JPH11235015A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 電圧駆動型電力用半導体装置およびそのゲート制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10031401A JPH11235015A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 電圧駆動型電力用半導体装置およびそのゲート制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11235015A true JPH11235015A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12330247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10031401A Pending JPH11235015A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 電圧駆動型電力用半導体装置およびそのゲート制御方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JPH11235015A (ja) |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040330 |