JPH11235403A - 印刷が施されたゴルフクラブ及びゴルフクラブへの印刷方法 - Google Patents

印刷が施されたゴルフクラブ及びゴルフクラブへの印刷方法

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JPH11235403A
JPH11235403A JP10056201A JP5620198A JPH11235403A JP H11235403 A JPH11235403 A JP H11235403A JP 10056201 A JP10056201 A JP 10056201A JP 5620198 A JP5620198 A JP 5620198A JP H11235403 A JPH11235403 A JP H11235403A
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JP
Japan
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golf club
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ink composition
gloss
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JP10056201A
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English (en)
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Ryuhei Kametani
龍平 亀谷
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Kametani Sangyo KK
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Kametani Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色相の変化のみでは実現し得ない個性化され
た見栄えを有する図柄をゴルフクラブに印刷することに
より、ゴルフクラブの差別化を図り、多様化する市場ニ
ーズに対処し得る商品を提供することを課題とする。 【解決手段】 真珠粉、貝殻粉、雲母粉等の光沢を発現
させる性質を有する成分の一種又は二種以上の組合せを
無色透明のインキメジウムと混合してインキを作成し、
このインキを用いて、転写フィルムによる間接印刷又は
パッド印刷もしくはスクリーン印刷等の直接印刷で、ゴ
ルフクラブのシャフトやヘッドの表面に文字やロゴ等の
所定の図柄を印刷する。インキ組成は、インキメジウム
100重量部に対して、真珠粉等を5〜80重量部と
し、また、真珠粉等としては、反射光の角度が揃うよう
に、偏平形状のものを用い、なるべくインキ中に平行に
配向させ、一様に分散させる。透明性の高い有機顔料で
さらに調色してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の図柄が印刷
されたゴルフクラブ及びゴルフクラブに所定の図柄を印
刷する方法の技術分野に属し、特に、上記図柄の見栄え
を改良させることについての技術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフクラブのシャフトやヘッドの表面
に、文字や数字あるいは商品名やロゴマーク等の所定の
図柄が単色又は複数色で印刷されている場合があるが、
このような印刷は、従来より、パッド印刷法等による直
接印刷法や、所謂全ベタの転写フィルムを用いて刻印で
押す転写法、あるいは特開昭53−63137号公報に
開示されているように、任意のベースフィルム上に任意
の模様の転写インキ層を形成した転写フィルムを用いて
熱転写で印刷する熱転写印刷法、又は熱転写以外の方式
で印刷する様々な転写方法等により行なわれている。ま
た、このような各種の印刷方法で使用されるインキとし
ては、従来より、インキメジウムに有機系又は無機系の
顔料を混合して調製した一般に知られる印刷インキが通
常用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の嗜好
の多様化に伴い、また競技人口の増加に伴って、ゴルフ
クラブの市場においては、クラブの性能もさることなが
ら、他との間で差別化が図られ、自分に似合ったゴルフ
クラブ、特に、クラブに印刷された図柄に関していう
と、その見栄えの点で個性化が図られたゴルフクラブに
対するニーズが生じており、したがって、そのようなゴ
ルフクラブを提供することが、顧客の購買意欲を促し、
市場の活性化に寄与するものと考えられる。
【0004】しかしながら、従来よりゴルフクラブへの
図柄の印刷に用いられる通常の印刷インキでは、顔料の
配合比率を変えて色相に工夫をこらすことができるのみ
であるため、上記のような市場ニーズに充分に対応する
ことができなかった。
【0005】そして、その場合に、ゴルフクラブが専ら
日中屋外で使用される状況を考慮すると、印刷された図
柄の見栄えといっても、それは光の下で一層顕著に映
え、プレー中に他のクラブとの間で明確に区別できるよ
うなゴルフクラブを提供することが、より好適でより高
い商品価値を付与するものと考えられる。
【0006】本発明者は、このような現状に鑑み、単な
る色相の変化だけでは実現できない見栄えを有する文字
やロゴマーク等の図柄、好ましくは、太陽光等の光によ
ってより見栄えの良さが強調され得る図柄をゴルフクラ
ブに施す方法、及びそのような図柄が施されたゴルフク
ラブの開発に鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成する
に至ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の特許請
求の範囲における請求項1に記載の発明(以下「第1発
明」という。)は、表面に所定の図柄の印刷が施されて
いるゴルフクラブであって、上記印刷が、光沢を発現さ
せる性質を有する成分を含有するインキ組成物により施
されていることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明(以下「第2
発明」という。)は、上記第1発明において、インキ組
成物は、100重量部のインキメジウムに対し、5〜8
0重量部の光沢発現性成分を含有することを特徴とする
ものである。
【0009】一方、請求項3に記載の発明(以下「第3
発明」という。)は、ゴルフクラブの表面に所定の図柄
の印刷を施す方法であって、インキメジウムに、光沢を
発現させる性質を有する成分を混合してインキ組成物を
作成し、このインキ組成物を用いてゴルフクラブの表面
に上記印刷を施すことを特徴とするものである。
【0010】そして、請求項4に記載の発明(以下「第
4発明」という。)は、上記第3発明において、作成し
たインキ組成物を転写フィルム用のベースフィルムの面
上に所定の図柄に塗布してインキ層を形成させたのち、
このインキ層をゴルフクラブの表面に対接させ、ベース
フィルムの他面から加熱押圧して上記インキ層を上記ク
ラブの表面に転写させることにより、上記インキ組成物
を用いてゴルフクラブの表面に印刷を施すことを特徴と
するものである。
【0011】また、請求項5に記載の発明(以下「第5
発明」という。)は、同じく上記第3発明において、作
成したインキ組成物をパッド印刷用の印刷版上に所定の
図柄に塗布したのち、この印刷版にパッドを押し付けて
該パッドに上記インキを付着させ、このパッドをゴルフ
クラブの表面に押し付けて上記インキを転写させること
により、上記インキ組成物を用いてゴルフクラブの表面
に印刷を施すことを特徴とするものである。
【0012】さらに、請求項6に記載の発明(以下「第
6発明」という。)は、同じく上記第3発明において、
所定の図柄を形成したスクリーン印刷用の印刷版の片面
をゴルフクラブの表面に対向させたのち、作成したイン
キ組成物をこの印刷版の他面からスキージすることによ
り、上記インキ組成物を用いてゴルフクラブの表面に印
刷を施すことを特徴とするものである。
【0013】上記第1発明は、文字やロゴマーク等の所
定の図柄の印刷が施されたゴルフクラブに関し、それに
よれば、上記図柄の印刷が、光沢発現性の成分を含有す
るインキ組成物により施されているから、該印刷によっ
てゴルフクラブ表面に施された図柄においては、その光
沢が強化され、したがって光沢に優れて、その結果、ゴ
ルフクラブ自体が、単なる色相の変化だけでは得られな
かった、従来にない、個性化された見栄えを有するもの
となる。
【0014】また、光沢の度合いは入射光の反射量によ
って変化するから、この第1発明に係るゴルフクラブが
普通に日中太陽光の下で使用されたときには、その見栄
えの顕著さが一層強調され、他のクラブと明確に区別で
き、差別化が図られることになる。
【0015】その場合に、第2発明によれば、特に、イ
ンキ組成物の組成がより具体化され、100重量部のイ
ンキメジウムに対し、5〜80重量部の光沢発現性成分
が含有される。これは、光沢発現性成分が5重量部未満
であると、印刷された図柄における光沢増加の効果が充
分には得られず、また80重量部を超えると、クラブ表
面へのインキ皮膜の接着性に不足が生じる虞があるから
である。
【0016】一方、第3発明は、ゴルフクラブに文字や
ロゴマーク等の所定の図柄の印刷を施す方法に関し、そ
れによれば、光沢発現性の成分を含有するインキ組成物
を用いてゴルフクラブの表面に印刷を施すから、これに
より得られるゴルフクラブ表面の図柄においては、上記
第1発明と同様、その光沢が強化され、したがって光沢
に優れて、その結果、ゴルフクラブ自体が、単なる色相
の変化だけでは得られなかった、従来にない、個性化さ
れた見栄えを有するものとなる。
【0017】また、光沢の度合いは入射光の反射量によ
って変化するから、この第3発明に係る方法により得ら
れたゴルフクラブが普通に日中太陽光の下で使用された
ときには、その見栄えの顕著さが一層強調され、他のク
ラブと明確に区別でき、差別化が図られることも上記第
1発明と同様である。
【0018】その場合に、インキ組成物の組成として
は、上記第2発明と同様の理由により、100重量部の
インキメジウムに対し、5〜80重量部の光沢発現性成
分を含有することが好ましい。
【0019】そして、第4発明、第5発明及び第6発明
によれば、特に、上記インキ組成物を用いてゴルフクラ
ブの表面に印刷を施すことがより具体化され、順に、転
写フィルムを用いて熱転写で印刷する熱転写印刷法、転
写パッドを用いるパッド印刷法及びスクリーン印刷法に
よって、それぞれゴルフクラブの表面に所定の図柄の印
刷が施されることになる。
【0020】また、熱転写印刷法に限らず、例えば、加
熱を要せず圧力のみでインキ層を転写する方式等、転写
フィルムを用いる他の様々な方式でインキ層を転写して
ゴルフクラブの表面に図柄を印刷するようにしてもよ
い。
【0021】ここで、パッド印刷法及びスクリーン印刷
法は、直接ゴルフクラブの表面に印刷を施す直接印刷法
であるが、転写フィルムを用いる印刷法は、これに対
し、一旦所定の図柄のインキ層をベースフィルム上に形
成する間接印刷法である。そして、その場合に、ベース
フィルム上に所定の図柄のインキ層を形成させる方法と
しては、例えば、スクリーン印刷法、グラビア印刷法、
パッド印刷法等が挙げられる。
【0022】このように、本発明では、ゴルフクラブの
表面への図柄の印刷が、光沢を発現させる性質を有する
成分を含有するインキ組成物により施される。ここで、
光沢は、メタリック調のものでもよいが、特に、真珠光
沢(パール光沢)、マーブル調光沢、雲母様光沢等が、
ソフトで目に優しく好ましい。また、虹彩色(玉虫色)
を伴うような光沢も、見る方向により色相ないし見栄え
が変化するので好適に採用し得る。
【0023】光沢発現性成分としては、真珠粉、貝殻
粉、鱗片粉、羽鱗粉など、天然又は人工飼育の魚介類等
の生物組織粉や、雲母等の鉱物組織粉、あるいは合成パ
ール顔料等が好適に使用でき、例えば、メルク社からイ
リオジン(Iriodin:登録商標)の商品名で商業
的に入手し得るものが使用できる。また、これらのうち
の一種又は二種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0024】その場合に、光沢発現性成分は偏平な形状
のものを使用し、また、光沢発現性成分同士が相互に平
行に配置されるようにインキメジウムに一様に混合分散
することが、光の反射角度が揃って視覚的な美しさがよ
り一層際立つことになるので好ましい。
【0025】さらに、光沢発現性成分の厚さは、塗布後
にゴルフクラブ表面において図柄を構成するインキ皮膜
に凹凸を生じさせないことを考慮して選択し、少なくと
も、該インキ皮膜の厚さよりも小さいものを使用する。
【0026】また、光沢発現性成分の径は、塗布後にゴ
ルフクラブ表面において図柄を構成するインキ皮膜の表
面を平坦なものとさせ易いこと、インキ組成物中に光沢
発現性成分同士を相互に平行に配置させ易いこと、同じ
く一様に分散させ易いこと、及び光沢性向上の効果が充
分に得られることを考慮して選択し、少なくとも、平均
径で5μm以上のものを使用する。
【0027】インキメジウムとしては、従来から一般に
インキビヒクルとして知られる塩化ビニル−酢酸ビニル
−ビニルアルコール共重合体、ウレタン樹脂、エポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンイミン樹脂の1
種またはそれらの2種以上の混合物を含有するものが使
用でき、さらに、可塑剤、フィラー等を含有するもので
あってもよい。その場合に、インキメジウムは無色透明
のものが好ましい。光沢発現性成分が混合されたとき
に、該成分で発現される光沢増強の効果、及びその反射
光の波長により発現される色相や色合いの鮮明さを低減
させないためである。
【0028】インキメジウムと光沢発現性成分とを混合
してインキ組成物を作成する際は、該光沢発現性成分を
微細に粉砕しないように注意して撹拌分散させる。光沢
発現性成分が微細に粉砕、破壊等されると、その本来の
光沢発現性が損なわれる虞があるからである。
【0029】光沢発現性成分は、図柄の光沢を顕著化す
ると共に、反射する可視光線の波長によって特定の色相
を現出する。したがって、インキ組成物に顔料を加える
必要が特に生じない場合もあるが、顔料を配合して印刷
図柄の色相をさらに調色してもよいことはいうまでもな
い。その場合、顔料としては、従来より印刷用の印刷イ
ンキ等に用いられている公知の顔料のいずれを使用して
もよいが、鮮明度の大きい透明有機顔料を使用すること
が好ましい。インキないし印刷された図柄の光沢性向上
の効果がよく発現されると共に、色合いの鮮明さが効果
的に維持されるからであり、特に、イソインドリノン等
のイエロー系、ペリデン等のレッド系、フタロシアニン
ブルー等のブルー系のものが好適に使用できる。
【0030】ゴルフクラブへの図柄の印刷方法の具体例
として、例えば、転写フィルムを用いてゴルフクラブ表
面に図柄を印刷する場合は、作成したインキ組成物を、
従来から一般にベースフィルムとして用いられているポ
リプロピレンフィルムないし二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム(OPP)や、これらとグラシン紙とを貼り合わ
せた積層構造のフィルム等に印刷して転写フィルムとす
ることができる。なお、このように転写フィルムのベー
スフィルムとして、例えば上記OPPとグラシン紙とを
貼り合わせたものを使用することについては、本出願人
はすでに特許出願を行なっているものである。
【0031】ベースフィルム上のインキ層の厚さは、ク
ラブへの転写がなされた際のインキ皮膜の厚さを考慮し
て予め調整しておく。
【0032】ゴルフクラブへの転写は、ゴルフクラブに
おける図柄形成部位に転写用インキ層を重ね合わせ、ベ
ースフィルム側より加熱押圧し、その後にベースフィル
ムを剥離することで行なうことができる。
【0033】なお、転写された図柄の上から、必要に応
じてさらにクリアトップコートを施してもよい。
【0034】本発明においては、ゴルフクラブにおける
図柄形成部位については問題とならず、シャフトの周面
やヘッドの上面、あるいはグリップの表面等のいずれで
あってもよい。また、ゴルフクラブの素材の種類につい
ても不問で、ステンレス等の金属やカーボン製のシャフ
ト、あるいはパーシモン等の木製やチタン製のヘッドの
いずれであってもよい。
【0035】
【実施例】以下、本発明を、転写フィルムを用いて熱転
写方式でゴルフクラブの表面に図柄の印刷を施す場合の
実施例を説明することにより、さらに詳しく説述する。
【0036】インキ組成物の作成 表1に示す組成及び配合に従って本発明の実施例で用い
るインキ組成物を作成した。
【0037】すなわち、インキビヒクルとして、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、及びエ
ポキシ樹脂を使用し、溶剤として、シクロヘキサノン又
はメチルエチルケトン、及び高沸点芳香族溶剤又はトル
エンを使用し、さらに可塑剤を配合させてインキメジウ
ムとした。
【0038】また、光沢発現性成分としては、メルク社
のイリオジン(Iriodin:登録商標)100(雲
母を酸化チタンで被覆した粒度10〜60μmの粉
末)、同205(同じく雲母を酸化チタンで被覆した粒
度10〜60μmの粉末)、又は同522(天然雲母の
表面に酸化鉄をコーティングした粒度5〜25μmの粉
末)を使用し、これを上記のインキメジウムに混合して
一様に分散させることにより、それぞれ本発明の実施例
で用いるインキ組成物を作成した。
【0039】その場合に、イリオジン(Iriodi
n:登録商標)100、及び同205は、被塗材の表面
色、つまり下地色が白色であるときは、白色、灰色ない
し銀色の色相しか呈しないため、光沢発現性成分として
これらを用いる際は、顔料としてイソインドリノン、ペ
リデン、フタロシアニンブルーを併用し、それぞれ黄色
系、赤系、青系の色相に調色した。一方、イリオジン
(Iriodin:登録商標)522は、被塗材の表面
色が白色であるときは、本来的に赤茶系の色相を呈する
ので、光沢発現性成分としてこれを用いる際は、顔料を
併用せず、単独使用とした。
【0040】さらに、比較のため、光沢発現性成分を配
合せず、ペリデン又はフタロシアニンブルーのみで彩色
した従来タイプのインキ組成物を上記に準じてそれぞれ
作成した。
【0041】転写フィルムの作成 ベースフィルムとして、厚さ20μmの二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムを用い、このフィルムの片面に、上記
の各インキ組成物を用いて、スクリーン印刷方式又はグ
ラビア印刷方式により、直径10mmの大きさの内部が
塗りつぶされた円形の図柄を2μmの厚さに印刷し、本
発明の実施例で用いる転写フィルムA〜F、及び比較例
としての転写フィルムG,Hをそれぞれ作成した。
【0042】図柄の転写 被転写物として、ゴルフクラブ用のステンレス製の金属
シャフト、及びカーボン製のシャフトを用い、これらの
周面に、上記の各転写フィルムのうちのA,C,E,G
を用いて、転写温度120℃の条件で、シリコンパッド
を1秒間圧着することにより、それぞれ上記の円形図柄
を熱転写して印刷した。
【0043】また、同じく被転写物として、ゴルフクラ
ブ用のチタン製のヘッド、及びパーシモン製のヘッドを
用い、これらの上面に、上記の各転写フィルムのうちの
B,D,F,Hを用いて、転写温度120℃の条件で、
シリコンパッドを1秒間圧着することにより、それぞれ
上記の円形図柄を熱転写して印刷した。
【0044】図柄の外観についての試験 以上のようにしてゴルフクラブの表面に印刷された円形
の図柄について、外観としての転写の良否、色合い、及
び光沢の度合いを目視で観察し、判定した。その結果を
表2に示す。
【0045】表2から明らかなように、本発明の実施例
に係る転写フィルムA〜Fで印刷された図柄は、比較例
としての転写フィルムG,Hで印刷された図柄と同様、
図柄に欠けや割れ等が生じることなく、ゴルフクラブの
シャフト又はヘッドの表面に完全に転写されて、その転
写性に問題がないと共に、本発明の実施例に係る転写フ
ィルムA〜Fで印刷された図柄は、比較例としての転写
フィルムG,Hで印刷された図柄に比べて、色合いの鮮
明さ、及び光沢の度合いの点で著しく向上しており、し
たがって、本発明の実施例に係る転写フィルムA〜Fで
図柄がシャフト又はヘッドの表面に施されたゴルフクラ
ブにおいては、その見栄えが改良され、特に、光の照射
の下で、その見栄え改良の効果がより一層増強されるも
のであった。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、光沢を発現し、光沢を強化する特定の成分を配合し
たインキ組成物を用いてゴルフクラブに図柄を印刷する
から、該図柄においては、光沢が強化され、したがって
光沢に優れて、その結果、該図柄が印刷されたゴルフク
ラブが、従来にない個性化された見栄えを有し、またプ
レー中に太陽光でより一層映えて、多様化したゴルフク
ラブの市場ニーズにマッチし得る製品となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B44C 1/165 B44C 1/165 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に所定の図柄の印刷が施されている
    ゴルフクラブであって、上記印刷が、光沢を発現させる
    性質を有する成分を含有するインキ組成物により施され
    ていることを特徴とするゴルフクラブ。
  2. 【請求項2】 インキ組成物は、100重量部のインキ
    メジウムに対し、5〜80重量部の光沢発現性成分を含
    有することを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラ
    ブ。
  3. 【請求項3】 ゴルフクラブの表面に所定の図柄の印刷
    を施す方法であって、インキメジウムに、光沢を発現さ
    せる性質を有する成分を混合してインキ組成物を作成
    し、このインキ組成物を用いてゴルフクラブの表面に上
    記印刷を施すことを特徴とするゴルフクラブヘの印刷方
    法。
  4. 【請求項4】 作成したインキ組成物を転写フィルム用
    のベースフィルムの面上に所定の図柄に塗布してインキ
    層を形成させたのち、このインキ層をゴルフクラブの表
    面に対接させ、ベースフィルムの他面から加熱押圧して
    上記インキ層を上記クラブの表面に転写させることによ
    り、上記インキ組成物を用いてゴルフクラブの表面に印
    刷を施すことを特徴とする請求項3に記載のゴルフクラ
    ブヘの印刷方法。
  5. 【請求項5】 作成したインキ組成物をパッド印刷用の
    印刷版上に所定の図柄に塗布したのち、この印刷版にパ
    ッドを押し付けて該パッドに上記インキを付着させ、こ
    のパッドをゴルフクラブの表面に押し付けて上記インキ
    を転写させることにより、上記インキ組成物を用いてゴ
    ルフクラブの表面に印刷を施すことを特徴とする請求項
    3に記載のゴルフクラブヘの印刷方法。
  6. 【請求項6】 所定の図柄を形成したスクリーン印刷用
    の印刷版の片面をゴルフクラブの表面に対向させたの
    ち、作成したインキ組成物をこの印刷版の他面からスキ
    ージすることにより、上記インキ組成物を用いてゴルフ
    クラブの表面に印刷を施すことを特徴とする請求項3に
    記載のゴルフクラブヘの印刷方法。
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