JPH11235872A - 画像形成材料及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成材料及び画像形成方法

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JPH11235872A
JPH11235872A JP10040440A JP4044098A JPH11235872A JP H11235872 A JPH11235872 A JP H11235872A JP 10040440 A JP10040440 A JP 10040440A JP 4044098 A JP4044098 A JP 4044098A JP H11235872 A JPH11235872 A JP H11235872A
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JP10040440A
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Katsuji Kondo
克次 近藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温保存性に優れるアブレーション型の画像
形成材料及びそれを用いた画像形成方法の提供。 【解決手段】 支持体上に画像形成層を有する画像形成
体と、被転写層を有する被転写体からなり、高密度エネ
ルギー光を支持体側より照射し、露光部の画像形成層と
支持体との結合力を低下させ、被転写体と画像形成体を
引き離すことにより画像を形成する画像形成材料におい
て、該被転写層に軟化点が80℃〜150℃である樹脂
を含有することを特徴とする画像形成材料及びそれを用
いた画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アブレーション型
の画像形成材料及び該画像形成材料を用いる画像形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、レーザー光線等の光エネルギ
ーを集束させ記録材料に照射して、材料の一部を融解変
形させたり、飛散、燃焼或いは蒸発により除去する(以
下アブレーションと略記する)記録方法が知られてい
る。これらは、薬品等の処理液を要しない乾式処理であ
り、かつ光照射部のみを融解変形、飛散又は蒸発させる
ことから高コントラストが得られる、と言う利点を有し
ており、レジスト材料、光ディスク等の光学的記録材
料、印刷版作製時の透過原稿等に利用されている。
【0003】例えば、特開平9−226236号では、
アブレーションによる画像形成が小さなエネルギーで高
解像度の良好な画像が得られる画像形成材料について記
載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の画像形成材料を用いても画像形成材料が50℃以上の
高温下に長時間さらされた場合には、その画像性能が劣
化してしまうという問題が生じてしまう。
【0005】本発明は上記の事情によって為されたもの
であり、その目的は、高温保存性に優れるアブレーショ
ン型の画像形成材料及びそれを用いた画像形成方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成された。
【0007】(1) 支持体上に画像形成層を有する画
像形成体と、被転写層を有する被転写体からなり、高密
度エネルギー光を支持体側より照射し、露光部の画像形
成層と支持体との結合力を低下させ、被転写体と画像形
成体を引き離すことにより画像を形成する画像形成材料
において、該被転写層に軟化点が80℃〜150℃であ
る樹脂を含有することを特徴とする画像形成材料。
【0008】(2) 支持体上に画像形成層を有する画
像形成体と、被転写層を有する被転写体からなり、高密
度エネルギー光を支持体側より照射し、露光部の画像形
成層と支持体との結合力を低下させ、被転写体と画像形
成体を引き離すことにより画像を形成する画像形成材料
において、該被転写層に軟化点が80℃〜150℃であ
る樹脂と粘着付与剤とを含有することを特徴とする画像
形成材料。
【0009】(3) 被転写層の粘着付与剤の含有量が
50重量部以下であることを特徴とする前記2に記載の
画像形成材料。
【0010】(4) 被転写層の少なくとも50重量部
がポリウレタン樹脂であることを特徴とする前記1〜3
のいずれか1項記載の画像形成材料。
【0011】(5) 前記1〜4のいずれか1項記載の
画像形成材料に、高密度エネルギー光を支持体側より照
射し、露光部の画像形成層と支持体との結合力を低下さ
せ、被転写体と画像形成体を引き離すことにより画像を
形成することを特徴とする画像形成方法。
【0012】即ち本発明者らは、被転写層に軟化点80
〜150℃の樹脂および/または粘着付与剤を含有させ
ることによって、高感度、高品質な画像性能を保ったま
ま高温保存後における画像性能の劣化を抑えることがで
きるとの知見を得て、本発明に至ったものである。
【0013】以下、本発明について詳述する。
【0014】<画像形成材料>本発明の画像形成材料
は、画像形成層と必要に応じて画像保護層、それを保持
する支持体から成る画像形成体と、支持体上に被転写層
を有する被転写体とを貼合されたものを基本構成とす
る。
【0015】<被転写体>本発明に用いる被転写体は、
高密度エネルギー光の露光により照射部の支持体と画像
形成層との結合力が低下した画像形成層部分を受容可能
でありかつ、被転写体と画像形成層を保持する支持体と
を引き離すことにより照射部の画像形成層が転写され得
る被転写層を有し、該被転写層は主として樹脂から構成
され、必要に応じて微粒子などの添加剤を含有する。
【0016】被転写体の支持体用基材としては、紙、合
成紙(例えばポリプロピレンを主成分とする合成紙
等)、更には画像形成材料の支持体で用いられる樹脂フ
ィルムを適宜選択して用いることができる。
【0017】前記基材の厚みは通常10〜500μm、
好ましくは20〜200μmであり、このような範囲の
中から適宜に選定される。
【0018】被転写体を画像形成層又は画像保護層上に
隣接させる場合、被転写層が自己支持性のある樹脂なら
ば被転写層形成樹脂を溶剤に溶解あるいは、熱溶融させ
て、画像保護層と同様に塗布して被転写体とすることが
できる。また、ヒートシール性の無いフィルムを用いる
場合は、支持体上に被転写層を設けた被転写体を加圧処
理もしくは過熱加圧処理することによって画像形成材料
と貼合することができる。
【0019】剥離強度は、被転写体と画像形成層又は画
像保護層との貼合及び密着にあたり、加圧又は加熱加圧
を適宜調整することにより設定できる。貼合は露光前、
後何れでもかまわない。
【0020】本発明において、被転写体と画像形成層又
は画像保護層との剥離強度をJISC 2107(JI
S Z 0237)の180度引き剥がし法において1
〜50gf/cm、更には1〜25gf/cmとするの
が好ましい。これにより被転写体を剥離した後の支持体
上の露光部の画像形成層の残存率が少なく、高解像度の
画像が得られる。
【0021】前記基材上に設けられる被転写層として
は、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル
系樹脂、アクリル系樹脂等の公知の接着剤に用いられる
樹脂を適宜選択して用いることができ、中でも軟化点が
80℃〜150℃の範囲にあるものを含有させることが
好ましく、ポリウレタン樹脂を用いるのが最も良好であ
る。
【0022】粘着付与剤としては一般的にロジン、ダン
マル等の天然樹脂、変性ロジン、ロジン及び変性ロジン
の誘導体、ポリテルペン系樹脂、テルペン変性体、脂肪
族系炭化水素樹脂、シクロペンタジエン樹脂、芳香族系
石油樹脂、フェノール系樹脂、アルキルフェノール−ア
セチレン系樹脂、スチレン系樹脂、キシレン系樹脂、ク
マロインデン樹脂、ビニルトルエン−α−メチルスチレ
ン共重合体が挙げられるが、更に主バインダーと相溶性
が良い樹脂で分子量200〜1500程度のものも良好
な粘着付与性を得ることができる。
【0023】本発明ではさらに粘着付与剤として自己接
着性の有る樹脂も使用することができる。自己接着性の
有る樹脂としては一般的に、それ自身常温で接着性又は
粘着性を有するもの、熱や圧力を掛けることにより接着
性又は粘着性を発現するものの何れでもよく、例えば、
低軟化点の樹脂、熱溶剤を適宜選択することにより形成
することができる。
【0024】低軟化点の樹脂としては、エチレン−酢酸
ビニル、エチレン−エチルアクリレート等のエチレン共
重合体;スチレン−ブタジエン、スチレン−イソプレ
ン、スチレン−エチレン−ブチレン等のポリスチレン系
樹脂;ポリエステル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピ
レン等のポリオレフィン系樹脂;ポリビニルエーテル系
樹脂;ポリブチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;
アイオノマー樹脂;セルロース系樹脂;エポキシ系樹
脂;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂等が挙げられる。熱溶剤としては、常温で固体であ
り、加熱時に可逆的に液化又は軟化する化合物が挙げら
れ、具体的には、テルピネオール、メントール、アセト
アミド、ベンズアミド、クマリン、ケイ皮酸ベンジル、
ジフェニルエーテル、クラウンエーテル、カンファー、
p−メチルアセトフェノン、バニリン、ジメトキシベン
ズアルデヒド、p−ベンジルビフェニル、スチルベン、
マルガリン酸、エイコサノール、パルミチン酸セチル、
ステアリン酸アミド、ベヘニルアミン等の単分子化合
物、蜜ロウ、キャンデリラワックス、パラフィンワック
ス、エステルワックス、モンタンロウ、カルナバワック
ス、アミドワックス、ポリエチレンワックス、マイクロ
クリスタリンワックス等のワックス類、エステルガム、
ロジンマレイン酸樹脂、ロジンフェノール樹脂等のロジ
ン誘導体、フェノール樹脂、ケトン樹脂、エポキシ樹
脂、ジアリルフタレート樹脂、テルペン系炭化水素樹
脂、シクロペンタジエン樹脂、ポリオレフィン系樹脂、
ポリカプロラクトン系樹脂、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等のポリオレフィンオキサイ
ド等に代表される高分子化合物、等を挙げることができ
る。
【0025】また、本発明では必要に応じて被転写層中
に微粒子を配合しても良い。前記微粒子としては、例え
ばシリカ、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、
酸化マグネシウム、ホウ酸アルミニウム等の金属酸化
物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウ
ム、硫酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マ
グネシウム、窒化ホウ素等の金属塩、カオリン、クレ
ー、タルク、亜鉛華、鉛白、ジークライト、石英、ケイ
ソウ土、パーライト、ベントナイト、雲母、合成雲母等
の無機微粒子、メラミン樹脂粒子、グアナミン樹脂粒
子、スチレン−アクリル共重合体樹脂粒子、シリコーン
樹脂粒子、フッ素樹脂粒子等の有機微粒子が挙げられ
る。
【0026】この様な微粒子を添加する場合、含有量
は、通常、0.1〜50重量%、特に1〜30重量%の
範囲内にするのが好ましい。これらの微粒子の平均粒径
は、通常0.01〜20μm、好ましくは0.02〜5
μmである。
【0027】又、被転写層中には、帯電防止剤、熱安定
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光増白剤
等の添加剤を配合しても良い。
【0028】その場合、配合量は、被転写層形成組成物
中に通常、30重量%以下、特に20重量%以下にする
のが好ましい。
【0029】被転写層の厚みは0.1〜40μm程度、
好ましくは0.3〜30μmであり、支持体を含めた被
転写体全体の厚みは10〜200μm程度、好ましくは
20〜100μmである。
【0030】被転写層は形成成分を溶媒に分散或いは溶
解して塗工液を調製し、この塗工液を所定の部位に塗布
し乾燥して設けることができる。塗工に用いる溶媒とし
ては、水、アルコール類(例えばエタノール、プロパノ
ール)、セロソルブ類(例えばメチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブ)、芳香族類(例えばトルエン、キシレ
ン、クロルベンゼン)、ケトン類(例えばアセトン、メ
チルエチルケトン)、エステル系溶剤(例えば酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなど)、エーテル類(例えばテトラヒド
ロフラン、ジオキサン)、塩素系溶剤(例えばクロロホ
ルム、トリクロルエチレン)、アミド系溶剤(例えばジ
メチルホルムアミド、N−メチルピロリドン)、ジメチ
ルスルホキシド等が挙げられる。又、形成成分をホット
メルトで融解し押し出し法で層を形成することもでき
る。
【0031】<画像形成層>本発明の画像形成層は、色
剤とそれを保持するためのバインダー樹脂を基本構成と
する。
【0032】(バインダー樹脂)バインダー樹脂は、色
剤を十分に保持できるものであれば、特に制限無く用い
ることができる。
【0033】このようなバインダー樹脂としては、ポリ
ウレタン、ポリエステル、塩化ビニル系共重合体等の塩
化ビニル系樹脂が代表的なものであり、これらの樹脂は
−SO3M、−OSO3M、−COOM及び−PO(OM
12〔ここに、Mは水素原子又はアルカリ金属を、M1
は水素原子、アルカリ金属又はアルキル基を表す。〕か
ら選ばれる少なくとも1種の極性基を有する繰り返し単
位を含むことが好ましく、このような極性基を導入した
樹脂を用いることにより、色剤として後述する磁性粉末
を用いる場合の分散性を向上させることができる。尚、
この極性基の各樹脂中の含有比率は0.1〜8.0モル
%程度、好ましくは0.2〜6.0モル%である。バイ
ンダー樹脂は、1種単独でも2種以上を組み合わせて用
いてもよい。
【0034】極性基含有塩化ビニルとしては、例えば、
塩化ビニル−ビニルアルコール共重合体等水酸基を有す
る樹脂と、Cl−CH2CH2SO3M、Cl−CH2CH
2OSO3M、Cl−CH2CO2M、Cl−CH2P(=
O)(OM12等の極性基及び塩素原子を有する化合物
との付加反応により合成することができる。
【0035】1例を以下に示す。
【0036】−CH2C(OH)H−+Cl−CH2CH
2SO3Na→ −CH2C(OCH2CH2SO3Na)H
− 極性基含有塩化ビニル系樹脂は、極性基を含む繰り返し
単位が導入される不飽和結合を有する反応性モノマーを
所定量オートクレーブ等の反応容器に仕込み、ベンゾイ
ルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル等の一
般的なラジカル重合開始剤や、レドックス重合開始剤、
カチオン重合開始剤等を用いて重合することにより得る
ことができ、スルホン酸又はその塩を導入するための反
応性モノマーの具体例としては、ビニルスルホン酸、ア
リルスルホン酸、メタクリルスルホン酸、p−スチレン
スルホン酸等の不飽和炭化水素スルホン酸及びこれらの
塩を挙げることができる。又、カルボン酸もしくはその
塩を導入するときには、例えば(メタ)アクリル酸やマ
レイン酸を用い、リン酸もしくはその塩を導入するとき
には(メタ)アクリル−2−リン酸エステルを用いれば
よい。
【0037】更に、バインダー樹脂の熱安定性を向上さ
せるためには、塩化ビニル系共重合体にエポキシ基を導
入することが好ましい。この場合、エポキシ基を有する
繰り返し単位の共重合体中における含有率は1〜30モ
ル%程度、好ましくは1〜20モル%であり、エポキシ
基を導入するためのモノマーとしてはグリシジルアクリ
レート等を挙げることができる。
【0038】極性基を有するポリエステルは、ポリオー
ルと一部に極性基を有する多塩基酸との脱水縮合反応に
より合成することができ、極性基を有する多塩基酸とし
ては5−スルホイソフタル酸、2−スルホイソフタル
酸、4−スルホイソフタル酸、3−スルホフタル酸、5
−スルホイソフタル酸ジアルキル、2−スルホイソフタ
ル酸ジアルキル、4−スルホイソフタル酸ジアルキル、
3−スルホフタル酸ジアルキル及びこれらのアルカリ金
属塩等が挙げられ、ポリオールとしてはトリメチロール
プロパン、ヘキサントリオール、グリセリン、トリメチ
ロールエタン、ネオペンチルグリコール、ペンタエリス
リトール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコー
ル、シクロヘキサンジメタノール等を挙げることができ
る。
【0039】極性基を有するポリウレタンは、ポリオー
ルとポリイソシアネートとを反応させることにより合成
することができ、具体的には、ポリオールとしてポリオ
ールと一部に極性基を有する多塩基酸との反応によって
得られるポリエステルポリオールを原料とすることによ
り合成する。又、ポリイソシアネートとしては、ジフェ
ニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、2,4−ト
リレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシア
ネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、リジン
イソシアネートメチルエステル等を挙げることができ
る。尚、極性基を有するポリウレタンの他の合成法とし
ては、水酸基を有するポリウレタンと極性基及び塩素原
子を有するCl−CH2CH2SO3M、Cl−CH2CH
2OSO3M、Cl−CH2CO2M、Cl−CH2P(=
O)(OM12等の化合物との付加反応も有効である。
【0040】その他のバインダー樹脂として、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、ブタジ
エン−アクリロニトリル共重合体等のポリオレフィン系
樹脂、ポリビニルブチラール等のポリビニルアセタール
系樹脂、ニトロセルロース等のセルロース系樹脂、スチ
レン−ブタジエン共重合体等のスチレン系樹脂、ポリメ
チルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポリアミド、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂等を併
用してもかまわないが、これらを併用する場合は全バイ
ンダー樹脂の20重量%以下とするのが好ましい。
【0041】画像形成層中のバインダー樹脂の含有率
は、画像形成層形成成分中の1〜50重量%程度、好ま
しくは5〜40重量%である。
【0042】(硬化剤)硬化剤としては、画像形成層を
硬化できるものであれば特に制限なく用いることができ
るが、トリレンイソジシアネート(TDI)、メチレン
イソジシアネート(MDI)系の硬化剤を用いることが
好ましい。このような硬化剤としては、例えば、前述の
バインダー樹脂の中のポリウレタンを合成する際に用い
られるポリイソシアネートなどを挙げることができる。
【0043】このような硬化剤を添加して画像形成層を
硬化させることにより、形成された画像の耐久性を高め
るだけではなく、アブレーションを生じせしめた部分の
地汚れをなくすことができる。
【0044】さらには、溶剤に対する耐久性を向上させ
ることができるために、画像保護層を塗布する際に有機
溶剤を用いたとしても画像形成層を損傷することなしに
画像保護層を積層することができる。その結果、水溶性
もしくは水分散性樹脂からなる画像保護層を有するもの
よりもさらに耐久性のすぐれた画像形成材料を作製する
ことができる。
【0045】画像形成層の厚みは、0.05〜5.0μ
m程度、好ましくは0.1〜3.0μmの範囲である。
又、画像形成層は単層で構成しても組成の異なる多層で
構成してもよいが、多層で構成される場合、支持体に近
い側の層中に露光光源の波長光を吸収可能な色剤をより
多く含有させることが好ましい。また、支持体に遠い側
の層中に露光光源の波長光以外の波長光を吸収可能な色
剤を添加してもよい。
【0046】(硬化促進剤)本発明において画像形成層
に硬化剤を用いた場合は、硬化剤とともに硬化促進剤を
含有することが好ましい。硬化促進剤としては、有機ス
ズ化合物系、スズを除く有機金属化合物系、3級アミン
化合物系、両性イオン化合物系、有機酸系のいづれも使
用することができる。添加量としては硬化剤に対し、
0.5〜25重量%が好ましく、バインダーに対しては
1.0〜10重量%が好ましい。
【0047】(色剤)本発明に用いられる色剤は露光光
源の波長光を吸収可能な色剤であり、例えばカーボンブ
ラック等は紫外線領域から可視、赤外線領域まで広く吸
収を有する色剤であるので好ましく用いることができ
る。
【0048】具体的には無機あるいは有機の顔料、染料
が用いられ、単色、2色混合、3色混合の顔料系化合物
で構成される。
【0049】無機顔料としては、二酸化チタン、カーボ
ンブラック、酸化亜鉛、プルシアンブルー、硫化カドミ
ウム、酸化鉄ならびに鉛、亜鉛、バリウム及びカルシウ
ムのクロム酸塩などが挙げられる。有機顔料としては、
アゾ系、チオインジゴ系、アントラキノン系、アントア
ンスロン系、トリフェンジオキサジン系の顔料、バット
染料顔料、フタロシアニン顔料(銅フタロシアニン及び
その誘導体)、キナクリドン顔料などが挙げられる。
又、有機染料としては、酸性染料、直接染料、分散染料
などが挙げられる。
【0050】露光光源の波長が近赤外線の場合、近赤外
光吸収剤としては、シアニン系、ポリメチン系、アズレ
ニウム系、スクワリウム系、チオピリリウム系、ナフト
キノン系、アントラキノン系色素等の有機化合物、フタ
ロシアニン系、アゾ系、チオアミド系の有機金属錯体な
どが好適に用いられ、具体的には特開昭63−1391
91号、同64−33547号、特開平1−16068
3号、同1−280750号、同1−293342号、
同2−2074号、同3−26593号、同3−309
91号、同3−34891号、同3−36093号、同
3−36094号、同3−36095号、同3−422
81号、同3−97589号、同3−103476号等
に記載の化合物が挙げられる。
【0051】本発明の効果をさらに発揮する色剤として
金属原子含有粒子を好ましく用いることが出来る。本発
明の画像形成材料の画像形成層中の色剤として金属原子
含有粒子を用いた場合感度、解像度、露光部の汚れの改
善においてより一層効果が顕著となる。
【0052】(金属原子含有粒子)金属原子含有粒子と
は鉄、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、銅、亜
鉛、チタン、銀、アルミニウム、金、白金等の金属また
はその酸化物等の化合物を総称している。
【0053】本発明に好ましく用いられる金属原子含有
粒子は、強磁性酸化鉄粉末、強磁性金属粉末、立方晶板
状粉末等が挙げられ、中でも、強磁性金属粉末を好適に
用いることができる。
【0054】強磁性酸化鉄としては、γ−Fe23、F
34、又はこれらの中間酸化鉄でFeOx(1.33
<x<1.50)で表されるものを挙げることができ
る。
【0055】強磁性金属粉末としては、Fe、Coを始
め、Fe−Al系、Fe−Al−Ni系、Fe−Al−
Zn系、Fe−Al−Co系、Fe−Al−Ca系、F
e−Ni系、Fe−Ni−Al系、Fe−Ni−Co
系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni−Mn系、Fe−
Ni−Si系、Fe−Ni−Si−Al−Mn系、Fe
−Ni−Si−Al−Zn系、Fe−Ni−Si−Al
−Co系、Fe−Al−Si系、Fe−Al−Zn系、
Fe−Co−Ni−P系、Fe−Co−Al−Ca系、
Ni−Co系、Fe、Ni、Co等を主成分とするメタ
ル磁性粉末等の強磁性金属粉末が挙げられ、中でもFe
系金属粉末が好ましく、例えばCo含有γ−Fe23
Co被着γ−Fe23、Co含有Fe34、Co被着F
34、Co含有磁性FeOx(4/3<x<3/2)
粉末等のコバルト含有酸化鉄系磁性粉末が挙げられる。
又、耐蝕性及び分散性の点から見ると、Fe系金属粉末
の中で、Fe−Al系、Fe−Al−Ca系、Fe−A
l−Ni系、Fe−Al−Zn系、Fe−Al−Co
系、Fe−Ni−Si−Al−Co系、Fe−Co−A
l−Ca系等のFe−Al系強磁性粉末が好ましく、更
にこの中では、強磁性粉末に含有されるFe原子とAl
原子との含有量比が原子数比でFe:Al=100:1
〜100:20であり、かつ強磁性粉末のESCA(X
線光電子分光分析法)による分析深度で100Å以下の
表面域に存在するFe原子とAl原子との含有量比が原
子数比でFe:Al=30:70〜70:30である構
造を有するもの、或いはFe原子とNi原子とAl原子
とSi原子、更にCo原子とCa原子の少なくとも1つ
とが強磁性粉末に含有され、Fe原子の含有量が90原
子%以上、Ni原子の含有量が1〜10原子%、Al原
子の含有量が0.1〜5原子%、Si原子の含有量が
0.1〜5原子%、Co原子又はCa原子の含有量(両
者を含有する場合は合計量)が0.1〜13原子%であ
り、かつ強磁性粉末のESCA(X線光電子分光分析
法)による分析深度で100Å以下の表面域に存在する
Fe原子とNi原子とAl原子とSi原子と、Co原子
及び/又はCa原子との含有量比が原子数比でFe:N
i:Al:Si:(Co及び/又はCa)=100:
(4以下):(10〜60):(10〜70):(20
〜80)である構造を有するものが好ましい。
【0056】尚、強磁性粉末の形状は、長軸径が0.3
0μm以下、好ましくは0.20μm以下である。この
ような強磁性粉末によれば画像形成層の表面性が向上す
る。
【0057】六方晶板状粉末としては、バリウムフェラ
イトやストロンチウムフェライト等の六方晶系フェライ
トを挙げることができ、鉄元素の一部が他の原子(T
i、Co、Zn、In、Mn、Ge、Hb等)で置換さ
れていてもよく、このようなフェライト磁性体はIEE
E trans on MAG,p18,16(198
2)に記載されたものを挙げることができる。この中
で、バリウムフェライト磁性粉末の例としては、Feの
一部が少なくともCo及びZnで置換された平均粒径
(六方晶系フェライトの板面の対角線の高さ)が400
〜900Åであり、板状比(六方晶系フェライトの板面
の対角線の長さを板厚で除した値)が2.0〜10.0
である。又、バリウムフェライト磁性粉末は、さらにF
eの一部をTi、In、Mn、Cu、Ge、Sn等の遷
移金属で置換されていてもよい。
【0058】立方晶系の磁性粉末を製造する方法は、例
えば、目的とするバリウムフェライトを形成するのに必
要な各原子の酸化物、炭酸化物を、硼酸の様なガラス形
成物質とともに溶融し、得られた融液を急冷してガラス
を形成し、次いでこのガラスを所定温度で熱処理して目
的とするバリウムフェライトの結晶粉末を析出させ、最
後にガラス成分を熱処理によって除去するという方法の
ガラス結晶化法の他、共沈−焼成法、水熱合成法、フラ
ックス法、アルコキシド法、プラズマジェット法等があ
る。
【0059】画像形成層に含有される金属原子含有粒子
の含有量は、画像形成層形成成分の50〜99重量%程
度、好ましくは60〜95重量%である。
【0060】(その他の添加剤)画像形成層には、本発
明の効果を阻害しない範囲で、耐久性向上剤、分散剤、
帯電防止剤、フィラー等の添加剤を含有せしめてもよ
い。
【0061】耐久性向上剤としてはポリイソシアネート
等を挙げることができる。分散剤としては、ラウリル酸
やステアリン酸等の炭素原子数12〜18の脂肪酸やそ
れらのアミド、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩;
ポリアルキレンオキサイドアルキルリン酸塩、レシチ
ン、トリアルキルポリオレフィンオキシ第4級アンモニ
ウム塩;カルボキシル基及びスルホン基を有するアゾ系
化合物等を挙げることができ、帯電防止剤としては、カ
チオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、非イオン
性界面活性剤、高分子帯電防止剤、導電性微粒子等の他
「11290の化学商品」化学工業日報社、p.875
〜876等に記載の化合物、等を挙げることができる。
【0062】フィラーとしては、カーボンブラック、グ
ラファイト、TiO2、BaSO4、ZnS、MgC
3、CaCO3、ZnO、CaO、WS2、MoS2、M
gO、SnO2、Al23、α−Fe23、α−FeO
OH、SiC、CeO2、BN、SiN、MoC、B
C、WC、チタンカーバイド、コランダム、人造ダイア
モンド、ザクロ石、ガーネット、ケイ石、トリボリ、ケ
イソウ土、ドロマイト等の無機フィラーやポリエチレン
樹脂粒子、フッ素樹脂粒子、グアナミン樹脂粒子、アク
リル樹脂粒子、シリコン樹脂粒子、メラミン樹脂粒子等
の有機フィラーを挙げることができる。
【0063】更に、フィラーとしては、離型剤を兼ねて
も良い無機微粒子や有機樹脂粒子を挙げることができ
る。この無機微粒子としてはシリカゲル、炭酸カルシウ
ム、酸化チタン、酸性白土、活性白土、アルミナ等を挙
げることができ、有機微粒子としてはフッ素樹脂粒子、
グアナミン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子、シリコン樹脂
粒子等の樹脂粒子を挙げることができる。これらの無機
・有機樹脂粒子は比重により異なるが、0.1〜70重
量%の添加が好ましい。
【0064】画像形成層の支持体としては、アクリル酸
エステル、メタクリル酸エステル、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、ナイロン、芳香族ポリアミド、ポリエーテルエ
ーテルケトン、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、
ポリイミド、ポリエーテルイミド等の各樹脂フィルム、
更には前記樹脂を2層以上積層してなる樹脂フィルム等
の透明支持体を挙げることができる。
【0065】本発明において支持体は露光光源波長の光
を50%以上透過可能な支持体であり、フィルム状に延
伸しヒートセットしたものが寸法安定性の点で好まし
く、本発明の効果を阻害しない範囲で酸化チタン、酸化
亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等のフィラーを添
加してもよい。支持体の厚みは、10〜500μm程
度、好ましくは25〜250μmである。
【0066】<画像保護層> (バインダー樹脂)本発明の画像形成材料に必要に応じ
て設ける画像保護層には、バインダー樹脂を用いる。バ
インダー樹脂は、添加剤及びフィラーを十分に保持でき
るものであれば、特に制限無く用いることができる。こ
のようなバインダー樹脂としては、ポリウレタン、ポリ
エステル、塩化ビニル系共重合体等の塩化ビニル系樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体等のポリ
オレフィン系樹脂、ポリビニルブチラール等のポリビニ
ルアセタール系樹脂、ニトロセルロース等のセルロース
系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体等のスチレン系
樹脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、
ポリアミド、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキ
シ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセ
タール、ポリビニルホルマール等のアセタール系樹脂、
ポリビニルアルコール、ゼラチン等の水溶性樹脂等があ
る。
【0067】バインダー樹脂は、1種単独でも2種以上
を組み合わせて用いてもよい。画像保護層中のバインダ
ー樹脂の含有率は、画像保護層形成成分中の10〜9
9.5重量%程度、好ましくは40〜98重量%であ
る。
【0068】画像保護層を硬化するときには選択される
バインダーとしては分子内に硬化剤と架橋反応し得る官
能基を有している樹脂を用いることが好ましい。具体的
には硬化剤としてイソシアネート系硬化剤を用いる場合
はフェノキシ系樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース系樹
脂、アセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂などを用い
ることが好ましい。
【0069】(硬化剤)又該保護層の耐久性を高めるた
めにポリイソシアネートなどの硬化剤を添加することが
好ましい。該保護層を硬化するときに選択されるバイン
ダーとしては分子内に硬化剤と架橋反応し得る官能基を
有している樹脂を用いることが好ましい。具体的には、
硬化剤としてイソシアネート系硬化剤を用いる場合はフ
ェノキシ系樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース系樹脂、
アセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、
塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂などを用いるこ
とが好ましい。
【0070】このような硬化剤を添加して画像保護層を
硬化させることにより、形成された画像の耐久性を高め
るだけではなく、アブレーションを生じせしめた部分の
地汚れをなくすことができる。さらには、画像保護層に
より画像形成層全体の強度を向上させることができ、画
像を形成したときに、アブレーションを生じせしめた部
分とそれ以外の部分の境目をシャープに保つことが出来
る。よって、解像度を向上させることが可能となる。
【0071】(滑剤)画像形成材料の画像保護層には、
ワックス、シリコン系化合物及びフッ素系化合物の中か
ら少なくとも1種類の添加剤(滑剤)を含有することが
好ましい。
【0072】ワックスとして具体的な化合物は、蜜ロ
ウ、キャンデリラワックス、パラフィンワックス、エス
テルワックス、モンタンロウ、カルナバワックス、アミ
ドワックス、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス等の固形ワックス類が挙げられる。
【0073】シリコン系化合物(ワックス状のものを含
む)として具体的な化合物は、ジメチルシリコンオイ
ル、メチルフェニルシリコンオイル、メチルハイドロジ
ェンシリコンオイル等のストレートシリコンオイル、オ
レフィン変性シリコンオイル、ポリエーテル変性シリコ
ンオイル、エポキシ変性シリコンオイル、エポキシ・ポ
リエーテル変性シリコンオイル、アルコール変性シリコ
ンオイル、フッ素変性シリコンオイル、アミノ変性シリ
コンオイル、フェノール変性シリコンオイル、メルカプ
ト変性シリコンオイル、カルボキシ変性シリコンオイ
ル、高級脂肪酸変性シリコンオイル、カルナバ変性シリ
コンオイル、アミド変性シリコンオイル、(メタ)アク
リル変性シリコンオイル等のラジカル反応性シリコンオ
イル、シリコンジオールや、シリコンジアミン等の末端
反応性シリコンオイル、ハロゲン基、アルコキシ基、エ
ステル基、アミド基、イミド基等で変性された有機変性
シリコンオイル等を挙げることができる。
【0074】フッ素系化合物としては、例えばポリテト
ラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン共重合体
(例えばアルキルビニルエーテル、エチレン等)、ポリ
ビニリデンフルオライド、フルオロアルキルメタクリレ
ート、フッ素ゴム等のフッ素系樹脂、パーフルオロポリ
エーテル油、フッ素アルコール、フッ素カルボン酸、パ
ーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキ
ル第4級アンモニウム塩、パーフルオロアルキルベタイ
ン、パーフルオロアルキルエチレンオキシド(付加
物)、パーフルオロアルキルオリゴマー等の低分子量フ
ッ素化合物等を挙げることができる。これらの素材の個
々の添加量は、好ましくは画像保護層中の固形分の0.
1〜30wt%であり、さらに好ましくは0.5〜20
wt%である。複数添加する場合はこの倍数となる。
【0075】(微粒子)画像保護層に添加する微粒子と
しては、カーボンブラック、グラファイト、TiO2
BaSO4、ZnS、MgCO3、CaCO3、ZnO、
CaO、WS2、MoS2、MgO、SnO2、Al
23、α−Fe23、α−FeOOH、SiC、CeO
2、BN、SiN、MoC、BC、WC、チタンカーバ
イド、コランダム、人造ダイアモンド、ザクロ石、ガー
ネット、ケイ石、トリボリ、ケイソウ土、ドロマイト等
の無機フィラーやポリエチレン樹脂粒子、フッ素系化合
物粒子、グアナミン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子、シリ
コン系化合物粒子、メラミン樹脂粒子等の有機フィラー
を挙げることができる。
【0076】更に、微粒子としては、無機微粒子や有機
樹脂粒子を挙げることができ、これらは離型剤を兼ねて
も良い。この無機微粒子としてはシリカゲル、炭酸カル
シウム、酸化チタン、酸性白土、活性白土、アルミナ等
を挙げることができ、有機微粒子としてはフッ素系化合
物粒子、グアナミン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子、シリ
コン系化合物粒子等の樹脂粒子を挙げることができる。
これらの無機・有機樹脂粒子は比重により異なるが、
0.1〜70重量%の添加が好ましい。
【0077】これらの微粒子は粒度分布が狭く粒径が均
一であるものが好ましい。具体的には、東芝シリコーン
(株)製、シリコーン樹脂微粒子(製品名トスパール)
や総研化学(株)製、架橋アクリル微粉体MRシリー
ズ、架橋ポリスチレン微粉体SGPシリーズ、アクリル
超微粉体MPシリーズなどがあげられる。
【0078】本発明に用いられる微粒子の平均粒径rは
好ましくは0.3μm以上20μm以下であり、より好
ましくは0.8μm以上4.5μm以下である。
【0079】本発明に用いられる微粒子の単位面積当た
りの存在量、いわゆる付き量は5mg/m2以上150
mg/m2以下が好ましく、より好ましくは10mg/
2以上100mg/m2以下である。
【0080】本発明に用いられる微粒子の表面が重合可
能な官能基を有する場合、画像形成層の硬化時に画像形
成層と微粒子の接着性が向上するために、さらに画像耐
久性が向上する。
【0081】本発明の画像保護層の膜厚は0.03〜
1.0μmが好ましく、更に0.05〜0.8μmが好
ましく、特に0.1〜0.4μmが好ましい。
【0082】〈画像形成材料の作製方法〉画像形成体と
被転写体との貼合、密着は加圧又は加熱加圧により行う
ことができる。
【0083】加圧又は加熱加圧処理するには、密着性が
稼げて気泡などが混入せずに加圧又は加熱加圧処理でき
るものであれば特に制限なく用いることができ、加圧す
る場合には圧力ロールやスタンパー等を、加熱加圧処理
する場合にはサーマルヘッド、ヒートロール、ホットス
タンプ等を用いることができる。
【0084】なお、圧力ロールを用いる場合の圧力は、
通常0.1〜20kg/cm、好ましくは0.5〜10
kg/cmであり、又、搬送速度は、通常0.1〜20
0mm/秒、好ましくは0.5〜100mm/秒であ
り、スタンパーを用いる場合の圧力としては、通常0.
05〜10kg/cm2、好ましくは0.5〜5kg/
cm2、又、加圧時間は、通常0.1〜50秒、好まし
くは0.5〜20秒である。また、サーマルヘッドは、
通常の溶融転写、昇華転写等に用いられる条件でそのま
ま使用することができる、ヒートロールを用いる場合の
加熱温度は、通常60〜200℃、好ましくは80〜1
80℃の範囲であり、圧力は、通常0.1〜20kg/
cm、好ましくは0.5〜10kg/cmであり、又、
搬送速度は、通常0.1〜200mm/秒、好ましくは
0.5〜100mm/秒であり、更に、ホットスタンプ
を用いる場合の加熱温度は、通常60〜200℃、好ま
しくは80〜150℃の範囲、圧力としては、通常0.
05〜10kg/cm2、好ましくは0.5〜5kg/
cm2、又、加熱時間は、通常0.1〜50秒、好まし
くは0.5〜20秒である。
【0085】〈画像形成方法〉本発明の画像形成材料を
用いる画像形成方法は、画像形成体の画像形成層及び被
転写体の被転写層を対面密着させ、高密度エネルギー光
にて露光するものであるが、照射部の画像形成層と被転
写体との結合力は実質的に変化せず、画像形成体の支持
体と画像形成層との結合力が低下し、被転写体と画像形
成体を引き離すことにより照射部の画像形成層が被転写
体に転写するものである。
【0086】画像露光は、高解像度を得るためには、エ
ネルギー印加面積が絞り込める電磁波、特に波長が1n
m〜1mmの紫外線、可視光線、赤外線が好ましく、こ
の様な光エネルギーを印加し得る光源としては、例えば
レーザー、発光ダイオード、キセノンフラッシュラン
プ、ハロゲンランプ、カーボンアーク燈、メタルハライ
ドランプ、タングステンランプ、石英水銀ランプ、高圧
水銀ランプ等を挙げることができる。この際加えられる
エネルギーは、画像形成材料の種類により、露光距離、
時間、強度を調整することにより適時選択することがで
きる。
【0087】上記エネルギーを一括露光する場合には、
所望露光画像のネガパターンを遮光性材料で形成したマ
スク材料を重ね合わせ露光すればよい。
【0088】発光ダイオードアレイ等のアレイ型光源を
使用する場合や、ハロゲンランプ、メタルハライドラン
プ、タングステンランプ等の光源を、液晶、PLZT等
の光学的シャッター材料で露光制御する場合には、画像
信号に応じたデジタル露光をすることが可能で、この場
合にはマスク材料を使用せず、直接書込みを行うことが
できる。しかしながら、この方法では、光源の他に新た
に光学的シャッター材料が必要であることから、デジタ
ル露光する場合にはレーザーを光源として用いるのが好
ましい。
【0089】光源としてレーザー光を用いる場合には、
光をビーム状に絞り、画像データに応じた走査露光で潜
像形成を行うことが可能であり、更に、レーザーを光源
として用いると、露光面積を微小サイズに絞ることが容
易で高解像度の画像形成が可能となる。
【0090】本発明で用いられるレーザー光源として
は、一般によく知られている、ルビーレーザー、YAG
レーザー、ガラスレーザーなどの固体レーザー;He−
Neレーザー、Arイオンレーザー、Krイオンレーザ
ー、CO2レーザー、COレーザー、He−Cdレーザ
ー、N2レーザー、エキシマーレーザー等の気体レーザ
ー;InGaPレーザー、AlGaAsレーザー、Ga
AsPレーザー、InGaAsレーザー、InAsPレ
ーザー、CdSnP2レーザー、GaSbレーザー等の
半導体レーザー;化学レーザー、色素レーザー等を挙げ
ることができ、これらの中でも効率的にアブレーション
を起こさせるためには、波長が600〜1200nmの
可視光から近赤外領域のレーザーを用いるのが、効率的
に光エネルギーを熱エネルギーに変換できることから、
感度の面で好ましい。
【0091】高密度光エネルギーの露光方向は、画像形
成層の支持体側から露光するのが好ましい。
【0092】又、被転写体を引き剥がす際の方法として
は、剥離板、剥離ロールによる剥離角度固定方法、手で
被転写体と画像形成材料を固定せずに引き剥がす手剥離
方法等、画像形成に影響を与えなければ種々の剥離方法
を用いることができる。
【0093】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。尚、以下に
おいて「部」は、特に断りがない限り「有効成分として
の重量部」を表す。また、透過濃度とは可視光透過濃度
をX−rite社製Xriteを用いて測定した透過濃
度である。
【0094】実施例1(サンプルNo.1〜No.6) サンプルNo.1(比較例) 画像形成材料を下記に示した支持体、色剤層、保護層、
被転写体を用いて作製した。
【0095】<支持体>厚み100μmの色剤層積層面
をコロナ放電処理した透明ポリエチレンテレフタレート
フィルム〔東レ(株)製、T−60〕。
【0096】<画像形成層>下記の組成物をオープンニ
ーダを用いて混練分散して、色剤として無機金属化合物
を含有する画像形成層形成塗工液を調製し、押し出し塗
布で支持体上に塗布した後、次いで乾燥を施してから、
カレンダーで下記表面処理を行い、さらに60℃で72
時間キュアーさせることにより透過濃度3.2の熱硬化
させた画像形成層を形成した。
【0097】 Fe−Si−Al−Ni−Co系強磁性金属粉末 100部 〔Fe:Si:Al:Ni:Co原子数比=100:1:4:3:5(全体)、 平均長軸径:0.14μm、Hc:1760 Oe、 σs:120emu/g、BET:59m2/g〕 スルホン酸カリウム基含有塩化ビニル系樹脂 9部 〔日本ゼオン(株)製、MR−110〕 スルホン酸ナトリウム基含有ポリウレタン樹脂 6部 〔東洋紡績(株)製、UR−8300〕 ステアリン酸 1部 ミリスチン酸 1部 ブチルステアレート 1部 α−アルミナ 〔住友化学(株)製HIT−60A〕 5部 ポリイソシアネート化合物 5部 〔日本ポリウレタン工業(株)製、コロネートL〕 シクロヘキサノン 100部 メチルエチレケトン 100部 トルエン 100部 カレンダー処理 直径300mmの金属ロールの外周に厚み3mmのポリ
イミド樹脂を巻きつけたカレンダーロールとそれに対面
する直径300mmの80℃に加熱した金属ロールの間
を10kg/cmの線圧をかけながら10m/分の速度
で加熱、加圧処理を行った。
【0098】<画像保護層>下記の樹脂バインダーおよ
び微粒子、添加剤からなる組成物をワイヤーバーコーテ
ィングにより前記画像形成層上に膜厚0.25μmとな
るように積層し60℃で72時間熱硬化した。
【0099】 UCARフェノキシ樹脂PKHH〔ユニオンカーバイド社製〕 2.24部 コロネートHX〔日本ポリウレタン工業(株)製〕 0.6部 ポリエチレンワックス CE−155〔興洋化学(株)製〕 0.11部 シリコーン微粒子 トスパールT−120〔東芝シリコーン(株)製〕 0.06部 トルエン 58.2部 シクロヘキサノン 38.8部。
【0100】<被転写体>厚み38μmの透明ポリエチ
レンテレフタレートフィルム〔ダイアホイルヘキスト
(株)製、T−100E〕に下記組成からなる被転写層
を厚み1.4μmとなるように塗布乾燥することにより
被転写体を得た。
【0101】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 ニッポラン3109〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点45℃) 4.9部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0102】<画像形成方法>上記支持体上に色剤層、
保護層を積層した画像形成体と被転写体を対面させ、対
面するヒートローラーにより加熱、加圧することにより
密着させ、その接着力がJIS C 2107(JIS
Z 0237)の180度引き剥がし法において5〜
20gf/cmの範囲内におさまるように調整した。
【0103】半導体レーザー〔大日本スクリーン製造
(株)製TCP−1080、主波長830nm〕を用
い、色剤層表面に焦点を合わせ、色剤層支持体側から3
00mj/cm2のエネルギーで走査露光することによ
り画像露光し像様に露光部の不要な色剤層を被転写体に
転写し、被転写体を剥離することにより画像形成した。
【0104】サンプルNo.2(比較例) サンプルNo.1の被転写層の塗布液を下記の組成に変
更した以外はサンプルNo.1と同様にして画像形成し
た。
【0105】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 ニッポラン3116〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点75℃) 4.9部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0106】サンプルNo.3(本発明) サンプルNo.1の被転写層の塗布液を下記の組成に変
更した以外はサンプルNo.1と同様にして画像形成し
た。
【0107】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 ニッポラン5120〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点100℃) 4.9部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0108】サンプルNo.4(本発明) サンプルNo.1の被転写層の塗布液を下記の組成に変
更した以外はサンプルNo.1と同様にして画像形成し
た。
【0109】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 ニッポラン5120〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点100℃) 3.43部 ニッポラン3109〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点45℃) 1.47部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0110】サンプルNo.5(本発明) サンプルNo.1の被転写層の塗布液を下記の組成に変
更した以外はサンプルNo.1と同様にして画像形成し
た。
【0111】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 ニッポラン5138〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点80℃) 3.43部 ニッポラン3109〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点45℃) 1.47部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0112】サンプルNo.6(本発明) サンプルNo.1の被転写層の塗布液を下記の組成に変
更した以外はサンプルNo.1と同様にして画像形成し
た。
【0113】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 ニッポラン5196〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点90℃) 3.43部 ニッポラン3109〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点45℃) 1.47部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0114】サンプルNo.7(本発明) サンプルNo.1の被転写層の塗布液を下記の組成に変
更した以外はサンプルNo.1と同様にして画像形成し
た。
【0115】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 ニッポラン5230〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点130℃) 3.43部 ニッポラン3109〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点45℃) 1.47部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0116】サンプルNo.8(比較例) サンプルNo.1の被転写層の塗布液を下記の組成に変
更した以外はサンプルNo.1と同様にしてサンプル作
製したが、実質的に貼合することが不可能であったため
画像形成は行わなかった。
【0117】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 ニッポラン5025〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点160℃) 3.43部 ニッポラン3109〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点45℃) 1.47部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0118】サンプルNo.9(本発明) サンプルNo.1の被転写層の塗布液を下記の組成に変
更した以外はサンプルNo.1と同様にして画像形成し
た。
【0119】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 ニッポラン5120〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点100℃) 2.4部 ニッポラン3109〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点45℃) 1.03部 粘着付与剤 タマノル521〔荒川化学(株)製〕 (アルキルフェノール樹脂:分子量1760) 1.47部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0120】サンプルNo.10(本発明) サンプルNo.1の被転写層の塗布液を下記の組成に変
更した以外はサンプルNo.1と同様にして画像形成し
た。
【0121】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 ニッポラン5120〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点100℃) 1.37部 ニッポラン3109〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点45℃) 0.59部 粘着付与剤 タマノル521〔荒川化学(株)製〕 2.94部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0122】サンプルNo.11(本発明) サンプルNo.1の被転写層の塗布液を下記の組成に変
更した以外はサンプルNo.1と同様にして画像形成し
た。
【0123】 被転写層組成 ポリウレタン樹脂 バイロンRV300〔東洋紡(株)製〕(軟化点123℃) 2.4部 ニッポラン3109〔日本ポリウレタン工業(株)製〕(軟化点45℃) 1.03部 粘着付与剤 タマノル521〔荒川化学(株)製〕 1.47部 シリコーン樹脂微粒子 トスパールT−120 0.1部 トルエン 38部 メチルエチルケトン 38部 シクロヘキサノン 19部。
【0124】形成された露光部の透過濃度(汚れの残留
度合い)、高温保存後の露光部透過濃度、解像度は下記
の基準で評価した。評価結果を表1に示す。
【0125】<評価方法> −露光部の画像形成層の透過濃度(Dmin)− 画像形成材料のアブレーション部分のVis光透過濃度
をX−rite社製Xriteを用いて透過濃度を測定
した。
【0126】 ◎…0.01以下(極めて良好) ○…0.01〜0.05(実質上問題の無い微小な色剤
層飛散末が顕微鏡で確認できる程度) △…0.06〜0.09(転写ムラがルーペで確認でき
る) ×…0.10以上(転写ムラが目視で確認できる) −高温保存後の露光部透過濃度(保存後Dmin)− 画像形成材料を55℃の高温下で24時間曝した後に画
像形成させたアブレーション部分のVis光透過濃度を
X−rite社製Xriteを用いて透過濃度を測定し
た。
【0127】 ◎…0.01以下(極めて良好) ○…0.01〜0.05(実質上問題の無い微小な色剤
層飛散末が顕微鏡で確認できる程度) △…0.06〜0.09(転写ムラがルーペで確認でき
る) ×…0.10以上(転写ムラが目視で確認できる) −解像度− 走査露光をビーム径4μm、走査ピッチ4μmで、30
0mJ/cm2で画像を形成した際の1mm当たりの解
像可能な線の本数(N)で評価した。
【0128】 ◎…125=N ○…120≦N<125 △…110≦N<120 ×…N<110
【0129】
【表1】
【0130】表1に示す様に軟化点が80℃以上の樹脂
を被転写層中に含有させた場合(サンプル3〜7)、含
有していない場合(サンプル1、2)よりも保存後Dm
in.の劣化が抑えられていることが判る。また、軟化
点が150℃を超える樹脂を含有させた場合(サンプル
8)は実質的に被転写体を画像形成体と貼合することが
不可能であった。軟化点が80〜150℃の樹脂を含有
させ、且つ、粘着付与剤を含有させた場合(サンプル
9)には更にDmin.、保存後Dmin.、解像度の
3者の両立が可能になった。しかし、粘着付与剤の量が
50重量部を超える場合(サンプル10)にはDmi
n.、保存後Dmin.共に悪化してしまい好ましくな
いことが判る。また、被転写層中のポリウレタン樹脂が
50重量部以下の場合(サンプル11)には、本発明の
改善効果は得られているものの各性能が若干劣化してい
ることがわかり、被転写層の50重量部以上がポリウレ
タン樹脂である本発明(サンプル3〜7、9)の構成が
より好ましいことが判る。
【0131】
【発明の効果】本発明により、高温保存性に優れるアブ
レーション型の画像形成材料及びそれを用いた画像形成
方法を提供することができた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に画像形成層を有する画像形成
    体と、被転写層を有する被転写体からなり、高密度エネ
    ルギー光を支持体側より照射し、露光部の画像形成層と
    支持体との結合力を低下させ、被転写体と画像形成体を
    引き離すことにより画像を形成する画像形成材料におい
    て、該被転写層に軟化点が80℃〜150℃である樹脂
    を含有することを特徴とする画像形成材料。
  2. 【請求項2】 支持体上に画像形成層を有する画像形成
    体と、被転写層を有する被転写体からなり、高密度エネ
    ルギー光を支持体側より照射し、露光部の画像形成層と
    支持体との結合力を低下させ、被転写体と画像形成体を
    引き離すことにより画像を形成する画像形成材料におい
    て、該被転写層に軟化点が80℃〜150℃である樹脂
    と粘着付与剤とを含有することを特徴とする画像形成材
    料。
  3. 【請求項3】 被転写層の粘着付与剤の含有量が50重
    量部以下であることを特徴とする請求項2に記載の画像
    形成材料。
  4. 【請求項4】 被転写層の少なくとも50重量部がポリ
    ウレタン樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項記載の画像形成材料。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の画像
    形成材料に、高密度エネルギー光を支持体側より照射
    し、露光部の画像形成層と支持体との結合力を低下さ
    せ、被転写体と画像形成体を引き離すことにより画像を
    形成することを特徴とする画像形成方法。
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