JPH11236370A - 6−(アリールカルボニル)−4−オキシモ−ジヒドロベンゾチオピラン除草剤およびそれらに有用な中間体の製造方法 - Google Patents
6−(アリールカルボニル)−4−オキシモ−ジヒドロベンゾチオピラン除草剤およびそれらに有用な中間体の製造方法Info
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- JPH11236370A JPH11236370A JP10297584A JP29758498A JPH11236370A JP H11236370 A JPH11236370 A JP H11236370A JP 10297584 A JP10297584 A JP 10297584A JP 29758498 A JP29758498 A JP 29758498A JP H11236370 A JPH11236370 A JP H11236370A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 6−(アリールカルボニル)−4−オキシイ
ミノ−ジヒドロベンゾチオピラン除草剤の製造における
中間体として有用な化合物を提供する。 【解決手段】 式I 具体的には、例えば
ミノ−ジヒドロベンゾチオピラン除草剤の製造における
中間体として有用な化合物を提供する。 【解決手段】 式I 具体的には、例えば
Description
【0001】
【発明の背景】ジヒドロベンゾチオピラン化合物(チオ
クロマン(thiochroman))および4−オキ
ソ−ジヒドロベンゾチオピラン化合物(チオクロマノン
(thiochromanone))、ならびにそれら
の4−オキシムおよび4−アルコキシム誘導体は、6−
(アリールカルボニル)チオクロマン除草剤の製造にお
ける有用な中間体である。該除草剤およびそれらの製造
方法は、米国特許第4,919,705号;同第5,468,722号およ
びWO 95/13275に開示されている。6−(アリールカ
ルボニル)チオクロマンおよびそれらの誘導体は、低い
適用度において効果的な除草剤であり、そして重要な経
済作物、例えばトウモロコシおよびコメの存在下で、有
害な雑草の選択的防除を発揮する。
クロマン(thiochroman))および4−オキ
ソ−ジヒドロベンゾチオピラン化合物(チオクロマノン
(thiochromanone))、ならびにそれら
の4−オキシムおよび4−アルコキシム誘導体は、6−
(アリールカルボニル)チオクロマン除草剤の製造にお
ける有用な中間体である。該除草剤およびそれらの製造
方法は、米国特許第4,919,705号;同第5,468,722号およ
びWO 95/13275に開示されている。6−(アリールカ
ルボニル)チオクロマンおよびそれらの誘導体は、低い
適用度において効果的な除草剤であり、そして重要な経
済作物、例えばトウモロコシおよびコメの存在下で、有
害な雑草の選択的防除を発揮する。
【0002】これまで、上記チオクロマンおよびチオク
ロマノン中間体を製造する方法は、市販のものを入手で
きず、製造が困難である適当に置換されたチオフェノー
ル出発材料を必要とした。特に、除草性6−アリールカ
ルボニルチオクロマン剤の製造に欠かせない中間体とし
て、チオクロマンおよびチオクロマノン誘導体は重要性
であるため、それらを製造するための別のそして有効な
方法に関するニーズが生じている。
ロマノン中間体を製造する方法は、市販のものを入手で
きず、製造が困難である適当に置換されたチオフェノー
ル出発材料を必要とした。特に、除草性6−アリールカ
ルボニルチオクロマン剤の製造に欠かせない中間体とし
て、チオクロマンおよびチオクロマノン誘導体は重要性
であるため、それらを製造するための別のそして有効な
方法に関するニーズが生じている。
【0003】
【発明の構成】本発明は、式I
【0004】
【化29】
【0005】[式中、R1およびR2は、各々独立して、
C1−C4アルキルであり;W1は、−SCR4R5CR6R
7COOHであり;W2は、Hであるか、またはW1とW2
は、それらが結合されている炭素と一緒になって、W1
とW2が、
C1−C4アルキルであり;W1は、−SCR4R5CR6R
7COOHであり;W2は、Hであるか、またはW1とW2
は、それらが結合されている炭素と一緒になって、W1
とW2が、
【0006】
【化30】
【0007】を表す環を形成してもよく;R3,R4,R
5,R6およびR7は、各々独立して、HもしくはC1−C
4アルキルであり;Zは、OもしくはNOR8であり;そ
してR8は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−C4ハ
ロアルキルである]の化合物、またはZがNOR8であ
る場合は、その立体異性体を提供する。
5,R6およびR7は、各々独立して、HもしくはC1−C
4アルキルであり;Zは、OもしくはNOR8であり;そ
してR8は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−C4ハ
ロアルキルである]の化合物、またはZがNOR8であ
る場合は、その立体異性体を提供する。
【0008】また、Hagemannエステルとβ−メ
ルカプトプロピオン酸の縮合を経るチオエノール式Ia
の化合物の製造方法、ならびに式Iaのチオエノールの
脱水環化によるテトラヒドロベンゾチオピラン式Ibの
化合物の製造方法が提供される。
ルカプトプロピオン酸の縮合を経るチオエノール式Ia
の化合物の製造方法、ならびに式Iaのチオエノールの
脱水環化によるテトラヒドロベンゾチオピラン式Ibの
化合物の製造方法が提供される。
【0009】
【化31】
【0010】さらにまた、除草性6−(ピラゾル−4−
イル)カルボニル−ジヒドロベンゾチオピラン、4−オ
キシムおよび4−アルコキシム化合物の製造ならびにそ
のためのジヒドロベンゾチオピラン中間体の製造におけ
る、中間体としての本発明の式I化合物の使用が提供さ
れる。
イル)カルボニル−ジヒドロベンゾチオピラン、4−オ
キシムおよび4−アルコキシム化合物の製造ならびにそ
のためのジヒドロベンゾチオピラン中間体の製造におけ
る、中間体としての本発明の式I化合物の使用が提供さ
れる。
【0011】なおまた、ZがOである式Ibの化合物の
精製および単離方法も提供される。
精製および単離方法も提供される。
【0012】
【課題を解決するための手段】式Iの好適な化合物は、
R3,R4,R5,R6およびR7がHである場合の化合物
である。また、R1がメチルもしくはエチルである式I
の化合物も好適である。さらにまた、ZがNOR8であ
り、そしてR8がHもしくはメチルである式Ibの化合
物も好適である。
R3,R4,R5,R6およびR7がHである場合の化合物
である。また、R1がメチルもしくはエチルである式I
の化合物も好適である。さらにまた、ZがNOR8であ
り、そしてR8がHもしくはメチルである式Ibの化合
物も好適である。
【0013】本明細書および特許請求の範囲に使用され
ている用語ハロアルキルは、アルキル基CmH2m+1を表
していて、同じか異なるハロゲン原子1〜2m+1個に
よって置換されていてもよい。用語ハロゲンは、Cl,
Br,IおよびFを表す。
ている用語ハロアルキルは、アルキル基CmH2m+1を表
していて、同じか異なるハロゲン原子1〜2m+1個に
よって置換されていてもよい。用語ハロゲンは、Cl,
Br,IおよびFを表す。
【0014】ZがNOR8である式Ibの本発明の化合
物(Ib2)は、以下に示すEおよびZ立体異性体を包
含する。
物(Ib2)は、以下に示すEおよびZ立体異性体を包
含する。
【0015】
【化32】
【0016】式Iaの代表的本発明の化合物は、4−β
−カルボキシエチルチオ−2−メチル−1,3−シクロ
ヘキサジエン−1−カルボン酸エチル;4−β−カルボ
キシエチルチオ−2−メチル−1,3−シクロヘキサジ
エン−1−カルボン酸メチル;4−β−カルボキシエチ
ルチオ−2−エチル−1,3−シクロヘキサジエン−1
−カルボン酸エチル;4−β−カルボキシエチルチオ−
2−エチル−1,3−シクロヘキサジエン−1−カルボ
ン酸メチル;およびそれに類するものを包含する。
−カルボキシエチルチオ−2−メチル−1,3−シクロ
ヘキサジエン−1−カルボン酸エチル;4−β−カルボ
キシエチルチオ−2−メチル−1,3−シクロヘキサジ
エン−1−カルボン酸メチル;4−β−カルボキシエチ
ルチオ−2−エチル−1,3−シクロヘキサジエン−1
−カルボン酸エチル;4−β−カルボキシエチルチオ−
2−エチル−1,3−シクロヘキサジエン−1−カルボ
ン酸メチル;およびそれに類するものを包含する。
【0017】式Ibの代表的本発明の化合物は、5−メ
チル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒドロ−4
H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチル;5
−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒドロ
−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ル,4−オキシム;5−メチル−4−オキソ−2,3,
7,8−テトラヒドロ−4H−1−ベンゾチオピラン−
6−カルボン酸エチル,4−(O−メチルオキシム);
5−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒド
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸メチ
ル;5−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸
メチル,4−オキシム;5−メチル−4−オキソ−2,
3,7,8−テトラヒドロ−4H−1−ベンゾチオピラ
ン−6−カルボン酸メチル,4−O−メチルオキシム;
およびそれに類するものを包含する。
チル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒドロ−4
H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチル;5
−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒドロ
−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ル,4−オキシム;5−メチル−4−オキソ−2,3,
7,8−テトラヒドロ−4H−1−ベンゾチオピラン−
6−カルボン酸エチル,4−(O−メチルオキシム);
5−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒド
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸メチ
ル;5−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸
メチル,4−オキシム;5−メチル−4−オキソ−2,
3,7,8−テトラヒドロ−4H−1−ベンゾチオピラ
ン−6−カルボン酸メチル,4−O−メチルオキシム;
およびそれに類するものを包含する。
【0018】従来、チオクロマン(テトラヒドロベンゾ
チオピラン)およびチオクロマノン(4−オキソ−テト
ラヒドロベンゾチオピラン)誘導体は、適当なチオフェ
ノール基質と、α,β−不飽和カルボン酸、または3−
ハロプロピオン酸塩との反応、そして続いての脱水環化
によって製造されてきた。しかしながら、必要とされる
チオフェノール出発材料は、市販のものを入手できず、
そして製造するためには4段までの合成段階を必要とす
る。
チオピラン)およびチオクロマノン(4−オキソ−テト
ラヒドロベンゾチオピラン)誘導体は、適当なチオフェ
ノール基質と、α,β−不飽和カルボン酸、または3−
ハロプロピオン酸塩との反応、そして続いての脱水環化
によって製造されてきた。しかしながら、必要とされる
チオフェノール出発材料は、市販のものを入手できず、
そして製造するためには4段までの合成段階を必要とす
る。
【0019】チオクロマノン誘導体が、容易に入手でき
る式IVのHagemannエステルから製造できるこ
とが、今回、見い出された。式IVエステルは、購入す
ることもできるし、さもなくば、アセト酢酸アルキルお
よびホルムアルデヒドという容易に入手できる簡単な出
発材料から製造することもできる。
る式IVのHagemannエステルから製造できるこ
とが、今回、見い出された。式IVエステルは、購入す
ることもできるし、さもなくば、アセト酢酸アルキルお
よびホルムアルデヒドという容易に入手できる簡単な出
発材料から製造することもできる。
【0020】驚くべきことに、式IVエステルは、式V
のβ−メルカプトプロピオン酸と縮合されて、本発明の
チオエノール式Ia化合物を生成する。その反応は、流
れ図Iに示されるが、この場合、R1およびR2は、各々
独立してC1−C4アルキルであり、そしてR3,R4,R
5,R6およびR7は、各々独立して、HもしくはC1−C
4アルキルである。
のβ−メルカプトプロピオン酸と縮合されて、本発明の
チオエノール式Ia化合物を生成する。その反応は、流
れ図Iに示されるが、この場合、R1およびR2は、各々
独立してC1−C4アルキルであり、そしてR3,R4,R
5,R6およびR7は、各々独立して、HもしくはC1−C
4アルキルである。
【0021】
【化33】
【0022】縮合は、溶媒、酸触媒の存在下および水の
共沸除去の下で実施される。適切な溶媒は、水と共沸混
合物を形成できるすべての不活性溶媒、例えばトルエ
ン、ベンゼン、ハロベンゼン、キシレンもしくはそれに
類するもの、好ましくはトルエンである。適切な酸触媒
は、硫酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム、三フッ化ホ
ウ素、メタンスルホン酸ピリジニウムおよびそれに類す
るもの、好ましくはメタンスルホン酸ピリジニウムもし
くはp−トルエンスルホン酸ピリジニウムを包含する。
いかなる適当な水分離器、例えばDean Stark
トラップも、共沸水を除去するために使用できる。高い
反応温度は、反応速度を高め、そして反応の完結を促進
する。しかしながら、極端に高い温度は、有害であり、
必要ではない。好ましい反応温度は、室温から溶媒の還
流温度までの範囲、約25〜200℃、好ましくは約7
5〜150℃である。
共沸除去の下で実施される。適切な溶媒は、水と共沸混
合物を形成できるすべての不活性溶媒、例えばトルエ
ン、ベンゼン、ハロベンゼン、キシレンもしくはそれに
類するもの、好ましくはトルエンである。適切な酸触媒
は、硫酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム、三フッ化ホ
ウ素、メタンスルホン酸ピリジニウムおよびそれに類す
るもの、好ましくはメタンスルホン酸ピリジニウムもし
くはp−トルエンスルホン酸ピリジニウムを包含する。
いかなる適当な水分離器、例えばDean Stark
トラップも、共沸水を除去するために使用できる。高い
反応温度は、反応速度を高め、そして反応の完結を促進
する。しかしながら、極端に高い温度は、有害であり、
必要ではない。好ましい反応温度は、室温から溶媒の還
流温度までの範囲、約25〜200℃、好ましくは約7
5〜150℃である。
【0023】あるいはまた、流れ図Iにおいて具体的に
説明される縮合は、溶媒、酸触媒および脱水剤の存在下
で実施される。適切な脱水剤は、無水酢酸、オルトギ酸
トリエチル、ホウ酸トリメチルおよびそれに類するも
の、ならびにそれらの混合物である。使用に適切な溶媒
は、トルエン、ベンゼン、ハロベンゼン、キシレンおよ
びそれに類するもの、好ましくはトルエンを包含する。
縮合において有用な酸触媒は、硫酸、メタンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸
ピリジニウム、三フッ化ホウ素、メタンスルホン酸ピリ
ジニウムおよびそれに類するもの、好ましくはメタンス
ルホン酸ピリジニウムもしくはp−トルエンスルホン酸
ピリジニウムを包含する。
説明される縮合は、溶媒、酸触媒および脱水剤の存在下
で実施される。適切な脱水剤は、無水酢酸、オルトギ酸
トリエチル、ホウ酸トリメチルおよびそれに類するも
の、ならびにそれらの混合物である。使用に適切な溶媒
は、トルエン、ベンゼン、ハロベンゼン、キシレンおよ
びそれに類するもの、好ましくはトルエンを包含する。
縮合において有用な酸触媒は、硫酸、メタンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸
ピリジニウム、三フッ化ホウ素、メタンスルホン酸ピリ
ジニウムおよびそれに類するもの、好ましくはメタンス
ルホン酸ピリジニウムもしくはp−トルエンスルホン酸
ピリジニウムを包含する。
【0024】本発明の式Iaチオエノール化合物は、流
れ図IIに示されるような単純な1段の脱水環化段階を
経て式Ib1の4−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピ
ラン化合物に、容易に転化することができるが、この場
合、R1,R2,R3,R4,R5,R6およびR7は、先に
記したとおりである。
れ図IIに示されるような単純な1段の脱水環化段階を
経て式Ib1の4−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピ
ラン化合物に、容易に転化することができるが、この場
合、R1,R2,R3,R4,R5,R6およびR7は、先に
記したとおりである。
【0025】
【化34】
【0026】脱水環化は、溶媒および脱水剤の存在下、
そして場合によっては酸触媒の存在下で実施される。脱
水環化反応における使用に期待される溶媒は、水または
すべての利用される試薬に対して比較的非反応性である
すべての不活性溶媒である。適切な溶媒は、トルエン、
ベンゼン、ハロベンゼン、キシレンおよびそれに類する
もの、好ましくはトルエンである。流れ図IIに示され
る脱水環化反応に特に適切な脱水剤は、無水酢酸、無水
トリフルオロ酢酸、塩化フタロイル、塩化トリフルオロ
アセチルおよびそれに類するものである。場合によって
は存在してもよい酸触媒は、硫酸、メタンスルホン酸、
p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸ピリ
ジニウム、三フッ化ホウ素、メタンスルホン酸ピリジニ
ウムおよびそれに類するもの、好ましくはメタンスルホ
ン酸を包含する。反応速度は、温度上昇によって増大さ
れる。しかしながら、極端に高い温度は、有害であり、
避けねばならない。適切な反応温度は、0℃から溶媒の
沸点までの範囲である。
そして場合によっては酸触媒の存在下で実施される。脱
水環化反応における使用に期待される溶媒は、水または
すべての利用される試薬に対して比較的非反応性である
すべての不活性溶媒である。適切な溶媒は、トルエン、
ベンゼン、ハロベンゼン、キシレンおよびそれに類する
もの、好ましくはトルエンである。流れ図IIに示され
る脱水環化反応に特に適切な脱水剤は、無水酢酸、無水
トリフルオロ酢酸、塩化フタロイル、塩化トリフルオロ
アセチルおよびそれに類するものである。場合によって
は存在してもよい酸触媒は、硫酸、メタンスルホン酸、
p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸ピリ
ジニウム、三フッ化ホウ素、メタンスルホン酸ピリジニ
ウムおよびそれに類するもの、好ましくはメタンスルホ
ン酸を包含する。反応速度は、温度上昇によって増大さ
れる。しかしながら、極端に高い温度は、有害であり、
避けねばならない。適切な反応温度は、0℃から溶媒の
沸点までの範囲である。
【0027】有利には、式Iaのチオエノール化合物を
脱水環化して式Ib1の4−オキソテトラヒドロベンゾ
チオピラン化合物を生成することは、通常の溶媒系と酸
触媒を利用して、単一反応容器中で式IVHagema
nnエステルから該式Ib1化合物を生成させることに
よって、イン・サイチューで実施できる。
脱水環化して式Ib1の4−オキソテトラヒドロベンゾ
チオピラン化合物を生成することは、通常の溶媒系と酸
触媒を利用して、単一反応容器中で式IVHagema
nnエステルから該式Ib1化合物を生成させることに
よって、イン・サイチューで実施できる。
【0028】かくして得られた式Ib1の化合物は、し
ばしば、粘着なガム状固体であって、単離、精製が非常
に困難である。驚くべきことに、式Ib1の化合物が、
イソプロパノールとヘプタンの混合溶媒を用いて該化合
物を処理することによって、結晶化することができ、そ
の結果、単純な濾過による単離と最適な純度を容易に達
成できることが、今回、見い出された。好適な溶媒混合
液は、約1:1v/vのイソプロパノール:ヘプタンの
混合液である。有利には、濾過工程から得られる母液
は、リサイクルし、式Ib1化合物をさらに単離、精製
するために、連続して使用することができる。
ばしば、粘着なガム状固体であって、単離、精製が非常
に困難である。驚くべきことに、式Ib1の化合物が、
イソプロパノールとヘプタンの混合溶媒を用いて該化合
物を処理することによって、結晶化することができ、そ
の結果、単純な濾過による単離と最適な純度を容易に達
成できることが、今回、見い出された。好適な溶媒混合
液は、約1:1v/vのイソプロパノール:ヘプタンの
混合液である。有利には、濾過工程から得られる母液
は、リサイクルし、式Ib1化合物をさらに単離、精製
するために、連続して使用することができる。
【0029】ZがNOR8である式Ibの本発明の化合
物(Ib2)は、極性溶媒と酸受容体の存在下、式Ib
1ケトンとオキシルアミン、H2NOR8もしくはその塩
とを反応させるような慣用のオキシム化もしくはアルコ
キシム化によって製造することができる。その反応は、
流れ図IIIに示されるが、この場合、R8は、H、C1
−C4アルキルもしくはC1−C4ハロアルキルであり、
そしてR1,R2,R3,R4,R5,R6およびR7は、先
に記されている。
物(Ib2)は、極性溶媒と酸受容体の存在下、式Ib
1ケトンとオキシルアミン、H2NOR8もしくはその塩
とを反応させるような慣用のオキシム化もしくはアルコ
キシム化によって製造することができる。その反応は、
流れ図IIIに示されるが、この場合、R8は、H、C1
−C4アルキルもしくはC1−C4ハロアルキルであり、
そしてR1,R2,R3,R4,R5,R6およびR7は、先
に記されている。
【0030】
【化35】
【0031】オキシム化反応は、酸受容体、例えばピリ
ジン、酢酸ナトリウムもしくはそれに類するものの存在
下、極性溶媒、例えば脂肪族アルコール、酢酸もしくは
それに類するもの、またはそれらの組み合わせ物中で遂
行できる。反応温度は、反応速度に直接比例する。した
がって、高い反応温度は、反応速度を高める。しかしな
がら、極端に高い反応温度は、分解を生じさせ、望まし
くない副反応を起こす。適切な反応温度は、室温から溶
媒の還流温度まで、すなわち約25℃ないし溶媒の沸点
までの範囲である。
ジン、酢酸ナトリウムもしくはそれに類するものの存在
下、極性溶媒、例えば脂肪族アルコール、酢酸もしくは
それに類するもの、またはそれらの組み合わせ物中で遂
行できる。反応温度は、反応速度に直接比例する。した
がって、高い反応温度は、反応速度を高める。しかしな
がら、極端に高い反応温度は、分解を生じさせ、望まし
くない副反応を起こす。適切な反応温度は、室温から溶
媒の還流温度まで、すなわち約25℃ないし溶媒の沸点
までの範囲である。
【0032】さらに、本発明は、6−(アリールカルボ
ニル)チオクロマノン除草剤の製造に際して、式III
の重要なジヒドロベンゾチオピラン中間体を製造する工
程における式Iの化合物の使用を提供する。有利には、
本発明の方法は、容易に入手でき、そして簡単に得るこ
とができる式IVのHagemannエステル化合物か
ら出発する、重要な式IIIジヒドロベンゾチオピラン
中間体への経路を提供する。
ニル)チオクロマノン除草剤の製造に際して、式III
の重要なジヒドロベンゾチオピラン中間体を製造する工
程における式Iの化合物の使用を提供する。有利には、
本発明の方法は、容易に入手でき、そして簡単に得るこ
とができる式IVのHagemannエステル化合物か
ら出発する、重要な式IIIジヒドロベンゾチオピラン
中間体への経路を提供する。
【0033】本発明によれば、式IIIのジヒドロベン
ゾチオピラン中間体化合物は、式IVエステルと式Vの
適当なβ−メルカプトプロピオン酸とを縮合させること
によって、式Iaのチオエノール化合物を生成し;該チ
オエノールを脱水環化して式Ib1の4−オキソ−テト
ラヒドロベンゾチオピラン化合物を生成し;該式Ib1
化合物とオキシルアミン、H2NOR8もしくはその塩と
を反応させて式Ib2の4−オキシイミノ−テトラヒド
ロベンゾチオピラン化合物を生成し;そして該式Ib2
化合物を芳香族化して所望の式IIIジヒドロベンゾチ
オピランを生成することによって、効果的に製造でき
る。
ゾチオピラン中間体化合物は、式IVエステルと式Vの
適当なβ−メルカプトプロピオン酸とを縮合させること
によって、式Iaのチオエノール化合物を生成し;該チ
オエノールを脱水環化して式Ib1の4−オキソ−テト
ラヒドロベンゾチオピラン化合物を生成し;該式Ib1
化合物とオキシルアミン、H2NOR8もしくはその塩と
を反応させて式Ib2の4−オキシイミノ−テトラヒド
ロベンゾチオピラン化合物を生成し;そして該式Ib2
化合物を芳香族化して所望の式IIIジヒドロベンゾチ
オピランを生成することによって、効果的に製造でき
る。
【0034】場合によっては、式Ib1化合物は、式V
Iの4−オキソ−ジヒドロベンゾチオピラン化合物を得
るために芳香族化されてもよく;そして該式VI化合物
が、オキシルアミン、H2NOR8もしくはその塩と反応
されて所望の式IIIジヒドロベンゾチオピラン化合物
を生成してもよい。本発明の方法は、流れ図IVに示さ
れるが、この場合、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R
7およびR8は、先に記されている。
Iの4−オキソ−ジヒドロベンゾチオピラン化合物を得
るために芳香族化されてもよく;そして該式VI化合物
が、オキシルアミン、H2NOR8もしくはその塩と反応
されて所望の式IIIジヒドロベンゾチオピラン化合物
を生成してもよい。本発明の方法は、流れ図IVに示さ
れるが、この場合、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R
7およびR8は、先に記されている。
【0035】
【化36】
【0036】式Ib1の式VIへの芳香族化、または式
Ib2の式IIIへの芳香族化は、溶媒、例えば塩化メ
チレン、クロロホルム、トルエン、酢酸もしくはそれに
類するもの、またはそれらの混合物の存在下、種々の酸
化剤、例えば臭素、ジクロロ−ジシアノ−パラベンゾキ
ノン(DDQ)、硫黄もしくはそれに類するものによっ
て遂行されてもよい。あるいはまた、芳香族化は、触
媒、例えば炭素に担持されたパラジウム(Pd/C)お
よび溶媒の存在下、場合によっては水素受容体の存在下
で加熱するような慣用の脱水素技術を用いて遂行するこ
とができる。水素受容体は、慣用の水素受容体、例えば
還元されうるすべてのオレフィン、例えばマレイン酸、
シクロヘキサン、シクロヘキサジオンおよびそれに類す
るものを包含する。
Ib2の式IIIへの芳香族化は、溶媒、例えば塩化メ
チレン、クロロホルム、トルエン、酢酸もしくはそれに
類するもの、またはそれらの混合物の存在下、種々の酸
化剤、例えば臭素、ジクロロ−ジシアノ−パラベンゾキ
ノン(DDQ)、硫黄もしくはそれに類するものによっ
て遂行されてもよい。あるいはまた、芳香族化は、触
媒、例えば炭素に担持されたパラジウム(Pd/C)お
よび溶媒の存在下、場合によっては水素受容体の存在下
で加熱するような慣用の脱水素技術を用いて遂行するこ
とができる。水素受容体は、慣用の水素受容体、例えば
還元されうるすべてのオレフィン、例えばマレイン酸、
シクロヘキサン、シクロヘキサジオンおよびそれに類す
るものを包含する。
【0037】式IIIの化合物は、式VII
【0038】
【化37】
【0039】[式中、R2およびR9は、各々独立して、
C1−C4アルキルであり;R3,R4,R5,R6,R7お
よびR10は、各々独立して、HもしくはC1−C4アルキ
ルであり;R8は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−
C4ハロアルキルであり;Qは、HもしくはSO2R11で
あり;そしてR11は、C1−C6アルキルか、または場合
によっては、ハロゲン、NO2、C1−C4アルコキシも
しくはC1−C4アルキル基1〜3個によって置換される
フェニルである]の6−[(ピラゾル−4−イル)−カ
ルボニル]ジヒドロベンゾチオピラン除草剤、またはそ
れらの互変異性体もしくは立体異性体の製造に際して、
重要な中間体として有用である。
C1−C4アルキルであり;R3,R4,R5,R6,R7お
よびR10は、各々独立して、HもしくはC1−C4アルキ
ルであり;R8は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−
C4ハロアルキルであり;Qは、HもしくはSO2R11で
あり;そしてR11は、C1−C6アルキルか、または場合
によっては、ハロゲン、NO2、C1−C4アルコキシも
しくはC1−C4アルキル基1〜3個によって置換される
フェニルである]の6−[(ピラゾル−4−イル)−カ
ルボニル]ジヒドロベンゾチオピラン除草剤、またはそ
れらの互変異性体もしくは立体異性体の製造に際して、
重要な中間体として有用である。
【0040】式VIIの除草剤は、容易に入手でき、そ
して簡単に得ることができる出発材料から、コスト上効
果的かつ効率的製造方法において製造できることが、今
回、見い出された。本発明の方法によれば、式VII化
合物は、式IVのエステルと式Vのβ−メルカプトプロ
ピオン酸とを縮合させて、式Iaのチオエノール化合物
を生成し;式Iaチオエノールを脱水環化して式Ib1
のテトラヒドロベンゾチオピラン化合物を生成し;式I
b1化合物とオキシルアミン、H2NOR8もしくはその
塩とを反応させて式Ib2の対応するオキシム誘導体を
生成し;該式Ib2化合物を芳香族化して式IIIのジ
ヒドロベンゾチオピラン中間体を生成し;式III中間
体を酸化して式VIIIの1,1−ジオキシド化合物を
生成し;該式VIII化合物を加水分解して式IXの対
応する6−カルボン酸を生成し;そして塩基および脱水
剤の存在下、該式IXカルボン酸と式Xの5−ヒドロキ
シピラゾールとを反応させて、Qが水素である式VII
aの6−(ピラゾリルカルボニル)ジヒドロベンゾチオ
ピラン生成化合物を得るか、あるいはQがSO2R11で
ある式VIIbの化合物では、式VIIaの化合物と塩
化スルホニル、R11SO2Clとを反応させて所望のV
IIb化合物を得ることによって製造される。
して簡単に得ることができる出発材料から、コスト上効
果的かつ効率的製造方法において製造できることが、今
回、見い出された。本発明の方法によれば、式VII化
合物は、式IVのエステルと式Vのβ−メルカプトプロ
ピオン酸とを縮合させて、式Iaのチオエノール化合物
を生成し;式Iaチオエノールを脱水環化して式Ib1
のテトラヒドロベンゾチオピラン化合物を生成し;式I
b1化合物とオキシルアミン、H2NOR8もしくはその
塩とを反応させて式Ib2の対応するオキシム誘導体を
生成し;該式Ib2化合物を芳香族化して式IIIのジ
ヒドロベンゾチオピラン中間体を生成し;式III中間
体を酸化して式VIIIの1,1−ジオキシド化合物を
生成し;該式VIII化合物を加水分解して式IXの対
応する6−カルボン酸を生成し;そして塩基および脱水
剤の存在下、該式IXカルボン酸と式Xの5−ヒドロキ
シピラゾールとを反応させて、Qが水素である式VII
aの6−(ピラゾリルカルボニル)ジヒドロベンゾチオ
ピラン生成化合物を得るか、あるいはQがSO2R11で
ある式VIIbの化合物では、式VIIaの化合物と塩
化スルホニル、R11SO2Clとを反応させて所望のV
IIb化合物を得ることによって製造される。
【0041】場合によっては、式III中間体は、オキ
シム化および芳香族化段階の順序を逆にすることによっ
て製造されてもよい。完全な反応順序は、流れ図Vに示
されるが、この場合、R1,R2,R3,R4,R5,R6,
R7,R8,R9,R10およびR11は、先に記されてい
る。
シム化および芳香族化段階の順序を逆にすることによっ
て製造されてもよい。完全な反応順序は、流れ図Vに示
されるが、この場合、R1,R2,R3,R4,R5,R6,
R7,R8,R9,R10およびR11は、先に記されてい
る。
【0042】
【化38】
【0043】
【化39】
【0044】式VIIaおよび式VIIbの除草剤、な
らびに式IIIの中間体からのそれらの製造は、WO 9
5/13275に記述されている。先に記された酸化および加
水分解段階は、過酸化水素酸化および単純な塩基加水分
解技術のような慣用の方法を用いて達成される。式Xの
ヒドロキシピラゾールのカップリング、続いての所望の
化合物式VIIaへの転位は、WO 95/13275に記述さ
れているような慣用の方法を用いて、すなわち塩基と脱
水剤の存在下で遂行される。同様に、所望の式VIIb
化合物を生成するための塩化スルホニル、R11SO2C
lによる式VIIaのスルホン化も、慣用の方法にした
がって遂行される。
らびに式IIIの中間体からのそれらの製造は、WO 9
5/13275に記述されている。先に記された酸化および加
水分解段階は、過酸化水素酸化および単純な塩基加水分
解技術のような慣用の方法を用いて達成される。式Xの
ヒドロキシピラゾールのカップリング、続いての所望の
化合物式VIIaへの転位は、WO 95/13275に記述さ
れているような慣用の方法を用いて、すなわち塩基と脱
水剤の存在下で遂行される。同様に、所望の式VIIb
化合物を生成するための塩化スルホニル、R11SO2C
lによる式VIIaのスルホン化も、慣用の方法にした
がって遂行される。
【0045】本発明を一層明瞭に理解するために、次の
実施例が、以下に説明される。これらの実施例は、単に
具体的に説明するだけであって、いかなる点においても
本発明の範囲または根本的原則を限定するものとは考え
られない。事実、本明細書に示され、記述されたことに
加えて、当業者にとっては、本発明の種々の改変が、次
の実施例およびこれまでの記述から明白になるであろ
う。また、そのような改変も、付記される特許請求の範
囲内にはいることを意図する。
実施例が、以下に説明される。これらの実施例は、単に
具体的に説明するだけであって、いかなる点においても
本発明の範囲または根本的原則を限定するものとは考え
られない。事実、本明細書に示され、記述されたことに
加えて、当業者にとっては、本発明の種々の改変が、次
の実施例およびこれまでの記述から明白になるであろ
う。また、そのような改変も、付記される特許請求の範
囲内にはいることを意図する。
【0046】用語1NMRは、プロトン核磁気共鳴を表
す。
す。
【0047】
【実施例】(例1)4−β−カルボキシエチルチオ−2−メチル−1,3−
シクロヘキサジエン−1−カルボン酸エチルの製造
シクロヘキサジエン−1−カルボン酸エチルの製造
【0048】
【化40】
【0049】方法A トルエン中2−メチル−4−オキソ−2−シクロヘキセ
ン−カルボン酸エチル(200g,1.1mole)、
β−メルカプトプロピオン酸(104.6g,0.99
mole)およびp−トルエンスルホン酸水和物(1.
5g,0.0079mole)の溶液を、N2下、De
an Starkトラップを用いて、還流温度において
18時間加熱し、冷却し、そして真空濃縮して残渣を得
る。その残渣を2:1ヘキサン:エーテル中で結晶化し
て、黄色固体としての表題の生成物、135g(収率4
5%)を得る。少量のサンプルを酢酸エチル/ヘキサン
から再結晶化して、1HNMRと質量分光分析によって
同定される淡黄色固体、mp96〜97℃を得た。
ン−カルボン酸エチル(200g,1.1mole)、
β−メルカプトプロピオン酸(104.6g,0.99
mole)およびp−トルエンスルホン酸水和物(1.
5g,0.0079mole)の溶液を、N2下、De
an Starkトラップを用いて、還流温度において
18時間加熱し、冷却し、そして真空濃縮して残渣を得
る。その残渣を2:1ヘキサン:エーテル中で結晶化し
て、黄色固体としての表題の生成物、135g(収率4
5%)を得る。少量のサンプルを酢酸エチル/ヘキサン
から再結晶化して、1HNMRと質量分光分析によって
同定される淡黄色固体、mp96〜97℃を得た。
【0050】方法B トルエン中2−メチル−4−オキソ−2−シクロヘキセ
ン−カルボン酸エチル(42.7g,0.23mol
e)、ホウ酸トリメチル(10.4g,0.10mol
e)、無水酢酸(30.7g,0.30mole)およ
びβ−メルカプトプロピオン酸(24.2g,0.23
mole)の溶液を、15℃で撹拌し、メタンスルホン
酸20滴で処理し、そして外界温度で18時間撹拌す
る。得られる反応混合液をトルエンと希アンモニア水間
で分配する。相を分離し、その有機相を真空濃縮して油
状残渣、65.5gを得るが、その残渣の1HNMR分
析は、主成分として表題の生成物、その他にトルエンと
出発シクロヘキサンカルボン酸エステルの存在を示す。
ン−カルボン酸エチル(42.7g,0.23mol
e)、ホウ酸トリメチル(10.4g,0.10mol
e)、無水酢酸(30.7g,0.30mole)およ
びβ−メルカプトプロピオン酸(24.2g,0.23
mole)の溶液を、15℃で撹拌し、メタンスルホン
酸20滴で処理し、そして外界温度で18時間撹拌す
る。得られる反応混合液をトルエンと希アンモニア水間
で分配する。相を分離し、その有機相を真空濃縮して油
状残渣、65.5gを得るが、その残渣の1HNMR分
析は、主成分として表題の生成物、その他にトルエンと
出発シクロヘキサンカルボン酸エステルの存在を示す。
【0051】(例2)5−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒド
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ルの製造
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ルの製造
【0052】
【化41】
【0053】トルエン中4−β−カルボキシエチルチオ
−2−メチル−1,3−シクロヘキサジエン−1−カル
ボン酸エチル(121.3g,0.449mole)の
混合液を、20℃で撹拌し、続いてメタンスルホン酸
5.0mlで処理し、そして無水トリフルオロ酢酸(9
4.3g,0.449mole)を5分間かけて少量づ
つ滴下し、そして外界温度で18時間撹拌する。得られ
る反応混合液を酢酸エチルと水1:1混合液で反応停止
し、そして15分間撹拌する。相を分離する。その有機
相を水で洗浄し、真空濃縮して残渣を得る。イソプロパ
ノール/ヘプタンから残渣を結晶化すると、1HNMR
と質量分光分析によって同定される黄色固体としての表
題の生成物、90.1g(収率79.5%)、mp99
〜100℃を得る。
−2−メチル−1,3−シクロヘキサジエン−1−カル
ボン酸エチル(121.3g,0.449mole)の
混合液を、20℃で撹拌し、続いてメタンスルホン酸
5.0mlで処理し、そして無水トリフルオロ酢酸(9
4.3g,0.449mole)を5分間かけて少量づ
つ滴下し、そして外界温度で18時間撹拌する。得られ
る反応混合液を酢酸エチルと水1:1混合液で反応停止
し、そして15分間撹拌する。相を分離する。その有機
相を水で洗浄し、真空濃縮して残渣を得る。イソプロパ
ノール/ヘプタンから残渣を結晶化すると、1HNMR
と質量分光分析によって同定される黄色固体としての表
題の生成物、90.1g(収率79.5%)、mp99
〜100℃を得る。
【0054】(例3)5−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒド
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ルの製造
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ルの製造
【0055】
【化42】
【0056】トルエン中2−メチル−4−オキソ−2−
シクロヘキセンカルボン酸エチル(2.0kg,91.
2%,10.98mole)、β−メルカプトプロピオ
ン酸(1.165kg,10.98mole)、p−ト
ルエンスルホン酸(ptsa)一水和物(0.710k
g,3.73mole)およびピリジン(0.304k
g,3.84mole)の混合液を、還流温度まで加熱
し、水の除去のためにDean Starkトラップを
用いて、還流温度において7時間加熱し、17時間かけ
て室温まで放冷し、5℃に冷却し、5〜12℃において
無水トリフルオロ酢酸(TFAA)(2.306kg,
10.98mole)で処理し、メタンスルホン酸
(0.053kg,0.55mole)で処理し、室温
まで放置して温め、HPLC分析によって反応が終了す
るまで室温に維持し、そして水で反応を止める。相を分
離する。その有機相を水で洗浄し、そしてトルエンを除
去するために蒸留する。残留するポット残渣を、イソプ
ロピルアルコール(1.89kg)で処理し、45℃に
冷却し、ヘプタン(1.65kg)で処理し、そして室
温まで冷却する。得られる混合液を濾過し、濾過ケーキ
を、1:1イソプロパノール/ヘプタン混合液(0.7
35kg)とヘプタン(1.37kg)により連続して
洗浄する。洗浄濾過ケーキを真空乾燥して、HPLC分
析によって同定される白色結晶性固体としての表題の生
成物、0.931kg(収率36%)、純度98.4%
を得る。
シクロヘキセンカルボン酸エチル(2.0kg,91.
2%,10.98mole)、β−メルカプトプロピオ
ン酸(1.165kg,10.98mole)、p−ト
ルエンスルホン酸(ptsa)一水和物(0.710k
g,3.73mole)およびピリジン(0.304k
g,3.84mole)の混合液を、還流温度まで加熱
し、水の除去のためにDean Starkトラップを
用いて、還流温度において7時間加熱し、17時間かけ
て室温まで放冷し、5℃に冷却し、5〜12℃において
無水トリフルオロ酢酸(TFAA)(2.306kg,
10.98mole)で処理し、メタンスルホン酸
(0.053kg,0.55mole)で処理し、室温
まで放置して温め、HPLC分析によって反応が終了す
るまで室温に維持し、そして水で反応を止める。相を分
離する。その有機相を水で洗浄し、そしてトルエンを除
去するために蒸留する。残留するポット残渣を、イソプ
ロピルアルコール(1.89kg)で処理し、45℃に
冷却し、ヘプタン(1.65kg)で処理し、そして室
温まで冷却する。得られる混合液を濾過し、濾過ケーキ
を、1:1イソプロパノール/ヘプタン混合液(0.7
35kg)とヘプタン(1.37kg)により連続して
洗浄する。洗浄濾過ケーキを真空乾燥して、HPLC分
析によって同定される白色結晶性固体としての表題の生
成物、0.931kg(収率36%)、純度98.4%
を得る。
【0057】(例4)置換4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒドロ−4H
−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エステルの製
造
−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エステルの製
造
【0058】
【化43】
【0059】トルエン中置換4−オキソ−2−シクロヘ
キセン−1−カルボン酸エステル(1.1mole)、
β−メルカプトプロピオン酸(1.0mole)、p−
トルエンスルホン酸水和物(ptsa)(0.20mo
le)およびピリジン(0.2mole)の混合液を、
Dean Stark(DS)トラップを用いて、還流
温度において3時間加熱する。得られる溶液をトルエン
で希釈し、10℃に冷却し、5分間以上、メタンスルホ
ン酸(0.0625mole)と無水トリフルオロ酢酸
(TFAA)(1.0mole)で連続して処理し、1
8時間撹拌し(反応温度は21℃まで上昇する)、水で
反応を止め、そして5分間撹拌する。相を分離する。そ
の有機相を水で洗浄し、そして真空濃縮して残渣を得
る。残渣の結晶化により、表題の生成物を得る。
キセン−1−カルボン酸エステル(1.1mole)、
β−メルカプトプロピオン酸(1.0mole)、p−
トルエンスルホン酸水和物(ptsa)(0.20mo
le)およびピリジン(0.2mole)の混合液を、
Dean Stark(DS)トラップを用いて、還流
温度において3時間加熱する。得られる溶液をトルエン
で希釈し、10℃に冷却し、5分間以上、メタンスルホ
ン酸(0.0625mole)と無水トリフルオロ酢酸
(TFAA)(1.0mole)で連続して処理し、1
8時間撹拌し(反応温度は21℃まで上昇する)、水で
反応を止め、そして5分間撹拌する。相を分離する。そ
の有機相を水で洗浄し、そして真空濃縮して残渣を得
る。残渣の結晶化により、表題の生成物を得る。
【0060】本質的に上記と同じ操作を用いて、以下に
示す化合物が得られ、1HNMRと質量分光分析によっ
て同定された。
示す化合物が得られ、1HNMRと質量分光分析によっ
て同定された。
【0061】
【表1】
【0062】(例5)5−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒド
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ル、4−(O−メチルオキシム)の製造
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ル、4−(O−メチルオキシム)の製造
【0063】
【化44】
【0064】5−メチル−4−オキソ−2,3,7,8
−テトラヒドロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カ
ルボン酸エチル(106g,0.42mole)、塩酸
メトキシルアミン25〜30%水溶液151g、ピリジ
ン50ml、トルエン500mlおよびエタノール50
0mlの混合液を、還流温度で2時間撹拌し、冷却し、
そして真空濃縮して残渣を得る。残渣を酢酸エチルと希
塩酸水溶液の間で分配する。その有機相を分離し、水で
洗浄し、そして真空濃縮して第2の残渣を得る。この残
渣をヘキサンから結晶化すると、1HNMRと質量分光
分析によって同定される白色固体としての表題の生成
物、37.6g(収率32%)、mp65〜67℃を得
る。
−テトラヒドロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カ
ルボン酸エチル(106g,0.42mole)、塩酸
メトキシルアミン25〜30%水溶液151g、ピリジ
ン50ml、トルエン500mlおよびエタノール50
0mlの混合液を、還流温度で2時間撹拌し、冷却し、
そして真空濃縮して残渣を得る。残渣を酢酸エチルと希
塩酸水溶液の間で分配する。その有機相を分離し、水で
洗浄し、そして真空濃縮して第2の残渣を得る。この残
渣をヘキサンから結晶化すると、1HNMRと質量分光
分析によって同定される白色固体としての表題の生成
物、37.6g(収率32%)、mp65〜67℃を得
る。
【0065】(例6)5−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒド
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ル、4−オキシムの製造
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ル、4−オキシムの製造
【0066】
【化45】
【0067】無水エタノール1.0L中、5−メチル−
4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒドロ−4H−1
−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチル(156
g,0.619mole)、塩酸ヒドロキシルアミン
(43g,0.619mole)、ピリジン100ml
の混合液を、還流温度で18時間撹拌し、冷却し、そし
て真空濃縮して残渣を得る。残渣を希NaCl水溶液と
酢酸エチル/メタノール混合液との間で分配する。得ら
れる相混合液を、濃塩酸でpH1に酸性化する。混合
後、相を分離し、その有機相を真空濃縮して第2の残渣
を得る。この残渣をジエチルエーテル中でスラリー化
し、濾過すると、1HNMRと質量分光分析によって同
定されるオフホワイト固体としての表題の生成物、11
0g(収率66.5%)、mp139〜142℃を得
る。
4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒドロ−4H−1
−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチル(156
g,0.619mole)、塩酸ヒドロキシルアミン
(43g,0.619mole)、ピリジン100ml
の混合液を、還流温度で18時間撹拌し、冷却し、そし
て真空濃縮して残渣を得る。残渣を希NaCl水溶液と
酢酸エチル/メタノール混合液との間で分配する。得ら
れる相混合液を、濃塩酸でpH1に酸性化する。混合
後、相を分離し、その有機相を真空濃縮して第2の残渣
を得る。この残渣をジエチルエーテル中でスラリー化
し、濾過すると、1HNMRと質量分光分析によって同
定されるオフホワイト固体としての表題の生成物、11
0g(収率66.5%)、mp139〜142℃を得
る。
【0068】(例7)2,3−ジヒドロ−5−メチル−4−オキソ−4H−1
−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチル、4−(O
−メチルオキシム)の製造
−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチル、4−(O
−メチルオキシム)の製造
【0069】
【化46】
【0070】方法A 塩化メチレンとクロロホルム1:1混合液中、5−メチ
ル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒドロ−4H
−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチル,4−
(O−メチルオキシム)(100g,0.356mol
e)溶液を、5℃で撹拌し、塩化メチレン中臭素(5
6.5g,0.353mole)溶液を、30分間かけ
て滴下して処理し、室温で16時間撹拌し、そして還流
温度で5時間加熱する。(遊離する臭化水素ガスを全工
程の間排除する。) 反応混合液を冷却し、そして真空
濃縮して残渣を得る。残渣を酢酸エチルと希アンモニア
水溶液の間で分配する。相を分離し、有機相を希NaH
SO3水溶液で洗浄し、そして真空濃縮して油状残渣を
得る。残渣の1HNMR分析では、主成分として表題の
生成物を示す。
ル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒドロ−4H
−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチル,4−
(O−メチルオキシム)(100g,0.356mol
e)溶液を、5℃で撹拌し、塩化メチレン中臭素(5
6.5g,0.353mole)溶液を、30分間かけ
て滴下して処理し、室温で16時間撹拌し、そして還流
温度で5時間加熱する。(遊離する臭化水素ガスを全工
程の間排除する。) 反応混合液を冷却し、そして真空
濃縮して残渣を得る。残渣を酢酸エチルと希アンモニア
水溶液の間で分配する。相を分離し、有機相を希NaH
SO3水溶液で洗浄し、そして真空濃縮して油状残渣を
得る。残渣の1HNMR分析では、主成分として表題の
生成物を示す。
【0071】方法B 5−メチル−4−オキソ−2,3,7,8−テトラヒド
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ル,4−(O−メチルオキシム)(2.8g,0.01
mole)、酢酸7mlおよび50%過酸化水素水溶液
の混合液を、室温で一夜撹拌し、冷却しながら塩化アセ
チル0.82gで処理し、外界温度で1時間撹拌する。
薄層クロマトグラフィー分析では、主成分として表題の
生成物を示す。
ロ−4H−1−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチ
ル,4−(O−メチルオキシム)(2.8g,0.01
mole)、酢酸7mlおよび50%過酸化水素水溶液
の混合液を、室温で一夜撹拌し、冷却しながら塩化アセ
チル0.82gで処理し、外界温度で1時間撹拌する。
薄層クロマトグラフィー分析では、主成分として表題の
生成物を示す。
【0072】(例8)2,3−ジヒドロ−5−メチル−4−オキソ−4H−1
−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチルの製造
−ベンゾチオピラン−6−カルボン酸エチルの製造
【0073】
【化47】
【0074】シメン100ml中、5−メチル−4−オ
キソ−2,3,7,8−テトラヒドロ−4H−1−ベン
ゾチオピラン−6−カルボン酸エチル(25g,0.0
99mole)および5%Pd/C触媒7gの混合液
を、還流温度(約175℃)で24時間加熱し、80℃
に冷却し、そして濾過する。触媒ケーキをトルエンで洗
浄する。濾液を合体し、そして真空濃縮して表題の生成
物、25.9g,1HNMR分析による純度90%(収
率94%)を得る。
キソ−2,3,7,8−テトラヒドロ−4H−1−ベン
ゾチオピラン−6−カルボン酸エチル(25g,0.0
99mole)および5%Pd/C触媒7gの混合液
を、還流温度(約175℃)で24時間加熱し、80℃
に冷却し、そして濾過する。触媒ケーキをトルエンで洗
浄する。濾液を合体し、そして真空濃縮して表題の生成
物、25.9g,1HNMR分析による純度90%(収
率94%)を得る。
【0075】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
ある。
【0076】1. 式I
【0077】
【化48】
【0078】式中、R1およびR2は、各々独立して、C
1−C4アルキルであり;W1は、−SCR4R5CR6R7
COOHであり;W2は、Hであるか、またはW1とW2
は、それらが結合している炭素と一緒になって、W1と
W2が、
1−C4アルキルであり;W1は、−SCR4R5CR6R7
COOHであり;W2は、Hであるか、またはW1とW2
は、それらが結合している炭素と一緒になって、W1と
W2が、
【0079】
【化49】
【0080】を表す環を形成してもよく;R3,R4,R
5,R6およびR7は、各々独立して、HもしくはC1−C
4アルキルである、の化合物。
5,R6およびR7は、各々独立して、HもしくはC1−C
4アルキルである、の化合物。
【0081】2. R3,R4,R5,R6およびR7がH
であり、R1がメチルもしくはエチルであリ、そしてZ
がNOR8である、上記1記載の化合物。
であり、R1がメチルもしくはエチルであリ、そしてZ
がNOR8である、上記1記載の化合物。
【0082】3. 式I
【0083】
【化50】
【0084】[式中、R1およびR2は、各々独立して、
C1−C4アルキルであり;W1は、−SCR4R5CR6R
7COOHであり;W2は、Hであるか、またはW1とW2
は、それらが結合している炭素と一緒になって、W1と
W2が、
C1−C4アルキルであり;W1は、−SCR4R5CR6R
7COOHであり;W2は、Hであるか、またはW1とW2
は、それらが結合している炭素と一緒になって、W1と
W2が、
【0085】
【化51】
【0086】を表す環を形成してもよく;R3,R4,R
5,R6およびR7は、各々独立して、HもしくはC1−C
4アルキルであり;Zは、OもしくはNOR8であり;そ
してR8は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−C4ハ
ロアルキルである]の化合物、またはZがNOR8であ
る場合は、それらの立体異性体の製造方法であって、式
IV
5,R6およびR7は、各々独立して、HもしくはC1−C
4アルキルであり;Zは、OもしくはNOR8であり;そ
してR8は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−C4ハ
ロアルキルである]の化合物、またはZがNOR8であ
る場合は、それらの立体異性体の製造方法であって、式
IV
【0087】
【化52】
【0088】の化合物と式V
【0089】
【化53】
【0090】のβ−メルカプトプロピオン酸とを縮合さ
せて、式Ia
せて、式Ia
【0091】
【化54】
【0092】のチオエノール化合物を生成し、そしてW
1とW2が、環を形成する場合には、さらに、式Iaの該
チオエノール化合物を脱水環化して、ZがOである式I
b1のテトラヒドロベンゾチオピラン化合物を生成し、
そしてZがNOR8である場合には、さらに、該テトラ
ヒドロベンゾチオピラン化合物とオキシルアミン H2
NOR8もしくはその塩とを反応させて、ZがNOR8で
ある式Ib2の化合物を生成することを含む、方法。
1とW2が、環を形成する場合には、さらに、式Iaの該
チオエノール化合物を脱水環化して、ZがOである式I
b1のテトラヒドロベンゾチオピラン化合物を生成し、
そしてZがNOR8である場合には、さらに、該テトラ
ヒドロベンゾチオピラン化合物とオキシルアミン H2
NOR8もしくはその塩とを反応させて、ZがNOR8で
ある式Ib2の化合物を生成することを含む、方法。
【0093】4. 式III
【0094】
【化55】
【0095】[式中、R1およびR2は、C1−C4アルキ
ルであり;R3,R4,R5,R6およびR7は、各々独立
して、HもしくはC1−C4アルキルであり;そしてR8
は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−C4ハロアルキ
ルである]の化合物、またはその立体異性体の製造方法
であって、次の段階: a)式IV
ルであり;R3,R4,R5,R6およびR7は、各々独立
して、HもしくはC1−C4アルキルであり;そしてR8
は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−C4ハロアルキ
ルである]の化合物、またはその立体異性体の製造方法
であって、次の段階: a)式IV
【0096】
【化56】
【0097】のエステルと式V
【0098】
【化57】
【0099】のβ−メルカプトプロピオン酸とを縮合さ
せて、式Ia
せて、式Ia
【0100】
【化58】
【0101】のチオエノール中間体化合物を生成し、 b)該チオエノール中間体を脱水環化して、式Ib1
【0102】
【化59】
【0103】の4−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピ
ラン中間体化合物を生成し、 c)段階(b)の該4−オキソ−テトラヒドロベンゾチ
オピラン中間体を芳香族化して、式VI
ラン中間体化合物を生成し、 c)段階(b)の該4−オキソ−テトラヒドロベンゾチ
オピラン中間体を芳香族化して、式VI
【0104】
【化60】
【0105】の4−オキソ−ジヒドロベンゾチオピラン
中間体を生成し、そして該4−オキソ−ジヒドロベンゾ
チオピラン中間体とオキシルアミン、H2NOR8もしく
はその塩とを反応させるか;あるいは段階(b)の該4
−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピラン中間体とオキ
シルアミン、H2NOR8もしくはその塩とを反応させ
て、式Ib2
中間体を生成し、そして該4−オキソ−ジヒドロベンゾ
チオピラン中間体とオキシルアミン、H2NOR8もしく
はその塩とを反応させるか;あるいは段階(b)の該4
−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピラン中間体とオキ
シルアミン、H2NOR8もしくはその塩とを反応させ
て、式Ib2
【0106】
【化61】
【0107】の4−オキシイミノ−テトラヒドロベンゾ
チオピラン中間体を生成し、そして該4−オキシイミノ
−テトラヒドロベンゾチオピラン中間体を芳香族化して
式III
チオピラン中間体を生成し、そして該4−オキシイミノ
−テトラヒドロベンゾチオピラン中間体を芳香族化して
式III
【0108】
【化62】
【0109】[式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6,
R7およびR8は、先に定義されている]の生成化合物を
得ることを含む、方法。
R7およびR8は、先に定義されている]の生成化合物を
得ることを含む、方法。
【0110】5. 縮合が、縮合溶媒および酸触媒の存
在下で実施される、上記3または4記載の方法。
在下で実施される、上記3または4記載の方法。
【0111】6. 縮合が、脱水剤の存在下か、または
水の共沸除去の下で実施される、上記5記載の方法。
水の共沸除去の下で実施される、上記5記載の方法。
【0112】7. 縮合溶媒が、トルエン、ベンゼン、
ハロベンゼンおよびキシレンからなる群から選ばれ、そ
して酸触媒が、硫酸、メタンスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム、メ
タンスルホン酸ピリジニウムおよび三フッ化ホウ素から
なる群から選ばれる、上記5記載の方法。
ハロベンゼンおよびキシレンからなる群から選ばれ、そ
して酸触媒が、硫酸、メタンスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム、メ
タンスルホン酸ピリジニウムおよび三フッ化ホウ素から
なる群から選ばれる、上記5記載の方法。
【0113】8. 式VII
【0114】
【化63】
【0115】[式中、R2およびR9は、各々独立して、
C1−C4アルキルであり;R3,R4,R5,R6、R7お
よびR10は、各々独立して、HもしくはC1−C4アルキ
ルであり;R8は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−
C4ハロアルキルであり;Qは、HもしくはSO2R11で
あり;そしてR11は、C1−C6アルキルか、または場合
によっては、ハロゲン、NO2、C1−C4アルキルもし
くはC1−C4アルコキシ基1〜3個によって置換される
フェニルである]の除草性化合物、またはそれらの立体
異性体もしくは互変異性体の製造方法であって、次の段
階: a)式IV
C1−C4アルキルであり;R3,R4,R5,R6、R7お
よびR10は、各々独立して、HもしくはC1−C4アルキ
ルであり;R8は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−
C4ハロアルキルであり;Qは、HもしくはSO2R11で
あり;そしてR11は、C1−C6アルキルか、または場合
によっては、ハロゲン、NO2、C1−C4アルキルもし
くはC1−C4アルコキシ基1〜3個によって置換される
フェニルである]の除草性化合物、またはそれらの立体
異性体もしくは互変異性体の製造方法であって、次の段
階: a)式IV
【0116】
【化64】
【0117】のエステルと式V
【0118】
【化65】
【0119】のβ−メルカプトプロピオン酸とを縮合さ
せて、式Ia
せて、式Ia
【0120】
【化66】
【0121】のチオエノール中間体化合物を生成し、 b)該チオエノール中間体を脱水環化して、式Ib1
【0122】
【化67】
【0123】の4−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピ
ラン中間体化合物を生成し、 c)該4−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピランとオ
キシルアミン H2NOR8もしくはその塩とを反応させ
て、式Ib2
ラン中間体化合物を生成し、 c)該4−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピランとオ
キシルアミン H2NOR8もしくはその塩とを反応させ
て、式Ib2
【0124】
【化68】
【0125】の4−オキシイミノ−テトラヒドロベンゾ
チオピラン中間体化合物を生成し、 d)該4−オキシイミノ−テトラヒドロベンゾチオピラ
ン中間体を芳香族化して式III
チオピラン中間体化合物を生成し、 d)該4−オキシイミノ−テトラヒドロベンゾチオピラ
ン中間体を芳香族化して式III
【0126】
【化69】
【0127】の4−オキシイミノ−ジヒドロベンゾチオ
ピラン中間体化合物を生成し; e)該ジヒドロベンゾチオピラン中間体を酸化して式V
III
ピラン中間体化合物を生成し; e)該ジヒドロベンゾチオピラン中間体を酸化して式V
III
【0128】
【化70】
【0129】の1,1−ジオキソ−ジヒドロベンゾチオ
ピラン中間体化合物を生成し; f)該式VIIIの中間体を加水分解して式IX
ピラン中間体化合物を生成し; f)該式VIIIの中間体を加水分解して式IX
【0130】
【化71】
【0131】の対応する1,1−ジオキソ−4−オキシ
イミノ−ジヒドロベンゾチオピラン−6−カルボン酸を
生成し; g)脱水剤および塩基の存在下に、該ジヒドロベンゾチ
オピラン−6−カルボン酸中間体と式X
イミノ−ジヒドロベンゾチオピラン−6−カルボン酸を
生成し; g)脱水剤および塩基の存在下に、該ジヒドロベンゾチ
オピラン−6−カルボン酸中間体と式X
【0132】
【化72】
【0133】の5−ヒドロキシピラゾールとを反応させ
て、QがHである式VII(式VIIa)
て、QがHである式VII(式VIIa)
【0134】
【化73】
【0135】の所望のジヒドロ−6−[(5−ヒドロキ
シピラゾル−4−イル)カルボニル]ベンゾチオピラン
除草性化合物を生成し;そして場合によっては、 h)該ジヒドロ−6−[(5−ヒドロキシピラゾル−4
−イル)カルボニル]ベンゾチオピラン化合物と塩化ス
ルホニル、R11SO2Clとを反応させて、QがSO2R
11である式VII(VIIb)
シピラゾル−4−イル)カルボニル]ベンゾチオピラン
除草性化合物を生成し;そして場合によっては、 h)該ジヒドロ−6−[(5−ヒドロキシピラゾル−4
−イル)カルボニル]ベンゾチオピラン化合物と塩化ス
ルホニル、R11SO2Clとを反応させて、QがSO2R
11である式VII(VIIb)
【0136】
【化74】
【0137】[式中、R2,R3,R4,R5,R6,R7,
R8,R9,R10およびR11は、先に定義されている]の
生成物除草性化合物を得ることを含む、方法。
R8,R9,R10およびR11は、先に定義されている]の
生成物除草性化合物を得ることを含む、方法。
【0138】9. 式Ib1
【0139】
【化75】
【0140】[式中、R1およびR2は、各々独立して、
C1−C4アルキルであり;そしてR3,R4,R5,R6お
よびR7は、各々独立して、HもしくはC1−C4アルキ
ルである]の化合物の精製および単離方法であって、該
化合物を、イソプロパノールとヘプタンの溶媒混合物に
より処理して、結晶性固体を含有する混合液を収得し、
そして該混合液を濾過することを含む、方法。
C1−C4アルキルであり;そしてR3,R4,R5,R6お
よびR7は、各々独立して、HもしくはC1−C4アルキ
ルである]の化合物の精製および単離方法であって、該
化合物を、イソプロパノールとヘプタンの溶媒混合物に
より処理して、結晶性固体を含有する混合液を収得し、
そして該混合液を濾過することを含む、方法。
【0141】10.溶媒混合物が、約1:1v/v イ
ソプロパノール:ヘプタンである、上記9記載の方法。
ソプロパノール:ヘプタンである、上記9記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・フランシス・ドーナー・ジユニ ア アメリカ合衆国ニユージヤージイ州08520 イーストウインザー・バークシヤードライ ブ1 (72)発明者 トーマス・ウオルター・ドラブ アメリカ合衆国ニユージヤージイ州08610 トレントン・サウスクリントンアベニユー 1804 (72)発明者 ロバート・ポール・ブリガンス アメリカ合衆国ペンシルベニア州19054レ ビツトタウン・レイクサイドドライブ28
Claims (5)
- 【請求項1】 式I 【化1】 式中、R1およびR2は、各々独立して、C1−C4アルキ
ルであり;W1は、−SCR4R5CR6R7COOHであ
り;W2は、Hであるか、またはW1とW2は、それらが
結合している炭素と一緒になって、W1とW2が、 【化2】 を表す環を形成してもよく;R3,R4,R5,R6および
R7は、各々独立して、HもしくはC1−C4アルキルで
ある、の化合物。 - 【請求項2】 式I 【化3】 [式中、R1およびR2は、各々独立して、C1−C4アル
キルであり;W1は、−SCR4R5CR6R7COOHで
あり;W2は、Hであるか、またはW1とW2は、それら
が結合している炭素と一緒になって、W1とW2が、 【化4】 を表す環を形成してもよく;R3,R4,R5,R6および
R7は、各々独立して、HもしくはC1−C4アルキルで
あり;Zは、OもしくはNOR8であり;そしてR8は、
H,C1−C4アルキルもしくはC1−C4ハロアルキルで
ある]の化合物、またはZがNOR8である場合は、そ
れらの立体異性体の製造方法であって、 式IV 【化5】 の化合物と式V 【化6】 のβ−メルカプトプロピオン酸とを縮合させて、式Ia 【化7】 のチオエノール化合物を生成し、そしてW1とW2が、環
を形成する場合には、さらに、式Iaの該チオエノール
化合物を脱水環化して、ZがOである式Ib1のテトラ
ヒドロベンゾチオピラン化合物を生成し、そしてZがN
OR8である場合には、さらに、該テトラヒドロベンゾ
チオピラン化合物とオキシルアミン H2NOR8もしく
はその塩とを反応させて、ZがNOR8である式Ib2
の化合物を生成することを含む、方法。 - 【請求項3】 式III 【化8】 [式中、R1およびR2は、C1−C4アルキルであり;R
3,R4,R5,R6およびR7は、各々独立して、Hもし
くはC1−C4アルキルであり;そしてR8は、H,C1−
C4アルキルもしくはC1−C4ハロアルキルである]の
化合物、またはその立体異性体の製造方法であって、次
の段階: a)式IV 【化9】 のエステルと式V 【化10】 のβ−メルカプトプロピオン酸とを縮合させて、式Ia 【化11】 のチオエノール中間体化合物を生成し、 b)該チオエノール中間体を脱水環化して、式Ib1 【化12】 の4−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピラン中間体化
合物を生成し、 c)段階(b)の該4−オキソ−テトラヒドロベンゾチ
オピラン中間体を芳香族化して、式VI 【化13】 の4−オキソ−ジヒドロベンゾチオピラン中間体を生成
し、そして該4−オキソ−ジヒドロベンゾチオピラン中
間体とオキシルアミン、H2NOR8もしくはその塩とを
反応させるか;あるいは段階(b)の該4−オキソ−テ
トラヒドロベンゾチオピラン中間体とオキシルアミン、
H2NOR8もしくはその塩とを反応させて、式Ib2 【化14】 の4−オキシイミノ−テトラヒドロベンゾチオピラン中
間体を生成し、 そして該4−オキシイミノ−テトラヒドロベンゾチオピ
ラン中間体を芳香族化して式III 【化15】 [式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7およびR8
は、先に定義されている]の生成化合物を得ることを含
む、方法。 - 【請求項4】式VII 【化16】 [式中、R2およびR9は、各々独立して、C1−C4アル
キルであり;R3,R4,R5,R6、R7およびR10は、
各々独立して、HもしくはC1−C4アルキルであり;R
8は、H,C1−C4アルキルもしくはC1−C4ハロアル
キルであり;Qは、HもしくはSO2R11であり;そし
てR11は、C1−C6アルキルか、または場合によって
は、ハロゲン、NO2、C1−C4アルキルもしくはC1−
C4アルコキシ基1〜3個によって置換されるフェニル
である]の除草性化合物、またはそれらの立体異性体も
しくは互変異性体の製造方法であって、次の段階: a)式IV 【化17】 のエステルと式V 【化18】 のβ−メルカプトプロピオン酸とを縮合させて、式Ia 【化19】 のチオエノール中間体化合物を生成し、 b)該チオエノール中間体を脱水環化して、式Ib1 【化20】 の4−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピラン中間体化
合物を生成し、 c)該4−オキソ−テトラヒドロベンゾチオピランとオ
キシルアミン H2NOR8もしくはその塩とを反応させ
て、式Ib2 【化21】 の4−オキシイミノ−テトラヒドロベンゾチオピラン中
間体化合物を生成し、 d)該4−オキシイミノ−テトラヒドロベンゾチオピラ
ン中間体を芳香族化して式III 【化22】 の4−オキシイミノ−ジヒドロベンゾチオピラン中間体
化合物を生成し; e)該ジヒドロベンゾチオピラン中間体を酸化して式V
III 【化23】 の1,1−ジオキソ−ジヒドロベンゾチオピラン中間体
化合物を生成し; f)該式VIIIの中間体を加水分解して式IX 【化24】 の対応する1,1−ジオキソ−4−オキシイミノ−ジヒ
ドロベンゾチオピラン−6−カルボン酸を生成し; g)脱水剤および塩基の存在下に、該ジヒドロベンゾチ
オピラン−6−カルボン酸中間体と式X 【化25】 の5−ヒドロキシピラゾールとを反応させて、QがHで
ある式VII(式VIIa) 【化26】 の所望のジヒドロ−6−[(5−ヒドロキシピラゾル−
4−イル)カルボニル]ベンゾチオピラン除草性化合物
を生成し;そして場合によっては、 h)該ジヒドロ−6−[(5−ヒドロキシピラゾル−4
−イル)カルボニル]ベンゾチオピラン化合物と塩化ス
ルホニル、R11SO2Clとを反応させて、QがSO2R
11である式VII(VIIb) 【化27】 [式中、R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9,R
10およびR11は、先に定義されている]の生成物除草性
化合物を得ることを含む、方法。 - 【請求項5】 式Ib1 【化28】 [式中、R1およびR2は、各々独立して、C1−C4アル
キルであり;そしてR3,R4,R5,R6およびR7は、
各々独立して、HもしくはC1−C4アルキルである]の
化合物の精製および単離方法であって、 該化合物を、イソプロパノールとヘプタンの溶媒混合物
により処理して、結晶性固体を含有する混合液を収得
し、そして該混合液を濾過することを含む、方法。
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