JPH11237244A - 建設作業機械の自動コントロールシステム - Google Patents
建設作業機械の自動コントロールシステムInfo
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- JPH11237244A JPH11237244A JP10306540A JP30654098A JPH11237244A JP H11237244 A JPH11237244 A JP H11237244A JP 10306540 A JP10306540 A JP 10306540A JP 30654098 A JP30654098 A JP 30654098A JP H11237244 A JPH11237244 A JP H11237244A
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Abstract
に設けなくとも、従来の自動追尾トータルステーション
の動作を改良することにより、高精度な高さの自動施工
が可能な建設作業機械の自動コントロールシステムを提
供する。 【解決手段】整地器具と追尾目標とを備えた建設作業機
械1と、追尾光を照射し追尾目標からの反射光を受光し
て水平座標位置を決定する測量機械8と、仕上げ面高さ
データ記憶手段41と、仕上げ面高さデータに基づき偏
差を演算する演算手段41と、偏差のデータを作業現場
に向けて送信する送信手段10とを備え、測量機械8
は、その水平座標位置で追尾中心があるべき高さの位置
に追尾光を照射すべく追尾光を回動手段により高低角方
向に回動させる仕上げ高さデータ駆動モードを備え、建
設作業機械1には、偏差のデータを受信する受信手段1
2と、受信結果に基づいて整地器具3を制御する器具制
御手段7とが設けられる。
Description
使用される建設作業機械、例えば、モータ・グレーダ、
ペーバ、ブルドーザ等の整地、舗装を自動的に行う建設
作業機械の自動コントロールシステムの改良に関する。
舗装を行うに際し、建設作業機械のブレード、スクリー
ド等の整地器具を自動的に制御することが行われてい
る。
ントロールするシステムとして、所望の仕上げ面を得る
ために、仕上がり断面に応じた水糸を作業現場に張り渡
し、水糸と整地器具との間隔を接触式のカンチレバーあ
るいは非接触式の超音波センサで検知し、この検知結果
に基づいて水糸に倣うように整地器具を油圧制御する構
成が知られている。しかしながら、この水糸に倣わせて
整地器具を自動的にコントロールするシステムは、水糸
を作業現場に張り渡す作業に多大の労力を要する。
も、整地器具を自動的に制御して所望の仕上げ面を得る
ことのできる建設作業機械の自動コントロールシステム
が提案されている。
おいて、1は作業現場を整地する建設作業機械としての
ブルドーザー、2は作業現場に設置のローティングレー
ザー装置、3は整地器具としてのブレード、4はブレー
ド3に立設されたポール、5はそのポールに固定された
レーザーセンサである。
ー光により仕上げ面6’から所定高さhの箇所に基準面
Rsを形成し、ブレード3は整地器具制御手段としての
油圧制御機器7によりレーザーセンサ5の高さ方向中心
Hoにレーザー光が当たるように制御され、これによ
り、作業現場の土地が所望の仕上げ面6’に整地され
る。この建設作業機械の自動コントロールシステムによ
れば、水糸を作業現場に張り渡す作業に較べて整地、舗
装作業を簡単に行うことができる。
面6’に高低、傾斜がある複雑形状の整地、舗装の場
合、基準面Rsを得るために、ローティングレーザー装
置2を図2に示すように設置替えしなければならず、複
雑形状の整地、舗装の場合、そのローティティングレー
ザー装置2の設置替え作業が面倒であるという問題点が
残っている。
て目標が存在する方向の水平角、基準高さに対して目標
が存在する方向の高低角を測定すると共に、その目標を
追尾する自動追尾式の測量機(トータルステーション
(株式会社トプコン製AP−L1)ともいう)を用い
て、建設作業機械1を自動的にコントロールするシステ
ムが提案されている。
設作業機械を自動的にコントロールするシステムの一例
を示している。その図3において、8は自動追尾式の測
量機を示し、この測量機8は工区の既知座標点Oに設置
され、測量機8にはパーソナルコンピュータ9が接続さ
れ、そのパーソナルコンピュータ9には無線送信装置1
0が接続されている。ブルドーザー1にはそのブレード
3に立設されたポール4に追尾目標としてのプリズム1
1が設けられると共に、無線受信装置12が設けられて
いる。
れた工事区間の各水平座標位置における仕上げ面の高さ
として定義される仕上げ面高さデータが記憶保存されて
いる。なお、この仕上げ面の高さは主に平均海面を基準
とした標高が用いられる。測量機8はプリズム11を追
尾して既知座標点Oからプリズム11までの距離、基準
方向からプリズム11が存在する方向までの水平角を測
定し、既知座標点Oを基準とした追尾目標の少なくとも
水平座標位置を求め、この水平座標位置データをパーソ
ナルコンピュータ9に転送する。
水平座標位置における仕上げ面高さデータを呼び出し、
無線送信装置10に転送する。無線送信装置10は仕上
げ面高さデータを無線受信装置12に送信し、油圧制御
機器7はその無線受信装置12に受信された仕上げ面高
さデータに基づきブレード3を制御し、ブレード3は土
地が設計された仕上げ面高さ(施工高さ)となるように
その土地を掘削又は切削する。
業機械を自動的にコントロールするシステムは、仕上げ
面高さデータに基づき、ブレード3を制御する方法であ
るので、複雑形状の仕上げ面を工数を増やすことなく造
成できるというメリットがある。
ーション8は、水平方向、高低角方向の両方向に対して
追尾を行う構成とされ、プリズム11、発光素子等の追
尾目標の目標位置を望遠鏡を通して検出し、望遠鏡の鏡
筒部の光軸中心からの目標位置のズレ量(偏差)を、水
平・高低駆動のサーボモータにフィードバックし、光軸
中心に追尾目標が常時位置するようにコントロールされ
る。しかしながら、その応答時間には限界があり、追尾
目標の振動周期が速い場合には追従できず、不感帯が生
じる。また、この従来のものでは、仕上げ面高さデータ
に基づき整地器具3の高さを制御し、整地器具3の高さ
が変わるとこれに追尾光が追従し、この追尾光の追従に
よりハンチングを起こす場合もある。従って、荒れた路
面を建設作業機械1が走行する場合、上下方向の振動が
そのまま高さ位置検出の誤差になりかねない。
体も固有の応答速度をもって自動制御されているので、
建設作業機械1とトータルステーション8との双方で、
制御を繰り返すこととなり、仕上げ高さの精度が劣化す
る要因になっている。一般に整地、舗装を行う建設作業
機械1の場合、高さ方向の仕上げ精度が要求されてお
り、これが自動追尾トータルステーション8を使用する
場合の障害となっていた。
号(1996年6月5日出願)に開示されているよう
に、自動追尾トータルステーション8に水平方向のみの
追尾を行わせ、垂直方向ついては、追尾を行わない構成
のものが提案されている。この自動コントロールシステ
ムは、トータルステーション8に水平方向に回転又は広
がりを持つファンレーザーを設け、水平方向の追尾によ
り水平座標位置を検出して、仕上がり形状を意味する仕
上げ面高さデータを記憶した記憶手段からその水平座標
位置における仕上げ面高さデータを呼び出して、その水
平座標位置における仕上げ面からの所定高さをファンビ
ームが指示するように高低角を制御する一方、建設作業
機械1にレーザーセンサを設け、このレーザーセンサに
よりファンビームを検出し、レーザーセンサの高さ方向
中心とファンビームの照射高さ位置との差に基づいて、
整地器具を制御する構成となっている。
8は高低角については仕上げ面高さデータに対して追従
することとなるため、建設作業機械1の振動等に影響さ
れずに高精度な仕上げ面高さを得ることができる。建設
作業機械1の整地器具3の上下方向の制御もレーザセン
サの高さ方向中心でファンレーザを受光できるように制
御するのみであり、従来から行われているローティング
レーザによる制御と同等以上の制御を容易に達成できる
利点がある。
ントロールシステムでは、建設作業機械1の整地器具3
を制御するために、あらたに、ファンレーザを設けなけ
ればならず、測量機8の構造が複雑化する欠点がある。
更に、建設作業機械1の操作者に整地器具3の傾斜等の
施工情報を与えるためには、従来の自動追尾トータルス
テーションによるコントロールシステムと同様に、その
施工情報を通信する通信手段が別途必要である。
で、あらたに、ファンレーザ等の発光源を測量機に設け
なくとも、従来の自動追尾トータルステーションの動作
を改良することにより、高精度な高さの自動施工が可能
な建設作業機械の自動コントロールシステムを提供する
ことを目的とする。
自動コントロールシステムは、上記課題を解決するた
め、作業現場に設けられかつ整地器具と追尾目標とを備
えた建設作業機械と、既知点に設けられかつ前記追尾目
標の追尾中心に向けて追尾光を照射しかつ該追尾目標か
らの追尾反射光を受光して座標面上で前記追尾目標の少
なくとも水平座標位置を決定する測量機械と、施工計画
された各水平座標位置に対応する仕上げ面の高さを仕上
げ面高さデータとして記憶する仕上げ面高さデータ記憶
手段と、前記仕上げ面高さデータに基づき前記各水平座
標位置で前記追尾中心が前記仕上げ面に対してあるべき
高さと実際に検出された追尾中心の仕上げ面に対する高
さとの差として定義できる偏差を演算する演算手段と、
前記偏差のデータを前記作業現場に向けて送信する送信
手段とを備え、前記測量機械は、該水平座標位置で前記
追尾中心が前記仕上げ面に対してあるべき高さの位置に
追尾光を照射すべく前記追尾光を回動手段により高低角
方向に回動させる仕上げ高さデータ駆動モードを備え、
前記建設作業機械には、前記偏差のデータを受信する受
信手段と、該受信手段の受信結果に基づいて前記水平座
標位置における整地すべき土地が前記水平座標位置での
前記仕上げ面高さとなるように前記整地器具を制御する
器具制御手段とが設けられている。
偏差のデータを前記受信手段に向けて送信しても良い
し、電波により無線通信しても良い。
さ方向の中心と前記測量機械の鏡筒部の光軸中心とが一
致するように前記回動手段を制御する高さ方向自動追尾
モードを備え、前記偏差が所定範囲外のときに、前記仕
上げ高さデータ駆動モードから前記高さ方向自動追尾モ
ードに切り替えられるようにしても良い。
されるのが望ましく、整地器具と追尾目標とが器具制御
手段により制御され、前記演算手段は前記測量機械から
前記追尾目標の座標位置に関するデータが入力される
と、前記記憶手段にあらかじめ記憶されている前記整地
器具の下縁から前記追尾目標の高さ方向中心までの追尾
目標高さデータと前記仕上げ面高さデータとに基づき前
記回動手段を制御するのが好ましい。
ータ駆動モードのときに、前記鏡筒部の光軸中心として
定義される走査中心と前記追尾目標の高さ方向中心との
偏差を演算し、偏差データを記憶保存して施工評価デー
タとして用いても良い。前記測量機械はその既知点を基
準として前記追尾目標までの距離を測定可能である。
テーションの外観図を示している。この図4において、
20は基盤部、21は装置本体部である。装置本体部2
1は鉛直軸Gを中心として水平面内で水平面内回動手段
22により回転される。この装置本体部21は表示部2
3、一対の托架部24を有する。一対の托架部24には
水平軸25が設けられ、水平軸25には鏡筒部26が保
持され、鏡筒部26は水平軸25を中心にして垂直面内
で高低角回動手段27により回転される。装置本体部2
1の水平面内での回転量、鏡筒部24の鉛直面内での回
転量は図示を略す角度読み取り装置(ロータリーエンコ
ーダ)により検知される。
向の追尾光発生部28及び追尾目標(プリズム)までの
距離を測定する光波距離計部29からなる追尾測距ユニ
ット部30により構成される。
に共用される対物レンズ32を有する。光波距離計部
(以下、EDM部という)29は、発光素子29a、受
光素子29b、分割ミラー29cから概略なる。発光素
子29aから出射されかつ特定周波数で変調された測距
光P1は分割ミラー29cの反射面29d、ダイクロイ
ックミラー33の反射面33aで反射され、対物レンズ
32の下半分を通過して、追尾目標としてのプリズム3
4(図6参照)に導かれる。プリズム34により反射さ
れた変調光は、対物レンズ32の上半分で集光され、ダ
イクロイックミラー33の反射面33aで反射され、分
割プリズム29cの反射面29eにより受光素子29b
に導かれる。
え、処理回路は特定の周波数で変調された発光信号と受
光信号との位相差を計測し、その位相差により既知点か
らプリズム34までの距離を測定する。ダイクロイック
ミラー33は反射面33bを備え、反射面33bは発光
素子29aから出射された測距光P1を透過し、後述す
る追尾光P2を反射する。
−Zの2次元方向に走査する2次元走査部を有する。こ
の2次元走査部は、図7に示すようにレーザダイオード
28A、このレーザーダイオード28Aから出射された
追尾光P2としてのレーザ光を平行光束に変換するコリ
メーションレンズ28B、互いに直交して配設された音
響光学素子28C、28Dにより構成される。その詳細
構成は既に公知であるので図示を略すが、必要ならば、
例えば特開平5−322569号公報の図3を参照され
たい。なお、回転多面鏡とガルバノミラーとの組み合わ
せにより追尾光P2を走査させても良い。
の走査ビームP2は、ミラー35a、ミラー35bによ
り反射され、対物レンズ32の中心穴36を通り、プリ
ズム34に向けられる。プリズム34により反射された
追尾レーザ光P2は対物レンズ32の全面により集光さ
れ、ダイクロイックミラー33の反射面33bにより反
射され、受光素子37に集光される。なお、追尾光P2
の波長は発光素子29aから出射された測距光P1の波
長と異なる。
行われる。
査されるビームは、プリズム34に当たったとき反射さ
れて、受光素子37に到達する。図示を略す処理回路
は、受光信号が走査のどのタイミングで受光されたかを
検知し、走査中心38に対するプリズム34の中心位置
(追尾中心)34aのX−Z方向の偏差ΔX、ΔZを計
測する。計測された偏差ΔX、ΔZは、図4に示す托架
部24の水平方向の回転量、鏡筒部26の高低方向の回
転量に変換され、各回転手段(回動手段)22、27に
フィードバックされる。このようにして、自動追尾式の
トータルステーション8は、プリズム34の中心を視準
するように制御可能である。対物レンズ32は合焦・接
眼部39と組み合わされて、全体として望遠鏡を構成し
ている。作業者はこの望遠鏡を通して追尾目標を視準で
きる。なお、この測量機8は仕上げ高さデータ駆動モー
ドと高さ方向自動追尾モードとを備えており、これらに
ついては後述する。
として機能する内蔵CPUを有する。内蔵CPUは測定
により求められたプリズム34までの距離、水平角度、
高低角度に基づき追尾目標の水平座標位置、高さ座標位
置を演算する。この水平座標位置は表示部23に表示さ
れると共に、入出力ポート40に出力される。入出力ポ
ート40は通常RS-232Cにより構成され、外部の
パーソナルコンピュータ41に接続されている。パーソ
ナルコンピュータ41は内蔵CPUとの間でデータの授
受を行い、パーソナルコンピュータ41はここではトー
タルステーション8の動作モードのコントロールを行
う。
9に示す受光ユニットが46が設けられている。この受
光ユニット46の外周部にはその全周に渡ってプリズム
34が所定間隔を開けて複数個設けられている。これに
より、トータルステーション8はブルドーザが360度
方向に向きを変えても追尾できる。
ーザービーム自体の広がり角が狭いため、レーザービー
ムのエネルギー密度が高く、追尾目標が測量機械8から
はるかに遠くても追尾可能である。
る。
用いて整地器具3の下縁3aから所定の高さのところに
プリズム34を設置する。自動追尾トータルステーショ
ン8を作業現場の見通しの良い場所で既知の座標点Oに
設置する。自動追尾トータルステーション8を作業現場
の3次元の設計データ(施工計画された各水平座標位置
に対応する仕上げ面の高さとして定義される仕上げ面高
さデータ)が格納されたパーソナルコンピュータ41に
接続する。パーソナルコンピュータ41に、自動追尾ト
ータルステーション8の既知点の水平座標位置、機械高
さ、整地器具3のエッジ3aからプリズム34の高さ方
向中心位置34aまでの追尾目標高さとしての追尾目標
高さデータを入力する。自動追尾トータルステーション
8をプリズム34に向けて作業を開始する。
ム34の水平方向の動きに対して、常に追尾する。ED
M部29により既知点を基準としてプリズム34までの
距離を測定する。このとき、上下方向は追尾していな
い。従って、測距光軸に対してプリズム34の位置が正
対していない場合もあるが、EDM部29の測距光P1
に適当な広がりを持たせれば測距可能である。
みとり装置の角度データと測距データとから、レーザセ
ンサ45の水平座標X、Yを計算して、パーソナルコン
ピュータ41に出力する。
を設計データ(仕上げ面高さデータ)と照合して、その
水平座標における仕上げ面高さZを求め、自動追尾トー
タルステーション8の追尾光P2のその水平座標位置で
の高さが、図14に示すようにその水平座標位置で追尾
中心が仕上げ面6’に対してあるべき高さとなるように
回動手段27に指令を出力する。自動追尾トータルステ
ーション8は、その指令に従って鏡筒部26を高低方向
に回転させる。
ソナルコンピュータ41は、プリズム34の上下方向の
偏差、すなわち、追尾中心が仕上げ面6’に対してある
べき高さと実際に検出された追尾中心の仕上げ面6’に
対する高さとの差として定義される偏差ΔZ(図8を参
照)を演算し、この偏差のデータを無線送信装置10に
出力する。同時に、この偏差のデータを施工評価データ
としてパーソナルコンピュータ41に出力する。パーソ
ナルコンピュータ41はこの施工評価データをメモリに
記録する。
線送信装置12に出力する。無線受信装置12はその偏
差のデータを油圧制御機器7の駆動制御装置に出力す
る。油圧制御機器7はその偏差のデータに従って整地器
具3を仕上げ面の高さがZになるように上下方向にコン
トロールする。
は、自動追尾トータルステーション8が距離を測定する
毎にこれを繰り返す。このようにして、土地6が整地器
具3により切削又は掘削され、所望の仕上げ面6’に仕
上げられる。
ーション8は、振動しかつ上下方向に制御される建設作
業機械1の整地器具3に設置された追尾目標に対して高
さ方向に追尾することなく、パーソナルコンピュータ4
1から送信される設計データ(仕上げ面高さデータ)に
追従するため、高精度な施工が可能となる。また、自動
追尾トータルステーション8は、プリズム34の上下方
向の偏差ΔZを常に検出しているため、これを記録保存
することにより、施工評価データとして使用できる。
とにより追尾目標の追尾を行っているが、これに限るも
のではなく、受光素子37に2次元CCDセンサ、4分
割素子を用いて追尾を行う構成とすることもできる。こ
の場合、図5に示す追尾光発生部28は、適当な広がり
角を持つ追尾光を放射する光源部に置換される。すなわ
ち、走査機構は不要である。
光源部から放射される追尾光P2がプリズム34を照射
し、プリズム34から反射された追尾光P2は、再び対
物レンズ32を通って受光素子37に結像される。この
受光素子37上の像の位置を検出して、サーボ系にフィ
ードバックすることにより、自動追尾が行われる。図1
0には受光素子37として、4分割素子37Aを用いた
例が示されている。この4分割素子37Aは、4つの受
光面37B〜37Eからなり、その中心が光軸に合致す
るように配置される。受光面37B〜37Eに結像され
たプリズム34からの反射光P2は、各受光面37B〜
37Eに当たった面積に比例する出力を発生する。従っ
て、4つの受光面37B〜37Eの出力から、追尾光P
2の位置の変位を検出できる。このコントロールシステ
ムによれば、測量機8から追尾光P2を受光素子37に
向けて照射せず、プリズム34の近傍に追尾用の光源を
配置し、その追尾用の光源の像を、測量機の8の受光素
子37としてのCCD、4分割素子37Aで受光し、光
軸中心と受光位置と偏差を求めることにより追尾目標を
追尾させることができる。
ば、ビーム走査機構を必要としないので、測量機8の構
成は簡略化されるが、プリズム34又は自動追尾トータ
ルステーション本体8を確実に照射するため、ある程度
広がった追尾光が必要となり、追尾可能距離が制限され
ることととなる。
精度は要求されておらず、何回も施工が繰り返され、こ
の作業の繰り返しにより、徐々に設計データの通りに造
成作業が行われる。すなわち、初期の施工においては、
設計データに対して現状路面が大きくズレていることが
多い。このような場合、これまで述べた実施例によれ
ば、その水平座標位置で追尾目標の仕上げ面6’に対し
てあるべき高さが設計データに基づく追尾光P2によっ
て常に指示されるため、荒仕上げの地盤が設計高さから
大きくずれていた場合、荒仕上げの地盤が他の地盤より
も堅い場合には、追尾範囲内からプリズム34が逸脱す
ることとなり測距不能となる。仕上げ面高さに対して一
様に荒仕上げの地盤が上又は下にずれている場合、仕上
げ面高さデータに一定のオフセットを与えることによ
り、プリズム34が追尾範囲内から逸脱することを避け
ることができるが、複雑形状の土地を整地する場合、プ
リズム34を上下方向に多数並べたり、測距光P1の広
がり角を大きくしなければならず、コントロールシステ
ムが複雑化し、コストが高くなると共に測距可能距離が
短くなる。
34を上下方向に多数並べなくとも、荒仕上げの地盤が
設計高さから大きくズレている場合、部分的に荒仕上げ
の地盤が他の場所の地盤と較べて堅くても施工を正確に
行うことができる。
広がり角を持っている。従って、この広がり角の範囲内
にプリズム34が存在していれば測距可能である。例え
ば、広がり角が5分で、50m先にプリズム34がある
場合、ビームの広がりは約7cmとなる。従って、±
3.5cm以内の偏差であれば測距可能である。よって、
一回目の施工で設計値に対して±3.5cm以内に施工で
きれば、常時、測距可能であり、問題はない。
えば、設計データに対してズレが多い場合、又は路盤が
部分的に堅くて、一回の施工作業で±3.5cm以内に施
工できないとき、追尾光P2がプリズム34から大きく
離れ、受光素子37は追尾光P2を受光できなくなる。
8は、プリズム34の上下方向の位置を常に検知してい
る。従って、設計データに対して現在の施工状態がどれ
くらいずれているかを知ることができる。
に、予め設定された範囲(例えば、±3cm)以上施工が
ずれると、自動的に標準的な自動追尾トータルステーシ
ョンと同様に、水平方向の追尾のみならず、上下方向の
追尾も開始させる構成とする。
差△Zが±3cmを越えたとき、仕上げ高さデータ駆動モ
ードから高さ方向自動追尾モードとなり、回動手段27
により追尾光P2がプリズム34の高さ方向中心位置3
4aに位置するように追尾光P2を偏向させる。すなわ
ち、鏡筒部26の光軸中心が追尾目標の高さ方向中心位
置34aに合うように追尾光P2が偏向される。
ョン8から送信される偏差Zのデータ(追尾中心が仕上
げ面に対してあるべき高さと実際に検出された追尾中心
の仕上げ面に対する高さとの差)が制御データとして使
用される。この偏差のデータは無線送信装置10から無
線受信装置12に送信される。
8も上下方向の追尾を行うこととなり、精度が劣化する
が、もともと設計データからのズレ量が大きい路盤の施
工を行うため、支障は生じない。
この方法により施工を繰り返し行い、設計データからの
ズレ量が一定の範囲(例えば、±2cm)に連続して入る
ようになれば、高低方向の自動追尾を停止し、再び仕上
げ高さデータ駆動モードに切り替える。
上下方向(高低)の追尾サーボの応答を、重機(建設作
業機械)の振動等に追従しない程度に落とし、細かい偏
差は図8に示す偏差ΔZのデータを使用して補正を行う
ことにすると、精度が向上する。
送信装置10と無線受信装置12とにより建設作業機械
1に向けて送受信する構成としたが、以下に説明する光
通信手段を用いれば、偏差ΔZのデータを通信障害、混
信を受けることなく、建設作業機械1に向けて送信でき
る。
ータは追尾光P2に変調して送出され、図11に示す受
光素子45により復調することにより、偏差ΔZのデー
タが取り出される。
場合、1ラインの水平走査時間を0.1msecとし、垂直走
査が走査線100本で構成されているとすると、例え
ば、全走査完了するのに10msecが必要となる。データ通
信のための変調は、全走査完了後、追尾光P2を追尾中
心位置38に戻して行う。
る。受光素子45がプリズム34の上部に配置されてい
る場合、受信を正確に行うため、自動追尾トータルステ
ーション8側からの走査ビームP2は、追尾中心位置3
8ではなく、追尾中心位置38のやや上の受光素子45
に戻すことが望ましい。走査ビームP2を中心からどの
程度上部に偏向させるかは、プリズム34と受光素子4
5のオフセットH1が既知であり、またプリズム34ま
での距離が自動追尾トータルステーション8自体により
測定されているため、容易に計算できる。この実施例で
は、高低方向には追尾せず、設計データで制御されてい
るため、ポール4に固定されたプリズム34、受光素子
45の位置は視準軸に対して常に同じ位置とは限らな
い。この場合でも、追尾のための走査を行った時点で、
視準軸に対してプリズム34がどのようにずれているか
を判断できるため、その方向に走査ビームP2を偏向さ
せれば良い。
の一例を示し、図12(a)はASK方式によりデータ
変調された信号を示している。図12(a)において、
T1は追尾のためにラスタ走査を行ってプリズム34の
位置を検出している期間、T2は走査ビームP2を受光
素子45に向けて偏向させるための期間、T3はデータ
通信を行っている期間を表している。
ータブロックのスタートを示す同期パターン、a1、a
2、a3、…は各シリアルデータのビットを表してい
る。データビットは連続して「1」の状態が続かないよ
うに、同じ幅の「0」で区切られている。この例では、
同期パターンSは検出を容易とするため、その幅がデー
タビットa1、a2、a3、…の各幅よりも数倍以上大
きい。同期パターンSに続く各ビットは、2進数(例え
ば、1、0、1、…)からなるデータを示している。
振器、56はゲート回路で、発振器55は搬送波を出力
し、ゲート回路56はパーソナルコンピュータ41から
送出されるシリアルデータをASK変調し、ドライブ回
路57はレーザダイオード28Aをシリアルデータに基
づき変調しながら発光させ、追尾光P2はデータ変調さ
れて受光素子45に送出される。これにより、偏差ΔZ
のデータが受光素子45に送信される。ここでは、同期
パターンSの幅は1msec、各ビームの幅は0.1m
sec、区切りの幅は0.1msecであり、10ビッ
トのデータの通信に必要な時間は3msecであり、一
方、追尾を行うためにラスタ走査する時間は10mse
cであるので、送信中の時間は問題とならない。
2も入射するが、これは、同期パターンSと比べて連続
して入射するものではないので、同期パターンSの検出
を妨げる要因とはならない。また、同様にEDM部29
の測距光P1も受光素子45に入射するが、これは、E
DM部29の変調周波数(通常、15Mhzと75Kh
zとが使用される。)と異なった搬送波周波数、例え
ば、500Khz等をデータ変調用の周波数として用
い、図示を略すフィルター回路により周波数を弁別すれ
ばよい。
示すように、増幅器50で適当なレベルに増幅された
後、包絡線検波回路51により搬送波が除去された後、
波形成形回路52で整形され、コンピュータ53に入力
される。コンピュータ53は一定間隔以上 "1" が続く
同期パターンSを検出し、検出された同期パターンSの
立ち下がりのタイミングから、一定期間毎に入力された
信号が"0"か"1"かを判断することにより、データを復
調する。コンピュータ53はデータを復調した後、それ
を表示器54、または、図示を略す出力コネクタに出力
する。
ついて説明する。
用する場合、常にプリズム34と受光素子37Aとに追
尾光P2が照射されているので、追尾と通信を時分割す
る必要はない。この場合、データ変調された追尾光P2
がプリズム34から反射してくるので、4分割素子37
Aによる受光の際、データによらず安定して発光してい
る同期パターンSを検出し、その同期パターンSの信号
レベルにより追尾光P2の受光位置を検出すれば良い。
例えば、図13に示すように、4分割素子37Aの受光
面37Bの出力は、増幅器58により適当なレベルに増
幅され、包絡線検波回路59により搬送波が除去された
後、波形整形回路60により整形され、パーソナルコン
ピュータ41に送られる。パーソナルコンピュータ41
は一定間隔以上 "1" が続く同期パターンSを検出し、
そのときのA/D変換器60の出力を取り込む。他の受
光面37C〜37Eについても同様の回路で処理し、各
受光面のA/D変換出力値から、受光位置を演算し、サ
ーボ系にフィードバックする。
できる。
せ、追尾目標のプリズム34の近傍に受光素子を設置す
ることにより光通信が可能となり、電波無線通信装置は
必要でない。
いて説明したが、変調方式として、公知の他の方式で、
例えば、PSK方式等を利用しても良い。
ルシステムによれば、あらたに、ファンレーザ等の発光
源を測量機に設けなくとも、従来の自動追尾トータルス
テーションの動作を改良することにより、高精度な高さ
の自動施工が可能である効果がある。
建設作業機械の自動コントロールシステムの説明図であ
る。
建設作業機械の自動コントロールシステムの不具合を説
明するための図である。
コントロールシステムの説明図である。
る。
図である。
の概要図である。
す斜視図である。
のブロック図を示す。
変調された追尾光を示し、(b)は変調回路を示すブロ
ック図である。
くして示した概要図である。
Claims (8)
- 【請求項1】作業現場に設けられかつ整地器具と追尾目
標とを備えた建設作業機械と、 既知点に設けられかつ前記追尾目標の追尾中心に向けて
追尾光を照射しかつ該追尾目標からの追尾反射光を受光
して座標面上で前記追尾目標の少なくとも水平座標位置
を決定する測量機械と、 施工計画された各水平座標位置に対応する仕上げ面の高
さを仕上げ面高さデータとして記憶する仕上げ面高さデ
ータ記憶手段と、 前記仕上げ面高さデータに基づき前記各水平座標位置で
前記追尾中心が前記仕上げ面に対してあるべき高さと実
際に検出された追尾中心の仕上げ面に対する高さとの差
として定義できる偏差を演算する演算手段と、 前記偏差のデータを前記作業現場に向けて送信する送信
手段とを備え、 前記測量機械は、該水平座標位置で前記追尾中心が前記
仕上げ面に対してあるべき高さの位置に追尾光を照射す
べく前記追尾光を回動手段により高低角方向に回動させ
る仕上げ高さデータ駆動モードを備え、前記建設作業機
械には、前記偏差のデータを受信する受信手段と、該受
信手段の受信結果に基づいて前記水平座標位置における
整地すべき土地が前記水平座標位置での前記仕上げ面高
さとなるように前記整地器具を制御する器具制御手段と
が設けられている建設作業機械の自動コントロールシス
テム。 - 【請求項2】前記送信手段が前記追尾光を変調して前記
偏差のデータを前記受信手段に向けて送信する請求項1
に記載の建設作業機械の自動コントロールシステム。 - 【請求項3】前記送信手段と前記受信手段とが無線通信
装置から構成されている請求項1に記載の建設作業機械
の自動コントロールシステム。 - 【請求項4】前記測量機械は、前記追尾目標の高さ方向
の中心と前記測量機械の鏡筒部の光軸中心とが一致する
ように前記回動手段を制御する高さ方向自動追尾モード
を備え、前記偏差が所定範囲外のときに、前記仕上げ高
さデータ駆動モードから前記高さ方向自動追尾モードに
切り替えられる請求項1に記載の建設作業機械の自動コ
ントロールシステム。 - 【請求項5】前記整地器具に前記追尾目標が一体に立設
され、該整地器具と前記追尾目標とが前記器具制御手段
により制御される請求項1に記載の建設作業機械の自動
コントロールシステム。 - 【請求項6】前記演算手段は前記測量機械から前記追尾
目標の座標位置に関するデータが入力されると、前記記
憶手段にあらかじめ記憶されている前記整地器具の下縁
から前記追尾目標の高さ方向中心までの追尾目標高さデ
ータと前記仕上げ面高さデータとに基づき前記回動手段
を制御する請求項1に記載の建設作業機械の自動コント
ロールシステム。 - 【請求項7】前記演算手段は、前記仕上げ高さデータ駆
動モードのときに、前記鏡筒部の光軸中心として定義さ
れる走査中心と前記追尾目標の高さ方向中心との偏差を
演算し、該偏差のデータが記憶保存されて施工評価デー
タとして用いられる請求項1に記載の建設作業機械の自
動コントロールシステム。 - 【請求項8】前記測量機械は前記既知点から前記追尾目
標までの距離を測定可能である請求項1に記載の建設作
業機械の自動コントロールシステム。
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