JPH11237759A - 現像剤及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
現像剤及びこれを用いた画像形成装置Info
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- JPH11237759A JPH11237759A JP4045198A JP4045198A JPH11237759A JP H11237759 A JPH11237759 A JP H11237759A JP 4045198 A JP4045198 A JP 4045198A JP 4045198 A JP4045198 A JP 4045198A JP H11237759 A JPH11237759 A JP H11237759A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐オフセット性、流動性及び保存性が良好で
あり、スペント量の少ない現像剤を用い、低コストで良
好な画像を得る。 【解決手段】 炭素数40〜100に炭素数分布のピー
クを有するエステル成分を主成分とし、その酸成分の炭
素数分布のピークが、全体の酸成分の60%以上を占め
るワックスを結着樹脂全重量に対し0.1〜15重量%
添加する。
あり、スペント量の少ない現像剤を用い、低コストで良
好な画像を得る。 【解決手段】 炭素数40〜100に炭素数分布のピー
クを有するエステル成分を主成分とし、その酸成分の炭
素数分布のピークが、全体の酸成分の60%以上を占め
るワックスを結着樹脂全重量に対し0.1〜15重量%
添加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術を用
いた画像形成装置及びこの装置に使用される現像剤に関
する。
いた画像形成装置及びこの装置に使用される現像剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術では、通常、感光体上に静
電潜像を形成する静電潜像形成工程、この静電潜像を現
像剤を用いて現像し、現像剤像を形成する現像工程、現
像剤像を例えば紙等の転写材上に転写する転写工程、及
び転写された現像剤像を定着する定着工程により、画像
形成が行われる。
電潜像を形成する静電潜像形成工程、この静電潜像を現
像剤を用いて現像し、現像剤像を形成する現像工程、現
像剤像を例えば紙等の転写材上に転写する転写工程、及
び転写された現像剤像を定着する定着工程により、画像
形成が行われる。
【0003】定着工程では、加熱されたヒートローラを
用いて現像剤像を転写材に熱圧着することが一般に行わ
れている。ヒートローラによる熱定着時には、現像剤が
転写材に定着されず、ヒートローラに付着するオフセッ
ト現象が起こりやすい。このため、従来より、現像剤中
にワックスを添加し、ヒートローラに対する現像剤の剥
離性を良くすることにより、このオフセット現象を防止
していた。
用いて現像剤像を転写材に熱圧着することが一般に行わ
れている。ヒートローラによる熱定着時には、現像剤が
転写材に定着されず、ヒートローラに付着するオフセッ
ト現象が起こりやすい。このため、従来より、現像剤中
にワックスを添加し、ヒートローラに対する現像剤の剥
離性を良くすることにより、このオフセット現象を防止
していた。
【0004】このようなワックスとして、特に、シャー
プな溶融特性を有する天然ワックスやポリオレフィンワ
ックスを添加する方法が提案されている。しかし、ワッ
クスの種類により、オフセット防止の効果は異なり、ま
た、ワックスの種類によっては、得られる現像剤の流動
性及び保存性等を著しく悪化させたり、現像剤へのスペ
ントを生じるなどの問題があった。
プな溶融特性を有する天然ワックスやポリオレフィンワ
ックスを添加する方法が提案されている。しかし、ワッ
クスの種類により、オフセット防止の効果は異なり、ま
た、ワックスの種類によっては、得られる現像剤の流動
性及び保存性等を著しく悪化させたり、現像剤へのスペ
ントを生じるなどの問題があった。
【0005】フルカラー電子写真装置では、通常、色重
ねによる色再現をおこなうために、溶融しやすいシャー
プメルト樹脂を用いている。そのため、一般的なモノク
ロ電子写真用トナーと比較して、高温オフセットが生じ
易い。それを解消するために、従来より、ゴム表面を有
する熱定着ローラに多量のシリコーンオイルを塗布する
方法を用いていた。
ねによる色再現をおこなうために、溶融しやすいシャー
プメルト樹脂を用いている。そのため、一般的なモノク
ロ電子写真用トナーと比較して、高温オフセットが生じ
易い。それを解消するために、従来より、ゴム表面を有
する熱定着ローラに多量のシリコーンオイルを塗布する
方法を用いていた。
【0006】図8に、従来のフルカラー画像形成装置に
用いられる定着装置の一例を説明するための該略図を示
す。図示するように、この装置は、ヒートローラ1、こ
のヒートローラ1上に設けられたクリーニングローラ
4、ヒートローラ1にシリコンオイルを供給するための
手段、及びヒートローラ1に対向して設けられ、ヒート
ローラ1と同期して回転可能な加圧ローラ2を有する。
シリコンオイルを供給するための手段は、ヒートローラ
1と同期して回転し得るオイル塗布ローラー101、オ
イル塗布ローラ101と同期して回転し得るオイル含浸
ローラ9を備えたオイル含浸タンク8、オイル含浸タン
ク8と接続されたオイル搬送ポンプ6を備えるオイル搬
送管7、オイル搬送管7と接続され、シリコンオイルを
収容するオイル供給タンク5、加圧ローラ下に設けられ
たオイル回収フィルター102、及びオイル回収フィル
ター102とオイル供給タンク5の間を接続するオイル
搬送管103を有する。
用いられる定着装置の一例を説明するための該略図を示
す。図示するように、この装置は、ヒートローラ1、こ
のヒートローラ1上に設けられたクリーニングローラ
4、ヒートローラ1にシリコンオイルを供給するための
手段、及びヒートローラ1に対向して設けられ、ヒート
ローラ1と同期して回転可能な加圧ローラ2を有する。
シリコンオイルを供給するための手段は、ヒートローラ
1と同期して回転し得るオイル塗布ローラー101、オ
イル塗布ローラ101と同期して回転し得るオイル含浸
ローラ9を備えたオイル含浸タンク8、オイル含浸タン
ク8と接続されたオイル搬送ポンプ6を備えるオイル搬
送管7、オイル搬送管7と接続され、シリコンオイルを
収容するオイル供給タンク5、加圧ローラ下に設けられ
たオイル回収フィルター102、及びオイル回収フィル
ター102とオイル供給タンク5の間を接続するオイル
搬送管103を有する。
【0007】この定着装置では、オイル供給タンク5か
ら供給されるシリコンオイルを、オイル塗布ローラー1
01により、ヒートローラ1上に大量に塗布することが
できる。
ら供給されるシリコンオイルを、オイル塗布ローラー1
01により、ヒートローラ1上に大量に塗布することが
できる。
【0008】しかしながら、この方法では、上述のよう
な複雑なオイル塗布機構が必要であり、かつ、オイル塗
布機構の機械的ストレスによるヒートローラの摩耗が生
じ、ヒートローラの寿命を短くするという問題があっ
た。
な複雑なオイル塗布機構が必要であり、かつ、オイル塗
布機構の機械的ストレスによるヒートローラの摩耗が生
じ、ヒートローラの寿命を短くするという問題があっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、その目的は、耐オフセット性、
流動性及び保存性が良好であり、スペント量の少ない現
像剤を提供することにある。
鑑みてなされたもので、その目的は、耐オフセット性、
流動性及び保存性が良好であり、スペント量の少ない現
像剤を提供することにある。
【0010】また。本発明の他の目的は、耐オフセット
性、流動性及び保存性が良好であり、スペント量の少な
い現像剤を用いることにより、ヒートローラのオイル塗
布機構等を簡略し得、ヒートローラの摩耗を起こさない
低コストな画像形成装置を提供することにある。
性、流動性及び保存性が良好であり、スペント量の少な
い現像剤を用いることにより、ヒートローラのオイル塗
布機構等を簡略し得、ヒートローラの摩耗を起こさない
低コストな画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の現像剤は、結着
樹脂と、着色材と、炭素数40〜100に炭素数分布の
ピークを有するエステル成分を主成分とし、その酸成分
の炭素数分布のピークが、全体の酸成分の60%以上を
占め、その含有量が結着樹脂全重量に対し0.1〜15
重量%であるワックスとを含有することを特徴とする。
樹脂と、着色材と、炭素数40〜100に炭素数分布の
ピークを有するエステル成分を主成分とし、その酸成分
の炭素数分布のピークが、全体の酸成分の60%以上を
占め、その含有量が結着樹脂全重量に対し0.1〜15
重量%であるワックスとを含有することを特徴とする。
【0012】本発明の画像形成装置は、像担持体と、該
像担持体上に設けられ、結着樹脂と、着色材と、炭素数
40〜100に炭素数分布のピークを有するエステル成
分を主成分とし、その酸成分の炭素数分布のピークが、
全体の酸成分の60%以上を占め、その含有量が結着樹
脂全重量に対し0.1〜15重量%であるワックスとを
含有する現像剤が収容され、該像担持体表面に形成され
た静電潜像を該現像剤により可視化して現像剤像を形成
するための現像装置と、該現像剤像を被転写材に転写す
るための転写装置と、転写された現像剤像を該被転写材
に定着するための定着装置とを具備することを特徴とす
る。
像担持体上に設けられ、結着樹脂と、着色材と、炭素数
40〜100に炭素数分布のピークを有するエステル成
分を主成分とし、その酸成分の炭素数分布のピークが、
全体の酸成分の60%以上を占め、その含有量が結着樹
脂全重量に対し0.1〜15重量%であるワックスとを
含有する現像剤が収容され、該像担持体表面に形成され
た静電潜像を該現像剤により可視化して現像剤像を形成
するための現像装置と、該現像剤像を被転写材に転写す
るための転写装置と、転写された現像剤像を該被転写材
に定着するための定着装置とを具備することを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明者は、現像剤に使用可能な
種々のワックスについて、その特性を調べることによ
り、耐オフセット性が良好であり、良好な流動性及び保
存性を保ち、スペントトナーの発生を防ぐために有効な
ワックスを見出だし、本発明をなすに至った。
種々のワックスについて、その特性を調べることによ
り、耐オフセット性が良好であり、良好な流動性及び保
存性を保ち、スペントトナーの発生を防ぐために有効な
ワックスを見出だし、本発明をなすに至った。
【0014】本発明の現像剤は、結着樹脂、着色材、及
びワックスを含み、使用されるワックスが、炭素数40
〜100に炭素数分布のピークを有するエステル成分を
主成分とし、その酸成分の炭素数分布のピークが、全体
の酸成分の60%以上を占め、かつその含有量が結着樹
脂全重量に対し0.1〜15重量%であることを特徴と
する。
びワックスを含み、使用されるワックスが、炭素数40
〜100に炭素数分布のピークを有するエステル成分を
主成分とし、その酸成分の炭素数分布のピークが、全体
の酸成分の60%以上を占め、かつその含有量が結着樹
脂全重量に対し0.1〜15重量%であることを特徴と
する。
【0015】また、本発明の画像形成装置は、像担持体
と、像担持体上に設けられ、像担持体表面に形成された
静電潜像を現像剤により可視化して現像剤像を形成する
ための現像装置と、該現像剤像を被転写材に転写するた
めの転写装置と、転写された現像剤像を該被転写材に定
着するための定着装置とを有し、使用される現像剤が、
結着樹脂と、着色材と、炭素数40〜100に炭素数分
布のピークを有するエステル成分を主成分とし、その酸
成分の炭素数分布のピークが、全体の酸成分の60%以
上を占め、その含有量が結着樹脂全重量に対し0.1〜
15重量%であるワックスとを含有することを特徴とす
る。
と、像担持体上に設けられ、像担持体表面に形成された
静電潜像を現像剤により可視化して現像剤像を形成する
ための現像装置と、該現像剤像を被転写材に転写するた
めの転写装置と、転写された現像剤像を該被転写材に定
着するための定着装置とを有し、使用される現像剤が、
結着樹脂と、着色材と、炭素数40〜100に炭素数分
布のピークを有するエステル成分を主成分とし、その酸
成分の炭素数分布のピークが、全体の酸成分の60%以
上を占め、その含有量が結着樹脂全重量に対し0.1〜
15重量%であるワックスとを含有することを特徴とす
る。
【0016】本発明者は、種々のワックスを用いて現像
剤を作成し、そのトナー特性として、オフセット性、流
動性、保存性、及びスペント量について調べた。 1)ワックスの融点とトナー特性 発明者らは、まず、種々の融点を有するワックスを用い
て現像剤を作成し、そのトナー特性を調べた。その一例
を下記に示す。
剤を作成し、そのトナー特性として、オフセット性、流
動性、保存性、及びスペント量について調べた。 1)ワックスの融点とトナー特性 発明者らは、まず、種々の融点を有するワックスを用い
て現像剤を作成し、そのトナー特性を調べた。その一例
を下記に示す。
【0017】サンプル1ないし5の作成 ポリエステル樹脂に、アゾ顔料3%、金属錯体であるC
CA1%、ワックス5%を混練後、体積平均粒径8μm
に粉砕し、平均粒径16nmのシリカを1%を添加した
トナーを作成した。
CA1%、ワックス5%を混練後、体積平均粒径8μm
に粉砕し、平均粒径16nmのシリカを1%を添加した
トナーを作成した。
【0018】ワックスの種類による、各トナー特性の比
較を下記表1に示す。なお、オフセット性は次のように
して調べた。まず、弾性体ゴムローラにジメチルシリコ
ーンオイル(300CS)を塗布したヒートロール定着
器を用い、160℃に制御し、ニップ幅7mmで画像を
定着させる。定着後に、白紙を通紙させ、白紙に付着す
るトナー量を観察し、オフセットの程度を判定し、付着
トナーが目視で見られないものを二重丸、付着トナーが
目視で存在するが、画像形成を妨げないものを○、付着
トナーにより、画像形成が妨げられるものを△、オフセ
ットにより、記録紙が定着ローラに巻き付くものを×と
して評価した。
較を下記表1に示す。なお、オフセット性は次のように
して調べた。まず、弾性体ゴムローラにジメチルシリコ
ーンオイル(300CS)を塗布したヒートロール定着
器を用い、160℃に制御し、ニップ幅7mmで画像を
定着させる。定着後に、白紙を通紙させ、白紙に付着す
るトナー量を観察し、オフセットの程度を判定し、付着
トナーが目視で見られないものを二重丸、付着トナーが
目視で存在するが、画像形成を妨げないものを○、付着
トナーにより、画像形成が妨げられるものを△、オフセ
ットにより、記録紙が定着ローラに巻き付くものを×と
して評価した。
【0019】また、流動性は、トナー20gをメッシュ
で振るった後のメッシュ上のトナー残量(g)を計測し
た。数字が小さいほど、流動性は良好である。保存性
は、55℃で8時間放置したトナー20gをメッシュで
振るった後のメッシュ上のトナー残量(g)を計測し
た。数字が小さいほど、保存性は良好である。
で振るった後のメッシュ上のトナー残量(g)を計測し
た。数字が小さいほど、流動性は良好である。保存性
は、55℃で8時間放置したトナー20gをメッシュで
振るった後のメッシュ上のトナー残量(g)を計測し
た。数字が小さいほど、保存性は良好である。
【0020】スペント量は、5000枚印刷後の現像剤
からキャリアを分離し、炭素量を測定し、初期キャリア
の炭素量との差を求めた。数字が小さいほどスペント量
は少ない。
からキャリアを分離し、炭素量を測定し、初期キャリア
の炭素量との差を求めた。数字が小さいほどスペント量
は少ない。
【0021】
【表1】
【0022】上記表1より、融点の低いすぎるワックス
は、流動性と保存性を著しく悪化させてしまうことがわ
かった。また、融点の高すぎるワックスは、十分なオフ
セット防止効果が得られないことがわかった。この結果
から、融点が70〜90℃の範囲にあるワックスが良好
であることがわかった。
は、流動性と保存性を著しく悪化させてしまうことがわ
かった。また、融点の高すぎるワックスは、十分なオフ
セット防止効果が得られないことがわかった。この結果
から、融点が70〜90℃の範囲にあるワックスが良好
であることがわかった。
【0023】2)ワックスの成分とトナー特性 次に、融点が70〜90℃の範囲にある種々のワックス
について、表1に関する実験と同様の実験をおこなっ
た。下記表2に、その一例について、ワックスの種類と
トナー特性を示す。
について、表1に関する実験と同様の実験をおこなっ
た。下記表2に、その一例について、ワックスの種類と
トナー特性を示す。
【0024】
【表2】
【0025】上記表2に示すように、サンプル3,6,
8で、オフセットについて良好な結果が得られることが
わかる。このうちサンプル3,6は合成エステルワック
スである。
8で、オフセットについて良好な結果が得られることが
わかる。このうちサンプル3,6は合成エステルワック
スである。
【0026】また、サンプル8のライスワックスは、エ
ステル成分を主成分とする天然ワックスであり、耐オフ
セット性、流動性、及びスペント量のいずれについても
最も良好な結果が得られた。
ステル成分を主成分とする天然ワックスであり、耐オフ
セット性、流動性、及びスペント量のいずれについても
最も良好な結果が得られた。
【0027】以上より、エステル成分を主成分とするワ
ックスが、オフセット防止に有効であると考えられる。
しかしながら、表2において、ライスワックスA,B、
カルナバNo.1は、いずれもエステル成分を主成分と
するにも関わらず、オフセット性に違いが見られた。こ
のことから、ライスワックスA,B、カルナバNo.1
についてさらに考察をおこなった。
ックスが、オフセット防止に有効であると考えられる。
しかしながら、表2において、ライスワックスA,B、
カルナバNo.1は、いずれもエステル成分を主成分と
するにも関わらず、オフセット性に違いが見られた。こ
のことから、ライスワックスA,B、カルナバNo.1
についてさらに考察をおこなった。
【0028】3)ワックスの炭素数分布 ライスワックスA,B、カルナバNo.1についてさら
に考察すべく、これら3種のワックスの酸、アルコール
の炭素数分布を調べた。その結果を下記表3に示す。
に考察すべく、これら3種のワックスの酸、アルコール
の炭素数分布を調べた。その結果を下記表3に示す。
【0029】
【表3】
【0030】上記表3に示すように、カルナバワックス
は酸成分の炭素量分布が非常に広く分布している。ライ
スワックスAは、C24酸成分が全体の酸成分の55.
8%である。これに対し、最も良好なトナー特性を有す
るライスワックスBのC24酸成分は全体の酸成分の6
3.8%を占めている。
は酸成分の炭素量分布が非常に広く分布している。ライ
スワックスAは、C24酸成分が全体の酸成分の55.
8%である。これに対し、最も良好なトナー特性を有す
るライスワックスBのC24酸成分は全体の酸成分の6
3.8%を占めている。
【0031】サンプル3,6で用いた合成エステルワッ
クスは、純度80%以上のベヘニン酸(C22)を酸成
分として用いている。合成エステルワックスAは、C2
2の1価の脂肪酸とC22の1価のアルコールをエステ
ル化したもので、1分子はC44となる。合成エステル
ワックスBは、C22の1価の脂肪酸とC5の4価のア
ルコールをエステル化したもので、1分子はC93とな
る。
クスは、純度80%以上のベヘニン酸(C22)を酸成
分として用いている。合成エステルワックスAは、C2
2の1価の脂肪酸とC22の1価のアルコールをエステ
ル化したもので、1分子はC44となる。合成エステル
ワックスBは、C22の1価の脂肪酸とC5の4価のア
ルコールをエステル化したもので、1分子はC93とな
る。
【0032】以上の結果から、炭素数40〜100に炭
素数分布のピークを有するエステル成分を主成分とし、
かつ、酸成分の炭素数分布のピークが、全体の酸成分の
60%以上を占めるワックスを用いた場合、良好なオフ
セット性が得られることがわかった。
素数分布のピークを有するエステル成分を主成分とし、
かつ、酸成分の炭素数分布のピークが、全体の酸成分の
60%以上を占めるワックスを用いた場合、良好なオフ
セット性が得られることがわかった。
【0033】また、好ましいワックスは、ベヘニン酸と
アルコールの合成エステルワックス、あるいはその酸成
分の炭素数分布のピークが、炭素数24の脂肪酸にある
ライスワックスであり、さらに好ましくは、炭素数24
の脂肪酸にあるライスワックスであることがわかった。
アルコールの合成エステルワックス、あるいはその酸成
分の炭素数分布のピークが、炭素数24の脂肪酸にある
ライスワックスであり、さらに好ましくは、炭素数24
の脂肪酸にあるライスワックスであることがわかった。
【0034】図1ないし図4に、各々、ライスワックス
A,B、カルナバワックス、合成エステルワックスAの
DSC曲線を示す。ライスワックスB及び合成エステル
ワックスA,Bは、ライスワックスA及びカルナバワッ
クスと比較して、吸熱が非常にシャープである。このた
め、エステル成分の炭素数分布がシャープであるワック
スは、吸熱がシャープになると考えられる。また、吸熱
特性がシャープでない場合、低温で溶融する成分が保存
性、流動性、スペントの悪化を招き、高温で溶融する成
分がオフセット性の改善を妨げると考えられる。よっ
て、吸熱特性がシャープであるワックスで良好な結果が
得られたと考えられる。
A,B、カルナバワックス、合成エステルワックスAの
DSC曲線を示す。ライスワックスB及び合成エステル
ワックスA,Bは、ライスワックスA及びカルナバワッ
クスと比較して、吸熱が非常にシャープである。このた
め、エステル成分の炭素数分布がシャープであるワック
スは、吸熱がシャープになると考えられる。また、吸熱
特性がシャープでない場合、低温で溶融する成分が保存
性、流動性、スペントの悪化を招き、高温で溶融する成
分がオフセット性の改善を妨げると考えられる。よっ
て、吸熱特性がシャープであるワックスで良好な結果が
得られたと考えられる。
【0035】尚、ワックスの添加量は、結着樹脂全重量
に対し0.1〜15重量%であり、0.1重量%未満で
あると、十分な離型効果が得られず、15重量%を越え
ると、ワックスがキャリアを汚染するため、帯電特性の
悪化が起こり、画像劣化を生じる傾向がある。
に対し0.1〜15重量%であり、0.1重量%未満で
あると、十分な離型効果が得られず、15重量%を越え
ると、ワックスがキャリアを汚染するため、帯電特性の
悪化が起こり、画像劣化を生じる傾向がある。
【0036】次に、本発明の画像形成装置の一例につい
て図5を用いて説明する。図5において、像担持体であ
る感光体ドラム11は、径40mm長さ266mmの円
筒形の積層型有機感光体であり、図示矢印方向へ回転可
能に設けられている。
て図5を用いて説明する。図5において、像担持体であ
る感光体ドラム11は、径40mm長さ266mmの円
筒形の積層型有機感光体であり、図示矢印方向へ回転可
能に設けられている。
【0037】この感光体ドラム11の周囲には、回転方
向に沿って以下のものが配置されている。すなわち、図
示しない帯電ローラにより帯電した感光体ドラム11の
表面を露光して静電潜像を形成する露光部15、その下
流側には、現像剤を収容し、この現像剤で露光部15に
より形成された静電潜像を現像する現像器12、現像器
12の下流には、感光体ドラム21に対し転写材である
用紙を搬送する手段14が設けられている。
向に沿って以下のものが配置されている。すなわち、図
示しない帯電ローラにより帯電した感光体ドラム11の
表面を露光して静電潜像を形成する露光部15、その下
流側には、現像剤を収容し、この現像剤で露光部15に
より形成された静電潜像を現像する現像器12、現像器
12の下流には、感光体ドラム21に対し転写材である
用紙を搬送する手段14が設けられている。
【0038】さらに、感光体ドラム11の用紙との当接
位置よりも下流側にはブレードクリーニング装置13及
び図示しない除電ランプが設けられている。搬送手段1
4は、感光体ドラム11とドラム幅とほぼ等しい幅を有
している。この搬送手段14は、環状ベルトの形態をと
っており、搬送手段14の上流側及び下流側の環状部分
には、それぞれテンションローラ17及び駆動ローラ1
8が設けられている。この環状部分においてテンション
ローラ17及び駆動ローラ18の外周に添うように搬送
手段14は、テンションローラ17及び駆動ローラ18
に接触している。なお、テンションローラ17から駆動
ローラ18までの距離は、約300mmである。
位置よりも下流側にはブレードクリーニング装置13及
び図示しない除電ランプが設けられている。搬送手段1
4は、感光体ドラム11とドラム幅とほぼ等しい幅を有
している。この搬送手段14は、環状ベルトの形態をと
っており、搬送手段14の上流側及び下流側の環状部分
には、それぞれテンションローラ17及び駆動ローラ1
8が設けられている。この環状部分においてテンション
ローラ17及び駆動ローラ18の外周に添うように搬送
手段14は、テンションローラ17及び駆動ローラ18
に接触している。なお、テンションローラ17から駆動
ローラ18までの距離は、約300mmである。
【0039】テンションローラ17及び駆動ローラ18
は各々図示矢印方向に回転可能に設けられている。駆動
ローラ18の回転に伴って、搬送手段14は、環状に送
られることになる。搬送速度は、感光体の回転速度と同
期するよう制御されている。
は各々図示矢印方向に回転可能に設けられている。駆動
ローラ18の回転に伴って、搬送手段14は、環状に送
られることになる。搬送速度は、感光体の回転速度と同
期するよう制御されている。
【0040】上述の感光体ドラム11、露光部15、現
像器12、及びブレードクリーニング装置13、及び除
電ランプ16によって、プロセスユニット100が構成
されている。
像器12、及びブレードクリーニング装置13、及び除
電ランプ16によって、プロセスユニット100が構成
されている。
【0041】搬送手段14上には、テンションローラ1
7と駆動ローラ18との間に搬送方向に沿って、プロセ
スユニット100、プロセスユニット200、プロセス
ユニット300、プロセスユニット400が設けられて
おり、プロセスユニット200、プロセスユニット30
0、プロセスユニット400は、いずれもプロセスユニ
ット100と同様の構成を有している。
7と駆動ローラ18との間に搬送方向に沿って、プロセ
スユニット100、プロセスユニット200、プロセス
ユニット300、プロセスユニット400が設けられて
おり、プロセスユニット200、プロセスユニット30
0、プロセスユニット400は、いずれもプロセスユニ
ット100と同様の構成を有している。
【0042】すなわち、感光体ドラム1、感光体ドラム
21、感光体ドラム31、及び感光体ドラム41は、各
々各プロセスユニットのほぼ中心に設けられている。こ
の感光ドラムの周囲には、各々露光部25、露光部3
5、及び露光部45;その下流には、現像器22、現像
器32、及び現像器42;ブレードクリーニング装置2
3、ブレードクリーニング装置33、及びブレードクリ
ーニング装置43を設けた構成もプロセスユニット10
0と同様である。
21、感光体ドラム31、及び感光体ドラム41は、各
々各プロセスユニットのほぼ中心に設けられている。こ
の感光ドラムの周囲には、各々露光部25、露光部3
5、及び露光部45;その下流には、現像器22、現像
器32、及び現像器42;ブレードクリーニング装置2
3、ブレードクリーニング装置33、及びブレードクリ
ーニング装置43を設けた構成もプロセスユニット10
0と同様である。
【0043】各プロセスユニットで異なる構成は、現像
器中に収容されている現像剤である。例えば現像器12
にはイエロー、現像器22にはマゼンタ、現像器32に
はシアン、現像器42にはブラックの各色の着色材と、
結着樹脂と、炭素数40〜100に炭素数分布のピーク
を有するエステル成分を主成分とし、その酸成分の炭素
数分布のピークが、全体の酸成分の60%以上を占め、
その含有量が結着樹脂全重量に対し0.1〜15重量%
であるワックスとを含有する現像剤が各々収容されてい
る。
器中に収容されている現像剤である。例えば現像器12
にはイエロー、現像器22にはマゼンタ、現像器32に
はシアン、現像器42にはブラックの各色の着色材と、
結着樹脂と、炭素数40〜100に炭素数分布のピーク
を有するエステル成分を主成分とし、その酸成分の炭素
数分布のピークが、全体の酸成分の60%以上を占め、
その含有量が結着樹脂全重量に対し0.1〜15重量%
であるワックスとを含有する現像剤が各々収容されてい
る。
【0044】カラー画像出力の際は、搬送手段14を搬
送される用紙は各々感光体ドラム1,21,31,41
と順次接触する。この用紙と各々の感光体ドラム11,
21,31,41との当接位置には、転写手段である給
電ローラ19,29,39,49が、各々感光体ドラム
11,21,31,及び41に、1対1対応して設けら
れている。
送される用紙は各々感光体ドラム1,21,31,41
と順次接触する。この用紙と各々の感光体ドラム11,
21,31,41との当接位置には、転写手段である給
電ローラ19,29,39,49が、各々感光体ドラム
11,21,31,及び41に、1対1対応して設けら
れている。
【0045】すなわち給電ローラ19,29,39,4
9は、対応する感光体ドラム11と当接位置で、搬送手
段14に背面接触して設けられ、搬送手段14を介して
感光体ドラム11と対向するようになっている。尚、給
電ローラ19,29,39,49は、図示しないバイア
ス電源にそれぞれ接続されている。給電ローラ19,2
9,39,49は、搬送手段14の移動に従動して回転
するようになっている。
9は、対応する感光体ドラム11と当接位置で、搬送手
段14に背面接触して設けられ、搬送手段14を介して
感光体ドラム11と対向するようになっている。尚、給
電ローラ19,29,39,49は、図示しないバイア
ス電源にそれぞれ接続されている。給電ローラ19,2
9,39,49は、搬送手段14の移動に従動して回転
するようになっている。
【0046】ここで、このように構成された画像形成装
置の画像形成プロセスについて説明する。上述の4つの
プロセスユニットの各々回転する感光体ドラム11,2
1,31,41がAD重畳DCバイアスが印加された図
示しない帯電手段により一様に50Vに帯電される。
置の画像形成プロセスについて説明する。上述の4つの
プロセスユニットの各々回転する感光体ドラム11,2
1,31,41がAD重畳DCバイアスが印加された図
示しない帯電手段により一様に50Vに帯電される。
【0047】一様に帯電された感光体ドラム11,2
1,31,41は、蛍光体により露光を行う露光部1
5,25,35,45から光照射され、静電潜像が形成
される。この静電潜像に対し、現像器12,22,3
2,42により各色の予め十分に帯電された現像剤によ
り現像が行われる。
1,31,41は、蛍光体により露光を行う露光部1
5,25,35,45から光照射され、静電潜像が形成
される。この静電潜像に対し、現像器12,22,3
2,42により各色の予め十分に帯電された現像剤によ
り現像が行われる。
【0048】一方、用紙は、図示しない給紙カセットか
ら感光体ドラム11の転写位置に送られる。用紙が転写
位置に搬送されてくると、搬送手段14には各々給電ロ
ーラ19,29,39,49からバイアス電圧として例
えば約1400Vの電圧が印加される。バイアス電圧を
印加することによって、感光体ドラム11,21,3
1,41と搬送手段14との間に転写電界が形成され
る。したがって、まず感光体ドラム11上の現像剤像が
用紙に転写され、この現像剤像を担持した用紙は、搬送
されて感光体ドラム21に達する。感光体ドラム21に
形成された現像剤像が、先に転写された現像剤像上に重
ねて転写される。用紙は、さらに搬送されて感光体ドラ
ム31、感光体ドラム41においても同様に各色の現像
剤像が転写される。
ら感光体ドラム11の転写位置に送られる。用紙が転写
位置に搬送されてくると、搬送手段14には各々給電ロ
ーラ19,29,39,49からバイアス電圧として例
えば約1400Vの電圧が印加される。バイアス電圧を
印加することによって、感光体ドラム11,21,3
1,41と搬送手段14との間に転写電界が形成され
る。したがって、まず感光体ドラム11上の現像剤像が
用紙に転写され、この現像剤像を担持した用紙は、搬送
されて感光体ドラム21に達する。感光体ドラム21に
形成された現像剤像が、先に転写された現像剤像上に重
ねて転写される。用紙は、さらに搬送されて感光体ドラ
ム31、感光体ドラム41においても同様に各色の現像
剤像が転写される。
【0049】このように、多重転写により形成された像
を担持した用紙は、搬送手段14から定着器15に送ら
れる。定着器15は、ヒートローラ35及び加圧ローラ
45を有している。用紙は、ヒートローラ及び加圧ロー
ラとの間を像がヒートローラと接触する状態で通される
ことにより、用紙に定着される。
を担持した用紙は、搬送手段14から定着器15に送ら
れる。定着器15は、ヒートローラ35及び加圧ローラ
45を有している。用紙は、ヒートローラ及び加圧ロー
ラとの間を像がヒートローラと接触する状態で通される
ことにより、用紙に定着される。
【0050】上述のようなフルカラー電子写真装置で
は、通常色重ねによる色再現をおこなうために、溶融し
やすいシャープメルト樹脂を用いている。そのため、一
般的なモノクロ電子写真用トナーと比較して、高温オフ
セットが生じ易い。本発明によるトナーは、耐オフセッ
ト性が非常に良好であるため、フルカラー電子写真装置
に使用しても、スペント量が少なく、その流動性、保存
性、及び耐オフセット性が良好であり、良好な画像が得
られる。
は、通常色重ねによる色再現をおこなうために、溶融し
やすいシャープメルト樹脂を用いている。そのため、一
般的なモノクロ電子写真用トナーと比較して、高温オフ
セットが生じ易い。本発明によるトナーは、耐オフセッ
ト性が非常に良好であるため、フルカラー電子写真装置
に使用しても、スペント量が少なく、その流動性、保存
性、及び耐オフセット性が良好であり、良好な画像が得
られる。
【0051】また、フルカラー電子写真装置において
は、オフセットを解消するために、定着装置のローラ表
面に多量のシリコーンオイルを塗布する方法を用いてい
たが、本発明の現像剤を用いることにより、このような
方法を使用する必要がなくなる。そのため、本発明の画
像形成装置には、このようなシリコーンオイルを塗布す
るための複雑なオイル塗布機構が不要であり、定着装置
を簡略化できる。また、オイル塗布機構による機械的ス
トレスがなくなることから、ヒートローラの摩耗が格段
に減少し、結果としてヒートローラを長寿命化すること
ができる。
は、オフセットを解消するために、定着装置のローラ表
面に多量のシリコーンオイルを塗布する方法を用いてい
たが、本発明の現像剤を用いることにより、このような
方法を使用する必要がなくなる。そのため、本発明の画
像形成装置には、このようなシリコーンオイルを塗布す
るための複雑なオイル塗布機構が不要であり、定着装置
を簡略化できる。また、オイル塗布機構による機械的ス
トレスがなくなることから、ヒートローラの摩耗が格段
に減少し、結果としてヒートローラを長寿命化すること
ができる。
【0052】また、ヒートローラ表面に含フッ素樹脂を
被覆することで、ローラの機械的強度を増すことができ
る。従来は、含フッ素樹脂を被覆する場合には、ローラ
表面が濡れにくくなるため、オイルを十分に均一に塗布
することが困難であり、フルカラー用トナーと組み合わ
せて用いることができなかったが、本発明によるトナー
を用いることで、オイル塗布が十分になされていなくと
も、オフセットを防止できる。このため、含フッ素樹脂
被覆ローラと組み合わせて用いることが可能となる。こ
のように。本発明によるトナーと含フッ素樹脂被覆ロー
ラを組み合わせることで、定着ローラの寿命をさらに長
くすることが可能となる。
被覆することで、ローラの機械的強度を増すことができ
る。従来は、含フッ素樹脂を被覆する場合には、ローラ
表面が濡れにくくなるため、オイルを十分に均一に塗布
することが困難であり、フルカラー用トナーと組み合わ
せて用いることができなかったが、本発明によるトナー
を用いることで、オイル塗布が十分になされていなくと
も、オフセットを防止できる。このため、含フッ素樹脂
被覆ローラと組み合わせて用いることが可能となる。こ
のように。本発明によるトナーと含フッ素樹脂被覆ロー
ラを組み合わせることで、定着ローラの寿命をさらに長
くすることが可能となる。
【0053】含フッ素樹脂の種類には、PFA(4フッ
化エチレン−パーフルオロビニルエーテル共重合体)、
及びPTFE等がある。また、本発明に使用し得る結着
樹脂としては、例えばポリスチレン、スチレン、ブタジ
エン共重合体、及びスチレンアクリル共重合体等のスチ
レン系共重合体、ポリエチレン、ポリエチレン酢酸エス
テル共重合体、ポリエチレンビニルアルコール共重合
体、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、アリルフタレ
ート樹脂ポリアミド樹脂、及びマレイン酸系樹脂等があ
げられる。特にポリエステル等のシャープメルト樹脂は
カラー画像形成用にさらに好ましく使用される。、ま
た、本発明に使用し得る着色材としては、例えばニグロ
シン染料、アニリンブルー、カルコオイルブルー、クロ
ームイエロー、ウルトラマリンブルー、メチレンブル
ー、ジュポンオイルレッド、メチレンブルークロライ
ド、マラカイトグリーン、オクサレート、ランプブラッ
ク、ローズベレガル及びこれらの混合物の他、種々の染
料及び顔料を使用することができる。
化エチレン−パーフルオロビニルエーテル共重合体)、
及びPTFE等がある。また、本発明に使用し得る結着
樹脂としては、例えばポリスチレン、スチレン、ブタジ
エン共重合体、及びスチレンアクリル共重合体等のスチ
レン系共重合体、ポリエチレン、ポリエチレン酢酸エス
テル共重合体、ポリエチレンビニルアルコール共重合
体、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、アリルフタレ
ート樹脂ポリアミド樹脂、及びマレイン酸系樹脂等があ
げられる。特にポリエステル等のシャープメルト樹脂は
カラー画像形成用にさらに好ましく使用される。、ま
た、本発明に使用し得る着色材としては、例えばニグロ
シン染料、アニリンブルー、カルコオイルブルー、クロ
ームイエロー、ウルトラマリンブルー、メチレンブル
ー、ジュポンオイルレッド、メチレンブルークロライ
ド、マラカイトグリーン、オクサレート、ランプブラッ
ク、ローズベレガル及びこれらの混合物の他、種々の染
料及び顔料を使用することができる。
【0054】結着樹脂は、現像剤全重量に対し、70〜
98重量%、着色材は、1〜8重量%含まれることが好
ましい。図6及び図7は、本発明の画像形成装置の他の
例を各々示す。
98重量%、着色材は、1〜8重量%含まれることが好
ましい。図6及び図7は、本発明の画像形成装置の他の
例を各々示す。
【0055】図6に示す画像形成装置では、共通の感光
体ドラム51上に、図5に示す装置に使用される現像剤
と同様の4色の現像剤を各々収容する4種の現像器11
2,122,132,142が回転移動可能に一体的に
形成された構造を有する現像器、その下流に転写ローラ
54、クリーニング装置53、及び除電装置56が各々
設けられ、さらに感光体ドラム51の下流にヒートロー
ラ35及び加圧ローラ45からなる定着器15が設けら
れている。この装置では、まず現像器112により共通
の感光体ドラム51上の静電潜像を現像し、得られた現
像剤像を,転写ローラ54と感光体ドラム51との間の
転写位置に搬送された用紙に転写する。その後、感光体
ドラム51はクリーニング装置53でクリーニングさ
れ、除電装置56で除電されて1サイクルの転写が終了
する。次に、現像器122により現像を行い、同様の転
写動作を行なう。さらに、現像器132、142につい
ても、同様の現像、転写を行う。このようにして用紙上
に多重転写された現像剤像は、図5に示す装置と同様に
して定着される。
体ドラム51上に、図5に示す装置に使用される現像剤
と同様の4色の現像剤を各々収容する4種の現像器11
2,122,132,142が回転移動可能に一体的に
形成された構造を有する現像器、その下流に転写ローラ
54、クリーニング装置53、及び除電装置56が各々
設けられ、さらに感光体ドラム51の下流にヒートロー
ラ35及び加圧ローラ45からなる定着器15が設けら
れている。この装置では、まず現像器112により共通
の感光体ドラム51上の静電潜像を現像し、得られた現
像剤像を,転写ローラ54と感光体ドラム51との間の
転写位置に搬送された用紙に転写する。その後、感光体
ドラム51はクリーニング装置53でクリーニングさ
れ、除電装置56で除電されて1サイクルの転写が終了
する。次に、現像器122により現像を行い、同様の転
写動作を行なう。さらに、現像器132、142につい
ても、同様の現像、転写を行う。このようにして用紙上
に多重転写された現像剤像は、図5に示す装置と同様に
して定着される。
【0056】図7に示す画像形成装置は、図6に示す画
像形成装置の変形例であり、感光体ドラム51に対向し
て転写ローラ54の代わりに中間転写ローラ64が設け
られている。この装置では、現像器112により現像さ
れた感光体ドラム51上の、現像剤像を、一旦、中間転
写ローラ64表面に転写する。その後、感光体ドラム5
1はクリーニング装置53でクリーニングされ、除電装
置56で除電されて1サイクルの転写が終了する。次
に、現像器122により現像を行い、同様に、中間転写
ローラ64上に転写する。同様の現像、転写動作を現像
器132、142についても行う。このようにして中間
転写ローラ64表面に多重転写された現像剤像は、その
後、用紙と中間転写ローラ64を接触させて、用紙上に
転写される。用紙上に転写された現像剤像は、図5に示
す装置と同様にして定着される。
像形成装置の変形例であり、感光体ドラム51に対向し
て転写ローラ54の代わりに中間転写ローラ64が設け
られている。この装置では、現像器112により現像さ
れた感光体ドラム51上の、現像剤像を、一旦、中間転
写ローラ64表面に転写する。その後、感光体ドラム5
1はクリーニング装置53でクリーニングされ、除電装
置56で除電されて1サイクルの転写が終了する。次
に、現像器122により現像を行い、同様に、中間転写
ローラ64上に転写する。同様の現像、転写動作を現像
器132、142についても行う。このようにして中間
転写ローラ64表面に多重転写された現像剤像は、その
後、用紙と中間転写ローラ64を接触させて、用紙上に
転写される。用紙上に転写された現像剤像は、図5に示
す装置と同様にして定着される。
【0057】図6及び図7に示す装置においても、図5
に示す装置と同様、スペント量が少なく、耐オフセット
性、流動性及び保存性の良好な現像剤を使用することに
より、高画質の画像が得られる。また、特に、本発明に
かかる現像剤は、溶融しやすいシャープメルト樹脂を用
いても、耐オフセット性が良好であるために、特に、フ
ルカラー画像形成装置において、その定着装置を簡略化
し、ヒートローラを長寿命化する効果がある。
に示す装置と同様、スペント量が少なく、耐オフセット
性、流動性及び保存性の良好な現像剤を使用することに
より、高画質の画像が得られる。また、特に、本発明に
かかる現像剤は、溶融しやすいシャープメルト樹脂を用
いても、耐オフセット性が良好であるために、特に、フ
ルカラー画像形成装置において、その定着装置を簡略化
し、ヒートローラを長寿命化する効果がある。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、良好な画像が得られ、
耐オフセット性、流動性及び保存性が良好であり、スペ
ント量の少ない現像剤が得られる。また、このような現
像剤を使用することにより、ヒートローラのオイル塗布
機構等を簡略し得、ヒートローラの摩耗を起こすことな
く装置コスト及び印刷コストを低減し得、かつ良好な画
像が形成し得る画像形成装置が得られる。
耐オフセット性、流動性及び保存性が良好であり、スペ
ント量の少ない現像剤が得られる。また、このような現
像剤を使用することにより、ヒートローラのオイル塗布
機構等を簡略し得、ヒートローラの摩耗を起こすことな
く装置コスト及び印刷コストを低減し得、かつ良好な画
像が形成し得る画像形成装置が得られる。
【図1】 ワックスのDSC曲線を表わすグラフ図
【図2】 ワックスのDSC曲線を表わすグラフ図
【図3】 ワックスのDSC曲線を表わすグラフ図
【図4】 ワックスのDSC曲線を表わすグラフ図
【図5】 本発明の画像形成装置の一例
【図6】 本発明の画像形成装置の他の一例
【図7】 本発明の画像形成装置のさらに他の一例
【図8】 従来のフルカラー画像形成装置に用いられる
定着装置の一例を表わす該略図
定着装置の一例を表わす該略図
1,35…ヒートローラ 2,45…加圧ローラ 11,21,31,41,51…感光体ドラム 12,22,32,42,112,122,132,1
42…現像器 13,23,33,43…クリーニング装置 14…搬送手段 15…定着装置 16,26,36,46…除電ランプ 17…テンションローラ 18…駆動ローラ 54…転写ローラ 64…中間転写ローラ 100,200,300,400…プロセスユニット
42…現像器 13,23,33,43…クリーニング装置 14…搬送手段 15…定着装置 16,26,36,46…除電ランプ 17…テンションローラ 18…駆動ローラ 54…転写ローラ 64…中間転写ローラ 100,200,300,400…プロセスユニット
Claims (7)
- 【請求項1】 結着樹脂と、着色材と、炭素数40〜1
00に炭素数分布のピークを有するエステル成分を主成
分とし、その酸成分の炭素数分布のピークが、全体の酸
成分の60%以上を占め、その含有量が結着樹脂全重量
に対し0.1〜15重量%であるワックスとを含有する
ことを特徴とする現像剤。 - 【請求項2】 前記ワックスは、その酸成分の炭素数分
布のピークが、炭素数24の脂肪酸にあるライスワック
スであることを特徴とする請求項1に記載の現像剤。 - 【請求項3】 前記ワックスは、ベヘニン酸とアルコー
ルの合成エステルワックスであることを特徴とする請求
項1に記載の現像剤。 - 【請求項4】 像担持体と、該像担持体上に設けられ、
結着樹脂と、着色材と、炭素数40〜100に炭素数分
布のピークを有するエステル成分を主成分とし、その酸
成分の炭素数分布のピークが、全体の酸成分の60%以
上を占め、その含有量が結着樹脂全重量に対し0.1〜
15重量%であるワックスとを含有する現像剤が収容さ
れ、該像担持体表面に形成された静電潜像を該現像剤に
より可視化して現像剤像を形成するための現像装置と、
該現像剤像を被転写材に転写するための転写装置と、転
写された現像剤像を該被転写材に定着するための定着装
置とを具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 前記ワックスは、その酸成分の炭素数分
布のピークが、炭素数24の脂肪酸にあるライスワック
スであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
置。 - 【請求項6】 前記ワックスは、ベヘニン酸とアルコー
ルの合成エステルワックスであることを特徴とする請求
項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記定着装置は、ヒートローラ方式であ
り、少なくとも画像と接触するヒートローラが含フッ素
樹脂で被覆された弾性体ローラであることを特徴とする
請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4045198A JPH11237759A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 現像剤及びこれを用いた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4045198A JPH11237759A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 現像剤及びこれを用いた画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237759A true JPH11237759A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12581011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4045198A Pending JPH11237759A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 現像剤及びこれを用いた画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11237759A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002196525A (ja) * | 2000-10-17 | 2002-07-12 | Mitsubishi Chemicals Corp | 静電荷像現像用トナー及びその製造方法 |
| JP2008170489A (ja) * | 2007-01-07 | 2008-07-24 | Mitsubishi Chemicals Corp | 静電荷像現像用トナー |
| JP2011133753A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Kyocera Mita Corp | トナー用ワックス、電子写真用トナー、及び現像剤 |
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