JPH11240633A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JPH11240633A JPH11240633A JP4576598A JP4576598A JPH11240633A JP H11240633 A JPH11240633 A JP H11240633A JP 4576598 A JP4576598 A JP 4576598A JP 4576598 A JP4576598 A JP 4576598A JP H11240633 A JPH11240633 A JP H11240633A
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- Japan
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- roller
- feed roller
- paper
- pickup roller
- feed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】部品点数が少なく、細かい搬送量の調整が可能
な給紙装置を提供する。 【解決手段】ピックアップローラー2と、このピックア
ップローラー2により送り出される紙1の進行方向下流
側に配設されるフィードローラー3と、このフィードロ
ーラー3の外周面に対接され上記フィードローラー3の
外周面を通る紙1に押圧状に当接するリタードローラー
4とを備えている。そして、ピックアップローラー2の
外径よりフィードローラー3の外径を大きく設定し、か
つ、ピックアップローラー2の1周あたりの搬送量Ap
とフィードローラー3の1周あたりの搬送量Afとが下
記の不等式(1)を満たしている。 【数1】1.00<Ap/Af≦1.05……(1)
な給紙装置を提供する。 【解決手段】ピックアップローラー2と、このピックア
ップローラー2により送り出される紙1の進行方向下流
側に配設されるフィードローラー3と、このフィードロ
ーラー3の外周面に対接され上記フィードローラー3の
外周面を通る紙1に押圧状に当接するリタードローラー
4とを備えている。そして、ピックアップローラー2の
外径よりフィードローラー3の外径を大きく設定し、か
つ、ピックアップローラー2の1周あたりの搬送量Ap
とフィードローラー3の1周あたりの搬送量Afとが下
記の不等式(1)を満たしている。 【数1】1.00<Ap/Af≦1.05……(1)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機(PPC)
やファクシミリ等に使用される給紙装置に関するもので
ある。
やファクシミリ等に使用される給紙装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機(PPC)やファクシ
ミリ等に使用される給紙装置では、確実に紙を1枚ずつ
給紙する目的で、フリクションリタード(FRR)方式
(図4参照)やパッドリタード(FR)方式(図5参
照)が採用されている。これらの方式では、(カセット
等〔図示せず〕にセットされた紙1を送り出す)ピック
アップローラー2により2枚以上の紙1が送られてきた
際に、FRR方式では、フィードローラー3と対接しこ
のフィードローラー3と逆方向に回転(もしくは停止)
しているリタードローラー4により、また、FR方式で
は、リタードパッド5により、紙1を1枚に分離してい
る。
ミリ等に使用される給紙装置では、確実に紙を1枚ずつ
給紙する目的で、フリクションリタード(FRR)方式
(図4参照)やパッドリタード(FR)方式(図5参
照)が採用されている。これらの方式では、(カセット
等〔図示せず〕にセットされた紙1を送り出す)ピック
アップローラー2により2枚以上の紙1が送られてきた
際に、FRR方式では、フィードローラー3と対接しこ
のフィードローラー3と逆方向に回転(もしくは停止)
しているリタードローラー4により、また、FR方式で
は、リタードパッド5により、紙1を1枚に分離してい
る。
【0003】上記の給紙装置では、紙1の斜め送り(ス
キュー)を防止する目的で、分離部(図4では、フィー
ドローラー3とリタードローラー4からなり、図5で
は、フィードローラー3とリタードパッド5からなる)
に紙1が突入する際に、若干ループ10を形成し(図6
参照)、紙1の先端の向きを修正する方法が採用される
ことがある。ところが、ピックアップローラー2とフィ
ードローラー3の線速度が同一の場合には、リタードロ
ーラー4もしくはリタードパッド5の抵抗により分離部
での紙1の速度が減速されるため、紙1が分離部に突入
する際に、ピックアップローラー2と分離部との線速度
差によって発生するループ10が大きくなりすぎ、紙折
れ等の給紙JAMが発生する。そこで、ピックアップロ
ーラー2の駆動用ギア(図示せず)の歯数をフィードロ
ーラー3の駆動用ギア(図示せず)の歯数より多くして
両駆動用ギアのギア比を1.05〜1.18に設定し、
これにより、両ローラー2,3の線速度に差をつけ(す
なわち、ピックアップローラー2の速度をフィードロー
ラー3の速度より遅くし)、紙折れ等の給紙JAMが発
生しないようにしている。このように、両ローラー2,
3の駆動用ギアのギア比により両ローラー2,3の線速
度に差をつけることは、この業界ではなかば技術常識化
しており、また、ギア比の設定は、作業者が感覚により
決めている。
キュー)を防止する目的で、分離部(図4では、フィー
ドローラー3とリタードローラー4からなり、図5で
は、フィードローラー3とリタードパッド5からなる)
に紙1が突入する際に、若干ループ10を形成し(図6
参照)、紙1の先端の向きを修正する方法が採用される
ことがある。ところが、ピックアップローラー2とフィ
ードローラー3の線速度が同一の場合には、リタードロ
ーラー4もしくはリタードパッド5の抵抗により分離部
での紙1の速度が減速されるため、紙1が分離部に突入
する際に、ピックアップローラー2と分離部との線速度
差によって発生するループ10が大きくなりすぎ、紙折
れ等の給紙JAMが発生する。そこで、ピックアップロ
ーラー2の駆動用ギア(図示せず)の歯数をフィードロ
ーラー3の駆動用ギア(図示せず)の歯数より多くして
両駆動用ギアのギア比を1.05〜1.18に設定し、
これにより、両ローラー2,3の線速度に差をつけ(す
なわち、ピックアップローラー2の速度をフィードロー
ラー3の速度より遅くし)、紙折れ等の給紙JAMが発
生しないようにしている。このように、両ローラー2,
3の駆動用ギアのギア比により両ローラー2,3の線速
度に差をつけることは、この業界ではなかば技術常識化
しており、また、ギア比の設定は、作業者が感覚により
決めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
給紙装置では、歯数の異なる2種類の駆動用ギアを準備
する必要があるため、部品点数が多くなる。しかも、ピ
ックアップローラー2と分離部間の距離や分離部での搬
送量のロスによりループ量に変化が生じるものである
が、駆動用ギアのギア比により両ローラー2,3の線速
度に差をつける方法では、細かい搬送量の調整が難しい
ため、常に良好なループ量を確保することが非常に困難
である。
給紙装置では、歯数の異なる2種類の駆動用ギアを準備
する必要があるため、部品点数が多くなる。しかも、ピ
ックアップローラー2と分離部間の距離や分離部での搬
送量のロスによりループ量に変化が生じるものである
が、駆動用ギアのギア比により両ローラー2,3の線速
度に差をつける方法では、細かい搬送量の調整が難しい
ため、常に良好なループ量を確保することが非常に困難
である。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、部品点数が少なく、細かい搬送量の調整が可能
な給紙装置の提供をその目的とする。
もので、部品点数が少なく、細かい搬送量の調整が可能
な給紙装置の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の給紙装置は、ピックアップローラーと、こ
のピックアップローラーにより送り出される紙の進行方
向下流側に配設されるフィードローラーと、このフィー
ドローラーの外周面に対接され上記フィードローラーの
外周面を通る紙に押圧状に当接する押圧部材とを備え、
ピックアップローラーの外径よりフィードローラーの外
径を大きく設定し、かつ、ピックアップローラー1周あ
たりの搬送量Apとフィードローラー1周あたりの搬送
量Afとが下記の不等式(1)を満たしているという構
成をとる。
め、本発明の給紙装置は、ピックアップローラーと、こ
のピックアップローラーにより送り出される紙の進行方
向下流側に配設されるフィードローラーと、このフィー
ドローラーの外周面に対接され上記フィードローラーの
外周面を通る紙に押圧状に当接する押圧部材とを備え、
ピックアップローラーの外径よりフィードローラーの外
径を大きく設定し、かつ、ピックアップローラー1周あ
たりの搬送量Apとフィードローラー1周あたりの搬送
量Afとが下記の不等式(1)を満たしているという構
成をとる。
【0007】
【数2】1.00<Ap/Af≦1.05……(1)
【0008】すなわち、本発明者らは、部品点数が少な
く、細かい搬送量の調整が可能な給紙装置について一連
の研究を行った。その研究の過程で、ピックアップロー
ラーとフィードローラーの駆動用ギアのギア比により両
ローラーの線速度に差をつけるのではなく、両ローラー
の外径を変えることにより両ローラーの線速度に差をつ
けることを着想した。そして、これについてさらに研究
を重ねた結果、上記の不等式(1)の条件を満足させる
ことにより、所望の給紙装置が得られることを見出し本
発明に到達した。したがって、従来例では駆動用ギアが
2種類必要であったが、本発明では、駆動用ギアが1種
類でよく、駆動用ギアの種類を1種類減らすことができ
る。しかも、両ローラーの外径を変える場合には、この
外径変更を高精度に調整することができるため、駆動用
ギアのギア比による設定に比べ、より細かい搬送量の調
整が可能となる。
く、細かい搬送量の調整が可能な給紙装置について一連
の研究を行った。その研究の過程で、ピックアップロー
ラーとフィードローラーの駆動用ギアのギア比により両
ローラーの線速度に差をつけるのではなく、両ローラー
の外径を変えることにより両ローラーの線速度に差をつ
けることを着想した。そして、これについてさらに研究
を重ねた結果、上記の不等式(1)の条件を満足させる
ことにより、所望の給紙装置が得られることを見出し本
発明に到達した。したがって、従来例では駆動用ギアが
2種類必要であったが、本発明では、駆動用ギアが1種
類でよく、駆動用ギアの種類を1種類減らすことができ
る。しかも、両ローラーの外径を変える場合には、この
外径変更を高精度に調整することができるため、駆動用
ギアのギア比による設定に比べ、より細かい搬送量の調
整が可能となる。
【0009】また、本発明では、ピックアップローラー
1周あたりの搬送量Apとフィードローラー1周あたり
の搬送量Afとが上記の不等式(1)を満たしている。
この場合には、紙が分離部に突入する際に、適正な(若
干の)ループを形成することができ、JAM発生やスキ
ュー発生等が起こらない。すなわち、上記の搬送量比A
p/Af>1.05の場合には、ループが大きくなりす
ぎて、紙折れJAMや給紙経路上の部品に接触する等の
不具合が発生しやすくなる。また、Ap/Af≦1.0
0の場合には、ループが形成されないため、スキューが
発生しやすくなる。なお、本発明では、フィードローラ
ーの外周面を通る紙に対する、押圧部材(図4では、リ
タードローラー4であり、図5では、リタードパッド5
である)による負荷荷重が50g以上で、ピックアップ
ローラーおよびフィードローラーの回転速度が500m
m/sec以下に設定された給紙装置に適用される。ま
た、ピックアップローラーおよびフィードローラーは摩
擦係数が1以上のものを使用することとする。これらの
条件を満たさない場合には、ピックアップローラーおよ
びフィードローラーの理論上の送り量と実際の送り量に
差が生じる。そして、このような条件に設定された給紙
装置では、ピックアップローラー1周あたりの搬送量A
pは、ピックアップローラーが1周する間の紙の搬送量
であり、ピックアップローラーの周長に等しい。また、
フィードローラー1周あたりの搬送量Afは、押圧部材
(分離部のリタードローラーもしくはリタードパッド)
の抵抗によるロスL(%)によりフィードローラーの周
長よりも小さくなるため、下記の式(2)により算出さ
れる。
1周あたりの搬送量Apとフィードローラー1周あたり
の搬送量Afとが上記の不等式(1)を満たしている。
この場合には、紙が分離部に突入する際に、適正な(若
干の)ループを形成することができ、JAM発生やスキ
ュー発生等が起こらない。すなわち、上記の搬送量比A
p/Af>1.05の場合には、ループが大きくなりす
ぎて、紙折れJAMや給紙経路上の部品に接触する等の
不具合が発生しやすくなる。また、Ap/Af≦1.0
0の場合には、ループが形成されないため、スキューが
発生しやすくなる。なお、本発明では、フィードローラ
ーの外周面を通る紙に対する、押圧部材(図4では、リ
タードローラー4であり、図5では、リタードパッド5
である)による負荷荷重が50g以上で、ピックアップ
ローラーおよびフィードローラーの回転速度が500m
m/sec以下に設定された給紙装置に適用される。ま
た、ピックアップローラーおよびフィードローラーは摩
擦係数が1以上のものを使用することとする。これらの
条件を満たさない場合には、ピックアップローラーおよ
びフィードローラーの理論上の送り量と実際の送り量に
差が生じる。そして、このような条件に設定された給紙
装置では、ピックアップローラー1周あたりの搬送量A
pは、ピックアップローラーが1周する間の紙の搬送量
であり、ピックアップローラーの周長に等しい。また、
フィードローラー1周あたりの搬送量Afは、押圧部材
(分離部のリタードローラーもしくはリタードパッド)
の抵抗によるロスL(%)によりフィードローラーの周
長よりも小さくなるため、下記の式(2)により算出さ
れる。
【0010】
【数3】 Af=Df×π×(100−L)/100……(2) Df:フィードローラーの外径
【0011】また、本発明で使用されるピックアップロ
ーラーの外径Dpとフィードローラーの外径Dfとの外
径比は、Lの値,紙種,紙の搬送経路の構造等により異
なるため、各条件で最も給紙性能が良好な外径比が選ば
れる。すなわち、Lが小さい場合には、両ローラーの外
径比Dp/Dfは大きくてもよいが(下記の表1参
照)、Lが大きい場合には、両ローラーの外径比Dp/
Dfを小さくする必要がある(下記の表3参照)。ま
た、両ローラーの回転速度が異なっても、Ap/Afは
変化しないため、両ローラーの回転速度が500mm/
sec以下であれば、全ての速度の給紙装置において、
上記の条件が適用される。
ーラーの外径Dpとフィードローラーの外径Dfとの外
径比は、Lの値,紙種,紙の搬送経路の構造等により異
なるため、各条件で最も給紙性能が良好な外径比が選ば
れる。すなわち、Lが小さい場合には、両ローラーの外
径比Dp/Dfは大きくてもよいが(下記の表1参
照)、Lが大きい場合には、両ローラーの外径比Dp/
Dfを小さくする必要がある(下記の表3参照)。ま
た、両ローラーの回転速度が異なっても、Ap/Afは
変化しないため、両ローラーの回転速度が500mm/
sec以下であれば、全ての速度の給紙装置において、
上記の条件が適用される。
【0012】また、本発明において、フィードローラー
が、軸体と、この軸体の外周面に形成される弾性ゴム層
とからなる場合には、合成樹脂材料等で作製された軸体
に弾性ゴム層を外嵌状に圧入した構造とし、寸法精度を
出す等の目的により弾性ゴム層の表面を研磨仕上げして
作製することができる。このものでは、加硫ゴムの外径
および研磨工程における研磨の取り代を制御することに
より、弾性ゴム層の外径寸法を容易に最適な設定値に調
節し、作製することができる。
が、軸体と、この軸体の外周面に形成される弾性ゴム層
とからなる場合には、合成樹脂材料等で作製された軸体
に弾性ゴム層を外嵌状に圧入した構造とし、寸法精度を
出す等の目的により弾性ゴム層の表面を研磨仕上げして
作製することができる。このものでは、加硫ゴムの外径
および研磨工程における研磨の取り代を制御することに
より、弾性ゴム層の外径寸法を容易に最適な設定値に調
節し、作製することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
面にもとづいて詳しく説明する。
【0014】図1は本発明の給紙装置の一実施の形態を
示している。図において、2はカセット等(図示せず)
にセットされた紙1を送り出すピックアップローラー
(外径Dp=20mm)である。3はピックアップロー
ラー2より大径に形成されたフィードローラー(外径D
f=21mm)であり、上記ピックアップローラー2に
より送り出される紙1の進行方向下流側に配設されてい
る。4はフィードローラー3と対接している停止状態の
リタードローラーである。これらフィードローラー3と
リタードローラー4で分離部が構成されている。6はリ
タードローラー4をフィードローラー3側に弾圧付勢す
るばねである。
示している。図において、2はカセット等(図示せず)
にセットされた紙1を送り出すピックアップローラー
(外径Dp=20mm)である。3はピックアップロー
ラー2より大径に形成されたフィードローラー(外径D
f=21mm)であり、上記ピックアップローラー2に
より送り出される紙1の進行方向下流側に配設されてい
る。4はフィードローラー3と対接している停止状態の
リタードローラーである。これらフィードローラー3と
リタードローラー4で分離部が構成されている。6はリ
タードローラー4をフィードローラー3側に弾圧付勢す
るばねである。
【0015】上記各ローラー2,3,4は、図2および
図3に示すように、円柱形状の鉄製芯金7と、この芯金
7の外周面に形成された円筒形状のポリアセタール製芯
軸8と、この芯軸8の外周面に圧入して設けられた円筒
形状のエチレン・プロピレン・ジエン共重合体(EDP
M)製弾性ゴム層9とからなっており、上記芯金7と芯
軸8とで軸体が構成されている。そして、上記弾性ゴム
層9の外径寸法の精度を出すために、その表面が研摩仕
上げされている。
図3に示すように、円柱形状の鉄製芯金7と、この芯金
7の外周面に形成された円筒形状のポリアセタール製芯
軸8と、この芯軸8の外周面に圧入して設けられた円筒
形状のエチレン・プロピレン・ジエン共重合体(EDP
M)製弾性ゴム層9とからなっており、上記芯金7と芯
軸8とで軸体が構成されている。そして、上記弾性ゴム
層9の外径寸法の精度を出すために、その表面が研摩仕
上げされている。
【0016】このような実施の形態において、紙1の送
り速度は常に一定速度に設定されており、また、リター
ドローラー4の抵抗によるロスLが5%に設定されてい
る。また、ピックアップローラー2とフィードローラー
3の回転速度を500mm/sec以下に設定し、その
摩擦係数を1以上に設定している。また、ばね6の弾圧
付勢力により、紙1に対して50g以上の負荷荷重が作
用するように設定している。
り速度は常に一定速度に設定されており、また、リター
ドローラー4の抵抗によるロスLが5%に設定されてい
る。また、ピックアップローラー2とフィードローラー
3の回転速度を500mm/sec以下に設定し、その
摩擦係数を1以上に設定している。また、ばね6の弾圧
付勢力により、紙1に対して50g以上の負荷荷重が作
用するように設定している。
【0017】この実施の形態では、下記の表1の実施例
2に示すように、ピックアップローラー2の搬送量Ap
とフィードローラー3の搬送量Afとの比Ap/Afが
1.003である。そして、このものでは、紙折れJA
Mやスキューが発生していない。また、この実施の形態
では、両ローラー2,3の外径を変えることにより両ロ
ーラー2,3の線速度に差をつけているため、駆動用ギ
アが1種類でよい。しかも、両ローラー2,3は、軸体
の外周面に弾性ゴム層9を圧入して構成されているた
め、両ローラー2,3の外径寸法を細かく制御すること
ができ、細かい搬送量の調整が可能となる。
2に示すように、ピックアップローラー2の搬送量Ap
とフィードローラー3の搬送量Afとの比Ap/Afが
1.003である。そして、このものでは、紙折れJA
Mやスキューが発生していない。また、この実施の形態
では、両ローラー2,3の外径を変えることにより両ロ
ーラー2,3の線速度に差をつけているため、駆動用ギ
アが1種類でよい。しかも、両ローラー2,3は、軸体
の外周面に弾性ゴム層9を圧入して構成されているた
め、両ローラー2,3の外径寸法を細かく制御すること
ができ、細かい搬送量の調整が可能となる。
【0018】
【実施例1,2および比較例1〜3】図1に示す給紙装
置において、ピックアップローラー2の外径Dpを20
mmに設定し、リタードローラー4の抵抗による分離部
での搬送量のロスLを5%に設定した。そして、フィー
ドローラー3の外径Dfを19.5mm、20mm、2
0.5mm、21mm、21.5mmにそれぞれ設定
し、各場合における、Df/Dp,Ap,Af,Ap/
Afの値を算出し、JAM(紙折れ)発生,スキュー
(斜め送り)発生を調べ、使用可否を判断した。その結
果を下記の表1に示す。
置において、ピックアップローラー2の外径Dpを20
mmに設定し、リタードローラー4の抵抗による分離部
での搬送量のロスLを5%に設定した。そして、フィー
ドローラー3の外径Dfを19.5mm、20mm、2
0.5mm、21mm、21.5mmにそれぞれ設定
し、各場合における、Df/Dp,Ap,Af,Ap/
Afの値を算出し、JAM(紙折れ)発生,スキュー
(斜め送り)発生を調べ、使用可否を判断した。その結
果を下記の表1に示す。
【0019】
【実施例3,4および比較例4〜6】図1に示す給紙装
置において、外径Dpを20mmに設定し、搬送量のロ
スLを10%に設定した。そして、外径Dfを20.5
mm、21mm、21.5mm、22mm、22.5m
mにそれぞれ設定し、表1と同様にして、下記の表2を
作成した。
置において、外径Dpを20mmに設定し、搬送量のロ
スLを10%に設定した。そして、外径Dfを20.5
mm、21mm、21.5mm、22mm、22.5m
mにそれぞれ設定し、表1と同様にして、下記の表2を
作成した。
【0020】
【実施例5〜7および比較例7,8】図1に示す給紙装
置において、外径Dpを20mmに設定し、搬送量のロ
スLを15%に設定した。そして、外径Dpを22m
m、22.5mm、23mm、23.5mm、24mm
にそれぞれ設定し、表1と同様にして、下記の表3を作
成した。
置において、外径Dpを20mmに設定し、搬送量のロ
スLを15%に設定した。そして、外径Dpを22m
m、22.5mm、23mm、23.5mm、24mm
にそれぞれ設定し、表1と同様にして、下記の表3を作
成した。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】上記の表1〜表3から明らかなように、
1.00<Ap/Af≦1.05である場合には、JA
M発生およびスキュー発生がなく、使用可能なことが判
る。これに対し、Ap/Af>1.05の場合には、紙
折れ,紙詰まり等のJAMが発生しやすく、一方、Ap
/Af≦1.00の場合には、スキューが発生しやすい
ことが判る。また、Lが小さい場合には、Dp/Dfは
大きくてもよいが、Lが大きい場合には、Dp/Dfを
小さくする必要があることも判る。
1.00<Ap/Af≦1.05である場合には、JA
M発生およびスキュー発生がなく、使用可能なことが判
る。これに対し、Ap/Af>1.05の場合には、紙
折れ,紙詰まり等のJAMが発生しやすく、一方、Ap
/Af≦1.00の場合には、スキューが発生しやすい
ことが判る。また、Lが小さい場合には、Dp/Dfは
大きくてもよいが、Lが大きい場合には、Dp/Dfを
小さくする必要があることも判る。
【0025】なお、上記実施の形態において、各ローラ
ー2,3,4の弾性ゴム層9の材料としては、EPDM
を用いているが、これに限定するものではなく、オレフ
ィン系等の各種ゴムや天然ゴム、ノーソレックス,ウレ
タンゴム等の一般的にローラーとして使用されるゴム材
料、または、樹脂等のゴム以外の材料が使用される。ま
た、上記実施の形態では、芯金7と芯軸8で軸体を構成
しているが、芯金7もしくは芯軸8だけで軸体を構成す
るようにしてもよい。
ー2,3,4の弾性ゴム層9の材料としては、EPDM
を用いているが、これに限定するものではなく、オレフ
ィン系等の各種ゴムや天然ゴム、ノーソレックス,ウレ
タンゴム等の一般的にローラーとして使用されるゴム材
料、または、樹脂等のゴム以外の材料が使用される。ま
た、上記実施の形態では、芯金7と芯軸8で軸体を構成
しているが、芯金7もしくは芯軸8だけで軸体を構成す
るようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明の給紙装置によれ
ば、従来例では駆動用ギアが2種類必要であったが、本
発明では、駆動用ギアが1種類でよく、駆動用ギアの種
類を1種類減らすことができる。しかも、両ローラーの
外径を変える場合には、この外径変更を高精度に調整す
ることができるため、駆動用ギアのギア比による設定に
比べ、より細かい搬送量の調整が可能となる。
ば、従来例では駆動用ギアが2種類必要であったが、本
発明では、駆動用ギアが1種類でよく、駆動用ギアの種
類を1種類減らすことができる。しかも、両ローラーの
外径を変える場合には、この外径変更を高精度に調整す
ることができるため、駆動用ギアのギア比による設定に
比べ、より細かい搬送量の調整が可能となる。
【0027】また、本発明では、ピックアップローラー
1周あたりの搬送量Apとフィードローラー1周あたり
の搬送量Afとが上記の不等式(1)を満たしている。
この場合には、紙が分離部に突入する際に、適正な(若
干の)ループを形成することができ、JAM発生やスキ
ュー発生等が起こらない。すなわち、上記の搬送量比A
p/Af>1.05の場合には、ループが大きくなりす
ぎて、紙折れJAMや給紙経路上の部品に接触する等の
不具合が発生しやすくなる。また、Ap/Af≦1.0
0の場合には、ループが形成されないため、スキューが
発生しやすくなる。
1周あたりの搬送量Apとフィードローラー1周あたり
の搬送量Afとが上記の不等式(1)を満たしている。
この場合には、紙が分離部に突入する際に、適正な(若
干の)ループを形成することができ、JAM発生やスキ
ュー発生等が起こらない。すなわち、上記の搬送量比A
p/Af>1.05の場合には、ループが大きくなりす
ぎて、紙折れJAMや給紙経路上の部品に接触する等の
不具合が発生しやすくなる。また、Ap/Af≦1.0
0の場合には、ループが形成されないため、スキューが
発生しやすくなる。
【0028】また、本発明において、フィードローラー
が、軸体と、この軸体の外周面に形成される弾性ゴム層
とからなる場合には、合成樹脂材料等で作製された軸体
に弾性ゴム層を外嵌状に圧入した構造とし、寸法精度を
出す等の目的により弾性ゴム層の表面を研磨仕上げして
作製することができる。このため、加硫ゴムの外径およ
び研磨工程における研磨の取り代を制御することによ
り、弾性ゴム層の外径寸法を容易に最適な設定値に調節
し、作製することができる。
が、軸体と、この軸体の外周面に形成される弾性ゴム層
とからなる場合には、合成樹脂材料等で作製された軸体
に弾性ゴム層を外嵌状に圧入した構造とし、寸法精度を
出す等の目的により弾性ゴム層の表面を研磨仕上げして
作製することができる。このため、加硫ゴムの外径およ
び研磨工程における研磨の取り代を制御することによ
り、弾性ゴム層の外径寸法を容易に最適な設定値に調節
し、作製することができる。
【図1】本発明の給紙装置の一実施の形態を示す説明図
である。
である。
【図2】上記給紙装置に用いるローラーの斜視図であ
る。
る。
【図3】上記ローラーの断面図である。
【図4】従来の給紙装置の説明図である。
【図5】従来の他の給紙装置の説明図である。
【図6】ループの説明図である。
1 紙 2 ピックアップローラー 3 フィードローラー 4 リタードローラー
Claims (2)
- 【請求項1】 ピックアップローラーと、このピックア
ップローラーにより送り出される紙の進行方向下流側に
配設されるフィードローラーと、このフィードローラー
の外周面に対接され上記フィードローラーの外周面を通
る紙に押圧状に当接する押圧部材とを備え、ピックアッ
プローラーの外径よりフィードローラーの外径を大きく
設定し、かつ、ピックアップローラー1周あたりの搬送
量Apとフィードローラー1周あたりの搬送量Afとが
下記の不等式(1)を満たしていることを特徴とする給
紙装置。 【数1】1.00<Ap/Af≦1.05……(1) - 【請求項2】 フィードローラーが、軸体と、この軸体
の外周面に形成される弾性ゴム層とからなる請求項1記
載の給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4576598A JPH11240633A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4576598A JPH11240633A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 給紙装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11240633A true JPH11240633A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12728397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4576598A Pending JPH11240633A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11240633A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008024381A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-07 | Kyocera Mita Corp | シート給送装置、及び画像形成装置 |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP4576598A patent/JPH11240633A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008024381A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-07 | Kyocera Mita Corp | シート給送装置、及び画像形成装置 |
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