JPH11240819A - 化粧品用顔料 - Google Patents

化粧品用顔料

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JPH11240819A
JPH11240819A JP30898298A JP30898298A JPH11240819A JP H11240819 A JPH11240819 A JP H11240819A JP 30898298 A JP30898298 A JP 30898298A JP 30898298 A JP30898298 A JP 30898298A JP H11240819 A JPH11240819 A JP H11240819A
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JP
Japan
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cosmetic
pigment
plate
powder
hydroxyapatite
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JP30898298A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Kaji
文宏 鍛冶
Nobue Hina
伸栄 日名
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Taihei Chemicals Ltd
Taihei Chemical Industrial Co Ltd
Original Assignee
Taihei Chemicals Ltd
Taihei Chemical Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適度な隠蔽力を有すると共に皮膚障害の問題
も生じることがなく、しかも密着性および延展性が良好
で自然な仕上がりが得られる化粧品を実現する為の化粧
品顔料を提供する。 【解決手段】 本発明の化粧品顔料は、板状結晶のヒド
ロキシアパタイトからなるものであり、このヒドロキシ
アパタイト粒子は平均粒径が1〜100μmで、比表面
積が1〜100m2 /gであることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品用顔料とし
て有用な板状のヒドロキシアパタイトに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CaO−P2 O5 系アパタイトは主とし
て生体材料として開発されており、中でもヒドロキシア
パタイト[Ca10(PO4 )6 (OH)2 またはCa
10-Z(HPO4 )Z (PO4 )6-Z (OH)2 ・nH2
O、以下「HAP」と略記することがある]は、人間の
骨や歯の主要構成物質であり、生体内に埋入された場合
に生体との親和性が良く、自然骨との化学結合性も極め
て良好であるので、人工骨や人工歯等の素材として用い
られている。また蛋白質との親和性が良好であることを
利用してクロマトグラフィー用のカラム充填材としても
用いられている。
【0003】一方、化粧品に配合される顔料としては、
従来から酸化チタン、タルク、カオリン、亜鉛華(酸化
亜鉛)、酸化鉄、雲母チタン等が使用されてきたが、近
年これら化粧品顔料の多量使用による皮膚障害が問題に
され、こうした問題に対する対策として、生体との親和
性が良好であるというHAP本来の特性に着目され、上
記した従来の顔料の代替品としてHAPを素材とする化
粧品用顔料が開発されるに至っている。こうした技術と
して、例えば特公平4−27203号には、球状のHA
Pからなる化粧品用顔料が開示されている。
【0004】上記の様にHAPを化粧品用顔料として使
用する場合には、その形状が球状のものが基本的に使用
されている。しかしながら、球状の化粧品用顔料を配合
した化粧品では延展性が良好である反面、肌への密着性
が乏しくなって「くすみ」が生じ易く、この「くすみ」
を防止するのに十分な量を配合すると、塗布した化粧面
が粉っぽくなることが指摘されている(例えば、特公平
8−40829号)。また、こうした問題を解消すると
いう観点から、上記特公平8−40829号では微粒子
酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体と球状粉体を配
合した化粧品顔料が提案されている。
【0005】また、球状のHAPは基本的に一次粒子の
凝集物からなるものであるので、化粧品顔料として配合
した際に、その凝集状態が崩れ易く球状の形態を保持す
ることは困難であり、また凝集が崩れると一次粒子の凝
集間に存在する細孔が消滅してしまい、細孔による吸着
機能が発揮されにくくなる。
【0006】ところで、化粧品は肌に存在するシミ等を
隠すという機能が要求され、こうしたことから化粧品に
使用される化粧品顔料には適度な隠蔽力があることが必
要とされる。この隠蔽力が大き過ぎる化粧品顔料を配合
した化粧品を使用すると、厚化粧感を呈し、不透明にな
って自然感が損なわれることになる。また、隠蔽力が小
さ過ぎる化粧品顔料を配合した化粧品を使用した場合に
は、シミ等を隠すという機能が発揮されなくなるばかり
か、不自然な色調を呈することになる。この隠蔽力は、
各種の化粧品顔料を混合使用することによって調整する
こともできるが、それでも基本となる化粧品顔料に影響
されることになる。
【0007】尚、隠蔽力を客観的に判断する指標とし
て、化粧品顔料の隠蔽力を屈折率と関係付け、この屈折
率が1.60〜1.80程度の化粧品顔料を使用した化
粧品も提案されている(例えば、特公平6−10260
9号)。この様に屈折率によって隠蔽力を判断すること
はできるが、それだけでは化粧品用顔料としては満足で
きるものではなく、他の要求特性を満足する化粧品用顔
料が望まれているのが実情である。
【0008】また、各種化粧品顔料等を混合使用するこ
とにより、各材料の持つ特性(例えば、密着性、延展
性、カバー力等)が劣化することもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこうした状況
の下になされたものであって、その目的は、適度な隠蔽
力を有すると共に皮膚障害の問題も生じることがなく、
しかも密着性および延展性が良好で自然な仕上がりが得
られる化粧品を実現する為の化粧品顔料を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得た本
発明とは、板状結晶のヒドロキシアパタイトからなる点
に旨を有する化粧品用顔料である。本発明の化粧品用顔
料においては、ヒドロキシアパタイト粒子の平均粒径が
1〜100μmで、比表面積が1〜100m2/gであ
ることが好ましい。また上記「板状」とは、外観の全体
形状の如何にかかわらず、平たいものであれば良く、板
状構造には薄片状、薄板状、鱗片状、葉片状、雲母状、
箔状等が含まれ、更に、板状面は、正方形、長方形、平
行四辺形、楕円形、円形、不定形等を含み、またこの板
状面の表面には凹凸が存在していても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明者らは、生体との親和性が
良好なHAPを素材として用いることを前提とし、この
HAPの化粧品用顔料としての最適な形態について、既
成概念にとらわれることなく様々な角度から検討した。
その結果、ヒドロキシアパタイトの結晶粒子が板状のも
のを化粧品用顔料として用いれば、上記目的が見事に達
成されることを見出し、本発明を完成した。
【0012】本発明の化粧品用顔料は、上記の如く板状
結晶のHAPからなるものであり、こうした形態の化粧
品用顔料を使用することによって、密着性・伸び・付き
が良好で自然の仕上がりが得られる化粧品が実現でき
る。また、生体と親和性が良好であると言うHAP本来
の特性によって、人体特に肌に影響を及ぼさず、化粧品
による皮膚障害が発生することがない。しかも、各種化
粧品顔料を混合使用することにより、各材料の持つ特性
(例えば、密着性、延展性、カバー力等)を損なうこと
なく、夫々の特性を活かすことができる。
【0013】更に、HAPは基本的に、その屈折率が
1.65程度であり[例えば、「ハイドロキシアパタイ
トとフルオロアパタイトの比較材料科学」:門間英毅、
『ニューセラミックス』、No.10,9-15(1996)]、適度な
隠蔽力を有すると共に、どちらかと言えば屈折率の低い
体質顔料に近く、透明感や素肌感に優れるという効果も
発揮する。
【0014】本発明の化粧品用顔料において「板状結
晶」とは、その粒子形状(一次粒子)が上記の様な板状
であれば良いことを意味し、その粒子のミクロな形態に
ついては、多孔質、スポンジ状、原料の形態を維持した
微結晶凝集体等も含む趣旨である。こうした板状結晶の
HAPは、例えば後述する方法によって一次粒子のもの
が得られるが、その一次粒子自体の表面が多孔質のもの
であるので、こうしたHAPを化粧品顔料として配合し
ても、その形状が崩れることなく、前記多孔質に基づく
吸着機能を長期に亘って維持することができるという利
点もある。
【0015】後述する方法によれば、例えば比表面積が
1〜100m2 /gの様々な板状結晶HAPが得られ、
化粧品用顔料としては上記の比表面積のものは好ましく
使用できるが、球状のHAPでは比表面積は最大でも4
8m2 /g程度にしかならない。また、こうした性質
(吸着機能)によって、板状結晶HAPは球状のHAP
に比べて脂肪性分泌物や汗を吸収する効果に優れたもの
となり、皮膚の気触れや炎症を抑える効果も発揮する。
例えば、板状結晶HAPの吸油量は100g当たり10
5mg程度であるが、球状のHAPの吸油量は100g
当たり80mg程度である。尚、上記の吸着機能を発揮
させる為には、板状結晶HAPの比表面積は30m2 /
g以上であることがより好ましいが、この比表面積が余
り大きくなると、保湿効果が小さくなり化粧品として塗
布したときに「かさつき」が生じ易くなるので、比表面
積は90m2 /g以下であることがより好ましい。
【0016】上記の様な板状結晶のHAPを製造するに
当たっては、HAPが板状結晶になり得る方法であれば
どのような方法も適用でき、例えば本発明者らが先に開
発した方法である特開平9−40408号の方法、公知
のチゼリウス(Tiselius)の方法等が挙げられる。
【0017】このうち上記特開平9−40408号の方
法では、板状の結晶形態を有する平均粒径が5〜30μ
m程度のCaHPO4 ・2H2 O粉末と、平均粒径を5
μm以下にしたCaCO3 粉末を原料とし、これらを適
度な混合比率(例えば、Ca原子のリン原子に対する原
子比が1.3〜1.8の範囲になる様な割合)として水
に懸濁させて水懸濁液とし、この水懸濁液を40〜70
℃程度の温度に保持して穏やかに反応させるものであ
る。
【0018】これらの方法によれば、生成物のCa/P
=1.3〜1.8,平均粒径(長辺の長さ)が5〜30
μm程度の板状結晶HAPが得られ、化粧用顔料に用い
る場合にはこの程度の大きさの平均粒径のものがより好
ましいが、原料の粒径を調整することによって1〜10
0μm程度の板状結晶も得られ、こうした板状結晶のH
APをも化粧用顔料として好ましく用いることができ
る。
【0019】本発明の化粧品用顔料において「板状」と
は、外観の全体形状の如何にかかわらず平たいものであ
れば良く、例えば後記図1,2に示される形状も含むも
のであるが、この板状結晶のヒドロキシアパタイト粒子
はその長辺長さと厚みの比(長辺長さ/厚み)で表す
と、2〜200程度のものとなる。
【0020】本発明は、前述した様に各種化粧品顔料等
を混合使用することにより、各材料の持つ特性を損なわ
ないから、複合化についても同様の効果が得られる。即
ち、板状結晶HAPを核とした各種化粧品材料(例え
ば、酸化チタン、マイカ、酸化亜鉛、セリサイト、タル
ク、アルミナ、炭酸カルシウム、二酸化珪素等の無機系
粉末、ナイロンパウダー、ポリアクリル酸パウダー、ポ
リエステルパウダー等の有機系パウダー、有機系・無機
系天然系色材、微粒子酸化チタンや微粒子酸化亜鉛等の
微粒子粉体等)の複合化(被覆)ないし表面処理(例え
ば、メチルハイドロジェンポリシロキサンやジメチルシ
ロキサン等のシリコン処理、金属石鹸処理、レシチン処
理、ポリエチレン処理、フッ素処理、アミノ酸処理、コ
ラーゲン処理等)、または各種化粧品材料を核とした板
状結晶HAPの複合化(被覆)も混合と同様の効果が得
られる。
【0021】本発明の化粧品顔料を基剤に配合すること
によって、良好な特性を発揮する化粧品が得られるので
あるが、このとき用いる基剤としては化粧品の種類(後
記実施例参照)に応じて従来から用いられているものを
適宜選んでこれらの配合量を決定すれば良いが、こうし
た基剤としては例えば流動パラフィン、ミリスチン酸イ
ソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ワセリ
ン、液状ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリンアルコー
ル、キャンデリラロウ、カルナバロウ等を挙げることが
できる。また、化粧品顔料を基剤に配合するに当たり、
全てを板状HAPとする必要はなく、本発明の板状HA
P化粧品顔料は、化粧品の種類に応じてその作用が発揮
できる程度以上使用し、その他は従来から用いられてい
る化粧品顔料を適量(皮膚障害が生じない程度)混合し
ても良く、これによって化粧品の色調や性能の微妙な調
整が可能となる。尚化粧品への添加剤として従来から使
用されているもの、例えば着色顔料、防腐剤、酸化防止
剤、香料等も適量配合しても良いことは勿論である。
【0022】尚、本発明で対象とする化粧品としては、
ファンデーション、粉おしろい、固形おしろい、頬紅、
口紅、マスカラ、アイシャドー、アイライナー、ボディ
パウダー等のメークアップ化粧品、およびクリーム、乳
液、化粧水、パック、洗顔料等の基礎化粧品等、粉体を
用いることができる化粧品全般に使用できる。また、そ
の形態は、粉末状、ケーキ状、乳化状、オイル状、ゲル
状等、幅広く適用できる。
【0023】以下、実施例によって、本発明の化粧品顔
料を化粧品に配合した例を示したが、下記実施例は本発
明の化粧品顔料の使用法を限定する性質のものではな
く、前・後記の趣旨に徴して設計変更することはいずれ
も本発明の技術的範囲に含まれるものである。
【0024】
【実施例】製造例1(特開平9−40408号の方法) CaHPO4 ・2H2 O粉末(太平化学産業製)に、C
aCO3 粉末(宇部マテリアルズ製)を加えて水懸濁状
態とした後、加温・保持し、濾過・乾燥して目的の粉体
を得た。得られた粉体は、平均粒径:15μm、比表面
積:84m2 /gである板状ヒドロキシアパタイトであ
った。得られた板状ヒドロキシアパタイトの粒子構造を
図1(図面代用走査型顕微鏡写真)に示す。
【0025】製造例2(Tiseliusの方法) CaHPO4 ・2H2 O粉末(大平化学産業製)に、ア
ルカリ(例えば、NaOH等)を加えて水懸濁状態とし
た後、加温・保持し、濾過・乾燥して目的の粉体を得
た。得られた粉体は、夫々平均粒径:17μm、比表
面積:65m2 /g、平均粒径:10μm、比表面
積:40m2 /g、平均粒径:5μm、比表面積:2
0m2 /gである板状ヒドロキシアパタイトであった。
得られた板状ヒドロキシアパタイトの粒子構造例を図2
(図面代用走査型顕微鏡写真)に示す。
【0026】各種の基剤と化粧品顔料等を用い、下記実
施例1〜7および比較例1〜7に示した混合割合の各種
化粧品を下記の手順で調製した。実施例1〜4、7およ
び比較例1〜4、7のものについては、まず化粧品顔料
をヘンシェルミキサーで混合し、これに基剤と香料等を
混合したものを加え、更に均一に混合して調色し、これ
を粉砕機で粉砕し、ふるいを通して粒度を揃えた。この
うち、実施例2〜4、7および比較例2〜4、7のもの
(固形白粉、パウダーファンデーションおよび粉末型ア
イシャドー)については、その後更に金皿の中に圧縮成
型した。
【0027】一方、実施例5、6および比較例5、6の
もの(油性ファンデーション、油性ステックファンデー
ション)については、化粧品顔料をヘンシェルミキサー
で混合し、それとは別に基剤成分を混合して加熱融解し
て均一にした。次に、溶けた基剤に対して顔料を混合
し、ロールミルで練った後、更に再融解して調色した。
その後、脱泡、冷却し、60℃で香料を加えて容器に流
し込み、放冷して固めた。このうち、実施例6および比
較例6のものについては、その後、更にスティック状の
型またはスティック状の容器に流し込み冷却して成型し
た。尚このとき化粧品顔料として用いた板状ヒドロキシ
アパタイトは、実施例1が上記製造例1で得られたもの
(比表面積:84m2 /g、平均粒径:15μm)、実
施例2が上記製造例2で得られたのもの(比表面積:
40m2 /g、平均粒径:10μm)、実施例3,5〜
7が上記製造例2で得られたのもの(比表面積:65
m2/g、平均粒径:17μm)、実施例4が上記製造
例2で得られたのもの(比表面積:20m2 /g、平
均粒径:5μm)であり、球状ヒドロキシアパタイト
(比較例4)は、比表面積:48m2 /g、平均粒径:
18μmのものであった。
【0028】 実施例1 (粉白粉) 顔 料:板状ヒドロキシアパタイト 30.0% タルク 44.0% カオリン 10.0% 酸化亜鉛 10.0% ステアリン酸マグネシウム 5.0% 着色顔料 適 量 基 剤:流動パラフィン 1.0% その他:香料 適 量
【0029】 実施例2 (固形白粉) 顔 料:板状ヒドロキシアパタイト 30.0% タルク 30.0% カオリン 10.0% 酸化亜鉛 10.0% 軟質炭酸カルシウム 10.0% ステアリン酸マグネシウム 3.0% コメデンプン 2.0% 着色顔料 適 量 基 剤:流動パラフィン 3.5% ミリスチン酸イソプロピル 1.5% その他:防腐剤 適 量 香料 適 量
【0030】 実施例3 (ツーウエイタイプファンデーション) 顔 料:シリコン処理板状ヒドロキシアパタイト 25.0% シリコン処理タルク 25.5% シリコン処理マイカ 15.0% シリコン処理酸化チタン 7.5% シリコン処理ベンガラ 2.0% シリコン処理黄酸化鉄 5.0% シリコン処理黒酸化鉄 0.5% プリエチレンパウダー 10.0% 基 剤:流動パラフィン 4.5% スクワラン 2.5% メチルフェニルポリシロキサン 3.0% その他:防腐剤 適 量 香料 適 量
【0031】 実施例4 (パウダータイプファンデーション) 顔 料:板状ヒドロキシアパタイト 30.0% タルク 30.5% マイカ 12.0% 酸化チタン 5.0% ベンガラ 2.0% 黄酸化鉄 5.0% 黒酸化鉄 0.5% ナイロンパウダー 5.0% 基 剤:流動パラフィン 5.0% ミリスチン酸オクチルドデシル 2.5% ワセリン 2.5% その他:防腐剤 適 量 香料 適 量
【0032】 実施例5 (油性ファンデーション) 基 剤:流動パラフィン 24.5% パルミチン酸イソプロピル 15.0% ラノリンアルコール 2.0% 酢酸ラノリン 3.0% マイクロクリスタリンワックス 7.0% オゾケライト 8.0% キャンデリラロウ 0.5% 顔 料:板状ヒドロキシアパタイト 20.0% 酸化チタン 8.0% カオリン 8.0% 着色顔料 4.0% その他:防腐剤 適 量 酸化防止剤 適 量 香料 適 量
【0033】 実施例6 (油性スティックファンデーション) 基 剤:流動パラフィン 18.0% パルミチン酸イソプロピル 15.0% 液状ラノリン 4.5% マイクロクリスタリンワックス 4.5% セレシン 10.0% カルナバロウ 2.0% セスキオレイン酸ソルビタン 1.0% 顔 料:板状ヒドロキシアパタイト 20.0% 酸化チタン 10.0% カオリン 10.0% タルク 5.0% 着色顔料 適 量 その他:防腐剤 適 量 酸化防止剤 適 量 香料 適 量
【0034】 実施例7 (粉末型アイシャドー) 顔 料:板状ヒドロキシアパタイト 20.0% タルク 11.0% カオリン 5.0% 雲母チタン 30.0% 着色顔料 15.0% 基 剤:ステアリン酸亜鉛 8.0% エステル 5.5% ラノリン誘導体 5.5% その他:防腐剤 適 量 香料 適 量
【0035】実施例8 下記の各種の基剤と化粧品顔料等を用い、下記手順で下
地クリームを調製した。まず、下記下記(9)〜(1
2)の成分を(8)の成分で練り、均一溶解させた
(6)と(7)を加えて混合し、加熱して温度を70〜
80℃に保った(水相)。そして、別の容器に(1)〜
(5)の成分を秤り取り、加熱溶解して70〜80℃に
保った(油相)。上記油相に水相に加えて、反応乳化さ
せながらえ、ホモジナイザーで均一とした後、攪拌しな
がら30℃以下になるまで冷却し、適当な容器に充填し
た。尚、このとき化粧品顔料として用いた板状ヒドロキ
シアパタイトは、上記製造例2で得られたのもの(比
表面積:40m2 /g、平均粒径:10μm)であっ
た。
【0036】 (下地クリーム) 基 剤:(1)ステアリン酸 18.0% (2)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 2.0% (3)セタノール 1.5% (4)植物性スクワラン 5.0% (5)ラノリン 5.0% (6)精製水 59.7% (7)水酸化カリウム 0.3% (8)1・3−ブチレングリコール 10.0% 顔 料:(9)板状ヒドロキシアパタイト 5.0% (10)二酸化チタン 1.0% (11)ベンガラ 0.4% (12)黄酸化鉄 0.4% その他:(13)防腐剤 適 量 (14)酸化防止剤 適 量
【0037】 比較例1 (粉白粉) 顔 料:タルク 70.0% カオリン 14.0% 酸化亜鉛 10.0% ステアリン酸マグネシウム 5.0% 着色顔料 適 量 基 剤:流動パラフィン 1.0% その他:香料 適 量
【0038】 比較例2 (固形白粉) 顔 料:タルク 45.0% カオリン 20.0% 酸化亜鉛 15.0% 軟質炭酸カルシウム 10.0% ステアリン酸マグネシウム 3.0% コメデンプン 2.0% 着色顔料 適 量 基 剤:流動パラフィン 3.5% ミリスチン酸イソプロピル 1.5% その他:防腐剤 適 量 香料 適 量
【0039】 比較例3 (ツーウエイタイプファンデーション) 顔 料:シリコン処理タルク 35.0% シリコン処理マイカ 25.0% シリコン処理酸化チタン 12.5% シリコン処理ベンガラ 2.0% シリコン処理黄酸化鉄 5.0% シリコン処理黒酸化鉄 0.5% ポリエチレンパウダー 10.0% 基 剤:流動パラフィン 4.5% スクワラン 2.5% メチルフェニルポリシロキサン 3.0% その他:防腐剤 適 量 香料 適 量
【0040】 比較例4 (パウダータイプファンデーション) 顔 料:球状ヒドロキシアパタイト 30.0% タルク 30.5% マイカ 12.0% 酸化チタン 5.0% ベンガラ 2.0% 黄酸化鉄 5.0% 黒酸化鉄 0.5% ナイロンパウダー 5.0% 基 剤:流動パラフィン 5.0% ミリスチン酸オクチルドデシル 2.5% ワセリン 2.5% その他:防腐剤 適 量 香料 適 量
【0041】 比較例5 (油性ファンデーション) 基 剤:流動パラフィン 24.5% パルミチン酸イソプロピル 15.0% ラノリンアルコール 2.0% 酢酸ラノリン 3.0% マイクロクリスタリンワックス 7.0% オゾケライト 8.0% キャンデリラロウ 0.5% 顔 料:酸化チタン 15.0% カオリン 15.0% タルク 6.0% 着色顔料 4.0% その他:防腐剤 適 量 酸化防止剤 適 量 香料 適 量
【0042】 比較例6 (油性スティックファンデーション) 基 剤:流動パラフィン 18.0% パルミチン酸イソプロピル 15.0% 液状ラノリン 4.5% マイクロクリスタリンワックス 4.5% セレシン 10.0% カルナバロウ 2.0% セスキオレイン酸ソルビタン 1.0% 顔 料:酸化チタン 15.0% カオリン 20.0% タルク 10.0% 着色顔料 適 量 その他:防腐剤 適 量 酸化防止剤 適 量 香料 適 量
【0043】 比較例7 (粉末型アイシャドー) 顔 料:タルク 21.0% カオリン 10.0% 雲母チタン 35.0% 着色顔料 15.0% 基 剤:ステアリン酸亜鉛 8.0% エステル 5.5% ラノリン誘導体 5.5% その他:防腐剤 適 量 香料 適 量
【0044】得られた各種の化粧品を用い、OL(20
代〜40代、平均年齢:27.5)18人を対象として
下記の評価項目について官能試験を行った(但し、実施
例8については、密着性、延展性および接触感だけ)。
そして、下記の評価基準に基づいて各化粧品の評価を行
った。 (評価項目) 密着性:肌へのつき 延展性:のび、滑らかさ 透明感:自然な仕上がり感、厚化粧感のなさ 化粧感:化粧持ち、皮脂を良く吸収し、テカリのなさ 接触感:肌に対する刺激性の少なさ (評価基準) 5:非常に良い 4:良い 3:普通 2:悪い 1:非常に悪い
【0045】その結果を下記表1、2に示す。この結果
から明らかな様に、板状のHAPを化粧品用顔料として
用いた実施例1〜7のものは、それを用いない化粧品と
比べて、いずれの項目においても良好な結果が得られて
いることが分かる。また、実施例8については、密着
性、延展性および接触性のいずれも良好な結果が得られ
ていた。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、板
状結晶のヒドロキシアパタイトを化粧品顔料として使用
することによって、適度な隠蔽力を有すると共に皮膚障
害の問題も生じることがなく、しかも密着性および延展
性が良好で自然な仕上がりが得られる化粧品を実現する
為の化粧品顔料が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】板状結晶HAPの粒子構造例を示す図面代用走
査型顕微鏡写真である。
【図2】板状結晶HAPの粒子構造の他の例を示す図面
代用走査型顕微鏡写真である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状結晶のヒドロキシアパタイトからな
    ることを特徴とする化粧品用顔料。
  2. 【請求項2】 ヒドロキシアパタイト粒子の平均粒径が
    1〜100μmで、比表面積が1〜100m2 /gであ
    る請求項1に記載の化粧品用顔料。
  3. 【請求項3】 ヒドロキシアパタイト粒子の長辺長さと
    厚みの比(長辺長さ/厚み)2〜200である請求項1
    または2に記載の化粧品用顔料。
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