JPH11241363A - 建設機械のフロント制御装置 - Google Patents

建設機械のフロント制御装置

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JPH11241363A
JPH11241363A JP10043691A JP4369198A JPH11241363A JP H11241363 A JPH11241363 A JP H11241363A JP 10043691 A JP10043691 A JP 10043691A JP 4369198 A JP4369198 A JP 4369198A JP H11241363 A JPH11241363 A JP H11241363A
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Masakazu Haga
正和 羽賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限界位置にフロント部材が至ったときでもフ
ロント部材の全体を停止させることのない建設機械のフ
ロント制御装置の提供。 【解決手段】 第1ブーム3等から成る多関節のフロン
ト部材を駆動するフロント駆動用油圧シリンダと、第1
ブーム用方向制御弁23等のフロント駆動用方向制御弁
と、フロント部材に設けたモニタポイントMP1等の高
さ位置を検出するための角度センサ11等と、限界高さ
Tを設定する限界位置設定手段50と、下降量Lを設定
する下降量設定手段51と、限界位置制御指令手段52
とを設けるとともに、フロント制御用方向制御弁の駆動
を制御する制御ユニット70が、モニタポイントMP1
等のうちの少なくとも1つの高さ位置が、限界高さTに
至ったかどうか判定し、限界高さTに至ったと判定した
とき、該当するモニタポイントを下降量Lだけ自動的に
後退させる自動操作手段63を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルなど
の建設機械に備えられ、回動可能なフロント部材が所定
の禁止領域へ侵入しようとするとき、その侵入を阻止す
るようにフロント部材の動きを制御することができる建
設機械のフロント制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、特開平5−3
06534号公報に記載されるものがある。
【0003】この従来技術に示されるバックホウ、すな
わち油圧ショベルには、回動自在に形成された第1ブー
ム、第2ブーム、アーム、バケットなどからなる多関節
のフロント部材と、これらのフロント部材を駆動するフ
ロント駆動用油圧シリンダと、これらのフロント駆動用
油圧シリンダに供給される圧油の流れを制御するフロン
ト制御用方向制御弁と、これらのフロント制御用方向制
御弁を作動させる操作装置と、フロント部材の各関節部
に設けられ、このフロント部材により形成される姿勢を
検出する角度センサから成る姿勢検出手段と、フロント
部材の侵入を禁止する禁止領域の境界である限界位置、
例えば高さ方向の限界位置を設定する限界位置設定手段
と、上述の角度センサから出力される検出信号に基づい
て算出されたフロント部材の姿勢が、上述の限界位置に
至ったときに、上方向に形成される禁止領域へのフロン
ト部材の侵入を阻止する動作、すなわち上述のフロント
制御用方向制御弁を直ちに中立位置に戻す制御動作をお
こなう制御装置とを備えている。
【0004】この従来技術では、フロント部材が限界位
置に至ると上述のように制御装置から出力される信号に
よりフロント制御用方向制御弁が中立位置に戻され、フ
ロント駆動用油圧シリンダへの圧油の供給が停止され、
フロント部材は直ちに停止状態に保持され、これにより
上方向に形成される禁止領域へのフロント部材の侵入が
阻止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、あらかじめ設定した禁止領域へのフロント部材の侵
入を阻止することができるので、禁止領域内に配置され
る障害物にフロント部材が衝合することによって生じる
該当する障害物、あるいはフロント部材の破損を未然に
防ぐことができる。
【0006】しかしながら、フロント部材が限界位置に
至ったとき、上述のようにフロント制御用方向制御弁は
中立位置に戻され、これによってフロント部材の全体が
停止状態になることから、引き続いてフロント部材を起
動する場合には、オペレータはこのような限界位置制御
の解除のために一旦、フロント部材を回動させる操作装
置を手動で操作してこのフロント部材を下降させる必要
がある。そして、その後に引き続いて操作装置を操作し
て所望の掘削作業等のためにフロント部材を回動させる
ことになる。
【0007】このように上述した従来技術にあっては、
所望の掘削作業等の最中にフロント部材が限界位置で停
止したときには、その限界位置制御の解除のためにフロ
ント部材を限界位置から離隔させるオペレータの手動操
作が不可欠であり、したがってオペレータによる操作が
煩雑になり、操作性が低下しやすい問題があり、また、
フロント部材の停止からの再起動を要することから作業
能率が低下しやすい問題もある。
【0008】本発明は、上記した従来技術における実状
に鑑みてなされたもので、その目的は、禁止領域の境界
である限界位置にフロント部材が至ったときでもフロン
ト部材の全体を停止させることのない制御を実施できる
建設機械のフロント制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に係る発明は、多関節のフロント部
材を駆動するフロント駆動用油圧シリンダと、このフロ
ント駆動用油圧シリンダに供給される圧油の流れを制御
するフロント制御用方向制御弁と、上記フロント部材の
姿勢を検出する姿勢検出手段と、上記フロント部材の侵
入を禁止する禁止領域の境界である限界位置を設定する
限界位置設定手段と、上記姿勢検出手段から出力される
検出信号に基づき上記フロント部材の上記限界位置から
上記禁止領域への侵入を阻止するように上記フロント制
御用方向制御弁の駆動を制御する制御手段とを備えた建
設機械のフロント制御装置において、上記姿勢検出手段
が、上記フロント部材上にあらかじめ設定した複数のモ
ニタポイントの位置をそれぞれ検出するものであるとと
もに、上記制御手段が、上記姿勢検出手段で検出された
上記モニタポイントのうちの少なくとも1つの位置が、
上記限界位置設定手段で設定された上記限界位置に至っ
たかどうか判定し、上記限界位置に至ったと判定しと
き、上記フロント部材を上記限界位置から離れる方向に
動作させる自動操作手段を含む構成にしてある。
【0010】このように構成した請求項1に係る発明で
は、姿勢検出手段によって検出したモニタポイントの少
なくとも1つの位置が、限界位置設定手段で設定された
禁止領域の境界である限界位置に至ったと制御手段で判
定されると、この制御手段に含まれる自動操作手段が作
動し、フロント部材を限界位置から離れる方向に動作さ
せる操作をおこなう。したがって、このようなときでも
フロント部材の全体を停止させることがない。
【0011】また、本発明の請求項2に係る発明は、上
述した請求項1に係る発明において、上記フロント部材
が、先端部に作業具を有するとともに、上記制御手段の
自動操作手段は、上記姿勢検出手段で検出された上記モ
ニタポイントのうちの少なくとも1つの位置が、上記限
界位置設定手段で設定された上記限界位置に至ったと判
定したとき、上記作業具上の所定の部位をほぼ同一の位
置に保ちながら、上記フロント部材を上記限界位置から
離れる方向に動作させる構成にしてある。
【0012】このように構成した請求項2に係る発明で
は、フロント部材を限界位置から所定距離自動的に離隔
させるに際し、自動操作手段は、作業具上の所定の部位
をほぼ同一の位置に保ちながらフロント部材を作動させ
るので、フロント部材を限界位置から後退させる操作を
おこなっているにもかかわらず、作業具の位置をフロン
ト部材が限界位置に至ったときの位置に保つことがで
き、作業具を引き続きおこなわれる掘削作業等の作業に
都合のよい状態に保つことができる。
【0013】また、本発明の請求項3に係る発明は、上
述した請求項1または2に係る発明において、上記自動
操作手段は、上記限界位置に至ったと判定したとき、上
記フロント部材を上記限界位置から所定距離離隔させる
構成にしてある。
【0014】また、本発明の請求項4に係る発明は、上
述した請求項1〜3のいずれかに係る発明において、上
記制御手段の上記自動操作手段の作動を指令する限界位
置制御指令手段と、上記所定距離を設定する離隔距離設
定手段とを備え、上記自動操作手段が、上記姿勢検出手
段によって検出された上記モニタポイントのうちの少な
くとも1つの位置が上記限界位置設定手段で設定された
上記限界位置に至ったかどうか判定するとともに、上記
限界位置制御指令手段の指令信号が入力されているかど
うか判定し、これらの双方の判定結果に応じて上記フロ
ント部材を上記限界位置から所定距離離隔させる限界位
置制御を実行するか否か決定する自動制御実行可否判定
手段と、この自動制御実行可否判定手段で、限界位置に
至ったと判定され、しかも、限界位置制御指令手段の指
令信号が入力されていると判定されて上記限界位置制御
を実行する決定がおこなわれたとき、上記離隔距離設定
手段により設定される上記所定距離に相当する上記フロ
ント部材の駆動量を算出するフロント駆動算出手段と、
このフロント駆動量算出手段で算出された駆動量に相当
する駆動信号を、上記フロント制御用方向制御弁を作動
させる信号として出力する出力手段とを含む構成にして
ある。
【0015】このように構成した請求項4に係る発明で
は、限界位置制御指令手段によって制御手段の自動操作
手段の作動が指令され、離隔距離設定手段によって限界
位置からフロント部材を離隔させる距離が設定されてい
る状態において、フロント部材が侵入禁止領域の境界で
ある限界位置に至ると自動制御実行可否判定手段でフロ
ント部材を限界位置から所定距離離隔させる限界位置制
御を実行する決定がなされ、これに応じてフロント駆動
量算出手段は例えば該当するモニタポイントを上述の所
定距離だけ後退させるためのフロント駆動量を算出す
る。その駆動量に相当する駆動信号が出力手段から出力
され、当該駆動信号に応じてフロント制御用方向制御弁
が作動する。したがって、フロント制御用方向制御弁を
介してフロント駆動用油圧シリンダに圧油が供給され続
け、このフロント駆動用油圧シリンダの伸縮動作により
上述のモニタポイントを離隔距離設定手段で設定される
所定距離だけ、限界位置から後退させることができ、フ
ロント部材の全体を停止させることがない。
【0016】また、本発明の請求項5に係る発明は、上
述した請求項1〜4のいずれかに係る発明において、建
設機械が油圧ショベルから成る構成にしてある。
【0017】このように構成した請求項5に係る発明で
は、油圧ショベルは一般に、フロント部材の回動を介し
ておこなわれる掘削作業等に際して、フロント部材の侵
入禁止領域を設定することがしばしばおこなわれている
ので、上述した請求項1〜4に係る発明を有効に活用で
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の建設機械のフロン
ト制御装置の実施形態を図に基づいて説明する。図1は
本発明の建設機械のフロント制御装置の一実施形態が適
用される油圧ショベルの側面図、図2は本発明の一実施
形態の全体構成を示す回路図、図3は図2に示す一実施
形態に備えられる制御ユニットを示すブロック図、図4
は図3に示す制御ユニットにおける処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0019】はじめに、本実施形態が適用される油圧シ
ョベルの概略構成を図1により説明する。図1に示す油
圧ショベルは、接地面15上に載置されて走行する走行
体1と、この走行体1上に旋回可能に設けられ、運転室
を有する旋回体2と、この旋回体2に上下方向の回動可
能に連結される第1ブーム3と、この第1ブーム3の先
端に上下方向の回動可能に連結される第2ブーム4と、
この第2ブーム4の先端に上下方向の回動可能に連結さ
れ、作業具を構成するバケット6とを備えている。上述
した第1ブーム3、第2ブーム4、アーム5、及びバケ
ット6によって多関節のフロント部材が構成されてい
る。
【0020】また、第1ブーム3を回動させる第1ブー
ムシリンダ7、第2ブーム4を回動させる第2ブームシ
リンダ8、アーム5を回動させるアームシリンダ9、バ
ケット6を回動させるバケットシリンダ10を備えてい
る。これらのシリンダ7〜10は、フロント駆動用油圧
シリンダを構成している。
【0021】また、第1ブーム3の旋回体2に対する相
対回動角度を検出する第1ブーム角度センサ11と、第
1ブーム3に対する第2ブーム4の相対回動角度を検出
する第2ブーム角度センサ12と、第2ブーム4に対す
るアーム5の相対回動角度を検出するアーム角度センサ
13と、アーム5に対するバケット6の相対回動角度を
検出するバケット角度センサ14とを備えている。これ
らの各角度センサ11〜14は、後述するようにフロン
ト部材の姿勢を検出する姿勢検出手段の一部を構成して
いる。
【0022】フロント部材上には、あらかじめ複数のモ
ニタポイントを設定してある。例えば、バケット6の刃
先にはモニタポイントMP1を、バケット6の根本には
モニタポイントMP2を、アーム5の末端部にはモニタ
ポイントMP3を、第2ブーム4の末端部にはモニタポ
イントMP4を設定してある。これらのモニタポイント
MP1〜MP4は、フロント部材の姿勢によってはほぼ
最も高い位置とみなしうる高さ位置に至るポイントであ
る。また、上述した姿勢検出手段は、例えばこれらの複
数のモニタポイントMP1〜Mp4の高さ位置を検出す
るものである。
【0023】なお同図1において、16はフロント部材
が衝合すると支障を生じる建造物などの障害物、17は
フロント部材の侵入を禁止する禁止領域の境界を形成す
る仮想上の限界高さライン、Tは接地面15と限界高さ
ライン17間の寸法である限界高さ、Lは後述するよう
にフロント部材が限界高さTに至ったときに、自動的に
限界高さライン17から後退させるときの所定の下降
量、18は限界高さライン17から下降量Lの位置に形
成される仮想上の設定下降高さラインである。
【0024】次に、上述のように構成される油圧ショベ
ルに備えられる本実施形態のフロント制御装置につい
て、図2,3により説明する。
【0025】図2において、7〜10はそれぞれ第1ブ
ームシリンダ、第2ブームシリンダ、アームシリンダ、
バケットシリンダで、また11〜14はそれぞれ第1ブ
ーム角度センサ、第2ブーム角度センサ、アーム角度セ
ンサ、バケット角度センサで、これらは前述のものであ
る。
【0026】本実施形態では、シリンダ7〜10、及び
旋回体2を旋回させる旋回モータ22に圧油を供給する
主油圧ポンプ20と、この主油圧ポンプ20から吐出さ
れる圧油の圧力を設定する主リリーフ弁21の他、パイ
ロット圧油を供給するパイロットポンプ28と、このパ
イロットポンプ28から吐出される圧油の圧力を設定す
るパイロットリリーフ弁29を備えている。
【0027】また、主油圧ポンプ20からシリンダ7〜
10、旋回モータ22に供給される圧油の流れをそれぞ
れ制御する第1ブーム用方向制御弁23、第2ブーム用
方向制御弁24、アーム用方向制御弁25、バケット用
方向制御弁26、旋回用方向制御弁27を備えている。
上述した各方向制御弁23〜27のうち、方向制御弁2
3〜26は、フロント部材の駆動制御をおこなうフロン
ト制御用方向制御弁を構成している。
【0028】上述した方向制御弁23〜26は、例えば
電気レバーを備えた操作装置の操作により、すなわちそ
れぞれ第1ブーム用操作装置38、第2ブーム用操作装
置39、アーム用操作装置40、バケット用操作装置4
1の操作により作動するようになっており、また、旋回
用方向制御弁27は、例えばパイロット操作式に形成さ
れた旋回用操作装置42の操作により作動するようにな
っている。
【0029】パイロットポンプ28と、各方向制御弁2
3〜26のそれぞれの制御室とを連絡するパイロット管
路には電磁比例減圧弁30〜37を設けてある。このう
ち、電磁比例減圧弁30,31は、第1ブーム用方向制
御弁23を所定の一方向に、あるいはそれとは逆方向に
作動させるパイロット圧を減圧し、電磁比例減圧弁3
2,33は、第2ブーム用方向制御弁24を所定の一方
向に、あるいはそれとは逆方向に作動させるパイロット
圧を減圧し、電磁比例減圧弁34,35は、アーム用方
向制御弁25を所定の一方向に、あるいはそれとは逆方
向に作動させるパイロット圧を減圧し、電磁比例減圧弁
36,37は、バケット用方向制御弁26を所定の一方
向に、あるいはそれとは逆方向に作動させるパイロット
圧を減圧するものである。
【0030】これらの電磁比例減圧弁30〜37のそれ
ぞれは、駆動信号a1,a2,b1,b2,c1,c
2,d1,d2に応じて作動するようになっている。
【0031】図3にも示すように、本実施形態では、フ
ロント部材の侵入を禁止する禁止領域の境界である限界
位置、例えば前述した図1の限界高さTを設定する限界
位置設定手段50と、限界高さTからフロント部材を後
退させる所定距離を設定する離隔距離設定手段、すなわ
ち前述した図1の下降量Lを設定する下降量設定手段5
1と、フロント部材を限界位置から所定距離離隔させる
限界位置制御、すなわちフロント部材が限界高さTに至
ったときに下降量Lだけ自動的に後退させる限界位置制
御の実施を指令する限界位置制御指令手段52とを備え
ている。
【0032】これらの限界位置設定手段50、下降量設
定手段51、及び限界位置制御指令手段52のそれぞれ
は、例えば旋回体2の運転室内の運転席の近傍に設けて
ある。このうち限界位置制御指令手段52は、例えば図
1にも示すようにアーム用操作装置40の電気レバーの
握り部の頭部に装着され、スイッチ等により構成してあ
る。
【0033】また、本実施形態では、姿勢検出手段の一
部を構成する前述した各角度センサ11〜14から出力
される信号に基づき、フロント部材が前述した限界高さ
Tから上方に向かって侵入することを阻止するように方
向制御弁23〜26の駆動を制御する制御手段、すなわ
ち制御ユニット70を備えている。
【0034】この制御ユニット70は、入出力、演算、
記憶、及び論理判断機能を有するもので、例えばマイク
ロコンピュータにより構成され、図3に示す各手段を内
蔵している。
【0035】すなわち、制御ユニット70は、第1ブー
ム操作装置38の操作量に相当する信号に基づいて第1
ブームシリンダ7の目標操作量を演算する第1ブームシ
リンダ操作量演算手段53と、第2ブーム用操作装置3
9の操作量に相当する信号に基づいて第2ブームシリン
ダ8の目標操作量を演算する第2ブームシリンダ操作量
演算手段54と、アーム用操作装置40の操作量に相当
する信号に基づいてアームシリンダ9の目標操作量を演
算するアームシリンダ操作量演算手段55と、バケット
用操作装置41の操作量に相当する信号に基づいてバケ
ットシリンダ10の目標操作量を演算するバケットシリ
ンダ操作量演算手段56とを備えている。また、制御ユ
ニット70は、前述した各角度センサ11〜14から出
力される信号に基づいて、図1に示すモニタポイントM
P1〜MP4の高さ位置を演算するとともに、それらの
高さ位置のうちの最大高さと、その最大高さにあるモニ
タポイントを求めるモニタポイント高さ演算手段57を
備えている。このモニタポイント高さ演算手段57と、
前述した角度センサ11〜14とによって、フロント部
材の姿勢を検出する姿勢検出手段が構成されている。
【0036】また、制御ユニット70は、前述した限界
位置設定手段50から出力された限界高さTを記憶する
限界位置記憶手段58と、前述した下降量設定手段51
から出力された下降量Lを記憶する下降量記憶手段59
とを備えている。
【0037】また、制御ユニット70は、姿勢検出手段
で検出されたモニタポイントMP1〜MP4のうちの少
なくとも1つの位置が限界高さTに至ったかどうか判定
し、限界高さTに至ったと判定したとき、フロント部材
を限界高さTから下降量Lだけ下降させて限界位置から
離れる方向に動作させる自動操作手段63を含んでい
る。
【0038】この自動操作手段63は、モニタポイント
高さ演算手段57で求めたモニタポイントの最大高さ
が、限界位置記憶手段58に記憶された限界高さTに至
ったかどうか判定するとともに、限界位置制御指令手段
の指令信号が入力されているかどうか判定し、これらの
双方の判定結果に応じてフロント部材、例えばフロント
部材に含まれる上述の最大高さに該当するモニタポイン
トを下降量Lだけ下降させる限界位置制御を実行するか
否か決定する自動制御実行可否判定手段60と、この自
動制御実行可否判定手段60で、モニタポイントの最大
高さが限界高さTに至ったと判定され、しかも、限界位
置制御指令手段52の指令信号が入力されていると判定
されて上述の限界位置制御を実行する決定がおこなわれ
たとき、例えばバケット6上の所望の部位をほぼ同一の
位置に保ちながら、一例としてはバケット6の全体を変
位させない状態に保ちながら、最大高さのモニタポイン
トを下降量L、すなわち図1の設定下降高さライン18
まで下げるための第1ブームシリンダ7、第2ブームシ
リンダ8、アームシリンダ9、バケットシリンダ10の
それぞれの操作量を算出するフロント駆動量算出手段6
1と、このフロント駆動量算出手段61で算出された駆
動量に相当する駆動信号、及び前述した各操作量演算手
段53〜56で算出された操作量に相当する駆動信号
を、各方向制御弁23〜26を作動させるための駆動信
号a1あるいはa2、b1あるいはb2、c1あるいは
c2、d1あるいはd2として出力する出力手段62と
を含んでいる。
【0039】以下、このように構成した本実施形態にお
ける動作を図4も用いて説明する。今、例えば図1に示
すように当該油圧ショベルが障害物16の直下に配置さ
れた状況で、配管用の溝掘りなどの掘削作業が実施され
るものとする。このような場合には、限界位置設定手段
50が操作されて油圧ショベルの接地面15からの限界
高さTが設定され、下降量設定手段51が操作されて限
界高さTからの後退量すなわち下降量Lが設定されると
ともに、限界位置制御の実行のために限界位置制御指令
手段52が操作される。
【0040】掘削作業に際して、第1ブーム用操作装置
38、第2ブーム用操作装置39、アーム用操作装置4
0、及びバケット用操作装置41のうちの該当するもの
が操作されると、その操作信号が制御ユニット70に入
力され、この制御ユニット70の第1ブームシリンダ操
作量演算手段53、第2ブームシリンダ操作量演算手段
54、アームシリンダ操作量演算手段55、バケットシ
リンダ操作量演算手段56のそれぞれで、操作信号の値
に相当する目標操作量が演算され、その目標操作量に相
当する駆動信号a1またはa2、b1またはb2、c1
またはc2、d1またはd2が、出力手段62から図2
に示す電磁比例減圧弁30〜37のうちの該当するもの
に出力される。
【0041】これにより該当する電磁比例減圧弁30〜
37が目標操作量に相当する開口量となるように駆動
し、パイロットポンプ28の圧油が該当する電磁比例減
圧弁30〜37を介して方向制御弁23〜26の該当す
る一方の制御室に与えられ、各方向制御弁23〜26を
介して第1ブームシリンダ7、第2ブームシリンダ8、
アームシリンダ9、バケットシリンダ10のそれぞれに
供給され、これらのシリンダ7〜10が適宜伸縮し、第
1ブーム3、第2ブーム4、アーム5、バケット6が回
動し、所望の掘削作業が実施される。
【0042】このような掘削作業の間、制御ユニット7
0は、図4に示すように、限界位置制御指令手段52か
ら出力される信号、限界位置設定手段50から出力され
る信号(限界高さT)、下降量設定手段51から出力さ
れる信号(下降量L)、及び各角度センサ11〜14か
ら出力される信号をそれぞれ入力する(手順S1)。
【0043】次に、入力した限界位置設定手段50から
の信号に基づき、限界位置記憶手段58は限界高さTを
記憶し(手順S2)、入力した下降量設定手段51から
の信号に基づき、下降量記憶手段59は下降量Lを記憶
する(手順S3)。
【0044】また、モニタポイント高さ演算手段57
は、第1ブーム角度センサ11、第2ブーム角度センサ
12、アーム角度センサ13、バケット角度センサ14
から出力される信号に基づいて、図1に示す各モニタポ
イントMP1〜MP4の高さ位置を演算する。このとき
の演算は、フロント部材の軌跡制御などで一般に実施さ
れている演算と同様の演算であるのでその説明を省略す
る。そして、このモニタポイント高さ演算手段57にお
ける演算結果から、最大高さと、最大高さに位置するモ
ニタポイントとを求める(手順S4)。今、仮に図1に
示すようにモニタポイントMP3が最大高さのモニタポ
イントであると求められたものとする。
【0045】次に、自動操作手段63の自動制御実行可
否判定手段60は、限界位置制御指令手段52からの指
令信号が入力されているかどうかを判定する(手順S
5)。今は、限界位置制御指令手段52が操作されてい
ることから、この判定はイエスとなる。ここで限界位置
記憶手段58から限界高さTが読み出され、この自動制
御実行可否判定手段60において、手順S4で求められ
たモニタポイントMP3の高さが、限界高さT以上かど
うか判定される(手順S7)。今、例えばフロント部材
の姿勢が図1の二点鎖線で示す姿勢となっていて、限界
高さT以上と判定される状態に至っているものとする
と、限界位置制御を実施することが決定され、フロント
駆動量算出手段61に下降量記憶手段59で記憶されて
いる下降量Lが読み出され、このフロント駆動量算出手
段61でモニタポイントMP3を図1に示す設定下降高
さライン18まで下降させるために必要な第1ブームシ
リンダ7、第2ブームシリンダ8、アームシリンダ9、
及びバケットシリンダ10のそれぞれの駆動量が算出さ
れる。このとき例えば、バケット6の高さ位置、及び形
態を静止状態に保持したまま、モニタポイントMP3を
設定下降高さライン18まで下降させる駆動量が算出さ
れる(手順S8)。
【0046】次に、出力手段62からそれまで出力され
ていた各操作量演算手段53〜56で求められる操作量
に相当する駆動信号に代えて、第1ブームシリンダ7、
第2ブームシリンダ8、アームシリンダ9、及びバケッ
トシリンダ10のそれぞれに、フロント駆動量算出手段
61で求められた駆動量に相当する値の駆動信号a1あ
るいはa2、b1あるいはb2、c1あるいはc2、d
1あるいはd2が出力される。
【0047】これにより、図2に示す該当する電磁比例
減圧弁30〜37が駆動し、前述したようにパイロット
ポンプ28の圧油が該当する電磁比例減圧弁30〜37
を介して方向制御弁23〜26の該当する一方の制御室
に与えられ、各方向制御弁23〜26を介して第1ブー
ムシリンダ7、第2ブームシリンダ8、アームシリンダ
9、バケットシリンダ10のそれぞれに供給され、これ
らのシリンダ7〜10が適宜伸縮し、フロント部材のう
ちの第1ブーム3、第2ブーム4、アーム5だけが、図
1の破線で示す姿勢まで回動し、バケット6は変位する
ことなく保持される。このようにして、モニタポイント
MP3が限界高さTから下降量Lの位置、すなわち設定
下降高さライン18まで自動的に後退するフロント自動
制御、すなわち限界位置制御が実行される(手順S
9)。
【0048】モニタポイントMP3が設定下降高さライ
ン18まで下降した後は、再び出力手段62から各操作
量演算手段53〜56で求められる操作量に相当する駆
動信号a1あるいはa2、b1あるいはb2、c1ある
いはc2、d1あるいはd2が出力され、各操作装置3
8〜41の手動操作によるフロント部材の駆動が可能に
なる。
【0049】なお、上述した手順S7において、自動制
御実行可否判定手段60で最大高さのモニタポイントで
あるモニタポイントMP3の高さが限界高さTよりも低
いものであると判定され、限界位置制御を実施しないこ
とが決定されたときは、上述したフロント自動制御、す
なわち限界位置制御は実行されない(手順S6)。した
がって、各操作装置38〜41の手動操作に応じてフロ
ント部材は回動する。
【0050】また、限界位置制御指令手段52が操作さ
れず、制御ユニット70にこの限界位置制御指令手段5
2からの指令信号が入力されていないときは、上述した
手順S5の判定がノーとなり、このときも限界位置制御
は実行されない(手順S6)。
【0051】上述のように本実施形態によれば、フロン
ト部材が禁止領域の境界である限界位置に至ると、最大
高さにあるモニタポイントMP3を下降量設定手段51
で設定した下降量Lだけ自動的に、限界高さライン17
から後退させることができ、すなわち、フロント部材の
全体を停止させることのない制御を実施することがで
き、何らオペレータの手を煩わせることなく限界位置制
御を解除させることができ、優れた操作性が得られる。
【0052】また、このようにフロント部材が限界位置
に至ったときでもフロント部材が停止しないので、停止
からのフロント部材の起動操作は不要であり、これによ
り作業能率の低下を防ぐことができる。
【0053】また、フロント部材を限界位置から後退さ
せるに際し、自動操作手段63は、バケット6の高さ位
置、及び形態をほとんど変化させないようにしてフロン
ト部材を回動させるので、バケット6を引き続きおこな
われる掘削作業等に都合のよい状態に保つことができ、
作業能率の向上に貢献する。
【0054】なお、上記実施形態では、自動操作手段6
3は、フロント部材を限界位置から後退させるに際し、
バケット6の全体をほぼ同一の位置に保つ制御を実施す
るが、このように制御することに代えて、バケット6の
特定の部位、例えば図1に示すバケット角度センサ14
の装着されている部位だけをほぼ同一の位置に保つ制御
を実施するようにしてもよく、また、バケット6の高さ
位置及び形態が変化しても差し支えない作業である場合
には、フロント部材を限界位置から後退させるに際し、
バケット6をほぼ同一の位置に保つ上述の制御を実施し
ないようにしてもよい。
【0055】また、上記実施形態では、モニタポイント
MP1〜MP4の高さ位置を求めることによってフロン
ト部材の高さに係る限界位置制御を実施させたが、本発
明は、このように高さに係る限界位置制御を実施するこ
とには限られず、接地面15より下方の深さに係る限界
位置制御を実施するようにしてもよく、また、フロント
部材の前方に立設する壁面とか、旋回体2の左右側に位
置する障害物に係る限界位置制御などを実施するように
してもよい。
【0056】また、上記実施形態では、モニタポイント
をフロント部材に4つ設けたが、限界位置制御が実施さ
れる際の周囲環境などを考慮してより多くのモニタポイ
ントを設け、それらの多くのモニタポイントを介して所
望の限界位置制御を実施するようにしてもよい。
【0057】また、上記実施形態では、自動制御実行可
否判定手段60によりモニタポイントMP1〜MP4の
高さが限界高さTに至ったかどうかを判定して、限界位
置制御を実行するか否かを決定するようにしているが、
本発明は、これに限られず、自動制御実行可否判定手段
60を、モニタポイントMP1〜MP4の周辺のフロン
ト部材の特定の部位の高さが限界高さTに至ったかどう
かを判定することにより、限界位置制御を実行するか否
かを決定するものであってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上のように構成したことにより、本発
明の各請求項に係る発明によれば、侵入禁止領域の境界
である限界位置にフロント部材が至ったとき、フロント
部材が限界位置から自動的に後退し、このフロント部材
の全体を停止させることのない制御をおこなうことがで
き、何らオペレータの手を煩わせることなく限界位置制
御を解除させることができ、従来に比べて優れた操作性
が得られる。また、このようにフロント部材が限界位置
に至ったときでもフロント部材が停止しないので、フロ
ント部材の停止からの起動操作は不要であり、これによ
り作業能率の低下を防ぐことができる。
【0059】また特に、請求項2に係る発明によれば、
フロント部材を限界位置から後退させる間も、作業具の
位置をフロント部材が限界位置に至ったときの位置に保
つことができ、当該作業具を引き続きおこなわれる作業
に都合のよい状態に保つことができ、この点でも作業能
率の向上に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械のフロント制御装置の一実施
形態が適用される油圧ショベルの側面図である。
【図2】本発明の一実施形態の全体構成を示す回路図で
ある。
【図3】図2に示す一実施形態に備えられる制御ユニッ
トを示すブロック図である。
【図4】図3に示す制御ユニットにおける処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 走行体 2 旋回体 3 第1ブーム(フロント部材) 4 第2ブーム(フロント部材) 5 アーム(フロント部材) 6 バケット(フロント部材) 7 第1ブームシリンダ(フロント駆動用油圧シリン
ダ) 8 第2ブームシリンダ(フロント駆動用油圧シリン
ダ) 9 アームシリンダ(フロント駆動用油圧シリンダ) 10 バケットシリンダ(フロント駆動用油圧シリン
ダ) 11 第1ブーム角度センサ(姿勢検出手段) 12 第2ブーム角度センサ(姿勢検出手段) 13 アーム角度センサ(姿勢検出手段) 14 バケット角度センサ(姿勢検出手段) 15 接地面 16 障害物 17 限界高さライン 18 設定下降高さライン 20 主油圧ポンプ 21 主リリーフ弁 22 旋回モータ 23 第1ブーム用方向制御弁(フロント制御用方向制
御弁) 24 第2ブーム用方向制御弁(フロント制御用方向制
御弁) 25 アーム用方向制御弁(フロント制御用方向制御
弁) 26 バケット用方向制御弁(フロント制御用方向制御
弁) 27 旋回用方向制御弁 28 パイロットポンプ 29 パイロットリリーフ弁 30 電磁比例減圧弁 31 電磁比例減圧弁 32 電磁比例減圧弁 33 電磁比例減圧弁 34 電磁比例減圧弁 35 電磁比例減圧弁 36 電磁比例減圧弁 37 電磁比例減圧弁 38 第1ブーム用操作装置 39 第2ブーム用操作装置 40 アーム用操作装置 41 バケット用操作装置 42 旋回用操作装置 50 限界位置設定手段 51 下降量設定手段(離隔距離設定手段) 52 限界位置制御指令手段 53 第1ブームシリンダ操作量演算手段 54 第2ブームシリンダ操作量演算手段 55 アームシリンダ操作量演算手段 56 バケットシリンダ操作量演算手段 57 モニタポイント高さ演算手段(姿勢検出手段) 58 限界位置記憶手段 59 下降量記憶手段 60 自動制御実行可否判定手段 61 フロント駆動量算出手段 62 出力手段 63 自動操作手段 70 制御ユニット(制御手段) T 限界高さ L 下降量 MP1〜MP4 モニタポイント

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多関節のフロント部材を駆動するフロン
    ト駆動用油圧シリンダと、このフロント駆動用油圧シリ
    ンダに供給される圧油の流れを制御するフロント制御用
    方向制御弁と、上記フロント部材の姿勢を検出する姿勢
    検出手段と、上記フロント部材の侵入を禁止する禁止領
    域の境界である限界位置を設定する限界位置設定手段
    と、上記姿勢検出手段から出力される検出信号に基づき
    上記フロント部材の上記限界位置から上記禁止領域への
    侵入を阻止するように上記フロント制御用方向制御弁の
    駆動を制御する制御手段とを備えた建設機械のフロント
    制御装置において、 上記姿勢検出手段が、上記フロント部材上にあらかじめ
    設定した複数のモニタポイントの位置をそれぞれ検出す
    るものであるとともに、 上記制御手段が、上記姿勢検出手段で検出された上記モ
    ニタポイントのうちの少なくとも1つの位置が、上記限
    界位置設定手段で設定された上記限界位置に至ったかど
    うか判定し、上記限界位置に至ったと判定したとき、上
    記フロント部材を上記限界位置から離れる方向に動作さ
    せる自動操作手段を含むことを特徴とする建設機械のフ
    ロント制御装置。
  2. 【請求項2】 上記フロント部材が、先端部に作業具を
    有するとともに、上記制御手段の自動操作手段は、上記
    姿勢検出手段で検出された上記モニタポイントのうちの
    少なくとも1つの位置が、上記限界位置設定手段で設定
    された上記限界位置に至ったと判定したとき、上記作業
    具上の所定の部位をほぼ同一の位置に保ちながら、上記
    フロント部材を上記限界位置から離れる方向に動作させ
    ることを特徴とする請求項1記載の建設機械のフロント
    制御装置。
  3. 【請求項3】 上記自動操作手段は、上記限界位置に至
    ったと判定したとき、上記フロント部材を上記限界位置
    から所定距離離隔させることを特徴とする請求項1また
    は2記載の建設機械のフロント制御装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段の上記自動操作手段の作動
    を指令する限界位置制御指令手段と、 上記所定距離を設定する離隔距離設定手段とを備え、 上記自動操作手段が、 上記姿勢検出手段によって検出された上記モニタポイン
    トのうちの少なくとも1つの位置が上記限界位置設定手
    段で設定された上記限界位置に至ったかどうか判定する
    とともに、上記限界位置制御指令手段の指令信号が入力
    されているかどうか判定し、これらの双方の判定結果に
    応じて上記フロント部材を上記限界位置から所定距離離
    隔させる限界位置制御を実行するか否か決定する自動制
    御実行可否判定手段と、 この自動制御実行可否判定手段で、限界位置に至ったと
    判定され、しかも、限界位置制御指令手段の指令信号が
    入力されていると判定されて上記限界位置制御を実行す
    る決定がおこなわれたとき、上記離隔距離設定手段によ
    り設定される上記所定距離に相当する上記フロント部材
    の駆動量を算出するフロント駆動算出手段と、 このフロント駆動量算出手段で算出された駆動量に相当
    する駆動信号を、上記フロント制御用方向制御弁を作動
    させる信号として出力する出力手段とを含むことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の建設機械のフロ
    ント制御装置。
  5. 【請求項5】 建設機械が油圧ショベルであることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の建設機械のフ
    ロント制御装置。
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