JP2000352076A - 建設機械の作業機制御装置 - Google Patents
建設機械の作業機制御装置Info
- Publication number
- JP2000352076A JP2000352076A JP11164344A JP16434499A JP2000352076A JP 2000352076 A JP2000352076 A JP 2000352076A JP 11164344 A JP11164344 A JP 11164344A JP 16434499 A JP16434499 A JP 16434499A JP 2000352076 A JP2000352076 A JP 2000352076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- signal
- unit
- control signal
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims description 8
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 14
- 230000002265 prevention Effects 0.000 abstract description 33
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 制限値の境界が干渉回避領域と重なる位置に
設定された場合でも、作業機の動作を適切に制御するこ
と。 【解決手段】 干渉防止制御部7cは、姿勢演算部7b
で求められたアーム1b先端位置と干渉回避領域との相
対距離を演算して作業機1Aが干渉回避領域内に侵入し
ているか否かを判断し、制御信号を比較部7eに出力す
る。領域制限制御部7dは、制限領域設定スイッチ14
で設定された制限値の境界36と姿勢演算部で求められ
たアーム1b先端位置との相対距離を演算し、その演算
結果と各圧力センサからの検出信号に基づいて、制御信
号を比較部7eに出力する。比較部は、干渉防止制御部
と領域制限制御部から出力されるの制御信号の大きさを
比較し、バルブ指令演算部7fに出力し、バルブ指令演
算部は、この制御信号に基づいて各電磁比例弁11a,
11b,12a,12b,13への出力値を演算してそ
の開閉動作を制御する。
設定された場合でも、作業機の動作を適切に制御するこ
と。 【解決手段】 干渉防止制御部7cは、姿勢演算部7b
で求められたアーム1b先端位置と干渉回避領域との相
対距離を演算して作業機1Aが干渉回避領域内に侵入し
ているか否かを判断し、制御信号を比較部7eに出力す
る。領域制限制御部7dは、制限領域設定スイッチ14
で設定された制限値の境界36と姿勢演算部で求められ
たアーム1b先端位置との相対距離を演算し、その演算
結果と各圧力センサからの検出信号に基づいて、制御信
号を比較部7eに出力する。比較部は、干渉防止制御部
と領域制限制御部から出力されるの制御信号の大きさを
比較し、バルブ指令演算部7fに出力し、バルブ指令演
算部は、この制御信号に基づいて各電磁比例弁11a,
11b,12a,12b,13への出力値を演算してそ
の開閉動作を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機が本体と干
渉するのを回避する干渉防止機能と、作業機の動作範囲
を任意の制限値に制限できる領域制限機能との両機能を
併せ持つ建設機械の作業機制御装置に関する。
渉するのを回避する干渉防止機能と、作業機の動作範囲
を任意の制限値に制限できる領域制限機能との両機能を
併せ持つ建設機械の作業機制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に油圧ショベルなどの建設機械で
は、ブームとアームおよびバケットなどの複数の関節形
可動部材から構成される作業機と、これら可動部材をそ
れぞれ駆動する複数の油圧アクチュエータと、各油圧ア
クチュエータの作動を指令する複数の操作レバーなどを
備えており、作業機は運転室を有する本体に回動可能に
連結されている。
は、ブームとアームおよびバケットなどの複数の関節形
可動部材から構成される作業機と、これら可動部材をそ
れぞれ駆動する複数の油圧アクチュエータと、各油圧ア
クチュエータの作動を指令する複数の操作レバーなどを
備えており、作業機は運転室を有する本体に回動可能に
連結されている。
【0003】このような油圧ショベルでは、例えば実用
新案登録第2500452号公報に記載されているよう
に、オペレータが各操作レバーを操作して作業機を運転
室に近づけた場合に、作業機の一部が運転室に干渉する
可能性があり、この作業機と本体との干渉を防止する干
渉防止機能を付設したものが採用されている。かかる干
渉防止機能は、運転室の周囲に干渉回避領域を設定して
おき、複数の角度センサからの出力信号に基づいて作業
機の所定部位における位置座標を演算することにより、
作業機の所定部位と干渉回避領域との相対距離を演算
し、作業機の所定部位が干渉回避領域内に侵入したとき
に、運転室の手前側で作業機の動作を自動停止させるも
のである。
新案登録第2500452号公報に記載されているよう
に、オペレータが各操作レバーを操作して作業機を運転
室に近づけた場合に、作業機の一部が運転室に干渉する
可能性があり、この作業機と本体との干渉を防止する干
渉防止機能を付設したものが採用されている。かかる干
渉防止機能は、運転室の周囲に干渉回避領域を設定して
おき、複数の角度センサからの出力信号に基づいて作業
機の所定部位における位置座標を演算することにより、
作業機の所定部位と干渉回避領域との相対距離を演算
し、作業機の所定部位が干渉回避領域内に侵入したとき
に、運転室の手前側で作業機の動作を自動停止させるも
のである。
【0004】また、このような油圧ショベルにおいて、
例えば特開平9−53259号公報に記載されているよ
うに、作業機の任意の位置に制限値を設定し、この制限
値によって規定される境界(水平平面)に対して作業機
の動作範囲を規制するようにした領域制限機能が知られ
ている。かかる領域制限機能は、オペレータが領域制限
設定スイッチ等を用いて任意位置に制限値を設定する
と、複数の角度センサからの出力信号に基づいて作業機
の所定部位における位置座標を演算することにより、作
業機の所定部位と制限値の境界との相対距離を演算し、
この相対距離に応じて作業機の動作速度を制限し、作業
機の一部が制限値の境界を越えないようにするものであ
る。したがって、例えば地中の任意深さに制限値を設定
した場合、掘削作業時に制限値よりも深い位置に設置さ
れた配管などがバケット先端によって損傷されるのを防
止することができ、また、地面から任意高さに制限値を
設定した場合、作業機の上方に設置された電線等が作業
機によって損傷されるのを防止することができる。
例えば特開平9−53259号公報に記載されているよ
うに、作業機の任意の位置に制限値を設定し、この制限
値によって規定される境界(水平平面)に対して作業機
の動作範囲を規制するようにした領域制限機能が知られ
ている。かかる領域制限機能は、オペレータが領域制限
設定スイッチ等を用いて任意位置に制限値を設定する
と、複数の角度センサからの出力信号に基づいて作業機
の所定部位における位置座標を演算することにより、作
業機の所定部位と制限値の境界との相対距離を演算し、
この相対距離に応じて作業機の動作速度を制限し、作業
機の一部が制限値の境界を越えないようにするものであ
る。したがって、例えば地中の任意深さに制限値を設定
した場合、掘削作業時に制限値よりも深い位置に設置さ
れた配管などがバケット先端によって損傷されるのを防
止することができ、また、地面から任意高さに制限値を
設定した場合、作業機の上方に設置された電線等が作業
機によって損傷されるのを防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した干
渉防止機能による作業機の制御と領域制限機能による作
業機の制御とは別々に行われるため、予め運転室の周囲
に設定された干渉回避領域に対して制限値の境界が重な
らない位置に設定された場合は、作業機の動作速度を干
渉回避領域または制限値の境界までの距離に応じて制御
することができる。しかしながら、作業現場の地形等に
より制限値の境界が干渉回避領域と重なる位置に設定さ
れた場合、例えば高さ制限の境界が干渉回避領域の上部
と重なる位置に設定されたり、深さ制限の境界が干渉回
避領域の下部と重なる位置に設定された場合、これら制
限値の境界と干渉回避領域とが重なる部分において、作
業機を適切に制御することができなくなるという問題が
あった。
渉防止機能による作業機の制御と領域制限機能による作
業機の制御とは別々に行われるため、予め運転室の周囲
に設定された干渉回避領域に対して制限値の境界が重な
らない位置に設定された場合は、作業機の動作速度を干
渉回避領域または制限値の境界までの距離に応じて制御
することができる。しかしながら、作業現場の地形等に
より制限値の境界が干渉回避領域と重なる位置に設定さ
れた場合、例えば高さ制限の境界が干渉回避領域の上部
と重なる位置に設定されたり、深さ制限の境界が干渉回
避領域の下部と重なる位置に設定された場合、これら制
限値の境界と干渉回避領域とが重なる部分において、作
業機を適切に制御することができなくなるという問題が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、作業機が制限
値の境界と干渉回避領域との重なる部分に近づいたとき
に、干渉防止制御手段と領域制限制御手段とでそれぞれ
演算された制御信号のうち、作業機の動作速度が遅くな
る方の制御信号を選択して制御するか、あるいは、干渉
防止制御を領域制限制御に優先させて作業機の動作速度
を制御することとする。このように構成すると、作業機
が制限値の境界と干渉回避領域との重なり部分に近づい
たときでも、作業機の動作速度を適切に制御して運転室
との干渉を確実に回避することができるため、制限値の
境界や干渉回避領域の設定可能範囲を広げることができ
る。
値の境界と干渉回避領域との重なる部分に近づいたとき
に、干渉防止制御手段と領域制限制御手段とでそれぞれ
演算された制御信号のうち、作業機の動作速度が遅くな
る方の制御信号を選択して制御するか、あるいは、干渉
防止制御を領域制限制御に優先させて作業機の動作速度
を制御することとする。このように構成すると、作業機
が制限値の境界と干渉回避領域との重なり部分に近づい
たときでも、作業機の動作速度を適切に制御して運転室
との干渉を確実に回避することができるため、制限値の
境界や干渉回避領域の設定可能範囲を広げることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による建設機械の作業機制
御装置では、運転室を有する本体と、この本体に回動可
能に連結された複数の関節形可動部材からなる作業機
と、前記複数の可動部材をそれぞれ駆動する複数の油圧
アクチュエータと、前記複数の可動部材の動作を指示す
る複数の操作手段と、これら複数の操作手段の操作信号
に応じて駆動され、前記複数のアクチュエータに供給さ
れる圧油の流量を制御する複数の油圧制御弁と、前記操
作手段の操作信号を減じる信号減速手段と、前記複数の
可動部材の相対角度を検出する角度検出器と、この角度
検出器の出力信号に基づいて前記作業機の任意部位にお
ける位置を演算する姿勢演算手段と、前記フロント装置
の動作範囲を制限するための境界を設定可能な制限領域
設定手段と、前記本体の周囲に設定された干渉回避領域
を記憶し、前記作業機がこの干渉回避領域内に侵入した
ときに、前記信号減速手段に第1の制御信号を出力して
該作業機の動作速度を制御する干渉防止制御手段と、前
記作業機が前記領域制限設定手段によって設定された前
記境界に近づいたときに、前記信号減速手段に第2の制
御信号を出力して該作業機の動作速度を制御する領域制
限制御手段と、前記作業機が前記干渉回避領域内に侵入
し且つ前記境界に近づいたときに、前記第1の制御信号
と前記第2の制御信号とを比較し、前記作業機の動作速
度が遅くなる方の制御信号を選択して前記信号減速手段
に出力する信号比較手段とを備えた構成にした。
御装置では、運転室を有する本体と、この本体に回動可
能に連結された複数の関節形可動部材からなる作業機
と、前記複数の可動部材をそれぞれ駆動する複数の油圧
アクチュエータと、前記複数の可動部材の動作を指示す
る複数の操作手段と、これら複数の操作手段の操作信号
に応じて駆動され、前記複数のアクチュエータに供給さ
れる圧油の流量を制御する複数の油圧制御弁と、前記操
作手段の操作信号を減じる信号減速手段と、前記複数の
可動部材の相対角度を検出する角度検出器と、この角度
検出器の出力信号に基づいて前記作業機の任意部位にお
ける位置を演算する姿勢演算手段と、前記フロント装置
の動作範囲を制限するための境界を設定可能な制限領域
設定手段と、前記本体の周囲に設定された干渉回避領域
を記憶し、前記作業機がこの干渉回避領域内に侵入した
ときに、前記信号減速手段に第1の制御信号を出力して
該作業機の動作速度を制御する干渉防止制御手段と、前
記作業機が前記領域制限設定手段によって設定された前
記境界に近づいたときに、前記信号減速手段に第2の制
御信号を出力して該作業機の動作速度を制御する領域制
限制御手段と、前記作業機が前記干渉回避領域内に侵入
し且つ前記境界に近づいたときに、前記第1の制御信号
と前記第2の制御信号とを比較し、前記作業機の動作速
度が遅くなる方の制御信号を選択して前記信号減速手段
に出力する信号比較手段とを備えた構成にした。
【0008】このように構成すると、作業機が制限値の
境界と干渉回避領域との重なり部分に近づいたときに、
干渉防止制御手段で演算された第1の制御信号と領域制
限制御手段で演算された第2の制御信号のうち、作業機
の動作速度が遅くなる方の制御信号を選択して信号減速
手段に出力するため、制限値の境界と干渉回避領域に対
してそれぞれ作業機の動作速度を最適に制御することが
でき、作業機が運転室に最も近づいた位置で第1の制御
信号を選択して作業機を停止させることができる。
境界と干渉回避領域との重なり部分に近づいたときに、
干渉防止制御手段で演算された第1の制御信号と領域制
限制御手段で演算された第2の制御信号のうち、作業機
の動作速度が遅くなる方の制御信号を選択して信号減速
手段に出力するため、制限値の境界と干渉回避領域に対
してそれぞれ作業機の動作速度を最適に制御することが
でき、作業機が運転室に最も近づいた位置で第1の制御
信号を選択して作業機を停止させることができる。
【0009】また、本発明による建設機械の作業機制御
装置では、運転室を有する本体と、この本体に回動可能
に連結された複数の関節形可動部材からなる作業機と、
前記複数の可動部材をそれぞれ駆動する複数の油圧アク
チュエータと、前記複数の可動部材の動作を指示する複
数の操作手段と、これら複数の操作手段の操作信号に応
じて駆動され、前記複数のアクチュエータに供給される
圧油の流量を制御する複数の油圧制御弁と、前記操作手
段の操作信号を減じる信号減速手段と、前記複数の可動
部材の相対角度を検出する角度検出器と、この角度検出
器の出力信号に基づいて前記作業機の任意部位における
位置を演算する姿勢演算手段と、前記フロント装置の動
作範囲を制限するための境界を設定可能な制限領域設定
手段と、前記本体の周囲に設定された干渉回避領域を記
憶し、前記作業機がこの干渉回避領域内に侵入したとき
に、前記信号減速手段に第1の制御信号を出力して該作
業機の動作速度を制御する干渉防止制御手段と、前記作
業機が前記領域制限設定手段によって設定された前記境
界に近づいたときに、前記信号減速手段に第2の制御信
号を出力して該作業機の動作速度を制御する領域制限制
御手段とを備え、前記作業機が前記干渉回避領域内に侵
入したときに、前記第2の制御信号を無効とし、前記第
1の制御信号のみで前記作業機の動作速度を制御するよ
うに構成した。
装置では、運転室を有する本体と、この本体に回動可能
に連結された複数の関節形可動部材からなる作業機と、
前記複数の可動部材をそれぞれ駆動する複数の油圧アク
チュエータと、前記複数の可動部材の動作を指示する複
数の操作手段と、これら複数の操作手段の操作信号に応
じて駆動され、前記複数のアクチュエータに供給される
圧油の流量を制御する複数の油圧制御弁と、前記操作手
段の操作信号を減じる信号減速手段と、前記複数の可動
部材の相対角度を検出する角度検出器と、この角度検出
器の出力信号に基づいて前記作業機の任意部位における
位置を演算する姿勢演算手段と、前記フロント装置の動
作範囲を制限するための境界を設定可能な制限領域設定
手段と、前記本体の周囲に設定された干渉回避領域を記
憶し、前記作業機がこの干渉回避領域内に侵入したとき
に、前記信号減速手段に第1の制御信号を出力して該作
業機の動作速度を制御する干渉防止制御手段と、前記作
業機が前記領域制限設定手段によって設定された前記境
界に近づいたときに、前記信号減速手段に第2の制御信
号を出力して該作業機の動作速度を制御する領域制限制
御手段とを備え、前記作業機が前記干渉回避領域内に侵
入したときに、前記第2の制御信号を無効とし、前記第
1の制御信号のみで前記作業機の動作速度を制御するよ
うに構成した。
【0010】このように構成すると、作業機が制限値の
境界と干渉回避領域との重なり部分に近づいたときに、
領域制限制御手段で演算された第2の制御信号を無効と
し、干渉防止制御手段で演算された第1の制御信号を用
いて作業機の動作速度を制御するため、制限値の境界と
干渉回避領域に対してそれぞれ作業機の動作速度を最適
に制御することができ、作業機が運転室と干渉すること
を確実に回避することができる。
境界と干渉回避領域との重なり部分に近づいたときに、
領域制限制御手段で演算された第2の制御信号を無効と
し、干渉防止制御手段で演算された第1の制御信号を用
いて作業機の動作速度を制御するため、制限値の境界と
干渉回避領域に対してそれぞれ作業機の動作速度を最適
に制御することができ、作業機が運転室と干渉すること
を確実に回避することができる。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明が適用される油圧ショベルの側面図、図2
は該油圧ショベルの平面図、図3は該油圧ショベルに備
えられる油圧駆動装置の回路図、図4は第1実施例に係
る制御装置のブロック図、図5は干渉回避領域と制限値
の境界を示す説明図である。
図1は本発明が適用される油圧ショベルの側面図、図2
は該油圧ショベルの平面図、図3は該油圧ショベルに備
えられる油圧駆動装置の回路図、図4は第1実施例に係
る制御装置のブロック図、図5は干渉回避領域と制限値
の境界を示す説明図である。
【0012】図1と図2において、1fは左走行モータ
3fおよび右走行モータ3gによって駆動する走行体、
1eは運転室3hを有し走行体1fの上部に配置され、
旋回モータ3eによって駆動される旋回体であり、これ
ら走行体1fおよび旋回体1eにより油圧ショベルの本
体1Bが構成されている。1aは運転室3hの右側の旋
回体1eに連結され上下方向に回動可能なロアブーム、
1dはロアブーム1aの先端に装着され左右方向に回動
可能なアッパブーム、1bはアッパブーム1dの先端に
装着され上下方向に回動可能なアーム、1cはアーム1
bの先端に装着され上下方向に回動可能なバケットであ
り、両ブーム1a,1dとアーム1bおよびバケット1
cはそれぞれ関節形可動部材であり、これら複数の可動
部材により作業機1Aが構成されている。3aはロアブ
ーム1aを駆動するブームシリンダ、3bはアーム1b
を駆動するアームシリンダ、3cはバケット1cを駆動
するバケットシリンダ、3dはアッパブーム1dを駆動
するオフセットシリンダであり、このオフセットシリン
ダ3dによりアーム1bとバケット1cをロアブーム1
aに対して横方向に平行移動する。6aはロアブーム1
aの支点部に設けられたブーム角度センサであり、旋回
体1eとロアブーム1aとの相対角度を検出する。6b
はアーム1bの支点部に設けられたアーム角度センサで
あり、アッパブーム1dとアーム1bとの相対角度を検
出する。6cはアッパブーム1dの支点部に設けられた
オフセット角度センサであり、ロアブーム1aとアッパ
ブーム1dとの相対角度を検出する。
3fおよび右走行モータ3gによって駆動する走行体、
1eは運転室3hを有し走行体1fの上部に配置され、
旋回モータ3eによって駆動される旋回体であり、これ
ら走行体1fおよび旋回体1eにより油圧ショベルの本
体1Bが構成されている。1aは運転室3hの右側の旋
回体1eに連結され上下方向に回動可能なロアブーム、
1dはロアブーム1aの先端に装着され左右方向に回動
可能なアッパブーム、1bはアッパブーム1dの先端に
装着され上下方向に回動可能なアーム、1cはアーム1
bの先端に装着され上下方向に回動可能なバケットであ
り、両ブーム1a,1dとアーム1bおよびバケット1
cはそれぞれ関節形可動部材であり、これら複数の可動
部材により作業機1Aが構成されている。3aはロアブ
ーム1aを駆動するブームシリンダ、3bはアーム1b
を駆動するアームシリンダ、3cはバケット1cを駆動
するバケットシリンダ、3dはアッパブーム1dを駆動
するオフセットシリンダであり、このオフセットシリン
ダ3dによりアーム1bとバケット1cをロアブーム1
aに対して横方向に平行移動する。6aはロアブーム1
aの支点部に設けられたブーム角度センサであり、旋回
体1eとロアブーム1aとの相対角度を検出する。6b
はアーム1bの支点部に設けられたアーム角度センサで
あり、アッパブーム1dとアーム1bとの相対角度を検
出する。6cはアッパブーム1dの支点部に設けられた
オフセット角度センサであり、ロアブーム1aとアッパ
ブーム1dとの相対角度を検出する。
【0013】図3において、2は油圧ポンプ、8はパイ
ロットポンプ、9aはブーム用操作装置、9bはアーム
用操作装置、9cはバケット用操作装置、9dはオフセ
ット用操作装置であり、これらの操作装置9a〜9dは
運転室3h内に配置され、操作装置9a〜9dにより各
シリンダ3a〜3dの作動を指令する。10aはブーム
用流量制御弁、10bはアーム用流量制御弁、10cは
バケット用流量制御弁、10dはオフセット用流量制御
弁である。ブーム用操作装置9aとブーム用流量制御弁
10aの油圧駆動部50a,50bとはそれぞれパイロ
ット配管40a,40bで接続されており、オペレータ
がブーム用操作装置9aを操作することにより、パイロ
ット配管40a,40bのいずれか一方を介してブーム
用流量制御弁10aの油圧駆動部50a,50bのいず
れか一方にパイロット油が供給され、ブームシリンダ3
aが制御される。同様に、アーム用操作装置9bとアー
ム用流量制御弁10bの油圧駆動部51a,51bとは
それぞれパイロット配管41a,41bで接続され、バ
ケット用操作装置9cとバケット用流量制御弁10cの
油圧駆動部52a,52bとはそれぞれパイロット配管
42a,42bで接続され、オフセット用操作装置9d
とオフセット用流量制御弁10dの油圧駆動部53a,
53bとはそれぞれパイロット配管43a,43bで接
続されており、オペレータがアーム用操作装置9bとバ
ケット用操作装置9cおよびオフセット用操作装置9d
をそれぞれ操作することにより、流量制御弁10b,1
0c,10dにパイロット油が供給され、その結果、各
シリンダ3b,3c,3dがそれぞれ制御される。
ロットポンプ、9aはブーム用操作装置、9bはアーム
用操作装置、9cはバケット用操作装置、9dはオフセ
ット用操作装置であり、これらの操作装置9a〜9dは
運転室3h内に配置され、操作装置9a〜9dにより各
シリンダ3a〜3dの作動を指令する。10aはブーム
用流量制御弁、10bはアーム用流量制御弁、10cは
バケット用流量制御弁、10dはオフセット用流量制御
弁である。ブーム用操作装置9aとブーム用流量制御弁
10aの油圧駆動部50a,50bとはそれぞれパイロ
ット配管40a,40bで接続されており、オペレータ
がブーム用操作装置9aを操作することにより、パイロ
ット配管40a,40bのいずれか一方を介してブーム
用流量制御弁10aの油圧駆動部50a,50bのいず
れか一方にパイロット油が供給され、ブームシリンダ3
aが制御される。同様に、アーム用操作装置9bとアー
ム用流量制御弁10bの油圧駆動部51a,51bとは
それぞれパイロット配管41a,41bで接続され、バ
ケット用操作装置9cとバケット用流量制御弁10cの
油圧駆動部52a,52bとはそれぞれパイロット配管
42a,42bで接続され、オフセット用操作装置9d
とオフセット用流量制御弁10dの油圧駆動部53a,
53bとはそれぞれパイロット配管43a,43bで接
続されており、オペレータがアーム用操作装置9bとバ
ケット用操作装置9cおよびオフセット用操作装置9d
をそれぞれ操作することにより、流量制御弁10b,1
0c,10dにパイロット油が供給され、その結果、各
シリンダ3b,3c,3dがそれぞれ制御される。
【0014】また、前述したブーム用パイロット配管4
0a,40bにはそれぞれ電磁比例弁11a,11bが
設けられ、同様に、アーム用パイロット配管41a,4
1bにはそれぞれ電磁比例弁12a,12bが設けら
れ、オフセット用パイロット配管43bには電磁比例弁
13が設けられている。さらに、ブーム用パイロット配
管40a,40bにはそれぞれの圧力を検出する圧力セ
ンサ60a,60bが設けられ、アーム用パイロット配
管41a,41bには各パイロット油の圧力を検出する
圧力センサ61a,61bが設けられている。7は制御
装置であり、この制御装置7は各角度センサ6a,6
b,6cと各圧力センサ60a,60b,61a,61
bおよび制限領域設定スイッチ14からの信号を入力
し、各電磁比例弁11a,11b,12a,12b,1
3ヘ所定の制御信号を出力する。この第1実施例では、
各電磁比例弁11a,11b,12a,12b,13は
通常全開状態にあり、制御装置7から出力される電流信
号が増加するにつれ絞り量が大きくなる。
0a,40bにはそれぞれ電磁比例弁11a,11bが
設けられ、同様に、アーム用パイロット配管41a,4
1bにはそれぞれ電磁比例弁12a,12bが設けら
れ、オフセット用パイロット配管43bには電磁比例弁
13が設けられている。さらに、ブーム用パイロット配
管40a,40bにはそれぞれの圧力を検出する圧力セ
ンサ60a,60bが設けられ、アーム用パイロット配
管41a,41bには各パイロット油の圧力を検出する
圧力センサ61a,61bが設けられている。7は制御
装置であり、この制御装置7は各角度センサ6a,6
b,6cと各圧力センサ60a,60b,61a,61
bおよび制限領域設定スイッチ14からの信号を入力
し、各電磁比例弁11a,11b,12a,12b,1
3ヘ所定の制御信号を出力する。この第1実施例では、
各電磁比例弁11a,11b,12a,12b,13は
通常全開状態にあり、制御装置7から出力される電流信
号が増加するにつれ絞り量が大きくなる。
【0015】図4に示すように、この制御装置7は、各
種寸法記憶部7a、姿勢演算部7b、干渉防止制御部7
c、領域制限制御部7d、比較部7e、バルブ指令演算
部7fとから構成されている。各種寸法記憶部7aには
作業機1Aの所定部位を演算するのに必要な各種寸法が
記憶されており、姿勢演算部7bでは、各種寸法記憶部
7aに記憶された寸法と各角度センサ6a,6b,6c
からの検出信号に基づいて、作業機1Aの所定部位にお
ける位置座標を演算する。本実施例の場合、アーム1b
先端位置の座標を演算するようにしているが、それ以外
の例えばバケット1c先端位置の座標を演算するように
しても良い。
種寸法記憶部7a、姿勢演算部7b、干渉防止制御部7
c、領域制限制御部7d、比較部7e、バルブ指令演算
部7fとから構成されている。各種寸法記憶部7aには
作業機1Aの所定部位を演算するのに必要な各種寸法が
記憶されており、姿勢演算部7bでは、各種寸法記憶部
7aに記憶された寸法と各角度センサ6a,6b,6c
からの検出信号に基づいて、作業機1Aの所定部位にお
ける位置座標を演算する。本実施例の場合、アーム1b
先端位置の座標を演算するようにしているが、それ以外
の例えばバケット1c先端位置の座標を演算するように
しても良い。
【0016】干渉防止制御部7cには運転室3hを含む
旋回体1eの周囲に予め設定された干渉回避領域35が
記憶されており、この干渉防止制御部7cでは、姿勢演
算部7bで求められたアーム1b先端位置と干渉回避領
域35との相対距離を演算して作業機1Aの一部が干渉
回避領域35内に侵入しているか否かを判断する。そし
て、作業機1Aの一部が干渉回避領域35内に侵入して
いると判断した場合、作業機1Aと干渉回避領域35と
の相対距離に応じ、作業機1Aの動作速度が遅くなるよ
うに制御信号を比較部7eに出力する。この場合、運転
室3hに近いほど動作速度を遅くし、ある所定距離内に
なった場合には停止させる制御信号を出力する。
旋回体1eの周囲に予め設定された干渉回避領域35が
記憶されており、この干渉防止制御部7cでは、姿勢演
算部7bで求められたアーム1b先端位置と干渉回避領
域35との相対距離を演算して作業機1Aの一部が干渉
回避領域35内に侵入しているか否かを判断する。そし
て、作業機1Aの一部が干渉回避領域35内に侵入して
いると判断した場合、作業機1Aと干渉回避領域35と
の相対距離に応じ、作業機1Aの動作速度が遅くなるよ
うに制御信号を比較部7eに出力する。この場合、運転
室3hに近いほど動作速度を遅くし、ある所定距離内に
なった場合には停止させる制御信号を出力する。
【0017】領域制限制御部7dでは、制限領域設定ス
イッチ14からの指示信号に基づいて、作業機1Aの上
下方向における任意位置に制限値の境界36(図5の破
線参照)を設定し、これを内部のRAMに記憶させる。
本実施例の場合、作業機1Aを所定の姿勢にした状態で
オペレータが制限領域設定スイッチ14を操作すると、
現在ある作業機1Aの任意位置が制限値の境界36とし
て記憶されるようになっているが、制限領域設定スイッ
チ14の代わりにテンキーなどの入力装置を用いて作業
機1Aの絶対位置から制限値の境界36を設定するよう
にしても良い。また、領域制限制御部7dでは、制限領
域設定スイッチ14で設定された制限値の境界36と姿
勢演算部7bで求められたアーム1b先端位置との相対
距離を演算し、その演算結果と各圧力センサ60a,6
0b,61a,61bからの検出信号に基づいて、作業
機1Aと境界36との相対距離に応じた制御信号を比較
部7eに出力する。この場合にも、相対距離が近ければ
近いほど、アーム1bやロアブーム1aの境界36に近
づく方向への動作速度を遅くする制御信号を出力するよ
うになっている。
イッチ14からの指示信号に基づいて、作業機1Aの上
下方向における任意位置に制限値の境界36(図5の破
線参照)を設定し、これを内部のRAMに記憶させる。
本実施例の場合、作業機1Aを所定の姿勢にした状態で
オペレータが制限領域設定スイッチ14を操作すると、
現在ある作業機1Aの任意位置が制限値の境界36とし
て記憶されるようになっているが、制限領域設定スイッ
チ14の代わりにテンキーなどの入力装置を用いて作業
機1Aの絶対位置から制限値の境界36を設定するよう
にしても良い。また、領域制限制御部7dでは、制限領
域設定スイッチ14で設定された制限値の境界36と姿
勢演算部7bで求められたアーム1b先端位置との相対
距離を演算し、その演算結果と各圧力センサ60a,6
0b,61a,61bからの検出信号に基づいて、作業
機1Aと境界36との相対距離に応じた制御信号を比較
部7eに出力する。この場合にも、相対距離が近ければ
近いほど、アーム1bやロアブーム1aの境界36に近
づく方向への動作速度を遅くする制御信号を出力するよ
うになっている。
【0018】比較部7eでは、干渉防止制御部7cと領
域制限制御部7dから出力されるそれぞれの制御信号の
大きさを比較し、値が大きい方の制御信号を選択してこ
れをバルブ指令演算部7fに出力する。バルブ指令演算
部7fではこの制御信号に基づいて各電磁比例弁11
a,11b,12a,12b,13への出力値を演算
し、各電磁比例弁11a,11b,12a,12b,1
3の開閉動作を制御する。
域制限制御部7dから出力されるそれぞれの制御信号の
大きさを比較し、値が大きい方の制御信号を選択してこ
れをバルブ指令演算部7fに出力する。バルブ指令演算
部7fではこの制御信号に基づいて各電磁比例弁11
a,11b,12a,12b,13への出力値を演算
し、各電磁比例弁11a,11b,12a,12b,1
3の開閉動作を制御する。
【0019】例えば、干渉防止制御部7cで作業機1A
が干渉回避領域35内に侵入していないと判断された場
合、すなわち作業機1Aが旋回体1eと干渉することが
ない場合、干渉防止制御部7cは比較部7eに最小のレ
ベル0の制御信号を出力するため、比較部7eは領域制
限制御部7dから出力される制御信号を選択して各電磁
比例弁11a,11b,12a,12b,13の開閉動
作を制御する。この場合、領域制限制御部7dは、作業
機1Aと制限値の境界36との相対距離に応じて、各操
作装置9a,9b,9dからの操作信号による作業機1
Aの動作速度を減速させる制御信号を出力し、作業機1
Aが境界36を越えて動作しないように制御する。
が干渉回避領域35内に侵入していないと判断された場
合、すなわち作業機1Aが旋回体1eと干渉することが
ない場合、干渉防止制御部7cは比較部7eに最小のレ
ベル0の制御信号を出力するため、比較部7eは領域制
限制御部7dから出力される制御信号を選択して各電磁
比例弁11a,11b,12a,12b,13の開閉動
作を制御する。この場合、領域制限制御部7dは、作業
機1Aと制限値の境界36との相対距離に応じて、各操
作装置9a,9b,9dからの操作信号による作業機1
Aの動作速度を減速させる制御信号を出力し、作業機1
Aが境界36を越えて動作しないように制御する。
【0020】一方、干渉防止制御部7cで作業機1Aが
干渉回避領域35内に侵入したと判断された場合、干渉
防止制御部7cはその侵入度合に応じてレベルが大きく
なる制御信号を比較部7eに出力する。ここで、作業機
1Aが制限値の境界36から離れている場合、すなわち
作業機1Aの動作が境界36に対して制限されない場
合、領域制限制御部7dは比較部7eに最小のレベル0
の制御信号を出力するため、比較部7eは干渉防止制御
部7cから出力される制御信号を選択して各電磁比例弁
11a,11b,12a,12b,13の開閉動作を制
御する。その際、作業機1Aが干渉回避領域35内に侵
入すると、干渉防止制御部7cは比較部7eにまず最小
レベルよりも幾分大きい制御信号を出力し、作業機1A
が旋回体1eへ近づく方向への動作速度を減速させるよ
うに制御される。そして、作業機1Aがさらに旋回体1
eに近づき、所定の距離よりも接近したときには、干渉
防止制御部7cは比較部7eに最大の制御信号を出力
し、各電磁比例弁11a,11b,12a,12b,1
3が全閉状態となるため、各操作装置9a,9b,9d
の操作に拘らず流量制御弁10a,10b,10dにパ
イロット圧が供給されず、作業機1Aを旋回体1eの手
前で自動停止するように制御する。
干渉回避領域35内に侵入したと判断された場合、干渉
防止制御部7cはその侵入度合に応じてレベルが大きく
なる制御信号を比較部7eに出力する。ここで、作業機
1Aが制限値の境界36から離れている場合、すなわち
作業機1Aの動作が境界36に対して制限されない場
合、領域制限制御部7dは比較部7eに最小のレベル0
の制御信号を出力するため、比較部7eは干渉防止制御
部7cから出力される制御信号を選択して各電磁比例弁
11a,11b,12a,12b,13の開閉動作を制
御する。その際、作業機1Aが干渉回避領域35内に侵
入すると、干渉防止制御部7cは比較部7eにまず最小
レベルよりも幾分大きい制御信号を出力し、作業機1A
が旋回体1eへ近づく方向への動作速度を減速させるよ
うに制御される。そして、作業機1Aがさらに旋回体1
eに近づき、所定の距離よりも接近したときには、干渉
防止制御部7cは比較部7eに最大の制御信号を出力
し、各電磁比例弁11a,11b,12a,12b,1
3が全閉状態となるため、各操作装置9a,9b,9d
の操作に拘らず流量制御弁10a,10b,10dにパ
イロット圧が供給されず、作業機1Aを旋回体1eの手
前で自動停止するように制御する。
【0021】また、図5に示すように、作業現場の地形
等により制限値の境界36が干渉回避領域35と重なる
位置に設定され、作業機1Aがこれら境界36と干渉回
避領域35の接する部分に近づいた場合、比較部7eは
干渉防止制御部7cと領域制限制御部7dから出力され
る制御信号のうち大きい方を選択し、この制御信号をバ
ルブ指令演算部7fに出力する。したがって、作業機1
Aが干渉回避領域35内に侵入すると、干渉防止制御部
7cで演算された動作速度と領域制限制御部7dで演算
された動作速度のうち、速度が遅くなる方の制御信号に
基づいて作業機1Aの動作速度が減速される。ただし、
作業機1Aが旋回体1eに至近距離まで近づくと、前述
したように干渉防止制御部7cが比較部7eに最大の制
御信号を出力するため、比較部7eはこの制御信号をバ
ルブ指令演算部7fに出力し、作業機1Aは旋回体1e
の手前で自動停止する。
等により制限値の境界36が干渉回避領域35と重なる
位置に設定され、作業機1Aがこれら境界36と干渉回
避領域35の接する部分に近づいた場合、比較部7eは
干渉防止制御部7cと領域制限制御部7dから出力され
る制御信号のうち大きい方を選択し、この制御信号をバ
ルブ指令演算部7fに出力する。したがって、作業機1
Aが干渉回避領域35内に侵入すると、干渉防止制御部
7cで演算された動作速度と領域制限制御部7dで演算
された動作速度のうち、速度が遅くなる方の制御信号に
基づいて作業機1Aの動作速度が減速される。ただし、
作業機1Aが旋回体1eに至近距離まで近づくと、前述
したように干渉防止制御部7cが比較部7eに最大の制
御信号を出力するため、比較部7eはこの制御信号をバ
ルブ指令演算部7fに出力し、作業機1Aは旋回体1e
の手前で自動停止する。
【0022】このように、上記第1実施例によれば、作
業機1Aが制限値の境界36と干渉回避領域35との重
なり部分に近づいたときに、干渉防止制御部7cで演算
された制御信号と領域制限制御部7dで演算された制御
信号のうち、作業機1Aの動作速度が遅くなる方の制御
信号を選択してバルブ指令演算部7fに出力するため、
制限値の境界36と干渉回避領域35に対してそれぞれ
作業機1Aの動作速度を最適に制御することができ、作
業機1Aを旋回体1eの手前で確実に停止させることが
できる。したがって、図5に示すように掘削制限の境界
36を干渉回避領域35の下部と重なる位置に設定した
り、高さ制限の境界を干渉回避領域35の上部と重なる
位置に設定することが可能となり、干渉回避領域35の
設定可能範囲も広げることができる。
業機1Aが制限値の境界36と干渉回避領域35との重
なり部分に近づいたときに、干渉防止制御部7cで演算
された制御信号と領域制限制御部7dで演算された制御
信号のうち、作業機1Aの動作速度が遅くなる方の制御
信号を選択してバルブ指令演算部7fに出力するため、
制限値の境界36と干渉回避領域35に対してそれぞれ
作業機1Aの動作速度を最適に制御することができ、作
業機1Aを旋回体1eの手前で確実に停止させることが
できる。したがって、図5に示すように掘削制限の境界
36を干渉回避領域35の下部と重なる位置に設定した
り、高さ制限の境界を干渉回避領域35の上部と重なる
位置に設定することが可能となり、干渉回避領域35の
設定可能範囲も広げることができる。
【0023】なお、上記第1実施例において、操作装置
9a〜9dが操作手段を、バルブ指令演算部7fが信号
減速手段を、角度センサ6a,6b,6cが角度検出器
を、姿勢演算部7bが姿勢演算手段を、制限領域設定ス
イッチ14が制限領域設定手段を、干渉防止制御部7c
が干渉防止制御手段を、領域制限制御部7dが領域制限
制御手段を、比較部7eが信号比較手段をそれぞれ構成
する。
9a〜9dが操作手段を、バルブ指令演算部7fが信号
減速手段を、角度センサ6a,6b,6cが角度検出器
を、姿勢演算部7bが姿勢演算手段を、制限領域設定ス
イッチ14が制限領域設定手段を、干渉防止制御部7c
が干渉防止制御手段を、領域制限制御部7dが領域制限
制御手段を、比較部7eが信号比較手段をそれぞれ構成
する。
【0024】図6は第2実施例に係る制御装置のブロッ
ク図であり、図4に対応する部分には同一符号を付して
ある。
ク図であり、図4に対応する部分には同一符号を付して
ある。
【0025】本実施例が前述した第1実施例と相違する
点は、制御装置7が比較部7eの代わりに判定部7gを
有し、この判定部7gにおいて、干渉防止制御部7cで
作業機1Aが干渉回避領域35内に侵入したと判断され
たときに、領域制限制御部7dから出力される制御信号
を無効とし、干渉防止制御部7cから出力される制御信
号をバルブ指令演算部7fに出力するようにしたことに
ある。
点は、制御装置7が比較部7eの代わりに判定部7gを
有し、この判定部7gにおいて、干渉防止制御部7cで
作業機1Aが干渉回避領域35内に侵入したと判断され
たときに、領域制限制御部7dから出力される制御信号
を無効とし、干渉防止制御部7cから出力される制御信
号をバルブ指令演算部7fに出力するようにしたことに
ある。
【0026】このように構成された第2実施例では、作
業機1Aが制限値の境界36と干渉回避領域35との重
なり部分に近づいたときに、干渉防止制御部7cで演算
された制御信号と領域制限制御部7dで演算された制御
信号のうち、領域制限制御部7dで演算された制御信号
が無効とされ、干渉防止制御部7cで演算された制御信
号が優先的にバルブ指令演算部7fに出力される。した
がって、前述した第1実施例と同様に、制限値の境界3
6と干渉回避領域35に対してそれぞれ作業機1Aの動
作速度を最適に制御して、作業機1Aを旋回体1eの手
前で確実に停止させることができ、制限値の境界36や
干渉回避領域35の設定可能範囲を広げることができ
る。
業機1Aが制限値の境界36と干渉回避領域35との重
なり部分に近づいたときに、干渉防止制御部7cで演算
された制御信号と領域制限制御部7dで演算された制御
信号のうち、領域制限制御部7dで演算された制御信号
が無効とされ、干渉防止制御部7cで演算された制御信
号が優先的にバルブ指令演算部7fに出力される。した
がって、前述した第1実施例と同様に、制限値の境界3
6と干渉回避領域35に対してそれぞれ作業機1Aの動
作速度を最適に制御して、作業機1Aを旋回体1eの手
前で確実に停止させることができ、制限値の境界36や
干渉回避領域35の設定可能範囲を広げることができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】作業機が制限値の境界と干渉回避領域との
重なる部分に近づいたときに、干渉防止制御手段と領域
制限制御手段とでそれぞれ演算された制御信号のうち、
作業機の動作速度が遅くなる方の制御信号を選択して制
御するか、あるいは、干渉防止制御を領域制限制御に優
先させて作業機の動作速度を制御するようにしたため、
作業機が制限値の境界と干渉回避領域との重なり部分に
近づいたときでも、作業機の動作速度を適切に制御して
運転室との干渉を確実に回避することができ、制限値の
境界や干渉回避領域の設定可能範囲を広げることができ
る。
重なる部分に近づいたときに、干渉防止制御手段と領域
制限制御手段とでそれぞれ演算された制御信号のうち、
作業機の動作速度が遅くなる方の制御信号を選択して制
御するか、あるいは、干渉防止制御を領域制限制御に優
先させて作業機の動作速度を制御するようにしたため、
作業機が制限値の境界と干渉回避領域との重なり部分に
近づいたときでも、作業機の動作速度を適切に制御して
運転室との干渉を確実に回避することができ、制限値の
境界や干渉回避領域の設定可能範囲を広げることができ
る。
【図1】本発明が適用される油圧ショベルの側面図であ
る。
る。
【図2】該油圧ショベルの平面図である。
【図3】該油圧ショベルに備えられる油圧駆動装置の回
路図である。
路図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る制御装置のブロック
図である。
図である。
【図5】干渉回避領域と制限値の境界を示す説明図であ
る。
る。
【図6】本発明の第2実施例に係る制御装置のブロック
図である。
図である。
1a ロアブーム 1b アーム 1c バケット 1e 旋回体 1f 走行体 1A 作業機 1B 本体 2 油圧ポンプ 3h 運転室 3a,3b,3c,3d シリンダ 6a,6b,6c 角度センサ 7 制御装置 7a 各種寸法記憶部 7b 姿勢演算部 7c 干渉防止制御部 7d 領域制限制御部 7e 比較部 7f バルブ指令演算部 7g 判定部 8 パイロットポンプ 9a,9b,9c,9d 操作装置 10a,10b,10c,10d 流量制御弁 11a,11b,12a,12b,13 電磁比例弁 14 制限領域設定スイッチ 60a,60b,61a,61b 圧力センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶田 勇輔 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 西田 利明 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB03 BA07 BB11 DA03 DA04 DB02 DB04 2D015 GA02 GA03 GB04
Claims (2)
- 【請求項1】 運転室を有する本体と、 この本体に回動可能に連結された複数の関節形可動部材
からなる作業機と、 前記複数の可動部材をそれぞれ駆動する複数の油圧アク
チュエータと、 前記複数の可動部材の動作を指示する複数の操作手段
と、 これら複数の操作手段の操作信号に応じて駆動され、前
記複数のアクチュエータに供給される圧油の流量を制御
する複数の油圧制御弁と、 前記操作手段の操作信号を減じる信号減速手段と、 前記複数の可動部材の相対角度を検出する角度検出器
と、 この角度検出器の出力信号に基づいて前記作業機の任意
部位における位置を演算する姿勢演算手段と、 前記フロント装置の動作範囲を制限するための境界を設
定可能な制限領域設定手段と、 前記本体の周囲に設定された干渉回避領域を記憶し、前
記作業機がこの干渉回避領域内に侵入したときに、前記
信号減速手段に第1の制御信号を出力して該作業機の動
作速度を制御する干渉防止制御手段と、 前記作業機が前記領域制限設定手段によって設定された
前記境界に近づいたときに、前記信号減速手段に第2の
制御信号を出力して該作業機の動作速度を制御する領域
制限制御手段と、 前記作業機が前記干渉回避領域内に侵入し且つ前記境界
に近づいたときに、前記第1の制御信号と前記第2の制
御信号とを比較し、前記作業機の動作速度が遅くなる方
の制御信号を選択して前記信号減速手段に出力する信号
比較手段と、 を備えてなる建設機械の作業機制御装置。 - 【請求項2】 運転室を有する本体と、 この本体に回動可能に連結された複数の関節形可動部材
からなる作業機と、 前記複数の可動部材をそれぞれ駆動する複数の油圧アク
チュエータと、 前記複数の可動部材の動作を指示する複数の操作手段
と、 これら複数の操作手段の操作信号に応じて駆動され、前
記複数のアクチュエータに供給される圧油の流量を制御
する複数の油圧制御弁と、 前記操作手段の操作信号を減じる信号減速手段と、 前記複数の可動部材の相対角度を検出する角度検出器
と、 この角度検出器の出力信号に基づいて前記作業機の任意
部位における位置を演算する姿勢演算手段と、 前記フロント装置の動作範囲を制限するための境界を設
定可能な制限領域設定手段と、 前記本体の周囲に設定された干渉回避領域を記憶し、前
記作業機がこの干渉回避領域内に侵入したときに、前記
信号減速手段に第1の制御信号を出力して該作業機の動
作速度を制御する干渉防止制御手段と、 前記作業機が前記領域制限設定手段によって設定された
前記境界に近づいたときに、前記信号減速手段に第2の
制御信号を出力して該作業機の動作速度を制御する領域
制限制御手段とを備え、 前記作業機が前記干渉回避領域内に侵入したときに、前
記第2の制御信号を無効とし、前記第1の制御信号のみ
で前記作業機の動作速度を制御するようにしたことを特
徴とする建設機械の作業機制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11164344A JP2000352076A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 建設機械の作業機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11164344A JP2000352076A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 建設機械の作業機制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000352076A true JP2000352076A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15791395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11164344A Pending JP2000352076A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 建設機械の作業機制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000352076A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011028729A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-02-10 | Takenaka Komuten Co Ltd | 接触防止システム、建設機械およびプログラム |
| JP2018003284A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
| JP2018003285A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
| JP2020067111A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | ヤンマー株式会社 | 建設機械及び建設機械の制御システム |
| US20220010521A1 (en) * | 2019-03-28 | 2022-01-13 | Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd. | Shovel and construction system |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09256405A (ja) * | 1996-03-21 | 1997-09-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の干渉防止装置 |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP11164344A patent/JP2000352076A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09256405A (ja) * | 1996-03-21 | 1997-09-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の干渉防止装置 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011028729A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-02-10 | Takenaka Komuten Co Ltd | 接触防止システム、建設機械およびプログラム |
| JP2018003284A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
| JP2018003285A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
| JP2020067111A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | ヤンマー株式会社 | 建設機械及び建設機械の制御システム |
| JP7123735B2 (ja) | 2018-10-23 | 2022-08-23 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | 建設機械及び建設機械の制御システム |
| US20220010521A1 (en) * | 2019-03-28 | 2022-01-13 | Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd. | Shovel and construction system |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3759961B2 (ja) | 2ピースブーム式油圧ショベルの干渉防止装置 | |
| JP3679848B2 (ja) | 建設機械の作業範囲制限制御装置 | |
| JPH08333768A (ja) | 建設機械の領域制限掘削制御装置 | |
| JPH0971965A (ja) | 建設作業機の作業範囲制限装置 | |
| JP3287420B2 (ja) | 作業深さ制限装置 | |
| JP2000352076A (ja) | 建設機械の作業機制御装置 | |
| JP3310783B2 (ja) | 作業機の干渉防止装置 | |
| JPH03208923A (ja) | 建設機械の作業高さ制限方法 | |
| JP3461407B2 (ja) | 油圧ショベルの運転室干渉防止装置 | |
| JPH084046A (ja) | 作業機の干渉防止装置 | |
| JP3247464B2 (ja) | 油圧ショベルの領域制限掘削制御装置 | |
| JP6029992B2 (ja) | 建設機械の干渉防止装置 | |
| JP3652100B2 (ja) | 建設機械のフロント制御装置 | |
| JP3781920B2 (ja) | 建設機械の領域制限掘削制御装置 | |
| JP3735427B2 (ja) | 自動運転ショベル | |
| JP2870599B2 (ja) | 建設機械の作業機干渉防止装置 | |
| JP2005194825A (ja) | 建設機械における作業機制御装置 | |
| JP2000352078A (ja) | 干渉防止機能付き建設機械 | |
| JPH0820974A (ja) | 建設機械の作業範囲制限装置 | |
| JP3615361B2 (ja) | 建設機械の干渉防止装置 | |
| JP3850604B2 (ja) | 建設機械の作業機制御装置 | |
| JPH07292708A (ja) | 建設機械の作業範囲制限装置 | |
| JP6722627B2 (ja) | 油圧ショベル | |
| JPH09151478A (ja) | 建設機械の干渉防止装置 | |
| JPWO1999016980A1 (ja) | 油圧ショベル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050713 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050719 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051129 |